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「よみがえる空 RESCUE WINGS(TVアニメ動画)」

総合得点
62.8
感想・評価
149
棚に入れた
696
ランキング
4715
★★★★☆ 3.6 (149)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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よみがえる空 RESCUE WINGSの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

救助隊員のヒューマンドラマの傑作

自衛隊小松基地のレスキューヘリ隊員が主人公の、ヒューマンドラマ・お仕事アニメ。
TV放送12話+特別編1話。
※作品データベース様より転載

【良い点】
ヒーロー性を排して人命救助の厳しさを描いた渋いドラマ。主人公たちは決して漫画の英雄ではない。
過剰に情緒に訴えるようなあざとさを抑えた地に足の着いた作劇。
航空自衛隊が制作協力、ヘリや救助活動のリアルな描写も見応えあり。
自衛隊物としても、幹部候補の主人公がベテラン同僚より階級上だったり、ちゃんと描いているアニメは珍しい気が。
地味な題材でありながら手に汗握るハラハラ感あり飽きさせない。

主人公である23歳の新人ヘリパイロットの内田3等空尉が、花形の戦闘機パイロットになれなかった不満や
救助者を救えなかった挫折から始まり、上司や同僚たちの厳しくも温かい交流や実戦経験、恋人や救助者たちとの関係を経て
成長していく。仕事は楽しいことばかりではないが、それでも内から湧き上がる意志や誇りを持てるかどうか。
その誇りはどこから来るのか?を全編通してしっかりと描いた。
上司の本郷3等空佐が家族や亡くした同僚の想いを受けて一流パイロットとなり、後進の内田に背中で語るのも渋い。
恋人のめぐみも出版社の仕事で大好きな本が読まれず断裁処分される挫折を乗り越える、お仕事アニメとしてはシビアだけど
負けずに前を向ける強さというか、根拠となるドラマが丁寧かつ説得力抜群だった。

個々のドラマも2話で1エピソード構成で非常に良い上に、全編通しての構成も素晴らしい。
3話の厳しい挫折から、4話デート回で早々に立ち直る。
6話本郷の辛い過去話から、7話前半殉職した遺族と向き合いつつ、後半救助成功で盛り上がるなど、
挫折を徒に長引かせずテンポ良く好転させていくため、シビアな割に視聴が負担になりにくい。
いくらシビアなドラマが売りといっても、延々辛気臭さ続けば辟易する、本作はその点で見やすかった。
9話は内田が今までの経験生かして成長していた事が分かるし、実質最終話の12話にて7話の
「一人救えたら一勝」と語った同僚の話を覚えているなど、1話1話の成果が全12話通して成長させていたのが分かる。
12話で負傷した本郷から操縦桿を引き継ぎ、英雄的行動取らず仲間を信じて引き返す、2話の体たらくから大成長している。

全力を尽くしても救えない命が多い辛さや、隊員を心配する家族など、救助側のヒューマンドラマも素晴らしい。
救助される側の心情も切々と伝わってくる、登場人物が12話のマスコミ以外は善良だったのも徒にネガティブにならない要因。
9話のロープウェイに隔離された回で当初わめいていたヤンキーも彼女(結構女傑)や高校生の悟くんらの影響で少し成長するのも良かった。

他にも小松の背景描写が良く、御当地アニメとしても中々。「ガーリーエアフォース」の前に小松アニメ。
楽曲もOP、ED共に良いが特に影山ヒロノブ氏が熱唱するED「エンブレム〜名も無き英雄達へ〜」は救助隊員のテーマ曲として完璧。
そして挿入歌として「ひょっこりひょうたん島」が効果的に使われている。
6話葬儀で流れる場違いな悲哀から、7話救助成功して合唱する、感動的。改めて希望に満ちた素晴らしい歌だと思った。
「苦しいこともあるだろさ、悲しいこともあるだろさ、だけどぼくらはくじけない泣くのは嫌だ笑っちゃおう、進め〜」
まさに本作のテーマそのもの、これは素晴らしい。
声優陣は宮崎一成氏の抑え気味の演技が絶妙だった他、能登麻美子氏の岡山弁OLも萌えた。
故・石塚運昇氏の渋さもはまり役。

【悪い点】
BGMがやや煩くて無粋に感じる場面多々なのは惜しい。

悪い点ではないが、アニメとしてはやっぱり地味。
淡々と描いていく作劇は本作の魅力ではあるが、7話以外に分かりやすいカタルシスは不足気味。

マスコミだけが悪者になっていて実際妥当かもしれないが、彼らも自分たちの仕事に誇りを持っているはず。
ほんの少しでいいから異なる立場にも触れていれば尚完璧だったかも。

【総合評価】9点
お仕事アニメの隠れた傑作。
実写ドラマではなく、アニメでこういう真摯な作品やる事は大変価値がある。
評価は最高という程盛り上がらないけれど「とても良い」以上。

