Kuzuryujin さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
当サイトはアリフィエイト広告を利用しています
SHIROBAKOの感想・評価はどうでしたか?
Kuzuryujin さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
※※※
文章は苦手で(ネタばれに注意も大変だし)短めの感触や印象を伝える程度が多いかと。
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてますので、作品の評価はホシをご参考にして頂ければと...
基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※
アニメ製作現場を描いた作品。
Wiki見ると2011年に放映された『花咲くいろは』に続く「働く女の子シリーズ」第2弾と書かれていますが、私的には『花咲くいろは』の方が好きかな...
実際のアニメ製作現場を知りませんが、臨場感は伝わってくる感じがします。
分業の様子や制作進行の様子が面白く描かれています。
キャラは各々の個性が良く表現されていて、ストーリーを引き立てます。
と言うか、キャラの個性にストーリーが埋もれている感もあったりなかったり...
ストーリーとして評価すべきか、キャラの評価とすべきか、ちょっと迷ったりします...
皆が一所懸命な様子は、見ていて気持ち良いです。
いい加減キャラの高梨でさえ、良い加減の頑張り具合です。
仕事で疲れた時の気力回復に役立つ、ビタミン剤的な作品かも知れませんw
しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
24話(終)までみました
制作会社はP.A.WORKSで、オリジナルアニメのようです
監督は水島努さんですね
この方が監督をやっているアニメは好きなものが多いです
ストーリー内で出てくる”えくそだすっ”というアニメは、スピンオフ化しているようですが観ていません
あらすじとしては、アニメ制作会社で働き始めた”宮森あおい”が制作進行の仕事を通じてアニメ作りの魅力を見出していくというお話になります
観ていて思ったのですが、誰が誰やらわかりません
もう少しキャラの設定か描き分けをはっきりしてほしかったです
あとは、もっと突っ込んだ内容がほしかったですし、そうでなければ個性的なキャラをメインに置いてコミカルにしてもよかったのかなと思います
アニメ制作会社のお仕事に興味があるのならば、観て損はないと思います
業界用語がたくさん出てきますが、調べてみるといろんなことがわかりますね
登場人物にはモデルになる人がいるようですし、何回か観るとおもしろくなっていくかもしれません
HIRO さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Lovinさんに教えてもらった2014秋アニメです。
アニメーション制作: P.A.WORKSさんですね。
P.A.WORKSさんの作品をチェックしていないなんて(>_<)
働く女の子シリーズ第2弾です。
PV観ましたが、面白さ満載な感じがします。
画もとってもきれいです。
セレクト10プラス1でお願いします。
あらすじ
シロバコとは映像業界で使われる白い箱に入ったビデオテープの事でありひとつの作品が完成した際に、制作者が最初に手にする事が出来る成果物である。イラストや写真等で華やかに作られている販売用パ... >>続きはこちら
放送:10月9日23:30 TOKYO MX他
監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
アニメーションキャラクター
デザイン:関口可奈味
音響監督:水島努
プロデュース:インフィニット
原作/原案原作:武蔵野アニメーション
キャラクター原案:ぽんかん⑧
アニメーション制作: P.A.WORKS
公式ホーム: http://shirobako-anime.com/
オープニングテーマ:石田燿子「COLORFUL BOX」
エンディングテーマ:(宮森あおい、安原絵麻、坂木しずか役)木村珠莉、佳村はるか、千菅春香
[キャスト]
宮森あおい: 木村珠莉
安原絵麻: 佳村はるか
坂木しずか: 千菅春香
藤堂美沙: 高野麻美
今井みどり: 大和田仁美
takarock さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
いわゆる「業界もの」というのは、特段珍しいジャンルではなく、
漫画なら、漫画家や出版社の舞台裏を描くという作品だったり、
TVドラマなら、TV関係の仕事に携わる人たちにスポットを当てた作品というのは
数多く存在します。
それに比べて「アニメを作る側を描いたアニメ」というのは非常に珍しいですね。
何故今までこういうアニメがなかったのか?(あるいは少ないのか?)
それだけ難しい題材なんだと思います。
主人公の宮森あおいの肩書は制作進行、後に制作デスクに抜擢されますが、
その主な仕事内容は、スケジュール管理や原画回収、その他雑用諸々と、
絵的にかなり地味な仕事です。
これはアニメーターでも、作画監督でも同じことが言えると思います。
さらに、アニメ制作は、多くの人が関わってくる為に
焦点を絞りにくいということもあります。
つまり、アニメを作る側を舞台にしても非常に話が作りにくいということなのでしょう。
アニメ業界という括りで言えば、
今や花形職業である声優ならばまだ、アイドルアニメのような形で、
話が作りやすいのかもしれませんね。
そして、極めて特殊な業界なので、
一般視聴者には馴染みのない業界用語が大きな壁となります。
医療を取り扱った作品だったら、用語はよく分からないけど
「手術をしている」とか「かなり危険な状態らしい」という、
場面や状況は、何となくでも理解できると思いますが、
アニメ業界の現場で飛び交う専門用語を前にした視聴者は、
「そもそも今何をしていて、何が問題になっているの?」
という状況に陥ってしまうおそれもあるわけです。
こういう難しい題材に対して本作は真っ向から取り組んできました。
なるべく話にメリハリをつけて視聴者を飽きさせないようにと配慮しながらも、
「アニメ制作の現場を伝える」という強い信念をそこには感じます。
専門用語がバンバン飛び交うアニメ制作の現場に、
右も左も分からない視聴者を放り込むというのは、相当勇気のいる決断だと思います。
個人的に現在の視聴者には、
「分からない事があると不満を抱く」「すぐに劇中に説明を求める」
という傾向があると思っているので、より一層この決断はすごいなと思いました。
これが、私が感じた1つ目の勇気です。
「アニメ制作の現場を伝える」というドキュメンタリーに、
物語性を持たせる為には、さらにもう1つ(あるいは複数の)軸が必要だと思いますが、
セオリーで言えば、
例えば、宮森あおいと職場の先輩とのラブ・ストーリーといった「恋愛要素」だったり、
「主人公とライバルの対立関係」というようなことを軸に据えるのですが、
本作はこういう軸を取り入れませんでした。
では、本作がどういう軸を採用したのかというと、
宮森あおいを含めた上山高校アニメーション同好会のメンバーのそれぞれの奮闘記ですね。
同じアニメ業界に身を置くものの、目指している目標はそれぞれ違う。
でも、いつかこの5人で商業アニメを作り出したいという目的も明確に打ち出しています。
また、宮森あおいが、自分が将来どうなりたいのかという葛藤も
物語を紡ぎだす1つの軸になっていると思います。
とは言えですよ、
「恋愛要素」だったり、「主人公とライバルの対立関係」だったりを取り入れた方が、
格段に話を作りやすくなると思いますし、
視聴者受けだってそっちの方が良さそうなものですが、
何故そうしなかったのでしょう?
