いさ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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すべてがFになる THE PERFECT INSIDERの感想・評価はどうでしたか?
いさ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
スィースィーレモン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
こちら放送当時、ドラゴンボール 復活のfが放映していたので、この作品のことを何もかもがフリーザになると思っていたものです。
感想
犀川先生の探偵ない感じがたまらないですね。
モエちゃんのワトソン感もたまらないです。
そして、このアニメ妙に前半回想シーンが少ないのですよ。
だから、なんかあるのかなと思っていたら
いいトリックがありました。
思わず、魅入ってしまいました。
あと さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
・天才准教授の犀川先生と天才女子大生西之園萌絵が不思議な殺人事件に巻き込まれていくミステリーアニメ。
・原作は全部読んだことがあるんですけど、この話から始まるミステリー長編小説。面白い話もあれば読んでもなんとも言えない話もあったりですけど、そもそもミステリーを解くような作品では無く、事件を解決するという話でもないのでなんだかモヤモヤする終わり方もあったりします。基本的に会話で話が進んでいくので、中々映像化は厳しいと思っていました。
・感想としたら、話のテンポがだいぶゆっくりで、1つの事件について進めるのもそうですけど、元の小説からしてずっと犀川先生がうだうだ言いながら悩んで後半に種明かしをして犯人を当てるものなんですけど、それがアニメとしてはあまりにも見所も盛り上がりもなくてキツかったですね。
・このアニメがすべてがFになるの小説の面白さがあるかというと全くそんなことはなくて情報量も出せなくてなかなか難しかったと思うんですけど、ミステリー小説をアニメ化する意味というのは十分にあったとは思います。アニメとしてはもうミステリーもなにもなくドラマとしても薄いので中途半端な出来な感じですけどね……。
・いいところとしてはめちゃくちゃ良かったのはOP,EDは好きでした。アニソンらしくない。
Bee@ぐーるぐる さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
青龍 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本作は、完全な密室から脱出した殺人犯を追うミステリーもの。
犯人のトリックやタイトル回収については、作中のヒントを追っていければ納得のいく作りになっていると思う。
ただ、視聴者を選ぶとすれば犯人の動機だろう。なぜなら、この殺人犯が天才で、言っていることはいかにも頭の良い人が考えそうな理路整然としたものなのだが、その内容について、私を含む多くの凡人は共感できないと思われるからだ。
このアニメと近い感想だったのが、ちょっと昔の映画だが、パトリス・ルコント監督による1990年のフランス映画『髪結いの亭主』。殺人犯の心境よりは、恋愛の方がまだわかってもらえるかと思ったので紹介する。
【以下、上記映画のネタバレ】
この映画は、{netabare} 理髪店を営む若くて美人でグラマラスな妻のいる中年の冴えない夫の話なのだが、結末がとにかくすごい。
彼らが10年ほど幸せな夫婦生活を送った後、突然、妻が入水自殺をするのだ。その理由が、美人な妻が浮気をしていたとか夫に不満があったとかではなく、いずれ自分が老いて今の幸せな時間を継続できなくなるときがくるから、そうなる前に今の幸せの絶頂期を永遠にするため自ら命を絶つというもの。
いやいや、そうだとしても死ぬことないとか、残された夫はかわいそうじゃないの?とか、極端すぎるでしょうというのが我々凡人の発想(笑)。
ただ、その美学は、徹底かつ完全な美しさを追求したある種の人生哲学として見れば、自分は真似しないけれど、理屈がわからないこともないというところが本作との共通点かと。{/netabare}
【以下、ネタバレを含む本作の感想】
{netabare} 印象に残った四季の言葉として、「私は自分の意思で生まれてきたわけではないから、死ぬときも、自殺ではなく、自分の意思では死にたくない」というもの。確かに、首尾一貫した美学・人生哲学ともいえるけど、共感はしないよねという。
