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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(TVアニメ動画)」

総合得点
72.4
感想・評価
743
棚に入れた
3426
ランキング
1152
★★★★☆ 3.9 (743)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.8

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

止まるんじゃねえぞ

放映当時は何かと話題というかネタにされていた印象。
いつだったかNHKFMでガンダム三昧というものがあってとあるアナウンサーが止まるんじゃねえぞをネタにして笑うなんて酷すぎると号泣していたのが記憶に残っている。
あ、でもこれは2期のほうの話か。
全然出てこないじゃんと思ったけど、当たり前やった。
フリージアが流れていた印象だったもの。

1期は少年兵たちが戦っていく話。
地球の植民地みたいになっている火星を独立させたい話なのか。
子供を囮にする大人が見苦しいし、敵も子供相手に戦うことに気が引けるものと気にする必要なしとするものの葛藤が少し。
子供たちは卑怯な感じもあるけど、生きるために戦っているからしょうがないところではある。

少年たちの味方をするテイワーズのような大人もいるけど、一方的搾取する酷い大人たちもいて紛争地帯のできごとそのもの。
ギャラルホルン自体は戦う相手として描かれるけれども一枚岩ではなく、マクギリスがしれっと裏切り。親友だったガエリオを殺してカルタは見殺しに。自分は自分で別の思惑があって鉄華団を利用する。
結果的にクーデリア護送任務を達成できて一躍時の人々にという感じで何とか終われて良かった。
ビスケットが死んでしまったのは悲しいが。
三日月に復讐を誓うあまり自らを改造して戦う男の悲しさもあるが、三日月限界突破でなんとか攻略。
右半身動かせなくなるほどの大きい代償払うわけだが。

1期目は失いながらも快進撃といった感じで良かったのではないだろうか。


OP
Raise your flag MAN WITH A MISSION
Survivor BLUE ENCOUNT
ED
オルフェンズの涙 MISIA
STEEL-鉄血の絆- TRUE
MISIAがEDとか豪華すぎる。
挿入歌
戦火の灯火 鈴華ゆう子


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
かつて「厄祭戦」と呼ばれた戦争が終結してから約300年。三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)は、火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。CGSへのクーデターを決意した少年達のリーダー、オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

シーズン1エピソード1 - 第1話 鉄と血と
三日月が所属する火星都市クリュセの民間警備会社CGSは、クーデリアという少女が地球に行くまでの護衛を請け負う。地球への準備を進める最中、クーデリアの命を狙ったギャラルホルンがCGSを強襲する。

シーズン1エピソード2 - 第2話 バルバトス
ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSの大人たちは、三日月ら子供たちを囮にして逃げ出してしまう。残された子供たちを束ねるオルガは、ギャラルホルンと相対することを決意。ある計画を実行に移す。

シーズン1エピソード3 - 第3話 散華
三日月とガンダム・バルバトスによって、多くの犠牲を出しながらも一度はギャラルホルンを退けたオルガたち。今後の動向を話し合う中、再びギャラルホルンのモビルスーツであるグレイズがCGS基地に現れる。

シーズン1エピソード4 - 第4話 命の値段
自分が原因で多くの少年が命を落としたと思い悩むクーデリア。三日月はそんなクーデリアを連れ、ビスケットの祖母が営む農場に赴く。そこでは思いもよらない出会いが待っていた。

シーズン1エピソード5 - 第5話 赤い空の向こう
地球に向かうため、ついに火星を後にするクーデリアと鉄華団。迎えの船を待つため、シャトルで低軌道ステーションへと入港しようとするが、コーラルの率いるギャラルホルンの襲撃を受ける。

シーズン1エピソード6 - 第6話 彼等について
ギャラルホルンの監視の下、地球を目指すには案内役を必要とする鉄華団の面々。強力な後ろ盾を得るべく、木星圏を拠点とするテイワズとの交渉を取り付けようとする。

シーズン1エピソード7 - 第7話 いさなとり
テイワズの輸送部門を管理するタービンズと接触した鉄華団だったが、組織の成り立ちと資産を巡り、タービンズと対立することになってしまう。

シーズン1エピソード8 - 第8話 寄り添うかたち
タービンズを率いる名瀬に鉄華団の力と正当性を見せたオルガ達は、あらためてテイワズとの交渉をもちかける。一方で、塞ぎ気味なクーデリアを連れてアトラはタービンズの戦艦を訪れる。

シーズン1エピソード9 - 第9話 盃
テイワズの代表、マクマード・バリストンに会うため、名瀬に連れられてテイワズの本拠地である歳星を訪れる鉄華団。そこでオルガは名瀬から意外な提案を受ける。

シーズン1エピソード10 - 第10話 明日からの手紙
バルバトスの最終調整のため三日月と雪乃丞を歳星に残し、地球へ先立つ鉄華団とタービンズ。歳星での出来事はそれぞれの心境に変化を与えていた。

シーズン1エピソード11 - 第11話 ヒューマン・デブリ
哨戒に出ていた昭弘とタカキは、正体不明の敵と遭遇し戦闘状態に入る。襲撃者の正体は火星から地球にかけて活動する海賊のブルワーズだった。

シーズン1エピソード12 - 第12話 暗礁
ブルワーズのMSパイロットの中に生き別れた昭弘の弟がいることを知った三日月とオルガ。昭弘の弟を取り戻すべく、鉄華団はブルワーズに挑む。

シーズン1エピソード13 - 第13話 葬送
ブルワーズとの戦闘では敵味方ともに多くの犠牲が出てしまう。残された者は死んだ者たちが生まれ変われることを祈りながら葬儀を執り行う。

シーズン1エピソード14 - 第14話 希望を運ぶ船
様々な困難を乗り越え、ついに地球を目前にする鉄華団。歳星でテイワズから輸送依頼を受けていた荷物を届けるべくドルトコロニー群に向かう。

シーズン1エピソード15 - 第15話 足跡のゆくえ
コロニーでも火星同様に地球との格差は大きく、不満が高まっていた労働者たちの抗議行動が始まってしまう。次第に激化する中、鉄華団は様々な思惑に飲み込まれていく。

シーズン1エピソード16 - 第16話 フミタン・アドモス
雇用主である会社に抗議行動を起こしたコロニー労働者は過激さを増していき、遂にはギャラルホルンが介入するまでの事態に発展する。クーデリアは知らない内にその中心へと追い込まれてしまう。

シーズン1エピソード17 - 第17話 クーデリアの決意
ギャラルホルンに一方的に弾圧される労働者たちを目の当たりにするクーデリアと鉄華団。コロニーの実状を前にクーデリアはある決意をする。

シーズン1エピソード18 - 第18話 声
コロニーを後にし、遂に地球へ降下しようとする鉄華団だが、コロニーでの一件によりその術を失ってしまう。そんな彼らを支援しようと名乗りをあげた者が鉄華団に接触する。

