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「牙-KIBA-(TVアニメ動画)」

総合得点
62.9
感想・評価
87
棚に入れた
645
ランキング
4654
★★★★☆ 3.7 (87)
物語
3.8
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.7

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牙-KIBA-の感想・評価はどうでしたか?

ウィラード さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

○○編みたいに1クール使ってやっていくのが面白かった

5クールアニメとかで毎度おなじみの1話完結という訳ではなくて
一応、続いていく展開のアニメだったのでそこが良かった

異世界であり、設定もあるんで退屈はしない

投稿 : 2019/11/29
閲覧 : 330
サンキュー:

1

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

明らかに子供向けではない「日曜朝の爽やかアニメ」

この作品は、トレーディングカードゲーム『牙』を原作とした
TVアニメである。タイアップものではあるものの、アニメ本編に
カードが登場することは全くと言っていいほどないため、別もの
として考えたほうが良いだろう。
前番組が「ゾイドジェネシス」、後番組が「天元突破グレンラガン」
だったことも相まって、非常に知名度の低い作品でもある。

作品のジャンルとしては、異世界物の一種だが、想像以上に暗く
重々しいストーリー展開になっている。
「そこらへんにころがってる異世界物と大して変わらんだろ」
と高を括ると、痛い思いをするだろう。

なぜなら、この世界においては、人間同士の闘争、反逆が頻繁に
起こるからだ。人が殺し合いをする回が圧倒的に多く、
常に鬱展開のような状態。
その上、愛憎劇の要素も含むので、油断ならない。

声優ですら「今日は誰が死ぬんだろう」と話していた位だ。
現場の雰囲気もすごかったに違いない。ここまで読むと
最後の最後まで救いのない話のように思えるが、バッドエンド
で終わることはないためその点は安心していい(?)
鬱展開への耐性がない人は視聴しないほうが賢明だ。

主人公ゼッドとその親友であるノアに焦点が当てられているが、
感情移入がしやすいのは、葛藤する場面が少ない上に劇中屈指の
強靭なメンタルを持つゼッドよりも、序盤から立て続けに
悲惨な目にあうノアの方だった。

冒頭では優等生であったノアが惨劇やカタストロフィを通じ、徐々
に変貌していく様に胸が痛くなった。方向性の違いからゼッドと
対立していくので尚の事。途中からゼッドよりもノアの方に
意識を割いていた自分がいた。

最初の頃は、「ノアを主人公にした方がいいんじゃないのか?」と
思っていたのだが、今思い返すと、主人公は精神状態が安定
しているゼッドで問題はなかったように思う。

敵味方、男女問わず思い入れのあるキャラクターが多く、
選び出すとキリがないのでここでは二人に絞りたい。

一人目は、強さこそ至上を信念としている国、ジーモット3幹部の一人
ヒュー 。ゼットの宿敵として立ちはだかる悪役だ。
腕が立つだけに留まらず、狡知な野心家としての顔ものぞかせる。

残虐な性格の持ち主で、ネオトピア侵攻編ではそれが顕著
に表れる。その時の光景を目にしたとき、私は余りの外道っぷり
に舌を巻いてしまった。人によっては目を瞑りたくなるだろう。
ちなみに、このヒューを演じたのは山口勝平。
当時でもかなり珍しかったようで話題になっていた程。

二人目は、劇中屈指の被害者でもあるゼッドの母親、サラ。
向こうの都合によって強引に巻き込まれてしまった非常に
可哀想な人物である。それによりアミル・ガウルと呼ばれる
強力なスピリット(いわゆるペルソナの様な物)の魔に
憑りつかれてしまった悲しい過去を背負っている。

ここで、少しアミル・ガウルについて触れておきたい。
アミル・ガウルとは、スピリットの中でも非常に強力な
キースピリットの一種であり、劇中最強クラスの強さを誇る
スピリットだ。

ただし、アミル・ガウルには拒絶反応があり、それによって
人が発狂し挙句の果てには死亡してしまうこともある
とても恐ろしいものだ。
無論、サラもアミル・ガウルの拒絶反応があり、本来は
苦しいはずなのに彼女にとっては必要不可欠なものと
して捉えられている。

なんと、サラの場合は拒絶反応と同時に中毒症状が起きており、
一種の薬物依存症の様な状態に陥っているのだ。そんな状況なので
正常な判断ができるわけもなく、終盤は目的のためならば手段
を選ばない外道と化してしまっている。

本来の所有者であるゼットから、とある方法でアミル・ガウル
を手に入れようとするシーンは冷や汗をかきそうになるレベル。
それを見た瞬間、牙本編の中でもBEST3に入る程非常に
インパクトのあるシーンだと私は確信した。そのシーンを
抜粋した動画もあるようなので気になる人はどうぞ。

