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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続(TVアニメ動画)」

総合得点
88.0
感想・評価
3090
棚に入れた
15763
ランキング
135
★★★★☆ 4.0 (3090)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.2

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☆の総合評価
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

皆人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

完全な本物を求める不完全な偽者達の青春ストーリー

何処か歪な所を持った若者達が送る青春ストーリー


共に過ごしてきた時間が長くなり互いの関係性を親密にしてしまい、
そのせいで言いたい事も言えない関係になってしまった三人が互いの感情を理解しようとするが、それぞれが微妙に間違った方向に歩みを進めて行ってしまう……

本物を求める八幡
本物をを信じきれずに居る雪ノ下
本物を持っているが故に苦しむ由比ヶ浜

三人が自分の気持ちに真摯に向き合っていく過程を丁寧に描いた良作です。

若干ネタバレ
{netabare}二期になり、一色いろはと言う新しいキャラクターも加わり益々魅力的になった俺ガイル
見所は八話です、ある意味この物語の全ての答えをあるキャラクターが語ってくれます。
主人公自身もその言葉を受けて初めて物語の中で強い感情を表に出します。
その強い思いこそが多分これから先に続いていく物語のとても重要なポイントになるのではないかと思っています

よくアニメの二期目は失敗作が多いなんて言われますが、
この作品はそんな事も無く凄く丁寧に描かれていて原作のファンでも安心して視聴できる作品に仕上がっています。~ {/netabare}

投稿 : 2015/09/06
閲覧 : 392
サンキュー:

4

ネタバレ

ナルセッチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いけてます!

無印から連続して見た。

八幡の効率的ではあるが独創的な問題解決能力により
ヒロイン二人の信頼を得てきたが、それができなくなる事で
苦戦する八幡と雪乃・結衣の心の変遷が見どころ。

あとやっぱり小町は最強の妹!
※ 無印でも書いたが大事なことなので2度
  書きました(笑)

{netabare}
「続」に入って八幡が「葉山グループの恋愛問題解決」の為に
「自分が告白(建前上)するという手段を使った事により
雪乃と結衣の双方から非難される。

当初処世術として「自分が女子に好意をもたれる事などありえない」
と考えていた八幡だったが、二人の真剣さに状況の変化を
認めざるを得なくなってきた。

しかし、過去のトラウマから全面的に変化を受け入れる事が
できず、手助けしようとしてきた小町を拒絶してしまう。

自分に対する他人の批評に対して耐性を持ち、
状況判断能力と決断力に優れた八幡が、
自分に好意を持つ存在から自身の姿勢を拒否される事で
葛藤する。

もはや雪乃と結衣の好意を「否定」する事もできず、
かといって自分の得意とする「結果」のみを優先する
自己犠牲解決を止められるとなかなか新たな解決手段が
見つからず悶々とし、小町に助けを求める。

この時の小町がとにかくかわいい
純粋に「おにいちゃんとして好き」という想いが
なんとも心地よい!
それと小町の「状況判断能力と八幡自身の性分」を
見事に把握しているところが魅力的。

中盤は結衣は八幡と仲直りするが雪乃は八幡と引き続き
距離を取ってしまう。

これを静が絶妙なタイミングで助けるのが
大人の魅力。

この後八幡が、雪乃と結衣に「本物がほしい」と自身の
これまでの姿勢を打ち消す本心を吐露する事で雪乃とも
仲直りができ、その後雪乃の本来の力が発揮されて依頼も解決!

これでハッピーエンドかと思いきや、
雪ノ下母と姉により雪乃が不安定化する。
{/netabare}
うーんこれは3期をやってもらわないとストレスたまるぞ~

投稿 : 2015/09/03
閲覧 : 288
サンキュー:

11

ネタバレ

ZrcWG76138 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続きが気になるよー

作画が一期と大分変わりましたが、個人的には続の方が好き。

声優さんの演技力も、っぱねーでした。

本当に大好きな作品です。

投稿 : 2015/08/29
閲覧 : 177
サンキュー:

2

hWMMc97973 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いい。

更に続きが見たい‼

投稿 : 2015/08/28
閲覧 : 166
サンキュー:

0

郎太桃← さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽しいけど難しい

かなり考えさせられて難しい。
最初はほのぼのしてるなぁ~って思って見てたけど、最初だけw

何でこの人怒ってんだ?的なのが何個かあったり、皆ハッキリと言わずに曖昧な表現で終わらすから毎回考えさせられて疲れました・・・
言葉の裏を読むっていう主人公だからこういう作品になったんですかね?

主人公の蔑まれ方とか、小ボケがおもしろかった。


2期は全体的にラブコメしてたように感じた(ハーレム寄り?)

投稿 : 2015/08/28
閲覧 : 266
サンキュー:

1

なとりんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すき

大好きです。
特に静ちゃんの橋での1シーンには、アニメ原作ともに一番大好きなシーンです。

投稿 : 2015/08/28
閲覧 : 266
サンキュー:

2

白ヴェル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作ストックがないとか…

個人的にはこのアニメ大好きなんですがはしょりすぎだと思いました。
もう少しゆっくりやってくれれば三期期待できたんですがなさそうですね笑
次作に期待しておきます。

投稿 : 2015/08/28
閲覧 : 203
サンキュー:

5

ネタバレ

ちゃおりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ちょっと意味が...

