「定期的に嫌いな人に会う事にしてるんです。なぜなら嫌いな奴ってのは、自分に似ているタイプか正反対か、どっちかなんです。なぜその人が嫌いなのかを考える。すると、知らなかった自分の好みや信念を発見出来る。」
…これはAKB48のプロデューサーでも有名な秋元康さんの言葉ですが、凄く的を射た意見かと。
自分も『嫌いな物』を知ったほうが『好きな物』を知るよりも、その人の本質を、より理解できる気がします。
そこでアニメ関係の『自分の苦手な物(ジャンル、キャラ等)』と『なぜ嫌いかの理由』を書いちゃってください♪
そして書き込みを見た方が、その意見に賛同するもよし、「〇〇な理由で嫌いなら、このアニメなら大丈夫じゃないかな?」って苦手克服の助けをするもよし…な感じでスレが進行していけばいいかなーと♪
※『なぜ嫌いかを書いて自分を考察してみる』のと、それに付随する『苦手意識克服』が目的です。
なので、『自分は嫌いなのに人気あるから、憂さ晴らしに批判書いてやる』的な気持ちでの書き込みはご遠慮ください。スレが荒れる原因になりますので。
宜しくお願いします。
>>41
>なかなか楽しそうなスレッドですね。
ありがとうございます。おいらが勝手に楽しんじゃってるだけだったりしますがw
日常物で特に女子しか出ないタイプの作品か…
意識して登場人物を女子だけにしてる作品ありますもんね
『ゆるゆり』なんかは、原作では男の先生だったのを女性に改変したりする程の徹底ぶりだったしw
おいらは視聴層が男性メインだから仕方ないのかな?ぐらいに考えちゃってましたがw
あれ?まてよ…女の子ばっか登場するのが興味沸かない理由がchanceさんの日常と変わらないからって考えたら…
さてはリア充だなwうらやましいぞコノヤロwリア充なんか爆発しちま…おっととりみだしましたすいません(笑
ストーリーに起伏がないと観てて眠くなっちゃう気持ちもわからなくないけど、全てのアニメがジェットコースター展開だと、それはそれで疲れちゃいそうw
おいらは2.3話観てどんな感じのアニメか把握したら、ハードな雰囲気のアニメは時間があってガッツリアニメ見たい気分の時に一気見、ほのぼの系アニメはメシ食いながらマターリ視聴…みたく、その時の気分によって変えてるかもしれないw
>>42
…ご指摘どうもです♪
アカリについては鈍器でビビっていても先に進めないので、
彼女についてはネタバレ容認で詳細を調べた上で視聴を継続することにしました。
〝兄様"へのある種、病的なまでの執着にはやはり深い理由があったのですね…。
誤解していて申し訳ない。
こういう誤解等を回避する意味でも、
私にとって〝妹"は決着を付けねばならない課題だと決意を新たにしました。
>>44
>>あれ?まてよ…女の子ばっか登場するのが興味沸かない理由がchanceさんの日常と変わらないからって考えたら…
あれ?まてよ…ロボットばっか登場するのが興味沸かない理由が智慧ノ輪さんの日常と変わらないからって考えたら…
さてはリア充だなwうらやましいぞコノヤロw
というのはおいといて、うーん、親族分布は確かに男1(自分)女5(内妹1いとこ4)で幼少時代から圧倒的女社会でした。
「女三人寄れば姦しい」と言いますが、5人になると無敵でしたね。
・・・女集団はキャッキャウフフじゃなくてギャーギャーキーキーイライラでしたので、そー考えるとけいおん!みたいな関係は非現実的に映ってるのかも・・・
今考えるに、肉体的特長はおいといて「人間的・精神的な面での愛すべき異性」は「里のおばあちゃん」だったんじゃないかと思ったり。
圧倒的・盲目的な愛情が降り注いでいた様な・・・
>>46
>ロボットばっか登場するのが興味沸かない理由が智慧ノ輪さんの日常と変わらないから
まじか!今まで人間だと思ってた友達がみんなロボットだったとはw気付かなかったぜw
スピルバーグ監督も真っ青だなwww
>けいおん!みたいな関係は非現実的に映ってるのかも…
けいおん!の作者って♂だよね?作者が実際に体験してない女子高が舞台の作品だから、登場人物が非現実的に感じちゃうとか?