シーズン1エピソード19 - 第19話 願いの重力
ギャラルホルンの艦隊が行く手を遮る中、クーデリアの願いを受け、地球降下を果たそうとする鉄華団。ギャラルホルンとの戦闘は苛烈を極めていく。

シーズン1エピソード20 - 第20話 相棒
地球へ辿り着いた鉄華団は、アーブラウの代表、蒔苗東護ノ介とクーデリアを引き会わすことに成功する。しかし、蒔苗をエドモントンで行われる全体会議に連れて行くことを余儀なくされてしまう。

シーズン1エピソード21 - 第21話 還るべき場所へ
エドモントンへの出発準備を進める最中、ギャラルホルンの襲撃を受けてしまう。執拗な追撃に対し、オルガは罠を張り巡らせて応戦する。

シーズン1エピソード22 - 第22話 まだ還れない
ギャラルホルンとの度重なる戦闘で疲弊する鉄華団だが、エドモントンへ向かう意志は強く、歩みを進める。

シーズン1エピソード23 - 第23話 最後の嘘
エドモントンを目指す鉄華団の前に、決闘を望むカルタが立ち塞がる。しかし、三日月たちはその歩みを止めることなく前に進む。

シーズン1エピソード24 - 第24話 未来の報酬
ついにエドモントンに到着したオルガたち鉄華団だが、蒔苗の会議場への到着を妨げようとするギャラルホルンの攻撃を受けてしまう。

シーズン1エピソード25 - 第25話 鉄華団
鉄華団とギャラルホルンの激しい攻防戦の続く中、現れる新たな脅威。三日月はクーデリアたちを守るため単身これに挑む。

投稿 : 2024/11/20
閲覧 : 32
サンキュー:

8

ネタバレ

ジャック さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とても良かった

前々から気にはなっていてアマプラに来てたため初視聴。オルガネタなど酷評が多いことは知ってたので期待せずにスマホでながら観してましたが面白かったです。 最後のほうは余所見せずにテレビで観ました

オルフェンズの名の通り孤児達(鉄花団、マクギリス)のあがきにスポットを当てた作品。 彼ら孤児には正義も、正解も、行き着く先もない、それでもあがくことを止めず進み続ける。その姿は真剣そのもの、その生き様こそ本作の魅力だと思います

主人公のミカヅキはロボットアニメの主人公には珍しいキャラですね。彼だけは終始一貫して迷いがなく、観ていて気持ちが良かったです。オルガの死という受け入れ難い現実に対しても泣くわけでも激怒するでもなかった。 ただ決断し、行動する。最初から決断しているから、強い。
生き急いでるなんて表現もされてましたが、孤児である彼らには悩む時間なんてなかったんじゃないでしょうか。毎日生き残る為に働き、選択する自由もない。手を止めたら、殺されてしまう、そんな戦場のような日常。我々が日々悩んだり、考えたり、選択に戸惑ったり出来るのが実はとても贅沢なことだと気づかされました


低評価の多くは終盤の展開だと思います。 こうなって欲しいという希望を尽く挫かれるシナリオは、確かに耐性のない人間には受け入れられないのも解ります。 しかし現実世界でも上手くいかないことは多くあり、それにどう向き合うか考えさせてくれる良い作品だと思います

最後に、彼らに恥じないように生きたいというクーデリアの言葉に私も共感を禁じ得ません

投稿 : 2023/12/25
閲覧 : 437
サンキュー:

1

ネタバレ

オカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3周しました

熱い少年たちの物語。
大人達に利用され搾取され続ける救われない環境にいる子供たちが抗い、必死に生きていく物語。

オルガ、ミカヅキが熱すぎてカッコいい。
どんな時でも皆んなの思いを背負い、皆んなを引っ張っていく。

どんな危機的状況でもミカヅキにカッコ悪いところは見せれないと足掻き、窮地を越えていくオルガ。
そんなオルガの全てを信じきり、どんな困難な任務へも挑み、こなしていくミカヅキ。

ビスケットや仲間達の死を乗り越え、少年たちが踠き抗い、ちいさな幸せを掴もうと頑張る姿は感動する。

3周目を見終わった好きなアニメです。

投稿 : 2022/06/18
閲覧 : 362
サンキュー:

2

ネタバレ

kazz さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

15少年(兵)漂流記

25話まで

少年兵たちが無感情に人を殺す姿に一抹の不安を覚えつつも、大筋としては子どもたちが力を合わせて地球を目指す王道のガンダム(というよりはバイファム寄り?)として楽しく見られました。

バルバトスがカッコいい。

投稿 : 2021/08/14
閲覧 : 269
サンキュー:

1

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

断念した感想。

序盤の面白さはどこへやら……という訳で、13話で視聴断念。

3話まででの掴みは抜群。
7話までも上々。
8話以降が急激に……。

【家族】という言葉が出てからの会話の臭さはどうしたもんだろう。冗談じゃなく毎話言ってる。
過酷な環境下で生まれた絆とその関係性を【家族】という言葉で表現するのは良いんだけど、合って間もない人間が表現したその言葉をすんなり受け入れて多用していくというのが、どうも鉄華団の面々のイメージと合わないんだよな……。
素直に育つような環境じゃなかったのだし(下品な会話が多かったのは環境の酷さを印象づけるためだと思う)、もうちょっと【家族】という言葉を使うまで溜めが欲しかったなぁ。
家族になろうとするのではなく既に家族だ、というスタンスなのが引っかかる。

主役二人の魅力も序盤をピークに下降していった。
僕は切れ者の司令塔ポジが良かったんだけど(お山の大将感含め)、テイワズ加入後はマジでヤクザの若頭補佐って感じで拍子抜け。
三日月……お前、可愛かったってだけでキスするような奴だったんか。それなら毎日アトラにキスしてないとおかしいだろ(?)
しかもキスする時はしっかり目を閉じてて慣れてる感じが余計に違和感。

そしてクーデリアは何回悩んでんだ……。
悩みについては具体的な解決策を確かに出ていないとはいえ、とりあえず自分が今出来ること精一杯やっていこう、という妥協案は出せているはずなのに、毎話同じような悩みを同じように悩んでいて、観ていてあまり楽しいものではない。
戦闘シーンで活躍できるポジションではないのでドラマ面でスポットを当てようとするとこういう描き方しか出来ないのかな……という気もしなくはないんだけど、なにか応援できる魅力なり行動なりが欲しい所。

全体の1/4までしか観ていないので酷いと思うような内容ではないのだけど、単純に面白さを感じられなくなったので視聴断念。

投稿 : 2021/06/07
閲覧 : 319
サンキュー:

