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「櫻子さんの足下には死体が埋まっている(TVアニメ動画)」

総合得点
70.1
感想・評価
936
棚に入れた
4979
ランキング
1645
★★★★☆ 3.6 (936)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.5

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櫻子さんの足下には死体が埋まっているの感想・評価はどうでしたか?

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

櫻子さん

過去に視聴済み。
視聴後に原作(アニメ部分くらいまで)読了。

旭川が舞台、住んだことはないので
情景があっているのかはわからない。
そこでのミステリーは面白かった。

櫻子さん(婚約者あり)と正太郎の関係が
どうなっていくのか興味あります。
あと変な方言を使っていないところが高評価。
北海道弁知らない人のセリフ聞いてると
「あ、アクセントが・・・ニュアンスが違うwwww」ってなる(笑)

投稿 : 2019/02/15
閲覧 : 330
サンキュー:

9

ネタバレ

オリヴィエ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

おねショタ骨ミステリ

骨格標本を仕事にするぐらい骨マニアの櫻子さんと少年を据えた異色ミステリ物

ミステリは好きなのでアニメ化以前に原作読んだ際、あまりにも櫻子さんの歯に衣着せぬというか直接的な物言いに不快感しか感じなかったのであまり期待が持てませんでした。
アニメ化に至りこれでも大分オブラートに包まれたかなと思いますが、やっぱり品がない言い方で本当に櫻子さん苦手です。
{netabare}実際、情緒不安定な人にもいつもの調子でやってるから刺されそうになってるし・・・。{/netabare}
最終回は回想にして決着せずにこれからも続いていく的な形で終わってしまいましたね。

投稿 : 2018/05/13
閲覧 : 362
サンキュー:

10

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

氷菓のような評価をされたかった作品?

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
リアル路線のミステリーアニメ。本格的なミステリーもの、推理ものと考えてしまうと、やや物足りないが、変な特殊能力とか使わないだけ、まともにおもえる。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
冒頭の、桜舞い散る学園やそこに流れる雰囲気は明らかに、ライトミステリーの名作「氷菓」を思わせる。

ただ、氷菓との決定的な違いは、「キラキラしていない」という点だろう。むしろ、推理面では氷菓よりも納得できる点が多く、ミステリー小説としては面白いのかもしれない。ただ、「キラキラ」していない。「ワクワク」しない。「ドキドキ」しない。

この作風なら、むしろ実写で連続ドラマ化し、火曜なんちゃらとか木曜なんちゃらで放送した方が良かったのでは? キャストによっては数字とれたと思う。タイトルにもインパクトあるし。

まあ、アニメは嗜好品だから、色んな種類があって良いし、それを好みに合わせて我々視聴者が選べば良いんだろうけど、個人的にはやっぱり、心が温かくなったり熱くなるものが好きだな。折角の現実逃避だからね。

最後まで視聴ができたのはただの一点、第1話で紹介された、「梶井の小説がどう生きてくるか」を見たかっただけである(まさか最終話で、はっきり言っちゃう&本当に死体が埋まっているとは思わなかったがw)。
{/netabare}

【余談~ 梶井基次郎 桜の樹の下には と本作の関連性(文学部的レビュー) ~】
{netabare}
この作品を語る上で、梶井基次郎の「桜の樹の下には」を念頭に置くことは避けられないだろう。

なんで、まずは「桜の樹の下には」を全文掲載します(青空文庫より)。少し長い詩ですが、興味があれば読んでみて下さい♪ 難解ですがね(汗)
{netabare}
桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている!

これは信じていいことなんだよ。何故なぜって、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。

どうして俺が毎晩家へ帰って来る道で、俺の部屋の数ある道具のうちの、選(より)に選ってちっぽけな薄っぺらいもの、安全剃刀の刃なんぞが、千里眼のように思い浮かんで来るのか――おまえはそれがわからないと言ったが――そして俺にもやはりそれがわからないのだが――それもこれもやっぱり同じようなことにちがいない。

いったいどんな樹の花でも、いわゆる真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気を撒き散らすものだ。それは、よく廻った独楽(こま)が完全な静止に澄むように、また、音楽の上手な演奏がきまってなにかの幻覚を伴うように、灼熱し生殖の幻覚させる後光のようなものだ。それは人の心を撲(う)たずにはおかない、不思議な、生き生きとした、美しさだ。

しかし、昨日、一昨日、俺の心をひどく陰気にしたものもそれなのだ。俺にはその美しさがなにか信じられないもののような気がした。俺は反対に不安になり、憂鬱になり、空虚な気持になった。しかし、俺はいまやっとわかった。

おまえ、この爛漫(らんまん)と咲き乱れている桜の樹の下へ、一つ一つ屍体が埋まっていると想像してみるがいい。何が俺をそんなに不安にしていたかがおまえには納得がいくだろう。

馬のような屍体、犬猫のような屍体、そして人間のような屍体、屍体はみな腐爛(ふらん)して蛆(うじ)が湧き、堪らなく臭い。それでいて水晶のような液をたらたらとたらしている。桜の根は貪婪(どんらん)な蛸(たこ)のように、それを抱きかかえ、いそぎんちゃくの食糸のような毛根を聚(あつ)めて、その液体を吸っている。

何があんな花弁を作り、何があんな蕊しべを作っているのか、俺は毛根の吸いあげる水晶のような液が、静かな行列を作って、維管束のなかを夢のようにあがってゆくのが見えるようだ。

――おまえは何をそう苦しそうな顔をしているのだ。美しい透視術じゃないか。俺はいまようやく瞳を据えて桜の花が見られるようになったのだ。昨日、一昨日、俺を不安がらせた神秘から自由になったのだ。

