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「エルゴプラクシー(TVアニメ動画)」

総合得点
67.1
感想・評価
421
棚に入れた
2564
ランキング
2617
★★★★☆ 3.8 (421)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.7

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エルゴプラクシーの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良き市民と、創造主たるものの、存在理由を探す旅

本当は旅ではありません・・・
テーマは「レゾンデートル」

重く、暗く、救いなく、果てしの無い物語。

難解な作品です。
{netabare}キャッチーな展開も無いし、
爽快なアクションも、カッコいいヒーローも、軽快なエピソードもいっさいありません。強いて言えばカラフルな幻惑回が途中に2度、挿入されますが。謎解きを戯作に偽装した、悪意さえ感じる挿話です。

私自身、この作品の鑑賞を勧められてから、
何回も挑んでは途中で挫折する、
その繰り返しでした。
これは、「アニメは3話目まで観て切るか切らないか判断する」という、
アニメ視聴の格言でも及ぶべくもない、
長い長い雌伏の時を消化しないと、
作品世界の空気感に馴染めない、
そういう作品世界、シリーズ構成のようなところもあるのでしょう。

私の場合、何回か挫折していると、
不思議な感覚がやがて訪れました。
切るか切らないかを、視聴者が判断しているのでなく、
物語を見届けられる視聴者か否かを作品が見極めようとしている。
そんな感覚。

ピノというキャラクターの可愛らしさに惹かれてという方もいるでしょう。

序盤の終わりを告げる、ヴィンセントが瞑った目を見開く瞬間に引き付けられた方もいるでしょう。

ロムドドームの外の、あぶれた者たちが寄り添うコミューンを出奔する姿にロードムービーの予感を得られてというのも、あるでしょう。

でもそこまで至ってなお、
物語の核心は遥か遠く。

様々な謎、様々な疑問、様々な矛盾が提示されます。

そしてそういう事象のひとつひとつが、視聴する私たちを試します。

その関門をくぐり続けたとき、
私たちは、
コギトウィルスに侵されたオートレイブがどうなるのか。
何の記憶も持たずに彷徨うヴィンセントが何者なのか。
ドームに暮らす「良き市民」の出自と根源が何なのか。
ようやく、認知し、検証できるようになります。

中盤からの疾走感は、序盤の関門を通過できた視聴者への祝福かも知れません。

そこで得られた共感を手掛かりに、
この「作品世界」の終焉を見届ける、
そんな私たちにとって、この作品は絶望の世界をめぐる旅、なのかも知れません。

太陽の光の届かない、穢れ切った地上を捨て、空を目指す創造主。

閉ざされた楽園の虚偽が剥がされる、
真実の先にある、現実という名の世界と向き合うこと。
存在理由を探す筈の旅は、実は真実を超える
その先の過酷な現実と向き合うために流離うこと。
それは「リアルメイヤー」の真の姿と、それとの決別に繋がります。

生きることが創造主への罰となる世界。
絶望の果てに、そのさきを、それでも生きるということ。



衒学的にも見える心理学的解析から、
迷走の先にある哲学的検証へと、
深く、より深く、思考の実験は沈潜していきます。

創造という悪意。

神の代理人に再生された、出来損ないの良き市民という紛い物。
その人間もどきに作られた偽りの神。
人類の終焉を獲得するための残酷なプログラム。

愛の拠り所。

存在の否定という真実に抗う、自己という現実。

ディストピアの外に広がるポストアポカリプス世界。

コギトという、
再生された紛い物にすぎない人類社会へのセーフティバルブ。

役割を終え、地上を捨てた代理人、
すなわち、悲しみのない天上を目指すプラクシーがつぶやきます。
地上を捨てた代理人にとって
「世界はこんなにも美しい。なのにどの空を探したらいいの」

{/netabare}これは的外れかも知れませんが、
押井守さんの「イノセンス」や「天使のたまご」、
エヴァンゲリオンの、テレビ版「25話・26話」、
あるいは伊藤計劃さんの「虐殺器官」など一連のSF作品のような、
そういう作品群に馴染める方になら、
きっと親和性が高い。
そんな風に思われる、そういう作品と感じました。

投稿 : 2023/02/11
閲覧 : 222
サンキュー:

15

aikawa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

マングローブ

分厚い世界観と軽快な流れに 不思議な感覚を味わいました。
あまりこの作品に軽快という言葉は似合わないと思いますが休息のシーンを含めたテンポのいい場面転換を 軽快な流れ と個人的に感じました。
ただキャッチーさがあまりなく興奮するシーンはさほどないので、全体としてはよくできた物語ですが明確な描写が少ないから人に勧めるのは躊躇う作品。
後半からはスピード感がなくなって観るのが億劫になってきます。

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 263
サンキュー:

4

ネタバレ

Mori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

放送当時の状況を踏まえてみるとよいです。

この作品が放映されたときなぜ有料の専門チャンネルだったかという背景踏まえてみないと無茶苦茶実験的な作品で難解すぎると思う。
コメント欄を見るとそれを理解して書いていない方が感情的に薄っぺらい事を書き散らしているのをみてビックリしている。

この作品を一度で理解するなら用語の解説やキャラクターの心理状態を理解していないとついていけない。
ピノが居ないと本当に陰湿で救いのない作品になっていたと思う。

投稿 : 2022/12/24
閲覧 : 218
サンキュー:

2

まるち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高!