3

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

話は分かりやすいが、ガンダムでやる良さが見当たらなかった

1話が面白かったけど
それから話が進むごとに面白さがスケールダウンしていく

面白い台詞とかおっさんの全裸サウナとか
色々突っ込める所あるんでそういうの好きなら面白いだろうけど
ガンダムOOとか期待するとがっかりすると思う

結局やろうとしているのが
具体的に説明すると小さい世界な気がするんで


ガンダムAGEは放送当時批判されてたけど
あれを笑えはしないと思う
AGEの場合は世代交代がテーマにあったからこそあのテンポの速さだし
オルフェンズもテンポ早いけど、何というか1期通してやった事があまりにも小さいかなって思ったので

それなら監督に脚本も任せてれば良かったのでは?とも思った次第


音楽面に関しては1クール目EDが良かった
それ以外はそんなに

それでも作画や整合性や声量とかは良質なのでおすすめです
シードデスティニーと比べる人いますけど自分はどっちも同じくらいの評価です

投稿 : 2021/01/21
閲覧 : 316
サンキュー:

1

ネタバレ

お粥 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

戦うために生きてる主人公

初めてガンダムシリーズを観ましたが、人間関係の描写が細かく観やすかったです。
沢山学ぶ事で生きるにあたっての選択肢の幅が広がっていくんだ。と再認識しました。


敵は悪いやつだから死んでもいい。だからまよいなく殺す。っていう三日月の考え方も、あの環境で育ったら綺麗事なんて言う必要も無いのだと気づきました。

ヒロインのクーデリアお嬢さんが、凛としてて、優しくて、おかれている状況が悪化していくにつれ、心が強く強く変わっていくのが非常に格好良く、憧れ、感動しました。

どんどん話が重くなります。何が味方で何が敵か分からなくなりました。ただ仲間のことを思うならば、意地張らずに、考え方を少し変えればいいのに……………って最初は時々団長に思ったりしてましたが。笑
言ったことの筋は通すっていうオルガが男前だなって思ったので、最後は少し憧れてしまいました。
{netabare}
オルガ達よりも冷静に物事を判断出来るビスケットの性格が好きだったので、ストーリーの後半で心折れましたが………残りの皆がどうなるのか気になるので二期も観ようと思います。ビスケット、いいキャラクターだったのに………思ったよりも離脱するのが早い………二期はきっと放心 状態で観てしまいます(笑)
{/netabare}

オルガとかビスケットとかみんな子供には見えず(笑)大人達がてっかだんメンバーを子供子供って言ってるのを見て時々違和感を覚えてました(笑)

投稿 : 2020/10/28
閲覧 : 308
サンキュー:

0

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

道端の子供を 突き抜いたガンダム

2期まで一気見

{netabare}
死なないため 生きる道として
強大な権力者に 噛みつき

擦りおろされながら
しあわせをもとめる物語

世界、現実を 隠さず伝えようとするような
よくここまで表現したとおもえる作品

最底辺の階層 権力に相対するゆえ 自分たちと組んでくれるのは
ブラックなひとたち、組織になってゆくのは必然で
それは機微をとらえているように感じる

機体は 永野護 ファイブスター物語のモーターヘッドに
影響をうけてる印象 儚く 象徴的

音楽は
OPが好みでないのが多かった
曲と声が がちゃがちゃしてる かな
歌詞も英語部分がおおく いみが・・よくとらえられなかった
EDは 聴きやすく おしなべてよかった
{/netabare}

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 466
サンキュー:

5

ネタバレ

ちくわの異端児 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

子供達の闘い

すごく面白かった!!!!
子供達が闘いの場に出て物語を進めていく内容で、本当に凄惨なシーンもあったが、クスっと笑えるシーン、もうずっと観ていたいシーンもありで、飽きることなく2期まで走り抜けるように観てしまいました。

もっともっと沢山のキャラのハッピーエンドが観たかったですが、それも叶わないくらい生き急ぎ過ぎてしまった彼等。
ガンダムの中でも異色作と言われる所以が分かります。
鉄血のオルフェンズはとても面白い!!

俺も最後にバカ笑いできるよう過ごしたい。

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 245
サンキュー:

7

ネタバレ

ぷよ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

松風雅也さんにどはまりした作品

 ガンダム originくらいから、シャアとガルマに似た奴がいるということでどはまりした作品。
 ガエリオがカルタを助けに行くところ昨今のアニメにないくらい泥臭くてかっこよかったね。

 女の子人気も狙っていそうな作品なのに、何故かギャラルホルン勢の学生時代をさらっとしかしなかったり不思議な作品。

 ガエリオ役の松風雅也さんにどはまりして出演作を探してみているのですが、なんか少ない…?

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 271
サンキュー:

0

ネタバレ

kamesaan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

選択肢が狭い中必死にもがく子供達の戦い

2期も見た上での感想です。

奴隷の子供達が蜂起し綱渡りで人生を生き抜いていくアニメ

教育や普通の生活など知らない彼らには、ルールやマナーに加え善行悪行の区別もつきません。なので悪行に対しても、自分の命をかける事ですら躊躇がありません、そこは見ていて清清しくも思える所でした。だからなのか仲間や家族に対しての思いも行動も異常な反応を見せます。
 しかし世の中甘くなく罠、謀略といったものには簡単に嵌ります。簡単だからこそ利用されピンチに陥ります、その度というよりそれしか知らない為、戦闘orリーダーが頭を下げ家族を生かす道を取る、自分を殺して頭を下げるリーダーの心情描写も非常によかった。

迫力ありまくりの戦闘シーン、音楽もよく、キャラの個性も様々なドラマがあり終わるまでずっとおもしろかったです。

残した家族を守り、大華を咲かせ散っていった、生き様は非常によかったです。

ここまで褒めちぎってなぜ☆5じゃないのか、それは私がコッテコテのハッピーエンドが好きだからというだけです。

ガンダム苦手だなという人で見てない人は見たほうがいいよと言える作品でした!

投稿 : 2019/06/04
閲覧 : 314
サンキュー:

3

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

あらすじは最底辺の少年達が這い上がる話だったので熱い話かなと思った。ところが少年達がそれほど悲惨じゃない。。ヒロインが頭弱すぎ。団長が大人に頭下げすぎ。ヤクザの親分のテンプレもネタっっぽいだけ。7話あたりでしらけてしまいました。

ヒロインのキャラデザがあいませんでした。あんなタテガミじゃノーマルスーツのヘルメットをかぶれません。

投稿 : 2019/04/16
閲覧 : 403
サンキュー:

1

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

無骨で格好良く生き抜く傑作

これは実に高クオリティですね。
唯一絵が少しとっつきにくいですが、まあすぐ見慣れました。
ガンダムらしく多くの陣営が入り乱れて面倒くさく感じましたが、基本は火星植民地独立をめぐる地球との争いということで分かりますし、多くの会話で何とか入っていけるのは相当脚本が上手いのでしょう。
主人公やロボにも魅力を感じます。
バトル、戦争の描写が実に良いです。