二三日前、俺は、ここの溪(たに)へ下りて、石の上を伝い歩きしていた。水のしぶきのなかからは、あちらからもこちらからも、薄羽かげろうがアフロディットのように生まれて来て、溪の空をめがけて舞い上がってゆくのが見えた。おまえも知っているとおり、彼らはそこで美しい結婚をするのだ。しばらく歩いていると、俺は変なものに出喰(でくわ)した。それは溪の水が乾いた磧(かわら)へ、小さい水溜を残している、その水のなかだった。思いがけない石油を流したような光彩が、一面に浮いているのだ。おまえはそれを何だったと思う。それは何万匹とも数の知れない、薄羽かげろうの屍体だったのだ。隙間なく水の面を被っている、彼らのかさなりあった翅(はね)が、光にちぢれて油のような光彩を流しているのだ。そこが、産卵を終わった彼らの墓場だったのだ。

俺はそれを見たとき、胸が衝かれるような気がした。墓場をあばいて屍体を嗜(この)む変質者のような残忍なよろこびを俺は味わった。

この溪間ではなにも俺をよろこばすものはない。鶯(うぐいす)や四十雀(しじゅうから)も、白い日光をさ青に煙らせている木の若芽も、ただそれだけでは、もうろうとした心象に過ぎない。俺には惨劇が必要なんだ。その平衡があって、はじめて俺の心象は明確になって来る。俺の心は悪鬼のように憂鬱に渇いている。俺の心に憂鬱が完成するときにばかり、俺の心は和なごんでくる。

――おまえは腋(わき)の下を拭ふいているね。冷汗が出るのか。それは俺も同じことだ。何もそれを不愉快がることはない。べたべたとまるで精液のようだと思ってごらん。それで俺達の憂鬱は完成するのだ。

ああ、桜の樹の下には屍体が埋まっている!

いったいどこから浮かんで来た空想かさっぱり見当のつかない屍体が、いまはまるで桜の樹と一つになって、どんなに頭を振っても離れてゆこうとはしない。

今こそ俺は、あの桜の樹の下で酒宴をひらいている村人たちと同じ権利で、花見の酒が呑のめそうな気がする。
{/netabare}

、、、梶井といえば、「檸檬」が代表作である夭逝の作家である。作家というより、詩人。私はむしろ内面的には女子だと思っている。

梶井は、武骨な外見とは裏腹に、とても繊細で移り気(感覚的)な人物だ。

梶井の友人として有名なのは川端康成。一方、梶井の作品と近い性質(デカタンス)を持つのは芥川龍之介である。私はこの二人を、「日本文学史上、最も優れた天才作家」だと思っている。現代ではNo.1の評価を受けている村上春樹ですら、裸足で逃げ出すほどの才能だ(と、勝手に思っている)。

川端、芥川の対比は面白い。これはウチのゼミの教授の受け売りだが、川端は「醜なるものに美を見い出す作家」であり、芥川は「美なるものに醜を見い出す作家」である。例えば川端は、遊女や孤児などをよく書いたが、いわゆる社会の中で低く見られている人々に対し、僅かながらの光や輝きを見ようとしている。一方芥川は、上流階級の女性や優しき人間を書きつつも、そこに必ず醜さを見いだしている(基本的に人間が嫌いなのだろう)。

梶井に関しては、この美意識が作品ごとに変わっている印象がある。その辺が感覚的な作家であるという評価に繋がっているのだろう。

梶井の代表作である「檸檬」に関しては、川端的な「醜なるものに美をみる」姿勢が見られるし、「桜の樹の下には」芥川的な「美なるものに醜をみる」姿勢が見られる。

梶井は、桜の木の下に死体が埋まっていることを「妄想」と認めている。しかし、この妄想が完成するまでは、爛漫と咲く桜に対して、「ひどく陰気な」心を抱いている。それは、自らが深刻な健康被害を被っていた故の、生命への畏れだろうか。それとも、完璧な美が存在するのなら、自らの文学が価値を失ってしまうということへの恐れだろうか。

おそらく梶井は、「純粋に、無邪気に、存在そのものが美しいもの」を無条件には信じられないのだろう。美しいものには、美しい為の理由がある。それを解き明かせないかぎり、梶井にとってその対象物は恐怖の対象(得たいの知れないもの)になるのだ。

日本人は桜が大好きだ。桜は美しい。皆が口を揃えて言う。にも関わらず、なぜ桜が美しいか、桜を好きなのかをはっきり説明できる人は少ない。

ピンク色だから? 散るから? 期間限定だから?

じゃあ、なぜピンク色だと美しいんだろう? 散るのはなぜ美しいのだ? と、なっていく。

無条件に皆に好かれる存在は、恐怖だ。

例えば、クラスメイトにそんな人はいなかっただろうか? 特別に何が秀でているわけではないのに、なぜだかみんなに好かれている存在。みんなが口を揃えて「あいつは良い奴だ」と言う奴は、なんだか不気味だ。でも、もしそいつに何らかの短所や欠陥を見つけられたら、そいつのことを本当の意味で好きになれないだろうか?