それは、おそらくこれらの軸はあまりに強すぎるからだと思います。
あくまで主となるべきは、「アニメ制作の現場を伝える」ということなのでしょう。
こういう決断を下したということが、私が感じた2つ目の勇気です。
この2つの勇気というのは、換言すれば、作り手たちの強い信念です。
生半可な覚悟ではこういう作品は作れないでしょう。
そしてそれこそが、本作の凄さなのだと私は思います。
「まだまだSHIROBAKOについて語ろう!」
{netabare}ある雑誌で本作の関係者が、
本作は7割のリアルと3割のエンターテインメント型ユーモアで形成されている
なんてことを語っていました。
本作は、1クール目は『えくそだすっ!』という作品の制作の話ですし、
2クール目は『第三飛行少女隊』という作品の制作の話なのですが、
若干のスタッフの入れ替わりやそこに立ち塞がる問題は違えど、
基本的にやっていることは同じなんですよね。
もっと工夫の施しようがあったのかもしれませんけど、
仕事というのはそういうものなのだと思います。
ゴールだと思ったら、それは同時に次のスタートでもあり、
仕事内容も劇的に変化するわけでもありません。
例えるなら有り体ですけど、ゴールの見えないマラソンですかね。
どの地点かによって見える景色や苦しさというのは異なっていても、
その動作はほとんど変わることはなく、
飛ぶでもなく、泳ぐでもない、走るなんですよね。
そういう所も含めての(7割の)リアルということなのかもしれませんね。
それでは、(3割の)エンターテインメント型ユーモアとは何かと言えば、
真っ先に思い浮かぶのは、ミムジーとロジーの人形劇だと思いますけど、
劇中の監督、木下誠一もそういう存在だったと思っています。
「水島努監督の自虐ネタじゃない?」なんて思わせるようなことを言ったりと、
本作の監督である水島努監督を彷彿とさせる木下誠一なのですが、
真面目に描けそうな交渉シーンでもコミカルな存在として描かれていましたね。
なんでこういうコミカルなキャラにしたのかというと、
「自分のことなんて語るのは恥ずかしいよ~」という
水島努監督のある種の照れ隠しなのかなと思ったり思わなかったりw
そして、本作で私が一番萌えたキャラでしたw(ざわ・・ざわ・・)
最後に、私は本作をお気に入りの棚に加えました。
感動もしましたし、素晴らしい作品だったと思いますが、
ストーリー厨の私がそこまでのカタルシスを感じたのかという点に関しては、
何の躊躇いもなく首を縦に振ることはできません。
ですが、本作を作り上げた作り手たちのマグマの如き熱き信念を感じましたし、
何よりアニメ好きの方ならば、本作は是非観て頂きたい作品だと思ったので、
本作をお気に入りの棚に追加しました。 これは正直どうでもいい話でしたねw{/netabare}
pencocco さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
1クール目のえくそだす編も面白かったのですが、2クール目三女編に入ってからの感動は胸に迫るものがありました。
それぞれの立場でそれぞれの思いを抱えてアニメを作っている人たち。その様子が時に可笑しく、時に涙を誘うように丁寧に描かれていて、本当に楽しませて貰いました。
忙しくてなかなかアニメの時間が取れないときでも、なんとかして見たいと思った作品でした。
このアニメを作った人たち全員に「素晴らしい作品をありがとう」と感謝の言葉を伝えたいです。
bekoさん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメ製作に携わる人たちを描いた作品です
実際にあったことなんじゃないか?と思うようなリアルな現場が描かれる主人公が勤める「武蔵野アニメーション」での日々と、高校のアニメ製作同好会で一緒だった5人の女の子が日々の仕事、生活のなかで自分の目指す目標に向かってそれぞれ努力している姿を描くストーリーが同時進行していきます
1話1話に見ごたえがあり、飽きることのない展開になっていると思います
監督、進行、作画、3Dや背景、声優さんや作家さん、総務の人まで描かれていて、アニメに詳しい人だけでなく、少しでも社会経験のある方なら誰にでもわかりやすくアニメ製作の現場を描いてくれています
アニメを作っている人のことを想像したこともなかった私が言うので間違いないでしょう(アニメ監督の名前を2、3人知ってるレベルです)
このアニメの凄いところは、成功パターンだけでなく「失敗パターン」もどんどんみせてくれるところだと思います
ここで失敗するとどうなるのか、納期に間に合わなかったらどうなるのか、間に合わせるために手を抜くとどうなるのか等など
これって業界タブーなんじゃないのかって思うのですが、惜しみなくジャンジャン出てきますし、他のアニメを観てると時々「あっ・・・」って思うこともしばしば
それだけに、このSHIROBAKOという作品は失敗できない背水の陣で作られているのではと邪推しています
ヒロインたちのストーリーは夢を追いかける新社会人の姿なので、多くの人が共感し、応援したくなると思います
まだ観ていない方、1クール目で視聴をやめてしまった方、騙されたと思って観てみてください
{netabare} 最新話(16話)でまさか野球狂の詩ネタが出てくるとは思わんかった!幅広すぎておじさんビックリだよ! {/netabare}
おみや さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
☆エトペン☆ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
主人公の宮森あおいが入社したのは
昔は有名だったが今は落ちぶれている
アニメ制作会社「武蔵野アニメーション」、通称「ムサニ」。
夢を持って生きる主人公たちが
今を四苦八苦しながら成長していく
「花咲くいろは」に続いてPA WORKSがお送りする
働く女の子シリーズ第二弾とのこと。
正直、前期の「グラスリップ」のあまりの
わけのわからなさに、この作品も過度の期待だけは
持つまいとあまり期待はしていませんでした。
1クール目は面白いことは面白いけど
絶賛するほどではなかったのですが・・・。
11、12話と{netabare}最終話への追い込みのあとの
達成感などがこちらにまで伝わってきて
今まで積み上げてきたものが形となって表れたことで
この作品の本当の素晴らしさを知った気がします。
杉江さんを大きく見せるところで
本当にすごく感動しました。
原画マンみんなの印象は今の絵が描けない
というイメージなだけなのに
杉江さんが自分は会社のお荷物だと言ってるところから
みている自分も本当にああ行き場を失った人なんだな~
と勘違いしていましたが
実際は動物に関しては大天才なお方だったのかと。
杉江さんが活躍する回は本当に感動しましたね。
そしてあの上下関係が好きですね。
安原っちが猫で苦悩する回で
あの紅葉スポットでのシーンで
杉江さん→小笠原さん→井口さん→安原っちと
受け継がれるのが素晴らしいなと思った。
そして久乃木さんにも教えるんでしょうね~。
想像するだけで今、自分は感動でいっぱいです。{/netabare}
色々感動してしまった自分は
この作品は一気見した方がいいと判断して
分割2クールを味わっている気分で後半を見たのですが、
思いのほかはまってしまい本当に一気に見てしまいました。
主人公たちはもちろん、周りの葛藤も
本当に上手に描かれており、
仕事をしない大人もいることで
主人公たちの強さを体感しました。
制作側の苦労もわかり、駄作のアニメを作りたいと思って
作ったわけではない、という話が本当に身に染みた。
すみません、いつもは感じたことを書くのですが
今回は回りくどい説明ばかりで拙い文章になってしまいました。
この作品はアニメをよく見る人にこそ
勧められる作品だと思います。
自分の中ではPA WORKSといえば青春アニメで
作画が本当に美しいイメージがあります。
しかし今回は常に安定しており
三次元に近いいつもの感じではなく
二次元っぽく安定していました。
目も疲れにくく見やすい作画でした。
キャラの方も「萌え」ではなくあくまで「可愛い」。
本当に一つ一つの行動やしぐさが可愛いく映っていました。
主演声優陣は見かけない人ばかりで
最初は大丈夫かな?と心配していましたが
いつも通りの杞憂で終わり、
特に最初から最後まで出ずっぱりの
みゃーもり役の声優さんには驚きました。
これからも彼女のいろんな役を見ていきたいですね。
音楽ですが、正直ここが一番弱いと感じた点です。
OP映像やED映像はアニメ会社が舞台ということで
工夫が凝らされていましたが
曲自体は見ている分には全然問題ないんだけど
インパクトが弱いと思いました。
あと演出だけど、熊のぬいぐるみと人形が
主人公、みゃーもりの心境状況を
説明しているみたいですが・・・。
なんかもっと違う形の方がよかったかな?
