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「Fate/stay night[フェイト/ステイナイト][スタジオディーン版](TVアニメ動画)」

総合得点
85.7
感想・評価
3134
棚に入れた
15777
ランキング
232
★★★★☆ 3.8 (3134)
物語
3.9
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.0

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☆の総合評価
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Fate/stay night[フェイト/ステイナイト][スタジオディーン版]の感想・評価はどうでしたか?

はかー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

なーにーやっちまったなぁ(◎Д◎)

きのこ作品が好きで、
Fate/stay night [UBW]
Fate/Zero
空の境界
月姫
   
と観てきた。

DEEN版も評価芳しくないが、信者としては観るべく決心したが…

鑑賞後感想は、
なーにーやっちまったなぁ(◎Д◎)
この一言。

シリーズ構成:佐藤卓哉(自分的に粘着作風のシュタゲ苦手)
脚本:花田十輝・岡田麿里ら(人情劇に振りたがる)
お涙頂戴のやっすい三文群像劇になっちゃうよ。

劇伴はあのワートリの川井憲次なのに、
すんなり入ってこないのは何故だろう。

なにかいろいろ凄かった。

唯一良かったのは、1期OPのタイナカサチ「disillusion」
ufotableが他シリーズを担当してくれたことに感謝。

投稿 : 2024/03/22
閲覧 : 101
サンキュー:

1

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

遠坂凛を愛でるだけ。マルチエンドの1つの話で奥行は…

 この作品、本当に見方に戸惑いがあります。なんとなくピンチとほのぼのシーンが交互に来て、最後のセイバーはまあいいシーンではあるんですけど…唐突というか設定の説明だったというか…今までの彼女のキャラ造形とその結末は関連があるの?なんの話だったの?って思ってしまいます。

 が、あまりに分からないのでちょっと視点をずらして考えると、本作はアダルトゲームだったということに気が付きます。そうなると、本作はマルチエンドの一番初めの物語で、セイバーというのはトゥルーエンドではないということですね?だからこういう終わりだったのかと…

 その点で女子の造形が妙にエロティックなのもわかります。遠坂凛のミニスカニーソは至高です。セイバーの鎧甲冑と白ブラウスのイメージは統一しながらもギャップを感じさせる造形は見事です。家に大人がいない、女子だけハーレムも形成されていく…妹もいる、姉さんもいる、ロリもいる…なるほどなあという設計です。

 この作品名「Fate/stay night アダルトゲーム」で検索するとKEY作品とは違いかなり本格的なアダルトシーンが沢山ヒットします。そういうニーズの上に成り立っていると考えると、物語性がなくエピソード的なものが紙芝居のように連続する構造に納得がいきます。ちょっとした感動も各キャラにちゃんとあります。
 薄い本界隈でも大人気だったようでオリジナルと区別がつきませんけど、その構造も面白いですね。エロゲ→一般のバトルアニメ→アダルト2次という不思議な作品世界になります。これが当初本作の人気の原因だった…かはわかりません。

 トゥルーエンドまでやり切ることで感動があるのだとすれば、フェイトシリーズを全部見る必要があるのかもしれません。その点では本作だけみて、深さを論じるのは早計の可能性はあります。

 そして「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」という作品においては作画がすごいことになっているので、当初のアダルトゲームにとどまらない広がりを見せているのでしょう。

 ですが、本作だけの評価をすると特に遠坂凛の言動がちょっとご都合主義的すぎて乗れない部分が多いのと、衛宮とセイバーも頑な過ぎて疲れます。上で述べたようにルートを攻略することに意味があるのだとすれば、逆に言えば本作だけだと作品に奥行も感じないのもマイナス評価です。

 古いアニメだけあって、キャラの演技がきつすぎるのと、展開がかったるい、作画が古いなどもあいまって、それほど高い評価にはなりません。もちろん、キャラのビジュアルだけは評価します…それと遠坂の鼻声が最高です。

 評価は…うーんストーリーは2点かな…キャラは正直駒にしか見えない面もあります。デザインは最高なんですけどね。うーん…4点で。
 作画は昔の作画でしかも止め画も多いので3。声優は遠坂加算で…4。音楽は普通で3。
 こう考えると遠坂凛だけがいいという感じ?セイバーもいいですけど、物語りがないんですよねえ…

投稿 : 2023/12/27
閲覧 : 183
サンキュー:

8

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

初めてのFateは挫折しかけました。

虚淵玄のFate/Zeroが気になってたんですけど
シリーズが沢山ありすぎてどうしようか迷ってました。

まずは制作順番どおりにと思って本作を視聴しました。

物語の世界観としての設定は聖杯の争奪戦です。
現代に存在する選ばれし7人の魔術師(マスター)が
過去の英雄である7騎の使い魔(サーヴァント)を召喚して組みます。

そしてなんでも願い事を叶えることが出来る一つしかない「聖杯」を
獲得すべく問答無用で殺し合いを繰り広げます。

聖杯を巡るバトルロワイヤルって思えば単純なんでしょうど、
序盤は次々と出てくるキャラ、召喚に至るまでの因縁とか正直
なんか良くわからん??
あんまり理解出来てないけどとりあえず
むりやり受け入れながら観てたとこありました。
(序盤は眠くなって見直したりして中々進まなくて
挫折しかけました・・・)

