UIJWl45996 さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：----

アニメ業界賛美アニメ！最高にエンタメしています

かなり美化されていて、美少女キャラが前面に押し出されている感じはありますが、キャラクターの魅力やアニメの作られる現場を丁寧に描かれていて好印象です。特に女の子の魅力はすごく伝わってきます。

ｴﾙｲｰﾃﾞｰ さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

飽きない

おもしろい！最初は馴染まないキャラも後半になるにつれどんどん好きになっていくし、成長が見られます。P.A.Worksいいですね

たか さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

花咲くいろはに続いて

P.A.WORKSの「はたらく女の子シリーズ」第２弾とのこと
この第１弾にあたる「花咲くいろは」が大好きなので、放送開始前からかなり期待してたんですが…
その期待を裏切らない、「来週まで待てない！」と思わせるストーリーに、一人ひとり個性豊かなキャラクター達が活き活きとしていて、見ていて本当に面白いです
また、PAだけあって、作画も安定して綺麗ですね
花咲くいろはに続いて、この作品も大好きな作品の一つになってしまいました

わかwaka さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：今観てる

これ見るとクソアニメとか言えなくなる

17話からレビュー書きます
17話 {netabare} SHIROBAKO１７話は２期の中で最も盛り上がりにかける回の１つかもしれないけど、私は一番好きかもしれない。冒頭から最後までの流れが凄く綺麗。 {/netabare}
18話 {netabare}鈴木さんの緊張を巧くといた音楽監督の腕は流石でしたね。
絵麻さんと愛コンビは今回もよかったですね。
社長の人脈はすごいですね。毎回感心されます。
{/netabare}
19話
　 {netabare} 宮森の相談役に始まり代わりの演出家探しやグロス請け先へのヘルプなどなど、復帰した矢野さんが大活躍。宮森は社長に連れられてムサニの前身ともいえる武蔵野動画の旧社屋へ。当時のセル画などに触れて、昔に負けない名作を作ろうと決意を新たにする。 {/netabare}

meslon さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

アニメ業界の裏側＋社会人あるある

理想(高校時代)と現実(社会人)の狭間でもがく主人公たち。
夢だけでは仕事は出来ないからね。
こういうリアルな社会人ものって結構無いので新鮮
仕事をしている人間にとっては色々と胃の痛い話もあるんだが、
それでも面白い。
あとBパート終わりやCパートの魅せ方が素晴らしい。

sekimayori さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

dアニメストアのCMじゃないけどさ

ほんと、アニメが好きでよかった。
アニメでニューシネマパラダイスやられた感じ。
19話、これはダメです。

私が社会人幻想持ちすぎとか、ダメダメでカコイイおっさんたちの若かりし頃とか、そういうネタが好きなのはもう絶対にあるんだけども。
毎週NHKで地上の星聞いてたしプロジェクトを完遂させるとかそんな題材がピンポイントなのはそりゃ確実にあるんだけども。

いい年こいてレビューサイトに登録してまで観ているアニメが、いろんな人の、それこそ制作から動画マン原画さんキャラデ色彩美術撮影3Dさん脚本家プロデューサー監督その他有象無象魑魅魍魎八百万の方々の、頑張ったり怠けたり焦ったり楽しんだり疲れきったりの中から生まれてて。
それがもう、ヒッピーみたいな長髪デスクがお料理社長に転身して、イケメンキャラデさんが半隠居おじいちゃんになって、駆け出し美術くんは場末で飲んだくれるおやじに変わって、きっと洞窟の仲間の中には他界した人もいて、そんな歳月がぐるっと一回りしちゃうぐらいの長い間、ずっと続けられてて。
そんな人たちの積み重ねの上で、いまこうして僕らが画面の前で一喜一憂できるわけで。

なんて考えながらセル画で走る動物たちを見ていたら、もう口の端がどんどんしょっぱくなってしまいました。
口角上がりつつ、ぽろぽろ来ちゃうこの感じ。
いつもいつも文句ばっかり書いちゃいますけど、やっぱりアニメ好きです。
好きでよかったです。
たぶん制作陣も、なんだかんだ苦しみとか鬱屈とか無感動とか抱えつつ、奥底でアニメ好きでいてくれてるのでしょう。
過去の名作に負けないものを作ろうと、SHIROBAKOを作ってくださっているのでしょう。
なんてのは視聴者のロマンチシズムでしょうか？

