あにこれのレビューは一方通行で、意見交換するのには向いていませんよね。ここでは、自分の感想を意見交換することを目的とします。最新のアニメに限らず、旧作、マイナーな作品などでも構いません。人それぞれの感想に嘘はありませんので、相手への誹謗中傷は厳禁です。あくまで自分の感想と、そう考えた根拠を語り合う場として利用します。
86-エイティシックス- 最終回まで
12話はどう見ても総集編なので飛ばして視聴。
評価が難しい作品だけど、まず4話くらいかな?レギオンは2年間で活動停止しないから、共和国は滅ぶって話が出てきた辺りから、視聴がとても楽になった。
そこから、12話まで快調なペースで視聴する事が出来たのだが、僕が良く言う4話くらいから劇的に面白くなったのか?と聞かれたら、解らない。
あまりにも救いが無いシナリオな為、光明が射す瞬間が訪れる事を期待して視聴意欲が沸いたという部分が非常に大きい。
そして、結果として光明は射さなかった。強いて言えば10月から2期が開始するというニュースが光明なんだけど、1期という括りで評価する場合、それは関係ない。
こんな理不尽な戦いに投じられたら、カッコよく戦って死ぬよりも、反乱を起こした方が可能性があると思うのは僕だけか?少なくとも暴動が発生すると思う。
また、主人公の女の子の仕事の意味が解らない。最前線と安全な場所という構図を作るのに一工夫足りない気もする。全くやる気のないその他軍人とかも度が過ぎていると感じる。
細かい事を言えば、最初からかなり差別意識の強い状態で差別される側を強制徴兵しても、士気が低すぎて使い物にならない。ある程度祖国に対して思い入れがある状態だと仮定するなら、最終的に豚扱いされるまで差別されてしまう事が不自然に思う。
細かい事と書いたのは、作中ではそこがあまり気にならなかったから。結局、86側が達観してしまっていて、無理矢理戦場に連れてこられるような描写が無いからなんだと思う。
シチュエーションとしては極めて斬新な作品なんだけど、オーソドックスなニュータイプ主人公が大活躍して戦争に勝利するというベタなタイプを何一つ超えなかった。
こういう話を作ってはいけないのではない。作るのだったら史実にするべきだ。それなら誰も文句を言えない。わざわざ頭捻って何で不幸な話を書こうとするのか?意味が解らない。
幼なじみが絶対に負けないラブコメ 最終回まで
タイトルから判断されるイメージとは、僕的にかなり違う作品だったが、それは良いとして、既視感が非常に強いタイプで、キャラが可愛いのに、妙に面白くない。
伝説の子役が高校生になって・・・・ってシチュエーションって、個人的に無難に興味深い内容だとは思えない。何故かと言うと、子供と高校生じゃ全然違うし、子供時代は可愛かったのに、大人になると、可愛くもなければ、カッコよくもないなんてことはざら。
従って、消えた子役、伝説の元子役ってステータスの使い方がシックリ来ない感じがした。そんな過去の人が現在のイケメンアイドルみたいな同級生のステージに乱入してダンスを披露するとか、普通に考えておかしいでしょ。
この作品は、過度に子供でも社会を動かせると考えている匂いがキツイというか、その場その場での行動と結果が、じっくり考えた茶番というか、ご都合の域を全く出ていないと感じる。いいタイミングでテレビ局から依頼が来るとか、CM作成とか撮影なんて結構な金が動くビジネスなのに高校生に予算の半分をかけるとか。
肝心要の女の子たちも、多分最終回でヒロインの一人が語った「おさかの」という概念が全てを表していると感じる。
「おさかの」とは幼馴染みたいな彼女とか、押さえておきたい彼女という意味。この作品は主人公中心に3人のヒロインが全員幼馴染という特徴があるので、結局、3人とも「おさかの」として、付かず離れずって形で収めたって話なんだと思う。
告白したけど、主人公が一人に選べなくて迷っているなら、「今の無しで」みたいな感じで結論を保留するスタイル。
こんな作品だから、女の子達は主人公の事が好きだと丸出しで、アピールしてれば恋は叶うと考えてそうなアホさがあるというか。勝手に終始デレデレしている感じで、ひどく魅力が無いヒロインたち。
昨今だと「異世界魔王」とかハーレム物だけど、ヒロインたちが、自分を選んでくれと主人公に迫ったりしない。それがハーレム物。一人選んだらハーレムが成立しない。
片や三角関係物とかは、告白されたのに結論を出せない主人公なんて優柔不断で済まされるレベルじゃない不誠実さ。ゆえに最後の結論まで告白されないし、告白されたらYESなりNOなりきっちり答えて終わらせる。
本作は何だ?すげぇ可愛い女の子に迫られ、明らかに自分の事が好きだと解るのに結論を出さない事で、この状態をキープする作品。斬新なラブコメだと思う。そして全く面白くないラブコメ。
ラブコメの魅力は主人公が女の子をデレさせる為の納得できる行動と、デレた女の子の可愛さにあると思うけどね。終始一貫してデレている女の子をなびかせておくだけのラブコメってなんだ?こんなのいらんでしょ。
精霊幻想記 4話まで
異世界転生、地球人時代の武道経験を生かして、子供なのに強く、魔法の才能もある。どこにでもある俺TUEE物の体を成しているのだが、この手の作品の中でも序盤の話の持って行き方はトップクラスだと思う。
まず、過度の階級社会で貧民の人権など認められていないような世界で、理不尽な扱いを受けるという取っ掛かりが良い。「盾の勇者の成り上がり」もそうだけど、こういう話にすると視聴者は憤りを共感しやすいし、共感しなくても、理不尽な状況の改善、ストレスの発散を自然と願うから、話の続きが気になる作りになる。
この手の作品で異世界転生者が異世界のイロハを何らかの理由で知っていて、何の迷いもなく「冒険者ギルドに行こう」みたいな事を言い出す作品が多い。この手の作品は冒険者になってから始まるようなもの。つまり、転生してからギルド行くまでなんて、話が始まってないと言える。だから糞つまらない。本作のように最初からシナリオが動き出す方が遥かに上と言える。
次に主人公が強いと言っても、圧倒的に強いわけではなく、きちんと魔法学校みたいなところで修行している所。主人公が強くないと始まらないのだけど、最初から最強の作品はハーレムを作るような話には向いているけど、シナリオを考えた場合、強いから負けるはずがなく、結局単調な話になりがち。
4話まで見てあえて気になる点を言えば、だんだん普通の異世界転生物みたいになってしまった感じがすると言うか。
階級社会の解消をテーマにしても1クールくらいのアニメは作れたと思う。「盾の勇者の成り上がり」も汚名返上するまで1クールくらいかかってたと思うし。
本作はOPなどを見るに結局はハーレム的になるような気がするけど、故郷に向かって冒険を始めて、可愛い獣人の仲間が出来るとか、だんだんありきたりな方向に進んでいるのが気になるところ。
ラブライブ!スーパースター!! 2話まで
無印、サンシャイン、虹ヶ咲は何だかんだ言って、皆同じような顔だった気がするけど、本作のキャラデは同じ人なのだろうか?旧作とは雰囲気が違う気がするが、残念な事に一番可愛くない。
ストーリー展開は無印、サンシャインと似たり寄ったりの王道な感じだが、その分違う話にする必要性がネックになって、今一つな感じになりそう。
虹ヶ咲が駄作だった為、イメージが悪く期待できない僕がいる。
アイドルのサクセスストーリーは私的ツボだと何度か書いた気がするけど、「レモンエンジェルプロジェクト」とか「らぶドル」は普通に面白かった。
見たことある人もそう多くないだろうけど、「Re:ステージ!」とか「22/7」とかよりずっと面白いと思うけどなぁ。虹ヶ咲なんて比較にもならない気がする。
ここ最近のレベルを考えるとアイドルのサクセスストーリーは高確率で低レベル作品に思える。
本作もあまり期待しない方がいろんな意味で良さそう。
蜘蛛ですが、なにか? 最終回まで
悪くはない作品だと思う。
主人公が蜘蛛になったからと言って、都合の良いレベルアップと都合の良いスキルで、どんどん強くなっていくという展開は、ありきたりな水準を出ていない。悠木碧演じるコミカルなキャラクターも鬱陶しい感じが若干あって別に良くもない。
蜘蛛バトルは戦略性や絵的に結構頑張っていたのかも知れないけど、まぁ蜘蛛だからね。アニメの世界では蜘蛛みたいな動きする人間も簡単に描けるけど、人間ベースの方が強そうに見える。蜘蛛が蜘蛛っぽい動きや糸出すのは普通の事だし。
マイナス面が目立つ書き込みになったけど、良かった部分は、蜘蛛が主人公のパートは結構な過去の話からスタートしていて、勇者が主人公のパートは現在を描いている。蜘蛛がどういう経緯で現在何やってるのか?ってのがだんだん近づいてくるストーリーや、ゲーム世界なのかファンタジー世界なのか微妙な世界観が少しずつ明らかになって行く感じ。
まぁシナリオなのかな。
最後の方では勇者のパーティーが弱すぎて、演出的に魔王側、吸血鬼側が悪のように描かれている関係で、何か妙にスッキリしない。最後の最後で蜘蛛はほぼ人間のような姿で魔王軍に属している事が判明。勇者が守っていたエルフ側が悪のようなどんでん返し。
どんでん返しは良いんだけど、これだと勇者がアホでしょ。蜘蛛とか魔王が結局勝者になるような話って、それが主人公だろうが何だろうが少し受け入れられない感がある。結局、蜘蛛が主人公って時点で無理が出てくる作風って事なんじゃないかな。
強い奴は何だかんだ言って時間をかけて強くなっているのだと思われ、ご都合な強さではないのだが、ステータスだとかスキルだとか言い出すと、それは気合とか根性では勝てないって話になってしまう。また、人間の成長力の無さに理不尽な思いを抱く。引けない戦いをしている勇者のパーティーを応援する気になるんだけど、見ていて絶望しかない感じになる。
