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「心が叫びたがってるんだ。(アニメ映画)」

総合得点
78.4
感想・評価
1202
棚に入れた
6295
ランキング
555
★★★★☆ 4.0 (1202)
物語
3.9
作画
4.2
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
3.9

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心が叫びたがってるんだ。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ひろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春ですな~。

恋愛がテーマなのかな。

最初のラブホ離婚のあたりは、無邪気さと残酷さのコントラストがきっちり出ていて、つかみはバッチリ。
感性がすれてきたおっさんの自分には、よくある展開だなとも思ってしまう。

言葉を押し殺していた成瀬が最後に本音を叫ぶシーンがベタだけど、好きです。

拓実と菜月がよりを戻すシーンが見たかった気もするけど、最後はあそこで止めておくのもまた良い。

最後のエンディング曲も好みです。

若さと、みずみずしさが眩しい。久しぶりにいいもの見せてもらいました。

投稿 : 2016/05/25
閲覧 : 180
サンキュー:

3

ネタバレ

カミリス さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

だれでも心は叫びたがっている

あの花スタッフが送る!という宣伝文句が印象に残っている作品ですが、私はタイトルのフォントと表紙に惹かれて観ました。

・感想
アニメならではの痛さ(もちろんいい意味)と青春群像劇特有のむずがゆさがありますが、特に突出していい部分もなく、作りはいたって平凡な印象です。細田守作品をもう少しアニメよりにした感じ。

成瀬をメインに据えて学校を主な舞台として展開していきますが、あくまでもテーマは「心が叫びたがっている」。なので恋愛要素や青春はおまけです。

主な登場人物は学生ですが、田島や坂上は行動に、クラスメートは全員理解のあるいいやつらという感じでリアルさに欠けており、ご都合展開かと思いきや、成瀬にとってのハッピーエンド感もなく、ひっそりと小さくまとまった仕上がりでした。

個人的に終盤の切ない告白シーンはグッとくるものがありました。あのシーンさえあればもういいや・・・(´・ω・`)

観やすい作品ではあるので、これからも何度か観ると思います。
3度目4度目とみていけば、また評価は変わるかもしれません。


全体的に語りが多いので、小説で読んだほうが面白いかも。


※追記5/14
あれから5回ほど観ました。観るたびに面白くなっていき評価も変わってきました。

ずっと卵が手の穴を隠して王子になる意味がわからなかったけど、卵って玉子なんですね。なるほどなるほど。。。

喋らない奴=暗い奴みたいなイメージだけど、成瀬は喋らないけど明るいことに最初に気がついた坂上は、やっぱり成瀬にとっての王子様なんですね。

ミュージカルの曲とかも気にしながら物語を見ていくと気がつくことが多いですね。

観るたびに、「あれ?意外と丁寧に作られてる・・・。面白!」ってなっていきました。

最後に

成瀬かわいいなぁ(´∀`)

投稿 : 2016/05/14
閲覧 : 210
サンキュー:

7

ネタバレ

しゅうじ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後の場面がいまいち

途中までのストーリー展開は、まあまあ面白い。
最後の最後で、どうしてこうなった感があった。

2つの歌詞を同時に歌う曲。正直歌詞が一切聞き取れなくて、大事なメッセージが込められていそうだっただけにとても残念。

投稿 : 2016/05/12
閲覧 : 205
サンキュー:

2

ネタバレ

ハヤブサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

いいたいことも言えないこんな世の中じゃ‥ポイズン

作画と声優と音楽、素晴らしかったです。
‥順は人を傷つけてしまうことと、自分が傷つく事を恐れ、人とお話することができなくなってしまいますが、坂上その他仲間と関わっていく中で、叫びたい事がたくさん生まれてきて、喋れない卵から脱皮していきます。やがて坂上や母親への気持ちも言葉にしていきます。終盤の思いきった叫びには「いつもここから」っていうお笑いの「かなしいときー」が連想されました‥Why
言葉は刃にも薬にもなる‥言霊という言葉があるように‥言葉は力を持つこともあり、その人そのものを表現してしまいます。だから、自分を覆うことや、相手や自分を守ろうとする時は、言葉を飲み込んだり、伝えられないこともありますあります。
素直な言葉を伝えようとするならば、いつだって相手にとって差し障りないようにうまく言葉を伝えることはできません。それでもいいから、不器用な言葉でもいいから順なりに伝えていこう‥信じられる間柄ならば、きっとキャッチしてくれるから‥
(しかし、この世には「ちゃんと聞くから素直に言ってごらん」「実は‥ゴニョゴニョ」「なんだとー」「素直に言えと言ったから言ったのに‥」なんて感情の裏切りもありますあります。伝えあうことができる縁、分かり合えない縁は確かにあります。だからいつも素直に伝え続けることは難しい‥それもふまえた上でですが‥)
後悔しないように素直な気持ちを伝えていくことが大切な時もあると思います‥伝えるべきことを伝えられなかったことも、言うべきではなかったことを吐いたことも多いにありますが‥でも、言葉はその人の鏡だから後悔しても仕方がない‥全部背負いながら、反省を重ねながら進むしかないかなと思ってます。
順も坂上へ叫びたいことを伝えて、坂上も「好きな人がいる」ことを伝えて進んだのだと思います。それは分かってはいるけど‥坂上はかなり順へ好きっぽい感じ出しといて「だが断る」しないで欲しかったです。不器用な順の初恋が実って欲しかったーです。坂上があっちもこっちもフラフラーみたいでなんか鼻につきました。その後の順が告白されて頰赤らめてたけど、なんかせっかく言葉をテーマにしているのに、心から叫んだことが逆に軽くみえてしまって首をかしげます。じんたんはハッキリしていてよかったなぁ〜です。

投稿 : 2016/05/07
閲覧 : 236
サンキュー:

24

ネタバレ

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

メンヘラ女が「私のために曲作って」と付いてきたでござるの巻<68>

いや、かなり良い!(余計なタイトルのフォロー)
あの花とか導入最高なのに後半グダグダで、あげくに映画がファンディスク止まりのデキだったからかなり期待値が低かったんだけど、さすが長井龍雪だわ、岡田麿里を見事に乗りこなしてる。
よ!日本唯一の専業マリーライダー!

