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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続(TVアニメ動画)」

総合得点
88.0
感想・評価
3090
棚に入れた
15759
ランキング
135
★★★★☆ 4.0 (3090)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.2

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

“普通”は盆に返らず

【物語 4.5点】
空気が変調する描写が圧巻。

虚構でも普通で心地良い人間関係を
本当の気持ちを伝える告白により、壊したくない。

本質を回避して、責任も回避して、自身の外面やブランドは守りたい。

依頼対処を通じて、2期でも継続する奉仕部のケーススタディ。
主人公・比企谷八幡は合理的な正解を導き出しているはずなのに、
当人たちが恋路を直視しないことにより、空気が淀み、
奉仕部の安らかな普通が失われていく。

この臨場感が本当に凄くて、
ヒッキーに感情移入し過ぎていた私などは、
中盤、どうして、こんな痛い空気になっちゃってるの?
と本気で頭を抱えた程w

(ストレス共有の余り私も姫菜やヒッキー同様、危うく{netabare}BL趣味{/netabare}に逃避しかけましたw)

けれど{netabare}葉山や“同中”女子{/netabare}をけしかける陽乃のちょっかい。
平塚先生の効果的な経過観察&面談。
なども経て、ヒッキーと一緒にもがいていると、
段々、もつれた原因が見えて来る。

だからこそ{netabare}「本物が欲しい」との叫びが高い共感度をもって胸に響いて来る。
例え、人間関係が虚構で、程ほどに折り合うことが大人になることなのだとしても、
本物なんてなくても、本物を求めたくなったヒッキーの気持ちの変化が重要なのだと思います。
{/netabare}

シナリオ運びの上手さに感嘆します。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・feel.(ブレインズ・ベースから変更)

作画の安定度は向上。
背景美術も聖地・千葉だけでなく、
竹林の小径(こみち)他、修学旅行先の京都の描き込みも良好。
(ホント{netabare}告白成功阻止の自爆の舞台{/netabare}にするには勿体ない幻想絶景w)

一方でヒッキーの瞳の濁り具合など、独特のクセも平(なら)される。
一抹の寂しさも覚えるが、キャラが崩れる心配をせずに、物語に集中できるのは大きい。


【キャラ 4.5点】
ヒッキーの妹・小町。
1期では正直、露骨な妹属性のテンプレキャラだと思っていましたが、
2期ではヒッキーが雪乃さんと丁寧語でしかダベれなくなり、居場所を失いつつある所を、
妹が、親密な毒舌で、兄の相談役となる高ポイント大量ゲットの大活躍。
あのダイニングはヒッキー最後の砦でした。

その他、戸塚&姫菜、川崎さんなど、モブと見くびっていたキャラの本領発揮もあり、
層がどんどん分厚くなる。

JSの留美ちゃんなど、思わぬ人物との再遭遇と問題解決への寄与も仕込まれ、
奉仕部メンバー自身の課題克服に向けた人脈構築も順調そのもの。


また、由比ヶ浜さんは雪乃の言葉を借りる間でもなく、2期の時点でも相当凄いが、
3期を思えば、これすらピーク途上。


ヒッキーと互いに嫌い合う葉山のエピソードも待望の回。
{netabare}マラソン大会連覇だの、進級による人間関係リセットの谷間だの、{/netabare}
ヒッキーが挽回不可能とみなす苦境を難なく乗り越えるように演じるイケメンぶり。
そんな葉山が、ヒッキーも私も妬ましいけど、結構、好きですw


【声優 4.5点】
声優・佐倉 綾音さんの人気キャラ投票をやると、
主役ヒロイン級を押しのけて上位に入って来る“いろはす”こと一色いろは。
途中出場で、メインヒロイン2人以外に刺されてなるものかと
視聴前、私は妙に捻くれていましたがw
“何ですか?口説いてるんですか?(中略)無理です”などと自己完結する
マシンガン・ヒッキー振りまくりボイスに
無事、蜂の巣にされました。ありがとうございますw


口車と言えば、“意識高い系”の海浜総合高校・生徒会長・玉縄役の日野 聡さんによる、
中身のない横文字の羅列→ヒッキーの“同中”かおり役・戸松 遙さんの“それあるー!”
の会議は踊るされど進まずボイスのコンビネーションw

日本のトラディショナルなホワイトカラーは、
机上の空論により、責任をアヴォイドし、
低生産性により失われた20年をもたらしたクリティカルなファクターであり、
そのパージこそが、喫緊のプライオリティなのでありますw


【音楽 4.0点】
劇伴は音楽制作集団・MONACAの石濱 翔氏や高橋 邦幸氏による提供継続。
作画同様こちらも、丸くなったのか慣れなのか、
修羅場では、1期ほど露骨に昼ドラではない印象。

むしろ敢えて音楽を使わない効果音のみの演出の方が強烈。
全く、教室で空気が凍った時のアナログ時計の秒針は、なんであんなにうるさいんだ。


OP主題歌は引き続き、やなぎなぎさんの「春擬(もど)き」
軽快なメロディに“本物と呼べるものだけでいい”など
作品の本質を繊細に捉えた歌詞をのせた逸品♪


ED主題歌も引き続き、雪乃&結衣のキャラソン「エブリデイワールド」
1期と同じく明るい曲調に、本編ではおくびにも出さない“恋”のワードも織り交ぜて、
葛藤する乙女心を吐露した良曲♪
こちらも1期同様、2人各々の心情回ではソロバラードVer.に。
{netabare}“真実よりやさしい嘘をプリーズ”{/netabare}など、どちらかと言えば結衣方面に刺さる歌詞。

投稿 : 2021/03/14
閲覧 : 549
サンキュー:

43

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白いけど楽しいかと言われると… PART2

 
全体はよくできてると思うが…
なぜその行動になる?なぜそれに気づかなかった?と思える部分が何か所かあったのと、セリフでの誘導がハリボテを裏から見せられる気分になったのもあって、それはあまり楽しいものではなかった。
他の作品なら気にならない粗かもしれないが、こういう作品だからこそそれがスルーできない。

観終わっての気分は、大昔に観た「きまぐれオレンジロード」の劇場版のときと似てる。言うまでもなく内容は違うんだけど。
とりあえず「完」があるので、近いうちに観てみようとは思う。

投稿 : 2021/02/09
閲覧 : 213
サンキュー:

2

ネタバレ

ゆきちん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一期とは異なり

一期と異なり恋愛色が強い。
周りの人の顔を気にしながら恋愛するなど、今回も共感できる内容で一喜一憂できる作品

投稿 : 2021/01/13
閲覧 : 223
サンキュー:

4

ネタバレ

tag さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とても面白かった、そして、とても難しかった

3期視聴し、分かってきたことが多く、もう一度見直すことにしました。実際、2期は比企谷君の本物発言で考えることが多く面白かった半面、肝心の恋愛模様は?が飛びまくりで、分からないことだらけでした。もう一度視聴することで、物語の理解が深まりました。その点を加筆しました。

>>ここから初見時の感想>>
逆説的表現がてんこ盛りで、理屈っぽくで、偏屈すぎて共感を得にくい。だだ、が、しかし、何故か、心に引っかかって取れない。そんな作品です。

100%正直に、100%嘘をつかず、相手を傷つけたとしても、もしかしたら関係が悪くなっても、思っているけど言えないこと。そして、それを我慢してしまうこと、そんな自分や他人を肯定的に捉えて、結果として悪くない状況に満足してしまうことは良くある。学校でも、会社でも、社会でも、家族でも。空気を読むのとは少し違う。肯定的社会性とでも言うのか。それは、多くの人の心の内にあるのではと思う。

主人公は、敢えて、その肯定的社会性とは真逆の道をピュアにそれを求め、与え続け、その逆説的で卑屈で、しかし、彼のあるべき姿を目指し続ける。観衆は、その極端な行動に違和感を覚えつつも、引き込まれる。何故か引っかかるのだ。そして、この「続」編の終盤で、ようやく言葉を得る、「本物」が欲しいのだと。

敢えて、極端に振ることで、本質が見えることが良くある。観衆は違和感と引っかかりを抱きながら、一期から、徐々に引き込まれ、極端を見せつ続けられたからこそ、本物=本質が、観ている自分も欲しいことに気づく。それが、自分の人生の中でも、求めても得られないこと、得られなくてもそこそこ満足していたことにも。心の底では、自分も、過去に、現在に、未来に、その本質=本物を求めていたことに、気づく。そこに、共感とカタストロフィを得るところが、この物語が強く支持を受ける理由だと思う。