まだ放送中ですけども、早くも最終話が待ち遠しくて、寂しくて、たまりません。
水島監督、横手さん、PAのみなさま、そしてムサニのみなさま、最後まで幸せに観させていただきまする（正座）。
最終回終わったら拍手をしつつ、何か書けたらいいなぁ。
2015.2．20



【追記】
↑さすがにポエミー過ぎて気持ち悪いので、言い訳として、19話をもいちど観てやっぱりしゃくりあげかけつつ思いついたことを。

アニメ制作の行程自体が興味深いし、「多量のセリフで畳みかけ→トラブルにも必ず各話最後で希望を見せ→成果はきっちり提示して締める」ストーリー作りもすごいんです。
ごく最近アニメ観始めた友人も毎週楽しみにしているので、純粋にお仕事もの・群像劇として面白い。
加えて、アニメ好きとして際立ってると思うのがキャラの見せ方です。

登場人物多いし展開早いしで、一人一人を丁寧に描いているかと問われば、針はNoに振れるレベルのはず。
それを、キャラの元ネタを実在の、しかも有名だったりググればわかる範囲の人物に設定することで、視聴者が簡単に補完できる。
美術の大倉（三次元の小倉）さんとかその典型で、カメラに映される往年の仕事から、「これ攻殻か」「ああ王立だ」「あれ、劇パトもこの人！？」てのがだいたいわかって。
その瞬間個人的な視聴経験がフラッシュバックして、小倉さんと大倉さんの境界が消えたような、まるで攻殻や王立や劇パトを、二次元の大倉さんが作ったかのような錯覚に囚われました（※あくまで個人の感想です）。
木下監督が精二兄貴そっくり、とかの実在人物ネタは、使った単なるお遊び・「俺にはわかる」的な（一部以外にはちょっと鼻につく）内輪ノリかと思ってましたが、こんな効果があるとは……。
微妙に「内輪」に脚突っ込んでしまっている自分は、現実と作中のリンクが響いて、キャラに重層性・奥行きを感じている状態です。

一方で元ネタが（たぶん分かりやすくは）示されてないキャラについても、その人の仕事の成果を見せられることで、何かキャラに血が通っているような感覚を抱かされます。
アンデスチャッキーOPは、（作中の設定では）杉江さんが描き上げたものです。
「杉江さん3日伝説」が伏線だとは……油断していました。
しかも、えくそだすの馬とチャッキーの走るアングルが似ているようにも見受けられて（これは考えすぎかもですが）。
漫画家マンガでよく見る手法ではありますが、所謂劇中劇的・メタ的な段階を一つ挟み、しかもそこに属人的な要素を配することで、視聴者が妙にキャラに近しさを感じるのではないでせうか。
なぜそう感じるか、ってとこは思考放棄してますが(ｵｲ

結局またぞろクサいことを……。
一応「俺は小ネタもわかるんだぜ」的なオタクステータス自慢ではないつもりなのですが、気に障られたらご容赦を。
まさか放送中にレビュー書く日が来るとは思わなかったです、まじで。
2015.2．22

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：今観てる

面白いので観ています

業界もののアニメはめずらしいので観ています。

業界あるある50%、希望的観測20%、ねーよ10%、えっ10%、残り10%が???らしいですが観ていて勉強になったり、単純に面白かったり。
個々のキャラもかわいいですが、何より仕事への意欲を感じさせてくれるアニメだと思います。

色々なジャンルのアニメが溢れている昨今ですが、各々のキャラが日々の悩みに対峙しながら仕事を進めていくという部分では誰もが重なる部分があると思います

最近は（昔から？）お仕事系アニメってのは希少なのではないかと思います。
2クール目突入しましたが、今後も継続視聴する予定です。


＜追記＞
各話に一波乱二波乱何かが用意されている作り、そしてそれだけに留まらず同時並行してギャグ要素や萌え要素を散りばめて飽きさせない作りにもなっているように感じます
詰め込みすぎとの意見にも繋がるとは思いますが、個人的には監督（演出？）さんのバランスのセンスの良さを感じます

監督の水島努さんは、ガルパンの監督もやられているようですね
ガルパンはあにこれでも評価が高くお勧めしてくださった方もいるので、ぜひぜひ時間を作って観てみたいと思います(´ー`)

