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「シュヴァルツェスマーケン(TVアニメ動画)」

総合得点
64.1
感想・評価
326
棚に入れた
1678
ランキング
4006
★★★★☆ 3.4 (326)
物語
3.3
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.3

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シュヴァルツェスマーケンの感想・評価はどうでしたか?

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

万人受けはしないが、雰囲気は良し

万人受けしないし、惜しい作品

本作は『マブラヴ』という作品のスピンオフですが、トータルイクリプス同様世界観だけのスピンオフですので、キャラなどの共通は無いです。



ストーリーは端的に
  地球外生命体+東西冷戦
といった具合。割合としては2:7ぐらいでbetaと政治


東西列強の冷戦下の雰囲気は感じれるし、
思想の差は表現できています。
地球外生命体なんていう人類敵がいるにもかかわらず一丸となれないさまは現実世界ががが
そういった意味で東西冷戦の歴史を知っていると割と雰囲気を作れている作品で、
歴史が好きな人には割と刺さるかもと。
地球外生命体betaは、おまけみたいな感覚ですが、居たらこういう感じにはなってたのかなとも思える。



しかし、キャラの関係や考えがわかりにくいのも事実。
明るい話は全然ないし、萌え絵なのに話軽くない。
東西の知識があって楽しめるのであって、無いとかなりピンとこない
キャラやロボを単純に見るならトータルイクリプスの方が楽。



評価は賛否両論で間違いないですが、好きな人には刺さるかも?
そんな作品でした

投稿 : 2024/07/29
閲覧 : 112
サンキュー:

0

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

BETAより怖いのは人間

 原作は未読。
 終始暗く鬱的雰囲気が漂うが、これはBETAによる恐怖と東ドイツという国家の政治体制の
両方に起因しているよう。
 BETAに関しては本作ではあまり主筋ではなく、舞台装置といった印象。まあ天災みたいな
感じ。
 舞台がヨーロッパで、更に東から迫り来る恐怖ということで、一瞬本作におけるBETAは
(作中のではなく、現実の)ソ連のメタファーかと思ったが、むしろ現実の東ドイツにとっては
親分みたいなものか。
 ただ、この当時の西ヨーロッパにおける恐怖の感覚は、現実のソ連と作中のBETAは
似たような感じじゃないかと。

 BETAが舞台装置である分、中心となって描かれているのが東ドイツにおける共産主義体制の
恐ろしさ。
 いわゆるディストピアものの側面が強く、BETAや戦術機こそ架空の存在だが、この
東ドイツの政治体制は実際にあったものだと思うと空恐ろしく感じる。
 まあ、こういった政治体制を今も維持している国もあるわけだが。

 基本的にはロボットものだが、第666戦術機中隊を主軸としているためにミリタリー色が
強め。
 そして、展開としては東ドイツにおける民主革命を描いたために、政治劇としての色合いも
強く感じる。
 シュタージがメインの悪役的存在となっているが、このシュタージも一枚岩ではなく、
対抗する軍部、反体制活動家、更に西側諸国もその行動は自身の利益優先で動いており、
きれいごとでは済まされないところなどはやけに生々しい。
 BETAという人類共通の敵を前に内輪もめをしている様は、客観的には愚かしく
見えてしまうが、似たような例には歴史上幾らでもあるわけで、この辺はもう人間の
性なのかなと。

 こうした生々しさはキャラの行動にも見られる。
 他作品のようにきれいに自分の信念を貫くわけにはいかず、信念を貫くために良心や感情を
捨てるような展開が多々。
 特に自身の信念のために家族を殺すことになったテオドール・エーベルバッハや
アイリスディーナ・ベルンハルトなどは罪の意識を持ちながら進むしかないといった感じで
かなり悲劇性を感じる。
 その一方で狂気に走ることで良心を捨て去ったようなリィズ・ホーエンシュタインもいる。
 彼女に関しては悪役の一人ではあるのだろうが、やはりこの政治体制による被害者という感が。

 メインヒロイン的存在はカティア・ヴァルトハイムとアイリスの二人。
 カティアがテオドールとBoy Meets Girl的出会いを果たしただけに「先々恋愛関係が
生じるのかな?」と思っていたら、何も起きなかったのは意外。
 そのテオドールの気持ちはアイリスに向いていたが、こちらは拘束後はほとんど見せ場が
ないといった感じで、いわゆるヒロイン的印象度は全体的に薄かった感じがする。

 多少せわしない感はあったが、それなりにうまくまとまっており、個人的には同じ
マブラヴ オルタネイティヴ系作品の「トータル・イクリプス」より1本のアニメ作品としては
よく出来ていた感があった。
 まあ、暗いし、後味もあまり良くないしで、見ていて決して楽しい作品ではなかったけど。

 ロボットバトルも戦術機同士や対BETAなど見応え多々といった印象で、特に戦術機に
関しては第666戦術機中隊のMiG-21 バラライカの無骨な感じが個人的にはとても好き。
 ただ、同じマブラヴ オルタネイティヴ系作品の「トータル・イクリプス」にも感じたが、
BETAの脅威は変わらずといった部分を始め、あくまで外伝という印象が強い。
 この手の派生系作品は本編があってこそ判る面白さがあるだろうと思うのだが、そういう
意味では本編がアニメ化されていないこのシリーズはやはり損している部分が
あるんじゃないかと思ってしまう。

2018/05/27
2022/10/29 文章表現と改行位置の変更

投稿 : 2022/10/29
閲覧 : 962
サンキュー:

1

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あくまでも外伝

原作未読・未プレイ。
視聴してから随分時間が経って細かい部分は忘れちゃったけど、当時自分が抱いた感想はそこそこ覚えていまして──
まぁ結構批判的ではあったんだけど、最近になって当作の本編に当たる“マブラヴ オルタネイティヴ”が始まって、そっちを見ることでこっちの印象が若干変わりました。

