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「SHIROBAKO(TVアニメ動画)」

総合得点
91.4
感想・評価
3734
棚に入れた
15456
ランキング
34
★★★★★ 4.2 (3734)
物語
4.3
作画
4.2
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.2

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SHIROBAKOの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

りは さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お仕事って楽しい

とてもリアルな登場人物とストーリーでした。
お仕事は大変だけど、
いつかきっと「楽しい・良かった」と思える
気がしました。

『えくそだす』『第三飛行少女隊』のクオリティ
がとても高くてびっくりしました。

私もお仕事頑張ります。

投稿 : 2021/12/21
閲覧 : 271
サンキュー:

11

うぐいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

2話切り

高梨が受け入れられない。

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 347
サンキュー:

2

ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ制作のアヴァロン(理想郷)、ここに

あにこれ総合ランクで堂々の26位、
アニメ制作現場を描いた数少ない作品の一つとして、
みんな大好き『SHIROBAKO』であります。

制作はP.A.WORKS、内容は完全オリジナル。
よく『マンガ家・マンガ道』をモチ-フにしたマンガ作品がありますが、
あれのアニメ制作版と考えていただければほぼほぼ間違いないかと。

アニメ全般、特に制作に興味がある方へは
制作工程のチュ-トリアル動画みたいな側面も持っていますね。
業界用語が多いので初心者には敷居が高いかもですが。

僕は『制作』ではなく『製作』サイドの経験しかなく、
プリプロ以降は脚本(ホン)読みとアフレコぐらいしか顔を出してないので、

  へえ、ラインの人たちってこんなことやってたんだ、

みたいに遅まきながらいろいろ勉強させていただいた作品でもあります。

たよんなくて申し訳ありませんが、製作委員会の幹事なんてそんなもんです。
てか、調整とソロバンと権利処理の毎日で、
いちいち制作ラインにちゃちゃ入れてるヒマなんてあるかいっ!


ちなみに、本作制作P.A.WORKS代表の堀川さんは、この作品を
  あるある        50%
  こんなんだったらいいな 20%
  ねえよ         10%
  え、?         20%
と述べておられて、それはまあそうなんだろうなと思います。

だから観る側も、
これがアニメ制作現場のリアルな姿だっ、感動したっ、
なんて鵜呑みにせず、話半分で見るのがよろしいのではないかと。

  実際、僕ごときが見ても「ねえな」ってのけっこうありますし。


まあ、そういうのは後回しにするとして、
まずは作品本編のおさらいから。

作品は全24話。
前12話と後12話ですっぱりとお話が分かれていまして、
前半12話は、舞台となる武蔵野アニメーションが、
久々の元請けオリジナルアニメ『えくそだすっ!』を作るお話です。
{netabare}
お話は、すでに各話制作がスタートしておりまして、
新米制作進行の宮崎あおいが様々なぐだぐだに頭を打ちながら、
アニメ制作の現場を少しずつ覚えていく展開になっています。

原作がない分、制作事情はかなりシンプルで、
トラブルの内容もトラブルメーカーも、内輪限定になります。

内容的には、ダメダメ制作進行の高梨太郎はさておいて、
作画クオリティにこだわりを持つ熱いモノづくり、
アニメ-タ-にスポットがあたったお話がメインになっています。

  熱く語っている割に、
  肝心の『えくそだすっ!』がちっとも面白そうじゃないのですが、
  それはまあ、劇中劇なんてそんなもんだということで。  
{/netabare}

そして後半12話は、いわゆる版権モノ、
人気マンガ『第三飛行少女隊』のアニメ化のお話です。
こちらはいわゆるプリプロダクション、
スタッフ選定だのキャラデだの劇伴だのオーディションだの、
各話制作に入る前のごちゃごちゃ作業からのスタートになります。

現実的には、制作が動き出す前、そんじゃまやりましょうかという話になってから、
座組みにはじまり、予算編成だの権利処理だの枠取りだのBPだの、
いわゆる『製作』作業が山のようにあるのですが、
本作でいうとそれはナベPの仕事ということでまるっとカットされています。

  まあ、アニメにして面白い話でもありませんしね。
  それよりは、普段まったく日の当たらない美術さんとか劇伴とか、
  そういうところにスポットあてたのは正解なんじゃないかと。


で、オリジナル作品と版権モノの大きな違いは、なんと言っても、
   監督が好き勝手にものごとを決めてはイケナイ
という一点に尽きます。早い話、原作者がNOといえば全部NOになるんです。

知らない人がけっこう多いのですが、
  『アニメ化することをOKすること』と
  『アニメにおける原作への足し引きをOKすること』は、
法律的にまるっきり別の行為なんです。

前者の権利は契約によって出版社がもつことが多いのですが、
後者は原作者(著作権者)個人が持つ、譲渡不可の権利なので、
いちいち本人にお伺いを立てなければなりません。

たとえアニメ化の許諾をうけて正式な契約書を交わしていたとしても、
原作者が『この台詞を変えないと放送は認めない』なんて言い出したら、
ほんとうに放送できないんです。

  恐るべし、著作権法。知財の勉強がんばろう。
{netabare}
本作でいうと、プリプロ時にコミックスの既刊が五巻しかありません。
さらに一話当たりの脚本がペラ92枚(ふつうは80ぐらい)とか、
かなり書き足さないと原作食いつくしちゃうのがあらかじめ見えています。

  それなのに、キックオフ(制作と権利者の顔合わせ)時に、
  原作者が顔すら出していない。
  もう、後からもめるのが必至のスタートです。

案の定、キャラデから強烈なリテイクくらっているわけで。
(まあでも、この件で原作者がモノ言うタイプとはっきりわかるわけです)

それなのにシリ-ズ構成(各話の大まかな内容)の承認もとらず、
最終話、まるっきりオリジナルストーリーの脚本を、
担当編集のいいかげんな一言で制作すすめさせちゃうとか、迂闊すぎるだろ、ナベP。

案の定、とんでもないタイミングでリテイクが出され、
ドタバタの末に「ねえよ」の一言ですむような着地で解決し、
最後は人海戦術、力技で押し切って、めでたしめでたしの大団円となります。

  ちなみに、僕がプリプロ以降も脚本読みとアフレコに参加してたのは、
  そういうトラブルを未然に防ぐためです。
  脚本読みは改変箇所が一番はっきり出るところですし、
  アフレコも、脚本の現場修正と役者さんのアドリブがありますから、
  製作幹事としては、出ておかないと後がこわいわけなんです。
{/netabare}


僕的なおすすめ度としては、
アニメ全般に興味のある方限定でAランク、
優良な職業ドラマを探している方にはBランクという感じです。

ただし、先にも書きましたが『あるある50%』の作品であり、
  これがアニメ制作の熱い現実、知られざるリアルだ、
みたいに解釈されるのはいかがなものかと。
他の方のレビュ-を拝読していると、ちょっと心配になっちゃいます。

プリプロやリテイクで予算の話が一度も出てませんしね。
基本は品質と納期の話ばっかり。
それだけで進めていいならどんなに楽なことか。

  現場のアニメ-タ-はそれでいいかもしれないけれど、
  制作デスクはそれでは『あかん』のではないかと。
  おそらくは、複雑な上に泥臭いからあえて割愛したのだと思いますが。


物語そのものは、単なる『職業紹介』にとどまらず、
夢やあこがれから業界にとびこんだ若者の悩みや成長譚が描かれていて、
いわゆる『お仕事アニメ』の本道をきっちり抑えています。

女子高OGの遠い約束とか、
どんどんドーナツど~んといこう、という決め台詞とか、
相変わらずP.A.WORKSのふわふわしたところは好みが分かれるかな。
僕は正直、ちょっと苦手です。
お人形さんにしゃべらせるのも、必要性はわかるけど、なんかちょっと。


