ごはんちゃん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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昭和元禄落語心中の感想・評価はどうでしたか?
ごはんちゃん さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
jethro さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
珠玉なんて言葉自体、死語になりつつあるご時世ですが
本作を表現するときこの言葉以外検討がつきませんでした。
昨今、時代劇、特に昭和初期なんて物を描いても、
現代風アレンジが求められる物ですが
本作にそういった小手先の・・・というより
視聴者に媚び売るような釣りネタなんてものはありません
日本の古典落語を題材にした正真正銘の文芸作品です。
その中でも、添い遂げることができない男女の究極の恋愛の象徴
「心中」をテーマにしています。
本作では主人公たち3人の恋愛模様も重要な要素となっていますが
廃れゆく「落語」と共に想いを遂げる
「落語との心中」と重ね合わせることによって
より重厚な人間関係と物語の面白さを表現しています。
私は、昭和初期に生まれたわけでもなければ戦争も体験していません
でも「人情」みたいなものは理解しているつもりです。
携帯電話やインターネットが無かった時代
人の想いってものが、どんな形で、どんなコミュニケーションを経て
人と人をつなげていたのか
本作を目の当たりにすると
何もかも今はもう無いものばかりの光景に新鮮な驚きを感じました。
と同時に憧憬の眼差しでこの光景に見入っている自分がいました。
「言わなきゃ伝わらない」ものが言わずもがな人と人をつなぎ想いを重ねる
利便極まる現代ツールが無いからこそ「思いやり」や「情け」が
必要不可欠で大切で・・・人の本能に備わっていた・・・まだ存在した時代
登場人物たちの一言一句、その中に込められたもの
「どうしてわかってくれないんだい」あきらめの言葉を口にしても
「そうは言っても、あいつは・・・」という言葉が至極当然のごとく存在する時代
ともすれば「めんどうくさい」で済まされる現代
ここに登場する人物たちの気持ちを理解不能な人たちもいるのでは・・・
そんな事を逆説的に推察
汗水垂らすような艶めく恋愛なんて現代では求めてないのかも
そんな冷めた現代だからこそ
本作への憧れやまず、圧倒的な没入感と感情移入ができたように思います。
本原作は2013年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞していますが
本作は本年度の同アニメーション部門でも受賞間違いなしと推察します。
猫耳サイクロップス さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
声優さんお疲れ様でしたw
今までとまったく違った系統のアニメで、すーっという感じで観れます。
気が付いたらもう終わってるみたいな。
ストーリーは奥深く、現代編、過去編ととても面白かったです。
落語の良し悪しは分かりませんが、声優さんが頑張ってたのは分かると思います。
総評:
「少し重いですが、興味深いアニメでした」
Takaさん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
刑務所から出所したチンピラの与太郎が、
慰問できた有楽亭八雲の落語を聞き感動し、
押しかけで弟子になるところから始まるヒューマンドラマ的アニメ。
主人公は、八代目有楽亭八雲の模様。
与太郎は原作では主人公ぽい。
観てみて、声優の力量が凄く必要なアニメだなーと。
石田さん、関さん凄い!
雰囲気的には、夏目友人帳に近い感じ?
13話
{netabare}
後半から、やっと与太郎が出てきて、真打昇進前まで時が進んでいた!
それで、小夏は父親不明の子を身篭っていて、
なぜか与太郎が求婚しているし…
与太郎が、助六を継ぎたいと八雲に言ったシーンで終わったけど、
2期決定してなければ残念な終わり方だったけど、2期制作決定でなにより。
{/netabare}
12話
{netabare}
助六が人情モノ『芝浜』をやったのは、自分自身の
東京から去った今までの懺悔的なものなのかな?
みよきち(さゆり)は、もはやホラー
助六も、落語に対しては真摯に取り組んでいたのだろうけど、
人としてはダメだったみたいね。
酒に飲まれ暴れるって家庭崩壊じゃん…
2人とも死ぬのは分かっていたけど、
八雲には凄くキツイ感じだった。
次回は、久々に与太郎が登場するけど、
小夏が、八雲を恨む経緯もわかるのだろうけど、逆恨みにしか…
{/netabare}
11話
{netabare}
落語から離れた助六を八雲が引き戻すみたいな話。
地道な八雲の活動?により、旅館の主から、
小さな舞台で落語をやらないかとの誘いが!
そして、配られたチラシをみよきちが見て、
『菊さん、やっと来てくれた…』って怖すぎでしょ。
八雲の前から消えるときに『復讐してやる』って
言っていたのは助六から落語を取り上げる事だったのかな?
次回は、助六が高座に立ったり、色々な事が起こるようで楽しみ!
小夏が八雲嫌いになるのも次回でわかるのかな?