まず、当時抱いた批判的な感想というのは「最後全員死ぬんじゃねーのかよ」。
BETAの脅威に脅かされる中、国の主導権を巡って人間同士がゴチャゴチャやってるばかりで「あー面倒臭ぇ、全員死ねよ」と思ってた私としてはあのクライマックスは拍子抜けだった。
シュタージを打倒して「やったー、俺達は自由だ!」と勝鬨を上げてるところをBETAに襲撃されて、ドイツが地図から消えるくらいのことをしたっていいじゃない、と。
外伝って位置づけなので、「当時アニメ化されてない本編」に影響の出る展開にはできなくてこれが限界なのかなぁ?と思わなくもないが、それにしたってもうちょい何とかならなかったのかなー?という感想。

で、今になって本編である“マブラヴ オルタネイティヴ”を見て変わったというのは──。
本編も国を二分してのクーデターだなんだという展開があるのだけど、あっちは誰もが認める“象徴”が存在する国ってことで、主導権争い(政府としての正当性)は「それを手にした者の勝ち」みたいな結構分かり易い流れ。
翻ってこっちはそういう象徴が存在しなくてそれに相当する英雄どうすっぺ?ってとこからのスタートで、なるほどこれは面倒臭い。
本編と比較して、象徴が存在する/しないの違いによる別解釈…アンチテーゼになるのか?としては悪くないのかも知れない。

要はこの作品単体で評価するか、本編に対しての外伝として評価するか、評価基準によって点数がめっちゃ変わるなぁ、と。
あれ?こんな気分最近も味わったぞ?と思ったら“マギアレポート”もそんな感じでしたね。
あっちは本編を先に放送して・知ってる状態で見たから「まぁこんなもんか」って感想だったけど、こっちは本編をアニメ化してない段階で放送しちゃったモンだから、そこで抵抗を覚えてしまったのかも知れない。

もしかしたら…放送の順番が逆だったらこの作品はもっと注目浴びてた…のかも?
と考えると、なんか勿体無いなぁ。
色々事情があるんだろうけど、やっぱ本編を先にやってから外伝を放送するのが筋かと。

投稿 : 2022/10/29
閲覧 : 220
サンキュー:

4

ネタバレ

ささみジャーキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Wahre Helden

ベルリンからわずか100kmの前線で要塞を守り続け、玉砕まで覚悟した兵士たちが真のヒーロー。彼らがいなければ、この物語は成立せず、ベルリンはBETAに飲み込まれていただろう。

投稿 : 2021/03/13
閲覧 : 406
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0

ネタバレ

tt さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もし、妹目線の話し(妹が主人公)なら

Holy Shit!
Is there no god///
リィズが報われなさすぎる・・・

リィズがどう行動すべきだったのか、まったくもってわからないのです・・・。
主人公もリィズを殺すのは正解だったか?→Yes(主人公の仲間を殺してるし今後も殺すよう行動していたから)

ここまでは良いが→
じゃぁリィズ目線の物語ならその行動は論理的、法律的に間違っていたと言えるか?→No

Holy F●ck!

投稿 : 2020/10/05
閲覧 : 536
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待薄で入ったが

原作がエロゲのスピンオフ作品か…

期待薄で入ったが、あら?これってロボットというよりはミリタリーなんじゃね??
ライデンフィルムxサンジゲンというのもあって、面白いじゃん!!

東西分断されたドイツを舞台にしているというのもいいが、一匹狼揃いの東ドイツ軍小隊666は漢だな!!

気色悪いデザインの異生物の圧倒的な戦力に力及ばず散っていく東ドイツ軍部隊…
フラグ立てるから解るんだけど、辛いっすね…

人類が劣勢になっていくのに、政治的な陰謀や人間関係のドロドロもありで、そんなことやってる場合じゃね〜だが、そういうのも含めて見応えがあった。

投稿 : 2020/08/05
閲覧 : 1182
ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

これもたぶん二度目の視聴70%内容忘れてるかな

忘れると二度おいしいかもw

戦闘血みどろの革命戦争物

愛国が強く描かれています

密告社会を撲滅して人間同士の絆を大切にって感じの内容です

80%激しい戦闘内容です

でも一番表現したいのは絆だと思います

見る部分によっては良い作品ではないでしょうか

評価73点

投稿 : 2019/10/28
閲覧 : 613
サンキュー:

0

schwarz さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

BETAはオマケ

TEといいこの作品といいBETAとゆう明確な人類の敵がいるにも関わらずメインは対人、対ロボットであり、BETAは対人類を行うのに政治的問題の種としてしか扱われていない。
しかし戦闘シーンに他のアニメには無い魅力がある訳でも無い。
であればこの作品の魅力とは何なのか?
人間ドラマしたければBETAはそもそも必要ないだろうし
そして何よりこの作品にゆかりんを使った意図を問いたいw

まぁあとはまるでシリーズ構成全てがファイナルのみのよ
うなバイオを見ている気分にさせられるって感じですかね

投稿 : 2018/05/13
閲覧 : 644
サンキュー:

1

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

トータルイクリプスより更につまらない

原作は人気のアダルトゲームらしく、「fate」シリーズと同じくらい息の長いシリーズだが、まったくもってつまらない。

一応ロボットアニメということで、ロボットデザインも設定も工夫はされているもののサンライズやサテライト作品と比べると天と地ほどの差が有りそっちのマニアにも訴求力が薄い。

あと、制作会社「ライデンフィルム」は大作「アルスラーン戦記」をそれなりにクオリティ高い完成度で成功させたものの、ライトノベル原作の「ロクでなし~」や本作の気の抜け方には驚かされる。キャラクターデザインや演出面を見ても本気になっているとは到底思えません。

投稿 : 2018/03/26
閲覧 : 1369
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

祝アニメ化!だったのだけれど

ゲーム化より先にまさかのアニメ化っ!(∩´∀`)∩
あ、TEの時もそうでしたねw
とこかで切ってその後はゲームで、という流れになるんでしょうね。。。
でもでも!
オルタのスピンオフとしてはとても良くできた話(あの独特の悲壮感)を映像や音楽でどう表現してくるのか今から楽しみです!