素晴らしい傑作でした。キャラが敵も味方もそれぞれ非常に特徴的に、魅力的に描かれている。
主人公の三日月がとにかく格好いい。
このお約束をぶっちぎる容赦なさが癖になる。
キャラが結構死ぬので、戦闘の度に緊迫感があり、ハラハラしました。
アトラもクーデリアも可愛いです。
2期も楽しみです。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 363
サンキュー:

1

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

熱血系ガンダム

久々にガンダムを名乗るに値する作品だと思いました.
キャラクタの作画があまり好みではないので減点しましたが,話自体はとても良かったと思います.辺境地の代表のお嬢様を都に送り届ける,という非常にシンプルなストーリーなので,人間関係も把握しやすく,それぞれの話に集中することができます.
終盤前のビスケットの死は,かなりベタな死亡フラグが直前にたくさん撒かれていたにも関わらず,気付かず観ていたので,結構衝撃的でした.
決闘を申し込まれたのに完全無視もなかなか斬新.
それと,「底辺,どん底,人間扱いされてない」感,みたいなのが上手く表現されていたのも良かったと思います.
ガンダムとしては少数派の熱血格闘系ですが,Gガンダムよりはるかに洗練されてるし,二人の関係は何となくグレンラガンを彷彿とさせるものがありました.その意味では,近い将来のスパロボでの登場も楽しみな感じがしています.
後半に向けては,これまでほとんど感情が表に出ることのなかった三日月に何か変化があるのか,また,敵の金髪の動向など,興味は尽きないので,是非観てみたいと思います.

投稿 : 2018/11/11
閲覧 : 432
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ムラがある

今のところは、ガンダムの中だと駄作。
前半は、普通に良かった。
中盤は、本当に酷くなった。
ただ、終盤のドキドキ感は良かった。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 549
ネタバレ

ろろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

(2018/08/29 地上波で鑑賞)

私自身はファーストガンダム世代ですが、「ガンダムらしさ」といわれるものがどんななのかわかりません。
評価がかなり分かれているようですが、私は高くつけました。
大事な仲間が容赦なく死んでいってしまう戦争を扱ったアニメは他にもあります。
フラグの立て方が粗いという点には同意しますが、それもこの作品に限ったことではないので…(苦笑)。

とりあえず、他人の評価で観ない選択をするには惜しい作品だと私は思います。
ああ、でも、アニメに厳しい現実云々を求めていない人にはオススメしないかな。たぶん、しんどいから。

火星の底辺でその日その日を生き抜いてきた主人公たちが、ある仕事をきっかけに、自分たちとは違う環境で育ってきた「持つ者」である女性を送り届けるために地球を目指す。
「持たざる者」の彼ら鉄華団が、少しずつではあるけれど何かを手にしていく旅の終わりにあるものはなにか。
「持つ者」である彼女はその先でなにを目指すのか。

鉄華団の周りには、彼らと同じように底辺に生きる大人と、他人よりも持てる者になろうと画策する大人がいる。
その遥か外側、政治や経済に影響を与える「持つ者」たる大人たちは更に多く。
太刀打ちできる感じはない。
これは、容赦ない現実感。

投稿 : 2018/09/21
閲覧 : 285
サンキュー:

1

ネタバレ

コルーム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

キャラクターの造詣が個性ありますね。

主人公は、ガンダム系主人公によくある
戦闘に関して人の死に関して葛藤も無く
最近流行である黙々と何の躊躇いもなく人を殺せる主人公です。
「きっとシャアに三日月みたいな子が見出されたら
シャアの手足となって使うだけ使われて
最後は捨てられるんだろうなと思います。」
オルガというリーダー中心に仲間達が自分達を
粗末に扱ってた火星の民間軍事会社を乗っ取り
片腕の三日月や仲間とともに
火星の子供達や窮状をどうにかするべく地球に訴えるべく赴きたいという
お嬢様の依頼で地球に運ぶという話です。
率直に言うとヤクザ映画をハマっている
脚本家や監督の作品のような感じがしました。
一期は、マクギリスというキャラの暗躍や鉄華団の活躍で
地球連邦みたいな勢力のギャラルホルンを出し抜き
上手く終わらせたのでまだ面白いと思います。
ただ、個人的に有能なビスケットを殺す必要があったのかと思います。
もうこの時点から二期のあの滑稽で悲惨な結末に行くと思えば
脚本の方向性はこの辺からおかしかったと思います。
他の方もおっしゃりますが「ガンダム」という名前である
必要は無かったと思います。
今のご時世、ロボット物を描くなら
「ガンダムという冠」が無いと企画が通らないかもしれませんがね。

投稿 : 2018/07/26
閲覧 : 326
サンキュー:

2

ネタバレ

kochan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

良い意味でストーリーがシンプル、分かりやすい。
お約束の大気圏突入イベントとか、シャーもどきとか今までのガンダムの踏襲も悪くない。
ためらないなく、非情に冷静に殺しまくる三日月、2期で変わるのか?

投稿 : 2018/01/24
閲覧 : 294
サンキュー:

0

ネタバレ

shitasama さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

正直無理

取り敢えず、死に過ぎ 確かに戦争?物だから死ぬのはしょうがないにしてもやり過ぎの感じが...
後はキャラクターが、どっかのサッカー漫画の様
モビルスーツがダサすぎ、正直見るんじゃなかった
ガンダムは一通り見てきたがひどすぎる作品でした

投稿 : 2017/11/27
閲覧 : 363
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後が熱かった。

傭兵団の少年兵たちが主人公。大人たちの理不尽な要求を生き延びてきた彼らは逞しい。

特にミカはストイックで戦闘では容赦がない。

そんな彼らが傭兵団とし独立し、孤児である彼らは団結して困難と生きるための仕事をこなしていく。

火星独立の旗頭になるお姫様を地球まで送り届ける仕事につくが、ギャラルホルンという宇宙の支配を行う組織から目をつけられ苦戦を強いられることとなる。

最終話が面白かった。少年兵たちの犠牲と覚悟、それを止められない大人たち。

ギャラルホルン内の裏切りと敗北。そして復讐劇の最後。

続編に期待。


二周目を見て。

一期はクーデリアの物語だ。

火星に住む名家の娘が現実を乗り越え、理想を抱き続けられるか?

