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「バケモノの子(アニメ映画)」

総合得点
70.3
感想・評価
639
棚に入れた
4223
ランキング
1599
★★★★☆ 3.8 (639)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.6
音楽
3.7
キャラ
3.8

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バケモノの子の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

バケモノと子の絆

 細田守監督作品って、「時をかける少女」しか見たことなかったです。で、劇場で見るのこれが初めてです。

 バケモノの世界で宗師とかいうのを決めるという出だしがあって、それと別に人間の世界で、母の死により家出した蓮(レン)が渋谷をさ迷いじっとしてたです。
 宗師候補の熊徹が、弟子を探しに渋谷にきた。蓮を見つけ声をかけたことから、後を追った蓮が、バケモノの世界に迷い込むことから話が進むアニメです。
 2人はすぐ再開し、名前を言わない蓮を熊徹が、一方的に九太と名づけられるです。
{netabare} 嫌がっていた九太も熊徹に似たものを感じたのか?、弟子入りを決めいろいろな日々を送り成長するです。{/netabare}

  何といっても、声優陣に好印象を持つですね。
 特に熊徹のガサツな性格{netabare}やバケモノとして、九太の親としての成長した姿{/netabare}というのかが、非常に良かったです。

 九太も、出会いを通し、その人達に感謝するまで成長していったのもよかったです。スターウォーズに例えると、{netabare}暗黒面に落ちそうになったです。最初に出会ってずっといたチコと、後に出会った楓との絆で、暗黒面に間一髪、{/netabare}落ちなかったです。

{netabare} この楓、初めてであった時から、やけに九太に構うです。九太が、字を教えてほしいといったら、すんなり引き受けるし・・・。{/netabare}

 喧嘩しても2人の絆は、避けることできなかった。九太、楓がピンチの時、熊徹の親としての決心は、感動でしたです。そこから九太の前に現れたときのシーンは見所です。

{netabare} いつも熊徹といる。未来を向けて歩き出した{/netabare}九太は、これでいいのだ!でしたです。

 

投稿 : 2015/07/24
閲覧 : 247
サンキュー:

9

KOB副団長アスナ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さすが細田さん

サマーウォーズと似た雰囲気もあったり、やっぱり夏空を描かせたらスタジオ地図はサイコーです!
九太、くまてつの絆!
一人になった九太と色んな人との絆物語

投稿 : 2015/07/22
閲覧 : 419
サンキュー:

1

ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

受け継がれていくモノ

九太という一人の子どもが人間の世界にいたけれども、
そこに居場所がなくふらふらしていたところ、
熊徹と出会い、バケモノの世界に迷い込み、
熊徹や、仲間の支えをもとに成長し、
自分のやりたいこと、生きる道を探し出す話です。


まだ上映中なので、
あまり細かい内容については、省きますが、
この物語を語る上で欠かせないのは
なんといっても、九太の成長を見守り
支えてきた大人たちでしょう。

{netabare}

熊徹は
自分の感情にとても素直で、乱暴ですが、
彼の自由な生きざまは、
人間の世界にいたときに、自分の感情を抑えて
膝を抱えて生きてきた九太には持ち合わせていないもので、
彼の前では九太も、遠慮なくずばずば言うことができます。

熊徹もまた、九太と暮らすことで、
自分に足りないものを知り、
九太とともに成長していくすがすがしいキャラクターでした。



多々良や百秋坊は、
熊徹と九太を、時に厳しく、時に温かく見守り続けます。
ラストに差し掛かった時の、
彼らのセリフがとても印象的でした。

自分達大人にしてみれば、
あっという間だったかもしれないけど、
九太にしてみれば、
子どもから大人になるもっとも重要な時間を
バケモノの世界で、彼らと暮らしてきたんですよね。

九太はあのまま人間の世界にいたら、
こんな風には育っていなかったと思います。


彼がこんな風に成長し、
誰かを助けられるような大人に育て上げることができたのは、
間違いなく、彼らの力によるものだと感じました。

そして彼らから授けられたものを胸に、
九太は成長し、今度は授ける立場になるんですね。


楓から受け継いだものを一郎彦へと
つないだものもありますし、
そうやって、人は、いろんな人とつながっていくんだなぁと
感じさせてくれる物語でした。

{/netabare}


個人的にはおおかみ子どもよりも
こちらの方が好きです。

おそらくもう一回劇場で見ると思います。

投稿 : 2015/07/21
閲覧 : 241
サンキュー:

17

2010sw さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

凝縮された時間、僕も育ち、心に剣を持った。

覚えているだろうか?
9歳だった頃を。
僕は、
そこからスタートして
熊鉄と出会い暮らし、
心に剣を持った。
あっというまの時間だった。
なのに思い出すと
長いんだ。

キッチリと描いてある。
ケジメもキッチリと。
ツライことも正確に。
うれしいこともさりげなく。

オープニングは、アニメーションなのに
生きてるとしか思えない。
画面全部のモブがみんな動いてる濃密感。
観た事ない映像だった。
ガチで描いてるッツ!
背景もスゲー・・・いや、
細田監督すげー・・・
もう、なんつーか
サービス精神に感謝しかない。

僕は、
良かったです。

投稿 : 2015/07/20
閲覧 : 245
サンキュー:

2

ネタバレ

やっぱり!!のり塩 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地震・雷・火事・親父の感動作品☆

■評価
テーマ性    :★★★★ 4.0
父性愛度    :★★★★☆ 4.5
脚本&構成巧み度:★★★☆ 3.5
感動度     :★★★★  4.0
おススメ度 :★★★★ 4.0

■ストーリー
親を失った孤独な少年・九太(蓮)は親戚にもなじめず家出する。
しかし帰る場所もない九太は渋谷で異世界のバケモノの熊鉄という
親父に出会う事となる。九太は熊鉄の弟子となり格闘術を学ぶ事になるが
熊鉄はとんでもないランボー&不精なクソ親父だった。
はてさて九太と熊鉄はどうなってしまうのか?

■感想
本作は最近では滅多にお目にかかれなくなったちゃぶ台返しの雷親父と
生意気なクソガキとの父子の絆を描いた作品であり、個人的には一見凡庸に
みえるけれど色々なメッセージを詰め込んだ感動作品でした。

テーマとして『父と子の絆』と『子供の心の闇』になる。
本作で好きな点が、『父親として子供に何を伝えれば良いのか?』
『子供として親をどの様に理解していけば良いのか?』という父と子の
それぞれの視点で描かれる葛藤と、実は父子が互いに互いを恐れている事が
描かれているのはすごく面白い。私の十代の頃の気持ちを言い当てていた。
そして父子関係で描いて欲しかった『笑い』があるのは良い。
男の親(父)だから伝わるちょっとした下品さや馬鹿さ加減を交えた
笑いが、『母性』とはちょっと違う『父性』を感じ取れる。
劇場にいた子供達がケタケタ笑っていたのでやり過ぎではないだろう。

本作で描かれる父子はお互いに欠点があり、お互いに不満があり、
お互いに卑下しあい喧嘩も耐えない。けれど日々の生活の中で
『互いに必要な存在』と認めるまでの成長過程は実際の父子関係でも
ありえる事で、ここに共感できるかできないかで本作の面白さは
左右されると思う。特に父親視点を描いた事で子供むけだけではなく、
大人向け作品としても成立させているのは細田監督の手腕による
ものだろうと予測しています。

悪い点も書いておくと、色々と伝えたい事を詰め込みすぎだと思う。
特にもう一つのテーマである『子供の心の闇』は語りつくされておらず
今一飲み込みずらい部分であった。これを中だるみと捕らえる方も
いるだろうし、お子さんがこれを理解できるか少し疑問です。

だからここで描かれる心の闇について少しだけ私なりの補足を追記します。
(以下、ネタバレではないですが偏見を持ちたくない人は避けて下さい)
{netabare}
本作で描かれる『子供の心の闇』とは『親への不信感』や『世間からの
疎外感』だと思う。子供は子供ながらに理想の家庭像や父親像や母親像
なんてものを持っている。けれど現実はその理想とは反し、親も人であり
未熟な部分もあるから子供の想い通りにはいかない。
だから『世間』と自分を比較した時に他人の親が自分の理想像にみえるし、
それを世間からの疎外と感じて嫉妬したり妬んだりする。これが本作で
描かれる『子供の心の闇』だと思う。

だけどこの心の闇に対して本作は結構良いメッセージを伝えてくれている。
これは作中で直接語られたものではなく、私の言葉で表現させてもらうと
世の中には色々と腐った親達がいる。だから口に出して"直接"親に対して
怒りや憎しみをぶつけても良いし、バカにだってしてもよい。
だけどその気持ちを親以外にぶつけるのは辞めた方が良い。
なぜならその親への気持ちは自分の子供に伝染するからだ。
良くも悪くも親から子、子から親に人の意思は以心伝心するのだろう
…という様な事が感じ取れたのは儲けもんだった。
{/netabare}

総じて色々と細田監督が伝えたい父親像というのに共感できる作品でした。
どちらかといえば大人よりな作品と感じますが、夏休み開始の狼煙として
ちょうど良い作品です。

ご拝読有り難うございました。

投稿 : 2015/07/20
閲覧 : 821
サンキュー:

14

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なぜ、ボーイミーツガールの要素をぶっこんだのか?

