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「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-(TVアニメ動画)」

総合得点
62.7
感想・評価
171
棚に入れた
868
ランキング
4767
★★★★☆ 3.6 (171)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.6

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牙狼〈GARO〉-炎の刻印-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白かったし出来は良いけど、エロが下品なこととゲストキャラの扱いが苦手で再視聴は躊躇われる…

2014年放送のTVアニメ。全24話。
雨宮慶太氏の特撮作品牙狼シリーズより派生したアニメの1作目です。

特撮は『牙狼〈GARO〉』(テレビシリーズ第1作目)、『牙狼〈GARO〉 〜RED REQUIEM〜』(初の劇場版)、『牙狼〈GARO〉 〜MAKAISENKI〜』(テレビシリーズ第2作目)を視聴済み。
アニメは4作目『牙狼-GARO- -VANISHING LINE- 』視聴済み。


【物語】
王道でそつのない展開で、全ての要素が繋がりラストまで綺麗に纏まっています。
それでいて一貫した個性もあり、王道好きさんにはオススメしても良いかな。下記の問題点が大丈夫な人ならですが。

【声優】
メインキャラは盤石な声優さんが多かったです。この人ならハマるでしょう、という安定の配役。
ですがその中で、アニメではあまりお見掛けしない声優さん方に凄く良い演技を聞かせていただきました。
アルフォンソ役の野村勝人さん、ララ役の逢葉まどかさん、オクタビア役の土井真理さんはもっと色んな作品で活躍して欲しいなあ。どなたも上手でキャラクターに合っていて、とっても良かった!

【作画】
キャラクターデザイン、私は良かったと思います。パッと見て色とシルエットですぐ誰だかわかるってアニメではとても大切。
グロテスクなシーンや個性的なCGテクスチャも使用していますから、独特の絵柄もこれが良かったんじゃないかと。
アクションも多い作品ですから、シンプルになりすぎない程度に線を減らしているのもポイント高いです。
演出も良かった。作画は不安定な時もありましたが、演出は毎回外しませんでした。

【音楽】
OP,ED,BGMどれも個性的なラインナップでした。私は後期OPと後期EDが好き。
最も特徴的なのは効果音かも。特撮で使われていたSEに近い印象で、鎧を装着した状態の台詞に独特のエコーが掛かっていたりして結構耳に残る。特撮版を見た人は慣れていると思いますが、苦手な人もいるかもしれません。

【キャラクター】
{netabare}レオンとアルフォンソ。この二人に尽きる。
二人は正反対に見えてどこか朴訥さと生真面目さがあって、「守りし者」として力と精神を成長させていくのが良かったです。二人とも苦労しながら戦っていて、見ていて応援したくなりました。最終的に無二の親友といった関係になるのも良いですね。

メンドーサ、邪悪で格好良かったけど最終話でああいった方向に振り切ったのが何だか作風と合わない感じで、少し面くらってしまいました(苦笑)。 {/netabare}


【良かった点】
・原作からのテーマ性の引継ぎとオリジナリティのバランス
{netabare}原作から踏襲するべき「守りし者」と「力と想いの継承」はしっかり入れ込みましたね。小林靖子さん流石のシリーズ構成。
今作の独自性は男女関係の良い面・悪い面を両方しっかりと描いていることにあります。
特に男女の関係は母子、夫婦、戦友、想い人と色々ですが、時に愛情と思いやりを生み、時に憎悪と執着を生む。感情の正と負を描き、原作のテーマにきちんとリンクさせていたのはとても良かったです。 {/netabare}

【残念だった点】
エロと女性ゲストの扱いの問題点。(今作もグロはそこそこありますが私は大丈夫な範囲でした。)
この2点の耐性の無い方は見ない方が吉。

{netabare}・序盤のベッドシーンが下品すぎる
第1話見た時点で、品が無さ過ぎて先に進めなくなりました。3ヶ月くらい撮り貯めてモヤモヤしてた(苦笑)。意図があるのはわかっていても、やっぱり不快なのには変わりないので。…TVアニメもR指定わかるようにしてくれたら良いのに…
最終的に男女の営みの「俗」な面と「尊さ」は対比的に描かれていくわけですが、まあ苦手な人は見ない方が良いですよね。本筋は良いのでいっそ第1話飛ばしてしまっても良いですよ(笑)。

・ゲストキャラ(特に女性)の扱いが悲惨すぎる
ララはまだレオンの挫折と再起のためにどうしても必要な悲劇ですから、舞台装置感はありますが、他にどうしようもないかなと思います。脚本上大切にされているのは感じましたし。女の子だけでなくワンコもな!!
でもラウラはちょっと可哀想過ぎた。とても良い子なのに…。こちらもオクタビアのキャラクター描写のために不可欠なんですけど、だからこそ舞台装置感が強いんだよなあ…。

小林靖子さんのシリーズ構成のオリジナル作品ではいつも「面白くて良く出来ているけど、こういう描写が私には合わないなあ…」感があるので、わかって視聴してはいますが。 {/netabare}

良い作品なのですが、個人的にどうにも苦手な所があるという結論になりました。
とはいえ今作が一定の人気を得なかったら続くアニメ版牙狼は制作されていなかったでしょうから、全体の出来も良いですし観る価値は十分にあるかと思います。
大丈夫な人は視聴しても良いかもしれません。
(2021.6.19)

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 351
サンキュー:

5

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

鬼滅の凄さを再認識してしまう

人身売買に加担するような悪い人間を裁かず、ホラーに落ちた元人間(被害者)は切る。
主人公の「復讐したい気持ちもわからなくはない。だが、落ちたものに同情などない」というセリフ。
こういう所を見て、改めてこの作品の限界について考えてしまいました。
逆に言えばこういう所が出来ていない。
化け物に落ちたものへも思いやりを持って接するかどうか、そこですよね。
結局これでは誰が悪者なのかわからない。
あまりに無慈悲ではないかと。
人身売買された子やホラーへの配慮がされているようにも思えない。
そこら辺は切り捨てですか?と投げかけたくなる。
ちょっと可哀想ですよね。
演出次第ですが、単に化け物だから切って良いという感じはもう流行らない気がします。
悪さをした人間は化け物によって殺され、報いを受けるみたいな方向にもっていくのも見飽きました。
定番みたいな形になってますよね。
それで良いのか深く考えられてない気がしますし。
話としては悪くありませんでしたが、偽善っぽい所が合わないんで中断します。

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 449
サンキュー:

1

しーん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

2017
全24話

バトル、変身、成長

投稿 : 2017/10/31
閲覧 : 700
サンキュー:

0

askima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

【全24話】中世ヨーロッパ風の牙狼

牙狼=パチンコ、のイメージが強いです。
スポンサーはサンセイでまぁ当然ですよね。
パチンコする人は見ないことを強くお勧めします。最近炎の刻印の新台が出たので打ちたくなっちゃいますからね。お金と時間の無駄ですから

パチンコの話はさて置き、牙狼は特撮の一作目しか見たことなかったのですが、あにこれを見てたらアニメ版があるとのことを発見しました。
しかもら舞台は中世ヨーロッパ風ときました。
絶対面白いだろ!と思い視聴開始。

期待はしてなかったのですが、ストーリーもしっかりしていてバトルシーンも迫力のCGでした。
主人公成長系の作品で、終盤に向かうにつれ作品の期待度も上がっていく良作でした。
期待を大きく上回ってくれて満足です。

牙狼であって牙狼ではない作品だと思うので、アニメで気に入った人が特撮を観るのは避けるべきかと。
逆に特撮から入ってる人はアニメも見て欲しいと感じました。

何年か後を描いた映画も出てるので、アニメを観終わったら映画も観れば更に満足度も高まります。

投稿 : 2017/01/02
閲覧 : 633
サンキュー:

2

ネタバレ

kFNFM66461 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

平凡なアニメじゃなかった

手作業しながら見る「ながらアニメ」にしようと見始めたら、いつの間にか画面にくぎづけだった。

親父ヘルマンの娼婦とのベッドシーンに、あれ?特撮ものってこういうのないよねと興味を惹かれ、バトルシーンの超絶カッコよさに目を奪われた。こんなバトルシーンおがんでしまったら他のが見れなくなる!

