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「ZEGAPAIN ゼーガペイン(TVアニメ動画)」

総合得点
78.0
感想・評価
1102
棚に入れた
6615
ランキング
581
★★★★☆ 3.7 (1102)
物語
4.0
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.8
キャラ
3.7

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ZEGAPAIN ゼーガペインの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

消されるな、この想い。忘れるな、我が痛み。

量子コンピューターサーバー内で処理されている仮想空間「舞浜」
主人公達はコンピューターに保存されたデータでしかない、「幻体」と呼ばれる人格記憶体。
物語の途中で明らかとなるのは人類は既に滅亡していると言う事実。
つまり、絶賛バッドエンド中となっているわけです。
では何故、主人公達は戦うのか。
早く人間になりたい!の妖怪人間ベ○って事ですね←これは冗談です。
この辺りの設定で敬遠する知人が居ましたね(^_^;)

さてさて、では改めて、この作品のテーマを個人的に考えてみます。
視聴し終わって感じた事は「死」について。
「死」とは何でしょう?
考えてみて、2つの事が挙げられます。
1つ目は「存在の死」。
2つ目は「自我、及び意識の死」。
存在の死とはつまり、全ての人達の記憶から無くなってしまった時点で死となる。
自我、及び意識の死とはつまり、肉体を無くしてしまった時点で死となる。
本来の「死」の定義はこんな感じでしょうか。
ではこの作品の幻体であるキョウ達は果たして死んでいるのか。
永遠とも思えるほどの時間をループし、未来のない彼らは果たして生きているのか。コンピューターサーバー内の数字の羅列でしかないのに。
しかし、想いを消されまいと抗い、痛みを忘れまいとしている彼らには魂を感じます。
身体は無くとも、永遠にループする世界に閉じ込められていても、そこに存在し、痛みを伴い、想いを積み重ねている。
AIに魂があるのかどうかに近い感じですね。
共感は全く出来ませんし、どう共感すれば良いのかも分かりません。
ラストは何だか駆け足になった感が否めませんが、歌の曲調やキャラデザ、若干ひん曲がった設定は意外と好みなのです。
ソゴル・キョウの熱さがウザいと思ってしまったら生理的に受け付けなくなってしまうかもですね。
初めて観た時はカミナギ・リョーコの声が何となく好きだなぁと思ってたら、まさかの花澤香菜さん。本能的に好きな声質なんでしょうね。

投稿 : 2017/05/11
閲覧 : 288

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

花澤さんは気にならなかったけど、主人公が棒読みで集中して観れない。

ストーリーは6話程度しか観ていないですが
説明不足が目立ってたかなぁ~
これから謎が解かれるのだと思うけど


主人公の声優さんが初出演作品だったのかな?
とにかく棒読みが凄い!叫ぶ台詞なんて聞いていられなかったです。
まあ昔のアニメ作品は下積みとかしなくても、いきなり主人公やヒロインに抜擢されるっていうのは珍しくなかったので
これもそんな感じだったのかな


今の声優さんは専門や養成所を出て、更に脇役やモブキャラで下積み時代を経て
ようやく主人公やヒロインの役を貰えます。
アニストテレスとかのオーディションでソニーミュージック系統の事務所に入った声優さんは例外はありますが
基本的に下積みが当たり前です。


あの絶妙な主人公の棒読み具合は観ていて、作品に集中出来ない。現実に戻されます。
とても聞いていられるものではありませんでした。

投稿 : 2017/05/07
閲覧 : 356
サンキュー:

5

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロボとセカイ系は相性が悪い

なぜかというと、ロボットや戦艦を動かすためには大人数のキャラが必要で社会が形成されてしまい、主人公とセカイの間に壁として立ちふさがるからです

セカイ系の代表作「エヴァンゲリオン」「ラーゼフォン」「ほしのこえ」「エウレカセブン」はロボットものですが、ロボットじゃないほうが良かったとも言えます

当時、あのアイマスをロボットアニメに仕立てたサンライズなのでもうどうにも・・

当時、上井草の社員の人にぜーガは最高作だから見ろ見ろとしつこく言われて、呪文のように「カミナギカミナギカミナギ」と耳元で連呼された経験があり、なんだそりゃとニコニコ動画でそのシーンをもろに見てからの、本格視聴という最悪のスタートでしたが、
いきなりのもっこりブルマに「おお!」となって、完走できました

ストーリーは意外にわかりやすく突っ込まなければ楽しめるレベルです
セカイ系ってどれも同じような最終回を迎えるんですね
そのシーンからさらに1話乗せた「まどマギ」はやはりセカイ系の革新だったと言うことで

追記 背景が浦安というところは、非常に好印象でした

投稿 : 2017/03/20
閲覧 : 642
サンキュー:

10

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見ごたえあり!