登場キャラは
遠坂凛やセイバーが可愛くて魅力的だったのに対して
男性キャラ(特にマスター)が全体的に酷くて残念な感じがしました。

主人公の衛宮士郎が中々覚醒しないのでストレス溜まります。

当たり前のように食事や身の回りを世話する桜が不遇すぎです。
召喚されたセイバーはしょうがないにしても、
敵であってもおかしくない遠坂凛にずっと助けられっぱなしだし。

男キャラではアーチャー以外まともなのがいませんでした。

正直ギルガメッシュが一番わけわからなかった。
あっ・・あと佐々木小次郎も。
(戦いも大雑把だし、退屈で何度眠っちまったことか・・・)

まあ物語、背景をよく理解出来てないせいもあって
色々文句書いちゃいましたけど、
最終話での闘い終えたセイバーの美しさには感動でした。

生きたまま召喚されるほどに
ずっと囚われてた過去の後悔の念から解放されて
夢を見続けるように静かに倒れる姿は
切なくも美しくて記憶に残るラストでした。

次にゼロを観たらもっとこの作品の印象変わるのかな?

投稿 : 2023/05/11
閲覧 : 366
サンキュー:

20

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シリーズ最初の作品

この作品はシリーズで最初にアニメ化された作品で内容はセイバールートとなってますが、
まあ後年にZeroやUBWを手掛けたufotable制作と比べてディーン版の本作は作画レベルは落ちるとは言え
ストーリー内容に関しては中々楽しめました。

【評価】

80点・1A級

投稿 : 2023/03/19
閲覧 : 276
サンキュー:

0

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

はうあっ!?

『Fate/stay night』(フェイト・ステイナイト)は、2004年1月30日にTYPE-MOONから発売されたコンピューターゲームで、ジャンルは伝奇活劇ビジュアルノベル。
2006年1月から同年6月まで『Fate/stay night』のタイトルで「Fateルート」の内容として放送された。全24話。(wikipedia)

個人的にFateシリーズ初視聴、原作も未プレイ。名前だけは知ってたものの内容には触れたことがなかったのですが、どういうわけか出るキャラ出るキャラほとんど皆見た事ある気が。ようはそれほどに人気作だったというわけなのでしょう。

ただ内容はお世辞にも上出来!という感じはしませんでした。本作は製作元から「ディーン」版などと言われているようですがやはりあまり色よい評価は下されてない様子ですね。
ストーリーとして特に気になったのは「7人のマスターと7人のサーヴァント」縛りで、佐々木小次郎がキャスターから召喚されたことによりサーヴァントが7人になるということは自動的に7人目のマスターはサーヴァントがいないということになると思うんですけど、作中でそれを主人公達が全く変に思ってないんですよね。通常8人目のギルガメッシュが出て来たらそれは7人目のマスターにより召喚されたと思いそうなものですがそうとは考えずそれを一種の異物のようにして扱うというのはちょっと納得し難い思考回路でした。もっとも原作ではこの辺をちゃんと処理しているのかもしれませんが……(そもそもアーサー王が女とか佐々木小次郎が架空の人物とかもマジなん?)

いずれにしろストーリーがどうのこうの言う以前に個人的には主人公の衛宮士郎(えみや しろう)にあまり好感持てなかったんですが色々見てるとやっぱり結構ウザキャラ扱いされてましたねwさもありなんって感じでしたw

原作が2004年発ということもあってか、彼も一世代前のフェミニストっぽいところが強く出ているように感じました。作中「女子はこうあるべし」みたいなのが多くてちょっと現代では通用しなさそうです。
またそれ以前の問題として、言ってることとやってることが違うというのが多々ありすぎて困りものです。女子(主にセイバー)に負担かけまいとして結果負担かけまくりというケースばっかりで割と苛々させられました。まあ単純にバカなんだろうなというのは伝わってきます。セイバーに稽古つけてもらう時もひらひらした服のままの方が良いみたいなこと言ってましたが、万が一にも怪我させたらどうしようとか思わんのでしょうか。
ラストにも彼女(セイバー)の誇りを汚すようなことはしちゃダメだみたいなこと心の声として言ってましたけどいやいや散々汚しまくってたでしょうよ。しかもその動機が結局のところ最初に会った時から好きだったからという自己中心的なもの。終始「ほんまこいつ……」って思わされまくりでした。

本当の設定としては皆に良い顔するタイプなんだろうと思います。それでバイト先で皆の代わりに働くとか、嫌な奴設定の間桐慎二(まとう しんじ)の無茶振りにも嫌な顔一つせず従うとか描写したんだと思いますが、実際の内容からはほとんどただ相手が「女」というだけで無条件に甘いようにしか見えませんでした。特に一応友達でもある慎二を殺されているにもかかわらずその仇でもある筈のイリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Illyasviel von Einzbern)をあっさりと許し受け入れるとかちょっと良識を疑います。え?慎二は士郎を殺そうとしてたからって?でもそれイリアも一緒ですよね?
他にも遠坂凛(とおさか りん)のサーヴァントであるアーチャーにはやたら敵対的なのは相手が男だからだとしか思えませんでした。まあこれには理由があったみたいですがこの時点ではわかりませんからね。

