fuzzy さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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ゲド戦記の感想・評価はどうでしたか?
fuzzy さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タイラーオースティン さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:----
「命の大切さ」をテーマに掲げているように感じたが、一切心に訴えてくるものがなく、全くと言っていいほど共感を得ることはできなかった。今の時代に必要なテーマで、本作を観る子ども達にも考えてもらいたいものだけに残念だ。
ジブリの映画は好きな作品も、嫌いな作品もあるけど、これまでは独特の世界観、スケールの大きさなどにはどの作品にも驚嘆せざるを得なかった。
しかし、本作のスケールの小ささにはただただ呆れるばかりだ。4~5人程度の何を考えているか分からないキャラクター同士が、何か小さくてつまらないことに悩んだり、ただの私怨で争っているようにしかみえない。
この映画を観て、後からどんなストーリーだったっけ?と思い出そうとしても、思い出せないような映画では致命的な欠陥だ。こんな映画を世に出すようでは、「世界がおかしくなっている」のではなく、「ジブリの均衡がおかしくなっている」のではないか。
あまりこの監督さんのことはよく分からないので批判すべきではないけど、世に多くの才能豊かなクリエイターがいるにも関わらず、偉大な父親の息子だからという理由だけで映画作りが任されてよいはずがない。とにかく本作をみて映画の内容よりも話題性だけで集客しようとするジブリの方針に対して不信感を抱いた。「大切なものは何か」というようなセリフもあったかと思うが、映画にとって「大切なもの」を本気で考えて欲しい。この映画は、本作の失敗だけではなく偉大な父の過去の作品やジブリ自体までも本当に殺してしまう作品だ。宮崎監督が息子の起用に反対したのもなんとなく分かる気がする。
映画のストーリーもさることながら、アニメ作品の肝心の「絵」の粗さも目立つ。水しぶきを浴びても水が感じられない絵、たまに動いているけど雲も基本的に動くことなくただそこにあるだけ、あらゆるところでスピード感も何も感じられない。そして喜怒哀楽の4種類くらいの単調な表情。
最初は観客が気にもしないディテールにこだわる昨今のアニメ作りに対する反抗かと思ったけど、最後には度を越えた手抜き作品としかみえなかった。
手嶌葵も歌こそは良かったが、基本的に棒読みで聞くに耐えない。作品の傷口に一層塩を塗りこむ起用で不可解としかいいようがない。
meimei さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
当時映画館で観ました。評価低いようですが個人的には面白かった。原作を知ってる人の映画の評価は低いようですが原作はもっと面白いという事ですね。読みたくなりました。
映画を見ただけでは登場人物の目的やキャラ付けが不明瞭なのは確かですね、イマイチ何をしたかったのかわからなかった。
nyaro さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
以前見て、面白い面白くないと言う前に、何が言いたい映画なんだろう?と悩んだことを思い出します。そして、再び見ましたけど、昔より混乱しています。
一番初めのシーンで嵐を鎮めるのに、名前が思い出せないというモブの魔法師らしき人物のセリフがあるので、名前がテーマなんだろうなあというのは分かります。伏線も無くはないです。
国がおかしくなっている、つまり人の在り方によって自然が狂いだしているような世界観も現代のアナロジーでしょう。魔法やまじないが金にならない、役に立たなくなってきているという部分は読み取れます。つまり、古き良き人と自然とのあり方が狂ってきた=魔法の衰退と関連があるということでしょう。
となった時に、王を主人公が刺した意味ですが、現在を肯定して自然破壊を進める政権を、何か魔術とかドラゴンとかと関連ありそうな主人公が打倒する話?に見えなくはないです。
が、王はどうやら人望は厚いし、善政を行っているようです。過去の物語も蔑ろにしている様子はないく、年寄を頼りにしています。これって結局なんだったんでしたっけ?