ビンリル最高です。
糖度0に近い恋愛模様がおいしいです。
神アニメ。

投稿 : 2022/10/12
閲覧 : 135
サンキュー:

1

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

デウス エクス マキナ

村瀬修功×マングローブ、
哲学的に存在理由を問うダークサイファイ。

焦土と化した大地と蔓延する未知のウィルス、
太陽光は粉塵により遮られ全編を通じて暗い。
陰鬱とした荒涼な世界は「12モンキーズ」だ。
人々は完全に管理されたドーム型居住区で、
全き「良き市民」として生きる。

ここでは誰も外部世界を知らない。
管理された平穏なる善良な世界で、
{netabare}情報局捜査官リルメイヤーを襲った、
オートレイヴの自我発症による暴走事件。
上層部の思惑と沈黙が意味するもの、
怪物プラクシーの存在の秘匿は最優先である。{/netabare}

善とは善なるものだけで出来ているのか、
創造主はなぜ人に「心」を持たせたのか、
その答えがシンプルな形で提示されている。

娯楽性は乏しいが気迫は伝わってくる。
レディオヘッドの傑作楽曲が許諾され、
時代を彩るトムヨークの叫びに感動する。
そして愛玩型オートレイヴ少女ピノ、
彼女の存在に暗い物語が救われますね。

滅びの世界から再生する大地の強さ。
人類の可能性は未来に到達できないと、
そんな失望した人の群れにあくびが出る。

私もまたあなたのように強くありたいと願う。

投稿 : 2022/08/07
閲覧 : 1195
サンキュー:

40

企業戦士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人によって評価がばらけそう。

ストーリー 途中、精神世界的な展開が多く、現実が何か分からなくなる可能性があるが、そういう映画やゲームが好きなので自分は受け入れられた。ただ、個人的には嫌いではないが、頭に入りにくい言い回しや説明不足で何がなんだか分からずに終わる。事前に用語とかチェックしていたので理解はできたのでそれなりに楽しめました。ただ淡々としているのでメリハリがほしい、熱かったのは最後の最後くらい。
作画 驚いたのは06年とは思えない作画のレベル。これは最近の作品と遜色ない。
キャラ リルが可愛い!

投稿 : 2021/02/12
閲覧 : 332
サンキュー:

0

ネタバレ

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ピノが可愛い

非常に物質的でありながら現実と非現実が曖昧なSFディストピア世界におけるエルゴプラクシーとリルメイヤーとピノの旅と世界の話2クール。
リルメイヤーが主人公と見せかけてヴィンセントが主人公で、サスペンスやアクションジャンルかと見せかけて世界と旅とまどろみの内省的対話みたいな話が開陳される。
もっと硬質な話だと思って見始めたのだが随分自由で伸び伸びとした形式のアニメだった。序盤、徐々に世界の形がわかってくるあたり({netabare}ロムドの外でリルとヴィンセントが再会した時くらいまで{/netabare})が一番わくわくして面白かったように思う。
灰色の街と凛々しく美しいリルメイヤー、非常に人間的で機械的な自動人形、言葉を話す彫刻、プラクシーという怪奇、それを目前にリルの目元から垂れる象徴的な一筋の涙、自動人形に人の心を与えてしまう感染症、ハイテクのようで人間味に欠けた街、謎めいた不法入国者、マングローブらしい演出美といった要素が俗悪でないように慎重に並べられていく様は非常にエキサイティングで、これは面白いアニメが始まると思ったものだ。しかし途中からオヤなんだか思ったのと違う雲行きになってきたぞということになる。
中盤以降はインタールード的な話がかなり挟まってくるのだ。本筋にはほとんど関係ない話が本筋につながるピースを若干開示しつつのんびりと時間を掛けて展開されていく。それまでに世界設定やもろもろの要素の掻き立てた逼迫感がひどい肩透かしに会うことになる。イメージとしてはラーゼフォンとかに近いものもあり、「このピースを開示する」というのを先に決めてあとは適当に勝手に話を作っていると言う感じというか。この手の話にしては随分筋がふわふわしている。結局最終的に見せたかったものは壮大なストーリーというよりはこの型から外れた奇妙な風情であったのだろうか。
一話完結型のストーリー形式自体は好きだし、世界設定や雰囲気も好みだが、遊びを狙ってそうでいながら、各話のストーリーは斬新さに欠け面白みが薄いように感じられ残念。灰色の孤独な世界を描きたいのだから仕方なかろうが様々な世界を渡るわりにロードムービー的な雰囲気の移り変わりの面白さはあまりない。本筋を思い切って端に追いやるのは挑戦として良いのだがその尺で結局何を見せたかったのかというのが今ひとつわからなかった。
本筋の話は随分壮大なスケールで展開されているようなのだが、説明の仕方が非常に奥ゆかしく、停滞的な話が続く反面あまり親切に説明してくれないので一回見ただけでは流石に色々わかりにくい。そのうちもう一度見てもよいかもしれない。

