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「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続(TVアニメ動画)」

総合得点
88.0
感想・評価
3092
棚に入れた
15787
ランキング
135
★★★★☆ 4.0 (3092)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.2

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☆の総合評価
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

hiro0086 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい

一期に引き続き、主人公の心のつぶやきには楽しまされます。

投稿 : 2016/03/27
閲覧 : 178
サンキュー:

2

ネタバレ

パパパイヤ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

前回よりマジメ

前回より深くなっていますが、もう少しふざけて欲しかった!
八幡の卑屈な笑いが物足りない、、、

投稿 : 2016/03/14
閲覧 : 195
サンキュー:

2

ネタバレ

ぽおp さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

モヤモヤ・・・・・・

1期は面白かった。2期は微妙。全体的にグダグダしていた気がする。主人公およびその周辺人物は、何かずっと同じような悩みを抱えているっぽいのだけれど、登場人物の思考の描写がとびとびだったり、セリフの内容も「あれ」とか「誰々の問題」とか抽象的な感じだったりで正直ついて行きようがない。そもそも1期の流れで、主人公の、世間的には歪んでいるけど、筋は通っているし、何より共感できる世界観、痛快な解決劇といったものを期待していたわけで、それがないだけでかなり退屈ではあった。それに恋愛要素を入れるなら入れるで、だれがだれを好きとか、もうちょっと予想させる材料があってもいい。少なくとも2期は恋愛要素多めでぐらいの宣言ぐらいはしてほしい(笑)。

投稿 : 2016/03/07
閲覧 : 154
サンキュー:

3

ネタバレ

ゆかたん半島 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっぱり好き

登場人物全部好き。
青春の裏側って感じがいい。

投稿 : 2016/03/05
閲覧 : 224
サンキュー:

2

ネタバレ

れもん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3期がありそうな終わり方で満足です!

続きが気になりますし、一色いろはがあざと可愛くてびっくりしました。
いいですね。あざと可愛いキャラ。ドキッとするシーンがちょこちょこあってよかったです!僕なら落ちてそうですw

由比ヶ浜は、安定の可愛さと振り向きシーンとかしぐさが女の子らしさがあってすごくよかったです。現実にこういう女の子がいたら、いいなとは思いますが・・・・。

ゆきのんは、なんともいえないです。
(自分は、メインヒロインっぽい人よりサブヒロインが好きになることが多いので一色や由比ヶ浜の方に傾いてる感じ)
キャラクターとしては、好きですがグッとこない。パンチが欲しいと思いました。きっと3期で強烈なパンチをきかせてくれることでしょう!(期待)

投稿 : 2016/02/18
閲覧 : 181
サンキュー:

3

ネタバレ

ハウリングインセクト さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

それぞれの物語

修学旅行編からの再開でシリアスな仲たがい状態が続きます。
そんな中一色いろはが生徒会長選挙に強制選出されて、比企谷と二人のやり方が
対立したところから物語が動きだします。クリスマスイベントでようやく互いの本音が少しずつ口に出せるようになり、それでも肝心の所は避けた偽りの関係…
それを陽乃に叩き潰されて本物の関係にするために八幡は一歩を踏み出したといった所で終了します。原作最終12巻がまだ発売されてないため切りの悪い状態で終了しましたが、これはこれでカタルシスを感じていいのではないでしょうか?
完全に相手のことを分かることなどできない、それでも理解し合うには言葉にしなければならないそう言われている気分でした。

作画も変わって1期とは別の話のように見ていました。キャラもいろは、留美、葉山等新キャラだけでなく既出キャラも見せ場がたくさんあってそれぞれの物語を紡いでいるそんな作品です。

投稿 : 2016/02/18
閲覧 : 189
サンキュー:

2

ネタバレ

moko2 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いい意味でもどかしい感じの作品。

どのキャラもそれぞれしっかりキャラたってて、
どんなことやらかしても憎めない可愛い性格の持ち主ばかり・・・
あっ・・・ただ一人雪乃の姉はなにしたいのか正直わかんなくて
いぃ~じゃんほっとけよって感じもあったかな。

人間関係のなかで友情・恋愛?理屈じゃない感情が
めっちゃループしまくりで
最後までとことんもどかしいアニメだけど

個人的にはかなり評価高いアニメかなって思います。

男性より女性向けかも♪

投稿 : 2016/02/17
閲覧 : 191
サンキュー:

3

ネタバレ

はちこ風味 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

終われていない

原作は見ていないけども、まだ完結してない様子(不確かだが)
一期の評価の良さもあってか二期を決行したのがアダとなったか。
原作が終わってないから上手く終わらせられなかったし、オリジナルで終わらせたらそれはそれで批難される。
仕方なかったといえばそれまでだけど、
一期以上に会話が遠回しすぎて視聴者に投げっぱなし、いわなきゃ分からないなんてセリフをアニメでいっているのに、
まるで伝わってこない、なにも入ってこない。
最終回なんてなんで泣いてるのか分からないくらい気持ちが入ってこない。

それでも最後まで見たので、続きが気になるアニメではあったので最低の評価にはしませんでした。

投稿 : 2016/02/09
閲覧 : 176
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒッキー最高