あるいは不死の問題もありましたけど…ここは呪術的なものが力があるんだ?ダークサイド?という感じで話がよれています。
で、テルーですねえ。彼女は何者?ドラゴン関係者?というか登場人物全員がそうですけど、キャラの背景が見えなさすぎて、ポカーンとなってしまいます。設定や過去全体を見せる必要はありませんが、あまりに裏付けがないキャラになってしまってます。
名前が重要なのも伏線になっていた感じですけど…うーん。アイデンティティの問題とかどこかでテーマがあったでしょうか?一応光と影に分裂して云々はありますが、肝心のその部分に読み取るべき何かが何もない気がします。
とまあ、テーマもそうですけど描きたい世界観が読み取れませんでした。
ではエンタメとして面白いか?どうでしょう?ワクワクとかドキドキがありましたか?コメディや涙はあったでしょうか?ほのぼのした、物悲しい…作品を貫く雰囲気は作れていましたでしょうか?エロは?萌えは?カッコイイクリーチャーやメカは?冒険譚としての世界の広がりは?
そして、結局何が達成できたのでしょう?世界がおかしくなっていたのは防げたのでしょうか?シリーズものにする気だった?それこそジブリの映画ではありえないですよね?
特に作画が優れている訳でもないし。ジブリだから当たり前ですが、ジブリ演出・ジブリセリフ・ジブリキャラデザ。クロトワを良く恥ずかしげもなくだしましたねえ。宮崎駿アニメ水準なら、それがブランドだろうということで何もいいませんが、全部が宮崎駿の脚本・コンテに劣っているので、逆に期待を裏切られた感覚が強くなります。
悪い事をあげつらえばキリがないですが、やはり、この映画で最悪なのはキャラが描けていないことでしょう。背景・過去・性格が全然わからないし浮かび上がってきません。なので感情移入もできないし、なぜそう言う言動をするのかが分かりません。わずか2時間の映画です。初めの10分あるいは4分の1が勝負です。そこでどれだけキャラに没入させられるかが、手腕ということになるのでしょう。
ということで、以前はアニメの見方が分からなくて低評価だったのかなあと思い、再度確認しましたが、以前に増して低い評価かなあ。
確かNHKのドキュメントで、この映画の試写で宮崎駿が離席するシーンを見たことがありますが、さもありなん、ですね。
親と比べてというレベルではなく、普通に全く面白くない映画でした。それがジブリブランドなだけに余計際立ちました。
もちろん監督・脚本を引き受けたからには本人の責任ですけど、親の名前とジブリという怪物にやられた被害者かなあ…と少し思ってしまいます。
一応点数は残しますが、音楽と作画は評価してない3です。キャラとストーリーが付いてこなければ意味がないので。声優はキャラのひどさの調整で本当は1にしたいくらいですが、さすがに声優さんに罪はないので。
かつくん さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
サウンドトラックとしては素晴らしい
長いMVだと思って観てると寝てしまう
それぐらい背景や風景と音楽は素晴らしい
それ以外は褒めるところを探すのが難しい
蒼い✨️ さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
栞織 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ちあき さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ジブリ作品の中では珍しく不発。
監督が主張したいとこだけ前に出て、ストーリーの展開が疎かになっているように感じました。
歌は好きですよ。
lostmemory さんの感想・評価
1.8
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 1.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
世界的に有名な作品であり、作者もジブリでの映画化を大変喜んだが…
実はこの作品、これほど有名でありながら実写含めて映像化されたのは
この作品のみである。何故かは原作を読めば分かる。映像化の非常に
難しい作品だからだ。さすがのジブリもこれは無理だった。結果として
原作者から全くの別物と失格の烙印を押されてしまった時点で評価に
値しない。息子が監督だったからとかはたぶん関係ない。駿御大が
監督してたとしても良い作品にはならなかっただろう。それくらい原作
が小説でこそ楽しめる作品なのだ。
この大作を映像化、しかもアニメという時点で無理があった。
原作に史実に映像化してなんとかなるかもしれないレベルなのに
原作をアレンジした段階でアウト。特にテルーのアレンジが一番
駄目だった。ジブリ作品にヒロインは定番だが、この作品だけは
違うのだ。
そもそも原作ではテルーと会った際は既にゲドは壮年であり
テルーは5歳くらいなので年齢が離れすぎている。本来のヒロインは
実はテナーの方。
作者は既に鬼籍に入っているのでやり直しも出来ないし
他のところが映像化することも、もう二度と無いだろう。
でもそれでいい。この作品は映像化出来る作品では無いのだ。
興味を持った人はぜひ素晴らしい出来の原作本を読んで欲しい。
tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
waon.n さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ものすごく贅沢な作品です。
ここまで美しい背景をふんだんに採用し、行き交う人々は活発に活動する。
いや、でもね。私は別に背景を見にいったんじゃない。
じゃあ、何を期待して劇場に足を運んだのだろう?