Dとかいう管理者含め、全体的に人間らしい感情が希薄なキャラが多い印象。人間なら当然の説明責任を果たさない感じ。それが複雑なシナリオに繋がっているのではあるが。お話は非常に興味深いんだけど、全体的に悪趣味な感じが鼻についてしまう作品。まぁ主人公を蜘蛛にした時点でお察し。
究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら 最終回まで
ゲーム世界や異世界に行くと、これでもかと都合の良い状態になって、現実世界が馬鹿らしくなるようなタイプと真逆に位置するハードなゲーム物。ただし、現実世界でも別に甘い状況ではないマゾ仕様な作品。
1日で1話から最終回まで見れる程度に面白いが、それはご都合ハーレムのよくある異世界転生でも場合によっては可能なので、このジャンルはどっちに振ってもポテンシャルは同じなんじゃないか?と思ってしまった。
主人公が軽快な突っ込みを入れて場を和ましているけど、かなり質の悪いタイプの世界観で正直悪趣味だなと思った。特にイラっとしたのは、イベント中はゲームを中断出来ないところ。ハードが壊れるとか以前の問題として、根本的に間違った仕様のゲーム。
ゲーム世界で起こっている理不尽な状況が現実世界で起こっている状況と似通っていて、ゲーム世界での経験が現実世界での主人公の成長になっているような部分はアイデアとしてはとても良いと思う。
最後に主人公が前向きになって、死んだナイフ使いの幼馴染を助ける事も視野にもう一度ゲームを始める為の努力をするなど、良いと言えば良いと言うか、こういうの待ってたと言うか。
でも、この作品の世界観というかゲーム仕様だと、最後の最後でご都合を持ってきちゃったなって思ってしまう。
俺TUEEE→強いから大勝利がお約束。そこに感動はない。
ハードなゲーム物→結局はゲーム仕様により大勝利。ご都合感が漂う。
リアルを売りにする本作が大勝利をするための方法として、ゲームならではの部分を持ってくる。他に何かアイデアは無かったのだろうか?ここであっと言わせて貰えない残念さ。もしくは、あっと言わせるのは不可能なのかも知れないけど。
まぁサクッと見れたので、この手の作品の中では上位なのかな。多分、「100万の命の上に俺は立っている」より面白い。100万・・はハードなゲーム物ね。
今季は面白い作品が多い。一つも切れていない。
その中で特に面白いと思うものを。
【無職転生 異世界行ったら本気出す 6話まで】
1話見て、ありきたりな転生モノかと放置してたんだけど、2話からどんどん引き込まれていった。次から次に興味を引く展開が用意されていて、実に楽しめる。転生前の主人公のスペックがアレだが、物事を冷静に見る目はもっている。これだけ冷静に物事を見れれば、いじめられることもないような気がするけど、それはそれ。実に面白い。
【出会って5秒でバトル 4話まで】
タイトルからしてふざけた感じがしてたんだけど、能力バトルの頭脳戦が面白い。ゲーム脳を実践で応用してうまく切り抜ける展開が面白いのだと思う。この主人公も極めて冷静でクール。実に面白い。
【sonny boy 1話まで】
みんな指摘してるけど、設定まんま漂流教室ですね。登場人物が等身大の中学生の感じがよく描けていて、この状況に放り込まれた彼らがどんな人間模様を見せてくれるのか実に楽しみ。こういうところで、オオ様ゲームみたいにキャラがわけわかんない行動すると興ざめなんだけど、この作品は雰囲気的に大丈夫そう。
上記転生モノで、いまいち不満を書くと、主人公が冷静過ぎてリアリティに欠けているところ。無職転生は引きこもりのわりには堂々としているし、5秒でバトルもゲーム好きとはいえ、リアルであまりに冷静にそれを操りすぎている。このリアリティを埋めているのが「Reゼロ」。
まあ、それ差し置いても上記2作は実に面白い。今季はいわゆる「普通」の作品を切らなければ視聴がキツいことになりそう。
ドラゴン、家を買う。 最終回まで
右肩上がりに面白くなった感じの作品。とくにネルが加わってから顕著に良くなった気がする。
とはいえ、これは見ておいた方が良い作品とか、2期が見たいと思える作品というわけでもない。
本作はタイトルからだとどんな作品なのか想像がつきにくいけど、結局はギャグ物だと思えばいい。
1話完結のギャグ物ってジャンルがそもそも厳しい。「天才バカボン」とか「おそ松くん」を面白いと思うか否かは人それぞれだけど、大人が見るアニメとして考えた時にどうしてもくだらないというか、他に何か面白いものがあれば、この作品を見る必要性を感じないと言うか。
ベースになっているのはギャグなんだけど、キャラが可愛くて、露骨にギャグを飛ばすような作りなのではなく、見ていてニヤニヤしてしまう微笑ましさ。大笑いよりもニヤニヤを優先するような、そういう日常萌え系みたいな作品の方がずっと大人向け、オタク向けだと考えられる。そう考えると本作は主流から外れてしまうんだよね。
ファンタジー世界を描く技量というか絵的なものは上位に位置していると思われる。そんな割かしリアルなドラゴンがトラブルに巻き込まれて大苦戦するみたいな。そもそも誰得なんだろう。男性向けでもなければ、女性向けでもない。
上位種なのにステータスが異常に低く、情けない主人公レティに違和感があって、さほど取っ付きが良くない。(体重がある時点でそこまで弱いとは思えない)
相棒のディアリアさんはあまり面白いキャラではない。レティの情けなさに慣れて、穏やかで優しい性格が解ってきて、キャラとして単純に面白いネルが加わる。右肩上がりなのは必然的な作品だが、最初から終盤のクオリティがあっても良かったと思える。キャラが少なすぎるのが致命的だった。
面白くもなく、つまらなくもない0点。
バクテン!! 最終回まで
この作品も右肩上がりに面白くなった感じ。ただ、「スケートリーディングスターズ」とか「スタミュ」とか、似たような作品が多すぎる為にどうしても評価が下がってしまう気がする。
ぱっと見は一癖も二癖もありそうだけど、実は優しい先輩達。天才肌のいけ好かない奴ではなく、不器用なだけで良い奴の同級生とか、思えば第一印象を裏切る作りにしたかったのかも知れない。あの寮生活も楽しそうだなと思えるような感じで悪くない。
一応褒めたけど、逆に気になる点としては、実際の男子新体操がどういうものなのか全く知らないけど、これ未経験者の1年生が入部2か月くらいで大会出場しているんだと思う。
この手の競技は下手な奴が猛烈に足引っ張る類の競技に見えるんだけど、結果として最初の予選みたいなのは2位、その後の東北レベルの大会も2位と初心者が普通に活躍している。
主人公は見た物を体現できるような天才かと思ったら、別にそういう説明もない。素直な所が才能あるとか先生に言われているけど、競技がマイナーでよく解らないというレベルではなく、やっぱり作りが雑なんじゃないかな。この新人に勝てない他高のレベルって何だよ?って思ってしまう。
多分、リアルな新体操はフィギュアスケートみたいに演技の難易度で点数が決まるんだと予想するが、本作の場合、そういう競技の仕組みに着目したような話がほとんどなかったと思う。だから、何となく強いチームが出来てしまうというシナリオになった。
今まで一度もアニメで使われたことが無い題材を使ったところで、斬新なアニメにはならないという事を理解したうえで、もう一回オリジナルアニメを考えたらいいと思う。
ピーチボーイリバーサイド 4話まで
ネットで見たけど、どういうわけか4話を最初に見てしまった。つまり、時系列通りに見たことになるのだが、これ放送順通りに見てたら、とんでもなくつまらなかっただろう事が容易に想像できる。ちなみに時系列通りに見ても別に面白くない。
とっかかりの部分で時系列弄る作品はごく稀にあるけど、想像するに、その作品が軌道に乗った時点で到達する面白さを1話の段階で見せてしまおうという狙いとしか思えない。要するに取っ付きを良くするのが目的。最近どうなのか知らないけど3話で面白くないと切られるとか聞くしね。
ただ、そういう作り方をして結果として大きくプラスに働いた作品を僕は知らない。どちらかと言えばマイナス評価になる気がしてならない。「ベルセルク」とか、「エルフを狩るものたち」とかね。
本作の場合、僕が見た順の2話、放送順1話が普通に意味わからない話だと思う。4話は面白くはないけど意味は分かった。つまり、本作はわざわざ意味がわからない時系列順2話を取っ付きを良くする為に1話に持ってくるという頓珍漢な策を立てた。物凄いアホが制作にかかわっていると思われる。
時系列に伴うお話の混乱だけでなく、設定上というか、要所というか、かなりおかしい。例えば、主人公のミコトは鬼を殺す事に快感を覚える変態なのは良いとして、いずれにせよ鬼を憎んでいるはずなのに、可愛い鬼は殺さずに鬼の力を奪い、ほぼ人間になった可愛い鬼と仲良くしている。これ如何に?
鬼に対して特別な憤りを持つ理由がなくても、存在自体が人類の敵だと子供でも認識するだろう世界で、人間と根本的に姿形が異なる動物みたいなのも存在する鬼と共存しようなんて発想がおかしいし、いくら人間同等になってしまったとはいえ、人間何人も虫けらの様に殺してきた鬼の女を仲間にするとか、リアルに考えてみると、そんな奴普通は居ないと思う。鬼でない亜人でさえ、大抵の人間から疎まれているという設定なのにもかかわらずだ。
目の前でチャンバラしていた子供たちを殺した鬼を仲間にするとか、シナリオに結構な無理がある。
ヒロインも桃から生まれた超人の一人みたいな位置づけの様だが、桃太郎をベースに桃太郎と同じように生まれた存在が他にいるという拡大解釈に無理は感じないけど、単純に物語としては、いささかご都合感が強すぎる。単なる旅人やってたら、知らないけど鬼退治の力が宿っていて、狂ったように鬼と戦い、鬼を殺すヒロインとか、これなんだ?
