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「ベルサイユのばら(TVアニメ動画)」

総合得点
73.5
感想・評価
138
棚に入れた
629
ランキング
1011
★★★★☆ 3.9 (138)
物語
4.1
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
4.0

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ベルサイユのばらの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続私的アニメ感想簿100

草むらに~名も知れず~♪(中略)バラはバラは美しく散る(ジュテーム、オスカル)という主題歌がホント、印象的でしたね。

最終回の予告
「最終回、さようなら我が愛しのオスカル、お楽しみに・・・」
って、あの39話のラストの展開で、どこをどう楽しめるっていうんだ~っ(魂の叫び)
まあ、それは置いといて(いいのか?)男装の麗人オスカルと王妃マリー・アントワネット、オスカルを愛するアンドレ、フェルゼン、ロザリー、ジャンヌ、デュ・バリー夫人・・・様々なキャラクターが終末に向かって描く悲劇は、素晴らしい作画と相まって、まさに大河ドラマと言っても過言ではないアニメでした。
(序盤の1クールはちょっとかったるい感じもしましたが、中盤から盛り上がってきましたね。)

史実を知っていれば、フランス革命で起きるので悲劇にしかならないのは分かってるんですけど、その悲劇さえ美しい(byブンドル)
44年ほど前に、こんな素晴らしい作品を作った東京ムービーに脱帽です。

余談
1979年に公開された実写映画ですが、アニメも宝塚も素晴らしい出来だったのに何故、この映画だけは失敗したんでしょうね。
フランス政府の協力でヴェルサイユ宮殿での撮影が特別に許可されるなど、至れり尽くせりだったんですけど・・・う~ん。

余談2
実写映画の主役を演じたカトリオーナ・マッコールですが、映画のスポンサーである資生堂のCМに出てましたね。
で、当時資生堂のライバルだったカネボウ化粧品は対抗して、オリビア・ハッセーを起用したCМを流したんですけど、そのキャッチコピーが
「きみは薔薇より美しい。」
だったんです(完全に意識した言葉ですよね)
その主題歌を歌ったのが、仮面ライダー響での怪演が印象的な布施明で、この後オリビア・ハッセーと結婚した時はホント、ビックリしました。

投稿 : 2023/06/03
閲覧 : 121
サンキュー:

3

ネタバレ

ひろぞう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

理念なき力は単なる暴力に過ぎないが、力なき正義とて.................。

作中にある絶対王政とフランス革命の対比は
理念なき圧政は単なる暴力になるになると思うのだが
さりとて力なき正義も意味を持たないになると思う。
そして恣意的に正義を語る人間ほど、人民を害する人間たり得る。
このフランス革命以後にはフランス史は浮遊の時代に突入して
革命輸出を警戒して七次にも及ぶ対フランス大同盟
フランス自身もジャコバン独裁の時代を経て、ナポレオン帝政に移行するから
革命なるものには意味はない
真に意味があるのはその後の善政となる。
民主主義足りとてそれは人が生きていくための方便に過ぎないと言うことだな
だから民主主義>人民の幸福権の追求、となるとちっとも人は幸せにならないと言うことになる。
フランス革命には意味があったが
さりとてそれも歴史の一ステップ、人民の幸福権追求の一種法論と言うことになるのだと思う。
ジャコバン独裁、反対派ギロチンかけまくりで、遙かに息苦しい世の中
ナポレオン帝政、大陸制覇の野望の果てにブルボン王朝より人食い法の徴兵で、よっぽど人死んでいくよって
雨降って地固まるにならなければ、なんのための動乱だになるだけだ。

投稿 : 2020/03/12
閲覧 : 313
サンキュー:

1

ネタバレ

R子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人気がある理由がかわる

原作はアニメ視聴後に読了。

フランス革命前~革命前期のベルサイユを舞台とした、史実に基づいた物語。

アニメのタイトルは一度は聞いたことがあるものの、その世代でなければ内容は知らない、という人が多いのではないだろうか。
「オスカル」「アンドレ」という名前は有名であるが、二人の性別も関係性も全く知らなかった私は、アニメを観て衝撃を受けた。

