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「怪~ayakashi~Japanese Classic Horror[アヤカシ](TVアニメ動画)」

総合得点
63.2
感想・評価
200
棚に入れた
931
ランキング
4500
★★★★☆ 3.6 (200)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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☆の総合評価
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怪~ayakashi~Japanese Classic Horrorの感想・評価はどうでしたか?

潜水艦トロイメライ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生で一番好きなボーイミーツガール!!!

四谷怪談
怖い。理不尽。胸糞。最後の現代編までゾクッとさせる。フランダースの犬しかり名作はなぜこうもイヤーな終わり方なんですかね。お岩様が可哀想過ぎるし、主人公も声優がいいせいでクズぶりがますます際立つ。日本史選択の受験生は鶴屋南北がぱっと出てくるとめちゃくちゃ気持ちいいので見るのはおすすめです。
天守物語
もう好きー!!!好きになる過程とかどうでもいい!姫川図書之助に感情移入できないけど富姫がもう!!!こういう神話的な日本的なボーイミーツガールすごい刺さるんですよねなぜか!富姫とのラブシーンなんてどのアニメよりもキュンキュンしまくりでこれを超えるキュンは多分存在しない。などと思っているのは多分私だけです。妖怪たちもみんな魅力的!やっぱり泉鏡花って演劇よくわからない自分からすると、演劇も見てないのに原作読んで、あんまり面白さがわからないことなんて普通だと思うのです。実際この原作もデウス・エクス・マキナが出てきてみんな幸せってエンドは無理やりだし、ロマンスが足りてない感が否めない。でも花の名を持つ女性たちや舌長姥のキャラ付けなど、設定がしっかりしてて、白鷺城だって実在している。アニメに昇華されて初めて私はその幽玄さや日本的素晴らしさを感じました。アニメの振り切ったオリジナリティと壮絶な彼らの行末を見ていると心が締め付けられるし、これは絶対リメイクして美麗なイラストで内容はそのまま焼き直ししてほしいと思いました。もっともっと話題になってしかるべきです。とはいえ、富姫のキャラデザ超可愛いし結論非の打ち所が無いんですが。
化猫
多分このアニメシリーズの視聴者100人に聞いたら100人がこれ目当てだと思います。モノノ怪が流行って、化猫ってそういえば見てないなくらいで私も見始めました。絵柄が好みだし、不安を煽る禍々しさも素晴らしい。今よりも薬売りがたくさん喋るのには違和感だけど、此処から始まったのかと思うと感慨深い。何年経ってもまだ新しいプロジェクトが動いている作品なんてそうそうないと思うけれど、そう思うとこの作品のポテンシャルは高いですね。ことこれに関してはあまりに悲惨すぎて嫌悪感のほうが勝るイヤーな話でしたが、おすすめです。

投稿 : 2023/05/23
閲覧 : 107
サンキュー:

0

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

四谷怪談(4話)で断念→2回目で全話観終わり

怪談が題材の作品は嫌いではないけど、途中途中に入ってくる解説は正直いらない。青い文学シリーズに近いけど、いかんせん昔の怪談が題材だから、どうしても作画重視になってしまう。

んで、肝心の作画だけど、もうちょいリアルに描いて欲しかった。ボカシ表現が多いし、話によって異なるけど、どれも癖がありそうな作画だった。


【追記】
断念してたから1話から観直し。天守物語と化け猫は初めて観たけど、天守物語はともかく、化け猫の方は観る価値あった。

詳しいことは個別で書いたから省略するけど、四谷怪談を観た時、作画は違くても解説付きな描き方は同じだと思って切ってたけど、観直した甲斐があった。


・1~4話
お岩と民谷伊右衛門って名前だけは知ってたけど、こんなに登場人物多くて、複雑な話とは思わなかった。鶴屋南北の語りがあるからまだ怪談として成立してるけど、話だけなら怪談っていうよりちょっと複雑な復讐劇って言った方が良い。
終盤、鶴屋南北が語ったような事故って本当にあったのかな?昭和13年の映画はともかく、渋谷の飛び降り自殺は嘘くさいな・・・・・。

・5~8話
四谷怪談と違って原作は全く知らない、原作者の泉鏡花も初めて知った。
ただ原作のあらすじを見る限り違う内容のようだけど、原作もこんな愛の逃避行みたいな話なのかな?
恋をすると力が衰えるって、海外の童話でありそうな設定だけど、正直3つの中だと一番面白くなかった。妖(正確には忘れ神)が出てくるだけで、ホラーテイストが無いただのラブストーリーだし、何でこの話を採用したのか意味が分からない。もっと別の怪談があっただろうに・・・・・・。

・9~11話
これだけ原作無しのオリジナル。
3つの中で一番面白かった。この後単体でテレビアニメ化されるけど、それも納得。
話としては四谷怪談のやつに退治要素が追加された話。だからキャラの視点がはっきりしてて観やすかったし、最初は化け猫の姿を見せずに足音や気配で怖がらせる怪物映画でありそうな怖い演出をしてきたから、余計に怖かった。