私は子供の誕生と共に
約10年程アニメから遠ざかっていた時期があります。
現在は子供もそれなりに大きくなり、
一緒にアニメを見れるような年齢になりました。
(と言っても、価値観が大きくズレていて
見ているというより、
付き合っているだけですが、、)
この作品もその10年の空白の時期に
放送されたアニメですね。
ずっと気になっていましたが、
ようやく見ることが出来ました。

作画やキャラデザ、
設定など突っ込みどころは
山のようにありますが、
それよりは良品として
正直に褒めるべきでしょう。
1クールが多くなった現代において、
全26話は本当に見応えがありました。
多少古さは否めないですが、
この作品の魅力はその特殊な設定と人間関係で
それはこの作品の完璧なオリジナリティーです。
特に設定ともリンクするホロニックローダーの概念と、
ゼーガペインのビジュアルは個人的には
面白いと思います。
また、時折挿入される文学作品の一節や
名言なども小気味良かったです。

投稿 : 2017/02/22
閲覧 : 348
サンキュー:

7

デリダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

のめり込みました、、、カミナギが可愛すぎる、、、

他のレビューの方もおっしゃってますが、最近のロボット物とは一線を画す作品です。
ストーリー展開としては時間軸も複雑なわけではなく
世界観や設定もちょいちょい小出しで説明されるので
飲み込めていければぐいぐい引き込まれてしまう作品です。

放送時期としても2006年はその前にエウレカ、その後コードギアスと
新世代ロボットアニメの方向性と名作が生まれた頃ですし、
これほどのクオリティを持った作品が生まれてきてもなるほどおかしくないな、
と思いました。逆になぜ埋もれていたのか。

ですが序盤の会話の中にCogito ergo sumってデカルトの言葉
これラテン語なんですが、近代哲学とか軽く紹介されててですね
思弁的プロセスを介さずに〜うんぬんかんぬんと、、
多少素養があるとさらに楽しめるかと。(だけどいかんせん近代哲学なので人間中心的で形而上学的な主体なのには問題は多々あるかとは思います。考えさせられるアニメは大半これなので少し批判は加えたくなります)
ですがマトリックスや攻殻機動隊だってしっかり理解できてなくても楽しめるし十分考えさせられますよね。そこら辺なんて全然かまやしないです。

こんなながったるい説明の前に!だいぶ書いちゃいましたが!
とにかくですね!
カミナギというヒロイン!それはもうめちゃくちゃ可愛い!!!
よくある幼馴染のお節介ウザキャラと思いきや!
全然うざくない!!マジで可愛いい!
それでいてカミナギのキャラデザイン!
おそらくロボットアニメ史上最強に地味なキャラデザのヒロインとなってます!!!(これがまた可愛い!)

なんというかこの手のSFやロボアニメはキャラの髪色が狂っていたり
過剰装飾がひどくて正直表情描写とかあったもんじゃないですが、
ヒロイン地味な代わりに表情めっちゃいいんですよ笑顔が特に。

このアニメ名前がZEGAPAINの通り名前に痛みを冠してるだけあって
痛みが終始テーマになってまして、未来を得るための痛みみたいなストーリーなんですが

ヒロインの悲しいけど笑っているといった表情がとてもうまく描けてる。
バトルシーンの作画は物足りないけど、この表情一つで作画にも高得点をあげてしまいました。

おまけにカミナギの声優特に下手くそのように感じましたが、
なんというのですかね、風立ちぬの二郎さんやこの世界の片隅にの主人公みたいに
確かに演技は下手なんだけど、下手なぶん飾ってないようなこの人物をよく描けていて
なんというのですかね、ストーリーで描かれていないような些細な出来事とかもきっとカミナギだったらこうするだろうとか、こんな表情でこんな話し方をするんだろうみたいな想像ができるんですよね。
キャラクターと言うより一人の人物が描けているみたいに感じました。

OP、EDともに落ち着いた雰囲気で神がかっています。
こういった空気感を作る作品というのはそう滅多にない。
映画を見ているような、風が吹いているような作品だったと思います。
いいアニメは大抵季節感や温度や湿度まで描けているように思いますが、
この作品もそれをできているに思えた久々の一品でしたありがとうございます。

早く劇場版も見たいな!今から早速借りてきます!

投稿 : 2017/02/04
閲覧 : 305
サンキュー:

5

ネタバレ

mxx さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ロボットアニメ!

ロボットアニメ苦手な人でも見れない事はない(´ω`)
ただし、内容がとても難しいです。
サーバーの中に人間が保管?されていてサーバーから出て、本物の地球で本物の人間に戻りたいって事は理解できました!
あまり深く考えず、さら〜っと見るぐらいがちょうど良かったです(*゚v゚*)10周年おめでとうございます!

投稿 : 2016/12/18
閲覧 : 306
サンキュー:

2

johntaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原点回帰のロボットアニメ

ロボットアニメは、私的には、ガンダム以前とそれ以降に分けられると感じてます。
以降の作品の中でもエヴァンゲリオンの影響は大きく、しばらくはパーソナルな感情を取り扱い、多少鬱屈した作品が続いた印象がありました。
この作品にも悲劇性はあるのですが、主人公のまっすぐさが作品全体に前向きさを与えてくれているのが好みでした。

学園要素、恋愛、(アニメ的?)量子力学、そしてロボットと私にとっては好物ばかりをうまくまとめていると思います。

時代をつくるエポックメイキングなものではないかもしれませんが、素直に、丁寧に、前向きに作られた大好きな作品です。

投稿 : 2016/11/25
閲覧 : 278
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本格SFアニメだった