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

SUE777 さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

アニメ制作って大変なんだなぁ〜

普段アニメを見てて、ここまで大変なんだと知らなかった
ので、このアニメでアニメ制作の大変されていることが分かりました。
とても勉強になりました。

このアニメは、アニメ制作はもちろん、笑もある
面白いアニメだと思います。

まだ見てない人は是非見てはいかがですか？
あなたが普段普通に見ているアニメ制作の現状を
しれますよ！

米麹米子 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

夢に向かって道は続いてる

19話を見て
ガイナックスやアオイホノオ思い出し
胸のとこと目頭が熱くなって。
いつも考えずに殴り書きみたいなレビューだけど
今回はちょっと色々思うとこがあるなぁって。
更に殴り書き度が酷くなるやも(；´∀｀)

70年代〜80年代くらいかな？
確かこの頃はセル全盛期で
手塗りなもんだから主婦に内職（セルの色塗り）が
あったとどこかで読んだような。
ソースないし、間違ってたらごめんなさいですけど。

映画などの看板を描けるってその頃だと花形なんです。
映画の看板を描いてたのを２人知っています。
一人は私のパパ上と一人は私の恩師です。
一人は亡くなってしまわれました。
私が通っていた頃迄色々描いておられた先生でしたが
業界の知り合いの方も来て
皆でよくワイワイと描いておられました。
あーでもない、こーでもないって。

そのうち映画の看板が撤去されるようになり
皆それぞれ違う道に進んだみたいです。
絵の先生になったり、業界に入ったり
やっぱり夢見ていたのだと思わずにはいられませんでした。

私も、よく聞かれるのですが
社長と同じ返しをします。

例えば、旅に行くとかジャンルの違うものに触れるとか
そういう事で自分が形成されていくんです。
私は廃墟や工場や炭坑跡地なども好きだし
沢山の好きがある。
でも、まわりまわってやってた事が繋がる瞬間があって。
あぁ、よかったな。無駄じゃなかったって。

道はどこかへ続いてるのです。
これを読まれた方に沢山の好きが見つかりますように。

週３０ さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：今観てる

Amarok さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：今観てる

タイトルなし

イメージ的にはPAの得意分野で平常運転という感じですが、やっぱり面白いです。

オリジナルなんですかね？ギャグ/コメディのセンスとかが結構尖ってると思いました。

最初に5人でアニメ制作をするというテーマが提示されたのにもかかわらす、未だに動きすら見られないのが...まだ起承転結の承くらいな気がします。どう決着つくんでしょうねこれ？

Britannia さんの感想・評価

1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

話題性があったので視聴してみた

声優とか制作側に興味ある方、これからやられる方には良さそう
しかし1アニメとして面白いのだろうか？
そこに疑問を感じる為、フェードアウト

jLKIG42452 さんの感想・評価

1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

とっても残念

高評価だったので視聴を開始しましたが６話で断念

このアニメが２０１４年冬の１位かと思うと

アニメ終わってるなーと思ってしまいます

内容はアニメ制作に携わる人々の日常　みたいな感じです

とにかくなんもない　山も谷も

６話ずっと無表情で見てました

アニメ制作に興味がある人じゃないとちょっときびしいと思います

日常系アニメに大きい期待をするのも酷な話ですが

ここの評価はあまりにも高すぎると思います

けいし さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：今観てる

ほんとにハマった！

今までいろいろなアニメを見てきて、ここまで面白いと思ったのは初めてです！
早く次の話が見たい！

aniwaka22 さんの感想・評価

4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

アニメが好きなら是非見るべき

全体としては「花咲くいろは」と同じ”働く女の子”の作品。

アニメが、制作会社・声優・原画作者などに数え切れない程の人達によってどのように出来上がって行くかが分かり、とても興味深いです。

製作者達にどのような悩みや苦労があるのか知り、アニメに対する見方が変わりました。



アニメ業界に限らない働くことの難しさが伝わってくる作品ですが、見ていて堅い作品という訳でもありません。

実在するアニメ会社や監督が非常に多く出てきて（もちろん微妙に偽名ですが）ニヤニヤしてしまいます笑
ストーリーやギャグも普通に面白く楽しめます。


アニメが好きな人に心から薦められる作品。

ryon さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：今観てる

仕事と成長の群像劇

アニメ制作現場を描いた群像劇は新鮮で、
今までに観たことのないテーマに、引き込まれる感覚がある
会話のテンポがよく、
登場人物の多さにも拘らず、それぞれのキャラクターが立っており、
個々のドラマや展開も魅力的である

作画も演出も秀逸
主人公を始めとする登場人物の挫折や成長に共感し、
アニメ制作現場に入り込みたくなるような、
自分も仕事を頑張りたくなるような、
元気な気持ちにしてくれる作品