見終わった感想↓

見終えて久しいのですが、原作の雰囲気が何も反映されずに終わった
クソアニメ!(;´∀`)

マブラブ系作品の売りはなんといっても圧倒的な悲壮感だと思うのですが
今作品はすべてが中途半端!
これならラブコメに振ったTEの方が断然マシ。

投稿 : 2018/03/16
閲覧 : 591
ネタバレ

げろりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うわぁ、中盤胸糞

マブラヴシリーズはこのアニメが初めてです。
前知識ゼロから見始めましたがこの作品だけ見ても細かくは分からないかもしれませんがなんの問題もありません。
内容は旧ドイツ、東西分断時代のお話です。
BETAというモンスターみたいな物と戦っているところから始まります。敵がたくさんいるにも関わらず、ストーリー中盤からは主に人間同士のイザコザメインになっていると感じました。
戦術機のcgや戦闘シーンは迫力があって、個人的にはキャラクターの心情もわかる程度には描かれていたと思います。実在した戦闘機の名前が使われていてワクワクしました。例としては、mig21バラライカなど。
とにかく、中盤以降であるキャラクターの衝撃的な過去を聞いて胸糞悪くなりました。
まあ予想くらいはできていましたがさらっと出てきて胸が締め付けられました。原作はもっと酷いそうです。
何の知識もありませんでしたが、戦争物が好きな自分としてはとても楽しめました。
評価がかなり低いのは、原作ファンで、アニメの都合上カットされた部分や演出で納得できないからだと思います。所見ならばかなり面白い作品だと思います。

投稿 : 2018/01/01
閲覧 : 622
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

典型的なバトル戦闘アニメです

次々と事件が起こり目を話せない展開のまま最後まで続きます

ストーリー内容はいまいちなところもあると思いますが

視聴者を釘付けにするところは良くできています

悲しい悲惨な部分も含まれていますが

ほぼハッピーエンドで終わります

戦争バトル物としてはうまくできていると思います

投稿 : 2017/09/01
閲覧 : 222
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

BETA? ナンノコト? メインは人同士の戦い、謀略に裏切りが盛りだくさん!

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
「マヴラヴ オルタネイティヴ」(エロゲ)のスピンオフ作品ですが、本編の前日譚のため、本編プレイは必須ではありません(私も未プレイですから、多分ですが)。本編は、迫り来る異形の者(BETA)と人類の尊厳をかけて戦うセカイ系作品らしいですが、本作は、冷戦時の東ドイツの世界観を下敷きにした、人間対人間の戦い(謀略)がメインです。

本作、「BETA」のデザインがかなりキショイので、「アニメでもそういうのムリ!」って人には合わないと思いますし、人間関係においても、途中でかなりえげつない描写もあります。アニメに癒しを求める方にも合わないでしょう。

そんな感じで、色々と尖ってる作風ではあるものの、見所もあるアニメです。毎話、「次はどうなるのかな!?」ってドキドキは楽しめるので、興味があれば、是非。


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
何の予備知識もなく(マヴラヴと知らず)観た初回、レーザー級が出た時に、懐かしさで泣きそうになりました(トータル・イクリプスは視聴済みだったので)。まさか、あんなキモいのに再会し、感動する日がくるとは(笑)

グロは嫌いだけど、戦争もの(特に化け物相手だと)だと不思議と観られます。戦術機は完全にヴァンツァーにしか見えませんね、戦闘画面の緑色の線とかはARMORED COREだしw

旧東ドイツやその秘密警察を下敷きにした世界観は、様々な議論をよびそうですね。私は、フィクションはフィクションと割り切ってるんで、その辺は気なりませんでしたが。

途中までは興味深く観ていたのですが、第6話の兄妹のゴニョゴニョで完全にドン引き(義妹とはいえ、個人的に、生理的にダメなんです)。視聴断念を考えました。

視聴を継続できたのは、ひとえにレーザー級への愛ゆえに(笑) というのは半分冗談としても、最初から最後までずっとシリアス&悲劇で、続き&結末が気になったのは事実。

作品の中盤以降は、正に「死が死を呼ぶ」展開。最終回なんて、歴代ガンダムシリーズを思わせる死にっぷり。でもまあ、無駄死にはしてないし、作画も良かったんで満足かな。

「失ったものは大きく、得たものはない。だが、これは前進である!」と、どっかの砂の国の国王もおっしゃっていますので、これからの666中隊に期待したいです! (と、思いたいんですが、この作品がマヴラヴ オルタネイティヴ以前の世界を描いたスピンオフである以上、今後の結末は規定路線なんだよな……鬱)

最後に、文句をひとつ。リィズの死に際のシーンで、テオドールに「お前のお兄ちゃんなんだからな」なんて言わせるくらいなら、それこそ6話のゴニョゴニョは不要、むしろマイナスでしょ。だったら最後まで(テオは)兄妹愛を貫こうよ。リィズの歪んだ愛情を表現したいのだろうけど、リィズに迫らせて、テオドールが断ればいいだけ。誰であれチャンスがあればとりあえず抱いとくとか、エロゲの主人公か!(いや、エロゲですがw) 本当は評価4にしたいけど、6話で-1です。
{/netabare}

投稿 : 2017/08/10
閲覧 : 564
サンキュー:

25

Derp さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

マブラヴのファンからすると・・・

マブラヴオルタネイティヴを100とすると、50くらいの原作小説です。
そして50くらいの原作がアニメで20くらいになった感じです。

単純に予算不足。

BETA大戦かつ冷戦下の東ドイツという設定は面白いのですが、尺の関係もあってか本当に駆け足でストーリーが進行します。

簡潔に説明すれば、エイリアンと人類が戦ってるのに利権のために人類同士で足を引っ張り合ってしまっていることが色濃く書かれた作品。
冷戦下の社会主義国ですから、密告があったりして同胞でも信用できないとか、そういう駆け引きが面白い作品です。

マブラヴの原作をプレイしていないと、あの世界の情勢や登場する兵器の意味、BETAの存在はよくわからないままだと思います。
ぶっちゃけ、マブラヴのファンの人はゲームか小説の方が良い。
ゲームの方がむしろ戦闘の演出が良い。