キャラクターはすこぶる魅力的。
リルのキャラクタは最初非常に気に入ったが、ピノの愛らしさには負けるかもしれない。一方でラウルもなかなか哀しくてよいと思う。

投稿 : 2021/01/02
閲覧 : 307
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

難しいけど良作品

人とロボットが共存する世界で、リルという女の主人公を中心に物語が展開されていく訳なのですが、はっきり言って一回見ただけでは理解するのは相当難しいと思います。
この作品は、自分で考察するアニメなので、かなり頭を使いますし、自分は考察だけでは理解できなかったので、解説も見ながら作品を見てました。
見終わった感想は、マイナーなアニメではあるけど、よく作られているなと思う作品でした。

投稿 : 2020/12/30
閲覧 : 253

ガナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい

良さ
 まず何と言ってもとてつもなく壮大な世界観が本当に素晴らしいです、世界観感設定、町やオブジェクトのデザイン、キャラのデザイン、服装の良さは群を抜いています、さらにこれらを盛り上げるポストロック、シューゲイザー系の作中bgm、opとedもセンスがいいです。
ストーリーもそれなりに面白いと思います。

悪さ
 ストーリーは難しく、ついていけないところが出てくるのは否めませんが、見終わった後ネットで考察を見れば良いかなというレベルで、大まかには理解できます。

投稿 : 2020/12/02
閲覧 : 121
サンキュー:

0

lll1 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

私には駄目だった

 批評サイトIMDbにて、高評価を受けていたので観賞。評価件数もアニメとしては多く、10000件を越えていた。


 はっきり言って面白くなかった。

 まず、技術的な問題点。
 音響編集が壊滅的に悪かった。セリフの声は小さく、音楽や効果音はやたらうるさい。セリフを聞くために、音量を大きくしたら、急にバカでかい効果音。聴覚障害の方には困難なまでの音響編集。
 健常者である私でも、これはしんどかった。


 次に映像、絵コンテについて。

 序盤から絵コンテが意味不明。俯瞰で撮ってたシーンから急に、一人称視点に変わったりする。意味が分からない。あまりにも不自然なまでのカット変化。脳の理解が追いつかなかった。こんな非常識なまでの絵コンテを序盤で描いてるもんだから、後半もそれはずっと続いた。
 何かしら奇をてらったことをしたいのは感じられたけど、視聴者に映像認識という点で、混乱を齎すようなら単純に上手くないんでしょうね。

 アクションシーンとか何が起きているのか分からなかった。映像が暗いのも関係しているけど。

 次に脚本・ストーリー、及びキャラクター

 基本的にキャラクターが意味わかんないです。何がしたいのか、何が目的なのか、性格はどんななのかが全く見えてこない。
 何を考えているんだ、セリフも気持ち悪いのばかり。全てが不自然で奇怪に感じられた。会話してるのに、話がどこか通じていない感じの気持ち悪さ。これが狙いなら、狙いでいいけど。私が駄目だっただけだから。

 でもまぁ、ストーリーも面白くなかった。中盤ちょっとだけ面白くなった。ほんとにちょっとだけ。これの所為で最後まで観賞してしまった感がある。
 長々と難解な映像を見せられた後、"夢"。みたいなことをやられると、思考を放棄してしまう。元々ハマっていなかったのも関係はしますが。

 あとクイズの回とか何がしたかったんだろう。ピノの遊園地の回も。この回で「起承転結の承ばかりで、話が進まないよ。転を飛ばして結に向かおう」みたいなセリフがある。「何を言うとるんだ」と思った。まさに本作を物語っているセリフなのだろうか。意味不明になった脚本家なりのギャグなんだろうか。

 最後に音楽。
 非常に音楽のセンスに欠けていた。OPはいいとしても、劇中のサウンドトラックとEDはいかがなものかと。ただ平和的な会話してるだけなのに、何故背景の音楽は「あ~あ~」言っているんだ。不穏だし、うるさい。