主人公サイドも敵方もセリフがかっこよかった。深い意味をさらっと音に乗せるような言葉が耳に心地よい。

ヘルマンがレオンに会えずに死んでしまってしょんぼりしてたら、最後にちゃんと会ってくれて相変わらずな調子でやりとりしてくれて救われた。親父ステキ。

それにしても成長する息子と親父の物語って、なんで高確率で親父が死ぬもんなのか・・・。愛してても結局ジャマなのか?親の屍越えていくのが男道なのか?

投稿 : 2016/11/30
閲覧 : 669
サンキュー:

2

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 1.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

特撮全部見た後のアニメ感想。

全24話。

GAROの世界観が好きだから外せなかったアニメ。
はっきり言って期待していなかったけど話は特撮より面白かった。
具体的には主要キャラの幅広い世代構成によるシナリオの多角的進行が味わい深いものとなっていたり、死亡フラグの予想外なへし折り方するし、逆に予想外に死んだりする。シリーズ構成・脚本を進撃の巨人の小林靖子って人がやったらしーんだけどこの人すごいね。久々に構成がいいなーと思いながらアニメ見た。覚えておこう。てかアニメひさびさだけど。

原作との距離感は微妙。
おおまかな世界観は崩さないように作られている。でも少しズレ有り。例えば魔戒騎士の概念は踏襲しているものの、鎧の召喚と心滅獣身の関係にズレがある設定となっている。心滅に関して言えば本来は鎧の召喚時間に関係のあったものが召喚し放題の感じになっている。特撮同様1話ずつホラー小出しにしつつ徐々にペース上げながら本筋進めていく感じ。

一番残念だったのは鎧の召喚時。
特撮では変身の仕方や鎧召喚の効果音に力を入れているが、アニメでは音無しの工夫無し。マジつまんねーぞ変身。世の中、鎧装着モノで変身かっこよくないとか意味わからん。雨宮さんが監督してたら絶対許さなかっただろーねこの変身。まあ、雨宮監督はアニメ監督はやらなさそうだけど。鎧着た後のCGが作りこまれててかなりかっこよかっただけに残念。

ザルバが影山ヒロノブの声でしゃべっているのには驚いた。
こういうとこ原作同様で行くのね。ファンには嬉しいところ。いつものザルバって感じがして、これだけでGAROシリーズの仲間入り感が出るような気も。

しかし、まともなヒロインが登場しない。
アニメだからこそできるキャピっとした感じの活きのいい女キャラいれたら良かったのに。世界観とマッチしないんだろうけど。

もっとかっこいいOPが良かったです。
なんかスタイリッシュな曲調というか、オシャレな感じ出しました的なそーいうの作品の内容とズレてるというか違和感を感じた。1クール目も2クール目も。もっとテンション上がりそうなのにしてくれ。そんで最後の戦いでOP流してくれ。個人的にそれでかなり満足する。

総合的に考えてみて、シナリオ面白かったし見てよかったと思う。変身がかっこよくないのだけは誰かに文句言いたくてしょうがないけど、それ以外は特撮派も許せる出来栄えだったんじゃないだろうか。

投稿 : 2016/03/24
閲覧 : 727
サンキュー:

11

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

背景とかはきれいだけど
灰色っぽくってちょっとくすんだ感じかなぁ?

顔はちょっとちがうけど
ディズニーアニメの絵とかみたいな
ちょっととがった感じで
かわいい絵じゃないって思う

昔のヨーロッパで
魔女狩りとかあったころのおはなしかな?

王様にのろいをかけてはりつけになった魔女が
死ぬ前に赤ちゃんを生んで

その赤ちゃんを
狼のロボットみたいなかっこうした
魔物の騎士がつれて逃げたんだけど
その17年後のおはなし。。

バトルアニメになるのかな?

1話目
{netabare}
おはなしはすごく暗い感じなのに
お父さん(ヘルマン・ルイス)は軽い感じw
でも
強いところはかっこよかった☆

はじめは
魔物と魔女がわるい人。。って思ってたけど
ほんとは魔女達が悪魔を封印してて
これから悪魔たいじ?
それから王様へ復しゅう?

でも
王子さまのおはなしが終わりのほうにあって
わるい人には見えなかったし
光の騎士が魔物の騎士にちょっと似てるかなぁ。。

なんとなく
王様の下のメンドーサが何かたくらんでそう?

にゃんは
バトルってただにがてなだけだけど
人をだましたりするおはなしって
あんまり見たくないかなぁ。。

たぶん3話目まで見てみるけど
どうなるのかな?
{/netabare}

2話目
{netabare}
ホラーってゆう魔物?がいて
それを狩るのがマカイ騎士。。

メンドーサがうらぎって。。
権力争いとかかな?
それで
王子さまが復しゅうするみたい
今季はこんなおはなし多いなぁ
これで3作目

絵はきれいだからもったいないけど
おはなしは
ヒーローバトルになりそうだし
3話目見たらやめちゃうかも
{/netabare}

3話目
{netabare}
親子で戦うって
今までのアニメで見たことなくって
お父さん(ヘルマン)が子ども(レオン)の心配してて
あったかい感じ。。

ちょっとちがうけど
TIGER&BUNNYに似てるかも


みんなのレビュー読んでたら
アニメの前に特撮があったみたい。。
だからかな?
よく分からない言葉とか多くって
とちゅうから見はじめたみたいだった。。


それで今週のおはなしは

レオンが生まれたばかりのころ
こわれたマドウリンを直してもらうために
ある法師に預けてあったんだけど

レオンが大きくなったからあげようと思って
取りに行ったら

わるい息子が先に
法師を殺してマドウリンを横取りしてたから
戦って取り返す。。
{/netabare}

ファンタジーバトルで殺し合いみたいなおはなし。。

絵はきれいなんだけどにゃんはにがてかな
ずっとこんな感じみたいだから見るのやめちゃうけど
でも
おはなしがわるいせいじゃないから。。
好きな人ごめんなさい。。

みんなのレビュー読んでおもしろくなりそうだったら
また見てみるね☆

投稿 : 2016/03/01
閲覧 : 790
サンキュー:

51

ネタバレ

鯖駄馬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

黄金の騎士

シリアスで格好良くて、でも時々笑いを忘れない作品。
OPのJAM Projectも熱い。
ヘルマンが全裸だけど、決めるところは決める、格好良い親父。
牙狼は人がよく死ぬから覚悟してたけど、流石にお世話になってた一家が全滅したのは堪えた。
主要キャラが死ぬのも寂しいものがあるけど、鎧にその意志が引き継がれてると思うと、むしろ安心感がある。
まるで実写の様な鍋回はハチャメチャで笑う。
特撮のアニメ化の成功例と言っても過言ではないと思う。
こういった感じのアニメが増えることを期待したい。

投稿 : 2016/01/13
閲覧 : 330
サンキュー:

2

ネタバレ

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

我が名は牙狼

黄金騎士だ!