投稿 : 2022/06/24
閲覧 : 358
サンキュー:

0

ネタバレ

らく さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

こんなに怖かったっけ

放送時に夢中で見たことがありましたが、そのとき以来の視聴です。
化け猫の出来が良いのは間違いないですが、四谷怪談も良くできていますね。

物語自体も怖く悲しい物語ですが、同時に本編の裏で進行する祟りの本質の解説も怖い。
マトリョーシカのような多重の怖さを意図的に形成しているんでしょう。

物語の半ばで鶴屋南北が問うように、この物語を書いているのは自分なのか、それとも書かされているのか。
その答えは四谷怪談の最終話で明らかになります。
つまり、鶴屋南北に四谷怪談を書かせているのは観客なんですね。
また、四谷怪談に絡む様々な不幸な事故が解説されますが、それらもすべて観客が作った見えない空気感が原因だと、そう訴えるわけです。

最後に、鶴屋南北はお岩さんに、呪うのであれば自分を呪えと伝えますが、お岩さんは、南北ではなくテレビを見ている視聴者に向かって突っ込んできます。
これも、客が祟りを望むという構図を暗示したものでしょう。

最終話の解説が冗長という方もいるようですが、この物語に仕掛けられたもう一つの怖さを是非とも味わって欲しいです。
祟りや幽霊の本質を鋭く突くと共に、他人の不幸を娯楽として消費する我々にも訴えてくるものがあります。

多分に実験的な作品ですが、良く出来ていると思います。

投稿 : 2021/02/24
閲覧 : 224
サンキュー:

0

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:----

化猫のみの評価

モノノ怪を視聴し、薬売りさんに興味がでてきた今日この頃
薬売りさんの出世作となったこちらの化猫を視聴しましたが
完璧でしたね。そりゃ続編も作りたくなりますわ

投稿 : 2021/02/07
閲覧 : 238
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3

カヲル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

化け猫が素晴らしい

評価の対象は化け猫に限リます。
悲劇物ですが、本当に素晴らしい作品だと思います。
一度、視聴することをおすすめします。

投稿 : 2020/10/30
閲覧 : 362
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1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

「化猫」のみ視聴

続編(?)にあたるモノノ怪を雰囲気だけでも掴んでおきたいな、と思い化猫の章のみ視聴。人によっては邪道な視聴の仕方と思われるかもしれません。

蟲師みたいな感じなのかな、と勝手にイメージしていましたが何もかも全然違っていました。
化猫の章のみの視聴ですが、雰囲気がかなり独特ですね。和紙のようなテクスチャがいい味を出していると思います。

自分に合うアニメだったかというとそうでもなく、続けてモノノ怪を観るかというと、恐らく観ないと思います。残念ながら…。

全編視聴したわけではないので、「途中で断念した」という設定にしておきます。

投稿 : 2020/10/30
閲覧 : 176

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個性が溢れる作品

序盤 おお

中盤 ??

終盤 おおお

この話は日本の怪談の話
ジャンルはホラー
英題の通り日本の昔の伝統的なホラー(怪談)を監督独自の解釈でアニメをつくったらしいです。
最初の四話は「東海道四谷怪談」次の四話は「天守物語」終盤の三話は「化猫」時代設定は共通して江戸かな?
全3エピソードから構成されます。それぞれにつながりはなく、監督もそれぞれで違います。先程も言ったとおり独自の解釈で語られるのでもとの話と多少違ったり、もとの話に後日談的な解説があったりします。それぞれの個性が生かされた作風となっており、比較がしやすく楽しめました。ホラーと言いながらもホラー要素が強かったのは最初の四谷怪談だけかなというイメージです。名前に怪談とついてるぐらいですからね。中盤の「天守物語」は妖怪の物語という感じです。恋愛ものでもあり時代設定が江戸なので安直な展開が多いのあまりすきじゃありません。そしてこの天守物語の主人公が嫌いです。終盤の「化猫」はなんというか気味が悪いという印象です。言葉と言葉の間に一定の間が存在しており、キャラデザや作画のせいもありかなり混沌とした、しかし物語として成り立っている実に不思議な作品となっています。かなり面白いです。物語の展開もかなり不思議なものとなり一筋縄では行かないような展開が続きます。後にこの化猫の主人公を主人公とした(?)アニメ「モノノ怪」というものが存在するくらいですからきっとうけたのでしょう。受ける理由はなんとなくわかります。

投稿 : 2020/07/30
閲覧 : 266
サンキュー:

8

ネタバレ

tTObg09203 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

化猫のみ

人間の醜さや感情がよく表現されているアニメ。
{netabare}
大詰めで、化け猫が大粒の涙を流しますが、本当に胸が締め付けられる思いでした。

視聴者の心も、最初は状況の分からない薬売りの視点から、最後は情念をわかってもらい涙を流す化猫の視点へと変化していくようにされており、その過程における胸糞悪い話も、こちらの心情を動かす大きな要因となっています。
/netabare
よくアニメの好き嫌いはあるとは言いますが、アニメ好きなら絶対に見ておいた方が良い作品。

投稿 : 2019/09/02
閲覧 : 239
サンキュー:

0

七味 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

化猫とエンディング曲良かった

投稿 : 2018/03/05
閲覧 : 395
サンキュー:

0

藤乃 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

怪 ~ayakashi~

古典怪談を中心とした3部構成の大人向けオムニバス作品。
オムニバスと言ってもそれぞれ作風が大きく異なるので、評価が難しいです。

「四谷怪談」「天守物語」は有名な古典が原作ですが、内容を知らずに見たので新鮮でした。
ただ、物語の展開や演出が微妙ですし、作画レベルも高くないです。
「四谷怪談」の時代背景や歴史の解説は興味深かったです。

「化猫」は、まず和紙のような質感と鮮やかな配色の独創的な作画に圧倒されます。
カット割やカメラワークも印象的でエフェクトも素晴らしく、とにかく映像が美しい。
物語の内容や構成もよく練られていて、その世界観に引き込まれます。
櫻井孝宏さんの艶やかな演技が、ミステリアスで色気のある主人公の薬売りをさらに魅力的に仕上げています。
全てにおいて非常にクオリティーが高い、芸術的な傑作です。

投稿 : 2018/02/03
閲覧 : 327
サンキュー:

2

ネタバレ

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

様々な視点から興味深い(珍しく本気でコメントします)

全三部から成る古典怪談のリメイクを中心としたホラー作品。
アニメ・古典文学・考古学様々な視点からおもしろい作品だった。

かなり大人向けの作品。
二部・三部は女性も楽しめる。

どのパートから見ても連続性はないので大丈夫。
本当によくできている。

EDが作品にとても合っていてよかった。

一部「四谷怪談」
有名な「お岩さん」の霊のお話。
彼女が何故生まれたのか、どうなったのかが描かれている。

二部「天守物語」
泉鏡花の同名の小説が雛形。
ストーリーや設定の変更点が多く、ほぼオリジナルストーリーになっている。(らしい、原作知らない無知でごめんなさい)
姫路城(白鷺城)を舞台に物の怪(忘れ神)の姫様とイケメン鷹匠の恋話。

三部「化猫」
同ノイタミナ枠「モノノ怪」主人公の薬売りが主人公。
ストーリーはオリジナル。
物の怪の形と真と理を探る。
独特のテンポ、独特の作画が魅力的。この回だけなら作画評価4.0.


----以下ネタバレ有り
●一部
四谷怪談原作者・鶴屋南北(つるや なんぼく)が語り部として登場する。
彼は言う。四谷怪談を私が書いているのか、それとも書かされているのか…と。

お岩さんの劇中には二つの復讐が交錯する。
お岩と伊右衛門。お岩の義理の妹―お袖とかつて四谷家で下働きをしていた男―直助権兵衛(なおすけ ごんべえ)。


お岩はごく普通の女でだった。だが、民谷伊右衛門(たみや いえもん)という男と関わったのが全ての始まりであった。
お岩と伊右衛門は元々夫婦であったが、伊右衛門が浪人になったことをきっかけに離縁となった。
伊右衛門はお岩と結ばれる為にお岩の父を辻斬りに見せかけて殺し、仇討ちの約束と共に元鞘に戻る。
子供が産まれるとお岩は体調を崩す、貧乏な暮らしも相まって伊右衛門は苛立ちをあらわにする日々が続く。
そこに伊右衛門に恋をした若い娘―梅。彼女は有力な武家の孫で自分が欲しいものは何でも手に入れたいというわがままぶり。
お梅は産後の血の通い良く薬とお岩に「顔が崩れる」薬を飲ませる。
ここからお岩の悲しい物語が始まる。

 薬を飲んだあとのシーンは心が痛くなった。
なんの罪もない女性が苦しみ、醜くい姿になっていく様はあまりにもむごたらしい。
彼女の呪いによって伊右衛門の周囲の人間は殺されていく。

伊右衛門がお岩の父―四谷左門(よつや さもん)を辻斬りの仕業に見せかけて殺したとき、奇しくも同じように殺している人物がいた。
それがもう一つの物語の線に登場する直助権兵衛である。
彼はもともとお袖に恋焦がれていたが、佐藤与茂七(さとう よもしち)というお袖の許婚によって追い払われ逆恨みから与茂七を殺害する。
お袖は与茂七を殺した犯人を捜すため、左門と仮の夫婦となる。

