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「乱歩奇譚 Game of Laplace(TVアニメ動画)」

総合得点
61.7
感想・評価
664
棚に入れた
3150
ランキング
5279
★★★★☆ 3.3 (664)
物語
3.1
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.2

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乱歩奇譚 Game of Laplaceの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

れい78 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

5話 芋虫

これは本当に鬱でした。映画の22年目の告白〜私が殺人犯です〜を思い出しました。妹と二人暮らしの刑事とかもうダメですね。明日お祝いしような!ケーキ買ってくる!なんて言ったら最悪のフラグが立ってしまうよ。洋服が揺れてる時の感じがほんと、、、あれ、そんなとこ風で揺れるはずないのに。辛すぎて、鬱すぎる。

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 92
サンキュー:

1

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

江戸川乱歩?

つまらない日常を過ごしてた中学男子。
その子の担任の先生がバラバラになって殺されて、その犯人に仕立て上げられた。
そこで事件おもしろーい!!ってなって、明智と出会って、弟子になる。
そこから色んな事件を解決していく。

中学男子が女の子みたいな容姿な意味は?
女装する意味は?
BL味を出してくる意味は?
黒蜥蜴が失禁する意味は?
3分間ショッキングいる?
殺された先生の代わりに来たロリっぽい先生がリスカしてる意味は?

江戸川乱歩とは別物。
ちょっと失礼な気さえする。
ただ、声優だけは豪華。

投稿 : 2023/08/17
閲覧 : 123
サンキュー:

2

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

うっぷ

人をバラバラにして椅子にしたり
好きな人をミンチにして壁に埋めて

そんな話の中
萌え的なキャラデザの主人公が
僕の探究心は止められないのだっっっ!(キラキラ)
みたいな台詞

う。。。
作成してたスタッフの
精神が壊れてないか気になります

絵を萌え的にすれば
残虐な殺人の描写が薄れると思ったら
大間違い

江戸川乱歩さんもこんな感じで苦労して生み出した作品が歪曲されるとは思ってもないでしょう

という感想でした

残虐な殺人が行われたクラスが
すぐ復帰されてたのも
それを作成したスタッフの感覚に驚きでした

投稿 : 2022/11/02
閲覧 : 236
サンキュー:

4

ネタバレ

ケエン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作の違和感

個人的に、江戸川乱歩の作品には、おぞましい犯罪者を扱った作品などが数多くあって、悲惨な猟奇的殺人事件や犯罪者のエゴ的めちゃくちゃ思考などが表現できている点がポイント高い。
そして、江戸川乱歩の「少年探偵団シリーズ」原作の小林少年は、明智の助手として殺人事件や江戸川乱歩作品の代表的怪人二十面相に挑んでいくわけであるが、ここに違和感がある。小林少年はまだ小学生や中学生といった年齢なのにも関わらず、自身から明智探偵に関わって、大量殺人者を追ったり、時には敵に見つかって拘束されたりする。にも関わらず、小林少年は明智の助手であり続け、明智もそこに疑問を持たな(かった…はず)い。
そこには、小林少年の以上なまでの明智崇拝とともに、自身の危機感のなさというものもあり、このアニメでは、そこを少年コバヤシが猟奇的殺人に関わることで自身が生きているという実感を得られるというサイコパス的少年として描かれることによって解決しようとしたのだろう。ただの中学生が明智の助手になって、難事件に挑んでいくというストーリーだと一般的な感性の少年だったら難しいに決まっているのである。
{netabare}
そんな危うさを持っているヤバイ少年コバヤシであるが、まともな感性を持ったハシバによって現実世界にかろうじてつなぎとめられている。コバヤシやアケチほどの推理力もとんでもない思考や能力も持っている少年ではない。しかし、最後の最後でハシバによって真の怪人二十面相の企みを砕かれ、アケチやコバヤシの倫理や行動原理よりも最後にはただの友情が勝つという話の構造は、テンプレだがとても好きだ。
最後のコバヤシのセリフ「別にこんな世界、希望なんてないけど、生きていかなくてもいいかなと思っていたけど、でも今は少しだけ楽しくなってきたかもしれない」非現実にあるスリルを追い求めて自身が生きているという実感を得なくても、友情や学校などのある日常生活によって生きている価値を見いだせたコバヤシくんは今後もハシバとともに支えあいながら生きていくのだろう。
残念な点は、一般人が自身の価値観によって犯罪者を裁くという問題を作中のぶっとんだ倫理観を持った人々は追求することをしなかったというか、できなかった。アケチは過去の因縁によって怪人二十面相を追いかけ、コバヤシは非現実に憧れるあまりに気にしていないどころか肯定(怪人二十面相の企みに加担して自身も自殺)さえしようとしている。
しかし、作中では制裁=私刑を全面的に肯定しているわけでもなく、問題の解決を視聴者に投げっぱなしにしている。
そもそも、犯罪者が法律によって裁かれないっていう問題は現在もあるが、社会的に大々的な問題として扱われていないので、視聴者に差し迫った危機として感じられることはないのだろう。
せめて、作中内でキャラ同士の掛け合いなどで、犯罪者は断罪すべきか、否かについての考えや議論を聞かせて欲しかったところ。
{/netabare}
また、コバヤシくんの男の娘要素と微エロ要素いりました?数話だけならいいんだけど、毎話出さなくてもよかったんじゃない?少し気になった。