前作が面白かったので、次回作にも期待!ということで観にいってきたけど、これはハズレ。。

理由はタイトルの通りで、ストーリーを親と子の関係の在り方に絞って描いていけば、それなりに楽しめた(かもしれない?)のだろうけど、無理くりにボーイミーツガールの要素をねじ込んできて、ぶち壊しになったように感じた。
これは監督の意向ではなく、誰かの陰謀かと思えるレベル。

わけのわからないボーイミーツガールに尺を取るんだったら、一郎彦にもっと焦点を当てた構成にも持っていくべきだったと思う。

注目度が増してくると、大人の事情か何なのかは分からないが駄作に転じてしまうのはよくあることだが、期待していただけに非常に残念。

過去の公開ペースで考えると、次回作は2018年ということになりそうだが、今回のような話題先行の作品にならないことを願う。

投稿 : 2015/07/20
閲覧 : 252

drts さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素直に見れば楽しめる

相変わらずの細田守作品といった感じで、今作も今までと違わずストレートな作品で、私自身はいい意味で気楽に見れて面白かったです。子どもから大人まで楽しめる作品になっていると思います。

しかし、今までの作品もそうでしたが、細田守監督の作品は世界観や細かな設定、物語に緻密さを求めると途端に張りぼてと化します。ですので、そういった点が気になる方は少し評価がマイナスになるのかもしれません。

声優の評価として、声を当てられている方々は本職では無い方がほとんどですが、それでも役所広司さんや大泉洋さんなどの演技は上手いなと思えるものでした。本職の声優さんと比べたらそれは劣るものはあると思いますが、作品そっちのけで声が気になるような下手な方はいませんでした。

作画などもCGを上手く使い良く出来ていたと思います。戦闘シーンの動きは素晴らしいものでした。

今作は親子愛をテーマにしているのかなと私自身感じたので、お子さんを持つ方などは家族一緒に楽しめる、そういった作品になっていると思います。

私的には細田守監督の作品は、「どこどこがこうなってて面白いよね」とか考えるものではなく、「あー面白かった」で済まして素直に見れば楽しめると思っているので、今作もそんな風に見ることが出来ました。

投稿 : 2015/07/18
閲覧 : 657
サンキュー:

6

ネタバレ

aqua さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

CGと手書きの融合

これは何といってもCGと作画の融合がすばらしい作品です。
{netabare} 闘技場のCGから手書きの観客へ移り変わる場面を見た瞬間、鳥肌が立ちました。この映像の為だけでも見に行く価値はあると思います。 {/netabare}

しかしながら、相変わらず細田さんらしく、描写の足りなさというものが気になります。前作でもその傾向は少し出ていましたので、そこが気になりました。
{netabare} 特に父親と家庭の関係等の描写がないため、血のつながっている父がどういう立ち位置にあるのか理解できなかった。映像がかなり現実に近づけた物のためか、リアリティが薄いのが余計目立った。特に九太が戻ってきた時の戸籍関係で、父親が失踪届け等を出す描写がなかったことが、リアリティを吹っ飛ばしてしまい、作品に入る事ができなかった。 {/netabare}

とまあこんな感じですが、子供連れでも楽しめますし、一般大衆向けで良いかと。

ただ、クライマックスで「えっ…?」と声が出てしまうほど、ヒロイン役の広瀬すずの演技は下手なので、そこは注意していただきたい(笑)

投稿 : 2015/07/17
閲覧 : 255
サンキュー:

4

ネタバレ

kadoya さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

期待していたけど

細田守作品ということで、期待して視聴したが、疑問に思う所が多かった。

{netabare}序盤、道が塞がれてしまい人間の世界に戻れなくなったのに、なぜ中盤以降から、人間世界とバケモノの世界を行き来できているのか説明が無いため理解ができない。そもそも、なぜ2つの世界が存在するのか一切説明がないため世界観になかなか引き込まれない。

主人公が2つの世界を頻繁に行き来するので、「主人公と熊撤」「主人公と楓」のどちらの話に焦点を当てているのか分からなくなる。この2つの話を同時進行したために、登場人物の心理描写や仲を深める過程が軽薄になり、キャラクターへの感情移入ができなかった。