実力もなく、理想だけを持った娘が真の革命の乙女になれるか?ということがテーマだ。

CGSという傭兵会社で大人たちに搾取される少年兵たち。

理不尽な権利と武力で圧倒する支配組織ギャラルホルン。

クーデリアを守って死んでいく鉄華団の少年兵たち。その血の上で自らの理想を語ることの責任を果たそうとする。

クーデリア:「私が地球を目指したのは火星の人々が幸せに暮らせる世界をつくるため。でも火星だけじゃなかった。ここの人たちも同じように虐げられ踏みつけられ命さえも・・・それを守れないなら・・・立ち上がれないならそんな私の言葉など誰も聞くはずがない。私は戦いますたとえ一人でも。もう逃げない二度と。フミタンが言ったように私はあの本の少女のように、希望になりたい」

鉄華団はビスケットの死によって止まれなくなってしまった。最後の攻撃を前にオルガは言うセリフが良かった。

オルガ:「命を金と引き換えにして生きてきた。それはこの仕事を始めたときから・・・いや生まれたときからか。ただな俺たち一人一人の命は自分が死んじまった時点で終わる消耗品じゃねぇんだ!鉄華団があるかぎりな。ここまでの道で死んでったヤツらがいる。あいつらの命は無駄になんてなってねぇ。あいつらの命もチップとしてこの戦いに賭けるいくつもの命を賭けるごとに俺たちが手に入れられる報酬・・・未来がでかくなってく。俺ら一人一人の命が残った他のヤツらの未来のために使われるんだ!」

消耗品からの脱却が切実で彼ららしい。


メリビットとラフタのものの捉え方が鮮明に分かれたセリフ。対等という言葉は、残酷でもあるなと感じた。子どもを子ども扱いしないということは、こういうことかと。

メリビット:「冷たいんですね。あの子たち、ああ見えてもまだ子供なんですよ」
ラフタ:「だから何?」
メリビット:「えっ?」
ラフタ:「そりゃあうちら年だけはちょっとばかり上だけどさ。偉そうに言える言葉なんてないよ。だって同じだもん」
メリビット:「えっ?」
アジー:「私ら女やあの子たち子供がこういう仕事をするってのはそれだけで命懸けなんだ」

投稿 : 2017/11/25
閲覧 : 300
ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

青少年向けガンダム。

アニメーション制作:サンライズ
2015年10月4日 - 2016年3月27日に放映された全25話のTVアニメ。

監督:長井龍雪 シリーズ構成:岡田麿里
「あの花」コンビが作る新しいガンダム。

【概要/あらすじ】

“厄祭戦”と呼ばれる地球圏全体に甚大な被害を与えた巨大な戦禍が集結してから300年後の世界。

“厄祭戦”を終わらせるために尽力した有志が起源の治安維持組織“ギャラルホルン”
 地球の各国の武力紛争が起きないように監視する“世界の警察”が仕事。
 しかし、その権限と軍事力は巨大で政治力を持った特権階級化しており、
 組織の腐敗が進行中。

“火星”…テラフォーミングより地球と似た環境になった居住可能惑星。 
     地球から搾取され続けている植民地であり、貧困層が多い。

“鉄華団”…主人公たちとガンダムが所属する組織。物語中で発足。


【目的】

鉄華団が火星独立運動家のヒロインを地球に送り届けることで、
地球と火星の経済格差を解消し、火星に住む人々の権利と教育などの機会を手に入れる。


【感想】

意図的に“富野由悠季監督”とは逆を狙っている感じ。

火星の劣悪な環境で汚い大人たちに奴隷のように使われて、仲間の死に立ち会ってきた子供たちが、
今よりマシな未来を手に入れるために武器を手にとったり、ガンダムに乗って権力と戦う物語。
スペースノイドとアースノイドの思想対立とかニュータイプによる人類の革新とかいう、
そういう世界とは関係ない主人公たち。

文字も読めない連中が殆どなだけに、賢しいことを言わないし彼らの欲求は本能に対して純粋ですね。
金が欲しい。名を上げたい。今よりいい暮らしをしたい。家族にいいものを食べさせたい。

親が存在しないから主人公は肉親に失望しないし。
主人公は最初から落ちつているから、女に怒鳴り散らしたりしない。

リーダーは兄貴分で組織内はみんなタメ口で敬語を使わない。
いきなり殴りかかったりするガミガミうるさい年長者が味方にはいない。
身内に大人がいても、技術者だったりして子供たちを導く存在ではない。

登場人物の描き方が富野監督とは全く違うアプローチ。

主人公たちの目的が“火星の独立運動家のヒロイン”を、
地球に無事に送り届けると一貫してわかりやすいですし、
キャラ設定や物語を現代人向けにカスタマイズしてしまうと、
本当に富野要素が全然無くなっちゃうんだなって感じでw

敵を倒す理由も、
『俺達の進む道の邪魔だから』
『ウザいから』
『殺さないとしつこいし、手加減する義理なんてない』
相手の都合も事情も関係なくぶっ潰す!!

『お嬢さんの活動が火星の未来に繋がるから』
一番忘れてはいけないことがこれですけどね。

まあ、戦いから日本の倫理観を一切廃してるのが恐くもあり清々しさすら感じたり。
そういや不殺主人公()とかいうのも過去のロボットアニメで在った気がww

この作品は戦争アニメとして主人公たちの描き方に偽善っぽさが皆無で良かったような気がします。
自分たちが出来ることを確認していくという感じで、変に理想を振りかざしたりしなかったですし。
綺麗事担当のヒロインも、主人公たちと行動することでリアリストの面を育んでいきましたしね。


逆にね…このアニメは大人が状況に踊らされるだけの情けない存在ですね。

基本的に、
・たくましくも力強い主人公の少年たち
・大多数の大したことのない平凡な大人
・腹に一物を抱えた一部の大人

三種類の人間しか、このアニメには存在しなくて、
例外は鉄華団の賛同者・協力者ぐらいなものでして、

年上だから頭が良いわけでも偉いわけでもない、
人間の優劣は個人の資質!
噛ませには噛ませの人生しかないという描き方でして、

単に若者にウケるためだけじゃなくて、
人間観察眼でこういう側面が有ることも否めなくて、
観ていて考えさせられる作品でした。
脚本家はそこまで考えて書いてるのかはわかりませんけどねw


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/10/08
閲覧 : 586
サンキュー:

69

ネタバレ

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オルフェンズ 宇宙へ 僕らは今 希望という船を出そう

1期2期全50話を視聴してからの感想になります

ロボットアニメを見たいなぁと思って探した先に行き着いた作品です。
ガンダム作品についてはOOの映画を見ているのみで他は未視聴で
ネットのガンダム戦史をさらっと見たことがあるくらいですね。

2015年後半~2017年前半にかけて2期50話で構成された本作は、他のガンダム作品を未視聴でも大丈夫な設定になっています。

300年前に行われた厄祭戦を終わらせた大英雄アグニカ・カイエルによって創設されたギャラルホルンなる組織は、地球にある4つの経済圏と火星圏を監視する分割統治を行っていた。しかし長きに渡る平和のために組織は当初の理念を失い腐敗、結果火星圏では民衆の差別や格差が広がり、経済的困難から奴隷のように働かされる孤児や、大人の手で売買されるヒューマンデブリと呼ばれる子ども達の増加が問題となっていった。

この物語はいつまでも大人の言うことを言われるがまま聞いて
使い潰され死んでいくことを拒否した火星に住む無名の少年たちの物語。
彼らは名乗る、自分たちは決して枯れない鉄の華 ー鉄華団ー と。

