当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「Kanon カノン[京都アニメーション版](TVアニメ動画)」

総合得点
85.0
感想・評価
1844
棚に入れた
10382
ランキング
260
★★★★☆ 3.9 (1844)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

Kanon カノン[京都アニメーション版]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

冬だけど暖かい恋愛物語

key原作の恋愛シュミレーションゲームのアニメです。
恋愛ゲームらしく主人公が次々と女の子と出会い、恋愛っぽいストーリーが展開されます。それと、いかにもkeyらしい不思議ちゃんだらけなのが特徴です。

主人公のきょん…違った、祐一は両親の都合で実家から親戚の家に居候でやってきた男の子。次々と女の子に惹かれるあたり優柔不断に見えますが、実は恋愛的な感情は強く表現されていません(このアニメでは)。けっこう芯があってナイスガイだと思います。突っ込みはどう見てもハルヒのきょんですが、仕方ないです。だってきょんだもん(笑)。

祐一を取り巻く不思議な女の子たち。メインヒロインのあゆ。{netabare}実は幼いころに祐一と仲良くなって遊んでいた仲。お互いが好きだったのに、再び会ったときには祐一は忘れていた。あゆ自身は木から落ちて意識を失った影響で寝たきり。言ってしまえばクラナドの風子と同じなんですね。
互いが惹かれあうほど祐一との距離が縮まらなくなるという、実に恋愛ものの王道です。祐一がすべてを思い出したとき、奇跡は生まれます。{/netabare}

メインヒロインのほかにも名雪、真琴、栞、舞と、それぞれの物語が展開されます。真琴の話が泣けるという人が多いかもしれません。さすが泣きゲー。{netabare}真琴は実は祐一が子供のころに怪我しているところを助けた狐。祐一に会いたいがために人の姿になったのだけど、それは狐が命を失うことも意味しているという、残酷な話でもあります。徐々に弱くなっていく真琴と、必死に看病する祐一たち。最後は真琴は消えてしまいます。その後は出てきませんが、最終回手前で真琴の成人した姿が…それは…ぜひ見てください。{/netabare}

もっとも不憫だったのが名雪でしょう。{netabare}名雪は祐一のいとこで、祐一に最初に会う女の子。出会い方からなにから祐一と恋愛関係になりそうなものですが、なりません。祐一が好きなのに、祐一は名雪に恋愛感情を持ちませんし、幼いころにひどいこともされています。さらに真琴やあゆに夢中になっている祐一を後押ししてしまうようなところもあって、なんて救われないヒロインなんだろう…と思うこともあります。
でも、このアニメでは一番魅力的な女の子に描かれているような気もします。低血圧で寝起きが悪く、ぼんやりなところも可愛い。かといって、陸上部キャプテンで駅伝で強い一面をみせたり、どこまでもやさしい面を見せたたりと。{/netabare}いろいろ女の子出てきたけど、誰に魅力を惹かれるかと聞かれたら真っ先に名雪と答えます…いや、あゆもいいな…。

映像はさすが京アニとしか言いようがありません。とにかくきれいだし、情感の出し方が上手いです。EDはただあゆが走っているだけなのですが、すごく綺麗です。これにkeyの原作が加わるのですから、京アニ好き、key好きの自分にとって、好きなるのは当たり前といったところです。

恋愛ものの原点みたいな作品です。恋愛ものを探している人にお勧めできる名作です。いつか、東映バージョンも見てみようかな。

投稿 : 2016/09/03
閲覧 : 270
サンキュー:

34

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

東映版を見た後で京都版を見ましたので、評価にバイアスかかっていると思いますが。
京都版のシナリオはさらにトンデモ度がアップした感じで、もはやSFの域に入っています。いい話だとは思いますが、2度は見なくていいと感じました。
絵柄がOKなら、間延びした京都版よりも東映版をおすすめしたいです。

投稿 : 2016/08/29
閲覧 : 218
サンキュー:

1

けいた さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

やはりkey×京アニはいいですね。この何とも言えない独特の雰囲気が好きです。

物語はAIR CLANNADと比べて分かりやすかった印象。
それとメインキャラのそれぞれの個別シナリオに関連性がある感じがとても良かったです。

作画は圧巻。雪景色ももちろんそうだが、最終話のあの空、雲の作画。何だあれは。現実よりも綺麗じゃあないか。


結論 : 大満足でした。冬にまたみたいな。

投稿 : 2016/08/28
閲覧 : 205
サンキュー:

2

ネタバレ

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

春は CLANNAD 夏は AIR 冬は Kanon 秋は?

 アニメにのめり込んだきっかけは 当時息子に教えてもらったCLANNADからでした。その後 いろんなアニメを観出し AIRも観たのに Kanonは ずっと後回しになっていました。

 観始めると CLANNADを観ていた頃に戻りました。スローなテンポ 幼稚っぽいキャラ 不可思議な発語 時空を越えたストーリーなど 懐かしい感じでしたが 初めて観る方は慣れるまで ちょっと違和感があると思います。
 
 ストーリーについては ほのぼのしたり 感動するところもあったけど、恋愛アドベンチャーゲームの泣きゲーなので仕方がないのかもしれないですが、相沢 祐一君の行動が、もっと視聴者に納得できるような展開にしてほしかったです。

 それにしても 祐一君が ハルヒのキョン君とダブってしまった。 両方ともCVは、杉田智和さんだしね。


 


 空から次々舞い降りる冷たい雪 しんしんと 心にも降り積もる。つらく耐え抜いた長い冬が過ぎれば 希望と共に笑顔の明るい春がやって来る。

投稿 : 2016/08/02
閲覧 : 419
サンキュー:

19

もーこり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

春秋はCLANNAD、夏はAir、冬はKanon

タイトルにもあるように冬といえばKanonってなるくらいのアニメです

最初の方は正直あまり面白くありません。
自分も、一回目は1話の途中で切りましたから笑

友人に中盤あたりからきっとハマるから見てみと言われ見てみたら…
途中から涙が出る展開がぞろぞろと…

感動系アニメが好きな方にはCLANNAD、プラメモ、君嘘などと同じくらいおすすめな作品です!