雨宮慶太さん原案の特撮ドラマが初めてのアニメ化です、ということで私はそれまでのシリーズを見てなくて今回が初ガロです。
中世ヨーロッパを舞台に(この辺も牙狼としては異色のようですが)アニメオリジナルの展開でシリーズを知ってなくても楽しめたと思います。
メンドーサと戦う前半、村で暮らす中盤、再びメンドーサと戦う後半、鰻登りに面白くなっていきましたね。
ネタバレになってしまうんですが、やはり印象的なのはララの死ですよね、あああああああああ・・・・って胸が苦しくなって声にならない叫びをあげてました。
そしてあれを乗り越えた後のレオンのけたたましさといったら、うおおおお!!!ってなります。
物語としては怒涛の面白さ醸し出してて最後はすっきり終わっていてかなり上質だったと思います。

なんとまぁ脚本は小林晴子さんじゃないですか、ライダー脚本を数多く担当された特撮畑の方ですね。
CGを活用した絵作りで見た目はかなり硬派ですね、見てる人が少ないように思うのはこのせいかも。
朴性厚さんが絵コンテ、演出、作画監督を一人で手掛けられた18話は得意の戦闘作画が遺憾なく描かれています、めっちゃ動きます。
その他作画はかなり安定してましたね。

レオン役に浪川大輔さん、うーん、アナキン・スカイウォーカーを思わせる主人公声ですね。
ヘルマン役には堀内賢雄さん他朴璐美さん、土師孝也さんなど洋画吹き替え声優が主ですね。
その分、雰囲気はあって聴き心地は良いです。

OPはJAM Projectが歌ってます!熱い曲でこれが癖になるんですよね!
が↑ろ→→→!!!が↑ろ→→↑!!!

アニメジャパンにて単独でブース出展してましたよね、牙狼。
ラジオの公開収録やお渡し会、雨宮監督を読んでのトークショーやら佐咲さんのライブやら、果てには来場者も参加できるカラオケ大会やコスプレショーや、相当盛り上がってましたよね。
放送当時は見てなくてついていけなかったんですが、異様に盛り上がってるなぁと、牙狼って結構鬼熱コンテンツなんですか?


"今期アニメ"という概念そのものが非質であって、"今期アニメ"に"質アニメ"はないというのが持論です。
要はここ最近で放送されているようなアニメは質アニメと認めないという話なんですが・・・
本作も例に漏れず、質アニメ認定してるが故に本放送の時には見ず、放送が終わって月日が経ってから見ています。
このことには"今期アニメ"だから少なからず視聴者がいて、そういった人の発言が嫌でも耳に入ってしまい、どうしても作品に対するバイアスがかかるというのがあります。
自分の目で見て自分の心で感じるためには、他人の評価を気にせずに見たいですよね、そのためには誰にも話題にされなくなった頃にひっそりと見るのが都合良いんです。
その分、どれだけ盛り上がっていようとも話題についていけないデメリットはあるんですがね・・・

投稿 : 2015/12/08
閲覧 : 306
サンキュー:

6

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

アニメ化にあたり、舞台を中世風にしたのはよかった。
終盤、ちと飽きてきたけど最終回はよかった

投稿 : 2015/09/04
閲覧 : 430
サンキュー:

2

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ブレ幅が大きい

この作品、物語と作画のブレ幅が大きいので、どこを基準にするかで評価は全然変わるような気がします。

物語について
あまり深く考えないで、1話1話を楽しめればいいかなと思います。
端的にこの物語はこんな感じです!と言いたかったのですが、考えれば考えるほど、まとまらなくなっていくので、考えることを止めました(笑)
全体を通してみれば主人公レオンの成長が描かれていることが分かるのですが、1話毎の話にギャグ回、番外編的な回、シリアス回と転々としていて一貫性が無いので、最後まで観ないと混沌としているように見えます。

レオンの成長については、黄金騎士になって自分の意思で戦う事すらままないところから、恋の経験を積んで、取り返しのつかない過ちを犯して、それでもなおおのれと向き合って着実に成長していくさまが描かれています。

濡れ場、中世ヨーロッパのような舞台、魔物、戦争、主人公の成長のキーワードで一致する「ベルセルク」「純潔のマリア」と似ています。
濡れ場やグロシーンについては、ベルセルクの劇場版よりはだいぶ抑えられていますが、苦手な方は注意が必要です。


声優について
声優について印象強かったのはゲスト声優です。
魔導輪ザルバは影山ヒロノブさん、そしてなんと15話で登場したブルーノの声を担当したのは、何と漫画家の桂和正先生でした!
お二方とも聞き始めこそ違和感はあるのですが、話が進むにつれてどんどんなじんでいくので、スルーしていたのですが・・・まさか!ですよ。歌手は可能性として上がっても、漫画家なんて全く想像がつかないじゃないですか。エンドロールを見たときは興奮して、もう一巡しながら「えっ!本人?」とすごいを繰り返してましたね。

この15話は前後の話が関係なく観られる物語になっているので、私と同じで名前にそそられた方は15話だけでも見てみるといいかもしれません。

ちなみに影山ヒロノブさんはJAM ProjectでOPを歌われていますね。
1期と2期どちらのOPも、昭和のアニソンのような熱いロックに現代的なオシャレ感を出した面白い曲です。
OPムービーも手描きのような荒々しくて勢いのある絵でかっこいいなと思いました。荒々しすぎて何が描かれているのか分からない部分もあるかもしれませんが、見続けているうちにコレか!とわかってくるのでまた面白いですね。


キャラと作画について
シャーマンキングの武井宏之先生がキャラクターデザイン協力しているのですが、放送時の評判を観ていると、絵が合わないという方も多かったようです。なんだか、寂しい気分です。
懐古心を抑えてもレオンとエマさんのデザインはかっこいいと思うのですが…
ただ、デザインは良くても特に前半はキャラの顔が崩れることが多くて残念だった部分はありますね。

しかし、一度戦闘シーンに入ると、12話までは3DCGが、
12話以降は手描きで、凄くかっこいい描写が観られるのでアクション好きとしては満足のいく内容でありました。
造り手のこだわりが見えてとても面白い作品だと思います。

投稿 : 2015/08/04
閲覧 : 316
サンキュー:

7

赤羽 和人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見つずけるとやめられない

いちどみると見つずけてしまいますしかもなんかいみても飽きないアニメも珍しいけっこうおすすめができますとゆうか絶対にみたほうがいいと思います

投稿 : 2015/08/01
閲覧 : 427
サンキュー:

1

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悲しい戦い

もともとは特撮だったのが
アニメになったので「大丈夫か?」
っと思っていた話でした。

だが、見てみると予想以上によかったので
驚きでした。

お母さんが炎の中で子どもを産むシーンから始まり、
そしてその子どもは炎の呪縛に苦しめられながらも、
大切にしていた人たちを守れなかったことから
その呪縛を乗り越え、成長していく物語です。