脇の高校生の描写がいいね。付き合い始めで盛りまくってるカップルがいたり、バラバラで自分勝手で冷めたクラスメートが協力してやり遂げる流れも無理がない感じ。
直近にバケモノの子で女扱いされてない配置されただけのヒロイン見た反動か、高校生らしい情動をチョロチョロとでも描かれたのがやけに効いたかもだ。

メンヘラちゃんは文化系イケメンゲットできるのかな、頑張れ!的な目線で見てたけど、委員長に敗北しても「そりゃそうだわな。誰だってそーする、俺もそーする。」的なメタ的な納得はあった。
安易にメンヘラちゃんハッピー大勝利にするより、極めて言い難い振られた相手への文句を言えたってほうが成長描けてるのかも。

よくまとまった青春劇ではあったけど、強烈なインパクトというか売りはなかったかな。
このレベル量産できるならガンガン映画作ってほしく、そのうち傑作も生まれるかもって期待はあり。
深夜アニメ出が子供アニメ出で臆面もなく夏休み子ども向け映画垂れ流す細田監督の位置を奪い取ったら痛快だしね。

投稿 : 2016/05/05
閲覧 : 199
サンキュー:

4

ネタバレ

baruderi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

あの花より感動は薄いです。残念でした。
ラストも残念で悔しいです。
あんなにジュンちゃんがんばったのに・・・

友達にこの映画面白かったと聞かれたら、面白いとは言えないです。

しかしこの映画を作っているスタッフの熱意は大いに伝わりました。

投稿 : 2016/05/03
閲覧 : 173
サンキュー:

2

ネタバレ

ヤマザキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「心が叫びたがってるんだ。」を観て、自分の青春時代を後悔した(TT)

映画を観てきた日に、facebookに投稿した記事を再録します(一部再編集しました)。えっ、これって手抜きですか?ええ、手抜きです(開き直り)。

---

映画「心が叫びたがってるんだ」を観てきました。ええ、「ぼっち」で(^^;;。というわけで感想なんぞを・・・。

いえ、最初は家族で行こうと思っていたんですよ。小6(当時)の娘もアニメ好きだし。でも、「ぼっち」で行って正解。{netabare}ストーリーの出だしがいきなりラブホがらみの話なんですよ。もちろんどぎついシーンではないのですが、ラブホが何をするところかわかってないと、それ以降の話が理解できません。残念ながら今の私も、それからおそらくは妻も、小6の娘に「意味がワカンナイ」と言われても、的確な回答ができる自信がありません。{/netabare}皆さんもお子様連れで観に行こうと思ったら要注意。やめといた方がいいです。

でもまあそんなことは置いておいて、なかなかいい映画でした。

{netabare}・高校生がミュージカルに挑む話です(いや、もちろん本質は青春ラブストーリーですが)。「音楽劇」としてもかなり見応えがあります。

・「あの曲」と「あの曲」がほぼコード進行が同じとは、恥ずかしながら指摘されるまで気づきませんでした。2つともジャズでやった曲なので、是非今度「応用」したいですね。

・かなり「切ない」話ではあります。でも、泣けるほどじゃなかったなぁ、ハンカチ持って行ったのに。

・そもそもこの映画を観ようと思ったのが、この10月から同じスタッフがかつて作った「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」の再放送を観始めて、それで心を打ち抜かれたからなんですけどね。「あの花」で毎回泣きそうになっているのに今回この映画で泣けなかったのは、単なる尺の問題か?・・・いやいや、きっと違うぞ、それ。「あの花」を観終わったら分析してみよう。

・お話と実際を比べること自体がナンセンスなんですが、それを承知で自分の高校生の時を思い浮かべてみると、なんというか、オレって素直じゃなかったなぁと思います。人に自分の考えを伝えるのが下手だった、というか、そもそも伝える気がなかった、というか・・・。

・別に好きになった女の子に「告白」しまくればよかったとは言いませんが、他人(友人、先生、家族)にもう少し「感謝の念」を伝えても、別にバチはあたらなかったなぁと、ちょっぴり身につまされた49歳。{/netabare}

総じて言えば、観て確実に損はありませんが、別に映画館に行かなくてもテレビ放送を待つので十分でしょう、というレベルでしょうか。
・・・あ、今回の映画は「あの花」に引き続いて秩父が舞台なので、秩父に特別な思い入れを持っている方は是非映画館へどうぞ。

投稿 : 2016/04/21
閲覧 : 213
サンキュー:

16

ネタバレ

DOLLmimoza さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あの花スタッフで期待させすぎ

「あの花」スタッフが再び
集結したオリジナル劇場版アニメ。

途中までは良かったが、ちょっとみんないい人すぎ。
人間そんなにコロッと考え変わらないと思うけど。
特に野球部の骨折してた田崎。

成瀬順が途中でいなくなり、ミュージカルの主役失踪ヽ(´Д`
順が坂上拓実のことを想っているような描写が
最初から通して個人的には目立たなかったように感じた。
それなのに半ば強引に恋愛絡みに持っていき、
廃墟の山の上のラブホでのあれらの会話…不自然だった。

坂上は順からすれば、思わせぶりに接してたと受け取っていたのか?
しかも坂上は仁藤菜月が想いの相手…なんだこれ?

どうせ恋愛絡みにするのなら、この坂上と成瀬にした方が
納得感があったのに。「地域ふれあい交流会」で担任から
選ばれた4人がそれぞれくっつく話になぜしたのか?

土壇場でミュージカルの途中から順は参入。
坂上に告白させられた上に振られているのに
なぜ歌えるの?

最後、坂上と仁藤菜月でくっつく感じで
田崎が順に告白しに行く→→安易すぎないか?
説得力に欠けた気がする。

主人公の順が本当に主人公なのか?としか思えない扱いのひどさ。
見終わっても、もやもやしか残らなかった。

成瀬順役(ダンまちのヘスティアのCV)水瀬いおりちゃんの熱演は
良かったんだけど、脚本が後半からイマひとつであった。

投稿 : 2016/04/11
閲覧 : 221
サンキュー:

9

ネタバレ

もーこり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久しぶりの大当たり

かなりの感動系アニメを見てきたけどこの作品は自分の中で一番泣けたクラナドと同じくらい感動した。
特にミュージカルの終盤は本当に感動するのでぜひ見てほしい。

この作品は全感動アニメのなかでもトップ5には誰が評価しても入るだろう。

投稿 : 2016/04/11
閲覧 : 214
サンキュー:

4

ネタバレ

シルメリア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「1、2、3、四ッ国、四ッ国」♪

舞台は札処10番付近らしいが正直
どうでもいい…。

う~ん。
予備知識無しで視聴したが
イメージしていたものとは
全然違ったなぁ!
まず、
ヒロインが喋れないものと思っていたが
手話でやり取りとかの方が
良かったと思うのだが…。
玉子封印とか(ノ-_-)ノ ~┻━┻
弱くね?
大々的に「あの花」スタッフと
CMで流しといてハードル上げすぎてるし。

率直に1800円の価値は無いな。
レンタルで400円弱の価値が妥当。

ハッピーエンドでも無いし
恋愛要素まじでいらなかった…。
その辺が絡んできた頃から
急につまらなくなったなぁ。
本気になって何かを
掴む的なものの方が
まだ良かったなぁ。
青春=恋愛
な風潮、もう、オワコンだろ!


