当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている(TVアニメ動画)」

総合得点
70.1
感想・評価
937
棚に入れた
4984
ランキング
1663
★★★★☆ 3.6 (937)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

櫻子さんの足下には死体が埋まっているの感想・評価はどうでしたか?

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作画、音楽、キャラデザは良。

良家のお嬢様だが、骨を愛してやまない標本士の九条櫻子と、
ふつうの高校生、館脇正太郎が
様々な人の死に絡む事件に遭遇し、死体や骨から推測される死亡時や死因、年齢性別等・・・櫻子の推理に付き合う話。

私、個人のタイトル通り、
作画や、音楽、キャラクターデザインはとても素晴らしかった。
芸術的で、観ていて飽きなかった。

物語も見終わってしまえば、面白かったのかな・・・

登場人物の関係性の謎や、櫻子の過去などはまだまだ分からないことだらけだったが、
2期やる前提のなのかな?

面白かったといえば面白かった。
2期やるなら見てみよう…かな。

だけど、もう一度この作品を見直そうとまでは思わない。

作品自体は悪くはないよ・・・(曖昧な感想でごめんなさい)

投稿 : 2015/12/25
閲覧 : 182
サンキュー:

12

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

縁起の悪いタイトルだなぁ・・・

 作画、非常にいいです。一話一話、必ずみたいに骨が出てきて、櫻子がなぞ解きをして解決していくアニメでしたね。常に正太郎もそばにいて、なぞとミステリーだらけみたいな展開です。

{netabare} 一話一話全て話は、違う話だけど最後に近づくと、危ないハナブサとかいうのが、実は絡んでいた。
 最終回そいつが描いた絵は、ストーカー丸出しみたいである意味気持ち悪さがあったです。言葉巧みに騙すのがうまいにしても、{/netabare}怪しすぎるです。

 櫻子は、非常に変わっている性格のキャラだけど、正太郎を気遣うやさしさは、最初ないように見えてもちゃんとあったです。
 正太郎を危険にさらしたくない思いがあっても、櫻子に対する正太郎の決断はこの先、続編あるかわからないけど櫻子の大きな力になるように見えたです。
{netabare} まだ、危ないハナブサもそうだけど、櫻子が見舞いに行ってベッドにいる人物など、{/netabare}まだ謎が残ったままで終わってしまったです。
 こういうのしっくりしないなぁです。

投稿 : 2015/12/25
閲覧 : 269
サンキュー:

19

makiano さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

骨や死体のシーンがあるので苦手な人もいそうですが、推理物が好きな人なら
それなりに楽しめそうな作品です。

終わり方からして続編がありそうなので、ちょっと評価がしにくいですね。

投稿 : 2015/12/25
閲覧 : 182
サンキュー:

4

saccho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感想

まだ原作の小説が完結していないので,アニメとしての進み具合はこんなものでしょう。小説と比べると少し急ぎ足な感じだったのは否めませんが。櫻子さんが手袋パチンとやって「さあ,謎を解こうじゃないか。」と見得を切るのは過度の演出であまり好きではありませんでした。が,話自体は面白かったと思います。原作のストックがたまったら,続編も放送してほしいです。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 178
サンキュー:

5

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

僕は骨マニアと旅をした・・・

高校生の館脇正太郎と
良家のお嬢様で骨を愛する九条櫻子のミステリーもの?

タイトル通りで、グロ絵も出るので苦手な人は注意。

CMで原作の宣伝を観たけど原作絵の方がいいな。
1話観た感じだと、掴みは失敗のように感じた…
一般ウケは難しいアニメだと思う。

12話
{netabare}
ハナブサとの対決かと思ったら…
少年が櫻子のストーカーになった所の説明会だった…

ハナブサが最後に出てきたから、2期やるのかな?
少年抜きならよいとは思うけど。
{/netabare}

11話
{netabare}
3姉妹の事件は、警察の協力もなく解決し、
ハナブサと櫻子の対決で終わりそうな感じ。

磯崎が、ハナブサなのかな?

少年は、11話でやっと役に立った気が…
{/netabare}

10話
{netabare}
櫻子、少年、磯崎の3人で骨収拾をしていたら、
磯崎の携帯に昔の教え子の親から電話が…

仲が良く3姉妹と呼ばれていた磯崎のクラスだった女生徒が
行方不明に…そこに、同じ3姉妹の生徒も絡みつつって感じで、
ハナブサという画家が事件のキーマンぽいけど。
{/netabare}

9話
{netabare}
櫻子さんTUEEE回ではなく、ほのぼの回だった…

少年の同級生鴻上、少年、ばあやとおばあさんに
まつわる話だった。

9話最後のシーンに出てきた新キャラの女の子の
謎解きして終わりかな?
{/netabare}

8話
{netabare}
主人公の少年が、なにかとしゃしゃり出てくるのはね…
今回は、少年が探偵で骨の件を概ね解決して、
櫻子がその手助け的なことをした感じ。

推理モノというか雰囲気アニメなんだなーと。
{/netabare}

7話
{netabare}
文化祭で、ひょんな事から、生物教師磯崎の前任教師の
標本整理手伝いをすることになった主人公と櫻子。

櫻子の過去回に入りそうな感じだったけど、
そこが分かって最終回になるのかな???
{/netabare}

6話
{netabare}
初めて死人が出なかった回だったけど、
もう、知らない事はない万能櫻子でさすおに状態…
{/netabare}

4-5話
{netabare}
内海(警官)の中学時代の親友?藤岡邸での事件。

櫻子は医療の知識も長けているようで…もう万能だ。
ある意味、俺TUEEEモノかもね。

5話の終わり方から、6話も藤岡の話が少し残りそうだけど、
これって、ミステリーや推理モノなのだろうけど、
アニメでは、それを微塵も感じないのは何が悪いのだろう…
{/netabare}

