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「心が叫びたがってるんだ。(アニメ映画)」

総合得点
78.4
感想・評価
1202
棚に入れた
6295
ランキング
555
★★★★☆ 4.0 (1202)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
3.9

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心が叫びたがってるんだ。の感想・評価はどうでしたか?

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

私の…気持ち…本当に喋りたいこと…

見たい見たいと思ってやっと劇場に行って来ました!
『あの花』スタッフが贈る感動作品とのことで期待大で劇場へ足を運びました...
場内で他のお客さんから
『俺あの花とか観たことないんだよねぇー』の声が聞こえた時はびっくりしました。やっぱ色んな人がいるんですね。(^^;;


〜観終わって〜

一切お世辞抜きで言わせてもらいますと、まあまあな作品といったとこです。
私は他人が本作についての批評を言っているのを1回も聞いたことがありませんでしたし、どこの評価も高めなので凄く期待してました。しかしそれが裏目に出たか^ ^


でも友人偶数人で行ったのですが、半数は神作品と言ってましたし、半数は普通だったというとこを聞くと割と得意じゃない人もいるかもです。

作画は綺麗でしたね。流石です!

主題歌 乃木坂46『今、話したい誰かがいる』
これは結構ブーイングが多かったですね。私はアイドルがアニソンを歌うということになんの嫌悪感もないので、あー普通に良いなぁーと思ってました。ていうか凄く良かったと思いました笑


ストーリーは本当にただ自分に合わなかったという印象...
予告などでたびたび目にするお口チャックのシーンが冒頭15分くらいで出てきて、大きくなった順の話に時間を割いていたのは良かったと思う。ただなんですかね、言葉や会話を使っての物語の進行に力を入れすぎというか一辺倒になっているように見えました。
『心が叫びたがってるんだ』なのでもっと無言での表情や心理状態ってのを使っていっても良いような気がしました。順には顕著にそういったところが見えていただけに他の3人にも頑張って欲しかった。
青春恋愛も本作のテーマの一つですが、ここがメインじゃないだけにチープに見えてしまったし、あまり深追いしないとこが残念でした。

なので物語の星は3.5で勘弁してください。


キャラは水瀬いのりさん凄いっすね。あんまり名前見ても気に留めてこなかったけど本作を通してあのボイスに魅了されました!

4人全員の心情の変化を2時間で見せるのはやはり大変。どうしても浅くなってしまとこがちらほら…仮に1クールでやろうものなら間違いなく化けてました。


あとはラブホの登場回数に驚いたのと、順が最後ミュージカルに登場した時は鳥肌が立ちました笑。言いたいのはこれくらいか…

非常に評価が高い作品ですが個人的にはハマらなかった…そういった印象の作品でした。激甘な私でもそういったことはあるようです。

投稿 : 2015/10/21
閲覧 : 364
サンキュー:

33

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「あの花」スタッフによる青春群像劇。「言葉」と「人のつながり」をネガティブ→ポジティブな感動に変えていく名作

「あの花」こと「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」のメインスタッフが集結して制作された、約2時間の青春群像劇のアニメ映画です。
幼い日につらいトラウマで言葉を失くした少女が、やはり傷を持つ少年少女たちとの青春劇の中で、封印されていた想いを言葉にしていく。
…「あの花」程あざとく泣ける!タイプでは無いのですが、青春群像劇として非常に素晴らしいです。

綺麗な作画(メインヒロイン・成瀬順ちゃんが美少女)と水瀬いのりさんの好演にも注目。
ああ^~こころが叫びたがってるんじゃ^~
感動面だけでなく(順ちゃんかわええ~♪)と萌え面に期待できるのもポイント高い!
(終盤以外は)微笑ましい青春ラブコメとしてもかなり良いです♪

{netabare}『物語』
メインヒロイン・成瀬順は幼少期の酷いトラウマにより失語症となってしまった。
…いや…ほんと酷いなこれ!?両親最低だなお前ら…
爽やかな青春群像劇という触れ込みだったので、初っ端からの重~い設定にちょっと引きました。
いやぁ~、流石はマリーこと岡田麿里脚本は伊達じゃないな!
…順ちゃんのトラウマ、自らの「言葉」が引き起こした悲しい結果。
その心の痛みと「言葉」へのネガティブな怖れやイメージを「タマゴ」や「王子様」などの寓意で表現する演出で、まずは本作の順ちゃんが置かれている心境がヒシヒシと伝わりました。
これらの表現で、言語的には不自由で分かり辛いヒロインの心情の変化が、繊細かつ分かり易いのが上手い。

えー、普通ならドン引きしてしまうドロドロ設定と展開…
にもかかわらず、本作はここからが素晴らしい。
担任教師の差し金がきっかけとはいえ「地域ふれあい交流会」実行委員に。
主人公・坂上拓実の他、やはり心に傷を持つ少年少女たちが、紆余曲折で交流していく…。
…意外と王道な学園青春物路線です。王道だけに青春物として安定感ありました。
順以外の葛藤やドラマも青春物として強烈なリアリティーと十分な密度があり、これらが絡み合い、最終的に一つのミュージカル成功に収束していく流れは終始目が離せなかったです。

「一度言った言葉は取り返せない」

順ちゃんが振り絞ったこの言葉は強烈な説得力で心に刺さりました。
「言葉」と「人同士のつながり」の怖い部分、ネガティブな部分がヒシヒシと伝わります。
確かに言葉は怖い。人を傷つけるのも、人から傷つけられるのも怖い。
でも…
それでも、伝えたい。
それでも、叫びたい!
言葉を失くしても、心が叫びたがってるんだ!
一見無難に生きている拓実だが、実は相手を傷つけるのを怖れて言葉も想いも押さえている。
そんな拓実と、順の言葉にならない激情との対比で、「本当の想いの強さ」をドラマチックに見せてくれます。
廃墟でついに心が叫び出した順の言葉を、拓実が誤魔化しの無い気持ちと言葉で静かに返していくシーンが、本作の見せ場でした。
たとえ自分も相手も傷つけても、それでも伝えたい、伝わる想いが確かにある。
「言葉のネガティブな側面」…からの「言葉が仄かなラブコメ、と青春劇」で劇的かつポジティブに少年少女たちの関係性が変わっていく過程は、実に素晴らしかった。
クライマックスに至る演劇の紆余曲折は(ややベタな王道展開ながらも)終始ハラハラ、ここから順の歌が、今までの鬱屈を打ち払っていくカタルシスは見事でした。

※「アクエリオンロゴス」のテーマも「言葉(こちらは「文字」)のネガティブさと希望?」と思われますが…
15話時点では…この分野では「ここさけ」が圧倒的です。
いやまだこれから期待ですけど。

…本当に、予想以上に素晴らしい作品でした。
視聴中、数回の涙腺崩壊ポイントがありました(年々涙脆くなっとる…)
「あの花」と違い人死にでは無いのに、何故か涙が止まんない…。
「言葉」というテーマで思春期の少年少女の感情の機微と爆発を、王道青春群像劇の中で分かり易く描いた名作です。
…ラストの恋愛関係の結末が、やや強引だった感も。
いや、筋が通っているのは分かるんですが…順ちゃんの闇を救ったヒーローは拓実じゃないですかー、ここは素直にメイン同士ラブコメして欲しかった。
廃墟は名場面ですけど。
そこだけは若干残念ではありますが、主要キャラの感情の機微は十分丁寧で納得できるので、許容範囲です。


