かさい さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
作画バンザイ!それだけでいい。
これが本来のアニメの形。動いてこそアニメーション。
総合:4.72/5
【物語】4.6
正直物語はどうでもいい。
シリーズ全体を通しても意味不明だし。このアニメはこれで評価してはいけない。
【構成】4.7
一話構成良かった。特に前後編分かれてる回はうまく焦らしてくる感じが結構たまらない。しかし、終盤になるにつれてパターンがテンプレ化してきた感じも否めない。各一話の構成は非常に良かった。最後の盛り上がりは素晴らしかった。
【作画】4.95
夏目監督。福士さんプロデュース。
この二人の力が大きいとキャラデザ総作監の久保田さん。
作画で見せるアニメだった。
各回とても物量、熱量がある作画を見れたし、スタッフの拘りも凄かった。現場のいいアニメにしようという雰囲気が視聴者にも伝わってくるようだった。
安定したアクション作画、テロ力。コマ送りのやりがいがある素晴らしい作画の数々。
特に最終話Aパートは誰もが納得の回だったのではないだろうか。話によるとノンクレで中村さんも参加されてたとか。作画勉強にもなった。
アニメの作画スタイルは制作会社や環境によって変わってくるけど、この作品のスタイルは、海外グロス回だけど見所はしっかり自社で抑えるというスタイル。他のアニメでやるとそれなりの見所が要求されるが、この作品ではそれでもう満足。他はどうでもよくなる。
【美術】4.75
美術レベルも高かった。
粉砕された建物や瓦礫、街の全体図等、カロリー高めな背景は多かったと思うし、結構リアルで綺麗な背景だったと思う。ぶっ壊れ感も良かった。
【声優】4.75
キャスティングに関しては主人公以外は無難に固めてきたなと。皆あってるし個性豊かなのでいいキャラになってた。ただ、主人公の古川さんに関しては賛否両論な模様。自分的にも演技はそこまで上手くはないのかなと。ただ、ハマっていたとは思う。
【音楽】4.7
普通に良かったですね。
燃える感じ。
【演出】4.7
このアニメの演出と言われても作画が全て語ってるというか、そこから演出は読み取りにくい。難しいけどとりあえず4.7。
【op&ed】4.75
opも熱い。そして溢れ出す作画アニメ感。opの時点でかなりカッコいい作画。なるほど、本編でもこれ以上を期待していいのだなと。その期待を裏切らない形でした。
edはあえてレトロチックなかんじ。安心感ありました。
【世界観】4.6
世界観は正直メチャクチャ。
突っ込みどころ満載だし展開もおかしい点は沢山ある。設定もよく分からない。しかしそれも些細さ事だった。設定を大雑把にすることによって、頭を空にして。より一層アニメに集中できたとも言える。
【キャラ】4.7
基本ザコやモブが面白い。勿論先生も面白いし、キャラ間のかけひきも笑えたりもする。ギャグは基本的に面白かった。カッコいいキャラや可愛いキャラ、個性的なキャラとキャラも沢山出てきたし、キャスティングもそれなりにいい人。濃いキャラ多かった。
キャラに深い設定や掘り下げ要素がなかったため、感情移入などはかなり難しいアニメだとは思うけど、実際第三者視点でキャラ達の行動を見て楽しめれば十分だと思う。ある意味、軽い設定がこのアニメには合っているのだろうと思ったり。