投稿 : 2015/08/25
閲覧 : 290
サンキュー:

5

ニック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

葛西臨海水族「園」

いろはすが可愛い二期。これに尽きる

千葉県民には馴染みの深い風景や、ヒッキーのひねくれは健在。ちなみに葛西臨海水族園は結構狭い

ヒキガヤの目の腐り具合こそ一期のほうがいいものの、そのほかの作画は今期のほうがよかった。

ストーリーも面白く概ね満足。雪乃の変化は面白い。

批判の的である最終話は残念なものの、そこまで気にならなかった。とはいえ私は原作未読、既読者は注意が必要か。

投稿 : 2015/08/25
閲覧 : 300
サンキュー:

5

Tina.t さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ホンモノ

誰かの自己犠牲で得られたシアワセは、その量は多いかもしれないけど、質が伴っていない、ニセモノで。
ホンモノは質が伴ってるんだけど、量は多くなくて、誰かを不幸にしてしまうこともあって。

投稿 : 2015/08/24
閲覧 : 351
サンキュー:

6

ネタバレ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなアニメ見たことない!!!続きが気になります。

ぼっちのダークヒーロー、比企谷八幡。
一期で彼の性格に共感、憧れ、圧倒された人も多いだろう。

もちろん自分もその一人である。


この二期では一期の後半同様、
数話ごとのシリーズものとなっており
それと並行して「本物」というテーマを掘り下げる。



まず一期から見てきた人が「ん??」と思ってしまったのは
作画の大幅なイメージチェンジだろう。
制作会社も変わり、キャラデザ、特に八幡が
かなりカッコよくなっていた。
死んだ魚の目と言う表現が最も合っていたはずなのに
二期ではそれがどこかに行っちゃいましたね。


二期では作画の方はかなり動いていました。
特に大事なシーンなどはヌルヌルという表現がふさわしいほどに
細かな感じがしてよくできていた。
しかしやりすぎという面もあり
{netabare}八幡の「本物が欲しい」という場面では
ちょっと違和感が拭いきれませんでした。{/netabare}

一期の方は動いていたとは言えないまでも全然酷いという印象がなく、
むしろよくここまで表現できたなという感じだった。
なので自分は一期の方の作画が好きかな。


あと二期では回想もリメイクしていて
失礼なのはわかっているがそのたびに笑ってしまいました。
だって八幡が・・・・wwwww。



それと見ちゃいけないものを見てしまった作画シーンがありました。
それは最終話の13話、アバンでの場面。
{netabare}八幡がゆきのんにもらったクッキーを食べるシーンで
薄い茶色(ピーナツバターと予想)のところを食べていたはずなのに
茶色(チョコと予想)の部分が齧られていた。

スローで見てみると食べた瞬間は確かに
ピーナッツバターの部分が齧られていましたが
少しずつシフトして最終的にはチョコが食べられているという
謎の現象を見つけてしまった。{/netabare}



声優の話に移りますが
八幡役の江口拓也さんの声が一期より若干低くなっていたと
思ったのは自分だけでしょうか。
同じ時期に放送の「俺物語!!」でも主人公を演じていたためなのか
なんかかなり八幡の雰囲気が変わった気がする。

声変わりというのが自分の中の予想なのですが
プロの声優さんならもっと頑張ってもらいたいです。



あと音楽。
一期では5話の結衣のバラードが印象的で
5話ラストのシーンと相まって思わず鳥肌がたちました。

しかし二期でも同じことをしようとしたのか
ゆきのんのバラードもあった。

確かにゆきのんと八幡のシーンの後での
EDだったし使いどころは間違っているとは思いませんが
ちょっとなんも感じなかったかな・・・・。

これは脚本家の腕の問題かなと自分では思っています。




色々と文句を言ったレビューでしたが
自分の評価を見てもわかる通り
俺ガイルの二期はかなり楽しめました。

毎話見た後にもう1周しましたし
こんなに毎回「時間よ止まれ!」と念じたアニメは初めてでしたね。


あと新たに八幡の妹の小町がすごい好きになった。
作者さんすげーな。いつかラノベも全巻集めたいです。


一期より評判が悪いようですが
自分は一期と同じぐらい楽しめました。

投稿 : 2015/08/23
閲覧 : 352
サンキュー:

33

もん吉@受験生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やはり傑作

主人公の他者を見る目は本当に素晴らしいものだ、そしてだんだんそれが変遷していくのも面白い。いろんな人間のいろんな感情が入り混じって美しいような醜いような色を見せるのはこのアニメがよくできている証拠だ。いろはす個人的にめちゃくちゃ好きなんだよね(。・_・。)ポッ
魅力的なヒロインが散在する中でハーレムアニメのような方向へは転ばず、なんともいい距離感がとてつもなく好き。
俺みたいな非リアは早くくっついていちゃいちゃするのを見たいと急くのだが、そんなことをしたら台無しだ。この関係、この時間、それを守りたくて、それが1番楽しくて、どれも切り捨てられない中で判断し進んでいく。全てを手に入れることは難しく、時には何かのための諦めや自己犠牲が必要になる。それは八幡に限った話ではない。そういうった人間関係の醍醐味とも言えるかけひきが面白い傑作アニメであったと思う。
終わり方には少々不満
煮え切らない