ヒキガエルくんことヒッキーと
ヤッハロ―ガハマさんと
美少女雪乃さんがいる奉仕部のお話

個人的に主人公ヒッキーはマジポテンシャル高すぎなのに
性格と死んだ魚みたいな目が非常に残念なキャラ

三人の人間関係が壊れそうになったときは見ていて謎の緊張感が、、、

見どころは顧問の先生がかわいいところです。

投稿 : 2016/01/25
閲覧 : 135
ネタバレ

blended さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

2014年4月18日には第2期の制作が決定したことが報じられ、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』(やはりおれのせいしゅんラブコメはまちがっている ぞく)のタイトルで2015年4月より6月まで放送された。

投稿 : 2016/01/24
閲覧 : 195
サンキュー:

2

ネタバレ

MegRR90523 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本物がほしい。

八幡を取り巻く人間関係を通して、自分も友とは何かと考えてしまいました。

人とはあまり関わってこなかった八幡は、奉仕部の二人をはじめ様々な人を見てきました。そして、様々な問題を解決してきました。でも自分たちはどうでしょう。それぞれが抱える問題や気持ち。それらが、交差する。

この先が気になります。

投稿 : 2016/01/24
閲覧 : 215
サンキュー:

1

ネタバレ

TDD さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地味な良作

誰もがちょっとは考えた事もあるような暗い問題を、結構人より真剣に考えてしまう連中がどう向き合うのか、毎回観ていて面白かった。

ただ、無暗に意味深長な台詞を多用している感もあった。そればかりだと、どれが強調したい部分なのか薄れてしまっている気がする。

また、そういう台詞について考えた時、このアニメでは、まぁ幾つかは仮説は立てられても、その時点では明確な意味は分からないようになっていると思う。結局その台詞より後の物語中で徐々にわかっていく。物語には受験生も登場するが、それ風に言えば、波線部の意味の答えが波線より後ろの本文にあるタイプの話。本当に個人的な好みですが、後ろではなく前にあるほうが台詞を聞いた瞬間に分かった時の高揚感が得られるので、アニメではそっちの方が好きです。勿論前者でも、それが気になればより集中して作品にのめり込んでしまうというのもあるのですが。


由比ケ浜さん、決して悪い子ではなく、寧ろ義理堅い良い子なのに置かれた環境だけであそこまで悪役っぽくなってしまう難しさ、面白かった。

物語の主軸になるのはやはり主人公とゆきのんだと思うけど、二期になってから若干ゆきのんの台詞が減っていたような。まぁ尺的に、物語構成的に仕方ないか。


一番好きなキャラはいろはすです。欲するものの為のリスクを厭わない所、頑張る事は決して嫌いじゃない所、恩を作らせてあげる所、筋は通す所、なんだかんだ気が効く所、自分の観せ方を考えてる所とそれが嫌われても気にしない強さ、一方で他人を動かしたり他人に頼ったりする事を躊躇わない強さを併せ持つ所、可愛いというよりカッコいい!!!

これからも物語の本筋には余り関わって来ず、舞台装置的な役割になるかもしれませんが、今後はもっと彼女についても掘り下げて欲しいものです。個人的に、サブキャラを好きになっても報われないから意識的に深く観ようとしないクセがついてしまってましたが今回は揺さぶられました!

投稿 : 2016/01/21
閲覧 : 227
サンキュー:

5

ネタバレ

プイプイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さすが!

さすが俺ラブ!会社が変わって作画が変わったのが変だっけど、単純に作画はよかった。キャラの気持ちの変化も大きく動き、続きが見たくなった。
一期は由比ヶ浜派だったけど二期で雪ノ下派になりました笑三期を期待してます笑

投稿 : 2016/01/09
閲覧 : 187
サンキュー:

2

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

俺はぼっちプレイヤーのハチマンが好きだったな・・・

 2期

 個人的な意見だが、

1期同様、悪役ぶった立ち回りをするんだけど

1期と違い、周りの人と仲良くなり うまいこととけこんでいる気がする

ハチマン、そうじゃないんだよ・・・

俺が好きなハチマンはザイモクザorこまちぐらいしか

話さず、心を閉ざしていたころのほうがよかったな(´Д`)

明らかに、2期は恋愛よりになっていた気がする 

 そのため、評価は前期よりも低いです

まぁ、さいかはカワ(・∀・)イイ!! いろはすよりもなw

投稿 : 2015/12/01
閲覧 : 248
サンキュー:

6

ネタバレ

あっきんyl・_・l さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい

主人公が卑屈でかなりひねくれているけど実はものすごく優しくて心の深いところでイケメンなのが気に入った。

投稿 : 2015/11/14
閲覧 : 154
サンキュー:

1

ネタバレ

ANK2gou さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

原作未読。

1期よりラブ要素多いがシリアス基調。

持って回った言い方が多くて分かりにくい。

投稿 : 2015/10/31
閲覧 : 215
サンキュー:

1

ネタバレ

みずっち。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

続きが見たい!

ひっきーかっこよすぎですよね。
いろは役の佐倉さんも可愛かったです。

ストーリーに関しては、どっちかと付き合って欲しかったです。
そこまで見たかったっていうのは否めない感じでした。

投稿 : 2015/10/28
閲覧 : 194
サンキュー:

9

ネタバレ

KID さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

おもしろい!