3話
{netabare}
主人公の同級生で、2話にも登場した鴻上さんに関連した話だった。

また、あの刑事が出てきたけど、櫻子の扱いが上手くなっていたw
櫻子の推理は概ね正しい、警察は間違っている、もしくは分からないの
繰り返しだとさすがにダレる。
{/netabare}

2話
{netabare}
無能な警察官と事件現場を勝手に荒らす櫻子。
丁度いい具合に武術を習っていた主人公…

2話目で、これ以上面白くならないかなと。
せめて櫻子が警察官とかならしっくりくるような。
{/netabare}

1話
{netabare}
正太郎が語り部で最初の説明が終わり、
櫻子の車で正太郎と海岸に行ったと思ったら骨収拾とか…
かなり観る人を選びそうな印象。

帰りに事件に遭遇して、素人ながら検死に関するシーンがあったから、
毎回、こんな感じで進むのかなー

事件に遭遇⇒検死を始める

乱歩奇譚よりは、良さそうな感じだけど…
{/netabare}

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 314
サンキュー:

9

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続きが気になる

これといってインパクトのあるものはなかったんですが、2期があったらもしかして面白くなるかもという期待感があります。まだ黒幕みたいなの手つかずで残ってますし。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 174
サンキュー:

3

コバヤシ@倉庫番 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったです

絵と雰囲気がよかったです。
2期が放送されたなら、かならず観ます。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 181
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作を超えられなかった

個人的には6話が好き。ただ3回見るのはムリ。前半はオムニバス推理物として面白かった。

アニメの標的は中・高生女子?ショタ郎クンが語りすぎでテンポ悪い気がします。映像で表現し余韻を持たせてほしかった。
中盤からのお話のスジはアニメ用にムリヤリ対決方向に作ったかんじで、お話の区切りがスッキリしない。
「氷菓」に寄せたアニメ化だったが、青春物ではなく猟奇ミステリーの方向ならば演出が明るすぎると思う。
個人的な印象ではショタ郎クンと桜子サンの語りの演出、日常と猟奇の演出がちぐはぐな感じ、統一感がほしかった。

好きなジャンルのお話なので、厳しい目で見てしまいましたが
原作は文句なしに面白いだろうと思います(知人からもっと面白いと伺ってます)。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 114

へいおまち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見る人を選ぶかも

1話のつかみがよくて、絵がきれいだったので視聴しました。おもしろそうな推理アニメが始まったなーと思っていたけど、だんだん怖い(気持ち悪い?)話になってきて見る人を選ぶアニメになったと思う。
そろそろ切ろうかなと思ったこともあったけど
話自体はおもしろいのも多かったのでよかったです。
原作買ってね♪最終回だったぽい(´-ι_-`)

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 196
サンキュー:

5

ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

骨好き櫻子さんのミステリー

異常なまでに骨を愛する女性、櫻子。
検視官としての技能を持つ彼女が死体にめぐり合い、謎を解くという話のようで。
作画が非常に丁寧に作られているという印象を持ちました。(少しグロいけど)
櫻子さんの骨マニアっぷりはなかなかいいですね。今のところいい感じにラリってると思います。

1~3話と話としてのインパクトはないものの、そこそこ手堅い作りになっている印象。
でも、これといって目立ったインパクトのある展開もないですね。
流石に作者の人にももうちょっと本気を出して欲しいものだと思うんですが。

4~5話。{netabare}若くして人が亡くなる家系、犬の飼い主が謎の死を遂げるという謎。呪いの絵。
やっとそこそこ面白い回が出てきて安心しました。
解決としてはまずまずいい感じだったと思います。
多少ダークではありますが、筋はちゃんと通っていますし。
後この作品に足りないものがあるとすれば、明確な敵って奴ですかね。今回出てきた謎の画家にひとまず期待しておきます。{/netabare}

見終わりました。
短編形式で、当たり外れも多い印象ですけど。指輪の話やおばあちゃんプリンの話は良かったと思います。
でも空振る時は結構空振る。基本地味な事件ばかりだし、派手なミステリーを好んで見る人の口にはあまり合わないかもしれない。

11話は{netabare}ほとんどの登場人物がメーター振り切れるほどのキチっぷりで萎えてしまった。
推理物の登場人物の人格が壊れている事自体は特に珍しい事でもないのだが、それにしても周りを見渡してもこれだけ正気な登場人物がいない話も珍しいぞ。「あの人は天使よ、だって体に毛が生えてないもの」とか言い出した時はもうどうしようかと思った。
マシなのは石田ボイスの先生と櫻子さんくらいじゃないだろうか?
視点役となる助手の少年も頻繁に面倒くさくなって扱い辛いと感じてしまうしね。{/netabare}

