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「NHKにようこそ!/N・H・Kにようこそ!(TVアニメ動画)」

総合得点
80.7
感想・評価
1545
棚に入れた
7925
ランキング
449
★★★★☆ 3.8 (1545)
物語
4.0
作画
3.5
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.0

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NHKにようこそ!/N・H・Kにようこそ!の感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

僕らの青春を 大げさに言うのならば<改稿>

[NHKにようこそ!]

大学を中退して4年間ひきこもっている主人公:佐藤達広。彼はひきこもりであることが、謎の巨大組織NHK(日本ひきこもり協会)の陰謀だと妄想していた。そんな彼のもとに中原岬という女が現れ、佐藤をひきこもりから脱却すべく、岬のカウンセリングが始まる。

原作未読。
ひきこもっている佐藤君を救う為に、カウンセリングが始まっていくのですが、彼は自分はひきこもりではない事を証明する為に色々やらかしてしまうw隣に住む高校時代の後輩:山崎と一緒にギャルゲー作ったり、自殺のオフ会に何故か参加して、自殺する寸前で助かったり、課金ネトゲーにハマって損をしたり、はてはマルチ商法にまでひっかかってしまうw

この作品、割とコミカルに表現されていて重たくは感じなかったです。佐藤君以外の登場キャラも一癖ある連中で、それぞれ悩みを抱えている。作中、人は自分よりダメな人間を探して安心すると言った表現があり、皆、佐藤君にならありのままの自分の弱さを見せられる。主人公だけではなく他の登場キャラの弱さもしっかり描かれているのも見所。

自分も少しの間引きこもった事があります(苦笑)その時は自分探しみたいな感じでひたすら本読んだり趣味に没頭したりしていたのですが、本作を改めて振り返ってみると引きこもりの人とこんなにも献身的に付き合ってくれる人はそうそういないものだと感じた。そりゃあ作り話なんですけど一度こもった人、それに近い憂鬱な人なら分かると思う。この作品がどれだけ人間臭くてある意味眩しいかと。主人公おいおいって思う人も少なくないと思いますが追い込まれて引きこもりになると、こんな風になるセオリーに近いものがあって、自分もダブル部分が少なくなかったり。そんなこんなでコミカルに描かれてはいるもののリアルな部分もあって、そんな不甲斐ない登場キャラみんな愛せるし、大げさに言うのならば、きっと僕らの眩しい青春の形なんだろう。

投稿 : 2014/09/12
閲覧 : 696
ネタバレ

富士山 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ニートが主人公であるアニメ

最初、日本放送協会と関係があるのかなと思いましたが全く関係はないみたいです。
ひきこもりになってしまった主人公がある少女から出会うことでひきこもりから脱却しようとする作品です。
ヒロインである中原岬の主人公に献身的なところは可愛く思え、ところどころおもしろいところもあり、このアニメをみてひきこもりの人がひきこもりをやめようと思えばこのアニメは成功していると思いました。
最後の部分は、個人的にはあまり感動することができませんでした。
主人公である佐藤には岬ちゃんが自殺をしようとする前にとめてほしかったなと思いました。
前半から中盤にかけてはそこそこ楽しめました。

投稿 : 2014/09/02
閲覧 : 234
サンキュー:

1

何とか大将 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こういう世界観

最初は、なんだこれとタイトルを見て思いましたが
見始めるともうどんどん引き込まれていきます。
毎日が普通より不幸で主人公が恵まれているわけでもなく…
といったなんともいえないこのリアルに近い不思議な世界観がたまりません。
あえていうなら漫画と少し違うところがあるってくらいですねぇ

あと岬ちゃんかわいいです。

投稿 : 2014/08/22
閲覧 : 154
サンキュー:

3

ネタバレ

manabu3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ひきこもりをテーマにしたことはよかったけども・・・

「ひきこもり」を扱うテーマなので興味を引かれ視聴。
このアニメは、ひきこもりの主人公が「岬ちゃん」というヒロインに出会い脱ひきこもりを目指すお話。ひきこもりの現状を上手く表現しており、また主人公の生活や性格は悍ましい程リアルに描けていた。途中で少しだれてしまったが、全体を俯瞰すると様々な苦難を抱える登場人物を一つのアニメに上手くまとめていたと思う。それぞれの登場人物の物語がとてもリアルで、時に面白く、時にとても悲しかった。架空の話なのに「皆幸せになって欲しい」と思わせるアニメだった。山崎がいい奴すぎる。先輩も幸せになって欲しい。このアニメを見て、勇気を貰うか、「陰謀に巻き込まれるか」は、人それぞれだと思うので注意が必要かもしれない。私は勇気を貰った。また、ひきこもりという題材をアニメにしたことは、とても意義があったように思える。
このアニメにおける、ひきこもりの原因の解答も、納得のいくものではあった・・・