それと元がエロゲなわけですからしょうがないといえばしょうがないんでしょうがそもそも実家に一個下の間桐桜(まとう さくら)が押しかけ女房というよりも家政婦ばりに炊事洗濯しにやってくるとか学校のマドンナ的存在である遠坂凛にライバルであるにもかかわらず付きっ切りで世話焼いてもらうとかあまりにも環境に恵まれすぎでしょ士郎くん。そりゃ慎二じゃなくても嫉妬しますよ。家もクソほど広いし固定資産税とかどうしてるんでしょうね。

教師の藤村大河(ふじむら たいが)には90年代的なノリがまだ残ってましたね。多少イリアにもそんな気配がありましたが25歳という本作にしては年長の彼女こそマスコット枠だったのかもしれません。

そうそう、レビュータイトルにも使った「はうあっ!?」は柳洞一成(りゅうどう いっせい)によるものです(何話かは忘れた)。ここにも古き良き時代の痕跡が未だ残っていてほっこりした気分になりました。

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 220
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

言語化力〜真の実力者になりたくて!〜

言わずと知れた人気長寿シリーズ。
ビッグビジネスへと成り上がったジャパニーズドリーム。

かげじつの痛々しさがちょっと楽しかったので厨二チーレムの始祖とも言える本作にようやくトライ。さすが本家は格が違う。戦う前からもうノリがすごい。当然お約束として親はいないし世話焼き役からツンデレまでヒロインズに囲まれてと基本をしっかりと徹底してる。かげじつはやっぱ逃げてるよなあ。不慣れな門外漢から見たら全てがギャグにしか見えないが、ここまで突き抜けてるからこその人気なのでしょう。でもそういうのはそういう作品ってことで評価軸にはならない。ただの好き好きだから。

そんなことより。ゼロはバトル中も延々喋ってるって印象だったがこれはさらに格が違った。もともとノベルゲームが原作ってこともあるとはいえ、セリフ以外のテキストの地の文までそのまま読み上げるようになにからなにまで一切合切を全部セリフで説明する徹底ぶり。これには流石に驚いた。画面見る必要ないのではと思う。ある意味優しさなのかな。

なるほど、これを基準にしてしまえば世界中のほとんどの作品は「説明不足で感情移入できないッ」になってしまうのも納得。余白を全て埋めつくす勢いで全部説明してる。エロゲってそういうもんなのか、知らんけど。最初にこれ見てたらそりゃあ全年齢アニメや実写映画なんて観れたもんじゃないよ。キャラの感情を言語化してくれないと困るみたいな意見をどこかで見たが、そこまでするのってエロゲアニメだけの特殊な文法だと思う。

こういう特定の属性の層に寄り添う作風は好きな人には神作だが門外漢はドン引き。賛否分かれる尖った作品ってのはそういうもなので、ギリギリ限界まで尖らせたからこそ信者を産むレベルでの長寿シリーズへと成り得たんだなあと感じ入りました。1話も完走できなかったけど。

ゼロはいつもの厨二アニメって印象だったが流石本家。現在の規模にスケールした理由が分かったような気がする。個人の嗜好は置いといて作品の持つ独自性という点には感心させられた。

投稿 : 2022/11/10
閲覧 : 173

青星アーツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不完全な魔術師に不完全なサーバントの戦い

作画に良いfate zeroにはどこかなじめず、作画は最も古いですが
deenの作画には何かfateに合ったフィット感があって
好みです。初めて見て印象深く好きな作品となったこちらの
作は序盤のわくわく展開や終盤の余韻を見れば全体として
良い物語には一応なっていますが、テンポが悪い印象が
全体的にあり、決着をもっとはっきりつけてスピード感を
出していってほしいという思いです。opedは非常に良いですし
何度も聞いてしまうくらいfateの世界観に浸れます。セイバーと
士郎の物語という感じの曲は好きです。

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 253
サンキュー:

5

九会 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

古い作品だがFateシリーズに興味があるなら履修しておきたい

18禁ノベルゲーム原作の作品で、その中の1つの√(結末)を描いたものですが、他の2つの√もアニメ化していて、関連作品も山程出ている人気のあるシリーズの1作目にあたる作品。
内容は7人のマスター(魔術師)が7人の英霊(英雄やそれに準ずるもののレプリカ)を召喚して、願いを叶える聖杯を求めて殺し合う「聖杯戦争」を行うバトルロワイヤルもので、他√と比べると主人公とヒロインである英霊の少女との出会いに焦点を当てたボーイミーツガール要素も強めの作品です。

私の初Fateはこの作品でしたが、他のシリーズと比較すると、2006年制作で作画が古いのと主人公の士郎が他√と比べると少しフラストレーションが溜まりやすい役回りなので、Fateシリーズに興味あるので見始めたいという方は、この作品の前日譚的位置付けの「Zero」や別√の「Unlimited Blade Works」の方が見やすく、視聴を断念する事が少ないと思います。ただ前者は原作の作者が違うのでキャラの性格が少し違ったり、後者は今作では出てこないネタバレもあるのでその辺が気になる方は今作から見た方がいいと思います。

