ナオ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
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Kanon カノン[京都アニメーション版]の感想・評価はどうでしたか?
ナオ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
おおかみ さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
白毛和牛 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
この作品に付いては2002年に放映された東映版よりも全体的に洗練されていて、
特に作画に付いては比較にならないほどレベルが上がりましたし、
尺も2クール有ったので各ヒロインのエピソードを余裕を持って描ける事が出来ましたね。
【評価】
90点・2A級
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
『kanon Blu-ray Disc BOX』(PCXE-60004)
で観たのですが、盤面に目視できるキズは全くないのに、第一話冒頭約15秒間の映像がスキップされてしまいます。何度再生させても必ず同じ現象が起こりました。
ほかのディスクでは、このような現象は起こりません。
私の買ったものだけが不良品だったのか、ある程度の割合で不良品が混在していたのか、プレーヤーの不具合なのか、未だにわかりません。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
さりげなく伏線があってよく作りこまれている。2000年代の作品とは思えない夕焼けや雪の描写、オルゴールのbgmも素晴らしい。
「夢のあと」
「冬の花火」
「約束」
「凍土高原」
鍵っ子の中では鍵作品トップレベルで評価されているはず。
key 作品の中で三番目、京アニ作品の中で二番目に好きな作品であり、十分傑作だと思う。
アキ さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
【物語の評価】
全体的によくまとまっています。泣けるところはしっかり泣けます。笑えるところはしっかり笑えます。しかし、ゲームと比べてしまうと一本にした分、若干の無理が生じてしまったかなという印象です。
【声優の評価】
皆さんとてもお上手でした。ゲームからさらにグレードアップしていたと思います。その演技にめちゃくちゃ泣かされました…美坂栞の声優さんは変わっていますが違和感なく見れました。
【キャラの評価】
key独特のクセのあるキャラクターですぐ覚えることができました。この作品では独特の口癖が多くありますが、そのおかげですぐに覚えられます。
【作画の評価】
京都アニメーションさんということで時代的にも高品質な部類に入ると思いますし、現在でも全然見劣りしないと思います。特に、19話のとあるシーンの作画がとても印象に残っています。
【音楽の評価】
原作の音楽をそのまま使うことありましたが、アレンジしたりとそのまま使わずにいろんな工夫をしていて飽きずに聞くことができたと思います。
【総評】
keyのデビュー作をアニメ化した本作ですが、原作の再現しつつアニメにしかできない演出、アニメオリジナルの部分も多々あり、飽きることなく見ることが出来ました。お勧めです!!!ゲームもお勧めです!!!!!!!!
kee さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作ゲームもプレイ済みです。
原作だとヒロイン一人ずつの話になっていますが、アニメ版だと全員の攻略みたいになってて主人公がホストっぽく感じてしまうことがありますが、よくこんなに綺麗にまとまった作品になったなと感動しました。
個人的に真琴パートがあまりに鬱で悲しすぎました。何回も繰り返しみていくたびに後の展開を考えるだけで苦しい作品になっています。
名雪パートは後半少ししかありませんが、名雪の気持ちを考えると本当に悲しくなります。多分一番報われないヒロインだと思います。
さすが泣きゲーの金字塔と言われるだけあって嬉し涙から悲し涙までどっちも流せるいい作品だと思いました。
奇跡は起きないから奇跡という、奇跡は起こせるものなんだよの二つのセリフがとても心に残っています。
bgmは原作通りプラスでアレンジなど本当に神bgmばかりです。絵柄が無理だという人もいますが、冬をもっと好きにさせてくれる、今すぐにでも北海道に行きたくなる作品です。
まずは10話くらいまで見ると引き込まれていきます。
ASKA さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作はkey作品で泣きゲーとも呼ばれる恋愛SLG「Kanon」。
東映アニメ版もありましたが、そちらは観ていません。
原作も未プレイです。