構想した奴が馬鹿なんじゃなかろうか?
現実主義勇者の王国再建記 7話まで
異世界転生物は主人公が弱い程面白い法則がある気がするけど、本作の主人公は勇者として召喚されながら、こと戦闘に関しては全く戦力にならないような印象がある。そもそも、戦いを描いていないし。
まぁ当たりと言えば当たりで、それなりに面白いので視聴もサクサクだった。
とはいえ、どうも腑に落ちない感じがするというか。
上記した通り、別にバトルするアニメではないので、パターン的には地球の知識を異世界で利用する事によって活躍することになるのだが、曹操の名言を利用するとか、地球の知識を使っている事は確かだけど、全体的に使い方がシックリ来ていない印象。
これだと最初から、相当優秀な人材を召喚しただけっていう「超人高校生」パターンになっている気がする。若い男女の色恋も描きたかったのか主人公が18歳という大学すら卒業していない若造に何が出来ると言うのか?
知識なら誰にも負けないという逸材を配下に加えるのは良いのだが、その逸材がこれと言って何も証明していないと思う。記憶力があるとか知識があるとか、それだけで名宰相足りえるのか謎だ。
結局言ったもん勝ちで、小難しい分野を専門的にリアルに語るだけの力量が作者に無いのだと思う。
とはいえ、慣れてくると、まぁ細かいところは許せる感じにはなる。レベルは高くないけど、戦わない異世界転生物のポテンシャルを発揮している作品って事なのかな。「本好きの下克上」より当然下で、戦わないと言っていいか分からないけど「Reゼロ」よりも当然下。
とはいえ、それなりに面白い。
Vivy -Fluorite Eye’s Song- 最終回まで
誰でも思い付くようなレベルではない考えられたシナリオ。こういう作品は久々。福山潤演じるAIが早口でまくし立てるのだが、こういう話し方するキャラは稀にいるけど、本作の場合は言葉に出すより演算する方が速いAIらしいというか、ちょっとお茶目な感じもプラスに働いて好感が持てた。
歌は刺さるという程ではないけど全体的に爽やかな感じというか優しい感じというか、これも好感が持てる。最後は主人公が非人間のお約束とも言うべきちょっと悲しい終わり方だったが、エピローグとして再生したVivyが見れたのもポイントが高い。
とは言え、大絶賛の傑作という程でもない。
歴史を変える為にやっている事の数々が、歴史を変えるだろう感に乏しい。単発的アクシデントへの対応のようにしか見えない。また、結果として最悪の出来事を最良の結果で終わらせたと言うより、最悪でない程度に締め括っただけに過ぎない全体的に不幸な話。
結局、この作品の最大の欠点は歴史を変えた事による影響を小出しで見る事が出来ないところにあると思う。
歴史改変物って、ここを変えればハッピーエンド間違いなしという分かりやすい部分をハラハラドキドキの冒険の末、達成し、未来に戻ったら、予想外の事態に陥っていて、また歴史改変をやり直すみたいな展開が王道。本作にはそういう部分がない。正確に言えば最後の最後にしかない。
歴史改変物ってままならない状態で右往左往、四苦八苦、試行錯誤するのが面白いんだと思う。尺の都合を考えても、ここで終わるとわかっている場面はただのネタバレ展開になってしまう気もするし。
歴史改変物の王道を外した作品としては完成度が高いのではないでしょうか。
乙女ゲームの破滅フラグしかない 悪役令嬢に転生してしまった・・・X 最終回まで
2期を作ろうと思ったら、こういう話になるよねって想定の範囲内に収まった。斜め上に行かなかった点を褒めた方がいいのかも知れない。
続編がありそうな匂いのある終わり方だったけど、この作品は、もうこれで終わっていいと思う。
結局、子供時代の王子達との出会い部分を全くと言っていいほど超えてこない展開。今後新しい、イケメンなり美少女なりをたらし込んだところで何が面白いと言うのか。マリアを口説いた辺りまでは良かったけど、その後、カタリナの行動にぐっと来るような何かを特に感じなかった。
ハーレム物はハーレムを築く際の説得力がとても重要。このまま続けても、説得力ある展開を描けないでしょう。パターンも限られてくるしね。
既存のメンバーだけで何かをするにしても、結局バトル展開のような方向に向かって行きがち。もともとそういう作品じゃないし、闇の魔法使いとの戦いなんて見たくないでしょ。
上流階級のラブコメディを描く分には問題なかった作品だけど、闇の魔法とか出だした辺りから、世界観が揺らぐというか、魔法自体のご都合感が目立つような気がした。
魔法はマリアが貴族学校に入学できる理由としては文句なく、何らかの活躍の場を得るうえで回復魔法という、万能性に乏しいが重要な意味を持つ性質というのもGOOD。基本設定は本作の売りを見せるうえで出しゃばらずに上手く機能していた。
あまり優秀かつ万能な魔法は不要で、たまにカタリナのしょぼい魔法をギャグに使うくらいでいいのに、作品を作り続けるうえで誰かが考えた方向性があまり賢くなかったのでは?と思ってしまう。
ジオルドがべたべたし過ぎて、このまま恋愛に鈍いカタリナという設定を貫く事も困難。これ以上続ける万策が尽きている。
イジらないで、長瀞さん 最終回まで
長瀞さんの悪そうな顔や言動にもイラっと来るが、主人公の気弱さや、要領の悪さにもっとイライラしてくる。第一印象の悪い作品。
ただ、その辺のは不思議と2話になると感じられなくなってしまった。妙な可愛さがある長瀞さん。
特に終盤演じたトロキャットはとても可愛い。似たような作品に「宇崎ちゃん」とか「高木さん」があると思うけど、クールな高木さんが愛らしいキャラを演じるとは思えず、宇崎ちゃんはギャグっぽい感じに傾倒しているので可愛さは感じない。それらの作品の中で一番キツイヒロインなのに妙に可愛い。
先輩も「高木さん」の西方といい勝負のつまらない人間だが、キュンとする事を言う頻度は圧倒的に多い。結局ラブコメ要素が強いって事なんじゃないかな。
案外面白かった。面白い方の0点。
精霊幻想記 最終回まで
スタートが良すぎたという事もあるけど、昨今では珍しい右肩下がりの作品。
男性キャラがほぼ主人公しかいない中、女性キャラが非常に多くハーレムを思わせる。しかしながら、この作品はハーレム物ではない。
ハーレム物は万人に愛されるジャンルというわけでもないので、ハーレムでないなら、それはそれで結構だと思う人もいるかも知れないが、本作はハーレムでない事で、男性視聴者に都合の良いウハウハな感じが無いだけで、代わりにこれと言って得たステータスが無い。
結局、この作品は何だったんだ?と考えたところ、結論は1つしかなかった。
ただの壮大なキャラ紹介。原作コンテンツの非常に多い女性陣の間をすり抜けていくような感じで関係を持つ主人公。
理不尽な状況でもぐっと堪えて、虎視眈々とチャンスを狙っているような第一印象だったけど、実際は何考えてるのか分からない系のつまらない奴だったと思う。やらなければならない事が非常に明確で説得力がある感じでもないのに、一所に定住しない。リアルタイムでは1、2週間だが作中では数年経過する無駄に長い旅。学園以降、遥かに強くなった気がするけど、どこで修行して強くなったのかも記憶に残っていない。そもそも描かれてない?
最後の最後で権力に屈しないで争う展開になったけど、ストーリー的にも唐突感があるし、強さが違い過ぎて、ここにきて真正俺TUEEE炸裂な感じもする。もっとも、何人かの仲間と協力して、緻密な作戦を立てるような筋書きにしても、結局面白くなかったでしょう。
序盤に感じていた、階級社会の理不尽さへの怒りとかもとっくに失せていて、どうでもいい奴と、別にド本命のメインヒロインというわけでもない先生を自由にするという、甚だどうでもいい話だった。
小林さんちのメイドラゴンS 最終回まで
前作から進歩なし。
この作品の原作者がオリジナルで漫画やラノベを創作している作家の卵たちに、本作の設定等を自由に模倣していいと許可を出したところで、何一つ使える部分が無いと思う作品。
街を簡単に消し去るだろう圧倒的な強さを誇るドラゴンが、恋愛感情みたいなもので、ただの人間に仕えているような状況の不安定さと説得力の無さ。
その主が同性であり、かつ女性的な魅力が全くない。考え方とか言動が顕著に優れていると思われる部分が伝わらない。どこを好きになったのか全然わからない。せめて異性にするべきだと感じる。
ほぼほぼ人間感覚というわけでもなく、元居た世界と地球の価値観の違いに戸惑い、哲学的な事を考えたりもするが、視聴者として、そこから得られるものが何もない。ファンタジーな価値観の吐露に過ぎない。
地球での関係性からは、想像つかないくらい元の世界では殺伐とした関係だったドラゴン達。過去を振り返るパートの質が、ほのぼのギャグ的な本編とかけ離れていて、必要性を感じない。
今クールが始まる前に期待の新作について書かれたネットニュースを見た。この手のニュースで納得行くことがまずないので斜め読みだが、メイドラゴンに期待という声がチラホラ。
え?この程度でいいの?それなら世の中面白いアニメばかりでしょ。幸せな人だなと感じる。
面白いとは言えないが、そこまでつまらないわけでもない。設定に違和感しかないのに、これだけの面白さなのだから、キャラが良いのか、ネタが良いのか。
いずれにせよ、面白くもなく、つまらなくもない0点。
【21年夏アニメ 評価】
例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇視聴途中 ↑評価向上 ↓評価下落
◎白い砂のアクアトープ
◎ぼくたちのリメイク
◎出会って5秒でバトル
◎無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
〇小林さんちのメイドラゴンS
〇ジャヒー様はくじけない!