アージュはホントにアニメ化のやり方が下手だ・・・。

投稿 : 2016/10/27
閲覧 : 370
サンキュー:

2

ネタバレ

KazuHiroくん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

これはひどい

すごいグロイアニメということで、見てみることにしたんだけど、本当にびっくりするくらいイマイチだった。

今7話まで見ているのだけれど、イマイチの連続。
第一話の冒頭の大量の異生物からの襲撃に対抗するという物語を聞いている時が一番ワクワクした。

でも、結局は高校生の様な意味不明なアイドルの様なキャラクターが自由気ままに戦闘を繰り広げるという、やりたい放題のヤラセアニメだった。

すべてのキャラクターが中二病的で、めちゃくちゃおっぱいを強調した意味不明な服を着て、もう意味がわからない。

せっかくの異生物との戦闘も一応つなぎでやっているだけのルーチンワーク。
三國無双並みのAIのない戦闘は全く面白くない。
戦略も戦術も中学生レベルの「ボクの考えた最強の戦い」レベル。

そして挙句の果てに妹とSEXしちゃうというキチガイぶり。
さらに、その描写をしないとう致命的な欠陥!欠陥!欠陥!
ここまで来たらエロに持っていくだけしか無いだろ!
ここまで崩壊したアニメなんだからエロもないとか誰にメリットがあるんだよ!


ストーリーとは関係のないいきなりぶっ飛んだシーンで、妹とセックスし始めたため、元ネタがエロゲーなのかなぁ?と思って調べてみると、マブラブ(エロゲー)の18年前のストーリーらしいですね。
そうか、マブラブをやってから見ないと楽しめないアニメということですね。
逆に言うと、マブラブファンからするとある意味必要なアニメなのかもしれない。
ボクはマブラブをほとんどやったこと無いので、あの歌くらいの知識しかないため、もしやる機会があれば再度見直すのかもしれない。

あと5話なので、流し見するけれど、多分面白くはならないだろうなぁ。

投稿 : 2016/09/14
閲覧 : 324
サンキュー:

3

ネタバレ

anime さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もう一つハマれなかった

1980年代の東西ドイツを舞台にロボット戦が繰り広げられるお話。冒頭地球外生命体との戦いがメインかと思わせられるが、東ドイツの体制崩壊を目指す若き軍人たち(ま、多くは美少女ね)の奮闘劇が物語の主軸となっている。私の場合これが結構肩透かしで、多分感情移入するポイントを見過ごしたまま結構物語の後半まで行ってしまった気がする。
あと現実にあった歴史を背景とした政治闘争や革命を扱っているせいか、どうしてもお話の展開なんかが稚拙に見えてしまうのが残念なところ。あと迫力あるロボット戦は見所だが、人物やら背景やらの絵の感じは若干古い感じがする。
軍隊もの/ロボットものがたまらなく好きという向きでなければオススメはしないかな。

投稿 : 2016/09/11
閲覧 : 239
サンキュー:

1

ネタバレ

とぅー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったです。

いい具合の鬱な感じでした。
全体的に暗いイメージで個人的に良かったです

投稿 : 2016/08/26
閲覧 : 260
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

前作トータル・イクリプスから17年前の世界を描いた作品、世界は絶望の色に染められていく。はたして人類の敵とは・・・

(評価は保留のため3)


-あらすじ-
第二次大戦後ドイツは東西に分断され両国民はお互いを敵として生きることになった。
1967年、人類は月面で異星起源種「BETA」と接触。戦争が勃発。6年後BETAは中央アジア・カシュガルに落着した。
BETAとは人類に敵対的な地球外起源種のことで、人類は冷戦の只中BETAとの生存を賭けた戦いに突入することになった。
そして10年後、その最前線となっているのがドイツ民主共和国・東ドイツだ。
BETAのヨーロッパ進行により窮地に追い込まれた東ドイツは国家保安省・シュタージによる国民の監視体制を敷き戦力の維持を図った。
人々は国家への恐怖からお互いを監視する社会。戦場で死ぬか、粛清されるか、機械のように生きるか・・・。俺達に選べるのはそれしかなかった。


第1話の公式のあらすじ
1983年のヨーロッパ。東ドイツ陸軍に所属する戦術機部隊『第666戦術機中隊"黒の宣告"(シュヴァルツェスマーケン)』は、東ドイツ軍最多のBETA撃墜数を誇っていることから、東ドイツ最強の戦術機中隊と謳われていた。
中隊に所属するテオドール・エーベルバッハ少尉は、過去のトラウマから自分以外の何者をも信用せず、ただ己の生存の為だけに戦い、国家保安省の影に怯える日々を過ごしていた。
そんなある日、テオドールが中隊長のアイリスディーナ・ベルンハルト大尉と共に、戦場で孤立していた西ドイツ軍の少女、カティア・ヴァルトハイムを救出した事から物語は始まる。

いきなり血みどろなグロテスクなシーンから始まる。前作トータル・イクリプスと比較して、よりシリアスそうな印象を持った。

隣の人間でさえ信用できない東ドイツ。事態は混迷の色を見せる。
BETAだけでも脅威なのに、さらに人間まで敵。この非常時にそんなことしてる場合じゃないと思うんだけどね(´・ω・`)


第2話の公式のあらすじ
救出した少女、カティア・ヴァルトハイムに東ドイツの現実を突きつけるテオドール。カティアはそんな彼に、ある目的があって東ドイツにきたと告げる。理解し難いカティアの行動に戸惑うテオドール。
さらに中隊長アイリスディーナからカティアを監督するように命令される。そんな中、カティアを捕らえるため、国家保安省のハインツ・アクスマンがベーバーゼー基地に現れ・・・。

第2話放送早々に女の子のおもらしをばらすアニメ( *´艸`)
はずかしがっててかわいい(≧◇≦)
そして、女子たちの話に入って行けずに舌打ちをするテオドールさん(笑)