2006年だけど、京アニだから古さは感じません。ただ、ゲームの作中の設定で若干古いので、そこは時代を感じます。
作中のヒロインもどの娘も可愛くて、キャラが立ってますね。
「うぐぅ」「了承(1秒)「謎ジャム」「ファイト、だよ」等などの名セリフの数々も印象に残ります。
不思議と2021年の今観ても、色あせない名作です。
心底に来るアニメ切望 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
画の美しさに見惚れて気がついたら最後まで観ました。一言で言うと本当に切ない恋物語でした…。(特に一番印象に残ったエピソードは本当はキツネだった少女を巡る人間模様を描いた物語でした。本当にとても切なかったです…。)
画は流石に文句無しにトップクラスにとても良かったですが、それ以上にこの恋物語を見事な出来に昇華させた、恋愛プラス様々な愛(家族愛、親娘愛、姉妹愛、友情…。)を色濃く描いたストーリー展開と演出だったと思いました。それと原作ゲームブランドが主に主導して作り上げた主題歌とサントラも聴いていて、こちらも出来が良くこの恋物語と相性がとても良かったと感じました。
いろいろな事情があって実現はとても厳しいとは思いますが、またこの原作ゲームブランドと京アニのコンビの復活しての新しいアニメがやはり是非観たいです。昨年のこの原作ゲームブランドのアニメの出来を観て尚更強く感じます…。
ヒロト さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
きっさん9029 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
やまじい。 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「夢、夢を見ている…。毎日見ている終わりのない夢。」
少し幻想的なナレーションから始まる本作。7年ぶりにいとこの住む地へ住むことになった主人公祐一とその街で会うヒロイン達との物語。
「うぐぅ」や「あぅ〜」など面白い口癖を持った少女達とのやりとりを見ていると心が和みますね。
「いやこんな女の子絶対いないやろ」というツッコミは心の中にしまいましょう。
曖昧だった祐一の記憶が徐々に繋がっていく描写なども丁寧に書かれており、モヤモヤした感じはなかったと思います。
ただ・・悲劇の演出が不治の病だったり、事故だったり、Key作品の登場人物は不幸になりすぎじゃない?
YOSHiRoo-- さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「CLANNAD」や「リトルバスターズ」で有名なkeyの第一作。
keyとしてのの最初の作品ということもありやはり泣ける。またこのころは麻枝准に加え、まだ久弥直樹がkeyに所属していたため各ヒロインのシナリオも含めたシナリオ全体の完成度としては「CLANNAD」「リトルバスターズ」よりも高い様に感じた。
キャラデザについては好き嫌いが分かれそうなものであるが、作画そのものは京都アニメーション制作ということもあり綺麗なものになっていたと思う。
音楽も麻枝准、折戸伸治とkeyお馴染みのメンバーが手掛けており作品に入り込ませてくれる様な素晴らしいものになっている。
keyが好きな人はもちろん泣けるアニメが見たい人には楽しめる作品であると思う。
ちなみに東映アニメーション版もあるがこちらのがおすすめ。
kinnotsubu さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
なんじゃこりゃ。ご都合主義にもほどがある。
oxPGx85958 さんの感想・評価
1.8
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 1.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
アニメにハマるきっかけになったのが『響け!ユーフォニアム』だったので、京都アニメーション、石原立也監督つながりでKey三部作にも何度か挑戦したのですが、そのたびに挫折していました。このたび『Rewrite』の原作ゲームとアニメ版を消化した上で、『Kanon』に改めて手を出し、ようやく最後まで見通しました。
本作はその後の多くの作品に影響を与えた、一つのジャンルを確立した先駆的な作品である、とのこと。私にとっては自分から遠く離れたところにある生態系の話なので、その中で起こった進化の流れとかを論じるのは難しく、そのモチベーションもない、ということを改めて確認した次第です。
私はビジュアル・ノベル原作もののアニメをそんなに多く見ているわけではありませんが、見た作品すべてが、視聴者に「ゲーム原作ものであるがゆえの異物感」を棚上げすることを要求するような作りになっていたように感じます。美少女ゲーム特有の要素を、無理に映画的な話法に合わせることなく使ってしまう。開き直りと感じられますが、逆に言えば、作り手が自信をもって提示しているということなのかもしれません。