しかしながら、脱ひきこもりの「答え」はこのアニメにはないと私は思う。
{netabare}
敢えて苦言を呈すならば、仲間との出会い方があまりにも乱暴に描かれ過ぎていた。
アニメとはいえ、現実的な問題である「ひきこもり」を扱う割には、非現実的でご都合主義的な展開が多々あった。
特に、「仲間」についてが顕著であり、主人公のアパートの隣に偶然引っ越す後輩の山崎くんや、主人公に対してストーカー並の固執を見せ、以後何があっても主人公を助け続ける岬ちゃんの存在は、やはり非現実的であったと思う。もしこの作品がなにか「脱ひきこもり」を少しでも意図して描かれた作品であるのならば、「仲間との出会い」をもっと丁寧に描いて欲しかった。何故なら、多くのひきこもりは、本当に「孤独」であり、仲間が出来ないことや、人間関係で苦しんでいると思うからだ。そして、脱ひきこもりをするには、やはり「仲間」の存在がどうしても必要不可欠であり、仲間をいかに見つけるかが重要であると思う(少なくともひきこもり経験者の私にはそうだった)。だからこそ、脱ひきこもりというテーマを扱うのであれば、「仲間との出会い」をもっと深く掘り下げても良かったように思える。誤解を恐れずに言うならば、このような非現実的な仲間との出会いの描き方が、製作者の想像力の限界を表してるようにも思う。また同時に、現在におけるひきこもりの人々が、再度仲間を持ち、社会復帰することの難しさを表してるともいえる。(つまり、脱ひきこもりをするためには、ありえない「岬ちゃん」の存在を作り出すしかなかった・・・){/netabare}

非現実的かもしれないけど、ひきこもりの人たちが悩みや苦しみなどを前向きに共有できる場所があれば、その中で互いに切磋琢磨できる仲間が出来るのではと、思う。色々な事を考えさせてくれるアニメだった。
ひきこもりを扱ってくれたこのアニメに感謝。

13話からのエンディング曲、牧野由依さんの「もどかしい世界の上で」がとても良かった。

投稿 : 2014/08/14
閲覧 : 499
サンキュー:

23

おおがみ そうま さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

間違いなく、傑作です

もう、何回見直したかわかりません。
大好きな作品です。

ストーリーは面白く、テンポも良く、ダレがありません。
キャラクターも個性的ですが、みんな、好きになってしまう人たちです。
演出は、少し大人びていますが、オシャレです。

大傑作だと思います、超おすすめです。

投稿 : 2014/08/09
閲覧 : 255
サンキュー:

5

カスティエル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鬱アニメということで。

欝アニメというものを結構見てきたのでついにこのアニメを見ることにしましたが、自分はこの作品であれ、ぼくらの、、であれ、鬱アニメと呼ばれるものが結構好きなんだと自覚しましたw
てゆうか岬ちゃん可愛い、萌えアニメ以外のアニメキャラで萌えたのは初めてですw

投稿 : 2014/07/13
閲覧 : 222
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

14話までみました
引きこもりの主人公が今後どのような物語をみせてくれるのか気になります

岬ちゃんはなんで佐藤にそこまで… 13 14話をみたらなんだかこの子も普通じゃない感じがして、なにかあるんだろうなー

このアニメは良くも悪くも観た後、確実に記憶に残る印象深い作品になること間違いない。

ハッピーエンドを期待したい

投稿 : 2014/07/07
閲覧 : 179

kazzyy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒッキーアニメ、某テレビ局が舞台のアニメじゃありません

滝本竜彦の同名小説原作、制作GONZO、山本裕介監督作品。

ぼくは”NHKにようこそ”と聞いた時某テレビ局が舞台のアニメだと勝手に勘違いしてましたが、NHKってのは日本ひきこもり協会の略なんですね(笑)中身は大学中退でひきこもりになった主人公佐藤達広によるドタバタコメディであります。
ある日、彼のもとに中原岬(CV・牧野由依)という謎の少女が現れたことで話が始まっていきます。
小説版や漫画版ともちがったオチで個人的にはかなりいいオチかなと思っています。とにかく最後は熱いです!
ひきこもりの方にも、そうじゃない方にも是非オススメしたい作品です!
また、GONZOアニメでは5本の指に入る良作かと思いますので、見てない方は是非身て欲しいですね!

追伸
岬ちゃんはいつぼくのもとに現れるのだろう・・・。

投稿 : 2014/06/21
閲覧 : 167
サンキュー:

2

ネタバレ

タルトの1910 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

楽しませていただきました

高校で来年受験で落ち着いて観たいアニメで選んだ一つでした。
正解でした。佐藤くんの気持ちが少しわかるような…絶望して何もしないニート→チャンスを捨てようとする→チャンスを結局つかむ→一時期とてつもないものにはまる→後悔!と、その流れよくあるようなないような…

投稿 : 2014/06/17
閲覧 : 256
サンキュー:

2

瑞樹 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

青春と恋愛と大学中退の引き籠もり。

原作は読了済。

原作は、正直パッとしない(つまらないわけではない)。読んでいて漠然と「足りない」という気持ちになる。
しかし、アニメ版。その「足りない」が見事に埋まって、飛躍的に良くなっていました。とにかく面白い。

当時、全く知名度も無かったのではないでしょうか(原作を読んでもアニメ版があることを私は知りませんでしたし)。

とても切ない、とても苦しい、でも確かな青春がある物語。

筆者自身も引き籠もり経験があり、それが作品に活きているのですが、自慰的な内容ではなく、きちんとエンターテイメント小説として作られており、岬がなぜ佐藤くんに尽くすのか、なぜ佐藤くんを救おうとしているのか、ということもしっかり掘り下げられた理由が存在していて、その点が好印象でした。

それがアニメになるとここまで素晴らしい作品になっているとは…!