 ピノのハーモニカは良かった。かなり独特な雰囲気を作ることに成功していた。あれは良かった。


 私には本作は合わなかったし、はっきり言ってつまらなかった。
 何故高評価なんだ。分からない。

 最終評価は 4 / 10点です。

 3点にするほど質そのものは悪くなかったかと。
 本編中で佐藤大が死んでいたのはちょっと笑った。

投稿 : 2020/06/06
閲覧 : 404
サンキュー:

0

ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

それぞれの欲求、それぞれの存在

SFが持つ設定の幅広さは、人間に留まらず、怪物、人工知能、果ては霊的な存在に至るまで、数多くのIFを俎上に載せることを可能とし、エンターテインメントの衣に身を包み、この不安の世紀、究極の命題を我々に投げかけてくる。

フランケンシュタイン、メトロポリスを嚆矢として、自己の存在を問う多くの作品が作られてきた。
近年では、ブレードランナーやA.I.がその代表作と言ってよい。
エルゴプラクシーの造形が、これら先達をリスペクトして作られたことは明らかだ。
しかし、この世界観を把握し、ビンツ、リル、ピノと共に漂白の旅を楽しむには、若干の忍耐と、手強い言葉遊びに付き合う必要がある。

(キーワードとして)

“我思う、ゆえに我あり”
-コギト・エルゴ・スム-
ラテン語で、“考える”、“それゆえ”、“在る”、と言う意味だそうだ。

冒頭、主人公である“ビンセント・ロウ”が所属する組織の仕事、それは感染したオートレイヴの処理。
“良き市民”を守り導くはずのアンドロイドが “コギト” ウイルスに感染し、次々と自我に目覚めてゆく。

それと呼応するように現れた “エルゴ” プラクシーと言う存在とは何か?

永く安寧を保ってきたロムドと言う名のドームシティ、外界は死の世界であるとされ、ロムドこそが、人類唯一の拠り所、命をつなぐ“ゆりかご”とされてきた。
しかし、ロムドの崩壊は着実に進む。
それは仕組まれたものなのか。
創造主からロムドを託されし管理者、“桎梏(しっこく)”と呼ばれる老人。

彼の孫である“リル・メイヤー”は、自己の存在に疑問を抱き旅立つのである。
旅の仲間は、ビンツこと“ビンセント・ロウ”と感染オートレイヴ、愛玩型アンドロイドの“ピノ”。

そして現れる“モナド”プラクシーと言う存在。

{netabare}モナドとは現実存在の構成要素、それ以上分割できない単純な実体であるが、個別に属性を持つがゆえ内的な欲求を生む。
モナドは相互に独立しているがゆえ変化を生みだし、これが精神であり生命であるとされる。(ウィキより)

モナドこそが実存への推進剤と言って良いのであろうか。
訳も分からず、知ったようなことを書いている。
間違った解釈かもしれないので、そこはご容赦頂きたい。{/netabare}

ストーリーに身を任すのも良し、哲学的問答を楽しむも良しである。
どちらにしても、ラストに向かって全てのパーツが組み合わされ見事に謎が解かれてゆく。

1998年の“lain”以降、テーマを同じくする多くの作品が生まれた。
どれも面白い作品である。
2003年の“テクノライズ”を除いて、キーとなる魅力的な役を演じてきた矢島晶子さんに改めて注目したい。
1999年“THEビッグオー”のドロシー。
2002年“灰羽連盟”のクー。
2005年“エウレカセブン”のサクヤ。
2006年、今作のピノ。
2007年、“電脳コイル”、ヤサコの妹、ウンチの京子ちゃん。
そして、“神霊狩”の都ちゃん。
素晴らしい。

投稿 : 2020/05/18
閲覧 : 371
サンキュー:

11

順順 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

ピノが可愛すぎる

投稿 : 2020/04/23
閲覧 : 282
サンキュー:

1

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エンドレスエイト? 方法序説?

 どうしても,途中で寝てしまいます・・・

 1話だけ何回かよくわからないけど,少なくても7回以上は挑戦しました・・・

 どうしても途中で寝てしまいます

 気が付いたら2話の途中や3話ってこともあったのですが,その時点で1話の最初に戻ってまた途中で寝てしまって・・・

 1話の無限ループ状態…図らずもエンドレスエイトのような状態です^^;

 とりあえず,あきらめましたf^^;

 


 あきらめたとか言いながら,ちょっとずつ見てました。
 その後何回か見て何とか1話をクリア!!
 その後は順調にと言いたいところですが,ちょこちょこ眠りに落ちてその話の初めからを繰り返し・・・
 遂に完走しました!最初にお断りしますが,夢現(ゆめうつつ)の部分が有ったり,見直して順番が定かでない部分が有ったり,本当のエルゴプラクシーと自分の記憶のエルゴプラクシーはちょっと違うかもしれませんw

 まず,結論からこういうのかなり好きです!頑張って見て良かった!