また、他人の干渉を煩わしいと感じるか、「他人の役に立つ」として自分の存在理由と捉えるか。頭のいい人ほど、真賀田研究所のように、外部との接触を避けて、自己完結する傾向が強いらしい。
ただ、四季は、多重人格者なので、確かに自己完結しているのだけれど、四季という人格を確立するために他の人格を必要としている。無理に自己を統合しないことで四季という人格を守り、そのために分裂するって、確かに、首尾一貫してるとはいえるけど、共感はしないよねという(笑)。
あとは、四季は、どっからどこまで計算してたんですかね。最後、犀川から警察に捕まるふりをして逃亡したところなんかを見ると、そこまで計算していたようにも思えてしまう。
四季には、PSYCHO-PASS1期の槙島聖護みたいな魅力があった。あまり深淵を覗いて引き込まれたくはありませんが(笑) {/netabare}
最後に、声優について、本作は、犀川準教授(加瀬康之さん)とその学生である西之園萌絵(種﨑敦美さん)の二人の会話を主軸として終始進んでいく。
その内容がお互いのちょっとした言動等から相手を客観的に分析して(おそらく萌絵としては恋愛的に)優位に立とうとするところがあり、とても理系っぽいのだが、萌絵のちょっと背伸びしてる感じを種崎さんが好演している。
あとは、鈴木達央さんが、普段あまりやらないような冴えない研究副所長役をやっていたのが新鮮だった。
なっぱ𖧷𓈒𓂂 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作未読。予備知識なしの初鑑賞。
"ノイタミナ"作品は割と好みのアニメが多いので、
こちらも最初の画面にノイタミナと出た瞬間
期待値がかなり上がりましたね!
途中まではその期待を裏切らない面白さで、
起きる事件も推理の過程もよかったのですが
タイトルにも書いた通り最後がっ( ;꒳; )
これは本当に好みの分かれる展開なので
自分に合わなかったとなっても仕方のない事だと
残念に思わず割り切れる作品でした。
元々私のアニメの楽しみ方は
共感性を求めるものではないので
共感するから面白い・共感できないから面白くない
という判断にはならないのですが、
この作品の結末に関しては
いかに犯人の思考に共感できるか納得できるかが
最終的な作品の面白さの鍵となっている気がしますね。
これが理解できないと、
途中までの「わ〜面白い止まらない!」という気持ちに
「ん?」という終止符の打ち方をされるかもw
音楽についてはなんだか癖になるOP曲の
【♪talking/KANA-BOON】
作品のことを考えずに曲だけを聴けば好きなのですが
このポップな感じで始まるには作品の雰囲気と
あまり合っていないような違和感があります。
作中でのBGMの使い方は個人的に好きでした。
(BGMという言い方で合ってるかな?)
会話中BGMが流れずに静かな中で言葉に集中できたり、
流れてきても邪魔にならない程度だったり、
かと思えば喋る人物の感情が昂り出すと
音楽がだんだんと大きくなっていって
不穏な空気がビシバシ伝わってきたりと、
音の種類だけでなく流し方に工夫がされていて
こういう音楽の使い方をする作品っていいですね。
謎の怪盗 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
fuzzy さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ウェスタンガール さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
このアニメを観ながら、ふと思い出した絵がある。
子供の頃持っていたカラー刷りの百科事典、その中で見つけた不思議な絵だ。
それは一昨年全ての修復を終え、一般公開にこぎ着けた中世フランドル絵画の最高傑作である『ゲントの祭壇画』の一枚、別名「神秘の子羊の礼拝」とも呼ばれ、イエス・キリストを表す子羊が祭壇で生贄(いけにえ)にささげられる様子が描かれたものだ。
その作品に再び再会をを果たしたのはテレビ越しではあったが、それはそれは驚いたのである。ただの羊であったその顔は、製作当時の姿に修復され、我々を見据えている。宗教心など全くなく、ましてや拝金似非教団とのつながりなど無い私ではあるが、見透かされているような畏怖を覚えたのである。
印象的な“あのシーン”に被ったのである。
そして勿論、『羊たちの沈黙』につながってゆく訳だ。
原題は“The Silence of the Lambs”だそうだ。
ラムは、門歯(永久歯)が一本も生えていない子羊のことであり、純粋さの象徴であり、屠殺される運命を前に沈黙する姿でもある。
人間はどうだろう?