映像は、かなりリキ入ってます。
こうこだわったからこういう映像になった、という説得力がすごい。
作画の乱れも極小で、高レベルで安定しています。

ただ、関口可奈味さん、キャラデもうちょっと描き分けて欲しいな、と。
相変わらず、主要キャラの見分けがつきにくいんですよね。
画面がモノトーンになったらどれが誰かわかんないんじゃないかな。


お芝居は、決して悪くはないんだけど、可もなく不可もなくですね。
音監兼務でやった水島監督の方向性だと思うんだけど、
あまりにも素直なお芝居過ぎて、いまいち耳に残らない印象があります。
  まあ、そこがいい、という方もいるだろうから、
  あくまでも好みの問題ですね。うまいへたのお話ではありません。
個人的には、井澤詩織さんが頑張っていたなあ、と。


音楽は、OP・ED、劇伴含めて全く耳に残っていません。
あくまでも僕的には、という話ですが、
手を止めてまで聴き入る要素がなかったというか、
たぶん街で流れていてもぜんぜん気が付かないだろうな、と。

  もちろんそれも『好み』の問題であって、
  楽曲としての良し悪しというお話ではありません。


個人的な押しポイントなんですが、
業界の大御所(をモデルにした)キャラがあちこち出ていて、
  ええんか、これ?
とかいうの楽しかったですが、狭すぎるのでここでは却下。

おなじく狭い話で恐縮なのですが、
リアルな制作現場積年の恨みが噴出したような、
社外関係者とのやりとり・演出がかなりツボにきました。

とりわけ気に入ったのは、
役者オーディションと『第三飛行少女隊』担当編集・茶沢の下りです。
一人で「あるある」と手を叩いてしまいました。
{netabare}
  オ-ディションは、もちろん座組み(出資者のメンツ)によって違いますが、
  おおむね「あんなもん」ではないかなと。
  発言は過激にデフォルメされていますが発言主旨はあんな感じです。

  自称『マーケタ-』で芝居の『し』の字もわからん方が、
  好き勝手にひっかき回してくれやがります。
  おとしどころ探しは、たいてい製作にお鉢が回ってきます。軽く死ねます。


  編集の茶沢も「いるいる」ですね。
  もちろんデフォルメされてはいますが、
  こういう『会社・作家の偉さ』を『自分の偉さ』と勘違いしてる方、
  ほんとうにいるんです。

  初対面で名刺すら『切れた・忘れた』で渡さないっていうの、
  大手企業の正社員でそんなに非常識なやついね~よ、作り話だろ、
  そんなふうに思う方がほとんどでしょうが、
                      実話です。
  僕だってやられた経験ありますもん。

  こういう方が口で言う半分でも仕事してくれたらどんなに楽か、
  そういうのが、製作・制作共通のホンネであったりします。
{/netabare}


ちなみに、僕がこのレビュ-にアヴァロン(理想郷)なんてつけてるのは、
予算の話がないこともそうなんですが、
それ以上に『情熱を注げる作品にかかわれている』というのが理由です。

ここから先は、ちょっとイタい話です。
本編とはあまり関係ないので、
例によってネタばれで隠しておきますね。
{netabare}

おそらく誰でも名前を知っている超有名役者(声優)さんなのですが、
ちょっと「使いにくい」という理由で、
しばらくの間、音響関係者から敬遠気味だった時期があります。

その方は役作りにものすごく誠実で、アフレコの現場でも
  「このキャラにこの台詞って、設定と矛盾してますよね」
  「ここで怒る理由ってなんですか? 話せばすむことですよね」
  「これ、好きになる理由になりませんよね? 見かけの問題ですか」
みたいなことを、熱心に監督・音監に詰め寄ったりしていたそうです。

すごく前向きで素敵な話だと僕は思ったのですが、
その話を僕にしてくれた方曰く、
  そういうことを言い出したら収録できる作品がほとんどなくなってしまう
から困るんだそうです。
みんな飲み込んでやってるんだから大人になれよ、と。

ちなみに、アフレコ後に仕事が入ってない役者さんは、
先輩が後輩を引き連れてメシを食いに行くのが半慣例なのですが、
そこではキャリア充分の人気役者さんがげんなりした顔で
  あれでOKはないよなあ
なんて愚痴を言い合ったりしている光景が珍しくないそうです。

そんな作品ばっかり、とまでは言いませんが、
そういうふうに音監や監督までもが半分以上匙を投げていて、
テンプレで流して納品しときゃいいや、という作品が『多い』のは事実です。

音響現場がそんな感じであるならば、
アニメ-タ-さんたちの現場も推して知るべしです。
ひょっとしたら、もっとひどいんじゃないかな。

  そしてそういうのが『話題作』『目玉作品』『人気作』になったりもするわけで。

本作で、平岡大輔は若いころ夢多き新人制作マンだったのに、
やる気のない先輩に感化されてやさぐれてしまったというくだりがありますが、
ひょっとしたらそれも「あるある」なんじゃないのかなと僕は思います。
{/netabare}


本作のような『熱いモノづくり』の現場がないとは言いません。
限りある予算とスケジュールの中で、
血のにじむような努力をしている方がたくさんいらっしゃいます。

だけど、本作と真逆の『ガーリッシュ・ナンバー』みたく、
あいたたたの現場もまた「あるある」なんです。
というか、数としてはむしろあっちの方が多数派、みたいな。

あっちは人気ランキング1704位、本作は26位。
みなさんのレビュ-を拝読していても、
あっちが『邪道』で本作が『正道』みたいな感じになっています。

  まあ、あっちは役者さんがメインの話ですしね。
  現場的には、どっちも「あるある50%」の作品なんですけど……
  いやもちろん、あっちゃイカンというのはわかりますが。


ちなみに、みなさんも名前ぐらい聞いたことあるだろう某大御所作監は、
たとえそれが動物モノのアニメであっても、
悲しいシ-ンの原画は涙を流しながら描いていたそうです。

そこまでは何とか理解できるのですが、それだけではなく作監修正、
他のアニメ-タ-が描いた原画に修正をくわえる時ですら、
涙を流しながら修正していたという話です。
いかに深く感情移入し、魂を込めてエンピツ走らせておられたことか、
頭の下がる思いがいたします。

そういうアニメ-タ-さんなり作品なり、増えて欲しいですよね。
ほんとうに、心からそう思います。
そういう方々が本気で、思いっきり、楽しく働ける業界であって欲しい。

ただ、現実的なマーケットに目を向けると
  もえ~~~っ
  おにいちゃ~~~ん
  きゃぴっ、えっちぃ、ふえええ~~ん
みたいなニーズというのが厳然と立ちふさがるわけでありまして。

  アヴァロンを目指す行くてを遮るもの、
  アニメの敵は、実はアニメであったりするんです。
  すっごい手強いんですよ、これがまた。

投稿 : 2021/12/17
閲覧 : 474
サンキュー:

37

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Take Off !!!