{netabare}弟の伏線や画家と{/netabare}の決着は後に持ち越しという所で終わる。
続きは原作でって感じなんでしょう。
販促的な意味ならこれで良いんだろうけど、{netabare}櫻子さんとの出会いを振り返って、再会して終わり{/netabare}というんじゃ話としてはややしっくり来ないと感じてしまう。

あと、{netabare}少年はもっと男を磨けって思った。
今回の話、女性が男性に対して「守ってくれるんでしょ?」って言うならわかるんだが、性別を逆にしただけでここまでかっこ悪い言葉になるとは私も驚きだよ。
多少無理をしてでも櫻子さんのナイトになる決意は出来なかったものだろうか。
彼が山に篭って滝に打たれて、逞しくなって再び櫻子さんに会いに来る終わりだったら私の印象はそれなりに良くなってたと思うが、この終わりじゃなぁ……。
残念に思います。{/netabare}

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 389
サンキュー:

16

あれこれさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

見終わった

ストーカーアニメだったのか・・・

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 172
サンキュー:

1

ネタバレ

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

過去に囚われたモノ達へ贈る物語

現在進行形の事件の真相を突き止めるわけではなく、既に終わってしまった過去の事件の真相を暴く形のミステリ。裏付けが取れるものもあれば、あくまで櫻子たちの推測で終わる形のものもある。人死にが関わっているものもあるので、それほど後味が良くないのもあるが、少年のおばあちゃんや、少年の同級生のおばあちゃんの話は、救いのようなものもあったと思う。一つ不満があるとすれば、櫻子の過去が知りたかったと言うところ。櫻子が囚われている過去、OPのあの謎の少年は何者なのか、明かしてくれても良かったんじゃないかと思う。
最終話では、櫻子と少年の出会い、きちんと自分の想いを伝えて櫻子と一緒に居る未来を勝ち取った少年は良かった。僕は死にませんとかじゃなくて、守ってくださいなんて、男らしくないけど、自分の気持ちにどうしようもなく素直でまっすぐなところが少年らしくて良かった。
作画は綺麗だし安定していた。でも、櫻子の謎解きに入る時の演出は、1回見ればお腹いっぱいだった。
声優は、少年の方は良く知らないが、伊藤静はハマっていた。石田彰も良かった。
OPは曲映像共になかなか。でもEDがつまらなかった。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 210
サンキュー:

10

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白いじゃないですか

面白いじゃないですか ただ 海外ドラマBONES 思い出した

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 180
サンキュー:

1

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

骨愛づる姫君の推理に注目。

北海道・旭川に住む櫻子さんは、名家に生まれた美人の令嬢。
なのですが、三度の飯より「骨」が好きという一風変わった
女性なのです。原作は、太田紫織による同名のミステリー小説。
主人公の高校生・館脇正太郎と標本士・九条櫻子の交流と、
骨を通した殺人事件の謎解きを描いていくというお話です。
原作の小説は、なんと8巻まであるという人気シリーズ。
しかし、これは1クール12話の作品となりそうです。現代の流れだと、
よほどの人気作か円盤の売上が見込める作品でもない限り、
2期はなかなか制作されませんね。
果たして、どういうまとめ方をするか注目です。
制作は「アルドノア・ゼロ」のTROYCA。作画には定評があります。

--------------------第壱骨視聴後、感想です。

全体を流れる雰囲気、舞台の北海道のイメージ、作画、
ストーリー、どれを取っても初回としては文句なしの立ち上がりです。
今期の大本命が、1週遅れで満を持して登場といった感じ。
今後の展開に大いに期待したいです。

--------------------第参骨視聴後、感想です。

行方不明だった鴻上さんのおばあさんが、崖の下で
白骨化した遺体で発見された。
警察はおじいさんの介護に疲れての自殺としたが、
鴻上さんは釈然とせず、櫻子さんに検証してもらう
という話です。

話自体はとても良いです。
少し苦言を呈するなら、前回は鴻上さんが迷子の
幼女の知り合いで、事件解決に絡んでいた上、今回
は身内の不幸に絡むという都合の良さはどうなの?
物語である以上、ある程度はメインキャラ中心で
展開するのは仕方ないとは言え、そんなに都合よく
死が回りにあふれてはいませんよね。

今回の話をやるなら、前回の役は学校の同級生の
モブでもよかったのでは?

ハードル上げているだけに、そういった詰めの甘さ
が少し気になってしまいます。

正太郎がくどいくらい「少年」と呼ばれるのを気に
しているくだりは、いかにも高校生男子らしい
くだらないこだわり的な感じでリアルで良いですw

--------------------第肆、伍骨視聴後、感想です。

「呪われた男」前・後編でした。

1話完結から、少し引っ張るストーリーとなって、面白さが
増してきましたね。解決自体はけっこうあっさりしていましたが、
なかなか良く練られた謎解きとなっていて良かったです。

そして、画家の正体とは?