投稿 : 2021/12/13
閲覧 : 387
サンキュー:

3

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

復讐をどう捉えるか

・犯罪者に対する扱い方
犯罪者や悪者を出すアニメは沢山あります。
出てこないのはほのぼの系位ではないでしょうか。
程度はあれど、対応次第で印象が変わってくるものです。
本作の犯罪者達は「精神鑑定で罪には問われず、どうせすぐ出てこれる」という主張しており、現代の日本へ一石を投じているように感じました。
現実でもひどい事件だなーと調べてみたら、未成年の時に殺人を犯していた、みたいなケースありますしね。
再犯対策でアメリカだとチップを埋め込んだりしています。
より多くの人が、おかしいと気付き、感じる世の中にする為には良い作品だったように思います。
まぁそれでも可哀想だし、見ていてストレスではありますが…
あくまでも面白いかどうかは別にして、という事です。

・断罪者
怪人二十面相が犯罪者達を裁いていきます。
具体的には被害者と同じ死に方をさせます。
怪人二十面相の警官が捕まるも、模倣犯が続くといった設定でした。
いくら妹の敵で可哀想だとしても警官だし、何もしないというわけにはいかないといった所だったのでしょう。
ここからはこのアニメがそういう事柄に対してどう対応したかという話になります。
全員捕まえるのではなく、復讐を果たしてそのまま外で生活し続けている人もいる態にしていました。
また二十面相の模倣犯が増えた事で他の警官から、そっちの方が正しかったのではないかというセリフが出てきます。
これは捕まった警官に対してでしたが、感慨深いものがありました。
色々と被害者側に配慮されていたのではないかと思います。

・数式
行動を数式で予想出来る設定でした。
頭が良い事を表すのに数式を使うのは悪いとは思いません。
ただ、馬鹿っぽく見えてしまいました。
数式で電話かかってくるとかわからないでしょ、何言っているの?と。

・対象世代
若い世代が対象だったのではないかと思われます。
アケチが学年1位の成績で、喧嘩も強く、学校にも行かなくてよい特別待遇等、厨二感がありましたしね。
セリフで言えば「人々の心の中に、暗黒性という傷痕が残るんだ」が1番気になりました。

・無責任な大人達
同級生からのいじめもひどかったのですが、マスコミや警察や親などもそう描いていました。
作風が子供目線だったからか、過剰表現ではないかなと感じました。
ややしらけました。

・先輩警官
最終話エンディング中の「みんなでさ、適当に頑張っていこうよ」というセリフはなかなか深いものがあるように感じました。
後輩が若くして真面目にやり過ぎた為、犯罪者から反感を持たれたのではないかという伏線を直接的な言葉でなく回収している所は感動しました。

・話の終わらせ方
善悪でなく、友情に視点をずらしていて上手く終わらせていました。
その後のエンディングで世の中がどうなっていったか書かれていたし、それをアケチみたいな犯罪者を捕まえる側の人間に言わせなかったのがよく出来た所なのかと思います。
アケチがやっている事が全て正しいとは限らないし、それで全て解決されるわけでもない。
加害者が被害者の場合もある。
そういった所を考慮した上で作られたのだなーと。

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 435
サンキュー:

3

ネタバレ

ヒロミ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

声優はいいけど・・・

好きな声優さんが出演されているので観ましたが、1話途中で断念しました。コバヤシは人物紹介で他人に無関心でマイペースとありましたが、それでもあんな悲惨な殺人現場に居合わせて何故あんなに冷静でいられるのかわからない。そして物語にありがちな自分で犯人を探そうとするストーリー。あと、中性的なキャラだから女性の声優を起用したのかもしれないけど、逆にどうやっても女にしか見えない。ストーリー的には面白そうだから観たかったけどコバヤシのキャラが私的には無理で断念しました。

投稿 : 2020/08/05
閲覧 : 771
サンキュー:

3

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

小林のエロさは異常

それなりに面白かったけどオチが普通だったな、イカれた事件ばかりだったから最後も予想外の展開になるのかと思ってた。


一応サスペンス作品だけど推理要素は無い、どちらかというと事件そのものより事件を起こした動機がメイン。
それぞれの事件名は本物の乱歩作品と同じ、ただ軽く調べた限り事件の内容は全くの別物っぽい。


小林の視点だと主要人物(興味を持った人)以外同じ姿になっている、これが「小林の観てる世界」ってことを匂わせているんだけど・・・・ぶっちゃけ体のいい手抜きだよな(笑)

投稿 : 2019/11/17
閲覧 : 518
サンキュー:

2

ネタバレ

とむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

面白いのは面白いけど…

どの犯人より一番サイコパスなのはコバヤシやね。

投稿 : 2019/11/07
閲覧 : 414
サンキュー:

2

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観は良い

構成というか雰囲気がダン●ン系だなーと思ったら関わってる方が多数いらっしゃった。

声優陣が豪華で、目も耳も安心して視聴出来た。
一つのテーマに沿って乱歩作品登場キャラが豊富に出て来て楽しい。
初めはミステリー要素が面白かったけれど、途中からはメインの展開に持っていかれて、そこからは少し失速した感じ。
続かせようとすれば続く展開なので、ミステリー要素を前面に出したら
きっと惹きつけられると思った。

投稿 : 2019/08/29
閲覧 : 354
サンキュー:

4

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

江戸川乱歩の作品群を原案とし、設定を現代に移したオリジナルアニメ

とある中学校で起こった教師のバラバラ事件。
この学校に通う少年・コバヤシは、事件の捜査に訪れた天才探偵・アケチと出会う。
異常犯罪ばかりを捜査するアケチに対して興味を持ったコバヤシは、友人のハシバの心配をよそに、自ら「助手」を志願するところから物語は始まる。
---------------------------------------------------------

絵は見やすいデス。
キャラはコバヤシ君が思ったよりもぶっ飛んでます。外見は女の子みたいに可愛いんですケド、狂気的な危うさを秘めてる感じがします。アケチさんはカッコイイです。
なかなかグロイです。
ストーリが陰湿的な感じがして、解決してもスッキリした感じはしないデス。

投稿 : 2017/08/02
閲覧 : 353
サンキュー:

6

ネタバレ

sypea さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

興味をそそられる奇譚だった

結構倦厭されてるっぽいけど、私は好きだった。
ちょっとグロいし暗いけど、私の好みには合ってるので無問題!

探偵物としては云々という意見も分かるけど、「奇譚」というタイトルには合っていたんじゃないかなぁ。
奇譚ゆえに
何でこうなっちゃったんだろう?
どうしてこういうことしたんだろう?
って興味が毎回掻き立てられて想像(妄想?)が広がるのが楽しかった!
あとは、
江戸川乱歩の「現世は夢、夜の夢こそ真実」と
荘子の胡蝶の夢と
バタフライエフェクトと
謎の数式と…
いろんな要素が詰まってて、それがちょっとずつ重なってて本編見ながら曖昧な部分を自分で考えて補っていくのがワクワクした!