一般的には、永久歯が生え揃うと言われる(ネタバレ)歳。
思春期を超え、青年期に指しかかろうとする時期。
ラムがマトンとなり、やっと“らしさ”を押し出そうともがいて行くとき。
面白い作品であった。
この辺りにしておこう。
もう強烈なネタバレを遣らかしそうなので…。
nas さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
テングタケ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
shino さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
森博嗣メフィスト賞受賞の本格ミステリー。
多くの続編を生んだ傑作シリーズの始まり。
混乱を覚えます。
すべての言葉が意味をなさないのではと。
{netabare}事件を丁寧に描いてくれていますが、
事件の全貌が見えてくると同時に、
犯人の動機がとても繊細で、
観念的な方向へ進むからです。
そして告白しなければいけません。
その動機をどこか「理解できる」のです。{/netabare}
極めて理性的で合理的な方、
真反対に精神薄弱の方にはお勧め出来ません。
ここでは劇中で交わされた、
印象的なある独白をピックアップして、
皆さんの判断を仰ぎたいと思います。
物語の根幹に通じる独白ですので、
少しでも興味のある方は開かないで下さい。
{netabare}子供の頃は誰でも1つの人格ではなかったはずだ。
常に矛盾し今よりもっと多様な考え方をしていた。
それが成長するにつれて矛盾を統合し、
1つの人格になろうとする。
大人になるとは1つの精神、肉体に縛られることだ。
ただ解き放たれたい、その為の儀式である。{/netabare}
問いかけに立ち止まるのが人間だと思う。
束縛と寄り添って歩むのが人生だと思う。
もしどこかで出会えたら、
聞いてみたいことがたくさんあるな。
にゃん^^ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
gkm さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
latte さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ニワカオヤジ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
●原作小説
原作のS&M(犀川&萌絵)シリーズは全て既読。ただしかなり昔です。
本作はS&Mシリーズの一作目で、シリーズ中では最も面白い作品です。というか、S&M全体がそれほど面白くないんだけど。
私は本作がまあまあ面白かったのでまた面白くなるのかなと思いながら惰性で読んでいましたが、最終巻のあまりのつまらなさに森博嗣作品を読むのは止めました。
年に10冊も長編小説書く才能があるならもっとプロットを練れよ! (ただの嫉妬)
●事件が1件だけ
1クール使って一つの事件のみを扱うのは、「虚構推理」をも上回るスローペースです。犀川先生のタバコ吸いながら無言のシーンがやたらと多いので、このダメ准教授に禁煙させたら1クールでS&Mシリーズの半分は入ったんじゃなかろうか。
●キャラデザ
安易な萌え絵にせず、主人公すらぱっとしない見た目にしたのは評価できます。犀川が美青年だったら速攻見るのを止めたでしょう。
ただしヒロインの萌絵は、「誰もが振り返るほどの美人」の設定ですが、奇抜なファッションに思わず振り返ってみたら微妙に可愛くない「見返り不美人(byボ・ガンボス)」もしくは「木村カエラを意識した勘違い女」という造形であり、ちょっとかわいそう。
●天才