桜の木の下には、死体がある。桜は、死を吸っているから、生を謳歌できる。桜だって、完璧ではない。醜さを内包している。

そう妄想することで、梶井は初めて「あの桜の樹の下で酒宴をひらいている村人たちと同じ権利で、花見の酒を飲めそうな気がする」のだ。

……頭が良すぎる人ってのは、花見ひとつするにも大変だねぇ(笑)

さて、櫻子さんの話である。櫻子さんは、死体(骨)が好きだ。しかし、死が好きなわけではない。むしろ、死を嫌悪している。櫻子さんにとっての死体とは、生の裏返しであり、生を語るものだ。

櫻子さんは、生を無条件には信じられない。死体を見て初めて、「あぁこの死体は生きていたのだな」と感じることができる。これは梶井が、桜の木の下に死体があることを妄想して初めて、「あぁ桜の花はきれいなのだな」と感じられる感覚に似ている。

梶井は深刻な健康被害を抱え、常に死を身近なものと感じていた。自らが死を内包しているからこそ、普通の人なら見逃してしまうような、身近な景色や出来事にも価値を見い出だすことができたのだ。だからこそ、「何の代償も払わないような、無邪気な、無条件な、美や生」には懐疑的だったのだろう。

櫻子さんも、(弟の)死を抱えていた。だからこそ、「ただそこにある生」を感覚的に素直には受け止められず、そんな生にも価値を見いだせない。一見すると冷たく、非人道的な人間のように描かれていた。でも、良く考えると可哀想な人間である。

やはり、頭が良すぎるというのは、大変だな。

もしくは、これは正太郎から見た櫻子さんへの感想なのかもしれない。櫻子さんの正体不明な美しさを説明するための比喩として、「死を吸っているから」としたのか? いや、正太郎はそんな考え方をする子じゃないな。ということはやはり、第三者的な視点で、櫻子さんの本質を言い表していると考える方が自然か。

正太郎は冒頭で、作品の舞台である旭川のことを、「時間が停滞している」「この街には過去の記録がひっそりと優しく息ずいている」と、評している。それは、櫻子さんが死体に抱く感覚と同じではないだろうか。

死を見ることで生を感じる。つまりはそういうアニメである。

この一点において、梶井の「桜の樹の下には」が有効に生かされている。が、多分その一点以外においては、関連性は見られない(ひょっとすると、タイトルのインパクトだけで流用し、小説の中身までちゃんと生かしていないのかもしれない)。まあ、文学部的なレビューの結論としてはそんなところかな。
{/netabare}

投稿 : 2018/03/29
閲覧 : 722
サンキュー:

42

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ライトノベルながらしっかり「ミステリー」してる

ライトノベルの定型を守り、美少女主人公と冴えない男子をサイドキックに置きつつ、ミステリーとして良くまとまっていると思います。作画も地味ながらリアルな背景美術と人間模様を描き出し、より豊かな感情を写してます。

作者がコナン・ドイルやアガサ・クリスティが好きだと言っているように、主人公櫻子の装いがポアロやホームズを想起させる出で立ちで、変人具合がキャラクターとして立ってて面白いです。

金田一少年や京極堂シリーズなどを思い出させる作風であり、流石、作者が女性だからか登場人物の心情が他のライトノベルに比べると繊細でリアルです。

もう少しミステリーの要素や事件性を際立てていれば名作と言えたと思いますが、どちらかといえば少女漫画らしい「人間の関係性」に焦点を当てているので、個人的にそれこそ本格ミステリーや「羊たちの沈黙」や「セブン」のようなハードなサイコスリラーを求めていたので若干物足りなさが残りました。

地味な内容だからこそキャラクターの感情の面まで目を配れるのは非常に鋭い観察目だと思います。

久々に良い本をを読んで、世界に対する見る目を変えさせてくれた作品でした。

最近、女性の漫画家や小説家の方が鋭い視点を持った作品が多い気がします。もっと男も頑張らなければいけないかもしれません。

投稿 : 2018/03/22
閲覧 : 360
サンキュー:

11

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一応推理アニメ?になるのかな

一応推理アニメ、まあ骨アニメと言った方が正しいけど・・・

主人公正太郎と標本家で骨フェチの櫻子が行く先々で出会う事件を解決していく。

一応実写ドラマもやっている、ドラマだと櫻子を観月ありさがやっているが、正太郎をキスマイの藤ヶ谷がやっているらしい、正太郎のイメージに合わねえなぁwww

声優はさほど豪華とはいえない、櫻子を伊藤静、磯崎先生を石田彰、内海の高橋広樹がやっているが他の声優はパッとしない、正太郎の声優は名前も知らなかった。


1話→正太郎と櫻子は骨を探してると人間の頭蓋骨を見つける、警察に通報し一緒に交番に向かっていると警官が人間の水死体が見つかったのだという・・・

2話→正太郎は夜コンビニにいくと裸足で歩いている子供を保護する、櫻子に子供の身元を推理するように頼むが・・・

3話→正太郎と櫻子は山の中で悲鳴を聞く、聞こえた場所に行くと白骨遺体を見つけるが・・・

4、5話→正太郎と櫻子は警官の内海に頼まれて内海がたまたま再会した友達の悩みを解決しに行くが・・・

6話→正太郎と同級生の百合子は祭りに行く途中黒髪の女性が落とした手紙を読みその人が自殺しようとしているのだと思い女性を探す・・・

7、8話→正太郎の学園祭にきた櫻子、理科室で櫻子が標本をみていると磯崎が理科資料室の整理をお願いしてくる、整理をしていると人間の骨が見つかる。

9話→百合子が櫻子に祖母が自分に渡すはずだった絵を見つけて欲しいと頼む/正太郎の祖母が入院していた時、さほど好きでもないプリンをお見舞いに頼んでいたのは何故かを考える・・・

10、11話→かつて磯崎の教え子だった一重が失踪した、当時仲の良かった三奈美に連絡を取ろうとする。

12話→櫻子と正太郎が出会う話。

投稿 : 2018/03/06
閲覧 : 258
サンキュー:

2

hinazuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

『骨』は雄弁に語る

主人公の櫻子さんと居ると
死体に行き当たるということで、
推理し『死』について考えるお話です。

特別大きな盛り上がりはないものの、
なかなか隠れた名言も多く感じた作品でした。

原作は小説とのことで、個人的にはアニメでよりも
文書でじっくり読みたい内容だったように思います。

投稿 : 2017/11/07
閲覧 : 250
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ミステリアスな女性って素敵ですよね。

