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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(TVアニメ動画)」

総合得点
72.4
感想・評価
743
棚に入れた
3426
ランキング
1152
★★★★☆ 3.9 (743)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.8

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

止まるんじゃねえぞ

放映当時は何かと話題というかネタにされていた印象。
いつだったかNHKFMでガンダム三昧というものがあってとあるアナウンサーが止まるんじゃねえぞをネタにして笑うなんて酷すぎると号泣していたのが記憶に残っている。
あ、でもこれは2期のほうの話か。
全然出てこないじゃんと思ったけど、当たり前やった。
フリージアが流れていた印象だったもの。

1期は少年兵たちが戦っていく話。
地球の植民地みたいになっている火星を独立させたい話なのか。
子供を囮にする大人が見苦しいし、敵も子供相手に戦うことに気が引けるものと気にする必要なしとするものの葛藤が少し。
子供たちは卑怯な感じもあるけど、生きるために戦っているからしょうがないところではある。

少年たちの味方をするテイワーズのような大人もいるけど、一方的搾取する酷い大人たちもいて紛争地帯のできごとそのもの。
ギャラルホルン自体は戦う相手として描かれるけれども一枚岩ではなく、マクギリスがしれっと裏切り。親友だったガエリオを殺してカルタは見殺しに。自分は自分で別の思惑があって鉄華団を利用する。
結果的にクーデリア護送任務を達成できて一躍時の人々にという感じで何とか終われて良かった。
ビスケットが死んでしまったのは悲しいが。
三日月に復讐を誓うあまり自らを改造して戦う男の悲しさもあるが、三日月限界突破でなんとか攻略。
右半身動かせなくなるほどの大きい代償払うわけだが。

1期目は失いながらも快進撃といった感じで良かったのではないだろうか。


OP
Raise your flag MAN WITH A MISSION
Survivor BLUE ENCOUNT
ED
オルフェンズの涙 MISIA
STEEL-鉄血の絆- TRUE
MISIAがEDとか豪華すぎる。
挿入歌
戦火の灯火 鈴華ゆう子


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
かつて「厄祭戦」と呼ばれた戦争が終結してから約300年。三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)は、火星都市クリュセを独立させようとする少女、クーデリア・藍那・バーンスタインの護衛任務を受ける。しかし、武力組織ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。CGSへのクーデターを決意した少年達のリーダー、オルガにギャラルホルンの撃退を託された三日月は、「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

シーズン1エピソード1 - 第1話 鉄と血と
三日月が所属する火星都市クリュセの民間警備会社CGSは、クーデリアという少女が地球に行くまでの護衛を請け負う。地球への準備を進める最中、クーデリアの命を狙ったギャラルホルンがCGSを強襲する。

シーズン1エピソード2 - 第2話 バルバトス
ギャラルホルンの襲撃を受けたCGSの大人たちは、三日月ら子供たちを囮にして逃げ出してしまう。残された子供たちを束ねるオルガは、ギャラルホルンと相対することを決意。ある計画を実行に移す。

シーズン1エピソード3 - 第3話 散華
三日月とガンダム・バルバトスによって、多くの犠牲を出しながらも一度はギャラルホルンを退けたオルガたち。今後の動向を話し合う中、再びギャラルホルンのモビルスーツであるグレイズがCGS基地に現れる。

シーズン1エピソード4 - 第4話 命の値段
自分が原因で多くの少年が命を落としたと思い悩むクーデリア。三日月はそんなクーデリアを連れ、ビスケットの祖母が営む農場に赴く。そこでは思いもよらない出会いが待っていた。

シーズン1エピソード5 - 第5話 赤い空の向こう
地球に向かうため、ついに火星を後にするクーデリアと鉄華団。迎えの船を待つため、シャトルで低軌道ステーションへと入港しようとするが、コーラルの率いるギャラルホルンの襲撃を受ける。

シーズン1エピソード6 - 第6話 彼等について
ギャラルホルンの監視の下、地球を目指すには案内役を必要とする鉄華団の面々。強力な後ろ盾を得るべく、木星圏を拠点とするテイワズとの交渉を取り付けようとする。

シーズン1エピソード7 - 第7話 いさなとり
テイワズの輸送部門を管理するタービンズと接触した鉄華団だったが、組織の成り立ちと資産を巡り、タービンズと対立することになってしまう。

シーズン1エピソード8 - 第8話 寄り添うかたち
タービンズを率いる名瀬に鉄華団の力と正当性を見せたオルガ達は、あらためてテイワズとの交渉をもちかける。一方で、塞ぎ気味なクーデリアを連れてアトラはタービンズの戦艦を訪れる。

シーズン1エピソード9 - 第9話 盃
テイワズの代表、マクマード・バリストンに会うため、名瀬に連れられてテイワズの本拠地である歳星を訪れる鉄華団。そこでオルガは名瀬から意外な提案を受ける。