ジブリに求めているのは、ファンタジーとしての面白さ、アニメーションの凄さ、緻密な描写、そこに生きる人々の生活を見て、現実では感じる事が難しいテーマを作品の中に溶け込ませる物語をきたいして観に行っている。
これはナウシカを改めて見た事で気付かされた。
実はこれは望み過ぎで大半のアニメや映画では全てが満たされることは本当に少ない。
だから、ある程度覚悟してはいるけれど、ジブリはこの期待に応えてくれるとどうしても期待して観てしまう。積み重ねてきたものの重さを感じる。
ゲド戦記に欠けているもの(ここでは敢えて厳しく)それは、ファンタジーの面白さ、そこで生きる人々の生活(つまり世界観)を物語る緻密な描写、物語としての面白さ(構成、脚本)。
正直ものたりなかった。
この作品のファンタジー要素は魔法と竜。魔法を使う必要性とドラゴンである必要性が語られていない。もちろん、設定として竜と人はかつて一緒だった。みたいな事を話していたから突破ではない。
けれど、それとドラゴンである意味はリンクしない。分からない人は『ダイの大冒険』を見直して。
何より失敗だと感じるのが、テーマ性が物語になっているところ。陳腐に映る。
物語にテーマ性があるのは大事なんだけど、これは実は副産物的であるべきだよ。
こういう物語の作品を作りたい、書きたい、描きたい、撮りたい、その通りにできた時に作り手の思いが、テーマになっている。
この作品を観るとそこが逆になっている。原作ありのものを扱う際にはここが難しい。0から作るよりは簡単なのかもしれないけど、残念ながら上手くいっているようには感じなかった。
最初の20分はかなり引き込まれた、絵と動きがやっぱり素晴らしいんだよね。
これを観ただけでもお値段以上ではあるから満足。
ジブリを観たと思わなければ、充分かもね。
背景は本当に美しいから!
気付いたけれど、どの作品でもこれ書いてる気がするんだよなぁ。
fu+i さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
途中までのストーリーはとても良かったが、最後の戦いのところがなんか物足りないというか、んー。という感じだった。
anime さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
oneandonly さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
世界観:4
ストーリー:3
リアリティ:5
キャラクター:4
情感:3
合計:19
原作のゲド戦記は昔から好きな児童文学です。
最初は幻想的な暗闇が舞台となる2巻が好きでしたが、自分と向き合うようになった頃に1巻が好きになり、社会人になってから見直したら3巻が好きになりました(あまり話さない印象のゲドが喋る喋る)。何度読み返しても、新たな発見のある物語で、そういう創作物があることを強く印象付けられた思い出の作品です。
という結構なゲド戦記ファンなので、このタイトルを付けられた上では評価が厳しくなってしまっているかもしれません。
「人は自分の行きつくところをできるものなら知りたいと思う。だが、一度は振り返り、向きなおって、源までさかのぼり、そこを自分の中にとりこまなくては、人は自分の行きつくところを知ることはできんのじゃ。川にもてあそばれ、その流れにたゆとう棒切れになりたくなかったら、人は自ら川にならねばならぬ。」(byオジオン師匠)
言葉だけを見るとちょっと説教臭いところもあったりしますが、これは1巻のゲドの行動を通してその意味が描かれているので、後で読んで深さを理解できるのです。
{netabare}が、映画版は原作のどこのストーリーを描くでもなく(一応、3巻部分をメインにしていますが、5巻まで含まれています)、アレンが父親を殺すという原作には全くない所から始まり、「真の名」や「均衡」などの概念を言葉だけで語らせ、最後にはラスボスを倒してグッドエンディングみたいな。
ジブリなので作画は綺麗ですし、テルーの歌がはまっていますので原作を知らない方はあるいは気に入るかもしれませんが、アレンの父親殺しやテルーが竜になること等にも説明がなく、表現が足りないという問題があり、その上で原作が非常に大事にしている(本当の意味での)均衡の世界観が欠落しています。
{/netabare}これはゲド戦記ではない何かですので、原作を読まれることを強くおすすめします。
<2019.1追記>
家の本棚から久しぶりにゲド戦記を取り出してみると、ページの外側にいつの間にか年季が入った日焼け色がついてしまっていました。
この映画は3巻が舞台との設定だったはずですが、3巻の終わり、{netabare}黄泉の国でのクモとの戦い、魔法の力を使い果たして岩の扉を閉じたゲドをアレンが庇いながら帰還し、最古参の竜カレシンの背に乗ってロークに戻る{/netabare}シーンを読み直し、死と対峙することの重さ、躍動とリアリティに満ちた、これらのシーンが原作通りに描かれなかったことの無念を感じました。