オリジナル作品。
PA社の作品は「凪あす」「グラス」を途中下車してたのでおそるおそる視聴開始。まぁ個人的に恋愛モノは苦手な部分があるのであの二つは止む得負えないかな。おおまかに言えば5人の少女がアニメ業界に夢を持って入り、そこでそれぞれの壁に当たりながら努力し成長する話。2クールで前半は主人公が1制作担当として日々奮闘し、後半は頭を張って1つの作品を作り上げる様が描かれています。非常につくりも丁寧ですし、アニメ制作の裏側もしっかり描いてあって最後まで飽きなかったです。アニメを題材にした「バクマン」的な感じかな(作者と制作側の違いはあるけど)。なついロッキーや戦闘機の動きなんかもあってミリタリー好きの私は逃げれなくなりました。
普通に社会人してる人から見るとちょっとリアルと被って胃が痛くなる所もありますが、改めて自分の仕事に対する気持ちや未来をふと考えさせられたり反省したりしちゃいました(笑)。
また、自分が酷評してる作品も大勢の人が何かしらの情熱や愛情を持って(限られた予算の中で)作っているんだよなぁと思うと・・・何か切なくなりました。


私のツボ:♪あのねのね~(あのねのね)


劇場版視聴済(2021.12)
TV本編の4年後の物語。120分という大作にしては中身が今一つというか・・・。少なからず各々の立場が成長だったり挫折だったり引退だったりしてるわけですが基本的にアニメが好きっていう志みたいなものはそのままに日々過ごしているという感じです。それはそれで素敵な事ではあるのですが物語としてのインパクトはないんですよね。
瀬川さんあたりが結婚してとか、5人組の一人が別の業界に移ったけどやっぱりみたいなありきたりでもいいので、熱くなる話の軸みたいなものがほしかったなと。まぁ素人の朝知恵ですが・・・ね。

投稿 : 2021/12/02
閲覧 : 405
サンキュー:

21

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お仕事系バタバタコメディでも感動できる!

アニメ好きの主人公の女の子がアニメーション制作会社で成長していく話ですね。学生時代にアニメ制作を夢見た5人の女の子が社会に出て本物のアニメ制作に関わっていき、さまざまなトラブルに合い、悩みながらもながらも前向きに夢に向かって突っ走る。とにかく5人組がいい子過ぎて常に前向きで気持ちの良すぎる位のアニメです。ドタバタですが23話の最後は感動して泣きました。キャラデザインは可愛いですが、恋愛要素はありません。音楽や声優さんもとても良かったと思います。追記:車の運転シーンが激しいけど、今だったら苦情とか来るのかな・・・。そういう苦情のない時代が来るといいな・・・。

投稿 : 2021/11/28
閲覧 : 193
サンキュー:

6

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメレビュアーの必履修作品

アニメーション制作のことはアニメーション制作会社がよく知っている────しかしその実情を語るにはあまりにも黒すぎて描くのが憚れる内容を可愛い女の子を中心にして全てぶちまけた本作は正に「発想の勝利」という言葉を与えるに相応しい。
普段、私たちはアニメというものをお手軽に視聴している。そして総集編や作画崩壊、シナリオの破綻があればSNS等でそれを指摘し監督や脚本家、制作会社などを批判する。“批判”自体は悪いことではない。しかしなぜそんな批判されるシーンが生まれてしまうのか。なぜアニメ業界には常にトラブルがつきまとうのか。ぶっちゃけ誰が悪いのか。本作を視聴しておくとその考えられる様々な“理由”を把握することができ、正しい批判が出来るに加えて少しだけアニメ作品に対して優しくなれるかもしれない。

【ココが面白い:制作進行の仕事風景】
主人公はアニメ制作会社・武蔵野アニメーション(以下、ムサニ)の【制作進行】という役職に就く新人OL・宮森あおい。制作進行はアニメの制作スケジュールを組み立てて人材の確保や原画の回収・配達を行う職業である。少し調べればわかるが無茶苦茶にハードな仕事であり、本作を観るだけでもそれがよく伝わってくる。そんな「ブラック度合い」を一種のギャグにしつつもアニメ会社の様々な部署を走り回る制作進行を主人公に据えるのは、アニメーション制作の全てを曝すのにはうっけつけだったようである。
当たり前だがアニメは人が作っているものだ。人が関わる以上、ミスやトラブルはどんな仕事にでも付きまとう。同僚のミスの皺寄せが頼りにしてたアニメーターの過労を招き、それをなんとか解決しても監督のちょっとしたこだわりで今までの作業が白紙に戻されてしまうことも────様々な人がアニメ制作に関わっているからこそ制作進行の組み上げたスケジュールは絶対に思うようにいかない。時間が削られ文字通り「1分1秒」を争う状況に追い込まれる様は独特の緊張感を視聴者に与えてくれる。

【ココも面白い:もはや業界あるある同然の生々しいトラブル】
1クール目はオリジナルアニメ、2クール目は人気マンガのアニメ化を描く本作。各々に違ったトラブルが舞い込むことで長尺ながら視聴者を飽きさせない作りになっている。
中でも一際面白いのが第14話のキャスティング会議だろう。
{netabare}純粋に声優としての実力や声質とキャラとの相性で選びたいムサニに対して「人気作品には知名度のある声優さんを使うのが鉄板でしょ」と言うゲームプロデューサーが1人。「歌えない声優は今時ありえない!」と言う音楽関係のスポンサーが1人。「今時と言うならルックスも重視しないと」と言うイベントプロデューサーが1人────この3人が語気と勢いだけで会議を散々に引っ掻き回す様子がゲス過ぎて笑えてしまう。
特に1人は子安武人だ(笑) 推すのは本職がグラビアアイドルの棒読み声優であり、アフレコ後の彼女との飲み会を楽しみにしている。棒読み声優が起用された理由を「枕営業じゃないか」と邪推するのが私たちレビュアーの御約束だが、「その通りです」と言っているようなものである(笑)
しかし、各々の立場も鑑みれば例え棒読み声優でも推してくる事情はよくわかる。円盤(Blu-ray/DVD)が売れる要素は1つでも多いに越したことはないのでネームバリューのある俳優を起用したい。キャラクターソングを売りたいから歌える娘を推したい。顔出しイベントを企画したいからスタイルの良い娘を使ってもらいたい。私たちにとってアニメというのは一種の芸術鑑賞なので何よりもクオリティーを重視してほしいところだが、制作側やスポンサーにとってはかけた予算を回収し利益を出したい“ビジネス”として1作品を扱うのである。{/netabare}
そんな赤裸々な制作事情をユーモアたっぷりに盛り込んだエピソードの数々が面白く、「よくこんな話が許されたな」と感心すら覚えてしまう。

【そしてココがすごい!:わずかな『虚構』で緩和されるストレス】
アニメ制作の生々しい風景を一部始終見せる本作であるが、その中にちょっとした「嘘」も混ぜている所がミソだ。
わかりやすいところなら会社の男女比率。明らかに女性が多く、全員可愛い。P.A.WORKSらしいつぶらな瞳を持った女の子たちに加えて、クール系なのに職場でもゴスロリ衣装を着こなす小笠原さん、切れ長でスタイル抜群な薄幸美人を醸し出す瀬川さんなど、こんな魅力的な女性が豊富な職場って現実じゃあり得ないよね(笑) そして────
「あの作品の中で起こるトラブルは割とリアル。でもあんなに綺麗に解決するのはファンタジー」(Twitter, 緒方てい, 2017)
これが2クールもあるSHIROBAKOという作品をサクサクと完走し「面白かった」「見てよかった」と思えた部分だと思う。
ハッキリ書いて本作のトラブル解決は理想でしかないパターンも多い。たまたま上手くいくのは正にアニメだけの話であり、本来なら様々なトラブルは解決されることなくスケジュールを圧迫し、納期を守りきれずに総集編を入れるか、クオリティを落として「作画崩壊だ」と叩かれる選択肢しか残されていかないだろう。
だがそこはアニメ。「万策尽きた」とはよく口にされるけどもその実、何かしらの策が用意されている。トラブル自体はリアルに生々しく描きながらも、それを理想的に解決する「夢」のような展開でトラブルの抑圧と解放による“爽快感”を生み出している。その夢に向かってムサニの社員が各々のスキルをいかんなく発揮するシーンにも見所がある。鼻持ちならないキャラクターに顔が曇る展開も多く描かれる本作だが、そんなストレスを長くても2話以内には解消するという構成が本当に非の打ち所がなく素晴らしい。
{netabare}個人的には萌え絵が描けず「会社のお荷物」と自嘲していた杉江さんが第12話で監督の無茶ぶりに唯一応えられ、八面六臂の活躍を見せる展開にとても感動した。いつどこで自分の能力が重宝されるかわからない。老人が現職に就き続けることを快く思わない人も少なくないが、彼からは愚直に仕事を続けることの大切さを学べた気がする。{/netabare}