シーズン1エピソード10 - 第10話 明日からの手紙
バルバトスの最終調整のため三日月と雪乃丞を歳星に残し、地球へ先立つ鉄華団とタービンズ。歳星での出来事はそれぞれの心境に変化を与えていた。

シーズン1エピソード11 - 第11話 ヒューマン・デブリ
哨戒に出ていた昭弘とタカキは、正体不明の敵と遭遇し戦闘状態に入る。襲撃者の正体は火星から地球にかけて活動する海賊のブルワーズだった。

シーズン1エピソード12 - 第12話 暗礁
ブルワーズのMSパイロットの中に生き別れた昭弘の弟がいることを知った三日月とオルガ。昭弘の弟を取り戻すべく、鉄華団はブルワーズに挑む。

シーズン1エピソード13 - 第13話 葬送
ブルワーズとの戦闘では敵味方ともに多くの犠牲が出てしまう。残された者は死んだ者たちが生まれ変われることを祈りながら葬儀を執り行う。

シーズン1エピソード14 - 第14話 希望を運ぶ船
様々な困難を乗り越え、ついに地球を目前にする鉄華団。歳星でテイワズから輸送依頼を受けていた荷物を届けるべくドルトコロニー群に向かう。

シーズン1エピソード15 - 第15話 足跡のゆくえ
コロニーでも火星同様に地球との格差は大きく、不満が高まっていた労働者たちの抗議行動が始まってしまう。次第に激化する中、鉄華団は様々な思惑に飲み込まれていく。

シーズン1エピソード16 - 第16話 フミタン・アドモス
雇用主である会社に抗議行動を起こしたコロニー労働者は過激さを増していき、遂にはギャラルホルンが介入するまでの事態に発展する。クーデリアは知らない内にその中心へと追い込まれてしまう。

シーズン1エピソード17 - 第17話 クーデリアの決意
ギャラルホルンに一方的に弾圧される労働者たちを目の当たりにするクーデリアと鉄華団。コロニーの実状を前にクーデリアはある決意をする。

シーズン1エピソード18 - 第18話 声
コロニーを後にし、遂に地球へ降下しようとする鉄華団だが、コロニーでの一件によりその術を失ってしまう。そんな彼らを支援しようと名乗りをあげた者が鉄華団に接触する。

シーズン1エピソード19 - 第19話 願いの重力
ギャラルホルンの艦隊が行く手を遮る中、クーデリアの願いを受け、地球降下を果たそうとする鉄華団。ギャラルホルンとの戦闘は苛烈を極めていく。

シーズン1エピソード20 - 第20話 相棒
地球へ辿り着いた鉄華団は、アーブラウの代表、蒔苗東護ノ介とクーデリアを引き会わすことに成功する。しかし、蒔苗をエドモントンで行われる全体会議に連れて行くことを余儀なくされてしまう。

シーズン1エピソード21 - 第21話 還るべき場所へ
エドモントンへの出発準備を進める最中、ギャラルホルンの襲撃を受けてしまう。執拗な追撃に対し、オルガは罠を張り巡らせて応戦する。

シーズン1エピソード22 - 第22話 まだ還れない
ギャラルホルンとの度重なる戦闘で疲弊する鉄華団だが、エドモントンへ向かう意志は強く、歩みを進める。

シーズン1エピソード23 - 第23話 最後の嘘
エドモントンを目指す鉄華団の前に、決闘を望むカルタが立ち塞がる。しかし、三日月たちはその歩みを止めることなく前に進む。

シーズン1エピソード24 - 第24話 未来の報酬
ついにエドモントンに到着したオルガたち鉄華団だが、蒔苗の会議場への到着を妨げようとするギャラルホルンの攻撃を受けてしまう。

シーズン1エピソード25 - 第25話 鉄華団
鉄華団とギャラルホルンの激しい攻防戦の続く中、現れる新たな脅威。三日月はクーデリアたちを守るため単身これに挑む。

投稿 : 2024/11/20
閲覧 : 31
サンキュー:

8

雑食大魔王 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

傑出したストーリーだった。

書き手としてもかなり厳しい脚本だったように思うが、書き通したことに敬意を覚えた。ペース配分がよく、だれることなく2期見通せた。

投稿 : 2024/08/03
閲覧 : 134
サンキュー:

0

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ガンダムだけど世代じゃなくても面白いよ

ガンダムってなんだかおっちゃん世代のイメージで敬遠しがちだったけど全然イメージと違って単体だけでも面白かった
私はガンダム系だとパチンコのお陰でユニコーンを最初に見たのでイメージを払拭できてましたが笑

まず燃えあがーれー燃えあがーれーのイメージは忘れてみてください

まず歌がいい
オールフェーンズなみだー愛はー悲しみをー
MISIAが歌ってます。最高

んでオルガの細谷さんよ。まじで演技上手い。最高

内容は政治的な事や世界情勢に巻き込まれる弱い立場の人間が奮起し、ガンダムという武器を最大限に活かして自分たちの居場所を勝ち取っていく感じ
基本ガンダムって全シリーズそんな感じなのかな?
ただユニコーンみたいな派手さはなく渋い感じの機体が多い