アニメとしてのクオリティは古さもあって他シリーズと比べると劣っているのは否めませんが、話自体は主人公とヒロインの出会いをしっかり描いた「運命」という言葉に恥じないものであったり、それぞれのマスターと英霊との関係性もしっかり描かれていたと思います。また楽曲も作品のタイトルにもある「夜」という薄暗い感じや悲しさを感じる部分に合っていたと思いますので、アニメシリーズの1作目としてはきちんと元祖している作品だと思います。

投稿 : 2022/07/11
閲覧 : 278
サンキュー:

13

めう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

全てのfateの始祖

個人的には刺さらなった内容だったが、世間の評価が高いのは納得できる。私は他のfateシリーズもほとんど視聴しているため、この作品のおかげで他のfateシリーズがあると思うと感慨深いものがある。

投稿 : 2022/07/11
閲覧 : 202
サンキュー:

1

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

暗い、暗いなぁ・・・。タイトル、作画、劇伴まで、徹底して暗い・・・。

「聖杯戦争」って、なんだかちょっと古臭くない?と言うのが最初の印象。
もちろん2006年の作品なので古いことは確かなのですが、なんだかもっと昔のような。
と、思っていたら、アーサー王とエクスカリバーが登場。
さらにギルガメッシュやアヴァロンも登場し、まるでFFの用語集・・・。
なるほど、本当に昔からある聖剣ファンタジーの王道の題材、古典中の古典でしたね。

それにしても、この物語は、なんだか暗い雰囲気のまま淡々と進みます。
ギャグがところどころに入っていますが、やっぱり暗い。
主人公が自分を語りながら進む物語ってどうしてもこうなりがちですよね・・・。
それに加えて、劇伴がものすごく暗いせいもありますね。

作品タイトルの「Fate」の意味は運命ですが、これがまた暗い。
なぜなら、Fateは、不運な「宿命」を意味し、悲観的に使われるからです。
「宿命」とは、 前世からの因縁因果で、生まれる以前から定まっている運命です。
なお、Destinyは、託された運命であり、楽観的で偉大な結末が暗示され対照的です。
やはり、タイトルからしてこの作品は暗いんですよね。

主人公は、前半、大口たたくわりにはあまり活躍できないので、イライラします。
でも、後半、本領発揮と言ったところでしょうか。
ヒロインは、最初、裸を見られても恥ずかしくないと言う男勝りのキャラでした。
しかし、後半は、純朴な女の子って感じになり、可愛らしく思えます。

物語は、浅く、あまり裏や奥行、捻りがあるようなものではありませんでした。
結末ありきの1本の流れをなぞっている感じがします。
それにより、内容以上に淡々とした感じに見えてしまうのだろうと思います。


■まとめ

Fateシリーズって、すごく作品数が多いですよね。
なんだか壮大で難しいのかなと思って観るのをためらっていた作品でした。
でも、意外とシンプルで分かりやすいストーリー展開でした。

FFを遊んだ人なら馴染み深い用語ばかりなので、すんなりと入り込めると思います。
ただ、逆に使い古された用語でもあるので、あまりウキウキできないかもしれません。
ゲームで初めてエクスカリバーを入手したときのような感動はありません。
古典をモチーフにするとこのあたりが難しいですよね。

物語の最後、ヒロインは、やはり「宿命」からは逃れることはできませんでした。
それでも、とても清々しい終わり方だったと思います。
この物語は、終始暗い感じが続きました。
女性キャラはみんな個性があって面白いと思いましたが、この暗さは少し苦手・・・。
でも、最後の清々しさに、なんだか救われた気がしたのは良かったです。

投稿 : 2022/06/15
閲覧 : 340
サンキュー:

25

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

問おう、貴方が私のマスターか。

 全24話。原作はやってません。過去に全ルート視聴したのですが、これからちょこちょこ感想あげたいと思います。

 この話は最初のセイバールートですね。全部で3ルートあって、セイバールート、凛ルート、桜ルートの3種類になります。セイバー→凛→桜ルートの順番で謎が段々明かされていく仕様です。

 で、今回のセイバールートなんですが、、、よくいえば王道、悪くいえば普通、といったところ。

 基本的には士郎とセイバーが戦いの中で関係を深めていく物語。迫ってくる敵を倒していく。途中アーチャーたちと手を組んだり、ギルガメッシュというイレギュラーが出てきたりします。

 言峰とギルガメッシュはZeroのときは威厳あったんですけど、今回は小物感が出てますね^^;まあ原作はこれが最初だから仕方ないのかな・・・。

 今回は凛、桜ルートへの布石なのでFateの世界観を掴むには丁度いいと思います。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/02/10
閲覧 : 379
サンキュー:

20

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★☆

2021.12.30 ★★★☆(3.5) 1度目観賞評価

投稿 : 2021/12/31
閲覧 : 176
サンキュー:

0

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大人気SNシリーズの原点!セイバールート!

2005年ですからね。さすがに今観ると作画はね。2005年のアニメとしてはいいのかな・・・。最近アニメにハマった私は2021年の春頃に観たもので。時代も制作会社も違うので、「凜、桜ルート」と比べたらダメです。現代を生きる魔術師が過去の時代を生きた英霊を召喚して殺し合う聖杯戦争を舞台にしたバトルファンタジーです!ネタバレしたくないので一言で言います。面白いです!