うーんもう10年前のロボットアニメで、当時はあまり人気がでなかったものの、その後ジワジワと人気が継続して10周年記念イベントまでやるある意味すごいアニメ。かなり熱心なファンが多い作品だと思う。
ロボットアニメではあるのだけど、初めて見て予想以上にSFアニメだった印象。しかも本格SF。ハリウッド映画だとマトリックス、小説でいうとニューロマンサーとかその辺かな。虚構と現実、生と死。ロボットアニメというよりも本格SFアニメとしての印象が強い作品だった。最後の最後までけっこう難解な設定だった。けっして分かりやすいストーリーではないし、ラストもスッキリする終わり方とは言えなかったけど、とてもよくできたストーリーなのでおススメです。最初の方はイマイチかもしれませんが、主人公が生きる世界の秘密が明かされ始めるころから急速におもしろくなります。

投稿 : 2016/10/28
閲覧 : 260

seiya さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 1.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ストーリーは引き込まれる設定

ジャンル:ロボSFアニメ

物語/感想
ストーリーが斬新であり、人間の幸せの在り方について考えさせられる作品です。
ですが、序盤はストーリーの進みが遅く後半に面白さがついてくる構成になっているため、前半で視聴をやめてしまう人もいるかも知れません。
しかしストーリーが動き出す最後まで見ると面白い作品なので完走をお勧めします。

声優
ヒロインの声優(花澤)さんの出始めの作品であり、監督は初々しさを狙っていたようですが、個人的には台詞の棒読み感が強く出ていて、感情移入がし辛い点が気になりました。ヒーローも同じく少し棒感があり感情移入しずらいです。逆にそれが良い方もいると思いますが万人受けはしない気がします。

キャラ
サブキャラについては目をつむりますが主要キャラについての掘り下げがあまり無い印象を受けます。この点でも感情移入がしずらいです。

作画
静止画が多いのが残念なところです。また、ロボの戦闘は単調になりがちでCGが使われだした初期の作品であるため少し迫力には欠けるところがあります。

音楽
op・edともに特徴的な曲です。作品の幻想的なイメージと合っていると個人的には思いますが好き嫌いがはっきり分かれそうな曲です。最初自分もいまいちだと思っていたのですが段々良さがわかってくるするめ曲です。

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 211
サンキュー:

1

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絵柄・演出やキャラ造形の古臭さは否めないけど、良シナリオで飽きずに楽しめました

『ガラスの花と壊す世界』を視聴した「ついで」に、設定が似ていると噂の本作も視聴してみました。
が、ストーリーはこっちの方がずっと面白かったのでちょっとビックリ。

ロボットアニメの制作スタジオとして有名なサンライズの2006年の作品というと、『コードギアス』(2006年10月放送開始。※但しギアスの魅力はロボット以外にあると思います)が、直ちに思い浮かぶのですが、本作はギアス1期の半年前から放送直前まで放送されていたんですね。

正直言って、作品の品質・魅力という点では、本作はギアスよりだいぶ落ちると思いますが、それでも全編通じて視聴者を飽きさせない緊密なシナリオ構成&脚本は、なかなかのものだと思いました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== ゼーガペイン (2006年4-9月) ======================

{netabare}第1話 エンタングル ☆
第2話 セレブラム ☆
第3話 デフテラ領域 ★
第4話 上海サーバー ★ 上海サーバー消滅
第5話 デジャビュ ★ 現実の舞浜
第6話 幻体  ★★ 現実の東京
第7話 迷える魂 ★ 
第8話 水の向こう側 ★
第9話 ウェットダメージ ★
第10話 また、夏が来る ☆ ※ED「and you」
第11話 残るまぼろし ★ ※面白いが、脚本・演出の古臭さは気になる
第12話 目覚める者たち ★
第13話 新たなるウィザード ★★ カミナギ消滅
第14話 滅びの記憶 ★★ カミナギ・サルベージ
第15話 リインカーネーション ☆
第16話 復活の戦場 ★
第17話 復元されし者 ★
第18話 偽りの傷、痛みは枯れて ☆
第19話 ラストサパー ★ 舞浜サーバー攻防戦
第20話 イェル、シズノ ☆ ※シナリオが幾分安直で×
第21話 戦士たち…  ☆ ※同上
第22話 ジフェイタス ★★ 最終決戦開始 ※ED「ラストブルー」
第23話 沈まない月  ★ 
第24話 光の一滴(ひとしずく) ★ 
第25話 舞浜の空は青いか ★ ※面白いが、脚本の雑さは×
第26話 森羅万象(ありとあらゆるもの) ☆ ※同上 ※OP「CESTREE」
{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優良回)4、★(良回)14、☆(並回)8、但し脚本に疑問あり×4 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「キミヘ ムカウ ヒカリ」
ED 「リトルグッバイ」


◆総評

本作視聴中の個人的な感想として、

・作画(とくにキャラデザ)・演出が典型的な「ひと昔前」風である(というより実際に今より10年前の作品なのですが)、

という点に加えて、以下のような作品設定
{netabare}
・登場キャラは、現実の肉体を持たず仮想世界の電子データとして存在している。
・登場キャラは、戦闘に敗れて一旦消滅しても、本部で復活できる(ダメージが大きいときは無理)。
・登場キャラは、復活を繰り返すたびに大切な記憶の一部を失ってしまう。
・地球だけでなく、月面も重要な作品舞台となっている。
{/netabare}
・・・から、以前視聴した異世界バトルものの良作『ログホライズン』(個人評価4.1)を何度も思い出しました。

主人公の少年(および2人のヒロイン)の性格造形が、『ログホライズン』に比べて若干面白みに欠けるように思いましたが、それでも自分が普段は見ないロボット・アニメというジャンルでこれだけ楽しめたのは新たな発見でした。

