アニメアンチ2号 さんの感想・評価
3.0
進撃の【ネフィリム】インパクト!
ノアの大洪水の以前の時代、地上には【ネフィリム】が跋扈していたと言われています。
【ネフィリム】については、巨人や鬼とする説の他に超人とする説があります。
案外両方の説とも正しいという可能性もありますが、本作のヒローとはまさに
超人の【ネフィリム】を見事に再現しているということになります。
本作では「超人」の特殊能力のことを{netabare}「個性」と称していますが、言うなれば
「ギフト」であり「神の加護」と同じ意味合いになるかと思います。
そしていきなり出ましたのが!?
フリーアイドルの「ホップ☆ステップ」と名乗る変態仮面風露出狂女でございます。
顔には変態のシンボル【マスカレード】風の仮面を装着し、
小悪魔風のSMチックな衣装を身に付けております。
まさに【アイドル】見たまんまでござます。
セーラームーンの決めポーズの如くお約束の「目元でⅤサイン」をします。
【プロビデンスの目】という宗教ネタ由来のハンドサインを示すのはアイドルの使命であります。
そうしまして後に街のゴロツキにからまれまして、痴女だと罵られ辱めを受けるような
流れになりますが、何と言いますか自作自演と言うべきか、露出狂の痴女が辱めを受ける
というのは暗黙の了解のプレイみたいなものにしか見えません。
後で【アイドル】にサービス料金を支払えば商談が成立するような
客との暗黙の関係性が見えてしまうのは目の錯覚でしょうか?
変態【マスカレード】露出狂の立ちんぼが客待ちしてる以外の解釈が
成り立ち得るとは到底考えられません。
どう見てもこの【アイドル】の衣装は完全に設定です。
兎に角初回から露出狂の変態仮面が【ネフィリム】の眷属として登場したのは
興味深いと言いますか、【ネフィリム】のサンプルとしては大変わかりやすい
変態性能すぎて、{/netabare}思わず苦笑してしまうほどでありました。
本作は【ネフィリム】の知られざる特性について大変参考になる作品である
ようですので、次回以降も詳しく分析していきたいと思います。