{/netabare}
10話
{netabare}
師匠は亡くなる前に、初代助六の正体が師匠の口から語られ~
才能に嫉妬は誰でもあるだろうけど、師匠鬼畜。
それで、師匠が亡くなった後、会長から休みをもらい、
金を持ち逃げした、みよきちと助六を探しに行くことに…
とある田舎の蕎麦屋の中で小夏登場!
次回は、助六とやさぐれた?みよきちが出てくるみたいだけど、
そこから、2人がどのようにして死にいたるかは凄い気になるー
{/netabare}
9話
{netabare}
2人ともなんとか真打となったが、
助六がやらかしたらしく、師匠に呼ばれ口論となり破門…
破門となった助六は協会からも除名され、
当然、高座にもでれなくなりー
勝手に振舞ってきた助六じゃぁ仕方ない感。
それより、八雲は、みよきちと正式にわかれるんだけど、
『次に会うときは地獄』みたいな事を言われ…
こっちの方が怖いわー
次回は、師匠は亡くなり、正式に八代目襲名編ぽい。
毎回、いい所で終わるなーと。
{/netabare}
8話
{netabare}
好きな女のみよきちよりも、落語を選んだ八雲と、
落語界が変わりゆく日本で残り続けるために変革を求める助六が、
互の道を歩いていく事を決めた回。
タイトル回収回でもあるのかな???
お互いそれぞれの落語を目指していく次回以降が楽しみ。
小夏が実は八雲の子供とか隠し玉は、流石に無いよね…
{/netabare}
7話
{netabare}
師匠に、みよきちと会っているのか?と聞かれる八雲。
みよきちは、師匠の妾だったっけ?なので、みよきちと距離を
置くことにした八雲なんだけど、みよきちの方は八雲にご執心
なので、諦めていない感じ。
師匠と八雲は、巡業に行くのだけど、次回、いない間に
助六が寝とるみたいな予告が出てたから…
助六って、落語の才能以外がアレな人すぎる…
{/netabare}
6話
{netabare}
大衆劇で覚醒した八雲だけど、
かなり前に、助六にアドバイスしてもらったものだったことに気がつき…
落語のセンスの差を認めつつ覚醒した八雲の気持ちの切り替えみたいのが
よかったなぁ。
毎回1話が短く感じて次回が楽しみなアニメ。
{/netabare}
5話
{netabare}
助六発案で、若手で大衆劇みたいのをやるんだけど、
そこで、愛嬌が足りないで悩んでいた八雲が開花する回だと思う。
今の芸風が定まった感じがしたしー
主人公は、与太郎じゃなくて、八雲なのかな?
現代の話に戻らない…面白いからいいけど
{/netabare}
4話
{netabare}
師匠の家から独立して2人で暮らしているんだけど、
ひも夫:助六 働き者の口うるさい主婦:八雲
な感じな前半戦。
後半は、師匠と歌舞伎を見に行くんだけど、
ここで、みよきちが登場。
みよきちに踊りを教えてくれと言われ、
店に行って、みよきちに遊ばれる八雲…悪女かな?みよきち。
でも、みよきちが助六と結婚したようなこと1話で言ってたけど…
毎回、1話がいい意味で短く感じる!
{/netabare}
3話
{netabare}
戦争開始により、師匠と助六は戦地に…
女将さんと足の悪い八雲は疎開と、疎開地での八雲の生活と、
戦争終わり、2人が帰ってきたところまで。
戦後、八雲が師匠たちのはからいで、座敷周りをして、
仮の大黒柱として働く八雲。芸事も実践で磨かれたような絵面だった。
次回、みよきち登場で、先代八雲に波乱な予感。
主人公の与太郎はいつまた出てくるんだ…
{/netabare}
2話
{netabare}
八雲と助六の出会い・入門から初高座まで。
家の事情?で、あまり笑わない八雲と
天涯孤独?で破天荒な助六のちょうどいい関係感みたいなのがよかった。
初高座で無様な姿を晒してしまった八雲に、
『笑顔がたんねぇ』って、笑いを取る落語をやるとことか。
安心安定のジブリじゃないけど、毎回面白く観れそうな感。
{/netabare}
1話
{netabare}
出所した与太郎が、慰問できた有楽亭八雲の落語に感動し、
押しかけ弟子になり、結構経った?ある日、養女の小夏から、
『明日、八雲の前座をするんだろ?』と聞かれ焦る与太郎…
当日、日頃から熱心に研究?していた養女小夏の父で、
師匠のライバルだった助六のネタをやるわ、
師匠の公演中に居眠り+イビキかくわーで破門されるも、
許してもらい師匠と3つの約束をした所で1話終了。
良い師匠と、少し間抜けだけど熱血漢のある弟子のいい関係が
すごくジーンときてよかった!