ただ、蝶々苦手だから出てくるたびにゾワゾワしてちょっと嫌だったかな(笑)
コバヤシ少年にいちいち顔を赤くするハシバ君が合間合間にちょこちょこ入るのもちょっとくどく感じたけど、まぁ内容楽しめたから結果おーらい(笑)

もう一周したいな。

投稿 : 2017/05/10
閲覧 : 281
サンキュー:

3

ネタバレ

たーきー999 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まぁまぁ

明智小五郎と二十面相の対決。面白ったけど短かったかな。

投稿 : 2017/04/18
閲覧 : 287
サンキュー:

1

ネタバレ

マキ夫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

面白かったと思う人は読まないで

元の作家が作った物語だから話はおもしろいのだけど、キャラ設定を間違ってるような気がする。

アケチが主人公なのはわかるけど現代はいろんな探偵アニメあるからといって、ひねりを加えたのがダメかと・・・。

アケチは探偵アニメによくありそうなキャラでよかったが、コバヤシは恐怖感情がなく、さらに傲慢な性格。ハシバは頭がよくてアニメでは正常なキャラだが、女の子に見えるコバヤシが好きと言う設定。

江戸川乱歩の作品の総集編をアニメ化した感じ。
アニメを制作した人はおそらく江戸川乱歩の作品を好きだと思うが、正直駄作としか言えない。

投稿 : 2017/03/10
閲覧 : 295
サンキュー:

4

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

乱歩は必要だったか?

 江戸川 乱歩作品は一時読み漁った時期があったけど、本作は原案を謳っていながら、
ストーリー自体はほぼオリジナルで、名称やモチーフの特徴などを拝借しただけといった感じ。
 ただ乱歩作品はエログロ要素を(当時としては)強く押し出した作品が多く、本作ものっけから
登場するバラバラ死体を初め、残虐性の強い描写が多く、そういった共通点はあるかも。
 面白いのはグロ要素が強く、ストーリーもシリアス主体でありながら、全体的にポップ感覚や
ユーモア性が漂っており、そういった部分は同じ岸 誠二監督の「ダンガンロンパ」に通じる
テイストを感じる。

 基本的には数々の事件を高校生探偵のアケチ コゴロウが解決していくという形を主軸として
いるが、探偵の推理から犯人特定に至る過程を見せ場としてはいないようで、いわゆる
ミステリーものとは違った印象。
 むしろ数々の事件を通して、現実の社会問題に通じる問題提示を強く打ち出しているみたい。
 その最たるものが全体を通じて描かれる怪人二十面相関連の事件で、ワタヌキによる連続幼女
誘拐事件や、カガミ ケイスケの妹が殺害される事件など、その結果は視聴者にも納得が
いかないような描写をすることで、それでも法を遵守すべきか、ナミコシが計画したような
新たな抑止力を肯とするかを視聴者に問いかけているかのよう。
 このナミコシに対峙する存在となったアケチだが、彼自身はナミコシを救うために行動
したのであって、自身は遵法者という意識はなさそう。

 犯人にしろ、それを追う側にしろ、キャラは大なり小なり、精神に異常性を感じさせる者が
多いが、その中でも印象的だったのがコバヤシ。
 女性のような容姿など外見でも目を引くが、ごく普通に異常性を感じさせる発言をするところ
などはかなり歪んだ印象。
 多くのキャラが精神に歪みが生じる理由がある中、純粋に狂気を感じさせるところなど、
考えようによっては犯人キャラより薄気味悪いものを感じる。
 そんな彼を救うのが一番普通であるハシバというのも面白い。彼の場合、コバヤシに対する
友情からの行動なのだろうが、コバヤシの外見が外見なだけに単なる友情以上のものを
感じさせてしまうんだけど。

 江戸川乱歩没後50年ということで乱歩ありきの企画だったのだろうけど、結果として乱歩
要素なくても成り立つような作品に仕上がってしまったみたい。

投稿 : 2016/09/12
閲覧 : 304
サンキュー:

3

ネタバレ

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

黒蜥蜴強烈

カガミ編ぐらいまでは独特の雰囲気もあって結構楽しめた。
ナミコシ編になって数式とかだして、わざわざ難解に見せようとして面白くなくなった。
いっそのこと、黒蜥蜴をメインにはじけたほうがよかったぞ

投稿 : 2016/04/17
閲覧 : 298
サンキュー:

2

ネタバレ

あさがお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

ちょっと期待値が高かっただけに、はずれた感じ

投稿 : 2016/04/05
閲覧 : 255
サンキュー:

1

ネタバレ

photon さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

必死なエログロナンセンスはエログロナンセンス足り得るのか

江戸川乱歩の作品で良質な部分を削った作品。
乱歩を利用しているということで、関係ないものとするならもっと酷い評価になるのだけれど、関係のあるものとするなら上記のように多少まともな評価ができるかな。