ビジュアル・ノベル原作ものアニメのニッチがほぼ消滅したと言っていいほど縮小した現在から見て、この開き直りこそが、このニッチの作品の歴史的意義ということになるかもしれません。本作での一つの例を挙げると、主人公の男の子が女の子を次から次へと取り替える浮気性に見えてしまいかねないのを、分岐のあるシナリオを一本の話につなげてしまったがゆえの問題として棚上げする、というようなこと。あるいは、音楽の使い方がシーンの流れにうまく乗っていないのは、ゲーム内で使われていたバックグラウンド・ミュージックをそのままアニメに使っているせいだ、として棚上げする。原作ゲームにあったセリフをそのままアニメに持ってきたせいで生じる不自然さに目をつぶる、などなど。
梨子友 さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
tomledoru さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
cnna さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
keyの作品と聞いて観てみました。
・ストーリー
非常に丁寧に進んでいくので、無理なく視聴出来ました。
日常回とそうでない回のギャップが上手く付けられていました。
伏線も無理のない程度に張ってきます。
・キャラクター
みんな個性的で良いと思います。
登場人物それぞれが何かしらの過去を抱えていて、それが感動に拍車をかけています。
・作画
いたる絵に慣れていない方は変に感じてしまうかもしれませんが、観ている内に好きになると思います。
背景がとても綺麗です。
・声優
特に不満点はありません。
ヒロイン達の声がハマっています。
・音楽
どのkey作品にも言える事ですが、音楽が素晴らし過ぎます。
感動物が好き・key作品が好きという方には絶対に観てほしい作品です。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
key三部作と呼ばれる作品の第1作目「kanon」です。まぁ、アニメ化はAIRの方が早かったですが。
AIRやCLANNADより知名度は低めの作品ですが、個人的にはCLANNADより泣けますね…個人的には真琴の話が一番好きだし、可愛いと思いますw
まぁでも、key作品のキャラの口癖は一番多い作品だと思います…(AIRの時にも書きましたが)合わない人は合わないかも…
この作品はアニメ版だけでも十分な作品なので、key作品入門にはぜひオススメです!
ウィラード さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
何でかと言うと死んで感動系では無いから
キー作品では 死までの過程を大事にするみたいなのがあって好きではなかったが
カノン自体は人が死なないで(実質)感動なのでそれが良かった
クラナドが人生って言われてるけど
どう見てもカノンの方が人生だろうって思ってしまった
後この年代で見てた奴なら分かるけど
主人公がキョンが突っ込んでるようで面白かった
ハルヒの続き見てるような感じで楽しんでた
カノン自体がテンポの良い感動話の連続でほんと飽きなかったな
クラナドは正直4クール使っておいてそこまで感動しなかったけど
エアーとカノンはほんと見てて楽しかったし、考えさせられたよ
まあ君 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ぺー さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
それは君のせいではなく自分のせいです。
一通りKeyの泣きゲー系列は踏破した感じ?
『CLANNAD』『AIR』ときて、締めはこちら『KANON』となります。
今回はあまり内容に触れません。
で、似てるんですよね。キャラデザ/音楽/シナリオ作る人一緒だし、こうして一通り観た後だと比較しながら総括したくなるところです。
一連の作品群は、
1.キャラデザインを不問にする
⇒俗称“いたる絵”。頭身低くして野球帽被せたらパワプロで使えそうな勢いです。
2.電波な女子を不問にする
⇒メインもサブもだいたいキツイです(当社比)。
3.リアリティには目を瞑る
⇒奇跡という名のご都合主義
こちらは少なくとも私の場合は、視聴する上で最低限のお作法でした。
そこまでして観る必要がないと判断すれば放置するか、どれか一つを手に取ってみて相性をはかってみる、が吉でしょう。
私はこれで3本目になりますので、そもそものところでは気に入ってはいるのです。
それで本作『KANON』です。
女の子につける名前ランキング2018年/30位。放送当時2006年/26位。となかなかの人気です。東映アニメーション版の2002年はデータがありません(明治安田生命版)。音の響きが素敵でリアル周囲での“かのん”ちゃん率けっこう高めです。え!?違う?