〇カノジョも彼女
〇Sonny Boy
〇死神坊ちゃんと黒メイド
〇精霊幻想記
〇チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~
〇探偵はもう、死んでいる。
〇100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン
〇月が導く異世界道中
〇D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION
〇かげきしょうじょ!!
〇魔法科高校の優等生
〇迷宮ブラックカンパニー
〇女神寮の寮母くん。
〇乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
△転生したらスライムだった件 第2期 第2部
△NIGHT HEAD 2041
△平穏世代の韋駄天達
×ゲッターロボ アーク
×SCARLET NEXUS
×ピーチボーイリバーサイド
20勝6敗 勝率.769
白い砂のアクアトープは安定のPAワークス。水族館に愛情を注ぐ主人公と、それを助ける元アイドルがお互い惹かれ合うリアリティに説得力がある。僕たちのリメイクも、一旦タイムリープから戻って新たな展開があって緊張感が出てきた。無職転生もよくできているし、出会って5秒でバトルもバトルモノとしてかなり面白い。
名ドラゴン、シャヒー様、彼女も彼女もコメディ作品としてかなり質が高いし、ラブコメ要素も心地よくいい感じ。死神坊ちゃんは最初たるいなあと思ってたけど、坊ちゃんに対するアリスの優しさや愛情の深さが胸にくるようになった。かげきしょうじょは、出来がいいのはわかるんだけど、なんか世界観異入り込めなかった。これは好みの問題かと。
その他も作品も苦も無くサクサク視聴できている。近年まれに見る全体的な質の高さかと。
機会があったら観てみたい
バイオハザード:インフィニット ダークネス
戦乙女の食卓Ⅱ
2期モノなどまず観ない
アイドリッシュセブン Third BEAT!
IDOLY PRIDE(再放送)
アサルトリリィ ふるーつ
ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA
TSUKIPRO THE ANIMATION 2
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-
ひぐらしのなく頃に卒
ラブライブ!スーパースター!!
闇芝居(第9期)
暗黒家族 ワラビさん
ヴァニタスの手記
うらみちお兄さん
Obey Me!
俺、つしま
みにヴぁん ら~じ
現実主義勇者の王国再建記
極主夫道
しゃばけ
天官賜福
トラとミケ
ぶらどらぶ
ホワット・イフ…?
モンチッチ
指先から本気の熱情 2-恋人は消防士-
よしまほ
RE-MAIN
シャドーハウス 最終回まで
最初見た時、理解不能な芸術作品を見せられた気分というか、こんなものがビジネスとしてなぜ成り立つんだ?と激しい疑問に襲われた。
真面目に何年見てないか解らないアニコレの評価をざっと読むと、どうも5話くらいから面白くなるらしい。仕方なく視聴続行。
兎に角奇妙極まりない世界観で、どことなく「千と千尋」を思わせる。それと比べたら、大分劣るというか、何が原因か分からない。長いのが原因と言ってもいいかも知れないけど。
結局、世界観に馴染まないまま始まったお披露目が単純に面白い。なんかよく解らない世界で何の意味あるのか分からない合格を目指して謎解きに挑む。普通に面白い。
9話くらいになって、どうしてこうなった?って部分が語られる。それも興味深い。
そこから最終回までで、エドワードとの対決みたいになるんだけど、展開としてはドキドキハラハラな感じで面白いのだが、ケイト等子供サイドって明らかに自殺行為を働いているというか何と言うか。落としどころが解らない作品になってしまった。
具体的に言えば、これはケイト等に対する反乱の話だったら、シックリ行った気がするが、ケイト等と共に戦う話になっているから釈然としないんだよ。続きへの興味よりも釈然としない気持ちの方が強いのが残念。
序盤の無駄な長さ、話の落としどころが不明な展開、シャドーという設定はいいが全身真っ黒だと、どうしても何かぱっとしない。色々欠点はあるけど、見所もある作品。
厳しめに言って面白い方の0点。
転生したらスライムだった件 第2期 最終回まで
もともとこの作品は国造りやってるだけなら、そこらの異世界転生と大差ないんだが、争いを描くと、とても面白い作品。今期は最初から期待大だった。
高く評価している部分として、例えばスライムVSドラゴンとか、仮に強さが同等だったとしても描けないでしょ?種族が違い過ぎて。こういう同じ土俵に乗らないようなメンツをいったん人型に落ち着かせて、まるで人のような戦い方になるのではなく、種族のらしさも上手く出した戦いを描いているところ。
そのうえで、根本的な強さが違う為、1000回戦っても1回も勝てないだろう力の差があるのだが、うまい具合にそれなりに見せ場が作れるようなマッチメイクにしているところも上手い。
要所要所で非常に盛り上がるのだが、どういうわけか肩透かしを食らうのが欠点。そこで余計なシーンはいらないとか、そこでほのぼのはいらないとか、リムルが目立っているときにシャナが活躍するシーンはいらないとか、構成が下手だと思う。
バトル物の展開が最もハマってる作品なんだけど、単純なバトル物にしたくないんだろうなぁと。
続きがあったら見たいと強く思うレベル。5点。
魔法科高校の優等生 最終回まで
本作は結局のところ、共感先を達也から深雪やほのかに変えただけの作品。
共感先って言葉を使う事に少し躊躇いがあった。何故かと言うと劣等生の達也は、パーフェクト系の人間で、頭も強さも外見も完璧。おまけに科学的に裏付けされた魔法という設定の割には何でも有りな感じが非常に強い。そして、感情的なタイプじゃなく、心が無いような印象も持つ。はっきり言って視聴者の中に達也に共感できる人なんて一人もいないでしょ。
達也のこの完璧さが、どちらかと言えばマイナスに働いていると思った。単なるマイナスではなくて、何かを得る為のやむを得ないマイナスなんだろうけど。
さて、本作ではそのパーフェクトな劣等生から、親しみやすい優等生に共感先を変えたわけだが、ほのかは兎も角、深雪の方は負けず劣らずのパーフェクト振りを発揮。
メインは大会で同年代の他高の生徒たちと競い合うという内容だけど、あまりにもパーフェクト過ぎて、競う意味がないんじゃないか?と思えてくる。これだとライバルって概念が無い作品になっちゃうんだよね。
まともに競えるのは一色さんだけだと思うけど、別に彼女に負けない為に何か努力してきたわけでもない。眼中にない感じに描かれている。
ただの劣化劣等生だと思う。劣等生の方が思い切った俺TUEEE物だったが、本作の方はやってる事は同じでも、「お兄様のお陰」みたいな感じで、半端にしているのもマイナスでしかない。当然見所も弱い。面白い方の0点。
私が見た「2021秋アニメ」を独断と偏見で評価しました。
因みに全て一話のみ視聴での評価です。
◎かなり面白い◎
◎色づく世界の明日から
ストーリー展開が良かった。
次回が楽しみ。
◎吸血鬼すぐ死ぬ
ギャクアニメ。
大絶賛と言うわけではないが、良い出来だと思う。
◎海賊王女
冒険活劇。山中鹿之助がヨーロッパで暴れまわる話か?
次回が楽しみ。
◎サクガン
凄くいい。傑作の予感。
◎見える子ちゃん
原作の漫画はギャグ系ホラーだったが、アニメも同じ路線で行くのだろうか?
1話の内容はまあ良いと思う。
△つまらん△
△カードファイト!! ヴァンガード overDress
カードゲーム『ヴァンガード』を全く知らないので、何をやっているのかよく分からなかった。
対決シーンもいまいち。
△やくならマグカップも 二番窯
前半アニメ、後半実写パートの二本立て。
アニメ部分はまあまあだけど、実写パートが壊滅的な出来。
△日本の昔ばなし
語り手の話し方がいまいちな感じ。
テンポが悪いのだろうか?
△真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
ダメなパターンの異世界物アニメ。
1話でもう十分と言う感じ。
△EDENS ZERO
ちび猫のデフォルメキャラが出てきた時点で「もう無理」と思ってしまった。
1話が綺麗に締めくくられていたので、このアニメはもう一話だけ見れば十分だろう。
△世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
やりたい事や視聴者に伝えたい事は分かったが、かなり微妙な出来だった。
1話は導入部分だけで本編にまだ入ってないが、現状だと2話以降に期待できない。
△キミとフィットボクシング Fit Boxing Animation
『Fit Boxing 2』の5分間販促アニメ。内容はない。
△さんかく窓の外側は夜
ストーリーとか設定とかはいいのだけれども、主人公が生理的に気色悪い。
主人公が嫌いだから、作品全体が好きになれなかった。
△テスラノート
何となく先が読める展開に、キャラの反応もありきたり。平凡で飽きる。
2話以降も見たいと思わなかった。
△MUTEKING THE Dancing HERO
全体的に地味で、見せ場が無い。
歌と踊りで敵を倒す演出はいいのだけれども、その歌と踊りが微妙。
もうちょっと、何とかならなかったのか。
△しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい
5分アニメ。胸がデカイ。ただそれだけ。
×論外×
×プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~
全く興味が持てず、途中から早送りで見た。
見るのが苦痛なレベルだった。
×境界戦機
余りにも酷い出来で絶望する。
ストーリーはてんでダメ。
戦闘シーンは迫力が全くない。
キャラの行動や戦闘シーンでの展開も不自然で違和感だけが残る。
敵ロボットや装甲車などのデザインがいい加減すぎて、げんなりする。
究極の手抜き製作アニメ。
褒められる所が何一つないのは、逆に凄い。
死神坊ちゃんと黒メイド 最終回まで
ラブコメディの定義というのがあるのか無いのか分からないけど、僕にとってラブコメディとは、両想いである事をお互いが確認した時点で終わるものだと考えている。世の中には付き合い始めてからの悲喜交々を描いたラブコメディもあるかも知れないけど、それは僕にとってはラブストーリーに近い。
さて、本作は明らかにラブラブなんだけど、触れると相手を殺してしまう呪いのせいで、関係が進展出来ないという状況を描いている。非常にユニークな設定で、これはまぁラブコメディと思っていいのかなと。
やたらと誘惑してくるアリスに坊ちゃんの突っ込みが面白く、コメディ色が強いかなぁと。
ただ、これ見て何か意味があるのか?と思えてしまう。
解りやすい部分から語るけど、本作は呪いを解く事が目的で、2期があるようだが、死んだアリスの母の遺体?や、それを隠し持つ髑髏のシスターなど謎めいた部分に期待を持たせようとしているんだけど、それラブコメじゃなくね?