この作品のヒロイン、櫻子さんは「標本士」と呼ばれる職業についています。
そして心から動物たちの骨を愛する少しミステリアスな女性です。

ストーリーとしては一話完結型で、櫻子さんが周辺で巻き起こる事件を骨を頼りに解決しているというもの。(アメリカの某ドラマではありません)

死者だけでなく、生者の骨格からでもその人の性格などを推理できてしまう聡明な頭脳を持つ一方、少し変わった音楽が好きだったり、甘いものが大好きだったりと、おちゃめな一面をもつ櫻子さん。とても素敵です。

ストーリー性はあまりありませんが、謎解きミステリーものとしてはとても面白い作品でした。

投稿 : 2017/10/27
閲覧 : 194

げろりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ん~、なんかなぁ~

まあつまらなくはないですが、もう一回見ようとは思いません。
櫻子さんは美人で見ていて飽きませんが、いかんせん内容がなぁ。。
ん~、なんかなぁ~、でもやっぱり微妙でした。
ゴム手袋普通にはめてるだけなのに、マンモスの骨でてきてイラッとしましたね。その演出腹立つのでやめて欲しかったです。
ドラマでもやってましたが、わざわざアニメにしなくてもと思いました。
話も尻切れトンボでしたし。
ドラマはオリジナルか分かりませんが、ちゃんと犯人出てきましたし。

まあ、時間のある人は見てもいいかもしれませんね。

投稿 : 2017/10/23
閲覧 : 210
サンキュー:

6

うたわれリアン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

華やか

最終回前の前後編では、凄くブラックな感じで、最終回はどうなるのか不安だったのですが、正太郎の必死の告白で丸く収まったようで良かった!
櫻子さんが幼い頃の正太郎を知ってるようなフラグは未回収でしたが、まあまあ面白かったです。

投稿 : 2017/09/09
閲覧 : 244
サンキュー:

6

Marsa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

推理、解決物。まだ1期で前座ってとことでしょうか?

原作未読。
叔父から法医学を学んだ経歴のある骨に詳しい櫻子が、遭遇する事件やトラブルを
推理して結論を見出すお話です。
他の推理物と同様に、関わる人の心も解決していきます。
また櫻子さん自身も謎でそれも徐々に明らかになっていくという作品です。
原作は人気があったようですが、アニメでは内容、雰囲気が違うのでしょうか?
アニメは深夜放送だったとのことで、子供向けってことではないと
思うのですが、推理に使われる知識は難しいことを並べていますが
医学的に間違いもあって、それらの関連性が希薄で、それで解決と言われても
んー、って感じで、全体として短絡的でお安いように思います。
死人に口なし、なんとでも言えるって感じです。
また、ほとんどの登場人物が必要以上に唐突に感情的になり、
情緒不安定な印象で、わがままで自己中ともとれてしまいます。
原作と違って、アニメでは視聴者に感傷的になってもらいたいがために
オーバーになっているのでしょうか。
櫻子さんの謎が解明されてませんので、原作には続きがあるようですが
アニメでは、大人向けとしては厳しいかな。
しかし、作画は骨の形を間違っているところがありますが、力が入っていて
綺麗です、作画が綺麗ですと、観やすく、最後までみれますね。

投稿 : 2017/08/15
閲覧 : 256
サンキュー:

15

kooodain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルから想像するよりライトで見やすい

タイトルからホラー感があるが推理物。
死体というより骨が好きな骨格標本師?が事件に関わり骨によって解決する話。
アニメになっている推理物としてはちょっと特殊。

また単純な推理物というより櫻子と主人公の関わり合いの話。
過去の色々は推測は出来るが紐解かれないまま終わる。
おそらく原作はまだ続いているので最終回はちょっとしたオリジナルかも。
まぁ打ち切り感があるけどそれなりに上手く纏まっていたw
途中で終わってしまうのが非常に残念。

櫻子がちょっと特殊なので死体とかと遭遇しても結構軽い気持ちで観れる。
また推理物なのでシナリオも重いと思いきややはり櫻子がおかしいので気楽に見れる。
ただ血や死体、骨が出てくるので苦手な人は注意。

点数は低いが個人的には結構お気に入りのアニメ。
何ってやっぱり推理の前の演出が相当点数下げています。

▼物語の評価
推理物としては異質。
推理物に見慣れていてもそこが楽しく見れる所かも知れない。
ただガッツリとした推理物というよりは主人公と櫻子の関わり合いの話。
ワンクールでは全て描けず途中で終わっているのが唯一の減点。

▼作画の評価
推理をする際の演出が派手かつやりすぎ。
雰囲気と離れていて違和感が大きく、正直うざいレベル。
ただマイナスイメージやネガティブなイメージの演出が良かった。
特に夕日を使ったり影を上手く利用していた。

▼声優の評価
特に違和感は感じなかった。
演技も配役も世界に合っていて良かった。
子安武人さんがまたあんな感じのキャラでウケた。

▼音楽の評価
OPの雰囲気がアップテンポで明るく雰囲気に合わない。
BGMは結構作風に合っていて使い方や音量も適切でよかった。

▼キャラの評価
櫻子がとにかく特殊。
これは他に類を見ないと言っても良い。

投稿 : 2017/08/04
閲覧 : 240
サンキュー:

7

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

骨好きの女性。

骨が大好きな櫻子さんと、その助手的存在の男の子の話。

何だかんだで骨や死体を見つけては、事件を解決していく。

櫻子さんは少年と弟を重ねている。
少年は櫻子さんに恋心を抱いてそう。

結局最後の犯人とは対面せず。
続くのかなーって感じの終わり方。

投稿 : 2017/06/13
閲覧 : 240
サンキュー:

2

ネタバレ

チャチャ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まさかの尻切れドンボ?