さて完結編がこれから始まるわけだが、キャラクターそれぞれが、本質=本物の入口に立った時点で始まる物語は、もしかしたら普通のラブコメなのかもしれない。それとも、この物語が語る本質=本物はもう一段の深みを目指すのかもしれない。中々の期待が生まれるエンディングだった。(原作未読です。)
>>ここまで初見の感想>>


さて、再視聴後のレビューです。
2期からは、物語のターゲットであるヒロインの問題は明確化し、深化します。3期まで見てやっと分かるヒロインの問題は、「ネタバレ」以降に記載される三つです。3次元連立方程式です。相互に関係した解決の難しい連立方程式です。ちゃんと3期で解きます。ただし、正直、アニメだけの視聴者にとって、分かりにくいシーン満載です。キャラの魅力に引っ張られていたと言えます。
※1-3期全部を通しで見ていない方は重要なネタバレが満載なので見ないでください。
{netabare}
「相互信頼に基づく承認不足」
「自己の未確立とそこから来る自信不足」
「家族レベルで呪縛に満ちた家庭環境」

1期では、最初の承認不足に焦点があたり、雪乃は、高い信頼を置く八幡に承認してもらうことで、満たされます。2期では信頼が何度か揺らぎますが、心の底は揺らいでいません。むしろ、自己の未確立、そして頭出しだけですが呪縛的家庭環境へと広がります。更には承認不足は、自信不足と連動し、八幡への「恋愛感情を伴う“依存”」へと転化します。いわゆるデレの一種で、まさにラブコメなんですが、自己の未確立と重なると依存となります。恋愛なんだからいいじゃん、八幡なら依存されても何とかなる、とも考えますが、この物語は許してくれません。陽乃はそれでは、雪乃の本当の解放にならない、それは逃避と考えます。雪乃の自己確立と依存から脱却を迫ります。八幡はそれが良くわかるのだけど、依存の解消は彼が初めて得た本物と呼べる雪乃との関係解消と繋がるために苦悩します。

そして八幡は、雪乃の自立が重要と分かっていながら、それを助けて“過ぎて”しまいます。雪乃の自己確立は遠のき、依存が強まります。エンターテインメントとしてはデレが明確に見えるので、面白いのですが、物語としての問題解決からは遠ざかります。
そして、同時並行で、結衣が選択を迫ります。八幡も好き、雪乃も好き、関係を残したまま、雪乃は八幡との関係から身を引いてくれと。しかし、八幡はそれを遮り、雪乃の問題は雪乃が解くべきと。面と向かって八幡が初めて結衣を振ります。(かなり分かりにくい振りかたですが)

・雪乃の三つの問題
・それの解決を迫る陽乃と平塚先生の連携プレイ
・それが分かっていながら自分の大切な雪乃との関係を維持したい八幡
・なんとか今の関係を維持して(この点では八幡と同じ)、自分の恋ごころ成就を願う結衣

以上4極のキャラ達の心情をきちんと押さえると、分かりにくいレスポンスの解釈も可能になるかと思います。

あ、もう一つ、1期で6つ発見された物語を理解する【重要ラベル】ですが、2期でもう一つ増えます。これまで発見されたラベルは以下の7つとなります。
【重要ラベル①】「勝負=この物語での二人の関係継続・修復のゴング」
【重要ラベル②】「主要キャラが死角からカットイン(特に奉仕部のドア)=八幡と雪乃の関係情報の漏洩と会話進展阻止(いい意味にも悪い意味にも)」
【重要ラベル③】「パンダのキャラクター=二人の関係性がポジティブ変化」
【重要ラベル④】「マッカン=飲めば八幡の対雪乃能力アップ、八幡の象徴」
【重要ラベル⑤】「平塚先生+陽乃の連携プレイ=二人の関係修復/状況好転」
【重要ラベル⑥】「雪乃が自発的にもう一度会うことを約束する挨拶をする=二人の仲が深まった(回復した)証」
【重要ラベル⑦】「八幡の袖・裾を摘まむ・握る=恋ごころの告白」⇒2期から出て来る

⑦は3期まで見ると重要だと分かるのですが、2期では重要性が正直わかりません。八幡の袖・裾を指で摘まんだ・握った女性は3人、6回あります。順番は、結衣(修学旅行中)⇒いろはす(クリスマス企画中)⇒いろはす(本物発言後、ドア近くで)⇒雪乃(スプラッシュマウンテン)⇒雪乃(初詣帰りの電車)⇒雪乃(プロム1打ち上げ後)6回中3回は雪乃で、最後の3回は雪乃、ラスト1回は「摘まむ」でなく「握る」です。雪乃の恋ごころの盛り上がりが分かるかと思います。結衣は最初の1回だけで、その後はしていません。彼女は既に2期の最初のほうで分かってしまったのですね。切ないですが。そして何気にいろはす、途中参加ですが2回やってます。いろはすも何気にボッチで寂しがり屋ですから惚れっぽいです。

ここでは、物語の主旋律である雪乃と八幡の関係性の変化を追いつつ、2期を考察したいと思います。

・修学旅行前半(関係性上昇)
【重要ラベル③】パンダぬいぐるみが何故か(いえ、作者がわざと置いてます)京都にもあり、二人の関係は盛り上がります。この後、下降し続けるので、ここで上げることで、物語の起伏が大きくなる演出です。しかし、【重要ラベル④】マッカンは京都では売ってないので、(千葉・茨城周辺のみ)八幡は買えず、ジョージアを飲みます。対雪乃能力ダウンが示唆されます。

・修学旅行での告白サポートでの八幡の失敗(関係性下降)
告白サポートは1期文化祭時と同じ「自分落とし」により、表面上成功します。しかし、雪乃はかなり怒ります。ここは、2期で?が最初に飛ぶところです。確かに後味は悪いが、文化祭でもやった手段です、あの時は関係性が上昇しました。雪乃の3つの問題をよく認識すると理解できると思います。雪乃は「自己未確立とそれから来る自信不足、自己承認の不足」と言う問題を抱えています。これを解決するには自分が変わらなければなりません。文化祭サポートでは委員長の相模を問題の本質に気付かせつつ、立場を維持することを意図しました。相模の変化を目的としていました。告白サポートにはそれがありません。ただの現状維持です。なので雪乃はかなり怒りました。高い信頼を置く八幡が自分を理解できていないことが腹立たしいということでしょう。(そこまで、怒るか?と言うのが正直な印象ですが、雪乃にとっては人生問題と言ってもよい根深い問題なのでそうは行きません)

・生徒会長選(関係性がほぼゼロへ下降)
落ち込んだ八幡は学校の自販機で【重要ラベル④】マッカンではなく真逆のジョージアブラックを敢えて選択します。更なる関係性悪化を示唆します。雪乃は陽乃の焚きつけもあり、自分の2番目の問題「自己確立」に向け生徒会長立候補を決意します。しかし、会長当選で奉仕部の実質的消滅、二人の関係喪失を恐れる八幡は選挙の前にいろはすを当選させることで、雪乃の自己確立への挑戦そのものが始まらないようにしてしまいます。
ここで八幡は初めて自分の求める「本物」が雪乃との関係の中にあることを独白します。結衣は含まれていません。八幡の自己はこの本物探索によって形成されているので、やっと見つけた本物を手放すことは不可能です。
ほんとは、選挙で勝負して、勝っても負けても雪乃の自己確立への一歩前進を助ける。雪乃であれば会長と奉仕部を両立できる。(雪乃も八幡との関係を非常に大切に思っているので両立させるはずです。)とすべきでした。「分かっていると思っていた」という雪乃の言葉に象徴されます。ここの雪乃の悲しみも初見では正直、何が分かると思っていたんだ?という感じ。
そして関係がどん底のタイミングを見計らって(いや、待ち伏せて)、平塚先生の橋の上の講義です。考えろ、傷ついてもぶつかれと!