もしかしたら♀の作者さんが原作のアニメなら、いわゆる日常物で女性しか出てこない作品でも違和感なく観れる可能性が微レ存。
該当するものでパッと思いつくのが…『ひだまりスケッチ』シリーズ、『GA芸術家アートデザインクラス』あたりかなぁ。
『あいまいみー』や『さばげぶっ』も女性作者だけど…日常物と言って良いのかわからんw
わざわざ苦手な物なのでムリに観る事はないけど、もしも視聴済み作品ならchanceさんの感想聞きたいかも。
>妹もの
恋風・・・ボソッ
>女の子オンリー
マリみて・・・ボソッ
の、4期・・・ボソッ
>>47
>>該当するものでパッと思いつくのが…『ひだまりスケッチ』シリーズ、『GA芸術家アートデザインクラス』あたりかなぁ。
>>『あいまいみー』や『さばげぶっ』も女性作者だけど…日常物と言って良いのかわからんw
OKブラザー
どれも見た事ないので最初の辺見てみます。
皆様はじめまして
とても有意義で興味深いスレッドでしたで拝見させていただきました。
>>26たんたぬきさん
同感できますね。
私はツンデレやロリ少女系自体が好みではないのかもしれません。
特にルイズやタイガのツンデレキャラ・・・ウザく感じてしまい物語りどころではありません。
おかげで声優の釘宮さんにまで拒否反応がでてしまいました。
声優さん自体に悪気はありませんが「くぎゅううう」や「釘宮病」と成分が入っているものは現在敬遠しています。
>>30たんたぬきさん
また同感です。
「無駄」なエロ描写が主軸でストーリーがつまらない物ってなんなんでしょう。
アニメにおける「ストーリー」と「キャラ」って料理みたいな物ですよね。
キャラ(素材)がいくら良くても、ストーリー(味付け、調理法)が最悪ならマズくなる。
逆にストーリーが申し分ない物なら、多少キャラに魅力なくても及第点付けれたりw
もちろん、両方が最高の物をこちら側としては期待しちゃうんですがw
こうなったら…『美味しんぼ』の山岡さんに【究極のメニュー】ならぬ、【究極のアニメ】として、作り直してもらうしかない!?(笑
>>50
こちらこそはじめまして♪
確かに釘宮さんは、ルイズや大河、シャナのせい?でツンデレキャラの代名詞になっちゃってるけど、『ノーゲームノーライフ』のテトや『這いよれ!ニャル子さん』のハス太、そして『鋼の錬金術師』のアル等、少年役も結構多いっすよw
釘宮さんってだけで敬遠しちゃうのはもったいないかとw
ツンデレのテンプレみたいなヒロイン(ロリではない)だけど、ストーリーが高評価な『STEINS;GATE』はどうでしょうか。
上記の、アニメ=料理の法則なら案外雄猫のジジさんでも楽しめるのかもしれないw
未視聴なら是非お試しあれ♪
…シュタゲは主人公が厨二キャラなので、新たに【厨二キャラが苦手】を発症しても当方は責任持ちませんのであしからずww
>>32
けみかけさんの仰っていた『実写版パトレイバー』観させていただきました。
まだ第2章までしか観れていませんが…結論からいうと、面白かったっす♪
警察ドラマで例えるなら「太陽にほえろ」がガンダムだとしたら、パトレイバーは「踊る大捜査線」みたいな感じかな?シリアスよりコメディたっぷりに描いてるから「時効警察」にも近いかもしれないw
格好良さだけじゃなく、あえて格好悪い部分を描いてるのがリアルに感じたのか親近感が沸いたのか…とにかくキャラの魅力も良かったです。
とりあえずは(少し…なのかもですが)苦手意識が薄れた気がしますw
ありがとでした♪
とはいえ、まだ完全に苦手意識が無くなったって訳じゃない(アニメではなく実写版だってのもありますし)ので、
「実写版パトレイバーが面白かったなら、これもいいんじゃないかな?」っていうオススメ『巨大ロボット物』がある方、宜しくお願いしたいのだぜ☆
結局面白くてオススメな作品の話になってスマソ(^p^)
> パトレイバーは「踊る大捜査線」みたいな感じかな?