ここで戦う騎士というのがとても孤独なんです

彼らはひそかに戦いひそかに日常を守っているので
彼らに守られていることを人々は知らないのです。
そして、魔女狩りとして、彼の母親を火炙りにもしてしまいます。

それでも、彼らは人々を決して傷つけず、
賞賛されもせず、感謝されもせず、それでも
人々を守る戦いをひそかに行うという
悲しい話なんですよね。


始めは父親がそうだったから騎士としての道を歩んでいたのでしょうが、
彼の意志で、騎士として生きることを決めた後のレオンはかっこいい。


この物語はレオンの成長物語として、
懐かしい雰囲気のあるアニメだった。
はじめっから、すっごい力を持っているヒーローもいいが、
こういうスタンダードな成長物語って最近少ない気がするんですよね。
それゆえに新鮮に見ることができました。

投稿 : 2015/05/23
閲覧 : 643
サンキュー:

5

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久し振りに見ごたえあったわ

キャラデがやや粗く描かれている(騎士のディテールとの差が逆にインパクトがあって良い)。割とグシャ、ドバッって感じの場面が多いので敢えてこれくらいの仕様にしたんだと思う。なのであまりグロさは感じず見れます。
どっかでこのデザインの鎧見た事あるなぁと視聴後、Wikiみたらあぁ、実写でヒーローもんでやってたんですね(フィギアもあった気がしてた)。デザイン等で好き嫌いはあるかもしれないけどここ最近のラノベ松岡劇場的アニメやっときゃオタクは喜ぶという風潮を叩き斬ってくれた感はあります。
個人的に2クールですが全く飽きませんでしたし、タイバニ以来のお父さんは格好いい感がいいですね。戦闘機並みのアクションもさることながら、ちょい大人の男と女の世界、男としての父と子みたいなのもあって実に良かったです。


私のツボ:出てくるおっさんが渋い。特に農夫の爺さん

投稿 : 2015/05/18
閲覧 : 454
サンキュー:

3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キャッチコピーは「闇を切り裂く金色の牙 炎の運命は俺が継ぐ!」

このシリーズは特撮番組として放送されていたようですが、そちらは未視聴です。
全く事前情報が無い中で視聴を始めましたが、気付いたら完走していた・・・という状況です。

物語の舞台は中世のヨーロッパ。そこのヴァリアンテという国で大規模な魔女狩りが行われており、見つかった魔女は火あぶりの刑に処されていました。
そんな中、身篭っていた魔女の一人が火刑の中で赤子を産み落とすのです。
すると鎧を纏った騎士が突如表れ連れ去っていく・・・という事件が起こりました。

それから17年後・・・一人の少年がヴァリアンテにやってきました。
彼の名はレオン・・・彼はホラーという魔物を狩る黄金騎士であり、彼の記憶の中には火刑の時に産み落とされた記憶が残っていたのです。
こうして黄金騎士としての宿命の物語が動いていきます。

完走して振り返ってみると、魔法や魔物溢れる内容でしたが人間味溢れる作品だったと思います。
主人公のレオン・・・正義感は強いのですが、それと同じくらい母親の復讐を心に刻んでいるので、暴走すると手がつけられません^^;
そのため、各地のホラーと対峙しながら父親代わりのヘルマンと一緒に修行の旅を続けてきました。
その修行は魔界騎士としての強さだけではなく、精神面への効果も着実にあったように思います。
それでも母親の仇を目の前にしたら・・・平静でいられる訳がありません。
それを知ってかメンドーサはレオンが一番目にしたく無い業火に包まれる母親の姿を容赦無く彼に突き付けるのです・・・
レオンの敵は百戦錬磨の強者・・・17歳の少年の心をへし折るのは雑作も無い事でした。
無意識のうちにレオンは暴走してしまうのです。

その結果、レオンは色んなモノを失いました・・・
力を持つが故の代償なのでしょう・・・
力を正しく使っているうちは良いのですが、どんな理由があるにしろ間違った方向に力を使ってしまったら、それは贖わなければなりません・・・

彼はどのように贖い・・・償うのでしょうか・・・

「捨てる神あれば拾う神あり」とは良く言ったモノです・・・
とある川辺に流れ着いたレオンを見つけ介抱したのはララという農民の少女でした。
決して豊かではないララの家でしたが、行く宛を失ったレオンを置いてくれるんです。
これまで、ホラーとの争い、力の暴走など殺伐とした展開が続いていただけに、このララという少女の言動には安らぎを感じさせて貰いました(//∇//)

私はこの物語の中でララと過ごす場面が最も好きでした^^
明るく屈託の無い性格の彼女・・・どこかしら影のあるキャラが多い中、彼女の存在は貴重だったと思います。
そんな彼女だから・・・凍てついたレオンの心を溶かす事ができたのでしょう・・・
それだけではありません・・・彼女との生活を通して、レオンは生きていく上で大切なモノ・・・今後の彼の人生を大きく左右させる事に気付かせて貰うんです^^

ずっとララとの生活を見ていたかったようにも思います・・・
そりゃメンドーサの顔を見ている位ならララを見ていたほうが何倍も癒されるので・・・(//∇//)
でも、そんなに美味しい展開は望み過ぎで・・・待っていたのは最悪でした(TT)
レオンはどこに向かうのか・・・メンドーサとの因縁の対決の行方は・・・?
何かとレオンを気遣っていたエマやヘルマンとは・・・?
気になる方は是非本編をご覧下さい^^

2クール全24話の作品です。キャラデザは特徴があるので、好き嫌いの好みが分かれると思います。私はそれほど抵抗はありませんでした。
そして時期は未定ですが、続編が予定されているのは朗報です^^
次に繋がる展開で物語が終わっているので、彼らのその後が見れるのを楽しみに待っています^^

投稿 : 2015/04/26
閲覧 : 366
サンキュー:

18

D.D さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

70~80年台のアニメみたい

実写版は見たことないからかどうかわかりませんが、キャラデザの酷さもあって序盤が真面目につまらなかったですね。
惰性で観続けていると中盤辺りでちょっと続きが気になりだしてそのまま最後まで視聴しました。

作画に関しては子供の頃に観ていたアニメの様で、今時これはないだろうと思うほど酷く感じましたが、他の方のレビューを見ると世代差なのかあまりそんなでもない感じですね。
スタッフロールを見て、日本人名が圧倒的に少ない感じだったのでお話のつまらなさもその辺の問題なのかなと思っていました。
CGだけは日本人が手掛けていた様で異常にクオリティが高かったですが、それも最初の方だけでしたね。
逆に後半はCGが劣化して作画が良くなった印象でした。

最終的なイメージとしては (登場人物が)誰も幸せにならないアニメ って感じですかね。

実写版ファンの方は視聴前に一応Wikipedia等に目を通されてから検討された方が良いかもしれませんよ?

投稿 : 2015/04/19
閲覧 : 374
サンキュー:

2

ネタバレ

pEtwV17951 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後まで観ないとダメですよ!