それぞれが複雑な想いを抱えながら、命を懸けて守らなければならない人がいる。自分の気持ちを押し殺して自分の「役割」を果たそうとする姿に、宿命と争いの残酷さを再認識してしまった。

最初は、昔の少女漫画風の絵がどうにも観るのをためらわせていたのだが、設定やヨーロッパの脳内イメージも相まって、違和感を感じずに観ることができた。原作ファンや、漫画を先に読んだ人には少し物足りないという意見もあるようだが、小難しい話が苦手な私はアニメから観て正解だったように思う。

アニメが始まる前の、「劇的な幕開け」にふさわしい音楽、一度聴いたら耳から離れないオープニング。話数は多いが、一回たりとも見逃せないストーリーも良かった。
私的には、オスカルとアンドレが最初で最後の夜を過ごした時の描写がとても綺麗で好きです。

投稿 : 2019/09/01
閲覧 : 356
サンキュー:

8

ネタバレ

シャルロット さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

これはフランス革命の話ですか?

何十年来の原作ファンです。このアニメ、オンタイムで見ました。確か、大好きなベルばらがアニメになるというので、すごく楽しみにしていたのが、見事に裏切られた思い出がありました。今回、今一度見てみました。やっぱりひどい!まず、ストーリーは無茶苦茶。アントワネットの少女時代(オーストラリア)の頃の話も、オスカルの死後のヴァレンヌ逃亡(ちらっと回想で出たっけ)も断頭台も何にも入っていない。いきなりジェローデルは出てくるし、やたら、デュバリーは悪役で変な悪さばっかするし、オルレアン公は黒幕で何もかもからんでくるし、原作とは全く違うし、はっきり言って人気キャラ・オスカルを主人公にしたいがためのみに書かれた脚本としか思えなかった。もっと根底にあるフランス革命というものを意識したものであるなら、架空の人物、オスカルとアンドレの物語に終始してしまうのは、物語の主旨から外れていると言わざる得ないと思う。アントワネット、フェルゼン、ルイ16世、もっときちんと描くべき。だから、これは歴史の物語でなく、ただ単にフィクションと思えば、まあ許せるかな?とも思う。ちなみに宝塚も見たけれど、あれも、愛愛愛・・・とただ愛の物語。それだけじゃないけれど・・・。バスティーユもなんか変。でも実際の人間が劇でやるのだから、まああれが限界かな?私は幼き頃よりアントワネットが好きでした。小さい頃は唯々綺麗なドレス着ていてかわいいアントワネットに惹かれました。いろんな事を考えられる年齢となると、オスカルの生き方にも共感したし、アントワネットについては、ある程度は自業自得的な面があるようにも思いました。だが、オスカル尊敬はしてもそれは愛ではないの(XXのセリフですが)やっぱりアントワネットとフェルゼンが好き。このアニメで私にとって唯一うれしかったのは、(実は今回、漫画本のエピソード集を読んで、そして見返すことになりました。あんまりフェルゼンが不憫で)まだまだ平和な時代に、アントワネットとフェルゼンが仲良さそうに、会話している姿が、随所に出てきたことです。やはり声があるのと(アニメ)ないのとでは違う。本当に、何十年来のファンとしては、原作と一句一語違わず、厳選した声優と音楽と、往年の池田氏の画でアニメ作品作っていただきたい。こんな厳しい意見を書くのは私がアントワネットのファンだからでしょうか?オスカルファンの方はこのアニメに満足しているのでしょうか?ちなみ
に最近ベルばらyoutubeで検索していたらCRとかってパチンコの広告なんだけど、そのベルばらの画像のクオリティが実にすばらしい。しかもその短編のストーリーが(セリフ不足ではあるが)原作に沿っています。びっくりして、そのDVD集めています。

投稿 : 2018/07/03
閲覧 : 369
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続私的アニメ感想簿100