私は踊る2,3話しか見た事が無く明確には分かりませんでしたが、元々監督の本広監督がパトレイバーの大ファンでそれを刑事ドラマに持ち込んだのが踊るなので順序が逆と言えば逆です。本広監督はサイコパスにも関わっていて漫画アニメの理解が深いと思います。本広監督はサトラレって漫画も実写化しています。実写の方は見てませんが、漫画の方は見ていてなんとなくパトレイバーに通じるものがあるのが分かります。
パトレイバーは押井監督ばかり取り上げられますし、押井色とゆうきさんの若干の色の違いが有るのでゆうきさんがあまり表に出ませんけど、バーディーを見ているとゆうきさんは組織を描くのがかなり好きなのが分かります。パトレイバーは映画2で特に押井さんがそういった組織のおっさん=後藤さんを主軸に描いてて、これを本広監督はかなり気に入ってて攻殻機動隊と絡めて踊るに適用されてると思います。それでもパトレイバーは根本的にゆうきさんが描く土台がそれを可能にしてるので踊るが押井カラーだとされるのはあまり愉快じゃない面もあります。押井監督はゆうきさんのオタ色みたいのがあまりあわなくて、その辺り批判的ですけど、踊るの根本ってゆうきさんが作った土台だよなって思いは強いです。
> 声優さん自体に悪気はありませんが「くぎゅううう」や「釘宮病」と成分が入っているものは現在敬遠しています。
実を言うと元釘宮病です…。彼女タイガ以降緋弾のアリアぐらいしか逆にツンデレやっていませんよ。元々少年声に定評があります。子供っぽい声の人って意外と少年を演じる事が多いです。朴さん、さいがさんや、小林ゆうさんみたいに明らかに声が低いって人も居ますが、ガキって印象の強い女性声優って少年も似合います。少年じゃないですが、今期の中性的な頭悪そうな東京グールのキャラもはまり役です。基本芸達者なので釘宮さんをツンデレで敬遠するのは作品選びとしてもったいないですよ。
ルイズ、タイガと来てなんかこれやりすぎ!ってなってしまったのが大きいです。その余波で物語Sのヒタギも悪い印象に…。恋物語でヒタギも良いかも?って思いなおしてますけど。ツンデレは進化系はエスカレートして不快感を誘う部分を強くするので私は結構扱いにくいキャラ属性だと見ています。
根本的にツンデレってバトル系のヒロインと相性がいいんですよ。普段は作品がバトルメインで攻撃的だけど、デレると可愛いてのがあります。今やってるワールドトリガーで久々釘宮さんツンデレやってますが、これがはまり役だと思います。やっぱバトル系のヒロインははまります。タイガは日常生活でバトルしてるので、素行の悪い少女にしか見えない…。
萌えって元々は狙って描写するものじゃなくて、土台とナル作品の内容に合わせて受け手が勝手にステレオタイプ的に切り出して楽しむ腐女子的なものだったんですよ。でも昨今の萌え文化が決定的に過去と異なるのは、これを意図的にキャラとして中身無視して作り手が設計しょうとして切り出すから、バトルから切り離されたツンデレキャラは粗暴なキャラになる事が多いです…。特にハルヒは画期的だったと思います。原作者の谷川氏が過去のキャラから分析的に様々なタイプを抽出したそうです。明らかに受け手の解釈を超えた作者が狙って作った分かりやすい例だと思います。
私はタイガが苦手なのでさほどとらドラの評価高く無いです。逆に言えばキャラが苦手でも最後まで見てしまったので、中身はそこそこ面白いのですけどね…。とらドラって作品があにこれのかなり高い位置に来てる重要なポイントでキャラがすごくあるだろうなと見ています。キャラが苦手な私からはそこまで高い評価か?って違和感が無いといえば嘘になります。とらドラ人気に違和感感じてる人でタイガ苦手って人そこそこ居るんじゃないかな?と思って書いています。
過大評価って批判って探ってみると、それ君の好みによる過小評価ジャンって事が多いです。基本評価に客観性なんてなくて、好みの多数決に過ぎません。だから私はこういう場がある事がすごく大切だと思います。ステマとか言われてるのってステマって言う人間に根拠が無くて、自分の個人的評価と多数派の評価がずれてるだけのしょーーもない話が多いです。
私の独自の見方ですが、好きと嫌い両方で高いポイントになるのは、深夜アニメにとってキャラ作品どっちも大事だと思っています。深夜アニメって万人受けより、熱烈なファンをつけたほうが勝ちだと言う思いがあります。だから嫌いを作っても好きを作れれば無問題って極論では思っています。