あらすじは以上のようになります。
(以下本文長文のため折っておきます)

{netabare}子どもが躊躇なく大人を殺していく描写は容赦ないなぁと思って見ていましたが
これまで散々虐げられ普通の子どもとは違う人生を歩んだ子達ですから
こういう性格になってしまうのも仕方ないのかなぁと考えられなくもないです。

1期はそういった現在の火星圏の状況を変えようと立ち上がった
「革命の乙女クーデリア」とそれを警護し地球にクーデリアを送り届ける
鉄華団の話が主軸になります。

鉄華団は基本子ども達だけの集団なのですが、
自分たちがギャラルホルンによってすぐに潰されないために強力な後ろ盾を立てたり
時には敵との交渉も行ったり仲間をすごく大事にしたりと
団長のオルガを中心にとても統率の取れた組織として描かれています。

なので際立ったカリスマ性を持つオルガと圧倒的な強さを誇る三日月は、鉄華団を語る上で決して外せない存在でしょう。
ですが、だからといって他のキャラがないがしろにされていることはなく
火星に残してきた妹を思うビスケットのシーンであったり
ヒューマンデブリ達のまとめ役である昭弘の活躍であったり
ユージン、シノなどもしっかり出番があり
そこのあたりの絶妙なバランスは良かったと思います。

また戦場に出ないクーデリアやアトラやメリビットさんら女性陣は
まだ年端もいかない鉄華団の子どもたちの精神的支えとなって数々のシーンで見所がありました。

オルガいつも言っていた言葉で
「あんたにはあんたの戦う場所がある」的な言葉は強く印象に残っていますね。


ストーリー自体も1期は「鉄華団がクーデリアを地球へ送り届ける」ことを
主軸に置いているため、基本的にあっちこっち行ったりせず見やすいです。

またアニメ製作陣側の製作理念として
両者(ここではギャラルホルンと鉄華団)の価値観を平行に描くということを念頭に置いて製作されています。
そのため、物語が単なる勧善懲悪で作られていません。(もちろん作中で味方を裏切ったりする人もいます。)
したがって主人公サイドも非情な選択をしたり、敵側が逆に正義に思えたり…。
この設定は恐らく2期で効いてくるのですが1期のレビューでも触れておきたいと思います。

このことを頭に入れながらアニメを追っていると
自分の行ったことが善であれ悪であれいずれ自分自身に返ってくる、
その中での身の振り方、立場の使い方はクーデリアが頭一つ抜きん出ていたなと思いました。

鉄華団がもしもの時のために、
地球火星のありとあらゆる財界のお偉いさんを使いながら自分が安全に地球まで行ける算段を整えているシーンは素直にこのお嬢さんすごいなと思いました(^_^;

クーデリアがいつも持っていた革命の乙女の絵って
フランス革命時のドラクロワが描いた「民衆を導く自由の女神」が元ネタですよね?
ちょっと角度が横向きにはなっていましたが…

でも視聴者側の皆さんは見ながら思っていたはずです。
クーデリアを地球に送り届けてそこで終わりの仕事ではないだろう、と。
(この続きは2期のレビューへ移ります。)

オルガはクーデリアを地球に送り届けて謝礼をもらった後は出来る限り
大きな犠牲に繋がる戦闘を避けたかったはずだと思うのですが…
そこで黙っているギャラルホルンでも無いですしね…。

1期でマクギリスによってギャラルホルン内部でも新たな火種が作られているのでここは2期の見所になると思います。
(亜人の時といいやっぱりcv.櫻井さんのキャラは良いキャラをしてますねw)


キャラについては
クーデリアとタービンズのラフタが可愛くて好きでした。
もっと三日月とクーデリアの絡みがあっても良かったかも、

残念ながら1期で命を落とすことになってしまった
フミタンとビスケット、両者のご冥福を。
フミタンは性格の割に可愛い名前だなぁって笑ってしまいましたw

あと鉄華団を事あるごとに助けてくれたタービンズの名瀬の兄貴は
本当にいい人過ぎて逆に何か裏があるのではないかと疑っています。
さすがに盃を交わして義兄弟の契を結んだので裏切りは無いと信じているのですが…。
それでも何故あそこまで手を差し伸べてくれるのか気になりますね。
また2期の過去編とかで語られたりするのでしょうか。
テイワズ、タービンズ、鉄華団。それぞれの関係が極道要素に近いこともオルフェンズの味の一つであると思います。

そしてガンダムシリーズの醍醐味の一つであるMS同士の戦いですが
今回はビーム兵器がない設定なので斧で殴り合ったり吹っ飛ばしたりといった内容で違う見せ方をさせているという説明をみました。
僕は他のガンダム作品を知らないのでこの辺には何も思わなかったのですが
戦闘シーンは迫力があって良かったと思います。
あと、オルガの頭脳戦も光っていて面白かった。

曲についてはレビュータイトルにお借りした
MISIAさんの「オルフェンズの涙」が一番好きでした。
歌詞もオルフェンズの世界を上手く表現されていたと思います
OPはアニメを早く見たくて飛ばしていたので…すみません汗

全体を通してとても楽しめた1期でした。
2期のレビューは2期の方で書きたいと思います。
今度はオリジン見ようかな{/netabare}

投稿 : 2017/09/15
閲覧 : 367
サンキュー:

22

ネタバレ

わやし さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少年たちが這い上がるカッコいいアニメ!

すごく面白くて主人公の三日月とオルガの絆や仲間たちとの友情がかっこよかったです!敵もガエリオとアインの関係やマクギリスの暗躍などがあって魅力的でした!もうちょっと戦闘シーンがあってもよかったかなと思うのですがその分キャラの魅力が伝わった気がしました。お気に入りの作品の一つになりました。

投稿 : 2017/07/12
閲覧 : 245
サンキュー:

3

ネタバレ

見習い一兵卒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ガンダムという力の象徴

ガンダムという力の象徴をどう使うかというのをとても考えられる作品でした。
内容は視聴済みという前提で書きます。
最終話は…あまりにも現実を捉えすぎた為、その辺りで賛否両論が別れているのだろうと思います。でも、そうするしかなかったのだと思います。事実、マクギリスという人物はそういう人物だと思いますし、可愛そうな人間だとも思います。カルタイシューも同じです。立場の為に本当の自分を出すことが出来なかった。マクギリスという人物も同じです。腐敗の中で生きてきて、育ちの良いカルタやガエリオには理解出来ない狡猾さが彼にはありました。それに三日月の仲間を守るために敵に対して誰であろうと容赦はしない。それが危うさもある彼の強さだっと思います。ですがそれを、ただの「強さ」だとか、「利用価値」と錯覚してしまう所にその立場という「権力」の恐ろしさがあります。最初は火星の独立をうたっていましたが、やはり物事は一筋縄にはいかない。その事を存分に描いた作品だと思います。その過酷な現実を知ることは、果たして自分自身の人生にとって必要な事なのかは、自分には解りません。一期の最終話は狂気VS狂気とは誰かが書いていましたが、そこまで含めてガンダムです。そしてそこに残るかすかな正気が人を感動させたんだと思います。非常に判断の難しい作品だと思います。こうあるべきだと批評してはいけないと思いますが、終盤から最終話にかけて悲しい事が起こるのは確かです。(笑)
あ、ちなみに一期は放送時には全く見ていないです。狂ってるって聞いてからとりあえず一通り視聴して、2期から何だかちゃんと見ようと思って毎週見てました。