稲荷の防人 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

PA復活！

グラスリップから完全に復活した作品です。

面白い！

三突 さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：今観てる

思わず！・・・・・！！！

同じ時間帯の『四月・・・』を見ていたんですが結末を知ってああ・・・
やっぱりと一気になえた時にチラ見して思わず見入ってしまった！
結構おもしろくって現在に

らしたー さんの感想・評価

4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：今観てる

過去最高応援したくなるヒロインが誕生した。

まだ2クール目視聴中だけども、正直傑作だと思った。

まず何より、制作進行の宮森を主人公にしたところが、個人的には最高にツボであり、このアニメを面白く観ることができた最大の理由。見ていてこう胃がキュッとなってしまったよ。過去最高、応援したくなるヒロインが誕生しやがりました。

業界や会社ごとに違いはあるだろうけど、進行管理やプロジェクトマネジメントと呼ばれる仕事って、少なくとも自分が経験してきた限りでは、すげえ過酷である。しかも、その過酷さの質というのは、私が原画マン安原の苦悩を肌で実感できないのと同様に、クリエイター畑一本でやってきた人間には、たぶん想像できない類のものじゃないかと、半分あきらめてもいる。

こればかりはやったことがないとわからんだろうなあ。

まず、どんな作業にどのくらい時間が必要かがわからないと、交渉すらまともにできない。だから、自分の得意分野や興味のあるなしに関わらず、上流から下流に至るあらゆる工程に関して、広く浅く知見を持っておく必要がある。

初期の工数見積ほどあてにならないものはなく、たいていどこかで誰かが間に合わなくなって泣いてるのだが、そこで相手に同情してしまうようではプロマネとしては不向きで、ヘルプを調達できそうなら即座に手配し、それも無理なら泣き落とし。腹では即座に次の段取りを考えてるくらいじゃないと、やっていけない。

突き詰めると、「人に仕事をさせて回る仕事」なんだけど、それは進行管理やプロマネにとってはあくまで水際の仕事。そこに至るまでに、完成から逆算してマイルストーンを切り、仕様の骨子を把握し、それをタスク化し、日々の作業スケジュールにブレークダウンし、完成までの道筋をつける、という土台作りのほうがはるかに大事で、しんどい。プロデューサー業務を兼任することも多く、その場合はさらにスタッフィングやら予算管理やら、政治的な動きが要求されるクソ面倒事がめでたくアドオンされる。

クリエイターと決定的に異なるのは、キックオフから完成に至るまでのすべての時間において、「俺には関係ない」という心休まるタイミングがほぼないところ。ここがいちばん辛いところだと思う。

『SHIROBAKO』を見る限りだと、アニメ制作の場合はある程度完成までの工程が公式化されている風だったけれど、プロジェクトによっては当然、「そもそも必要な工程って何だろう？」ってところから始まる。作り方がわからないから。
リスクヘッジのつもりで実績のある外注ラインを抑えたはいいが、そことのコミュニケーションがうまくいかず外注管理自体がリスク化したりと、胃が「キュンキュン♪」ってなる要素に満ちあふれた素敵なお仕事である。

デスクの本田さんが言ってた。失敗しないで成長した制作を僕は知らない、と。

200回くらい頷いてしまった。

プロジェクトマネジメントって、最終的には人をゴリゴリ動かして、物事を完成へと導く仕事である。そして、スタッフには当然入れ替わりがあるわけで、人間が変わった瞬間に、その人の性格や手の速さを把握し直す必要性が生まれる。みんながみんな同じ情熱で取り組んでるわけじゃないってのもそう。その結果、今までの正解が正解じゃなくなるケースも多々出てくる。だから、厳密な意味ではつぶしがきかない。
だからこそ、成功体験よりも、「どこにどういうリスクが潜んでいるか」を手痛い失敗を通して経験していることのほうがよっぽど財産になるし、私自身もそう信じて疑わない一人。

『SHIROBAKO』のいいところは、物事がうまく進行しなくなる状況を、かなり具体的な描写で表現しているところ。本当はもっといろんな原因が複雑にからみあって、スパッと解決みたくいくのはまれなんだけど、何がボトルネックになっているのかを、各話具体的に提示する構成が、誠実にも感じられたし、この作品が表現したいことを伝える上で最適とも感じた。

それに加えて、この作品って、多角的な楽しみ方に対応してるのね。純粋に登場人物を愛でる楽しみ方もあれば、アニメ業界の厳しさや賑やかさを観客として楽しむこともできるし、あるいは自分のように、身近な環境に置き換えて胃をキュンキュンさせることもできる。