> 「無駄」なエロ描写が主軸でストーリーがつまらない物ってなんなんでしょう。
ストーリーの扱いが難しいです。私はストーリーの基本は変化にあると思っています。けいおんなどが中身は有るんだけどストーリーの面白さで勝負してるわけじゃないのはここだと思います。多くの作品がストーリー=変化を楽しむものばかりじゃなくなってきたのが大きいです。ストーリー性が薄い=中身が無いわけじゃないとは思っています。単純に本末転倒が嫌いなんですよ。可愛いからエロシーンを見たいを思わせる。エロシーンがあるから可愛いキャラ。この後者が順序が逆だろ?ってなるわけです。
端的には今期の冴えない彼女の作り方の0話と2話がすげー分かりやすいです。キャラの魅力なんて何も感じてないのに、冒頭でエロシーン魅せても意味ねーだろってのと。2話がまさにエロじゃなくて可愛さを作ってる上手い例です。同じ作品でコウいう事してるので多分作り手私のいう事分かってると思いますけどね。
後トラブルってダークネスはエスカレートしてますが、これは掲載雑誌が代わったのが大きくて、過去のトラブルはちょっとHな少年漫画って程度です。その下地があるから生きるわけで、ダークネスから見たら多分なんだこりゃ?って思う作品だと思います。一応トラブルって流れがあって、ヒロインの作るヘンテコ発明が元になってトラブルが発生して高い確率でエロ関係のトラブルになるお約束になっています。ギャグ漫画の流れの中でのオチ的なもので使われていたものがエロだけが大きくなってしまったのがダークネスでそれでダークネスから見たら他の稚拙なエロアニメと多分区別できないと思います。実際は無印トラブルからのキャラの愛着が有るからで、エロで釣ってるだけのものじゃないです。なおかつ矢吹氏のキャラデザの魅力があってこそです。可愛くもねー愛着もねー、そんなキャラがエロで誘っても冷めると突き放されるのがオチです。まず前提条件を作るのを努力しろよとなるわけです。
上の話と下の話しって実は繋がっています。私は繋げたつもりは無かったのですけど、昨今の作品がストーリーの部分が複雑化してるというのがあると思います。コメディと割り切るほどじゃないしってもう何かストーリーの定義が出来なくなってきてると思います。漫画とアニメに共通してる部分で画や映像を使った作品って文字で綴るストーリーとはちと内容の面白さが一致しない部分があるんですよ。例えば端的な例としてはとなりの関くんって作品があります。中身を見ると面白いけど、これ小説とかのストーリーとちと違うぞ?って気が付きます。こういう場合ストーリーが面白いと言うのか?と悩むと思います。漫画と言うのが比較的新しい表現なので過去の創作の分析的な専門用語が私は怪しいと思っています。アニメも同様です。アニメの方は実写の面白さと似た部分があります。シンプルに綺麗だなとか刺激を受ける映像を写してそんなものはストーリーじゃないわけです。2001年宇宙のたびなんてまさにストーリーで楽しむ部分が薄いのに名作とされる作品で、冒頭の音楽と地球の夜明けで見せる長い映像は単純に刺激的だとしか言えないわけです。アニメはこういう実写が持つ映像の刺激を多用しています。これは漫画では刺激として弱いのでまた違う面白さです。漫画原作ですが蟲師のアニメが結構こういった実写的映像作品の刺激に近いと思っています。原作超えたと思った数少ないアニメです。
アニメ漫画に特化した視点って私は必要だと思うのですが、この辺り過去の小説を軸とした分析的な専門用語しかないのが残念です。
私が碧星のガルガンティアを見て思ったのは、過去の作品じゃあまり刺激にならなかった部分を強くアピールする作品だと思った点です。ユニークで独創的な世界観をベースにリドって人物をまるで実写の様に写して人物の映像ドラマとして強く見せる手法です。前半ストーリーが動かなくてもそこそこ見れるのは漫画的な手法じゃなくて実写的なつくりだからだなと感じていました。この手法は昔からアニメにあるのですが、いかんせん過去のアニメでここまで映像で見せるのはジブリぐらいなので効果が薄い。再度書きますがだからってアニメは映像面を見るべきだと言うのが趣旨じゃないです。それは漫画ではあまり効果的ではないって点で否定しています。単にストーリーってシンプルな面白さで勝負する作品って少ないと思いますって意味です。後、これらの文章はついでで話してて、昨今漫画アニメが中身と繋がっていたキャラを切り取ったような作り方など進化してきて、小説の様なストーリーで語るのが難しい面があると話したいからです。