次回は、師匠と助六の若かりし日みたい。48分が短く感じた!
{/netabare}
はちくじまよいちゃん さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
落語を見たことがない方は是非一度寄席で落語を見てみてください。なかなかとっつきにくいかもですが、いったん引き込まれるとなかなか面白いです。そうすれば、この作品の作り込まれ方がかなりハイレベルなのがわかるんじゃないかと思います。ただ、毎話落語パートがあるためにストーリーはなかなか進まなかった面もありましたし、内容もあまり明るくないので人を選ぶ作品かもしれません。二期決定なので個人的には期待してます。
ろれ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今まで落語なんて興味もなかったんですけど声優陣に釣られて見ました。
関智一さんが主人公だと思ってたら過去の話になり結局そのまま最後までいってしまった。
実際は石田彰さんと山寺宏一さんのダブル主人公って感じでした。
ストーリーは特に派手さはなかったけど安定した面白さでした。
2期が決定したので始まったら見ます。
2010sw さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
萌えなし、アクションなし、絵柄地味
説明的シーンもなし
聖人君子も居ない
あるのは、
リアルな人生の機微と感情。
それと情熱。
しっかり描けていて
沁みるよ・・
そして
文学作品みたいな”読後”感。
それから
声優の頑張りにも
拍手です。
コレを企画した
関係の方々に
拍手。
12話、最終回の手前
あー・・ヤバイ。これはイカン。
交錯する想い、うまくいかない現実。
それは確かにリアル。
たくさんのリアルがあって
嬉しいことも、
辛いものもあるのだけれど
これはイカンかった。
人とと人のつながり、それがやっぱり
人生では一番重いと想う。
マジでアートです。これは・・・
ナンジョウ さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:今観てる
現在12話
別に高尚な話しというわけではないのですが、乱暴な言い方をするならば「ラノベのアニメ化」これらの量産駄作の数々を高評価している層にはまずウケないだろうなと感じます
まぁアニメとは言えビジネスですから、声優であれど見栄えのいい若手を起用、視聴者層のレベルに合わせたチープでわかり易いストーリーと予定調和
キャラ単体でグッツ化しやすいテンプレ容姿のキャラクター
これらは商品としては正解だと思います
円盤も売れるでしょうね
そんな昨今の中で、このアニメは対極に位置するアニメかなと
激動の時代に翻弄される若者の人生、日和見がちな女の浅はかさ・・・・
原作からして素晴らしいストーリーです
作画も昭和の街並み、情緒、ノスタルジー的な物を見事に表現されていると思います
私は落語はとんとわかりませんが、というかわからないが故に落語のシーンに圧倒されました
見栄えの良い若手大根声優では絶対に演じきれないであろう役どころをベテランの重鎮声優たちが見事に演じています
もはや凄みといっても過言ではないと思います
このアニメは声優の名演無しでは語れないと感じます
良いものは時代の流れに反していたとしても評価されるべき、評価されるはず
本来はそうあるべきだと思うのですが・・・・
こんなものはアニメに限っては無いだろうな~とも思っているのですが、題材となっている落語も同じ問題をかかえ、今日まで守り続けて来たという歴史があるのですよねぇ
それを思えば、この作品の作り手側の意思、思惑、足掻き、こういった物が少なからず見えてくるような気がします
昨今のアニメ視聴者層への反骨、問題定義、皮肉、挑戦
このアニメは作り手側の心意気を感じられる素晴らしい作品だと思います
蟹チャーハン さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
まず第1話をぜひ! これがおもしろい!
そして第11話で落語の魅力に引きこまれる!
落語が自分の中心にあって、
落語しかないと考える男2人の人生物語。
落語の世界で生き抜くことにあがき、
客を前にしたライブに命を賭ける!