投稿 : 2015/08/21
閲覧 : 413
サンキュー:

6

ネタバレ

ちょっとななめ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お見事

1より随分掘り下げられてたので、より深く、より感情移入。
だいたい2になると失速感がするのに、全くしなかった。
お見事。
しかし、『ゆきのんファミリー』、ちょっと濃すぎやしませんか?
おねいさんなんて、いやがらせ女王って感じが否めない(笑)
最後、モヤッとしてちょっと消化不良気味なので続編希望。

投稿 : 2015/08/21
閲覧 : 334
サンキュー:

3

nsBFV79143 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続

一期と同じく物語が深いアニメです。このアニメは様々なことを学べると自分は感じました。ぜひ、観てください。

投稿 : 2015/08/20
閲覧 : 307
サンキュー:

2

Winmerge さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ゴミ

作者の激寒オナニーポエム集

投稿 : 2015/08/19
閲覧 : 459
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

俺ガイルの2期です。普通に面白かったです。ただ主人公が...

ひねくれ者の主人公·比企谷八幡が大活躍(?)するアニメの2期です。物語は1期と同じくらい面白く、作画に関しては、1期よりも良くなっていました(ただ個人的に比企谷くんは1期の方が良かったです)。ただ、ひねくれていたから好きだった比企谷くんの性格が少し素直になったのは少し残念でした。でも、物語全体としてはとても面白かったです。

投稿 : 2015/08/18
閲覧 : 252
ネタバレ

やましぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほんまもん

ほんものがふぉしい

投稿 : 2015/08/16
閲覧 : 445
サンキュー:

1

アルティマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この作品は好き

期待通りの面白さだった、是非また続編が観たい

投稿 : 2015/08/16
閲覧 : 269
サンキュー:

3

ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

実は「いろは」は結構好みw(相性診断♡追記)

阿良々木暦は言った。
友達はいらない、人間強度が下がるから。
人間強度とは如何なるものであるか、
それは知らない。

比企谷八幡には友達がいない。
友達はいらない、なんてカッコはつけていない。
ただ、友達を作るには少し不器用過ぎて少し繊細過ぎただけだ。
そして、学校という所はタイミングを逸するとなかなか修正のきかない厄介な社会なのである。

学校という社会はそこから逃れることを許されないある種の閉鎖空間である。
そこに適応することができないということは、
ある者にとっては現世から退場することを強いられ、
またある者には自らを社会から隔離することを選らばせる。
比企谷八幡はそのどちらも選ばなかった。
彼は、傍観者となることを選んだ。
傍観者、観察者・・・学校という舞台で繰り広げられる人間模様を眺める一観客として学校という社会に存在しようとしたのである。
この試みは半ば成功していた。
目立たぬように空気のごとく他者と関わらない学校生活。
それに彼は満足していた・・・わけではなかった。
もし満足していたのなら、あんな作文を書く必要がない。
彼は欲していた、語れる相手を、語りあえる仲間を、友達を。
女としては多少残念なところもある平塚静であるが、教師としては優秀だ。
そんな平塚静に受信されてしまったSOS信号。
このことによって彼も舞台の上にあげられてしまった。
一観客として眺めていたはずの舞台の上でプレイヤーとして立ち振る舞うことになってしまったのだ。

さて、2期である「続」はプレイヤーとしての立ち振る舞いが板についてきた比企谷八幡の物語である。
{netabare}彼はもうボッチでもなんでもない。
群れることを好まない一人の男子高校生である。
ただ、後遺症により「期待を抱いてはいけない」という強迫観念に囚われているので、せっかく巡ってきたチャンスを生かすことができない。
生かすことができないどころか、チャンスが目に前にあることにすら気づかない傾向にある。
色んなチャンスを棒に振る彼だが、学校内における社会的地位?は著しく上昇している。
もともとクラス内カースト制度の埒外の存在であったため、クラス内ヒエラルキーに属さない独自の存在感を放つようになっている。
その上、文化祭及び体育祭で異彩を放った結果、学校内有名人の知遇を得ることにもなっている。
そんな、もはやボッチではない彼に残された最後の課題、
それは、
他人を心から信頼すること、そして、自らの心を開いてさらけ出すことである。
何人も必要なわけじゃない、
たった一人でいい。
そんな相手が、そぐそこにいるのかもしれない。
そんな出会いは、これが最初で最後かもしれない。
あとは、君次第だ。
頭で考えることが全てではない。
心の、感情のままに振る舞うことが正解、そういうこともある。
比企谷八幡よ。{/netabare}