投稿 : 2023/10/29
閲覧 : 82
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

良作かもしれないけど面白くはない

この作品は航空自衛隊の救難活動を題材にしたアニメですが
確かに内容自体は良いかもしれないけど
しかし個人的に面白かったかどうかと言われると話は別で
こういうドキュメンタリー的な物をアニメで観たいかって言われると微妙ですね。
まあ硬派な内容で一般の人にも薦めやすそうな作品ではあるけど。

【評価】

50点・1B級

投稿 : 2023/01/29
閲覧 : 203
サンキュー:

0

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

真面目な作品

2006年製のアニメ、じっくりと地に足がついている作品

真面目かっ!とツッコミたくなるほど日本のドラマ的な脚本で、
ドラマ以上にコミカル要素がおとなしめでドタバタしません
なので実写でやればいいじゃない?とも思いましたが、
実写でやると予算や許可下りないなど障害あってチャチになっちゃいますからねー

自衛隊=JSDF、この略称だとミリタリーな雰囲気がありますけど、
今作はレスキュー部隊に焦点を当てており、レスキュー部隊はなぜ存在するのか?とか、
戦闘機希望者がヘリパイロットになるといった私たちが知らない内情を見せてくれます
こういうのがリアルな自衛隊なんでしょうね

主人公が搭乗する機体はヘリコプターで名称はUH-60Jです
この名称だとカズレーザー氏のようなマニアしかわからないですねー
実態は米軍に配備されているブラックホークだったりします
どうも墜落しそうなイメージがあるのは映画のせいでしょう

主人公の内田3尉が操縦する38-4578号機は実在しましたが
残念ながら2011年の震災で水没したため廃棄になっちゃうんです
やっぱりブラックホークはイメージ悪いなあ

ただし、UH-60Jのポテンシャルは作品で描かれます
うそだ~と思うほどの重さを支えて飛べますぜ


アニメを見ない人におすすめするのにいいかも?

投稿 : 2022/06/09
閲覧 : 236
サンキュー:

0

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★☆

2021.3.16 ★★★☆(3.6) 初回評価

投稿 : 2021/03/16
閲覧 : 267
サンキュー:

0

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

静かで熱い救援隊の物語

航空自衛隊の救援隊が活躍するお話。

全体のトーンとしては地味目なんですが、静かに熱く物語が語られます。

航空自衛隊小松基地に配属された内田隊員を中心に物語は進みます。

上官で凄腕パイロットの本郷空佐、内田隊員にはすごく厳しいけど、
娘さんには激甘だったり。いいお父さんですね♡

内田隊員の彼女の長谷川さんとは遠距離恋愛中だけど、お互いを想いながらも、それぞれの仕事を頑張っているところもいいですね。

着任早々、大きな地震があり、救助に向かう内田隊員たち。
{netabare}家のがれきの下敷きになってしまった女の子を助けるためにヘリで病院へ向かうけど風が強かったり燃料が少なかったりして、やっと病院に着いた時に女の子は・・・
とても悲しい出来事だったけど、{/netabare}救援隊の人たちだっていつ事故に遭うかもしれないわけで、大変な仕事だなと思いました。
そのほか、ロープウェーの事故や雪山での遭難のエピソードもあり、臨場感あふれる感じで熱く描かれていました。

最初に書いたとおり地味ーな感じだし、すっきりしないような展開もあったり、悲しい結末もあるので、好みが分かれる作品かもしれません。
でも実際の救助はそういうことが多いと思うし、リアルなんだと思いました。
また、救助シーンなども臨場感がありましたし、人間ドラマとしても熱い作品だと思いました。
海猿とか好きな方は是非見てください。見て損はしないと思います。

投稿 : 2020/12/09
閲覧 : 339
サンキュー:

15

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

静かで熱い救援隊の物語

航空自衛隊の救援隊が活躍するお話。

全体のトーンとしては地味目なんですが、静かに熱く物語が語られます。

航空自衛隊小松基地に配属された内田隊員を中心に物語は進みます。
上官で凄腕パイロットの本郷空佐、内田隊員にはすごく厳しいけど、
娘さんには激甘なんだね(^O^)
以下、ネタバレ。
{netabare} 着任早々、大きな地震があり、救助に向かう内田隊員たち。
家のがれきの下敷きになってしまった女の子を助けるためにヘリで病院へ向かうけど風が強かったり燃料が少なかったりして、やっと病院に着いた時に女の子は・・・
とても悲しい出来事だったけど、救援隊の人たちだっていつ事故に遭うかもしれないわけで、大変な仕事だなと思いました。
そのほか、ロープウェーの事故や雪山での遭難のエピソードもあり、臨場感あふれる感じで熱く描かれていました。{/netabare}

最初に書いたとおり地味ーな感じだし、すっきりしないような展開もあったり、悲しい結末もあるので、好みが分かれる作品かもしれません。でも実際の救助はそういうことが多いと思うし、リアルなんだと思いました。
また、救助シーンなどで臨場感があるし、人間ドラマとしても熱い作品だと思いました。
ドラマの海猿とか好きな方は是非見てください。損はしないと思いますよ。