投稿 : 2016/09/15
閲覧 : 600
サンキュー:

32

らっこさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本当に6話まで我慢して観て、お願い。

6話までが長い、最初をもっと詰めれば後日談も出来ただろうに。
物語は完璧だけど、視聴者目線からすると物足りない。
よくあるその後が見たいパターン。
でも十分満足できる作品。

投稿 : 2016/08/28
閲覧 : 304
サンキュー:

1

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

独自の世界観を描くロボットアニメ

花澤香菜さんの出演初期作として視聴を初めた作品。
微笑ましい演技に初々しさを感じました。
その他、熱血主人公を演じるは多芸の浅沼さん。
ジャストフィットです。
若年時の井上麻里奈さんのお声は、ゆらっとした不安定さがありました。

内容は、よくわからなったというのが正直な感想。
しかし、その世界観は独特で、惹きつけられるものを感じました。

舞浜での現実世界?
地球存亡をかけて戦う仮想世界?
それらが表裏一体となって物語が進行します。
何が本当で何が虚構か。
幻想的な感覚に捕らわれながらの視聴となりました。

幸せとはなにか。
生命の行きつくところは?
様々な根源的問題が胸に迫りました。

非現実的空間での熱いロボットアクションに目を奪われながら、
現実世界の光と影を考えてみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2016/08/21
閲覧 : 351
サンキュー:

24

Paoon さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

お気に入りのロボット作品です。

面白いかどうかと問われると、自分は面白かったけどどうかなぁ、と答えてしまうようなやや微妙な点も目立つ作品ですが、自分はお気に入りのロボットものです。

微妙な点というのは、ストーリーが面白くなるのが遅い点と、ロボットのバトルが割とクソと言える興奮度の低いぬるい点です。

ではなぜお気に入りなのかというと、少し哲学的で生きているとはどういうことかを問うような心に残るせつない物語と、素晴らしいOP、ED曲にあるかと思います。

絶望の中でもどこか抜けた明るさを持つ主人公と、どこか抜けたしゃべり方をするヒロイン(初期の花澤香菜さんで確かに棒ですがそこが逆に良い)の恋愛模様も面白いです。

続編を熱望しています。

投稿 : 2016/08/20
閲覧 : 226
サンキュー:

2

ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

終末の先を見たかった

ファンの皆さんすんまそん、
これから裸の心で感想を書きますけど暴力はやめてね♪
(ふっ、これでオレの身の安全は確保された)

二言で片付けると、
よく分からなかった、
世界観や設定が腑に落ちない。



だらっと感想を述べます、うろ覚えだから色々間違っているかも。

何かのロボか宇宙人に人類がほぼ壊滅されていて、
ほんのわずかに残った人類の科学で仮想空間と、
現実に存在する肉体を持たない数名が維持されていた。
殲滅されそうなので抗う。

当初はマトリックス(無印しか見たことないけど)と同じようなのかと思ったけど、
肉体もないようだ。
となるとスパコンにあるデータが世界を守るために戦うってことで、
さらに人間になるためには肉体を構築しないとならないってことかな。

んで結末は現状維持プラス数名は構築された肉体を持つ人間ができたって感じかな。

うーん、肉体は必要なのだろうか?


ゼーガペインを乗る人は1台に付き2人、
オペレーター(外側)とバックアップ(内側?支援)を操作する人1人ずつって感じ。
基地から電波が届かない環境もあるので2人いるのは、まあ分からんでもない。
乗る人には相性みたいのかなんかがある。

そういうのはまあいい。


結局、組織と各登場人物の目標・動機付けがイマイチ分からなかった。
攻撃されているから対応しなければならないし目標は雰囲気でもいい。
ただ曖昧で共有されてもいない目標で動機付けは保たれるのだろうか?
そりゃあ死にたくないけど、肉体がないのに生きてるって言われても、
機械に保存された情報で自分が構築されているなら、複写すればいいだけじゃないのかな?
それができない。
けど、ゼーガペインは修復できるし、肉体を構築できる技術がどっかにある。

・・・よくわからーん。

あと、キャラがあんまり魅力的じゃなかった。
悪くはない、けど惹かれはしない。
ラブラブしたいのか、支えたいだけなのか、惰性なのか。
あのカップルだけは良かったかも。


終わった世界の未来、という矛盾の先にあるものを見たいと途中から思っていたので、
なんか拍子抜けしてしまった。

この作品が高く評価されている作画以外の理由がよく分かりませんでした。

投稿 : 2016/08/19
閲覧 : 235
サンキュー:

9

ネタバレ

reath さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心に残る名作

ゼーガペイン。消されるな、この想い 忘れるな、我が痛みというキャッチフレーズが有名です。

設定がとてもよくて、第6話あたりからかなり引き込まれました。
主人公は個人的にあまり好きでないタイプだったのですが、作品を視聴していくうちに気にならなくなったし、むしろ好きになっていきました。

メインヒロインも二人いますが、守凪リョーコの方は幼馴染でとても自分好みであったために、この作品の印象もだいぶ良かったのかなと思います。

この作品の評価はネタバレなしには語れないので、詳細はネタバレ感想にて。


{netabare}
現実世界の話だと思ったら、実は量子コンピューターサーバーの中で、限られた時間を繰り返している世界だったっていう話です。
映画のマトリックスのような設定ですが、違いは現実世界の肉体はすでに失われており、量子データでしか人類は存在していないという世界観です。