アニメの『KANON』は元ネタが“パッヘルベルのカノン”がモチーフということらしく、こちらは誰もが聴いたことある音の響きが素敵な楽曲だったり。
正式名称は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジークニ長調」の第1曲。カノン自体は、輪唱のように複数の同じメロディーをずらして演奏する技法、またはその様式の曲のことです。身近なところでいえば“カエルの歌”。
{netabare}作中では佐祐理曰く
「同じ旋律を何度も繰り返しながら少しずつ豊かに美しく和音が響きあうようになっていくんです。」
「そんな風に、一見違いのない毎日を送りながら、でも少しずつ変わっていけたらいいですよね。」
だそうです。(第14話){/netabare}
複数のメロディーを構成する人達は以下の通り。けっこう多いんですよね。
相沢祐一(CV杉田智和) 主役
月宮あゆ(CV堀江由衣) うぐぅ たいやき
水瀬名雪(CV国府田マリ子) 祐一のいとこ
川澄舞(CV田村ゆかり) 魔物討伐
美坂栞(CV小西寛子) 病弱
沢渡真琴(CV飯塚雅弓) あうーっ 肉まん
倉田佐祐理(CV川上とも子) 舞の親友。料理上手
水瀬秋子(CV皆口裕子) 名雪母
美坂香里(CV川澄綾子) 名雪親友
北川潤(CV関智一) ムードメイカー
天野美汐(CV坂本真綾) 不愛想
ギャルゲの宿命のようなもので、主人公祐一が女の子たちを単体撃破していくような体裁をとってます。標的はあゆ、舞、栞、真琴がコア。すでに3つのヴァイオリンの数を超えております。コアに準ずるサブとしては名雪が頭一つ出てますが、残りの女の子たちにも相応のエピソードを用意し全方向です。
欲張り過ぎちゃった気がしております。
尺は充分なので掘り下げが足りないことはなく、それこそ繰り返すメロディーが次第に美しい和音となって響いたかを注視してた私にとっては微妙でした。“名実ともにタイトル回収できたん?”についてイマイチだったということです。{netabare}例えば美汐は、真琴のエピソードが終ればお役御免でその後出てきません。{/netabare}
戦線拡げ過ぎちゃってにっちもさっちもいかなくなった大日本帝国のような印象を受けました。例えがアレですがね。
とはいえ泣きゲーの元祖とも言われた名作ゲームが元ネタです。やはり面白い部分は面白いのです。
季節は冬で舞台は北海道。『CLANNAD』が春、『AIR』が夏、と季節感を上手く取り入れたシナリオとそれを視覚に訴える作画で応えてくれた京アニの作画班。『KANON』においても同様です。
繰り返しですが、レビュー冒頭でのお作法をクリアすればヒット率は上がるでしょう。複数あるサブストーリー(個別エピソード)は良いお話がほとんどです。
ラストもハッピーエンドと言えるオチのつけ方をしてきましたし、サブストーリーのネタを集約しようと試みている節も確かにありました。このへんスタッフサイドの纏める苦労がしのばれるところです。
そうです。努力が垣間見えるのでした。
ゲームまで遡ればおよそ20年前の作品です。アニメとしては2002年の東映アニメーション版と先例のある歴史の古い作品です。
エヴァンゲリオンやハルヒなどその後の流れを作った名作同様、泣きゲーアニメ展開の始祖とされたのが本作。0から1を産み出そうとしたものです。その後、1から100を目指す作品が産まれその多くを目にしてきたな、というのが今なのです。
となると、それはクラシックカーを愛でる感覚に近い。スペックやユーザビリティは劣っていても当時の技術の粋を集めたものに憧憬を覚えるような感覚をこの作品からは受けました。後続の手垢のついた手法を考えなしになぞったようなものとは違うなにか。
よって自分はこの独自性を買い、評点に下駄を履かせときます。
戦線拡げたと文句を言うのは簡単ですが、同時にアメリカ、イギリス、ソ連、そして中華王朝に喧嘩を売るなんて芸当は到底できないことです(結局それかっ!?)。
個別展開が集約されてくるであろうリアル“カノン”な物語は他の作品で触れることにいたします。
■ちょい反省
“マンガ日本昔ばなし”のように捉えとけば良かったかも。
ガッツリファンタジーだけども示唆や教訓に富む各ルートの集合体。各々ばらけてても気にならなかったことでしょう。
■オマケ
パーティでの楽曲“ワルツ”はいい感じ。
別の作品で登場した{netabare}(『四月は君の嘘』で公生と凪が連弾した){/netabare}曲。聞き惚れてしまいました。
-----
視聴時期:2019年5月
2019.05.26 初稿
2019.11.27 追記
せい さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
切なくも最後は前向きな気持ちになれる作品でした。
作画の好き嫌いはあると思いますがストーリーは素晴らしいと感じました。