投稿 : 2019/09/24
閲覧 : 350

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人物の作画がちょっと・・・

自衛隊物としては、良かったです。
ただ13話は必要なしと思います。
あと、人物の作画がいただけません。
おなじようなおっさん顔ばかりで見分けがつかず、
特に女性がひどい!
能登さんの岡山弁よかったのに残念。

投稿 : 2019/07/11
閲覧 : 324
サンキュー:

0

響-n4 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観たい

絵を見る限り、自分の好きな感じ

特になし!
まだ観て無いので分からないです。

投稿 : 2019/05/12
閲覧 : 232
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自衛隊の輝かしい活躍と困難な部分の両方を表現出来ている傑作

いやー、こんな素晴らしい作品を知っていたのに後回しにしていたのが恥ずかしい。
どの話も非常に見応えがあり考えさせられる。
まずはタイトルの通り。
この作品の良さはやはりここだろう。
自衛隊の輝かしい活躍を表現するのは簡単だと思う。
しかしそれ以上にこの作品は困難さまでもがよく伝わる。
まず度肝を抜かれたと同時に泣いてしまったのは3話。
このような展開をアニメでやったことに驚かされる。
そして、鬱展開をさらに加速させるこの回のラストで分かる現代社会の闇。
純粋な若者の心の葛藤が上手く表現出来ている。
一応ネタバレ投稿だが詳しいネタバレは書きたくないため是非自分の目で確認して欲しい。
そして、その他の回も様々なエピソードでの救命が展開される。
これらも人間の汚い部分やメインキャラ以外の心情が上手く表現されていて素晴らしい。
さらにはヒューマンドラマとして観ても面白いだろう。
キャラクターの台詞は重みがありとても深い。
経験から語っているしそれを視聴者に示しているため分かりやすい。
さらにキャラクター設定もよく考えられており様々な境遇のキャラクターがいてそれを1クールという短い話数でしっかり表現しているのも素晴らしい。
そして、私は何といってもヒロインの長谷川めぐみが大好きになった。
基本男性にスポットライトが多く当たる作品は女性キャラがどうしても薄くなってしまうがこの作品はそうではなかった。
この包容力に優しさ、遠くから主人公のことを想っていてさらには自分の夢も追いかけている。
こんなに素晴らしいヒロインは滅多にいない。
萌えとかそういうものを通り越した現実の素敵だと想った女性に感じるような魅力を備えていると思う。
その他の要素である声優、作画、音楽も一定以上のクオリティー。
私はこの作品には1クールの間に何度も泣かされた。
ここまで1クールで涙を流した作品は初めてだ。
別に泣かせようとして作られた作品ではないが私の心に響いた作品だった。

投稿 : 2019/03/21
閲覧 : 320
ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

That others may live

 まず「こんなアニメがあったんだ」という率直な驚き。航空自衛隊の航空救難団を題材にしたヒューマン・ドキュメンタリー的な作品。

 当時のアニメとして商業的にどれくらいの需要があったのかは分からないが、アニメの多様性という視点から見ると意義深い挑戦作だと思った。ただ総じて地味で認知度も低く、なかなか日の目を浴びにくそうな作品なので、そこは惜しいなと思う。

 今から12年前の作品だが、CGに関しては高いクオリティーにあると思う。放送から時間も経っているので、作中で扱っている内容が今では過去のものになっている部分もあるのかもしれない。ただそれでもこの時点での航空救難団の仕事ぶりをしっかりと描こうという姿勢は伝わってきた。

 主人公が生と死の厳しい世界で、懸命に任務にあたる姿はかっこよかった。残念ながら救えなかった命のこともしっかりと描いているのもリアルだなと思った。能登さん演じる交際相手とのやり取りや関係性もよく描かれていた。また主人公の上司役の故・石塚運昇さんのお芝居を聞いていると胸に込み上げてくるものがあった。

 気になった点もいくつか。まず主人公の声優の芝居にもう少し張りがほしかった。緊急の場面でもあまり緊迫感が感じられなかったのは残念。あとはキャラデザ。女子率が極端に低く男性隊員が多いが、とにかく見分けがつかない。CGに力を入れるのもいいが、キャラデザもおざなりにはしてほしくなかった。最後に主人公がもともとパイロット志望だったという過去はもう少し掘り下げてもよかった気がする。

 「よみがえる空」というタイトル回収もなるほどとは思った。ただ他のレビューにもあったが主人公のもう少し成長した姿も見たかったかな。

 とにもかくにも地味で重苦しい内容も続くが、ユーモアあふれる描写もあり基本的には良作だと思う。最新の技術でこうした題材をまたやってみても面白いのではないだろうかと期待してみる。

視聴日 18/9/25

投稿 : 2018/12/04
閲覧 : 268
サンキュー:

6

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日出ずる瑞穂の国の今の防人。人生をかけ続けてもなおも晴れぬ。

「軍人」を知らない日本人。守られている意識の欠損、過剰なまでの自己擁護、誤った価値観の流布に踊らされるこの国民ですら守るべき「国の宝」。
そんなものに命をかけるあなた達を称賛せずにいられようか。



航空自衛隊救難部隊を描いたヒューマンストーリー。神でも聖人でも無いがゆえに苦悩するその様はとても「人」らしく美談だけではすまされないからこそこの上手くいかない物語は引き付けるものがありました。
何より現場に混在するパニックと冷静の同居のバランスが良く、臨場感のある作品でした。


しかし制作はJ.C.STAFFて2006年。進歩の無い酷い機械の作画は相変わらずでぐにゃぐにゃで絵心ない人が描いた落書きレベル。背景も特筆するものも無いし違和感が多く悪目立ちする。
キャラクターが崩れることは無いがデザインが陳腐で「3親等」ぐらいの立ち位置のキャラクターに違いがとても分かりにくい。しかも中の人の演技も全くハズレ。3DCGは古くともこの当時では違和感無く見れるものかと思うが一言で「絵」は酷い。
そして時々あるセリフの間の酷さ。中の人の問題もあるのだろうがこれを良しとする現場もどうなんだろね。
物語の構成も中盤の「緑山事故」のストーリーは茶番に等しくEDとの大人の事情で無理矢理作った感がある酷いもの。まぁ一番見るに耐えないのはEDなのだけども。


と、散々な面もあるものの他の物語は自衛隊員の苦悩、悲しみ、喜びなどが多彩に描かれ見所がある作品です。数値以上に見応えはありました。

被災地では人目を忍びながら食事を摂らないと被災者からバッシングを受ける悲しき勇者たち。挙げ足取りにもク◯にもならない誤報を振り撒くSNS信者や何ら有意義な情報の提供ができないニュースのなんちゃってコメンテーター達。そんな肥溜めにもならないような人間ですら助けてしまう彼らの行動は未曾有の災害が「また」起きないと評価されないのは由々しき事態。そのことにどれだけの人が気づいているのだろうか。
今のご時世命がけで守る「物」はあれども命がけで「人」を守る人がどれだけいようか。それだけ成熟した人間が多く居るとは思えない「大人の幼児化」が進む日本の行く末を憂いてしまう。そんな事を思う作品。

投稿 : 2018/11/01
閲覧 : 354
サンキュー:

15

さくらす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地味ですが、素晴らしい完成度だと思いました。

Amazonプライムビデオに載っていたので見ました。
大昔に見た時の感動がよみがえってきました。

絵は古いです。今の作画レベルで見れば稚拙かもしれません。
Amazonプライムビデオではボケボケの画像です。

しかしながらストーリーが素晴らしい。
地味な地味なお話ですが、ぜひ完走してみてください。

投稿 : 2018/10/15
閲覧 : 256
サンキュー:

2

ネタバレ

8bit さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

テーマがテーマだけに地味 しかし人に勧めたい

自衛隊(救難隊)ってこんな風に救助活動するんだ~って関心する作品。

自衛隊から監修アドバイスを受けているだけあって救助のシーンは妙にリアルである。
逆に監修を受けていない部分の作りは結構雑である。
なんと言っても地味。
だがそれがいい。

{netabare}
メインの話は悪天候との闘いだらけな点に不満が残った。
物語のテーマが救助なので仕方がないと言えばそれまでだが
もうちょっと見せ方は無かったのか?
・・・自然こそ最大の敵であると考えればリアルではあるか。
{/netabare}
絵的にグロテスクな表現はないですが精神的にくるものはあります。
{netabare}
人がポンポン死にます。
「人って簡単に死ぬんだな」「自然災害の前で人は無力だな」と実感。
全員助かった!終わり!ではこのテーマに沿わないので正しい描写の仕方だと思います。
{/netabare}
独特の間があり話のテンポがよくない。
軽快に進めるとテーマに合わないという考えか?
しかし妙に間延びしていて1話が長く感じてしまうのはどうなんだろう…

作画もイマイチである。
人物の描き分けが出来ていないため「ここに映っているのは誰だ?」となるケースが多々あった。
ヘリや戦闘機のCGはよく出来ている。
離陸シーンの描き方は心に響きました。
表舞台に立たない人(ここでは整備士)がピックアップされるのはいいですね。
主役は表に出ている人だけじゃない。表に出ている人だけでは成立しない。

エンタメ性は低いですがこういうテーマのアニメは中々世に出ないのでそこは評価したいです。
★こそ少ないですが良い作品ですよ。

投稿 : 2018/09/19
閲覧 : 292
サンキュー:

3

kusohana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ヒューマンドラマ

星ではあらわせない面白さがあった

投稿 : 2018/07/29
閲覧 : 296
サンキュー:

1

ネタバレ

空知 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人命救助という仕事の難しさや苦悩を垣間見ることのできる秀作

放送当時、居住地では視聴することができなかったのですが、最近再放送があったので視聴しました。

非常に素晴らしい作品でした。

2話目からグイグイと引き込まれてしまい、全13話を3日間で一気に観てしまうほどでした。(放送当時は12話だったそうですが、レンタルなどでは未放送分も含めて全13話となっています。)


{netabare}

航空自衛隊による人命救助の作品です。正確に言うと、航空自衛隊航空救難団と言うそうです。

人名救助の作品と言えば、例えば映画「海猿」が有名です。「海猿」では実際にはあり得ない救助を行なっており、ドラマティックな脚色をし鑑賞者をハラハラさせます。

しかし、本作はあくまでもリアルに人名救助のプロ達を描いています。
餅は餅屋とは良く言ったものです。
プロフェッショナルとは何かを考えさせてくれる作品です。

救助のプロは、二次災害を避けることを第一とします。
自分の命を危険にさらして他者の命を救おうとすることは、傍目には立派に見えるでしょうが、二次災害が起きると隊員の士気が下がるため、救助のプロはそのような無謀なことはしないのです。

作中では、自衛隊員が亡くなる場面も出て来ており、その家族の悲しみも描いています。常に、死と隣り合わせの仕事ですから、家族は常に緊張しているはずです。

本作は航空自衛隊の協力を得て制作されており、内容はリアリティーに富んでいます。

どちらかというと、ドキュメンタリー的なアニメです。

それでも尚、心を打つ内容でした。


地震や災害時に、自衛隊の方々が私達国民の命を必死に救助する姿は誰でもテレビ等で見たことはあるでしょう。
私自身、自衛隊の方々には災害時にお世話になりましたので、国民の1人として感謝しています。

作中で、テレビで評論家が好き勝手言っている場面が出て来ますが、なかなかにしてマスコミの醜さを表現していました。
数年前に大雨の影響で河川が氾濫して多くの家屋が浸水してしまい、救助を待っているとき、マスコミのヘリコプターが何機も上空を飛んでおり、救助隊のヘリコプターが非常に迷惑したらしいですが、マスコミというのは、逆に邪魔もしてるんです。

そういう場面も本作には実際に出てきており、マスコミ批判がハッキリと打ち出されている点は同感しました。


第6話のOPと第7話のEDが「ひょっこりひょうたん島」の主題歌であったことは、素晴らしい演出。

元々はファイター(戦闘機のパイロット)を目指していた内田が成長する姿は描かれているのですが・・・

第12話で、元ファイターで上司の本郷が、

「自分が空から拒絶されているようで、飛ぶのが少しも楽しくなかった。
ところがあるとき分かった。空が俺を拒絶してるんじゃない。俺のほうが空を拒絶していたんだ。」

と内田に言う場面があります。

そして、本郷は内田に「お前にはまだ分からんだろう」と。

つまり、本作だけでは、主人公の内田には、「空がよみがえっていない」のです。2期があれば良かったのと思います。
この点だけが少し残念です。

{/netabare}

ヒロインが良かったです。
主人公が職業人として成長していく様子と、ヒロインも自分の仕事を通じて成長していく姿を描いた点も良い演出です。


絵に関しては、2006年ということを勘案した上での評価です。
OP『明日をとめないで』が良かったです。
6話OPと7話のED曲、これは素晴らしかった。


これは本当の「お仕事アニメ」。
こんな良い作品を今まで観ていなかったなんてもったいないことをしました。


秀作です。
名作に近い秀作の上です。

投稿 : 2017/10/31
閲覧 : 658
サンキュー:

15

白猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

古いせいですかね・・・

古いせいですかね・・・
話自体は面白いのですが、テンポが遅い。

内容のせいか
会話、人物デザインなど、演出全般に良く言えば全体にリアル、
悪く言えばちょっと退屈。

正直こういう演出ならアニメより実写ドラマか映画でやって欲しかったかなぁ。
自衛隊全面協力で。

自衛隊や近・現代兵器が好きな人なら面白くみられると思います。
私がそうだったので。

UH-60Jは映画で有名なブラックホークの改造型。
アニメですが性能の凄いんだなぁと感心しました。

投稿 : 2017/05/21
閲覧 : 314
サンキュー:

2

ネタバレ

わんだわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リアルなレスキューヘリのパイロットの成長物語

内容も、へたれた主人公が成長していく様もリアルだった。
主人公を支える一人である彼女の物語も同時進行しているお陰で、硬派なだけの物語で終わらない、所も良かった。

ただ、残念なのが、他の人も書いているが男性自衛官の顔の違いが描き切れていないようで、見分けが付かない時があった。

投稿 : 2017/05/09
閲覧 : 199
サンキュー:

0

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

隠れた名作成分から・・・

観てみたけど、すごくリアルな自衛隊活動なアニメ。

戦闘機のパイロットになりたかった主人公は航空自衛隊に入隊。
希望とは裏腹に、ヘリコプターの操縦士の任を受ける。

主人公が、着任した先で鬼軍曹の本郷三佐の指導を受け、
任務を重ねることによって、成長していくのだけど、
主人公のヘタレ性格が変わっていく様がわかりやすくて楽しめた!