落ち着いた時に、原作をまた読むとします。
てんてん さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ストックトン さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
面白いとは思うけど、話の軸が
今一つ掴みきれなかった。
曲は妙に頭に残ってた。
こっとん さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
期待もあっただけに、終始肩透かしでした。
ゆい さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
初めて1人映画行ったときにゲド戦記をみました。
つまらなくて退屈で、映画おわったあとテンションがた落ちになりました。
よりによって一人映画でこれって、、、
Dkn さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
つかない 線香花火 みたい♪
綺麗だけれど パチパチと小さくはぜるだけ
後に残る余韻“テルーの唄”はいいもの
でもそもそも つかなかった
高い金を使い 世界的に有名な原作を扱い
息子まで引きずり出し ブランドに泥を塗る
鈴木 てめえ 敏夫 このやろう
原作、家にあるけれど、
全然違うし良さを1%も引き出せてねえ・・
あやまッテ!!
原作者と、劇場で無駄金払った私に
はやくあやまッテ!!
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ジブリの中でも、ゲームとかラノベに近い(共通認識)ファンタジーな感じ
なのでそういうの好きなら通じるかも?
Progress さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ヒロウミ さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
いつもする前書きは・・・思い付かない作品です。って物語。
トトロやナウシカをテレビで放映される度視聴し、VHSテープが擦りきれるまで見ていたジブリ作品。
ハウルの動く城以降少しずつ興味が薄れ崖の上のポニョが記憶にある最後の作品。アリエッティ以降は見てないか見てても覚えていない作品。言いたいことは好きなんですよ!ジブリ!未だに昔の作品がテレビで放映されると見ちゃいますしね。
昔から変わらない水彩画のような背景の美しさ。最近似たような描写のアニメがテレビでもあったが私にとっては別格ですね。そしてその世界の美しさは深夜アニメの劇場版とは一線を画す。まぁ金のかけ方が違うだろうが。
アニメーションでありながら硬いものは硬く柔らかいものは柔らかく動く絵。独特で違和感のある雨に濡れた際の妙な光の反射は嫌いな表現なんですけど。大量の動く無名キャラクターも相変わらず多いですね。
砂漠の砂は意外と砂煙って起きないんですよね。その程度の重さのものは風で飛ばされてるんで。ただ、リアルなだけにスピード感や迫力に欠けるこの作品はファンタジーとは言い難くなる。
音楽も相変わらず素晴らしい。絵の描写に更に深みを増す劇中音楽は深く広く温かい。SEと言う安っぽい表現は無く、都度絵に合わせた効果音。生音で観れば明らかに違う丁寧な作りですよね。まぁ安っぽい音が溢れた昨今のアニメにそこまで音に拘ってる人は少ないのだろうから「だからどうした?」って感じだろうけど。
機械が作る均等には追い付けない。しかしながら美しい絵と音の味は今どき流行らない「職人の作り」なのかもしれない。そういったものが何故廃るのか?単純に「飽き」でしょう。昔の作品にあったワクワクする世界は最近の作品では全く感じない。キャラクターも目新しさが無く、既視感しかないのにどう感情移入する。ジブリの声優は下手な人が多かったのだが世界観にピッタリ嵌合していたからこそ作品として昇華していた。しかし「飽き」しか無い作品だと下手さが際立つだけで倍賞シスターズの死にかけた声はもうキツイ。
繰り返しますがアニメの知識は皆無ですがジブリ作品大好きです。単純に世界とキャラクターに魅了されます。残念ながら最近の作品には昔見たワクワクが無い物に溢れた今のジブリはジブリオタクのための玩具でしか無くなってしまった。
原作何それ?美味しいの?って人間にとっては今も昔も変わらない絵と音の味があるならわざわざ映画の尺に合わない原作もってくるなよ!そう思った作品でした。
みかん姫 さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 1.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ひたすら眠かった。
何を伝えたいのかわからない。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