言葉は人を傷付けるし、救いもする。
要は、自己防衛なんだよね。
世渡りの。
深く掘り下げても、結局は
冷めてるし、傍観するものだし。
なんか、違うなぁと感じたかな!

失恋直後に舞台に出るとか
正気の沙汰じゃ無いと思うのだが?
その辺がリアルティがないなぁ。
ご都合主義ここに極まり┓( ̄∇ ̄;)┏
泣く要素、な~んも無かったなぁ。
はぁ~、あの花も落ちたもんだ…。
「めんま」も草葉の陰で泣いてるよヾ(≧∇≦)
勘当青春群像劇と訂正した方が良いわ。
田崎が順に告白の件も余計だったなぁ。
田崎イケメンじゃ無いし。
あれ、恋愛の死亡フラグwww
誰もその2人が付き合う未来を
想像できんだろ…。
仮に付き合ったとしたら
あぁ、あの親の子だからなと。
なりそうだし。
地域ふれあい交流会の実行委員
どろどろし過ぎてて
「玉葱」食ってサラサラにしろと
アドバイスを添えて筆を置きます
┏○ペコッ

投稿 : 2016/04/10
閲覧 : 274
サンキュー:

12

ネタバレ

oowada165 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごくいい話だった(小並感

あの花のスタッフでのアニメですごく期待していて実際に見てとてもよかったと思います。
ほかの方もレビューしているようにとても甘酸っぱい青春を描いた話でとても感動して、心が動かされましたね。
しかし、個人的には成瀬と坂上がくっつくとよかったなと思っています。
まさか田崎と成瀬がくっつくとは思ってもいませんでした。
でもとても面白く感動する作品だったなと思っています。

投稿 : 2016/04/05
閲覧 : 168
サンキュー:

4

ネタバレ

もろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

意外意外がいっぱいな作品だった

何の情報もなく観たため、初めは青春爽やかいっぱいの映画なのかなーと勝手に思っていた。そしたら、冒頭でホテルから父親が浮気相手と出てくるというびっくりな展開だった。
さらに、浮気現場とは知らず母親に話してしまう。成瀬 順の母親の声と演技が何かとてもリアルで怖かった。
まだ幼い成瀬 順に浮気した父親が自分の責任を「お前のせいだ」とおしつける。これはトラウマになるなと思った。幼少期にそういった言葉を受け取るのは言った本人が思っているよりもダメージが大きいと思う。

自分がこれ以上傷つかないように卵の妖精をつくりだして、その妖精が言う言葉が結構残酷で現実的でびっくりした。キャッチセールスにひっかかる、海に沈められるなど。

「言葉は傷つけるんだから。絶対にもう取り戻せないんだから」という台詞が心に響いた。

成瀬 順が主役をやると手を挙げた後の「お~」という生徒の声からの拍手のバラバラで少ない感じがリアルで良かった。

ちょっと主人公勝手だなとも思ったけれど、人それぞれ何か抱えていて、やっぱり若いし人間だから気持ちがあるから、全部捨てて逃げてしまいたくなる時もあるよなぁと思った。

ラストでまさかの田崎 大樹が成瀬 順に告白するという終わり方で、何て返事するんだろうと気になった。

投稿 : 2016/04/03
閲覧 : 267
サンキュー:

10

ネタバレ

demabuto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ラストにびっくり

てっきり俺はそことくっつくものだと…
でも、これはこれでいいな。
うん、いい。

投稿 : 2016/04/03
閲覧 : 190
サンキュー:

4

ネタバレ

ANK2gou さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

予備知識ゼロで視聴。

感想書こうとあにこれ開いたら、物語とキャラの評価の高さに吃驚!
(制作があの花スタッフだからって皆、甘い点つけてるのではと?勘ぐったりw)

ヒロイン成瀬家の離婚話から物語が始まるのだが、不倫した自分のせいなのにヒロインに八つ当たりして「全部、お前のせいじゃないか。」と宣うクズ父親にイラッ。
卵は卵で「君のおじゃべりが治る様に、口にチャックを付けてあげ様。」と言い出し、チャックを閉じる。
それじゃお喋りどころか、喋る事すらできないじゃんw

こうしてトラウマ抱えた可哀想で無口なヒロインの出来上がり。

学校のメイン行事でもなさそうな(何たって各学年から1クラスだけが強制参加)催しに、練習時間が沢山必要なミュージカルとか無理ゲーでしょ。
音楽専攻のクラスならまだしも、一般学生に演劇の他に歌と踊りの必要なミュージカルはハードル高過ぎ。

この辺りで既に作品に対し、かなり冷めた状態で見ていて、作品タイトルと相まって、話の展開はヒロインのトラウマ解消してじゃべれる様になる、涙の感動ラストへと向かうんだな~、と感情移入できずに視聴継続。

最後の方の田崎の成瀬への告白は不要だった。

ミュージカル部分はとても良かったし、映画なので作画も良い。主題歌はこの映画の為に作られたのかな?そうでないなら選曲が素晴らしい。作詞内容が映画の話に合っている。(乃木坂46の歌を初めて一曲丸々聞いたw)

初期段階で冷めずに見られれば、かなり高評価出来る作品だとは思う。

投稿 : 2016/04/01
閲覧 : 273
サンキュー:

6

ネタバレ

MKT さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後の二重奏で泣けた

会社のアニメ部メンバーと見に行ったが全体的に音楽が良くて、特に最後の二重奏では泣いてしまった‥最後体育館の後ろから登場するシーンはぞわ〜!と来るくらい良かった。何度あの曲を聞いてもいいです。 作中ではいろいろ気になるシーンも多かったけど総じて感動できる作品だった。

■個人的に気になったシーン
□交流会ですることを決める会議
交流会でやることを決める会議をしている際に、最初はみんな批判的だったのに、田崎くんが参加を表明し誰かが参加すると言い出したらみんなやると言い出した。すごい日本人的な流れだなと思ってしまったw

□お父さん
成瀬順が話せなくなったのはこのお父さんが悪いんだけど、お城の場所が子供の徒歩圏内って浅はかすぎるでしょw

投稿 : 2016/03/03
閲覧 : 455
サンキュー:

15

ネタバレ

Flahell さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あのはなとは違います

非常に面白い話だったとおもいます
キャラクターの心情 ヒロインの想いなどが親身に伝わってきてすごく感動したのですが・・・あのはな感覚でみたら少しザンネンかもしれません 自分がそうでした・・・。というのもネタバレを含むのですが{netabare}主人公のキャラクターが好きになれませんでした。ヒロインの声がでなくなった原因が父親の浮気を母にしゃべったことにより破局してしまい自分のせいだと思い立ってしゃべることをこばんだという話でした が!主人公は私立か高立かで親が喧嘩してるというだけでクラスでドヨーンっとした雰囲気をかもし出すほど豆腐メンタルなところが男っぽくないなーとおもいました そこも魅力的かもしれません
が最後のシーンが解せませんでした。さんざん前半ヒロインといい感じ!な雰囲気だったのにそんなにいい感じでもなかった元カノがでてきて 付き合ってるよね?って聞かれてかわいいのかなんなのか知らないがそっちにいっちゃったのがいまだに受け入れられないです。 前半部分のくだりはなんだったのか
・・・ あとヒロインも主人公のことスキスキだったくせに最後にほかの男に告白されて頬あからめてるし ナンナンダアアアアーって感じでした。ハイ {/netabare}

じんたんやゆきあつがめんまに一途だったぶんここらへんのくだりであまり感動できず放心状態でした・・・。
けど話はよかったので一度みてみてください

投稿 : 2016/01/03
閲覧 : 196
サンキュー:

8

ネタバレ

うーだい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

順ちゃん天使で歌うますぎ!!

色んなキャラクターの心理を深くまで掘り下げていて、とても良かった。青春って感じだな。正に。
でも、順がちょっとかわいそうなのは残念だな。俺は順好きだよーー。

投稿 : 2015/11/14
閲覧 : 209
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春したい!! 叫びたい!!

すごくすごくよかった。
あんまり良いは評判を聞いてなかったから、「んー?どうかな?」って思って見たら最高だった。
構成も歌も作画も声優さんも、どれもバランスが取れてて見ていて鳥肌がたった。
青春の甘酸っぱさも感じれて、高校生に戻りたいなって思った。もし、戻れたとしたら自分は自分を素直に表現できるかな。
感動したのは「2つの真逆の曲を合わせると意外とマッチする」って所。見てすぐは自分も叫びたい衝動に駆られてしまった。
なんて言うんだろう。大人になるのとは違うんだけど、本当の気持ちを全てさらけ出して素直に全部を伝えるのって、子どもの頃は許されていたけど、大きくなるに連れて難しくなるし、周りもそれを暗黙の了解でルールにしてしまっている所があるんだよね。自然と無意識に「あっ、今は周りに合わせといた方がいいかな」ってなっていくし、それをする方が楽なんだよね。
それって人間社会を生きていくのにはすごく必要な事なんだけど、「なんか違和感を感じない?」っていう部分で問いかけてたから、心にグッときたし、今の自分はどうだろうって考えさせられた。
高校の青春も上手に表現されててよかった。最後のミュージカルの曲もよかった。人の本当の気持ちを端的に表してだと思う。「何かをしたいけど、したくない」「こうなって欲しいけど、こうなって欲しくない」人の気持ちって、完全一致じゃないんだよね。よくよく自分に問いかけてみたら、意外にも2つの真逆の気持ちを合わせ持ってるって気づくときもあるんよね。それだから、人間らしいし、人間っておもしろいんだよね。

投稿 : 2015/11/08
閲覧 : 261
ネタバレ

ajYPj79295 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

全体通して退屈せずに見れました。

順が拓実に言いたいこと全部ぶつけるシーンがとても良かったです。

三嶋許すまじ。良い奴だけどね。

投稿 : 2015/10/30
閲覧 : 160
サンキュー:

2

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「あの花」スタッフによる青春群像劇。「言葉」と「人のつながり」をネガティブ→ポジティブな感動に変えていく名作

「あの花」こと「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」のメインスタッフが集結して制作された、約2時間の青春群像劇のアニメ映画です。
幼い日につらいトラウマで言葉を失くした少女が、やはり傷を持つ少年少女たちとの青春劇の中で、封印されていた想いを言葉にしていく。
…「あの花」程あざとく泣ける!タイプでは無いのですが、青春群像劇として非常に素晴らしいです。

綺麗な作画(メインヒロイン・成瀬順ちゃんが美少女)と水瀬いのりさんの好演にも注目。
ああ^~こころが叫びたがってるんじゃ^~
感動面だけでなく(順ちゃんかわええ~♪)と萌え面に期待できるのもポイント高い!
(終盤以外は)微笑ましい青春ラブコメとしてもかなり良いです♪

{netabare}『物語』
メインヒロイン・成瀬順は幼少期の酷いトラウマにより失語症となってしまった。
…いや…ほんと酷いなこれ!?両親最低だなお前ら…
爽やかな青春群像劇という触れ込みだったので、初っ端からの重~い設定にちょっと引きました。
いやぁ~、流石はマリーこと岡田麿里脚本は伊達じゃないな!
…順ちゃんのトラウマ、自らの「言葉」が引き起こした悲しい結果。
その心の痛みと「言葉」へのネガティブな怖れやイメージを「タマゴ」や「王子様」などの寓意で表現する演出で、まずは本作の順ちゃんが置かれている心境がヒシヒシと伝わりました。
これらの表現で、言語的には不自由で分かり辛いヒロインの心情の変化が、繊細かつ分かり易いのが上手い。

えー、普通ならドン引きしてしまうドロドロ設定と展開…
にもかかわらず、本作はここからが素晴らしい。
担任教師の差し金がきっかけとはいえ「地域ふれあい交流会」実行委員に。
主人公・坂上拓実の他、やはり心に傷を持つ少年少女たちが、紆余曲折で交流していく…。
…意外と王道な学園青春物路線です。王道だけに青春物として安定感ありました。
順以外の葛藤やドラマも青春物として強烈なリアリティーと十分な密度があり、これらが絡み合い、最終的に一つのミュージカル成功に収束していく流れは終始目が離せなかったです。

「一度言った言葉は取り返せない」

順ちゃんが振り絞ったこの言葉は強烈な説得力で心に刺さりました。
「言葉」と「人同士のつながり」の怖い部分、ネガティブな部分がヒシヒシと伝わります。
確かに言葉は怖い。人を傷つけるのも、人から傷つけられるのも怖い。
でも…
それでも、伝えたい。
それでも、叫びたい!
言葉を失くしても、心が叫びたがってるんだ!
一見無難に生きている拓実だが、実は相手を傷つけるのを怖れて言葉も想いも押さえている。
そんな拓実と、順の言葉にならない激情との対比で、「本当の想いの強さ」をドラマチックに見せてくれます。
廃墟でついに心が叫び出した順の言葉を、拓実が誤魔化しの無い気持ちと言葉で静かに返していくシーンが、本作の見せ場でした。
たとえ自分も相手も傷つけても、それでも伝えたい、伝わる想いが確かにある。
「言葉のネガティブな側面」…からの「言葉が仄かなラブコメ、と青春劇」で劇的かつポジティブに少年少女たちの関係性が変わっていく過程は、実に素晴らしかった。
クライマックスに至る演劇の紆余曲折は(ややベタな王道展開ながらも)終始ハラハラ、ここから順の歌が、今までの鬱屈を打ち払っていくカタルシスは見事でした。