・八幡の「本物が欲しい」告白と雪乃のクリスマス企画支援の開始(関係性が修学旅行前半ぐらいまで戻る、が、上がってはいない)
関係性がゼロになった八幡は初めて、自分の自己確立の根本である「本物探索」を雪乃に吐露します。それが雪乃との関係性にあることは雪乃も分かります。しかし、雪乃自身は自己を確立できていなくて、「分からない」と言葉を残して奉仕部教室を出てゆきます。ここも初見では?でした。ここまで本音を吐露したのだから、助けてあげればいいじゃん?と言うのが自分の感想でした。なぜ「分からない」と言って、出れゆく?分からん?何が分からん?と言う感じです。
このエキセントリックな雪乃対応は、自分との関係性が八幡の自己確立の根本に近いということが分かり、驚きと戸惑いが強くでたこと(高い信頼を置く八幡が初めて見せた弱さに驚く)、自己(本物探索)がある八幡に対し、自分は何が欲しいのかさえ言えない、分からない。この真摯な問いかけに、答えを用意できない自分にいたたまれなくなったということかと。ここまで自己喪失が根深いという前提を持てば、なんとか理解できる。まあ、陽乃の精神攻撃で、自己確立の重要性認識を強めていることも理由ですが。
そして、結衣の論理的でないが気持ちのこもった説得もあり、八幡を助ける同意をします。これで、自己未確立な雪乃、自己確立している八幡と格差はあるものの、これまでと逆に八幡を助けることで、同格と言うか、かつての正直で素直な関係性には戻ることができました。しかし、雪乃の自己確立問題は残ったままです。

・クリスマス企画、ディズニーランド(関係性上昇、同時に雪乃の八幡依存も上昇)
当たり前ですが【重要ラベル③】パンダキャラが登場します。パンダはぬいぐるみ、アトラクション、そして飲み物の都合3回登場。そして【重要アイテム⑦】裾つまみも登場です。二人の関係性が急上昇することを示唆します。
スプラッシュマウンテンでは初めて雪乃が袖を摘まみました。初見は、どうでもよく見えます。その時、「いつか助けて」と言います。八幡をそれをずっと覚えていて、3期でひたすら雪乃を助けようとするのですが、間違った方向性でした。
パンダの飲み物を飲みつつ、ここで雪乃は初めて、自ら自分の家庭と自分の問題を八幡に吐露します。三つ目の雪乃の問題です。八幡はこれまでの陽乃や平塚先生、葉山の話から凡そ把握していたと思いますが、普通、こう言うことを言わない雪乃が自ら吐露することで、問題の深刻さを認識します。これは3期の伏線でもあります。
クリスマス企画を手伝ったことで、実は、雪乃は、自分のしたいこと(=自己確立の根本)に気付き始めます。一方的に指示命令(文化祭の自分)するのではなく、利害の異なる様々な人をまとめ、何かを創り、成し遂げる喜びと達成感です。なおかつ、この「人々巻き込み、何かをプロデュースする」という自己確立は、雪乃の家業とも関係し、雪乃の三つ目の問題を解決する糸口にもなります。八幡はまだそこまで気づいていないようです。
初見では全くわかりませんでした。そういう風に3期のプロムに繋がるんだと、やっとわかりました。そして、3期の八幡のプロポーズ告白は、家庭問題解決に繋がるのねと。

・初詣、誕生日プレゼント、バレンタイン(関係性は上昇しますが、雪乃の八幡依存と家族問題からの逃避が上昇)
八幡との関係修復・上昇、一緒にクリスマス企画を成功させたことで、(まだこの段階で雪乃はこれが、自己確立であることに信じてはいません)八幡への依存(この場合、恋ごころか?)が上がります。
初詣の帰りの電車で雪乃は【重要ラベル⑦】裾を摘まみます。電車が揺れたので、だから何?という感じですが、つり革があるのに、敢えて八幡の服の裾を摘まみます。そして、電車を八幡が下りる時「今年もよろしく」と述べます。【重要ラベル⑥】再見を約す挨拶です。“あなたと会い続けたい”という意図かと。これら、初見では重要とはつゆ思いませんでした。しかし、雪乃性格を考えると理解できます。
ここまでは良かったのですが、誕生日プレゼント、バレンタインで、雪乃母・陽乃がセット参入し、雪乃にプレッシャー(あなたは何がしたいのか?どうして何もしないのか?心配だ?)を掛けます。雪乃の二番目の問題である自己未確立を責め立てます。言い方が怖く、詰めモードなのでは見てる我々には嫌悪感しか生まれません。しかし陽乃は、雪乃は自立しないと、ずっと自分を追う呪縛から逃れられないと、自信もないので家族から逃避することも感じています。雪乃母は、陽乃と違い束縛せず自由にしたがゆえに雪乃の将来を心配しています。母としての心配です。名家の娘として恥ずかしくないようにという感じです。多分、二人とも悪意はなく、雪乃を思っての態度です。
雪乃はまだ自己確立に基づく自信もない状態で、母、陽乃と対峙することができず逃避したい一心で、八幡に助けを求めてしまいます。八幡は助けたいですが、家族問題に踏み込むことはできません。八幡もこの段階ではそこまでの決心はついていません。もちろんバレンタインチョコもあげられませんでした。

・バレンタイン翌日の雪降る海浜公園(関係性は同じですが、雪乃は問題に向き合おうとします)
冬の海浜公園、ずっと我慢してきた結衣が動きます。ただし、その提案は、彼女らしくない少し傲慢なものでした。3人の関係(奉仕部)は維持するが、八幡とお付き合いしたいから、そこでは雪乃に引いて、自己確立し自信をつけて家族と対峙してほしい、と(もちろん、そんなことを口に出す子ではないので、「私は全て欲しい」「いいよねゆきのん」ですが)
雪乃はまだ自己未確立で自信もありません。結衣はとても大切なので結衣の申し出を受けようとします。ですが雪乃との関係が最も大切な八幡がそれを止めます。雪乃が決めるべきだと。結衣には一世一代の告白でしたが、また振られてしまいました。そして雪乃は「比企谷君、あなたの依頼が残っている」と言い、「私の依頼を聞いてもらえる?」と言います。
初見では、なぜ雪乃は止めてくれた八幡に、「八幡の依頼が残っている」と言ったのか、わかりませんでした。なんとなく、そんなものかなと?八幡の依頼は「本物が欲しい」である。これは本物の人間関係と解釈できる。多分、ここで雪乃と八幡の間に解釈の似て非なる齟齬がある。八幡は本物=自分と雪乃の関係、結衣は確かにその中にあるが、優先順位は明白、だけども結衣を傷つけたくない想いも非常に強い。雪乃は本物=奉仕部3人(ただし、自分と八幡の関係がその中心だと思いたいが、自信ない)の関係。ただ、何れにしろ、終わることではなく、まだ続くことと、ここで決めないと宣言する。結衣の決意表明によって、クリスマス以後なんとなく良い感じだが決着のつかない停滞から、時計の針が動き出しました。
※ここからは3期ですが一連のシーンなので続けます。
雪乃の依頼は、明白でした。自己確立と家族(特に母)への直面です。これが上手くゆけば自己確立と自信が付きます。ただし、この後は、雪乃は2つのシナリオがあります。どちらか決めていないと思います。
シナリオ1は、自己確立と自信が着けば、八幡ともっと素直に付き合える=結衣の提案を受けないシナリオです。シナリオ2は、自己確立と自信が着けば、八幡がいなくとも(もしくはただの友達)、ちゃんと自分で一人で生きて行ける=結衣の提案を受けるシナリオです。
八幡の依頼である「本物」は、奉仕部の関係と定義すれば、自分はいなくとも結衣と八幡がいれば大丈夫ということでしょう。ただし、彼女の心の奥底にある本心はシナリオ1、八幡と自分です。駅で別れ際に八幡に、自分の判断が間違っていないことを八幡に確認します。シナリオ2で別れるかもしれない八幡に確認するのはおかしなことです。

さて、2期は、八幡の本物発言で男目線で色々考え、とても楽しかったのですが、ストーリーの中心である雪乃と八幡との間の関係は複雑を増して、全く意味不明なことが多かったのも事実です。3期終了後の再視聴で、1-3期を再視聴することで、やっと、このめんどくさい雪乃の気持ちの変化と不思議レスポンスの理由を類推できた次第です。
{/netabare}

投稿 : 2021/01/09
閲覧 : 476
サンキュー:

22

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本物とは?

いろはす、あざと可愛い。こんな娘いたら好きになってしまう。告白も口説きもしていないのに色々理由つけて、先に断るのも好き。
なんだかんだ性格が良いのがにじみ出ている。

というか他校の生徒会である玉縄は意識高いというより結局何を言いたいのか分からんけど、かっこつけたいのだけは分かる。

急に出てきた本物の話はちょっとよく分からないが、オレガイル節は炸裂していて十分な面白さであった。ちょっとずつヒロインの恋愛感情も出てきてヒッキーも気づいていてもおかしくないのに、わざと気づかないふりしているのかな?少々もどかしい。


OP
春擬き やなぎなぎ
ED
エブリデイワールド 雪ノ下雪乃(早見沙織)と由比ヶ浜結衣(東山奈央)
各ヒロインがソロで歌うエブリデイワールド -Ballade Arrange-
挿入歌
Bitter Bitter Sweet 雪ノ下雪乃(早見沙織)と由比ヶ浜結衣(東山奈央)
OPはやっぱりやなぎなぎさんじゃなきゃね。雪の次は春。
EDはかなりメロディが好き。ラブコメらしい歌詞も好き。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 第1話 何故、彼らが奉仕部に来たのか誰も知らない。
修学旅行を控える八幡たち奉仕部のもとへ、葉山と戸部が訪れる。ふたりの依頼は、恋の相談。しかしその裏には葉山たちそれぞれの思惑が絡まっており・・・。

2. #2 彼と彼女の告白は誰にも届かない。
修学旅行先の京都で、依頼された恋の相談がうまくいくように動く八幡たち。恋愛相談の裏にあった、それぞれの想いとは?そして、八幡がとった意外な解決策とは!?