--------------------第拾弐骨視聴後、感想です。

「櫻子さんの足下には…」

エクストラ回という感じ。
正太郎と櫻子さんとの出会い。そして、彼女が示した
ある意味「生き方」ともいうべきものを見せる回でした。

そして、2期を予感させるラストシーン。

トータルの出来としては作画、ストーリーとも高い
レベルで安定していたと思います。
キャラデザ、特に櫻子さんのキャラデザは秀逸です。
それでいて萌えを感じさせないクールな作り。
まさに大人のためのミステリーアニメという印象です。

どハマりしたという水準ではありませんが、これは
好きな作品のひとつとなりました。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 365
サンキュー:

12

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

続編があれば良いのだが

タイトルだけ見たら痛そうなラノベ系アニメを連想するが、

結構売れてるミステリー小説が原作のアニメらしいとのことで視聴。


ストーリーは高校生の正太郎が良家のお嬢様で、

検視官の技能を持つ標本士の櫻子さんと、とあるきっかけで交流を持つようになり、

「骨」をキーワードとして、事件を解決していく..という感じ。


舞台は北海道の旭川。

北海道の自然を描いた背景や作画は綺麗で美しい。

主人公の櫻子さんの声は石上静さんが担当されているが、

非常にキャラに合っていると思う。

最近のアニメはこういう知的な大人の女性を主人公に持ってくる事が少なくなったなぁと、

つくづく思うが、逆に新鮮といえば新鮮。

目の下のほくろが何ともイイではないか。


見どころは、やはり櫻子さんの推理ということになると思うが、

普通のミステリーと違うのは、検視官や標本士の視点で展開されるところ。

ややもすれば突っ込みどころが多いと感じるミステリー作品においては、

なかなか説得力があって面白いと思う。


骨から明らかになる背景の物語も、悲しいものから温かい話まで、

引き込まれる話もあれば、微妙な回もあったが、

1話か2話で一つの話に区切りがつくので、

ダレること無く最後まで観れて良かったと思う。


花房や正太郎との関係など、今後の展開が気になるところではあるが、
(て言うかこれからってところで終わった)

原作はストックありそうなので、続編には期待したいところ。

しかし、問題は果たして売れるのか...

そこら辺は正直微妙かも知れない。

原作が売れればOK、ということなら良いのだが、

売れるためのアニメ、としては少々弱いような気もする。


安易に考えるならば..

櫻子さんがもう少しデレたり、

ギャップ萌えな部分がもう少し描かれても良かったかもしれないな、と。。

まぁ違う作品になりかねないが、

こういう生真面目な作品が、昨今はなかなか売れない傾向にあるのがやるせない。

市場の反応が楽しみではある。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 194
サンキュー:

8

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

骨はその人を物語る

正直言うと、もっと見たかったです。構成としては一話完結に見えますがおそらく違うのでしょう。物語はこれからというときに終わってしまい残念です。

骨をこよなく愛する女性「九条 櫻子」は1人の少年、「館脇 正太郎」と知り合いであり、骨を求めるあまり半ば彼を振り回している。

彼女は彼のことを「少年」と呼び名前を呼ばないのだが、何故呼ばないのかは不明である。

そして彼は、旭川のどこかの林道を抜けた所にある彼女のお屋敷のような家によく訪れては、お屋敷にいるばあやさんに色々とお呼ばれしてもらったりと何かと良くしてもらっていたりする。


作画は綺麗だと自分は思いました。食べ物のシーンとかは、比較的リアルに描かれている印象でした。


この作品では、「骨」について色々と学ぶことがありました。

骨は全てを物語る、と彼女は言い、骨をヒントに次々と推理や謎を解いていくのですがそんなことを言えるのもそんなことをするのもプロにしか出来ない、すなわち彼女は骨のプロフェッショナルだと自分は思います。彼女だけにしか分からない、彼女にだけできる、いわば彼女にしてみれば「自分の愛する芸術品で芸術品を推理できる」という感じでしょうか。

趣味というものは人それぞれですが、ごく稀にこういった特殊な趣味をお持ちの方はおそらく自分が知らないだけでいるのでしょう。しかし、もしもこの人のような趣味の人が現実にいたらもれなく色々と面倒なことになるでしょう。でもこの人はその趣味で人を助けること等ができる。まぁ、彼女にしてみれば趣味最優先なのでしょうが。

凛々しい顔してこの趣味なら周りからは残念美女と言われるんじゃないかと。でも、そんな残念美女でもばあやさんに怒られたり、骨を取り上げられたりすると拗ねたりと可愛い一面もあるんですよね。何だかこの人は良いのか悪いのかよく分からなくなってきました。


{netabare}11話での病室で櫻子さんと正太郎が会話して、正太郎が「だから僕を名前で呼んでくれなかったんですかっ!!」と言いましたがおそらく正太郎と呼ぶと、彼女が過去の正太郎との出来事を思い出してしまうからという理由もあるんじゃないかなと。そして、一連の事件に「花房」という謎の人物が関わっていると確信した時に彼女は彼を巻き込みたくないからもう来るなと。一緒にいればいるほど失った時のショックが大きいからと思っている櫻子さんを正太郎は、失った時のショックよりも、今一緒にいる時間を大切にしたいという思いを訴えるために会いに行ったという感じでしょうか。そして正太郎のこれからの覚悟を見た櫻子さんは負けたと。そして、これからという話をする前に最終回を迎えてしまったと...{/netabare}


{netabare}良いなと思ったシーンはやっぱり食べ物のシーンと、あといいちゃんがスッゴく可愛かったです。たまに何言っているのか分からなかったりする所とかも可愛かったです。{/netabare}

結論:2期が見たい!!