※「アクエリオンロゴス」のテーマも「言葉(こちらは「文字」)のネガティブさと希望?」と思われますが…
15話時点では…この分野では「ここさけ」が圧倒的です。
いやまだこれから期待ですけど。

…本当に、予想以上に素晴らしい作品でした。
視聴中、数回の涙腺崩壊ポイントがありました(年々涙脆くなっとる…)
「あの花」と違い人死にでは無いのに、何故か涙が止まんない…。
「言葉」というテーマで思春期の少年少女の感情の機微と爆発を、王道青春群像劇の中で分かり易く描いた名作です。
…ラストの恋愛関係の結末が、やや強引だった感も。
いや、筋が通っているのは分かるんですが…順ちゃんの闇を救ったヒーローは拓実じゃないですかー、ここは素直にメイン同士ラブコメして欲しかった。
廃墟は名場面ですけど。
そこだけは若干残念ではありますが、主要キャラの感情の機微は十分丁寧で納得できるので、許容範囲です。


『作画』
非常に素晴らしいです。秩父舞台の学園生活の背景も繊細かつ美しく、申し分無し。
特に素晴らしいのはメインヒロイン・成瀬順ちゃんの可愛さ。
コミュ障系、小動物系だが心が叫びたがっている激情の表情の変化が、いちいち可愛い!
特に、作中非常に貴重な満身の笑顔見せたシーンは(かっ、かわえぇぇ!)と萌えましたよ!
…アニメはヒロイン可愛いに越したことはない。
テーマ云々も大事ですが、順ちゃんの絵的な可愛さは本作の醍醐味でしょう。

『声優』
メインヒロイン・成瀬順を演じた水瀬いのりさんが最高のベストキャストでした。
言葉が中々喋れない、でも実は感情は超豊かで爆発寸前…というかなり難しい役どころを、ほぼ完璧に好演されました。
本作の成功はこのキャスティングの成功が大きい。
水瀬さんをもって5点満点だと思った程。

主人公・坂上拓実役の内山昂輝さんも地味だが非常に良かったです。
やさぐれ野球少年な細谷佳正さんもはまり役。雨宮天さんも複雑な感情の機微がしっかり伝わりました。
藤原啓治さんの一癖ある名教師っぷりも流石。

…心の卵役が拓実と同じ内山昂輝さんなのは、多分ですが…
順にとっての「真実の言葉と想いを押さえている」点で共通する存在だからかな?
いや、単にこじつけかもですが、この配役は結構良かったように感じました。

『音楽』
音楽面でもベートーベン等のクラシックを効果的に使っていたり、終盤山場のミュージカルなど、非常に見せ場あり。
順(水瀬いのりさん)の歌も素晴らしかった。
※「シンフォギアGX」のラスポス・キャロルちゃんとしてかなりの歌唱力ありましたが、流石です。

…ただ、ミュージカル部分がやや聴き取り辛い面あり、映画のパンフレットで補完しなければならない点で、若干の減点。


『キャラ』
メインヒロイン・成瀬順ちゃんが超可愛かった!
ああ^~心が叫びたがってるんじゃ^~
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」のもこっち7割+「中二病でも恋がしたい」の六花ちゃん3割…を超可愛くした感じの超絶美少女ですな!
小動物的な萌えを感じました。
非常に感情豊かで言葉にならない叫びやクルクル変わる表情などとにかく可愛い。
本作は小難しいテーマとか度外視してもとりあえず「順ちゃん萌え~」♪
…うーむ、まさか真面目っぽい青春映画でごちうさのチノちゃんに匹敵する萌えヒロインに出逢えるとは!

主人公・坂上拓実は問題児だらけなメインキャラの中で一番の優等生ポジ…
と見せて、やはり言葉に臆病な少年であった。
それでも、かなり扱いが難しい順ちゃんをしっかりとエスコートしていったナイスガイ。
廃墟で順ちゃんの叫びを真摯に返していくシーンはイケメンでした。

やさぐれ野球少年・田崎大樹は序盤の敵役…からの、本作第二の主人公でした。
根が真っ直ぐなナイスガイ、彼の素直さ真摯さは王道青春劇に爽やかな風を吹き込んでました。
…正直メイン二人だけでは鬱すぎるので、何気に彼の存在感は大きい。

仁藤菜月はヒロインとしては割食ってますが、普通に良い子ですな。
ヒロインとしては順ちゃんが強過ぎた。でも菜月ちゃんも可愛いですよ。

先生は本作の問題児たちを結果的に良い方向に導いた功労者。
学園青春物の王道的立ち位置ですが、だからこそ良き舞台装置でした。

順ちゃん母は琴浦さん母並みの酷い母親だなぁ…
と思いきや、終盤の展開は(ベタとはいえ)後味良いです。
拓実の祖母も人格者、大人に魅力あるのは良作の条件。

DTM研究会もキャラ立っていて面白し。
王道な青春劇を盛り上げるのに一役買っていて好感持てる奴らです。
この他クラスメートも、根は良い子たちなのが良い感じ。

悪いキャラ居ないですね……だが順ちゃん父、テメーはダメだ。
卵王子よ、君ももういらないよ…。
全般に青春劇として申し分のないキャラクター達でした。{/netabare}

投稿 : 2015/10/21
閲覧 : 385
サンキュー:

52

ネタバレ

stuxM54324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

泣こうと思えば泣けたかも!

あの花スタッフが製作すると知っていたのですが、僕が「あの花」を見たのは大分、アニメ初心者のころだったので、最近は他の作品の方がもっと泣けると思っていたので、あまりこの作品にも正直期待していなかったです。あとEDも、三次元離れしてる僕からいえば他の歌手がよかったと思ってました。
しかし、この作品を見てみるといくつか泣ける場面もあるし、「あの花じゃ泣けない」という人も是非見てほしいです。涙腺強い人は確かに涙は出ないかもしれませんが、きっと見てよかったとは思えます。僕も涙は出なかったものの、涙腺にキマシタ。
かなり良かったと思ってます。EDもストーリーのあとに聞くとほんとにいい曲だも思えました。ストーリーの評価を4.5にしようか5.0にしようか迷いました。作画の面もついでに言えばAー1なので、動きとか絵とかも、とても綺麗でした。かなり満足です。

投稿 : 2015/10/18
閲覧 : 347
サンキュー:

2

ネタバレ

りょうへい@アロエ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

◆心が叫びたがってるんだ。

『あの花』のスタッフが送る青春群像劇。
私は『ここさけ。』を『境界の彼方』の映画前に流れる予告で知りました。
それ以上の予告などは何も見ず、公式サイトすら見ずに、チネチッタで公開から1ヶ月後ぐらいに視聴しました。

先着特典として、ミュージカル「青春の向う脛」のプログラムをもらいました。
ところが、本当に前情報を知らなかった私は、地域の高校生の演劇のチラシが入っているなあと勝手に思ってしまい、かばんの中に丸めて入れてしまったのです。
映画の途中でこのプログラムが劇中に出てきたときは、身の毛がよだちました。
終わった後にしっかり伸ばして、ファイルに保存しました!笑


[物語]
2時間の中にこれだけのボリュームが詰め込まれていたことに驚きました。
コーラ飲むのを忘れるくらい、目が離せないところばかりでした。
関係のなかった4人が徐々に近づき、最終的にクラスの生徒たちとの絆が深まっていきます。
まさに青春の一ページ。
もう一度高校生に戻れるのなら、ゲーセンに通うだけじゃなく、何かを一緒に作り上げてみたいです。


[声優]
若手の声優さんが多く起用されている作品です。
個人的にはシカちゃん(久保ユリカさん)が出ていたことに驚きました。
その若手の中でも、藤原啓治さんの声の渋さがいいですね。


[キャラクター]
主要人物4人が抱える心の傷。
家族、友達、恋愛に関する心傷は、自分も高校生のときに何度も経験しました。
そう、私の心の傷も彼らと同じ高2のときに受けたものでした。
大人になるとそういう傷もよい思い出になりますが、当時は本当に死にたいと思うぐらい嫌だったことを覚えています。
キャラクターの中では成瀬さんが一番好きです。「人間らしさ」が見えたから(詳しくはネタバレで)。


[作画]
埼玉県秩父市が舞台となっており、とくに背景の描写に心を奪われました。
印象的なのは、田園風景の夕焼けの空。
住宅が密集していない、山が見える田舎の町を照らす、悲しげで、それでいて美しい風景でした。


[音楽]
『ここさけ。』は音楽への力の入れようが半端ではありません。
ベートーヴェンの『悲愴』をはじめ、『Over The Rainbow』『Around The World』といった、クラシック・ミュージカルの名曲が、時折挿入されます。
「音楽の力」を改めて感じることができました。
2つの曲の合わせ技にも注目です。


[このアニメを通して、感じたこと、自身の中に得たもの]
言葉は不完全。
今私が思う『ここさけ。』の感想をこのブログに書いたとしても、読み手には30%も伝わらないと思っています。
それくらい、言葉は不完全。
なのに、言葉は人の心に突き刺さる。
人の心をえぐる。
そのえぐりとられた傷が、簡単には治らないくらい深いものになる。
言葉は、私たち人間に神が与えてくれた唯一の意思伝達手段だが、同時に人を殺す武器にもなることを忘れてはいけないと思いました。
しかし。
言葉のせいで不幸になる・傷つくこともありますが、言葉のおかげでその人を幸せにする・救うこともできるのです。
「言葉の力」を私は信じます。
言葉の大切さも、改めて知ることができました。


[印象に残っている、共感できるシーン、セリフ]

{netabare}(1)

ラブホからお父さんが出てきたのを見てしまって、お母さんに話してしまったシーン。
しかも引っ越すときにお父さんが成瀬さんに言った「おまえのせいじゃないか」のセリフに、それはないだろうと。
まさかこのラブホからこんなことになるなんて。
ラブホといえば、廃墟のラブホのシーンで、ベッドから風呂場が覗けるようになっていましたが、最近のラブホってこういうのなくないですか?

(2)

仁藤さんの、「付き合っている人いるよ」発言。
援交でもしているのかと思いました。
しかし彼女は今でも坂上くんと付き合っているつもりでいるからこの発言が出たとわかり、「自分の心が汚くなってるんだ。」と実感しました。
純情ですね。
今どきこういう人って見ないなと思ったら…自分の中で一人だけ知ってるぞ…。
心がきれいな人っていいよね。

(3)

三嶋と宇野のキスシーンです。
夜の学校で抱きしめあってチューしている2人。
初々しいねえ。こいつら本当に付き合っていることを隠しているつもりなのだろうか。
このシーンを見て、そういえばこの間の夜ショッピングモールで買い物しているときに、隠れて熱烈なディープキスをしている高校生くらいのカップルがいたなあってことを思い出しました。
高校生のときの恋愛って、やっちゃいけない場所で、やっちゃいけないことをする、その行為の背徳感を楽しんでいる一面ってあるじゃないですか。
例えばお金のない高校生カップルが公園の身体障害者用のトイレに2人で入っていかがわしいことをするような…。
もちろんやってはいけないことなんですけど、ある意味、青春ではないかなと。

(4)

廃墟のラブホテルで成瀬さんが坂上くんに思いをぶつけている(叫んでいる)ところ。
ここは、まさにこの映画のタイトルにふさわしい名シーンだと思います。
私はこのシーンまで、成瀬さんは言いたいことの言えない、か弱い、守りたくなる女の子のイメージがありました。
しかしこのシーンでは「あなたを傷つける」と前置きをしてから、汚い言葉も含めて等身大の自分をさらけ出していました。
まさに彼女の「人間らしさ」が垣間見えました。
人間って、自分の内にある感情は必ずしもきれいなものだけではありません。
汚い心の中を人に見せて、他者から嫌われることを恐れている、臆病な動物です。
でも、成瀬さんがここで坂上くんに思いをぶつけることで、彼女はメールやミュージカルの詩に頼らず、本当に自分の言葉で相手に気持ちを伝えました。
言葉は不完全ですが、考えずに口から出た言葉は、正直で、嘘偽りのない、ホンモノだと思います。
ホンモノの言葉は、大人になって、社会に出てからは、邪魔になるだけです。
でもそれを理由にして、本当に「いいたいこと」を誤魔化してはいないか。
言葉は人を傷つける。しかし言葉は人を救う。
言葉は口に出さないと、言わないと、何も始まらない、何も伝わらない、他人と分かり合えないことを強く感じたシーンでした。{/netabare}


[どんな作品として心に残っているか]
{netabare}私はSNSで、言葉によるトラブルに巻き込まれたことがあります。
ネット上の、顔の見えない、不安定なつながりの人間関係のせいで、つい書いてはいけないことを書いてしまったのです。
ネットに書いた発言は消すことができました。
ですが、その人が私を幻滅し、関係を切られてしまいました。
その時に初めて、ネットの怖さだけでなく、言葉が凶器であることを知りました。
もう私が発した「言葉」は、取り消すことができません。