これだけは本当に個人的見解なので気にしないでください。
最後に一番好きだった話を少々長く語りたいと思います。
{netabare}好きだった話として上がりそうなのは
23話で野亀先生が視聴者の声を叫んでくれたシーンが
真っ先に上がりそうですね。
そしてそれまで涙を見せなかったみゃーもりが
ずかちゃんが演じているのを見て
泣くという・・・。まさか自分まで
もらい泣きしてしまうとは・・・。
この作品で泣くとは万に一つも思っていなかったな~。
そして安原っちも24話で泣いていて
誠によく作られてるな~と。
もちろんその話も大好きだったのですが
自分の中のクライマックスとしてあげたいのは16話です。
16話?そんな中途半端な回で面白いことあったっけ?
と思われる方がほとんどだと思います。
16話はキャラクターデザインで初抜擢の井口さんが
キャラデザを直してくださいと原作者に言われて
苦労しながらも無事にOKが出た回です。
その中からピックアップしたいのは
ゴスロリの小笠原さんの超人っぷり。
自分がゴスロリ好きだと気づいたのは最近ですが
小笠原さんが登場するたびに
心の中で「ヒャッホウウウウウウウ!!!」と
うざいくらいに叫びまくっていました。
そんな彼女が、井口さんを息抜きさせるために
「オアシス」と称して連れて行ったのは
なんとバッティングセンター。
みゃーもり、安原っち、井口さんが空振りする中
球を完璧にとらえバックスクリーン一直線の
小笠原さんの才能に思わず惚れました。
そしてもう一回だけ見ようと
バッティングセンターのところだけを
延々と巻き戻していたらあることに気づきました。
小笠原さんのバッティングフォームが
WBC(野球の世界一を決める大会)で
2度もメンバーに抜擢されて活躍した
小笠原道大選手ではないか!!!!
それに他のキャラたちも
宮森→一般的なフォーム
安原→中村紀洋打法
井口→多分ロッテの井口資仁選手
と本当に細かいところまで作り込まれていました。
そして絵を描くときは右利きの小笠原さんは
投げるときは左利きと、両利きであることが判明!
両利き=天才というイメージが自分の中にあるので
小笠原さんは今や自分の好きなキャラランキングトップ10に
入ってしまうほどのなくてはならないキャラになりました。
もしオアシスがサッカーだったらここまで好きではなかったかも?(笑)
先ほど、みゃーもり、安原っち、井口さんが空振りしたシーンを
取り上げましたが、空振りするシーンが変な振り方で「萌え~」とはならず
いい振りで空振りしたシーンはかなり自然で、この1シーンにも
本気で取り掛かる制作陣に脱帽しました。
自分が野球経験者・愛好者であるために楽しめた回なので
魅力をいくら伝えてもわからないかも知れませんが
最終的に言いたいことは16話だけでもご飯3杯はいけるってことです!
{/netabare}
ちなみにこれが自分の記念すべき200個目のレビューになったのですが
それがこの作品で本当によかったです。
これからもこういう風なアニメを見ていきたいですね!
こんな長文を読んでいただいた方には本当に感謝しかありません。
pEtwV17951 さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
お仕事アニメ。制作はP.A.WORKS
毎週勉強させてもらってます。見てるとすぐ1話終わってしまうテンポの良さ。キャラも可愛いので癒されますね。いつまでも終わってほしくない、ずっと見ていたい作品です。
観終わって
{netabare}23話の最後でみゃーもりと一緒に泣きました。最終話は大団円でスッキリ。やっぱ自分はキャラを丁寧に描く作品が好きなんだなーと改めて思わせてくれたアニメでした。{/netabare}
P.A.WORKSは2期を作らないという噂、ブチ壊してください。また見たいです。
Totsu さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメ業界の裏を少しだが見れた気がしました
P.A.WORKSの働く女の子ものはいいですね
サクマ式ドロップス さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
千太郎 さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
話の内容は悪くないと思いましたが少々パターン化してしまっていると思いました。
ですが背景が凄く綺麗に描写されていてどの登場人物も全力で仕事に取り組んでいる感じがしたので観てて元気が出る作品でした!
自分的には良い作品だと思います。
たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
らすきき さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
おもしろかったです!
P.A.WORKSの作品の中では一番好きなものとなりました。
アニメ業界ってやっぱ大変なんだな~と感じました。
実際はもっとハードなんでしょうけどね。。!
自分は恋愛が絡んでくる作品がやっぱ好きなので、この作品は合わないかなぁと思いましたが、恋愛要素皆無にも係らずとても楽しめました。
夢を仕事にするって大変で現実とのギャップで辛いこともあるのだろうけれど、素敵なことだと改めて感じました。
綺麗に終わりましたが続編もつくれないこともないと思うので、続編あったらうれしいです(^◇^)
絵麻とおいちゃんが可愛すぎました!