『作画』
非常に素晴らしいです。秩父舞台の学園生活の背景も繊細かつ美しく、申し分無し。
特に素晴らしいのはメインヒロイン・成瀬順ちゃんの可愛さ。
コミュ障系、小動物系だが心が叫びたがっている激情の表情の変化が、いちいち可愛い!
特に、作中非常に貴重な満身の笑顔見せたシーンは(かっ、かわえぇぇ!)と萌えましたよ!
…アニメはヒロイン可愛いに越したことはない。
テーマ云々も大事ですが、順ちゃんの絵的な可愛さは本作の醍醐味でしょう。

『声優』
メインヒロイン・成瀬順を演じた水瀬いのりさんが最高のベストキャストでした。
言葉が中々喋れない、でも実は感情は超豊かで爆発寸前…というかなり難しい役どころを、ほぼ完璧に好演されました。
本作の成功はこのキャスティングの成功が大きい。
水瀬さんをもって5点満点だと思った程。

主人公・坂上拓実役の内山昂輝さんも地味だが非常に良かったです。
やさぐれ野球少年な細谷佳正さんもはまり役。雨宮天さんも複雑な感情の機微がしっかり伝わりました。
藤原啓治さんの一癖ある名教師っぷりも流石。

…心の卵役が拓実と同じ内山昂輝さんなのは、多分ですが…
順にとっての「真実の言葉と想いを押さえている」点で共通する存在だからかな?
いや、単にこじつけかもですが、この配役は結構良かったように感じました。

『音楽』
音楽面でもベートーベン等のクラシックを効果的に使っていたり、終盤山場のミュージカルなど、非常に見せ場あり。
順(水瀬いのりさん)の歌も素晴らしかった。
※「シンフォギアGX」のラスポス・キャロルちゃんとしてかなりの歌唱力ありましたが、流石です。

…ただ、ミュージカル部分がやや聴き取り辛い面あり、映画のパンフレットで補完しなければならない点で、若干の減点。


『キャラ』
メインヒロイン・成瀬順ちゃんが超可愛かった!
ああ^~心が叫びたがってるんじゃ^~
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」のもこっち7割+「中二病でも恋がしたい」の六花ちゃん3割…を超可愛くした感じの超絶美少女ですな!
小動物的な萌えを感じました。
非常に感情豊かで言葉にならない叫びやクルクル変わる表情などとにかく可愛い。
本作は小難しいテーマとか度外視してもとりあえず「順ちゃん萌え~」♪
…うーむ、まさか真面目っぽい青春映画でごちうさのチノちゃんに匹敵する萌えヒロインに出逢えるとは!

主人公・坂上拓実は問題児だらけなメインキャラの中で一番の優等生ポジ…
と見せて、やはり言葉に臆病な少年であった。
それでも、かなり扱いが難しい順ちゃんをしっかりとエスコートしていったナイスガイ。
廃墟で順ちゃんの叫びを真摯に返していくシーンはイケメンでした。

やさぐれ野球少年・田崎大樹は序盤の敵役…からの、本作第二の主人公でした。
根が真っ直ぐなナイスガイ、彼の素直さ真摯さは王道青春劇に爽やかな風を吹き込んでました。
…正直メイン二人だけでは鬱すぎるので、何気に彼の存在感は大きい。

仁藤菜月はヒロインとしては割食ってますが、普通に良い子ですな。
ヒロインとしては順ちゃんが強過ぎた。でも菜月ちゃんも可愛いですよ。

先生は本作の問題児たちを結果的に良い方向に導いた功労者。
学園青春物の王道的立ち位置ですが、だからこそ良き舞台装置でした。

順ちゃん母は琴浦さん母並みの酷い母親だなぁ…
と思いきや、終盤の展開は(ベタとはいえ)後味良いです。
拓実の祖母も人格者、大人に魅力あるのは良作の条件。

DTM研究会もキャラ立っていて面白し。
王道な青春劇を盛り上げるのに一役買っていて好感持てる奴らです。
この他クラスメートも、根は良い子たちなのが良い感じ。

悪いキャラ居ないですね……だが順ちゃん父、テメーはダメだ。
卵王子よ、君ももういらないよ…。
全般に青春劇として申し分のないキャラクター達でした。{/netabare}

投稿 : 2015/10/21
閲覧 : 385
サンキュー:

52

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終的にうまくいかないハナシってやっぱ好きなんですよね

いやそのバッドエンドってゆう意味やのうてですね。

お互い青臭い恋心をよせては世間の荒波にうち砕かれる的な。
そおゆうせつないハナシが青春のだいご味なのでありんす。

なのでこおゆうハナシはボク的にはサイコウに大好きなのであります。

恋愛が成就するお話はイヤなのであります。

とりあえず劇中での音楽がありえれへんぐらいに素晴らしいので、これは是非劇場で堪能したほうがよいですぜ。

投稿 : 2015/10/20
閲覧 : 238
サンキュー:

10

キャン´ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

想いは言葉にせずとも重い

◆内容

幼い頃、何気なく発した言葉によって、
家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。

そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。

それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。

高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。

一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。

担任の思惑によって、交流会の出し物はミュージカルに決定するが、クラスの誰も乗り気ではない様子。しかし拓実だけは、「もしかして歌いたかったりする?」と順の気持ちに気づいていたが、順は言い出せずにいた。
 そして、だんまり女にミュージカルなんて出来るはずがないと、揉める仲間たち。自分のせいで揉めてしまう姿を見て順は思わず「わたしは歌うよ!」と声に出していた。


そして、発表会当日、
心に閉じ込めた“伝えたかった本当の気持ち”を
歌うと決めたはずの順だったが…。



◆キャスト&スタッフ

原作:超平和バスターズ
監督: 長井龍雪
脚本: 岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督: 田中将賀
音楽: ミト(クラムボン) 横山 克
演出: 吉岡忍
美術監督: 中村隆
プロップデザイン: 岡真里子
色彩設計: 中島和子
撮影・CG監督: 森山博幸
編集: 西山茂 音響監督 明田川仁
企画・プロデュース: 清水博之、岩田幹宏
プロデューサー: 斎藤俊輔
アニメーションプロデューサー: 賀部匠美
製作代表: 夏目公一朗・植田益朗・清水賢治・中村理一郎・久保雅一・落越友則・坂本健

製作: 「心が叫びたがってるんだ。」製作委員会(アニプレックス/フジテレビジョン/電通/小学館/A-1 Pictures/ローソンHMVエンタテイメント)

制作: A-1 Pictures 配給 アニプレックス 宣伝 KICCORIT

配給: アニプレックス
宣伝: KICCORIT
成瀬順: 水瀬いのり
坂上拓実: 内山昂輝
仁藤菜月: 雨宮天
田崎大樹: 細谷佳正      
三嶋 樹: 村田太志
宇野陽子: 高橋李依
江田明日香: 石上静香
相沢基紀: 大山鎬則
岩木寿則: 古川 慎
城嶋一基: 藤原啓治
成瀬 泉: 吉田 羊
坂上八十八: 津田英三
坂上シン: 宮沢きよこ
順の父: 野島裕史
山路一春: 河西健吾
明田川: 柳田淳一
岩田: 手塚ヒロミチ
小田桐: 葉山いくみ
北村: 加隈亜衣
渋谷: 天﨑滉平
鈴木: 田澤茉純
田中: 西谷修一
錦織: 山下誠一郎
三上: 芳野由奈
石川: 諏訪彩花
岡田: 東内マリ子
賀部: 木村珠莉
斎藤: 榎木淳弥
清水: 木島隆一
高村: 久保ユリカ
栃倉: 前川涼子
福島: 石谷春貴
渡辺: 三宅麻理恵
玉子: 内山昂輝