【あらすじ 】
舞台は北海道旭川市。骨格標本士という特殊な職業の九条 櫻子と高校生の館脇 正太郎が、発見された骨をもとに様々な事件を推理していく作品。

【スタッフ&その他】
原作 :太田紫織。
制作 :TROYCA。
監督 :加藤誠。
話数 :12話。
ジャンル:推理ミステリー。

【レビュー】
{netabare}ちゃんと人が死んで良かったです。いやいやそう言う意味じゃなくて......。作品の中で人が死んでという意味です。誤解を招く言い方でした。と言うのも、人が全く死なない学園で起こった些細な謎を推理する氷菓という古典部シリーズの作品もあるからです。こちらも嫌いではないんですが、私は作中で人が死んでの警察沙汰の王道パターンが好きです。王道の流れはこうです。まず、人が死んで「キャーー!」で死体を発見。→ 頭の固いベテラン刑事が現場に到着して頓珍漢な推理を展開。→ その後IQ高めの主人公が証拠を提示しながらトリックを推理。→ 「謎は全て解けた!じっちゃんの名に懸けて」でトリック暴き、「真実はいつも1つ」の決め台詞で事件は一件落着。これが王道の流れです。その点において、この作品はその流れをほぼ踏襲してくれていました。ですから私は氷菓より櫻子さんの方が好きです。


骨格標本士という専門的な知識を持つ櫻子さんの推理は、「白骨化した骨」という残された物的証拠を、科学的根拠や法医学に基づいて観察・推察して結論付けていくタイプの推理なので、明確で歯切れが良くて爽快感がありました。 ただ、櫻子さんがあまりにも万能であらゆる分野に精通しているので、骨格標本士という事をすっかり忘れてしまいそうになる事が多々ありました。


作品の後半でようやく長期ストーリーらしき「花房」の話題が出てきたのですが、結局最後まで謎のままでした。2期がなかったら永遠に謎です。「続きは原作で」という事なのでしょうか?何だろうこの「続きはWEBで」みたいなやり場のない焦燥感は....。ドラマ化の影響で円盤が売れて2期放送という結果に期待したいところですが、そこまで待てるかが問題です。確か原作は現時点で11巻。。。んー、いらぬ出費は御免を蒙りたいです。


この作品のタイトルの元ネタは、梶井基次郎の短編小説「櫻の樹の下には」の冒頭の一節「桜の木の下には死体が埋まっている」ですが、これは覚えておいた方が良いかと思います。他のアニメ作品でも時折セリフで出てきます。しかし実際は、桜の木の下には太い根があって人力で穴を掘る事はほぼ不可能です。ですから、死体を埋める際のおススメですが、群馬あたりの山中の雑木林にして下さい。いやいやもちろん冗談ですよ。{/netabare}

投稿 : 2017/06/08
閲覧 : 313
サンキュー:

9

ネタバレ

コーネリア さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作買ってみようかな

記憶があやふやだったのと続きが気になった記憶があったので視聴2回目


映像が綺麗!人物、自然、建物きっと骨なんかも丁寧に作られてると思います

内容は普通で普通に面白い、日本語変だぞと言われそうですが、これで終わりではないのでなんとも言えないです
磯崎先生悪い人なんじゃ?と疑惑が自分の中で出たり
ユリちゃんて正太郎好きなんだっけ?と記憶違いしてました
(2回目なのに
最終的にいくつかの事件が1つに繋がっていきハナブサに繋がる、櫻子さんの過去にも繋がっている感じです、そこで終わるので続きが見たい

キャラも櫻子さん、正太郎の二人だけでなく
ばあやさんも素敵でした
いーちゃんもかわいいし
先生やユリちゃんにもちゃんとストーリーがあって良かったと思いました

原作買ってアニメでの映像や声を思い出しながら想像して読んでみようかなと思いました

投稿 : 2017/05/30
閲覧 : 197
サンキュー:

3

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

正統派ミステリーと日常系ミステリーの中間的存在?

 原作は未読。
 作画はなかなかいい。

 ミステリーものだが、犯罪捜査をメインとする正統派ミステリーと日常のちょっとした謎を
追う日常系ミステリーの間をフワフワしている印象。
 ミステリーとしては正直なところ、アッと言わせるようなトリックや推理はなく、全体的に
軽め。むしろ事件に至るまでや事件後などの前後における人間ドラマに見どころがあるみたい。
 この人間ドラマの部分だが、人というものの優しさ、温かさを描くこともあれば、弱さ、
醜さを描くこともあり、良い面悪い面の両面を持つ人間の本質が見て取れる。

 主人公の九条 櫻子がちょっと異常な部分も含めて魅力的。彼女の言動から冷たい印象を
与えがちだが、表現方法が他と異なるだけで、本質的には情が深い人なのかなという感じ。
 ただ櫻子が印象的な分、逆にもう一人の主人公である館脇 正太郎を初め、他のレギュラー
キャラは割と平凡な印象だった。

 ストーリーに関して単話はそう悪くないが、原作からの構成があまり上手くないのか、
全体的な流れはぎくしゃくした感あり。
 この全体的な流れの主軸にある花房という謎の存在。本作は割と地に足の着いた印象の
作品だが、ここの部分はバトルものの悪のライバルといった感じで、良く言えば
エンターテイメント性が増した感じ、悪く言えば浮いた印象。この辺は好き嫌い別れそう。
 この花房だが、序盤で名前が明らかになっていない状態の時は、正太郎の教師である
磯崎 齋が正体なのかと疑ってしまった。磯崎の裏があるような描き方のせいもあるが、それ
以上にキャストが石田 彰氏であったのが、よりそういう思いを強くしてしまったみたい。
他作品の印象に影響を受けた悪い癖だなあ。