なんだかフワフワSFより現実的なSFとでも言おうか
私の知ってるガンダムのパイロットって超人的な感覚を持ってるニュータイプってカテゴリーの人種しか扱えない物ってイメージだったけど、このガンダムはアラヤシキシステム?ってので脊椎から機体と接続してより感覚を得て操縦性を上げるって少し現実味を帯びさせてるあたりもなんだか渋い

もしかして他作品と大きな時系列になってたりするのかな?
ちょっと他のガンダムにも興味持ちました

投稿 : 2023/12/30
閲覧 : 242
サンキュー:

1

ネタバレ

ジャック さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とても良かった

前々から気にはなっていてアマプラに来てたため初視聴。オルガネタなど酷評が多いことは知ってたので期待せずにスマホでながら観してましたが面白かったです。 最後のほうは余所見せずにテレビで観ました

オルフェンズの名の通り孤児達(鉄花団、マクギリス)のあがきにスポットを当てた作品。 彼ら孤児には正義も、正解も、行き着く先もない、それでもあがくことを止めず進み続ける。その姿は真剣そのもの、その生き様こそ本作の魅力だと思います

主人公のミカヅキはロボットアニメの主人公には珍しいキャラですね。彼だけは終始一貫して迷いがなく、観ていて気持ちが良かったです。オルガの死という受け入れ難い現実に対しても泣くわけでも激怒するでもなかった。 ただ決断し、行動する。最初から決断しているから、強い。
生き急いでるなんて表現もされてましたが、孤児である彼らには悩む時間なんてなかったんじゃないでしょうか。毎日生き残る為に働き、選択する自由もない。手を止めたら、殺されてしまう、そんな戦場のような日常。我々が日々悩んだり、考えたり、選択に戸惑ったり出来るのが実はとても贅沢なことだと気づかされました


低評価の多くは終盤の展開だと思います。 こうなって欲しいという希望を尽く挫かれるシナリオは、確かに耐性のない人間には受け入れられないのも解ります。 しかし現実世界でも上手くいかないことは多くあり、それにどう向き合うか考えさせてくれる良い作品だと思います

最後に、彼らに恥じないように生きたいというクーデリアの言葉に私も共感を禁じ得ません

投稿 : 2023/12/25
閲覧 : 437
サンキュー:

1

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1期''は''面白かったと思う

色々ネタにされてるガンダムシリーズ随一の問題作。1期は少年たちが反旗を翻して独立するまでの話を描いていて、残虐であくどい手口を時に使いながらも主人公一行が成り上がる様子はとても爽快。

主人公サイドが悪役のような所業をしているのでそこは人を選ぶ。少年たちの過酷な労働環境、胸糞悪い敵勢力の悪党など色々と不愉快になる場面も多い。

色々言いたいことはあるけどわりと高水準で纏まってると思う。ただ、問題は2期なのよね…

投稿 : 2023/09/18
閲覧 : 938
サンキュー:

0

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個人的評価 微妙アニメ

ストーリー 2点 前半はバトルが熱く主要キャラクター達の成長が見られて面白かったが終盤でそのキャラクター達が無残な姿に
作画 15点 戦闘シーンの作画がかなりいい
声優 16点 豪華
設定 3点 主要キャラクターは魅力的だったが後半で改悪されているキャラクターが結構いた(特にマクギリス)
音楽 18点 印象に残るOPやEDばかり
総得点 54点
前半は名作の予感がしたが後半が酷く、一気に駄作へと堕ちたように感じた残念なガンダムシリーズ。バトルシーンや戦略が面白かった。

投稿 : 2023/08/06
閲覧 : 648
サンキュー:

0

カレン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

主人公がサイコパス

主人公キチガイすぎてワロタ

騎士道精神溢れる敵の
死ぬ直前の最後の言葉の最中に銃でパンっ

相手の事情も聞かないで仲間を轢きかけた運転手を
いきなりひきずりおろして首締めwww


まぁ、こーゆーのは作品が面白ければどうでも
良くなるんですけど肝心のシナリオがつまらない

まずガンダムらしくないし なにより男ばかりで暑苦しい
友情とか熱血とかガンダムにはあわないんだよなぁ
熱血キャラばかりでうんざり
女キャラもっとだせや 華がない

加えて戦闘が地味 まぁ地味さをモチーフにした作品なのだがそれにしても地味すぎる
派手であればいいわけでないけど
やっぱトランザムとかみちゃうとねぇ

ガンダムを見ない方でも楽しめたというのは
舌が肥えてないだけでしょう
本物のガンダムはもっと面白いです
こんなガンダムもどきより
ダブルオーガンダムをオススメします

投稿 : 2022/09/18
閲覧 : 772
サンキュー:

0

ネタバレ

オカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3周しました

熱い少年たちの物語。
大人達に利用され搾取され続ける救われない環境にいる子供たちが抗い、必死に生きていく物語。

オルガ、ミカヅキが熱すぎてカッコいい。
どんな時でも皆んなの思いを背負い、皆んなを引っ張っていく。

どんな危機的状況でもミカヅキにカッコ悪いところは見せれないと足掻き、窮地を越えていくオルガ。
そんなオルガの全てを信じきり、どんな困難な任務へも挑み、こなしていくミカヅキ。

ビスケットや仲間達の死を乗り越え、少年たちが踠き抗い、ちいさな幸せを掴もうと頑張る姿は感動する。

3周目を見終わった好きなアニメです。

投稿 : 2022/06/18
閲覧 : 362
サンキュー:

2

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★☆

2022.5.18 ★★★☆(3.7) 2度目観賞評価
2020.5.7 格付更新

投稿 : 2022/05/22
閲覧 : 410
サンキュー:

0

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

鉄血のオルフェンズ1stシーズン目。少年兵たちの成り上がり。

長井龍雪監督のガンダム、鉄血のオルフェンズです。
人類が宇宙に進出し、火星にまで人類が進出して暮らしているが、貧富の差が激しく、生活の為に働いている少年兵たちがメインとなります。
CGS(クリュセガードセキュリティ)という火星の警備会社で働く子供たちはある日鉄華団と名乗り独立します。
また、地球を牛耳っているギャラルホルンという組織が幾度となく鉄華団を邪魔してきます。そして火星の独立運動をしているリーダーの女性がクーデリア藍那バーンスタインという女性です。クーデリアは地球との交渉のために地球に向かわねばならないのですが、そのための護衛を鉄華団に頼むところから鉄華団とクーデリアとの関係が始まります。

まあ、この25話はキャラの紹介や世界観の紹介、各キャラの掘り下げのターンだと思っているので、2期目も期待してみていきたいと思います。
1期目はキャラもたっていたし、バトルも迫力があり、見ごたえあったと思います。

投稿 : 2022/04/13
閲覧 : 298
サンキュー:

9

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

富永色が抜けたガンダム

昨年のGのレコンギスタが富野色の強いガンダムだとしたらこの作品は富永色が抜けたガンダム。(レコンギスタはゲイナーやザブングルなノリとエルガイムやダンバインといった多勢力の云々だが)
ガンダムじゃなくてもいいのではないか思う所も多々あるのだが、少年たちが大きな目的を達成する物語という王道的な所はガンダムチックでいいのではないかとも。
ガンダムらしく勢力も色々出てくるが、大まか2勢力が争っている構図で作られていたのは分かりやすい。
また富野系のセリフまわしではないがオルガのセリフは嫌いじゃなかった。

鉄華団がZZ的でクーデリアはWのリリーナや∀のディアナみたいなヒロインのいるガンダムをちょっとだけ彷彿させてくれたり、ヒロイン+アトラとか仮面とか、Zからの流れのようなジェリド位置のガエリオであったり、ガンダムシリーズだとこの位置の存在はこの人だよね的な配置はされている感じがした。

主人公の三日月が今までのガンダムシリーズにない主人公でオルガやクーデリアが胸熱を語る感じで進行していく。
2期が決まり死の美学は若干減る展開になったのかな?ってちょっと思った。

100点中89点

投稿 : 2022/04/12
閲覧 : 506
サンキュー:

6

ネタバレ

kazz さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

15少年(兵)漂流記

25話まで

少年兵たちが無感情に人を殺す姿に一抹の不安を覚えつつも、大筋としては子どもたちが力を合わせて地球を目指す王道のガンダム(というよりはバイファム寄り?)として楽しく見られました。

バルバトスがカッコいい。

投稿 : 2021/08/14
閲覧 : 269
サンキュー:

1

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

断念した感想。

序盤の面白さはどこへやら……という訳で、13話で視聴断念。

3話まででの掴みは抜群。
7話までも上々。
8話以降が急激に……。

【家族】という言葉が出てからの会話の臭さはどうしたもんだろう。冗談じゃなく毎話言ってる。
過酷な環境下で生まれた絆とその関係性を【家族】という言葉で表現するのは良いんだけど、合って間もない人間が表現したその言葉をすんなり受け入れて多用していくというのが、どうも鉄華団の面々のイメージと合わないんだよな……。
素直に育つような環境じゃなかったのだし(下品な会話が多かったのは環境の酷さを印象づけるためだと思う)、もうちょっと【家族】という言葉を使うまで溜めが欲しかったなぁ。
家族になろうとするのではなく既に家族だ、というスタンスなのが引っかかる。

主役二人の魅力も序盤をピークに下降していった。
僕は切れ者の司令塔ポジが良かったんだけど(お山の大将感含め)、テイワズ加入後はマジでヤクザの若頭補佐って感じで拍子抜け。
三日月……お前、可愛かったってだけでキスするような奴だったんか。それなら毎日アトラにキスしてないとおかしいだろ(?)
しかもキスする時はしっかり目を閉じてて慣れてる感じが余計に違和感。