3. #3 静かに、雪ノ下雪乃は決意する。
自分の印象を損なわず生徒会長選挙に落選したい一色いろは。八幡と雪乃はその対処をめぐり対立。一方、八幡は中学時代のトラウマの原因である折本かおりに遭遇し・・・!?

4. #4 そして、由比ヶ浜結衣は宣言する。
八幡は、折本と仲町の女子2人と、葉山のデートに付き合うことに。途中で入ったカフェで雪乃と結衣が現れ、さらに陽乃も加わり、事態は思わぬ方向に。

5. #5 その部屋には、紅茶の香りはもうしない。
生徒会長選挙と奉仕部のことを誰にも相談できなかった八幡だったが、妹の小町との会話により、ようやく動き出すきっかけを得る。八幡が辿り着いた逆転の解決方法とは?

6. #6 つつがなく、会議は踊り、されど進まず。
いろはが他校の生徒会との合同クリスマスイベントの依頼を持ち込む。八幡は奉仕部としては依頼を断るが、雪乃らには言わずひとりでいろはを手伝うことに。

7. #7 されど、その部屋は終わらぬ日常を演じ続ける。
合同クリスマスイベントをともに催す相手校の生徒会は「意識高い」生徒たち。八幡といろはは、この難題に取り組むうちに、互いに微妙な絆も生まれてきたような・・・?

8. #8 それでも、比企谷八幡は。
雪乃の言葉に、自分のやり方への苦悩を深くする八幡。平塚の優しい言葉から、八幡が辿り着いた答えとは!?その行動が奉仕部3人の関係に新たな1歩を踏み出させる。

9. #9 そして、雪ノ下雪乃は。
クリスマスとは何かを勉強するため、ディスティニーランドへ来た八幡たち。八幡と2人きりになった雪乃は意外な言葉を口にする。一方、いろはも思わぬ行動に出て・・・。

10. #10 それぞれの、掌の中の灯が照らすものは。
何も決められない玉縄たちに、無責任さを指摘する雪乃と八幡。そして、きちんと物事に白黒をつけることで、八幡たちはクリスマスイベントを何とか成功に導くのだった。

11. #11 いつでも、葉山隼人は期待に応えている。
学校内で"雪ノ下と葉山が付き合っている"という噂が流れ困惑する雪乃たち。そんな中、三浦が奉仕部のドアを叩く。依頼の内容は、葉山の進路のことだった。

12. #12 未だ、彼の求める答えには手が届かず、本物はまちがい続ける。
八幡のアイデアで料理教室を開催し、三浦といろはが作ったチョコを葉山に試食してもらうことに。そんな中、陽乃は八幡に「こういう時間が君のいう、本物?」と問う。

13. #13 春は、降り積もる雪の下にて結われ、芽吹き始める。
学校帰り、突然雪乃の前に現れた陽乃。母からの指示でしばらく雪乃のマンションに住む という。帰る場所を無くした雪乃に結衣は、自分の家に泊まりに来るように勧める。

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 216
サンキュー:

15

ネタバレ

olmo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一期派

制作会社が変わってから完全なるシリアスしかない路線に振り切りすぎてて、これなら日常回やヒッキーの心理描写をある程度やっていた一期の方が好き。

だけど、作画は二期以降の方が良し

投稿 : 2020/12/13
閲覧 : 186
サンキュー:

3

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「ぼっちの思考」からの脱却

アニメーション制作:feel.、
監督:及川啓、シリーズ構成:菅正太郎、
キャラクター原案:ぽんかん⑧
キャラクターデザイン:田中雄一、
音楽:石濱翔(MONACA)、高橋邦幸(MONACA)、
原作:渡航

「ぼっち」が活躍する痛快なダークヒーローもの。
1期の展開から、そういう視点で作品を観ていると、
2期では、何をやっているのか分からなくなる。
私の場合、1期で何をやっているのかが
よく分からなかったが、2期になってようやく、
全体像が見えた気がした。
つまり、この作品は主人公が
「ぼっちの呪縛」から逃れる物語なのだろう。
もちろん、それは仲間をたくさん作って
リア充になることではない。
「他者」を受け入れ、「他者」から受け入れられ、
本当の関係性を作ることだ。
そのためには身近な人が自分に対して、
どのような感情を持っているのかを理解し、
「ぼっちの思考」から脱却しなければならない。
それは、どうしても解決できない困ったことが起きたときに、
人に頼ることもできる心持ちであることだ。
そして、八幡が嫌っている偽物のなかにも
本物のようなものがあることを認めなければならない。

八幡のモノローグは、だいたいにおいて正しい。
長年、「ぼっち」を続けてきたこともあり、
集団における人の心理の読み取りは的確だ。
そのため、何か問題が起こったとき、
どのようにすれば、人が傷つかずに
解決させられるのかに思いを巡らせることができる。
ただし、八幡のやり方は自分の犠牲を伴う。
そのことによって、身近な人が傷つくことを
想像できない。そして自分が好意を寄せられる
ことを自覚することに臆病になっている。
八幡は、いつも「ぼっち」として
「他者」を観察する立ち位置だったため、
そこに自分自身が含まれていなかったからだ。
そういうことも含めて、
八幡は「他者」の全てを知りたいと願う。
それが「本物」を手に入れることなのだ。

クリスマスパーティーの企画を
雪乃と結衣の助けを借りて成功させたことで、
八幡はひとつの大きな成長を遂げる。
その過程の描き方がとても丁寧だった。
1期のときに出会ったぼっちの少女・留美と再会し、
自分はどうすれば良いのかを改めて考える。
以前、留美を助けるために起こした行動は、
留美を孤立させている集団を分離させること。
しかし、今回、八幡が留美に対して取った行動は、
彼女の気持ちに寄り添いながら、
他人との距離を縮めることを諦めさせないことだった。
そして、平塚に3人の関係性について諭され、
何が大切で、何をすべきかを理解する。
やがて、八幡は自分でもよく分からない気持ちも含めて、
大切な人たちに、本心を伝える。
自分が何を求めているのかを知ってもらおうとする。
そのことが重要だった。

八幡が行動して心を開いたことで、大きく展開が動く。
クラスカーストの上位に位置する
葉山や優美子、そしていろはなどともDLで
一緒に遊ぶことになり、身近な人間としての
彼らの優しさや悩みについて少しだけ理解していく。

「似たもの同士」の八幡が自分の殻を破ったことで、
雪乃にも変化が生じる。
「自分も変わらなければならない」という
心境へと雪乃は傾いていく。
姉に対する想いを正直に話したのも
そのひとつの表れだろう。
{netabare}姉の後を追うことばかり考えていた雪乃だが、
八幡の影響もあり、進路を姉と同じ理系ではなく、
文系志望の決断をする。
ただ、雪乃の問題は、それでは終わらない。
姉という寄る辺から脱却した彼女は、
何を基準に物事を決めていけばいいのか、
分からなくなってしまう。
そんななかで雪乃がはっきりと自覚したのは、
八幡への恋心だった。{/netabare}
陽乃に言わせると、
それは「依存」であって「偽物」なのかもしれないが。

{netabare}雪乃の心情の変化を察知して、
いち早く行動を起こしたのが由比ヶ浜結衣だった。
彼女はひとつの策を練ったように見えた。
それは、雪乃が八幡にバレンタインデーの
チョコレートを渡して、両想いになることを
阻止するため、わざわざ3人で水族館に行き、
自分のクッキーを八幡に渡したことだった。
そして「告白」ではなく「お礼」だと強調した。
つまり、3人の関係性を今の状態のまま
ずっと続けることを雪乃に約束させたかったのだ。
寄る辺がなくなった雪乃に対する結衣の提案した答え。
それは、3人の関係性を寄る辺にすることではなかったか。{/netabare}

ただ、具体的なことは何も話されていないので、
彼女の行動が本当のところ何を意味していたのかは、
原作を読んでいないので、最終話を観ただけでは分からない。
結衣が雪乃に向けた提案を八幡が拒否することは、
最初から予想できていたことも引っ掛かる。
そして「全部もらう」という言葉が
指しているのものは何だったのか。
結衣のことではっきりしているのは、
物語の最初の段階から八幡のことを
ずっと好きだったということだけだ。

2期は、八幡の大きな問題のひとつは解決したものの、
かなり中途半端なところで終わっている。
3人の関係性はどうなるのか。
八幡の依頼は、どのような形で叶えられるのか。
そして雪乃の依頼とは何か。

2度とは戻らない青春ラブコメを3人は駆け抜ける。
(2020年6月7日初投稿)

投稿 : 2020/12/05
閲覧 : 587
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66

砂粒と嵐 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

青春の供養?