そんな熱い気持ちを感じとってほしい。
はじめは落語がテーマってすごく難しいと思いましたけど、
たしかに人気作だけあってアニメ化された理由がわかりました。
それだけ第一話の引きはすごかった。
昭和40~50年代か。
落語の魅力にとりつかれた元因人が落語家のもとを訪れ、
無理にでもなんでも弟子にしてくれと懇願する。
断る師匠。
土下座する弟子(希望者)。
晴れて入門が認められたときは素直にうれしく思えました。
落語の魅力がどこにあるのか、それを言葉でいいあらわすのは難しいけど、
このアニメは絶対におもしろくなる!という確信があった。
{netabare}
ただ、その後の過去回想から、しばらくはそれが本筋だとわかり、
勢いがそがれた気がしたのも事実です。
見たいのはノスタルジックな話しではなく、
落語がいまでも十分輝いて、聞けば笑いと生きる息吹
を感じられるのだと証明してくれそうだったからです。
原作未読で、この時点ではタイトルの心中の意味するものがわからず、
男女の愛の駆け引きで終わってほしくないなと、
そこはあくまで落語のために生きた男2人の物語で
あってほしかったのも大きいかもしれません。
落語本来の面白さをストレートに伝えるシーンはないものか・・・。
そう思っていたところで先週の第11話でこれだ!と思いましたね。
都落ちした旧友を訪ねての久しぶりの主人公2人の再会。
東京で落語はもうしないと言い張る友と語り合うのに
下手な言葉の説得は不要で、落語をすればいいだけだった~。
まぁ、厳密には落語ネタを2人でやって掛け合いの漫才風
にしたのだけど、この2人がやればそれは落語なんですよね。
これに腹を抱えて笑ったところで、
いよいよ物語りは佳境へ。
来週からは襟を正してみなくてはならないかもしれない(笑)
とかく古い時代遅れといわれる古典落語ですが
市井に生きる人たちの人情話しには、
いまの漫才にはない人の優しさ温かさがあります。
お気に入りのエピソードがみつかるといいですね~。
{/netabare}
ossan_2014 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:----
大人のアニメ、という言い方は余り好きではない。
大人を対象としていることが、そのまま質の高さに直結しているとは限らないし、たいていの場合、描かれる「大人」性は、子供が想像する「大人」に過ぎないことが殆どだからだ。
にもかかわらず、この言葉を使う誘惑に勝てないのは、本作が「子供を相手にしていない」とまでいうと言い過ぎだろうが、子供に理解されることを期待していない/子供から共感を得られることを当てにしていない、と感じられるからだ。
これに似た感覚は、『ルパン三世』の最初のTVシリーズの前半数話を観たときにも感じた。
当初の『ルパン』は、製作者の証言によれば、子供が視聴することを全く想定しないで制作されていたそうなので、似た印象を与える本作も同じような制作方針であるのかもしれない。
マンガであればまだしも、TVアニメにおいて子供を度外視することは、一つの冒険と言えるだろう。
この場合の「子供」は学童の年齢ではなく、未成熟、という意味だ。
精神科医の斉藤環によると、現代人は実年齢と成熟度の乖離が進んでいるそうで、成人と言える精神年齢には、少なくとも20代後半以上でないと到達出来ていないように観察されるという。
その言説に従うならば、本作は30歳未満の視聴者が楽しめるようには作られていない、と言えるかもしれない。
これを象徴するのが『みよ吉』という「商売女」(そう、現代風の「おミズ」ではない。「水商売」の女だ)と彼女をめぐる人間関係だ。
いかにも水商売といった彼女の造形とそれを取り巻く人間模様にリアリティと共感を感じるには、ある程度「大人」であることが必要とされるだろう。
少なくとも、アニメとそのキャラに対して「ただのエロ」「ビッチ」「クズ」といった既存の道徳規範の尻馬に乗ったレッテルを張り付けて安心しようとする感性では、接近しにくいに違いない。
>夜の僕たちは恋人同士
>だが昼間は見知らぬ他人のふりをする
>正しい関係ではないと解かっている
>でも正しい事だけが本物ではないと知っているんだ
というのはスティーヴィー・ワンダーの『パートタイム・ラバー』の一節(私的な意訳)だが、例えばこの歌のような、敢えて陽の光に背を向ける情念を「実感」できなければ、くるわ噺や艶噺のような古典落語を、血の通ったものとして演じることはできないだろう。
同時に、みよ吉の「水商売の女」の慕情に接近することも。
本作の恋愛模様は、このように落語という「業」に取りつかれた人間たちという主題と共鳴している。
その「落語」が、はたして声優によって上手に語られているのかどうかは分らない。
おそらく落語を「聞かせたい」とは意図していないだろう。意図されているのは、落語を演じていると「表現」することに見える。
劇中において「上手な落語が演じられている」シーンであると受け取れるのは、声優の落語それ自体がどうこうではなく、アニメという映像表現によって上手な落語が「演じられている」と示されている事による。
実写で表現したのでは、おそらく生身の肉体が必然的に発する「ノイズ」が邪魔をして「芸」を演じているという「シグナル」がかき消されてしまうだろう。
経験を積んだ実力ある役者であれば、ノイズを抑え「芸」というシグナルを「表現」することも可能かもしれないが、「若く、男前の」落語家という本作の役柄と矛盾してしまうかもしれない。
「シグナル」を明瞭化しようとするならば、文楽のような人形か、アニメの「絵」のような肉体の抽象化が有効だ。
子供だましと思われがちな「人形劇」やアニメでドラマを語ろうとする営みが途絶えないのは、このような必然性がある。