そしてクーデリアは何回悩んでんだ……。
悩みについては具体的な解決策を確かに出ていないとはいえ、とりあえず自分が今出来ること精一杯やっていこう、という妥協案は出せているはずなのに、毎話同じような悩みを同じように悩んでいて、観ていてあまり楽しいものではない。
戦闘シーンで活躍できるポジションではないのでドラマ面でスポットを当てようとするとこういう描き方しか出来ないのかな……という気もしなくはないんだけど、なにか応援できる魅力なり行動なりが欲しい所。

全体の1/4までしか観ていないので酷いと思うような内容ではないのだけど、単純に面白さを感じられなくなったので視聴断念。

投稿 : 2021/06/07
閲覧 : 319
サンキュー:

3

ニック さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

下剋上と言う印象

大人にこき使われていた部下が反逆しガンダムを駆使しながら勢力を広げていく、その野心あふれるストーリー展開に惹かれました。
でも無茶してる感あるよね。

投稿 : 2021/05/31
閲覧 : 339
サンキュー:

0

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

話は分かりやすいが、ガンダムでやる良さが見当たらなかった

1話が面白かったけど
それから話が進むごとに面白さがスケールダウンしていく

面白い台詞とかおっさんの全裸サウナとか
色々突っ込める所あるんでそういうの好きなら面白いだろうけど
ガンダムOOとか期待するとがっかりすると思う

結局やろうとしているのが
具体的に説明すると小さい世界な気がするんで


ガンダムAGEは放送当時批判されてたけど
あれを笑えはしないと思う
AGEの場合は世代交代がテーマにあったからこそあのテンポの速さだし
オルフェンズもテンポ早いけど、何というか1期通してやった事があまりにも小さいかなって思ったので

それなら監督に脚本も任せてれば良かったのでは?とも思った次第


音楽面に関しては1クール目EDが良かった
それ以外はそんなに

それでも作画や整合性や声量とかは良質なのでおすすめです
シードデスティニーと比べる人いますけど自分はどっちも同じくらいの評価です

投稿 : 2021/01/21
閲覧 : 315
サンキュー:

1

ネタバレ

お粥 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

戦うために生きてる主人公

初めてガンダムシリーズを観ましたが、人間関係の描写が細かく観やすかったです。
沢山学ぶ事で生きるにあたっての選択肢の幅が広がっていくんだ。と再認識しました。


敵は悪いやつだから死んでもいい。だからまよいなく殺す。っていう三日月の考え方も、あの環境で育ったら綺麗事なんて言う必要も無いのだと気づきました。

ヒロインのクーデリアお嬢さんが、凛としてて、優しくて、おかれている状況が悪化していくにつれ、心が強く強く変わっていくのが非常に格好良く、憧れ、感動しました。

どんどん話が重くなります。何が味方で何が敵か分からなくなりました。ただ仲間のことを思うならば、意地張らずに、考え方を少し変えればいいのに……………って最初は時々団長に思ったりしてましたが。笑
言ったことの筋は通すっていうオルガが男前だなって思ったので、最後は少し憧れてしまいました。
{netabare}
オルガ達よりも冷静に物事を判断出来るビスケットの性格が好きだったので、ストーリーの後半で心折れましたが………残りの皆がどうなるのか気になるので二期も観ようと思います。ビスケット、いいキャラクターだったのに………思ったよりも離脱するのが早い………二期はきっと放心 状態で観てしまいます(笑)
{/netabare}

オルガとかビスケットとかみんな子供には見えず(笑)大人達がてっかだんメンバーを子供子供って言ってるのを見て時々違和感を覚えてました(笑)

投稿 : 2020/10/28
閲覧 : 307
サンキュー:

0

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シノギな世界!

ガンダムってより、ヒューマンドラマがメインって感じです(^-^;
奴隷になっている子供達の成り上がりサクセスストーリー(´∀`*)
ヒロインのクーデリア嬢がだんだん可愛く見えてくる不思議ww

そして、OP、ED共に豪華すぎるってのとガンダムの主題歌歌いそうな人達じゃない人が歌ってる事にビックリ!

投稿 : 2020/08/27
閲覧 : 291
サンキュー:

0

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

道端の子供を 突き抜いたガンダム

2期まで一気見

{netabare}
死なないため 生きる道として
強大な権力者に 噛みつき

擦りおろされながら
しあわせをもとめる物語

世界、現実を 隠さず伝えようとするような
よくここまで表現したとおもえる作品

最底辺の階層 権力に相対するゆえ 自分たちと組んでくれるのは
ブラックなひとたち、組織になってゆくのは必然で
それは機微をとらえているように感じる

機体は 永野護 ファイブスター物語のモーターヘッドに
影響をうけてる印象 儚く 象徴的

音楽は
OPが好みでないのが多かった
曲と声が がちゃがちゃしてる かな
歌詞も英語部分がおおく いみが・・よくとらえられなかった
EDは 聴きやすく おしなべてよかった
{/netabare}

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 465
サンキュー:

5

つんつく さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白いしドラマがある!!