10話くらいまで観た。なんか飽きてきたところでアマゾンプライムの配信が終わっちゃった。

「他人のため」と言いながら、独善的で遠回りすぎる意味不明な行動をとる奴ばっかで、もどかしいにも程がある。

最初こそ気に食わないキャラだったいろはすが、ずっと見せられるうちにちょっと可愛く見えてきちゃうのが不思議だった。でも基本的にこのアニメ可愛い子いないんだよなあ。
折本みたいなやつはリアルな世界でも嫌いだし、作中で好意的にストーリーに組み込もうとする展開にしてくる作者の意図すら嫌だった。

まあ、俺ガイル名物の意識高い系語彙マウントギャグを見れただけで良しとするか。

俺ガイルのラノベについて「最初はボッチが陽キャ相手に無双するラノベだったのに気づいたら共依存とかの話になってた 」みたいな書き込みを前にネットで見たのが忘れられない。
どちらにせよ、作者はきっと、自分の青春の供養のためにこのストーリーを書いたんじゃないかと思う。
折本との再会だってそうだし、「ディスティニーランド」に行くくだりなんかも特にそう。
陰キャと陽キャが敵対したり軽蔑しあったりすることなく、一緒になって行事を進めたり遊びに行っちゃったりなんかする世界線を、作者は今でもいや今だからこそ夢見てるんじゃないかなあ。
後半の「本物」云々の話もそう。
今を賑やかに楽しくやり過ごすためだけにつるむ仲間との関係、薄っぺらい絆、友達ごっこ、それをさも永遠のものと信じ込むふりをするあいつらと、それを「俺はあいつらとは違うんだ」って横目に睨んでる自分。あいつらの言う「絆」とは違う、「本物の」関係を築きたい。
そんな感情、私にだって身に覚えがあるけど、それが見え透いてしまうのはちょっと痛々しい。でもそんな痛々しさも含めて青春だし。
ラノベが完結しない今も、作者は「本物」の答えを、この話の落とし所を、探しているんだろうな。

追記。
大体全部見た。あんなクリスマスイベントを一生懸命成功させようと頑張る高校生、大人から見たら好印象でしかないだろうな、いい子たちだなーと思った。
それに比べて陽乃の大人気なさ!あの大人になりきれない大人は、若さゆえその青さを隠そうともしない高校生たちの汚さが、羨ましくてしょうがないんだろう、ちょっかい出して意地悪言っていちばん醜かった。

それから葉山の扱いには少しモヤった。葉山のようなキャラと比企谷のようなキャラが対等でそれゆえ嫌悪しあってうまく行かないこと、それ自体はいいのだけど、進路のくだりで葉山自身に「君に劣っていると感じる。そのことが堪らなく嫌だ。」などと語らせるのは陰キャ側のナルシズムに見えてちょっと気持ち悪い。実は強いアイツに認められてる俺、の幻想がそのまま見え透いてる感じでリアリティがない。現実はもっとドロドロしているし、葛藤の仕方とかその結果どんな行動に出るのかということすら共通していなくて、あんな風に言葉で伝え合えたりはしない。
朝井リョウさんの「桐島部活やめるってよ」で野球部かなんかの「強い」男子が同じクラスの映画部の冴えない男子が本当に自分の好きなことに打ち込んで生き生きしている様子を見て圧倒され、どうしようもない劣等感を感じて苛立つシーンがあった。どうせならあれぐらい生臭い感情が見たい。そのためには葉山視点から語らなければならないだろうし、この作品を見るようなラノベ文化のオタクたちにはそんな描写必要ないのだろうな。

それからこの主人公、江口拓也だったんですね。この手のキャラは大体誰が演じても同じような雰囲気にはなるものの、比企谷はあのボソッとツッコミを入れるときの低音で抑揚のないカクカクした独特の発語が際立っていてよかった。

投稿 : 2020/12/02
閲覧 : 273
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7

ネタバレ

ナッキョ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切ないいぃぃぃぃぃぃああああああああ!!!

雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣の両者を想っての行動が、音楽と相まって非常に切なかったです。
クスッと笑えるところや、ニヤニヤしてしまうところがたくさんあって、退屈なところが

投稿 : 2020/11/10
閲覧 : 158
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2

ネタバレ

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

当たりアニメの2期 Bランクアニメ

面白い 確かに面白くはあるのですがキャラデザ?キャラ作画がかなり変わり綺麗になった...それに合わせてかえぐー 主人公の演技?喋り方?声質が少し変わって気になった まぁ多少期間開いたせいかもしれないけど 全体的には少しコメディ色が薄まってシリアスパートが増えた気はする それとキャラの性格が成長したとかではなく少し変わりすぎてて無理やり感半端ない 特に1期でボスキャ臭漂わせてた雪ノ下姉はただのシスコンのかまってちゃんになってます。それと原作読んでないので正確にはわかりませんんが多分かなり端折られてる部分がありそうに感じました。
及川啓自体はそれなりに好きな監督ですがコメディタッチの強い作品は優秀なのですがそれ以外はダメダメなので1期ならまだしも2期では完全に外してましたね。まぁ3期も及川さんで行くみたいなのでコメディ色強くなることに期待 後1番気になったのが かまくら?比企谷家の飼い猫が完全に別猫に代わっていたのはどうかと 後ヒロインの母に 井上喜久子 大原さやかの二大定番母親キャラ まぁ逆でも良かった気がしましたがCHAPPY的にはポイント高かったです。
まぁ1期より作品の質は上がったが面白さの下がった作品ですね。

投稿 : 2020/10/28
閲覧 : 258
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7

takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最強のサブヒロインが参上

ひねくれ主人公日常物からドタバタハーレム物に?
なんてない生活をひねくれならではの視線で深く掘り下げた作品。
心理描写が多く、見る人それぞれに思考を委ねる部分があって、見る人によって感想が違ってくる作品。

こんなに魅力的なサブヒロイン達がいるアニメって他にあるかな?
特に平塚先生はGTOの鬼塚並に魅力的。なんなら葉山とくっつけよと。

投稿 : 2020/10/20
閲覧 : 224
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6

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ホンモノとは?

ハーレムで主人公が特殊で男前な基本ラノベは一緒。前半は相変わらず丸く収めるために己を犠牲にするヒッキ―。
後半はヒッキ―がわりと普通に問題を解決するいい人。
雪ノ下姉の方が場をひっかきまわして、いい味だしている。
制作会社が変わったので少し作画が変わったが、1期に劣らず2期は更に周りのキャラの深堀をしてコメディー無しで進んでいく。
。人間関係はあまり変わらない、寧ろ変わらないようにするため拗れていくように進んでいく。
1期は8話がよくわからない話であったが2期は8話の先生の話が動機の精査的纏めでよい話であった。


3期見るのに復習が必要なくらい期間が空いたので見直したが、最終が3期に続く展開で終わって期間を開けてしまってるのは当時考えると面白かったのにすぐ続きを観れなくて残念だったなぁと思ってしまった。


続もOPはよい。

100点中72点

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 209
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5

ネタバレ

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

難解さMAX(しかしそこがおもしろい)。

【「完」を視聴する前の初見レビュー】
原作未読です。

1期から続けて2期を見ましたが、
個人的には2期の方がかなり好みです。
逆に、2期を見終えて1期を思い返してみると、
文化祭を境にヒッキーと奉仕部の関係が
大きく変わったのが分かります。

2期の序盤、ヒッキーが愛用のマックスコーヒー
(ものすごく甘い)からブラックコーヒーに変えたのは、
それを表現したのでしょうね。シリアスな展開が多く、
胸が詰まるときもありますが、言葉のセンスの良さは
原作が持つパワーなのでしょう。原作を読んでないと
置いてきぼりになることもありましたが、気になるところは
他の方のレビューを参考にすれば補えました。

特に8話は、非常に印象に残りました。
OPの歌詞ともリンクして、ヒッキーがますます好きなりました。
原作が完結したらぜひ映像化してほしいです。


【「完」→1期再視聴→2期再視聴】
うん、2期はやっぱり難しい。
それでも、完を見て、1期をもう一度見て、考察サイトも見て、
ようやく「本物」に近づけた気がしましたw