特撮「牙狼」のアニメ化作品。
中世王道ファンタジー。
画面が綺麗で世界観もしっかりしています。制作はMAPPA。

・19話まで視聴
{netabare}9話あたりから話も徐々におもしろくなってきて、12話の前期ラストで予想外の展開を迎えました。最初の頃は作画のレベルが話数によってマチマチでしたがここ最近は海外グロス回も含め安定しています。
17話以降は特にバトルパートが神がかったおもしろさ!18話はここ最近の戦闘作画でもトップクオリティじゃないでしょうか。このまま最終回まで突っ走ってもらいたいところ。応援しています。{/netabare}

・最終話まで観終えて
{netabare}良かった、完走して本当に良かった。2クールかけてじっくりキャラを掘り下げて、ちゃんと炎の刻印というタイトルも回収して、きれいに終わりました。バトル描写や世界観が好きで見ていましたが、一本のお話として本当に良くできていました。予想を超える展開が多いんですが突飛ではなくしっかり最後までつながっている。そしてつながっていく。
シリーズ構成の小林靖子さんが好きになりました。元々有名な方ですが、色々設定の有る中でのオリジナル作品をこんな良い形で仕上げられるのは素晴らしいと思いました。{/netabare}

劇場版あるみたいなので今後も期待しています!

投稿 : 2015/04/16
閲覧 : 406
サンキュー:

5

アニメ好きのおっさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ギャグ回が面白くていい

序盤が微妙
中盤がすごく面白い
後半が微妙
だが最終回は、よかった

親父回や農家回がとてもよかった

投稿 : 2015/04/12
閲覧 : 314
サンキュー:

1

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

受け継がれし力

牙狼〈GARO〉シリーズとしては初めて全編2Dセルタッチ

アニメーションとして製作された作品です。全24話


ヴァリアンテという国で大規模な「魔女狩り」が行われていた。

その実態は魔戒法師や魔戒騎士を全て滅ぼし、実権を握ろうと目論む

とある者の謀だった。

そしてそれから時が経ち魔戒騎士「黄金騎士・ガロ」の称号を得た

魔女狩りで殺された母を持つレオンという少年は父ヘルマンと

ヴァリアンテにやって来たのだった・・・


序盤は魔戒騎士として未熟なレオンが様々な街で父と共にホラーと

戦い成長していく感じでしたが、その辺は街や村でおかしなことが起き

ているという話からホラーの気配を感じて調査しホラーと戦うという流れ

ばかりで退屈な部分もあるように思いました。


中盤に一度大きな戦いがあったのですが、そこでまさかの主人公チェンジ

なのかと思わせる所もあって次の話が待ち遠しく思っていました。

そこからその影響もあって心身とも朽ちてしまいそうな感じになって

いましたがそれを温かく包み込んでくれる存在とその喜びを写し取れる

ことに少しずつ彼の内面が変わっていくのが良かったです。


そして本作の名シーンの1つに間違いないであろう自らの決意を示す

戦いは動きとかもとてもよく出来ていて本当にすごかったです。


ラストに向けてそれまでの事件等が一体どんなものの策略で作り出され

そやつの目的は何なのかとかが見えてきて、それに上からの命令と己の

信念とをぶつけ合い何をすべきか選んでいかなければならないとなって

自分自身の中だけでなく同じ信念を持つもの同士がそれを貫くために

拳を交えてその意思を決定しようとするなど想いの詰まった戦いが多く

あったように思います。


元々はそんなに期待していたわけでもなく、序盤は退屈な部分もあって

さらには特撮ドラマをずっとやっていたシリーズだという情報も得てしまい

1クール目は半分流し見ていた時もありました。

ですが後半特に17話から18話における流れとシーンはとても良くて

かなり驚いた部分もありました。

◆個人的点数評価 78.126点

投稿 : 2015/04/12
閲覧 : 449
サンキュー:

30

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本格派のダークファンタジー&ヒーローアクション。マイナーだが隠れた力作!

元は2005年放送の特撮番組、シリーズ初のアニメ化作品。全24話。
中世ヨーロッパ風の「剣と魔導の世界」で「ホラー」という怪物から人々を守る「魔戒騎士」や「魔戒法師」達の活躍を描く、変身ヒーローバトル。
CG駆使したバトルシーンの迫力は抜群!
内容はかなり残酷で凄惨な展開も多い、ダークファンタジーです。
重厚な設定とストーリー、辛い宿命に翻弄されつつも生き抜いた人間ドラマ、王道かつ迫真のバトル等々、見所満点。

…遺憾ながら一般受けは難しいマイナー作品。
マイナーなのは残念ですが、これはもっと評価されて然るべき名作級です!


{netabare}『物語』
舞台は「ヴァリアンテ」という中世ヨーロッパ風の国家。
魔界っぽい異世界から、心に闇を抱えた人間の弱さに付け込んで憑依して怪物にしてしまう「ホラー」という化け物の脅威から、「魔戒騎士」という英雄が人知れず人々を守っていた。
…ところが、17年前。
メンドーサという悪者の陰謀で「魔女狩り」と称して魔戒騎士や魔戒法師達が大勢皆殺しにされてしまった。
(守りし者たる魔戒騎士は戒律により、普通の人間には反撃できない)
その魔女狩りで母親が火あぶりにされた記憶「炎の記憶」を持つ少年レオン、レオンの腹違いの兄アルフォンソ王子(メンドーサのクーデターで国を追われてる)の二人の少年が、魔戒騎士として苦悩しつつ成長していく物語。

バトルは特撮の変身ヒーロー+超速の剣撃バトル!
変身中は攻撃しない等のありがちなお約束で興醒めする事無く、お互い容赦なく攻防繰り広げるのが素晴らしい。
バトル面では間違い無く2014秋~2015冬アニメ最高水準です。
この水準観てしまうと、ラノベ原作の中二バトルがお遊びに見えちゃうくらい凄い。

…序盤からかなりダークな舞台背景で、「人を守りし者」たる二人の少年のドラマが始まる。
序盤はレオンとヘルマンが旅の途中で野良ホラーを退治する個別ストーリー多く、大抵は善人が心の弱みをホラーに付け込まれてしまう、悲しい展開多いです。
のだが、レオンの父ヘルマンが、女にだらしのない、頻繁に全裸になる等の抜けてるキャラなお陰か、幾分ギャグもあって暗い雰囲気が和らいでいる感じ。
一部ギャグ回では爆笑展開も。
ヘルマンの存在自体が和み要素になっていなければ、鬱過ぎて辛い所でしたw
それでも父ヘルマンの生き方や戦い方から、未熟なレオンが学んでいく成長物語でもあった。

中盤、力を暴走させてしまい、魔戒騎士失格となってしまったレオン。
全てを失い、寒村で…村人たちそして少女ララとの出逢いで、少しずつ人間としての安らぎを取り戻して行く。
…心和むハートフル展開、と思いきや!?
マモレナカッタ・・・

辛い。これは非常に辛い主人公です…。
二度にわたる挫折、これは人間としてもう立ち直れない…
だが!
ここからレオンが真に人を守りし者としての使命を受け継いでいく展開が非常に熱い!
メンドーサが邪悪な野望持つに至ったり、ヘルマンの親友だった男が闇落ちしたり、とにかく本作は「人間の脆さ・闇」を重厚に、徹底的に描き出している。
そんな絶望感にも決して屈する事無く成長し立ち向かっていくレオンとアルフォンソ、彼らを見守り支えたヘルマンやエマ、師匠たち。
終盤までバトルが加速、守りし者としての生き様を息子に示したヘルマン、その意志を継ぐ黄金騎士レオン!
最後の最後まで白熱のバトルと重厚なドラマを見せてくれました。