「3×3EYES」とかに近い事やってる気がするけど、「3×3EYES」はWikiだと伝奇ロマンとか書かれている。本作のWiki見たらジャンルはラブコメディとしか書いてない。これ如何に?
ジャンルがラブコメディの時点で呪い解いたら終わってしまうから、原作が終了してるならいいけど、そうでないなら呪い解けませんよ。髑髏のシスターも母の遺体も根本的な解決にならないネタバレしてないか?
単なるラブコメディとして考えても、心と心のすれ違いとか繋がりを描く一般的なラブコメと違って、本作は肉体的なつながりが出来ない事にヤキモキするような部分が売りになっていると感じる。それは僕のラブコメ観的には若干ズレる気がするね。もちろん、ハプニングで触れ合うなんてドキドキも無い。
限りなくただのギャグマンガに近いラブコメディ。つまらなくはないけど、別にこれ以上見たいとも思わない感じ。
【死神坊ちゃんと黒メイド』視聴終了
1話目はなんて暗くてつまらない設定なんだろうと、早々に切る候補に挙がりながら、回を重ねるうちにこの作品の世界観がとても気持ちのいいように思えてきました。とにもかくにもこの作品は「アリスの献身」なんだなと思いました。私の中ではこれはラブコメって感じじゃないですね。オカルトコメディってところでしょうか。凡作ながら、面白い方の凡作。ということで。
「2021秋アニメ」 独断と偏見の評価パート2。
◎かなり面白い◎
◎メガトン級ムサシ
1話と2話を視聴。
序盤は見ていてちょっと不安になったが、戦闘シーンは迫力があって良かった。
ロボットバトルアニメとして普通に楽しめる。
◎終末のワルキューレ
1話と2話を視聴。
バカアニメで中身が全くない。
2話目で神や英雄のエピソード紹介があったので少し期待したが、エピソード内容はもう滅茶苦茶だった。
でも、バカアニメとして楽しめた。
◎最果てのパラディン
1話のみ視聴。
駄作決定で恐怖の異世界転生物かと思ったが、見たら以外としっかりしていた。
中々良さそうな感じ。
△つまらん△
△ビルディバイド -#000000-(コードブラック)
1話のみ視聴。
カードゲームのルール説明をしっかりしてくれたのは、とてもよかった。
カードバトルの表現もいいと思う。
だけどアニメ作品として面白いかと問われれば、「微妙(正直つまらない)」としか答えられない。
△先輩がうざい後輩の話
1話のみ視聴。
基本酷い事にならないので安心して見ていられるが印象が薄く、すぐに見た内容を忘れてしまいそう。
無味無臭なアニメ。
×論外×
×ヴィジュアルプリズン
1話のみ視聴。
最後にピアノ弾きながら歌った歌以外は微妙な出来だった。
しかも、歌に合わせる映像が酷い。キャラが歩きながら歌ってるだけとか、もう少し工夫して欲しかった。
MARS RED 最終回まで
大正時代にバンパイアが暗躍しており、その力を使った無敵の軍隊を作ろうとしている中将。劇団員の金髪の少年はどう贔屓目に見てもバンパイア。
時代を100年先取りしたようなピアスだったり銀髪だったり。都合よく使われそうな何でも屋みたいなのと、洒落た主。
「天狼 Sirius the Jaeger」を想起させる、非常にありきたりな感じを抱かずには居られない設定の作品。
ところが見てみると案外に面白い。いきなり登場した舞台セリフを口ずさむバンパイアの奇妙さは、これ単純なバトル物じゃなくて、吸血鬼退治物なのか?と思わせる程。
上記した初見でバレる少年バンパイアもありきたりな裏のボスではなく、結構いい奴で、主人公サイドというか味方みたいな位置づけ。
あっさり消滅してしまった1話のバンパイアが一見して主人公だと思わせられる大佐の婚約者で、中将の娘だったりと、人間関係がこの手の作品の中でも特に強いつながりがある設定になっている。
バンパイアが主人公側にいるアニメは大なり小なりバンパイアであることの苦しみとか、人間と相容れない部分とかを描くだろうけど、そういう哀愁漂う部分は本作が僕が見てきたアニメの中ではNo1だと思った。
ただ、どう頑張ったところで設定の暗さがあって、視聴意欲はそれ程湧かない。その時点であまり高評価にはならない。娯楽性をあまり気にしない人なら5点つけてもいいかな。
大正オトメ御伽話 2話まで
ネガティブ極まる主人公だが、純朴な青年のようなリアクションを見せる。婚約者の夕月は滅茶苦茶子供っぽいっけど、優しくていいお嫁さんになりそう。
感じのいい作品なんだけど、見ていて不安になるというか、今後の方向性が結構大事だと思った。
主人公は金はあると夕月に2着の着物を購入するなど景気が良いけど、客観的にみて、親の金に頼らざるを得ない無力な人間にしか見えない。
主人公がただの良い人ってだけで、経済力が皆無、学生ですらないって設定はかなりキツイと感じるのは僕だけか?
本人の自尊心の為にも左手だけで立派にこなせる仕事を見つけるとかした方がいいと思ってしまった。
今後に期待。
ラブライブ!スーパースター!! 最終回まで
虹ヶ咲よりは遥かに面白い。
アイドルサクセスストーリーは私的ツボだが、それはずっと前から。そんな僕にとって初代ラブライブは傑作だった。本作が初代ラブライブだったなら、どれくらい面白いと感じただろうか?と考えた時に、初代と同等だと思える気持ちが湧いてこないんだよね。
最初の感想でも書いたけど、同じことが出来ない、似ているところは必要以上にワンパターンに感じるとか、作る上での足枷が最初から厳しい作品。
No1ユニットのサニーパッションがやたらと登場するけど必然性が今一つに思える。彼女らが絵に描いたような良きライバルとして登場する為、ライバルが出来てしまったというか。そもそも、ライバルって必要ない気がするというか。
2期があるのかも知れないけど、単純にもっとご都合なサクセスでも良かった気がする。何か東京の一部の地域で認められる程度になったくらいの印象しかない。結局、サニーパッションに負けて、ラブライブ本戦出場ならずというシナリオは、100歩譲って認めるとして、ライバルをクローズアップするから、ライバルに負けて終わった話になってしまった。
ライバルがいなければ、単に本戦に出れなかっただけで、負けて終わったという感じにはならなかったのに。初代ラブライブの方はもっと全国規模で人気が出てきたうなぎ登りのスクールアイドル感があった。ラブライブ本戦出場(結局辞退したと思うけど)は20枠中の18位とかそこらだったと思う。だから、負けていると言えば負けているんだけど、負けという結果にフォーカスする必要がない作り。
結局同じものは作れませんってだけで説明が済んでしまうイマイチな作品だった。面白い方の0点。
現実主義勇者の王国再建記 13話まで
ここまでで1期終了の模様。続きは来年1月とか。
最初に書いた感想そのままで、超人高校生並みの優秀な奴が勇者として召喚されたので、一般常識的にはあり得ない活躍で国を立て直していく作品。
主人公を40歳とか65歳とかにしても結局シックリ来なかったと思う。現代日本から召喚してどうこうなる人材が出来る話になっていない。どうせ無理なら、オッサン召喚するより若い兄さん召喚した方がラノベらしいでしょって割り切った感じで、細かいことを気にしない方が楽しめる。また、気にしない労力に見合った面白さはあると思う。
普通に面白いし2期も楽しみだが、強いて言うなら、上記したように細かいところは目を瞑って見る作品だが、主人公が妙に低姿勢なのは見逃せない。眼鏡の幼馴染がいる貴族の息子の兵士がタメ口で接してくる。そういう特別扱いを許されても然るべき関係じゃないと思う。
そこらの若造が皆の協力を得て、王国再建しているんじゃなくて、明らかに主人公の若造が優秀だから、王国再建に繋がっているわけで、友達とか平等とか、一般庶民の日本人らしい謙虚な性格とかは、この作品の場合、不自然に見えてしまう。
王と言っても、日本人感覚では当然のように敬う存在だとは考えない。ただの家柄の問題。そんな王が当然のように政を行う世界では、王の権利の正当性が疑われるような描写は不自然だという話。王が友達作ってタメ口で会話出来ないのは、王のプライドが許さないのではなく、王の威厳が損なわれるからなんじゃないのかな?と僕は思う。
まぁ、何にせよこういう理屈っぽい作品ってそんなに多くないし、楽しみな作品。5点。
【魔法の妖精ペルシャ 48話視聴終了】
AT-Xでデジタルリマスター一挙放送やっていたので観ました。高校生の頃、リアルタイムで見ていたのですが、その頃はペルシャの脚ばかり気になっていました。でも、改めて見直してみると、ペルシャって、ほんとに優しい娘だったんだなあとしみじみ思いました。「ウッスラパー」だの、「やーのやーの」だの、頭の弱い娘だと見誤ってはいけないのねと。80年代のテレビアニメにしては、かなり丁寧に作られていた作品だなと感じました。
あにこれのレビュー更新するので、詳しくはそちらで。
ぼくたちのリメイク 最終回まで
こういうクオリティの作品も今どき存在するんだなぁと。うれしい誤算というか。
単純な人生逆転のタイムリープ物だと思わせておいて、歴史改変なのではなく、人生をやり直した感じのシナリオ。従ってタイムリープしてきたという部分は別に無くても成り立つようなスタイル。
この手の都合の良い時間移動をする主人公ってどちらかと言えば、凡庸な事が多い気がするけど、本作の主人公はとても有能だ。ただ、主人公の能力とクリエイターの能力は方向性が違う為、クリエイターを立たせるという方針とか「自分は何もしてない」的な発想が非常に腑に落ちる。