投稿 : 2016/06/29
閲覧 : 205
サンキュー:

3

ブロッコリー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

くそアニメ

意味が全くわからないことだらけ
なにがおもしろいのか

投稿 : 2016/06/26
閲覧 : 256
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「・・・ボクのこと、忘れてください・・・」

泣けるアニメとされている作品ですね
原作でボロ泣きし、アニメでも泣けました。
感動的な物語ですが、手放しで絶賛できません。。
ストーリー構成、主人公の設定が腑に落ちません


・kanonの舞台
{netabare}
メインヒロインは雪の町で事故にあってしまい
7年間眠り続ける少女です。

彼女は眠りながら願います
大好きな人にはいつも笑っていて欲しいと

彼女の願いは聞き届けられました
大好きな人の周りで不幸が起きたとしても
彼が笑顔でいられるように
奇跡の力が彼の周りを救ってくれるのです。

雪の町は
眠れる少女の夢と、現実が混じり合った世界なのです。
{/netabare}
以上がkanonの舞台です。


・構成
原作ゲームのヒロインは個別の物語がありますが
各ヒロインの見せ場をアニメ24話の中に設けた
構成になります。。ギャルゲーアニメ化の難所ですよね
ヒロインの数はメインヒロインを含めて5人います。。
先に書きました通り
各ヒロインの物語で起こる不幸を解決するのが
メインヒロインの『願い』による奇跡です。

劇中ではなぜ奇跡によって救われるのか描写が足りないように
思いました。。。
ファンタジーだと片付けてしまえば簡単ですが
奇跡について不明瞭なのでラストへの伏線として機能していないように
思えます。。
個別ヒロインの物語がメインヒロインに繫がるようには感じません


・主人公
メインヒロインの事故に立ち会わせたショックで
7年前の記憶を失っています
彼女の記憶がないわけです。

メインヒロインが抱えた不幸に対して
主人公が負う痛みが小さすぎます
バランスが取れていないように思えてなりません。
kanonで最も個人的に引っかかるのが主人公ですね。。。


・愚痴
OP曲は作品の雰囲気にマッチしており
原作にはなかった仕草、表情がついたヒロイン達は魅力的です。
個別ヒロインの中でも泣けるとされるシナリオを
中盤に持ってきた辺り隙がないなと感じますし
ラストも感動的に纏まっていたと思います。

毛色が違う個別ヒロインのシナリオを無理につめて構成するより
メインヒロインのシナリオだけを抜き出してアニメ化したほうが
作品としてわかり易く、焦点を当てるキャラが少なくなる分
よりキャラクターの心情描写に力を注げたのではないでしょうか。

原作者への配慮、各ヒロインのファンへの配慮が働いていることは
理解できますが、原作に手を加えてでもアニメ作品として
オリジナリティを持たせ原作と違ったkanonの方向性を示しても
良かったのではないかと思うのです。


長々とお付き合い頂き誠にありがとうございました。

投稿 : 2016/05/26
閲覧 : 266

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時代ですね。

 AIRが出ていない当時原作をプレーしましたが、それはもう泣きました。それからだいぶ経って京アニがアニメ化をしましたが、その時も感動しましたね。しかし、みなさんのレビューを拝見すると、確かに少し古い作品になってしまったかもしれません。キャラ設定も少し盛りすぎ?かもしれませんね。
 とは言え、元祖泣きゲーなので興味がある方は見てみてもいいかもしません。声優陣も豪勢で、作画も安心して見れますよ。

投稿 : 2016/05/25
閲覧 : 243
サンキュー:

10

ネタバレ

ぢうく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

春が来て・・・でしたっけ

真琴がどんどん幼児退行していく様は相当くる物がありましたね。
あんなに元気に動き回り表情豊かだったのにどんどん動けなくなり、喋れなくなり・・・
ハッピーエンドでよかったです。

あ、名雪が一番好きです。

投稿 : 2016/05/17
閲覧 : 241
サンキュー:

1

ネタバレ

K.S さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とても面白かったです。

真琴の最後は号泣ものでした。
通勤車中で・・・
これはやばかったですね。

相沢がキョンに・・・
キョンが相沢に・・・

投稿 : 2016/05/06
閲覧 : 214
サンキュー:

3

ネタバレ

葡萄柚 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

悲しくてちょっと辛い(泣)

CLANNADの前に観ときたかったです。
Kanonを先に観ていたら泣けていたと思います、全般的に自分は結構辛かったです。最後まで観ないとつならがらない作品なのでそこはよかったです。
普通に面白いですよ!!

投稿 : 2016/03/26
閲覧 : 217
サンキュー:

1

ネタバレ

しゅうじ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

魅力的なキャラクターと泣けるストーリー

「春が来て、ずっと春だったらいいのに」「あうー」
真琴がかわいくて、ストーリーが切なくて、号泣してしまいました。
自分の好きなキャラクターに巡り合えれば、きっと感動できる作品であると思います。

投稿 : 2016/03/08
閲覧 : 246
サンキュー:

0

マコ@アニメ大好き さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

永き夢と奇跡の青春物語

key作品の一つ「Kanon」

視聴順番完全に逆になってしまったが細かい事は置いといて(=゚ω゚)ノ

観終わった感想はやっぱりあれですね。

ただただ感動したの一言です!

涙なしではみていれません(T . T)

たくさんの女の子達が出てきてみんな個性豊かで可愛くて\(//∇//)\

いろんなアニメを観てきたけど初めて自分と同じ名前のキャラが出てちょっと親近感湧いたりして(笑)(もちろん漢字は違いますけど)

ゆーいちはとにかく心優しい青少年って感じでしたね(=´∀`)人(´∀`=)

とにもかくにも素晴らしいアニメだったと思います!