キャラデザの変更について
最も違和感を感じたのは「比企谷八幡」であるが、
違和感とは言ったものの意外と気にならない。
おそらく、こういう変化が気にならないタイプなのであろう、私は。

モラトリアムとして学生生活について
{netabare}現状をモラトリアムであると認識しながら学生生活を送る。
不幸なことである。
多くの若者は、無意識下でうすうす感づいているにしても、今ある青春を謳歌することに忙しい。
学生時代の仲良しグループが卒業後もグループとして機能するのか、跡形もなく霧散するのか、は後になってみないとわからないことも多い。
が、葉山隼人は予感している、いや、既定の事実として知っている。
この高校生活が、自分に与えられた最後のモラトリアムであることを。
この仲良しグループが、卒業と同時に消えてなくなることを。
彼は与えられた役目を期待以上の出来で成し遂げるタイプの人間である。
そんな彼に与えられている一番の役目は、おそらく、親の期待に応えることである。
文系である彼は、弁護士となり父の跡を継ぐことを期待されている、いや、要請されている。
大学は、東大又は京大の法学部、悪くても中央大学の法学部あたりに進学することを期待されているのであろうし、
大学進学後は、弁護士登録、人脈作りと将来にむけての活動にまい進することを求められる。
彼には「今」しかないのである。
何の利害関係もなく、心の赴くままに友達と付き合う。
そんなことは、高校卒業までの期間限定の特例なのである。
だから、彼は、壊したくなかった。
ウソでも偽りでも、このグループを存続したかった。
「今」を守りたかったのだ。{/netabare}

やっぴーの勝手に相性診断♡
{netabare}作品のタイトルを文字通りに解釈すると、
「予想していた通り、比企谷八幡の若くて青い、笑いあり時には涙ありの恋愛模様は間違っている」
ということになるであろうか。
これはもう大胆に、
「比企谷八幡の恋愛は間違っている」
と要約しちゃっても間違いじゃないよね?
つまり、
「比企谷八幡は自分の恋愛(感情)がどうも間違っていんじゃないかとの疑念を抱いている」というわけだ。
僕もね、同意見。
君の恋愛の方向性は大いに間違っている。

比企谷八幡は自身で自覚しているようにスペックは低くない。
何かをやらせれば、それなりの結果を出す程度にはできる。
場合によっては「それなり」以上の結果を出すことだってできる。
問題は「やらせれば」にある。
彼には決定的に「やりたい」という積極的な意志がない。
彼には「やらなければならない」状況にしてくれる「誰か」や「何か」が必要なのである。
雪ノ下雪乃は同系である。
彼女も理由を必要とするタイプの人間である。
こんな二人がくっついてなんになる?
互いが互いをモチベーションにして行動できるのか?
その可能性まで否定するつもりはないが、
互いに人の心に土足で上がりこむことを良しとしない性格なのだ。
長続きはしまい。
由比ヶ浜結衣は優しい、優しすぎるほどに、そして、甘い。
彼女の優しさは甘さと表裏一体のものであり、
自分も、もちろん他人も、ギリギリまで追い詰めるようなことはできない。
これでは、比企谷八幡は何もできない。
彼は、追い詰められてこそ力を発揮するタイプなのである。
由比ヶ浜結衣の優しさは比企谷八幡の力にならないであろう。
と、以上みてきたように比企谷八幡とメインヒロイン二人の相性は良くない。

では、いってみよう!
やっぴーの相性診断♡
1位 平塚静
今の比企谷八幡があるのは全て彼女のおかげである。できる癖にやる気のないヤツ、そんな野郎にはグイグイ引っ張ってくれるパートナーが必要なのだ。彼女以上の適任がいるだろうか?
2位 比企谷小町
比企谷八幡を知り尽くしている女。年下ながら、良いところも悪いところも全て知り、そのうえで大きく包み込む包容力まである。彼女と居れば安泰である。問題は近親相姦という禁忌を乗り越えられるかという・・・
3位 一色いろは
比企谷八幡となんとかは使いよう。この諺どおり、比企谷八幡は使われてなんぼの存在である。その点、一色いろははよく心得ている。道具は使われてこその存在なのだから。
4位 戸塚彩加
戸塚彩加は天使なのかもしれない。天が比企谷八幡のために遣わした使いに相違あるまい。彼が「八幡~」と一言発すれば、比企谷八幡はなんだってやり遂げるだろう。USAに行けば法律的にもノープロブレム。
5位 雪ノ下陽乃
暴君。人を操り、人を傷つけることを何とも思わないモンスター。そんなモンスターも上手く操れない比企谷八幡はなんだか気になる存在。とんでもないツンデレに化けて、比企谷八幡だけを幸せにするのかもしれない。
6位以下は割愛。
って言うか、もう無理。{/netabare}

投稿 : 2015/08/14
閲覧 : 436
サンキュー:

51

Akua さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺ガイル笑える泣ける名作です。

これはラノベ原作アニメじゃないですかそれで原作買ってない人とか詰め込みすぎとか言ってますがだいたいこんなもんです1期の時も同じ感じです。
これはラブコメと呼ぶにはかなりシリアスですが一つの言葉で複数の意味を持たせてみてる人が考えることができすごく面白いです

投稿 : 2015/08/12
閲覧 : 248
サンキュー:

6

ジョリー8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白いけど、哲学的になってきて難解かも

原作未読。
1作目より物語が進展し深みが増した分、登場人物の思考や論理がヤヤコシクなり、「よくわからん」状態になってしまった人も多かったのでは?