この特性によって、「現実の」落語の模写からは遠ざかるが、(役者という素人ではなく)落語家が落語を演じているのだと、劇中では十分に表現されることになる。
この「絵」と「声優」が分離したアニメの効果は、落語における描写だけではない。
上述した、まさに水商売の女そのものといった迫真性のある『みよ吉』の造形は、絵的な表現だけで描きだすのは無理がある。
20代のビジュアルに、年齢を重ねた経験に裏打ちされた声優の演技力が合わさってこそ、すぐ隣に実在しているかのようなリアリティが生じている。
経験を積んだ役者の実年齢がそのまま出る実写では、恋心に揺れる「若い女」は不可能であるし、「若い女」が可能である年齢では、商売女であると「大人」に訴えかける説得力を備えた演技力は獲得できまい。
落語においても、実績と経験を重ねた年長の声優が「若者」を演じるのが珍しくない「アニメ」の特異性が、本作の中で、実写でありがちな素人芸の「学芸会」ではなく、抽象化されつつもリアリティを持った「寄席」を現前させる最大の要因となっている。
大仕掛けなアクションとも想像を絶する異世界とも無縁な、日常世界を舞台とした本作は、このようにアニメならではの映像作品として、その構造を前提として成立している。
一見地味に見えながら、ある意味ではアニメの持つ特性の一つの極点であるとも言えるだろう。
極点だと認識するには、視聴者に大人であることを要求するのだとしても。
冒頭で記したように、大人向けであることが作品の質にかかわってくるわけではない。
「アニメの芸」自体は「大人」とは無関係だし、本作が殊更に「大人」に向けて製作されているという事でもない。
ただ、ハルピンらしき夜の街に立ち、客を待つ『みよ吉』の描写。
海外でのことだが、これに似た現場に何度か遭遇した者には、何がしかフラッシュバックしてくるものがある。
夜の街に深く身を浸したことがあるならば、同様に感じるだろう。
それは、「商売女」という「人間」との関係が、必ずしも金銭で割り切った商売だけに還元できない、という迫真性にもつながってくるものだ。
その迫真性を、子供に分かる形で伝えようとする演出上の仕掛けは、いくらでも可能だろう。
だが、本作においては、そのような仕掛けや配慮を一切放棄している、という事だ。
迫真性が伝わらなくとも、物語を追うのに支障はない。
高度に「芸」が演じられているとも、漠然と伝わるだろう。
が、今一つ不明瞭な物足りなさを感じているのであれば、レコーダーの容量に余裕があるのならば、保存しておいて5年後か10年後に観返してみてほしいと思う。
さくらす さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:今観てる
当方落語を見る趣味はないのですが、妙に原作にハマってしまい、しっかり買い続けています。
アニメ化の話を聞いた時は、よほどうまく作らないと失敗するだろうなぁ、でもうまくいかないだろうなぁ、等と考えていました。
現在10話を見終わったところですが、ここまでのところ予想を遥かに上回る出来になっていると思います。(まさか落語部分にここまで尺を充てるなんて・・・驚きです)
また適度な原作改変も非常に良い。原作ファンなら初高座のところは「これはやられた!」と感じられたのではないでしょうか。
さらにベテラン声優の演技の凄さ。山寺さんは言うまでもありませんが、石田さんの「下手に聞こえる」初高座の演技にはたまげました。
ここまで書いてきて思ったのは、下手に原作を見ないで、最初からアニメを見ていた方が作品を楽しめたのでは?という事。
原作はもちろん素晴らしいのですが、それに動き、声優の演技を加える事で更に魅力的に仕上がっているのではないでしょうか。
(これから先の展開はちょっと切ないですが・・・)
気の早い話ですが、二期も期待したいです。
タッキー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
北山アキ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
meeeen さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.5
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
アニメとしての盛り上がりを作りたいのはわかるがあまりにも軽く、アニメで描かれ演じられたこの作品の落語は正直観ていられなかった。
海外の誤った解釈がなされた侍映画を観ている気分になる感じというか…。
私は一落語ファンとして落語が広まって欲しい気持ちでかなり期待して見たが、落語の本当の面白さを伝えようというよりも落語を題材にしてアニメをやったらウケるんじゃないか?〔言い過ぎかもしれないが〕という方向性に見えてならない。
素晴らしい落語家の素晴らしい落語の数々があらゆるメディアで〔推奨はしないがYouTube等でも〕観られる時代に、何が悲しくてこんなに下手な落語を見るのかと落胆しました。
ストーリーとか設定とかで変に盛り上げようとせず、落語自体にスポットライトを浴びせ盛り上がりを作ることはできなかったのだろうか。
落語の厳しい世界を描くドキュメンタルな作品だったらもう少し共感できたかもしれないと思う。
ひげ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
しばらく見なかった大人向け、一般向けアニメです。
ノイタミナ初期の頃ようなアニメに夢があって、お金突っ込んでそうで、かわいい声の若手声優さんが一切でてこない。
採算とれるんでしょうか。
世代の方は誰もが驚く林原閣下&椎名林檎というすごいOP。売りたい本命はこれか?