音楽も良かったし聴いてて健やかな気持ちになります♪( ´θ`)ノ

あ〜肉まん食べたいなぁ

ついでにたい焼きも食べたい(笑)

投稿 : 2016/02/24
閲覧 : 247
サンキュー:

6

ネタバレ

スパイ隊長(休止中) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

隠れ名作!!(一応ネタバレにしておきます)

京アニらしい世界観が広がる良作品。CLANNADの後に見ても、期待に見合う作品だった。キャラの個性が強く、面白くもあり、泣ける作品だった。正直、最初はこの作品知らなくて、教えてもらわなかったら損していた、と思うくらい良い作品だった。


Last regrets/彩菜(OP)はこの作品の世界観に合っているせつない曲。

風の辿り着く場所/彩菜(ED)はほど良いテンポで不思議と元気が出る曲。


----------------------------------
上記は編集前のレビュー。
下記は再視聴後のレビュー。
----------------------------------

「お気に入り」
※自分のレビューを見るときはプロフィールを参考にしてください。



※あらすじは割愛。


初めて見た時よりも面白かったです。
感動する、というよりは深い部分が見えた気がしました。

今回(もまた)駄文です・・・。
申し訳ないです。


●雪

「AIR」や「CLANNAD」よりも幻想的な印象を持つというのはやはり「雪」が要因だと思う。

雪は目の前を白一色に染める。
全てを覆い隠し、そして少しずつ溶けていき、やがて隠されていたものが姿を現す。
「雪どけ」が終わると春が来て、心も体も温まっていく。


寒い地方だと雪が降るのは当たり前で、かえって鬱陶しく思うかもしれない(分からないけど^^;)。
東京に住んでいると雪が降るのは1年に2,3回あるかないか。
だから、子供だった時は雪が降ると、とても不思議な気持ちになりました^^
朝起きたら、自分の見知った町が一面銀世界になっているからか、何か違う世界にいる、というか雪の白さがとても神秘的に思ったものでした。

中学生の時くらいまでは、寒くて外も出たくないのに、手がかじかんで嫌なのに、何故か雪遊びしたくなったんですよね・・・。
今思うと、やっぱ雪は不思議なものに感じますね。

今はただ、進行を妨げる、交通に多大な影響を与えるモノとしか思えませんが、街中で子供らが楽しそうに雪遊びをしているのを見ると、特に子供にとっては何かを感じさせるものなのでしょうね。


これはとても余談なんですが、
寒くて頭が働かないからなのか、テンションが上がらないからなのかは分かりませんが、冬ってとても寂しく感じます。
「冬」=「孤独」のイメージが強いです。

あっ、ホントにどうでも良いですね(笑)



●夢

体に起こる不思議な現象の代表格ですよね。
6時間睡眠した時に、15分の仮眠の時にでさえ夢を見ることがありますよね。
しかもとても長い間夢を見ているような気になりますし、とても不思議です。

夢の中での「自分」は、自分の思い通りに動いている気もするし、勝手に「ストーリー」が進んでいる気もします。
「自分」が話していたことも覚めたら忘れていることも多々あるし、夢の中で出てきた周りの人たちの顔や発言も忘れることも。
悪夢とかは良く覚えているんですけどね・・・^^;


よく、夢は「過去の記憶の整理」と言われます。
確かに、夢の中で自分の子供のころの記憶がごっちゃ混ぜになっている時もありますし、なるほど、とは思います。

でも、何故だか納得いかない。

寝ているそばで何か音などが聞こえてくると、それが(違う形となることもあるが)夢に反映されている経験を自分は頻繁にする。
(例えば、扇風機が横で動いていたら、夢の中で蚊とか羽根をもった虫が襲ってくるとか)

だから、夢は過去の記憶だけでなく、現在の状態も(もしかしたら未来の予知も)含んでいるのかもしれないですね。


まあ、この作品では、「夢」=「過去にとらわれている状態」と考えるのが妥当ではあると思いますが。



●記憶/思い出

幼いころの記憶ってほとんどないんですよね・・・。
写真を見て「そんなこともあったかな?」とぼんやり思い出すぐらいですね。

しかも、覚えている記憶も、「動画」として覚えているというよりは、「画像として」、つまり言葉通り「断片的」にしか覚えていないんですよね。

昔、高校生の時に、小学生の友達に偶然会った時、「あれ、名前なんだっけ?」と思ってしまったという最悪な野郎でした、自分は^^;


人はそれぞれ感性が違うので、個人個人覚えている(印象に残っている)記憶は異なります。
だから誰かとその記憶を共有する時も食い違いがあったりしますもんね。
でも、誰かと同じ(ような)記憶を持っているのは何か良いものですよね♪
(同じ小学校の子の名前を忘れている奴が何を言っているんだか・・・。)


思い出というと、やはり「嫌な」思い出の方がすぐに思い出せますね。
恥ずかしかった記憶とか苦しかった記憶とか怖かった記憶とか。
(楽しい記憶ばかり覚えている人もいるので、何とも言えませんが、たぶんそれは性格の問題かとは思いますが。)

辛い記憶も乗り越えてこそ、自分は強くなります。
「嫌な」記憶は本当に心に強く突き刺さってくるし、簡単に拭いされるものではないです。

でも、(もちろん、トラウマとかは別の話になりますが、)「嫌な」記憶って言うのは、今の自分がもう2度とそのような過ちをしないぞ、という戒めなんだと思います。
だから、そういう記憶も大切なんです。

「ファイト、だよ」



●奇跡

まあ、これが一番の主題ですよね。

「奇跡って、起きないから奇跡っていうんですよ」
「起きる可能性が少しでもあるから奇跡って言うんだ」

この作品では「奇跡」を前者はナガティブに、後者をポジティブにとらえている。


うん、どっちも正しいね(笑)
そう頻繁に起こったら「奇跡」じゃないし、全く起こらなったら「奇跡」という2文字は存在しないし。

まあ、要は「人間ではどうしようもできないような神の力」だよね。
(自分は別に宗教家でも何でもないので、そこは留意していただきたいです。)

アニメだから表現できる?
いやいや、現実でも「奇跡」は起きます。

「奇跡」はもちろん「予想もしていなかったことが起こること」ではあるけど、「心の内に少しでも抱いた希望・願いが叶うこと」でもあります。

それに「奇跡」は大きいのから小さいのまであるし、「奇跡」を経験した人も多々いると思います。

また、起こった出来事をどうとらえるかで「奇跡」にも「偶然」にも「当然」にもなります。
要は心の持ちようです。

この作品を例にとると、
「余命幾ばくかの病気の子が、主人公と仲良くなって残りの日々を楽しく過ごしていたら病気が治った。」

これは色々なとらえ方ができます。

・神の力が働いたから・・・「奇跡」
・「病は気から」なら「治癒も気から」という風に「生きる力(免疫力?)」が養われたから・・・「偶然」
・優れた治療のおかげで治ったから(治る病気だったから)・・・「当然」