◆感想

あの花スタッフが贈る青春群像劇と聞き即座に劇場へ足を運び観てきました。
「あの花スタッフ」という謳い文句で売り出すくらいなのでさて、どんなものかとあの花と比較しつつ視聴してみました。

今回は相違点のみ挙げたいと思います。

・主要人物が全員存名
・舞台が学校
・伝えたいことがはっきりとしている

と、挙げるのならばこのくらいです。
舞台は同じ埼玉県秩父市ですし時期的にも一致します。

評価するべき点は美しい作画ですね。秩父市の美しい自然と町並みが描かれていて
思わず目を奪われました。私も秩父市へは何度か訪れた事があるのでその時の情景が思い出されました。

しかし、背景の作画が良すぎるせいでキャラが少し浮いていた印象を受けました。
背景とキャラが噛み合っていないと言えばいいのでしょうか。

人命を使わないでここまで感動させられる作品も多くはないと思います。
ですが、私には少しドロドロしすぎていて胃痛を起こしそうになりました。

内山さんの迫真の演技、私は好きです。



◆最後にひとこと

全体的に見て評価するとあの花には劣ると私は思います。
あくまであの花と比べた場合なので、作品自体はしっかりと起承転結があり分かりやすかったです。
興味のある方は是非ともご覧になって下さい。

より良いアニメ視聴の参考になることを切に願っております。

投稿 : 2015/10/20
閲覧 : 196
サンキュー:

9

ネタバレ

stuxM54324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣こうと思えば泣けたかも!

あの花スタッフが製作すると知っていたのですが、僕が「あの花」を見たのは大分、アニメ初心者のころだったので、最近は他の作品の方がもっと泣けると思っていたので、あまりこの作品にも正直期待していなかったです。あとEDも、三次元離れしてる僕からいえば他の歌手がよかったと思ってました。
しかし、この作品を見てみるといくつか泣ける場面もあるし、「あの花じゃ泣けない」という人も是非見てほしいです。涙腺強い人は確かに涙は出ないかもしれませんが、きっと見てよかったとは思えます。僕も涙は出なかったものの、涙腺にキマシタ。
かなり良かったと思ってます。EDもストーリーのあとに聞くとほんとにいい曲だも思えました。ストーリーの評価を4.5にしようか5.0にしようか迷いました。作画の面もついでに言えばAー1なので、動きとか絵とかも、とても綺麗でした。かなり満足です。

投稿 : 2015/10/18
閲覧 : 348
サンキュー:

2

crossll さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春

とても良い作品でした。
音楽がこれまた素晴らしかったです。声優の演技も違和感なく最後まで自然に観ることができました。キャラクターも様々な個性を持った人たちばかりでよかったと思います。

あとは、少し生々しかったです。

投稿 : 2015/10/16
閲覧 : 229
サンキュー:

4

ネタバレ

りょうへい@アロエ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

◆心が叫びたがってるんだ。

『あの花』のスタッフが送る青春群像劇。
私は『ここさけ。』を『境界の彼方』の映画前に流れる予告で知りました。
それ以上の予告などは何も見ず、公式サイトすら見ずに、チネチッタで公開から1ヶ月後ぐらいに視聴しました。

先着特典として、ミュージカル「青春の向う脛」のプログラムをもらいました。
ところが、本当に前情報を知らなかった私は、地域の高校生の演劇のチラシが入っているなあと勝手に思ってしまい、かばんの中に丸めて入れてしまったのです。
映画の途中でこのプログラムが劇中に出てきたときは、身の毛がよだちました。
終わった後にしっかり伸ばして、ファイルに保存しました!笑


[物語]
2時間の中にこれだけのボリュームが詰め込まれていたことに驚きました。
コーラ飲むのを忘れるくらい、目が離せないところばかりでした。
関係のなかった4人が徐々に近づき、最終的にクラスの生徒たちとの絆が深まっていきます。
まさに青春の一ページ。
もう一度高校生に戻れるのなら、ゲーセンに通うだけじゃなく、何かを一緒に作り上げてみたいです。


[声優]
若手の声優さんが多く起用されている作品です。
個人的にはシカちゃん(久保ユリカさん)が出ていたことに驚きました。
その若手の中でも、藤原啓治さんの声の渋さがいいですね。


[キャラクター]
主要人物4人が抱える心の傷。
家族、友達、恋愛に関する心傷は、自分も高校生のときに何度も経験しました。
そう、私の心の傷も彼らと同じ高2のときに受けたものでした。
大人になるとそういう傷もよい思い出になりますが、当時は本当に死にたいと思うぐらい嫌だったことを覚えています。
キャラクターの中では成瀬さんが一番好きです。「人間らしさ」が見えたから(詳しくはネタバレで)。


[作画]
埼玉県秩父市が舞台となっており、とくに背景の描写に心を奪われました。
印象的なのは、田園風景の夕焼けの空。
住宅が密集していない、山が見える田舎の町を照らす、悲しげで、それでいて美しい風景でした。


[音楽]
『ここさけ。』は音楽への力の入れようが半端ではありません。
ベートーヴェンの『悲愴』をはじめ、『Over The Rainbow』『Around The World』といった、クラシック・ミュージカルの名曲が、時折挿入されます。
「音楽の力」を改めて感じることができました。
2つの曲の合わせ技にも注目です。


[このアニメを通して、感じたこと、自身の中に得たもの]
言葉は不完全。
今私が思う『ここさけ。』の感想をこのブログに書いたとしても、読み手には30%も伝わらないと思っています。
それくらい、言葉は不完全。
なのに、言葉は人の心に突き刺さる。
人の心をえぐる。
そのえぐりとられた傷が、簡単には治らないくらい深いものになる。
言葉は、私たち人間に神が与えてくれた唯一の意思伝達手段だが、同時に人を殺す武器にもなることを忘れてはいけないと思いました。
しかし。
言葉のせいで不幸になる・傷つくこともありますが、言葉のおかげでその人を幸せにする・救うこともできるのです。
「言葉の力」を私は信じます。
言葉の大切さも、改めて知ることができました。


[印象に残っている、共感できるシーン、セリフ]

{netabare}(1)

ラブホからお父さんが出てきたのを見てしまって、お母さんに話してしまったシーン。
しかも引っ越すときにお父さんが成瀬さんに言った「おまえのせいじゃないか」のセリフに、それはないだろうと。
まさかこのラブホからこんなことになるなんて。
ラブホといえば、廃墟のラブホのシーンで、ベッドから風呂場が覗けるようになっていましたが、最近のラブホってこういうのなくないですか?