 このお袖も可愛そうな人生である。
義理の姉の死、好きでもない男との生活。
そして最後は自ら選ぶ死。

全てが終わった後再び登場する鶴屋南北。
彼はお岩に謝罪する。たとえ物語の中であってもあまりにも可愛そうなことをしてしまったと。

四谷怪談という古典的な怪談に改めて考えさせられる作品だった。
お岩という幽霊を中心として、登場人物それぞれの思いがきっちりと描かれている話。

●二部
忘れ神の長である美しい姫君―富姫(とみひめ)と武田播磨守に仕える鷹匠―姫川図書之助(ひめかわ ずしょのすけ)との異人間の恋愛劇。
姫川図書之助には人間の恋人―お静(おしず)がいるというのがこの話を悲しいものへとさせてしまっている一因といえる。

忘れ神は人間と恋をすると腐れ神となってしまう。
図書之助は殿が将軍へ献上する白い鷹を預かっていたが、ある日鷹は白鷺城へと逃げてしまう。
そこで図書之助は富姫と出会う。
図書之助は富姫が人間でないことを知っても彼女を受け入れる。
富姫は図書之助と恋に落ちるが、腐れ神となってしまっては配下の物の怪たちが消えてしまう。
彼女は身を裂く思いで、図書之助を人里へ追い返す。
図書之助はお静と結婚し幸せな日々をすごす。
しかし、殿が鷹に固執し白鷺城を落とすことを決意。
図書之助は富姫を救う為、白鷺城を目指す。
図書之助は最後は人間ですらなくなってしまうが、その恋を貫く。

最後の富姫がRPGのラスボス最終形態みたいになったのはシュールで笑った。
話はすごいシンプル。作画はいまいちだった。
自分勝手な人間と理を重んじる神。この対比を楽しむ話。

●三部
モノノ怪の主人公薬売りが、とある旗本の娘が輿入れする矢先に怪死するところに出くわすところから話は始まる。
この娘を殺した物の怪から逃げる為、立てこもった先で形と真と理を探っていく。

結末はかなり胸糞悪い。
しかし、そんな中にも救いがあるストーリでとても見ごたえがあった。
薬売りさんが必死にシュババとお札を貼るシーンは笑える。


●総括
どの話も人間の醜さというのが際立つ作品になっている。
人がいるから物の怪が生まれる。
本当に恐ろしいのは物の怪か人か。

神や物の怪はある種システムとして世界に存在するだけなのかもしれない。

モノノ怪を見る前に三部だけを見るも良し、ホラーとして見るも良し。
個人的に二部は毛色が合わなかったが、多角的な面白さを含んだ良作と呼べるものだった。

投稿 : 2017/11/19
閲覧 : 322
サンキュー:

2

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日本怪談の3話を元にしたオムニバスホラー

このアニメはオムニバス形式のホラーである。

1~4は四谷怪談、5~8は天守物語、9~11は化け猫
と3部構成になっている。

四谷怪談
伊右衛門やそれを取り巻く人間達の都合により、
命を落としたお岩さんが伊右衛門に対し、
祟りをなしていき追い詰めていく幽霊物。
いわば、お岩さんの復讐劇である。
原作が非常に有名な物語であるのもあいまって、
見ごたえのある作品ではないかと思う。
4話終盤から四谷怪談ができるまでの背景や、
上演後におこった事件を語る形式に展開していく。
個人的には不必要ではないかと感じた。
だれてしまったからだ。伝えたいことはよくわかるのだが
無理やり埋め込んだ印象。出来は良かっただけに
非常に残念な所である。

天守物語
白鷺城の天守には、忘れ神が住んでおり城を守っていた。
天守の主富姫は鷹探しにやってきた図書之助と出会ったことで
その後の運命が大きく変わっていく。
いわば、忘れ神と人間のラブストーリーである。
この中ではホラー要素は一番少ない。ラストも切ない。
主人公は浮気しているため、好感を持てないが。
恋は盲目とは正にこのことだろう。

化け猫
とある武家屋敷において、殺人事件が発生した。
武家屋敷を訪れた薬売りは、物の怪の仕業であると確信し、
物の怪を退治するために道具を駆使して
武家屋敷に起こった過去の歴史を捜査していく。
基本はホラーだが、サスペンス要素も多い。
人間の業をよく体現した作品だと思う。
他のエピソードと比べても作画や演出が卓越しており
芸術作品を見ているかのような錯覚に陥る。
癖が強いので苦手な人もいるかもしれないが、
3つの中では1番出来がいい。
ホラー作品が好きなら見ることを推奨する。
個人的には傑作の域だと思う。

他のエピソードも面白かったが、それ以上に化け猫は
もう1回見たくなるほどの素晴らしい作品であった。
化け猫は名作の域に達する。

投稿 : 2017/09/09
閲覧 : 483
サンキュー:

7

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

薬売りのふぁんだったので…

.
パートが分かれているため
全話視聴したわけではないのですが…

薬売りのファンで
こちらに登場するということで
視聴しました

薬売りは 魅力的です

記憶がおぼろげなので
再視聴してみたいと思います

投稿 : 2017/07/27
閲覧 : 248
サンキュー:

0

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

隠れた名作

ノイタミナは好きな作品が多いのですが、初期の作品はあまり見れていなかったので見てみました。本作はオムニバス形式ということもあり、それぞれの作品によって好みもあるため、総合的な評価が難しくレビュー得点は低いのかあと感じました。個人的にはどれも面白かったです。あまり怪談・ホラー系の作品は見ない(化物語シリーズくらい?)ので、より新鮮な感覚でした。古い怪奇譚のため設定や言葉に少しわかりにくい点もありましたが、現代語で丁寧に解説がされていたと思います。

3つのエピソードのうち、他のレビューにもありますが「化猫」は異質です。非常に演出が前衛的で独創的、でありながら物語がしっかりしている。評価が高いことも頷けます。演出的にも「物語シリーズ」の演出と似た者を感じましたが、年代としてはこちらの方が先なのですね。映像美も美しく、10年前の作品とは思えないクオリティーでした。その一方シナリオはいい意味で目も当てられないくらいの残酷な真実で、娘の無念を思うと非常に怖かったです。

他の2つのエピソードも個人的には好きです。テーマや毛色も違いますし、どれか一つでも面白いなと思える話があれば、大きな収穫かと。3エピソードごとにOPが変わる演出も丁寧だと思います。自分自身少し古い作品ということと、画のタッチで敬遠していたのですが、出会えてよかったなと思える一作でした。

投稿 : 2016/12/10
閲覧 : 212
サンキュー:

2

TimuTimu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

3部構成のアニメです。

この作品は短編集みたいなのを3つお話をするアニメです。作品は「四谷怪談
」、「天守物語」、「化猫」です。

他の方もおっしゃってますが、化猫が抜きんでて面白い作品です。というか、化猫が演出的にも面白いし、ホラーでありながらアクションもあり、ストーリーも分かりやすく、考察読んでさらに面白い、声優もハマってる役が多い、作中緊張感が一番ある、などといった悪い要素があまり見当たらない作品だからでしょうね。しかし、ホラーの部類ではなく、どちらかというとミステリアスに近い感じはありました。それでも、あのクオリティなら許せるし、後からモノノ怪ができたのも納得できます。

もちろん、四谷怪談や天守物語が滅茶苦茶つまらないわけではありません。この2作品は有名だし、小耳に挟んでいる人は少なくないと思います。しかし、化猫の前では単なる前座に過ぎない、と感じる人は多いでしょうね・・・。

ジパングがもうちょいでパンクするくらいの面白さなので是非見てみてください。

投稿 : 2016/10/21
閲覧 : 286
サンキュー:

1

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

恨みは人を思う気持ちから・・・

3つのお話。ジャパニーズホラーってことでいろんなタイプの妖が出てきます。

一番好きな話は化け猫だけれど、どの話もすごい面白い。
最初のお岩さんの話は人間関係がちょっとややこしいなって思ったけれど、大好きだった人に裏切られた悲しさがすごい伝わってきて、お岩さんより人が怖いなって思いました。ほんとひどい。
天守物語はなんか切なくて、最後の鷹が飛んでる場面で泣きそうになった。人が神様に魅せられるように妖も人に惹かれるっていうのはちょっと素敵。

化け猫はほんと何回見ても面白い。形、真、理を示さないとモノノ怪を切れないのモノノ怪を生み出したのは人で、モノノ怪は何も悪くないからなのかな?人は自分勝手。ひどいことをしてもなんとも思わないのに、自分がされたら恨むとか。ほんとひどいなって思いました。

話も面白いし、毎回EDですごく切なくなる。和風な絵もすごく好きです。

投稿 : 2016/03/05
閲覧 : 291
サンキュー:

2

tmUHZ99061 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

久しぶりに最高のアニメをみた。とくに化猫

投稿 : 2016/02/08
閲覧 : 319
サンキュー:

0

kurage さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

化猫のために見た

「四谷怪談」「天守物語」は正直耐久アニメ。
「化猫」のクオリティは格別です!
そもそもそれを見るためでしたが、おおっ!と思える怖さがありました。
隠れた名作だと思います。

投稿 : 2016/01/15
閲覧 : 255
サンキュー:

0

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

お聞かせ願いたく候・・・

ハイパー薬売り


三部構成になっていて、第1幕は"四谷怪談"、第2幕は"天守物語"と実際の怪談を基にしてもの、そして第3幕はオリジナルホラーの"化猫"をそれぞれ4話くらいずつ使って描かれています。
アニメには珍しく本気でホラーをやろうとした作品で、日本受けを狙ったというよりも海外向けに作られてる感じもありますね?
前2つのホラーに関しては、まぁ怖いくらいで普通なんですけど、"化猫"が見方によってはいかようでも考えられる風に作られてます。
考察サイトも多く、私自身そこで新しく気付いたことなどもあったので(猫の呼び名や珠生の恨みとか)、本作観終わった方はさらっと見てみるのもいいかもしれません。