鬱展開で進んでいく異世界物を求めたい方
にはオススメ。但し、これでもかといわんばかりの鬱要素が
詰まっているのでそこだけ注意して欲しい。

個人的には、名作の域に入っても不思議ではないと感じるほど
とても面白かった。 間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2019/07/05
閲覧 : 1336
サンキュー:

9

ネタバレ

windnaut さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

完成されたヒーローズジャーニー

ファンタジーの中でも大好きな一作。中学の時、高校の時、大学に入ってからも、何度も思い出しては見返してた。

アニメというより文学に近い作品。

ズべコべ言わず周りのキャラが闇落ち、破滅していく中でただただ世界を救える強さを求めて旅して流されても戦って成長していく主人公は本当にかっこよかった。

薦めづらいけど自分の中では指五つに入るアニメです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Tip:
この作品はもともとアメリカのTCGが原作で 物語はアメリカの英語教育リトリチャーの一環でで出てくるHero’s Journey系の物語です

ヒーロズジャー二ー系の物語は
1.Calling(天命)
2.Commitment(旅の始まり)
3.Threshold(境界線)
4.Guardians(メンター)
5.Demon(悪魔/逆境)
6.Transformation(変容)
7.Complete the task(課題完了)
8.Return home(故郷へ帰る)
って流れが決まっていて 大人が子供に言い聞かせ伝承していくテンプレの元作られてるので あんまり深く考えず「次どうなるの?」って感じでわくわくしながら主人公の旅を楽しんだら見やすいと思います

放送時次主人公にどんな試練が待ち受けてるのかわくわくしながら毎週楽しみでした。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

隠れた名作に選んだ理由:

{netabare}
「物語」:
主人公ゼットの旅:
1.カームを飛び出したいゼット
2.左手にシャードキャスターの特徴が浮かび上がる
3.風の導きで殺風景のカームからのどかなテンプラーへ
4.老師ジーコとの出会い 無理やりジーモットへ
5.ノアの変貌 ジャウスト レベッカの悲劇 ロイヤの変貌 絶望の地タスク カルブフーでの闘争 キースピリットをめぐっての争い *****陥落 サラ登場 再びタスクへ 最終決戦
6.(ゼットが)シャードを使いこなせるようになった ランボスゲット アミルガウルを呼び出せるように アミルガウル開眼、ゼットを認める。
7.タスカー撃退
8.アミルガウルと旅へ

たった51話にこれだけの試練を盛り込めたシナリオスタッフに関心、息抜き回なども入ってたからもっと大変だったはず。

それも一つ一つがゼットの戦技/心の在り方に変化をもたらすために設計されてるので、それをもたらすにはどうしようかと逆方向にシナリオを描いてるスタッフさんが見えた気がする。

だから物語一つ一つが丁寧に設計されていて、見ててもだるくならない。しかもそれを主人公がどうかではなく周りのキャラを立たせて主人公を流して苦しめさせる手法が巧妙、その一方で主人公がひょうひょうとしていて視聴者にそれを感じさせない。そのバランスのとり方が上手であのカオスの中ハラハラドキドキワクワクの微妙な空気をさりげなく醸し出した。そのさりげなさが美しいと私は思います。

素晴らしいお話なのに何故か視聴者が評価をあげられない矛盾はシナリオスタッフが優秀だったからだと私は思います。

それが私はこの作品をアニメより文学に近いと思う理由です。

ダークで皆に薦めづらいが私は大満足だったので4.5点にしました。


「声優/キャラ」

すべてのキャラはゼットのために存在していて上で述べた手法を使ってるのでキャラの個性、魅力がものすごく引き立てられています。ついついよく見かけるキャラを殺すための殺害がなく、ゼットのためにほぼすべてのキャラがゼットのための死、闇落ち、変化などの結末が設計されています。「この作品のキャラたちは制作陣にすごく愛されてるのだなー」とモニター越しに感じました。

そしてそのキャラ達を引き立てる声優陣も素晴らしかったです、キャラクターたちに命が吹き込まれたようでした。

でもやっぱり薦める上では押してたキャラが突然死、闇落ちなどは嫌だよね。4.5点

「作画」
まだ手書きメインの時代、長編で作画崩壊が起きるのは普通だと思うので別に騒ぐことだと思いません。4:3のスクリーンが懐かしい。それでも壊滅的な作画崩壊は印象に残ってないのでいい方だと思います。

いまどきの作品とくらべて画面が落ちているのと、たまにある作画の問題で3.5点。極稀に非常に作りこまれた戦闘シーンが出たりする(主にシャード抜きの戦闘)