投稿 : 2021/11/14
閲覧 : 314
サンキュー:

3

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

原作はゲーム。
友達に勧められてPCでプレイしてみると、そのストーリーとメッセージ性に感動しました。しかし、その時感動したのは「遠坂凛ルート」、つまりこの作品ではなく、「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」です。

ゲームでは、スト―リーが途中で分岐して、三つの異なる物語で構成されています。プレイして最初は必ず「セイバールート」、二周目で分岐に成功すると「遠坂凛ルート」、そして三周目で分岐に成功すると「間桐桜ルート」となります。

当時アニメ化されると聞いて期待して観たTVアニメ第一作である本作は、やはりセイバールートで少しがっかりしました。更にがっかりしたのは、続いて制作された劇場版「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」。一番みたかった遠坂凛ルートにも関わらず、劇場版のため、やはり尺が短すぎてかなり残念でした。後々制作されたTVアニメ版の遠坂凛ルート『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』は期待通り原作に沿っていて、申し分のない作品でした。

ゲームでもセイバールートの次に、遠坂凛ルートの話になるので、TVアニメ第一作目の本作を視聴後に、TVアニメ第二作の「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]を見た方がいいかもしれません。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 642
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

願いがかなう聖杯を手に入れるために7人の魔法使いが伝説の勇者をよび出して戦うんだけど。。ハーレムラブコメ?

「Fate/Zero - フェイトゼロ」を見てからだと
似たような世界に
名前がおなじで似た感じの人が出てるぜんぜん別の
おはなしを見てるみたい^^
(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤとか見てたら分かるかも)

ZEROのつづきみたいだけどちょっとちがうのかな
({netabare}さいご、さくらは遠坂家にもどったと思ったけど。。{/netabare})

stay nightは古いから絵も古いアニメってゆう感じ

おはなしは

ZEROって
すごいみんなの思いとか伝わってきてよかったけど
人を殺したりだましたりって多すぎて
見おわったら暗くなっちゃった。。

でも
ステナイはコメディが多くって
よくあるハーレムバトルのラブコメみたいで
にゃんはバトルはにがてだったけどラブコメが好きだから
こっちのほうがたのしく見られたかな。。
Fate/Zero よりも灼眼のシャナに似てたかも?

むずかしい言葉とか多かったけど
先にZEROを見てたからすぐ分かったし
{netabare}
はじめは
さくらとセイバーとリンとシロウの
四角関係みたいなおはなしになるのかなぁって思ってたら
さくらがシロウのこと♡なのバレバレなのに
いつの間にか空気みたいになっててちょっとかわいそうだった。。

シロウは
イマジンブレーカーのない上条くんみたいでいい人だけど
かえってセイバーのじゃまになってたみたい。。
でも
聖杯戦争なんてよく分かってなくって
サーバントがふつうにかわいい女子だったら
止めるのがふつうかも^^

バトルは多かったけど
後半にシロウがセイバーのこと好きって気がついて
でも
勝っても負けても
はなればなれにならないといけないって分かってきて
かなしかったぁ。。

さいごは
2人とも好きって言えて
もう2度と会えないけど
あぁ。。よかった!って思った☆
{/netabare}
みんなのレビューで映画もあるって知ったから
見てみたいな☆

あと
リメイクはもうすぐ来るみたい。。

投稿 : 2021/08/28
閲覧 : 1730
サンキュー:

168

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やられた

原作のゲームも知らずたまたまダークファンタジー系を探してたら何だこの騎士娘は?と気になって紹介ページを拝見。新作が始まるみたいなのでその前に古い方をと…しかしこの時は武内さんの絵に抵抗があり取り合えず1話試聴。予備知識がないので最初はなんかようわからん…けど続きが気になる…気がついたらセイバーに嵌まってしまいました。結構マスターの士郎を悪く言う人もいるみたいですが私はそうは思わないんですがね…。
私はEDの曲が好きですね(最終話含む)。剣や魔法がお好きなら大丈夫です。

私のツボ:ライオンのぬいぐるみ


Fate/stay night [Unlimited Blade Works]映画・TV版視聴済。
うーん、別で評価するか悩んだんですが一緒でいいかと。それにこの作品は未だにゲームしてませんがアニメキャラにハマったとっかかりのようなものなので好きなもんは好きにしかなりませんし(笑)。
声優さんは葛木先生以外はそのままだったかな(ちょっぴり残念)。あと樹海さんの歌がなかったことかなぁ。しかし、この内容のものが同人ゲームスタートって凄い。これを所詮大人ゲーでしょ?なんていう人はちょっと残念な感性の持ち主かな。大人ゲーでここまで人気取れる作品は今後も出ないんじゃないだろうか。無論好き嫌いはあるでしょうけどね。


私のツボ:やっぱ川澄さんのセイバーは最高!