こんなアニメ、今まで観たことない。

最終的にどういう着地をするのか楽しみでもあり怖くもあるけれど、この先どう転んだとしても、この作品が傑作未満の評価に転げ落ちることはない。

totehi さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

アニメってこんなに大変なんだな

何かお勧めアニメ無いかなって探していました。そしたらこの作品と出会いました


感想
アニメーターとして製作者側の日常系アニメ。すごくリアリティーが伝わってくるしトラブルだらけだしアニメを作るってこんなに大変なんだなって思いました。色々な人が一つになって作るものはやっぱり面白いですよね。ここで辛口な評価をしてるのもあるけども殆どがシナリオだけども凄く申し訳ない気持ちになってくる。
結構丁寧に行程とか教えてくれてるし凄腕の人たちだらけでも評価される作品ってやっぱり大変なんだなって感じました。
しかしこのアニメ凄く車に関して力入っていませんか。ドリフトとかぬるぬる動きますよこの車たち。音もいいし。。。ホイルとかタイヤについても語ってる場面あったし絶対に制作側に車好きいますねｗ
それはそうと前髪分けてツインテの金髪って超絶可愛い

哀れみピエロ さんの感想・評価

4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：今観てる

すべてのアニメに感謝します。

このアニメを見てこんなにも多くの方々がアニメに携わってできてると知りほんと驚きでした。そして、いろんなアニメをクソアニメ呼ばわりした自分を反省です。
アニメ好きなら、是非見てほしいアニメです！

そして。。。絵馬ちゃん可愛すぎです。

dolcetto さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

変な話しぃ～アニメ業界の日常を描いたアニメ

夢を追う5人の女性。アニメ業界で働く人々。アニメ業界の日常を描いた物語です。アニメ業界版バクマンだとイメージすれば分かりやすいと思います。

物語がすごく面白いってわけでもないですが、作画・音楽等…全体的に安定感のある良いアニメだと思います。物語としては特に第12話、これで最終回でも良かったんじゃないかなと思うくらいとてもいい話で好きです。


個人的には以下の話をお勧めします。

第12話　「えくそだす・クリスマス」
第14話　「仁義なきオーディション会議！」
第16話　「ちゃぶだい返し」

saitaman さんの感想・評価

4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：今観てる

日常系アニメ業界ドキュメンタリー？

実はわたくし、テレビドラマの制作をしているのですが、アニメ業界の制作事情は全く知りませんでした。
驚いたのが、業界用語が全く同じな事！当たり前っちゃ、当たり前なのかもだけどちょっと新鮮。
アニメ業界の制作はテレビドラマの制作とAPを足して割ったような感じなんですね。いゃぁぁしんどそう、、、

肝心のシロバコの話なんですが、主人公が凄いポジティブで魅力的ですね！
監督のキャラも結構好きです。各部署のキャラが現実に居そうな感じもなのもいいです。
ドラマの制作にもチャラくて調子のいい制作居ますし(笑)

ロケハンとか、まさにテレビドラマのロケハンと同じですね。
スタッフ達はほとんど食事(N○K以外は経費なので)の事しか考えてません！←言い過ぎ
頑張って探した現場候補を見た瞬間『あーないな』て言われた時は、、、

スイマセン、話それました。
それにしても、あおいの驚異的なドラテクはなんなのでしょうか！
実は走り屋で夜な夜な首都高を攻めてるなら納得ですけど(笑)

アニメ制作業界の話をコミカルに描いてて、誰でも楽しめる作品ですね。
あおい達のオリジナルアニメ是非作ってもらいたいですね。

2010sw さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：今観てる

妙にリアル！

話もそうなんだけど、キャラが妙にリアルなんだ。
女子はお約束なんだが、クセのあるオヤジたちの描写が秀逸！
ギョーカイの人に聞く話そのまんまなんだもん。

クルマのドリドリシーンも滑りの止まる感じとかいい感じ。
こっち系は自分はちょっと詳しいんだが良く出来てる。

途中モメるシーンがあったんだが、やっぱりみんな
アニメ好きでキャラは存在するッてことで
ココロがヒトツになる。そしたら・・・

このシーンは感動的だったな。
もう画面から熱気が伝わってくる感じ。
面白い。
すげー共感度。
自分にも見えるから。

－－－－－－－－－－－－－－－
”エクソダス”無事終了してプロジェクトは”第３飛行少女隊”に。
飛行機系は自分の得意分野なのだけどイイ感じ。
業界ネタ満載で勉強になるし笑える。
絵のクォリティも高値安定。
ちょっとネタからみでトラブルがあったと聞いたんだけど
放映続行で良かった！　↑それくらい突っ込まないとねー！