総じて
極めて重厚なストーリー、本格派西洋ダークファンタジー!
「人の心の闇や業」と、それでも希望を捨てず孤独に戦い続けた者達の壮絶バトル!
全般にかなり鬱展開多し(特にララちゃんェ…)
主にヘルマンがムードメーカーなお陰で幾分ギャグもw
武器職人フリオ達がポンコツロボット(いや、中世としては十分オーバーテクノロジーだが!)で大活躍する回は大笑い(な一方で人の強さを示す良回でもあり)
…一般受けはしない作風かもですが、全編通して、かなりの力作です。

『作画』
キャラデザはあまり一般受けしそうにないのですが、慣れれば悪くは無いです。
本格ダークファンタジーを彩る背景描写は中々。
特筆すべきは変身ヒーローバトル!
CG駆使したバトルシーンは圧巻の迫力あり!
近年、これより凄いバトルシーンは滅多に無いのでは。
単純に派手なだけではなく、細かい剣撃や足場を活かしたアクションが秀逸で、一瞬たりとも目が離せない!
…これ程のレベルの大作アニメなのに、何故不人気なんだ…。

『声優』
本作は声優陣も素晴らしいです。
レオンは浪川大輔さん、アルフォンソの野村勝人さんいずれも辛い宿命から成長していく未熟な若者を熱演。
ヘルマンの堀内賢雄さんも素晴らしい。
普段はだらしのないダメ男だが愛嬌のある大人の男、しかし決める時は決める!
父として、先輩として、守りし者の生き様を息子に示し続けた男ヘルマンのかっこ良さ、堀内賢雄さんの好演が大きい。
エマの朴璐美さんも、大人の滅茶苦茶いい女っぷりがハンパ無かった。
これは若手には中々到達できぬ名演!

※途中で声優陣(浪川大輔さん、野村勝人さん、堀内賢雄さん、朴璐美さん)が御出演した特別番組ありましたが、実力派声優四人のやり取りが見れて凄く面白かったです♪
万策尽きたー!いやいや、有名声優さん達の掛け合い楽しかった上に、各々の演じるキャラへの思い入れが聞けて、素晴らしい特別篇でしたよ。

ラスボス・メンドーサの土師孝也さんも素晴らしい名悪党っぷり。
近年悪のボスは飛田さん多いが、更に老獪さとカリスマで上回っていた感じ。
他にもアニソン歌手として有名な影山ヒロノブさんが喋る指輪ザルバ。
燻し銀のベテラン多数出演。

本作で悲劇のヒロインとなってしまったララを、逢葉まどかさんが好演。
素朴な感じが良く出ていたような。

『音楽』
前期OP「炎の刻印-DIVINE FLAME-」が一番良かったです。
しかしその他も主題と雰囲気に沿っていてかっこいい。
また作中BGMも白熱の激戦に華を添えていた。

『キャラ』
2度も精神的に辛すぎる挫折を味わいながらも立ちあがったレオンが素晴らしい主人公でした。
近年、ここまで挫折する主人公は中々居ない。
ダメ親父の女房役としてしっかり者に成長してたり、童貞をからかわれてムキになったり、色々と可愛い面も。
近年最高の主人公です。

ヘルマンは普段は全裸で街中駆け回ったり女にだらしなかったりとダメ親父なのですが…
生涯通して息子に守りし者の生き様を示した、最高にクールな男でした!
暗くなりがちな本作を適度にギャグにしてくれた功績もw
ヘルマンの最期は久々に涙腺緩みました。カッコイイ!

アルフォンソ王子は優等生で苦労人なサブ主人公として頑張った。
王子の責務と魔戒騎士の使命…過労死しそう。
レオンの兄貴として、弟とはベストパートナーになっていく展開も萌え…もとい燃えた!

メインヒロイン格、エマさんも最高にいい女でした。
レオンを坊や扱いしつつ、戦闘でも人格面でも頼れるお姉さんだった。
バトルでの技を駆使した支援やロープアクションはワザマエ!
…生き残って良かった。

悲劇のヒロイン、ララちゃん…。すっごく優しい良い子だったのに。可愛かったのに!
2期EDではレオンに守られてて良きヒロインポジかと思いきや…

このほか印象的キャラの層は非常に厚いです。
ラスボス・メンドーサも道を踏み外した哀れな男だった…
まあ擁護のしようもない吐き気を催す邪悪でしたけど。
こんな男を愛してしまったオクタヴィアさんも、女の意地と悲哀を感じる良キャラ。
アルフォンソの師匠ラファエロも登場回数こそ少ないが、アルフォンソを導いた印象的な人物だった。
市井の人々も逆境に負けずに希望を捨てなかった強き人々も多い。
全編通してどんな絶望があっても「人は決して弱くは無い!」という人間賛歌も感じさせるキャラクター多かったのが素晴らしいです。{/netabare}

投稿 : 2015/04/11
閲覧 : 431
サンキュー:

24

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

魔戒騎士・世界で密かに暗躍する魔の者から人々を守護してきた戦士

かつてヴァリアンテという国で大規模な「魔女狩り」が実行された
その実態は人々を護ってきた「魔戒騎士」や「魔戒法師」たちを
一掃して実権を握ろうと目論む国王の側近メンドーサによるクーデターだった
17年の時が流れレオンがヴァリアンテへやってきた
失われて久しい伝説の魔戒騎士「黄金騎士・ガロ」の称号を受け継いだ
レオンは魔女狩りに遭った母・アンナに火刑の中で
産み落とされた際の「炎の記憶」がある
時を同じくしてもうアルフォンソ
母を残しヴァリアンテを密かに脱出した流浪の王子であるアルフォンソは
メンドーサから国を奪い返すために
残された最後の希望「光の騎士」を捜していた
運命に弄ばれた2人の騎士が宿命の国で出会う時物語は静かに動き出す


~感想~
ホラーから人々を護るための力を手にしながら復讐に燃える主人公が
苦悩と葛藤を経て成長し人々を護るという自らの
運命・使命の意味に目覚めていくという王道のヒーローアニメです

主人公の父親・ヘルマンはすごく魅力的なキャラです
どんな場面でも自分のスタンスを変えません
ぶれない姿勢がレオンへの愛情や信頼騎士としての誇りや覚悟を
強く印象付けることが出来たと思います
真面目なキャラよりもずっと頼りになります
最後のシーンは感動しました

レオンとエマの関係には驚き最後までいるのかと思いましたが
別れてよかったです

レオンはしかっりとヘルマンの意志を受け継いでいくと思います!