Fate/Grand Order ‐First Order‐視聴済 ゲーム未プレイ(2019.6)
別モノなんですがこれだけ派生作品が増えるとね・・・結局自分にとって"Fate"は川澄セイバーに始まり川澄セイバーに終わる・・・それ以外に対して意味がないので川澄セイバーが端役ならもう付き合う理由がないです。


劇場版 Fate/stay night Heaven's feel 三部作視聴済(2021.6)。
我慢して完結してから一気見しました。やはり個人的に”stay night”が一番好きですね。ただ、やはりさくらはヒロインとしてはちょい弱いかな。正直、イリヤの可愛さには勝てなかったと思う(私感)。
武内さんのキャラデは20年近く経っても基本的にカッコよさや可愛さが廃れない(初めてセイバー見た時なんや?この鎧娘は?だったのに・・・)。
個人的にやたらめったら英霊だしたり、別職にしたりするゲームとかやめてほしいくらいだ(笑)。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 647
サンキュー:

10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

元祖Fateシリーズ

Fateシリーズでもいちばん古い今作
制作会社がスタジオディーンのためディーン版といわれています
ちょっと古いのもあって作画は古い感じしますがストーリー面は個人的にはゼロよりわかりやすくて見やすかったです!
自分は特にアーチャーが好きで
名言の時間稼ぐのはいいがあれ倒してもいいんだよな??
って言うところはほんとかっこよすぎて痺れました

投稿 : 2021/05/26
閲覧 : 246
ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2021.4.28

2回目2021.4.28

投稿 : 2021/04/28
閲覧 : 243
サンキュー:

0

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ界の純文学

 アニメを多少なりとも知っている人にとって、Fateシリーズの名前を聞いたことがない人は少ないと思う。私も様々なメディア展開がなされている、長寿人気タイトルであるくらいの知識はもっていた。

 ただアニメ版だけとっても、どのシリーズから見るべきかなどが議論になっていたり、見る前のハードルがやや高い作品だなとは感じていた。アニメの教養としてやはり見ておいた方がいいかなと、ようやくこのシリーズから見始めた。

 Fateはセリフの印象や、アニメ界における位置づけが、本でいうところの純文学に近い気がする。みんな文豪による純文学の名作の存在は知っているし、読まないよりは読んだ方がいいと思うだろう。ただなんとなく敬遠してしまう感じが、Fateは文学、特に純文学っぽいなと感じる理由である。

 作品の内容に関しては、聖杯戦争という世界観を魅力的に感じるかどうかが最大のポイントだと思う。個人的にこうしたギミック自体は好み。ただルールに例外的な部分があったり、過去の聖杯戦争など本作だけで明らかになっていない部分も多い。Fate完全初心者が本作だけで、内容を全部理解するのは疲れるし、難しいと思う。

 セイバールートということで終盤は特に士郎とセイバーの恋模様も描かれる。展開的には必然のようにも思うが、士郎がセイバーを好きになる過程がやや急すぎて個人的にはやや冷めてしまった。

 むしろ凛とアーチャーなどのコンビの方が魅力的だったし、本作のハイライトはアーチャーの最期だったなと思う。

 他のレビューにあった画力に関して。10年以上前の作品として見ればそこまで壊滅的で見るに堪えないということもなかった。このアニメはこういうものとして見るのがよいのだろう。

 他のシリーズに関してはこれから時間をかけて見ていくか自分のなかで相談中。なにぶん長いシリーズなもので、視聴にやや戸惑う部分もある。

視聴日 19/2/28

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 517
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2

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作ファンには物足りなく感じるかと

当時は18禁のPCゲームでしかリリースの無かったFate/stay nightの初のアニメ化作品。
Fate本編には大きく3つのルートがあったのですが、本作は主人公「衛宮士郎」のサーバント「セイバー」がメインとなる"Fate"ルートのアニメ版となっています。
その他のルート"UBW"と"HF"についても後にアニメ化されており、アニメ版Fateとしては第一作の本作は、作成した制作会社の名前から"ディーン版"と呼ばれることもあります。

あらゆる願いを叶えるといわれる"聖杯"を手にするため、7人の魔術師が、各々サーバントと呼ばれる使い魔を使役して争い合う"聖杯戦争"。
聖杯は数十年に一度だけ日本の冬木市に現れるとされており、本作はその5回目、第五次聖杯戦争が舞台です。
サーバントとして呼び出されるのは、過去・現在・未来の英霊で、実在したかは不問だが、どれだけ多くの人々に信仰されたかがその能力の高さと比例します。
また、サーバントには基本的に7つのクラスがあり、第五次聖杯戦争では、セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、バーサーカー、アサシンが召喚されました。
主人公は魔術師では無い、一般の高校生「衛宮士郎」だが、クラスメイトの魔術師「遠坂凛」が使役する「アーチャー」と「ランサー」の戦いに巻き込まれ、追い込まれた自宅の土倉にて、「セイバー」クラスのサーバントを召喚してしまったことで、物語が始まります。

所謂、バトルロワイヤルもので、7組の魔術師とサーバントのペアが、残り1組になるまで戦う展開です。
とはいえそれほど単純な話ではなく、前回の聖杯戦争の傷跡といった伏線や、イリーガルなサーバントの存在などがあり、事態は転々とします。
また、ラストはTYPE-MOONらしい伝奇的な展開をしていて、やや難解さを感じました。
ゲームに比較するとラストは特に端折っている感じを受けましたね。
とはいえ、ゲームでは詳細に書かれているものの、それでもラストは結構トンデモ展開なので、アニメ版ではサラリと流すのは正解な気もします。