2期が難しい要因はいろいろとありますが、
今になって思うと、1期はけっこう原作未読者に対して
不親切だったように感じます。
(大事なシーンが何個かカットされている。)

でも、この2期は頑張ってついていかないと、
「完」を楽しめないんですよね。
なので、2期を一度見て分からなかった方向けに、
つまづきポイントの解説をまとめてみましたので、
よろしければ参考にしてください。
(このポイントは、原作未読の私が理解できなかった
 部分でもあります。)


①フラグが立ったとき
2期が分かりにくいもう1つの理由は、
ヒッキー、雪乃、結衣のフラグが立ったときが
分かりにくいことにあります。
つまり、各人の行動の理由が「恋愛感情」なのか
それ以外なのかによって、
評価が全然変わってしまうんですね。

そこで、それぞれのフラグが立ったときをまとめてみました。
(でもこれは私見。答えではありません。)

ヒッキーから雪乃 
{netabare}1期9話。しかし自意識が勝り即座に封印。{/netabare}
ヒッキーから結衣 
{netabare}初めからなかった。むしろフラグを拒否した。{/netabare}
雪乃からヒッキー 
{netabare}明確に読み取れない。しかし、雪乃の恋愛感情のそれは、自分を理解してくれる者が現れたことと同義(これまで雪乃を理解できる人間はいなかった)。少なくとも2期8話のヒッキーの告白(本心の暴露)以降は明確に意識し始めた。{/netabare}
結衣からヒッキー
{netabare}1期1話。むしろもっと前からあった(入学式の事故?)。{/netabare}


②奉仕部の存続に関わる貢献度
奉仕部は何回も崩壊の危機を迎えますが、
みんなの協力のおかげで「完」へとつながっていきます。
そこで、奉仕部の存続に貢献度を評価してみます。

ヒッキー 
{netabare}★☆☆ 頑張るんだけど諦めも早い。{/netabare}
雪乃   
{netabare}☆☆☆ むしろマイナス★3つ。雪乃のマイナス分をみんなでカバー。{/netabare}
結衣   
{netabare}★★☆ 結衣の直接的な感情が2人を動かしたよね。感情って大切。{/netabare}
いろは  
{netabare}★☆☆ 奉仕部のためというか、奉仕部が存続した方が自分にメリットありそう的なw{/netabare}
小町   
★★☆ いい妹です。ヒッキーの扱いが分かってる。
陽乃 ※重要   
{netabare}★★★ あえて敵役になることで奉仕部の関係強化に貢献(本当は妹想い)。でもこの人もひねくれてるよねw{/netabare}
平塚先生 
★★★★★ 平塚先生がいなければ奉仕部は
始まってもいないし、続いてもいない。
生徒たちの成長を自身の糧にできる素晴らしい人。
早く誰かもらってあげてw


③「本物」とは
時折でてくる「本物」がきちんと定義されないので、
とても分かりにくい。
むしろ、この「本物」のディスコミュニケーションが
物語を二転三転させるのですが…。

私は、「本物」は視聴者の解釈に委ねられていて、
その解釈に基づいて物語を読み解けばいいと感じました。
私が考える俺ガイルの「本物」は、
「完」のレビューをご参照ください。

投稿 : 2020/10/09
閲覧 : 378
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36

ネタバレ

ハタハタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一期よりよりシリアスに!

一期よりもシリアスに、そしてキャラ達の心情描写や複雑な関係性がとても良く表現されていた。
メインキャラ3人と新ヒロインを中心に段々と変化していく周囲との関係や、答えの無い答えを追い続ける姿を観ると心が苦しくなる事もあるが、遠回りをしながらも一歩ずつ進んでいく彼らには心を動かされた。
OPとEDも一期に続き素晴らしく作品の雰囲気ともマッチしていた。
声優陣は新たに佐倉さんや戸松さんを加え更に豪華になった。
シリアスな展開が苦手な人には少し苦痛に感じるかも知れないがぜひ観てもらいたい作品である。

投稿 : 2020/10/04
閲覧 : 183
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3

キャンキャン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

3期作構成で一番好きなのがこの続

2期目のこの続が個人的には一番好きです。
いろはすも登場して、ますますヒロイン達の個性が引き立ちます。
セリフや描写から自分で想像して、
ホントの気持ちを読み取る、真剣に見れば見るほど奥が深い話しだと思いました。
あと、八幡の心の声に磨きがかかっていい感じです(笑)

投稿 : 2020/10/02
閲覧 : 206
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4

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「本物」とは何か

エヴァの「おめでとう」と「気持ち悪い」を通過したゼロ年代以降のサブカルチャー文化圏はある意味で、異なる物語を生きる他者との関係をどう描くかという「エヴァの命題」に規定されていたと言える。こうした観点からすれば、他者性なき優しい物語に引きこもったのがセカイ系であれば、異なる物語を生きる他者同士が正義を奪いあったのがサヴァイヴ系、他者間のつながりが生み出す「きずな」を描いたのが日常系、他者間のつながりが生み出す「生きづらさ」を描いたのが残念系という、ひとまずのカテゴリー化は可能だろう。そう言った意味で本作は「俺妹」「はがない」と並び、残念系を代表する作品といえる。

この点、アニメ1期の主題が異なる他者と「上手くやる」事であったのに対して、今期の主題は「本物」とは何かである。平穏なグループの友情を維持したい葉山も、経営学用語を振りかざして責任を全体に転嫁しようとする海浜生徒会も、そして現在のお互いに気を使いすぎる奉仕部もつながりが生み出す「生きづらさ」の中で窒息しかけている点では共通する。そんな中で比企ヶ谷は「本物」を求める。おそらくそれは等価交換的コミュニケーションの外部にある、無様に間違う事でしか得られない過剰な何かなのだろう。

投稿 : 2020/09/28
閲覧 : 224
サンキュー:

3

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とにかく最後がいい

終盤までの盛り上がり、どーなんだってのが、良かった。

この頃が最高だった。

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 201
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3

ネタバレ

はる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心理と感情は常に=じゃない

一期と比べるとストーリーが少し難しかった。最後の終わり方がいまいちだったので少し残念だった3期できればやってほしいです!

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 211
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5

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本物なんて手に入らない、でも追い続ける姿勢こそがホンモノ

1期以上に(心の)痛みと叫びが・・・。

ああ、不穏な表現をしてしまった。
でも、理解をしてもらえると嬉しい。

1期からシームレスに続いてはいるものの、主要キャラクターの心が深掘りされるエピソードが展開される。

各キャラの心情やトラウマ、行き違い、すれ違い、思いが伝わらない「思い」が表現される。
口に出して言わないと伝わらない、でも口に出して伝えても「解らない」って言われたらどうすりゃいいんだ。
「解らない」って何が、どこがわからないんだ、そこがわからない。

何を言っているのかわからないが、こういうことが展開される。
うーん青春だねぇ・・・。


なかなかに説明しづらいので、まだ観ていない人はぜひ見てみてほしい。

説明しづらいので、印象に残った点をいくつか。

・なんか絵が変わったね。

・人間関係って難しいよね。

・一色いろはの流れるような振り口上イイネ!!見事だわ。

・同じ部で仲間なのに、相手を思いやっているのに、すれ違い、分かり合えない、すんなり仲間仲間にならない、この作品らしいね。

・本物って何だ!!(哲学)

・ブレインストーミングしてシナジー効果を発揮できるグランドデザインをクリエイトして・・・。
お前らムカつく、行動を起こせ、リスクをとれ、決断しろ、ついでに寝言は寝て言え。

・平塚先生、ホント世の中の男は見る目がないね(同情)

・やっとラブコメらしくなってき・・・。






・ちょっと顔が変わったけど、小町最高!!