とにかく、凄く良い作品だったのです。無意味に紹介文を書き続けてしまうくらい、私にとっては素敵な物語でした。

投稿 : 2014/06/16
閲覧 : 266
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7

らしたー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

叫べ。世界のせいにしてでも。

なんて爽やかなクズ人間どもの青春群像劇。

引きこもりというキーワードをトリガーに、夢のある青春ストーリーに落とし込んだ手腕は見事としか言いようがない。ここまで鮮やかに現代ファンタジーを描ききった作品を久しぶりに見た。誰だよこれを鬱アニメと言ったやつは。

ええ、この作品は夢とファンタジーに満ち溢れてますとも。

山崎みたいな友人は万金を積んでも得られない人生の宝だし、美人でダウナーな先輩なんて小説の中でしか見たことなければ、岬ちゃんにいたってはドラえもん級のファンタジーである。設定や展開にリアリティがあるかどうかは、視聴の軸としてはたぶんあまり意味はない。

だが、それでいい。それがいい。

本来、容易には手に入らない各種アイテムを完備した上で、病んだ若者たちをめぐってはたしてこの作品は何を描いたのかと考えたときに、わたしには青春の二文字しか浮かんでこない。
佐藤に対して、自らの安泰を感じるのもひとつの視聴のアプローチではあるのだろうけれど、私は正直うらやましいと思ってしまった。

この作品から感じるのは破滅のテイストではなく、どちらかといえば、たとえば成功した人間がのちに「私にもこんな時期もあった」と語るときの、「そんな時期」にあたる、雌伏の日々。薄暗く地べたを這うようでいて、だけど感謝してもしきれない眩しい瞬間の数々。現在の自分を形作った貴重な時間。

なんとなくそんな匂いを感じるわけで。それは、一般的な文脈で語られるものとはすこし違うのかもしれないけれど、私基準だとまぎれもなく眩しい青春時代なのです。

引きこもりというキーワードから流れるように派生展開される、オタク文化、ネトゲ依存、自殺オフ会、マルチ商法など社会的トピックと、それらに対する若者たちの絶望と希望を鮮やかに織り込んだ、奇跡的な娯楽作品と思います。

世界との距離感がわからなくなたっときは、叫べばいいのです。距離をつめてこない世界の方が悪いといって、叫べばいいのです。

叫ばないよりはマシなのだから。



それにしてもほんとダメ人間のオンパレード。

佐藤のダメっぷりはオフ会で流れに身を委ねようとしたところがピークだと思うけれど、ネトゲに夢中になってカウンセリングをすっぽかすくだりとかも地味に秀逸で。あのなにげない「ま、いっか」っていう判断は、この世界のすべてのダメ人間が共感を覚えるところでしょう。

とはいえ、ある程度歳いってからこっち、基本的にダメクズ要素のある人間しか愛せなくなってきてるので、本作の登場人物たちが魅力的に映ってしまったのも事実。高校時代のクラス委員長とか、ほんと神がかったキャラ造形。あーなってしまうと知った上で見たときの、委員長時代の真っ直ぐすぎる危うさとか、もう最高。

自分の身の回りでもやっぱり似たようなことは起きてて、すごく真面目で勉強もできて、本が大好きだった同級生の子がヘルス嬢に身を落としたことを知った時の衝撃ったらなかった。そして、めぐりめぐって今はいいママになってると聞いた時の謎の感動も。

そして、そんなことが起こるたびに、人間というやつが好きになる不思議。

投稿 : 2014/06/08
閲覧 : 468
サンキュー:

19

関羽 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ひきこもりって大変ですね。

見てからだいぶ時間たってるので細かいことは忘れちゃいましたが、今更ながら軽くレビューを。。。



ひきこもりの主人公の前にひきこもりを更生(漢字あってるのかな?笑)するという女の子が現れてなんやかんやする話。


引きこもり男が主人公ということで鬱展開多め。
何をしようにも上手くいかないというか意志の弱い主人公にみてて最初はイライラするけどもう途中からかわいそうになってきます。


そんな中ヒロイン(?)の岬ちゃんはホントかわいいです。
なんであんなダメ男の世話なんかしてんだよとか思ってましたがちゃんと理由もあるようで……
引きこもりが題材ということでどんよりしたストーリーを少し明るくしてくれる存在で岬ちゃんいなかったら多分最後まで見られなかったです笑



評価の割れそうなアニメですけどハマる人にはハマると思いますよ!

投稿 : 2014/06/04
閲覧 : 274
サンキュー:

10

かおる020723 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

んーおもしろいのか・・・なんなのかw

まず見て思ったのが方向性が見えなかった

中盤あたりはおもしろいうのだけど最後らへんは鬱アニメ?自殺アニメ?青春?恋愛?ってな感じ支離滅裂なような気がした・・・

でも個々の感想なので見て損はない作品だと思う!

投稿 : 2014/05/26
閲覧 : 249
サンキュー:

1

ネタバレ

erimingo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良作!