その確証らしきものとして、手段の目的化。
推理小説が探偵小説と呼ばれていた時代、探偵の推理って行為は心理追究の為の手段に過ぎなかったのだけれど、これが推理小説時代に移行すると手段に過ぎなかったものが大仰な持ち上げられ方をするようになった。
そんな作品は今の時代ちょっと辺りを見渡せば簡単に手に取ることができるのだけれど、そんな作品群に埋もれるということは探偵小説家たる乱歩を描くことに失敗したということになるわけで。

それでも数式(笑)で上手く煙に巻けていれば別作品として多少の評価はできたのだけれど、決定論やコペンハーゲン解釈すら過去のものとなりつつある(決定論は既に過去のものかも)時代に敢えてラプラスの悪魔を使う意味は言葉に泥酔しているからか、ラプラスの悪魔が流行した時代で思考がストップしてしまっているかのどちらかになるんじゃないかな。

最近この手の不勉強な作品が多いのは市場拡大化の先の単価安で、食べる為に量産化した結果だと思うのだけれど、情報インフラが隆盛期を迎えている時代に商用化した娯楽が今どんな状況に向かいつつあるか一旦冷静になって見渡してみた方が良いと思う。

個人的に作品内で最もやらかしているなと感じた箇所は、ラプラスの悪魔、それとパノラマ島における産業革命前後辺りのイングランド臭。
ポーはアメリカ人だよ。イギリスの小説の翻訳もしていたけれど、ラプラスなんてメジャーな言葉を持ち出すならポーでしょう。
例えば不法入国の移民でも使えば多少の繋がりはあったかもしれないけれど、ヒロインがスマホ弄ってる時代にどブラックな企業の足がつかないなんて無茶な設定は乱暴過ぎて苦笑いしかできない。

それでも子供なら騙せるのかも知れないけれど、乱歩没後50年作品と銘打っている以上、メインターゲットは子供じゃないのでしょう。これで子供をターゲットにしているとしたらマーケティングの段階で既にやらかしていることになるわけで。
いくら脳が硬化してるからって高々ディファレンシャルやインテグラルで誤魔化される層でも時代でもないでしょうに。

それでもどうにかエログロナンセンスを醸し出そうって必死な感じは伝わってきた。乱歩作品にはこのエログロナンセンスを心理追究の為の副次的テーマとして扱ってるものが多い。ただ、副次的な部分での繋がりしか無いから気持ち悪い感じしか残らない視聴者も多くなるわけで。

結局乱歩と関係のある作品として前向きに評価できる箇所は必死なエログロナンセンス。関係無い作品として評価するならマーケティングミックスは失敗だったけれど諸要素のプロモーションはまあまあかなという商業的な部分で本編にはない。

もし、乱歩の再評価などさせないという理念の下に作成されたものだとしたら破壊の限りを尽くしたその効果は小さくはないと思う。
没後50年をたった11話で斬って捨てるところなんか乱歩など矮小な存在だったといわんばかりの皮肉なメッセージを込めているという印象を抱くには充分過ぎる。

冗談はさておき、没後50年と銘打つなら「二重面相の娘」の方がもう少し良い評価をできたかも知れない。


最後に小言を二つ。

アニメでは優秀(笑)な人間がわらわら登場するけれど、人を制御、管理する能力に長ける為の学問だけ存在しない、他の学問と両立しないなんて設定は既に矛盾になってるしもう無理がある。
それから、数式(笑)を多用するなら乱歩よりも久作が良いと思うのだけれど、I.G辺りならそれで売れる作品が作れるんじゃないかな。

投稿 : 2016/03/23
閲覧 : 330
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

完全な鬱アニメ

少女が変質者に誘拐され殺されミンチにされセメントに混ぜ壁にされる。
しかも発見前に少女がとても良い子だというイベントあり。
上記の内容がご褒美という人以外は止めたほうが良い。
ちなみにこの変質者は後に主人公の知り合いのシスコン刑事の可愛い妹を殺します。
書いてるだけで鬱になる。