【でもココがひどい?:専門用語の解説はほぼ無し】
欠点を挙げるなら、本作はアニメーション制作に関わる用語の説明などをあまりしないため、視る人がそれらの用語を知らないと楽しめない部分もある。やたらと出てくるのは「ラッシュ」「グロス」「クリンナップ」「ダビング」など。ダビングはアニメ用語だとコピーすることではないので注意。
調べればすぐに意味がわかる用語ではあるが、逆に言うと解説シーンがないので自分で調べないといつまでもわからない。2クール目に入ると新人の【制作進行】が入ることでようやく劇中の研修シーンを使って用語解説をしてくれるのだが、ほとんど「打ち=打ち合わせ」の解説ばかりでどうにも痒いところに手が届かないのである。
Bパート終了かエンディング終了後に用語の解説コーナーみたいなのがあっても良かったとは思う。本作を観終わってない人は事前に公式サイトの「Words」項目で用語を調べておくといいかも知れない。この手間隙を惜しく思わないほど本作は確かに面白い。

【主要キャラクター評価】
宮森あおい
「P.A.WORKSのお仕事アニメは曇る。『花咲くいろは』がそのいい例だ」と覚悟していたが、彼女の明るく前向きな性格、コロコロと変わる豊かな「表情」がそんな心配を緩和させてくれた。ありがとう、おいちゃん!
仕事ぶりも新人にしては有能で、例え業界の大御所にも物怖じせず、自らの意見をしっかりと述べる所が正に主人公。本作が描くアニメ業界がリアリティーに欠ける要因にもなっているが、彼女がいたからこそこのアニメを「萌えながら」完走できたと思う。個人的に宅配のお兄さんに泣き付いた時の顔がツボ

安原絵麻(やすはら えま)
中々、胃に来るシリアス話を担当してくれましたね……。
どんな仕事にも言えると思うが丁寧な仕事はスピードを犠牲にするし、だからといってスピード重視は雑な仕事になってしまう。「どっちをとればいいんだ!?」って社会人なら誰もが1度は悩んでいることだろう。勿論、両立できればそれに越したことはないが…。
この一生のテーマと言ってもいい悩みを次週には解決してしまうのは流石に御都合だなとは思いつつも、それがSHIROBAKOの強みだなとも感じる。リアルに潰れた原画マンなんてアニメで観たくないしねえ
2クール目からは可愛い仕草が倍増する。何度もジェットコースターに乗せられてグロッキー状態になった所が個人的なお気に入り。

木下誠一(きのした せいいち)
「男キャラで印象に残ったのは?」と訊かれたら、やはり監督は外せない。2作品とも「こだわり」という我々オタク目線な制作指示を出し、「こういう監督ばかりなら良いアニメも沢山出てくるのに」と思わせてくれる。
しかし作る側からすればそのスタイルがたまったものじゃないというのがまた面白い。時折やらかし作品である『ぷるんぷるん天国』を引き合いに出され「このデブ」「ぷる天野郎」と罵られる様に愛嬌を感じてしまう。

高梨太郎(たかなし たろう)
平岡大輔(ひらおか だいすけ)
女の子たちが優秀な分、男社員はダメダメだ。太郎は失敗ばかりするのに根拠の無い自身に満ち溢れていて序盤から目ざわり、大輔は杜撰な仕事と協調性の無さで要らないトラブルを生み出していく。
正直、ずっとイラッとさせられた。しかしそんなダメンズがバディ(太郎談)として組んだ20話以降から、急速に好感度が上がるようになっている。無茶苦茶に遅い。それでも2人の性格が歯車のように噛み合って本当に良い関係を見せてくれるのだ。
{netabare}日高……じゃなかった目高屋のサシ呑みのシーンは涙腺が弛む。女性社員に仕事ぶりを愚痴られているとはいざ知らず野望を語る太郎と壮絶な新人時代を打ち明ける大輔。大輔が自身の過去を宮森でも矢野ちゃんでもなく太郎にだけ話すというのが本当に良い。“男の心女知らず”とでも言うべきか、なんだか仕舞いには女子より男2人の方を応援したくなってしまった。{/netabare}
終盤というのがあまりにも勿体ないので、機会があればこの2人を主人公としたスピンオフも是非つくって欲しい。

【総評】
始めこそアニメ制作の裏側を知る“お勉強感覚”で観ていたが、そこを充たしつつ沢山の登場人物の葛藤と成長、衝突と友情がしっかりと描かれた気持ちの良い「青春」群像劇を拝むことができた。
本来、沢山の登場人物がいると名前の把握も難しく1人1人の掘り下げも浅くなってしまうものだが、逆に過度な掘り下げをせずに幅広い人物を物語に関わらせ続けることで、アニメ制作は沢山の人が動いて成り立っているんだというメッセージを感じ取ることができる。1人1人が然り気無くも印象深い「決め台詞」で爪痕を残していくことで少ない出番を補っているのが良い。
{netabare}北野さんは1回しか出てないが「上手くいかないことを人のせいにしているヤツは辞めちまえよ!」なんてグサッとくる強い台詞を吐いている。これで3Dに嫉妬していた遠藤さんの意識を劇的に変えるのだから、1度しか出ない彼もその話の立派な「キーパーソン」だ。{/netabare}
ストーリーの流れは「トラブルの発生と解決」の繰り返し。大枠で見ればシンプル──というよりもはや単純な構成なものの、その種類は多岐に渡るので飽きが来ない。むしろ度重なって舞い込むピンチに段々と「またかよ(笑)」という御約束を見せてもらったかのような喜びすら感じる。そんな波乱万丈なアニメ制作会社の様子の中に女の子の「萌え」もこれまた然り気無く織り交ぜられており、キービジュアルだけで抱くだろう期待を裏切らない内容にもなっていた。
本作を観ることで解る一番大事な点は「アニメ制作に『誰のせい』も『誰のおかげ』もない」ということだ。いや突き詰めればそれらは確かに存在するのだが、我々視聴者がたった1本の完成品を観て「話が面白くないのは脚本家のせいだ」「このキャラの顔が崩れているのは原画マンの○○のせいだ」と名指しで断言することはもう出来なくなる。
原画マンはそれで飯を食っていこうとするのだから絵は絶対に上手く描いてくれる、時間さえあれば。その時間を奪うのが制作進行のミスだったり監督の絵コンテが上がらなかったりなど様々な事情が混在している。脚本家もそうだ。私もちょっと前まで勘違いしていたのだが、脚本家の仕事は題材1つで自分好みのストーリーを作ることではなく「監督やクライアントの意向を文字に起こす」仕事だったのである。これが事実だと「このアニメがつまらないのは脚本家の○○のせいだ!」と言うのは非常に短絡的な論調と言える。
逆を書けば様々な好条件を揃え、アニメに関わる全員が一丸となれればアニメは際限なくより良いものになっていく。そんな大いなる「可能性」と本来ならアニメが失敗する生々しい「事例」を絶妙なバランスで描いた本作は最初から最後まで面白かったし、何よりも新米レビュアーとしてためになった。
仮にもここ「あにこれ」などで作品評価をしていくという人には本作は必履修科目ならぬ“必履修作品”だ。貴方はきっとこれからも色んな作品を好き勝手に称賛も批判もするだろう。それらが的外れにならないようアニメ制作の一端を知っておく必要がある。別に「製作陣に忖度しろ」「キツい批判を書くな」とは書かない。何より私も書いてるし。ただどれだけ扱き下ろせるような作品でもその裏には沢山の人の「仕事」や「青春」がある。そう考えると少なくとも口汚い言葉で過剰に罵ったり、良い点を全く挙げずに終わらせるような真似は出来なくなるのではないだろうか。

投稿 : 2021/11/24
閲覧 : 419
サンキュー:

25

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ制作を扱った名作

アニメ制作に関わる苦労や情熱、その他色んな想いがこの作品の中から感じられ、また感動しました。きっと感動するアニメには、ちゃんとそれぞれ作り手の想いが込めれているだなぁと思いました。
キャラクターに感情移入すると、アニメを見る側の私達がアニメを作る制作者側の視点となって、アニメ作品がこうして見ることができる有り難さも感じられる作品です。

投稿 : 2021/10/24
閲覧 : 330
サンキュー:

16

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ作りのお仕事アニメ

あらすじはあにこれのを見てね☆

いつものP.Aと
キャラの顔ちょっとちがうみたい

背景とかはふつうにきれいかな
車がw ふつうの道であんなふうに走ってて
つかまったりしないのかな?