ヒキコモリの若者を生活描写から心理的内面までしっかり描いた作品。
時折現れる麻薬中毒者特有の幻覚描写が中々しつこく、鬱のしんどさが嫌でも伝わってくる。
ヒキコモリ生活に悲観しながら、みさきちゃんの可愛さを愛でるアニメ。
随所に社会問題を取り入れたネタが仕込まれており、ほどよい思考を保ちながら視聴できる。
一見、天使であるみさきちゃんに助けてもらうありがちなイチャイチャストーリーにも感じられるかもしれないが、実際はもっと現実を直視したストーリーであり、萌えだけを期待してこれを視聴しようとする現実逃避患者は痛いカウンターパンチを食らうであろう。

投稿 : 2014/05/24
閲覧 : 287
サンキュー:

4

ぽんkotu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

引きこもりという名の贅沢

生活系妄想哲学恋愛アニメ

環境の変化、トラウマ、自信の喪失、欲望と逃げ、人が壊れていくトリガーは身近にある事がよく分かる。

話の展開は安易な欲望で負のスパイラルに陥る事が多い

最終的にはチョット心が強くなった程度のお話

アニメだから恋愛要素を進展して終わらせてほしかった。

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 223
サンキュー:

1

ネタバレ

dolcetto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悪の組織NHKの陰謀に立ち向かう駄目人間の現実逃避コメディ

主人公は大学を中退して4年目のひきこもりの駄目人間。そんな人一倍被害妄想が強い主人公が無気力で自堕落な日常を描いたコメディアニメである。

物語は主人公が自分の置かれているこの現状は全てある組織による陰謀だと妄想する。その名は「NHK(日本ひきこもり教会)」である。タイトルからインパクトのある作品で、内容も名前負けしないひどい内容となっており、そんな彼の下にある日突然天使の様な美少女が舞い降りる。そして、彼女による駄目人間ひきこもり脱却プロジェクトが始動する。

駄目人間のひきこもりアニメでありながら、登場するキャラも何人か存在し、そのキャラもそれぞれ問題を抱えた個性派揃いです。{netabare}ちょっと電波なキャラではありますが最も真面そうな岬ちゃんでさえ、実は主人公と同様に問題抱えた人間だったりします。{/netabare}最後は{netabare}岬ちゃんを必死に追いかけ追い着いた主人公が自分自身が出来るしょうもない最大限の無茶な現実逃避で救おうとしますが…予想通りの格好がつかない結末をむかえてしまいます。どうにもならない現実を受け入れ、{/netabare}無難なラストを向かえます。

OP,EDは共に中々良い感じだと思います。


個人的には以下の話をお勧めします。

第16話「ゲームオーバーにようこそ!」
第19話「青い鳥にようこそ!」

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 346
サンキュー:

5

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメ

めちゃくちゃ面白いです。最初から最後までずっと面白いです。
鬱アニメと言われているそうですが、自分は鬱にはなりませんでした。人によっては鬱になるかも知れないので、気を付けた方がいいかもです。
評価の高いアニメ100作以上観てますがトップ10に入る神アニメです。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 266
サンキュー:

5

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

別の意味でのタイトル詐欺(*^^*)♪

某放送局とは縁もゆかりも無い作品です。
皆サンのレビューでもある通り、NHK制作の作品だと勘違いして視聴を懸念している方が結構いるようです。

はい、僕もその中の一人でした (/ω\*)笑笑

この作品を好きになれるかどうかは引きこもり主人公の達広のダメダメっぷりに共感、もしくは我慢できるかにかかると思います。

個人的には達広に少しイラッとした部分もあり、共感できる部分もありで嫌いじゃないです♪

あと、岬ちゃんマジ天使!!
岬ちゃんの中の人も良い声しています。

最後まで視聴した方なら思った方もいるかもですが、岬ちゃんの服のバリエーションが何故ココまで乏しいんだ !?
作品を観始めた当初はソレばかり頭に浮かんでました。笑
終盤でその謎が解けて個人的にはスッキリ♪ヽ(´▽`)/

天使の岬ちゃんといい、憎まれ口を叩きながも何だかんだで面倒見が良い山崎と交友関係に恵まれてます。

ヒッキーの癖に…ヒッキーの癖に…ヒッキーの癖に…w

作画は少しアレですが…。※見方によっては味があって良いかもしれません。
ストーリーとしても引きこもりと言う題材をココまで掘り下げた作品も珍しくて面白いです。

投稿 : 2014/05/06
閲覧 : 325
サンキュー:

33

芝鯛(神出鬼没) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

稀にみる神アニメ

今どきのアニメとは違いとても衝撃を受ける作品だった。

曲、キャラ、物語どれも良かった。

序盤は面白く、後半は引き込まれた。

最近のアニメにはない鬱とリアルさ、そして人間性がある作品だった。



久々に良い作品に会えた。

投稿 : 2014/05/04
閲覧 : 259
サンキュー:

6

ネタバレ

みのさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

天使っているんだね

個人的満足度:A



話の内容を簡単に紹介。

引きこもり4年に突入した佐藤くんの前に天使、岬ちゃん降臨。
岬ちゃんは佐藤くんを引きこもりから救う為に尽くしてくれる。
なんともご都合のよろしい展開と思いきや、天使、岬ちゃんにも影が‥‥

その他、隣の山崎やメンヘラな先輩などが絡んでくるお話。





まずは既に書き記しているが、この作品の絶対的天使、岬ちゃん。

もう可愛いです、はい(笑)
主人公の佐藤が清々しいくらい残念な野郎なのですが、どんな最悪な対応をされようが健気に一生懸命尽くしてくれる姿には完全に虜になりました。
声優の牧野 由依さんもグッドで可愛らしさ倍増ww

(牧野 由依さんの声をもっと聴きたくて調べましたがあまり色々な役をやっている訳ではないのですね。是非もっと活躍を観たいものです)



物語の前半は本当にこの岬ちゃんの可愛さオンリーでした。
しかし終盤は岬ちゃんの行動の真意が判明してきて、その内容としても若干重い話ですが良かったです。








あとこの作品はなんだか私の中では不思議な作品で、よく分からないが心に沁みる話が多い‥
本当になんでここまで心に来たのか不明なんです(笑)