ninin さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アニメオリジナル作品 全24話
上山高校アニメーション同好会に所属して卒業した5人(制作進行の宮森 あおい、原画の安原 絵麻、声優の坂木 しずか、3Dクリエイターの藤堂 美沙、脚本家志望の今井 みどり)を中心に、アニメーションを制作現場をリアルに描いた作品です。
今までたくさんの作品を観て来ましたが、本来なら裏に隠れている制作現場みれて良かったですね。
お話は2本のアニメーション作品を作る過程を描いています。2本とも是非観てみたいですね〜{netabare}(限界集落過疎娘も観てみたいですw){/netabare}
キャラは、かなり個性的な方々が多いですね。特に制作進行のタローちゃんは最初は好きではなかったですが、必要なキャラだと認めてからはそんなに気にならなくなりました。
お話はちょうど12話ずつ2本制作していてその前後に一番盛り上がりがありましたが、特に23話はウルウルしてしまいましたね。{netabare}おいちゃんの気持ちと涙にもらい泣きしてしまいました。{/netabare}
多少ファンタジー要素やコミカルに描いていた部分もありましたが、原作者とのやりとりの大変さ、絵を描くことの難しさや現場で衝突しながらもそれを乗り越える過程などを丁寧に描いていました。
仕事(現実)を忘れて楽しむためにアニメを観ている私にはちょっと仕事(全然違う職種ですがw)を思い出してつらい部分もありましたが、その逆に明日も頑張ろー!という気にもさせてくれましたね。
かなり特殊な作品だと思います。でも面白かったですね。観たことのあるような作品や某有名監督ぽいキャラでも出てきてますので、気になる方は是非観てくださいね。オススメです^^
OP 主に前後半2曲ありましたがどちらも爽やかな曲でした。
ED 後半の曲が好きでした。1枚の絵を作る作画も好きですね^^
最後に、これからもいい作品をたくさん作ってほしいと願いつつ、安全運転で仕事してくださいねw
れど さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2日に分けて一気に見た。見るのが全く苦にならなくてとても面白い作品。
れんげ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2014年秋より2クール放送。
全24話。
【前置き】
安定と信頼の作画で定評のあるP.A.WORKS制作。
振り返ると、「RDG レッドデータガール」(1クール)→「有頂天家族」(1クール)→「凪のあすから」(2クール)→「グラスリップ」(1クール)→そして本作「SHIROBAKO」(2クール)と、ここ1年9ヶ月休み無しで走り続けたP.A.WORKS。
その最後を飾ったのが本作というわけですね。
(私は「RDG レッドデータガール」は未視聴ですけど。)
ハッキリ言って、本作「SHIROBAKO」の前に放送された「グラスリップ」では、上げ過ぎた?期待に肩透かしを食らったのが本音でした。
よって、本作に関しては疑心暗鬼を拭えないままの視聴となってしまいました。
加えて第一話の冒頭にある、各主要キャラであるヒロイン(冒頭では女子高生)が、それぞれドーナツを片手にし
『ドンドンドーナツどーんと行こう!』
という掛け声のシーンでは、「あっ、コレはダメかもしれない。」と思ったのも、また本音です。
ただ、それでもやはり視聴をやめなかったのは、「有頂天家族」や「凪のあすから」の前例があったからでしたね。
結果として本作は、
「コレだけはどーしてもレビューして熱(苦し)く語りたい!!」
と思わせてくれるぐらいの作品へと化けてくれました。
嬉しい限りですね、切らなくて本当に良かった…。
えぇ…はい、ではでは…。
鼻水すするぐらい泣かされたので、もう好きに語らせていただきます……グスッ。
【あらすじ】
かつて、高校の同好会で一緒にアニメーション作品を作った5人の女子高生。
5人はそれぞれが、声、作画、脚本等と携わる分野は違えど、アニメ制作の仕事を志し、いつかまた一緒にアニメを作ろうと誓い合うのでした。
アニメーション制作会社「武蔵野アニメーション」に就職したメンバーの一人「宮森あおい」は、同社7年ぶりとなる元請け作品『えくそだすっ!』に「制作進行」として携わることとなり同じく原画マンとして入社した絵馬と供に忙しい日々を過ごしていました。
足りない原画、過労で倒れるスタッフ、こだわりから仕事を増やす監督、社内で対立する2D班と3D班、上がってこない絵コンテ、抜けていくスタッフ。
それらのトラブルと向き合いながら、宮森は多くの仲間、先輩に助けられながら、様々な人と出会い成長していきます。
そして、彼女と同じくアニメ制作に携わるかつての同好会の仲間達もまた、悩みや挫折を抱きながらもそれに向き合いながら「あの日の約束」という目標を目指して日々を歩んでいくのでした。
【語ってみる】
{netabare}
題名となる『SHIROBAKO』とは、制作会社が納品する白い箱に入ったビデオテープ(光学メディア)を指す映像業界の用語「白箱」に由来しているそうです。
本作は、その白箱の完成を目指し、アニメ制作の携わる実に多くの人間模様を描いた作品となっております。
故に、冒頭でも面食らいましたが、キャラクターが多い多い。
実際、これまでアニメで何度も見てきたエンディングクレジットを思い返せば、アニメ一話を作るのに多くの人間の力が結集されていることは、容易に理解は出来ます。
しかしそれをアニメとして各分野を面白可笑しく描いていくのは、ちょっと無理があるのでは?と少なくとも当初の私は感じたのです。
一応、冒頭では各キャラにテロップで「制作進行」「動画検査」「総作画監督補」等と役職を教えてはくれるのですが、アニメ制作に一定の知識を得た人間でもなければ、「だから何をする人なの?」という気持ちにもなっちゃいますし。
加えて、原作無しのオリジナルアニメである点でも、不安を更に助長してくれましたしね。
というわけで
「まぁ、大好きなアニメの中身が少しでも知れるなら、面白くなくてもいいか。」
ってな低いハードルで、冒頭は見ていた気がします。
安定と信頼のP.A.WORKS作画なので、その点では安心して見れましたし。
しかし、リアリティーを重視するのは良いのですが、物語としてはアニメらしい抑揚が無いので掴みも弱く、ヒキもあまり気にならなかったのは大きなマイナス。
ここで多くの視聴断念者が出たのではないでしょうか。
「凪のあすから」同様、どうしてもそういう構成になってしまう点は、惜しいところです。
そんな中、不意に心を動かされたのが、第4話「私ゃ失敗こいちまってさ」の、タイトルのシーンでした。
詳しくは後述となりますが、この辺りよりキャラクターの人間模様が、可愛らしいキャラデザインとは裏腹に非常に緻密で丁寧な設定のもとで動いているのが見えてきて、大きなターニングポイントはありませんが、少しずつキャラに魅入るようになってきたんですよね。
主人公「宮森 あおい」は『制作進行』。
この点に関しても、分かりやすい『声優』や『原画』ならいざ知らず、『制作進行』と聞き当初はホント冒頭でもお話しましたが「何それ美味しいの?」状態でした。
ですが作品を追っていけば、よく聞く『プロデューサー』が制作の方向性を決め計画を立てる立場で、『制作進行』は実際に周囲と連絡を取り合い計画を実行していき、皆の進行具合を管理する立場って感じかぁと、自然に理解していけるでしょう。
実際の動きは勿論のこと、「ミムジー&ロロ」といった可愛らしい人形が、その都度で描かれている現場について解説をしてくれるので、視聴者を置いてけぼりにすることのない配慮もありましたしね。