世界はサーバー毎に保存されており、現存するサーバーもどんどん失われて行っていて、主人公たちのいる舞浜サーバーも、危ない状況だということです。

サーバ内の世界は舞浜の一周囲しか存在せず、町を出ようとしてもループして元の場所に戻ってきてしまう。でも、町とその中の人は記憶も含め完全再現されているため、そこで暮らす人たちは、仮想現実に居るということを認識しませんし意識しません。
限られた地域、限られた時間を繰り返すことで、サーバーの容量限界を超えることなく半永久的に人類の意識を存続させることができるシステムですが、もちろん機械の劣化もデータの欠損も時と共に起こってきます。

ゼーガペインというロボットに乗って、現実で人類を滅ぼした生命と戦うのが本作なのですが、このサーバーの設定が非常にうまくできており、また、登場人物も魅力的で、主人公とその幼馴染がどんどん、いろんなことを知っていって、一緒に戦っていく絆がすごくよかった。

主人公は以前はゼーガペインのパイロットとして、シズノと恋人関係にあったが、量子データにより再生されたキョウは其のことを忘れているため、本編ではリョーコとの絆の方が強く描かれることになっている。

{/netabare}

守凪リョーコは花澤香菜さん、十凍 キョウは浅沼晋太郎と其々のデビュー作となっており、お二人の新人時代の演技も聞けるという作品にもなっています。

今見ると色々古臭いところもあると思いますが、かなりの良作なので興味がある方は見てもいいと思います。

なかなか知名度が低い作品ですが、良作の良い所はきちっと抑えています。

投稿 : 2016/08/16
閲覧 : 305
サンキュー:

4

SoulAct さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

満足。

82点/100点 (80点から人に勧めるライン)

楽しめました。
本当、キャラが可愛くて可愛くてたまらない。後半は世界に引き込まれるようなものになっています。
ロボットだけでなく、世界観も楽しめるアニメなので作り込みが素晴らしいと思う。
作画は古いですが、内容は素晴らしいですよ。

投稿 : 2016/07/10
閲覧 : 241
サンキュー:

2

eFGrK79102 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何度か脱落

隠れた名作の一つにあげられる作品です。

まずは、作画が(特にロボット)悪い。CGの創成期だから仕方ないかな。

戦闘シーンがショボい。

ストーリーがワケわからない。
これらの理由で何度か脱落しました。(笑)

後半にかけて、次々と初期の頃の疑問が解決するんだけどやはり脱落した。(笑)

最終回まで見ると悲しく切なく自分自身の生い立ち、存在を考えたりしました。
今回は、二回目の完走です。

総括
かなり好みが分かれる作品です。万人受けはしないだろうなぁ。
ラーゼフォン好きならオススメします。

投稿 : 2016/07/08
閲覧 : 224
サンキュー:

2

とおり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

量子コンピュータに引かれてみた作品 シンギュラリティやSF好きなら是非

タイトル通り。
シンギュラリティやSFが好きならその世界観がきっと楽しめるはず。
また、音楽も実に良い。
ストーリーは普通に深い程度、見る時には時間を取ってキッチリみたい作品。

投稿 : 2016/06/22
閲覧 : 308
サンキュー:

1

アクア さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ロボット好きな方、そうでない方両方におすすめします!

このアニメはロボットアニメですが、それ以上に登場人物が魅力的なので引き込まれました。
特に主人公の京、ヒロインのカミナギの二人がとてもいいですね!京は男らしくて好感を持てます。自分も京みたいだったらいいなあ~と思ったくらいですが・・・・
それだけでなく、カミナギちゃんはホント可愛いと思います。これまた自然なキャラクターでホントにやさしく心が綺麗な女の子です。結婚したい理想の女の子って感じです。
ともかく登場人物たちが魅力的だから、それだけで楽しいと思います。

投稿 : 2016/06/19
閲覧 : 218
サンキュー:

1

ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ゼーガペイン放送から10週年を迎えて

2006年4月から放送されたサンライズのSFロボットアニメ(全26話)。

私的に2006年というのは、
日本アニメ界において非常に重大な節目となる年だったと思っています。
本作と同時期に放送された「涼宮ハルヒの憂鬱」は、
アニメ好きだけでなく、普段アニメに興味を示さない層の耳目を集めていましたし、
同年10月に放送開始した同じサンライズの作品
「コードギアス」については、もはや説明不要でしょう。
手軽に消費できる娯楽としてアニメが注目され始めた、そんな年だったと思います。
あくまで私感ですけどw
そういう大きな変革期の中で埋没してしまったのが本作「ゼーガペイン」でしょうw
「隠れた名作」、「知る人ぞ知る名作」というような表現がよくされる本作ですが、
一部の間では根強い人気を誇っており、2010年には受注限定でBD-BOXが販売。
そして、放送10週年となる今年(2016年)にはBD-BOXの一般販売が決定。
10月には、新カットも追加した劇場版が公開予定のようです。