また、チコという生物はなんだったのか。主人公にずっと着いているのに、何か影響を与えるわけでもなく、重要な場面で活躍するわけでもなくと、存在意義が分からなかったし、不要なキャラだった。

そして終盤、楓が一郎彦に叫ぶ展開はかなり萎えた。個人的にこのシーンがこの作品を台無しにしたと思う。個人的な意見だが、ストーリーの内容からして楓には、一歩下がって主人公を見守るような立ち位置であってほしかった。{/netabare}

全体的に説明不足の所為もあり、謎が多い作品だったが、細田守作品の独特な雰囲気は味わえた。ただ、過去作のファンだっただけに凄く残念さが残る作品だった。

投稿 : 2015/07/14
閲覧 : 193
サンキュー:

5

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通

楓があまり可愛くなかった。
これなら夏樹のほうがかわいい
ただ、普通に面白いです
DVDになるまで待っても良かった気がしますが・・・

投稿 : 2015/07/13
閲覧 : 220
サンキュー:

1

drfan さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

熊鉄

最高でした!
理由がよく分からないシーンもあったけど、また見たい作品です!

投稿 : 2015/07/12
閲覧 : 217
サンキュー:

2

ネタバレ

erimingo さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この時代に良作を作る天才

王道中の王道ファンタジーでスッキリ面白かった。ひと昔前のラノベアニメか、ジャンプ漫画かよ。

{netabare}
宮崎駿作品に拮抗するかのような場面も、いくつか見れる。
アウトローな少年が、血も繋がっていない師匠と呼べる存在を見つけ、修行に励み強くなる成長物語。
修行や成長、師弟関係を大事にする王道。
ただ、それだけ。闇落ちした自分と境遇の似てるヤツを気持ちよくぶっ倒してヒロイン守ってめでたし。
日本刀でチャンバラしたりヒロインが図書館に通う優等生気味で世話焼きな美少女だったり…おたく度超高いけど映像はなんかおしゃれんティーでリア充向けなのが笑う、凄いわ。

しかし哲学がない、思想がない、観念がない。それがないと面白いと思えないひとには、本当に物足りない作品だと思う。

現実の社会では、家族観の変化にともなって子育てがしにくくなってる。それを社会と大人をバケモノにしちゃって簡単に子育てしました。映像は超綺麗で迫力満点です、と。

{/netabare}
ボルトでも見に行くか…

投稿 : 2015/07/12
閲覧 : 242
サンキュー:

3

ネタバレ

過たる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この2人、どう見ても親子じゃないじゃん

熊のバケモノと、人間の子ども。
コンセプトアートには、同じポーズで刀を持った二人が並んで立っている。
題字は『バケモノの子』と書いてある。
察するに、子どもはバケモノなのだろうけど
どう見ても人間じゃないか、題字は何を伝えようとしているのか、
というのが視聴前の印象。

視聴して、師弟から親子の関係にシフトしていく様子が見ていて面白い作品だと思った。

あらすじ
両親は離婚し、父親とは疎遠に。
母親が交通事故死し、親族に引き取られるのを拒み、家出。
渋谷で茫然自失としていたところ
熊徹(熊のバケモノ)に弟子にならないかと誘われてバケモノ界に迷い込む。

九太は熊徹の弟子になるが、
バケモノ界の実力者と素人との差は歴然で
九太がチャンバラのように振るう刀を、
熊徹はタクトで風を操るように扱う。優雅さは微塵も無いが。

熊徹は自身の武術について、 {netabare}口頭で説明する能力が致命的に欠落しており
度々、弟子である九太と衝突していた。
だが、百秋坊(豚のバケモノ)が要領が良いと評するように
九太は独自に熊徹の足運びを研究し、次の足がどこに延びるのか予想できるようになり
熊徹を倒して見せた。

次第に熊徹と互角に戦える関係となり、師匠と弟子という関係を越え
ついには猪王山(いおうぜん)に「良い息子を持ったな」と言わせた。{/netabare}

17歳のある時、 {netabare}バケモノ界から渋谷に戻る道を偶然見つけた。
別の機会に実父の所在が判明し、どちらの家が九太の居場所であるか
悩んでいる光景を目にし{/netabare}、いかに熊徹との関係が九太にとって大事なものか
気づいた。


以下、残念な箇所

{netabare}・宗師(ウサギのバケモノ)が、なぜ熊徹を気にかけていたのか最後まで不明。

・一郎彦が変身?してクジラになったシーン。
急にテンポが悪くなった気がした。
抱えていた闇が肥大して狂った原因は、猪王山のような立派な角が生えない理由を悟って、自分が人間であることを呪った故の結果なので、猪に化けるのが道理だと思う。
しかも、乳児でバケモノ界に行っていて、あの場で文字が読めるのか疑わしい。{/netabare}

投稿 : 2015/07/12
閲覧 : 319
サンキュー:

9

ネタバレ

らりゅりゅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バケモノの子はばけものになった?