>>53
全然かまわないかとw
>>1で書いたように「苦手意識克服」も目的の1つです♪
おいらは面白くないって思っちゃったアニメは途中で観るのを止めてしまいます。
最後まで視聴していないので、酷評レビューを書く資格すらない状態w
おいら以外にもそんな方が実はいるんじゃないかと…
このスレを立てた理由は、観るのを止めてしまってレビューを書かなかった(書けなかった?)苦手な作品を語れる場があってもいいかな?ってのもあるんです。
苦手を語る場といっても、大前提として「アニメ好き」があるから「苦手なジャンルでも面白い作品紹介」の流れになるのも仕方ないっていうか、なるべきだと思うのでw
>>54
おお!「踊る」の監督さんはパトレイバーのファンだったのかw知らなかったw
実写版パトレイバーを観て、おいらが今まで苦手だった「巨大ロボット物」とは違うと感じたのが、「太陽にほえろ」から続いていたTHE警察ドラマってモノをぶち壊した(とおいらが思ってる)「踊る大捜査線」と似てるかなーと思っただけなのに…まさか繋がってたとはw
>>47
「GA 芸術科アートデザインクラス」「ひだまりスケッチ」それぞれ1話見ました。
「GA 芸術科アートデザインクラス」は日常というよりギャグだった様な・・・
「ひだまりスケッチ」みたいな女の子達のにこにこ日常つきあいは、自分にはリアルこれ系集団を連想してしまって楽しめないのかもしれません。
ちと長いですが以下は「やさしさの定義」の転記です
----------------------------------------------------------------------------
最近、若い人たちを中心に表向きの対立を回避する「やさしい」関係が広がっていますが、その裏にある「やさしくない」努力についてはあまり触れられません。やさしさを担保するためには遠慮、配慮、思慮に守られた聖域を守る必要があります。そんな聖域を守るために差し出す労力のことを隠す理由を突き詰めれば、本当の「やさしさ」についての理解が出来るのだと思います。
1 やさしい関係が求めるもの
やさしい関係は緩衝部分を守るために基本的に『違い』を許しません。個々人の感情や考えを抑圧して、やさしい関係を維持することを強要します。つまり、個人よりも関係を優先させて、いかに変わらないでいられるかを求めるのです。これはある意味で言論封鎖、思想統一と同じことです。当然、抑圧されたフラストレーションはやさしい関係を支える個々人の内部に溜め込まれていきます。そのはけ口として「やさしいトモダチ」でない人、また「やさしいトモダチ」の規範に抵触してしまった人に向けられることになります。これはある意味で選民思想、民族浄化と同じことです。やさしい関係を維持するのは、やさしくないのです。
2 やさしい関係はやさしくない
そもそも人が二人いれば必ず何かしら違いは出てくるものです。当然、その違いは意見や行動は異なりますし、ズレはあります。やさしいトモダチ関係はそんなズレを無視して、頭ごなしに同意することを強要します。しかし、常に我慢を要求する形は自然ではありません。やさしい関係には、そもそもそれ自体に無理があるのです。ですから、少しでも監視や強制力を失えば空中分解してしまいます。それを防ぐためには常に一緒にいて繋がり、違うことをしているかを監視し、すこしの違いでもあればそれを糾弾しなければなりません。やはり、やさしい関係を維持するのは、やさしくないのです。
* やさしいトモダチの行動
1 やさしいトモダチは同じ場所に集まる。
2 やさしいトモダチは似たような行動する。
3 やさしいトモダチはなんでも共有する。
4 やさしいトモダチは即レスを要求する。
3 やさしい関係は誰のために何のために存在するのか
事情を配慮して踏み込まない。周囲に遠慮して主張しない。思慮して引き下がる。そういった「やさしい」距離を保つことは、裏では『自分に』やさしい距離を要求しているのと同じです。やさしい関係を保ちたいのはそんな弱い自分を隠すためなのだと思います。しかし、そんな弱い自分を隠している人の群れに所属しても、自分の奥底に眠る本当の不安は拭い去れるものではありません。群れることでは自己そのものは何も変わらないからです。やはり求めるべきは、やさしい関係よりも、キビシイ関係に耐えて、やさしく振舞える自分です。他人に優しくなるためには、自分に厳しくなければならないのです。