 自分が理解していないだけかもしれませんが,思わせぶりな伏線(?)が随所にちりばめられ,それらが回収されずに曖昧なままなので逆に破綻しないで,雰囲気重視で完結しています。往年の押井守的雰囲気と言ったら叱られるでしょうか^^;

 前後の脈絡なく独立した話のような回も数回あります。特に11話「白い闇の中」は自分としてかなり好きです。この話の登場人物City lights bookstoreの主人はこの作品の雰囲気を象徴するような人物と言えるのではないでしょうか。いい味を出しています。
 思わせぶりと言えば最終話のサブタイトル「deus ex machina」はネーミングとして秀逸ですね。

ネーミングと言えば、コギトウィルスとコビットウィルスってなんか名前が似てる…AKIRAほどでは無いけれども不吉な予言か?

 ヒロインに全く萌え要素がないのも媚びてなくていいと思います。でもスッピンのリルさんはちょっとかわいいのですがw(ピノが萌え担当?)

 音楽的にはピノのピアニカ(鍵盤ハーモニカが正式な楽器名?)のたどたどしくて物悲しい旋律が印象的です。
 それと,OP曲がなんかどこかで聞いたような感じ…うーん何だろうと記憶をたどって・・・ミッジユーロ時代のウルトラヴォックスっぽい?いやU2っぽい,そうだ!かなりU2っぽいぞ!!U2のパクリの現代の日本のバンドかと思ったら,調べてみるとRadioheadは1990年代に活躍したイギリスの大御所バンドではありませんか^^;でもU2の影響を受けているって書いてあるからまあ,まるっきり外れでもないかw

評価は眠くなる分減点です。

投稿 : 2020/03/26
閲覧 : 365
サンキュー:

8

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ブレードランナー+マッドマックス

要するに最終戦争後の荒廃した未来世界ということで、ブレードランナーやマッドマックスのアレです。12年前のアニメですがSF好きなのに実はまったくもって知りませんでした。

しかし、観てすぐに攻殻機動隊っぽいなあ。。と思っていたら脚本家が佐藤大さん(攻殻機動隊SAC、カウボーイビバップ)でした。

昨今のアニメではまずこういった難解な内容のアニメは作らないでしょう。なぜならば売れないからです。

アニメの需要とこういったSFファン層は実は一致しません。。ので、結構最近のハリウッドハードSF映画に似てて先見の明がありますが、まあまず売れません。
ダンカンジョーンズやドゥニヴィルヌーヴらへんが映画化しそうですが。。

というかその前にジェームズキャメロンが映画化した漫画「銃夢」に内容がそっくりです。あと、押井守の「天使のたまご」とか。。

まあどれも佐藤大さんだから仕方がないですけどね。(笑)

投稿 : 2019/02/06
閲覧 : 607
サンキュー:

6

じゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ピノがかわいすぎる!

序盤はついていけないかも、
でも、終盤すべてつながります。

世界観、キャラデザイン素晴らしい。

ピノも素晴らしい。

投稿 : 2018/12/11
閲覧 : 403
サンキュー:

3

ネタバレ

真澄 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良き

最初の15分までは少々退屈なものの後半から物語が動き出すとジェットコースターみたいに面白くなっていく。個人的には物語に少し納得出来ない部分もあったので4にいかず。でも見て良かったと思えるレベルの作品。例の涙のシーンは何度見ても美しいとしか思えない、物語でビンセントが変わっていく様が本当にかっこ良くて好き。音楽のチョイスも良し。エンディングにradioheadを使うか…!!

投稿 : 2018/08/01
閲覧 : 315
サンキュー:

3

せくしい軍曹 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

村瀬修功ワールド

内容やストーリーは正直どうでもいい。

とにかく味わいたい村瀬修功ワールド。

絵の雰囲気がいい。

それだけ。

動画が非常に甘い場面が多いけど、表情、雰囲気がナイスで

静止画見るとさらにイカす。

昔よく漁ってた単館物映画の味わい方に似ている。

投稿 : 2018/04/12
閲覧 : 414
サンキュー:

1

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ナウシカ?