とおる さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アニメは初見、15年ぐらい前にPS2で一回プレイしたっきりだったのでストーリーは欠片も覚えてませんでした。
ご都合でも何でも、いい終わり方だったと思います。
名雪可愛いよ名雪
ささみジャーキー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
kawadev さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
プクミン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Keyの作品で2番目に見た作品でした。
ちなみに、AIR→Kanon→CLANNADの順で、当時はAIRが1作目だと思ってました。
幼い頃暮らしていた北国に数年ぶりに戻ったところから物語が始まる。
そして、次々に出て来るヒロインが抱えている問題を主人公が一緒に解決していく感じ。
元がPCゲームだからか、アニメで再現する為にヒロイン1人あたりに数話を割くのは分かりますが、それが長く感じました。
というか、これを見るきっかけとなったのが、本作品のメインヒロインである『月宮あゆ』というのがどういうキャラか気になったからでした。
で、感想はと問われると、当時は良かったんだと思いますが、今となると、「あー、こういう事ね」
みたいになり、完全に過去作という感じだと思います。
なので、今更特別オススメという感じは無いです。
ちなみに評価は、当時のものとして評価してます。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
いつもKey作品をはじめこの手の恋愛ゲームをアニメ化したものを見て思うのは主人公の男が「あまりにもおせっかいすぎる点」が気になります。
いかに相手が美少女と言えど、主人公が自分の労力と金、そして時には生命まで投げ打って数多いヒロインたちの悩み解決してあげたりを守ろうとしたりする点が極端すぎます。
これは、やはり「ゲーム」と「アニメ」の違いと言わざるやおえません。
そうゲームでは個々のヒロインのルートで物語が進むのです。
そして、そのヒロインとエンディングを迎えて、ゲームは最初に戻って今度は別のヒロインとのエンディングを目指すという繰り返しで完全制覇を目指します。
Kanonの場合は「あゆルート」とか「栞ルート」とか・・・
ですので、主人公が自分が恋愛感情を抱いた、ただの一人のヒロイン(女性)相手に必死になって命と手間をかけるのはまあ理解できます。
しかし、アニメの場合、別に「自分の恋愛相手でもない」数多いヒロインたち全員を一人の主人公が全て解決しようとするのが無理ありすぎます。
それも「ふとしたきっかけで、ちょっと知り合った程度」のヒロインを命をかけて守るだの、「学校を休んでつきっきりになる」とか「夜の学校での魔物退治を何時間も付き合う」とか、
そんな骨の折れる作業を全てほぼ同時進行で主人公一人が動きまわって解決しようとするわけで、その辺がかなり無理があると思います。
まだ、rewriteの方がヒロインたちが「オカルト部の同士」、リトルバスターズなら同一野球チームの同士ですので、ヒロインたち全員を気にかけるのは納得はしやすいですね。
あと、この作品、とても曲が良いんですよね。
EDの「風の辿り着く場所」はお気に入りです。
かがみ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「泣きゲー」の先駆けであるとともに「セカイ系」の萌芽ともなった作品。しばし「奇跡のバーゲンセール」などと揶揄されたりする本作ではあるが、その裏では、世界はそこまで悪くない、まだきっと人生捨てたものじゃないと、Kanonの紡ぐ奇跡に光明を見出した人も多かったのではないだろうか。
Kanon カノン[京都アニメーション版]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
Kanon カノン[京都アニメーション版]のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
静かに雪の降り積もる北の街。高校2年生の相沢祐一は、両親の都合で、7年前によく訪れていた北の街に住む叔母の家に居候する事になった。従姉妹の名雪とも7年ぶりの再会になる。名雪に街の案内をしてもらっていた祐一は、月宮あゆという少女と出会う。そして偶然知り合ったにも関わらず、追われているという彼女と一緒に逃げる羽目になってしまい…。(TVアニメ動画『Kanon カノン[京都アニメーション版]』のwikipedia・公式サイト等参照)