レベルは違えど、真賀田四季、犀川、萌絵と三人の天才が出てきて思考実験を繰り広げます。
犀川は原作者自身を投影したキャラクターだと思います(当時実際に名大准教授)が、そんな犀川を「天才」として作中で扱うのはいかがなものか。言ってて恥ずかしくないのか?。 (ただの嫉妬)
四季は、天才犀川をも凌駕する天才として描かれていますが、やはり天才じゃない人が天才を創造することは難しいですね。
頭が良いんだろうけど、それ以上に頭がおかしい方が目立つ残念な人になっちゃっています。
●理系ミステリ
原作の発表当時から理系ミステリと呼ばれていますが、「理系」なのはコンピューターが関連したトリックくらい。
「ミステリ」要素は、最後に犯人が判明する、というだけで、本格ミステリのような謎解きのカタルシスはあまりない。
ということで正しくは「理系ミステリ」ではなく「劣化SFサスペンス」ではないかと思います。
ちなみに原作の2作目以降、更に「理系」と「ミステリ」の要素はなくなっていき、犀川先生は事件が起きたらすぐに犯人が分かってるっぽいけどタバコばっか吸って物語の終盤にやっと種明かしをする。そしてなぜ犯人が分かったのかイマイチ理解できない。
不十分な証拠しか提示してないのに、犀川が天才だから、で論理的な推理が誤魔化されているように思える(実際にはそうでもないかもしれないけど、斜に構えたカッコイイ台詞(笑)に翻弄されてしまう)。いくら旧帝大とはいえ工学部の准教授止まりで天才ぶってんじゃねーよ! (ただの嫉妬)
●西之園萌絵の車
アニメではアルファロメオの4Cに乗ってますね。原作でも萌絵はマニュアルのスポーツカーが好きな描写があります。なお、4Cは2ペダルMTなので萌絵の趣味には本当は合いません。
原作のシリーズ前半はアルファロメオの2シーターに乗っていますが、後半はポルシェのボクスターに乗り換えます。
この辺りは、金持ちじゃない人が想像したお金持ち像みたいですね。アルファが好きな人がボクスターとか乗らないよ! そもそもアルファって高級車っていうほどでもないし、金持ちがポルシェ買うならボクスターじゃなくて911にしろよ!(ただの嫉妬)
プラ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
うぐいす さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
男准教授に女の子が助手になって事件を解き明かしていくお話。
一度断念しているが、最後まで観てもやはり分からなかった。
作画や音楽でスタイリッシュな雰囲気を醸し出している。
色んな仮説を立てるが、監視下でそれは無理でしょってのもあって何ともしっくりこなかった。
みゃう さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
DB さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
自分が推理できるわけでもなく、雰囲気を楽しむ作品でしょうか。
ほんとに淡々と終わってしまったし、これで終わりなの?って感じもしましたが、まあ最後まで見たしそこそこ面白かったということで。哲学的やりとりは嫌いではないが万人受けはしないかな。
ヘラチオ さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
どんな結末で終わらせるのかなと思って期待し続けたけど、残念。
犀川がなんかもてているし、天才扱いされているけど、ただのニコチン中毒だし、天才的に事件を解決していない。見ていてイライラした。優しい一面もあるけど、基本的に気遣いできてないから優しいのか?
西之園も天才扱いされている感あるけど、ただ計算早いだけやん。恋のせいでポンコツなんか?