最後まで押し通せなかったらやさしさではない
途中でくじけるなら悪人 になればいい
やさしさは根性
byビートたけし
ビートたけしはアニメ嫌いですよ。
私がこのトピの趣旨が気に入ってるのは、嫌いな人が何故嫌いか?を書き連ねるとそれを白としてその反対の黒をネガボジとして浮かび上がらせてだから好きなんだよって話しになるんですよ。
日常系が甘ったるい嘘だってのは知ってて現実逃避で麻薬的にたのしんでる馬鹿やろうだと自分では自覚してるつもりです…。
突然ですが、私の嫌いなアニメは「制作側の都合が何よりも優先されていると感じるアニメ」です。
例えば、2期を作る気があるかのような思わせぶりのラストにしておいて続きは原作でね。と公式がアナウンスするような作品や、アニメの制作現場と原作側が揉めていることが透けて見えるような作品や、アニメオリジナルエピソードになった途端に迷走するシナリオなどですかね。
SHIROBAKOを見ていたら現場の苦労は分かるんですが、大半の作品はそれを極力表に出さないよう努力していると思うんですよ。だからそんな作品を見るたび余計に悲しくなってきます。
ただ、そんな思いとは裏腹にそういった作品に出合うと何が悪かったのかは真剣に考えてしまう自分もいます。だから、ついあれが悪いとか、これが悪いとか酷評しちゃうどす黒い自分にいやになるときさえあります。これも、自己満というか欺瞞なんですけどね。
なんか、暗い話になって申し訳ありません。
> 突然ですが、私の嫌いなアニメは「制作側の都合が何よりも優先されていると感じるアニメ」です。
ある程度私は好意的です。根本的に円盤ビジネスを肥大化させた業界全体に不快感があって、その枠の中で頑張ってる現場の人にはあんまり文句が無いです。根本的に一般的に面白いアニメよりも売れるアニメが優先される必然が生まれやすいこの商売の仕方しか商売の仕方を持ってない。これがつらいです。
ただTVの衰退が一番大きくて、これはアニメ業界にはどうしようもなくて、アニメが斜陽だとしか言えないです。だから嫌いなアニメがあるわけじゃなくて、嫌いな方針があるって感じです。深夜アニメは嫌いじゃないけど、こればっかりってアニメ業界は嫌いです。
> SHIROBAKO
これを見てて強く感じるのは、次はこういうの作れないだろうなという先の無さです。PAだからお仕事ものってやてますが、そのアイデアはいつまで続くのか?こういった一般的に面白いとされるアニメが安定的に商売になる未来が見えない。たまたま売れてますが、多分こういう実写的なアニメは円盤としては続かないと見ています。ちょっとでも面白さが落ちるとそっぽむかれるって分かりますから。売れるアニメじゃなくて平均的な視聴率を求めるようなアニメ。これなら一般の人の支持で支えられてるアニメと実感できるのですけどね。
久しぶりに掲示板見たらスレが上がってたw
>>57
すませんwやっぱ「原作者の性別」だけじゃ苦手克服には無理だったか。。。
北野監督の「やさしさの定義」面白いっすね。
表向きの「やさしい関係」に隠されている「やさしくない努力」…深いなぁw
>>59
>>60
おいらも『SHIROBAKO』のレビューで書かせていただいたんすけど、スポーツ選手の影の努力(練習風景)に似てるかなーと。
試合っていう表舞台だけじゃなく、裏の練習を知る事によってその選手の魅力により気付けたりするけど、選手が「これだけ練習してるって所を見せたら、試合でミスしても許してくれる」って言い訳にしてしまうなら、台無しになっちゃうw
陰の努力は隠れているからこそ美しい。でもファンとしては隠さずに裏の部分も知りたい…難しいですねw
>>60
TV局が製作の中心にいた時代(ガンダム打ち切り・ガンダムXの枠変更など)よりは現在の深夜アニメははるかにマシにはなっていると思うんですが、それでも年間に1~2本ぐらいは物議をかもす作品が出てると思うんですよね。なにが悲しいかというと、原作モノだとしたらアニメのせいで好きな作品が地雷扱いされてしまうことですかね。
実際、業界そのものが本数的にバブル状態なうえ、売れ筋しか作らないからその手の原作が枯渇しているという構造的な問題を抱えているのかもしれません。
>>60
>>61
SHIROBAKOの登場は業界的にもターニングポイントかもしれません。