お話はNHKとかのテレビドラマでありがちなんですけどアニメだからできる背景の書き込み,時代背景の描写というのでしょうか、あとは落語中の所作などいろいろすごいです。
『豪華声優陣』といったら昨今地雷コンテンツの代名詞ですがこの作品は違います。特に石田さんがヤバイです。たしかに山ちゃんは天才ですが『アニメ』の声優さんとしたら石田さんぶっちぎりじゃないかってくらい。
製作がそれを劇中キャラに当てはめてるようにも見えます。エンターテナーの山ちゃんとガチプロの石田さん。
女性作者なのか、ほのかにBL臭がします。露骨なノンケアピールが笑えますが・・・気持ち悪いというかたは多いかも。あと落語中にかかる派手なジャズ。ちょっとうるさい?狙いすぎ?かもしれませんね。
takigawa さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観たい
原作途中まで既読
原作好きなので終了後に観るかも
glashutte さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:今観てる
かしろん さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
【2話見て を追加】
【1話見て BGMが邪魔】
{netabare}落語モノアニメ、ってーと、「じょしらく」以来だねぇ。
見処が多い、というか、聴き応えのあるアニメ。
何にしろ、メインとなる2声優が良い
与太郎の関智一。
八雲の石田彰。
特に石田彰。
”石田彰 家族”でググると一家7人役を一人で演じた動画が出てくるこの人。
今回はカッコイイ初老の噺家。怪談噺が十八番なようだ。
この人の普段喋りの「ひ発音」しない具合とか、心地良い。
そんな聴き応えのあるアニメの1話。1時間放送だった。
そんな1話の前半の山場。
与太郎の”出来心”。
演っていくうちにドンドンテンションがあがり、それが好演となり、客席に
伝わり、笑いが増えていく。
なんで、ここに、ジャズでBGM入れた?
合わない。全く合ってない。
つーか、BGMなんかいらない。
噺家を描くアニメなんだから、ここは声優に任せようよ。
この山場が・・・勿体無い演出だった。{/netabare}
【2話見て 魅せたいものは何?】
{netabare}落語にも、ジャズにも、明るくない私。
「なんでBGMがジャズチック?」
なんて思いながらも、
「もしかして・・・」
と、思う部分もあり、ちょいと検索。
ふむふむ。
ジャズと落語には共通するものがあるようだ。
受け継がれたもの、という一本の軸に、演者が感じるままにソレを演じる。
決して型に嵌まることなく、感じるままに。
そして、それが、アジとなって、聴き手に伝わる。
同じ噺、同じ曲を、同じ人が演じても、その時によって、内容が変わる。
通という名の煩型に関わると
「誰々が、何時何時、何処何処で演った、○○がウンヌンカンヌン・・・」
明るくない身からすれば、微妙な取っ付きにくさを感じる一因。
そんな似た者同士が一緒になった。
はてさて、これの噛合わせが良いかどうか。
どーにも、微妙に感じられてならない。
更に加えて言うと、演出が微妙。
2話の見処は、菊比古と初太郎の初高座。
ガチガチに固まり、ただ、言葉を羅列することしか出来ない菊比古にはBGMも重く。
パンと張った第一声に始まり、ノリの良さで軽快に噺をする初太郎にはBGMも軽く。
この場面。
何を用いて空気を伝えたいのか。
演者に任せるなら、BGMが邪魔。
BGMで出したいなら、噺が長すぎて冗長。
この作品で最も魅せたいものはなんなのか。
その一点を、もっともっと強調した作品にしても良さそうなのに・・・{/netabare}
EGA2:50 さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:今観てる
◆ストーリー
舞台は昭和50年代頃。刑務所を満期出所した元チンピラの与太郎は、1年前に慰問で訪れた落語家の八代目有楽亭八雲演じる「死神」を聞いて感動し、出所後そのまま八雲が出演している寄席に押しかけて弟子入りを申し出る。内弟子をこれまで取っていなかった八雲だが、彼なりの考えで与太郎に付き人として行動を共にすることを許され、家では八雲の養女・小夏と出会う。(wiki)
◆レビュー
第1話{netabare}
・作画、声優
ベテラン勢の声優のキャスティングだけあって、劇中の落語パートの演技の熱演は必見の質であった。作画も昭和の雰囲気を表現できており、申し分ない。
・キャラ
主人公はなんか軽い印象。いいキャラしてるなーと思ったのは八雲師匠くらい。
・音楽
主題歌の林原めぐみ×椎名林檎の曲はかっこいい。
・物語
内容としては、落語をテーマにして、昭和の世界観でテレビ小説+昼ドラを混ぜたような物語。第1話は1時間の長尺だったにも関わらずドラマパートのテンポ自体も悪くはない。