『私達の敵はBETAのはず。全ての人間がお互いを信じ力を合わせないとBETAには勝て・・・』
敵の敵は味方にはならないのか・・・?
シュタージは対BETA戦でも敵になるのか?BETAが来てるときぐらいは協力体制を取るかと思っていたが、そうではないらしい・・・。


第3話の公式のあらすじ
カティアを信頼できないまま出撃したテオドール。結果として、カティアと副隊長ファムがノイェンハーゲン要塞陣地に取り残されてしまう。生き残るために、己の行動は間違っていないと自分に言い聞かせるテオドール。一方、カティアは要塞陣地で戦場の現実を目のあたりにするのだった。

落ちちゃいけない基地大爆発でこれからベルリンがやばい。
一方、テオドールがもう舌打ちしない主人公キャラになっていた(笑)
かつて守れなかった妹の登場で物語はどう動くのだろうか?
妹・・・あやしさしかないが、はたして・・・?


第4話の公式のあらすじ
悪夢のようなノイェンハーゲン要塞防衛戦から帰投した第666戦術機中隊に補充衛士が送られてくる。それはテオドールの行方不明となっていた義妹リィズ・ホーエンシュタインだった。

突然の衛士補充。疑惑の目を向けられるリィズ・・・。
アイリスディーナは妹リィズが国家人民軍に送り込んだスパイではないかと疑う。
そこでテオドールへリィズの真意を見極めるよう密命を受ける。

妹は敵のスパイなんかじゃない。そう信じるテオドールであったが・・・。


第5話の公式のあらすじ
義妹リィズへの疑念を抱いたまま、海王星作戦に参加したテオドール。だが本来は敵同士である東西両陣営を結集した作戦は混迷を極めていた。
お互いを信じられぬまま悪化していく戦場。第666中隊は味方の協力を得られぬまま、決死のレーザーヤークトを開始するのだが・・・。

西と東、人が協力してBETAを倒して、作戦も成功して次回に続く!・・・なんてことにはなりません。
中隊メンバー全員が代わる代わる映るカットでリィズが不穏な感じに・・・?


第6話の公式のあらすじ
海王星作戦で得たものは大きく、そして失ったものも大きい。だが、テオドールはカティアとアイリスディーナの夢の欠片を確かに目撃したのだった。
帰途についた第666戦術機中隊に、再び国家保安省の魔手が伸びる。テオドールは監視を振り切り、政治将校グレーテルと共にベルリンへと赴くのだが・・・。

中隊の仲間から疑惑の目を向けられるリィズ。
スパイなのは十中八九間違いない。・・・だが確証はない。

敵のスパイになってるっぽい義理の妹が、
突然すっぽんぽんになって、
露骨すぎるハニートラップを仕掛けてきた!
「お兄ちゃん、抱いて」
妹から急にこんな一言を告げられ、お兄ちゃんとしてどうするのか?
次回はどこから始まるのか気になるところですね!


第7話の公式のあらすじ
東ドイツ戦史上、最大級のBETA侵攻が始まった。重レーザー級の出現によって防衛線は切り刻まれていく。
窮地に追い込まれる国家人民軍。第666中隊は奮闘するものの・・・。

おいぃ、前回の続きはどうなったんだー!抱く抱かないの問題はどうなったんだー!!!
前回のラストはエロゲ展開だったのに・・・。

重レーザー級の殲滅をはかるため、第666中隊は決死の覚悟で重レーザー級に対してレーザーヤークトを行う決断をする。
はたして、無事、作戦を成功させ生還する者は・・・。


第8話の公式のあらすじ
国家保安省による東ドイツ支配が進んでいく。長官エーリッヒ・シュミットは東ドイツ総帥の地位を手に入れる。
すべてを失ったテオドールはカティアと共に山中を彷徨う。後悔という泥濘に脚を取られ、前に進むことができなくなったテオドール。
その横顔を見つめるカティアの心に火が灯る。

シュタージの手に落ちたアイリスディーナ・・・無念の撤退を余儀なくされるテオドールとカティア。
シュタージの策略の前に万策尽きたかと思われたが・・・。


第9話の公式のあらすじ
西方総軍と合流したテオドールとカティアの前に、権力争いに敗れた国家保安省ベルリン派のアクスマンが姿を現す。
テオドールは仇敵アクスマンと協力して反攻作戦を開始する。奪われたものは必ず取り返す――血気に逸るテオドールの前に最狂の敵が立ち塞がった。

今後、リィズを超えるヤンデレの妹は現れないだろうな・・・。
リィズは本当に可哀想な娘です。一線踏み越えてしまった彼女に救いはあったのかな・・・?


第10話にて、とある人物の死をむかえたことで物語は一旦の区切りを見せる。
そして、物語は終末へと動き出す・・・。


最後に一言「総員、傾注!∠(`・ω・´)」

投稿 : 2016/07/17
閲覧 : 744

あべし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

伏線がわかりやすいかな

物語の序盤で伏線を拾えると大分後の展開が予想できてしまう。

そのため、意外性に少しかけるかもです。

まあ、かなり好みですけどね。

投稿 : 2016/07/16
閲覧 : 256
サンキュー:

0

ざっくり侍 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

BETAよりも政治色強し

12話まで視聴完了。

もともと『進撃の巨人』『マヴラヴ オルタネイティヴ トータルイクリプス』みたいな絶望的状況から現状を打破していく話が好きで、その流れで見始めた作品。

『マヴラヴ オルタネイティヴ トータルイクリプス』より政治色が強く、BETAとの戦いよりも人間同士のドラマの方が色濃く描かれている気がした。
個人的にはBETAとのヒリヒリした戦闘と絶望感溢れる世界観のトータルイクリプスの方が毎話ドキドキしながら観れたけど、こちらはこちらで色々考えさせられる面白さがある。

観ているとすごくゲーム版がやってみたくなった。

投稿 : 2016/07/10
閲覧 : 398
サンキュー:

2

ネタバレ

daikingu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最初から1クール製作は無理ゲーでしょう。