(加えて公式HPでは、専門用語についての解説もありました。)
声や効果音の撮影。
絵コンテのUPから、それをアニメにしていく段階。
それらを一つ一つ揃えて重ねていき、その都度チェックしリテイクして完成に持っていくという工程。
主人公が制作進行という立場上それぞれの現場の第一線に関わっていくので、その現場のキャラクターも自然と見えてきます。
そういう意味でも、主人公を制作進行にしたのは本作を描く上で自然な成り行きだったのでしょうね。
後述でも述べますが、だからこそサブキャラが輝き、各キャラの力が繋ぎ合わさり一つのシーンが完成する瞬間は、なんだか他の作品では味わえない爽快感があったのだと思います。
劇中、宮森ら武蔵野アニメーションは1クールずつ2本のアニメを制作するのですが、そういった意味でも本作が気持ちよくなるのはクールの後半部分。
なので、そこまでは是非とも見てから本作を批評の対象にして欲しいですね。
私的には、2クールが入った辺りより安定期に入り、以降は大きな抑揚も必要とせず4クールでも十分イケると思うぐらい、毎回楽しく見れるようになっていました。
ただ、そんな気持ちとは裏腹に回が進む毎にドンドンと面白くなるので、なんだかとても贅沢をしているような気持ちになりましたよ。
気を張っていないと物語から置いていかれるような作りでない点でも、有難かったですし。
しかし、やはり視聴者の根底にアニメ制作への興味が無いと、本作は「しんどい」と感じてしまう部分もあるでしょうね。
P.A.WORKSが以前に制作した、同じ「働く」をテーマにした「花咲くいろは」と比べても、かなり偏った業界ではありますし。
本作は、業界を通してアニメに興味を持つキッカケを与えてくれる作品というよりは、とことん拘り抜いてアニメ好きの人に存分に楽しんでもらおうという感じがの作りだった気がします。
内容としては、決してハードルの高い作品ではありません。
ただ、アニメが好きで内輪ネタも含めて興味があるような人でこそ、本作を100%楽しめる人なのでしょうね。
業界内の視聴率は、きっととんでもなかったことでしょう。
{/netabare}
【監督、水島努】
{netabare}
さてさて、本作を語る上で挙げたいスタッフ(現実のね)といえば、間違いなく監督を務めた「水島努さん」でしょう。
(我らが)劇場版クレヨンしんちゃんシリーズにも当初から主に演出で数多く携わり、「クレイジーボーイ」の異名の元その緻密さと拘りの強さを作品に存分に反映させる御方……といった印象を私は持っていましたが、本作はまさにその集大成といった感じではないでしょうか。
アニメとして全てにおいて「あるある」では済ませないにしても、現場での些細な会話や、妙に実際の特定人物に似せ描いたようなキャラ、そしてアニメ制作の実際の流れ。
劇中のアニメ制作の進行具合については、一日単位で区分けされたプロットの元で描いていたり、絵コンテを描くキャラにはそれぞれ専用担当を置いて統一感を図ったりと余念がありません。
中でも劇中で話題に上がった「伝説巨大ロボット イデポン」では、ちょっと既存作品を彷彿させ過ぎてしまった節もあったようですが、作品の世界が現実としても実際に流れているような気持ちにさせてくれて、とても好きな描写でした。
私は残念ながら違いますが、「伝説巨神イデオン」の影響を受けたアニメーターってとても多いようですしね。
こういった数々の拘りを感じると、作品に愛を注いだ側からすると、なんだか好きになった甲斐があるというか…嬉しくなりますよね。
そうそう特定人物といえば、水島監督曰く劇中に登場する愛され?キャラ「高梨 タロー」は、昔の自分だとのこと。
………なるほど、タローはやはり大物になるのか……。。。
どっちかと言えば、劇中の木下監督なのでは…と思ったら、あの監督は名前が似ていて懇意もある「水島精二監督」がモデルなのだとか…。
明言はされていませんが、写真を見れば一目瞭然でしたね…。
他にも関係者の中では、アフレコ現場等の舞台背景は勿論のこと、登場キャラも「○○さんにソックリ!」という話題がドンドン出ていたそうです。
業界内にいたとしたら本作を更に楽しめたのかぁと思うと、なんだか悔しくなっちゃいましたよ。
いやはや、今後もこの監督からは目が話せませんね。
{/netabare}
【拘る故に格好良い、ひたむきに一生懸命だから応援したい】
{netabare}
↑コレは本作の、劇中のキャラクター達(一部除く)全てにおいて言えることです。
だからこそ見ている側も応援したくなっちゃうんですよね。
中でも視聴者の心に大きな印象を与えたのが、同好会メンバー5人の中でも中々陽の目を見る機会に恵まれなかった「坂木しずか」(通称ズカちゃん)ではないでしょうか。
彼女はメンバーの中で、声優を志した女の子でしたね。
彼女を語るに辺り、まずは第4話「私ゃ失敗こいちまってさ」から振り返っていきましょう。
彼女はこの回で、
『俺様のハーレムが少しずつ崩壊しているかもしれないけどたぶん気のせいかしれない(仮)』
というアニメの、キャラクターのオーディションを受けるのです。
しかし本番では、緊張のあまり手は震え…声は裏返ってしまい、何度も何度も…果ては電車内で周りから白い目で見られながらも練習した台詞が、満足に演じ切ることすら出来ず落選してしまうのでした。
緊張の中の失敗で、本番中にもかかわらず咄嗟に謝ってしまい、「(演技を)止めない!!」と音響監督に叱咤されるシーン、そしてその後…涙ぐみながら歩いて帰る彼女の後ろ姿は、胸が締め付けられました…。
(そりゃオーディションを受けた中に、超売れっ子声優(演じていたのは、我らが田村ゆかりさん)が混じっていたら、余計緊張もしますよね…。)
次の日、久しぶりに同好会メンバー5人で飲み屋に集まりそれぞれが仕事の悩みを打ち明ける中、ズカちゃんは
「良いな…、仕事のことで悩めるなんて、ちゃんっと仕事してるってことだもん。」
と、社会人メンバーの中で自分だけがまだスタートラインにすら立てていないことに塞ぎこんでしまいました。
そして昨日の出来事を、再現ドラマで演じたというお婆ちゃんの声のままに、ふいに語り始めるのです。
「いやぁ、私ゃ失敗こいちまってさぁ…、
緊張して原稿持つ手が震えちまってぇ、肝心なところで声は裏返っちゃうしさ、もう散々……。。。」
途中から演じるのを忘れ…素の声に戻りながらも、明るく振る舞って語るズカちゃん。
けど、その彼女の笑顔とは裏腹に…周囲のメンバーは誰一人笑顔を見せることはありませんでした。
「家で何千回も練習したんだけどな…、本番では中々上手く行かないもんだね…、ヘヘ……。」
えぇ…、涙をこらえて笑顔で語る彼女の分も『私』は泣かせていただきましたよ…。
この回までは、実際そこまで本作に期待の目を向けていなかったこともあり、ふいに左ストレートを食らったかのような…思わぬ心境にさせられました。
このシーンがあったからこそ、私は本作を最期まで視聴しようと思えたんですよね。
そんな彼女は前半だけでなく後半でも、偶然にも他4人が同じアニメの制作に携わる中で、1人オーディションに落ちて足を止めていました。
実際は監督の第二候補にまで上がっていたのですが、本人はそれを知る由もなかったのです…。
それからも17話では、デパートのイベントで「梅ブー」という着ぐるみのキャラに、声だけでなく急遽中にまで入って演じたりしながら、
「私もそのうち皆に追いつくウメ!」
と言って健気に…そしてひたむきに前を向いていた彼女。
そんな彼女が第23話の最後、急遽登場が決定した、彼女が以前落選したキャラクターの妹キャラで登板され、ふいに登場した時は…もう涙が止まりませんでした。
そりゃもう現場にいた宮森よりも早くボロリと…。
本作を追っていた皆さんも、きっとそうだったのでは?