具体的に挙げると
{netabare}
自殺オフ会の皆が考え直すシーンとオフ会のみんなとの別れ。
あんなに深い経験を共にしたのに「もう会うことはないだろうが、元気でやれよ」的な台詞でなんだか虚しく感じました。


次は山崎の大好きだったナナコちゃんとの最後のシーン
自分で頑張ってレールから飛び出して頑張ってきたことも及ばず無念の帰省を余儀なくされて、大好きなナナコちゃんを吹っ切るために嫌われて、その後も誤解は解かずに終わっていく所にまた虚しさを感じました。


さらにそんな山崎の大きな思いのこもったギャルゲーは売れず、所詮はクソゲーであったという総括も虚しい



他にも委員長が何もかもが悪い方向に向かっていくどうしようもなさと委員長の兄が働き始めたシーン




そしてもちろん終盤の岬ちゃんの心の闇が露わになっての佐藤とのやりとりも{/netabare}


どの場面もそんなに深い話だったのかと言われると自分でもよく分かりませんが、グッときました。




あとは私はいつも主人公に魅力がない、ヒロインのよいしょ役でしかない主人公の作品はダメだと申しておりますが、この作品はどうだったのか?



それがまたもやよく分かりません(笑)


主人公、佐藤は本当に残念なやつです。
まず天使、岬ちゃんの尽くす行動全てに裏切る真似ばかりする所に最初はイライラして観ていましたが、途中からはあきれて観ていて不快ではありませんでしたし、最終的に嫌いにもなれない不思議な主人公でした(^_^;)



なんだか掴み所のない作品ですね(笑)

ただ印象に残った話や今のところの自分のレビューを読み返すと、
岬ちゃんというキャラにキュンキュンして、そして世界における自分という存在の小ささ、無力さを思い知るという鬱的要素も含まれているのではないかと思います。





あと最後にタイトルについて‥
「NHKにようこそ」
このタイトル止めた方が良い気が‥

私はこの作品、某放送局が関係している作品と勘違いして、今まで観るのを敬遠していました。実際は全く関係ないです(笑)
私と同じ理由で敬遠している人がいたら、これを機に観てくださいw

投稿 : 2014/04/23
閲覧 : 330
サンキュー:

19

nf918 TELL さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

ごめんなさい

最後まで観ていないのでNHKと関係あるかはわかりません。(多分ない?)
正直、つまらなかったです。高評価も多いので最後まで観れば面白いのかもしれませんが見る気になれませんでした。(10話くらいまでは頑張りました。)
EDソングが物語の全てです。そんな感じしました。

投稿 : 2014/04/12
閲覧 : 209
サンキュー:

2

あほあほ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

金のきれめが、ひきこもりの切れ目

22歳、ひきこもり、ニート。 そんなアニメの主人公に華はない、しかし岬ちゃんという、ありえない美少女が絡んでくれる。現実ではありえないけど。
 隣人のオタク友達の善良さもある意味ありえない、主人公恵まれ過ぎ!!
 ま、だからフィクションだし、それなりに話が展開して面白いのだろう。

 でもやっぱり暗いです、人によっては重くなる。
 ただ、12から13話の無人島の話で私は今まで体験したことのない感情になった。とくに13話岬の突端でのシーン。「泣き」と「笑い」同時にあふれ出た。“同時に”である。しかし実際は、頬の筋肉のわずかの切り替えで、交互に笑い声と涙を出すしか人間の表情表現としてはできないのであるが、くれぐれも言うと“全くの同時に”である。 こんな体験は空前である。
 鬱の中にそれを笑い飛ばそうとする表現者の本質を感じました。
 ロックな音楽も合ってました。
 気になる人は観ていいと思います。

投稿 : 2014/03/22
閲覧 : 230
サンキュー:

3

北山アキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

リアルとファンタジーの配分が絶妙な青春コメディ

原作未読

虚無的な脳内では批判力も分析力もあるつもりなのに、
実は虚無を気取った臆病や自意識過剰に過ぎず、
よって対人対応の場面では流されやすく、
思い通りにいかない結果に自己否定してしまい、
親の穀潰しでひきこもっているダメ人間が主人公。
けど、積極的な自殺願望はないので意外と明るい(躁?)。

主人公が後輩で隣人のポジティヴなイタオタや
すっげー可愛いのに自己効力感に問題を抱えるメンヘラ
もとい天使のような美少女らと繰り返す
バカバカしくて、痛々しくて、苦くて、ちょっと甘酸っぱい日常。

逃げること、ひきこもることさえ自傷行為になってるのに踏み出せない苦しさ。
そんなフルタイムのひきこもらーにはかなり辛いんじゃないかという描写も多々ある。

週末はひきこもりになりがちな性分としては共感するところもある(たまに嫁さんオコ)。

ただ、日常のままならなさに、もがき、あがいて悶絶するのは
引きこもりじゃなくても有り得る感情体験だ。
そして、誰しもささやかでも救いを欲している。
主人公以外のキャラ描写も含めて、そこまで届いているところがこの作品の良さだと思う。

総評
・岬ちゃんカワイイ
・山崎イイ奴

(追記)
アニメに引き続き漫画版を読了した。
アニメ版とは別作品として読めるくらい別の内容が盛り込まれている。
岬ちゃんはアニメとはまた違い、悪魔的にカワイイ。
読んでると気持ちがザワザワして、息苦しくなる。
超面白いのでおすすめ。