一つの側面としてアニメ好きなら誰もがわかるネタについて、ただのオマージュやあるあるだけじゃなく制作の裏側を絡めて見せることでより面白さを増すと同時に、視聴者に現場の厳しさをうったえかけてる点。
もう一つは、アニメ制作という特殊な業界が作品の舞台ですが、そこで起きる問題(タローの仕事ぶりとか)の半分位は社会人なら誰にでも思い当るモノだということです。
アニメにおいて特殊性(オタク向け)と普遍性(一般向け)という双方は相反関係にあることが多く、特殊性を追求すればよりディープでマニアックな作品に、普遍性を獲得しようとすればするほど面白さは失われていきます。この両者のバランスをうまくとっているのがSHIROBAKOという作品ではないでしょうか。
それゆえにいま注目を浴びているのだと思います。
そういえば私すっかり忘れてましたが、バトル嫌いでした。
トピの趣旨に合うか?と思うのは、これ好みじゃないんですよ。今ってあまりにどんな作品でもすぐバトルしませんか?特に腹がたつのはオリジナル作品でもバトル始めます。
バトル=アニメじゃなかったと思います。
もちろん私は飽き飽きして嫌悪感が出てしまったため、これは優れてると思うバトルを見たときは素直に楽しみます。でも最低限のレベルも保てないでとにかくバトルしておけばアニメ成立するみたいな風潮が本当に嫌いです。
ジャンプのせいだろうなと分かるのですが、何故こんなバトル=アニメになってしまったのかと食傷気味です。萌えキャラよりこっちが原がたちます。萌えキャラが出ていても内容まで食い込まないと可愛い子が出てるだけですみますが、とりあえずバトル入れてだと作品のストーリーの根幹にも影響します。せめてオリジナルぐらいバトル禁止ぐらいの気持ちでアニメ作って欲しいです。
>>57
誤解がありそうなので補足しますとビートたけしの台詞は最後のだけです
> ビートたけしの台詞は最後のだけです
失礼しました…。誤解していました。
>>64
まじかwおいらも全部が北野さんの言葉だと勘違いしてたw申し訳ない
>>63
【あにこれ】の総合得点ランキングを見て思ったのですが、ヒーロー物…つまり『勧善懲悪』な作品に辟易してる人が多いんじゃ?
実を言うとおいらも苦手って程じゃないけど、勧善懲悪よりは勧「悪」懲悪な作品が好きだったりw
勧善懲悪だと見せかけて、本当は違う(っておいらが思ってる)作品もありますしね。
有名な人気作品の『デスノート』がそうです。
デスノは一見、正義(L側)VS悪(キラ側)の物語で、Lをヒーロー(正義)とした作品に見えるけど、Lも「殺人は悪」だっていう正義感「だけ」なんすよね。正義と括っちゃうにはあまりにも薄っぺらい。
おいらが思うに、原作者は『勧善懲悪』じゃなくて『争いが生むのは哀しい、虚しい結果だけ』って事を伝えたかったんじゃないかな?
正義は勝つ!がテーマじゃないから一旦Lを負けさせて、ヒーローとしてLよりキャラの弱いニア&メロに勝たせた…と考えてます。
ラストもL側の人間な松田さんが月を撃つって展開もそう。殺人否定側に殺人を犯させる矛盾によって、虚しいという結末を引き立ててるかと。
勧善懲悪にするなら、月がニア&メロも倒して高笑い→Lが死ぬ前に仕掛けてた罠が発動→月死亡→結局月は先に死んだLに踊らされてた→つまりLがヒーロー…って結末でいいですからねw
つまりはよくある勧善懲悪を描いた作品じゃない。
そして同じく、いわゆる勧善懲悪なヒーロー物とは違う『コードギアス』や『攻殻機動隊』の人気の高さも考慮したら…最初に書いた『勧善懲悪』作品が嫌い(飽きた?)って人が多いんじゃないか?って結論にw
もしかしたら『主人公最強』や『巨大ロボット物』も勧善懲悪な作品が多くなりやすいので、苦手って声をよく聞くのかも。
つまり!時代は『ピカレスクロマン』を求めているのだ!!(暴論失礼ww)
…もちろん勧善懲悪を否定してる訳じゃないっすよ。苦手な人以上に好きな人もいるジャンルですからw
たんたんたぬきさんの棚を拝見させていただきましたが、デスノ、ギアスに攻殻…の上で挙げたアニメは高評価だったし、実はバトルが嫌いじゃなくって勧善懲悪が嫌いなんじゃないか…と予想w
そして最後に…長文失礼しました。。。
次回以降、気を付けたいです←気を付けるとは言ってないw
>【あにこれ】の総合得点ランキングを見て思ったのですが、ヒーロー物…つまり『勧善懲悪』な作品に辟易してる人が多いんじゃ?