感想を一言で言えば面白かった!、最後まで一気に楽しく心地よく見ることができました。冒険活劇♪夏休みに子供達と見に行くのにぴったりの映画だと思います。

{netabare} 最後に蓮は、大剣のつくも神となった熊徹を心に宿してしまい、人間らしさのはずの闇を失ってしまったので、人間ではない何かになってしまった。 と思えてしまうのが、この脚本の私的残念ポイントでした。{/netabare}

子供の頃の蓮(九太)の声が、時々とても可愛くて、よかったです♪
あと、商売上の兼ね合いから出てくるマスコット(チコ)ですが、これも白くてモフモフしていてよかったです!うまく乗せられて買って帰ろうかと思ったのですが、レイトショー、終わった時には売店は閉まっていました。

投稿 : 2015/07/12
閲覧 : 269
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うーん

別の世界に迷い込んでしまった少年九太と暴れん坊で自分勝手な化け物熊徹の親の絆を築く話。

物語のストーリーは親子の絆なので、子供から大人まで楽しめる作品だと思います。

しかし、ストーリーの途中から、九太が現代と化け物の世界を行ったり来たりして、ややこしくなります。現代でヒロインの楓が出てきて、九太が将来のこと(現代で大学に行くかとか、本当の父親と暮らすかとか)を悩み始めます。
現代か化け物の世界かどちらかにしてほしいと思った。行ったり来たりすると話のリズムが悪い感じた。

キャラも好きだったし、声優も豪華だったと思います。しかし、ストーリーのリズムと一郎彦の戦闘シーンは必要だったのだろうか...と思った。

投稿 : 2015/07/11
閲覧 : 187

アニメガタリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 4

ひろはる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/01
閲覧 : 3

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/05
閲覧 : 3

めるぴん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/27
閲覧 : 4

チャリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/20
閲覧 : 7

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 5

たけたろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/04
閲覧 : 6

ワスレナグサ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 7

サンジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/11
閲覧 : 4

oops さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/05
閲覧 : 7

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/29
閲覧 : 6

しょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 6

きなこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 5

Crolera さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/07
閲覧 : 5

Mio さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/15
閲覧 : 7
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バケモノの子のストーリー・あらすじ

原作・脚本 細田守監督。


舞台となるのは、人間界のほか、動物のようなバケモノが住む「渋天街」が存在する世界。

人間界「渋谷」から「渋天街」に迷い込んだ一人ぼっちの少年が、強いけれど身勝手なために孤独だったクマのようなバケモノの剣士・熊徹と出会うことで物語が展開する。

少年は熊徹の弟子になり、九太という名前を与えられ、彼と共に修行や冒険の日々を送ることになる。
(アニメ映画『バケモノの子』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2015年7月11日
主題歌
≪主題歌≫Mr.Children『Starting Over』

声優・キャラクター

役所広司、宮﨑あおい、染谷将太、広瀬すず、山路和弘、宮野真守、山口勝平、長塚圭史、麻生久美子、黒木華、諸星すみれ、大野百花、津川雅彦、リリー・フランキー、大泉洋

スタッフ

原作:細田守、 監督:細田守、脚本:細田守、作画監督:山下高明/西田達三、美術監督:大森崇/高松洋平/西川洋一、音楽:高木正勝、製作:中山良夫/齋藤佑佳/井上伸一郎/市川南/柏木登/中村理一郎/藪下維也/熊谷宜和、ゼネラル・プロデューサー:奥田誠治、エグゼクティブプロデューサー:門屋大輔/高橋望、プロデューサー:齋藤優一郎/伊藤卓哉/千葉淳/川村元気、ラインプロデューサー:和気澄賢、アソシエイトプロデューサー:佐藤譲/伊藤整/鈴木智子、色彩設計:三笠修、CGディレクター:堀部亮、美術設定:上條安里、衣装:伊賀大介、編集:西山茂、録音:小原吉男、音響効果:赤澤勇二、音楽プロデューサー:北原京子、キャスティングディレクター:増田悟司

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