原作プレイ済み。あの重厚なストーリーを1クールで終わらせた結果、尺が足らずにカットシーン多数の内容スカスカの「迷作!?」ができてしまったようだ。表面だけにふれて、深いところに手を出さないような、薄い内容に残念。マヴラブファンとして「トータルイクリプス」(以下 TE と記載)も視聴しているが、TEは2クールで構成も良かった(最後は少し急ぎ足だったが…)。今回どうして1クールで無理に製作を進めたのか、非常に残念でならない。

(五段階 評価)
グロ:★★★★★
(人が食べられたり、出血シーン多数。グロテスクな表現に耐性のない方は注意。)
シリアス:★★★★
コメディ:ないと思う。
微エロ:R18に近いシーンがあるので注意。(行為をほのめかすシーンなどあり。)
戦闘:★★★★

[大人向けアニメ、深夜アニメ、(主に)男性向けアニメ]

投稿 : 2016/06/23
閲覧 : 248
サンキュー:

2

kobaroko さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

非常に面白い

敵はベータにあり、っていう作品・・・のはずですが、実は敵は人間にあった。
東西ドイツ(冷戦時代)に分割されていた頃の時代背景があり、それとbeataが絡み合い、誰が敵で誰が味方かわからないみたいな作品です。
最後まで展開の読めない作品でしたが自分の涙腺が弱いせいか後半からずっと泣いていました。
是非ご覧になって頂きたい作品です

投稿 : 2016/06/20
閲覧 : 278
サンキュー:

3

ネタバレ

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こういう設定に弱い!

あにこれでキャッチの御方から
トータル・イクリプス(4年前のSFアニメ)と同じ世界観を持つアニメだということを聞いて、早速視聴しました。

トータル・イクリプスを見たのは4年前、
レビューを書いたのは3年前

ということで僕が本格的にクールでアニメを見始めたころ、、
懐かしいですね。

このシュヴァルツェスマーケンも
トータル・イクリプスも
同じマブラヴシリーズの作品です。


トータルイクリプス世界から戻って27年前、
冷戦の真っ只中、東西に分裂していたドイツは
突如現れた宇宙生物「ベータ」による激しい攻撃に合った。
東のドイツ、西のドイツ、お互いを敵として生きる両者。
そして時は経ち十年後、一つの希望が前線地「東ドイツ」へと舞い降りる。
……果たして彼女は西と東を繋ぐ希望となるのだろうか。

といったストーリーです。

まず設定がドイツ東西分裂を扱っていて
話の内容や、登場人物は
各々様々な信念や偏見、思い、目的を持っているので
妙にリアルです。

僕は歴史好きなこともあって
それに加えて久しぶりのBETA作品を楽しみにしていたこともあって
すごく楽しめました。(こういう設定に弱いんだなぁ…評価は割増高いです。)

前作のトータルイクリプスではマイナスの要素となった人間同士のいざこざが
こちらは冷戦を経て、本気で自分たちを敵として見ているので
「誰も信じられない、俺たちは何故何のために戦っているんだ」
といった世の不条理というか、
共同作戦でさえ、自らの私利私欲が出てしまうような
諜報戦的な展開も楽しめます。

シュヴァルツェスマーケンとは日本語に訳すと
「黒騎士」
東ドイツが誇る最強の戦術部隊のことです。

この部隊の人たちがメインで話が進むことになるのですが

2つの戦争を通して揺れ動く思いの連鎖が
非情な選択を要求されたり、時には自らを死に追いやるような戦闘に
発展するなど、展開としては重い内容が多いです。


しかし
2つの国の陰謀に振り回されながらも
東西ドイツを和解、共闘関係へ持ち込もうとした
{netabare}カティアやベルンハルトの思いを
最後まで見届けられたことは、自分にとっては
すごく光栄なことだったと感じます。{/netabare}


最後は視聴者側も感動のラストでした。
{netabare}ベルリンの街を見ながら、ベルンハルトが息を引き取る最期の瞬間は
胸にこみ上げるものが……
東西ドイツはこうして、一つとなった。{/netabare}

史実ではないけれど
リアルを感じたというのが率直な感想です。

もちろん戦術機の戦闘を良かったし
BETAのレーザー級、
キャラの可愛さも一級でしたが

僕は作品を通じて、汚い部分やいい部分全てを通して人間というものを見ていた印象が強い

マブラウの外伝にあたる作品なので
BETAについて知らない方でも視聴できる作品だと思いました。

OPも南條さんでfripSideも絵理も好きなので
聞いていてテンション上がりました。


P.S. シュヴァルツェスマーケン小説の作者は内田弘樹さん。
艦これ小説「鶴翼の絆」の著者の方です。

投稿 : 2016/06/20
閲覧 : 436
サンキュー:

17

ネタバレ

totehi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人類を舐めるなああああああ!!!※またくそ長いコメントになってしまった。

いつもコメントのような感想だけど今回はちょっと真面目な感想になります

さて、この作品は我々エロゲーマーでは知らない人はいないというぐらいの名作の中の名作。まさしく神作と言っても過言ではないぐらいの作品「マブラヴオルタネイティブ」の世界が元です。

エロゲと聞いたらプレイしたことない人は思い浮かべる大半のイメージはきっと抜きゲーのような現実では絶対にありえないエロいシチュエーションだったり、パンを咥えて走ってる…なんていうベタみたいなのを思い浮かべると思う。
まあ、そういうゲームが多いんだけどこの「マブラヴオルタネイティブ」は全く持ってそんなゲームではないw

あの有名な「進撃の巨人」の作者がマブラヴオルタをパックって作ったと公式発表されています。
因みに自分もこのゲームは今までプレイしたゲームでも3本指に入ります。

さて、話は戻るけど「進撃の巨人」は上記で上げた、作品でしょうか?