1話目
{netabare}
にゃんはいっぱいアニメ見て
いろんな人のレビューとか読んでるけど
分からない言葉がいっぱいあって
あと
どんな役の人がどんなことしてるの?とかも
よく分からなかった。。

さっかんって作画監督のことだよね?
監督ってゆうからできあがったの
あとで見るだけの人なのかなぁって思ってた
でも
ほんとは原画を描く人なんだ?

にゃんは
原画って何かもよく分からないんだけど^^;
マンガの原画だったら何となく分かる気がするけど
アニメの原画って
はじめからおわりまでぜんぶ描かなくっちゃいけないの?
(そんなことできないよね?たぶん)

よく分からないことばっかりで
あと
すっごいたくさんの人出てたけど
おぼえられないよ~(えーん^^;)

だから
このアニメって1話ごとのあらすじ書けないけど
ごめんなさい。。
見た感想だけ書くと思う☆


さいごはもしかして
作監の瀬川さんが働きすぎてたおれちゃったのかな?
{/netabare}

2話目
{netabare}
先回は作監さんのことでびっくりだったけど
今回は監督さんのことでびっくり!

監督さんてもっといばってて
あーしろ!こーしろ!って言うだけなのかなぁって
思ってたけど
みんなからつっこまれて
なかなか自分の思ったとおりに行かないみたい。。

キャラの性格とかって
だんだん変わってったりするんだね
あるぴんたちがみんなの前に現れたのって
ちょっと大げさかなぁって思ったけど
(ぴかーって光ったりw)

みんなの頭の中にいろんなあるぴんがいて
話し合いとかしないと
ちがうキャラみたくなったりするのかな?

にゃんは
ほかのアニメとか見てて
キャラの気もちとかがころころ変わって
気もちがよく分からなかったりするケド

もしかしたら
監督さんもよく分かってなかったり
間に合わないからOKしたりとかって
あるのかも。。
来週はそんなおはなしかも?

きょうのおはなし見てて
あるぴんって
スタッフのみんなから愛されてるんだなぁ。。って
きっと
おもしろいおはなしになりそう☆
{/netabare}

3話目
{netabare}
言葉はよく分からないところ多すぎだったけど
何となくアニメ作ってる人たちって大変なんだって

好きでアニメ作りはじめたと思うけど
こんな感じだとアニメきらいになっちゃわないかな。。

みんながんばってる。。って思いたいけど
中にはあんまりがんばってなさそうの人もいて
見ててなみだ出そう。。
でも
そんな人でもたよりにされてるみたい

アオイは泣かないね
強いのかなぁ
それとも
ほんとに脳みそ動いてないのかなぁ。。

どんなにがんばっても
間に合わないときもあるんだね

でもさいご
何とか間に合ってよかった♫

がんばってがんばってがんばって
うまく行ったら
あれだけ苦しかったのだって忘れちゃうんだろうな。。
それでまたがんばろう!って思うのかな?

なんだか
スポ根アニメ見てるみたいだった☆
{/netabare}

4話目
{netabare}
今週は
声優の卵のずかちゃんのおはなしと
上山高校アニメーション同好会の
同窓会のおはなしかな?

ずかちゃん。。
オーディションであがっちゃって失敗ばっかり
超有名な声優さんも来てたしダメかなぁ。。
でも
監督さんはずかちゃんの名前のところに
何か書こうってしてたみたい!
希望あるかも☆

みんな夢に向かってがんばってる^^
アオイは
自分だけ何したいか分らないって思ってるみたい。。

なんだかにゃんも
何ができるのかなぁって考えちゃった。。
何にもできないなぁ。。
{/netabare}

5話目
{netabare}
今週は2D対3Dみたいだったのかな?

見てたら高梨さんってテキトーな人だなぁ。。って
はじめは遠藤さんが悪いって思ったけど
高梨さんがわざと怒らせることいってるみたい><

あと
監督さんもちょっと。。

2話の監督さんはかっこよかったけど
さいごが間に合わなかったら
ぜんぶダメになっちゃうよね
アイデアとか出ないの分るけど

最終話が総集編とか。。って
総集編って
アニメが間に合わなくなったときやるんだね^^
{/netabare}

6話目
{netabare}
高梨さんの言い方わるくって
遠藤さんもっとおこっちゃってるみたい。。

監督さん脱獄。。
でも
またヤル気だしたみたい
「本田くん待ってるし。。」って

ずかちゃん
オーディションの通知がこない。。
でも
待ってる間が大事みたい
(ゴドウってだれ?)

イデポン見てアニメをはじめた2人が
イデポン展で会って
だんだん仲良くなってくところ
よかった♪

「1個人の希望とか幸せとか関係ない
そんな壮大なスケールの作品に参加したい」って
2人の思いはきっといっしょだったんだって思う

2人でそう言っちゃったら
仲良く作品を作るしかないよね☆

イデポンの意思って
何だかよく分からなかったケド
運命が開けちゃったみたい!?
{/netabare}

7話目
{netabare}
今週は絵麻ちゃんのおはなしかな?

「ぷるてん」って
そんなひどいおはなしだったの。。
3度の総集編とか!

でも
とろける動画って
どうゆうことかよく分らなかったけど
絵麻のおはなしにつづいてたみたい^^

アニメーターの人が
はっきりした線を書かないと
動かしたときにぐにゃぐにゃにした
とろけるみたいな動画になっちゃうのかな?

見てたらお仕事って
すっごくたいへんだなぁ。。って
{/netabare}

8話目
{netabare}
今週はたぶん夢と現実のおはなし

みんな
お仕事で苦しんでるけど
夢を持ってがんばってるんだね。。

むさアニの先輩の人たち
いい人たちだなぁ
こんな人たちが周りにいたら
がんばれるかも☆

でも
監督さん見てたら
夢をかなえても
苦しいのがなくなったりしないみたい^^;

うーん。。
{/netabare}

9話目 何を伝えたかったんだと思う?
{netabare}
今週は
何をしたかったんだろう?って悩むおはなしかなぁ

とくに
アニメを作りたくって3DCGの会社に入ったのに
タイヤのCGばっかりのみーちゃんが
悩んでたみたい

ずかちゃんは
声優の仕事が来たけどガヤだし

りーちゃんなんて
どうやったらシナリオライターになれる?
かも分らない。。

でも
監督さんはさいご
ライターの舞茸しめじ先生と話して
やりたかったこと思い出したみたい☆

これで!って思ったら
馬100頭とかって
やっぱり作画大変なのかな?
おいちゃんの顔が変わったみたい。。
{/netabare}

10話目
{netabare}
今週は効果音のおはなしがおもしろかった♪
あんなふうにいろんな音作ってくんだ。。って

監督の絵コンテが進みだした。。
たどりつきたいところがはっきりしたら
何をしたいか分るんだって

みーちゃんは
たどりつきたいところがはっきりしたみたい☆
それで会社やめるって決めた。。

絵コンテがあがって本田さんが
「ずっと逃げてばかりだったアカネたちが
ついに飛び立ちましたねー!」って。。
それって
監督もおんなじだったんじゃないのかな?