まあ、あくまで例に過ぎませんが。
でも、こうやって見ると「奇跡」なんてありえないことではないんです。


だから、この作品は幻想的でありながら、中々の深さをも帯びています。
これは、さすがKey!さすが京アニ!ですね^^



最後に。
この作品は、名雪がいないと成り立たない気がします。
他の女の子たちは皆不思議ちゃんばっかりで現実離れしている気がします。
「あうぅ~」だったり「うぐぅ~」だったり「うぐぅ~」だったり・・・。

もちろん、名雪も抜けているところはあるんですが、それは人一人としてのスペックが普通に高くて、抜けているところがないと完璧すぎて、他の女の子が薄れてしまうというか何というか。

現実離れした女の子たちの中に(比較的)普通の女の子の名雪を入れることでこの作品の厚みを増していると思います。
まあ、北川や香里も普通の部類ですかね^^;
変な子たちだけじゃ話がぶっ飛んでしまいますもんね。

だから、名雪はGood job!ですね。

自分の好みではありませんが、この作品を一層良くしているキャラクターなのでそこは称賛に値します。(何を偉そうに言ってんだか・・・。)



OP・EDもさすがに良いですね~。
もう・・・、Keyには参りました。

投稿 : 2016/01/26
閲覧 : 305
サンキュー:

19

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Keyの伝説はここから始まった

key作品の第一弾、はじめてこの作品を見たときは本当に衝撃的でした。「自分の知らない感動がこんなところにあったか!」と思ったほどです。
keyでしか味わうことのできない独特の世界の原点はここです。何度見ても泣けました。

また、本作品がアニメ化されたのは以前にも東映版があります。
東映版は作画から敬遠されていることが多いですが、京アニ版を見た後にでもぜひ見てもらいたい。どちらも「Kanon」の魅力を十分に伝えていると思います。

投稿 : 2016/01/21
閲覧 : 388
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Key作品の始まり 雪を見ると思い出す・・・

あらすじ

家庭の事情により北国「雪の街」の
叔母の家に居候することになった相沢祐一。
7年前には結構遊んでいたりして
友達と過ごしていたはずにも関わらず、
彼には当時のことが思い出せずにいた。
そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、
幼い頃の大切な記憶を取り戻していき
そして様々な問題と向き合うことになる・・・


※wiki引用


感想


東映版のkanonもありますが
そちらは見てないです

それと僕は原作やってますから
展開は知ってたんですが
それでもまた泣かされましたね


映像に関してはさすが京アニ
文句の付けようがありませんね
ほんと描写が細かくて圧倒されます

内容は、主人公が以前よく訪れていた
雪の降る町に7年ぶりに帰ってくる
そこで少女達と出会いその少女達との
不思議な物語を描くストーリー
全体的に綺麗で悲しい話がメイン。

シリアスな展開が多い中にも
コメディ要素でところどころにボケとツッコミがあり
それが結構笑えて良い


ただ色々なkey作品を見た後にこのアニメを見ると
少々インパクトに欠けるかもしれません。
しかし、1つ1つの話がとてもしんみりした気持ちになり、
心にグッとくるものがあります

何といっても、真琴ルートとあゆのラストが
切なくてめちゃくちゃ感動しました…

特に真琴は最初ウザい感じのキャラだと思っていただけに
ラストとの落差が凄く衝撃を受けた
あまのじゃくな性格も後半の感動に拍車をかけていた

本当は祐一ともっと色んなことを
したかったはずなのに
その性格のせいで出来なかった真琴と
ラストで、逆に素直になる真琴が
本当は最初からこうしたかったのだろうかと思い
切なくなりました…


それに原作をやってる方としては上手く
原作の全ルートをまとめてるなと思った


やっぱりKey作品の特徴として
作画というかキャラデザの好みはわかれるでしょう
それに他のKey作品でも書いたが
結末としてご都合展開とも思える
奇跡がやっぱり好き嫌いわかれるでしょうね

ですが、Key作品だけあって
やっぱりBGMやOPなどの音楽が非常に良く
切ない曲で冬の雰囲気に合っていて
Key作品の中で一番好きかもしれない


感動もできたし
充分楽しめたので良かった
東映版もいずれ見てみたいと思う



ここからは、いつも通り
解説・考察を書いておくので
見たい人だけ見てください
{netabare} ~

と、いってもKanonは他のKey作品に比べてそこまで
難しく無いと思うので
そんなに書くこと無いです


真琴の話ですが、
真琴はなぜ死にそうになったのか?

真琴は元々祐一が世話をした子狐で
再び出会うために人間に化けていました
そして化ける際に狐は寿命を
削っている様でその為に死んだそうです


また、ピロは真琴のお母さん、若しくは仲間だと思います
真琴がピロが財布を持ってきてくれた気がすると発言したり、
また、真琴が異変を起こす途中からピロがいなくなり
美汐が妖狐がたくさん集まると奇跡が起こるのかもしれない
そう言ってることから

ピロは真琴を救うため
仲間を説得していたのだと考察出来ます
そして、最後ピロと真琴が丘で
横たわっていることから
奇跡が起きて真琴は人間になれたのでは無いかと思います

希望的観測過ぎますかね?
でも、祐一の理想だとしたら
ここで、ピロがいるのは少し違和感を感じるので
私はこっちの解釈だと思っています

この奇跡は、あゆによるものか、妖狐によるものか
判断に困りますが個人的には妖狐のおかげだと
思っています



舞について、
この話が1番難しいかもですね

舞には、生命力を回復させる力があり
それで死にそうだったお母さんを救ったのですが
マスコミなどのメディアで紹介されてインチキや偽物と言われ
名雪達のいる町に逃げてきたんですね。