Fateルートのため真アサシンは登場しません。
また、アーチャー、ライダーなどの真名は明かされないままとなり、セイバー以外のサーバントの生前の回想などもカットとなっています。
そのため、伝奇モノという印象が弱くなっていて、逆に言えば、分かりやすくとっつきやすい展開となっていたと思いました。
ただ、Fateの面白さって、"実際の英霊が受肉されて戦っている"というところだと思うので、個人的には不満点でした。
一方で、ゲーム中のCGと同じ構図がアニメ内で度々使われていて、その点では非常に感動しました。
葛木先生マジかっけぇす。

おもしろかったです。
ですが、真アサシンやアーチャーも真名もそうですが、イリヤスフィールの過去や、ライダーとランサーの本来のマスターについても十分語られておらず、全容を知っている私としては見ていて、どうもうずうずしました。
(FateはHAも含め、ゲームをプレイ済み。ZEROも小説読了済みのため)
Fateの入口としてはいいと思いますが、原作ファンには物足りなく感じるかと思いました。

投稿 : 2020/09/19
閲覧 : 498
サンキュー:

8

ネタバレ

A. さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

たまに何言ってんだこの人?みたいな主人公が最後まで好きになれなかった。
その主人公と謎に家に住みたがるハーレム設定の言い訳、さくらちゃんが途中から影が薄かった事以外は良かったんだけどなー…
元がゲームだったから?
主人公の人助け大好き精神は理解したけど、周りの人物までもがその事を必要以上にアピールしてるのが段々ウザくなってきて{netabare}、セイバーは聖杯を手に入れてしたい事あるって言ってるのに、士郎はそんな事よりもって所とか {/netabare}…とにかく何かなーって感じだった。

投稿 : 2020/08/21
閲覧 : 402
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

★2/ Hate/ hold me tight

すいません無理でした。

中2風味で装飾した少年マンガ的な王道バトルアクションをエロゲの文法を用いながら全年齢版に再構成したもの、という印象。



ハーレムエロゲギャルゲを否定する気はありません。「努力はしないけどそのままでモテたい」という思想はまあ世の中不公平だし進む道が見えないまま過ごせば受動的になるのは仕方ないよな、と思っていました。魅力的な相手が勝手に押しかけて来て退屈な日常をブチ壊してくれる巻き込まれ系作品は昔から人気創作物の主流だったと思います。シンデレラ願望ですね。こういうお手軽な安全地帯というものは厳しい社会では必要だと思います。



コレを見て驚愕しました。自分で動かないどころか異性に守ってもらおう、戦ってもらってその上権利すら獲得しようって。コレはヤバい。


アニメ作品としての無理ポイント

・ハードな世界観がウリだが女性だけ萌えキャラ。
ポケモンやスタンド的な扱いならともかく日常でマスターとか呼ばせるとかもう無理。

・呼称がクラス名。
好きな人はコレがいいんだろうけど。サーヴァント(召使い)だからって、バイト先で「バイト君」って呼ばれるようなもんではないのか。

・バトルシーンがゲーム的
好みの問題でしょうけど。ガンダムVSとかギルティギアかと思った。

・きのこポエム
体は剣でなんとやら。アレがいいんだろうけど。

良いとこ
・サーヴァント
現在のマスタースレイブ問題を先取り!はしてないだろうけど呼称をサーヴァントにしたのは発明。中2作品に「ヴ」は必須、ナイスアイデア。奴隷よりはマシだがそれでも召使いなんだけど。

人気作なので魅力を知りたかったんだけど、シリーズ根幹のコンセプトが無理でした。「人は1人ではない」の意味を履き違えてる。けどそれをそのまま文字どおりやったからこそ人気なのだなと認識した。

投稿 : 2020/07/30
閲覧 : 659

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かつての王にして未来の王、…。

アーサー王伝説は、英雄、騎士道、魔法、ロマンス等々、ファンタジーを彩るアイコンの見本市ともいえる存在である。
ただし、全ての古典ともいえる、“アーサー王の死”のあらすじを見れば、愛憎と裏切り、とんでもなくぶっ飛んだお話であることが分かる。

アニメでは、それらを見事に昇華することに成功している。
“かつての王”アーサーを、純粋無垢な女性剣士“セーバー”としてキャラ付けしたことが全てであると言っても良い。

モルドレッドとの骨肉の争いがもたらす結末はアーサー王が背負う苦悩である。
それはセーバーを突き動かす想いとして落とし込まれており、湖の乙女から授かる聖剣“エクスカリバー”の顛末も含め、その多くが原典をなぞった内容となっている。
円卓の騎士ベディヴィア卿の忠義、そのラストはとても感動的であった。

実は、いろんなお話を聞いていて、本当はufo版のみで済まそうと思っていた。
しかし、一作目を見ずして何とする等と、いつものひねくれが出てきた。
結果オーライである。中々面白かったのである。
セイバー以外の登場人物のストーリーが浅いようにも感じたが、原作を知らないこともあってか、それほど気にはならなかった。
なにより、劇中で使われている音楽が良かった。予告へつなぐナレーションが渋かった。
タイナカサチさんが歌い上げる“disillusion”が素晴らしかった。
セイバーが良かった。