「音楽」
BGMの使い方が非常にうまい。どういうシーンでどの音楽が使われるのがほぼ決まっていて気を払ていれば後半大体どの音楽が来るのか当てられるようになります。作曲者は目的をもって音楽を作ってるはずなんですが。どこにどの音楽を使うかは監督が決めること。BGMも一曲一曲複雑ではなく同じようなメロディーが流れていくタイプが多く派手さはありませんがそのシーンを物語に付き添う形で盛り上げてくれます、それが本来BGMの在り方ではないでしょうか。

すべては物語のため。牙らしいです。

{/netabare}

投稿 : 2018/06/07
閲覧 : 589
サンキュー:

1

ネタバレ

匿名 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かったです

決してきれいな話ではない。
けれどもいろいろなことを考えさせられるアニメだった。
長いがおすすめできるアニメだと思う。

{netabare}
メガネ君の言うことは筋が通っているようで矛盾していたりして、それを考えることで色々と考えることが出来た。
例えばコードギアスは評価の高い作品だが、完成しすぎてるせいで、展開をそのまま受け入れてしまうことがある。
それに対しこの作品は意見の矛盾などがわかりやすいため、本当の正しさとはなんだろうとかを必然的に考えなくてはいけなくなると思う。
{/netabare}

投稿 : 2018/02/14
閲覧 : 331
サンキュー:

0

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

だいぶ前に見た記憶のみで書くけど

全体的に死にまくって、にもかかわらずジーモットのあたりの大悪党に限って死なずに悠々と盃をかたむけ他のワールドを滅ぼす画策をしてるなどけっこーリアルで、けれども何故だか嫌味のない作風が良かったですね。ラスボス格が生き残ってとりあえず平和エンドとか某産廃もそうだけど、あれとは180度違って脚本家の嘘や誤魔化さない姿勢が大変清々しく、例の産廃作りやがった女脚本家には爪の垢煎じて飲ませてやりたい。

吉野裕行大抜擢の作品でもありました。

本来主人公側で大正義であるはずのテンプラーが実際には腐敗しきっていて、それゆえにデュマスみたいな奴隷上がりの闘士には肩書きだけ与え実際には安月給でこき使い、それにブチ切れた彼がジーモットに寝返るというのもなかなか気に入った筋書きでした。
テンプラーですらこうなので、他のジーモットやタスク、ネオトピアなどなど他のワールドもまた、土地別に農産物の名前が違うようにそれぞれ腐っている点をボヤかさずに描いてたのも好感持てました。

一期エンディングのベリーベリーは当時スレでは滅茶苦茶流行ってたのは今も思い出されます。アフロマニアも解散してだいぶ経ちますが、このテーマソング後の楽曲もスマッシュヒット揃いで良いバンドでしたね。

投稿 : 2017/04/06
閲覧 : 435
サンキュー:

2

しーん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

2017
全51話
長いがそれなりに楽しめる話でした。

投稿 : 2017/03/29
閲覧 : 338
サンキュー:

0

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ダークファンタジー、スタンドバトル系。日朝とは思えぬ重厚な全51話、見応えはありますが…上級者向けかも。

トレーディングカードゲーム原作ながら、丁寧で重厚なドラマが持ち味の全51話の大作です。
主人公が異世界に行って、その異世界も複数あって、互いに「シャード」というモンスター使役して泥沼のバトルをする。
複数の勢力と欲望渦巻き、二転三転する悲劇的で先を読ませぬストーリー。
鬱展開や闇落ち上等なダークファンタジー、人を選びそうな作品です。
…全51話の割に冗長さ感じさせぬ良作なんですが、気軽に視聴するのは厳しいかも。

ちなみに前番組は「ゾイドジェネシス」そして後番組は「天元突破グレンラガン」
特に人気抜群のグレンラガンに比べ地味ですが、本作も「知る人ぞ知る」隠れた良作です。
…トレーディングカードゲーム原作、促販よりも重厚なドラマ、ある意味「WIXOSS」の先輩かも。

{netabare}『物語』
主人公・ゼットと親友のノアが暮らす世界「カーム」は我々の世界に近いけれど、色々と退廃しているディストピア。
カームの不良少年ゼットが、なりゆきで異世界「シャード世界」に転移、そこは「シャード」というモンスター使役して戦う「シャードキャスター」の世界、ゼットもまたシャードキャスターとなり、複数の世界同士が抗争する戦乱に巻き込まれていく…

バトルはポケモンというよりも、デジモン方式に近い。
スタンドっぽいシャードはオートで勝手に戦う感じ、その間シャードキャスターはライトセーバーみたいな武器で白兵戦やる。
バトルシーンが今一つチープな感じですが、時折気迫を感じる。
…正直、個々のバトルはイマイチ。でもノリと勢いはあるので、何となくのライブ感を楽しむタイプか。