しかし、アニメとして視聴して面白いかと言われれば微妙なレベルである。
原因の一つは尺を裂いた落語パート。声優さんの熱演は見ものではあるものの、落語自体は退屈であり、延々と聞かせられたという印象であった。放送の時間帯が時間帯なので、疲れているタイミングで視聴したら眠くなってしまう。
もう一つはストーリー。トントン拍子すぎて話の盛り上がりがない。与太郎が破門されて、タイトル通り放浪するのかと思ったら、すぐ家に上げられちゃうし……。ちょっと盛り上がったのは、最後の引きとして使われた八雲と助六の過去くらいであり、これ以外に続きが気になる要素はない。
「噺家の愛おしき素顔と業を描く」って謳ってたくらいなので、もっとドロドロしたものを期待してたのだが……
・総括
視聴継続は今後の評判次第で様子見。
{/netabare}
第2話{netabare}
・総括
内容は八雲と助六の過去。どうでもいいが、風呂のシーンといい、見えそうで見えない感じといい、とある層に向けてサービスしてる感じがする。
前回とは違った八雲の未成熟な落語の演技や、助六の演技も素晴らしいと思いつつも、やっぱり落語自体はやっぱり冗長。落語の中身には飽きてしまい、途中から集中して聴けなかった。
あと、ストーリーの進め方は相変わらず淡々としてるので、高品質なダイジェストを眺めている気分であった。ちょっと盛り上がる箇所は八雲が家から捨てられたと再認識する所のみ。{/netabare}
第3話{netabare}
・総括
八雲がモテモテ&助六たちが満州に行って離れ離れ→戦争終結までの話。八雲が女子と付き合う流れは必要なのかこれ……?落語パートが少なくテンポはよかった。このくらいでちょうど良い気が。{/netabare}
Progress さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
3話がとても良かったので、貯めてた一話からの感想を書いていこうかなあと思います。
{netabare}
1話
初回の見所はやはり落語、落語のシーンが悪くちゃどうしようもない。BGMで「観客が盛り上がってるぞ~、笑ってるぞー」はいただけなかったが、落語映像は申し分ない出来。扇子や身振りの所作はもちろんの事、落語中に落語家の足がどうなっているかまで描き、生き生きとした落語家が描かれており、物を魅せる力があるアニメだと思いました。
また、寄席が観客席がどうなっているか、お囃子がどうなっているか、師匠の着物の着方等かなり取材が必要な部分があったと思います。そういったものが細かく描写されていることがわかればこのアニメが良く感じてきます。
2話
時戻って戦前、師匠の落語家見習い時代のお話。少し退屈に思えたのは、室内の中での会話劇が多かったからでしょうか。また、主人公の失敗や好きでない落語をしているのが辛いのは見てる側にも負荷がかかりますね。
3話
この回がよかったのは話の進み方が良かったというか、最終的にハッピーエンドで終われたからでしょうかね。主人公が落語を好きになっていること、恋愛をしたこと、満州から師匠たちがちゃんと帰ってきたこと、二つ目になって名が売れ始めることなど明るいことが多く、見てて楽でした。
細かい所は、疎開先の食事はああも良かったのかなと興味がわきました。また、寄席が、たたみに座布団が敷いているようなところは、当たり前ですがちゃんと調べてるんだなあと思いました。
また、出囃子のような裏方についてもきちんと描いているあたり(二人でやったりするんだなと感心しました)、細かな所まで取材しているなあと思いました。
昭和の戦前、戦中、戦後の服装や、疎開先の風景も良く取材しているのだろうと思うと、とてもすごいなあと感心しきりです。
{/netabare}
natu72 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
気になっていたんだが、コミックも途中で断念。
アニメなら見れるかなと思ったがどうにも合わないらしい。
esso-neo さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
神撃のニャンコ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
ただ アニメに惹かれたから
そちらに目が行かなかっただけで
偶に聞く落語には、
顔がどうにかされそうになった事もあります
だから このアニメが、どんな物かほんの一摘みの
興味は抱いてましたが、冒険譚や戦記 SFロボット作品で
アニメに惹かれた私には どうにも
落語のアニメは惹かれませんでしたが
とりあえず 面白い作品を見逃すのが嫌で
一話だけみたら 嬉しい事に凄く惹かれました
今期の作品で本当に続きが観たいと思えた作品です
もし 落語に興味がありましたら
その切っ掛けとして観るのも良いと思います
過去にじょし落?って落語アニメも あったみたいですが
そちらは どんな作品だったのでしょうかね?