投稿 : 2015/04/06
閲覧 : 344
サンキュー:

7

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

侮っちゃいけないよ(アニメに限る)

原作は現代を舞台とした特撮
本作は中世を舞台としたアニメで

魔界より沸き人を食べちゃう
悪しき魔物を人知れず討滅する

魔戒騎士としてに生きる主人公や
それに関わる人々の生様を描いた良作

見惚れる格好良いアクションや
物語に登場するキャラの出来等

グロくて酷な要素も有りますが
アクションもドラマも本当に良かったので

点数は本当に高いと思います
「追記:原作である特撮は、演技最悪で受け入れられない
 笑いのネタは面白かったけど 一巻で断念」

なので…以下の文は、このアニメを
侮った私の何に対してか定かでない謝罪

******************************************

触れた事ないけどパチスロが何故か嫌いで
パチスロ=牙狼というイメージが広告とかを見て

頭の中に出来上がり観る気が全くありませんでした
偶然 アニメジャンルで撮り貯めてたのですが

作品の良さに気付けなければ観る前に
御蔵行き所かHDから完全に消去される所でした

真面目にゴメンナサイ 侮ってたってよりも
凄い偏見がありました

投稿 : 2015/04/04
閲覧 : 301
サンキュー:

7

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

使命・怨恨・正義・悲運・忠誠・野望・業火 -剣と魔導の世界-

ジャンル        :ファンタジー、ヒーロー、アクション
話数          :全24話
原作          :雨宮慶太(特撮)
アニメーション製作 :MAPPA
監督          :林祐一郎
脚本          :小林靖子、吉村清子、村井さだゆき、瀬古浩司、村越繁、久保亨
キャラデザイン    :菅野利之
音楽          :MONACA
OP           :「炎の刻印-DIVINE FLAME-」作詞 - 奥井雅美 / 作曲 - きただにひろし
              / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project
             :「B.B.」作詞 - 影山ヒロノブ / 作曲 - 福山芳樹、影山ヒロノブ
              / 編曲 - 三宅博文、須藤賢一/ 歌 - JAM Project 
ED           :「CHIASTOLITE」作詞・歌 - 佐咲紗花 / 作曲 - 橘尭葉 / 編曲 - 橘尭葉、妖精帝國
             :「FOCUS」作詞・歌 - 森久保祥太郎 / 作曲・編曲 - R・O・N

参照元        :Wikipedia「牙狼-GARO- -炎の刻印-」参照

【あらすじ】
 国王の側近が、大規模な「魔女狩り」を行った。しかし、被害に遭ったのは「守りし者」であるはずの魔戒騎士や、魔戒法師たちだった。ひとりの魔戒法師が、火刑に処されながら、赤ん坊を産み落とす。それは、黄金騎士の血を引く者。赤ん坊は、魔戒騎士の父によって命を救われたが、母の胸に抱かれることは、一度もなかった……。 牙狼 炎の刻印 公式ページ「INTRODUCTION」より冒頭

【特徴】
①ファンタジー
②バトルアクション
③モンスター
④悪

【長所】
①心揺さぶられる展開
②派手な3DCGアクション
③キャラの扱いが丁寧
④スッキリ終える物語

【短所】
①予定調和な展開
②滑り出しの悪い序盤、中々前進しない展開
③影があまり描かれていない作画

【総括】
 凄惨な物語背景が設定されている西洋ファンタジー作品です。物語は魔戒騎士の運命を背負った牙狼が、謀略巡らす魔戒法師の野望を阻止しようとする大筋の流れを描き、最終的に牙狼達はどのような局面を迎えるのかという内容。雰囲気は日中に放送しても問題のない展開とストーリーで恐らく王道と呼ばれる類の作品です。「コテコテのファンタジーが観たい!」という方にはお勧めです。



【蛇足】

●3DCG
変身すると牙狼となり
光沢のある鎧を纏います。
顔は狼。
そして本作最大の特徴である
アクションシーンに使われます。
動画は滑らかで素早く動き
動作は非常に派手です。

間違いなく長所。

更に蛇足ですが
アクションは『ブラスレイター』と似ていました。
こちらも3DCGが使われており
かなり派手でした。
3DCGの質は牙狼の方が向上しているように見えました。
因みに
ブラスレイターはSFアクション作品。
気になった方はどうぞ参考までに。


●歌
第1クールのJAM Projectが歌う主題歌
「炎の刻印-DIVINE FLAME-」
タイトルコールから始まる曲です。

とてもカッコイイです。



【思った事】
タイトルに挙げた単語が似合う
王道ファンタジー作品でした。
隠れた良作と言えるかも。


長所にも挙げましたが
キャラの扱いは非常に良くて
敵味方双方の掘り下げも十分。
更には成長過程も描かれます。


因みにどんなキャラが登場するかと言うと
・怨恨をいだいて復讐を心に誓うキャラ
・果たすべき使命を全うしようとするキャラ
・自身を捧げようと忠誠を心に誓うキャラ
等々
ごく一部ですがこんな感じのキャラが登場します。
兎に角本作はキャラの扱いが丁寧でキャラ立ちが良かったと
そう感じました。
私はキャラが本作の一番の長所だと思います。


物語については悪を打倒するまでの道程が描かれ
その道のりには
熱い場面もあれば
悲しい場面もあります。
この様に起伏のある展開はキャラの描き方を含め
感動に繋がるポイントとしてしっかり盛り込まれていると思います。


けれど
私は物語自体にあまり面白味を感じませんでした。
というのも、物語の筋道に捻りが無く
予想しやすかった事が大きいと考えます。


この状態ではいずれ・・・ とか
そろそろだな・・・ とか
この人物がこのままなはずがない・・・ とか
その後想定通りの流れとなり
今一つ驚けない。


けれども全く楽しめなかった訳ではなく
困難が待ち構えていて否応なしに立ち向かわなければならないと予想はしてたものの
あまりにも残酷過ぎる結果となった場面は想定の範囲を超えたので
そこに限り非常に楽しめました。
それに
深夜放送らしい部分は唯一ここだけだったかも。




最期に
総括でも書きましたが
どんな作品と聞かれれば
コテコテのファンタジーと答えます。

投稿 : 2015/04/03
閲覧 : 408
サンキュー:

6

ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

飾らずにありのままに生きる

{netabare}子作りが肝心☆{/netabare}
ま、まさか、親父がために制作会社選んだのか!!!!?

おもしろかった。
牙狼たちの戦いがカッコイイだけで見てきたのに、
まさかこんなにも心揺さぶるものだったとは。

バハ様と共に、ファンタジー美女を満喫できた、最高の素晴らしい作品だ!!!!!
・・・そういう作品だと思っていた。

炎が{netabare}
痛みや悲しみ恨み、ではなく、守ろうと想う強いとても強い願い{/netabare}だったとは。



先に普通の感想を述べよう。
1クール目から作画は良かった、というか牙狼のCGだけが桁違いに美しかった。
CGとそうでない敵キャラとの戦い。
最初は違和感があったが、2クール目から絶妙に感じたのは、
慣れだけではなく、映像の組み合わせ方に磨きがかけられたのだろう。
{netabare}途中までは、レオン×アルフォンソの戦いが1番と思えるほど壮観だった。{/netabare}

音楽は1期OPとBGMはものすごくいい♪ やたらと激しいEDもGOOD☆
2期はOP,EDともに微妙だったが、
SEにBGMは磨きがかかる一方だった。



この作品は、
1クールをまるまるキャラ紹介と導入に使ったひどい作品だ。
レオンが主人公だろうこともあるだろう、と思うようなイントロ。

父のヘルマンと共に変わらない息子、レオン。
そこに吹き込む爽やかな風、王子アルフォンソ。
相容れないながら離れはしないエマ。

まさか、こんなに感情を揺さぶる物語だったとは。

変わり始めたのは、終わりを迎えただろう、レオンがただの人となってからだ。
何も残っていない、もともと何も持たない、
ただ、ただ憎しみだけが突き動かしていた、繋がりを殻にした空洞。

最初から何もなかったのに、何も気付けなかったのに、
傷ついて、ないものを失って、何にもなくなってから始まった。


その始まりは悲しみの終わりではなかった。





さて、カッコつけたものだが、そんなこと一番星の前では霞む。

一番はヘルマンだ、ゾロだ、銀色の戦士、{netabare}全裸だ!!!!!
リーサルウェポンを心から流れる熱い魂を脈々と宿す第三の脚だ!!!!!!!!!!{/netabare}