世界が複数あり、シャードキャスターによる「シフティング」という転移術で行き来する。
…とにかく世界・勢力が多く、複数勢力が絶えず戦乱している混沌とした展開多いです。
物語を大きく見ると「ゼットとノアの成長と衝突、葛藤」で、そこに多数の思惑絡んで、泥沼の戦乱が続く感じ。
ゼットの成長が非常に丁寧に描かれるのが本作の特長なんですが…全51話じっくり観ないと劇的には分かり辛い感も。
主人公ゼットよりも、時々のゲスト達のドラマが目まぐるしく展開していく為か、ゼットのドラマなのだと(最後まで観ないと)気付き難いです。
登場人物が狂気や悲劇に陥っていく展開連発な事もあり、意外性はかなりのもの。
お陰で51話ある割に飽きないのですが…終始、諸行無常感ハンパ無い。
最初良い奴でも、闇落ちする人多すぎる…。
とにかく、先が読めぬ意外性が持ち味、意外なキャラが意外な事やらかしたり、意外な末路辿ったり…。
序盤から、ノア編のディストピアの悲劇は、日朝とは思えぬサツバツさに唖然。

序盤は「テンプラー」という世界(主にゼットが拠点とする)で割とゆっくり進展しつつ、「ネオトピア」という絶対規律のディストピア(主にノアがお世話になる)でのノアのドラマを交互に。
ノア編の方が面白いです。
絶対規律の闇を描きつつ、次第に感化されていくノア。
奔放なゼットと、親友同士、生き方の違いが鮮明になっていく過程が切ないです。
…ネオトピアのディストピアっぷりを描きつつも、最終的に絶対規律を全否定するドラマでは無い辺りも面白い。

異世界の一つ「タスク」と「ジーモット」の抗争、「テンプラー」も巻き込まれたり、ジーモットも滅ぼされた王家の姫レベッカと、野心家ヒューで一枚岩でない辺りの勢力関係の混沌さ。
初視聴時、侵略者タスクが悪でレベッカ姫のジーモットは抵抗勢力と思いきや…ジーモットも大概酷かった辺り、本作は「どの陣営も信用ならん」です。

20話でゼットとノアのドラマが交わる辺りからが本番、面白くなってくる。
まあそれ以前もレベッカやノアの悲劇は見所十分なんですが…重すぎる。
トーナメント戦で各陣営も出揃ってくる…キャラや思惑が混沌としている中、ゼットとノアの決別や、ロイアの迷い等のキャラドラマが丁寧。

30話辺りから本格的に各陣営の野望が動き出す。
どの陣営も正義も悪も関係ない感じ、とにかく情勢が混沌としていて先が読めない。
ネオトピアがタスク・ジーモット連合に侵略される攻防戦は熱かった。
別にネオトピアも善とは思えんので、どっち勝っても負けてもどうでも良いのが、なんとも…
どう見てもディストピアな絶対規律が、全面的に悪ではない描かれ方は意外でしたが、悪く見るとカタルシス的に分かりづらい。良く見ると、価値観に多様性感じました。

以降後半ストーリーは加速していき目が離せないものの、ポッと出のキャラが暴れたり野望持ったりヒロインしてたり、忙しない。
…面白い事は面白いし意外性はあるのですが…感情移入するヒマが無いのは欠点。

本作のキャラが人格狂っていくケース多い理由も、きちんと終盤に判明。
親しい人含め幾多の悲劇を経験しつつ、それでも本物の強さを捨てずに成長していったゼットが、力に飲まれてしまった親友ノアと対峙していくクライマックスは、全51話の丁寧な積み重ねの賜物、良かったです。
全51話をかけて、多数の勢力と思惑が力に酔って狂っていく様を丁寧に紡ぎつつ、親友同士のドラマとラスボス戦に繋ぐ、ラストの余韻も素晴らしい。見事でした。

総じて、シャードという存在を巡って力に飲まれていく悲劇を、混沌とした先の読めぬドラマで駆け抜けたアニメでした。
全51話、確かな見応えのある力作ではあります。
難なのは、話が混沌とし過ぎている事と、主人公ゼットが状況に対し主体的ではなく、成長やカタルシスが分かり難い。
せっかく育ってきたヒロインや敵役がアッサリ退場していく為か、感情移入の軸が見え辛いです。
…1話1話は先が気になる、全話通しても重厚で見応えある。
ですが、凄く面白いか?と言えば…微妙な気もします。
先が読めないので続き気になるんですが、どこかに感情移入できるワケでも無いので、その時々のライブ感は面白いのですが、一方で延々と迷走している印象も。
でも、その微妙さも含めて、オンリーワンな魅力あり。
51話を(比較的)飽きずに完走させてくれた辺り、やはり凡作では無いと思ったです。
物語評価は4点でも遜色ない良作なんですが…欠点もあるので。