その一言につきますね。
----------------------------
二回目視たら少しだけ、評価アップしました。
ヒロインのテルーが割と個性的で魅力的ですね。
彼女は本来は醜いであろう顔の火傷が個性です。
そのため、性格も最初は屈折してました。
あと、彼女が縛られを自らの力で解くのは未来少年コナンを彷彿とさせました。
担当声優は棒でしたが、これもジブリの個性です。
剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
[文量→大盛り・内容→雑談系]
【総括】
ストーリー1、歌が5で、合わせて3です(笑) 意外と酷評ではないです。だって、ゲド戦記以外の角度からのレビューですもん(笑)
今回は、ゲド戦記のテーマソング「テルーの歌」の詩の解釈をメインにします。
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
結論→テルーの歌は、萩原朔太郎のこころのパクりとは言えないのではないか。というレビューです。
この「テルーの歌」ですが、ネット等でも話題になりましたが、(100年程前に活躍した詩人)萩原朔太郎の「こころ」が元ネタになっています(監督&作詞の宮崎吾朗さんも公式に認めてますね)。
ゲド戦記公開当時は大学生で、たまたまゼミで朔太郎をやっていたので、これでレポート書いた記憶があるので、載せてみます(笑)
※ここからは、テルーの歌を「」で、朔太郎のこころを『』で書きます。
テルーの歌もこころも、ともに3つの連から成る詩です。テルーの歌の第1連の「夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる鷹」は、雲の上、というのがミソです。つまり、地上の人々からは見えないということ。「音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼 休めることはできなくて」……だって、休むと落ちちゃうもんね(笑) この部分は、こころの第2連『こころはまた夕闇の園生のふきあげ』に対応しています。夕方の公園の噴水って、(昼間は子供達に人気だったのに)回りに誰もいなくなって、それでも休むことなく水を吐き出し続けています。吾朗さんは、その噴水の様子を鷹に置き換えた訳ですね。と、いうことで、第1連のテーマは両作とも「孤高」だと思います。
テルーの歌第2連の「雨のそぼ降る岩陰にいつも小さく咲いている花」は、こころの第1連『こころはあぢさゐの花』に、対応しています。朔太郎は、アジサイという、寂しげで多彩な花で、こころの移ろいやすさや儚さを表現しています。が、テルーの歌ではそのような主題は排され、「愛でてくれる手もない」と、やはり「孤高」を表現するにとどめています。
第3連は、詩的には、テルーの歌で一番上手いところだと思ってます。「人影絶えた野の道を 私と共に歩んでる」は、「人影絶えた」「私と共に」と思いっきり矛盾した表現です。この矛盾を解消できる答えは、「私の影」ということになります。
映画ゲド戦記は、小説ゲド戦記シリーズの第3巻を元ネタにしていますが、小説ゲド戦記の第1巻は、「影との戦い」というタイトルです。さらに、テルーの歌では「あなたもきっと寂しかろう」と続けています。「も」ですから、私と私の影は対等の価値をもっていると考えられ、つまり、「影の受容」です。これは、ゲド戦記の大きなテーマですね。
こころの第3連は、『こころはまた二人の旅人』と、はっきり二人と書いてます。そして『されどみちづれの絶えて物言ふことなければ わがこころはいつも かくさびしきなり』から、『出会ったがゆえの別れ』『幸せを知ったからこそ感じる不幸せ』などがテーマになり、テルーの歌とは大分違います。なので、ここの部分は、作詞した宮崎吾朗さんのアレンジの上手さが光っていると言えますね。
総じて、テルーの歌は、こころ→孤高 という主題が強く、朔太郎は、こころ→多彩で感傷的なもの という 主題が強いです。
私は、テルーの歌は、こころのパクりとは言えないと思っています。主題が全く違うので。確かに下敷きにはしているのでしょうが、両方の詩をしっかり読解せず、字面だけ見てパクりというのは、ちょっと、吾朗さん、可哀想^_^; そもそも、ジブリ自体が、完全オリジナルは少ないわけですし。
以上。書きながら、あにこれのレビューか? と、自分でも思いましたm(__)m 吾朗さん、頑張れ♪
{/netabare}
筒井筒 さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
DVDで鑑賞。
最低と評判で覚悟して見ましたが、
個人的に好きになりました。
声優もほぼ気になりません。
菅原さんは最高ですね。
ただゲド戦記ではないです。
シュナの旅ならかなり好評だったのに、
お父さん(宮崎さん)がNGだったかな?