第1話


草むらに~名も知れず~(中略)バラはバラは美しく散る(ジュテーム、オスカル)という主題歌がホント、印象的でしたね。
最終回の予告
「最終回、さようなら我が愛しのオスカル、お楽しみに・・・」
って、あの39話のラストの展開で、どこをどう楽しめるっていうんだ~っ(魂の叫び)
まあ、それは置いといて(いいのか?)男装の麗人オスカルと王妃マリー・アントワネット、オスカルを愛するアンドレ、フェルゼン、ロザリー、ジャンヌ、デュ・バリー夫人・・・様々なキャラクターが終末に向かって描く悲劇は、素晴らしい作画と相まって、まさに大河ドラマと言っても過言ではないアニメでした。
(序盤の1クールはちょっとかったるい感じもしましたが、中盤から盛り上がってきましたね。)
史実を知っていれば、フランス革命で起きるので悲劇にしかならないのは分かってるんですけど、その悲劇さえ美しい(byブンドル)
40年ほど前に、こんな素晴らしい作品を作った東京ムービーに脱帽です。

余談
1979年に公開された実写映画ですが、アニメも宝塚も素晴らしい出来だったのに何故、この映画だけは失敗したんでしょうね。
フランス政府の協力でヴェルサイユ宮殿での撮影が特別に許可されるなど、至れり尽くせりだったんですけど・・・う~ん。

投稿 : 2017/07/13
閲覧 : 332
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14

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

題名は有名なべるばらなのですが今回初めて全編を見てみた

世界名作劇場の悲惨な部分とどろどろ昼ドラをミックスしたような陰湿系アニメでした

西洋特有の謀略暗殺の陰湿な部分が特に目立つと言うかあちらの童話ってそう言うパターンが多い
歴史自体が陰湿黒歴史なのでしょうか

愛が美化されてますがやってる事は不倫二股三角関係とても美しいものじゃない

どこまで史実とあっているかわからないけど見苦しい内容でした

評価点はオープニングの音楽はよくできていると思う

投稿 : 2017/04/21
閲覧 : 237
ネタバレ

ろれ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まぁタイトルだけなら知らない人のほうが少ないと思うほどの有名作ですが、内容は知らなかったので視聴。
なにかのネット記事で「主要人物がほとんど死ぬ」的なことが書いてあったのを見て気になったのも視聴理由。

内容は、贅沢な生活でのお金の無駄遣いやわがままで民衆を苦しめたアントワネット女王と、それに仕える男装の麗人オスカルをメインにした貴族同士の愛憎劇。

後半になるとアントワネットへの怒りで暴徒と化した民衆とのぶつかり合いになりますが、最後まで「恋愛」がメインの内容だった気もします。

全40話つまらない話が一切なかった。これは本当にすごかった。
あにこれで5.0満点つけるのは本当に久しぶりというか、あにこれに登録してから見たアニメでは初かもしれません。

大昔のアニメなのでさすがに絵が古いですが、作画自体は良かったんじゃないかなと思います。

メインキャラ以外の人物では、序盤で最初にアントワネットと対立したデュバリー夫人が良いキャラしてましたね。
しかも1度はアントワネットを負かしてますし。

あとは19話シャルロットの死亡シーン。
これは子どものころに見てたら間違いなくトラウマになってたと思います。
ある意味一番印象に残った回でした。

曲としてはOPの「薔薇は美しく散る」が超名曲で気に入っています。


とりあえず少しでも興味がある方にはこの”激動”を体感していただきたいです。
これより面白いものを出せと言われたらお手上げレベルになるのも納得の面白さでした。


ちなみに私は始終アンドレに感情移入しながら見てました。
どのキャラを中心として見るかでまた違った印象を受けるかもしれませんね。

投稿 : 2017/03/22
閲覧 : 258
サンキュー:

7

ネタバレ

フェイルン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今見ても十分面白く新たな発見がある

話の内容はかなり後半になるほど重たい内容です。
フランス革命に至るまで主要な人物の話を、美しく散るバラにたとえています。

今となってはかなり古いアニメですが、NHKプレミアムでリマスタリーされて高画質にて観ています。(2015年春現在)