本田さんもやりたいことはっきりしたみたい
ケーキ屋さんで働くんだって。。
にゃんもケーキ作るの好きだけど
お仕事ってどうかなぁ。。

アフレコって
絵コンテみたいなのでやるんだね。。

動画が終わってから
声を入れるのかなって思ってた^^
時間があったらそうするのかな?

監督って
ほかにもまだお仕事残ってるのに
あんなに飲んじゃって大丈夫の?
何だか
おいちゃんのほうが本気みたい☆
{/netabare}

11話目
{netabare}
アニメーターをさがすだけで
1話終わっちゃったね。。

おいちゃんってすごいなぁ!
にゃんは知らない人に話しかけるのも
むずかしいのに。。

さいごの「カンノさん」って
もしかして
エヴァンゲリオンの庵野監督さんのこと!?

庵野さんってたぶんすごい人だって思うけど
「監督不行届」だとおもしろそうな人だし
日本アニメ(ーター)見本市とかやってて
もしかして時間あるかもw
なくっても
誰か紹介してくれるだけでもいいよね☆
{/netabare}

12話目
{netabare}
マージャンしながらお仕事のこととか話してて
夢とか感動とかが多いアニメを作るのに
ちょっと。。って思っちゃった

みんなのレビューとか読んでて
大人の事情。。ってときどき出てくるけど
そうゆうところで決まっちゃうのかなぁって。。


カンノさんって
ちょっとこわそうだった
でも
馬を戦闘機にしてもよかったらいい
みたいだったけど。。

アニメーターの人って
みーちゃんもそうみたいだったけど
自分がやりたい仕事ってはっきりしてるのかな?

カンノさんはメカとかだったら
とくいだし描きたいって思うのかも

でも
にゃんはきっと
カンノさんが誰か紹介してくれって思ってたら
杉江さん!

ネコの動画のところで
絵馬にアドバイスくれてたから
スルーしたときにゃんはちょっと気になってたけど
やっぱり動物がとくいだったんだね♪


そのあと
大変みたいだったけどみんなも協力してくれて
「えくそだすっ!」完成してよかった☆
さいごのさいごまで
みんなこだわって差し替えとかしてるんだ。。


にゃんは
作画とかあんまり気にならないけど
にゃんが気にならないところでも
すっごくこだわって作ってる人がいるんだなぁって。。

あと
作画が悪いとかってかんたんに言っちゃうけど

作画の人がどんなにがんばったって
脚本とか絵コンテとかの人がおくれたら
時間がなくなっちゃって
思ったように描けなかったりするんだなぁって。。

1本のおはなしができるって
誰か1人だけがんばったってダメで
大変なお仕事みたい。。
{/netabare}

13話目
{netabare}
ムサニが元請で
「第三飛行少女隊(三女)」やることに決まって
スタッフは基本「えくそだすっ!」とおんなじだけど
こんどはおいちゃんがデスクだって。。

2クール目は
アニメを作るはじめのところから見られて
今までよく分らなかったところとか分りやすいみたい

おいちゃんって入社2年目で
すごい大事なお仕事まかされて大変そう!!

出版社の人がテキトーで高梨さんみたいかなってw
こんなにテキトーだと
後になって何か起きるんじゃないかな。。
心配。。

ずかちゃんも声優のオーディション受けるみたい
こんどは受かるよね☆
{/netabare}

14話目
{netabare}
声優さんのおはなし

にゃんは今まで
中の人って
その役に声が合った人とか上手な人を
監督さんとか音響の人が選ぶのかなぁって。。

でも
あんなふうにして決まっちゃったら
ずかちゃんみたいな新人の人とかって
出るのむずかしいよね><

新しい制作進行の平岡さん
短所は強引なところ。。とか
ちょっとツンってした人みたい
おいちゃん大丈夫かな?

それから
りーちゃんは
いろんな調べ物がとくいみたいで
まだ大学生なのに
「三女」のお仕事たのまれちゃった♪

ずかちゃんは
やっぱり落ちちゃった。。
1人だけちょっとかわいそう

スタジオ・タイタニック。。
何だかきたない感じの会社だけど大丈夫?
ヘンなこと聞いてくるし。。

あと
社長さんのギョウザおいしそうだったw
{/netabare}

15話目
{netabare}
入社式から三女のいろんな打ち合わせまで
いろいろやることあるんだ。。

ことばがむずかしくってよく分からないところ
多かったみたい

さいごは分かった!
にゃんが心配したとおり
やっぱり出版社の人がテキトーすぎだったみたい
{/netabare}

16話目
{netabare}
原作者さんから

何か自分の絵とちがいます
何か可愛さが足りない
何か納得がいきません

ってメール。。

キャラが入ってる作業は
みんなストップ!

キャラクターデザインの井口さん
何回描きなおしてもダメで。。


井口さん大変。。
どうやってもダメとかって言われたら
にゃんだったら死にたくなっちゃうかも。。

小笠原さんかっこよかったね☆

井口さんのこと考えてくれて
監督さんたちにお説教してくれて
井口さんたちには自分のオアシス見せてくれて
ゴスロリなのに野球が上手^^

「すべてにハイハイとうなずいててはいけない」
ってそのとき気がついてって言ってたけど
うなずかなかったらどうしたらいいの?

さいご
プロデューサーの2人が
ちゃんと担当さん捕まえてくれてよかった☆
{/netabare}

17話目
{netabare}
とつぜん
プロモーションビデオ(P.V)作ることになって。。

アニメ業界って
とつぜんいろんなことが起きるみたい
みんなよくついて行けるね。。
にゃんはぜったいムリみたい><

いろいろあって
納品したときはちょっとしたパーティーみたい^^

今日気になったのは本田さん
もともとやさしい感じの人だったけど
やせてかっこよくなった☆

あと
えまちゃんすごい!
久乃木さんみたいな人でもちゃんと面倒見てくれる
こんな先輩いたらいいなぁ☆

でも
久乃木さんって
入社試験で面接とかなかったのかな?

それから平岡さん
これから何かあるのかも。。


アニメじゃないけど
ずかちゃんも着ぐるみショーみたいなことして
ちょっとずつでも
お仕事がくるようになってくるといいね☆
{/netabare}

18話目
{netabare}
はじめの方は
三女1話目のアフレコ。。

新人声優の鈴木さんが
緊張してて何度もとり直しになってたの

音響監督さんが
鈴木さんにふつうのおしゃべりだと思わせて
気がつかないでそのセリフをふつうに言って
その後ちゃんと言えるようにしたの
すごかった^^

きっと
今までもこんなこと何回もあったんだよね☆


その後は背景の大倉さんさんのおはなし

お酒飲んでばっかりで
いいかげんな人みたいだったけど
ムサニの丸川社長の名前聞いたとたん
急に変わっちゃった。。

むかし
社長さんにお世話になったとかなのかな?