それを、それだけは絶対言いたかったのだ。

その武器は柔軟で隠されたものだが、ひとたび牙とか剥くと、
金色の宝玉を携えた伝説の剣と化す。

強固でそびえ立つ槍にも似た魂の塊に貫けぬものなどない。

人を苦しめる魔と、冷静さを脅かす魅力を、
激しい戦いの後にあるべき穏やかな夜へと帰す。



人は苦しみ、学び、後悔する生き物だ。
否、そうできる人間が前へと進む。

取り返しのできない過ちもあるだろう。
それでも、一人の狼として孤独ながら暖かな触れ合いに身を焦がし、
見も心も凍えさせないように生きるしかない。

キレイごとはいい。
それでも生きるんだ。







{netabare}・・・レオンのやるべきことって何だろ?? 分からんかったwww{/netabare}



★1話感想→{netabare}

『そうじゃろそうじゃろ、タイトルから漂ってくる ~1話感想~』
2014.10.12 16:32 ★★★☆☆ 3.9
物語 : 3.5  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 3.5



B級、中二、つまらなそうな感じ、臭うぜプンプンするぜ~

正直手を出すか悩む作品だったが、
なんか作画のイイ王道と聞いて観てみました。

魔女狩りをネタにした変身ヒーローもの。
世界はダーク、バトルはロボがいない戦隊ものな感じ。

正直、好物ですwwwww

OP曲から溢れる懐かしいロボや戦隊ものの熱さ。
あ~いい香り。
曲と映像が合ってない、いや作品には合ってるかwww

熱い熱いぜ!文字通り{netabare}おまえの息子が{/netabare}燃えているぜ!!

あの隠し方を考えたヤツと昼間っからバカ騒ぎしたいwwwww{/netabare}

投稿 : 2015/04/02
閲覧 : 531
サンキュー:

19

raurau さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

明らかな名作ただし・・

序盤の親父ギャグを乗り越えたもののみが
到達できる、物語がそこにある・・・

正直主役は親父だろってくらい濃い親父
しかしそこにドラマがあり感動がある
多少予定調和的な感じも刷るけど
2014年2015年のアニメの中ではトップクラスは
過言ではない多分仮面ライダーみたいな感じで
やだーって思うかも知れんけど
最後まで十分楽しめるアニメです。

ただなぜ幻術世界が都会の様子だったのかだけは
わかりませんでした。

投稿 : 2015/04/01
閲覧 : 567
サンキュー:

2

pZMxC77226 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かなりの良作(一気見推奨)

一貫したストーリー構成は近年としてはかなり良い方です。
作画も戦闘シーンでは目を見張るものがあると思いました。手を抜いている回が目につくことはありましたが、これはどんなアニメでも同じなので、そこではあまり減点してはおりません。
2期もあるそうなのでかなり期待しております。

84/100 点

投稿 : 2015/03/31
閲覧 : 278
サンキュー:

1

ネタバレ

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

レオン 頑張れ。

 時代は、中世の魔女狩りが行われていた頃で 剣と魔道の世界。

 魔物と戦うアニメという事で面白そうと観はじめたのですが レオンが黄金騎士・ガロに変身すると いきなり金ピカピカで立体になりそれだけ画面から浮いている感じがしました。違和感アリアリで観ていたのに 最終的には かっこいいになっていました。

 内容は王道といえるものでしたが、レオンの成長はみものでした。愛を知り 守るべきものを持つと人は強くなりますね。

 それぞれのキャラもよく レオンのお父さんの女好きには笑えたし エマも素敵でした。メンドーサの声が スネイプさんだぁ と聞き入ってしまいました。

 最終話 {netabare}母親の愛を受け取ることができて良かったです。 {/netabare}

 




 
 

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 292
サンキュー:

8

ネタバレ

くまくまちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

中だるみするけど、戦闘シーンと陰謀は気になります。

作画は綺麗だし、安定したストーリーです。仲間の裏切りと陰謀にいじけた主人公がどう成長し立ち向かうのかが話のテーマだと思います。ただ、残念なのは主人公の成長のため、やや無理矢理にヒロインたちが死んでいくことが納得できませんでした。
最後は伏線をすべて回収して終わるし、ほぼハッピーエンドで終わるので、モヤモヤした気持ちは残りませんえした。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 275
サンキュー:

5

ネタバレ

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

非常に良かった。ダークホース的な。

いい話だった。
原作とかそういったのは全くわからないが、なかなかに見応えのある展開であり、作画も最後まで安定していた。

投稿 : 2015/03/29
閲覧 : 313
サンキュー:

7

ネタバレ

トスカーナアモーレ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鎧を受け継ぐ者達

魔戒騎士や魔戒法師たちが人間を守るべく各地のホラーを討滅する事が基本

戦闘シーンが見所だが、レオン、アルフォンソ、ヘルマン、エマ、メンドーサ
などのヒューマンドラマも捨て難い
ここまで主人公に厳しいアニメは中々無いかもしれない。見ている方が何度も
心が折れそうだったし、何度も涙させられた

オヤジは仕事し過ぎ。何という的中率なんだ
最終回でのシーン{netabare} 復讐の炎に身を焦がして居たレオンが、実は母親の暖かい炎とオヤジに守られていた {/netabare}が特に感動的だった

投稿 : 2015/03/28
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牙狼〈GARO〉-炎の刻印-のストーリー・あらすじ

国王の側近が、大規模な「魔女狩り」を行った。
しかし、被害に遭ったのは「守りし者」であるはずの魔戒騎士や、魔戒法師たちだった。</p>

<p class="text-hide">ひとりの魔戒法師が、火刑に処されながら、赤ん坊を産み落とす。
それは、黄金騎士の血を引く者。
赤ん坊は、魔戒騎士の父によって命を救われたが、
母の胸に抱かれることは、一度もなかった・・・。

時が流れた。赤ん坊=レオン・ルイスは、少年へと成長していた。
果たして彼は、黄金の鎧を受け継ぐことができるのか。
・・・今や国の実権は、かつての国王の側近が握っていた。
国王の父は病の床に臥せ、母と共に国を追われた王子アルフォンソ。
彼は国を取り戻し、民を救うため、伝説の光の騎士を捜し続ける。
しかし、その王子もまた、数奇な運命の星の下に生まれた存在だった。
レオンとアルフォンソ-ふたりの少年をめぐり、物語が動き出す。(TVアニメ動画『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
MAPPA
主題歌
≪OP≫JAM Project『炎ノ刻印-DIVINE FLAME-』、JAM Project『B.B.』≪ED≫佐咲紗花『CHIASTOLITE』、R・O・N『B.B.』

声優・キャラクター

浪川大輔、堀内賢雄、野村勝人、朴璐美、影山ヒロノブ、矢島晶子、井上喜久子

スタッフ

原作:雨宮慶太、 監督:林裕一郎、シリーズ構成:小林靖子、脚本:小林靖子/吉村清子/村井さだゆき/瀬古浩司/村越繁、キャラクターデザイン協力:武井宏之、アニメーションキャラクターデザイン:菅野利之、美術監督:橋本和幸、撮影監督:淡輪雄介、CG監督:金本真、音楽:MONACA、音響監督:久保宗一郎、音響制作:東北新社

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