♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
こちらはおうぎフォーミュラ~しのぶメイルのレビューです。
まよいヘル~おうぎダークは別にレビューします。
まずはおうぎフォーミュラ。
阿良々木くんは神原から扇ちゃんを紹介されます。
へぇ。扇ちゃんとの出会いってこんな感じだったのか。
なんかしれっといるから「誰なんだろう」って思ってた。
扇ちゃんは不思議な―というか,不気味な子ですね。
彼女曰く視聴覚室がおかしいらしく阿良々木くんと見に行きます。
そしたら,なんとそこに閉じ込められてしまうのです!!
主人公の男の子が女の子と教室に閉じ込められるなんてエロ―じゃなかったロマンティックな妄想をしがちな展開ではありますが,さすが扇ちゃん。
むしろ気味が悪い。
怪異のせいというのもあるけれど,あれだけ阿良々木くんにくっついているのにきゅんきゅんさせないどころか気持ち悪さを醸し出せて凄いです。
話の内容的にはなんだか嫌な話ですね。
老倉さんはまじでなんなの!?
可能性の話でしかないじゃん,そんなの。
{netabare}結局犯人はいるんだけど,{/netabare}勝手に犯人が居るって決めつけてさ!!
クラスメイト達もよく付き合ってたなヽ(`Д´)ノ
終始嫌な話と扇ちゃんの不気味な雰囲気のせいで,最後に羽川が出てきたときほっとしました。
次にそだちリドル&そだちロスト。
こちらは一つのお話なのでまとめてレビューします。
扇ちゃんはまじでなんなんだろう。
おうぎフォーミュラは分かるけど,なんだか自分が関係ないことに首を突っ込みすぎ。
だから,解決できたとも言えるけど,そもそも彼女が居なければ問題も露呈しなかった訳で…。
ほんとに不思議な子。
今回は怪異というよりはミステリーでしたね。
途中まではなんだか氷菓っぽいと思っていましたが,事の真相はなんだか嫌な気分になるようなものだったと思います。
氷菓もスッキリきれいに終わるというよりかはどこか苦々しい余韻が残る話だけれど…。
あと,途中ででてきた少女漫画が種村有菜のタッチで笑いました。
著名な漫画家さん沢山いる中で種村有菜をチョイスする辺り,スタッフさんのブラックユーモアを感じます(笑)。
老倉さんはほんとにヤバい子(メンタル的に)だなぁと思ったけど(声優さんの演技も相まって),そんな事があれば精神がおかしくなっても仕方ないよね。
{netabare}ただ,彼女が最後転校しちゃったのは残念だったな。
これから彼女がちゃんと幸せになれるのか気になります。
あと,事の真相を彼女に話しただけで急速に丸く収まっていくんだけど,辛い事実を突き付けられただけで何も変わらないんじゃないのかな??
むしろもっと病みそう。。
事実を伝えただけで解決しちゃうのは無理矢理感があったし,引っ越さなきゃいけないのも彼女はもっと追いつめられてないか??
引っ越しただけで学校行けるようになるの?{/netabare}
あとは扇ちゃんはまじでイラつく!!
ぽっと出のくせに阿良々木くんにまとわりつきすぎ!!
羽川が勝ってくれて良かったよ。
だけど,羽川のナルシストぶりは相変わらず健在でしたな☆
「おっぱいを触らせてあげる」は吹きました(@ ̄□ ̄@;)!!
「いや。けっこうです(^▽^;)」とか言われる不安はないのかな!?
ましてや彼女持ちの男子にさ。
阿良々木くんは私のおっぱいが触りたいに決まってる!!って感じなのかしら?
あと羽川がいなくなっちゃうのは寂しい( ;∀;)
{netabare}1番気になるのは老倉さんの手紙。
なんて書いてあったのかな?
いつ学校にきて机の裏に貼り付けたんだろう??{/netabare}
そして,しのぶメイル。
こちらは時間的には3月13日,阿良々木くんの入試の日の早朝に扇ちゃんに過去の出来事を物語る体なのですが,その内容自体は猫物語(白)と同時期のお話です。
猫物語(白)には主人公であるはずの阿良々木くんはほとんど出てこなくて,「何やってんだよ。。」と思ってはいたけど,こんなことしてたのね!!って分かるストーリーでもあります。
わたしは猫物語(白)よりも先にこちらを観てしまったのでいきなり学習塾跡が燃え出してからの神原「羽川先輩…。」からの初代怪異殺し「虎の尾でも踏んだかのう。」とか意味分かんなかったんですけど,猫物語(白)を観たあとで得心しました。
{netabare}それにしても,あの炎で何で羽川が関係しているって神原は気が付いたのかな!?
羽川の家の火事も羽川自身(による怪異)が原因だって気付いていたのかな!?
原作読んでいないんですけど,伏線回収凄いですよね!!
こんな物語を考えながら猫物語(白)を書いていたなんて…。
それと鬼物語で離れ離れになってしまった忍とはあっさり再会できましたね。{/netabare}
わたしがこの話で1番好きなのはやっぱり阿良々木くんと神原の会話です。
戦場ヶ原さんも面白いけどやっぱり神原は1番面白い(*´∀`*)
それだけに阿良々木くんのツッコミもキレッキレだったと思います。
「だろわねぇよ!!」って(笑)。
そんなツッコミ引き出せるの神原だけだよ。
こういう言葉遊びが物語シリーズの醍醐味だと思うんですが,外国語に訳したときうまく翻訳できているのかなと気になりました。
それと気になったのは「僕が共に死にたいと思う相手は──ただ一人。」って聞いたとき「戦場ヶ原さんのことね。」っと思ったら「ただ一体の,金髪の怪異だけなのだ。」ってきて「えっ。」ってなりました。
それってシステム的な話だよね。
阿良々木くんが死ぬときは忍も…って。
でも「死ぬ相手」じゃなくて「死にたいと思う相手」だったのが気になる。
なんか話的にもまるで阿良々木くんと忍が恋愛関係にあるかのような感じを,特に忍と神原の言い争いの時に感じて違和感がありました。
もっと割り切った関係だと思っていたんだけどな。
あと,猫物語(白)の時に何で阿良々木くんが心渡をもって現れたのか分かってすっきりしました。
でも,あのあと神原は戦場ヶ原さんのもとに向かうらしいけれど,猫物語(白)では戦場ヶ原さんの家には居なかったよね!?
それこそが扇ちゃんの言う「これまで聞いていた話と若干細部が矛盾する箇所もありますけれど…」って所なのかな?
一応終物語を最後まで観たけど,それがどこなのかよく分からなかった。
それに普通に扇ちゃんを家にあがらせてるのもよく分かんない。
そこまで仲良くないよね,彼女と。
総括です。
今回はおうぎフォーミュラ~そだちロストがあまり好きじゃありませんでした。
しのぶメイルはダメではなかったけど,上記の話が微妙だから足を引っ張って評価もそんな感じです。