以上です。

明らかに、続く・・・な雰囲気で終わっていますが、無事3期来ているようで何よりです。


この作品は、やはりある種の青春モノとして特筆すべきスペックを持っています。

是非とも機会があればご覧ください。

投稿 : 2020/09/09
閲覧 : 260
サンキュー:

24

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

間違うこと、それが青春だ。<追記;「完」に向けての再視聴>

確かに間違っている。
しかし、それがこの世代の特権でしょう。
間違って、失敗して、思い直して、再度トライし、また間違って・・・
そして、最終的に本物が何かを理解する。
それでいいのである。
つっぱるも良し、媚びるのも良し。
要は自分なりに生きればいいのである。

ヒッキー、雪ノ下、由比ヶ浜。
三者三様の思いを抱え、それぞれの考えで行動する。
時にはぶつかり、時には共感する。
そして、徐々に心の距離が近づき、本物になるのである。

2期は、シリアスに比重が置かれ、正直笑える場面が少なかった。
でも、心理描写が巧みで不意に感動させられた。
ただ、ラブコメとしては力不足。
まあ、それがこのアニメタイトルの所以なのだろう。

8話の橋上の説教が真理をついている。
やはり、歳を重ねている分だけ平塚先生の言葉は重い。
考えて考えて最後に残ったものが感情と思う。
とくに恋愛においてはね。
そこが、切なくも面白いところなんです。

コメディー面は、新キャラいろはすの存在が大きい。
ノリと勢いが今時チックで、魅力的なまでにあざと可愛い。
強制的にヒッキーを落とし入れるのが私のツボ。
ヒッキーのつっこみも素晴らしかった。

最後に、これだけは言っておきたい。
小町ちゃんかわいい。
キャラデザも変わって、思いっきり可愛い。
理想の妹No.1。
お兄ちゃんのことを理解している。
お兄ちゃんのことを慕ってくれている。
お兄ちゃんのことを適度にかまってくれる。
それになによりも、空気が読める。
ほぼ完璧な妹に、私はメロメロです。

<追記;「完」に向けての再視聴>
{netabare}やっとですか。
待ちわびました。
5年ですよ、5年。
ストーリーを忘れちゃいますよ。
てな感じで、「続」を再視聴しました。

やはり、平塚先生はいいなあ。
なんで、もらってくれる人がいないんだ。
本人も望んでいるのに。
酒か、酒なのか。

やはり、小町はかわいいなあ。
あまり出演場面は多くないけどね。
兄の理解度半端ねえ。
こんな妹なら溺愛です。

さあ、「完」です。
あの3人の関係はどうなるのか。
楽しみです。{/netabare}

投稿 : 2020/08/11
閲覧 : 548
サンキュー:

89

8bit さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キャラデザが気持ち悪い

デザインが変わったら性格も変わるのか?
1期のキャラとは別人としか感じられなかった。
気持ちリアルに寄せたしょうゆ顔、表情が動かなく不気味
描き分けも出来ていなく「今ここに映ってるのは誰だ?」となるケースも見受けられた。

佐倉綾音の演技は佐倉綾音の声にしか聞こえない。
下手くそだなぁ…

全体を通して面白くなかった。

投稿 : 2020/08/02
閲覧 : 295
サンキュー:

2

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やはり彼らの青春ラブコメは脳内にある

俺ガイルの2期。
アニメーション制作がfeelになった。
「ヨスガノソラ」「月がきれい」「ひなまつり」が好きかな。

作画はPOPな感じから若干深みを感じるものに。
特にバンド演奏シーンが好きな自分としては、それが凄く良くなってて感動すら覚えましたw

シリアスマシマシな内容に作画も合わせた感じでしょうか。

なるほどこれは好みが分かれそうですね。

~{netabare}
世間を横目で見て人の輪に参加しようとしない主人公。
なのに人のために一肌も二肌も脱いでゆく。。
なんか、クラナド1期や氷菓を思い出しました。
これはこれで楽しめるけどもう少しほっこりコメディ要素があってもよかったかな。。

本作のラブコメってほぼほぼ脳内でしか発生してないんですよね。。
タイトルはあくまで主人公の妄想がまちがっているという意味なんでしょうか。
特にBLマニアの海老名が飛ばしてますね。
ちなみに彼女は「ゆるゆり」の百合マニア千歳とキャラ設定が似すぎかと。
どっちもメガネっ娘だしw

それとテニス部の、戸塚。。
今まで「男の娘」属性は全く興味ありませんでしたが、ちょっとアリかもと思ってしまったりw

あと、1期で引っ掛かっていた事がそのまま残りました。。
それは雪乃がいつから主人公に好意を持つようになったのか。
由比ヶ浜のようにもっと前から意識してた系なのかどうか。。
{/netabare}~

完結するらしい3期に期待です。
終わるのは寂しい気もしますが。

投稿 : 2020/07/20
閲覧 : 292
サンキュー:

22

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ジャンルは、陰キャな俺、実はSUGEE、かな

原作は読んでいない。

放送される予定だった3期を見るつもりだったのだが、リアルタイムで見ていたはずの2期の話をほとんど覚えていなくて不安だったところ、2期が再放送されることになったので、これ幸いと視聴開始。

見終わってみると、ストーリーは確かに思い出したのだが、同時に、それほど面白くなかったという初見時の感想も思い出してしまった。

ラブコメ作品の中でも、ストーリーは他に似たような作品をほとんど知らず、オリジナリティがあるのではないかと思う。

しかし、八幡や雪ノ下(姉)を中心に、非常にもったいぶったような、含みをもたせたようなしゃべり方をする人物が多くて、見るのがおっくうになってしまう。

婉曲的な表現や言葉遣いそのものを否定する気はないけど、表現の完成度が低くて、単に見ている人に対する配慮を欠いているように感じる。ちょっと何言ってるかわかんないと思ったシーンが何度あったことか。

3期も見始めているが、もはや1・2期を最後まで見てしまったから完結まで見ないと、という意地で視聴している感がある。

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 167
サンキュー:

3

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

完を視聴するために2

2期になれば色んなキャラクターが増え、キャラクターの関係性も親密になっていきます。内容は1期に比べラブコメ寄りになっています。恋愛の話は好きですが、この作品の良さは依頼を別な視点から解決する部分が印象的だったので、その点においては1期の方が好きです。

作者は現実にはない奉仕部というものを作り、できるだけ違和感なく主人公に対し試練を与えやすくしたと思うのですが、ネタがなくなってきてるのか、解決するまでの依頼内容が全体的にクオリティが下がっている感じがしました。

「本物が欲しい」はよくわからず共感できませんでした。

「俺ガイル」が略称らしいのですが、多分スト2のキャラ
待ちガイル→俺ガイルからきてると思うんですが
これもよくわかりません。

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 239
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3

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haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人(特に女性)の内面を生々しく描き出した作品

神よ~~この幸運に感謝します!!


え?だって!だって!

「あ~金曜日から三連休か、う~んなんか一気見したい気分。そうだ俺ガイルって評判良かったな、二期までみたいだし一気にみるか」

ってなもんで土曜夜に観終わったのですが、結構中途半端なとこで終わってしまいショック受けたのです。んでネットで調べたら、まあ~皆さんご存知の通り5年の時を経て3期が7月9日より放送されてるじゃないですか!!ラッキー、俺めっちゃラッキーやん。
リアルタイム世代はあのラストのあと5年も待ったんですよね~3期放送開始は感慨深かったでしょうね。

ってわけで冒頭の神よ~の下りになるわけです。
まあよく考えてみるとウチ浄土真宗だったわ。
まあ仏様は寛容だから許してくれるよね。

で、本題に入りますが(1期、2期通した感想です)
いや~生々しいですね。タイトルでは内面ってソフトに書きましたがとても女性のイヤらしさを男性目線で良く描いた作品だと思います。

極論を言うと基本的に大半の若い男性の行動原理って女性にモテるためですし、女性はみんなに好かれたい、悪く思われたくないってのが根底にあるわけで、この悪く思われたくないってのが曲者で男目線ではズルいって思ってしまうわけです。

人の長い歴史の中で培われてきた女性特有の社会性の部分であり、そこを理解し寛容に振る舞う事ができる人がモテる人なのでしょうね。作中の隼人君みたいに。

主人公の比企谷くんは自分の理想をもっていて完璧であろうと行動する男です。その理想は他人には理解されずともそうありたいと、独りよがりに頑張っていますが、完璧な人間ってのはどだい無理なわけで結局破綻してしまう。
その時始めて自分の素を出し、「本物」を欲しがっていることに気づき、他人に頼るわけですが、若々しくて可愛らしくてとても良かったです。自己完結型の主人公でとても共感ができますね。

2人のヒロイン、雪乃と結衣ですが、雪乃は美人で理知的で強い女性にみえますが、実は自分で自分の事を決める事が出来ず、人を信じたり頼ったり出来ない弱い女の子です。
結衣は共感性に長けて社交的ですが、考えが浅く幼いため、自分の持ってない物を持っているかしこい2人に憧れていると同時に、コンプレックスを持っています。但しよく気が回るし気配りの出来る優しい普通の女の子です。作中成長し、1番大人になった子かなと思いました。
二期まで見て2人とも恋愛面では物語をあまり動かせていませんでした。私の中では現時点では恋愛物ではなく青春ものって評価になりますね。

冒頭でも書きましたが胸糞女子が出まくりますのでとてもイラつきますが、主人公のヒッキーがとても良い性格をしていて面白い解決策をやってくれてとても楽しめました。
雪乃とお姉ちゃんの関係性や、今の所ただの卑怯者としか思えない隼人がどう絡んでくるのか?など沢山の物語が未解決で、とても3期でも完結する気がしないような気もしますね(^_^;)
あと女性陣の声優がめっちゃ強いですね。他アニメのヒロインクラス目白押しです。私的には妹の小町ちゃん(cv悠木碧)が最高にイチオシですが。


人の気持ちがまだ良く分からないヒッキーと雪乃と、人の気持ちばかり見えちゃう結衣の3角関係が3期でどのように発展し展開するのか、楽しみに観ようと思います。

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 333
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25

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

えっ…えっ? 何? からの「完」へ。

詳細は1期でも観てください。

えっ?
ええっ?
ここで終わり?