長文失礼しました。以上です。

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 216
サンキュー:

7

ろれ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今年のアニメではトップクラスに好きです

この長ったらしいタイトルで量産型アニメだと思ったのですが暗そうな雰囲気に惹かれて見ました。

ストーリーは面白いのですが、アタリハズレの差が広かったような気もします。
マジでつまらない話も多少ありましたが全体的な評価は高いです。

あと雰囲気いいですねこれ。
「雰囲気アニメ」としても見れると思います。(前半は特に)

声優は石田彰さんと高橋広樹さんがいるだけで5.0つけましたが、キャラ自体はそこまで濃くなかったかなと。

あとは櫻子さんがしゃべってる時に主人公が「櫻子さん!」って毎回入ってくるのがウザかったです。

曲はEDが最高でした。
柴咲コウの初期楽曲に通じるものがある。

謎が解決せずに終わった感があるので続編やってほしいですね



2014年は個人的に好きなアニメが多かったので、もしこのアニメが2014年に放送されてたらたいして記憶に残らなかったんだろうなと思います。
2015不作すぎません?

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 211
サンキュー:

8

ネタバレ

EGA2:50 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

全体的に小粒に纏まってしまったサスペンス

◆ストーリー・キャラ

旭川を舞台の、標本士の櫻子さんと助手的な役割の正太郎のコンビが、周囲で巻き起こった事件の謎に挑むサスペンス。
1~2話完結型のオムニバス形式。

サスペンスとはいえ、某名探偵の孫や某小学生探偵のように、殺人が頻繁に起こるわけではなく、比較的小さな謎や事件を解き明かしていくスタイル。

{netabare}
話数も少なく、比較的ライトな事件が多いので気軽に見られるものの、その分壮大さもなく小粒に纏まってしまっている。事件として緊張感があったのは2話のみ。

櫻子さん、正太郎コンビはキャラが立っているが、それ以外の脇役の個性は薄い。(基本的に警官も役に立たず、正太郎の同級生ヒロインも空気。怪しい教師も基本的に冷めているだけのキャラ)

6話の手紙&指輪回では、前半はやる気のない教師と同級生ヒロインがメインであったため、櫻子さん、正太郎コンビが出てくるまで退屈さはぬぐえなかった。

7話以降で、櫻子さんの過去など少し謎が見えかけてきたものの、その後の展開が気にならなくなってしまい、視聴を断念。おそらく櫻子さんの弟が死んだとか、その辺が予想されるが、興味をひくほどではなかった。
{/netabare}

酷評するほどの内容ではないものの、前評判に比べてインパクトが薄い作品だった。アニメで見るよりも、書籍でじっくり読んだほうが楽しめる作品かもしれない。

投稿 : 2015/12/22
閲覧 : 201
サンキュー:

4

コロコロすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

⊂((・x・))⊃

終わりがしまらないなぁ…

推理あるし、面白いんだからもう少し話数欲しい気がします
次は本を読んでみようかしら(*^^*)

投稿 : 2015/12/07
閲覧 : 194
サンキュー:

1

フナボリとシブヤ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

事件のバックボーン

内容は探偵物のような形で、事件が起きた後や起きる前(?)、進行形で進みます。

一部の方が好まれる萌え系ではありませんし、硬すぎるお話しでもありません。

ただ内容が面白いですね!例えばある事件の前後というか、それが何故起きるか、何かが起きた後それが誰に影響を与えるかなど事件(というほどでもないのかな‥)のバックボーンが味わえる作品かと。

映像が綺麗ですし、私は楽しませて頂けてる作品です。

投稿 : 2015/12/04
閲覧 : 161
サンキュー:

3

午後の紅茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い!

派手な殺人事件もないし、派手なバトルシーンがあるわけでもなく、萌えキャラがいっぱいでてくるわけでもない、地味な作品だけど、とりあえず3話くらいまで見てほしい。櫻子さんのキャラに段々ひかれていく。

推理もの、人の心理をじっくり描いている作品が好きな人には最高だと思う。

投稿 : 2015/12/04
閲覧 : 187
サンキュー:

5

ClariS。 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

櫻子さんが魅力的

シナリオ的にもキャラ的にもかなり好みです。

投稿 : 2015/11/16
閲覧 : 175
サンキュー:

2

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

予想外に評価がかなり上がってきました!。(6話まで視聴して)

予備知識ゼロでの視聴です。
※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です

>2話まで視聴して
1話視聴前の先入観として
「タイトル名がラノベっぽい感じのタイトルだなあ・・・。
 テンプレのお色気モノだったらイヤだなあ・・。」って思ってました。

1話終了した時点では
「ん?。名探偵コナンの女性解剖医バージョン??。
 ・・毎回必ず誰かが死ぬの??。なんかイヤだなあ・・。」

ということで、2話に対してはあまり視聴意欲がわいてなかったのですが
まあせっかくだからと観てみました。すると
「あ、意外とちゃんとしてる・・」と自分の中で評価UP↑。
終盤にはちょっとじ~んとしてしまった自分がいました。

これは今後どんな題材で話が展開されるのかな?と、ちょっと興味がわいてきました。

※余談:1話2話で既に”おきまりの場面”が出てきましたが
    なんか某作品の某ロボットの登場シーン的でなんか可笑しかったです(いい意味で)。
    でも、正直そこ要らないと思いますw(褒め言葉)。