終わり方は気に入らないけどそれなりに面白い、ただ理解するのに時間がかかる上途中で切りたくなるぐらいわかりづらい。


一応主人公はリルってことになってるけど登場回数だとヴィンセントの方が多い、中盤以降はリルとヴィンセントが一緒に登場するが、序盤~中盤は別々に登場し一緒に映ることはあんましない。中盤までは逃げたヴィンセントをリルが追う形になり、中盤以降はヴィンセント達が出会うプラクシーとの戦い、その戦いを通して自分の正体や世界の秘密について描いている。
時系列的にはもっと詳しい説明がいるが、ざっくり言うとこんな感じ。

ネタバレになるけど、リルたち現在の人間は昔の人類が作った代理人(ヴィンセント、プラクシー達)が作った失敗作の人間、って設定だけど、この今の人類と昔の人類の設定・・・どっかの宮崎駿作品の原作版と同じだよな??

作画は基本的に夜が多く暗い、昼や明るい場所は見やすいが、外に出た後は太陽が隠れているので薄暗い作画が続く、ただ暗いとこだと会話がメインなのが多いので、さほど問題はない。

声優は微妙、主役級だとヴィンセントの遊佐さんはいいけどリルの声は知らない、他のキャラもところどころ豪華といった感じ。

終わり方が気に入らない、こういう「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいな打ち切り漫画パターンは勘弁してほしい。やるんなら旧人類の話もやって欲しかった。

投稿 : 2018/03/18
閲覧 : 441
サンキュー:

3

ネタバレ

クギコマ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

要素に見どころがあるが いろいろ疑問が残る作品

哲学的なアニメの関連にあったのでなんとなく試聴 
見終わってみて このアニメで気になったのが構成というか時間配分が良くないところである 物語の核心は最後の数話で矢継ぎ早に展開されるので消化不良になること間違いない それに対して前半はかなりスローペースでシリアスとギャグのどっち付かずでダラダラ進んでいるので 配分をもっと前に持ってくるべきだと思った 
中盤は一話ごとのテーマで完結するシナリオになっているが 驚いたのが中盤に出てくるクイズ風番組回の一話で物語の背景(何故このような世界になったか)に関する情報を凝縮したところである クライマックスを見る視聴者にとってベースとなる情報の材料が前半から中盤で徐々に明かされていくのが普通だと思うが その逆であった
キャラクターなどの感じは悪くないが 人物に対する掘り下げが不十分なまま最後の方でいきなり豹変して しかも登場人物たちが光の速さでそれぞれの結論に達し 俺たちの戦いはこれからだ!的に終わっていくので この点からも説明不足感が漂ってくる
この物語では哲学的なセリフがたくさん出てくるが この哲学要素は人間がディストピアをサバイバルするのに必ずしも必要かと言われると微妙である この物語を完全に理解しているわけではないが 荒廃した惑星が豊かになったり 害になっている機械たちを排除すればいいだけの話で 創造主がどうのこうのという論争が解決したからといってそれほど意味があるとは思えない気がした

投稿 : 2018/01/26
閲覧 : 268
サンキュー:

5

ネタバレ

さくらっぷ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なかなかいい!

前に1度見て⁇→解説→さっき二周目を見終わった→納得

初見の方はまず解説から入った方がいいかもしれませんね笑。視聴者置いてきぼりアニメなんで、ついて行くには一通りの理解が必要です。


ストーリーは神話的構造にSF、ディストピアを取り入れた感じでしょうか。 ストーリー自体は王道なので誰でも楽しめると思いますよ。ただ陰鬱な世界観とセリフが難しいのが、悪い所であり、良い所でもあります。 要は、受け手の感性によって良し悪しが決まると思います。


僕にとっては良かった作品でした。特に印象的だったのは、13話でピノが悲しみを知り得た故の幸せ。そしてイギーの愛憎の葛藤は、ロボットが人の代理として、考える力の対価を表した所です。 ちょっと考えさせられました。

投稿 : 2018/01/02
閲覧 : 242
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

意味わからない。

OPから寒気がするほどに重厚感。
世界観がすばらしい。
アニメを見ただけでは意味不明です。
個人的には意味不明の作品が大好き。

他の難解な作品にも言えることですが、
本当に意味不明だとスタッフは仕事ができません。
メッセージは隠されているだけなのです。

しかもこの作品は何重にも意味が隠され
もはや視聴者はついていくのがやっと。

メッセージがわかった時、
作品のシーン全てが思い出のように蘇ります。

蛇足ですが、
最近も映画で意味がわからない、感情移入できないから
つまらない、逆に薄っぺらい携帯小説でも感情移入できれば泣ける。
みたいな論争があったのですが、

私はアニメを含め基本作品は作り話だと思います。歴史も解釈次第です。
作品は作り手のメッセージがあり、それが自分にとって何の意味があるか?
という見方をしています。