で、ここから続編が5年空いて、しかもコロナで延期になったの?
そりゃ怒るわ……。

とりあえず、今はこんな感想。
あとで修正します。

=====3期が始まったのを期に追記です。

ちゅうこって、3期であり、完結編でもある「俺ガイル完」が始まったことでもあるので、追記です。

さまざまな受けるラノベの要素を盛り込んで、ガーッとファンを掴んだ1期は、どちらかというとラブコメ要素よりは、何やってんだか分からない部活モノといったアニメでした。

この2期は、もちろん奉仕部というベースはあるものの、どちらかというと既存キャラの深掘りというか、心の機微みたいなものを描くことに焦点が当てられています。

制作はブレインズベースからfeel.へと変更されました。まー、かなり口出す系の作者っぽいので、制作会社の変更も意向が働いたのかなとゲスの勘ぐりをしてみたり。そのためか、キャラデザが劇的に良くなっています。

新キャラとして、生徒会長になる一色いろは(CV:佐倉綾音)が登場。実に、こういうウザ可愛いキャラに合う声、演技ですね、あやねるはw

そして、3期作らせろこのヤローと言わんばかりのぶった斬りエンド。思惑どおり、3期(完)が放送されることになったわけですけど、ここまでに5年も要するとは……。

というわけで、この「続」に関しては、「完」までの繋ぎという位置づけになるのですが、内容が非常に濃く、これは非常に面白かったです。さ、今のうちに「続」を復習して、「完」を心置きなく楽しむとしますか。

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 290
サンキュー:

6

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まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

比企谷がぼっちで無くなってきている。

1期での比企谷は自分に矛先を向けて物事を解決するようダークヒーローであった。
今作も基本的にはそれは変わらない。
しかし今回は雪ノ下や由比ヶ浜、葉山もそのやり方を良しとしない。
出来れば頼みたくは無いが、解決方法が思いつかないので比企谷にその役回りをしてもらわざるを得ないジレンマというのが序盤の修学旅行での話で顕著に表れていた。
そして解決方法で意見が分断し対立した奉仕部だったが、生徒会選挙選での話で比企谷はこの状況を打破しようと色々考え始め、奉仕部解散という最悪な事態は回避する事が出来たものの、やはりまだ雪ノ下とのわだかまりは取れない。

その後、次のクリスマスパーティー編でいろはの依頼を単独で受けた比企谷だったが問題解決に躓き、平塚先生のアドバイスもあった事で雪ノ下と由比ヶ浜に自分の本音を語り協力してもらい、イベントが成功した事で再び元の関係というよりは以前よりもより親密な関係に。

しかしまたしても雪ノ下家の家族問題や奉仕部3人の微妙な三角関係等問題が次から次に出てきて終わり。
3期に続くのかという感じだった。

今回感じたのは主要登場人物全員性格が悪いんじゃないかという事。
奉仕部を訪ねる生徒は全員自分が悪者になりたくない、けど問題を解決したいので奉仕部にその役回りを丸投げしたいという思惑がある生徒ばかり。
雪ノ下陽乃もかなりの二面性があり、雪乃の周りの人間関係を壊そうとする。
奉仕部の3人も性格にはかなり難あり。
結局いい子って戸塚だけな感じがする。

でもそれが妙にリアルでこの作品の良い所でもある。
家族は皆仲が良いっていうのは理想論で、複雑な家庭事情があり家族と距離を置きたい人間というのも山ほどいる訳で。

まぁ取りあえず比企谷は自分が思っている以上に周りの人間から注目をされていて、浴びせられる言葉とは裏腹に結構好かれているという、実はとても羨ましいキャラになってしまった。

平塚先生は良い先生だけにヘビースモーカーなのが残念だ。
そうじゃなかったらあんな人と結婚したいわ。

OP、ED、挿入歌も作品とマッチしていて良かった。

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 221
サンキュー:

10

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ミュー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

話の展開の癖は変わらず感じますが、それもこのアニメの特徴だったと気付くと魅力的に変化する不思議なアニメ!

(原作未読)
話の流れとしては当たり前の展開なのかもしれませんが、まず一期では登場キャラの紹介も含めて各キャラの"個性"を表現する事を重視していたのに対して二期では各キャラの"素"を表現する事を重視しているようにハッキリ感じられました。

{netabare}
一期では感じたヒッキーと雪乃や結衣との距離感がアニメの尺もあるのかもですが二期で急に縮まった感と妹の出現率も高くなりヒッキーの素顔が出てきた感じがしました。またいろは(佐倉綾音)が登場したことでシリアスな気分に偏りがちになった時に気が軽くなれるというか印象的でした。というより言わずもがなマンネリ感を打破する二期の重要キャラがいろはみたいでしたが。ひと頃流行った意識高い系の弊害というか、自分は意識高い系というよりは独善的な印象が凄まじかったですが…生徒会みたいなグループワークは大人になっても多分誰にでも当てはまる問題のような時代を問わず皮肉要素を一期にもありましたがふつふつと感じました。3人の仲の変化ぶりは最初の距離が縮まったからといってまた違う距離ができるというかそれが分かり合う?過程なのかどうしても通らなければいけない予定調和なのかもしれないとも感じました。人間関係もそういった幾つもの過程の途中で途切れたりしてしまう方が結構多いような気もしました。ヒッキーが初めて泣いたシーンでは少し冷めて見ていましたが実際の人間関係も悲しい時に悲しいとか楽しいから楽しいとかそんな簡単なものなら悩む必要もなかっただろうし、平塚先生の3人の仲に対する奉仕っぷり、ヒッキーに対する語りっぷりには多分現役の学生の頃にはよく理解できなかっただろうなとも思います。後半のアニメの展開は特にスピード感が否めない感じでしたが、なんというかまた語り的なラノベ的?展開に舞い戻ってきた感じでした…。アニメ全体としては非現実的な要素しかないはずなのですが何故か妙なリアルな空気感というか距離が近いようで実際はものすごく遠い感覚だとかリアルな人間の心理描写を感じました。雪乃の母親からは典型的なモラハラのような印象を受けました…アニメや物語では時々見かける親子関係かもですが。
{/netabare}
原作は相変わらず未読でもうすぐ始まる完をそのまま見る予定です。結衣と雪乃の何ともいえない表情の描写が切なかったです…今後の3人の仲がとても気になります!

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 225
サンキュー:

6

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もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続き。

ヒッキーのヒール役が納得いかないーっていう人が増えてきている印象。
2期はヒッキーがヒール役っていうのは殆どない、かな?

生徒会で他校と合同クリスマスイベントやろうぜーってなった時の、他校の生徒会がいけすかん!


1期2期と見て思ったけど、主人公のヒッキーがボソボソしゃべる系なので、今本当に喋ってるのか、心の声なのかちょっと分かりにくい時が多々あった。

この3人3期にはきっと恋愛に発展しそうですねぇ、という終わり方。

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 238
サンキュー:

2

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shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラが大変個性的で面白い

なんか歳のせいか涙腺が
出来れば俺も本物が欲しかった

出だしで八幡が言った
簡単だろ…でもう

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 238
サンキュー:

7

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続のストーリー・あらすじ

青春は残酷だ!? ひねくれ男の妄言ラブコメ

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繰り広げられる間違いだらけの青春模様──俺の青春、どうしてこうなった!?

そんな大人気シリーズの第2期!!(TVアニメ動画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年春アニメ
制作会社
feel.
主題歌
≪OP≫やなぎなぎ『春擬き(はるもどき)』≪ED≫雪ノ下雪乃(CV:早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV:東山奈央)『エブリデイワールド』

声優・キャラクター

江口拓也、早見沙織、東山奈央、佐倉綾音、悠木碧、小松未可子、近藤隆、檜山修之、戸松遥、柚木涼香、中原麻衣

スタッフ

原作:渡航、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:及川啓、シリーズ構成:菅正太郎、キャラクターデザイン:田中雄一、音楽:石濱翔/高橋邦幸、音響監督:本山哲

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