それ以来、人間関係でも、ネット上の関係でも、「本音」を書くことも、言うこともできなくなりました。
正直、大学生になって、サークルに入っても、「本音」は言えませんでした。
「この人うざいなあ」って思っても、うわべだけの笑顔を浮かべて取り繕う自分がいました。
こんなの自分じゃないのに、いつしかみんなからキャラクターを押し付けられて、私はずーっとそれを演じてきました。
もう誰からも嫌われたくありませんでした。
いい同級生、いい後輩、いい先輩であろうとしました。

でもこれは本当の自分じゃない。
本当の自分って何?
どうすれば本当の自分を、みんなにわかってもらえるのか。
社会人になった今でも、よくわかっていません。
自分が何をしたいのか、自分がどういう人間でありたいのか。
正直教習生にも、同僚にも、先輩にも、他人には全く興味を持っていません。
他人より、自分の将来が一番心配です。

しかし『ここさけ。』を見て、思ったことがあります。
みんな、多くの人間は、心に傷を持っていて、それを隠しながら上手に言葉を使って生きています。
でも自分は、そんなに器用なことをもうしたくないのです。
そこからもう一歩踏み出してみようと思うのです。
もちろん「本音」と「建前」をこれからも使ってはいきます。
でも、本当に「いいたいこと」を誤魔化さないで、ちゃんと自分の本当の気持ちを伝えていきたいと思います。
特に自分の身の回りにいる、私に接してくれる皆様方には。

嫌われるのは、怖くないっていったらウソになりますが。
それでも、言葉は人を救うことができると信じて。
大切な友達に、本当に「いいたいこと」を心から叫んだ成瀬さんのように。
もっと他人に分かってもらえるように、相手を知りたいと思えるように、これから生きていこうと思いました。

私はこれから、本当に「いいたいこと」を相手に伝えられる人間になります。
そんなきっかけをくれた『ここさけ。』に、本当に感謝しています。{/netabare}

(今回はブログの文章をすべて掲載しました。他作品のレビューは『http://aloe.diary.to/』もご覧ください。)

投稿 : 2015/10/15
閲覧 : 294
サンキュー:

6

ネタバレ

HIMAJIN さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春ですなぁ~^^

いやー最高でしたね!
2時間の中で非常によくまとめられていました。
あの花の監督、脚本、キャラデザが再び集結し、あの花の感動をも一度!
ということで作られた本作。
かなり期待していましたが、その予想を大きく上回ってくれました。
文句なしの満点だと思います。

あの花に比べ、学校生活を中心に描かれていたので
そこが共感しやすかったのかもしれませんね。
(なんせほら、じんたんヒッキーだから高校でのシーンとか少ないじゃんw)

今現在、学生の方なら絶対に見に行くべきだと思います
何か悩んでる人にとっても
大切なことに気づかせてくれるいい作品になると思いますよ

もうひとつあの花と大きく異なっていたのは、
やはり”音楽”の存在でしょう。
物語の内容そのものがミュージカルということで
挿入歌、劇中歌がかかるんですが、
これがものすごく自然に入って来るんです。
それから順役の水瀬さん、歌上手ですね
チマメ隊もよかったですがw
今回は透き通った歌声でラストの感動を一気に高めてくれました。



「ミュージカルに奇跡はつきもの、だろ?」

これは主人公たちの担任の城嶋先生の言葉なんですが、
この言葉が本まさにこの作品を象徴してるなと感じました。

ミュージカルってベタっちゃベタなんですけど、
そこが今回は青春っぽさを出してて逆に良かったのかなと。

だらだら書いてしまいましたが
本当に泣けて、感動して、まぶしい青春にこっちまで照れくさくなるような
最高のアニメでした。
ぜひたくさんの人に見て欲しい!そして語り合いたいw






それと、
結局、卵の妖精は順自身だったんでしょ?
なんでわざわざ声優に内山さんを使うという
紛らわしい事したのかがわからない。
なんか意味あんのかな...?

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 376
サンキュー:

29

ネタバレ

yosiyuki2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オリジナル青春アニメ映画の傑作。

120分という短くない、放映時間でしたが、飽きることなく
あっと言う間の二時間でした。キャラも立っていて、主要キャラに
感情移入を充分することができて、感動もかなりしました!
音楽もサントラを買いたいレベルで素晴らしかったです。
総合的に、面白かったです!

一番好きなシーンは
{netabare}『○○な態度○○!』~『・・知ってた』のとこです。 {/netabare}

ただ、友達と見に行ったんですが、
見た後、語りたいことがあまりないのが意外でした。
『面白かったね?』
『うん!すげー短く感じた!』
『うんでさー、・・・(違う話題)』
こんな感じだけでしたw
なんでなんだろうね?
他の方の感想で『この作品には言葉にできない面白さがある』
っていうのを見て、言い得て妙だと思いました。


小動物系のヒロインは可愛いよね、うん、順ちゃん最高でした。
ほんと、かわいいよね。声にならない声が可愛すぎて、
声が可愛い彼女が、すげー欲しいってなりましたwww
(個人的には可愛い声より落ち着く声のが好きなんですが、
それは置いておいて)

男キャラも主人公と野球部のやつはかっこ良くて、君に届けの
龍みたいな奴でした。


個人的にうーんと思ったのは、演劇シーンで、登場シーン以外に魅せる
展開や演出がなく、デュエットもあまりくるものがなかったのが残念でした。
自分の感じ方だと盛り上がりが中盤くらいがピークだったんですよね。
人間関係上仕方ないと言えば、そうかもしれませんが。

個人的に{netabare}は野球部の『〇居かね?』のシーンを無くして、
ファミレスのシーンでもうすこし野球部の心情描けば
ラストで、もう少し盛り上がったのではないかと思います。{/netabare}

見ている途中では、結局誰が誰とも、くつっかないで終わるんじゃないか?
と思いましたが・・・結果は見てのお楽しみで。

結構不満書いちゃってるけど、ほんと面白いんです!
ただ、自分がこうだったら良いっていう願望言いたくなっちゃった
だけです。
これがベストだったかもしれないです。判断は貴方次第です。

音楽がほんとに素晴らしいので、映画館で見ることをオススメします。

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 365
サンキュー:

17

ネタバレ

白ヴェル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

友達に誘われて見に行ったんですが結構よかったです。

特に歌シーンは泣きそうになりました。

またBlu-rayでたら見たいです。

投稿 : 2015/10/09
閲覧 : 208
サンキュー:

3

ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そつのない出来。それ以上でもそれ以下でもない

本日、観て来ました。

長井監督、岡田脚本のあの花スタッフの話題作でもあり、

かつて手がけた名作、とらドラ!やtrue tearsのように

登場人物達へ濃い感情移入ができるかなとも期待していたけど

彼等に、特にこれといった共感を得ることができなく拍子抜け。

舞台を放り投げ、かつて父親不倫を目撃した

ラブホ跡に居た成瀬順と成瀬を見つけた坂上拓実とのシーンと

思いの丈を吐き出し坂上へ告白をし振られながらも

ミュージカルに復帰したシーンには感動。

流石長井、岡田コンビは期待を裏切らなかった。

しかし、相対的にはあの花のような鳥肌感動とまではいかなかった。

さらに、ラストの田島太樹から成瀬順への告白はギャルゲー乗りで

作品を薄っぺらくした印象は拭えない。

中途半端だった坂上拓実と仁藤菜月の恋が成就し、

野球部で浮いていた田島太樹の部活復帰、

両親の離婚を招いた成瀬順のトラウマ克服

田島、成瀬の恋愛には踏み込まず

彼、彼女の内面の成長でまとめた方が良かったかな。

ミュージカルを素材に共感を求める演出ならば、

ここは確実に他作品と比較されるところでもあり

TARI TARIや響けユーフォニアムも意識して

もう少し頑張って欲しかった。

作画は安定しており、特に背景は俊逸。

ざっと第一印象で綴りましたので、後ほど追記をしていきます。

投稿 : 2015/10/08
閲覧 : 426
サンキュー:

30

ネタバレ

たこやきトンママン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動したのに、言葉にすると2割も伝えられないもどかしいこの想いが、まさにこの映画の主題!

主人公・順の、「言葉に出せないけど何かが胸の中にある」という感じ、とてもよく分かる。
自分もあまり言葉にすることが得意じゃないので、
口に出そうとすると頭のなかにふわ~と浮かんでいたものが
散り散りになってしまってもどかしい思いをしてきた人生だから。
自分の感情を素直に表す術を見いだせた順は幸せ者だ!

何か予想外の展開があったりどんでん返しがあったりする系のアニメではないのに、
そして結構長尺なのに、
退屈に感じる瞬間がなかった。
それだけ、キャラクターの感情の動きが丁寧で
ちゃんと"入り込めた"ということなのかもしれない。

最後のミュージカルの二重奏で、鳥肌が止まらなかった。
『TARI TARI』の最終回(合唱劇が行われる回)でも、同じように鳥肌が止まらなかったのを思い出した。
ミュージカルって、何か秘めてるね。

投稿 : 2015/10/07
閲覧 : 256
サンキュー:

10

ネタバレ

オンライン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良かった!

宣伝で、『泣ける!』といっていたり、Twitterでの感想でも『泣けました!』と書いていたので、結構涙が止まらないレベルの作品かなぁと思いハードルを高めにして見に行ったらあんまり泣けなかった…。

けど、最後の発表会のラストの順が歌うところは、泣けました。

主題歌の乃木坂の歌も良かったが、出来れば水瀬さんと雨宮さんに歌って欲しかった。

1クールのアニメにしたら、もっとキャラクターに感情移入出来たと思います。


まあ、順が可愛く、誰もが楽しめる作品だったと思います。

投稿 : 2015/10/07
閲覧 : 210
サンキュー:

8

ネタバレ

ぶち最高です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ほろ苦いおもひで

アラサーの私が見て、淡く切ないストーリーだなぁと。

よくしゃべる。しゃべった結果、大変な事態を引き起こす。

んー。経験あるー。


と、自分の話は置いておいて、成瀬順の可愛らしさ、親の酷い言い種から、物語は始まり…一気にとんで中学!
色んな想いをもった四人が先生から実行委員に指名され、その当日までを追ったドキュメンタリー。じゃないけどー。

涙ホロリ。歌のシーンは、ヤバイです。臨場感ある映画館で是非見るべき映画です。

投稿 : 2015/10/06
閲覧 : 224
サンキュー:

4

ネタバレ

toriJJJ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待以上の出来!

あのはなスタッフによる、新作オリジナルアニメ映画ということでした。実は私はこの映画については、あのはなスタッフが再集結して新作をつくるということのみが発表されたとき、つまりタイトルが判明していなかったときから絶対観ようと思っていた作品でした。

あのはな同様、ここさけも秩父が舞台ということで、あのはなと同じような感じになってしまうのかという不安も少なからずありましたが、いらない心配だったようです(^^;;

内容についてですが、言葉で伝えることができない中でも細かな反応の仕方、仕草による表現がとても上手く、製作陣のこだわりを感じました。
そして最後のミュージカルは圧巻でした!特に一番最後の曲ですね。2つの曲を同時に歌う演出は鳥肌ものでした。

この作品は万人ウケする作品ではないでしょうか。わたしはこの作品をもっとたくさんの人に観て欲しいですし、普段使っている「言葉」について、じっくり考えてみてほしいと思いました。
言葉は取り返せませんしね。

投稿 : 2015/10/04
閲覧 : 282
サンキュー:

4

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心が叫びたがってるんだ。のストーリー・あらすじ

監督 長井龍雪
脚本 岡田麿里
キャラクターデザイン 田中将賀
制作 A-1 Pictures
青春群像劇 第2弾 劇場版完全新作オリジナルアニメーション 

幼い頃、何気なく発した言葉によって、家族がバラバラになってしまった少女・成瀬順。
そして突然現れた“玉子の妖精”に、二度と人を傷つけないようお喋りを封印され、言葉を発するとお腹が痛くなるという呪いをかけられる。それ以来トラウマを抱え、心も閉ざし、唯一のコミュニケーション手段は、携帯メールのみとなってしまった。高校2年生になった順はある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命される。一緒に任命されたのは、全く接点のない3人のクラスメイト。本音を言わない、やる気のない少年・坂上拓実、甲子園を期待されながらヒジの故障で挫折した元エース・田崎大樹、恋に悩むチアリーダー部の優等生・仁藤菜月。彼らもそれぞれ心に傷を持っていた。(アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2015年9月19日
制作会社
A-1 Pictures
主題歌
≪主題歌≫乃木坂46『今、話したい誰かがいる』

声優・キャラクター

水瀬いのり、内山昂輝、雨宮天、細谷佳正、藤原啓治、吉田羊

スタッフ

原作:超平和バスターズ、 監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀、音楽:ミト(クラムボン)、演出:吉岡忍、美術監督:中村隆、プロップデザイン:岡真里子、色彩設計:中島和子、撮影・CG監督:森山博幸、編集:西山茂、音響監督:明田川仁、企画・プロデュース:清水博之/岩田幹宏、プロデューサー:斎藤俊輔、アニメーションプロデューサー:賀部匠美、製作代表:夏目公一朗/植田益朗/清水賢治/中村理一郎/久保雅一/落越友則/坂本健

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