OP
talking 歌 KANA-BOON
ED
ナナヒツジ 歌 シナリオアート
事件の概要
{netabare}
犀川研究室の旅行で、愛知県にある妃真加島に向かった犀川創平と研究室の面々。犀川の恩師の娘である西之園萌絵も研究室の正式なメンバーではないが参加していた。妃真加島にはその所有者である真賀田家が設立した真賀田研究所があり、実は萌絵は愛知県知事夫人の叔母の縁故もあって研究所と多少の関わりがあった。
真賀田研究所には優秀な研究者が集い、彼らなりの論理・生活形態とそれを許容する環境の下で精力的に研究を進めている。その頂点に君臨するのが、真賀田四季博士。彼女は現存する最高の天才で、名実ともに研究所の活動の中心人物であったが、過去に犯した殺人によっても有名人物であり、研究所の一画に隔離されている存在でもあった。
研究所に訪れた犀川と萌絵は、研究所に勤める山根幸宏、水谷主税、島田文子、望月俊樹、長谷部聡と共に不可思議な死体を見る。死体は四季で、ウェディングドレスに身を包みP1ロボットに固定され手足が切断されていた。自殺が疑われたが、その場に現れた医師の弓永富彦は「遺体の状態から殺人である」との見解を示す。同時に、研究所独自のOSである“レッドマジック”や研究所のサブシステム・デボラは制御不能になり、メール・電話共に発信できないなど異常をきたしていた。その後、所長の進藤清二が四季の妹である真賀田未来を連れて研究所のヘリポートに到着し、進藤は警察に連絡すべく再び研究所を発つ。しかし、いくら待っても進藤が現れないことを訝しんだ犀川たちはヘリポートに向かい、停留していたヘリコプターの中から進藤の刺殺体を発見する。ヘリの無線は破壊されていたため警察への通報は不可能となった。
望月の提案により、犀川・弓永・望月・山根の4人は四季の部屋へ入室し、仕事部屋で発見したパソコンを起動させ、パソコン内のスケジュールカレンダーの中から「すべてがFになる」という一文を見つける。更に、<Read Me>という名のフォルダには四季と四季の中の別人格である栗本其志雄と佐々木栖麻とのやり取りが残されており、その中で交していた会話の通りにパソコンにはレッドマジックとコンパイラ以外残されていなかった。
その後も防犯カメラや、過去に四季の部屋に届いた荷物を調べても不審な点が見当たらず、不可解な点は解消されないままだった。翌日、この現状を打開するため、山根はOSをレッドマジックからUNIXに切り替えることを決断する。OSの切り替えは午前11時頃に行われ、切り替えが終わると外部への連絡手段も復活する。通報を受け、刑事の芝池や萌絵の叔父で愛知県警本部長の西之園捷輔をはじめとした総勢100人程度の捜査員が研究所に到着する。また、島田とのインタビューを約束していた女性誌記者の儀同世津子もやってくる。警察の捜査が進められて行く中、島田はシステム切り替え時より姿が見えなくなっていた山根を、山根の部屋のバスルームで発見する。山根は胸を刺され服を着たまま倒れていた。
犀川は防犯カメラに今日記録されたデータの中から、正午12時からの1分間だけデータが抜け落ちていることに気付き、犯人とレッドマジックの暴走原因も突き止める。レッドマジックにはタイムカウンターが付いており、稼働し始めたときからカウントダウンが始まり、16進法で使用可能な4乗の最大値65536より1つ小さい数で10進法で表した時の単精度型整数の最大値65535[注 2]、これを16進法に変換した時の値FFFFになるまでカウントされ、すべて桁がFになると黄色いドアを開かなくして既定の時刻で開くようにプログラムされていた。
やがてVRカート上に現れた四季は進藤と山根、そして進藤との間に身籠った名前のない娘の3人を殺害したことを認める。四季は部屋から出ることが無かったことから生まれた子供には名付けなかった。子供には15より大きな数字を教えず、人間は15年までしか生きられないことと、14歳になったら両親を殺すように言い聞かせていたが、娘がそれを実行しなかったため計画を変更して四季が娘を殺し、指紋を隠すために手足を切断する。死体をP1ロボットで部屋の外に出し、外で騒ぎになっている隙に部屋を抜け出して、所長室から「真賀田未来を連れて帰る」とメールを送った後、ヘリコプターの機内で進藤をナイフで刺す。その後、髪を短く切り真賀田未来を装っていた。所内では脱出方法を考える時間が確保され、プログラムリセットが行われないことと自身の死を隠すことは想定していたが、犀川と萌絵が関わってきたことが計算外の厄介な問題になり、更にはタイミング悪く山根がレッドマジックの仕組みに気付きOSを切り替えようとしたことで計画の妨げになることからやむを得ず殺害し、システムのリセット時刻を11時までに引き延ばす。リセット後、警察が到着する前に研究所を出て世津子と入れ替わる形で船に乗って妃真加島から脱した。
それからお盆の終わり頃の日曜日に犀川は大学の図書館で四季に出会う。四季と会話を交わした後、四季はその場に現れた男たちに連行された。
{/netabare}
第一章 白い面会
第二章 蒼色の邂逅
第三章 赤い魔法
第四章 虹色の過去
第五章 銀色の希望