主人公が介在した事でクリエイター達が元の未来と比べて、輝いてない未来に行ってしまった事に対しての主人公の罪悪感とか、何がキッカケだったのか思い当たる節があるところ、何だかんだ言ってクリエイターの扱いがとても面倒くさい部分とか、実にシックリ来ていてシナリオが素晴らしい。
あえて残念な感じの部分を言えば、何度も時間移動を繰り返している割には考えられる最良の結末に落ち着いたという感じではないところ。続きがありそうな終わり方だったのも気になる。
まぁいいけど。5点。
シキザクラ 2話まで
ざっくり言えば、バトルスーツみたいなのを装着して、爬虫類が進化したようなオニを倒すというオリジナルアニメ。舞台は現代日本だと思われる。
その時点で、このような状況に持って行くまでに、それなりの展開が必要なんだけど、何となくやっている事や、どういう組織なのか、何が悪の現況で、今どういう状況なのかが解りやすいんだけど、架空(アニメ)の話として分かりやすい状況と、現実世界でリアルにその状況に置かれたときに、すんなりそれを受け入れる事が出来るのか?ってのは別問題で、予定調和感が非常に強いストーリー展開になっている。
糞とまでは言わないが、低レベル。従って、全体的に低レベルな作品で終わる可能性が高い。
CGなのか何なのか知らないけど、動きがぎこちない気がする。主人公の親友と思われるデブのセリフが面白味も無ければ説得力もカッコよさもない感じで脚本が新人?と思わずにはいられない。
バトルスーツのデザインが糞ダサいので、同じことやるにしても、生身のチャンバラで良かったんじゃないか?と思う。鬼の力が宿ってるのは刀とか槍って設定で。
幽世を閉じる巫女さんみたいな美少女も要所要所で放置されるバトルパート。彼女、戦える人じゃない気がするんだが、目を離してどうするんだ?赤ちゃん路上に放置するレベルに思える。
そもそも、始まってから2分くらいの名古屋で起こったらしい大災害で、何やってるのか意味わからないバトルスーツ同士のチャンバラと、爬虫類の群れが駆け抜けるのはいいとして、巫女さんみたいな人って感情がまるで感じられない無表情で舞ってるんだけど、不自然な感覚が強い。
これもう見ないでいいかな。
〇21秋放送開始の初期感想♪ 10/29
『ルパン三世 PART6』(漫画原作、未読)0話~1話
時代をまたにかけて活躍するルパン新作。ついにルパン対ホームズか!?楽しみ!
『サクガン』(オリジナル)~4話
3食カップ麺から脱出の旅!これは大冒険間違いなし!親子ロボ。かわいい。
『境界戦機』(オリジナル)~3話
テンポの良い会話、魅力的なキャラクター。これよ!紛争地帯となった日本で未来を切り拓く!
『王様ランキング』(漫画原作、未読)~2話
童話的でもらい泣き必至。わかりやすいおもしろさ。
『テスラノート』(漫画原作、未読)~3話
ニコラ・テスラの遺産をめぐるスパイアクション。おもしろい。ただし、3D・2D混在の違和感は大きめ。
『さんかく窓の外側は夜』(漫画原作、未読)~4話
心霊ホラー、BL乗せ。冷川の不気味さがいい塩梅。ヒウラやムカエの存在もおもしろい。
この先どうなるのか楽しみ。
『ブルーピリオド』(漫画原作、未読)~4話
「僕たちは、飲み会を支えに、この世界を生きていく。」・・・・・・じゃなくて。(ぐらんぶる)
好きなことは趣味でいい、は大人の発想。そうよね。「好き」に邁進する時が一番得るものが大きい。
『やくならマグカップも 二番窯』(フリーコミック原作、未読)~4話
「好き」に邁進する芸術家がここにも。
実写の多治見市巡りも楽しんでいます。聖地巡礼のお膳立てはバッチリの模様。
『MUTEKING THE Dancing HERO』(オリジナル)~4話
(゚∀゚)ムテキーステキーミリョクテキー♪地球の平和ハッピネス♪
『最果てのパラディン』(ラノベ原作、未読)~3話
おはなしがうまくないのですが外の世界がどうなっているかは気になるのでもうちょっと見ようかなと思います。
『でーじミーツガール』(オリジナル)~4話
ファンタジックな映像が素敵だけど、90秒の尺で一話完結しないのはぶつ切り感が強い。
ポンコツクエストが見たかったんだけど月一放送なのね。YouTubeで見た方がいいかもしれないなあ。
最果てのパラディン 4話まで
どこにでもありそうな異世界転生物と思わせて、非常に不思議で色気のない幼年期を送る少年。どうしてこうなったのか?という興味で引っ張られる。優秀な師匠達の下、気が付けば最強になっていたってパターンでもなさそうでとにかく地味なんだけど、丁寧に家族の絆を描いているような感覚があって好感が持てる。
現時点までは、普通に面白いけど、今後どうなるのか全く分らないところも魅力なのかな。何となく想像だけど、主人公が旅立って、修行で磨かれた能力を発揮して大活躍するような感じを望んでしまう。
それって、どこにでもある異世界転生なのでは?と我ながら思うけど、成長の過程を丁寧に描くだけで、ご都合感がかなり薄れているし、幼年期が修行そのものだったのに大して強くありませんって話だとそれはそれでキツイ。
先が読めないので大して書く事がない作品。今のところは好感触。
メガトン級ムサシ 1話まで
どことなく設定が「蒼穹のファフナー」に似ていると感じた。
キャラデがしょぼく、お話に無理がある感じが非常に強い。どう考えても世界が滅んでおり、0.1%だかの人間がそこそこ戦える程度のシェルターや兵器を準備するなんて不可能。そんな事が出来るなら99.9%も死んでない。
何かこのダメな感じの既視感が強い。何だろう。あぁ思い出した。ゼクスとかってやつと同レベルだ。
とはいえ、細かいところは初期設定部分として大目に見れば楽しめるのかも知れないと思ったら、EDで日野晃博という名前が目に飛び込んできた。あぁ「ガンダムAGE」のクオリティかぁ。
無理でしょう。無理。
Wiki見たらメディアミックスコンテンツだとか。あぁ無理だ。無理。
面白いアニメを作る事に特化してない上に、三流が作ってるアニメって事でしょ?無理でしょこれ。すでに序盤で突っ込み所満載だし。
1話切り。運動音痴が近代五種に挑戦するようなアニメ。
無理感が強いけど、単なる面白さだけなら、そこまでつまらなくはないよ。面白くもないけど。期待が出来な過ぎて無理。
探偵はもう、死んでいる。 4話まで
前クールの作品なんで、全部見てから感想書こうと思ったけど、結構ひどい作品なんで書きたくなった。
「緋弾のアリア」を思い出す作品。話逸れるけど「緋弾のアリア」をちょっと説明。記憶で書くから若干違うかもだけど。
探偵、警察、傭兵などを養成する高校が舞台で戦闘技術や銃火器の扱いを習う少年少女。学生でありながらミッションをこなす過程で敵対する悪の組織みたいなのは、普通に人間じゃないような化物(狼男みたいなのとか)を送り込んでくる。
学校の設定がぶっ飛んでいるが、そこは初期設定部分としても、敵対する相手が人間じゃなく、さらに飛ぶ。学園生活は傭兵等になる為の厳しい訓練と言ったリアルさがなく、そこに通うぱっと見普通の女子高生がセーラー服は防弾仕様とかで銃撃を受けるとか、足とかが隙だらけで呆れる。主人公アリアは身長150cm、体重42kgくらいにしか見えない格闘するには貧弱な身体。要するに、あらゆる部分でリアリティが無い作品。代わりにお色気や萌えは充実。
本作はどうだろう?中学生の主人公が探偵の助手として世界を飛び回る。義務教育受けてない気がしてならない。シエスタ含めて、主人公に探偵としての能力(推理力)が優れていると思える部分が1mmもない。なんか知らんけど勝手に見破ったという程度でご都合感が強い。
敵対する組織も普通に人間じゃない奴が出てくるなどリアリティがない。主人公が巻き込まれた理由が体質という設定は悪い意味で斬新だ。あらゆる部分でリアリティが無いが主人公を取り巻く女性陣は皆可愛らしい。
うーん。ちょっと面白くする方法が思いつかない。4話までと言っても実質5話で、このままのクオリティで突っ走りそう。嫌な予感しかしない。現時点では、低レベルな作品を表彰する賞があるなら、ノミネート間違いなしのレベル。
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 5話まで
この文章の原稿書いた時にあまりにもタイトルが長い上に、タイトルがあらすじなんだなぁと思ってしまった。このセンスで作品作ったらどうなるのか?ある種の実験アニメ。
勇者のパーティーに居た頃の主人公は玄人的な強さというか、スキル等に頼らない能力でメンバーから一目置かれるような存在だった模様。中々にカッコ良いし、設定としても悪くない。
パーティーを抜けて、スローライフしている主人公は可愛い女の子と実質夫婦みたいな生活を送っており幸せな感じだ。
ここまで書くと、どちらにしても良作って思われるかも知れないけど、そうはいかない。
本作は基本的にスローライフの作品。勇者時代の話は思い出話でしかなく、どんなに良く出来ていても、正直言って邪魔だ。スローライフだけ描いていればそれでいいのか?と言うと別にそうでもない。
本作は勇者時代の主人公のカッコ良さがそのままモテる理由であって、よくある異世界転生のチート主人公が女の子をデレさせるようなカッコ良さをリアルタイムで発揮しない。ゆえに、ただイチャイチャしているだけの話になっている。
このままだと、どっちにしても面白く無いと思う。スローライフを続けるのが困難となる、勇者のパーティー時代のしがらみに巻き込まれそうな気がするけど、それはそれでいったい何が売りのアニメなんですか?って話な気がするね。
少々辛口な文章になったが、面白くもなくつまらなくもない0点くらいには落ち着きそう。
探偵はもう、死んでいる。 最終回まで