引き受けたら消えちゃって
おいちゃんパニックみたいになってたけど
(それだけじゃなかったけど)
ちゃんとお仕事しててよかった♪


さいごはダメな演出さんのおはなし

仕事はいいかげんで
文句言ったらやめちゃった^^;

それで
タイタニックの人もテキトーなの
こんなデタラメしててもお仕事たのむ
ムサニみたいな会社って
きっとほかにもあるみたい><

さいごは
矢野さんがもどってきた~♪
これで何とかなるといいね☆
{/netabare}

19話目
{netabare}
矢野さん戻ってきてくれて
ちょっとづつよくなってきてるみたい^^

今週は
おいちゃんがムサニの倉庫代わりに使ってる
武蔵野動画に行って
昔のアニメの
製作現場のまぼろしを見るおはなし

今のアニメ作りもよく分からないケド
昔のアニメ作りもやっぱり何やってるかよく分らなかった^^;

このアニメの監督さんって
アンデスチャッキーが好きなのかな?
よく出てくるみたい^^
{/netabare}

20話目
{netabare}
「三女」の最終13話のおはなしが決まらない。。

飛べなくなってるアリアが飛ばないと終わらないのに
アリアがまた飛ぼうってする理由が分らなくって
何かする理由つながりで
おいちゃんはムサニのみんなに
アニメを作る理由を聞いてまわるの。。

みんないろんな理由でアニメを作ってるけど
どれもアリアが飛ぶ理由とはちがうみたい。。


平岡さんと円さんのケンカ
こわかったぁ。。
2人とも
仲よくしようとかって考えてないみたい

それでも
2人とも謝って
いっしょに仕事ができるようになってよかった☆
やっぱり大人だよね^^

それに
2人のケンカがあったから
アリアが飛ぶ理由が見つかったみたいだし^^


おいちゃんがアニメを作る理由は分らないみたい
でも
みんながやりたいことを手伝ったりすることはできる。。
それがおいちゃんのやりたいことなのかも?
{/netabare}

21話目
{netabare}
今週は
スタッフの人たちのアニメへの思い。。みたいな。。
平岡さんのおはなしが多かったかな

平岡さんって
いいかげんな仕事してるみたいだけど
高校のころはマジメでアツい人だったみたい。。
にゃんこにやさしい人だからほんとはいい人で
本気だして傷つかないようにしてるだけなのかなぁ。。

トゲトゲしてるけど
制作の人って
矢野さんみたいにニコニコしてるほうがうまく行くの?

おいちゃんから注意されて
ぎゃくギレしてあんなこと言っちゃって
もう下ろされるって思ったのに
まだ信じてくれてるってちょっとビックリしたのかな

先週もそうだったけど
しばらくしたらちょっとすなおになった?。。
もう1回アツくなれたらいいのにね☆

「三女」の初回放送♪
絵コンテもUP!?
うまく行き過ぎでちょっとこわいかも。。
{/netabare}

22話目
{netabare}
最終話の絵コンテあがって作画のうち合せかな?
井口さんが作監補佐がほしいって。。


今週は絵麻ちゃんのおはなしだったかな?

作監補佐たのまれて自信がなくって断ろうってしてたけど
前向きなリーちゃんに
「コワくないの?」って聞いたら
「コワイのは脚本家になれないこと」って。。

杉江さんにもアドバイスもらって
ほめられた。。

それに
作監をやると全体が見えたり
リテイク出されるところが分ったりして
原画の勉強にもなるみたい^^

それで
やってみようって思ったみたい
電話でお母さんにも
「アニメーターで食べていけそう」って☆

そんな絵麻を見て
久乃木さんも
1人でうち合せに出られるようになったみたい^^

ほかの人たちも
お酒を飲んで文句言ったりしながら
あしたもがんばろうってしてるのかな。。

高梨さんと平岡さん。。
今週は何だか高梨さんがいい役だったみたいw


最終話のアフレコが終わって
声優さんたちと感動のあいさつしてたら
えええぇぇ。。!?最終話の絵コンテ全ボツ!?って
どうなっちゃうのかな?
{/netabare}

23話目
{netabare}
監督が
アリアを飛ばせたいってゆう思い原作者にも通じたね♪
よかった^^

でも
出版社の人たちが
監督を止めようってするギャグは
いらなかったと思う。。

そのかわり
原作者の人と分かり合うときに
もっと
いろんな思いとかぶつけ合ったら
もっとよかったのにって。。

だって監督って
このアニメ作り始めてからアリアのこと考え出したけど
原作者の人ってもっとずっと前から考えてて
監督よりもいろんな思いとかあったって
にゃんは思うから。。

だけど
ずかちゃんが「三女」に参加できたところは
とってもよかった☆

妹役の声優って言ったところで
ずかちゃんゼッタイ来る!って思ったけど
ドアを開けてほんとに顔を出したとき
うるうるしちゃった。。

あぁ!。。ってゆう顔して口を空けてたおいちゃんが
台本のかげで泣いてるの見てたら
にゃんもなみだがボロボロって。。

おんなじアニメ同好会で1人だけ
仲間はずれみたいになってたずかちゃんのこと
ずっと気になってたからほんとによかった☆
{/netabare}

24話目
{netabare}
最終回もいろいろあったけど
そんなに問題もなくってちゃんと納品できたね☆

「15分もたたなかった」のところ
かってに変えちゃったけどいいのかな?
あれだったら声優さんとかいらなくって
ボカロとかでもいいんじゃないかな?

あと
納品って放送局ごとに持っていくんだね

今まで何となく
キー局の電波を受け取って
強くして流してるのかなって思ってたけど
ぜんぜんちがったw

興津さんのカーチェイスはやりすぎみたい。。
このおはなしってすごくリアルな感じなのに
ときどきヘンなギャグが入るから
やっぱりおはなしなんだなぁ。。って

最後はふつうにいいおはなしだったみたい
いつか
5人で七福神アニメ作ったりできるのかな?
{/netabare}


見おわって

はじめは人が多かったし
分らない言葉が多すぎてむずかしかったなぁ。。

おはなしは
「花咲くいろは」とちがくて
大人の人の仕事のおはなしだから
大人が主人公のドラマみたいかな?

コメディ多かったし
ときどき泣いちゃうところもあった。。

アニメがヘンになっちゃったりするのって
監督の人とか制作会社だけのせいじゃないって
分かったし
総集編とかトークショーとかやるのって
放送に間に合わなかったからってゆうのも分ったw

絵はきれいだったし
とちゅうで誰か分からなくなっちゃうこともなかったし
カーチェイスとかの動きもよかったみたい。。

すごい感動!とかはなかったけど
毎回おもしろかったから
見たらいいっておもう☆

投稿 : 2021/10/20
閲覧 : 1869
サンキュー:

271

Usotarou さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これを作ったスタッフたちのアニメも作ってくれ

作画 ストーリー テーマ まとめ

五人の女子高生が将来は五人でアニメを作ろうと約束し、それぞれの道へ進みさまざまな困難を乗り越えて成長していく物語。



作画:グッド
作画が良かった。神作画とまではいかないが、作画崩壊がなかったしそれぞれの状況に合わせた作画が素晴らしかった。さらに作中のアニメの表現方法について議論されているシーンはすごかった。線がちょっとずれるだけで絵の印象が違うし、表情にこだわるだけでそのシーンのキャラクターの感情が倍増していた。何よりすごいのはこの表現の違いを視聴者にもわかりやすくなおかつリアルに表現している製作スタッフだと思う。アニメに対するこだわりや熱意がなければ最後までアニメを作り上げることは難しいのだろうと思ったし、アニメ業界に携わる人たちに尊敬と感謝の気持ちが湧き上がった。

ストーリー:笑えたし感動したしアニメとリンクするところが最高だった。
主人公が製作進行を担当するアニメとその主人公の身の回りで起きるトラブルや悩みがリンクする場面がある。特にアニメが完成した時はそれが最高潮になる。アニメ製作の悩みと登場人物たちの悩みが全て昇華されていくかのような演出は思わずうるっときた。あと、当然女子高生たちの夢は最終的に叶うわけだが、それが叶う瞬間までのもって行き方が素晴らしかった。感動が最高潮になった。