とりあえず こちらの作品はライトノベルの様な
アニメの作画とは違う昭和の古い雰囲気を
醸し出すのに良い作品だと思います
今後の視聴を楽しみにしてます
nBIgr83957 さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
落語のシーンでとにかく引き込まれました。
ほんとに声優さんがすごくて面白い作品です
たくさんの人に見てほしいです!!!
なる@c さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
昭和元禄落語心中のアニメが高評価を得ることを、筆者はわかっていた。何故かと言うと、第一話にあたる「与太郎放浪編」はOVAとして単行本特典になっており、そのクオリティの高さに驚かされていたからだ。もちろん、スタッフはOVAとTVアニメで多少変わっている(各自参照のこと)ものの、あらかじめ制作が決定していたTVアニメの宣伝という意味でのOVAならば、大きな変更はしないだろうと思っていた。
とはいえ、やはり時間という制約があるTVアニメ、しかも初回は一時間に抑えて二話の「八雲と助六編」に繋げなければならないということで、最初の八雲師匠との出会いから座敷に上がるまでの部分が少し駆け足になってしまった感は否めない。本作品の魅力を120%味わいたいのであれば、どうにかして単行本7巻の特装版を手に入れて視聴することをおすすめする。
さて、声優の演技だが、それぞれの耳で確かめてほしい。個人的な印象としては
・スネオ声の使いどころ
・良い落語悪い落語
・凛としすぎた老人声(良い意味で)
といったところだろうか。
わかる人にはわかってもらえると思う。
今期アニメの中でも注目している作品なので、これからも注視していきたい。
wjk_anima さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
『 とっ と とにかく、 やばいでぇ~ 』 これ ホンマ、 しかし…
「 せやさかい、 とっとと みんしゃいねぇ 」
匠の神からのお告げ
綿貍 さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:今観てる
ニック さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
刑務所で聞いた落語に心惹かれ出所後に落語家を目指すというなんとも珍しいストーリー。少々中だるみの気があったが、今期期待のアニメ。落語の作画もよかった。
ただ、絶対に円盤が売れない内容。いわゆる質アニメ。今期は質アニメが多い気がしなくもない。
プリングル さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
金曜の深夜TBSに落語のアニメ……『じょしらく』の復活…?なんて大きな勘違いでした。(もちろんじょしらくも素晴らしい作品ですが)
落語について恥ずかしながら全くの知識なく見始めて、初めて落語というものに触れられた気がします。
寄席のシーンは圧巻の一言。
画面の中に吸い込まれて、まるで実際にそこにいる客として落語を聞いている気になってしまいました。
思わず呼吸も忘れ、キャラの動きを見逃すまいとまばたきも忘れ、声優の素晴らしい演技に耳をそば立ててしまう圧巻のシーンです。
映画を見ているかのような完成された作品で、1話を見る限り、今期のアニメで1番オススメしたいアニメです。
ドラもんろー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
初回は30分以上あり、長いなと思ったけどあっという間!
これは落語に興味がない人でも十分楽しんで見れると思います。
声優さんたちの本気の落語も見ごたえ(聴きごたえ)あり!
ストーリーは緊張や高揚感があり感情移入していました。
BGM、OPはとてもオシャレ。
とにかく引き込まれました。
原作買おうかな・・・!
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師匠と交わした約束を 胸にしまって芸を磨き ついに与太郎、真打に。 射止めた名跡は三代目助六。 八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、 焦がれて手にしたはずなのに、 おのれの落語が揺るぎだす――。 八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの 与太郎の落語とは――!? (TVアニメ動画『昭和元禄落語心中』のwikipedia・公式サイト等参照)
関智一、石田彰、山寺宏一、小林ゆう、林原めぐみ、家中宏、牛山茂、山口勝平、加瀬康之、須藤翔、茶風林、遊佐浩二、林家しん平
原作:雲田はるこ『昭和元禄落語心中』(講談社『ITAN』連載)、 監督:畠山守、シリーズ構成:熊谷純、キャラクターデザイン:細居美恵子、落語監修:林家しん平、色彩設計:佐野ひとみ、撮影監督:浜尾繁光、音楽:澁江夏奈、音楽制作:スターチャイルドレコード、音響監督:辻谷耕史、音響制作:ダックスプロダクション
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