悲惨な物語が好きな人にオススメしたい

現実って甘くない

これこそが現実と思わせてくれる
ある意味ガンダムらしいガンダム
そしてガンダムの中で希望がないガンダム
でも全くないわけでもない

深く見て欲しいです

投稿 : 2020/06/03
閲覧 : 323
サンキュー:

2

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

兄弟の誓い - He Ain't Heavy, He's My Brother -

異形のガンダムである。
任侠ガンダムともいわれる異色作である。

しかし、彼らを貫くのは、そんな浅薄なものではない。
血よりも濃い鉄の絆である。

彼らが守ろうとするのは、この逃げ場のない世界で、失えば生きてゆくことのできない大切なもの、家族と言う存在である。
これこそ、“決して散ることのない鉄の花”、
“やるか、やられるか”の鉄華団を貫く正義。

彼らの眼前で繰り広げられる経済圏の利権争い、星間マフィアの思惑、またギャラルホルンの面々が演じるドラマはまさに喜劇そのものとなる。
なかでも、三日月に殺された上官への“義”に生きようとするパイロットである“アイン・ダルトン”、そして、誇り高き貴族の娘、“カルタ・イシュー”の道化ぶりは特筆ものだ。

“あの花”の長井龍雪、岡田麿里である。
クセのある、しかし一本芯の通った展開が痛快であった。

三日月、オルガそしてビスケットに、そして彼らの家族にこの歌を捧げる。

ボビー・スコットとボブ・ラッセルの共作で、ホリーズの代表曲となった
“兄弟の誓い”である。
He Ain't Heavy, He's My Brother
アラン・クラークの歌声が真っ直ぐ心に響く。

蛇足ではあるが、歌詞を邦訳で一部だけ、

道は 長く
幾重も曲がっている
僕たちを誰も知らないところへ連れて行くんだ
誰も知らないところへ

でも僕は強い
すごく強いから背負うことができるんだ
重荷なんかじゃない 
僕の兄弟だもの
 -----------------
もし僕が重荷を背負っているとしたら
それは悲しみという重荷
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長い 長い道のり
ここからはもう引き返せないんだ
でも僕たちがあの地に向かう間に
分かちあえばいいことだ

そうしたらこの荷は
ぜんぜん重くなんかならない
重荷なんかじゃない 
僕の兄弟だもの

投稿 : 2020/05/20
閲覧 : 413
サンキュー:

11

ネタバレ

ちくわの異端児 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

子供達の闘い

すごく面白かった!!!!
子供達が闘いの場に出て物語を進めていく内容で、本当に凄惨なシーンもあったが、クスっと笑えるシーン、もうずっと観ていたいシーンもありで、飽きることなく2期まで走り抜けるように観てしまいました。

もっともっと沢山のキャラのハッピーエンドが観たかったですが、それも叶わないくらい生き急ぎ過ぎてしまった彼等。
ガンダムの中でも異色作と言われる所以が分かります。
鉄血のオルフェンズはとても面白い!!

俺も最後にバカ笑いできるよう過ごしたい。

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 245
サンキュー:

7

さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良すぎ!

ガンダムシリーズであるかどうかに関わらず、今までに類を見ないアニメだと思います。戦争を終わらせるための戦い、命の重さや儚さ、この辺の要素が「組織のエースパイロット」を中心に描かれている、というのがガンダムシリーズにおける共通項だと個人的には考えてます。しかし、この物語では主人公である三日月・オーガスにとっては、もう1人の主人公ともいえるオルガ・イツカが全てであり、戦いの目的もオルガのため。つまり、物語は、パイロットではなく、組織の全員を家族と考えるような指揮官オルガを中心に進んでいきます。主人公の立場が変わるだけでこんなにも受ける印象が違うのかと思うほどでした。

心理描写が非常に繊細で、表情を変えることの少ない三日月にすらめちゃくちゃ感情移入してしまいました。

そしてなんと言ってもこのアニメは音楽が素晴らしい。OP、ED共に素晴らしすぎます。全アニメの中で1位を取れるレベルです笑笑。
OP映像だけでもぜひ見てみてください。

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 257
サンキュー:

2

デルタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

良作の予感!

 ストーリー、メカニック、キャラクター、どれも総じてクオリティが高いです。ビーム兵器こそほとんど登場しないものの、美麗な映像で描かれる戦闘シーンは圧倒的な迫力を誇っています。またストーリーは重厚でかつメッセージ性に富みながらも、不自然な駆け足展開や無駄な総集編などもなく、純粋に面白いです。キャラクターたちにも個性があり、主人公サイドだけでなく、敵サイドも魅力的です。
 この作品は主人公の生い立ち、世界設定など今までのガンダムとはまたひと味違った意欲作であると感じています。どうか一期の勢いのまま二期も駆け抜けてほしいです!
 