欲を言えば、男性自衛官の顔がみんな同じ顔に見えてしまって、
分かりにくかったぐらいかな。

続きがあれば観たいアニメ。

投稿 : 2016/04/29
閲覧 : 313
サンキュー:

1

海上自衛官(仮) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

リアル

自衛隊のアニメって結構少ないです。
それで、自衛隊のアニメを探していたら見つけたのがこの作品です。
見た感じ、ふーん。
ては感じだったけど、見終わると深い話って思う。 見た方が良いぜ。

投稿 : 2016/04/06
閲覧 : 228
サンキュー:

0

saccho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感想

 希望していた戦闘機のパイロットになれず,救難隊のヘリコプターのパイロットに配属された若い自衛官の挫折と成長の物語です。内容がしっかりしていて,実写のドラマとか映画でやってもいいくらいのお話です。ですので,アニメならではという面白みには欠けますが,真面目で現実感がありますので最後まで飽きずに見られると思います。

投稿 : 2015/09/27
閲覧 : 283
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

他を生かす為に・・・

自衛隊内の一組織の仕事を描いたヒューマンドラマ。虚飾を排除したリアリテイ重視でエンタメに乏しいアニメですが、製作さんの作品テーマへの意気込みが伝わってくる感じ。
新社会人の主人公とヒロイン目線で語られるストーリーはリアル。特に余計なことを語らない登場人物がいい演技してる。

個人的にハマッタのは仕事・組織の描き方、ありきたりのストーリーなのですがリアルな演出と合わさって心に突き刺さる。エースであるパイロットをヒーローとしてはではなく、組織のチームワークを主体にリアルに描かれる演出が、作品テーマ"他を生かす為"に導いてくれる。

お仕事ドキュメンタリーにありがちな、こそばゆい演出はあるけど先入観で斜に構えなければ、プロの仕事の世界に入り込めると思います。

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 179

Near64 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

もっと観たかったなぁ。。

個人的に能登麻美子という声優さんが好きなので、この作品に関しては過大評価してしまうかもしれません。 中には現実的過ぎて地味だという視聴者もいるかもしれませんが、そこがいいんです!!リアリティーであるが故、この作品が伝えようとする事が心にちゃんと届くんです!

投稿 : 2015/09/13
閲覧 : 293
サンキュー:

1

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

地味ですが悪くないです

空自の航空救難隊のヘリパイロットのお話ですね。
・・・もうスタートの時点で地味さが判る作品です(汗)
数年前に嫁さんの謎調達の結果、家に有ったので観た作品です。

まぁ海難救助の海猿だって、ネタとしては地味ですしね。
コレもむしろ実写だったら良かったのかもしれませんが、金が半端なく掛かるでしょうし。
パイロットの心情なんて私の様な学の無いオッサンには判りませんが、主人公もホントはパイロットの花形F15イーグルドライバーを目指してたものの結果は救難隊のヘリのパイロット。
そこで救難隊と言う任務の過酷さに向き合う訳でして・・・・

いい作品だと個人的には思うんですが、ちと地味すぎて受けは悪いのは納得です。花形職業の典型のパイロットという人種にも色んな形が有って、彼らが何故特別な人たちなのかという部分は空戦主体の航空アニメじゃ判り辛いと思うんですよね。
そういう部分を小松を舞台に地味ですが緻密に描く本作って、いい作品だったんじゃないかなと。

でも、地味ですけどねw

投稿 : 2015/06/28
閲覧 : 279
サンキュー:

4

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

航空自衛隊救難隊

先日、とってなむ氏が書いた本作『よみがえる空』のレビューを読んだ
自分の知らない過去作で気になった作品はとりあえず第1話は視聴するように
しているが、本作のレビューを読んだのが深夜だったが徹夜で一気に13話を
視聴してしまった、それだけ私にとってはかなり面白い作品でした。

ストーリーの構成が航空自衛隊救難隊の活動がメインに構成されているのも
良かった、新人隊員が陥るであろう救難活動の葛藤や、救難隊員たちの過酷な
訓練そして戦闘機パイロットのプライドなどリアリティー満載のストーリー
構成で作画も救難活動中のヘリなどの絵は10年近く前の作品とは思えない
高いクオリティーの作画が満足させてくれました。
また私が本作を気に入った理由のひとつに本作は過剰な恋愛要素がないために
主人公とヒロインとのラブロマンスへのシナリオが無理やり入らない事も良かった。

まぁ気になった部分が無かったわけではない
予算の都合なのか収録時間が押してしまったのか、一部の声優陣に若干不自然な
演技があったが、物語の面白さに引きずられて中盤からはさほど気にならなく
なっていた。