投稿 : 2014/03/16
閲覧 : 348
サンキュー:

13

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

NHKを思い出す

妄想に憑りつかれた引きこもり男を一見天使風少女が救済するアニメ。
引きこもりの暗さをものの見事にコミカルに描いています。
主要登場人物は4人なので、シナリオは単純。
でも単純な中にも、何か心にグサッとくるものがあります。

内容は、人生の苦悩を斜め45°上方から眺めているような感じで、趣深いです。
この話の要旨は、ED曲「もどかしい世界の上で」に集約されていますね。
この曲を聴いていると、ふあっとした切なさに包まれます。

全然関係ないですが、このアニメから条件反射的に昔住んでいた青森市のNHK放送局前を思い出します。

投稿 : 2014/03/11
閲覧 : 464
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41

∮アジェル∮ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんとなく、徐々に引き込まれていく感じ

もともと、知人から薦められて観た作品。期待していたよりも違った方向で引き込まれてしまった感があり、それはそれとしてなかなか面白かったと思う。
そもそも「NHK」という作品タイトルを勘違いしているか、最初のうちは観たが途中でやめてしまった方には、是非とも最後まで観てほしいという意見に尽きる!もっと言えば、最後の4話辺りまで我慢して、最後まで堪能して欲しいと言える。

作品の在り方自体、賛否両論あってしかりな内容だと思われるが、ある種の「ひきこもり」を少しでも経験したことのある方には、少し共感できる部分はあるのではないかという事を感じてしまった自分に驚く。私自身、フリーになる以前の雇われライター時代に少しひきこもり系な感覚に陥っていたためか、妙に親近感のわく作品であったともいえる。

さて、物語に関しては上記にも述べた通り、なかなか先の見えてこないループ的なリズムを少し感じる所もあるが、ふとした時に急展開ともいえる感じで物語の濃い部分が出てくるところがある。そうしたいくつかの話にたどり着くたびに、だんだんと作品に吸い寄せられていく感じを覚える。冒頭でも述べたとおり、終盤辺りまで来るとその濃さも増し、最後の最後で・・・オチ?なのかこれは?というツッコミ所満載の終わり方が妙にしっくりくる所も作品ならではのノリなのだろう。

キャラ性に対しても、それぞれに個性あり、ぶれない感じがよい。完全なるコメディ的な作品と思わせながらも個々のキャラにはシリアスな素性や設定が含まれている辺りが面白さを引き立てる要因としてしっかりと成り立っていて良い。

とりあえず色々な要因として、最後まで観ることで感じ得る部分もあるだろう作品と思う。とはいうものの、好き嫌いがはっきりと分かれそうな作品でもあり、ハマり所に当たった人にはいい作品ではないだろうか。

投稿 : 2014/03/11
閲覧 : 279
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5

ネタバレ

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もどかしい世界の上で

引きこもり(というよりニート)の青年・佐藤と謎の少女・岬の、愛と勇気のひきこもり脱出物語。
原作のキャッチコピーが「青春を後ろ向きに駆け抜けろ!!」ということで、ジャンルとしては青春群像劇風社会風刺コメディ、でしょうか。
ただし単なる喜劇として見られるかどうかは視聴者の社会経験・社会的地位に大きく左右されそうで、つまりは観る人を選ぶ作品。

まっとうに順風満帆な人生を歩んできた人から見れば、この作品は、ヒモニートとヤンデレ美少女が、エロゲオタクの専門学校生や薬中メンヘラ女たちと、自業自得でグダグダな日常をなんとか過ごしていくシュールコメディに映るでしょう。
要は、クズ人間たちが社会の泥沼に足を取られのたうっている様を、社会問題と絡めて乾いた笑いで笑い飛ばす以外に楽しみ方がない。
実際、登場人物はほぼ例外なく性格に難ありで問題を抱えていますし、作中で起こる事件はそのどれもが「よりによってその選択肢を選ぶかおい……」という最悪なチョイスの産物に他ならないので。
しかも、そうやって視聴するには笑いが弱いしテンポも遅く、24話は冗長に過ぎるという難点まである。

一方で、人生で足踏みをしていたり日常生活で鬱屈した思いを抱えていて、なおかつドMの素質を備えた人には、他では得難い感慨を与えてくれるアニメになりえます。{netabare}
少しの不運と少しの自己責任で、にっちもさっちもいかなくなった登場人物に共感したり。
キャラの言動を笑いながらも、頭の片隅で共感を覚えていることに気づいてゾッとしたり。
エロゲ製作とか花火大会とか夜の公園でのカウンセリングとか、「なんだこいつら自分よりずっと青春してんじゃねーか」みたいな虚しい嫉妬を覚えたり。
後輩の山崎との友情に憧れつつ、終盤の彼の決意やけじめのつけ方にどうしようもない悲哀とそれでも振り絞ったなけなしの男らしさを感じてグッと来たり。
目の前に突如現れた美少女で、超献身的だけどその実かなりメンヘラ気質で、だけどやっぱり主人公を大切に思ってくれる天使な岬ちゃんに萌えまくったり。
各話が終わった後、エンディングを聴きながらなぜかちょっと放心状態になりつつ自分の現状を直視したり反省したりでもやっぱり自己弁護したり。{/netabare}
学生ニート状態の自分には刺さる部分が多く、苦悶のうめきを漏らしつつ微妙に恍惚としつつ、けっこう楽しんで視聴しました。