投稿 : 2015/10/25
閲覧 : 179
サンキュー:

1

ネタバレ

ラルフ・カミル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

最終話放映とほぼ同時に11巻が発刊(アニメ最終話の内容は11巻のもの)されているので、アニメ制作のスケジュールは相当厳しいものだったのではないかと思います。
原作が完結しておらず、ちょうどこれから盛り上がるところまでしか出版されていないのでアニメ版は中途半端な終わり方になってしまっています。
しかしながら、半端にアニメオリジナルエンドでキリをつけてしまわず、原作準拠で最終話を作った判断はベストではないかもしれませんがベターなものだと思います。
個人的にはすごく気に入っていますが、アニメのみの視聴では内容を掴みきれないかもしれませんし、カットされているエピソードがそれなりにあり、物語の本筋に必要な所をしっかり選択して制作されているとは思いますが、川崎沙希やいろはのファンの方は不満かもしれません。できれば原作を読んで頂ければと思います。

投稿 : 2015/10/21
閲覧 : 156
サンキュー:

3

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続き気になる・・・

続編!1期は人間関係がメインだったけれど、2期はラブコメですね。

ぼっちだから傷ついても誰にも心配なんてされなかったひっきーにやっと心配して怒ってくれる仲間ができて、でもやり方が変えられなくて。お互いにうまく思ってることが言えなくてすれ違って。
でも、仲直りしてよかった。

1期のほうが共感できたし、個人的には好きかなー。
中途半端な終わり方で、あれ?これが最終回なの?って思いました。
続きやるのかなー?

投稿 : 2015/10/14
閲覧 : 323
サンキュー:

4

ネタバレ

ばさつば さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あと、7クールくらいやって欲しかった

原作読んでから見ました。

アニメは1クールしかなかったのでかなり忙しい人向けな感じです。

少しものたりない感じではありましたが十分に楽しめる内容でした。

いろはすが可愛いのでポイント高いです。

投稿 : 2015/10/10
閲覧 : 190
サンキュー:

2

ネタバレ

esam94 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1期とはだいぶ・・・

作画が安定して綺麗でしたね。

それと、1期のストーリーを忘れてしまう位に、
シリアスなお話がメインでしたね。

ちょいちょい小ネタははさんでくれるのでそれで満足でしたがww

1期では、ボッチだった八幡が、ひょんなことから奉仕部に入部し、
気付くとボッチではなくなっていましたが、

今回は、雪乃や結衣達と仲良くなり、互いを知り、
知ったことにより出来た不慣れな感情に悩み、またボッチへと戻ろうとしてる印象でした。

最終的には平塚先生の助言により自分の気持ちに正直になろうと一歩前進します。

八幡の成長を観ているのがとても楽しかったですが、
もどかしく、モヤモヤっとした気持ちにもなりました。

とても半端な状態で終わってしまったので、
3期があるなら早くっ!!!
といった感じです。

投稿 : 2015/09/29
閲覧 : 278
サンキュー:

6

ネタバレ

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シリアスコメディー

内容としてはけっこうシリアスだと言われてますね。

私個人としては主人公の心のなかのツッコミがとても楽しいアニメです。

1期は若干上辺の付き合いだったものが2期ではだいぶ踏み込んで内面部分のやり取りをしているのがなかなかおもしろかった。

しかしその反面、上記の私としてはコメディー要素も楽しんでいた身としては後半が若干寂しいものとなったがそれはそれで面白く見れた。

投稿 : 2015/09/28
閲覧 : 225
サンキュー:

3

ネタバレ

[€*=*€] さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

V

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 210
サンキュー:

0

ネタバレ

sherlock さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

“現状維持という偽物”と“変化していく本物”

※今回は読み手のことを考えずに僕が感じ、考えていることを徒然なるままに書いているので
ほんとーーーーーーに長いです!それはもう…{netabare}アリクイの舌の長さぐらい!(笑){/netabare}
{netabare}
まず、このアニメを観た率直な感想から
ヒッキー!君は{netabare}この数か月で何回フラれたら気が済むんだ!(笑)
海老名さんといろはすにフラれても平気な顔の彼…
空気を読まず、ぶしつで文字列ばかり読んでいる彼が
あそこまでメンタルが強いことに衝撃をうけた!w{/netabare}

…ということでまずはヒッキーの勇姿wを一部紹介します!
{netabare}
「葉山のことどう思ってるの?
はぁ、何ですか!?口説いてるんですか!?
ごめんなさい、無理です、好きな人がいるので」

「来年俺の妹が入学するんだ。だからいい学校にしてくれよ!」
「えっ、何ですかそれ、口説いてるんですか!?
ごめんなさい、狙いすぎだし気持ち悪くて無理です」

「ふ~っ」
「荷物重いからもってくれアピールじゃなかったの今の?」
「あーいえ、今のは素だったんですけど…
はっ、もしかして今の口説こうとしてましたか?」
ごめんなさい、一瞬ときめきかけましたが冷静になるとやっぱり無理です」

「先輩ってもしかして年下好きですか?」
「別に苦手じゃねーな」
「はっ、もしかして今私のこと口説いてますか!?
ごめんなさい、年上結構好きですけど無理です」

「気にすんなよ、お前が悪いわけじゃないし」
「えっ、何ですか、傷心につけこんで口説いんてるんですか!?
ごめんなさい、まだちょっと無理です」

「お前マジで料理得意なんだな」
「なんですか、口説いてるんですか?
甘い物だけに甘い言葉を囁けばいけるんじゃないかとか
ちょっと考えが甘いので出直してきてください。ごめんなさい」{/netabare}