後で知ったのであるが、監督の山口祐司氏は今年の冬に、音響監督の辻谷耕史も2年前にお亡くなりになっている。

素晴らしい作品に感謝である。

投稿 : 2020/05/22
閲覧 : 402
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17

ウィラード さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フェイトというと、この作品

フェイトは派生作品ありますけど
フェイト自体はこの作品で完結だと思ってます

後は外伝や派生といった感じだと思ってます
2クールで綺麗に整合性良く終わります


ただ、聖杯戦争の説明が丸々1話使ってた気がします
あれくらいがきつい所かなと思いますが
後は、緊迫感を楽しみながら見てました

フェイトと一緒にひぐらし見るのがおすすめです

投稿 : 2019/11/30
閲覧 : 536
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3

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

観てよかった♪

話題性があるFateシリーズ。
それの1作目ということらしいので
観てみました。

簡単に感想を。

ストーリーやバトルシーンが特に見どころかな?
作画は昔の時代を感じる味が出ていますw
これはこれでいいのではないかと。

ハーレムバトルだけど、最近見るようなあからさまな
ハーレムでは無いけどどのキャラも個性的だね♪

遠坂凛がおすすめなキャラかな♪

いろんな英雄が出てくるので、みなそれぞれ信念みたいなものがあってイイ。

次はfateゼロを見てみよう♪

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 561
サンキュー:

8

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Fateシリーズの最初のアニメ作品だったよね。

Fate作品も制作されてもう10数年がたつんですよね。今では
シリーズもたくさん増えてスピンオフも色々ありますよね。
本作は第5次聖杯戦争のセイバーと士郎のルート。
当時はバトルがいいと思っていましたが、今観返すと映像が少し古く感じます。
けど、ストーリーはやはり面白いですね。アーチャーの素性がわからない
ままでしたが、凛ルートでは明かされましたよね。
イリヤも最後まで生きててよかったし。
当時は第四次聖杯戦争がどうだったのかが気になったものです。
ストーリー中コミカルな場面も多々あって重た過ぎなかったです。
ただ、途中からハーレムっぽい感じがあってその関係の表現は
必要なのかな?って思いました。
セイバーも最初は恥じらいもなかったのに途中からなんか恥じらうように
なってたし。灼眼のシャナのシャナや、ゼロの使い魔のルイズも
そうだけど。

投稿 : 2019/11/09
閲覧 : 447
サンキュー:

9

エイジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ハーレムアニメ

せっかくストーリーや設定はいいのに、ありきたりなキチガイキャラ設定が作品そのものを台無しにしています。
ドジっ子とかハーレム要素は不要です。

投稿 : 2019/10/28
閲覧 : 328
サンキュー:

3

せて さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

友達に勧められて見たけど

主人公のヌルさが腹立つ。見てて不愉快。共産党が主役のみんな仲良しごっこの戦争映画を見させられてる気分。主人公のキャラ設定が個人的に最悪でとても見てられなかった。見る価値なし。個人的にね。

投稿 : 2019/10/21
閲覧 : 235
サンキュー:

3

メタトロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あと一押し。

題材は素晴らしいけど、設定やキャラクターの背景が説明不足で世界観が曖昧。作画もあまり良いとは言えないので、細かいところが引っかかる人にはハマりにくい作品だと思う。
主人公の性格も好き嫌いが分かれそう。

戦いの合間にある日常パートが良いエッセンスになっているが、演出にあざとさを感じる事もある。

全体を通して悪くはないけど、絶賛するほどではないといった感じでした。

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 231
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これを最初に見ないとダメ

Fateシリーズの最初の作品
これ見ないとzeroもubwもhfも本来の面白さの味わえない、だけどこれ単体は正直微妙、opはfateって感じでかなり好き

投稿 : 2019/09/22
閲覧 : 287
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Fate/stay night[フェイト/ステイナイト][スタジオディーン版]のストーリー・あらすじ

日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る戦争に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその才能を見いだせず、半人前の魔術師として生きていた主人公・衛宮士郎。彼は偶然にもサーヴァントの一人・セイバーと契約したことから、聖杯戦争に巻き込まれてゆく……。(TVアニメ動画『Fate/stay night[フェイト/ステイナイト][スタジオディーン版]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2006年冬アニメ
制作会社
スタジオディーン
公式サイト
www.staynight.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/Fate/stay_night
主題歌
≪OP≫タイナカサチ『disillusion』≪ED≫タイナカサチ『きらめく涙は星に』

声優・キャラクター

杉山紀彰、川澄綾子、植田佳奈、下屋則子、伊藤美紀、諏訪部順一、中田譲治、門脇舞以、浅川悠、神奈延年、田中敦子、神谷浩史、小山力也、真殿光昭、中田和宏、西前忠久、水沢史絵、三木眞一郎、関智一

スタッフ

原作:奈須きのこ/TYPE-MOON、構成原案:奈須きのこ、キャラクター原案・監修:武内崇、 監督:山口祐司、シリーズ構成:佐藤卓哉、キャラクターデザイン:石原恵、美術監督:小山俊久、撮影監督:近藤慎与、音響監督:辻谷耕史、音響制作:ダックスプロダクション、音楽:川井憲次

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