投稿 : 2015/08/10
閲覧 : 414
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

第434位、、

か、第1期は、第38位。評価は、見方は正しいかな?、、と、思ってしまう。

第1期に比べたら、第二期は、シリアスが長すぎた間がある。1期でも書いたが、題名にラブコメの名があるが、ラブコメ度は低い。
その1期に比べたら、二期は更に低い。ソコに、この順位 は有るのではないだろうか?

でも、由比ヶ浜結衣の可愛さは、大爆発(ノ≧▽≦)ノ

それだけは、大満足(*´・ω・`)bね

お気に入りの話しは、第1・第2話です(*´・ω・`)bね

投稿 : 2015/08/09
閲覧 : 273

ヌ・ミキタカゾ・ンシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

それある!

楽しみながら、完走できました。

投稿 : 2015/08/07
閲覧 : 91
サンキュー:

2

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

えっ?ここで終わり?

まず作画が1期とは大幅に違いますね。
制作会社が違うことからキャラデザインが異なり見た目がかなり変わりました。
こういうのは最初に受け入れられたものに愛着があるもので
普通は変更されると中々受け入れないもので
受け入れるには抵抗があるかもしれません。
個人的には1期は最近のアニメにしては簡単作画気味でイマイチだった
記憶があるのでキャラの作画が丁寧になりきめ細かく描かれるようになり
見た目が良くなって見やすくはなったのはいいですね。
優美子の作画が凄く良くなっているので彼女は魅力的に見えました。
背景や教室などの内装の作画も1期よりも綺麗ですね。
簡単作画気味だったころに比べると物語に入っていきやすく集中しやすくて
作画に関しては慣れれば1期よりはかなりマシだと思います。

2期のストーリーは奉仕部で恋愛相談を受けたり、修学旅行に出かけたり
普通の学園青春ものぽくなっています。
ただし雰囲気的にはシリアスで音楽もそういったシリアスな感じな曲が流れるので
重たい感じでストーリーは進みます。
八幡は心なしか1期に比べると捻くれた考えが失せていて刺々しさが
あまり感じられなくなりましたね。ただ単にクール・冷静といった
感じで冷徹になったようにみえました。
そしてやたら抽象的な言い回しと1期と比べると変化が見られますね。
そのせいで雪乃と結衣とすれ違いになってしまう展開が多かったと思います。

恋愛相談での八幡のやり方は効率的ではあるものの恋愛の解決まで理屈や効率で解決させようと
するあまりえぐいやり方で個人的には「これはないなー」と思ったので
雪乃と結衣がそのやり方に対して意見を言ってくれたり
ただ単に間違っていると言うだけでなく、心から心配してそのやり方を考え直すように
説得したり主人公マンセーにならず、そんな中で生まれる友情劇が中心だった。
相変わらずそういった心理描写は良いのはいいですね。
またタイトルの「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の名に
恥じないくらい2期では主人公のやり方を明確に間違っていると
表現されているので1期に比べると納得はいきましたね。
1期では八幡のやり方は仕方がないという感じがあり
引っかかっていたので
しかし納得はするもののなぜこんな回りくどいことをするのだという
ことも疑問に思う。これが恋愛相談の解決の仕方で
そのやり方には人としてアウトかもと考えてしまう。
内容は面白いのだが相談内容、解決仕方はあんまりである。
雪乃と結衣はそのことに気付いているので制作者は狙ってやっているのはわかりますが
もしかして八幡の自己犠牲に視聴者の同情させようと考えているのではと思ってしまう。

生徒会長選についても「一色いろは」という女の子が
周りが勝手に立候補届けを出してしまって自分の意思に反して
立候補されられたことに対しての相談についても
八幡が出したあまりにも犠牲を伴うやり方に対して
雪乃と結衣が自分でそれぞれ自分なりに考えて
行動したのは良かった。
各キャラが真剣に考えて行動するこれでこそ学園ドラマでないでしょうか
そのおかげで誰が生徒会長になっても納得出来ましたね。
まあ結局、いろはを生徒会長にさせる話だったですが
なる過程はかなり良かったので凄く面白かったです。

がしかし、これもよく考えると回りくどいかなと感じました。
流石に周りが勝手に立候補届けを出してしまって自分の意思に反して
立候補されられたことに対しての相談は奉仕部に来るのはチョット変かなとは思いました。
ここに相談に来るべきではないでしょうね。
選挙の運営している所に辞退の手続きをするべきであり
やや話が破綻気味なのは気になりました。