…とまぁ、冗談はさておきw

このアニメは期待通り一期と同様に、色々と考えさせられる内容だった
正直現代の希薄になりつつある人間関係を見直す教育の教科書にしても良いのではないかと思うぐらい
観る人によって全く感じるものが違う作品だと僕は思う
そこで今回は僕が考えさせられたテーマについて三つに分けて書いてみた

◇自己満足な自己犠牲と奉仕の違い
{netabare}ここで注目して欲しい人物は…{netabare}ヒッキー{/netabare}である
彼はこれまで誰も頼ってこなかった、頼れる人がいなかった人間で
自分を犠牲にするという方法以外に打つ手が何もなかった
彼が言う{netabare}『問題は問題にしない限り問題にならない』{/netabare}という言葉には
非常識的な手段をとらざる得ないよう追いやられた彼の辛さが込められている気がした
何かを解決するためには大小様々だが必ず“犠牲”が必要で犠牲には必ず“代償”が伴う
彼はその{netabare}“自己犠牲による代償”を見て見ないフリしながら{/netabare}生きてきたのだ

海老名さんと戸部の問題を例にとってもわかる
心無い告白なのかもしれないがヒッキーがフラれたという事実は消えない…
昔、告白にトラウマのあるヒッキーがこの選択を決断することがどれだけ辛いことか僕にはよくわかる(詳細は内緒でw)
感情は理性でどうにかなる問題ではない…
従って、彼はわからないフリ、見ないフリをしていたつもりでも本当は心のどこかで少なからず傷ついているのだ

そして大切なのは…

{netabare}“今までは”これで良かった(正確には悪くはない){/netabare}ということだ

ボッチだった彼のやり方で傷つくのは自分だけだったからだ
しかし、彼はもう一人じゃない
誰かに関わった人間というのは存在するだけで無自覚に誰かを傷つけている
今回で言えば彼が傷つくのを見て、周りの人が傷ついているということである
誰かが傷ついてくれるのは大切に思われているからこそだということを忘れてはならない
また、反対に自分(ヒッキー)の事で傷ついてくれる他者をヒッキーが大切に思うというのは至極自然なことなのである
この問題を通して彼はそのことを自覚し、自分が一人じゃないと実感したのだと僕は思う

しかし、実際問題今まで{netabare}“(自分以外の)誰も傷つかなかった方法”{/netabare}をそう簡単には変えられない
それが彼の生き方だからである
だから彼はきっとこれからも同じことを繰り返すのだろう
ただ一つ違うのは…

{netabare}周りの人間に認識されないよう行動する{/netabare}ということ

これまで自分が『問題にしない限り問題にならなかった』ということは
恐らく今度は{netabare}他人が問題にしない(問題として認識されない)限り問題にならない{/netabare}という考え方に至るのだろう…
そう、我々が知らないだけで世の中はそんなに綺麗事ばかりで成り立っている訳ではない…
場合によっては彼のような存在(解決策)が必要なこともあるのだ
そして、{netabare}いつもどこか皆が知らないところで“犠牲”になっている人がいる{/netabare}ことを忘れてはならない

海老名さんと戸部の問題もまた然りである
もし僕がヒッキーの立場ならわざわざ皆がいる前でフラれたりはしない
ヒッキーの方法でやると決めた瞬間から…
{netabare}まず、女子を装い名前を書かずに
「戸部さんに大事なお話があるので竹林の道に来てもらえますか?
恥ずかしいのでこっそり来てくださいね」と書いて戸部に拾ってもらう
あとは海老名さんを呼び出して戸部には目撃者になってもらう
そしてヒッキーの方法を決行し、フラれた後は海老名さんに
「実は友達(ここは嘘でも可w)も海老名さんのことが気になっているみたいで
この告白がバレると友達との関係が壊れるかもしれないから黙ってて欲しい」と言えば任務完了!(笑)

戸部からすると告白する前にフラれて、もしかしたら自分が当事者だったかもしれないと思い
なおかつ抜け駆けして告白してしまうぐらい自分と同じ人を好きだった僕のことを
皆に言いふらしたりはできないだろう…たぶん(汗)
もちろん海老名さんは告白が本気じゃないとわかっているだろうから誰にも言わないはず…
そして後日、再び戸部に
「すみません、実は人伝で戸部さんに好きな人がいるって聞いてショックで竹林に行けませんでした(泣)
お話はやっぱり忘れてください!」と書いた手紙を拾ってもらえば
当事者以外誰にも知られることなく問題は解決する
これなら自己犠牲を誰にも知られないからあんな問題は起きないだろう
誰も傷つかず誰も不快な思いをさせたくないなら“知られないという手段”にもっと策を講じるべきなのだ{/netabare}

恐らくヒッキーは心のどこかで{netabare}犠牲になっている自分を誰かに知ってもらいたくて
可哀想とかヒッキーを悪者に仕立てあげて申し訳ないと感じて欲しかったのだろう{/netabare}
つまり、ぼっちのささやかな“主張”なのである(笑)
そして、恐らく予想に反した反応に戸惑い、これは“間違い”だったのだと気づいたのだ
生徒会長選挙のときはこの失敗から学んだのか
隠れてアカウント操作をやっていたみたいだから多分これが“正解の一つ”なのだろう{/netabare}