----------------------------------------------------------------------------
>6話まで視聴して
3話以降、毎回惹きこまれています!。
かなり面白いし、丁寧な作りですね。

ちょっと強引な例えですが、夏目友人帳で感じた感覚に近いものを感じてしまいます。
あちらはあやかしを介しての、人やいろんなモノの情けや情感といったもの。
こちらでは現実世界での事件を介しての、人やいろんなモノの情けや情感といったもの。
・・みたいな。

あ、でも石田さんが出てきたからさらにそう感じてしまっただけかもw。
石田さんの登場は、とっても嬉しい誤算でありサプライズでした^^。

あとEDでの映像美と音楽の神秘的な感じも気に入っています♪

★の評価、かなり上がりました↑。

投稿 : 2015/11/14
閲覧 : 314
サンキュー:

20

さきゆき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

感想

数話での感想なのであしからず。

美人な大人の女性が名推理で謎を解いていきます。
これも中々面白くていい出来なんではないでしょうか?
作画も綺麗です。力入ってると思えます。

観る価値あり!

投稿 : 2015/11/09
閲覧 : 165
サンキュー:

1

ネタバレ

てっぽー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

画がきれい

第一印象はとにかく作画が綺麗だということ。
そして櫻子が登場してから、気づいたらもう終わりの時間だったことにびっくり。

人間に興味がない、むしろ死人にしか興味がない櫻子といると何故か死体が出てくる・・・。
その死体から櫻子が死因を推理していくお話し。

取り敢えず完走予定。


第1話「骨愛ずる姫君」
{netabare}櫻子の簡単な紹介と、死体から死因を特定するという方法の紹介的な1話。
推理小説の映像版かな。{/netabare}

第2話「あなたのおうちはどこですか」
{netabare}迷子のカバンから血痕が。。。
またまた櫻子さんの名推理の始まり。
そして正太郎と櫻子さんの関係に少し異変が。{/netabare}

第3話「夏に眠る骨」
{netabare}今回は推理までが早いw
でもそこには理由があって。
今回のスポットは遺体ではなくその家族にスポットを当てている。{/netabare}

第4話「呪われた男 前編」
{netabare}呪いなんてものはないと思っていたけど、実際にはあるのかもしれない。
今回のラストで櫻子さんが絵はどこだと聞いた。
自分の予想ではその絵になにか薬品みたいな体に悪いものが使われていて、それを飾っていると知らずにそれを吸って死に至る的な?{/netabare}

投稿 : 2015/11/01
閲覧 : 227
サンキュー:

4

qenta さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

これから期待!

絵が綺麗!OPいいし、推理がもっと深くなればめちゃくちゃ面白いと思う!
さぁ謎を解こうじゃないか!
原作未読なので最後まで見ます!

投稿 : 2015/11/01
閲覧 : 182
サンキュー:

1

ネタバレ

migratory さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:今観てる

秋の夜長に、紅茶とケーキとミステリー

まるで映画を見ているかのように感じさせる世界観のあふれる映像美が魅力的です。
3話で、これまで僅かに感じてた違和感の謎が解けました。


主人公は「骨」に関する興味が人一倍著しく、蝶頚骨を美しいと言う標本師の九条櫻子。許婚がいるらしいです。
死体を見たあとに悠然と夕食を食べるつもりの主人公たちのハートが強すぎて…

舞台が北海道旭川市となっていますが、「死体」という言葉を扱っておりイメージ的に実際の町を取り上げることに関して悪い気がしてならないので少し心配になります…

余計な推論(余計なお世話ですが、感想とともに)
{netabare}

桜が印象的に劇中に使われる一方で、OPに感じていた違和感が3話でやっとぬぐえました。
それはOP曲を聞いて、これはカワルミライ(神様のメモ帳の主題歌)だ!と思ったということでした。
物語的にも夏であったし、OP曲の明るさが夏らしさを感じさせるものでした。
その分、1話で強調された桜の存在感がよく分からなくなりました(桜の木の下にはよく死体が埋まっているという迷信みたいなものがこのタイトルとも結びついていることもあって、切り離せずにいたからかな?)。

神秘的に、存在している桜の花の可憐さが、この物語のイメージともなりえているのがCM等前情報で見て分かるものになっていますが、死体になった「骨」というものが、それとは似ても似つかない悲惨さであふれていることを感じました。

どうにも払拭できない夏感とともに、少し大人であるはずの櫻子も子供っぽさを余計感じることになってしまって、死体(骨)収集という理解しがたい趣味嗜好も、さほど異常さを感じない、偏屈な人物ながらにも理解できるものになっていると思えるので、随所に見せる頭蓋骨を語っているときの雄弁さはオタク的な感性であることが伺えて、櫻子という人間にミステリアスな部分はなくなっていきました。

それと同時に、櫻子の存在の語りべとなっている正太郎の語りが必要なく感じられ、正太郎の人間性のほうがミステリアスに感じられます。
しいては、櫻子と正太郎の二人には危なっかしさを感じるものになって(これも夏っぽさの魅力の一つ)、物語的には大人的な立場の人が必要なのでは?と感じました。