追記
2期まで含めて修正しました。

投稿 : 2020/02/23
閲覧 : 387
サンキュー:

2

ネタバレ

ぷよ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

松風雅也さんにどはまりした作品

 ガンダム originくらいから、シャアとガルマに似た奴がいるということでどはまりした作品。
 ガエリオがカルタを助けに行くところ昨今のアニメにないくらい泥臭くてかっこよかったね。

 女の子人気も狙っていそうな作品なのに、何故かギャラルホルン勢の学生時代をさらっとしかしなかったり不思議な作品。

 ガエリオ役の松風雅也さんにどはまりして出演作を探してみているのですが、なんか少ない…?

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 271
サンキュー:

0

ネタバレ

kamesaan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

選択肢が狭い中必死にもがく子供達の戦い

2期も見た上での感想です。

奴隷の子供達が蜂起し綱渡りで人生を生き抜いていくアニメ

教育や普通の生活など知らない彼らには、ルールやマナーに加え善行悪行の区別もつきません。なので悪行に対しても、自分の命をかける事ですら躊躇がありません、そこは見ていて清清しくも思える所でした。だからなのか仲間や家族に対しての思いも行動も異常な反応を見せます。
 しかし世の中甘くなく罠、謀略といったものには簡単に嵌ります。簡単だからこそ利用されピンチに陥ります、その度というよりそれしか知らない為、戦闘orリーダーが頭を下げ家族を生かす道を取る、自分を殺して頭を下げるリーダーの心情描写も非常によかった。

迫力ありまくりの戦闘シーン、音楽もよく、キャラの個性も様々なドラマがあり終わるまでずっとおもしろかったです。

残した家族を守り、大華を咲かせ散っていった、生き様は非常によかったです。

ここまで褒めちぎってなぜ☆5じゃないのか、それは私がコッテコテのハッピーエンドが好きだからというだけです。

ガンダム苦手だなという人で見てない人は見たほうがいいよと言える作品でした!

投稿 : 2019/06/04
閲覧 : 314
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3

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

暗くて泥臭く、また、鉄火伝法で男臭い作品

ガンダムのTVシリーズとしては15作目の作品。
(初代、Ζ、ZZ、V、G、W、X、∀、種、種運命、OO、UC、AGE、Gレコ)
タイトルがGレコに続き、「機動戦士ガンダム〇〇」のようなフォーマットではないです。
主人公機はガンダムバルバトスなので、主人公機をタイトルにするなら「機動戦士ガンダム バルバトス」なのですが、内容的にそういう「ガンダムだぜ!」みたいな、「強いぜ!」「カッコイイぜ!」みたいな内容ではなく、ただ静かにほの暗く燻る炎のような、暗くて泥臭く、また、鉄火伝法で男臭い作品でした。
過去にも泥臭いガンダム作品は多々ありますが、いわゆる"戦争の泥臭さ"を描いたものとは別ベクトルにあって、人として扱われない人々が蜂起して掴んだ小さい会社が請け負った大きな仕事をやり遂げるために活動しているという基本的な目的があり、そこに崇高な思想や理論、主義はありません。
一応、火星のスペースノイドとアースノイド間の軋轢があって火星独立のための運動があり、主人公は地球圏と対立する側の出自ではあるのですが、そういう地球圏への怒りや、独立のための戦争をしたいわけではなく、地位が欲しい、報酬が欲しいという、独善的で利己的な目的なために戦うというのが特徴です。
他のガンダム作品同様、いろいろな思惑と立場の人々が登場するのですが、主人公たちの目的が単純明快なため複雑な物語にはならず、比較的わかりやすい作品だと思います。

厄祭戦という大きな戦争が過去にあり、集結してから凡そ300年ほどの時が流れた時代が舞台。
P.D.(Post Disaster)という年号が使われていて、P.D.323年という設定です。
厄災戦の後、セブンスターズと呼ばれる7つの名門を中心として治安維持組織「ギャラルホルン」が発足し、世界は4つの経済圏にわけれた統治されてきたのですが、長い年月が経ってギャラルホルンは腐敗してきており、世界は貧困による孤児や、人扱いされない売買される子どもたちを生み出してきた。
火星の自治区にある民間警備会社「CGS」は、火星独立運動の中心人物である「クーデリア・藍那・バーンスタイン」嬢を地球まで護衛する任務を受けるが、それを良しとしないギャラルホルンの攻撃を受け、孤児を中心とした参番組を囮に逃げ出してしまう。
参番組隊長の「オルガ・イツカ」はCGSの動力炉として利用されていた厄祭戦時代のモビルスーツ「ガンダム・バルバドス」を起動し、参番組の少年兵「三日月・オーガス」に託す。
ギャラルホルンを撃退、捉えたCGSの社員を殺してオルガはCGSを乗っ取り、名前を「鉄華団」と変更、クーデリアの護衛任務を請け負うというストーリー。
ダブルオー同様、全4クールの作品を2クールずつ分けて放映されていて、本レビューは前半2クール分のレビューです。
後半はこれから視聴ですが、前半の本作だけでも大した未回収の伏線もなく、鉄華団としての仕事は完了していて、十分完結しています。
始めから分割4クールと発表がなければこの2クールだけで完結でも違和感ないほどです。
ただ、ネット界隈では有名な「止まるんじゃねぇぞ」というセリフは前半で登場しなかったので、後半が楽しみなところではあります。