本作のクライマックスである、原作者と相反するという最大の壁。
そこから、
「目的地まで皆を導くのが監督なんだよね。」
という社長の優しくも熱い言葉を受けてからの、怒涛の監督の突入劇。
そして、打開策を経てのズカちゃん登場へと持っていく、この一連の流れ。
正直どこかでズカちゃんが作品に登板されるとは多分誰もが思ってはいたと思いますが、この流れはシナリオ構成としても、とても見事だと思いました。
ここで「彼女が登板される」かどうかは、「作品を完成させる」上ではそこまで重要ではなかったでしょう。
事態はもっと大きなところで動いていたのですから。
しかし視聴者としては、それ以上に彼女の登板が大きな衝撃だったんですよね。
そういう意味でも、彼女の起用から登場までをあえて大事にして描かず、23話の最後でサラリと登場し演じ始めるあの演出の妙。
久しぶりに本気でヤラれたと思いました…、大いに泣かせてもらいました。
このシーンに出会えたからこそ、私は本作をレビューしたくなったのですから。
さて本作の魅力的なキャラクターは、なにもズカちゃんだけではありません。
ただ、主要メンバー5人の中では、可愛さは…(*´Д`)ハァハァ…置いて…おいて…(*´Д`)ハァハァ…判断すると…。
どーしても、他のサブキャラの方が光って見えて、好きになってしまいました。
前文でも述べた通り、メインがしっかり描かれているからこそサブが輝くのかもしれませんが。
本作は、最初の印象からキッカケを経て、ガラリと印象を変え魅力的になるキャラが多く登場しましたね。
中でも、2クール目から登場した中途採用の制作進行「平岡 大輔」には心を動かされましたよ。
当初は、経験者とはいえ社内では新人であるにもかかわらず、宮森らへの無礼な言動や身勝手な行動の数々…。
加えて、とある御方との恋仲疑惑(後述)もあり、そういった意味合いでも視聴者から大いに反感を買ったキャラクターでした。
しかし彼は、宮森と同じ立場として過去に、大きな挫折を経験していたのでしたね。
それは、彼の仕事へのひたむきさを…180度変えてしまう程に…。
「糞安い単価で、クオリティとか言ってんじゃねぇよ。」
「オマエ、空回りしてるの気付いてる?」
きっと良い物が出来ると信じて、必死に周囲の間に入り制作進行を請け負っていた昔の彼が受けた、このような辛辣な言葉の数々。
第21話では、今度は彼自身が、
「クオリティを人質にするんじゃねぇ!!」
「この仕事まとめにやってたら続かねぇんだよ!!」
と語っていましたが、それも22話の彼の回想を挟んだ上で見ると、かなり印象の違ったものとなりました。
この台詞を吐いた時の彼の胸中は、一体どんなものだったのでしょうね…。
そんな中、飲み屋で酔い潰れふいに昔を語った彼が「馬鹿か俺は…」と自分に吐き捨てた時、隣にいたいつも脳天気なタローが
「ダイちゃんは、馬鹿じゃないよ…。
辛かったねぇ…偉かったねぇダイちゃ~ん、頑張ったねぇ…。」
と、涙ながらに優しい言葉をかけるシーンは良かったですね。
職場である以上、こういうタローみたいな人間は個人的には好かないのですが、やはり彼もこの「武蔵野アニメーション」に絶対必要なポジションなのだと改めて感じました。
それからの、平岡の仕事への向き合い方の急変ぶりを鑑みても……。
この2人が、いつかホントにバディーとして世界を取る様…見てみたいですね。
きっと平岡の方の負担は半端無いのでしょうけど、なんだかんだで信頼し合あえている2人の絵が容易に思い浮かべられちゃいましたよ。
作画班では、武蔵野アニメーションに古くから携わる年配アニメーター「杉江 茂」さんが大好きでした。
物腰柔らかな初老の杉江さんは、画風が今の主流である萌系からは合わないと評され前線から退き、外注の子供向けアニメの制作に携わり、自らを「会社のお荷物」と評しておりました。
誰もそんなこと思ってはいなかったのですけどね…。
しかし、著名な監督として知られる庵野……じゃなくて菅野監督からの言伝で、彼の動物の作画技術の天才ぶりを聞いた宮森は、スケジュールが迫る中で杉江さんに仕事を懇願したところ、彼はその実力を遺憾無く発揮するのです。
作品の作画監督であったゴスロリこと小笠原さんも、
「杉江さんの動物原画なら…、是非勉強させていただきます。」
と賛同し、それを機に会社の作画班が次々に手を上げて、杉江さんを中心に作画が進行。
その手腕と作画への拘りは、まさにこの道で長年生きてきた男ならではのものでした。
中でも印象的だったのが動画確認の際、周囲の誰もが凄く良いと思う動きですら「足の運びが気になる」と言い出し
「スミマセン、僕のミスです。自分で直しますので3時間だけ貰えますか。」
と自らへの厳しさを見せたところですね。
自分を卑下したまま老いを迎えた男が「自分にもまだやれることがある。」と気付き楽しく仕事に向き合う様。
もうメッチャクチャ格好良かったですね。
後にアドバイスをする杉江さんを作画班が囲んでメモを取るシーンなんかも、ニヤつきが止まりませんでしたよ。
そうそう、作画班の中では後半から原画に参加した、「久乃木 愛ちゃん」も良かったですね。
極度の人見知りから、対話は常に「安原 絵麻」の通訳(通称エンゼル通訳)を経てでないと周囲とコミュニケーションをとれなかった彼女。
当初は彼女に関しても、「仕事をする上でコレは流石にダメでしょ…。」と、少々受け入れ難い感情があったのですが……。
第22話では、大好きな先輩である絵麻の頑張りっぷりを見て彼女も奮起するのです。
それは、緊張のあまりまともに喋れず、いつも絵麻が通訳(何度も言いますが通称エンゼル通訳)してくれていた作画打ち合わせでの出来事。
単身で乗り込んだ彼女が、そこで初めてまともに喋った台詞
「コレは……!!! 下着!!!! ですか!!?」
には、大いに熱くなり大いに笑わせてもらいました。
「はい!! コレは下着です!!」
「ノアの下着です!!」
「それは!! 白いです!!!」
ってなオッサン連中の返しも含め私はこのシーンが、面白さに楽しさ、嬉しさに爽快感、そして私のほんの少しの下衆な感情も合わさり、キャラクター共々大好きになりました。
本作は、2クールを存分に使った上で制作の進行とともにキャラを掘り下げてくれるので、ホント不必要な回が一つもなかったように思います。
リアルな制作を描く以上、大きなヒキが毎回あるワケではありませんが、ドンドン好きになっていくキャラクター達が次はどんな仕事ぶりをみせるのか、ホント楽しみで見ていました。
作品において、女の子が可愛いに越したことはないですし、本作に関しても特に可愛い女の子は目白押しです。
ですが、やはりビジュアルで勝負出来ないオッサン達も含めてキャラクター性やシナリオで輝かせることが出来る作品って、名作が多い気がします。
そういう意味でも私は本作を、名作と位置付けたいですね。
{/netabare}
【総評】
本作は、アニメ制作の現場を、決して100%では無いにしてもしっかりと実情を見せ、それでいてしっかりと魅せてくれる作品です。
私的には、1年に1本レベルの名作と呼べる作品に出会えたと思っています。
私はアニメが大好きです。
そして、本作に登場するキャラクターも、それから多分この作品に携わった多くの人達も皆、アニメが大好きなのでしょう。
気持ちが良いじゃないですか。
大の大人が皆で寄ってたかってアニメキャラについて熱く語ったり、好きであるが故に時には本気で喧嘩をしてぶつかり合う。
その先にあるのは、作品のクオリティ。
格好良いじゃあないですか。
私はアニメは決して子供向けのコンテンツだとは思っていません。
ただ、そのアニメを作る人は皆、子供のように好きなものに素直に熱くなれるような童心を持っている人じゃないといけないと思っています。
きっと、そんな人達が自分達を投影して作ったアニメ、それが本作「SHIROBAKO」じゃないでしょうか。
またひとつ、お気に入りの作品に出会えました。
水島監督を始め、多くのスタッフ、そして武蔵野アニメーションの皆、ありがとう。
ではでは、久しぶりにまた長々と読んでいただき、ありがとうございました。
◆一番好きなキャラクター◆
『杉江 茂』声 - 小柳基さん
◇一番可愛いキャラクター◇
『矢野 エリカ』声 - 山岡ゆりさん
以下、低俗な駄文なので〆ます。
{netabare}
さて、前文でも少し触れましたが、本作の後半より登場する平岡には、当初ある疑惑が浮上しました。
それは、
「武蔵野アニメーション内で、叱られたい先輩第一位」(オリコン調べ)
&
「武蔵野アニメーション内で、チュッパチャップスを手渡されたい女性第一位」(オリコン調べ)
である金髪ツインテールの制作進行「矢野 エリカ」先輩と、旧知の仲ということもあり、
『『『 この2人は昔付き合っていたのでは? 』』』
というものでした。
このままでは一揆(私も含む)に発展しかねない緊迫した状況を重く見たスタッフ陣は、急遽水島監督自ら
「矢野と平岡は付き合ってないし、付き合ったこともありません」
とTwitterで言及し、事なきを得たのでした。
本当に……、本当に…良かったです。
矢野先輩と平岡は、ホントに『突き合って』ないんですよね?