ここからはネタバレありで語ります。未視聴の方は読まないでください。
これだけ良く出来ている作品です。
視聴前からネタバレ食らうのは損するどころの話ではないので。


{netabare}まず、ざっとですが本作を振り返ると(只のあらすじなので面倒だったら飛ばしてください)
主人公十凍京(ソゴルキョウ)たちが学園生活を送っていた舞浜市は、
実は虚構の世界(量子コンピューターサーバーに管理されている仮想世界)であり、
ゲームの世界だと思っていた荒廃した世界こそが現実世界であった。
人類はすべて滅亡しており、キョウたちも「幻体」と呼ばれる人格記憶体であり、
コンピューターに保存されたデータだったのである。

そのすべての元凶は超天才科学者のナーガである。
ナーガはかねてより時間の加速した量子サーバー内で人間を進化させる
「無限進化」を提唱しており、それを実現させる為に
致死率98%の「オルム・ウィルス」をばら撒き、人類を強制的に量子サーバー内に押し込む。
その後、ナーガはガルズオルムを組織し、
I.A.L.社のロボットを使い、環境実験空間「デフテラ領域」を世界中に作り始めた。
しかし、ループを観測しサーバーコントロールから離れた存在である
「セレブラント」達は対抗組織「セレブラム」を設立。
彼らはシマが開発した「ゼーガペイン」を始めとする光装甲を纏った「ホロニックアーマー」に乗り、
荒廃した現実世界でガルズオルムと戦い続けていた。(wikipedia「ゼーガペイン」参照、抜粋)


なんでwikiに載っていることを、わざわざここに記載したのかというと、
何故にこんな世界が形成されたのか?
敵は誰で、何の為に戦うのか?
これらの問いに対して、明確に言葉で説明できる素晴らしさを声を大にして言いたいからです。
明確に言葉で説明できるということは、
プロットの段階から設定やシナリオを相当練ってきている証左であると思います。

本作の構成要素を個別に分解していくと、
「どこか(他の作品)で見たことあるような」という、ある意味紋切り型なのかもしれません。
例えば、量子コンピューターの処理能力には限界がある為、
8月31日の午後0時になると4月5日までリセットされてしまう訳ですが、
これは、所謂ループものに内包される事象なのかもしれません。
ですが、本作をループものと言い切ってしまうのは些か乱暴だと思います。
ループものというのは、真の解決に向けてキャラが何度も同じ時間を繰り返すというものですが、
本作はそれを主とする作品ではありません。
ループすることが主ではなく、あくまでループという要素を取り扱っているに過ぎないのです。
そして、ループする原因を明確に言葉で説明できるというのが、
物語に説得力と厚みを持たせています。
こうした明確に言葉で説明できる個別の構成要素をいくつも積み重ねていくことによって、
全体で見ると、他の作品にはない本作独自の世界観が形成されているのだと思います。
例えるならば、誰もが知っている食材を使っているのですが、
それが上手く調理されているので、
出来上がった料理は今までありそうでなかった新しい美味だったと言ったところでしょうか。

本作の楽しみ方やその秘密について、さらに考えていきたいと思います。
通常、我々視聴者は作中の主人公よりも高次元の視点から、
観測者として物語を俯瞰することができます。
本作では、衝撃の事実(物語上の仕掛け)を主人公キョウに提示するのと同じタイミングで
視聴者に提示してきます。
我々視聴者は、衝撃の事実を突きつけられたキョウたちの狼狽、葛藤、
そして、どのように対峙していくのかとキョウたちと同目線で楽しむと同時に、
物語の観測者として、
さらなる仕掛けや物語の結末を予想して楽しむという二重の楽しみ方をしているのですが、
ここでも重要になってくるのが、その仕掛けを明確に言葉で説明できるということなのです。
どの作品がとは言いませんけど、
シーンありきでシナリオを作ったのだろうなという作品は多々存在するのですが、
そのほとんどすべてが設定やシナリオの脆弱性を露呈しています。
視聴者に解釈を委ねていると言えば聞こえはいいんですけどね。
突飛な展開で視聴者置いてけぼり、
真面目に予想していたのがアホらしくなってしまうことが多いんですよ。
それらの作品は、設定や起こった現象に対して
明確に言葉で説明できるということが欠如しているということなんですけど、
その有無は、作品の印象を大きく違えてしまう程重要なのだと思います。

では、これ程の作品が何故に埋もれてしまったのか?
単純に「華」がないからでしょうねw
萌えなど皆無な上、主人公十凍京(ソゴルキョウ)もイケメンという訳ではないしw
中の人と言っても、肝心の主人公十凍京(ソゴルキョウ)役の
浅沼晋太郎さんは、本作がテレビアニメ初出演。
ヒロインの守凪了子(カミナギ・リョーコ)役は当時ド新人のざーさんですからねw
あまりの棒演技に台詞の度にゲラゲラ笑ってしまった程ですw
また、戦闘シーンも迫力不足というのは正直否めません。
ただ、アクションが分かりやすかったというのはよかったと思います。
最近は3DCGの技術が著しく進化していて、迫力も段違いなのですが、
何をやっているのかいまいちよく分からないと感じることがしばしあるので。
あとは、序盤の地味過ぎる展開ですかねw
ファンの間で本作の公然の薦め文句は「取り敢えず6話まで観て」だそうですw
ほぼ同時期の同じサンライズ作品「コードギアス」と比べてしまうと、
圧倒的な華のなさですw {/netabare}