(2)

仁藤さんの、「付き合っている人いるよ」発言。
援交でもしているのかと思いました。
しかし彼女は今でも坂上くんと付き合っているつもりでいるからこの発言が出たとわかり、「自分の心が汚くなってるんだ。」と実感しました。
純情ですね。
今どきこういう人って見ないなと思ったら…自分の中で一人だけ知ってるぞ…。
心がきれいな人っていいよね。

(3)

三嶋と宇野のキスシーンです。
夜の学校で抱きしめあってチューしている2人。
初々しいねえ。こいつら本当に付き合っていることを隠しているつもりなのだろうか。
このシーンを見て、そういえばこの間の夜ショッピングモールで買い物しているときに、隠れて熱烈なディープキスをしている高校生くらいのカップルがいたなあってことを思い出しました。
高校生のときの恋愛って、やっちゃいけない場所で、やっちゃいけないことをする、その行為の背徳感を楽しんでいる一面ってあるじゃないですか。
例えばお金のない高校生カップルが公園の身体障害者用のトイレに2人で入っていかがわしいことをするような…。
もちろんやってはいけないことなんですけど、ある意味、青春ではないかなと。

(4)

廃墟のラブホテルで成瀬さんが坂上くんに思いをぶつけている(叫んでいる)ところ。
ここは、まさにこの映画のタイトルにふさわしい名シーンだと思います。
私はこのシーンまで、成瀬さんは言いたいことの言えない、か弱い、守りたくなる女の子のイメージがありました。
しかしこのシーンでは「あなたを傷つける」と前置きをしてから、汚い言葉も含めて等身大の自分をさらけ出していました。
まさに彼女の「人間らしさ」が垣間見えました。
人間って、自分の内にある感情は必ずしもきれいなものだけではありません。
汚い心の中を人に見せて、他者から嫌われることを恐れている、臆病な動物です。
でも、成瀬さんがここで坂上くんに思いをぶつけることで、彼女はメールやミュージカルの詩に頼らず、本当に自分の言葉で相手に気持ちを伝えました。
言葉は不完全ですが、考えずに口から出た言葉は、正直で、嘘偽りのない、ホンモノだと思います。
ホンモノの言葉は、大人になって、社会に出てからは、邪魔になるだけです。
でもそれを理由にして、本当に「いいたいこと」を誤魔化してはいないか。
言葉は人を傷つける。しかし言葉は人を救う。
言葉は口に出さないと、言わないと、何も始まらない、何も伝わらない、他人と分かり合えないことを強く感じたシーンでした。{/netabare}


[どんな作品として心に残っているか]
{netabare}私はSNSで、言葉によるトラブルに巻き込まれたことがあります。
ネット上の、顔の見えない、不安定なつながりの人間関係のせいで、つい書いてはいけないことを書いてしまったのです。
ネットに書いた発言は消すことができました。
ですが、その人が私を幻滅し、関係を切られてしまいました。
その時に初めて、ネットの怖さだけでなく、言葉が凶器であることを知りました。
もう私が発した「言葉」は、取り消すことができません。

それ以来、人間関係でも、ネット上の関係でも、「本音」を書くことも、言うこともできなくなりました。
正直、大学生になって、サークルに入っても、「本音」は言えませんでした。
「この人うざいなあ」って思っても、うわべだけの笑顔を浮かべて取り繕う自分がいました。
こんなの自分じゃないのに、いつしかみんなからキャラクターを押し付けられて、私はずーっとそれを演じてきました。
もう誰からも嫌われたくありませんでした。
いい同級生、いい後輩、いい先輩であろうとしました。

でもこれは本当の自分じゃない。
本当の自分って何?
どうすれば本当の自分を、みんなにわかってもらえるのか。
社会人になった今でも、よくわかっていません。
自分が何をしたいのか、自分がどういう人間でありたいのか。
正直教習生にも、同僚にも、先輩にも、他人には全く興味を持っていません。
他人より、自分の将来が一番心配です。

しかし『ここさけ。』を見て、思ったことがあります。
みんな、多くの人間は、心に傷を持っていて、それを隠しながら上手に言葉を使って生きています。
でも自分は、そんなに器用なことをもうしたくないのです。
そこからもう一歩踏み出してみようと思うのです。
もちろん「本音」と「建前」をこれからも使ってはいきます。
でも、本当に「いいたいこと」を誤魔化さないで、ちゃんと自分の本当の気持ちを伝えていきたいと思います。
特に自分の身の回りにいる、私に接してくれる皆様方には。

嫌われるのは、怖くないっていったらウソになりますが。
それでも、言葉は人を救うことができると信じて。
大切な友達に、本当に「いいたいこと」を心から叫んだ成瀬さんのように。
もっと他人に分かってもらえるように、相手を知りたいと思えるように、これから生きていこうと思いました。

私はこれから、本当に「いいたいこと」を相手に伝えられる人間になります。
そんなきっかけをくれた『ここさけ。』に、本当に感謝しています。{/netabare}

(今回はブログの文章をすべて掲載しました。他作品のレビューは『http://aloe.diary.to/』もご覧ください。)

投稿 : 2015/10/15
閲覧 : 294
サンキュー:

6

ネタバレ

一言 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

1クールアニメなら良かったかもしれない

一言で言うと、まあまあ良い映画、でした。


良く言えば、メッセージ性のある青春もの。
悪く言えば、フィーリングで感動を誘う映画。


{netabare}
けど多々描写不足なところもあったなあ。
特に坂上の中学時代。「色々あって」で片づけられてて、いまいち仁藤となぜそこまでこじれたのかが分かりづらかった。
中学時代、坂上には「色々あって」話しづらい雰囲気…だったのかな?ハブられていた…?この辺は推測だけども。
だから、付き合ってるのかと聞かれたとき、それを否定してしまって、そのままなあなあになっている。けれど仁藤自身は今でも坂上と付き合っているつもりでいる……。うーん…なんだかなあ…。
まあでも、その辺をはっきりさせること、言葉にすることが、彼女の「伝えたいこと」なんでしょうね。

けれど、坂上の中学時代の描写(仁藤との過去の絡み)もない上に、坂上自身が成瀬に対して良い人すぎたので、坂上が今でも仁藤に好意を持っているということに驚いた。成瀬に優しくするからてっきり成瀬のことが好きなのかと。「そうだったの!?」って感じでちょっと頭が追い付かないところはありました。
それにこんな良い人じゃ、成瀬が勘違いするのも無理ないなあと…。
坂上の「伝えたいこと」は仁藤への気持ち、だったんですねえ。

こうしてみると恋愛に重きを置いたんだな、という印象。
けれど、冒頭シーンも親から始まるわけだし、そもそも成瀬の声が出なくなった原因は親との関係にあるわけですから、親にもう少し焦点を置いてもよかったんじゃないかなあ……。あれじゃ親との関係が解決したのか分かりづらいじゃない。お母さん冷たそうだったからねえ…。
娘が無口になったのは元夫のせいとは想像できなくても、少なくとも「離婚」のせいだと容易に想像がつくくせにあの態度なんだもの。まあ一人で育てているのだから無理もない…のだけれど、そういう点も含めて、成瀬親子が和解したのか、もう少し描いてほしかったなあ。

まあ青春ものだから、恋愛に重きを置くのもしょうがないんだけどね。
でもそれなら最初から、「離婚」とか「親」を過去のトラウマの題材にせず、「同世代の友人関係のいざこざ」を成瀬の声の出ない原因のトラウマにすべきだったんじゃないのかなあ…。本当に個人的すぎる意見だけども。
だって冒頭からいきなりラブホとか……ちょっと…ねえ、うん。

恋愛関係と言えば、ラストで田崎がいきなり成瀬に告白するのを批判している方が多いようだけど、個人的にここは好印象。
まあ仁藤を好きだって言ってたのに今度は成瀬とかチャラいな!いきなりすぎだろ!って思うかもしれないけど…成瀬が「伝えたいこと(坂上への告白)」を言えたとはいえ、振られたままじゃかわいそうじゃない。
それに、田崎と二人きりで話すシーンもあったし、そこで顔赤らめてた描写もあったから、まあいいんじゃないかな、と個人的には思う。
最初の雰囲気だと、坂上×成瀬、田崎×仁藤のCPかと思っていたけれど、綺麗にひっくり返してくれて、逆に潔いというか。
これもこれでありじゃないかな、と自分は思えましたね。