結論としては、個人的にはこのような見応えあのある作品は少なくとも年に
3、4本は製作してほしいものだが、セールス的な事を考えるとよくて
10年に1,2本だろうな
事実、本作の円盤も振るわなかったようで残念。
最初のエピソードからかなり重たい内容ですがとても見応えのある作品なので
萌えとか工ロだとかがないと無理って人でなければ一度視聴することをお勧めします。

          余談

この頃は若手女性声優の筆頭格だった能登麻美子さんでも岡山弁での演技は
やりづらかったのかなw

投稿 : 2015/05/28
閲覧 : 328
サンキュー:

8

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

航空自衛隊が立ち向かう困難な現実

笑いナシ笑いナシの硬派作品。
航空自衛隊のリアルを描いたものです。
実に興味深い作品ではあったのですが、
イマイチ面白味に欠けていました。
リアリティに凝り過ぎて(?)、
事実の再現ビデオ、又はドキュメントドラマのように感じました。
ただ、現実性を追求した作品ならではの魅力が詰まった作品でもありました。


~あらすじっぽいもの~
戦闘機のパイロットになりたかった内田一宏は航空自衛隊に。
しかし、希望とは裏腹にヘリコプター操縦士に…。
ヘリコプターでの人命救助に追われる日々。
不満、悔しさ、葛藤…。
負の感情を胸に、反対に彼女(めぐみ)の支えを糧に、
内田はどのようなフライトを見せるのか…。

まぁ面白かったです。
土壇場での自衛隊たちの機転には驚かされます。
ただ、どうしてもアニメを観ている感覚に浸れませんでした。
個人的にはここが残念なんですよね。
私はアニメが観たいのであって、再現ビデオを観たいわけではないのです。


とは言っても、好印象な点も少なくありません。
例えば、内田の上司にあたる本郷さんの存在。
彼のようなリーダーシップ溢れる人材は現代の日本において数を減らしてきています。
反対に、名だけの上司が増えてきている状況。
"ただ居座ってるだけ"の上司の皆様、
本郷さんの姿を見て改心してくれることを心より願います。
っ!なんの話をしてるんだ私は…。
本作がアニメっぽくないせいで、
私までレビューとは逸脱したことを…。←は

もう1つ良かった点を挙げるとすれば、
それは航空自衛隊について知れたこと。
内部情勢や外部との提携など、とても参考になりました。
話がどうこうより、『航空自衛隊』という舞台設定に惹かれましたね。


OP「明日をとめないで」 歌ー美郷あき
ED「エンブレム~名も無き英雄達へ~」 歌ーJAM Project(影山ヒロノブ)

EDが凄く良かったです。
力強くも優しい、素敵な曲でした。



読み返してみると、些か否定的なレビューになってしまいましたが、
面白いか面白くないかと問われれば、迷わず面白いと答えます。
ヒューマンドラマとしても楽しめました。

ただ、この硬い物語にもう少し捻りがあれば、
もっと良くなったのかなと感じる今日この頃です。

投稿 : 2015/05/25
閲覧 : 938
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32

NoName69 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間模様がすっげえリアルでした。

まるでドキュメントでも観てるかのような臨場感。

人間ってこういうものだっていう地味だけど繊細な表現に感動した。

自衛隊の中で本当にありそうな出来事に自然と笑いが込み上げたり、ものすげえ心配になったり、命の大切さを考えさせられたり、すべてが新鮮だった。

硬派って言ったらいいのか昔ながらって言ったらいいんかわからないけどとにかくピュアなこの作品。観れて良かったです。

一つ引っかかるのが女性の描き方だったかな。

女キャラクターがなーんか一般的すぎるっていうか。個性のある女性っていうのが登場しなかったのはなんでなんだろうっていう。

投稿 : 2014/11/23
閲覧 : 303
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1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あすへの約束  【ねこ's満足度:80pts】

航空自衛隊、その中でも”救難隊”を舞台とした超硬派な人間ドラマ。
常に命の危険にさらされながらも救助活動を行う、隊員たちの姿を丁寧に描いています。

重いです。
救えた命、救えなかった命。辛い選択、悲しすぎる結末。
いくつかのリアルなエピソードが、命の現場の緊迫感をこれでもかと伝えてきます。

主人公は、小松救難隊所属の3等空尉・内田一宏。
戦闘機のパイロット志望ながら夢叶わず、失意のうち小松にやってきた”ヘリ”操縦士です。
そんな主人公が、いかに救難の仕事にやりがいを感じ変わっていくかが物語のポイント。
現場の厳しさと命の重さに打ちのめされながらも、上官の指導の下少しずつ成長していきます。