三部でそれぞれスタッフが違います。
第1幕はジブリの伊藤秀樹さん、第2幕は東映の名倉靖博さん、第3幕はタツノコの橋本敬史さんが作監してます。
伊藤さんは完全にジブリ出身で、名倉さんなんかも「ラピュタ」の原画やってますね、橋本さんは他で有名ですけど実は「ハウル」で原画参加してたりします。
特に"化猫"は絵もよく動いてエフェクトも凄くて、こういうのは小さいテレビの画面で見ると勿体ないです。
大きくて画質の良いテレビで見たいものです。

別に声優を見るアニメではないです。
普通の声優さんを使っていて問題はありません。

元ちとせさんが歌うED「春のかたみ」は民謡風の荘厳なメロディに渋みのある歌唱が合わさって非常に良い物に仕上がってます。

キャラは、NHKでたまに放送してる教訓めいた昔話に出てくるような感じです。
薬売りはまた違ってオリジナリティに溢れてますが。


「はちクロ」から急転直下というか、まぁ落ちたわけではないですが、ホラーなんてえらく踏み切りましたよね、ノイタミナも。
まぁたまにはこういうのもいいですね。

投稿 : 2015/11/26
閲覧 : 274
サンキュー:

3

ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

全体としては悪くないと思います

全て見終えたので更に追記

四谷怪談
定番の怪談で有りますし、殆どの映像化が不幸なお岩さんへの同情と無念を晴らしての成仏で作品として組み立てててる筈です。
私も、この作中の四谷怪談もその方向で泣かせに来ると思ってたんですよね。
でも、それにしてはチョット心情に訴える部分がイマイチだったもので、天野善孝デザインが売りでは有るもののありきたりな凡作だなと思ったんです。そしたらこのエピソードの語り部である東海道四谷怪談の原作者鶴屋南北が語る訳です。
{netabare}
これは創作物語であると。
しかし初演以降、現代に至るまでこの作品に携わった方々を不幸が襲う。これは呪いである。
では誰の呪いなのか?
作中の鶴屋南北は、この作品を観た者の呪いだと結論付けるんですよね。
お岩さんへの観客たちの同情は、物語の中の伊右衛門の復讐の完結だけで納まらず彼女への共感として今も影響を与えているんだと言う訳です。

来ましたよ、ミーム説w
lain観てる最中にこう来ると、俄然評価UPの自分の浅はかさ嫌になります。また難しい概念に翻弄されちゃう俺、踊らされ過ぎ(汗)
{/netabare}
という事で、途中退屈なんですけどラストで ほぇ? となって中々でした。

んで、天守物語
まぁ・・・以前も感想描いてるのでw
30分4話に無駄に広げなくて良かったのにと今でも思います。
どうせなら、高野聖か天守物語+夜叉ヶ池で4話使えばよかったのにとか。

んで、化け猫
 も前に書きましたのでね。
モノノ怪が好きな方は是非~という事で。

結局総体で観るとまずまずの四谷怪談とイマイチな天守物語が、素晴らしい出来の化け猫の足を引っ張った感じで微妙かなと思います。



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 そういえばモノノ怪の原型であった化け猫の部分をまだ視ていなかったなと思い出したので視聴しました。
モノノ怪の方の最終エピソードの化け猫と違って、こちらの方は海坊主とかのっぺらぼうの様な悲しくて泣ける話ですね。私は泣いちゃいました。
とてもイイと思います。
 まだ四谷怪談は観てませんが、確かに制作側がこの化け猫という作品をこのままで終わりにしちゃ勿体ないと思ったのも納得のクオリティです。
オサレアニメとかホラーだとか、そういう色眼鏡でコレを観ないでおくのは絶対勿体ないです。この化け猫の部分だけでも観る価値有ります。
この化け猫だけの評価なら私は4つ星以上付けたいです。
・・・天守物語がちと残念な出来ですしねw
とりあえず暫定で評価上げます。

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他の方のレビューで、この作品の中盤が天守物語をアニメ化してると知りましてソコだけ見ました。
泉鏡花が好きなもので、ちょっと期待してたんですが・・・まぁ天守物語原案と言う程度で別物ですね。

 原作の天守物語はもっとシンプルで短いお話ですが、30分×4話にするが為に話広げてます。
私の原作のイメージって、表現難しいんですが原作ってもっと富姫とお付の者ものんびりした怪異というか人間臭いイメージなんですけどね。冒頭は遊んでたりしますし。このアニメだと面妖且つガッツリ殺す気満々な雰囲気でして。まぁここら辺は読み手側のイメージの話ですので、アニメの様な表現でもいいんでしょうけど。