第六章 真紅の決意
第七章 灰色の境界
第八章 紫色の夜明け
第九章 黄色の死角
第十章 紫苑色の真実
第十一章 無色の週末
gNHir70047 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作は森博嗣先生の処女作で、内容は少し理系の要素が入ったミステリー小説。 といっても、理系の知識が無くても本筋は理解できるので問題無し。
原作未読者的に言わせてもらうと、何人かのキャラは想像していたのとかなり違っていたのはそこは不満でした。 しかし内容は原作に忠実ですし、無駄なBGM等を極力省いたり声優も耳触りの良いシンプルな演技を心がけていたりと、まるで小説を読んでいるかのような雰囲気でとても見やすい作品になっています。
前述の通り原作を見た後だとキャラのイメージの違いに戸惑う事があるかもしれませんが、未読者であればすんなり入り込めると思います。 特にミステリー好きの方にはオススメです。
ツークツワンク さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
むらさきたましい さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ソラノヲトが良かったので、同じ神戸監督とA-1の作品として視聴しました。
浮世離れしているため、感情移入しづらいキャラクターがたくさん出てくることや、展開が読めなかったこともあり、中盤までは苦労しましたが、後半にスイッチが入ってからは、面白かったです。
少し前の作品ですが、MONSTERを思い出しました。
三毛猫メリー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
過去に視聴済み。
島で起こった事件の謎を犀川が解く話。
ミステリー系は好きなので面白かった。
萌絵がわがままお嬢様ですが、シリーズが
進むにつれて少しずつ変わっていきます。
続編も是非アニメ化してほしいものです。
かっぱ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
流石、原作がよくできたミステリー小説なだけある。
いきすぎないテンションで心地よく進んでいく。
ページを早くめくりたい気持ちのように次の展開、話数を観たくなる。
キャラのかけあい小さじ一杯。隠し味として絶妙なエッセンスとなっている。
これはもう、原作を読むしかない。そう思った。
あと、ノイタミナにしてはOPよかった。
シワーる さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
いろいろ謎を提示してきて次回が気になる作りになっている点は良いと思う。しかし、最後に種明かしをされてみると、いまいち納得出来ないというか理解できないというか。とにかく真賀田四季が常人では思い知れない思考の持ち主だから納得してくれとでも言うような。ここまで見続けたことが虚しくなってしまうような終わり方だった。
EDの歌はとても好きでした。
Jun さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
TaroTanaka さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
犯人の動機を理解できる人は少ないだろう。
私は動機が全く理解できなかった。
またトリックも、
奇跡的な確率でしか成功しえないであろうことを、
天才であるがゆえにすべてを見通していたため
成功して当然であるかのような描かれ方をしている。
(原作でどのように描かれているか知らないが
アニメを見ただけだとそう感じる)
腑に落ちない点は多いアニメであった。
それにも関わらず高評価なのは下記による。
・密室殺人という謎を早期に提示し飽きさせない
・主人公と西之園萌絵、真賀田博士などの間で交わされる哲学的な会話がthought provokingであること
・プログラマ、SEであれば理解できるトリック(納得はあまりできないが)
・キャラクタたちのディテール・コメディタッチなシーンの良質さ(西之園萌絵がポッド内で見る主人公とのデート妄想シーンとか)
やはり、一般小説が原作である作品は
ディテールに無駄がなく良質である。
と改めて感じた作品となった。
こういった作品はラノベのように
原作焼畑農業で狩りつくされていない領域であるので
どんどんアニメ化してほしい。
舞城王太郎とか麻耶雄嵩とか
歌野晶午とか島田荘司とかアニメ化希望。
(映像化しにくい作品が多いが)
すべてがFになる THE PERFECT INSIDERのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
すべてがFになる THE PERFECT INSIDERのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
森博嗣の『S&Mシリーズ』が原作。
映像化するのは、「エルフェンリート」の神戸守監督とA-1 Picturesのタッグ!