ただ、「賢者モード」になって冷静に考えると、やはり手放しで称賛したりおすすめできる作品ではないです。
不満として{netabare}
・主人公の佐藤があまりにもヒモ体質で弁護のしようがない
・先輩もかなりどうしようもない
・周囲(特に親)の主人公への態度が甘すぎる
・種々の社会問題を扱ってはいるが描写がぬるい
・要するに、題材の割にリアルじゃないし、かといってフィクションとしてのはっちゃけ感もない
・展開が遅く中盤の自殺オフ・ネトゲ・マルチの3パートは観るのがだるい
・作画が崩れる
・主人公たちの将来の不安がぬぐえない、成長がみられない
・岬ちゃんがまだ自分を訪ねて来てくれない
{/netabare}みたいな点が思いつきます。

結論として、キャラ達を自分に重ね合わせて観ることができる人には思い入れのある作品になるのではないかと。
OP・EDが素晴らしく、岬ちゃんが可愛いので、長さと展開の遅さの割には視聴意欲がわきます。
EDのタイトルにもあるように、「もどかしい世界の上で」あがく登場人物を見守るうちに、ほんの少しの愛おしさとか現状から抜け出そうとする勇気とか、あるいは荒唐無稽な陰謀論が兆すかもしれません。
ああここでこんな長文感想書いてる場合じゃないな勉強しなきゃでもだるいなこのだるさはきっとNHKの精神攻撃によるものだそうだそうに違いないうわああああ助けt


【個人的指標】
ストーリー 35/50
キャラクター 12/15
音楽 12/15
作画 6/10
声優 8/10
合計 73/100

投稿 : 2014/03/08
閲覧 : 394
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12

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

2008年11月および12月にDVD-BOX化で再発売が決定した。

2006年7月から12月まで日本全国の独立UHF局で放送。前半から中盤までは主に漫画版、終盤は主に小説版がベースになっている。全24話。
DVD版では本放送時に放送されなかったシーンなどが追加された無修正版になる。第24回(最終回)のみオープニング曲「パズル」が流れなかった。エンディング曲「もどかしい世界の上で」は第23回のみ流れなかった。

オープニングテーマ
「パズル」(第1話 - 第12話)
「パズル -extra hot mix-」(第13話 - 第23話)

エンディングテーマ
「踊る赤ちゃん人間」(第1話 - 第12話)
「もどかしい世界の上で」(第13話 - 第22話、第24話)

投稿 : 2014/03/08
閲覧 : 299
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3

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

受信料とるあそことは無関係(微調整)

あまり引き篭もりに見えない引き篭もりの主人公とそれを更生させようと頑張るヒロインを眺めるアニメ。
コメディ&シリアス。
全24話。

タイトルからあのNHKを舞台にしたアニメかと思いきや引き篭もりの更生物語。
ギャンブルが出来ないカイジみたいな主人公(早い話がダメな人)とアニメギャルゲ大好きな後輩、天使のようなヒロイン。
大体この3人を主軸にネトゲ依存 マルチ商法 自殺オフ会等の危ないエピソードを面白おかしく時にシリアスに描かれて行く。
基本的に終盤除き主にコメディなのだが油断してるとちょっといい話で多少泣かされる。
メイン3人のやり取りも見ていて結構楽しく、たまに羨ましくもなる。
特に後輩山崎との関係は、ある意味理想的とも言える。

この3人もそうだが、その他に出てくるキャラも大体何か問題抱えてる点もリアルと言えばリアルで面白い。
本作をシリアス一直線でやるとおそらく途方もなく重く欝な物語になってたはずだから基本コメディ風にしたのは個人的に成功ではないかと。
さすがに終盤はシリアス多目になってくるがこれは話の展開上仕方ないしシリアスはシリアスで結構良く出来てるんで退屈はしない。

難点は、やや人を選ぶ物語と言うことなんだろうが元々原作からして万人向けにしようとは思ってないような気がする。

引き篭もってれば、いつか岬ちゃん(ヒロイン)が目の前に現れてくれるという希望を持たせた罪作りな作品。

自分は小説と漫画版も知ってるが、このアニメ版の岬ちゃんは原作と違い本当に可愛い。
原作は原作で味のある岬ちゃんだがアニメ版の足元にも及ばないだろう。
漫画版は読みやすいんで余裕があれば見てみるのもいい。アニメ版とは結構違いがあり面白い。

こんな子が現れて構ってくれるならそりゃ引き篭もるのも悪くない。
勿論ただ可愛いだけで終わるようなつまらんヒロインではないがその辺は本作見て貰えたら納得。

どうも余り有名とは言い難い作品らしいが、余り知られてないのは勿体ないと素直に思える良作。

投稿 : 2014/02/26
閲覧 : 716
サンキュー:

51

ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ある種の青春ドラマ

原作小説は未読、漫画版は既読。

最初アニメ見た時は、おいおいキャラデザ超絶劣化してるだろ・・・
岬ちゃん全然かわいくねぇ~! てか性格おっとりポワポワし過ぎてないか?とか、
佐藤の声イメージと違うわ~とか、話進むのおっそいわーとか、
全体的にスタイリッシュでオサレな演出(OP映像からして)で違和感全開、
スタッフ勘違いしてないか?とか。なかば半ギレ状態で一旦見るの止めてしまったんですが、
改めて最初から最後まで見通してみると、漫画版とは別物として見れば良くできてる思う。