さて、私は冒頭で本作が放送開始された2006年は、
手軽に消費できる娯楽としてアニメが注目され始めた年と言いました。
宮崎駿監督の言葉を借りれば、
ポリポリとポテトチップを食べるように消費されているということなのでしょうけど、
2006年から今日に至るまでに、こういった傾向はより顕在化しているように思えます。
2000年~2011年の期間では、深夜アニメの放送本数は2006年の93本をピークに、
そこから2011年までは減少傾向にあったのですが、
2012年は106本、13年は128本、14年は159本、15年は170本と再び凄まじい勢いで
増加していっています。
もはやすべての作品を網羅することなど不可能と言ってもいいでしょう。
従って、「つまらないから何話で切った」、「よく分からないから何話で切った」
という声が増えていくのは至極当然のことなのかもしれません。

私はこのレビューで明確に言葉で説明できる、
すなわち、練りに練られた作品設定やシナリオの素晴らしさを説いてきたわけですけど、
このような状況下で、それがどれだけの重要性を持つのか、正直言って甚だ疑問です。
論理的な骨子、重厚なバックボーン、
そんなものよりも、たとえ唐突であろうとも、ご都合主義であろうとも、
まるで感動シーンを切り売りしたような、
視聴者にとって口当たりのよい、分かりやすいものの方が歓迎されるのではないでしょうか。
そんな風に思ってしまいます。

偏屈な私の知人はこんなことを言っていました。
「アニメは2000年代前半までだね。
それ以降のは一部を除いて視聴者に媚びているようなものばっかで視聴する価値がない」

こういう意見も分からなくはないですけど、
ただ、私はたとえ萌え豚御用達と揶揄されるような作品でも
素晴らしい作品はいくらでもあると思っています。
視聴者に媚びている作品=くだらない作品だとは露ほども思っていません。
どんな作品にも良い箇所はあるという考えです。
キャラが可愛いだけのアニメ? 
それの何が悪いんですか?

その一方で、本作のような骨太な作品がもっともっと評価されてほしいとも思っています。
そのような土壌の形成を心から望んでいます。
ゼーガペイン放送から10週年を迎えて、
我々アニメ視聴者を取り巻く環境は大きく変容しましたけど、
こんな時代だからこそ、より真摯にアニメ作品と向き合っていきたいとも思えます。
まぁ言っても娯楽なので、気楽に楽しむというのは大前提なんですけどねw

投稿 : 2016/04/29
閲覧 : 822
サンキュー:

37

にーとん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

あの

ホロニックローダー?デフテラ領域?とか、パルスのファルシ状態
用語集片手に見なきゃならんアニメはダメだ

投稿 : 2016/03/15
閲覧 : 234
サンキュー:

1

鋼人七瀬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

世界観とストーリーそして主題歌がイイ!

ロボットアニメです。しかし、戦闘はあまり面白くはありません。
それよりも雰囲気や世界観など、素晴らしいものがあります。
また、OPは作品に非常にマッチしていて悲壮感漂う仕上がりになっています。
名作かどうかは判断できませんが隠れた作品であることは確かだと思います。

投稿 : 2016/03/03
閲覧 : 222
サンキュー:

1

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

消されるな、この想い 忘れるな、我が痛み

2006年放映の全26話

wikiで調べるとサンライズ製作のロボットアニメとありますが
決してロボットだけではないのです

ネタバレを避けての説明が上手くできそうにありませんw
なので単純に視聴後の感想を

ストーリーはなかなか壮大で尚且つ繊細で面白かった
最初のうちは謎が多くモヤモヤとしていましたが
観進めるうちに色々な説明が追加され
知らず知らずのうちに前のめりでした

メインキャラはそれぞれ魅力的で堪能できたのですが
サブキャラは少し多すぎて魅力を伝え切れていないようです
いっそ50話くらいでキャラの掘り下げもまじえて
長期戦の方がよかった

声優に関しては若かりし頃の花澤さん
まだ声が硬い感じで、後半のキャラにはあっていましたが
日常回の演技は少し元気が足りなかったかも
花澤さん以外も概ね当時の若手が起用されていたようです

音楽はOPが新居昭乃さん
ARIAの金の波 千の波が印象に残っていますが
この曲も優しい曲調でで好きです
EDはROCKY CHACK
狼と香辛料のリンゴ日和が大好きでしたが
こちらもサビからの高音が素敵です

最後にもう一度
ただのロボットアニメではありません

投稿 : 2016/02/19
閲覧 : 331
サンキュー:

12

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エンタングル!

水泳部の話かーと思って観たらロボットものだった。
このアニメ独自の用語とかは最後までよくわからなかったのもあったけど、
全26話、面白く観れた!

設定で、{netabare}人類は既に滅んでいて、
幻体と呼ばれるデジタルデータで管理運用され、
一定期間ごとにサーバーリセットされるとか斬新でよかった!{/netabare}

最終回のCパート?で、視聴者の想像を掻き立てるようなワンシーンが
入っていたけど、そこは、{netabare}リョーコではなくシズノ先輩が、
個人的には報われて欲しかったと。{/netabare}

投稿 : 2016/01/31
閲覧 : 233
サンキュー:

3

もうロリコンだった さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロボ含みなSFアニメ

滅びた虚構データ世界で真実を知らぬまま生きる人々と
 真実を知り敵組織と戦うデータな人々 ロボ含みなSFアニメ

 高校生のヒロインと主人公の恋心、世界に対する葛藤
 この二人、すごく好きです

投稿 : 2015/11/30
閲覧 : 207
サンキュー:

1

しゃう郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろかった

東京サーバーから…

すごい三角関係だった。物語の最後のほうは泣けた。なつかしい。

世界観がすごい好きだった。また見たいアニメです。

投稿 : 2015/11/29
閲覧 : 258
サンキュー:

2

Tom さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

え!?あんな声優が!?