理系の女子大生の西之園萌絵と工学部建築学科准教授の犀川創平が難事件に挑むサイエンスミステリーとなる。(TVアニメ動画『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』のwikipedia・公式サイト等参照)
加瀬康之、種﨑敦美、木戸衣吹
原作:森博嗣『すべてがFになる』『四季(全4冊)』(講談社文庫刊)、キャラクター原案:浅野いにお、 監督:神戸守、シリーズ構成・脚本:大野敏哉、脚本:渡辺雄介/雨宮まみ、キャラクター原案:浅野いにお、キャラクターデザイン:奥田佳子、色彩設計:ホカリカナコ、美術監督:甲斐政俊、3D監督:福田陽、撮影監督:荻原健、音楽:川井憲次、音響監督:清水勝則、プロップデザイン:宮川治雄、研究所デザイン:長澤真、編集:瀬山武司
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1997年春アニメ
名探偵金田一耕助を祖父に持つ主人公・金田一一が、遭遇する難事件をパートナー・七瀬美雪や「親友」剣持勇警部、「ライバル」明智健悟警視らとともに、抜群の推理力で次々と解決していく!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年春アニメ
何事にも積極的に関わらない奉太郎が、姉の命令で入部させられた古典部で、部員の少女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。省エネ少年と好奇心少女が繰り広げる青春ミステリー。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年春アニメ
名探偵・金田一耕助を祖父に持ち、自身もIQ180という不動高校2年生の金田一一が、幼なじみの七瀬美雪、よき理解者である警視庁捜査一課の剣持警部らとともに数々の難事件に挑み、解決していく。 原作は1992年から2001年まで週刊少年マガジンに連載されたあと、2004年から不定期連載で復活。2012...
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放送時期:2008年秋アニメ
元映画女優・美波絹子の妹・加菜子が何者かにさらわれた。その背景には、八王子で起こった連続バラバラ殺人事件と、「御筥様」を祀る宗教の奇妙な噂、箱型の建物とのつながりがあり…。 憑き物落としの京極堂、小説家の関口、刑事の木場、探偵の榎木津らが事件を追う!
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放送時期:2010年冬アニメ
16歳の少年 九澄博士(くずみ・ひろし)は、都心から離れた山間にあるニュータウン嫦娥町(じょうがまち)で暮らすこととなった。 河川が“旧市街“と”新市街“を分断するこの町は、今もまだ謎に包まれた土地文化や風習が数多く残っている。取り立てて目立つ存在ではなかった博士をクラスメイトはあり...
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放送時期:2013年夏アニメ
どこにでもいそうな平凡な少年・苗木誠は、「超高校級の才能」を持つ現役高校生しか入学出来ない羨望の象徴「希望ヶ峰学園」に「超高校級の幸運」として抽選で選ばれたことを機に、「卒業すれば人生の成功が約束される」というこの学園に入学することになる。 迎えた入学式の日、意気揚々と希望ヶ...
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放送時期:2011年秋アニメ
“終戦”を迎えたばかりの未来の東京。そこでは、探偵業が流行らなくなった代わりに、メディア王・海勝麟六が膨大な情報量と優れた頭脳を生かして、幾多の難事件を解決していた。しかし、実は麟六の推理には裏があり、それをあぶり出すのが、「最後の名探偵」を自称する結城新十郎と、その相棒・因果...