これはあにこれの対象年齢が高いためと思います。大体そういうのって子供向けでしょ?
> 有名な人気作品の『デスノート』がそうです。
ああれどっちかと言えばピカレスクロマンです。所謂悪人のやりたい放題。ただ必殺仕事人って確かにデスノートみたいな視点がありますね。
> たんたんたぬきさんの棚を拝見させていただきましたが、デスノ、ギアスに攻殻…の上で挙げたアニメは高評価だったし、実はバトルが嫌いじゃなくって勧善懲悪が嫌いなんじゃないか…と予想w
いや、昔からバトルが嫌いじゃなくて、誤解されないように書いたつもりですけど、今2015年にバトルが嫌いなんですよ。シンプルに飽きた。要するにどの作品もバトルをする事が前提で話し作るけどおかしくないか?って今のアニメへの問題提起があります。
私アニコレで評価の高いCって大嫌いなんですよ。監督の中村監督が適当に金融使ってバトルっぽく仕上げたらアニメっぽくない?みたいな雑なアイデアで始まったんですよ。これ金融に対する全体も違和感ありますけど、1話のストーリーと全体の未来か?今か?ってテーマは面白いです。バトル見てるとそちらに対してつまらない。見せ掛けの絵だけで中身がイマイチ面白くない。前作モノノ怪でバトルシーンが有るのですが、これは映像として割り切れるし時間が短い。でもCはバトルが中身が無いと見てられなくてしかも長い。根本的に練りこめってのとバトルなんて何故土台にしたの?って監督の適当さ。漫画のバトルの面白さとか研究してない。映像だけはよいので、そっち目的かな?ガッチャマンクラウズはストーリーに上手くのっけってまあバトルの中身が流せるって感じなので無視できました。相変わらずバトル面白かったのか?疑問は残ります。それと言うのもドラゴンボールならバトルだけで展開させるので、バトルスルーしたら見る所がないんですよ。
なんでもかんでもバトルやるのを当たり前とするアニメ業界への不満です。セレクターとかもバトルはイマイチで、その周りの話しが面白いし、一部ストーリーにバトルが役に立っています。岡田さん結構研究しています。まどマギにストーリー展開は似てますが、全体を通すと過去の脚本したローゼンメイデンを下敷に作ってるのが良く分かります。それでも、結局凪のあすからやあの花で有名な人だと思います。バトルってしなくちゃいけないの?って点でバトルやらないと話し作れないのか?これが不満なんですよ。
智慧ノ輪さんのいう事は有る意味当たっています。私アニメの根底にある子供向けの部分をどうするか?ってのを考えていて、中高生向けって大体子供向けを大人っぽく?仕上げただけのものを無理矢理大人の視聴に耐えうるものとしてみてるだけだと感じています。
対照的な作品として、攻殻機動隊ってのがあると思います。中高生向けから脱却してきちんと大人向けとして仕上がっていて、それを中高生も見れるって形になってると思います。例えば実写のロッキーとか大人向けでも中高生でも十分楽しめると思います。そういう形で中高生が楽しむアニメもあって良いと思っています。
バトルってどうも少年漫画の少年向けの土台をひきづってしまっています。
ばとるが嫌いというより今でもレベルの高いバトルモノみると楽しいし、私は魔法科の評価高いです。ただ私ある一定のレベル以上の評価しません。評価数が増えて面倒なので…。設定が凝ってるから、ただばとるはイマイチで、確かに指摘どおりだと思います。俺TUEEEイマイチだと思っています。ただ設定語りとその世界観の雰囲気で楽しんでるので、バトルがしょぼくてもあんまり気になら無いです。
一番の不快は作り手に対して、なんでもかんでもバトルやってれば面白いと思うなよ?です。