投稿 : 2017/09/10
閲覧 : 341

dG さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

単なる感想です

話の流れを理解するのが難しくてストーリーも閉鎖的(?)でした。
雰囲気はイノセンスに似てる気が。でもあれだけのアクションシーンも少ない。正直息がつまって途中でリタイア。
でも決してこの作品が駄目とは思ってません。全体として鬱で暗いけど世界観はスケールが大きくて、なんというか…メッセージ性?みたいなのを感じました。自分には合いませんでしたけど好みだっていう人もいると思います。
飛ばしてみたラストシーンはかっこ良かった。

投稿 : 2017/08/30
閲覧 : 289
サンキュー:

3

ネタバレ

TOFUrabbit さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

好き嫌い分かれるロードムービー

暗く淀んだアニメだとは思う
でも内容は深い、というより「ストイックに鬱屈として、張り詰めた内省」(ってどっかのブログに書いてあったけどその通りだと思う)
個人的にはそれが好みだけど、昔の純文学とかを手にとって数ページで断念しちゃうタイプの場合(つまり多くの人は)、たぶんだるいからおすすめはしない

難解と言われるアニメでありながら、ストーリー回は意外と少ない
1~10話が事件発生→自分探し旅へ→自分に気付く。12話で合流。17、18話が目的地到着。21~23話が帰還、決着
23話中8話(3分の1)が見なくてもストーリーに支障のない回になる

自分に気づくっていう青春臭いテーマの事後説明のためにスタイリッシュな11話があったり、主人公たちホント関係ない19話(個人的に一番好きな話)があったり、「ストーリー以外にも力を入れた」という感じがする
16話はやることなくてただだらだらしているだけの何も起こらない回だけど、一番綺麗なシーンがあったりする
15話は難解な本作品のために設けられた説明回

荒廃した世界を旅して自己に気付いて元いた世界に帰って来て、よしラストの自己肯定!って王道型ストーリーに要約もできるけど、
最後の自己肯定が、投影された自己(というよりオリジナルの自己)の否定によって成り立つあたりがもうなんか混乱パネェ

ストーリーの概観
地球滅びかけで人間がプラクシー(不死の創造主)作る、宇宙に逃げる
→プラクシーOne人間もどき作る、地球環境再生へ
→不要になったプラクシーたちの自殺プログラム発動
→プラクシーOne人間への復讐のためにプラクシーもどき(Vincent)作る
→Vincent、Oneに操られながらドーム作る、人間もどきつくる、モナドと恋愛関係になる、失望する、モナドの地で記憶消す(たぶん)
→Vincentドームの長(人間もどき)怒ってVincentの愛人Get。その体からRe-lを作り、Vincentの帰りを待つ。Vince帰ってくる
--以下からアニメスタート--
→Vince帰ってきたから愛人復活。事件発生
→One、Vinceが帰ってくるようにモスコに伝言残す
→予定通りVinceが帰宅してOne殺して、人間への復讐を誓うEnd

うん。ストーリーより背景のほうがめんどくさくて長い。この話をだいたい主人公目線で語っていて、背景は15話の説明回とラストの会話の断片でしか分からない(首謀者Oneは最終回までハッキリと現れない)
人物の騙し合いはサスペンスの基本だけど、そこにさらに神様の騙し合いって次元があって、その神様もその神様の神様(人間)に騙されてただけだっていうのが最後になって明かされるから混乱する

でもこのアニメの序盤の細かな伏線や作り込み具合は桁外れに凄いし、あとテーマの一つなんだろう自己同一性に対する作りこみ方(多重人格、夢オチ、断片的な語り)も凄くいい

Biosは弓と生の2つの意味を持つ。無関係に見えるが「死に至るもの」程度の意味(原義)に考えると納得がいく。という説明が本作の中である
Ergoは作中何度も出てくる「我思う故に我あり」「我思う故に君あり」の「故に」だが、作中でErgo Proxyは「死の代理人」と訳される。そもそも「我思う故に我あり」は「私ってどうやって定義・証拠付けできるんだろう?ああ、今こう思考しているからこそ、私はいると言っていい」って意味の詭弁だ。この詭弁を成立させるための意志を感じる「Ergo」に「死」という意味を持たせたこと。人間への復讐のために、人間と同じようにプラクシー作成を行うしかなかったOneの姿や運命に抗う人々の姿と合わせて、このアニメのメッセージなのかなと思うと面白い

個人的には、もうちょっと人々の内面やストーリー進行に合わせた変化を見たかった。例えばクイーン姐さんがロムドを出た過去だとか、そういうお話
ひたすら内省的で外部とか他人との関係とかはない

EDはRADIOHEAD
主人公はEVANESCENSEのAmy Leeに激似
洋楽好きはちょっとおっと思う

だいぶ前に見たから、あんま覚えてないけど、とりあえずこのアニメ以上に重量級のアニメはまだ見たことがない

投稿 : 2017/07/22
閲覧 : 341
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

最後まで見るのは非常につらい

我慢してやっと見れた

絵も汚いストーリーも意味不明

まあ超暇な時に他に見るものが無くなったら見てみようか

投稿 : 2017/07/07
閲覧 : 195

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

萌え要素ないと思いきやピノたそピノたそ!