………ねっ!!!
{/netabare}
タマランチ会長 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
metabo さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
毎回楽しく観ています。
アニメ業界をテーマとしていますが一話一話クローズアップされる内容が違うので広く業界をみれる作品でもあります。
この作品に出てくるキャラクターはみんな一生懸命仕事に取り組んでいるので、毎度、仕事に勉強に頑張って撃ち込もうと感化されてしまいます。
ミムジー&ロロと矢野エリカ様が好きなのでもっといっぱい活躍してほしいです。
■感想
完走しました。
この作品を観ることが出来て良かったです。
人にお勧め出来るアニメです。
青陽 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
SK さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ストーリがとてもいいとおもった。
2クールあり少し長いなとおもっていましたが、見始めるとどんどん見てしまいすぐに見終わってしまいました。
ホムンクルス さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
nk225 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
第14話 仁義なきオーディション会議!
森口 渚
出演作品
近年、実妹のようすが若干異変を感じるんだが(最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。)
天使のドリル(悪魔のリドル)
空のリゾット(天体のメソッド)
井出きらら
出演作品(一部)
ラブバンド(ラブライブ!)
サドカマゾカ(魔法少女まどか☆マギカ)
天城アミューズメントパーク(甘城ブリリアントパーク)
オーダーは亀ですか?(ご注文はうさぎですか?)
オールウォッチーズ(ストライクウィッチーズ)
『SHIROBAKO』第2Qスタート あおいたちに新展開!?
年明け1月より第2クール(第13話~)に入るテレビアニメ『SHIROBAKO』。昨年10月よりスタートし、アニメ業界そのものを描いた内容で話題を呼んだ。
シロバコとは、映像業界で使われる白い箱に入ったビデオテープの事であり、ひとつの作品が完成した際に制作者が最初に手にすることが出来る成果物だ。イラストや写真等で華やかに作られている販売用パッケージと比べれば、白い箱に入っただけのテープは地味かもしれない。しかし、そこにはクリエイターたちの想いが詰まっているのだ。
物語は、5人の夢追う女の子を中心に、シロバコの完成を目指し奮闘するアニメ業界にスポットを当て日々起こるトラブルや、クリエイティブな仕事ゆえに起こる葛藤や挫折、集団で作るからこその結束や衝突といったアニメ業界の日常を描いた群像劇。第13話からは、主人公の宮森あおい、そして武蔵野アニメーションに新たな展開が訪れる。
『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?
13位:万策尽きたー(SHIROBAKO)
業界の全てがわかる?「SHIROBAKO」 公式サイトでアニメ用語集を公開
アニメ『SHIROBAKO』が、アニメファン、そしてアニメ業界でも話題を呼んでいる。女の子たちの青春や日常を描くことで定評のあるP.A.WORKSが贈る最新作だ。
P.A.WORKSは『花咲くいろは』で地方の旅館で働く女子高生を描いたが、今回はそれに続く「働く女の子」の第2弾ともいえる作品となった。しかし、舞台になる場所は対照的だ。『SHIROBAKO』が描くのはアニメ業界である。
登場するのは、新米の制作進行、アニメーター、声優、3DCG、そしてライター志望の学生の5人。舞台となるのは、日本のアニメの集積地である東京とみられる。本編のなかにはアニメスタジオやアフレコスタジオなどが登場するだろう。
アニメファンなら誰でも興味を持ったことがあるに違いない、アニメ制作の現場を描く。アニメだからと言って妥協しないリアリティを持たせた水島努監督らしい作品になるという。一方で、そこは水島努監督、誇張やユーモアを入れつつのアニメで表現し、エンタテイメント満載だ。業界だけではなく、アニメファンにも楽しめる作品だ。
とはいえ気になるのは、リアリティだからこそ登場するアニメの仕事の実際だ。テレビを見ていても、アニメ制作の流れや、専門用語が分からない、ということもあるだろう。
そこで『SHIROBAKO』公式サイトでは、アニメ制作の流れを分かりやすい図で説明している。放送前にこちらで予習をすればばっちりだ。
さらに用語集も公開した。こちらはかなりコアな単語も含まれている充実の内容である。説明されてる単語は、40近く及ぶ。知っているようで説明するとなると難しい「絵コンテ」や「演出」「脚本」から、「作監入れ」「動仕」「まき直せ」などまで。単語の説明には「グロス出し」なんて言葉まで…。これを全部覚えたら、アニメ業界事情通になるかもしれない。アニメファンであれば、知識のためにも是非、一読してみたいところだ。
あのみ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
葵ジュニRSS さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
業界。群像劇。
私の歴代好きなアニメベスト10に入るであろう名作アニメ。
変な話、アニメ好きなら必ず見たほうがいい作品である。
アニメ業界の表の部分のみならず裏の部分まで描いているので、アニメ好きのみならず業界人たちもあるあるネタとして楽しんでいるようである。中にはガチで笑えないちょいブラックなネタもあるが。
実際にアニメに関わるすべての人達の群像劇でもあるので、楽しんで見ながらにしてアニメ業界にも詳しくなれる。
例えば、あるアニメの内容がひどいときは脚本家をすぐ叩きがちであるが、実際にはシリーズ構成が話の流れや構成を考え脚本家に割り当てて、最後は監督がそれを見て判断するので、一概に脚本家が悪いとは言えないのである。
他にも、作画マンが原画を描き、動画マンがその間を描き、それを作監がチェックし、演出がチェックし、監督がチェックし、撮影や編集の人がカッティングやダビングをし、声優がアフレコして。。。といったように、アニメーションは驚くほど分担作業の連続なのである。
今までたくさんのアニメを見てきたけど、実際には知らないことだらけで実に興味深かった。
またそれだけの人数が関わっている群像劇にも関わらず、一人一人のキャラクターは魅力的で、最初のほうはご丁寧に名前と役職まで表示してくれるため、非常に理解しやすい。分からない単語や作業工程があっても、サイトを見れば詳しい説明があるので安心。
ハズレ回といったものがまったくなく、話の構成がとてもうまいのも驚きである。毎回いろんなトラブルやハプニングがおき、そのたびにみんなで解決策を探って奔走する。そのたびにこちらも一喜一憂し、またキャラクターたちにも愛着がわく。
あおい達5人が少しずつ仕事に慣れてきて活躍する姿や、いろんな壁にぶちあたって悩み、乗り越えていく様子もうまく本筋の話とマッチングしていて感動すら覚える。
こんな素晴らしいアニメを作ってくれたことに感謝。
yu-ki!! さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
NoName69 さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
アニメでアニメ制作を描いちゃうというアイデアが非常に気持ちが良かったです。
ノンフィクションのようでフィクション。フィクションのようでノンフィクション。
いやフィクションなんだけどw
アニメ音楽制作の方に関わる僕としては作中蚊帳の外で少し寂しかったけど、まあ仕方ないよね。
将来アニメの仕事に関わりたい学生が観たら「え?じゃあやめよう」というところまで突っ込んで描いてたらそれはそれで評価できたんだけどそうではない内容でしたw
飽くまで夢を与えるわけであって奪うものではないという前提でしょう。
そういう作品モラルの話は抜きにして観ていて「沸き立つ何か」がある作品だと思いました。
そして爽やか。花咲くいろはも良かったのでまたこの働く女の子シリーズ観てみたいです。
直球 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
物語は将来アニメの制作に携わることを夢見る5人の女子高生がその目標に向かって日々努力していく内容のアニメ。5人で夢を誓った日から月日が過ぎ、アニメーション会社で働くことになったところからストーリーは始っていきます。
個性豊かなキャラが多く、笑える要素も結構含まれていたので楽しめました。そして、1つのアニメを作り上げるには色々な人々の協力があって出来るもので、その一人一人の思いがカタチになった時の喜びは相当なものなんだなと感動が伝わる。そんな作品です。
アニメ制作に対する情熱や思いがすごく伝わってきます。
実際のアニメ制作がどれだけ大変なのか。このアニメを観れば想像がつきます。将来アニメの仕事に就きたいと思っている人も絶対観た方がいいです。
実際はアニメで描かれていたものより何十倍も大変なんでしょうね。
この作品を観て一番感じたのは、アニメ制作に携わる人々への尊敬の念です。今では様々なアニメ作品が世の中に存在していますが、どの作品にも制作した人々がいるわけで、今の自分がそのようなアニメを観れているのもその人たちがいるからこそなんだと認識しました。そんな彼らに今の自分ができることはアニメに込めた想いや情熱を心で感じいつまでも忘れず残していくことぐらいです。