 本筋とは別にやけに食べ物の描写が多かったのが印象的。

投稿 : 2017/05/21
閲覧 : 215
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3

ネタバレ

フラフラのカタカナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

終わり方が気になる。

短編が続いての最終話。
物語を終わらせに来ると思ったら、全然違う方向で終わりました。
表現したいものが中途半端に感じました。
最後に恋愛作品なのかな?と思って
見終わった後、何とも言えない気持ちになりました。

投稿 : 2017/04/06
閲覧 : 244
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1

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たーきー999 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった

海外ドラマみたいなストーリーだが面白かった。続編あるのかな。。

投稿 : 2017/04/06
閲覧 : 223
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2

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shinnku さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

正太郎の苦労を笑ってあげましょう。

櫻子さん、僕はアニメ化する前から原作を読んでいて新刊買いに行ったらアニメ化の帯がついていて歓喜しましたね。

そんなこんなで、今回のアニメでしたが推理ものということで自分は「神メモ」を思い出しながら見ていました。
推理ものは原作道理にアニメにしようとすると、どうしても尺的に無理が出ることが多いのですが、櫻子さんは、「一話完結。どこから読んでも話が分かる」を掲げている小説でしてまあ、後のほうの巻になるとそうもいかないのですが、アニメで放送されている分にはほぼ原作道理の内容でっしたね。

少しクセのある作品ですので、好き嫌いが出るかなーと思います。

内容としては、骨格標本師そ櫻子さん(大人)が助手?の正太郎少年(高校生)と共にそこらに転がっている人骨などから事件を解決するといったお話です。
ちなみに、櫻子さんにはフィアンセがおり正太郎とのラブはありません。

原作を読み進めると、正太郎と鴻上(高校生)のラブがほのかに展開していきます。アニメ面白かったという人は是非原作も!

2017/04/04現在実写ドラマ化決定
http://www.fujitv.co.jp/sakurakosan/ もうすぐですよ~
ビブリアを超えることを願う

投稿 : 2017/04/04
閲覧 : 220
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3

ぱえりか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二期に期待!

櫻子さんと高校の先生のみたいな喋り方が
好きなのでひいき目で評価。

原作に忠実な展開で二期へ続きそうに
終わった感じで私は良かったと思う。
忠実半端に一期でまとめさせようとして
内容が薄くなったり、
最終回 無理やりな感じが無くて。
もし、二期しなくても原作読めばいいかな
って思いながら気長に待ちます‼︎

投稿 : 2017/03/16
閲覧 : 251
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4

ネタバレ

一言 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ミステリーを気軽に楽しみたい方へ

一言で言えば、骨大好きなサイコパスお姉さんのミステリーアニメ。


一風変わったタイトル、そしてミステリーものということで、注目を集めていたこのアニメ。
原作は書籍投稿コミュニティ、E★エブリスタに掲載されていたWeb小説。(私は原作未読です)
タイトルに惹かれ、視聴前からかなり期待していた作品。


まず、物語の評価…ミステリー要素ですが、個人的には楽しめました。
この話はタイトルにもあるように、どの事例も骨と絡めてあります。
骨要素は、こじつけな部分もあったかもしれませんが、斬新な題材、そして事件もだいたい1・2話完結で見やすく、ミステリー特有のワクワク感もあり、「普通に面白かった」という感想です。
また、作者さんは博学なんだなぁという印象。櫻子さんの知識がすごかった。

ただ、ミステリーが大好きな方にはお勧めしないかも。自分のような、「ミステリー特有の雰囲気」だけでも楽しめるような人や、ミステリー初心者にはいいかもしれないけれど、正統派なミステリーを求めている人には、なんかぱっとしないな、、と思うかもしれない。


残念だったのはキャラクターですね。
櫻子さんみたいな「ちょっと上から目線で男勝りな黒髪ロングのお姉さん」って言うようなキャラ、(例えるとリ●バスの来ヶ谷さんみたいな…)本来なら大好きな属性なんですが…萌えなかった。というより、むしろこのキャラクターのせいで釈然としないなあと思う話もありました。

ちょっと浮世離れしたような言動、くらいなら「どこか陰のある癖の強いキャラクター」として受け入れられたんですが、無神経な言動であったり、人を小ばかにする態度や、崩壊している倫理観はまさにサイコパス。
もちろん、サイコパスキャラが嫌いなわけではないのですが、なんか受け付けなかった。
櫻子さんがJKなら可愛げがあったかな?サイコすぎて痛々しさまで感じられた…。
{netabare}
それも、なにか櫻子さんの人格を変えてしまうような壮絶な過去があったのならまだしも、ただの骨バカの変わり者…だったようで、余計にもやっとした感じでした。
{/netabare}

まあでも、作品を盛り上げるために宣伝としてアニメをしたのでしょうし、伏線が綺麗に回収されなかったのは仕方がないかな。

作画は普通に綺麗で、バンクも結構好きでした。
OP、かなり良曲でした。EDも雰囲気に合ってて良かったと思います。


期待していただけに少し不満な部分もありますが、惰性で視聴したわけではなく、普通に楽しめた作品でした。
二期があれば見ると思います。

投稿 : 2017/03/11
閲覧 : 239
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2

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101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

花より遺骨

原作小説は未読。

ホームズの頃からミステリーで推理をする人には割と変人が多いと思いますw
事件は大概、常識の裏をかくため、
謎を追う側も非常識な一面を持って鍵をこじ開けるパターンが多い気がします。
推理とはある意味、倫理観などのたがを外して、
普通ではあり得ない角度から事象に挑む作業なのかもしれません。