余計な推察ですが、正太郎のミステリアスに感じる部分には心があるのに心がないのでは?と思うところがあり、櫻子に惹かれるところもそうなのですが、死体運び(一応は動物ですが)の手伝いを通りすがりの人(鴻上)に間接的にもさせていたので、次第に櫻子の影響を受けていってることの描写なのではないかと思う1話の冒頭場面でした。
異常な愛情を秘めているのではないかと感じる点がどこか危うい人物になっていると思います。
また、櫻子のことを「過去に生きた人を慈しむ者」だと語っています。


反対に、櫻子に関して言うと、死体に関する興味にはどこか可愛らしい一面を見せています。
見た目には髪が長く目がきっちりとしているのでオーソドックスなミステリアスを感じさせる人物に映るのですが、巷には残念な美人という言葉がありますが、どちらかとオタクという言葉が似合います。
謎を解くときの幻想的でカラフルな場面は、たとえば京アニ制作の「氷菓」のミステリであったならとても印象深い演出で青春の情景とも上手く重なっていたものであったのに、「死」や死以上の側面が見える「櫻子さんの~」の場合、そんな幻想的な挿入では、何かこのまま受け入れてしまってはいけない思いを抱きました。
大人のミステリというよりは、どこかで見たことのあるミステリものになっているのはそういった演出が効果的にあるためだと思います。

変人とミステリー、という今となっては目新しくはないミステリーの組合せとなっているものですが、骨に関するところの着眼点と、どんなジャンルになるだろうかとの想像をさせるところが見る前では大変興味深かったのですが、主人公にオタク的な感性を感じるためか、どこか不十分な人間性を以ってして物語が進んでいくことに違和感を感じています(※オタク性が悪いのではなく、人間や人間関係に興味はないという前口上があったのに、事件を解くために積極的に人々と関わるという触れ合いの場面があるという矛盾があって、そこで生じる葛藤がなく解決へと進んでいくことに、前口上である導入部分など印象付けようとしていた、詩的で刹那的な描写となっている桜の存在感、また、そういった世界観はなんだったのかというミステリーが逆に生まれてしまったので、「骨」を取り扱った部分が妙に浮いていると感じる…尺の問題かなぁ)。

所々に、お茶をするのに好都合な食べ物(ケーキやスイカ、お茶菓子等)が登場してくるので、原作小説を読みながらお茶をするのが本来楽しむべき適切なスタイルなのではないか、と思われます。
また、そういうスタイルに合った人が楽しめる物語?とも思案しています。

個人的には、磯崎齋が怪しいですね(何も事件は起きていないのに・・・CVはあの人なので)。
大人のミステリを謳っているので、一応ミステリーものだと思うのですが、虚構の中のリアルの中に虚構を持ち出されてしまうと何か違和感を感じてしまいます。
具体的には、舞台が北海道らしいので、リアルの中の虚構にある作り出されたリアルに持ち出された虚構(どこかで見たようなもの)という良く分からん構図になってるとインスピレーション的には感じたので、もう少し虚構を大事にして欲しい思いも抱きました。
シックなものをイメージしていただけにちょっと残念です。

万人受けするような、テレビドラマを見るような仕様に仕上がっていると感じました。
同時に、これがベストな演出だったのかなぁとも感じました。
かといって、頭蓋骨を愛してやまない主人公というのは不謹慎極まりないのだけれど。
{/netabare}

投稿 : 2015/10/27
閲覧 : 231
サンキュー:

2

3コマ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

全体的な安定感

現在3話まで視聴。

原作未読のため、ミステリー要素の強い推理ものかと思って思っていましたが事件・事故の背景にある出来事を読み解く作品のようですね。

容姿に優れたお嬢様だけど「骨」を愛してやまないというキャラクター性もさることながら
TROYCA前回制作の「アルドノア・ゼロ」同様に作画・音楽共に全体的に高いクオリティなので、今後も楽しみな作品です。

投稿 : 2015/10/25
閲覧 : 190
サンキュー:

2

北山アキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

うんちく系ラノベ?

原作未読

3話目で断念
お話がしっかりしている類ではなく、雰囲気モノであることは分かった。
その雰囲気が自分に合わないのも分かった。

1話目の感想
レーベル云々ではなく原作はラノベなのだろう(ジャンルとして)。
キャラ設定やディティールに説得力がない作劇はラノベとしか言いようがない。
例えば、警察の扱いとかがコナンとかと変わらない。

好き嫌いで言えば、会話はさむいし、主人公二人も魅力を感じない。
お姉さんの語るうんちくに耳を傾けられるか否かが、好き嫌いの分かれ目か?

同期のミステリー系で言えば、「すべてがFになる」第1話はこんなラノベ臭はしない。
二作品を比べると、原作者の思索の深さにかなりの格差を感じる。
といっても「すべてがF…」も面白くなるかはまだよく分からない感じだったけど。

投稿 : 2015/10/22
閲覧 : 349
サンキュー:

4

ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

1話は微妙だったけど

【2話見て を追加】

【1話見て 透明骨格標本って綺麗だね】
{netabare}本作の推理開始場面で、ふと、思う。
透明骨格標本を初めて見たのは何時何処でだったか・・・
そんな昔のことでもなく、
見た場所もハンズだったか、どっかの水族館とか博物館とかだったか。
「ひゃー、綺麗なもんがあるなぁ・・・」
と思った思い出。