『作画』
キャラデザが地味。初期よりも22話辺りから若干改善されますけど(ロイアは初期より可愛くなってる気が)
バトルが今一つなのが本作の弱み。シャードのデザインはアミルガウル等一部はカッコイイんですが、バトルシーンは単調。
殺陣も単調なんですが、割とその場のノリと勢いでゴリ押しする感じの強引さは嫌いじゃ無いです。

『声優』
キャラ多い中には安定しなかったり、役の兼業も多いです。
ゼットの吉野裕行さんがはまり役、ゼットの奔放さと芯の強さばっちりでした。
ロイアの水樹奈々さんのヒロインっぷり安定感あり。
家中宏さん、井上喜久子さんの狂いっぷりがスゴイ。
井上麻里奈さんは当時新人、悲劇のヒロイン・レベッカ姫の他に複数キャラ演じており、注目かも。
山口勝平さんの珍しい悪党ゲス演技も絶品。
「境界のりんね」のりんね父と桜ちゃんじゃないか!奇しくもヒロインとゲスw
立花慎之介さんと遠藤綾さんも複数キャラ出演、遠藤綾さんの幼女も絶品。

MVPはノアを好演した堀江一眞さん。出演作は少ないけれど、本作のノアとても良かったです。


『音楽』
OPは26話までの「Sanctuary」以降の「儚く強く」共に良曲、テーマも心に響く。どちらかというと前半の方が好み。
EDは前半ラップ調で台無し。
BGMは中々で、作画面での拙さをある程度補っている。でも単調な面も。
…SE(効果音)で頻繁に「カン☆コーン」
放送中の「遊戯王アークファイブ」でも頻発、この頃からカンコーンてあったんですな。

『キャラ』
非常に個性的でキャラは立っており、層も厚いのですが…
とにかく、すぐ死ぬ!とんでもない目に遭う!大抵、とんでもない事になる!
キャラの行く末が全く予断を許さぬのが本作の凄い所。
…ポッと出の新キャラが、感情移入できる前に退場したり、キャラ多過ぎて混沌としてしまう面も。

主人公のゼットは一見粗暴で不器用な少年だけど、最後まで一貫して欲望や力に飲まれる事なく己を貫いた。
51話かけて着実に成長した良主人公…なんですが。
ストーリー自体が混沌とし過ぎていて、彼自身は状況に流されがち。

親友ノアの方が共感し易いです。
ゼットと対称的な優等生が、数々の壮絶な悲劇と絶望の果て、変わっていく。
自分に無いモノを持つゼットへの憧れが、戦乱と力に飲まれていく…親友同士、切ない。
サギリへの優しさや、キーラとの仄かなラブコメの波動、ダイアナとの関係性の変化など、何気に女性陣との絡みも見所でした。

ロイアはメインヒロインとして十分可愛いんですが、やや空気になりがち。
ゼットとラブコメ感が惜しくも足りなかった。

レベッカが本作で一番ヒロインしていた。亡国の姫、逆賊に弄ばれちゃう悲劇性…
健気な幼女サギリちゃんが本作一番の萌え要素。良い子でした…。
ツンデレなキーラ、鉄の女と思いきやノアにデレデレだったダイアナなど、女性陣に印象的キャラ多し。
ゼットの母サラの母親とは思えん狂気もスゴイ、牙はとんでもないアニメだなぁ…。
ミレッドは遅れてきたメインヒロイン。清楚で無垢な囚われのヒロイン良かったんですが、登場が遅すぎた。

悪役はヒューが一番カリスマあった。
レベッカ姫を弄ぶ奸智、でかい野望、秘めた狂気、ネオトピア人民への残虐性、どれもピカイチの名悪党だった。
彼が途中脱落したのは惜しい。

お調子者だが実力者のロベスは本作の鬱とは一人無縁の男、意外と活躍しなかったのは残念。
デュマスさん、序盤は理想的な大人の人格者だったのに…ある意味本作を象徴するキャラ。
老師ジーコは最後まで黒幕か善意か悟らせぬ。
ネオトピアの独裁者ハイラムが土壇場で善性見せたのは、何気に好印象。{/netabare}

投稿 : 2016/08/11
閲覧 : 363
サンキュー:

14

まこと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感動した

感動した!友情がすごかった!バトル系が好きな人にはオススメできる

投稿 : 2016/07/09
閲覧 : 311
サンキュー:

0

MryvE15360 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

良くできてるんですが…

世界観もよく練り込まれて良くできているんじゃないかと思いますが…
序盤が温すぎてストーリーが展開し始めるまで耐えられませんでした。
これだけ長編なので、きっと最後まで見れば面白いんじゃないかと惜しい気持ちもありますが、中盤リタイアです。
いつか、時間ができた時にもう一度挑戦してみたいと思います。

投稿 : 2015/01/25
閲覧 : 319
サンキュー:

0

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

結構重くなった話だった(子供向けではないな)

同名のトレーディングカードゲームが元の

作品です。全51話。

しかし物語がよくできたファンタジー作品

だと思います。中心がカードつまり原作元

よりというよりは人間の物語の方に

あったように感じました。それに放送時間に

合わず重たい話がある時もあって

ちょっと子供向けではないような時もありましたが

面白くできた作品だと思います。

曲も悪くはなかったと思います。特に後半のOP

は良かったと思います。

投稿 : 2014/09/26
閲覧 : 431
サンキュー:

9

ネタバレ

rainoran さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ゾイドジェネシスが終わった後に始まったアニメなのであまり注目されてなかったみたいだった。設定は面白いと思う。

投稿 : 2014/09/16
閲覧 : 267
サンキュー:

0

nahanaha さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

賛否両論にも納得

少なくとも私は全体を通して楽しみました。
が、重いストーリー、裏切りの連続、キャラの狂いっぷりと、少し人を選ぶ内容かもしれません。

ただ、長い割にはよくまとまっていて、主人公ゼッドの成長を丁寧に描いていたと思います。何度もひどい目に遭いながら、逆境に負けずに立ち向かっていくゼッドのおかげで、暗い展開でもそこまで鬱々とせずにすみました。

人には薦めづらいですが、おもしろかったといえる作品でした。

投稿 : 2014/07/16
閲覧 : 382
サンキュー:

2

ネタバレ

*秋桜* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

割と重い内容のアニメ

夕方アニメにしては重いストーリーが特徴のアニメだった。
1話が暗い感じだったから観てみた。各話によって面白さの度合いが違う感じ。
でもバトルはかなり見所があったかなー。子供向けでないことは確か。
登場人物人はかなり死ぬ…ちなみに主要人物も死ぬ…割とハードなストーリーが好みなら楽しめると思います。

投稿 : 2014/04/21
閲覧 : 309
サンキュー:

2

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ベーリベリーマッ

録画したVHSテープは持ってるけどデッキが壊れて暫く見てないのでちょいと記憶は曖昧だけど。
いつも感想ばかり書いてるけど今回はレビューめいたものを。

4クールという話数の長さを潤沢に使い、色んな世界の狂気を描いてく…。
といっても最初の1クール目は1話を除いてのほほんとしたファンタジー世界の日常が続くんだけどね。
ここでツマランと切ってしまうのは…仕方ない気がする。
けどそれを抜けると、めくりめく狂気が楽しめます。
{netabare}簡単に言っちゃえば、主人公の持ってるアミルガウルに触れると(正当な持ち主の主人公以外は)気が狂う、運が良いと死ねる。
それは主人公の母親も同じで、気が狂い、その世界の賢者的存在のジジイに「色に狂ったか」みたいなことを息子である主人公の前で罵られる始末(朝アニメです)。
一応ヒロインのロイアも、いつこの狂気に侵されやしないかヒヤヒヤ感が楽しめるかと。
{/netabare}
人の業──醜い部分こそ美しいと思ってしまう奇特な方は見るのをお勧め。

投稿 : 2014/04/09
閲覧 : 273
サンキュー:

2

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

断念すんだろなぁと思いながら視聴

意外と最後まで見れた、全51話と中々の長編
特別面白くは無いけど、音楽がシリアス感だしてて良いです。

簡単な内容は、救世主が異世界を救う話

見どころは、異世界に行った後の
主人公と親友2人の視点。
後はシャドーなるポケモン。
「シャード」なのね訂正

おすすめはしません、地味な作品デシタ。

投稿 : 2014/02/28
閲覧 : 355
サンキュー:

5

suisai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

日曜の朝!

放送時間帯とは裏腹にとても重い内容。
登場人物が闇堕ちしまくり&死亡退場率激高!
とてもドロドロとした人間ドラマが展開されます。

基本欝展開ではありますが何度も見返すくらいの
面白さがあり未見の方にはお勧め。

投稿 : 2014/02/26
閲覧 : 261
サンキュー:

0

ネタバレ

銀くじら船ブリキ丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不良少年が成長していくアニメ

少年ゼットは、不幸な境遇で(家族が病気とか)現実世界を
もんもんと生きていました。願いがかなったのか、異世界へ
の扉が開かれます。
そこは中世の戦国時代の様。国盗り合戦のような状況で、少年達も
特殊な能力を身につけ戦って活躍していきます。