要するに面白いけど話的には無理がありすぎるてことですね。

中盤以降は、いろはの生徒会での話になるのですが
ここからは会話が面白かったかな
特に、いろはが八幡と話す時は女の子独特の
男の子を勘違いさせちゃう仕草や喋り方なので
八幡のことを明確に好きってアピールこそしてないのに
この子絶対八幡のこと興味あったり好きだったりするのではないだろうかという
光景はこれはとても良かったです。
このアニメはこういう女の子を可愛く見せるやり方は上手い。
いろははあざい感じのアピールもあって今までこんなタイプのアニメキャラ
居たのかなと思えるほど可愛かった。
個人的には結衣がかなり好きなのですが、いろはもかなりいいなと思ってしまいました。

あと小町も相変わらず魅力的でした。
小町は1期と変わらず兄に対してキツイことを言うけど
心の中では兄のことを心配したり、実は兄のことをよく理解していて
一番の理解者だったりするのが会話聞いていたらよくわかるので
このアニメの心理描写はやっぱり上手いですね。
アニメなのでフィクションだと頭ではわかっても
本当にこういう兄妹の関係はいいなと思ってしまいました。
私は結衣が好きなのですが、2期は小町もかなり好きですね。

結衣に関しては1期よりも八幡を意識するのだけど
中々本音が見えないジレンマを感じるのですが
個人的にはそういった平行線が続くのは結構好きだったりします。
結衣が八幡に目で合図したりとか一応あるので
段々仲が良くなっていって、ゆったりと進展する感じもいいですね。
そういえば本音を言えない性格は1期から変わらないので
ある意味ブレナイ性格も最近のヒロインにしてはしっかりしているので
結衣はこのアニメのキャラの中では自分は一番好きですね。

後半はクリスマスイベントを他校と合同でやることになったけど
他校の生徒会長と生徒会長となった、いろはが
なんとなくだけど、みんなでやろうとしようとしたり
他人任せな所が気になったけど、妙にリアリティーを
感じたかな、誰しも1人でやるのは不満なんでダラダラやっているうちに
そうなってしまう人間の心理の見せ方としては上手かった。
いろはにしても頼りになる八幡をそばに置いときたい気持ちもわかるし
逆に無理に生徒会長にしてしまった負い目のある八幡はつい相談に乗ってしまうのも
気持ちはよくわかりました。
そして八幡がそれをなんとかする展開は面白かった。
彼独特の荒療治はやっぱりいいね。

ただ8話に関しては哲学的でよくわからなかったかな
やや詰め込み気味のせいなので感動場面なのはわかるけど
感情移入はしずらかった。
原作は知らないのですが原作を読まないと苦しいかなと感じました。
シリアスな雰囲気になっているだけで、このアニメ独特の
心理描写は感じることは出来ませんでした。
そのため原作は知らないのですが原作を読まないと苦しいかなと感じました。

クリスマスイベントもあっさり終わった感じです。
あの生徒会長に八幡と雪乃がガツンと言ってやった展開は良かったのですが
ダイジェスト感は感じました。
ただし後半も基本的には面白かったです。
奉仕部の3人の微妙な距離感はアレはアレで好きでした。
いろはについても終盤はそんな目的があったのかと驚きなど面白い展開は多かった。
主人公に対してそんな扱いをする女の子キャラは滅多にいないでしょうね。
個人的には元から好きなキャラでしたが
いろはは途中からはもっと好きにはなれましたね。
主人公に恋をする女の子よりは、こんな感じの方がある意味リアルさは感じるので
いろはの感情表現や心理描写はかなり良かったです。
人によっては可愛いと思えるのではないでしょうか

ただし最後の「えっ?ここで終わり?」と中途半端な終わり方ですね。
確かに中途半端な終わり方のアニメは多いですが
大抵は「俺達の戦いはこれからだ!!」とある程度は決着は付いていたり
するものだけど、そんなのは無し唐突に終了てあんまりである。
個人的にはせめて「俺達の戦いはこれからだ!!」にして欲しかったです。
最後の瞬間まで基本的に面白いアニメなのですが
やはり減点要素でしょう。その点は引っかかりましたね。
八幡の言っていた「本物」も最後まで曖昧になったし続きは見たいです。

声優さんについては1期同様に上手かったです。
新キャラのいろは役の佐倉さんはありきたりの感想なんですが
あざい感じの演技は上手かったです。
あんな風に語りかけられたら男だったら嬉しいでしょう。
台詞自体がいいのもありますが声優さんの演技も光ったと言えるのではないでしょうか

2期はかなりシリアスでしたが、みんなそれぞれ自分で考えて行動したのは良かったです。
そして1期に比べると捻くれた面白さが薄まり回りくどい要素が強まりました。
話自体は面白いのだけど、なんでそんなことをするのかと疑問に感じます。
新キャラのいろはもかなりキャラが立っていたし女の子としても魅力的でした。
中盤辺りまでは心理描写は相変わらず丁寧で良かったですが
終盤はややダイジェスト気味でわかりずらい場面もありましたし
最後が中途半端なのは引っかかるかな
人によっては評価は低くなるかも知れません、個人的な評価でも減点材料ですね。
それでも全体を通せば安定して面白かったです。
今作はハーレム気味にはなりましたが
ただ単に主人公を好きだというだけのハーレムになってないのもいい
殆どのヒロインは主人公に対して色々な感情を持っていて魅力的でした。
このサイトの評価基準だと1期より作画面+音響面で上回り
総合点が0.1高いですが、内容に当たる物語とキャラは下げているので
内容面では1期の方がかなり上ですね。
私の場合、物語3.5と4.5ではかなり違うので

投稿 : 2015/08/02
閲覧 : 316
サンキュー:

8

すずけん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いろはす!