思い出しついでに”透明骨格標本”で検索すると、作り方が書いてあった。
・丸っとホルマリン漬けにする
・軟骨を青、硬骨を赤で染色する
・薬剤に漬けたら肉部分が透明になる
大雑把に言うとこんな感じらしい。
肉を溶かして骨のみにして染色してるんだと思ったら違うのね。

さて、本作。
普通に縄の結び方とかから推理してたね。
普通だったね。
うん、普通の推理。
え?これでいいの?
櫻子さん絡みの紹介がずーっと”骨骨”なので、検死も骨絡みかと思った。
透明骨格標本のように、櫻子さんにはタンパク質が透明に見えて、その骨の状態から死因などを特定する、
とかそういう話かと思ったのだ。
なんか、勝手に肩透かし。
掘り当てた頭蓋骨の説明なんかは良かったんだけど。

あと、
コナンといると殺人事件に巻き込まれる
金田一少年と(以下同文)
櫻の樹の下には死体が埋まっている=櫻子さんと一緒にいると死体に出くわす
いやいやいや、そんなん理由付けにはならんよ。

なんか、方向性が見えない始まりだったなぁ。
でも、伊藤静の「少年」って言い方は、相変わらず、なーんか心地良い。{/netabare}

【2話見て 見えた方向性】
{netabare}迷子の親探しで
「お前ら使えねーから、俺の知り合いのネェチャン頼りにしようぜ!」
と警察に面と向かって言い放ち、それが通用する。
「そんなわけあるかい!」
というのは、まぁ、おいておこう。

ヤク中の起こした一事件、で終わるはずのラストに、
 視線を感じて振り向く櫻子
 野次馬の間に一人分の空白
というのを入れてきた。
第三者関与の明示。
これがただの一事件ではないよ、という暗示。

このシーンを見て「ん?」となったから、早送りでサックリと観直してみると、気になるシーンがあった。
ヤク中をパトカーに入れるシーン。
わざわざ、ヤク中を画面にアップにしてまでこのシーンを入れる意味。
「チョウチョを、あの人に届けないと・・・」
ヤク中の戯言?

チョウチョ?
言われてみれば、タイトルの”死”の文字にチョウチョが止まってるし、”埋”の字にもチョウチョがいる。
OPで変な横顔の人のシーンでもカラスアゲハが描かれてるし、櫻子が玄関ドアが開かずに絶望するシーンでもチョウチョの影が舞っている。

物語においてチョウチョというと
・胡蝶の夢
 夢か現か幻か。物語や登場人物の境界線が曖昧な状態。
 「乱歩奇譚」でも散々使われてた。
・バタフライエフェクト
 因果の繊細さ表現。蝶の羽ばたき一つ変わるだけでその後に起きる出来事が変わっちゃうんだよ、
 というタイムスリップもののお約束。風の吹き方次第で桶屋の儲かり方は全然違う。
この辺を表すキーアイテムになる。
櫻子さんという浮世離れしたキャラが主人公の本作だと、”胡蝶の夢”って感じとなり、
 高校生の正太郎にとって、櫻子さんと過ごしたあの時間は・・・
という風に使われることが多い。

が、タイトル、OP、台詞、でチョウチョというキーワードを出した上に、第三者関与が明示された2話の事件。
ふーむ・・・
ここから起こる様々な事件に櫻子と正太郎が巻き込まれ、
別件と思われたそれぞれが一つに向かって集約されていく。
その先にいるのが、OPでの変な横顔の人とチョウチョ。

なるほど、そういう方向性の物語なのね。
物語として楽しそうだ。

でもね、アニメーションとしての魅せ方が今一歩なんだよなぁ・・・
「推理を始めよう」の透明骨格標本シーン以外、「アニメとしての特色」があんまり無いというか。
画は綺麗なんだけどねぇ。{/netabare}

投稿 : 2015/10/21
閲覧 : 313
サンキュー:

5

次の30件を表示

櫻子さんの足下には死体が埋まっているのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
櫻子さんの足下には死体が埋まっているのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

櫻子さんの足下には死体が埋まっているのストーリー・あらすじ

北海道の旭川を舞台に、抜群の美貌とスタイルを持っているのに美しい骨を愛でるのが大好きなお嬢様の九条櫻子と、そんな彼女に振り回される平凡な高校生の館脇正太郎の2人が、骨にまつわる事件にかかわっていく物語。(TVアニメ動画『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年秋アニメ
制作会社
TROYCA
主題歌
≪OP≫TRUE『Dear answer』≪ED≫TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND『打ち寄せられた忘却の残響に』

声優・キャラクター

伊藤静、榎木淳弥、今村彩夏、磯辺万沙子、高橋広樹、石田彰、柿原徹也

スタッフ

原作:太田紫織(E★エブリスタ掲載・KADOKAWA角川文庫刊)、キャラクター原案:鉄雄、 監督:加藤誠、副監督:別所誠人、シリーズ構成:伊神貴世、キャラクターデザイン・総作画監督:サトウミチオ、プロップデザイン:小川浩、美術監督:伊藤聖/キムヒョンス、色彩設計:篠原真理子、撮影監督:津田涼介、編集:右山章太、CGディレクター:小林学、音響監督:菅原輝明、音響効果:上野励、音響制作:ダックスプロダクション、音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND、音楽プロデューサー:吉江輝成、音楽制作:ランティス

このアニメの類似作品

この頃(2015年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