7割は理解できました笑
3割は解説見ましたが余計にわけわかめ。
クイズ回の15話はプライド的に観てません笑
その結果わけわかめ笑

ピノたそピノたそっ!

投稿 : 2017/06/26
閲覧 : 297

やきどげざ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人を選ぶアニメ

考察力が必要で、外部サイトなどの情報を通さないと全容を把握するのは困難。
そのような物語内で完結することのない作品は、作品としては非常に不完全と言わざるを得ないのだが、それについてこれる受け手にとってはスルメアニメそのものである。
他に類似した作品を並べるのが難しい、骨太なアニメであった。
ゲームで例えるならインフィニティシリーズのremember11あたりの感触。
エンディングの虚無感と物語内では断片的で分かりずらかった情報が、外部サイトの考察などでカタチとなり、それを理解できた時の身震いするような気持ちよさ。
一味違ったアニメを探している人にオススメ。

投稿 : 2017/06/24
閲覧 : 290
サンキュー:

6

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的に面白いと感じた

伏線がかなりあり、それを考えながら見るのが楽しい作品でした。中でも、悪夢のクイズSHOWの回は最初、困惑しましたが、重要なプラクシー計画について分かるし、ディストピアな雰囲気であるこの作品における息抜きになる面白い回でした。地球上に住んでいる人たちは実は地球外に住んでいる本物の人類が帰還するまでの準備をさせられている存在にすぎないと知ったときは驚愕しました。
リルやピノのキャラクターが素敵でそこもまた、よかった。
作画が微妙なところがあったのですが、そんなに気にはなりませんでした。
正直、もっと評価されてもよいかなと思います。

投稿 : 2017/05/30
閲覧 : 349
サンキュー:

7

ネタバレ

静御前 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

がっかり

13話くらいで断念
7話までは本当に良かった
それ以降はただの異能力バトル物

見ていてところどころエヴァンゲリオンのオマージュを感じたけど、シナリオやテーマを複雑に弄ろうとするあまり残念なことになってますね
あと他のレビューにもあったけどビンスの作画変わりすぎ
あの気弱だけど裏がありそうな感じが良かったのに、ただの少年誌顔になってるし
クイズ回とか面白そうだったけどそこまで辿り着けなかった・・・
ROBINは割と好きだったし、7話まではかなり良かったので期待したが、単なるなんちゃって哲学アニメでがっかりしました

マングローブ作品はサムライチャンプルーだけ見ときましょう

投稿 : 2017/02/23
閲覧 : 283
サンキュー:

0

じるー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

エンタメ性は皆無

中盤の10話ほど、物語が進まずに精神世界での禅問答のような展開が延々続く。
前半に散りばめた謎に期待を持ってしまった分、オチも含めて時間をムダにした感がすごい。
主人公とヒロインに全く魅力が無いのもツラい。
オートレイブ組がキャラと物語で良かったのが唯一の救い。

投稿 : 2017/02/18
閲覧 : 191
サンキュー:

0

らん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中盤が面白い

物語前半はあまり面白いと感じなかったが、中盤の旅の部分はすばらしく遊び心があってよかった。
終盤も悪くは無かったが、中盤のできが良すぎてそればっかりの印象になってしまった。
各キャラクターもすごく良かったし、エンディング的にも続編が作れない感じではなかったので続編が見たかった。

投稿 : 2016/11/29
閲覧 : 256
サンキュー:

2

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エルゴプラクシーのストーリー・あらすじ

焦土と化した大地と大気中に蔓延する未知なるウィルス、太陽光は粉塵により遮られ、地球は荒涼を極めていた。そのような環境下で生きていくために人々は隔離されたドーム型都市の中での生活を余儀なくされる。完全な管理体制下にある都市ロムド。人々は「オートレイヴ」と呼ばれるロボットとともに模範的、従順なる「良き市民」として生活していた。しかし近年、犯罪とは無縁と思われていたロムドでオートレイヴに自我の発症をもたらすコギトウィルスの感染が増加し、問題となっていた。ロムドの市民情報局に勤める若きキャリア、リル・メイヤーは、ウィルスに感染し制御不能に陥ったオートレイヴの暴走事件、そして多発する謎の市民斬殺事件の捜査にあたっていた。(TVアニメ動画『エルゴプラクシー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年冬アニメ
公式サイト
www.ergoproxy.com/

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