投稿 : 2017/07/05
閲覧 : 194
サンキュー:

0

ネタバレ

コーヒー命 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

色目が悪い。というのも宇宙空間で戦うシーンが多かったせいと目立たないためには、岩のような色なのは当たり前だけど見ていて心躍る色はなかった。敵側だけが色鮮やかだった。それと、大人があまり出てこなかったのでリアル感が少ない。でも、最後に死んでいったミカズキは幸せだったのか?あきひろも。不思議な終わり方だったけどいろんな国の子供出したのなら変に日本のやくざ(昔の)では無くて良かったと思う。

投稿 : 2017/06/02
閲覧 : 194
サンキュー:

0

ネタバレ

めがもん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主役は子供

他評価は良いけど、物語のシナリオは良くないですー



貧困や孤児を題材としたガンダム、裕福な貴族が敵だが
勿論子供たちの中に少数の大人が協力をしてくれている。
でも、中には裏切り者がいたりとそう上手くは行かない。
彼等の生きる糧は、仕事で稼ぐことだがそれも安定した仕事ではない。
危ない架け橋にも怖じ気ず働き、
進むにつれ金のために働くではなく何かを変えようと
クーデリアを主導に動き出すようになるが
戦うことしか知らない子供たちだし変えるではなく団長についていく
その先には死しか待ってないと分かってるのか分かってないのか。
最期に彼等が闘った傷跡で何が変わったんだろう・・という疑問が残るが
人の死が結構関わってくるので、悲しい出来事が多くて辛い内容でした。

信頼している家族達(仲間)が次々亡くなるので終わりは非常に寂しい
闘った子供たちには、
生き伸び未来のある終わりが良かったがシリアスな内容でした。


{netabare}
・超残念と思うシナリオ1期から登場していたキャラのシノが家族とのやりとりではなくホモENDホモ印象を残した。
・気持ち悪かった演出がアトラがクーデリアへ子作り発言をするところだけは受付けられない。まあ生い立ちがアレなんでズレているからだろうけど。
・ハッシュが2期登場なのにちゃんと生い立ちが描かれて居たのに1期から活躍するキャラ(ユージン・シノ)は無い。だがハッシュはあっさりと死亡してびっくりした。

あとは2期から一気にシナリオが・・・・グダグダでつまらないものに。
2期に出てきたキャラがラスト前にアッサリ終わるし
2期に出てきた敵キャラはラストを勝ち取る演出



エンディングで流れた、
オルガの死を火種にライドが復讐心を持って成長し
ライドが裏の社会で抹消する役目になった。
クーデリアの邪魔者を阻止する人物になったんだなー
悲しいけど、まあ一部を除いて面白かったです。
ただ、でてきた小さな子供らはほとんど居なくなってしまい
その光景は面白いとは言えませんが、
人間関係など色々とリアルなガンダムでした。
{/netabare}

投稿 : 2017/05/18
閲覧 : 261
サンキュー:

1

ネタバレ

煌昊 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これが、戦争の現実

はじめに言わせていただきます。
皆殺しだ、最低だ、とこの作品を評価している方々。
これは、戦争を描いた作品です。
人が死なない戦争があるとお思いですか?
戦争とは殺人です。
戦争で英雄と呼ばれる人は、より多く殺した人殺しなのです。
智将は敵を、愚将は味方を殺すだけだ。

それなのに、バッドエンドだと文句を言っておられる方、
戦争をしている以上、ハッピーエンドなど、ありえません。


ー感想ー
私はこの手の群像劇が大好きです。
人が生き、そして死んでゆく。
その理由になき、もし意味なき生だったのならばその理由に泣きました。
この作品は、戦争の、その凄惨な真実を赤裸々と語っています。
安っぽい、戦争を美化し、綺麗事の正義を掲げた作品よりも
ずっと、みごたえがありました。
野望どころか信念もない。
ただ、生きることだけに必死で、そのために戦う道を選んだ。
彼らはそうするしかなかったのだと思うと、とても切ないです。

戦争の悽愴さ。世の不条理。
それを告発する、若者の心に響く一作でした。

投稿 : 2017/05/09
閲覧 : 205
サンキュー:

3

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

進むことしかできない

 後編視聴済みですが、未視聴の体で書いてます。
 作品全体に感じるのは殺伐とした空気感で、歪んだ社会体制と、それによって生まれた貧困や
差別、命そのものが軽視されているような風潮、理想ではなく生きるために戦わざる負えない
状況などが醸し出していたような。
 ストーリー的にはオルガ・イツカを中心とした少年兵達が鉄華団を結成して、のしあがって
いく過程が描かれるが、その行動は行き場のない彼らゆえに進むしかないという中、少年ゆえの
真っ直ぐさや一度流れに乗ったらもう後戻りできない感じなどにある種の怖さも感じる。
 その戦いも危機に陥った際に意表を付くような方法で打開することが多かったが、この方法
自体が奇策といったスマートなものではなく、命を投げ出すような危険なやり方といった印象が
強い。
 鉄華団がテイワズ傘下になってからはヤクザものの様相を帯びてくるが、ヤクザものにある
不良少年グループが暴力団組織に取り込まれていく展開を思わせるものがある。他にも歴史
ものでよくある、動乱期に身分の差を超えて、実力でのしあがっていく存在に似たような感も。

 行き場のない少年達により結成された鉄華団だけに、団員達はこの鉄華団自体を家族として
認識しているようだが、本作では「互いに寄り添い、助け合う者達を家族とする」考え方が
印象的で、こういった考え方の家族は三日月・オーガス、クーデリア・藍那・バーンスタイン、
アトラ・ミクスタの関係性や、名瀬・タービン率いるタービンズにも同じものを感じる。
 その他にも昭弘・アルトランドやビスケット・グリフォンのそれぞれの兄弟のエピソード
など、家族というものが本作の大きなキーワードになっているような感があった。

 ロボットバトルものという点では、ビーム兵器のないモビルスーツ戦というのが印象的。
 更に実弾にしろ遠距離射撃はあまり効果的ではないとのことで接近戦主体となるが、この
接近戦もビームサーベルのようにきれいに斬るといったものではなく、ぶん殴るといった形容が
相応しい無骨で泥臭いもの。個人的にはかなり好みでしたが。
 それゆえに搭乗員の死も圧死といった描写が多いためにある種の残虐性も感じるが、過去作に
多い爆発するメカというものは人が死ぬという部分が緩和されていた感があり、改めて搭乗員の
死という部分を強く認識したりもした。