本作で事件を推理する女標本士もご多分に漏れず変ったお方でw
大好きな物を目にすると人格が変る。
ここまでは一般人と同じなのですが、
彼女の場合は好物が骨なのが一線を画しています。

骨ゆえに、たがを外して口にするその発言は、
生命倫理に関わる物が多く、その独特の価値観に冷や汗をかいてしまいます。

ですが、リミッター解除により暴かれる、
嘘や死に潜んだ関係者の心情には、不意に感動させられるものがあります。

本作は事件のトリックや謎解きで魅せるタイプのミステリーではなく、
ミステリーが時折、成し遂げてしまう、今まで気が付かなかった人間の心情発見。
こうした面の開拓に特化したシナリオ構造。
唯一の真実と最善の嘘との間にある人間の奥深さに妙味がある作品だと思います。


展開的には、{netabare}本当の戦いはこれからだ!という微妙と言えば微妙な幕引き。
是非、続編での解答を期待したい所ですが、
宿敵キャラが典型的な弄ぶ系の敵なのが懸念材料。
個人的には今の所あまり魅力を感じません。なんか{netabare}毛もないですしw{/netabare}

不幸を愉しむ敵性格設定は、何でも引き起こせる魔法のアイテムですが、
一歩間違えば、茶番になり、ここまで積み上げてきた、
心情描写の深みが台無しになってしまう可能性もあります。

こうしたリスクに対する怖い物見たさ半分で、
いっそ原作で続き読んでしまおうか?とモヤモヤした引っかかりを抱えていた所、
この春、フジテレビで実写ドラマ化のニュースが……。

ドラマの1クールはアニメの2クール分の尺に相当するので、
奴との対決にもアニメを追い越して一定の決着が付くのかもしれません。

ただ、櫻子さん役が観月ありささんというのが年の差ミステリーw
ま、最悪フジがまたやらかしたとしても、
映像作品展開があればアニメ続編には追い風になると、
ポジティブシンキングで見守ることにしましょう。{/netabare}


個人的には{netabare} 常識的な倫理観に縛られて先生を薄情と誤解してしまった
女子生徒の心の揺れ動きや、
入院を断固拒否する、ばあやの矜持等{/netabare}に胸を打たれた。

骨になっても残るであろう人間の意志をあぶり出した、なかなか骨のあるお話でした。

投稿 : 2017/03/02
閲覧 : 337
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33

ちょっちゅね~ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

近年アニメ作品に埋もってしまった作品

とにかく周りと比べて影が薄かった作品

だが実際視聴してみると、次が気になる作品だった
所謂、「隠れた名作」

近年のアニメは「全員女の子の日常の作品」や「腐った作品」が多数の人気を占め、とてもつまらない作品が増加の一途を辿ってる為に、影が薄くなってしまったのだろう


作品全体のイメージは「コナンと蘭の役を反対にし、蘭の特徴に骨好きを入れた作品」



話の内容は
骨が大好きな女性とそれに興味を持って付き従う主人公が、数々の事件を紐解いていく作品(解決ではない)
主人公「あの人の命令で死体探しをしとるで」
女 性「主人公君大変ご苦労」

投稿 : 2017/03/02
閲覧 : 294
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5

橙色特別室 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぱっとしない、とにかくパッとしない

原作は未読。本作のようなミステリー作品はアニメでは珍しい方じゃないでしょうか。
私は推理小説やミステリー作品にあまり馴染みがないので、この作品がジャンルとしての斬新さを有しているのか判断しかねますが、知識やネタに関しては豊富だなと感じました。最初の二、三話に流れる置いてけぼり感さえ乗り越えれば、それほど悪くないアニメです。

ただ、自己の知識をひけらかしている様子も伝わってきます。得た情報をそのままネタにしているのか知識として扱いきれてなく、そのせいか物語がちぐはぐで、全体的な流れが上手く直結していませんよね。とにかく説明口調がひどい。奇をてらいたかったのか、人間という種の行動心理を知らないのか…物語のために人物が動かされて台詞を言わされているので、ツッコミどころが多く違和感が残り、物語に入り込めません。ネタは面白いのに、非常に残念な作品という印象。

平坦な物語で突出した部分はないものの、アニメでは珍しい作風なので、学園系やファンタジーを飽食した後に観ると真新しさを感じるかもしれませんね。キャラの可愛さやエロを使ったあざとさが皆無なのは好感が持てます。まあ、リアリティを追求する人には向いていません。

この作品を観て、年上女性も素敵だなと思えた自分は、素直に楽しめた一人でしょう。

投稿 : 2017/02/22
閲覧 : 250
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9

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

設定がちょっと新鮮なミステリー

原作小説。
原作未読。

謎多き女性と男子高校生のコンビ。
妙な年の差カップルであるが、高校生の年上の憧れはありがちな所もある。

骨に異常な愛情を注ぐのは科学捜査官ぽくもある。
一応ミステリーです。

個人的には同級生の女の子の方が魅力的と思うのだが、
男の子は年上がやはりイイみたい。

最後がこれからという感じで終わるのは第二期のためかしら。
うーーん、でもDVDの売りが薄いかもね。

この手の作品はNHK当たりが放送して、原作全てを作成して欲しいわ。

投稿 : 2017/02/13
閲覧 : 236
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6

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「さぁ、謎を解こうじゃないか」

北海道・旭川。この街には、「櫻子さん」が住んでいる。
櫻子さんは、美人で名家のお嬢様。なのに三度の飯より「骨が好き」。
そんな彼女と一緒にいると、なぜか僕まで骨と縁ができるようで。
骨にまつわる事件と櫻子さんに振り回されっぱなしの僕だけど、
それが嫌じゃないのは 櫻子さん、きっとあなたのせいだと思う。


~感想~
扱ってる事件がかなり現代的というか現実的なもの
真実を暴くないし見通したその後においても
良い話だったと思わせつつもしっかりと残された爪痕みたいなのがあって
良かった良かっただけでは終わらない余韻がよかったです
だけど話自体は抑揚がないためアニメとしては弱いです
難しいですね

櫻子さんみたいなこういう強烈なキャラが一人いれば
それだけで惹かれるものがあります
だた、正太郎の立ち位置がなんとも言い難い
助手ってわけではなく普通の少年として描こうとしたのか…
ここは賛否両論

でも作品全体として私はありかな!