舞と祐一は10年前に既に出会っており、
祐一を引き止めたい一心で「魔物が来るから一緒に戦って欲しい」と嘘をつく。
まぁ、正確には魔物=建設会社だった訳ですね

さらに、祐一が自分から離れていったのは自身の「力」を
疎ましく思ったからだという舞の誤解が「力」を拒んだ結果、
「力」は舞から分離し、魔物として本当に舞に襲いかかる。
また、舞より祐一を狙うのも拒絶された原因が祐一だからでしょう

こうして、舞は自分の分身と10年間同じ場所(かつては麦畑で今は校舎)で戦い続けることになる。

魔物(=力)は自分の分身であるため、
魔物を倒すことは舞自身を傷つけることになる。
舞は魔物の正体は主人公に聞かされるまでわからなかった様だが、
最後の一体を倒したら自分も死ぬというのは経験的に理解していたため、
主人公の前ではあえて止めをささず、牛丼を買いに行かせることで主人公を遠ざけた後、相打ちする気だったと思う。

もう一人の「まい」(=力)である。それによって主人公は昔の記憶を思い出し、事の顛末を舞より早く理解し、その後止めをささんと教室に入った舞を制止する。
そして、舞に全てを思い出させ、誤解を解くべく説得する。それでもあくまで「力」を拒否する舞に対し、「力」を含めた舞の全てを受け入れると語りかけ、佐祐理と三人でもう一度やりなおそうと提案する。

自殺を図った舞ですが、
これは2人に迷惑をかけるくらいならという思いがあったためだと思います。
また、舞は力を受け入れることで、傷は塞がり治りましたね。

そして、最終回ですが佐祐理と舞が退院してましたが
佐祐理さんの回復はあゆの奇跡の恩恵なんでしょうね

{/netabare}

どのキャラも大概最後は
あゆの『奇跡』で救われる
Kanonはまさしく奇跡の物語であったと思う

投稿 : 2016/01/05
閲覧 : 856

ブルー0514 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

サイコー!

やはりkeyならではの最後で全てが繋がる所がとても良かったです!

投稿 : 2015/12/28
閲覧 : 190
サンキュー:

0

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うぐぅ

やっぱたい焼きは焼き立てが一番だよね!


泣く、これは泣く。
沢渡真琴の下りが特に好きすぎてそこだけ何周も見てたりします。
いやー、分かってはいても泣いちゃいますよねー。
代表的な感動系アニメだと思います。

2006年版の京都アニメーションが制作した方ですよ(強調)
KEYのゲーム原作、シナリオは久弥直樹さんです。
久弥さんは「sola」や「天メソ」の原案なんかもやってますね、偉大な方だと思います。

声優は基本的にアニメから起用されてますね。
相沢祐一役を演じるのは杉田智和さん、実に主人公らしい杉田さんですw
月宮あゆに堀江由衣さん、イメージとしては完ぺきでしたね、うぐぅの言い方も実にグッドでした。
水瀬名雪に国府田マリ子さん、素晴らしい。
しかも名雪の母の秋子さんには皆口裕子さん、皆口さんからマリ姉が生まれたのだと思うと興奮します。
沢渡真琴役に飯塚雅弓さん、あぅーっ!カスミですよ、カスミ!
ちょっとかすれた感じではあるんですが、そこが真琴の良さでもあるんですよねぇええええええええ
川澄舞役に田村ゆかりさんです、無口キャラのゆかりんは光るものがありますね。
美坂栞役に佐藤朱さん、栞は真琴の次に好きなシナリオですね。
ということで声も大好きです。

あぁ、音楽良いですねぇ。
彩菜さんがOPもEDも歌っています。OP「Last regrets」は麻枝准さん作曲、高瀬一矢さんが編曲してます。
ED「風の辿り着く場所」は作曲が折戸伸治さん、編曲が高瀬さんの黄金コンビです。
EDの方はフルがかなりスタイリッシュで間奏にラップを挟むんですよね。
賛否両論の節がありますが私は好きです。

声優の評価で随分語っちゃいましたが、どのキャラも好きです。
まぁでもやっぱりキャラに関しては是非一度アニメを見てから知っていただきたいですよね。
も~~~ほんとに良いキャラクターばかりですので。


冬になると見なくなるアニメNo.1!
そして見るとたい焼きが食べたくなるゥ↑

投稿 : 2015/12/04
閲覧 : 264
サンキュー:

9

ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奇跡の話

絵柄とか口癖とか…一般人は受け付けないだろうなぁと思います(自分も正直慣れるまでかかりました)が、是非見てほしい作品です

自分は途中から続きが気になって一気にみちゃいました

やっぱりKeyの作品みるならこれを初期のほうにみてほしい

映像はやっぱり綺麗ですし、音楽もレベル高いんでお勧めします
綺麗な杉田と可愛い堀江由衣の演技がみれる作品です

{netabare}「起きないから、奇跡って言うんですよ」っていう栞の痛々しさとか切なさも印象的でした
願いの内容のオチとか自分はすんなり受け入れられたけど、気になる人には気になるかもしれません
個人的に最終回のEDへの入りが堪らなく好きで、今でもこの曲を聴く度にポジティブな気持ちになれる特別な曲の一つとなりました
{/netabare}

投稿 : 2015/11/06
閲覧 : 224
サンキュー:

7

ハルヒ激love35 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファイトっだよ♪、うぐぅ〜

こんな口癖を連発するキャラが出てきます。
らき☆すたでこなたが、たい焼きを加えて走ってきた少女とぶつかって助けてあげて遅れた〜みたいな発言をしていましたが、元ネタはこれでした。
CLANNAD、AIRに加えてまた感動を与えてくれる作品に出会えました。
真琴の回は涙腺崩壊起こしました。
京アニ大好きな僕にとって歓喜でしかない作品ですよホント。
東映版もありますが、京アニ版で充分保管可能なので見なくて大丈夫です。
CLANNAD同様、泣いて感動できるアニメを求めてる方におすすめです。

投稿 : 2015/11/01
閲覧 : 228
サンキュー:

0

ネタバレ

フィーート さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

不思議な世界

舞台は現実世界だが、物語は非現実です。
クラナド然りAB然りkey作品の特徴的な部分ですね。

主人公の相沢祐一は見た目からも平凡な高校生って感じですね。
ヒロインも特徴がありすぎるキャラが多いですが終盤につれて愛着がわきます。

祐一は過去を忘れているのかなぜ忘れているのか世界が不思議でできいてそのヒロイン達との繋がりが分かっていくのもまた面白いです。
なんだかんだストーリーが凝ってるのもいいですね。
幻想的な世界、それがこのアニメの特徴でしょう。夢ですね。

投稿 : 2015/10/29
閲覧 : 238
サンキュー:

3

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

雪の街の幻想曲。 いかにもKeyらしい作品です。

Key/ビジュアルアーツと京都アニメーションという、今では見られないコンボ作品。
やっぱりKey作品は京アニが良かったですね。

2クール24話構成です。

家庭の事情により北国(「雪の街」)の叔母の家に居候することになった相沢祐一。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼には当時のことが思い出せずにいた。そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。

以上、wikiより引用のあらすじです。

もともとは18禁ゲームなんですけど、このアニメ版ではそれは想像がつきませんし、Key独特の雰囲気を持った感動アニメーション作品となっています。

Keyと言えばクラナドがとても人気で泣きアニメといえばクラナドと言われるぐらいの位置づけですけど、その礎となったのも本作品と言って間違いないと思います。


主な登場人物を紹介しておきます。

相沢 祐一(あいざわ ゆういち)-杉田智和さん
本作の主人公。
上記であるように、この作品の舞台となる北の街に引越ししてきた高校生。
様々な女性との関わりがあるんだけど、本人の記憶が曖昧で、それを何かのきっかけで思い出していきます。
cvの杉田智和さんは、ジョジョの奇妙な冒険、涼宮ハルヒの憂鬱、銀魂などで活躍されています。

次に
月宮 あゆ(つきみや あゆ)-堀江由衣さん
本作のヒロインの一人。
メインヒロインと言っていいでしょうね。
小学生のような外見で性格もまた小学生のような高校生。
うぐー、が口癖でたいやきが大好き。
いつも明るくて元気な女の子。
cvの堀江由衣さんは、とらドラ!、ひぐらしのなく頃に解、物語シリーズなどで大活躍されていますね。

次に
水瀬 名雪(みなせ なゆき)-國府田マリ子さん
本作のメインヒロインの一人。
主人公の従妹で、転校先のクラスメイト。
陸上部の部長で、学園の人気者。
でも、朝はとても弱くて起きても寝ている。
おっとりで、しゃべり方や行動もゆっくり。
cvの國府田マリ子さんは、アニメに限らず、ナレーションや舞台、テレビでの吹き替えなどで活躍されています。

次に
本作のヒロインの一人
川澄 舞(かわすみ まい)-田村ゆかりさん
主人公と同じ学園の3年生。
無口で謎めいた女の子。
自分は魔物を討つものだと言っている。
お弁当が大好き。
印象的だったのは、cvの田村ゆかりさんが、いつもと違った雰囲気で演技をしているところですね。
元気一杯っていうイメージがありますが、この作品ではほとんどしゃべらないという難しい演技をしています。
その田村ゆかりさんは、魔法少女リリカルなのは、ひぐらしのなく頃に、STEINS;GATEなど、挙げればきりがないぐらいに活躍されていますね。

次に
本作のヒロインの一人
美坂 栞(みさか しおり)- 佐藤朱さん
主人公と同じ学園の生徒。
病気がちで学校に出席していないが、いつも学校に来て主人公と会うようになっていきます。
おとなしい性格で病気がちなので友達は少ないです。
cvの佐藤朱さんは、主人公的な役を演じるよりも脇役を演じるほうが多い声優さんです。

次に
沢渡 真琴(さわたり まこと)-飯塚雅弓さん
突然主人公の前に現れ、過去のかたきを討つといって襲い掛かるが、まったく襲ったことにもならず、挙句に一緒に生活をするようになる。
記憶喪失で、かろうじて自分の名前だけを思い出す。
肉まんが大好き。
cvの飯塚雅弓さんは、声優業よりも歌手としての活躍が目立つ方のようです。

この他にも魅力ある登場人物がいますが、割愛させていただきます。


Key作品の特徴として目立つのはやはりBGMでしょうね。
各ヒロインやメインの登場人物にはオリジナルテーマソングが存在します。
それがまた、物語の良さを引き出していて、作品としての印象も深くしていると思います。

折戸伸治、麻枝准さんがこの作品を担当していますが、これは後々のKey作品でも引き継がれていくもので、だからこそ一貫した雰囲気が出ているところは多々ありますね。
特にシンセサイザーの音は特徴的で、美しく物悲しい旋律はとても心に響くものとなっています。

OPも有名で
「Last regrets」
作詞・作曲 - 麻枝准(Key) / 編曲 - 高瀬一矢(I've) / 歌 - 彩菜
は、アニメ界でもトップクラスのオープニングだと思います。


Keyと京都アニメーションのコラボは実質もう観られないわけですけど、やはりこの二つの共同制作では数々の名作が生まれていて、クラナドやこのカノンなどはその代表格だと言えます。


泣けるか泣けないかといえば、エアーやクラナドほど泣けないかもしれないですけど、やはりそこはKeyということで、絶対的に感動する作品になっています。
純粋な気持ちでアニメを楽しみたいのなら、オススメですね。

投稿 : 2015/10/15
閲覧 : 420
サンキュー:

22

しまっちゃうおじ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

食わず嫌いは損をする

原作ゲーム未プレイです。

「CLANNAD」と同じゲーム会社「key」の原作の作品です。

初めてこの作品を観た時は、正直キャラクターデザインとキャラクターの

しゃべり方に眉をしかめた記憶があります。同じ理由から敬遠してる方が多

いと思います。

しかし、目を細くしながらでも見る価値のあるものだと思います。

強い想いから起こる奇跡を御覧ください。

キャラクターのエピソードによっては、個人的にCLANNADよりも好きな作品

です。

できれば、CLANNADより先に視聴するとどちらも楽しめると思います。

投稿 : 2015/10/12
閲覧 : 244
サンキュー:

1

月影月下 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

雪降る町で起こる不思議な物語

元々AngelBeats!が好きで、同じKey作品である今作も見てみよう、というきっかけで視聴した。

物語…キャラ一人ひとりの掘り下げがしっかりしていて、とても丁寧に作られている作品だと感じた。最近の展開の早い1クールアニメに慣れていると、最初の方は坦々(たんたん)としていてつまらないと感じるかもしれないが、最後まで見る価値のあるアニメだと思う。
作画…さすが京アニ。作画は安定していて安心できる。
声優…特に違和感も無く良かったと思う。主人公の声に涼宮ハルヒのキョンを連想してしまったのは私だけではないはず。(アニメになったのはこちらが先だが)
音楽…オープニングは作品のテーマでもある「雪」を連想させ、素敵な曲。
キャラ…それぞれのキャラに魅力的な所があるが、一番好きになったのは、なゆき。寝起きの顔がかなり可愛い(実はこれが言いたいだけ)

余談だが、同じ作者の最新作「charlotte」で出てくる特製ピザソースを見てると、Keyファンならなゆきのお母さんが作るジャムを思い出すはず。

レンタルDVDで視聴したが、毎巻特典にアニメ制作の現場を取材した映像がついていたので、是非借りてみてほしい。最近の作品ではこういう特典はレンタルにはつかず、DVDを買わないと見られないことが多いので・・・。

Key作品だとAirやCLANNADを連想する方が多いと思うが、KanonもKeyらしい素晴らしい作品だと思う。

投稿 : 2015/09/27
閲覧 : 192
サンキュー:

4

ネタバレ

shoo@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Key好きには是非見てほしい作品!

 CLANNADで有名なKey作品のひとつです。
Kanonはその中でも最古となる作品、
つまりKeyのデビュー作品だった訳です。
個人的には一番好きな作品でした。
 内容としては裕一(主人公)がかつて過ごした
「雪の街」に帰る話です。幼少期、ある事件を
原因に記憶を閉ざしてしまった祐一が街で過ごす
ことで、少しずつ記憶をたどっていくストーリーで
多少重い話もあったり(ほとんど重い?)見ごたえがあります。
この話の特徴は、「奇跡」がモチーフとなっている所。
かつて共に過ごした仲間たちの中でも祐一に会うため、
未来を代償に奇跡を起こす者もいた。
奇跡の力とその代償観終わったを知る祐一は、
かつての仲間との記憶を徐々に思い出していく...。
とはいったものの過去に会ってないキャラもいるので
一概には言えませんが。
キャラ構成としてはCLANNADと似ています。
·間抜け ·幼なじみ ·子供 ·なんか鬼強 ·諸事情による公認サボり
といった感じです。うわ似てるw
CLANNADと決定的に違う点は、以上のすべてのキャラの
シナリオが組み込まれている点です。
多分尺の問題でCLANNADのほうが難しかったと思います。
しかしKanonではそんなことはないので、
好きなキャラのシナリオが薄い...といった問題はない
と思います。
キャラごとの展開はさすがといった印象でした。
Keyに伝統とも取れる展開ですね。
見事に上げてから突き落としてきます。
Keyを知らない人なら、えぇ?!となる運びですが
慣れてくると、そろそろかなと気付いてきます。
予定調和ってやつです。
慣れ→面白くない ありきたりといった感じになる。
そこが悪いところかなーと思いました。
しかし、祐一の過去が徐々に明かされるのは
他Key作品には無いものなので新鮮味があったり
結構楽しめると思います。
総合評価としては、かなりイケる作品だと思います。
重くてつまんなそうと思っても最後まで見てほしい。
顔きもっ。と思っても見てほしい。
そんな作品だと思います。op ed共に神曲ですし。
Liaではないですが。(個人的にLiaがよかった)
決して損はさせない作品です。
是非見てほしいです。そして鯛焼き食べて欲しいです。
よいこはたいやきはぬすんじゃダメだよ!

投稿 : 2015/08/23
閲覧 : 234
サンキュー:

0

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「約束」というテーマを随所に散りばめた感動の物語・・・

この作品は「泣きゲーの金字塔」と言われている有名なゲームが原作となっている作品です。私は原作は未プレイです。
これまで2巡ほど視聴しましたが、レビューを書いて無かったので今回レビューを記載するために改めて再視聴しました。

この作品は「東映アニメーション(1クール)」と「京都アニメーション(2クール)」の2つの会社がアニメーションを制作しているので、どちらを最初に視聴するかは迷うところでしたが、どちらも視聴済なので、今回は京アニさんの作品を視聴しました。

この作品の主人公は、両親の海外赴任に伴い北国の従姉妹の家に居候する事となった高校生の相沢 祐一。
幼少の頃は長期休暇の時にちょくちょくきていましたが、ここ数年はずっと来ておらず当時の記憶も曖昧のまま戻ってきた・・・というところです。
そして、かつてこの街で彼と過ごした日常・・・その中で交わされた約束と共に物語が動き始めるのですが、今回もこの作品にしっかり感動させて貰いました^^

祐一の従姉妹である水瀬 名雪ちゃん・・・陰に日向に唯一の肉親である母と祐一をサポートする彼女は、本作で私の一推しキャラでした(//∇//)
普段はおっとりとしているのですが、時折垣間見せてくれる芯の強さが彼女の魅力だと思います。

「うぐぅ」が口癖の月宮あゆちゃん・・・見た目が幼くとても皆んなと同じ17歳には見えない背格好でたいやきが大好物・・・通っている学校などミステリアスな面が多い彼女ですが、ただひたすらに一途・・・
物語全般を通して彼女の一途さはひしひしと伝わってきます。
祐一とはたくさんの約束を交わしました・・・だから全てが繋がった時、「奇跡」ともいえるこれまでの出来事・・・7年という歳月にも色褪せる事のない約束に涙する事しかできませんでした^^;
CVの堀江さんの演技も抜群だったと思います^^