この世界で主人公格の人物は数人居ますが、それぞれ自分の国を
中心に考え、他国と{netabare}敵対する場合があります。
以前に培われた友情は当然壊れもします。個々の与えられた
環境に影響される場合もあって、不可避な運命としか言いようがないです。
他にも親しい人で亀裂とかあるんですが、何を信じて良いんだか。(;_;){/netabare}

結局、主人公らにとって以前の友情や義理は軽く、己の力しか頼れません。
ただサバイバルな環境で成長し、他人に認められ新しい仲間や戦力が増えたりします。

そんな感じで、成長する主人公、新しい仲間との連携があり、
また情勢を見据えて変化する人間関係、ひどい場合は裏切りとかあります。
ストーリーは起伏に富んでいて楽しめました。

ただ50話で長過ぎるのと、一部のキャラがメインの話は
シリアス過ぎる所があって、観るのがきつい場合があります。

投稿 : 2013/10/29
閲覧 : 416
サンキュー:

6

ネタバレ

¿ΨΔΨ¿ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見て欲しい

独特な雰囲気のアニメ。
「シャドー」成る物を使って「シャドーキャスター」と呼ばれる人達が戦うアニメ。
主に三つの国が争っていて、主人公とその親友が別々の国に分かれて戦う。
なお、主人公とその親友は、特別な「シャドー」を持っている。
特別な「シャドー」は、全部で三つある。

投稿 : 2013/09/05
閲覧 : 292
サンキュー:

0

jiyuu hana さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

???

初めの何話かはよかったんですけどねえ・・・
途中で「・・・・・え?」と呆気に取られるシーンがありまして、しかもネタバレによると、今後そういうWTFなシーンが
盛りだくさんみたいだったので、見るのを断念しました。
いやーーーよかったです。50話という長い時間を無駄に使わずに済んで。どうやらギルティクラウン以上にクレイジーなアニメみたいでした。

投稿 : 2013/07/13
閲覧 : 275
サンキュー:

0

gkc さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

(o´Д`)=з疲れます

何も考えずに見ていると、疲れてきました。
何か考えてじっくり見ると、余計つかれるかもです。
最終話まで見れませんでした。
異世界でのバトルなのですが、もう少しストーリーにメリハリがあれば・・・
確かにストーリーに展開は感じられますが、なぜか印象に薄いです。
主人公の少年が、やたらと「強くなりたい、強くなりたい」と連呼する。
そして、「うるせー俺のやりたいようにやるんだー」といってあまり自分以外の人の意見を聞かない。
「破天荒」というには幼いキャラクターだし、世の中を斜めにしか見れない不良なのかといえばそうでもない素直そうな少年でもあるし。
自分勝手なただのガキンチョのように見えて疲れましたが、正義感が強い面は買っていました!

投稿 : 2013/06/12
閲覧 : 305
サンキュー:

2

ネタバレ

jin233 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

-

それぞれの国のトップにいるのが悪人や偽善者ばかりで、戦争や規律やらで何もしてない一般の人が死にすぎてかわいそうだった。
とくにヒューって言うキャラがずば抜けて冷酷だった。
王女報われず・・

主人公がとてもいい奴(母親の件はひどい)ジーコ・・・
あと精神が強い。普通の人なら精神崩壊してる。


残念なのは最終話でゼットとノイアの結婚エンド
を予想してたけど、最後までシリアスさを感じるアニメだった。救いなさすぎ。


個人的にはかなり欝になったので、
15禁くらいの内容だとおもう。

これを朝からやってたのはすごい

投稿 : 2013/05/07
閲覧 : 313
サンキュー:

2

monomono08 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろかった

あんまり覚えてないけど、それなりにおもしろかった記憶が。

投稿 : 2013/05/03
閲覧 : 372
サンキュー:

0

ネタバレ

ツバサ〆 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

戦闘系が好きな人にはオススメ‼

⌘アニメの特徴⌘
・全51話で内容が深いからかなり楽しめる
・とにかく戦闘シーンが多い
・スピリットの種類が豊富
・途中途中で泣けるシーンも…

投稿 : 2012/12/23
閲覧 : 376
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

ターゲットがよく分からない。

相当昔に見たが途中で断念したアニメ。
割と硬派なバトルファンタジーアニメで、それなりの出来ではあったとは思いますが
ちょっとツッコミどころが多く、色々と評価の難しい作品だったと思います。
異世界に飛ばされてくるという展開にも関わらず
元の世界の描写がほとんどなく、いつのまにやら主人公は割と順応していく・・・
主人公が何をしたいのかもよく分からんので、物語の方向性が見えにくいのが最大の難点。
展開もずっと重く最後まで見る気にはなれなかった。