◇変化に伴う責任と恐怖
{netabare}ここでまず注目すべき人物は…{netabare}シナジー効果が大好きな玉縄ww{/netabare}
彼は何かを変える(0から1を作る場合も含む)ときに背負わなければならない“責任”を皆で分散しよう思っていた
なぜなら{netabare}問題が起きたときに責任をとる自信がないから{/netabare}
そう、オリン○ックの新国立競技場やエンブレムのように…(笑)
しかし、彼は一応生徒会長で皆の意見をまとめる立場でなくてはならない
そこで皆の活動が進んでいるようにみえるよう
何一つ行動は起こさないものの曖昧な言葉で話した気になり、わかった気になるという手段をとった
一見このやり方は{netabare}“将来”が今より悪くなることはない{/netabare}と感じてしまうのかもしれない
ただし、時間という制約がつくと自分たちの考えが自分たちの首を絞めることになり
数人でやった企画よりも人数を増やして行った方がクオリティが低くなるという恐ろしさを孕むのだ
この問題を通して{netabare}責任逃れのための協力ほど意味の無いものはない{/netabare}ということを感じた

人は皆{netabare}“変化”{/netabare}を恐れている
“現状維持という曖昧な状態”でも
“安定”だと“錯覚”していれば人は好んで
{netabare}選ばないという選択肢…
決めないという決定…
変わらないという変化{/netabare}を望んでしまう
これは群れでの行動を前提とする生物が対立しないよう目的から決めていこうとする考え方と
現在の環境にただひたすら順応し、変化(=今にそぐわないもの)を排除しようとする生物学的根拠に基づくと思われる

そしてこの考え方は“人格”に関しても同じようなことが言える
ここで注目すべき人物は…{netabare}“皆の”葉山隼人{/netabare}である
彼は皆が思い描いているような人物になろうと自分を演じている
誰にでも優しく誰のものにもならないことが“彼らしさ”
だから彼は何も、誰も選ばないのが一番良い方法だと考えている
○○らしさとは{netabare}あくまで他人が決めた偶像で、世間では不変なもの{/netabare}として認識されている
この誤った周りの認識が彼を苦しめているのだ

自分らしさという誰かが規定した自分が壊れる(変わる)ことで嫌われることを恐れている葉山にとって
自ら嫌われる手段を迷わず選べるヒッキーが嫌いと言うのは
本当にヒッキーが嫌いという訳ではなく
ヒッキーに対する{netabare}妬みや羨ましさ…{/netabare}
ヒッキーのように{netabare}嫌われる勇気がない自分に対する怒りや悔しさ{/netabare}を感じているのだろう
また、両者とも自分の選択が“自己満足”だという点では同じで
葉山は自分と同じ一面をもつヒッキーを嫌いと言うことで自分が変わるつもりはないが
今の自分自身をささやかながら“否定”しているのではないかと僕は感じた{/netabare}

◇人間関係における正解と間違い
{netabare}ここで注目すべきは…{netabare}葉山グループとヒッキーグループの違い{/netabare}
葉山グループは、大事だから…失いたくないから
誰かへの好意に見てみないフリをし、自分たちに嘘をつき続け、なれ合いという“偽物”を得ている
今の関係が壊れると自分の居場所がなくなってしまうのではないかと危惧し
皆が一定の距離以上は踏み込まないようにしている
彼らは今の関係を壊したくないから言いたいことが言えないままなのである

昔のヒッキーは「その程度で壊れてしまうような友情ならいらない」と言った
しかし、友情というのは実際どれも所詮その程度なのだ
なぜなら家族と違い、友人とは一緒に過ごしてきた時間が絶対的に不足しているからである
重要なのはそこではない

ヒッキーたちが最後に求めようとした“本物”

これを求めようとするかどうかが二つのグループでは大きく異なり
これこそが“人間関係における正解”だと僕は思っている
失ったものは決して戻らない…
突き詰めてしまえばもしかすると何も手に入らないかもしれない…
それでも彼ら(ヒッキーたち)はわからないことがひどく怖いから
最終的に{netabare}わかりあおうとする選択{/netabare}を選んだ
ヒッキーが言ったあの言葉…
「完全に理解したいだなんて酷く独善的で独裁的で傲慢な願いだ
そんな願望を抱いている自分が気持ち悪くて仕方がない
だけどもしもお互いがそう思えるのなら…
その醜い自己満足を押しつけ合い許容できる関係性が存在するなら…
そんなこと絶対にできないのは知っている…
そんなものに手が届かないのもわかっている…」
この言葉は今までのような単なるネガティブな発言ではなく
{netabare}ないかもしれないものでも欲しいという理屈抜きの願望{/netabare}が込められていて
{netabare}“何でも知っている自意識の化け物”{/netabare}がとても人間らしく変わった瞬間を見ることができた

つまり、人間関係に関して言うならば
本当の間違いとは…

{netabare}間違いを恐れて何もしない{/netabare}ことなのかもしれない{/netabare}

ただし、ここで注意しなければならないのが
{netabare}わかりあいたいという自己満足{/netabare}に陥ることである
人の気持ちなんてわからなくて当たり前
だからこそわかりあおうとする行為は間違っていない
しかし、これはお互いがそう思っておらず一方通行だと問題となり得る…
例を挙げるなら女性が言う「私たちはこれからもずっと一緒だよ」という意思確認は
一方がそう思ってないと脅迫になりかねないのだ
実は僕も昔、この間違いに陥っていたことに気づいていなかった