どうしてもこの時期のジブリには期待されている背景があったので
酷評はやむを得ないでしょう。
残念なのはちゃんと映画館で見ていれば、という後悔くらいですね。
評判など気にせず、
気になった映画は見に行くべきですね。
ぽちきんぐ さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.5
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
狗が身 さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 2.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ゲド戦記のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
ゲド戦記のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。
(シネマトゥデイより引用)(アニメ映画『ゲド戦記』のwikipedia・公式サイト等参照)
岡田准一、手嶌葵、田中裕子、香川照之、風吹ジュン、内藤剛志、倍賞美津子、夏川結衣、小林薫、菅原文太
原作:アーシュラ・K.ル=グヴィン『ゲド戦記』(清水真砂子訳・岩波書店刊)、原案:宮崎駿『シュナの旅』(徳間書店刊)、 監督:宮崎吾朗、脚本:宮崎吾朗/丹羽圭子、音楽:寺嶋民哉、プロデューサー:鈴木敏夫、作画演出:山下明彦、作画監督:稲村武志、美術監督:武重洋二、色彩設計:保田道世、デジタル作画監督:片塰満則、映像演出:奥井敦、録音演出:若林和弘、整音:高木創、整音監修:井上秀司、効果:笠松広司、製作担当:奥田誠治、福山亮一、藤巻直哉
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2011年7月16日
船が遭難し、行方不明となった船乗りの父と、仕事のためにアメリカに渡ったカメラマンの母を持つ小松崎海は、母の留守中、小松崎家を懸命に切り盛りしていた。そのころ、海たちが通う港南学園では、新聞部部長の風間俊と生徒会長の水沼が起こす騒動によって、生徒と教師が翻弄されていた。突如とし...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年夏アニメ
時は仮想19世紀末。悲劇を嘆く弱い心によって呼び出された魂を、魔導式ボディに閉じ込めることで作られるAKUMAは、殺戮を繰り返すだけの殺人兵器となり、さらなる恐怖と悲劇を生み続けることで進化していく。AKUMAを製造するのは、世界の終焉を目論む千年伯爵率いる「ノアの一族」。そのAKUMAを破壊...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年7月1日
「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌による新作アニメーション映画。 イギリスの女流作家メアリー・スチュアートによる1971年の児童文学「The Little Broomstick」を原作に、11歳の平凡な少女メアリの奇想天外な冒険を描き出す。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1997年7月12日
エミシの隠れ里に住む少年アシタカは、村を襲った「タタリガミ」に呪いをかけられる。ただ死を待つより、己の運命を「曇りなき眼」で見定めるため、はるか西方の地を目指して旅立つ。そこでアシタカが見たものは、森を切り拓いて鉄を作るタタラの民とその長エボシ、森を守る山犬一族、そして山犬と...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2002年7月20日
何となく日常を過ごす、ごく普通の女子高生・吉岡ハルは、ある日、車に轢かれそうになった猫を助ける。助けられた後、その猫は日本語で礼を述べ、二足歩行で歩き去る。実は、彼は猫の国の王子・ルーンだった。 次の日、猫の国から、王子の命を救ったお礼の品が届けられるが、猫じゃらし、マタタ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1995年7月15日
劇場版アニメ『耳をすませば』と同時上映で公開された短編アニメで、同映画の制作スタッフだった宮崎駿が監督を務めた。内容は、人気アーティストであるCHAGE and ASUKAの、アニメ映像を用いたプロモーションフィルムである。 汚染が進み、地表に人間が住むことは叶わなくなった未来の地球。カル...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
舞台は仮想19世紀、ヨーロッパ。悪性兵器AKUMA(アクマ)を用い、この世を終末へと導いていく千年伯爵の野望に立ち向い、世界救済の戦いを挑む宿命のエクソシスト、アレン・ウォーカーの活躍を描くダク・ファンタジー・アドベンチャー! (公式HPより引用)
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2011年5月7日
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。誰かの心がそのまま音になったような唄を、忘れられずにいた少女アスナに訪れたひとつの出会い。お気に入りの高台に向かう途中、異様なケモノに襲われたアスナはシュンという少年に助けられる。アガルタという遠い場所から、どうしても会...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1989年7月29日