断じて否でしょうw

そう、マブラヴオルタも「進撃の巨人」同様とても重たい内容です。
そんな「マブラヴオルタネイティブ」ってどんなゲームなの?
とざっくりと説明します。
第二次世界大戦後、冷戦に突入する。
米ソで競い合うなか火星に生命が居ることが解った。
そして、その生命体が月面で人類と対面、戦闘になる。
人類はその生命体を…異星起源種
Beings of the Extra Terrestrial origin which is Adversary of human race『人類に敵対的な地球外起源生命』略してBETAと命名

その戦闘は過酷で、1995年までに世界の人口は半分まで減少している。



そんな世界観で陥落前の欧州のドイツの最前線を描いた物語がこれだ。

有るのは絶望、そして絶望。

ここら辺はマブラヴオルタと同じだなと思った。
マブラヴは巧みな演出で感情移入できてとても感動しました。
この作品もマブラヴのように「人間の敵は人間」でした
ただ、演出がまだちょっと足りない。
あと12話に抑える為に急ぎ過ぎた感じがありました。

ちょっと残念ではあったけど結果的には良作アニメです。



マブラヴオルタがアニメ化するときは24話でも足りないんじゃないかな…。
と思いました

投稿 : 2016/06/14
閲覧 : 360
サンキュー:

6

ネタバレ

青iruiru さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全く想像とは違ったアニメの内容だった。

人類の敵であるBETAと戦うといった内容のマブラヴというエロゲ。
そのマブラヴシリーズの中で、スピンオフとしてノベル化されたシュヴァルツェスマーケンというのがアニメになって
今回はBETAの出番が少なめで、人間同士というか国同士でごだごだする、ぐらいの予備知識で観ました。

ごだごだしてるのが、こんなに面白いものだとは思わなかった。だけどついていくのに必死でごだごだの説明はできない。必死にさせたのは、登場人物の名前のせいもあると思う。結局、2,3人ぐらいしかちゃんと覚えられなかった。

BETAの見た目は初め気持ち悪くてうわぁってなっても、ちょっと見慣れるとデストロイヤーってのは可愛かったかな。お尻もぞもぞしてて。

後は、キャラとその演技とか、ロボとか、良いところあげたらキリ無いんだけど
個人的に音楽が凄く好きだった。めちゃくちゃかっこいい。

この作品、歴史背景も含めて、膨大な量の設定があるっぽくて
知らなくても十分面白かったけど、気になるとこ調べ出して、途中で緊急ストップかけました。

投稿 : 2016/06/11
閲覧 : 274
サンキュー:

3

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

マブラブのスピンオフでトータルイクリプスの姉妹。

マブラブのスピンオフ企画なのでトータルイクリプスの姉妹作品みたいなものかな。なのでベータはどの作品でも一緒で、いらないなと思っても外すことの出来ない存在。年表確認してから見たほうがいいかも。

トータル・イクリプスと違ってベータとの戦闘をメインとしたものではなく、国家や革命に視点がいってる。
東ドイツの秘密警察中心の監視国家から暗い雰囲気を出す感じの設定を取り扱うのは面白いかもしれないんだけど、1クールに革命と部隊やキャラの数を詰め込みすぎて、さらにベータまでと考えると背景が薄くなってしまった感がするのは否めない。
正直シュタージの内部分裂はいらなかったんじゃないかと思う。トータル・イクリプス等が背景を知ってるとまだ見やすいのかもしれないけど設定年代に関係してはいるのだが正直ベータもいらない。

しかし戦術機は安定でトータル・イクリプス以上の出来だと思う。ベータを倒すだけでは味気ないので、戦術機同士の戦闘描写はよかったと思う。

かじる程度の東西ドイツの話では浦沢直樹のパイナップルarmyの3巻第4話のカーテンコールをオススメ

100点中65点

投稿 : 2016/06/05
閲覧 : 377
サンキュー:

2

ジャック さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリアスアニメ!

凄く面白いです!
理由は敵も味方も本気なので、いつも緊迫しているからです。
戦闘自体は茶番でほとんどキャラクター達の関係がメインとなっています。
また終始シリアスで早く次が見たい、気になる!
そういった感じです(^^)

投稿 : 2016/05/28
閲覧 : 310
サンキュー:

1

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どんな状況でも人々の争いはなくならない

原作未読 全12話

前に放送されたトータルイクリプスより前のスピンオフ作品。ヨーロッパで謎の生物BATA(結構気持ち悪いですね)の進攻を食い止めようとしている東ドイツの最強の戦術機部隊666中隊を中心に、BATAとの戦いや国内の争い・陰謀・愛憎などを描く作品です。

世界観、乗っている機体や戦闘服などにはトータルイクリプスと共通点もあるもののお話自体は独立しているので、トータルイクリプスを観なくても大丈夫です。

現実とリンクしている部分もあるのでリアリティもありました。(秘密警察や東西ドイツやベルリンの壁など)

キャラは、シリアスな作品の割に女の子は可愛く描いていますね。(トータルイクリプスも同様でしたが)666中隊も女子の比率が高いです。

BATA側でのお話はない(内情は描かれていませんね)ので、人間側のお話が中心となります。重く悲しいことが多いですが、最後は希望が残るお話でした。

戦争ものなのでたくさんの人が死にます。苦手な方は注意してくださいね。

トータルイクリプスは私には合わなかったので視聴するかどうか迷いましたが、コミカル部分をいれたり中途半端で終わったトータルイクリプスに比べて、突っ込みどころはありましたがシリアスで中だるみもなくきちん終わっているこの作品を観てよかったと思っています。

OPはfripSide、EDはキーマンの2人の女性を演じた声優さんが歌っています。どちらもこの作品に合っていましたね。

最後に、ドイツのお話なので名前がなかなか覚えにくかったですねw

投稿 : 2016/05/09
閲覧 : 485
サンキュー:

25

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

雪原に染み広がる赤の広場

原作小説は未読。
派生元の18禁PCゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』も
そのまた派生元の18禁恋愛ゲーム『マブラヴ』も未体験。

ですが以前よりエロだけでなく容赦なきグロでも18禁の栄誉を獲得した、
『~オルタネイティヴ』の武勇伝はかねがね耳にしており……。
また、『シュヴァルツェスマーケン』の舞台となった旧東ドイツの
悪名高き秘密警察組織「シュタージ」のゲスっぷりに関する余計な歴史知識もあって……。