ラストが坂上と結ばれるご都合主義のハッピーエンドでないところは評価したい。あくまで成瀬は坂上に気持ちを伝えたうえでふられたというのがミソですよね。

まあでももう一つ言うなら、失恋しただけで、それまで頑張ってやってきたミュージカルを放り投げてしまうのは……どうなんだろうか。
成瀬の中では、王子=坂上だったから、その坂上に振られてしまえば、自分はもう…って感じだったのかな、うーん…。でもそれでどうしてミュージカルを放棄する必要がある…?
例えば、坂上に思いを伝えて、それで振られたのなら「本当のことを言っても困らせるだけなんだ…自分は喋らない方がいいんだ…」⇒からの逃避、ならまだわかるんだけれども。別に坂上に面と向かって振られたわけじゃないんだし…ねえ。


全体として、総合的に見ると良い作品だし、起承転結もしっかりしていて良かったんだけれど、期待が大きかっただけに少し辛口な評価になってしまいました。
もっと期待せずにいたらもう少し高評価だったかな…。
『あの花』スタッフが贈る感動青春群像劇!という宣伝文と、心が叫びたがってるんだ。というタイトルに持っていかれ過ぎた感じ。

でも最後は良かったかな。曲もすごく良かったし、演出もよかったし。
主人公が歌いながら入ってくるところはカタルシスを感じました。
まあでもこれ、1クールのアニメだったらかなり良作になったんではないかなあ…。
坂上の過去とか仁藤の心理描写とか詳しく描いて、成瀬の親子関係もしっかり描けていたら、クライマックスでもっと感動できたかも。
でもそれを言ったら、映画もくそもないですからね。アニメ映画なりにとてもよく作られていると思います。全体的には良かったですよ、とても。

演出も良かったし、美術背景も綺麗で、音楽もよかった。スタッフは頑張ってくれたと思います。
キャストの皆さんも合っていたと思います。個人的には細谷さんの演技がとても良かった。
最後の某アイドルの主題歌は批判されてますが、自分はそこまで嫌とは思わなかったなあ。まあ曲云々なしに、某アイドルが歌ってるから嫌だとただ単に嫌っている人がほとんどかと思いますが。
青春ものだし、あれくらい爽やかなのが良いよね。でも某アイドルが歌うとなーんかありきたりな、安っぽい感じが出てしまうというか……映画の最後を盛り上げるために締めくくる歌としては、まあ……微妙かもですね。批判までとはいきませんが、特別良かったなとも感じなかった。曲調は結構よかったけれどね。でもまあ、あえてこの曲を選んだ意味はちょっとわからないですね。
中の人が歌っていたら、きっとどんな合ってない主題歌でもオタクはまず批判しなかったでしょうに…。
{/netabare}

最後に。
前述したように、期待が高すぎたせいもあって辛口評価になりました。100点中、70点くらい、です。
しかし、見て損をしたとは思わない。
でも映画館なら1回見ればいいかな、1000円の日に見れて良かったな、という感じ。
地上波で放送してたら見るだろうけど、わざわざBlu-rayは買わないですかね(自分は本当に気に入った作品以外はめったに買わないので、聞き流してください~)。

でも、リアリティを残しつつアニメ特有の要素もあり、青春ものとして綺麗に描いているなあと感じた映画でした。

投稿 : 2015/10/15
閲覧 : 278
サンキュー:

8

シュンヤ: さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

よくできた話だなと思いました

投稿 : 2015/10/14
閲覧 : 170
サンキュー:

2

ネタバレ

HIMAJIN さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春ですなぁ~^^

いやー最高でしたね!
2時間の中で非常によくまとめられていました。
あの花の監督、脚本、キャラデザが再び集結し、あの花の感動をも一度!
ということで作られた本作。
かなり期待していましたが、その予想を大きく上回ってくれました。
文句なしの満点だと思います。

あの花に比べ、学校生活を中心に描かれていたので
そこが共感しやすかったのかもしれませんね。
(なんせほら、じんたんヒッキーだから高校でのシーンとか少ないじゃんw)

今現在、学生の方なら絶対に見に行くべきだと思います
何か悩んでる人にとっても
大切なことに気づかせてくれるいい作品になると思いますよ

もうひとつあの花と大きく異なっていたのは、
やはり”音楽”の存在でしょう。
物語の内容そのものがミュージカルということで
挿入歌、劇中歌がかかるんですが、
これがものすごく自然に入って来るんです。
それから順役の水瀬さん、歌上手ですね
チマメ隊もよかったですがw
今回は透き通った歌声でラストの感動を一気に高めてくれました。



「ミュージカルに奇跡はつきもの、だろ?」

これは主人公たちの担任の城嶋先生の言葉なんですが、
この言葉が本まさにこの作品を象徴してるなと感じました。

ミュージカルってベタっちゃベタなんですけど、
そこが今回は青春っぽさを出してて逆に良かったのかなと。

だらだら書いてしまいましたが
本当に泣けて、感動して、まぶしい青春にこっちまで照れくさくなるような
最高のアニメでした。
ぜひたくさんの人に見て欲しい!そして語り合いたいw






それと、
結局、卵の妖精は順自身だったんでしょ?
なんでわざわざ声優に内山さんを使うという
紛らわしい事したのかがわからない。
なんか意味あんのかな...?

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 376
サンキュー:

29

ネタバレ

yosiyuki2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オリジナル青春アニメ映画の傑作。

120分という短くない、放映時間でしたが、飽きることなく
あっと言う間の二時間でした。キャラも立っていて、主要キャラに
感情移入を充分することができて、感動もかなりしました!
音楽もサントラを買いたいレベルで素晴らしかったです。
総合的に、面白かったです!

一番好きなシーンは
{netabare}『○○な態度○○!』~『・・知ってた』のとこです。 {/netabare}

ただ、友達と見に行ったんですが、
見た後、語りたいことがあまりないのが意外でした。
『面白かったね?』
『うん!すげー短く感じた!』
『うんでさー、・・・(違う話題)』
こんな感じだけでしたw
なんでなんだろうね?
他の方の感想で『この作品には言葉にできない面白さがある』
っていうのを見て、言い得て妙だと思いました。


小動物系のヒロインは可愛いよね、うん、順ちゃん最高でした。
ほんと、かわいいよね。声にならない声が可愛すぎて、
声が可愛い彼女が、すげー欲しいってなりましたwww
(個人的には可愛い声より落ち着く声のが好きなんですが、
それは置いておいて)

男キャラも主人公と野球部のやつはかっこ良くて、君に届けの
龍みたいな奴でした。


個人的にうーんと思ったのは、演劇シーンで、登場シーン以外に魅せる
展開や演出がなく、デュエットもあまりくるものがなかったのが残念でした。
自分の感じ方だと盛り上がりが中盤くらいがピークだったんですよね。
人間関係上仕方ないと言えば、そうかもしれませんが。

個人的に{netabare}は野球部の『〇居かね?』のシーンを無くして、
ファミレスのシーンでもうすこし野球部の心情描けば
ラストで、もう少し盛り上がったのではないかと思います。{/netabare}

見ている途中では、結局誰が誰とも、くつっかないで終わるんじゃないか?
と思いましたが・・・結果は見てのお楽しみで。

結構不満書いちゃってるけど、ほんと面白いんです!
ただ、自分がこうだったら良いっていう願望言いたくなっちゃった
だけです。
これがベストだったかもしれないです。判断は貴方次第です。