(↓一応断っておきますがこれは前の話なので今はもう大丈夫ですよ!汗)ww
{netabare}
僕にとって理想の人間関係とは…
{netabare}今の関係のままじゃ嫌だと思えるような{/netabare}関係であった
だから返信が帰ってこないことに対し最初はイラ立ち
「どうして何も言わないで無視するのか」とか
「言わないとこっちが勝手に嫌なことを色々と想像してしまって誤解を生むから
何かしらちゃんと言わないとわからないよ」とか
「興味がないから適当に返事してるんだね」とか言ってしまっていた
そしてその人は時々僕に「これからも気長にお付き合いくださいね」と書いてきて
定期的に文章で「一応私たちはつながってますよ」と契約を更新するような完全に“作業”だった
僕はそんな希薄な人間関係なら縁を切った方が絶対にお互いのためだと思っていて
この人がこれからこういう問題で困らないようにこの人の考え方をどうにかして変えてあげたいと“使命感”さえもっていた

そう、これは完全に僕の思い上がりで余計なお世話なのだ!!
その人にとってはそれが人間関係でそれ以上でもそれ以下でもない
その人にとって僕自身がそういう仲でいいと思う相手でそれに良し悪しはないのだ
友達にも様々な度合いがあり、無関心でも友達という分類に属する相手が
その人には存在していたというだけの話だったのだ
これに気づいたとき、変な思い違いをしていた僕はとても恥ずかしくなった
また、「言わないとわからない」と言っている時点で
“言ったらわかるという傲慢”を押し付け
さらに、その程度の関係でしかないと自分で認めてしまっていることに気づいていなかったのだ

従って、問題だったのはその人自身ではなく
{netabare}そういう人を僕が認められるかどうか{/netabare}なのだ
実際僕はその人が自分には合わないかもと感じつつ、とりあえず彼女のマネをしてみた!
すると不思議と今まで感じていたイラ立ちもフッと消えどうでも良くなった
“無関心”ってこんなに楽なのかと…

ただし、僕は楽だからと言ってこれを皆に適応するつもりは全くない!!
なぜなら人付き合いとは面倒くさくて大変だからこそ面白いし
(言葉で確かめ合わない)絆を感じたときに安心できるからである
生まれ育った環境が違うと考え方が大きく食い違うことはよくある
今思うと、それをちゃんと理解する良いきかっけになったのかもしれない…
世の中には僕が知らないタイプの人間がまだ沢山いるのだということを
考えさせられる出来事となった…{/netabare}

この作品で忘れてはならないキャラクターが実はまだもう一人いる
それは…{netabare}平塚先生{/netabare}
彼女の言葉は僕の心に凄く響いたので3つほど紹介しておく
(もしかすると「そんなの当たり前だろ」とか
「いや、それはもっと経験を積むと答えが変わるんだよ」と思う方が多いかもしれませんが
僕はまだ20年ちょっとの人生経験しか積んでいないのでそこはお許しください汗)

○{netabare}「歩いている途中は進んだ距離を振り返らないものだ」
僕はこの言葉を聞いたときに
歩みを止めたときにしかわからないこともあるのだ言うことを教わった気がする
敢えて歩みを止めることも時には必要なのかもしれない{/netabare}

○{netabare}「考えるときは考えるべきポイント間違えないことだ」
これは実は僕の座右の銘に近い言葉で
僕は視野が狭いのが本当に嫌いで物事を捉えるときに
一つの視点でしか見られない人間にはなりたくないと常日頃感じている
そして視野を広げるためには無駄だと思えるような情報でも吸収する必要があると僕は思っている
僕にとって{netabare}知らないというのが一番怖くて自分の考え方を狭めてしまう{/netabare}ものなのだ
だから平塚先生の考えるべきポイントを間違えないというのは
色々な視点で考えられることが前提でポイントを見極める力も必要なのだと教わった気がする{/netabare}

○{netabare}「お互いがお互いのことを思えばこそ手に入らないものがある
けれどそれは悲しむべきことじゃない
君たちにとっては今この時間が全てのように感じるだろう
だが決してそんなことはない…この時間が全てじゃないのだ」
僕は今まで何か上手くいかなかったときは
その時点で悲しみや辛さという感情を抱き
次につなげようという気持ちをもつことで完結させてしまっていたが
実はその悲しみや辛さというのは後々別の問題で活かすことができ
必ずしもその時に全てを清算せず、ときに引きずることも必要なのだと教えてくれた気がする{/netabare}

さて、ここまで作品に登場する様々な問題を取り上げ
自分なりの解釈を踏まえ語ってきたが実はまだ肝心なところに触れていない←えっ、まだあるの!?笑
そう、最終話最後のシーンの三人のやり取りである
ここに関しては書くとき非常に悩んだ
皆の言葉が全て曖昧で、皆が何かを知っている前提で話が進んでいるため
実際に彼らの立場に立って考えてみないとどう解釈して良いのかわからなかったからだ
しかし、ようやく自分なりに納得できる答えを見つけた!
(単純にまとまって考える時間ができたからですww)