感想としては、かなり面白かったです。
内容的に”面白い”という表現が合ってるかどうかわかりませんが、とにかく引き込まれました。

ただ名作と評すまでにはあと一歩。
その原因は、主人公の内面を描ききることができなかった点にあります。

上官である本郷空佐の過去、恋人・めぐみの存在。
さらには救助者やその救助を信じる人々の姿、そして救難隊を志すひとりの若者。
いわゆる”枝”の部分は充実してたのですが、その分”幹”にかける時間が足りませんでした。

望んでいない仕事。そこにどんな価値や生き甲斐を見出していくのか。
それこそが本作の軸だったと思うのですが、その辺に関してはやや薄味で終わってしまった感じです。
できれば2クールで観てみたかった。
本郷との関係も含めもう少しじっくり描く時間があれば、間違いなく名作になっていたと思います。

投稿 : 2014/09/23
閲覧 : 431

たまごかけ納豆ごはん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リアル

救難ヘリの新米パイロットのお話。
話の筋もリアリティがあるし、メカや人物の描写もリアル。
救助そのものもリアルで、必ず助けられるとは限らない。
アニメっぽい派手な表現がないので万人受けはしない気がする。

だがしかし、命を懸けた現場で働く人々はやはりかっこいい。
登場人物それぞれの想いがじんわりと身に沁みる、良い物語だと思います。

投稿 : 2014/07/29
閲覧 : 246
サンキュー:

4

なみかぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

(^^)う~んよかった。

最初は東京マグニチュード・・・を予想して観ていたのですが、どっちかと

言えば海猿ですな(^^)

いやまあこの手の作品は好きですなぁ・・・人の命の重さは書ききれないもの
ですが、この作品にはソウルがあるね

内容は我輩的に合格の意気です。

絵画もきれいですし、大人向けのアニメとしてお勧めできるものと思います。

鬼軍曹はお茶目なやつですわ^^

投稿 : 2014/03/25
閲覧 : 286
サンキュー:

1

Gentleman さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

全12話+TV未放送1話

投稿 : 2014/02/27
閲覧 : 373
サンキュー:

0

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よみがえる空 RESCUE WINGSのストーリー・あらすじ

ジェット戦闘機のパイロットになりたかった内田一宏は航空自衛隊に入隊。だが自分の希望とは裏腹にパイロット養成の選考過程でヘリコプターの操縦士になってしまう。同期の小坂隆が希望通りイーグルドライバー(F-15戦闘機のパイロット)になるなか、それでも気持ちに折り合いをつけて配属先の小松基地にやってくる。そんな中、配属間もなく災害が発生し、現地に向かうこととなるのだが…。(TVアニメ動画『よみがえる空 RESCUE WINGS』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年冬アニメ
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
www.rescue-w.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%BF%E3%81%8C%E3%81%88%E3%82%8B%E7%A9%BA
主題歌
≪OP≫美郷あき『明日をとめないで』≪ED≫JAM Project『エンブレム~名も無き英雄達へ~』

声優・キャラクター

宮崎一成、能登麻美子、石塚運昇、星野充昭、飯塚昭三、笠原留美、伊井篤史、小野坂昌也、志村知幸、さとうあい、高村尚枝、ゆみ、大本眞基子、ふくまつ進紗

スタッフ

原作:バンダイビジュアル、 監督:桜美かつし、シリーズ構成:高山文彦、脚本:高山文彦/水上清資、総作画監督:狩生豊/竹内哲也、キャラクターデザイン:竹内哲也、メカニックデザイン:橋本敬史、プロップデザイン:狩生豊、美術監督:徳田俊之、色彩設計:店橋真弓、撮影監督:大河内喜夫、編集:西山茂、音楽:松尾早人、音楽プロデューサー:伊藤善之、音楽宣伝:松村起代子、音楽制作:ランティス、音響監督:三間雅文、音響効果:サウンドボックス、録音スタジオ:アオイスタジオ、音響制作担当:テクノサウンド、音響制作:テクノサウンド、番組担当:東不可止、3Dモデリング:二宮茂幸、3D-CGI:三次元、制作協力:航空自衛隊/航空幕僚監部広報室/航空救難団/小松救難隊/百里救難隊/入間ヘリコプター空輸隊/小松基地・第6航空団/百里基地・第7航空団/入間基地・中部航空警戒管制団/小松市役所/シコルスキー・エアクラフト/ブリヂストンサイクル/『コンバットマガジン』編集部/『コミックフラッパー』編集部/『MF文庫J』編集部/『スケールアヴィエーション』編集部/エフトイズ・コンフェクト/プラッツ/キャラアニ/サードジェネレーション/ハセガワ/ハンターマウンテン塩原/スタジオ・ファンタジア/バイス/JALブランドコミュニケーション/航空救難団を支援する会、池岡道範(元航空救難団飛行群司令)/櫻田秀文(元小松救難隊長・元救難教育隊長)/岡部いさく、徳永克彦/赤塚聡/黒澤英介/中井俊治/児玉研司/糟谷富美夫/市島有/トミイ大塚/コダマヨシヒロ/和田義之/澤井孝行、プロデューサー:杉山潔/松倉友二

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