今期観た作品は13作品 途中で断念が6作 毎週楽しみだったのが2作 内容はないが好きだったのが1作 面白くはないが一応観てたのが4作だった。(2クールアニメは5作みてます)
前評判は2014年春アニメより悪く感じた。(ニコニコ動画の反応が)
【総括】
今期のアニメは楽しみだった作品が少なく、そのせいもあってか前期よりも断念したアニメが多く、結果2桁も視聴しない結果に終わった。
また、前期のアニメの2クール目を観ているものが多かったのもこの原因だと考えられる。
平均10作品しかみない自分に、あまり面白くはないアニメが多かった割に、7作品も観せた今期は健闘したのではないかと考えた。
【結論】
今期のアニメ不作の割に健闘した。
個人的には、一話切りができずズルズルとつまらないアニメを上手く観せられ、今期の面白いアニメを見逃した恐れがあった。
クールごとの総括って難しいですよね。豊作不作ってのが良くあるパターンですが、余程酷く無いと大体個人の勝手な好みに過ぎないです。私は冬の方が不作だと思いました。冬が不作なのは毎年の事で過去まどマギが放送された事がありますけど、ここって税金対策なのか?前年度の2クール作品が大半を占めるんですよ。2014年度の秋クールを見れば分かると思います。2クール作品が多いと思います。冬は2クール目を前期とするならある程度必然性があると思います。大体春がどの年も豊作にナルト思います。進撃、魔王俺ガイルもこの時期でした。そこと秋の2クール大作の間に挟まれた夏と言うのは不作っぽく見えます。
夏の特徴として夏らしい作品ってのがあると思います。そこで今期はグラスリップが大半の人にとってはコケタのが大きいと思います。私個人はそこそこ楽しんでますが、私は他者に影響を受けるというより、多くの人との共通点で刺激を受けるタイプなので、個人的に楽しめていても、共通点でだめだこりゃって思うのでこの酷さが良く分かります。次にFREEが2期だというので新鮮さが皆無な事ですね。夏を示す作品に活力が無い。これが致命的だと思います。
冬よりはマシだとは思うのですけど。冬悪くないのですが小粒だと感じる作品が多かったです。全体的に地味で良作があっても目立たない。そして、飛びぬけた作品が見当たらない。夏も似てるんですよね。平均的な良作としてアルドノア、ばらかもん、野崎君、グールだと思います。この中でアルドノアが分割2クールだと言うのは致命的です。中途半端になるのはミエミエなので、前期のセレクターと同じで押すにはそれが致命的。冬よりは微妙にトップ4の質が高いので良いけど、どうも突き抜けた作品がないなと。
結局総括の最大の問題は、個人的な好みから抜け出せない事と、もう一つは、個別作品の話しになるだけなので意味が無いってのがあります。全体をまとめることに意味を意味出せるか?にあると思います。
私としてはもっと大きな流れで見た場合テロルが微妙な面白さの作品ですが、意欲的な作品だったと思います。作り手の中身を創る力量が足りなかったので仕方ないのですが、それ以外でこういった題材を扱うのは面白いと思います。一見実写でやれば良いじゃんとなります。でも実写ドラマってコストの掛かる題材やらないんですよ。映画には活力無いからアメリカなら?になってしまいます。日本でこういう題材を扱うってアニメしか無いと思います。売り上げ的には意味の無い題材ですけど、採算度外視で、新しいことに挑戦しようというのなら全面的に支持したいです。
後はアルドノアですね、古きよき宇宙戦記物を現代ナイズさせて蘇らせています。ただロボット物としては頭脳戦の粗が見えてもう一つ新しいロボットバトルになってないですね。現代的な展開に刺激のある戦記物でロボット物復活って言うのとは程遠いなと思うのと、似たタイプのコードギアスに比べると2番煎じで懐古趣味的だと感じます。ガルガンで魅せた温故知新的な虚淵氏の手腕が出て無いと感じています。原案で止まってしまったからかもしれません。ただし後をうけついだ脚本さんが楽しい展開を作ってて十分に面白いですけどね。古臭い舞台だと言うのはぬぐえて無いです。
萌えるアニメと言うのが活力を失って(まだ絶滅とかそういうのは全く無いです春ごちうさのヒットもありますし)次なる活力を見出せないアニメ業界の困惑が何年も続いてる気がします。単発ではまどマギ、進撃などのヒットがあるのですが、それが方向性を作るというのが出来てないなと強く思います。
後クールで語りたくなるって年度代表とも言える作品があったか?になります。現時点でノーゲームノーライフを追い越すか?と言うと無いですね。私自身はピンポンを押しましたが、それは甲乙付けガタイってことで、どっちでも良いです。それぐらいノーゲームノーライフは今ってのを感じさせる力があります。昔からあるので今の流れだと言いたくは無いのですが、今ゲームを舞台にするのがきてるとは思います。そのトレンドに乗ってるのと、創り方の滅茶苦茶さの割りにポイントは抑えているのが実に今風です。10年20年前なら考えられないつくりです。ただ秋クールでそれを越える作品が出てくるのかもしれませんけど。私は2期ってあんまり重視しません。2期ってやっぱ1期の続きだと思うのですよ。だからサイコパス2とかが年度代表作品になるのは抵抗がありますね。重量級の多い秋が控えてますが、夏はとにかく年度代表になれるような作品がなかったなと強く思います。
ゼロ年代と言うのは90年代のセカイ系の流れが初期にあったけど萌える時代だと総括できると思います。じゃあ2010年代はどういう時代なのか?と言うとこれが萌えブームの停滞で大きな巨木が倒れたから時代が変わったと認識できるのですけど、だからって萌えアニメがなくなったわけでもないし、それに変わる大きな流れは無くて散発な1年限りのヒット作品が連発してるだけです。10年代のアニメは10年代を代表するような顔の見えない時代ですね。それが今クールも今年も続いてるって感じです。無理矢理語ればゲーム系アニメと言えますけど無理矢理ですね。またシドニアや進撃みたいな対話不能の敵との殲滅グロバトルも無理矢理ですね。過去からこれらはあって散発的にヒットしてて、衆知の事になっただけなので。
ちなみに個人的に面白かった作品は2期2クール目無視で。
アルドノア
野崎君
ばらかもん
グール
この4つが序列に意味が無く抜けています。
後は
ハナヤマタ
アオハライド
るるも
テロル
グラスリップ
これらはそれぞれ差があります。