 最近のロボットバトルものは昔のように毎話バトルをすることも無くなってきた感があるが、
それと較べても本作はかなりバトルシーンが少なく、その分人間ドラマ、更に政治ドラマ主体と
いった印象。
 それゆえに印象的なキャラが多かったが、その中でも特異性で目を引いたのが主人公の
三日月。
 ガンダムシリーズは作品が多いゆえに多彩な主人公がいるが、その中でもここまでドライな
主人公は珍しく、それが最後までぶれなかった。ドライと言っても、それは身内外に対しての
もので身内に対する愛情はかなり深いものがあったけど。
 行動原理がオルガの意向に従うという点のみでそこに自身の思考はなく、ある種の狂気も
感じるが、一方のオルガも三日月に突き動かされている感があり、共に破滅的なものを感じる。
 狂気という点では、クランク・ゼントの仇討ちを行動原理とするアイン・ダルトンも次第に
狂気を帯びていくが、終盤での三日月との戦いは狂気と狂気のぶつかり合いといった印象。

 主人公である三日月だが、いわゆる三日月視点というものが少なく、そういう意味では
群像劇といった趣きも感じる。
 主人公サイドは少年少女が多いため、ストーリーの中で成長していく描写が多く、特に
クーデリアの成長が印象的。
 少年少女が素直な反面、大人キャラは裏で何を考えているのか判らないキャラが多く、本作
時点での敵味方の立ち位置さえ、後編でどう変貌するのか読めない感があった。

投稿 : 2017/05/07
閲覧 : 270
サンキュー:

2

ネタバレ

ゆき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

50話を通してのミカの成長

50話を通して見てみると、とりあえず、死にすぎだよみんな。
さらにすごい勢いでフラグを立てまくって、見事に回収されましたね。
{netabare}個人的にはシノとオルガのシーンは大号泣でした。シノも生きて帰ってくるはずだったのに、特攻。残されたヤマギの手にある包帯が画面に写ったらもう……。
オルガの最期、自分の名前を言うところからは辛すぎて。
全滅エンドではなかったものの主人公も死んでしまうため、バッドエンドのように感じる人も多かった気がします。
個人的には、殺すこと、戦場で戦うことしか知らなかったミカが子供を残すまでになるというのはものすごい成長だと思いました。
2期以降から増えたキャラ達によって感じられる、帰ることが出来る家があるという余裕、鉄華団の中にもある生まれながらの差や、それぞれのキャラの決意などがものすごく伝わってくる作品でした。
{netabare}
作品の中でも転生の話が出てきましたが、ぜひとも幸せになってもらいたいです……。
作画も綺麗で、動きもとても素晴らしかったです。
命、戦うということをテーマとした作品でこんなにもはまったのは久しぶりでした。

投稿 : 2017/04/07
閲覧 : 266
サンキュー:

4

ネタバレ

Kog さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二期の最終話手前まで観終わって

二期最終話一話前まで観終わって、評価が急落した事を踏まえての感想。
一期は面白かった。
今思い返しても面白い作品だったと思う。

 戦闘を増やしてもいいと思うが、火星を拠点に様々な既存勢力の中を渡り歩きながら自分たちの居場所を作っていく成り上がり物として良い作り方をしていたと感じる。
 オルガは鉄華団の兄貴分として団員の信頼と期待を一身に受け、時には押し潰されそうになりながらも懸命に大人社会のルールに下げたくも無い頭を下げながら皆の居場所を作る為に奮闘する。
 時には非情な決断を下しつつ、団員の為と言いながらも団員を死地に送り出すことへ葛藤するなど、一人の人間らしい弱さも垣間見せるドラマの作り方も好印象でした。

 ただ、やはり子供の夢想だけでは現実を勝ち取ることは難しく、避けられないタイミングで圧倒的な猛威を奮う災禍も存在する。遭遇してしまった不運を嘆きながら過ぎ去るのを堪えるしかない。
 そんな厳しい現実を、三日月とバルバトスが物理的に打破していく爽快感が単なる戦記物ではないガンダム作品の良さを感じさせてくれました。

 一期の評価は『3.5』
 無駄に感じるエピソードが若干多く、展開をもう少し急いでいいかなと当時は感じていました。
 ちなみに二期の評価は『1.5』
 一期+二期なら、うーん・・・・・・やっぱり『1.5』!
 結論として、結局回収されなかった伏線もちらほらありますし、二期まで観た後なら50話中30話ほどは観る必要は無かったかなと評価を改めました。
 脚本って大事ですね。
 キャラが劣化したり、重要な人間関係を構築していた人物が銃で暗殺されて死んだり、酒でも飲みながら書いてたんですかね。
 一期で思い入れが出た分、反発力で急速に墜落した作品でした。

 人が死ねば感動するなんて勘違いはいい加減止めて欲しい。 
 視聴者の期待を裏切るのと期待外れを混同しないで欲しい。
 


 個人的にOP1がとても好きで、Man With A Missionをこれで知りました。

投稿 : 2017/03/27
閲覧 : 219
サンキュー:

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのストーリー・あらすじ

かつて“厄祭戦”と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから約300年。地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。かりそめの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

 主人公の少年である“三日月・オーガス”が所属する民間警備会社“クリュセ・ガード・セキュリティ”(CGS)は、地球のイチ勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女“クーデリア・藍那・バーンスタイン”の護衛任務を受ける。

 しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織“ギャラルホルン”の襲撃を受けたCGSは、三日月ら子どもたちを囮にして撤退を始めてしまう。少年たちのリーダー“オルガ・イツカ”はこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗をひるがえしてクーデターを決意。

 オルガに“ギャラルホルン”の撃退をたくされた三日月は、CGSの動力炉として仕様されていた“厄祭戦”時代のモビルスーツ“ガンダム・バルバトス”を用いて戦いに挑む。(TVアニメ動画『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年秋アニメ
制作会社
サンライズ
主題歌
≪OP≫MAN WITH A MISSION『Raise your flag』、BLUE ENCOUNT『Survivor』≪ED≫MISIA『オルフェンズの涙』、TRUE『STEEL -鉄血の絆-』

声優・キャラクター

河西健吾、細谷佳正、花江夏樹、梅原裕一郎、内匠靖明、村田太志、天﨑滉平、田村睦心、斉藤壮馬、寺崎裕香、金元寿子、櫻井孝宏、松風雅也

スタッフ

企画:サンライズ、原作:矢立肇/富野由悠季、キャラクター原案:伊藤悠、 監督:長井龍雪、シリーズ構成:岡田麿里、キャラクターデザイン:千葉道徳、メカデザイン:鷲尾直広/海老川兼武/形部一平/寺岡賢司/篠原保、美術:草薙、音楽:横山克

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