音楽がほんとに素晴らしいので、映画館で見ることをオススメします。

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 365
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17

山のかかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

結構後味はスッキリ青春グラフティー、家族で観てきました

地方の映画館でも放映してくれたので家族で見に行きました。
最初は中二の娘から見に行きたいと言われ家族で観てきました。
映画館でも中高生も結構いた感じで幅広い世代の方に観られているかんじでした。

「あの花」のスタッフ、原作が超平和バスターズと言うことでまたいっぱい泣かされるのかなと思ってましたが思ってたほど泣くことは無かったですが、最後もスッキリとした気持ちで見終えることが出来ました。

2時間ほどの作品でしたが全然長くは感じませんでした。
脚本の岡田麿里さんいいですね~。
ヒロインの成瀬順 CV役の水瀬いのりさん最近乗ってきましたね~。
声が独特で可愛くていいですね。
最近では「ダンまち」ヘスティアさんのイメージが強いですが
「ゴチうさ」にも出たらっしゃるんですね。
当方「ごちうさ」観てないもので・・・
今後も期待です。

総括
家族で観てよし。
恋人と観てよし。
友だちと観てよし。
ボッチで観てもよし・
万人向けする作品だと思います。

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 245
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9

ネタバレ

白ヴェル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

友達に誘われて見に行ったんですが結構よかったです。

特に歌シーンは泣きそうになりました。

またBlu-rayでたら見たいです。

投稿 : 2015/10/09
閲覧 : 208
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3

ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そつのない出来。それ以上でもそれ以下でもない

本日、観て来ました。

長井監督、岡田脚本のあの花スタッフの話題作でもあり、

かつて手がけた名作、とらドラ!やtrue tearsのように

登場人物達へ濃い感情移入ができるかなとも期待していたけど

彼等に、特にこれといった共感を得ることができなく拍子抜け。

舞台を放り投げ、かつて父親不倫を目撃した

ラブホ跡に居た成瀬順と成瀬を見つけた坂上拓実とのシーンと

思いの丈を吐き出し坂上へ告白をし振られながらも

ミュージカルに復帰したシーンには感動。

流石長井、岡田コンビは期待を裏切らなかった。

しかし、相対的にはあの花のような鳥肌感動とまではいかなかった。

さらに、ラストの田島太樹から成瀬順への告白はギャルゲー乗りで

作品を薄っぺらくした印象は拭えない。

中途半端だった坂上拓実と仁藤菜月の恋が成就し、

野球部で浮いていた田島太樹の部活復帰、

両親の離婚を招いた成瀬順のトラウマ克服

田島、成瀬の恋愛には踏み込まず

彼、彼女の内面の成長でまとめた方が良かったかな。

ミュージカルを素材に共感を求める演出ならば、

ここは確実に他作品と比較されるところでもあり

TARI TARIや響けユーフォニアムも意識して

もう少し頑張って欲しかった。

作画は安定しており、特に背景は俊逸。

ざっと第一印象で綴りましたので、後ほど追記をしていきます。

投稿 : 2015/10/08
閲覧 : 426
サンキュー:

30

ネタバレ

たこやきトンママン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動したのに、言葉にすると2割も伝えられないもどかしいこの想いが、まさにこの映画の主題!

主人公・順の、「言葉に出せないけど何かが胸の中にある」という感じ、とてもよく分かる。
自分もあまり言葉にすることが得意じゃないので、
口に出そうとすると頭のなかにふわ~と浮かんでいたものが
散り散りになってしまってもどかしい思いをしてきた人生だから。
自分の感情を素直に表す術を見いだせた順は幸せ者だ!

何か予想外の展開があったりどんでん返しがあったりする系のアニメではないのに、
そして結構長尺なのに、
退屈に感じる瞬間がなかった。
それだけ、キャラクターの感情の動きが丁寧で
ちゃんと"入り込めた"ということなのかもしれない。

最後のミュージカルの二重奏で、鳥肌が止まらなかった。
『TARI TARI』の最終回(合唱劇が行われる回)でも、同じように鳥肌が止まらなかったのを思い出した。
ミュージカルって、何か秘めてるね。

投稿 : 2015/10/07
閲覧 : 256
サンキュー:

10

ネタバレ

オンライン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良かった!

宣伝で、『泣ける!』といっていたり、Twitterでの感想でも『泣けました!』と書いていたので、結構涙が止まらないレベルの作品かなぁと思いハードルを高めにして見に行ったらあんまり泣けなかった…。

けど、最後の発表会のラストの順が歌うところは、泣けました。

主題歌の乃木坂の歌も良かったが、出来れば水瀬さんと雨宮さんに歌って欲しかった。

1クールのアニメにしたら、もっとキャラクターに感情移入出来たと思います。


まあ、順が可愛く、誰もが楽しめる作品だったと思います。

投稿 : 2015/10/07
閲覧 : 210
サンキュー:

8

ネタバレ

ぶち最高です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ほろ苦いおもひで

アラサーの私が見て、淡く切ないストーリーだなぁと。

よくしゃべる。しゃべった結果、大変な事態を引き起こす。

んー。経験あるー。


と、自分の話は置いておいて、成瀬順の可愛らしさ、親の酷い言い種から、物語は始まり…一気にとんで中学!
色んな想いをもった四人が先生から実行委員に指名され、その当日までを追ったドキュメンタリー。じゃないけどー。

涙ホロリ。歌のシーンは、ヤバイです。臨場感ある映画館で是非見るべき映画です。

投稿 : 2015/10/06
閲覧 : 224
サンキュー:

4

ネタバレ

toriJJJ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待以上の出来!

あのはなスタッフによる、新作オリジナルアニメ映画ということでした。実は私はこの映画については、あのはなスタッフが再集結して新作をつくるということのみが発表されたとき、つまりタイトルが判明していなかったときから絶対観ようと思っていた作品でした。

あのはな同様、ここさけも秩父が舞台ということで、あのはなと同じような感じになってしまうのかという不安も少なからずありましたが、いらない心配だったようです(^^;;

内容についてですが、言葉で伝えることができない中でも細かな反応の仕方、仕草による表現がとても上手く、製作陣のこだわりを感じました。
そして最後のミュージカルは圧巻でした!特に一番最後の曲ですね。2つの曲を同時に歌う演出は鳥肌ものでした。

この作品は万人ウケする作品ではないでしょうか。わたしはこの作品をもっとたくさんの人に観て欲しいですし、普段使っている「言葉」について、じっくり考えてみてほしいと思いました。
言葉は取り返せませんしね。

投稿 : 2015/10/04
閲覧 : 282
サンキュー:

4

AyHuF11812 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よかった!

もろ青春物の作品だったので好き嫌いが分かれそうな作品でした。自分は作品の登場人物達と年齢が近かったので普通に楽しめました。
僕的にはあの花よりもこっちの方が現実味があって好きです。
作画もきれいで、音楽もとてもよかったです。

投稿 : 2015/10/03
閲覧 : 191
サンキュー:

3

ネタバレ

もふ(´-ω⊂゛) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個人的にはあの花より好きです!

あの花スタッフが作り上げた新作映画ということで劇場に足を運びました!