ただただいろはすがかわいい♪

投稿 : 2015/08/01
閲覧 : 166
サンキュー:

0

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホンモノって、何?

私のこの作品に対する率直な感想は、「よくわからなかった」でした。しかし、その中でも感じたことや考えたことがあるので、いつも通り書いていこうと思います。


◆この作品で伝えたかったこと◆

この作品で描きたかったことは、主に 2 つあると思います。

1 つは、「ホンモノは何か」ということ。

正直、これについてもよくわかっていません。でも、一つ思うのは、この作品は物語を通して、「ホンモノとは一体何なのか」ということを視聴者に問題提起しているのではないか、ということです。

この俺ガイルという作品は、とても現実的な視点で作品全体が描かれていると思います。(詳しくは 1 期のレビューに掲載予定。)例えば、けいおん!のような理想的な信頼関係や絆を描いた作品は、星の数ほどある。でも、それは現実的にあり得るものなのか。本当に、永遠に続くような絆が存在するのか。そもそも、ホンモノの人間関係とは何なのか。

ホンモノって、何?

これに対する答えは、正直よくわかりません。哲学的に考えても、答えは出なさそうですし、この俺ガイルという作品自体がまだ完結していないので、答えは見えないまま、というのが現状だと思います。(理解力の無い自分を正当化しているわけではありません)

そもそも、このホンモノは、「人間関係」のホンモノなのか、「恋愛」のホンモノなのかも、よくわからない。なので、とりあえず私は、俺ガイルの完結を待とうかな。私には、難しすぎる。


描きたかった 2 つ目は、「少年少女たちの成長」だと思います。

この作品には、なかなかリアリティーあふれるキャラたちが登場しています。高いスペックは持っているが、腐った魚のような目をしているためにいつもボッチの少年H。才色兼備でありながらその実は借り物で、本当の自分がわからない少女Y。いつもまわりにやさしくて人間関係を築くのは得意だけど、まだ自分の力を見つけられていない少女Y。

社会を生きていく上で必要なもの、それは能力や才能といった「個性」と、協調性や人間関係形成力といった「社会性」だと思います。

高校生にある彼ら彼女らはまだ、そのどちらかしか持っていない。だから、様々な奉仕活動を通してぶつかり合い、否定し合い、お互いを知って、自分という人間を知っていく。

社会に適合できる人に成長してほしい。その想いを胸に彼ら彼女らを見守る平塚先生。愛故か、憎しみ故か、わかりませんが、陽乃もその想いで接しているんだと思います。(そう願いたいです)

相手を知って、自分を知る。自分を知って、相手を知る。それが「青春」で、もしかしたらそれが「奉仕部」なのかもしれません。


◆ 2 期より 1 期の方が面白いと感じてしまう理由◆

はい。いい機会なのではっきりと申し上げさせていただきたいと思います。(不快に感じた方はすみません。)それは、「制作会社が代わったから」です。

私は視聴前から、制作会社が「ブレインズ・ベース」から「 feel. 」に変更したことによる、クオリティーの低下を危惧していました。 feel. も決して嫌いな制作会社ではないのですが、(『みなみけ ただいま』はお気に入り作品です)、ブレインズ・ベースは私の好きな「アニメ制作会社四天王」に数えられるほどのお気に入り(詳しくはランキング参照のこと)だったので、変更のショックと不安は大きかったのです。しかしその予感は、案の定的中してしまいました。

ところで、私は仕事柄、ある明確な考えを持っています。それは、「制作者側の技術や作品に対する理解度によって、作品の内容や魅力が伝わる度合いが大きく変化する」ということです。

もちろん、その作品の内容や魅力を理解できるかどうかは、内容自体の難しさや受けて側の理解度も大きく関係してきます。しかし、想像してみてください。「暗い、わかりにくい、笑い所がない」授業を聞いていたとしたら、どう感じますか。おそらく多くの方は、「つまらない、退屈だ」と思うのではないでしょうか。


さて、制作会社が代わった 2 期では、 1 期との違いを出すために、様々な工夫をしていると思います。

1 つは、絵の色彩とキャラデザの変更。 1 期はブレインズ・ベースお得意のカラフルな色彩。それに対して 2 期は、シリアスな展開にあわせて暗い感じの色使いになっています。また、コメディ要素を引き立たせるために、ちょっと崩した感じで描かれていた 1 期のキャラデザに対して、よりスマートさやシャープさを追求した 2 期のキャラデザ。