由比ヶ浜が今の関係を崩すようなことを言い出したのには理由がある
{netabare}
しかしその前に…前提として知っておいて欲しいポイントが3つある
○1つ目は、{netabare}今のままではいつかどちらかがヒッキーに告白してどちらかが悲しむこと{/netabare}
○2つ目は、{netabare}彼女たちはお互いに相手には幸せになって欲しいと心から思っていること←現実だとあり得ないかもしれないですねww{/netabare}
○3つめは、{netabare}でも今の自分の気持ちに嘘をつき続ける限り彼らの求める“本物の関係”は一生得られないということ{/netabare}

これを踏まえて…由比ヶ浜は二つの選択肢を雪ノ下に与えることで“わざと”揺さぶりをかけた
□今の三角関係を続けない場合→勝負に勝ったら全部貰う
□今の三角関係を続ける場合→誰も傷つかない

さらに由比ヶ浜は、「今のままの関係を続けた方が雪ノ下にとって幸せのなのではないか」と
前者を推し、どちらもヒッキーに告白しないという協定を結ばせようとする
これは自分自身をもたない雪ノ下に自分をもたせるための由比ヶ浜なりの“試練”なのだと思う

そして、実は由比ヶ浜の“本当の目的”は別にあった
由比ヶ浜の本心は、

{netabare}雪ノ下に“今の関係を続けない”という選択肢を自ら選び、
ヒッキーと結ばれて幸せになって欲しかったのだ{/netabare}

そのために由比ヶ浜は…
自分の言葉に流されて今の関係を続けようとするかもしれない雪ノ下を
“ヒッキーが絶対止めてくれると確信”していた上であんな提案をしたのである

由比ヶ浜は雪ノ下に対して劣等感をもっているが
積極性に関しては自分の方が上だとわかっていた
だからもし自分がヒッキーに積極的にアプローチして結ばれたとしても
全てわかったうえで行動しているから何かズルいし
劣等感から自分はヒッキーに相応しいのかと悩んでしまい
付き合っても心から喜べないためこうするのが一番良い方法だと彼女なりに考えていたのだろう

また、もし“今の関係を続けるのは間違っている”とヒッキーにとめられることなく
今までの雪ノ下ではない生まれ変わった雪ノ下として
自分で“今の関係を続けない”と選択するぐらいヒッキーのことを好きなら彼女も諦めがつくと考えたのではないだろうか…

そして、ヒッキーはこれら全てを理解したうえで由比ヶ浜の思惑にのって
“今の関係を続けるのは間違っている”と言ったのだ!
ただし、ここからがヒッキーのカッコイイところである
こうやって雪ノ下に“今の関係を続けるのは間違っている”と決断させる由比ヶ浜のやり方は
本人の本当の意思ではなく、由比ヶ浜が誘導してしまっているのだと言い切った!
つまり、そうやって手に入れた関係は“本物”じゃないと…
雪ノ下もヒッキーに言われてそのことに気づいたから
「私の気持ちを勝手に決めないで」と言ったのだろう…

また、それだけでなくあれだけ自分を犠牲にしてきて
かつて最も現状維持を望んでいたヒッキーは
由比ヶ浜がそうやって嫌な立ち回りをして
自ら犠牲になる必要はないということも暗に伝えたかったのだ!
{netabare}悩んで苦しんであがいて間違った結果
今の関係が崩れても“本物”が欲しいと思える{/netabare}ようになったヒッキーは本当に成長したと僕は思う

改めて一通り考えてみて
もしかすると由比ヶ浜はヒッキーのその成長さえもどこか予想・期待してあの問いを選んだのではないだろうかと気づかされた…
つまり彼女はヒッキーが“今の関係を続けるのは間違っている”と言いつつ
さらに自分(由比ヶ浜)のこの辛さをヒッキーがわかってくれ、
何か言ってくれるのではないかと期待していたのではないかということだ
ヒッキーが「由比ヶ浜は、たぶん間違えない。彼女だけはずっと正しい答えを見ていた気がする」
という言葉からもそれがわかるだろう…

つまり最後のシーンに関しては
一見、由比ヶ浜が悪い結末に誘導しようとして失敗したように見えるが
完全に由比ヶ浜の思惑通りに物事が進んでいたのだ!
これは、ヒッキーや雪ノ下の成長を傍でずっと見届けていて
彼らを信頼し、こういう結末になるとわかっていたからこそ
あの問い『これからどうしよっか?』という質問を投げかけるという答えに至ることができた
そう、優しくていつも周りの目ばかり気にして何も行動できなかったのに
あんな行動を起こせるようになった由比ヶ浜もまた成長しているのである

そうやって彼らの青春ラブコメは間違いながら進み成長していくのだろう…
正直最終話は由比ヶ浜がこれほどまでに人の心理を読み
人の気持ちを考えるようなキャラだったことに驚きを感じ、思わず感心してしまった!