詳細は後々書くとして(たぶん)、これはなかなか良い映画です。
約2時間あるのですが一時も飽きずに見入りました。
あの花が泣きアニメにするための設定、演出、ストーリーだった(ハンマーで殴ったような衝撃で泣かせようとするアニメらしい)のに比べてこれは心底感動するというか、雰囲気にのまれずとも純粋に楽しめました。
あの花も好きですが、個人的にはこちらの方がいいなと感じました。
主題歌も乃木坂だと知った時は、なぜアイドルを使うんだと思いましたけど、予想外すぎるほどいい曲でした!また、内容ともすごく合っていてよいEDだったと思います。
ぜひ一度見てみることをお勧めします。

{netabare} 坂上くんが終盤に「言葉は人を傷つけるものだ」として喋ることを恐れていた成瀬さんに向かって言った
俺を傷つければいい(俺なら傷つけてもいいから本当に言いたいことを言え)
的な発言。
めちゃくちゃカッコよかったですb {/netabare}

投稿 : 2015/10/02
閲覧 : 285
サンキュー:

12

朝霧麻衣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人に気持ちを伝える大切さと難しさ

まずはじめに、本編の内容についてはなるべく記載しないよう心がけていますが、まだ映画を見ていない方についてはご注意願います。
「あの花」を製作したスタッフが再結集して製作すると聞いていたのに加え、見た方の評価も良かったので本日映画館に足を運んできました。

【あらすじ】
この作品のヒロインとなる「成瀬順」は、幼い頃家族に話したある言葉をきっかけに家族との絆を失ってしまう。悲しみに沈む中、「玉子の妖精」に喋るとおなかが痛くなる魔法をかけられてしまう。
高校2年生となった順はメールでしか他のクラスメイトともやり取りが出来ない喋らない子となってしまっていた。でもある日、担任から「地域ふれあい交流会」なるものの実行委員に任命されてしまう。その他実行委員とされた3名も悩みを抱えていた上に、4人はそれぞれ交流も無かった。当日までに出し物を準備することが出来るのか。

【「あの花」との違い】
舞台は同じ秩父市だったようです。あらすじに書いたヒロインと「地域ふれあい交流会」に向けて準備を進めていく高校生たちの青春がストーリーの主軸でした。「あの花」では学校生活があまり描かれていなかったので(じんたんは引きこもりでしたので。)新鮮でした。

【所感】
テーマがはっきりしていましたし、各々葛藤を抱える少年少女たちの青春がリアルに描かれていました。「あの花」とは作品の部類が違うので単純な比較は出来ませんが、負けず劣らずの作品だったと思います。気になっている方がいましたら、見て損はしないはずです。また、今を生きる中高生諸君にもいい刺激になるのではないかと思います。

【雑記】
ヒロイン演じる水瀬いのりさんが結構歌上手くてびっくりしました。それに加えて、喋れないけど行動がイチイチ小動物じみてて可愛らしかったのですが、本当にキャラにぴったりのキャスティングだったと思います。あと担任の先生が「ココロコネクト」の後藤(通称ごっさん)にしか見えなくてちょっと笑えました(*^_^*)

投稿 : 2015/10/02
閲覧 : 408
サンキュー:

23

ふぁんたくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは泣いたわ

とにかくストーリーが良い。
詳しくかけないけどありきたりの学園アニメとはちょっと違うかなって感じ。
恋愛の要素もあるけどそれだけでなく、家族とか人のつながりとか、自分の事も考えさせられたり、結構深い映画だと思う。
お勧めです。

投稿 : 2015/10/01
閲覧 : 250
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

殻を破れ

劇場に見に行ってきました。
あの花スタッフ再集結作品ということで。

当初は見る予定がありませんでした。
あの花みたいに優等生な作品なんだろうなーとか思ってて、DVD出たら見るくらいでいいかなぁという感じで。でも、予告や成瀬順ちゃんというキャラクターを見ているうちに興味がわいてきて劇場に足を運んでいました。

見た感想はというと…
勿論良かった。泣いた。まんま順ちゃんみたいではないけど、私も会話や言葉で失敗したことあるから少しだけ順ちゃんの気持ちが分かる。見ている間中、ずっと胸がチリチリしていて、なんだか辛かった。あの花みたいに爽やかな感じはあるんだけど、ほんの少しだけドロみたいなものを混じっていてよかったなぁ。しかし、順ちゃんの両親はひどい。

ラストはまっすぐな青春もの。もちろんラブ要素もある。
でもテーマはラブとかそういうんじゃなくて『言葉で伝える』とかそういうのだと思う。ちょっとそこがよくある童話の教訓みたいになってる。

学校の出し物でミュージカルをやったり、メインの男の子・坂上くんが音楽が好きとかピアノをひいてるシーンとかあるので、劇中のBGMとか流れる音楽はすごく良い。サントラ欲しくなっちゃいましたし。

あと、順ちゃん役をやってる水瀬いのりさんの演技、素人目だけどとても好きだなぁ。

投稿 : 2015/09/30
閲覧 : 189

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

青春

ヒロインの女の子は、水瀬いのりさんボイス。
小動物みたいで可愛かったけど、妄想癖が重すぎて若干残念なキャラに映ってしまったかな。
終盤の行動はいくらなんでもあかんかったな~。
「伝えたい事あるのに声が出ない」かぁ…。
俺も学校で喋らなかったけど、別に伝えたい事は特に無かったな!ははは・・・・はは・・・・。
cv細谷さんの野球部の彼は、最初オラついてたのに実は良いやつだったな!
まさかのラストシーン、彼の恋に幸あれ。
全体としては、前評判とかゼロで鑑賞したけれど結構面白かった。
30分アニメでやっても、オリジナルアニメとして高い評価を得た作品になったんじゃないかな?
少なくとも"あの花"の劇場版よりはずっと良かった。
ファンタジー要素ゼロだし、"あの花の~"っていう宣伝文句はいらなかったんじゃないかと。
ただ、個人的には苦手な青春恋愛物だし、キャラクターへの感情移入はまったくできなかったかな。
オッサンが1,800円払って見る映画じゃなかったかも・・・ってことで、佳作。
甘酸っぱい青春アニメが好きな人は是非見に行ってください。

投稿 : 2015/09/30
閲覧 : 221
サンキュー:

2

ネタバレ

ブーブコム さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんかグッとくる

あの花と違って泣かそうとするストーリーではない

でも言葉の大切さを知らせてくれる映画

本音を言うのも大切だけど

相手をなるべく傷つけないで話すことが大事だと思った

最後の部分が余計という人もいるけど

あれはあれで順ちゃんの照れが見えて良かったと思う

それとせっかくミュージカルの映画なんだから

エンディングはミュージカルみたいに声優さんが歌ってくれた方がよかった

投稿 : 2015/09/30
閲覧 : 214
サンキュー:

4

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

無事死亡w

あの花スタッフ再集結、という餌にまんまと引っかかった学習能力のない人間。それが私。

いやあ、合いませんでした(泣)。コテコテの青春恋愛ものすぎて消化不良で胃が痛いです。うう。。。
作品の完成度はとても高く、特にケチのつけようがありません。
キャラクターもなかなか可愛く、声優さんたちをはじめ、作画、音楽など、みんな素晴らしい仕事をされています。
もうこれは単純に物語の内容が自分の肌に合わなかったのだと思います。

あの花みたいに泣かせにくる作品ではないのですが、純度が高すぎて逃げ場所がないというか・・・
「うんうん、そうだよね」とキャラクターの言ってることを理解はできても気持ちが入っていかない。
(アニメであえて見るものでもないような・・・。)(実写の映画で同じ内容なら絶対見ないな・・・。)
という、この手の作品を見る上で禁忌ともいえる心の叫びを必死に押さえつけ、
(これは良い映画なんだ!これに感動できないとまた非国民扱いされるんだ!)と自らを戒め、信じ込ませようとする始末。