 んで、違和感有るのがヒロインの富姫が原作は"夫人"な訳ですが、どうもアニメの富姫は"婦人"に思えるんですよね。まぁ実際富姫は神様みたいな古よりの存在ですから実年齢は高いんでしょうし、まぁ長い年月には色々とアレもあったんでしょうが。
でも泉鏡花が夫人って書いてるんだから、そこ位はアニメも準拠すればいいんじゃないのと思うんですが・・・そこはアニメとしてヒロインは夫人ではイカンという政治的判断だったんでしょうかね。

原作レ〇プと言われても仕方ないかなと思う作りですが、原作から離れて見て見る分にはオッサンの中の乙女心くすぐる恋のお話で御座いますw
ただ正直に言わせてもらえば、せっかく30分×4話ならば高野聖をアニメ化した方が良かったんじゃないの?と思います。

全12話で1~4が四谷怪談で9~12話が化猫という事ですが、似たような作りならばちと表現も雑そうであまり食指動かないかなという感想です。

投稿 : 2015/07/17
閲覧 : 827
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

待望の第一期を観たけど、、

四谷怪談、天守物語、化け猫、共に人の業、醜悪、を全面にわたり出しており、大変辛かった、、Orz

鬱々です。

スミマセン、これ以上書けません(ヾノ・∀・`)

観る人、選ぶ作品でした(>_<)

投稿 : 2015/05/31
閲覧 : 462

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

題材は良いと思いますが。。。

2006年、ノイタミナ枠

1~4話、5~8話、9~11話と、
それぞれ独立したオムニバス3話構成。

怪談という面白い題材ですが、正直物足りなさを感じます。
アニメーションとしての表現、物語の面白さ共に、第三話「化猫」だけ見れば十分だと思います。
(他のレビュアーさんも仰ってることですが)


第一話、「東海道四谷怪談」(鶴屋南北の「お岩さん」)
4話通して陰鬱な雰囲気ですが、原作が有名すぎて話の筋がわかってる割に、印象に残るような演出はなかったかな、と。
本当に怖いのはなんとやら、ですね。


第二話、「天守物語」(泉鏡花の戯曲)
原作は存じませんが、話はよくある展開なので意外性は無し。正直あまり期待出来ません。
作画は80年代風なのでしょうか。近年のアニメを見慣れていると、どうしても野暮ったく感じてしまいますね。
キャラ設定、終盤ぶっとびすぎて失笑しちゃいましたが、、、
これでいいんだろうか。。。


第三話、「化猫」(オリジナル)
まるで錦絵が動いているような画面構成と配色。
人物もコミカルにデザインされていて可愛いらしく、ほのぼのとした雰囲気なのかなーと思いきや、、、
化猫がひたひたと迫りくるシーンはアニメ調ながらも緊張感が感じられ、思わず見入ってしまいます。
個人的には化物語シリーズに近い印象なのだけれど、本作品を見たあなたはいかがですか?

投稿 : 2015/05/26
閲覧 : 355

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

JAPANESE CLASSIC HORROR

出来れば、あにこれのサムネ
化猫のイラストにして欲しかったな。


全11話。
「四谷怪談」、「天守物語」、「化猫」を元に、クリエーター達が
原作を独自に解釈、あるいは新規にストーリーを書き起こして
現代的な視点・様式を加味し、
原作既読者も新鮮な感覚で視聴できる前衛風味の強い異色作。

それぞれの三話は、オムニバス形式として制作され、
各作品にストーリー上の繋がりは特に無く、
制作スタッフも別チームが行なった。
この事により、各作品は全く別の作風に仕上がり、作画も異なる。
(wiki抜粋)

四谷怪談

4話構成。キャラデザが天野喜孝さんで
それだけでも見る価値があるかな。
舞台仕様の脚本もだけど、女の人が妖艶であること。
ラストに歴史的な豆知識が入っています。

天守物語

4 話構成。
ほぼオリジナルストーリーと言ってもいいぐらい。
白鷺城は原作の姫路城にあたる。
物の怪(神様)と人間の恋の話で悲恋になるのかな…
恋はするものでなく落ちるもの。
そんな感想を抱くような作品。

化猫

3話構成。
完全オリジナル。物の怪が好みな方にオススメ。
独特の画風だけど、色使いがとにかく好み。
この作品だけは3DCGや色んな技法が取り入れられていて
内容的にも一番いい。
この作品全体的に言える事だけど、扉絵・屏風絵が素敵。
ラストにCパートがあるので見逃さないように。

歌にも拘りがみられます。
これは聞けばわかると思うけど…
ちょっと変わった作品が見たい方にオススメです。

OP「HEAT ISLAND」
作詞 - Sasaki Shiro、Sakama Daisuke / 作曲・編曲 - Mr.Drunk
唄 - RHYMESTER
ED「春のかたみ」
作詞・作曲 - 松任谷由実 / 編曲 - 松任谷正隆 / 唄 - 元ちとせ

投稿 : 2015/01/10
閲覧 : 548
サンキュー:

45

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

薬売り

この作品の薬売りさんが少しコミカルで一番好き

薬売りさんが気に入った方は、「モノノ怪」も是非

全体的に普通に怖かったんですが、化け猫以外は特に観るところなかった印象なので、評価は低め

投稿 : 2015/01/08
閲覧 : 355
サンキュー:

6

ちょっとななめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白かった

内容は既に知ってはいたけど、十分楽しめた。
こういう昔話的なものは、もっと沢山あればいいと思う。
面白かった。

投稿 : 2014/12/17
閲覧 : 253
サンキュー:

0

ネタバレ

じゃっきー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

化け猫がはんぱなく面白い。

投稿 : 2014/01/13
閲覧 : 215
サンキュー:

0

ネタバレ

kenzi, さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

化猫のみ

投稿 : 2013/11/17
閲覧 : 284
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

和風ホラーアニメ

正直な話、アニメーションで和風ホラー作品はどうしても
怖さが軽減してしまうため、怖いアニメを求めている方は
手に取る事はお勧めできません。

しかしながら、昔ながらの怪談話が好きな方は見て損はないでしょう。
「四谷怪談」「天守物語」「化猫」の三つの別々の話。
化猫のエピソードの完成度は高く、のちに「モノノ怪」へと続くことになる。
是非、「化猫」のエピソードだけでも見ていただきたい作品です。

投稿 : 2013/07/29
閲覧 : 249

奈々 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんと評価していいのか。

このアニメは、
「四谷怪談」「天守物語」「化猫」の3編に分かれています。

それぞれでスタッフが違うので
この話は好きだけどこれは嫌い、という人も多いかもしれません。

私はどれもなかなか楽しめたのですが
四谷怪談は寝る前に見たので怖かったです・・・w

でもやっぱり1番のオススメは
「モノノ怪」というアニメにもつながった
「化猫」です!!

投稿 : 2013/07/19
閲覧 : 254
サンキュー:

1

ネタバレ

EJ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

天守物語が・・・

四谷怪談
鶴屋南北の歌舞伎がベース。
キャラデザ天野喜孝と言うアニメを久しぶりに見た。
ほぼ歌舞伎のものに沿っていて、{netabare}最後に現代に至るまで作品としたものにお岩の祟りが振りかかるということで占めている。見ているものが望んで作品自体を祟りにしている{/netabare}という解釈がオモシロイと思った。

天守物語
泉鏡花。
ちゃんと読んだこと無いからあれだけど、既に冒頭から原作レイプ状態な気がする。
釣り糸をたれて秋草を釣る描写とか、「一村雨颯とかかったから、歌も読まずに蓑を借りて、案山子の笠をさして来ました。」とか、そう言う美しい情景の描写が全然無い
ヽ(`Д´)ノ

ということで四谷怪談は面白かったけど、天守物語始まった一話目で「なんだこれ?」ってなってあとは見ていない。

追記
他の方のレビュー見て、化猫は見とかないといかんなと思った。見よう。

借りてきて見てみた。
化猫だから鍋島かと思ったけど違った。知らない話。
{netabare}もー御札とかジャンジャンバリバリだし、どこの超能力大決戦だってーの。そんな話知らねぇ。
真相についての感想は「なんとなく子供にみせたらだめだろうなー」と、そこはかとなく思ったくらい。
薬師の役どころが結局のところ現在のお巡りと一緒でがっかり。(事が起きてからの対処)
事が起きる前に対処できないのはもどかしい!{/netabare}
追記:
でも、ひじょーに面白かったと思ったことを書き忘れていた。付け加えておく。

音楽・演出など、今までの怪奇譚モノとはちょっと一線を画した出来。
ごく個人的にはちょっとポップすぎる気はするけれど、これはいいものだと思う。

投稿 : 2013/06/25
閲覧 : 296
サンキュー:

1

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怪~ayakashi~Japanese Classic Horrorのストーリー・あらすじ

本作はそれまで少女漫画原作のアニメ(「ハチミツとクローバー」など)を放送していたノイタミナ枠の路線とは打って変わり、日本古来の怪談の中から著名な三話『四谷怪談』、『天守物語』、『化猫』を元に、俊英クリエーター達が原作を独自に解釈、あるいは新規にストーリーを書き起こして現代的な視点・様式を加味し、原作既読者も新鮮な感覚で視聴できる前衛風味の強い異色作となった。(その後のノイタミナ枠作品は、再び少女漫画原作ものアニメ路線に戻った、)
それぞれの三話はオムニバス形式として制作され、それぞれの作品にストーリー上の繋がりは特に無く、制作スタッフも別チームが行なった。この事により、各作品は全く別の作風に仕上がっている。作画もまったく異なる。(TVアニメ動画『怪~ayakashi~Japanese Classic Horror』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年冬アニメ
公式サイト
www.toei-anim.co.jp/tv/ayakashi/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%AA_%E3%80%9Cayakashi%E3%80%9C

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