もしこれがセンター試験に出たら迷わず捨てます!!
なぜなら{netabare}心理描写が複雑すぎて行間を読んでもわからないから(笑){/netabare}{/netabare}

は~い、ということで…
そもそもセンター試験の小説の点数がいつも悪かった僕の格好つけた言い訳はスルーしてもらって(笑)
このアニメは由比ヶ浜のお母さんとサイゼ○アでデートしt…じゃなくて←サ○ゼはあり得ないと言われてヒッキーと同じ気持ちでしたww
“観覧車のようにゆっくりと同じところをまわる三角関係”は間違っていて
本物を手に入れるためには“失う覚悟”が必要なのだと感じさせてくれるアニメなので
興味がある方はぜひ一度観てみてはいかがでしょうか?٩(๑•̀ω•́๑)و

P.S.
誰か僕と一緒に{netabare}フンボルトペンギンになってくれませんか?←まさかのプロポーズww{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2015/09/21
閲覧 : 267
サンキュー:

8

ネタバレ

中田祥子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こまちちゃん

こまちちゃんイチ押しアニメ!

続は期待ハズレでした(>_<)
私的に中途半端に感じて不完全燃焼!

投稿 : 2015/09/18
閲覧 : 265
サンキュー:

2

ネタバレ

mIXQb92468 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

よくわからん

続の方はイマイチでした。
ラブの要素は雪の下にもありますが、コメの要素がないですし、設定に無理があるような気がする。
中盤からホンモノとかなんとか、ちんぷんかんぷんでした。ラストのところなんて何のこっちゃわかりません。
小説ならわかるんでしょうか、アニメの限界でしょうか。

投稿 : 2015/09/17
閲覧 : 194
サンキュー:

2

ネタバレ

鈍物語 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

比企谷の救済

今回は、制作会社も変わりキャラデザも少し変わったガイル続
やっぱり、第二段階に入ったかという印象
比企谷の自己犠牲で解決をみていたわけだが
これに雪ノ下が完全否定という形で一石を投じた

かなりの話数でギクシャクが続き
視聴者もかなり音をあげていたと思う(笑)

一期から観ていて雪ノ下は完全にワケ有
家族間で軋轢があるとみえる
これを比企谷が救えるかどうか
これが二期の最終目標なんだと思う

ガイルのEDはどうなるのか?
雪ノ下はもちろん比企谷のことが好き
一期から通して観て
これじゃなければ二期のギクシャクはありえない
好きだからこそ比企谷の自己犠牲の否定
由比ヶ浜に対するちょっとした遠慮は比企谷、由比ヶ浜に対する気遣いなのではないか と思ってる(笑)
あと
平塚先生のデレマジ可愛い!
と前回はここまで書いたが
まさかアニメが原作に追いついていたなんて
最終回を見てまぁ面白いシリーズだし
全体通して重いものの面白いので
3期と原作のこれからに期待したい

投稿 : 2015/09/17
閲覧 : 300
サンキュー:

9

ネタバレ

ひろん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心理描写が丁寧。

http://www.tbs.co.jp/anime/oregairu/

第8話「それでも、比企谷八幡は。」の比企谷と平塚先生とのからみ、比企谷の告白のあたりが大好きです。

あと、第10話で雪乃が他校の意識高い系生徒会を喝破するところが爽快です。

自分も色々考え過ぎてしまい、もやもやすることが多いので、比企谷の描写には説得力を感じました。

基本シリアスな内容なんですが、コメディも入っているので、重すぎず、少し見やすくなってるかも。

1期も結構好きだったと記憶してるんですが、内容を全く思い出せない。。

投稿 : 2015/09/13
閲覧 : 225
サンキュー:

3

ネタバレ

皆人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

完全な本物を求める不完全な偽者達の青春ストーリー

何処か歪な所を持った若者達が送る青春ストーリー


共に過ごしてきた時間が長くなり互いの関係性を親密にしてしまい、
そのせいで言いたい事も言えない関係になってしまった三人が互いの感情を理解しようとするが、それぞれが微妙に間違った方向に歩みを進めて行ってしまう……

本物を求める八幡
本物をを信じきれずに居る雪ノ下
本物を持っているが故に苦しむ由比ヶ浜

三人が自分の気持ちに真摯に向き合っていく過程を丁寧に描いた良作です。

若干ネタバレ
{netabare}二期になり、一色いろはと言う新しいキャラクターも加わり益々魅力的になった俺ガイル
見所は八話です、ある意味この物語の全ての答えをあるキャラクターが語ってくれます。
主人公自身もその言葉を受けて初めて物語の中で強い感情を表に出します。
その強い思いこそが多分これから先に続いていく物語のとても重要なポイントになるのではないかと思っています

よくアニメの二期目は失敗作が多いなんて言われますが、
この作品はそんな事も無く凄く丁寧に描かれていて原作のファンでも安心して視聴できる作品に仕上がっています。~ {/netabare}

投稿 : 2015/09/06
閲覧 : 397
サンキュー:

4

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繰り広げられる間違いだらけの青春模様──俺の青春、どうしてこうなった!?

そんな大人気シリーズの第2期!!(TVアニメ動画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2015年春アニメ
制作会社
feel.
主題歌
≪OP≫やなぎなぎ『春擬き(はるもどき)』≪ED≫雪ノ下雪乃(CV:早見沙織)&由比ヶ浜結衣(CV:東山奈央)『エブリデイワールド』

声優・キャラクター

江口拓也、早見沙織、東山奈央、佐倉綾音、悠木碧、小松未可子、近藤隆、檜山修之、戸松遥、柚木涼香、中原麻衣

スタッフ

原作:渡航、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:及川啓、シリーズ構成:菅正太郎、キャラクターデザイン:田中雄一、音楽:石濱翔/高橋邦幸、音響監督:本山哲

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