隠れた名作だと思っています。
最初の展開がゆっくりなので、そこは少し我慢?な部分がありますが、物語が進むにつれて、衝撃的な展開も!
驚くべき点としては、花澤香菜さんの初ヒロイン作、浅沼晋太郎さんの初主役な作品だという事。
他にも今人気声優になられている方が出演している作品で、まだ駆け出しな時期の声が聴ける点でもなかなか面白い作品になっています。

投稿 : 2015/10/24
閲覧 : 228
サンキュー:

3

ブラックキャット77 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

深いドラマ

次々と明かされていく真実の深さに圧倒された。
後半に一気に回収されていく伏線もお見事!
気付いていない伏線もまだまだありそうだなぁ…

投稿 : 2015/10/05
閲覧 : 291
サンキュー:

1

ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

戦う意味

 主人公が何故戦うか、は戦闘がメインの作品の中では作品自体の存在意義に関わるファクターだと思うが、この『ゼーガ』ほどその主人公が戦う意思の強さを感じられる作品はなかった。
 特に印象深いのは、『新記録』を出したのにそれを喜んでくれる仲間が居ない……あの瞬間。それまで見続けていて好かったと心から思えるシーンだった。

 OPもEDも派手ではなく、とてもロボットアニメのものとは思えないが、作品の雰囲気にとても合っているというのがおどろきである。




 忘れてはならないのが、ヒロインであるカミナギ・リョーコを演じる、今をときめく花澤香菜さんの演技。当時リアル女子高生だった花澤さんの演技力というか口調というか、確かに最初は戸惑ったけど……次第に等身大のカミナギというキャラを表現するにはあれ以外のキャスティングはないと思えるほどになった。
 あれから十年近くが経ち、花澤さんも長足の進歩を遂げた……なんて言ったら素人風情が何を偉そうに、と言われること請け合いなんだけど、それでもあの花澤さんがここまで来た!と思うと感慨深すぎて言葉もない。
 

投稿 : 2015/10/02
閲覧 : 315
サンキュー:

4

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

データの中で生存する人々の戦い

 恒例の花澤さんがでてるから見たんだけどw

人類は滅んでいて、でもデータとしては残っていて

ヴァーチャル空間内で生存しているお話

生存しているっていっても命はないし

また、ある一定の期間内を永遠に繰り返しているお話し(;'∀')

物語の設定が面白かった

主人公 キョウがとあることから自分の生きている世界に違和感を感じ

本当の現実世界がどうなったかを理解し、

敵と戦っていく話

 だいぶ前にみたため あいまいな記憶だけど

リョーコよかったよね♪ あと メイ姉妹

基本、パチスロになるアニメはいいアニメだと思っているので

このアニメは見ておいたほうがいいでしょう(^ω^)

投稿 : 2015/09/19
閲覧 : 322
サンキュー:

0

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ZEGAPAIN ゼーガペインのストーリー・あらすじ

未来的にデザインされた街・舞浜市に住み、近郊の高校に通う普通の学生、キョウ。たった1人で水泳部を切り盛りする彼は、中学以来の因縁を持ち難癖をつけてくる宿敵達とのいざこざも意に介せず、練習と水泳部への勧誘の為、学校の室内プールへと向かう毎日。
ある日、幼なじみのリョーコに頼まれ、映画研究部作品の撮影中、やる気の無いキョウはNGを出し撮影は中断。ふと、窓の外を見るとそこで彼は飛び込み台の最上段に立つ、1人の見知らぬ美少女・シズノを見つける。
水泳部入部希望者と察したキョウは、慌ててプールへと急ぐが、シズノは声にならない謎の言葉を残し、華麗な飛び込みを見せ忽然と姿を消す。シズノの事が忘れられないキョウだったが、程無くして彼女はキョウの自室に瞬間移動したかの如く唐突に現れる。
シズノはキョウに「ゲーム」の始まりを宣言。彼女の導きのままにキョウは異空間へ転送され、美しい光の装甲をまとった巨大ロボット「ゼーガペイン・アルティール」に乗り込み、敵と目されるキャラクターをシズノと共に倒していく。
だがしばらくして、キョウは様々な疑問に対峙していく事になる…。 (TVアニメ動画『ZEGAPAIN ゼーガペイン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年春アニメ
制作会社
サンライズ
公式サイト
www.zegapain.net/top.html
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3
主題歌
≪OP≫新居昭乃『キミヘ ムカウ ヒカリ』≪ED≫ROCKY CHACK『リトルグッバイ』

声優・キャラクター

浅沼晋太郎、花澤香菜、川澄綾子、朴璐美、牧野由依、渡辺明乃、坪井智浩、井上麻里奈、吉野裕行、加藤将之、神谷浩史、ゆかな、家中宏、久川綾

スタッフ

原作:矢立肇/伊東岳彦、 監督:下田正美、シリーズ構成:関島眞頼、キャラクターデザイン:山下明彦、チーフアニメーター:牧孝雄、デザインディレクター:幡池裕行、メインメカデザイン:中原れい、音楽:大塚彩子

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