結論を言いますと、この時点で私は軽い拒否反応を起こしました。色彩の方は「なんか暗いなー」くらいなのでいいのですが、キャラデザの方は、私の場合、どう見ても 1 期ほどかわいく見えない。 1 期で感じられた内面的魅力も残念ながら伝わってこない。(おそらく、主に表情や動作などの表現技術の低下による。)そのせいで、画面を見つめる集中力は 50 %減となりました。

2 つ目は、ストーリー内容の変化。 1 期がコメディ要素が強かったのに対して、 2 期は作品の核心部分に迫ってきたこともあり、シリアスな展開重視に。これは制作者側が意図してやったことではないかもしれませんが、八幡と雪乃との痛快な会話劇が減ってしまったことは、とても残念でした。ストーリー展開上、致し方ないことではあったと思います。が、しかし、 1 期よりもキレがないように感じられたのは、私だけでしょうかね。

そして、この 2 期俺ガイル続の最大の魅力である「ホンモノを探す物語」。最初にも書きましたが、ここがやはりよくわからない。特に、雪乃の言動や行動。私は彼女のように、強くもないし正しくもない。貧○ではあるけれど、黒髪ロング美女でもない。(当たり前だ。)だから、彼女の心情や気持ちを理解するのに、とても苦労しました。(てか、理解できていないことばかりです)

そして、やはりホンモノはよくわからないし、第 8 話や第 13 話の 3 人の本心を隠した抽象的な会話も、よくわからない。(なんとなく、ならわかります)

ただ、第 6 話~第 10 話にかけての合同クリスマスイベント。ずっと「勘違い野郎どもの、至極つまらない会議だな」と思っていましたが、実は {netabare} あれが「ぬるま湯状態にあった奉仕部」を暗示していたことに気づいた時は、少し嬉しかったです。そして、自分の理解力の無さを反省しました。 {/netabare}

俺ガイル続は、よくわからない。終始これが私の感想ですが、ふと立ち止まって考えると、これがこの作品の「魅力」なのかもしれません。よくわからないのが「ホンモノ」で、よくわからないのが「青春」で、よくわからないのが「やはり俺の青春ラブコメ」

そう考えると、 feel. の演出や表現は、適切なものだったのかもしれませんね。(皮肉ではありませんよ)


◆まとめ◆

やはり総合的に判断すると、コメディとシリアスシーンとでメリハリがあった 1 期の方が私は好きです。

ただ、みなさんのレビューを拝見すると、 2 期はけっこう原作を詰め込んだため、端折られている部分があるようです。そうだとすると私も原作を読んでいれば、もう少し理解できたのかな、もう少し楽しめたのかなと思いました。

2 期は人間関係の問題から、恋愛関係の問題へと変化している過渡期だと思います。そのため、このまま終わりになると完全な消化不良に陥ります。そうならないためにも、もっと俺ガイルの世界を楽しむためにも、 3 期があることを心から願います。



ずっと「よくわからない」と言ってしまい、すみませんでした。そして、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

投稿 : 2015/08/01
閲覧 : 415
サンキュー:

46

ネタバレ

隣野TO十郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

あれだな。詰め込もうとしすぎ。

航渡さんのあの素晴らしくわかりやすい表現を、アニメのワンクールに一気に詰め込もうとしたのが悪いなぁ。海老名さんのとことか原作読んでなきゃほとんどわからんべ。原作大好きなので4つつけました。

投稿 : 2015/08/01
閲覧 : 231
サンキュー:

3

tyota さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

遅れて見終わりました

面白かったです。
いつもそうなんですが、あにこれの、そのクールで面白かった作品は「ランキング」ではなくて、「感想・評価」と「棚に入れた人」の合算が多い作品のが面白いですね。

皆さんが感想を書きたいほど、こみ上げてくる作品。

共感しやすいです。

地上波なのに限られてしまうのはネックですが、、、



由比ヶ浜。アニメでは結構よく見る系統の性格。
でも、やっぱり可愛い!
3期は検索したら話の在庫が無いらしいので、人気はあっても厳しいのかもしれませんが、イベントなども2015年10月4日にやるらしいので、OVAの話位は出てほしいです。

投稿 : 2015/07/31
閲覧 : 261
サンキュー:

3

K さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

(。´д`) ン?

キャラの魅力が十分に伝わる作品でした。

投稿 : 2015/07/31
閲覧 : 396
サンキュー:

2

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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繰り広げられる間違いだらけの青春模様──俺の青春、どうしてこうなった!?

そんな大人気シリーズの第2期!!(TVアニメ動画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年春アニメ
制作会社
feel.
主題歌
≪OP≫やなぎなぎ『春擬き(はるもどき)』≪ED≫雪ノ下雪乃(CV:早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV:東山奈央)『エブリデイワールド』

声優・キャラクター

江口拓也、早見沙織、東山奈央、佐倉綾音、悠木碧、小松未可子、近藤隆、檜山修之、戸松遥、柚木涼香、中原麻衣

スタッフ

原作:渡航、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:及川啓、シリーズ構成:菅正太郎、キャラクターデザイン:田中雄一、音楽:石濱翔/高橋邦幸、音響監督:本山哲

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