大阪カランコロン さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：今観てる

いい感じのバランスで現実と理想を織り交ぜた良作

普段通り、作品についての感想となりますが、このコメントを通じて作品を視聴するきっかけになればと思い述べさせて戴きます。

　まず全体的な流れですが、アニメ制作会社に入社した新人の宮森あおい。彼女は高校時代にアニメを自主制作した仲間との感動が忘れられず、一度は諦めかけていたアニメの世界への道を歩み出します。彼女の担当はアニメを作る制作進行。アニメ一話一話の工程監理のような役割の仕事です。
　当然、アニメですので制作途中に様々な問題があり、色々な登場人物のアドバイスや助けを経て解決し、その過程で宮森が成長していくという流れでストーリーが進んでいく・・・・・・という感じです。

　作品の題材としては、そこまで私は好みの種類ではありませんでしたので、十数話が放送されていてもみていませんでした。知り合いに勧められ、一度視聴して見たのですが、つぎの話が気になることもなく、至って平坦な展開。ある程度どうなるのか予測もつきそうな展開もありました。

　では、どうしてこの作品を自身で他の人に勧めようと思ったのかというと、その平坦な展開が、現実とかけ離れすぎず、かといってリアルすぎてアニメの良さを損なうということもない作品だからなのかと考えます。

　私自身、それなりの数のアニメを見ているつもりなので、たまに評論家のように誰かに語りたい時もあります。という前置きをさせてもらって・・・・・・理想のストーリーでこの作品を進めていこうと思えば当然可能です。ノンフィクションなのですから。ですがあえてストーリーは現実的なものを用いて、ノンフィクションだからできる他の部分を、理想的に仕上げることで面白さという味を出している作品であると感じます。

　つまり！アニメらしくないのにちゃんとアニメしてるんですね(笑)

　ストーリーの真面目さとそれを取り巻く環境などのギャップが、お勧めしたいアニメです。極端なことをいうと、このストーリーですが、別にアニメ制作じゃなくてもきっと面白いと思います。
　作っている人たち自身が、アニメ制作ほどに詳しく語れるものがあるのでしたら、それをメインテーマとして進めてもいいものになったでしょう。
（アニメファンが見るものだから、アニメ制作なのですが・・・・・・

　長い内容となってしまいましたが、視聴のきっかけになればと思いを込めて以上とさせて戴きます。

　

EMINA90 さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態：今観てる

病人 さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：今観てる

オススメ

アニメ業界で働く女の子達の群像劇
主役をはじめとした女の子が可愛いのは勿論なのですが、周囲のキャラクターがとても魅力的に描かれています

1クールはそれぞれのキャラクターを活かしながら大団円
2クールでは波乱があったり、思わず笑ってしまうようなカットがあったり毎週楽しみです

けーぶる さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：今観てる

引き込まれます！！

アニメを作る仕事現場を忠実に再現されている作品です！専門用語がたくさんでてきますがひとつひとつしっかり解説されており、わかりやすく作られています。たくさんのキャラクターが出てきて忘れがちになりますが登場時、名前表記と担当職場を丁寧に書いてありとてもわかりやすいです。
1話の内容が濃く、見ていて飽きないです。アニメーションを作るのは、こんなに大変なんだなととても感じられます。ドラマのような部分もありますが、本当の現場のようなシーンがとても多いです。
作画も安定していますし、丁寧に作られていると思います。今期一押しの作品であり、今後の流れに期待です^ ^

kottaro さんの感想・評価

4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：今観てる

9割の苦労から生まれる1割の達成感

アニメファンなら誰しもがアニメ業界で働いてみたい！と思うところでしょうが、SHIROBAKOはブラックユーモラスにそのアニメ業界を描いています。


アニメ業界を描いているので登場人物は当然多くなってますが、一人ひとりに個性と役割を上手く植え付けてるので、「あれ？この人だれだっけ^^;」なんてことにはなりません。よく考えられてると思います。
ちょっと宮森以外のアニメ部4人が目立たないかなーとも思いますが

アニメを作る楽しさを描くというよりは、アニメを作る苦労を重点的に描いていて、これはアニメのみならず一般の仕事をしている人にも共感できると思います。

なかなか目立たないアニメですが、内容の面白さは去年では1，2を争う面白さでした、これからの話も楽しみです！