杉田智和、堀江由衣、國府田マリ子、田村ゆかり、佐藤朱、飯塚雅弓
原作:Key/ビジュアルアーツ、キャラクター原案:樋上いたる、 監督:石原立也、シリーズ構成・脚本:志茂文彦、キャラクターデザイン・総作画監督:池田和美、音楽:折戸伸治/麻枝准/OdiakeS
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ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
皇暦2010年8月10日、世界唯一の超大国神聖ブリタニア帝国は日本と地下資源サクラダイトを巡って対立し宣戦布告、日本に侵攻した。日本は占領され、ブリタニアによって「エリア11」と呼称される。日本人は「イレヴン」と蔑まれ、自由を奪われブリタニアの総督により支配された。ブリタニアは「ナイト...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべきノート・デスノート。 天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月(ヤガミ・ライト)がそれを拾った時から、すべては始まった。デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下して...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
日本の商社マン岡島緑郎は、東南アジアへ出張中に、海賊まがいの運び屋「ブラック・ラグーン」のメンバーに誘拐される。商社は機密保持の為、傭兵を使って人質の岡島ごと全てを殲滅する行動をとるが、岡島の機転で絶対絶命の危機を脱した。あっさりと会社に見捨てられた岡島は、名も立場も捨て、”ロ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
静かに雪の降り積もる北の街。高校2年生の相沢祐一は、両親の都合で、7年前によく訪れていた北の街に住む叔母の家に居候する事になった。従姉妹の名雪とも7年ぶりの再会になる。名雪に街の案内をしてもらっていた祐一は、月宮あゆという少女と出会う。そして偶然知り合ったにも関わらず、追われて...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
舞台は仮想19世紀、ヨーロッパ。悪性兵器AKUMA(アクマ)を用い、この世を終末へと導いていく千年伯爵の野望に立ち向い、世界救済の戦いを挑む宿命のエクソシスト、アレン・ウォーカーの活躍を描くダク・ファンタジー・アドベンチャー! (公式HPより引用)
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
運動も勉強も苦手で何事もすぐに諦めてしまう、うだつのあがらない少年・沢田綱吉(通称ツナ)の前に家庭教師として現れたのは、ヒットマンを名乗るリボーンという名の赤ん坊。 リボーンの目的はツナをイタリアンマフィア・ボンゴレファミリーのボスとして立派に育て上げるために教育する事。 打...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2006年11月25日
医療研究所が開発した他人と夢を共有できる画期的なテクノロジー“DCミニ”。だがそれが盗まれ、悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するように。一体、犯人の正体は? そして目的は何なのか?事件の解明に挑む美人セラピストの千葉敦子は、クライアントの夢の中へ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
舞台は、主人公・谷山麻衣が通う都内の高校。 旧校舎で心霊現象が発生し、渋谷サイキックリサーチという心霊現象の調査事務所が調査にやってくる。事故で助手に怪我を負わせ、高価な機材を壊してしまった麻衣は、弁償する代わりに所長・渋谷一也の助手の代理をすることになるのだが…。
ジャンル:OVA
放送時期:2006年11月29日
「ごきげんよう、お姉さま」大人気シリーズがOVAになって再び登場!! 2004年1月にTVシリーズファーストシーズン、7月にセカンドシーズンと続けてアニメ化され、大人気を博した「マリア様がみてる」がOVAで帰ってきた。 超お嬢さまたちが集う「リリアン女学園」を舞台に、姉妹(スール)たちが繰り広...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
高校1年生の白浜兼一は入学早々空手部に入部するが、そこで上級生のいじめに遭ってしまう。そんなある日、兼一は転校生の風林寺美羽と出会い…。