アニメという媒体だったがために起こってしまった過ち。
話題作はついチェックしたくなってしまうミーハー野郎に科せられた罰、いや、たまごの呪い・・・。
すると、その状況が見事に作品のテーマと重なり、少し共感しやすくなりました。(結果オーライなのか?)
そういう場合も含めて、誰でも共感できるような作品に仕上がってると言っていいのかもしれない(笑)
でも正直にいうと、毒にも薬にもならないフツーのよくある恋愛ものだなと感じながら大半は見ていたんですけどね。
この作品に迷いなく高評価をつけられる人がいるのも理解できるし、自分にそのアンテナがないのがなんか悔しいw

青春恋愛ものが苦手なわけではないんですが、クサめの内容だとちょっと辛いですね。
「四月は君の嘘」のポエムでのたうちまわった経験のある人などにはあまりお勧めできません。
なんてジャンルで呼べばいいのか分かりませんが、今後もそういう青春恋愛ものが幅を利かせていくんだろうな・・・。
そう考えると「あの花」は草分け的存在かもしれない。以前、以後ってやつですよ。
いや、アニメ人口の母体が大きくなってオタクじゃない一般的恋愛観が浸透してきている証拠で、あの花のブレイク自体が原因じゃないのかも知れない・・・なんつって。

とにかく内容的にはそんな感じだったのですが、音楽は聴きごたえのあるラインナップでなかなか良かったです。劇場で見る価値があるとすれば、一番はそこじゃないですかね。
映像的に、サプライズと呼べるようなものはありませんでしたが、それを期待する作品でもないのでそこは問題ないです。
なのでさほど作品が気にならない、都合の合わない方は無理に劇場で見るのでなく、普通に円盤が出てからでもいい気がしますね。個人的にも、そうすれば良かったかなー、なんて思っています。


ああ、伊藤けいかく映画楽しみだな~(^^♪

投稿 : 2015/09/30
閲覧 : 313
サンキュー:

14

ネタバレ

たか さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的には あの花を超えた

あの花のスタッフ陣が再結集して作られた作品ということで、各所で期待が高かった作品
しかし、僕はあの花は好きではあるんですが、あまりあの花には入れ込んでいなかったので、あまり期待することなく見に行きました
ただ、流石ですね、期待を良い意味で裏切ってくれました、今まで見たアニメ作品の中でトップ10に入るくらい好きかもしれません まどマギ以来、久々に劇場で涙目になりました

”たまご”を登場させることで、ヒロインの心情・不安などを可視化し、それがひび割れていくことで、ヒロインが徐々に心を開いて普通の子に戻ろうとしているのがわかるという演出が好きでした

また、高校生というもう子供ではないけれど大人にはなりきれていない、あの不安定な青春の心の動きを、キャラクターの表情や仕草、声優さんの演技で十二分に表現していたと思います 作画、かなり気合入ってたと思います

ミュージカルが物語が進んでいく中で重要な要素を果たしますが、ミュージカルのおかげでまた感動が一入だったと思います 特にラストシーンなんて… 今思い出しただけでもジーンとしてしまいます

長くなってしまいましたが、この作品は普段アニメを見ない人にも刺さる素晴らしい作品だと思います 自信を持っていろいろな人に見てほしいと勧められます

投稿 : 2015/09/29
閲覧 : 227
サンキュー:

10

ネタバレ

ろだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

とてもよかったと思いますよ。
物語は綺麗にまとまっていました。
もっと掘り下げればワンクールものにもなりそうでしたがこのくらいで丁度よかったかも。
声では水瀬さんの演技がとてもよかったです。必死に出す声も泣きもぐっときました。
入場のときに配られるパンフも、スクリーンのこちらと向こうをつなぐようないい演出でした。
色々と共感できるところも多くて自分もどこかに心の叫びをぶつけたい衝動に駆られました。

投稿 : 2015/09/29
閲覧 : 218
サンキュー:

3

ネタバレ

rei@低浮上 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

言葉の大切さを教えてくれるアニメ

正直、そこまで期待せずに観に行きました。
どうせこの女の子とこの男の子が最終的にはくっつく感動系なのかなーと…

ですが、気が付くと物語に入り込んでしまって、
つい何度も涙腺が緩んでしまいました(笑)

私的に一番お気に入りだったのは、恋愛要素が王道展開ではなかったこと。
詳しくはネタバレになるので言えませんが…

そして、タイトル通り
言葉の大切さ・恐ろしさが伝わってきた作品でした。
「一度言ったことは取り返せない」
ほんとにその通りだな…と。
成瀬の台詞で一番感動した台詞でした。
重い事情を抱える彼女の台詞だからこそ、重みがありました!
(成瀬だけでなくとも、主要登場人物たちの抱える事情がそれぞれリアリティがあり、心にきました)

この物語の展開は「言葉」によって変化していきます。
言葉によって勇気づけられ、幸せな気持ちになって、そして怒りがわきあがってきたり悲しくもなる。
当たり前のことだけど、言葉って大切なんだなあ…としみじみ。

細かい設定がわかりにくいところが若干不満でしたが、
(坂上と田崎の心理描写が特に浅かった気がします)
それを上回るほど全体構成がいい。
ラストに向けての盛り上がり方が上手く、
見終わった後はしばらく余韻に浸っておりました(笑)
完成度としては高いと思います。


以下ネタバレ
{netabare} 成瀬の「知ってたよ」がとても切なくて大好きです。
ヒロインが片思いで終わるタイプの作品は珍しいですよね。
でも、坂上タイプのヒーローなら、一度好きになった女の子を捨ててまで成瀬に乗り換えるのこそ変な感じがしますし私的には納得でした。
また田崎が次第に成瀬に惹かれていったのも、自然な流れかな…と。
私はここがこの作品で大好きなところですね。
メイン同士がくっつかないなんて!{/netabare}

投稿 : 2015/09/28
閲覧 : 265
サンキュー:

11

cvtUN47871 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高

最近の映画で1.2位を争う出来だった。
ただひとつEDが乃木坂?なのが残念だった。

投稿 : 2015/09/28
閲覧 : 154
サンキュー:

2

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心が叫びたがってるんだ。のストーリー・あらすじ

監督 長井龍雪
脚本 岡田麿里
キャラクターデザイン 田中将賀
制作 A-1 Pictures
青春群像劇 第2弾 劇場版完全新作オリジナルアニメーション 

幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。
そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。(アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2015年9月19日
制作会社
A-1 Pictures
主題歌
≪主題歌≫乃木坂46『今、話したい誰かがいる』

声優・キャラクター

水瀬いのり、内山昂輝、雨宮天、細谷佳正、藤原啓治、吉田羊

スタッフ

原作:超平和バスターズ、 監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀、音楽:ミト(クラムボン)、演出:吉岡忍、美術監督:中村隆、プロップデザイン:岡真里子、色彩設計:中島和子、撮影・CG監督:森山博幸、編集:西山茂、音響監督:明田川仁、企画・プロデュース:清水博之/岩田幹宏、プロデューサー:斎藤俊輔、アニメーションプロデューサー:賀部匠美、製作代表:夏目公一朗/植田益朗/清水賢治/中村理一郎/久保雅一/落越友則/坂本健

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