投稿 : 2016/03/14
閲覧 : 285
ネタバレ

Yui@STL さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

こんなもんかな・・・

江戸川乱歩没後50年を記念して造られたオリジナル作品。折角古典作品をベースにしているんだから、もうちょっとなんとかならなかったかなと思い辛めの評価。黒蜥蜴のキャラがちょっと行き過ぎ。ポルノじゃないんだから潮吹きとか普通にいらないし・・・。影男は好きでした。最後の話の持っていき方が、もう少しドラマチックにできたんではと力不足で消化不良な感じ。でも映像の効果とかは面白かったです。エログロとホモ系がダメな人はやめたほうが良いですよ。

投稿 : 2015/11/26
閲覧 : 241
サンキュー:

2

ネタバレ

スパイ隊長(休止中) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

乱歩作品と考えなければ、中々に深い作品。。

「駄作」
※自分のレビューを見るときはプロフィールを参考にしてください。



※あらすじというあらすじもほとんど無いので省略。


1話もしくは2話完結の話で構成されていて、途中からは「怪人二十面相」の話が中心である。

といっても、江戸川乱歩の「怪人二十面相」とは下記の点において根本的に異なっている。

・あくまで殺人鬼である
・変装しているわけではない

だから、やはり江戸川乱歩というのを念頭に入れて見ると火傷します(笑)


ただ、内容自体は悪く無い。

・法で裁けない罪を裁く
・生きていくために大切なこと

という点においては良くできていると思われる。


まず一つ目の点。

法で裁ききれない罪はあると思う。それはみんな色んな形で経験しているのではないだろうか。

そういうことをされて、恨んだり憎んだりすることもあると思う。

そうして、犯罪を犯したりすることも・・・。

中々理不尽な世の中だと感じる。


作中では、そういうこと経験した者が殺人などを行うことで、多くの者が理不尽な世の中に生きている同士がいることを認識し、その行為を正当化しようとしている。


個人的には
犯罪は「法に触れること」ではなく「他人に迷惑をかけること」だと思っています。他人に迷惑をかけない範囲において、人は自由に活動できる、とそう信じています。

ただ、やられたからやり返す。これは一見正しいように見えるけど、「復讐からは復讐しか生まれない」と言うし、大人の対応が大事。

孔子の言葉、「己の欲せざる所は人に施す勿れ」がある。文字通り、自分がして欲しくないことは他人にするな、という意味。

まあ、みんながそう考えられるのなら何一つ嫌なことは起こらないでしょうね(笑)



もう一つの点。

これは特に最終話でまとめられていました。

そう、「友情」です。

自分は生きているうちに、一つ疑問が生じました。

「友達」っていう定義は?
友達=信頼できる人?いつも自分の味方である人?

正直今でも分かりません(笑

「信じる」とは「知ることを放棄する行為」。「疑う」ことは決して悪じゃない、と、ある漫画で言っていました。(ここではタイトルは伏せます。)

自分が信じれる人間はほとんどいません(笑)でもいないことはないです。いなければ自分の居場所はないと思います。

つまり、「友達」というのは「自分が生きるための居場所」ではないかと思っています。だから、友達が多いとか少ないとか、そんなことは関係ないです。唯一信じられる存在「親友」という存在がいれば、それで良いんです。

上記は「境界の彼方」のレビューでも同じ様なこと書きましたが、ようは生きる意味(意義)を見出して、少しでも楽しく生きていきたいですね♪


おすすめは、

ミカヅキ/さユり(ED)。歌詞が切ないですね・・・。

投稿 : 2015/11/22
閲覧 : 288
サンキュー:

16

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

演出が好き

江戸川乱歩の小説を現代版にアレンジしている作品。原作のお話とは雰囲気が違うので、残念に思う人もたくさんいると思います。私は別物として楽しみました。

この作品は結構残酷だったり、出だしから衝撃的な感じでしたが、コバヤシ少年の明るく淡々とした感じや検死ショーの明るさとのギャップが奇妙に合わさってて、そこがいいなと思います。スポットライトとか、周りの人たちの顔がわからなかったり、舞台を見ているような演出が独特で好きです。

残酷なのにそれを楽しいと思ってしまうコバヤシ少年を異常だと思う反面、日常を退屈だと感じるところに共感したり・・・
ブラックジョーク的な部分も多くて個人的に好きです。

OP、EDもかっこよくて大好きです。

投稿 : 2015/11/10
閲覧 : 247
サンキュー:

5

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構 嫌いじゃ ないですね

結構 嫌いじゃ ないですね さすが 江戸川乱歩

投稿 : 2015/11/06
閲覧 : 251
サンキュー:

0

ネタバレ

かおーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

江戸川乱歩じゃないな

江戸川乱歩。なぜか教科書に載ってるグロ作家。文部省に熱烈なファンがいたってだけで教科書に載った文学作家たちと同じように、ろくな作品はないといっていい。一通り読んだがクソ作品だらけだ。っていうかエドガーアランポーからいって頭イカれたカリバニズムイカレ野郎だし。
紙幣に乗った作家も官僚の学閥から来てるだけ。夏目漱石=東大、福沢諭吉=慶応。文学作品が持ち上げられてるがアレ読んで育った爺さん達が勝手に神格化してるだけなので皆さん注意。西尾維新ファンが文部省官僚を締めれば40年後には教科書に載せられるので若い人がんばりましょう。さて。

別に持ち上げるような大した作品でない原作に、現代風アレンジ+アニメ絵。
アケチって金田一か?
人間椅子って、椅子のデザイン微妙ww
え、助手?
男の娘???

と、ギャップが目について視聴に堪えない。ので途中で断念。

投稿 : 2015/11/03
閲覧 : 243
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3

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お きゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

若者向けアニメ

似たような作品としては、坂口安吾オマージュの同じノイタミナ系列のUN-GOがあるけれど、後者の方が硬派だったように感じる。
こちらはやや軟派。

女装男子や不穏な事象もポップに表現(デフォルメされたキャラクターが死体解剖劇場を繰り広げる)、アニメ特有の巨乳強調のお色気&変態&犯罪者等。
年齢を経てくると見ていて恥ずかしくなってくる。

これだったら、どうせならモノノ怪のような和の世界観でがっつり飲み込んでほしかった、と思うのは個人的な好みになってしまうのですが、ちょっとこのアニメの雰囲気と乱歩の世界はミスマッチだったように思う。
もしあえてそれを狙ったのだとしても、パンチが足りないどっちつかず。

投稿 : 2015/11/02
閲覧 : 617
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6

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ちょっとななめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もったいない

乱歩と言えば、薄暗くジメッとした後味の悪い雰囲気の作品ばかりで、それこそが魅力の一つ。
そんな空気感を全く感じないのは、非常にもったいない。
キャラや設定が軽過ぎたのか?。。。とても残念。

投稿 : 2015/10/23
閲覧 : 246
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3

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鯖駄馬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うつし世はゆめ、よるの夢こそまこと

1,2,3話までは狂気的な事件だったが、その後からは怪人二十面相による復讐劇がメイン。
どこかずれてるというか、壊れてるというか、癖のあるメインキャラクターが多い。
カガミさんの真面目で人の良さそうな所を気に入ってたから、3話から5話まで辛かった。その後も、ナカムラさんの心が折れかけてるのも辛かった。
ミナミ検視官が捕まった後も、もう三分間ショッキングが見れないのかと思うと、寂しいものが。
時計塔でのハシバくんは格好良かった。コバヤシにとって認識できる人で有り続けて欲しい。
アゲハ蝶の下僕?の謎の格好良さ。あと、あんなに情報操れるのに、なんであの人は捕まってるんだ。逃げ出す気はないのか。ハシバくんのお祖父さんがお世話になったって、一体何歳なのか。全てが謎。この作品における一番謎の存在。

今回アニメの元になった作品で読んだことあるのは、人間椅子だけだけども、かなり違う。全体的に乱歩特有の気持ち悪さはなかった。

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 290
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5

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ろだ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感想

江戸川乱歩をきちんと読んだことはないけどこういう感じなの?
ちょっと事件設定とかに無茶が目立った気がする。

興味のない人は顔立ちも分からないような描かれ方してたのはよかった。
そして影男は良キャラ。

投稿 : 2015/10/11
閲覧 : 233
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3

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粟島二武 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

 最初に蝶が現れたときに、「荘子」の”胡蝶の夢(夢と現実の曖昧さ)”の象徴かと思った。蝶は、羽化する過程を経て二十面相に成長する人間の心の要素を示しているのかも知れないが、アニメの内容からみて、結果的にあながち間違いでもないような気がした。
 矛盾だらけの現実社会の中では正義という概念もあやふやになりかねないので、明智の存在も正義のヒーローにはなりきれない印象があった。
 二十面相とは、そういった現社会では報われない人々の感情の象徴のように感じた。カルト集団やネットによる洗脳の要素も含まれているように思う。
 ナミコシの死体が発見されなかったことで、結局、明智も二十面相もどちらも存在を続けることを思わせる結末が印象的だった。