ガッチガチにガードを固めた最警戒の構えで本作を迎え撃ちましたw


先の大戦、独ソ戦にて……。
ソ連の民は前から圧倒的軍事力で押し寄せてくるドイツ兵。
逃亡すれば後ろからスターリンに粛正される阿鼻叫喚の地獄を見たと言う……。

本作の未知の生命体BETAの大群と、いちいち万単位で繰り返される増援。
背後のシュタージの監視、彼らへの密告、裏切り、粛正……。
見ていてパラレルワールドとは言え、
共産主義体制下で総力戦に挑む羽目になった民の絶望感が存分に伝わってきました。


ラストに至っては{netabare}BETAとの戦闘はおまけで、
ほぼ東ドイツ中枢、人類同士の内ゲバに費やされる醜悪極まりないストーリーw
人類滅亡の危機をも権力闘争に利用する。
それを阻止しようと革命をぶち上げる主人公らにしても、
結局、力で権力を奪い合う連中に過ぎないという冷めたテイストw
まったくもって茶番劇ですが、その雪原の寒々しい空気から、
瀬戸際でも一貫して愚かな人間の性を痛感できた。
個人的には実に苦味が効いたいい毒物でしたw


あにこれにやって来て、ようやく苦手の妹属性を克服しつつあった尊氏にとって、
本作は妹面でも大いに試練を与える作品でしたw
共産主義という妖怪は妹をも破壊するのと言うのか!
拷問と洗脳とヤンデレのコラボレーション……なかなかのトラウマでありますw{/netabare}


本作の放送期間中、たまたまNHKスペシャル『新・映像の世紀』を拝見する機会があって、
リアルのシュタージが構築した監視・密告社会の一端が紹介されていました。
インターネットもない冷戦時代に国会図書館のような巨大データベースに、
狙った個人を抹殺できるスキャンダルを逐一記録したその異様。
本作でもそのデータベース施設を描写したシーンがあり、
情報の怪物・シュタージの恐怖を存分に感じることができました。

共産主義は情報や宣伝を武器として勢力を拡大した、そういう意味でも進歩し過ぎた体制。
情報を見すぎるあまり、人命の増減が統計になってしまった破滅の理想郷……。

原作をすっ飛ばし過ぎとの評もあったハイペースな本作に乗りながら……。
灰色のドイツの雪空の下、走馬燈のように過ぎていく殺戮シーンと共に、
脳内BGMで『映像の世紀』テーマ曲「パリは燃えているか」を反復しながらw
BETAに引けを取らない人類の化け物ぶりに顔をしかめた、
凍えるように色んなところがよく冷えるアニメでした。

投稿 : 2016/05/09
閲覧 : 344
サンキュー:

21

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あぁ、鈴健だわな

ゲーム未プレイ。原作未読。
うーん、トータル・イクスプリスのスピンオフ作品(本編以前の話)なので一緒にしようかと思いましたが時系列的にも主人公も繋がりがなさそうなので別にします。
まぁ、メカデとか設定なんかは私の好みなのは前作同様です(ただ予備知識がなかったので敵の生物見た時、あれっどっかで・・・と忘れてました)。
冷戦時代の東ドイツが舞台で全体主義(密告による統制国家)の中で未知の生物と欧州の最前線で戦う部隊を中心にそれぞれの思い描く国家の実現の為に悲劇が繰り返される話。
本編みたく人類VS未知の生物ではなく東ドイツ内戦の話ととらえていいかな。一応自暴自棄気味の主人公が部隊を中心にした人達のそれぞれの思想と理念に基づく自分の信じる正義に触れて(巻き込まれて・・・笑)己の進むべき道を探していく話なんだけど・・・悲劇しかないし彼自身が成長したようには思えない(タイトル通り鈴健さんらしいキャラ。某ガンダムのキャラと被る)。いや戦争の悲惨さとか行き過ぎた全体主義の非人道さ、政治的駆け引きなんかは伝わってくるんだけど主人公を含め登場キャラが軽いというか浅い。全く重みがないんだよなぁ。なんかさぁ、お前に任せる、俺が守る、手を取り合えば負けませんとかホント簡単にいうよなぁ(お花畑キラキラみたいな作品じゃなく簡単に仲間が戦死する重たい内容でいわれてもさ)。そして鈴健である。軽いよなぁ(笑)


私のツボ:必ず米軍の兵士ってああいうノリで描かれるよね

投稿 : 2016/05/06
閲覧 : 248
サンキュー:

1

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シュヴァルツェスマーケンのストーリー・あらすじ

アージュの人気ゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』のスピンオフ作品。

1983年のヨーロッパを舞台に、東ドイツ軍の戦術機部隊“第666戦術機中隊”(通称:黒の宣告(シュヴァルツェスマーケン))に所属する青年・テオドールの物語が描かれる。(TVアニメ動画『シュヴァルツェスマーケン』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年冬アニメ
制作会社
ixtl / ライデンフィルム
主題歌
≪OP≫fripSide『white forces』≪ED≫Zähre『哀しみが時代を駆ける』

声優・キャラクター

鈴村健一、田中美海、山本希望、南條愛乃、安野希世乃、安済知佳、加藤英美里、村瀬迪与、三宅健太、田村ゆかり、成田剣、沼倉愛美

スタッフ

原作:吉宗鋼紀(ixtl/âge)、原作シナリオ:内田弘樹(ファミ通文庫/KADOKAWAエンターブレイン刊)、キャラクター原案:CARNELIAN、 監督:渡邊哲哉、シリーズ構成:樋口達人、キャラクターデザイン・総作画監督:原修一、サブキャラクターデザイン:河野敏弥、メカニック・プロップデザイン:鈴木勘太、戦術機演出:大河広行、美術監督:針生勝文、色彩設計:のぼりはるこ、撮影監督:荒幡和也、編集:長谷川舞、音響監督:本山哲、音楽:Evan Call、3DCGI:サンジゲン

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