一番面白かったのは冒頭の1シーン。CAが「お客様の中に探偵の方いませんか?」と。この問いかけに主人公がピクっとする。1分にも満たないシーンだけど、あまりにも面白そうなんで、平行してやってたゲームとかを全て止めてアニメに集中した。
それ以降、常時面白くない苦痛の時間が始まる。
まず、世界を股にかけて異星人だと思われる集団と戦う作品を描く上で主人公等の肩書(設定)をどうしようか考えた結果、探偵が一番都合がよいと考えた程度の話で、探偵物とか推理物という要素は1mmも無い。
「人造人間と戦う探偵になる!」とかってセリフがあるけど、それは探偵の仕事ではないと総ツッコミ確実だろう。ちなみに「探偵とは依頼者を幸せにする仕事」みたいなセリフもあるけど、もちろん依頼者が存在しない。
本作の致命的な欠点の1つは、名探偵のシエスタの素性が解らず、助手の主人公はただ巻き込まれ体質なだけの中坊という点にある。同じことするにしても納得の行く背景を見せてもらえれば感情移入出来るのに、それが無いから、終始一貫して茶番劇を演じているようにしか見えない。そもそも、倒すべき相手がいち探偵が相手にするレベルを超えているのも違和感でしかない。
もう1つの致命的欠点は、要所要所で名シーン、名セリフを作りたいと考えている節があるが、すべて滑稽なレベルでカスな点だ。全体的に状況をわきまえないくだらない探偵と助手の掛け合いにイライラしてくる。そんな事するくらい仲の良い友達以上恋人未満みたいな相手に銃口を向けるシーンがあるのだが、どう考えても頭おかしくなっていると思う。お前は大切なパートナーに言う事聞かせるために銃で脅すの?って。
初代名探偵シエスタは死んでおり、比較的早い話数で2代目名探偵のナギサが登場したが、ナギサ登場以降のシエスタとナギサの活躍具合は7・3くらいでシエスタの圧勝。何のためにこの女死んだの?って思う。
その死も含めて、本作が1クールかけて描きたかったシナリオを「サザエさん」を例に解説してみる。血縁関係は気にせずビジュアルだけイメージしてほしい。
主人公は探偵のサザエさんの助手として世界を飛び回っていた。そんな中、ウキエさんが現れ、倒すべき敵はウキエさんだと判明する。その後、唐突にワカメちゃんを拾い、疑似家族の様な関係で愛情を育む。
ところが、ワカメちゃんはウキエさんの別人格の同一人物だったのだ。ウキエさんとの対決でサザエさんは心臓をウキエさんに取り込まれてしまう。
これはウキエさんの精神を乗っ取り、ワカメちゃんを救うための作戦だった。この戦いでちょっとした記憶障害となった主人公の前にタイコさんが現れる。タイコさんは心臓移植を受けており、その心臓がサザエさんの物だと察する事が出来た。
タイコさんと探偵業を再開した主人公は人造人間とのバトルの最中に記憶が鮮明に蘇り、タイコさんがワカメちゃんである事を確信する。ほどなくして、タイコさんの身体を心臓から操り復活したサザエさんと再会を果たす。
ちょっと何言ってるか分からない話。アニメ、漫画のお約束で悪そうな奴は悪そうな顔、仲間になりそうな奴は見てくれが良いってパターンも考えものだが、全くの別人が実は・・・でした。みたいな話は無理があり過ぎて、感動のシーンのつもりなのだろうが、見ていてドン引きだ。
そもそも、ワカメちゃんとの出会いも唐突で不自然。初代名探偵が主人公に残した仲間の一人にカウントされるシャルとかいう戦闘力に秀でた美少女はどこで出会ったのか不明。
そこからの推察だが、本作は普通にアニメ化したら20話くらいかかる原作を無理矢理13話にまとめてしまったのでは?だから、こんな糞みたいな作品が出来上がった。
2021年夏開始のアニメは視聴予定の半分程度しか見れてないけど、おそらく本作がクール最低。それくらい抜きに出て面白く無い。
【クラッシャージョウ】
83年公開の劇場アニメ。ずっと前に見て、全然良い印象が無かったのですが、AT-Xでデジタルリマスター版を放送していたので、改めて見直しました。ガンダム、マクロスなどがヒットした後の作品で、安彦良和監督、高千穂遥原作の作品とあり、当時のオタク界隈にとってはテンション爆上がりの作品だったはずなのに、すごく印象の薄い作品でした。
各キャラのアニメらしい動きによる感情の表現。ストーリーも分かりやすく、次から次へと巻き起こる格闘、空中戦、艦隊戦、カーアクション。使いまわしの無い丁寧な作画など、間違いなく当時のアニメのトップレベルの作品です。
ただ、これが面白いかと言われれば全然面白くないわけで。丁寧でよく動く作画を連続で見せられて途中で疲れてしまいます。2時間が長くて長くて、「早く終われ」と願う自分がそこにはいました。巨人ゴークのときも感じたのと同じ印象です。ストーリーはいくつかのパートに分かれているのですが、それぞれが大して面白くもなく、平坦な山を何度も昇らされtいるような印象です。
これ、2時間退屈することなくしっかり見せてくれる宮崎駿の作品と比較してみると、シナリオのメリハリとか、感情移入のさせ方とか、すごく大事なんだよなと再認識させてもらいました。
当時、ガンプラブームもあり、劇中に登場したメカのプラモデルも発売されていました。自分は一切買うことはありませんでしたが、おもちゃ屋に並んでいた箱絵のメカがところどころに登場して懐かしかったです。しかし、そのメカたちの出番ってのがホントにチョイ役で、こりゃこのプラモ買いたくなるお子さんいないだろうなと。
当時の技術の粋を集めた退屈な作品となったことはとても残念です。
出会って5秒でバトル 最終回まで
どこにでもあるデスゲーム系。とは言えゲームの設定的にも殺す事を強要しない心優しい作品。
ゲームが得意だからと言って、この手のバトルで勝利出来るかは関係ないと思うが、主人公の相手が思っている能力が自分の能力という設定を活かした戦略、戦術は概ね及第点の出来。
しかしながら、1クールアニメ分の原作消化でも、すでにパートナーの女の子の想像力に依存するようなご都合設定を持ち出している為、長く続けば続く程、戦略的なバトルではなく、ご都合展開のバトルになる事が予想される。
ありきたりという点もあるけど、劇的に面白いわけでもなく、この辺りで終了でいい作品だと思う。一応1クール分に関しては知的バトルだったと認めてもよい。
さくさく見れる良作だが、まぁ5点には若干届かないかも。
女神寮の寮母くん。 2話まで
エロが売りなのは解るけど、それ以外があまりにも面白く無い。この程度の作品がよく連載続けられるね。雑誌のレベルが知れるというもの。
主人公が中学1年生というのが倫理的にどうなのか微妙だけど、その分、シチュエーション的なエロさがなく、単に裸丸出しの人がいる感じというか、ベタなドジっ子がいる感じというか、エロくないというか。
恋愛方向に持って行くこともまず無いだろうと考えられる。また、寮生達はそれぞれにダメな部分が異なり、オリジナリティを出しているつもりかも知れないけど、レイヤーと科学者は2話の時点ですでに同じようなキャラになってしまった。
ボケも弱く、主人公の突っ込みも弱い。
結局何が面白いんですか?って話。時間の無駄だと判断。切り。
かげきしょうじょ!! 最終回まで
ビジネスとしての成功の可能性を考慮とかじゃなくて、純粋に良い作品だからアニメ化しましたって感じの良作。こういうのがアニメであり娯楽。
本作は宝塚女優のサクセスストーリーみたいな作品だけど、全く違うジャンルでも言えるが、主人公は本作のさらさみたいに取っ付きの良いキャラの方が圧倒的に良い。糞真面目に作ってストイックな少女が主人公とかだと重苦しくなるだけでメリットがほぼ無いと思う。
ビジネス的な都合でああなったのかも知れないが「22/7」と比べても雲泥の差がある。
本作は「スタミュ」とかと大差ない作品だけど、シナリオ的に似ている感じがしない。ただ、非常にオリジナリティが高いか?と聞かれたら、むしろ、どっかで見たことがある感じがする。ずっと古い作品の良いところを繋ぎ合わせて作っている感じ。赤いバラの人とかまんまだし。
メインキャラたちの歌劇にかける思いとか悩み、葛藤みたいなのも丁度よい尺で描かれていて、1クールに上手くまとまっていると感じた。
1日で全話見れるレベル。5点。
チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~ 最終回まで
1話が非常に面白く無く、1話切りした人が結構いたのではないかと推測される。3話くらいから、本作の標準的な面白さに到達し、そこから横ばい、多少良くなって行ったと言えるかも知れないけど。で、最終的な評価は面白くもなく、つまらなくもない0点。
1日で全部見る事ができたが、この程度の作品を1日の楽しみとして過ごす事を考えたら、死んだ方がマシだと思えるレベル。途中で眠くなって昼寝が必要だった。
原作がラノベらしいが、ラノベとしてどこがどう面白いのか想像がつかない。漫画だとしたなら、3ページくらいの4コマ連載として生き残れる可能性もある気がするけど。
サクセスストーリー要素がなく、薬を作って困りごとを解決するというシナリオにも光る物を感じない。主人公をツッコミとした笑いが結局は売りの1番手だと思うけど、周りのキャラがほのぼのとした可愛さがある為、それはそれで長所なんだけど、ボケキャラとしては弱くなってしまい、笑える作品にはなっていない。
主人公が薬を創作する際にテンポの良いBGMに合わせたお決まりのシーンが5~10秒くらい入ると思う。このシーンが無いと、あっさりと薬が完成する感じになってしまい、それはそれで微妙だが、この創作シーンは作っている物に対して、映像との整合性が取れていない部分にレベルの低さが感じられる。体の良い尺稼ぎでしかないんだなぁと。低予算のアニメって事なのでは?