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放送時期:2015年秋アニメ
北海道の旭川を舞台に、抜群の美貌とスタイルを持っているのに美しい骨を愛でるのが大好きなお嬢様の九条櫻子と、そんな彼女に振り回される平凡な高校生の館脇正太郎の2人が、骨にまつわる事件にかかわっていく物語。
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放送時期:2011年冬アニメ
聖マルグリット学園の図書館塔の上の上、緑に覆われたその部屋で、妖精のような少女―ヴィクトリカは待っている。自らの退屈を満たしてくれるような、世界の混沌を―。その少女は語るのだ。パイプをくゆらせながら。「混沌の欠片を再構成しよう」そして、たちどころにそのどんな謎をも暴く…いや、〈言...
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放送時期:2018年夏アニメ
「京都寺町三条のホームズ」は京都の小さな骨董品店でアルバイトを始めた女子高生・真城葵が、その骨董品店のオーナーの孫で、周囲から“寺町三条のホームズ”と呼ばれている青年・家頭清貴と、骨董品にまつわる奇妙な依頼を解決していくライトミステリー。
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放送時期:2015年秋アニメ
「ワンパンマン」は、強くなりすぎたためにどんな怪人も一撃で倒してしまうヒーロー・サイタマが主人公のアクションもの。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2015年11月21日
学校の存続を懸けた第63回戦車道全国高校生大会を優勝で終え、平穏な日常が戻ってきた大洗女子学園。 ある日、大洗町でエキシビションマッチが開催されることに。 大洗女子学園と知波単学園の混成チームと対戦するのは、聖グロリアーナ女学院とプラウダ高校の混成チーム。 今やすっかり大洗町の...
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放送時期:2015年秋アニメ
すべては、“進化”する―!!「週刊少年ジャンプ」で絶賛連載中・コミックス累計1,600万部突破の次世代王道スポーツ漫画、『ハイキュー!!』。2014年4月~9月に放送されたTVアニメの好評を受け、2015年10月から、TVアニメ セカンドシーズンが待望の放送スタート!監督には『おおきく振りかぶって』でアク...
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放送時期:2015年秋アニメ
十月下旬、私立直江津高校三年生の阿良々木暦は、転校してきたばかりの一年生女子、忍野扇を後輩の神原駿河から紹介された。 放課後、扇は不思議なことを言い出した。彼女はとある事情から転校を繰り返しており、新しい学校に来るたびにその図面を作成しているという。そして、直江津高校の図面を...
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放送時期:2015年秋アニメ
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。 道にまよって偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込む事になっていた喫茶店だった。 ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チ...
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放送時期:2015年秋アニメ
黒いジャージにスカーフ姿の“夜ト”は、祀られる社の一つもない貧乏でマイナーな神様。自分の社を築くべく、賽銭〈5円〉で人助けをする、自称“デリバリーゴッド”である。交通事故に遭いそうになった夜トを助けようとしたことがきっかけで、“半妖(魂が抜けやすい体質)”となった良家の令嬢・壱岐ひよ...
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放送時期:2015年秋アニメ
魂を魔剣に変えて戦う現代の魔法使い“魔導騎士”。 その学園に通う黒鉄一輝は魔法の才能がなく落ちこぼれた“落第騎士”だ。 だがある日、異国の皇女にして“A級騎士”のステラから『敗者は一生服従』という決闘を一方的に挑まれ―勝ってしまう! 一輝は魔法の代わりに剣技を極めた異端の実力者だ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2015年9月26日
capitolo1 その 逢いたかったあなたに・・・先輩の灯里に同乗してもらい、今日もゴンドラの練習に励むアイ。そのさなか、灯里は運河を行き交うゴンドラの中に藍華とアリスの姿を見つけます。プリマ・ウンディーネになってからというもの、忙しくてなかなか会うことができないでいた3人。ほんの短い...
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放送時期:2015年秋アニメ
かつて“厄祭戦”と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから約300年。地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。かりそめの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。 主人公の少年である“...
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放送時期:2015年秋アニメ
“アスタリスク”と呼ばれる水上学園都市“六花"を舞台に物語は展開する。 アスタリスクは、世界最大の総合バトルエンターテイメント星武祭の舞台であり、六つの学園に所属する星脈世代の少年少女がここで覇を競う。