投稿 : 2015/10/08
閲覧 : 172
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3

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おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

江戸川乱歩の名を借りて

江戸川乱歩の作品を原案に、割と好き放題した作品
原案とはいっても各作品の要素(明智や小林少年といった人物名、「芋虫」の手足を失った人間等)を借りて、あとは完全にオリジナルで作られています

1~2話こそミステリー風の作りではありますが、基本的には胸糞悪さ、後味の悪さが残る話が続き、ラスト数話は明智探偵と怪人二十面相の因縁をPSYCHO-PASS風に描く話

中盤までの作りは(面白いかどうかは別として)それなりに個性的で、また胸糞悪さや悪趣味さも乱歩作品の特徴ではありますから、それなりに評価したいです
怪人二十面相を、膨大な模倣犯が生まれることで結果的に「多数の顔を持つ」犯罪者として描いた点も面白かったと思います

ただラスト数話の二十面相との本格的な対決では、攻殻機動隊SACやPSYCHO-PASSに影響を受けたのが見え見えな展開に加え、なぜか「数式」というキーワードを軸に物語が進められ、これが面倒な説明をすべて省いていて完全に視聴者置いてけぼり
二十面相のやりたいことを表現するのに「数式」である必要があったとはとても思えず、この乱暴な描写のせいで随分と興が醒めてしまいました

男の娘風でサイコパス気味な小林少年に代表される飛び道具的なキャラもあまり印象が良くありませんでした
小林少年を演じた高橋李依の、不気味なほどに無邪気な演技は良かったと思います
(余談ですが、高橋李依さん可愛いですよね!)

またOP、EDの何とも言えない不気味な雰囲気は素晴らしかったですね!


人気監督が過去の文学作品を原案として作ったノイタミナ作品としては「UN-GO」がありましたが、
作者の名前が作品名に刻まれている以上、視聴者は原作に沿ったストレートな作品を期待してしまうものです
スタッフに原作への敬意があるかどうかは分かりませんが、両作品ともにかなりやりたい放題やってる印象があります
あくまで「原案」だというのは分かりますが、作者の名前を騙る以上、視聴者は当然原作を意識して作品に向かうのだということを、ノイタミナスタッフには分かって欲しい…なんてことを思ったりします

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 271
サンキュー:

10

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眠夢 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

推理させる気ないよねそれに最後らへん推理どころか家で数式組んでただけやし数人おかしな性癖の人がいたしへそ見えただけで顔赤するとか大丈夫かって思うんだけど。


以上

投稿 : 2015/09/25
閲覧 : 221
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乱歩奇譚 Game of Laplaceのストーリー・あらすじ

「その日、初めて退屈じゃなくなったーー」

とある中学校で起こった教師のバラバラ殺人事件。この学校に通う少年・コバヤシは、事件の捜査に訪れた天才探偵・アケチと出会う。
異常犯罪ばかりを捜査するアケチに対して興味を持ったコバヤシは、友人のハシバの心配をよそに、自ら「助手」を志願する。
次々と起こる奇怪な事件の中で、コバヤシは退屈な日常を捨て置いていくのだった。(TVアニメ動画『乱歩奇譚 Game of Laplace』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年夏アニメ
制作会社
ラルケ
主題歌
≪OP≫amazarashi『スピードと摩擦』≪ED≫さユり『ミカヅキ』

声優・キャラクター

櫻井孝宏、高橋李依、山下大輝、小西克幸、チョー、日笠陽子、子安武人、藤田咲、山口勝平

スタッフ

原案:江戸川乱歩、 監督:岸誠二、シリーズ構成・脚本:上江洲誠、キャラクターデザイン:森田和明、総作画監督:山形孝二、プロップデザイン:廣瀬智仁、CGディレクター:内山正文、美術監督:宮越歩、美術設定:曽野由大、色彩設定:加口大朗、撮影監督:三品雄介、編集:坂本雅紀、音響監督:飯田里樹、音楽:横山克、アニメーションプロデューサー:比嘉勇二/鹿嶌舜

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