面白いかという点については、ぶっちゃけ評価が難しいところです。人によるという感想がハマります。
熱い展開ですが、叫んだりぶつかり合うような内容ではなく、一部では“任侠ガンダム”とも呼ばれるように仁義や筋を通すことを第一にしています。
「命をチップにして賭けて欲しい」とか、「死んだ仲間の報復のため戦う」とか、凡そガンダムらしからぬセリフが主人公サイドで登場し、年端もいかない子どもたちの集団が真剣にそれに乗る展開が繰り広げられていて、そうなってしまった世界の悲しさ、そうして散っていく命に感情を移入できるかがポイントかと思います。
私は良かったと思いましたが、物語が淡々と展開されるため、途中で見るのを脱落してしまいそうな作品だと思いました。

投稿 : 2019/05/25
閲覧 : 399
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2

順順 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

タイトルなし

クーデリアさんの髪がうるさい
上官の意図を読めない部下が復讐しようとする
団長の髪も違和感が凄い

投稿 : 2019/04/27
閲覧 : 404
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1

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

あらすじは最底辺の少年達が這い上がる話だったので熱い話かなと思った。ところが少年達がそれほど悲惨じゃない。。ヒロインが頭弱すぎ。団長が大人に頭下げすぎ。ヤクザの親分のテンプレもネタっっぽいだけ。7話あたりでしらけてしまいました。

ヒロインのキャラデザがあいませんでした。あんなタテガミじゃノーマルスーツのヘルメットをかぶれません。

投稿 : 2019/04/16
閲覧 : 403
サンキュー:

1

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大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

無骨で格好良く生き抜く傑作

これは実に高クオリティですね。
唯一絵が少しとっつきにくいですが、まあすぐ見慣れました。
ガンダムらしく多くの陣営が入り乱れて面倒くさく感じましたが、基本は火星植民地独立をめぐる地球との争いということで分かりますし、多くの会話で何とか入っていけるのは相当脚本が上手いのでしょう。
主人公やロボにも魅力を感じます。
バトル、戦争の描写が実に良いです。

素晴らしい傑作でした。キャラが敵も味方もそれぞれ非常に特徴的に、魅力的に描かれている。
主人公の三日月がとにかく格好いい。
このお約束をぶっちぎる容赦なさが癖になる。
キャラが結構死ぬので、戦闘の度に緊迫感があり、ハラハラしました。
アトラもクーデリアも可愛いです。
2期も楽しみです。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 363
サンキュー:

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのストーリー・あらすじ

かつて“厄祭戦”と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから約300年。地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。かりそめの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。

 主人公の少年である“三日月・オーガス”が所属する民間警備会社“クリュセ・ガード・セキュリティ”(CGS)は、地球のイチ勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女“クーデリア・藍那・バーンスタイン”の護衛任務を受ける。

 しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織“ギャラルホルン”の襲撃を受けたCGSは、三日月ら子どもたちを囮にして撤退を始めてしまう。少年たちのリーダー“オルガ・イツカ”はこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗をひるがえしてクーデターを決意。

 オルガに“ギャラルホルン”の撃退をたくされた三日月は、CGSの動力炉として仕様されていた“厄祭戦”時代のモビルスーツ“ガンダム・バルバトス”を用いて戦いに挑む。(TVアニメ動画『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年秋アニメ
制作会社
サンライズ
主題歌
≪OP≫MAN WITH A MISSION『Raise your flag』、BLUE ENCOUNT『Survivor』≪ED≫MISIA『オルフェンズの涙』、TRUE『STEEL -鉄血の絆-』

声優・キャラクター

河西健吾、細谷佳正、花江夏樹、梅原裕一郎、内匠靖明、村田太志、天﨑滉平、田村睦心、斉藤壮馬、寺崎裕香、金元寿子、櫻井孝宏、松風雅也

スタッフ

企画:サンライズ、原作:矢立肇/富野由悠季、キャラクター原案:伊藤悠、 監督:長井龍雪、シリーズ構成:岡田麿里、キャラクターデザイン:千葉道徳、メカデザイン:鷲尾直広/海老川兼武/形部一平/寺岡賢司/篠原保、美術:草薙、音楽:横山克

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