子供見ても楽しくないだろーとか思ったり
大人が見てこれ楽しめるかー?とかも思ったり
なんかよく分からないアニメでした。

投稿 : 2012/11/07
閲覧 : 488

奈悠 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構硬派なバトルアニメ

かなり前に視聴した作品。

当時は、元がカードゲームとは知らずに視聴していました。
むしろそういった内容は微塵も感じません。
子供向け枠にて放送されていたが、けっして子供が見るような内容じゃないくらいにかなり濃厚な物語になっています。
また要所要所の効果音がかなり印象的でした。
全51話と長いですが、バトル物が好きであれば楽しめる作品です。


こんなお話
カームの街に暮らす15歳の少年・ゼッドは、日々やり場のない苛立ちを持て余していた。
もっと自分を生かせる場所が、どこかにある気がする―。

ある日ゼッドは、不思議な風に誘われ、時空の裂け目へ飛び込む。
その先にあるかも知れない、「答え」を求めて。

風に乗って彼が舞い降りたのは、
《シャード》と呼ばれる魔力の結晶体を操る《シャードキャスター》たちがしのぎを削り、
対立する領域同士が終わりの見えない戦争を繰り広げる異世界だった。

シャードの力で魔術や《スピリット》と呼ばれるモンスターを自在に扱うシャードキャスター。
その力に魅了されたゼッドは、自らもシャードキャスターを目指す。
だがゼッドはまだ知らなかった。
この世界の行く末を左右する力をもった強大なスピリット「アミル・ガウル」が彼自身に宿っていることを―。

時間、空間、全てを超越した世界を舞台に描かれる、
壮大なファンタジック・アドベンチャーが、今、幕を開ける!
(公式より引用)

OP
「Sanctuary」(第1話 - 第26話) 玉置成実(12th Single)
「儚く強く」(第27話 - 第51話) ユンナ(9th Single)

ED
「Very Very」(第1話 - 第13話) アフロマニア(1st Single)
「solar wind」(第14話 - 第26話) シュノーケル(Indies 1st Single)
「STAY GOLD」(第27話 - 第39話) ライムライト(3rd Single)
「世界の果てまで」(第40話 - 第51話) 高田梢枝(3rd Single)

投稿 : 2012/08/09
閲覧 : 679
サンキュー:

3

reddracul さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

BGMが興奮を加速させる

闘いのここぞといったシーンですばらしいBGMがかかってすごい興奮していました。闘いの設定も私にとっては斬新なもので惹かれました。

投稿 : 2012/02/04
閲覧 : 434
サンキュー:

1

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/11/13
閲覧 : 40

しるまりる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/14
閲覧 : 65

名無し さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/09/03
閲覧 : 78

七瀬はじめ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/08/18
閲覧 : 72
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牙-KIBA-のストーリー・あらすじ

無機質で閉鎖的な世界「カーム」に住む少年、ゼッドは、「扉や門を壊せば違う世界に行ける気がする」という思いにとらわれて街を破壊して回り、学校や警察から追われていた。親友のノアは彼を心配するが、彼の事情を知っているだけに何も言えない。ゼッドの母であるサラは精神を病んでおり、病室で日々を過ごしていた。そんなとき、ゼッドを追って来た教師が突如豹変し、狂人となってゼッドに襲い掛かる。それに呼応するように廃人だったはずのサラは正気を取り戻し、得体の知れない力を使って教師と戦う、何が何だか解らないまま、必死で警察から逃げ回るゼッド。追い詰められたとき、彼のもとに現れたのは、巨大な光の渦だった。無我夢中で渦の中に飛び込むゼッド。やがてたどり着いたのは、「シャード」の力を使う能力者「シャードキャスター」が戦う、戦乱の異世界だった……。(TVアニメ動画『牙-KIBA-』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年春アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
www.ki-ba.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%99-KIBA-
主題歌
≪OP≫玉置成実『Sanctuary』、ユンナ『儚く強く』≪ED≫アフロマニア『Very Very』、シュノーケル『solar wind』、ライムライト『STAY GOLD』、高田梢枝『世界の果てまで』

声優・キャラクター

吉野裕行、堀江一眞、水樹奈々、大木民夫、三木眞一郎、山口勝平、井上喜久子、家中宏、井上麻里奈

スタッフ

原作:Aniplex、 監督:神志那弘志、シリーズ構成:井上敏樹、メインキャラクター:吉松孝博、総作画監督:吉田大輔、美術監督:金子英俊、プロダクションデザイン:帝国少年、色彩設計:堀川佳典、撮影監督:高橋宏司、編集:寺内聡、音響監督:本田保則、音響効果:佐々木純一、音楽:三宅純、制作協力:スタジオ・ライブ、原案企画協力:松下進/team牙

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