アニメ制作に携わっている方が見ているかどうかわかりませんが、この場をお借りして言わせて下さい。
「アニメを作ってくれてありがとう。これからも応援してます!頑張って下さい!」
Ndznv90046 さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
SHIROBAKOのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
SHIROBAKOのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。
5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。(TVアニメ動画『SHIROBAKO』のwikipedia・公式サイト等参照)
木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、髙野麻美、大和田仁美、西地修哉、松岡禎丞、山岡ゆり、吉野裕行、茅野愛衣、松風雅也、中原麻衣
原作:武蔵野アニメーション、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:水島努、シリーズ構成:横手美智子、アニメーションキャラクターデザイン:関口可奈味、美術監督:竹田悠介/垣堺司、色彩設計:井上佳津枝、3D監督:菅生和也、撮影監督:梶原幸代、特殊効果:加藤千恵、編集:高橋歩、音楽:浜口史郎、音楽制作:イマジン、プロデュース:インフィニット
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2020年2月29日
いつかアニメーション作品を一緒につくろうと、ひょうたん屋のドーナツで誓いを立てた上山高校アニメーション同好会の5人。卒業後、5人はそれぞれアニメーション制作に携わる。宮森あおいは「えくそだすっ!」「第三飛行少女隊」の制作を経て、少しずつ夢へ近づき、「自分が本当にやりたいこと」を考...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年秋アニメ
かわいい外見と世を舐めきったメンタルを持つ女子大生・烏丸千歳。 夢と希望と野心を抱いて踏み込んだ声優業界で、彼女が目にしたのは、おかしな業界のシビアな現実の数々だった――。 仕事なし×やる気なしの新人声優・千歳に、人気声優への道は開けるのか!?
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年夏アニメ
現役声優・あさのますみの体験に基づいた、声優のリアルな日常を描く人気同人誌をTVアニメ化した作品。新人声優・一之瀬双葉はある日「仏戦士ボサツオン」のアフレコスタジオで萌咲いちごと小花鈴と出会う。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年秋アニメ
あおいとひなた、ふたりで始めた山登りは、標高197mの天覧山、599mの高尾山、1786mの三つ峠山と徐々に標高を上げていく。 ふたりの思い出の山である谷川岳にも登頂し、関東の名峰を周るうちにここなやかえで、ほのかといった仲間も増えて充実するアウトドアライフ。 山への知識、道具、体力を充実さ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年夏アニメ
高校を卒業して、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲームを作った制作会社「イーグルジャンプ」へ入社した青葉は、そこでそのゲームのキャラクターデザイナーを務めていた八神コウと出会う。 憧れの人の下で働くことになった青葉は、初めてのお仕事に戸惑いながらも、コウを始め個性的な先輩社員に...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年夏アニメ
この夏、あおいが、ひなたが、かえでが、ここなが、そしてほのかがTVアニメに帰ってくる! そして新しい友達との出会いも……。 今度はどの山に登ろうかな?
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年10月11日
山に囲まれた町に住む、17歳の高校二年生・相生あおい。将来の進路を決める大事な時期なのに、受験勉強もせず、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日。そんなあおいが心配でしょうがない姉・あかね。2人は、13年前に事故で両親を失った。当時高校三年生だったあかねは恋人との上京を断...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年冬アニメ
神奈川県、金沢百景。風光明媚なその地で学生生活を送る少年、北条文太郎には、将来の夢がなかった。やりたいことを見つけられない、そんな焦りを抱き始めていたある日、彼はミステリアスな同級生の少女から、一緒にゲームを作らないかと持ちかけられる。その提案に、初めて何かを成し遂げることが...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。そんな浅草の才能に、プロデューサー気質の金森さやかはいち早く気づいていた。さらに、同...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年春アニメ
主人公、木春由乃(こはるよしの)は、田舎から上京し短大の卒業を間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。 東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと夢みて、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は920円。このままでは、田舎帰って普通のおばさんに...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生。モノクロームだった彼の日常は、一人のヴァイオリニストとの出逢いから色付き始める。 傍若無人、喧嘩上等、でも個性あふれる演奏家・宮園かをり。少女に魅せられた公生は自分の足で14歳の今を走り始める。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。 5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
主人公・可児江西也は、転校してきた謎の美少女・千斗いすずから、いきなりマスケット銃を突きつけられ、デートの誘いを承諾させられた。いすずに連れられやってきた場所、そこはダメ遊園地として悪名高い甘城ブリリアントパーク(甘ブリ)だった。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る戦争に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
システムが正義を下し、銃が人を裁く近未来。 銃の射手として犯罪者を追う刑事たち。 システムを逸脱する犯罪に直面したとき、果たして── 人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった近未来。人々はこの測定値を「PSYCHO-PASS (サイコパス)」の俗称で呼び、その数値...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
──その学園は、少女達の果樹園だった。 外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。 守るべき物を見失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、 その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。 そして少年は、その学園で少女達と出会...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後も見た目は人間そっくりに擬態する、彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。絶大なる魔力を有し、人々から敬われ、時に恐れられる存在<聖騎士>に守られた『リオネス王国』。王国の王女エリザベスは、たった一人国を離れ、 ある者たちを探す旅に出ていた。それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
神世紀300年─── 始まる”勇者部”活動!? 結城友奈は中学2年生。毎日学校へと通い、たくさんの友達に囲まれながら授業を受けたり、部活動をしたり、遊んだりと、平穏に過ごしている。その生活スケジュールは、どこにでもいるごくふつうの女の子。 だがたった1つ、他の子たちとは決定的に違う部分...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2014年11月15日
われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか――。 地球はナノハザードにより廃墟と化した。 その後の西暦2400年、大半の人類は知能だけの電脳世界ディーヴァに生きていた。 電脳世界に住む捜査官アンジェラは、 闘力を誇るスーツ・アーハンを身につけ地上...