魔女の娘は13歳になると家を出て、よその町で一年修行するという掟があった。13歳になった魔女の娘・キキは、掟にならい黒猫・ジジと共に港町・コリコに降り立った。パン屋の女主人に気に入られ、店先を借りて宅急便を開業することにしたキキ。そこには新しい生活と喜び、失敗と挫折、人力飛行機に...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1995年7月15日
読書好きの中学3年の月島雫は、父の勤める図書館へよく通うが、自分の読む本を全て先に借りて読んでいる「天沢聖司」の名前に気がつく。その天沢聖司が同級生だと知るのに時間はかからなかったが、天沢聖司のことが何かと気になる雫。 ある日、図書館への道で変な猫を見つけ、その猫を追いかける。...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2006年7月15日
東京の下町にある高校に通う女子高生・紺野真琴は、ある日踏切事故にあったのをきっかけに、時間を過去に遡ってやり直せるタイムリープ(時間跳躍)能力に目覚めてしまう。最初は戸惑いつつも、遅刻を回避したり、テスト問題を事前に知って満点を取ったりと、奔放に自分の能力を使う真琴。そんなあ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年夏アニメ
平凡な高校生・平賀才人はある日突然、異世界ハルケギニアに召喚されてしまう。彼をこの世界に召喚したのは、トリステイン魔法学院の生徒でありながら魔法の才能がまるで無い「ゼロのルイズ」こと、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだった。失敗とはいえ、召喚の儀式によ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年夏アニメ
大学を中退して4年目の佐藤達広は、ひきこもりとなっていた。佐藤は、自分が大学を辞め、無職でひきこもりであることなど全てが、謎の巨大組織の陰謀であると妄想する。その組織の名はNHK(日本ひきこもり協会)。そんな折、中原岬と名乗る謎の美少女が佐藤の前に現れる。佐藤をひきこもりから脱却...
ジャンル:OVA
放送時期:2006年9月1日
「個別の11人事件」後、草薙素子が公安9課を去って2年経った2034年。草薙が失踪したことにより組織の変革を余儀なくされた9課は、課員を大幅に増やし、捜査活動やその方針にも変化が見られる。そんな中、シアク共和国残党の特殊工作員によるテロ計画が判明。実質的リーダーとなったトグサ率いる9課...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年夏アニメ
美大生・竹本祐太はアパートの同僚で先輩の森田忍や真山巧らに囲まれ、日々大学生活を楽しんでいた。ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から花本の親戚の花本はぐみを紹介される。人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。そして、変...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2006年7月15日
大人気TVアニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版シリーズ18作目。ゲスト声優には安達祐実。ある日パトロール中のアンパンマンは、かわいい人形ドーリィを見つける。その夜、アンパンマンと同じように“いのちの星"から命をもらったドーリィ。大喜びの彼女は、街に出てワガママし放題でみんな...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年夏アニメ
彼はその時 まだたったの15歳で そして今 まだほんの16歳で 支えなければならない現実は いつも彼の体より 大きい ― 胸に期待をふくらませ、友達をいっぱい作ろうとしていた七美の高校生活が始まった。だけど女の子たちは、クラスの3分の2が一度は好きになるという、矢野という男の子の話題...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2006年7月8日
三谷亘(ミタニワタル)は小学5年生。どこにでもいるような、普通の少年だった。ある日、幽霊が出ると噂される"幽霊ビル"で、要御扉(かなめのみとびら)に出会う。そこを潜り抜けると、亘たちが住んでいる現世(うつしよ)とは違う不思議な世界・幻界(ヴィジョン)が広がっていた。数日後、夜中に...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年夏アニメ
古今東西のネタを盛り込んだ、めくるめくギャグマンガ第2弾。大人気の松尾芭蕉など偉人伝モノはもちろん、ペットから宇宙人まで、ジャンルを選ばぬヘンテコワールドが、さらに進化して、あなたの五感を揉みほぐす!!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年夏アニメ
「月刊サンデーGX」にて連載、かずといずみの癒し系コミック『貧乏姉妹物語』のテレビアニメシリーズ。父はギャンブルで借金を作って蒸発、母とは死別。そんな困難の中、まだ中学生と小学生のふたりっきりの姉妹“きょう”と“あす”が織り成す様々な出来事や日常を、季節を追って描いたハートフル・ス...