※漫画版との比較ばかりで恐縮です

本作はニート・ひきこもりを題材としていて、描写がいちいち生々しいんですが
漫画版と比べるとアニメはどうにも毒気が足りない。

主人公・佐藤くんの引きこもり特有?のオーバーリアクションも
漫画版では、その突き抜けっぷりを笑い飛ばせる健全さがあったように思うんですが
アニメ版はどこか淡々としていて、生々しさだけが残り、笑うに笑えない状況になっている。

{netabare}ヒロインの岬ちゃんも、漫画版では決して「萌えキャラ」でも、ましてや「天使」などでもなく
自分より劣る人間を見下すことで心の安寧を保っているような人物として描かれているんですが
アニメ版も、そういった岬ちゃんの内面のドス黒さや痛々しさを感じられなくはないが、
どちらかと言えば「天使」寄りな描写のされ方となっている。{/netabare}

ニート・ひきこもりという題材ならではの「毒気」が抜けてしまったのは残念だが
逆に言えば、万人受け(あくまで漫画版と比べてだが)しそうな感じではある。
アニメ版は、佐藤くんをはじめとする登場人物たちに
共感を抱かせるような作りなってるのは間違いないだろう。

本作、特にアニメ版は、ニートやひきこもりの実態を描いた作品というよりも
ある種の青春ドラマといった方がしっくりくる。
夜の公園で岬ちゃんのカウンセリングを受けるシーンの雰囲気や、
後輩の山崎と狭苦しいアパートの部屋の中でエロゲ制作に励む描写が素晴らしい。
{netabare}帰省する山崎に向けた佐藤くんの台詞
「お前、負けて帰るわけじゃないだろ!」これは正直涙が出た。{/netabare}
終盤gdgdだった漫画版とは違い、ラストも綺麗に纏まっている。
{netabare}佐藤くんと岬ちゃんが共依存関係から脱却して
対等な関係になるまでの物語として、非常によくできている。{/netabare}


気持ちが沈んでいたり、人間関係に悩んだ時に見ると
不器用ながらも必死にあがいて、前に進もうとする登場人物たちに勇気付けられるかも。
もっと評価されるべき作品だと思います。
主題歌も名曲揃い、特に後期ED「もどかしい世界の上で」は
恥ずかしながら、イントロ聴いただけで涙ぐみそうになる・・・

投稿 : 2014/02/26
閲覧 : 646
サンキュー:

47

ah さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

途中で転んじゃった人達の物語

一気に見るほどの面白さでした。
主人公がどこまで堕ちるのか?先が読めず怖いもの見たさで笑いながら最初のうちは見ていました。

でも、違いますね。この作品は。

社会の日陰者の救済を、下から目線でコメディ調に描いた作品です。テーマは本当に真面目。
それぞれの登場人物がお先真っ暗な不安の中で日々生きている。
他人事として見るのはどうかと、誰でも少しは抱えてるかと思います。

それを陰謀のせいにする主人公
自分で全て背負い込むヒロイン

重たく暗い社会問題をいくつか扱っていますが、コメディながらリアルに描いており、説教臭くなく、少しだけ前向きになれる。
パール兄弟の音楽もアコギ主体で独特の気怠い雰囲気とマッチしています。
なにより等身大のリアルなキャラクターと自然なセリフが好感が持てました。
アニメっぽくないとも思ったのですが、実写だととても見てられないだろうなエグくて。

あと、ヒロインの岬ちゃんの可愛さは反則です。
友人の山崎の生き様もとてもカッコ良かった。

もっと評価されるべき作品です。

投稿 : 2014/02/19
閲覧 : 315
サンキュー:

17

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NHKにようこそ!/N・H・Kにようこそ!のストーリー・あらすじ

大学を中退して4年目の佐藤達広は、ひきこもりとなっていた。佐藤は、自分が大学を辞め、無職でひきこもりであることなど全てが、謎の巨大組織の陰謀であると妄想する。その組織の名はNHK(日本ひきこもり協会)。そんな折、中原岬と名乗る謎の美少女が佐藤の前に現れる。佐藤をひきこもりから脱却させるべく、岬は「プロジェクト」の遂行を宣言。その「プロジェクト」の目的が不明のまま、岬による佐藤のカウンセリングが始まる。(TVアニメ動画『NHKにようこそ!/N・H・Kにようこそ!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年夏アニメ
制作会社
GONZO
公式サイト
www.kadokawa.co.jp/hikky/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/NHK%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%9D!
主題歌
≪OP≫ROUND TABLE feat. Nino『パズル』≪ED≫大槻ケンヂと橘高文彦『踊る赤ちゃん人間』、牧野由依『もどかしい世界の上で』

声優・キャラクター

小泉豊、牧野由依、阪口大助、小林沙苗、早水リサ

スタッフ

原作:滝本竜彦×大岩ケンヂ(『月刊少年エース』連載、角川コミックス・エース刊)、 監督:山本裕介、監督補佐:園田雅裕、シリーズ構成・脚本:西園悟、キャラクターデザイン:右湊具央/吉田隆彦、総作画監督:吉田隆彦/下谷智之、音楽:パール兄弟、音楽プロデューサー:福田正夫、音楽制作:ビクターエンタテインメント、音響監督:塩屋翼、音響制作:オムニバスプロモーション、編集:三嶋章紀、美術:スタジオ・イースター、撮影監督:北村直樹、色彩設計:内林裕美

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