「あぅーっ」が口癖の沢渡 真琴ちゃん・・・天真爛漫、明朗快活といった言葉がピッタリで肉まんが大好き^^
個人的には彼女のエピソードが一番泣けました^^
彼女はただ待っているだけではありませんでした・・・
待っているだけでは望みを叶える事は絶対できなかったから・・・だから彼女は決意するのですが、その決意・・・並大抵の覚悟でできるモノではありません。
その強い願いと思いは、慣例や常識をも覆す奇跡へと昇華していくのですが、事の顛末が気になる方は是非本編をご覧頂きたいと思います。

学校で見えざる敵と対峙する1年先輩の川澄 舞さん・・・普段は無口・無表情のため誤解を受けやすい彼女ですが、本当は暖かくて優しい性格の持ち主です。
でも・・・彼女で一番印象に残ったのはCVのゆかりんでした^^;
一声聞いた瞬間にゆかりんだと分かったと共に、「ひぐらしのなく頃に」が頭の中に浮かんできちゃいました^^;

そして唯一幼い頃の祐一と接点が無かったヒロインの美坂 栞ちゃん・・・
「そういう事言う人、嫌いです」が口癖の彼女は身体が決して丈夫では無いので、出来ることといえば周りに気を遣うことくらい・・・
「わたし、笑っていられましたか・・・?」の場面では、涙で前が見えなくなりました(//∇//)

オープニングテーマは、「Last regrets」
エンディングテーマは、「風の辿り着く場所」
どちらも彩菜さんが歌っています。
特にオープニングはkeyさんの作品らしさに溢れた曲だと思います。

2クール24話の物語でしたが今回もあっという間に完走してしまいました^^
keyさんの代表作だけあって、感動するシーンは何度見ても泣ける作品だと思います。
また機会を作って今度は東映アニメーション版を視聴したいと思います^^

投稿 : 2015/08/22
閲覧 : 413
サンキュー:

23

★スフィア★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

忘れていた思い出を取り戻すそんな作品です。

主人公・相沢祐一が叔母の家に居候になるところから物語は始まります。

7年前までは頻繁に訪れていた場所・・・・

あるきっかけを機に訪れることもなくなり

次第にその記憶は思い出すことのできない記憶に。。。

そんな中、5人の少女達との出会いが

幼い頃の大切な記憶を取り戻していくことに。

メインヒロイン・月宮あゆ どこからどう見ても17歳には見えません。

平日でも街中を探し物を見つけに出歩き好きな時に登校していい自由な場所

果たしてあゆが通う学校とは??

ヒロイン・水瀬名雪 祐一の従姉妹で居候先の一人娘・・・

おっとりしているが芯が強くいつも祐一を見守る存在

ヒロイン・川澄舞 年は1歳上のお姉さんで学校ではクール&謎めいた少女

いつも佐祐理と一緒にいて親友である

ヒロイン・美坂栞 商店街であゆと居る時に出会う。

学校には通っておらず風邪を拗らしている・・・他の少女達とは少し異色

ヒロイン・沢渡真琴 祐一に突然襲い掛かり恨みがあると正体不明の少女

肉まんが大好きで祐一に対して肉まんの恨み?があるのか・・・


以上がこの物語に登場するヒロインですがここには過去の記憶を無くした

主人公と過去にとても大切な約束(思い出)を共有した少女たち・・・

果たして過去の記憶とは

がこの物語のストーリーになります。

奇跡とは起こす為にあると信じられるような作品です。

是非、視聴してみてはいかがでしょうか?

投稿 : 2015/07/13
閲覧 : 265
サンキュー:

8

ネタバレ

ぶち最高です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

clannadを先に見たので…

作った順に見たなら、多分また違った感想なんでしょうが…。

Clannad風子で、感動しまくったせいか、風子風と言ってもいいようやストーリーが多かったのですが、余り感動は、しなかったです。

が、メインヒロインが、clannadやAirのように一緒に住む人…出はなかったのが意外でした。

投稿 : 2015/06/26
閲覧 : 390
サンキュー:

2

どこどこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

好きになれない

個人的には好きになれなかった。
原作ギャルゲのアニメだから仕方のないことなのかもしれないが、ストーリーの流れ的に主人公が浮気性のように見えてしまう。それに加えて、全キャラルートに入りながらまた次の女の子、次の女の子と話が続いているので一人あたりの内容が非常に薄いうえに全く感情移入ができない。キャラそれぞれの良さがでておらず、見ていてモヤモヤする。
泣ける、との声が多いがそれ以前の問題。
あまりアニメはおすすめできない。

投稿 : 2015/06/17
閲覧 : 384
サンキュー:

0

ネタバレ

taketaketa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

まことがピークだった。

病弱の妹の話が好きだったが、全て奇跡で解決されてはそれまで感情移入してきたのが少しバカバカしい。

その重みがなくなってしまう。
一気に冷めるみたいな。


充分面白かったですが。

これに鬱展開、容赦ない展開は、
ef メモリーズ、efメロディーズを見たらいい。

投稿 : 2015/05/24
閲覧 : 260
サンキュー:

1

次の30件を表示

Kanon カノン[京都アニメーション版]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
Kanon カノン[京都アニメーション版]のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Kanon カノン[京都アニメーション版]のストーリー・あらすじ

静かに雪の降り積もる北の街。高校2年生の相沢祐一は、両親の都合で、7年前によく訪れていた北の街に住む叔母の家に居候する事になった。従姉妹の名雪とも7年ぶりの再会になる。名雪に街の案内をしてもらっていた祐一は、月宮あゆという少女と出会う。そして偶然知り合ったにも関わらず、追われているという彼女と一緒に逃げる羽目になってしまい…。(TVアニメ動画『Kanon カノン[京都アニメーション版]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年秋アニメ
制作会社
京都アニメーション
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/Kanon_%28%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%29#TV.E3.82.A2.E3....
主題歌
≪OP≫彩菜『Last regrets』≪ED≫彩菜『風の辿り着く場所』

声優・キャラクター

杉田智和、堀江由衣、國府田マリ子、田村ゆかり、佐藤朱、飯塚雅弓

スタッフ

原作:Key/ビジュアルアーツ、キャラクター原案:樋上いたる、 監督:石原立也、シリーズ構成・脚本:志茂文彦、キャラクターデザイン・総作画監督:池田和美、音楽:折戸伸治/麻枝准/OdiakeS

このアニメの類似作品

この頃(2006年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