コミックに比べると、禁断の恋に関しては割りとライトに描かれていると思います。とはいうものの、激動の時代において、結ばれるはずも無い恋を美しくそして熱くそして悲しく描いています。

かなり史実に沿っている話ですが、主人公のオスカルは史実にはいない人物です。しかしながら、まるで史実にいたかのような存在感です。
フランス革命の歴史を知る上でも、十二分に当時の雰囲気を再現しており、重たいながらも楽しく知ることが出来ます。

オスカルの女性ながら、男として振る舞う凛とした姿。
これは男性も女性も惚れますね。
男装の麗人といえばオスカル。
1話観て、オスカルに惚れたのなら、最終回まで楽しめるはず。
(重たいけど)

見方によって喜劇にもなりますが、基本悲劇です。

投稿 : 2015/06/19
閲覧 : 275
サンキュー:

1

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フランス革命を舞台に繰り広げられる華麗なる物語。不朽の名作です!

通称「ベルばら」。少女漫画原作で、宝塚歌劇団の人気演目となり、当時そして今なお熱狂的な人気のある名作です。
フランス革命前夜、男装の麗人オスカルや、フランス王妃マリー・アントワネットたちの波乱の恋愛や過酷な運命を、華麗にドラマチックに描いてます。

1979年と古いですが、不朽の名作です。男子が観ても面白いです。
※2015年5月より、「NHK BSプレミアム」でデジタルリマスター版が放送中です。
作画が向上しており、現代基準から見ても遜色ない。
全41話と長めではありますが、BS加入している方は、是非おすすめです!

{netabare}『物語』
時は1770年、フランス王国。
オーストリア帝国ハプスブルグ家から14歳でフランス王家ブルボン家に嫁いできた皇女マリー・アントワネット。
彼女を護衛する同い年の近衛士官オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは男装しているが実は女、男勝りにして華麗なオスカルは、気高く美しいマリー・アントワネットに忠誠を誓うのだった。

史実とフィクションを巧妙に組み合わせたストーリーが素晴らしいです。
オスカルやアンドレは創作ですが、マリーアントワネット、そしてフェルゼン伯など実在の人物も多数。
更に史実の事件も絡めつつ、ドラマチックに物語が進行します。
悪女ジャンヌ一味の「首飾り事件」も見所満点。
大河ロマンとしても超一流で、歴史好きな男性視聴者(読者)でも全く飽きさせないです。
ベルサイユ宮殿での女同士の熾烈な争いとかは、流石は少女漫画…!

…やっぱり同い年のスウェーデン王国の軍人フェルゼン伯爵とマリー・アントワネットが禁断の恋に落ちたり、オスカルは従者の青年アンドレ(平民出)と身分の壁に阻まれる恋に苦しんだり…
とにかく「禁じられた恋」が、華麗なるベルサイユ宮殿を舞台に繰り広げられ…
更にフランス革命の激動の時代のうねりに翻弄されつつ、それでも気高く美しく生き抜いた彼女達のドラマは圧巻です。
現代や現代的価値観の異世界ファンタジーに慣れている視聴者的には、ガチで前時代的な価値観が絶対の時代ならではのドラマチックな恋愛劇が、鮮烈な印象残ります。
さすが、宝塚の花形演目!宝塚見た事無いですけどw

ロザリーとオスカルの百合萌えも良い♪
ロザリー視点のドラマ、母がオスカルと敵対している悪女(でも娘は愛してる)だったり、妹シャルロットとの交流など、こちらだけでも十分な見所ありました。

華麗なるベルサイユと、困窮する民衆の悲哀を丁寧に対比させつつ、次第にフランス革命の不吉な足音が迫る。
ここに至るドラマや描写が丁寧かつ、オスカルの華麗な活躍で、自然に引き込まれます。
激動する時代に翻弄されつつ、それぞれが信じる愛を貫く!
終盤は名場面の連続で目が離せないです。

総じて
色褪せぬ不朽の名作なのは間違いないです。
歴史ドラマな側面と、恋愛劇以外の愛憎劇も豊富で、全編通して飽きさせない構成も抜群。
素直に面白かったです。
…宮廷の女同士の抗争劇など少女漫画要素濃すぎる部分が若干合わない点を考慮、0.5点引きました。
でも実質5点満点でもおかしくないと思う。