暇つぶしにはなるが、本作で暇をつぶすなら仕事した方が良いと思った。
【21年夏アニメ 評価】
例によって上から面白い順。
◎かなり面白い ○面白い △つまらん ×切った ◇視聴途中 ↑評価向上 ↓評価下落
◎白い砂のアクアトープ
◎ぼくたちのリメイク
◎出会って5秒でバトル
◎無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
〇↑死神坊ちゃんと黒メイド
〇カノジョも彼女
〇精霊幻想記
〇月が導く異世界道中
〇100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン
〇ジャヒー様はくじけない!
〇D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION
〇小林さんちのメイドラゴンS
〇乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
〇チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~
〇探偵はもう、死んでいる。
〇かげきしょうじょ!!
〇↓Sonny Boy
〇魔法科高校の優等生
〇迷宮ブラックカンパニー
〇女神寮の寮母くん。
△転生したらスライムだった件 第2期 第2部
△NIGHT HEAD 2041
△平穏世代の韋駄天達
×ゲッターロボ アーク
×SCARLET NEXUS
×ピーチボーイリバーサイド
20勝6敗 勝率.769
無職転生は2期の前の再放送だったのですね。でも、面白いです。アクアトープや無職転生、僕たちのリメイクなど、面白かったものは2クールに続く感じですね。シャヒー様は面白いんだけど、2クール目はさすがに飽きてきた感じ。それでも実に楽しめたシーズンでした。
機会があったら観てみたい
バイオハザード:インフィニット ダークネス
戦乙女の食卓Ⅱ
2期モノなどまず観ない
アイドリッシュセブン Third BEAT!
IDOLY PRIDE(再放送)
アサルトリリィ ふるーつ
ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA
TSUKIPRO THE ANIMATION 2
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜-
ひぐらしのなく頃に卒
ラブライブ!スーパースター!!
闇芝居(第9期)
暗黒家族 ワラビさん
ヴァニタスの手記
うらみちお兄さん
Obey Me!
俺、つしま
みにヴぁん ら~じ
現実主義勇者の王国再建記
極主夫道
しゃばけ
天官賜福
トラとミケ
ぶらどらぶ
ホワット・イフ…?
モンチッチ
指先から本気の熱情 2-恋人は消防士-
よしまほ
RE-MAIN
マブラヴ オルタネイティヴ 2話まで
いつものアレなうえに、この時期にまだ2話。最後まで見てから感想書いても良かったけど、ちょっと前から言いたい事があったので投稿。
ビジュアルに秀でたキャラクターデザインとNo1か否かは個人の主観にもよるけど、数多あるロボットアニメの中で無難だが、それゆえに秀でてカッコいいと思われる戦術機のデザイン。
ぱっと見の部分で頭2つくらいリードしているのに大して面白いアニメでなかったこのシリーズ。何でか?
ベータとかいう数不明のうじゃうじゃいる化物相手に根性とか努力ではどうにもならないレベルで蹂躙されていく人類という構図がただの悪趣味でしかないから。
普通に考えて地球を捨てて宇宙船で逃げているような状態の「シドニアの騎士」の方が遥かに人類が追い込まれている気がするけど、シドニアの場合はガルナを倒して危機を回避するという、その都度ハッピーで終わる戦いをしていた。
トータルイクリプスではビーム砲みたいなのでベータの大軍を一網打尽にするようなシーンがあった気がするけど、本シリーズはベータを排除して地球を救う事を目的とした作品じゃない為、シリーズ各作品がそれぞれに最終回を迎えても世界が平和になった記憶がない。
「ストライクウィッチーズ」と同じで世界が平和になるとやる事が無くなってしまうから、殲滅方法が解らない敵を作って常に戦い続ける。そんな奴が相手だと、そもそも戦略的なシナリオが作れない為、その場その場での戦いを描くしかない。何だかんだ言って勝利して終わる「シドニアの騎士」に対して、死ななくて済んだだけで終わる感じの「マブラヴ」。
本作の1話はいつもと同じ悪趣味展開に終始。2話になると、何となく最近よく見かけるタイムリープ物の要素を持ち出したこのシリーズとしては斬新な展開に。
オルタネイティヴ4が何なのかよく解らないけど、それを成功させてオルタネイティヴ5を阻止するとか、ちょっと頭おかしい話が展開するあたり脚本のレベルが高くないと思われるが、少なくても今までよりはずっと期待できると感じている。
どうなるか今後が楽しみな作品。
異世界食堂2 最終回まで
ちょっとした異世界ストーリーの後に美味い異世界飯を食うというパターンの作品。前作も割と好き。
多分、異世界ストーリーの方は本作の方が1期より上で、特に良い味が出ていると思ったのは
・砂の王子と帝国の皇女の結婚
・マスターのお祖母ちゃんの登場
など、設定の使い方として良かったのは、クロだとリザードマンと会話が出来る所とか。
ただ、メインとなる飯の話は1期の方が良かった。理由は定かではないけど、いくつか考えられるのは、飽きてきたって部分。もう一つは、腹が減った時に食って「うめぇ~」って心の中で叫ぶような類ではない題材の話が多かった気がする。チーズケーキとか、パフェとか、ゼリーとか、スイーツ系に手を出す必要ないんじゃいないかな?まぁ個人的な考えだけど。
面白い方の0点。
白い砂のアクアトープ 最終回まで
風花が馴染んでくるまでの展開が若干つまらないかなぁという気がしたけど、途中からシックリくるようになったのでガマガマ水族館編もそれなりに面白かった。とは言え、ティンガーラ編の方が良かった思う。
ギクシャクしていた南風原さんとの関係改善や、単なる飼育員で終わるのではないくくるの成長とかよく描けていたと思う。
「サクラクエスト」とかの仲間だと思うけど、やっている事が現実的というか無理が無いと感じられる方がアニメとしても面白いと思う。題材の選択が当たりだった気がする。5点。
100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン 最終回まで
最後の最後でタイトルの意味がわかったけど、別に何とも思わない。
視聴意欲が全然沸かないので、とっくに終わっていた作品を今更視聴して、一応一気に見ることが出来た。何となくイメージしていたよりも明るい内容になっていると思った。新しく加わった金髪や外人がパーティの明るさをアップさせているんだと思う。
ただ、内容としては子供も含め、かなり大勢が無残な死を遂げたりしており、それなりにハードなんだけど、昨今のアニメのレベルを考えると別段キツイ内容という感じがしないのは好意的に受け止めたい。
一気に見れる程度には面白いんだけど、これは面白い方の0点かな。前作が5点評価だったら、今作も5点でいいけど。どっちにしろ、毎週視聴しても、毎週楽しみなレベルではなく、一気に視聴しても、感慨深いものもない。その程度の作品。
【ブルーピリオド 視聴終了】
学校の図画工作の授業しか受けたことないのに、美術科の受験を受けた経験のある自分としては、それはただの万歳突撃だったんだなあと今さらながら痛感しました。美術とはあれほど深く、感覚や才能だけではどうしようもない世界だったんだなあと凄みすら感じさせられました。実に面白かったです。2期も是非観たい。完結してないけど、現時点で傑作。
ジャヒー様はくじけない! 最終回まで
非日常の萌え系ギャグアニメってとこだろうか。最初見た時「まちカドまぞく」に似てるなぁと思った。「まちカドまぞく」が好きじゃないので、それよりは面白いけど、「メイドラゴン」より下程度の作品かなと。
貧乏暮らしで、ジャヒー様の性格もあまり好きになれなかった。魔石を集めるという不毛な作業にライバルになるであろう魔法少女という概念のくだらなさ。3話くらいで切ろうかと思ったが我慢して視聴した。
回を重ねる事に子供の姿でも、大人の姿でも憎めないジャヒー様の味が出てくる。いつの間にかくだらない魔石集めもしなくなった。
それなりに暇つぶしにはなったと思う。存在しなくても、特に残念に思わないレベルだが、面白い方の0点としよう。「メイドラゴン」より面白い。
大正オトメ御伽話 最終回まで
面白い方の0点。
ラブコメでもなく、ラブストーリーでもなく、ギャグでもない。あるいはラブコメであり、ラブストーリーであり、ギャグ。色々やってる感じで何を楽しんでいるのかよく解らないけど、それなりに楽しめる。
不幸な人間が幸せになろうと頑張る姿を描いているというか。目標が大富豪とか英雄とかじゃなく、ごく普通の幸せな生活を夢見るようなシナリオな為、特にこれといって凄い事を必然的にしない。
性格に問題があったり、お調子者な感じだったり、素直じゃなかったりと言った短所を長所が上回っているようなごく平凡な良い人達が友達になって行く。
ほのぼのとした絵柄のキャラクターデザインなのに、未曽有の災害(関東大震災)に立ち向かうようなハードなシナリオで締めた。
嫌いじゃないが、続けてもすこーしずつ、つまらなくなっていく作品に思える。