投稿 : 2017/02/06
閲覧 : 198
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8

アヤト さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

謎解き

死体を通じて謎解きするアニメ
話の内容は結構面白かったけどなんとなくインパクトに欠けていたと思う


全部繋がってるけど1話1話が別の話
だから普通のアニメみたいに繋がりをそこまで気にしなくていい
そのぶん気軽に観れる

投稿 : 2017/02/04
閲覧 : 241
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2

アシタカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

物語も作画も櫻子さんも美しい

ミステリー推理系のアニメです。
1話の物語の引き込む力は
そこそこですが、独特な背景が
まるで油絵のように美しくとても良いです。

タイトルがとても不気味ですが
そこまで身構えなくても大丈夫です。
エルフェンリートとかじゃないんでw

話を進むごとに櫻子さんの美しさに
魅了されていくと思います。いい作品です。

投稿 : 2016/12/10
閲覧 : 235
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10

ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

クロヒカゲ

「ゆるゆり」のスピンオフではありません。
元はWEB小説なんですね、一応角川文庫で出版されてます。


<物語>
櫻子さんは骨マニアというだけあって、動物の骨に関する知識が随所に出てきますね。
それを元に事件を推理していくというのも、面白味があったかと思います。
一番印象に残ってるのは、心中の溺死は髪の毛を引き千切ってるケースもある云々って台詞ですね、何の役に立つかは分かりませんが勉強になりました。
ただ、櫻子さんの社会的な立場が不明瞭な感じがしました、骨集めも趣味でやってて所詮はアマチュアかなと。
博物館の学芸員とかの設定にしたら、さらに物語の幅が広がったのではないかとも思いますが。

<作画>
舞台は旭川市、この辺って普通にカフェとかあるんですね。
もしかして実際に白骨遺体とか出てきたら、作品と関連付けられて放送延期になるとか考えてましたが、そんなこともなくて良かったです。

<声優>
ドラマCDが出てたみたいですが、櫻子さんは小清水亜美さんから伊藤静さんに変わってますね。
伊藤さんの方が若妻感あって良いですね。

<音楽>
TRUEの曲はみんな同じに聞こえる。

<キャラ>
櫻子さんの足元に埋まりたい。
キャラは可愛いですね、黒髪好きには堪らないと思います。
櫻子さんもそうですが、百合子ちゃんや藤岡家の奥さんや画家を慕ってたJK達に至っても驚くくらい美人です。


意外と殺人を厭わない邪悪な存在が蔓延る優しくない世界です。
「ゴシック」や「氷菓」みたいな雰囲気で、そういうのが好きな人には良いんじゃないでしょうか。
2期フラグを立てるだけ立てて終わってしまいましたが、果たしてどうでしょう。

投稿 : 2016/11/23
閲覧 : 286
サンキュー:

3

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ミステリものとしてお話にならない

第2話の途中まで見て断念。

ミステリもの、警察もののドラマとして最低限のラインをクリアしていなかった。欧米の警察・刑事ドラマや小説のリアリズムに慣れている人には耐えられないほど幼稚に感じられるだろう。

アニメ作品としてそれをチャラにするほどの突出した面があるわけでもなく、むしろ陳腐な表現を多用した凡庸な作品。

投稿 : 2016/11/13
閲覧 : 261
サンキュー:

2

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ラスボスは終盤にちょろっと出てくるくらいで、完結していない。
ちょっといい話的な事件が続く。
残酷なことを平然と口に出し、時に子供っぽい一面を見せる櫻子のキャラに魅力を感じれば嵌れます。
ばあやとのやりとりが面白い。

投稿 : 2016/11/07
閲覧 : 193
サンキュー:

2

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櫻子さんの足下には死体が埋まっているのストーリー・あらすじ

北海道の旭川を舞台に、抜群の美貌とスタイルを持っているのに美しい骨を愛でるのが大好きなお嬢様の九条櫻子と、そんな彼女に振り回される平凡な高校生の館脇正太郎の2人が、骨にまつわる事件にかかわっていく物語。(TVアニメ動画『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年秋アニメ
制作会社
TROYCA
主題歌
≪OP≫TRUE『Dear answer』≪ED≫TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND『打ち寄せられた忘却の残響に』

声優・キャラクター

伊藤静、榎木淳弥、今村彩夏、磯辺万沙子、高橋広樹、石田彰、柿原徹也

スタッフ

原作:太田紫織(E★エブリスタ掲載・KADOKAWA角川文庫刊)、キャラクター原案:鉄雄、 監督:加藤誠、副監督:別所誠人、シリーズ構成:伊神貴世、キャラクターデザイン・総作画監督:サトウミチオ、プロップデザイン:小川浩、美術監督:伊藤聖/キムヒョンス、色彩設計:篠原真理子、撮影監督:津田涼介、編集:右山章太、CGディレクター:小林学、音響監督:菅原輝明、音響効果:上野励、音響制作:ダックスプロダクション、音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND、音楽プロデューサー:吉江輝成、音楽制作:ランティス

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