『作画』
1979年といえば機動戦士ガンダムと同年という古さ、にも関わらずキャラデザの美しさは群を抜いています。
今でもこれを凌駕するキャラデザは中々無いのでは。
初回放送時点でも時代背景を考慮すれば殆ど遜色ないのですが、デジタルリマスター版となった事で、現代基準でも高評価可能なレベルに。
※リマスター版はまだ序盤観ただけなのですが、抜群の作画向上にビックリ。
動画としても時代背景考慮すれば十分凄い。
宝塚には無い、アニメーションならではのベルばらを表現出来ているのでは。
…4.5点は、デジタルリマスター版の評価です。

『声優』
オスカルの田島令子さんは声優が本職ではないものの、オスカルといえば田島令子さん!なはまり役なのでは!
全般に普通のアニメよりも若干演劇調なセリフ回しが、本作のイメージに合っている。
マリー・アントワネットの上田みゆきさんの可憐さも相当なもの。
ロザリーの吉田理保子さんも、今聴いても十分萌える!

全般に声優陣は大ベテラン多し、本職で無い方々も。
普通のアニメに慣れていると異和感ある可能性はあるが、本作に限ればほぼ完璧なのでは。
切ない悲恋の心情吐露など、圧巻の名演技も多いです。

『音楽』
OP「薔薇は美しく散る」が超名曲。
オスカル様の華麗で美しい生き様をこれでもか!と歌詞に叩きつけた名曲…なんですが、このノリに不慣れな人は、戸惑うかもw
ED「愛の光と影」もOPに比べ地味ですが何気に良曲です。

BGMもかなり良いです。
アクションが盛り上がる時は盛り上がり、悲恋や宮廷の雰囲気もばっちり。

『キャラ』
宝塚でもスター級の英雄オスカル様のインパクト絶大、5点満点進呈しても良いかと。
男装の麗人といえば手塚治虫作品「リボンの騎士」のサファイア王女も居るが、麗人…とくればオスカル様一択なのでは。
意外に激情家で危なっかしい所とか、全てにおいて気高い生き様とか(主題歌は伊達ではない!)

そのオスカルに終生寄り添ったアンドレも良い男でした。
失明してからが本番ですな。
フェルゼンも良い男や…(普段野郎に関心薄いけど、カッコイイ…)

ジャンヌやデュ・バリー夫人、ポリニャック伯夫人らの悪女も魅力的でした。
悪くても妙に華がある、ステキな女性陣いいですねぇ。

本作一の萌えヒロインはアントワネット様よりも、ロザリーちゃんです。
清純!健気!かわいい!
オスカル様をお慕いする一途さ(ああ^~百合は好きなんじゃ~)
…思うに本作で一番男性読者(視聴者)受けが良いんじゃないかな?

キャラクター層は非常に厚く、不朽の名作に相応しいです。

『余談』ベルばらと私
私事ですが、母が大ファンで、単行本全巻持ってました。
なので私も結構幼い頃に読んだことありました(当時全く理解できず)。
その後、銀河英雄伝説とか三国志とかにハマり、歴史や戦記に興味出る→ベルばら再読して(フランス革命か、面白いな)と。
少女漫画ですが、歴史好きとしては、骨太の大河ドラマは男子が読んでも面白い。
アニメはNHKの衛星放送で初めて視聴、鮮烈に記憶に残りました。
(同時期、パタリロ!とかも再放送で)

2015年5月現在、「NHK BSプレミアム」での放送は僥倖、保存録画体制で改めて視聴中です。
改めてこれは不朽の名作だと確信しました。
これから毎週楽しみです♪
(ついでに「美少女戦士セーラームーン」も再視聴中♪){/netabare}

投稿 : 2015/05/11
閲覧 : 387
サンキュー:

36

ネタバレ

りんご さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

パンがなければお菓子を食べればいいじゃない

ベルばらのアントワネットは感情移入してしまう。
大人の言われるがままにするしか出来なかった王女時代。
自分のしたいことなんて王位を継いでも出来なくて、国のため、国のためとたくさんのことを我慢してきたのだろう。
オスカルがアントワネットのことで胸を痛めるたび、私も「なんとかしてあげて!」と思ってた。

実際の歴史に織り交ぜたストーリーは勉強にもなったし、アニメを観たあと、世界史の勉強やらをしたので、そこだけ点数が良かった気がする。
オスカルとアンドレが実在の人物じゃないのを授業で知ったw(子どもでした)

なにより王宮生活やきらびやかなドレス、舞踏会なんかが女の子には刺さってた。
身分や自分の家の都合で結婚をしなければいけなかった時代、ポリニャック夫人の娘シャルロットのあのシーンは衝撃だった。

投稿 : 2011/08/21
閲覧 : 529
サンキュー:

1

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

私は薔薇の運命に生まれた 華やかに激しく生きろとうまれたー」

一番記憶に残っているのがアントワネットの旦那のルイ16世とフェルゼンが廊下ですれ違った時にサラリと交わした会話のシーンが凄い好きです。

近衛隊のジェローデルとか 衛兵隊の皆さんも好い役でした。

悲劇の代名詞的名作ですが、オスカルの子供とか見てみたかったですね。

投稿 : 2011/08/08
閲覧 : 469
サンキュー:

2

ネタバレ

このみ 麗華  さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

永遠の名作だと思います

時代が変わっても
この作品は 不滅の名作だと思います
アニメ 宝塚などでも やっていますが
原作は もっといいですよね
私にとって アニメは大好きですが
マンガの中では これが 不動の1位です

投稿 : 2011/06/05
閲覧 : 484
サンキュー:

2

いぬわん! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/12/05
閲覧 : 0

竜児 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

投稿 : 2024/10/03
閲覧 : 2

santaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/29
閲覧 : 6

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 10

(´・ω・`) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 56

GsWQl43497 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2023/04/30
閲覧 : 19

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/18
閲覧 : 15

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/21
閲覧 : 16

og3jar さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2022/10/18
閲覧 : 14

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/21
閲覧 : 46

あほ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/10
閲覧 : 24

Thibaultsh さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/10
閲覧 : 25

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/02/10
閲覧 : 22

とおる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/10
閲覧 : 34

なごやん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/11
閲覧 : 31

メモ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/06/14
閲覧 : 37

peach さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/03/26
閲覧 : 38

LOLO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2019/11/23
閲覧 : 42
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ベルサイユのばらのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ベルサイユのばらのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ベルサイユのばらのストーリー・あらすじ

18世紀のフランスで、男として育てられた14歳の貴族オスカルは新たに皇太子妃となるマリー・アントワネットを護衛する近衛隊長に任じられた。心優しい彼女を守って数々の修羅場を戦い抜くオスカルだが、贅沢三昧の王侯貴族と貧しい庶民の溝は日々深まっていき、やがて血で血を洗うフランス革命が勃発する…。(TVアニメ動画『ベルサイユのばら』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1979年秋アニメ
制作会社
東京ムービー
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%A6%E3%81%AE%...
公式サイト
www.tms-e.com/search/index.php?pdt_no=312
主題歌
《OP》鈴木宏子『薔薇は美しく散る』《ED》鈴木宏子『愛の光と影』

声優・キャラクター

田島令子、志垣太郎、上田みゆき、野沢那智、吉田理保子、三景啓司、市川治、キートン山田、内海賢二、京田尚子、安原義人、森功至

スタッフ

原作:池田理代子
総監督:長浜忠夫(第12話まで)、チーフディレクター:出崎統(19話以降)、作画監督・キャラクターデザイン:荒木伸吾、姫野美智、脚本:篠崎好、山田正弘、杉江慧子、演出・絵コンテ:山内康夫、小田響堂、美術監督:川井憲、窪田忠雄、水谷利春、撮影監督:高橋宏固、宮内征雄、音楽:馬飼野康二

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