テーマ:リアル
とにかくアニメ制作のリアルがそこにはあったと思う。昔からの技術はいらないのではないか。納期とクオリティ。声優の過酷さ。人間関係の難しさ。将来の夢。いや、もはやこれはアニメ制作のリアルではなく現実社会でのリアルもあると思う。アニメ好きはもちろん見たら楽しいが、アニメ好きでなくても楽しめる作品だと思う。


まとめ
とにかく笑ったし泣いた。悲しい涙ではなく感動の涙だったのが良かった。OP,EDも本編に出てくるテーマに沿ってこだわって作られてるのでそこらへんも楽しんでほしいと思う。

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 191
サンキュー:

7

ネタバレ

秋川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

つまらなすぎる上に不愉快な気持ちになったアニメ

つまらなかったです。途中で何度も眠りそうになったくらいつまらなかったです。最初は物珍しさから期待していましたが、同じような話が何話も何話も続いて苦痛でした。つまらないだけならまだしもアニメ業界の専門用語みたいなものもよく出てくるためその度に調べなければいけないのがとても面倒でした。アニメをよく知らない人だってSHIROBAKOを見るはずです。テロップなど何かしらの方法で視聴者に説明するべきです。

投稿 : 2021/09/15
閲覧 : 328
サンキュー:

4

佐藤拓海 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメの見方が変わる!

設定。
とある高校でアニメーション同好会に入っていた5人組の物語。その5人が都会に出てアニメ関連の仕事に就くが…… 

物語。
アニメ業界の大変さが伝わります。問題が解決したら新たな問題が出てくるといった流れがとても大好きです。

作画。
みやすいです。でも。車のCGは気になります。

キャラクター。
それぞれのキャラが掴めやすくみやすいです。


最後に。

このアニメを見るとアニメの見方が変わります。
以前まで、この作画は汚いしつまらない。
これは面白かった。しか判断出来ませんでした。
SHIROBAKOにであってエンディングに出てくる出演者を必ず他のアニメでも見るようになり、そこからアニメの見方の景色が変わりました。
自分が好きな制作会社、背景の会社、動画の会社。
様々なものが、新しいアニメをみるにあたっての
自分の選択肢として増えました。


是非見て欲しいです作品です。

投稿 : 2021/08/14
閲覧 : 296
サンキュー:

8

ジャスミン茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タメになりました

『シロバコとは、作品が完成した際に制作者に渡される、白い箱に入ったビデオテープを指す映像業界の用語。そこにはクリエイターたちの想いが詰まっています。
アニメ「SHIROBAKO」では、アニメ会社で制作進行を担当する新人社員を中心に、完成を目指して奮闘するアニメ制作の現場が描かれます。クリエィティブな仕事ゆえに生まれる葛藤や挫折、集団で作るからこその衝突や結束を経て、作品は作られていきます。
アニメーターや声優、脚本家など、それぞれの夢に向かって踏み出した若者たち。夢と現実の狭間でもがきながら、働くことの意味や将来への希望を見つけていく物語です。月曜の夜、ぜひお楽しみください。』
NHKのホムペより

コロナ禍に子供のお供で鬼滅を観てからアニメを見始めたド新規ですが(幼少期は除き)、この作品はアニメの制作過程が丁寧に描かれていて、観てて楽しいだけではなく、とてもタメになりました
これまではわりとOPやらEDをすっ飛ばして観ていたのですが、最近は以前よりもクレジットも気にするようになりました
制作に携わる方々に感謝しつつ楽しまなければと思わせてくれる作品でした
もっと続きがみたいですね

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 232
サンキュー:

8

よれん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本来はもっと汚いであろう

我々に面白いアニメーションが届けられるまでに奮闘する方々のお話です。まずはこのアニメに携わった方に感謝です。本来はこのアニメ以上にもがいて苦労してアニメを作ってくれているでしょう。改めてアニメーションという娯楽に感謝できるようなありがたい作品です。

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 359
サンキュー:

5

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自分の仕事は、誰かの明日に繋がっている

P.A.WORKS制作の『花咲くいろは』に次ぐお仕事シリーズ第2弾。
アニメーション制作の舞台裏を描いた作品で、アニメに関わっている人々の気苦労が描かれています。

前半はアニメーション放送が始まってからの制作の苦難とオリジナルアニメーション制作ならではの悩みが、後半では企画段階からの苦労と原作付きアニメーションならではの悩みと前半後半ではっきりと焦点が別れているのが特徴的です。
特に納期に関しての必死さが全編通して描かれていましたが、正直ここはあくまで制作側にとっての事情であり、我々視聴者サイドは多少放送が延びたりした程度ではそこまで突っかからないと思います。求めてるのは中身ですからね。
例えば今作の監督を務めてらっしゃる水島努監督が今作以前に監督を務めた作品にあの『ガールズ&パンツァー』があります。ガルパンリアタイ放送時は1クール作品にも関わらず総集編2回、ラスト2話は3か月後に放送先延ばし。さらに映画は再三にわたる公開延期。要素だけ見れば『SHIROBAKO』劇中であれば大バッシング間違いなしですが、実際は聖地巡礼も合わせて凄まじい大ヒットを記録。あくまで一例ですが、中身伴ってれば多少の延期はどうってことないのがファンという生き物です。もっとも、それ理由に納期破っていいってことではありませんけどね。

今作において重要だったのは仕事に対してどう向き合うか、要は仕事への姿勢ですね。
これはアニメーション制作だけでなくほとんどの仕事に対して言えることなんですが、それ一つだけで完結してる仕事ってこの世にほとんどないと思います。大体の仕事が色んな業種との提携で成り立っていて、それによって一つがダメになればその仕事に関わっている他の仕事にも影響が出てきます。だから基本的に妥協や半端が許されません。自分だけの責任では済まされないのが社会ですから。
またその仕事を外から見ている人もいます。特にアニメーション制作のような仕事は影響されて就職するような人も多いですよね。今の自分の仕事を後世に残すという意味でも、いい加減な仕事というのはできないわけです。
今自分の仕事にやりがいを感じていない方、大勢いらっしゃると思います。でもきっとその仕事は誰かの役にたっていて、誰かの明日に繋がっている。直接賛辞の言葉は掛けてもらえないかもしれませんが、もっと胸を張っていい、そんなことを伝えてもらったような気がします。

途中まではリアルな裏側を見せられ、今後アニメを見る際に想像してしまい妨げになるのではないかと危惧しておりましたが、最後まで通して見て「この作品を見てよかった」と心から思えましたね。むしろ制作サイドへのリスペクトが上がりましたよ。
以下個人的に印象に残っている回。

12話 えくそだす・クリスマス
{netabare}今まで窓際ポジだった杉江さんにスポットが。歴戦の兵が満を持して登場したような感銘を受けましたね。こういった時の優秀なベテラン頼りになります。庵野・・・ではなく菅野さんが語っていた「杉江3日伝説」のOPは19話EDにて拝めます。{/netabare}

19話 釣れますか?
{netabare}大倉さんが語っていた自分の軌跡。最初から何がしたいか明確な目標があったわけではなく、目の前の面白そうなことを一つ一つ片づけながら前に進んでいたらその都度新しい世界に出会い、それを繰り返していたらいつの間にか40年が経っていた。しょうじきここは胸に響きました。まさに今の自分が目標が不安定な状態なので、この回は自分に言われてるような気がしてならなかったんですよね。なんだかすごく安堵の気持ちに包まれました。{/netabare}

23話 続・ちゃぶだい返し
{netabare}もうずかちゃんですよ!ずかちゃん!!ここ視聴者みんな泣いたでしょ?ずっと一人だけ中々報われずに不遇の日々を過ごしていた彼女にようやく当たったスポットライト!もう涙で画面が見えませんでした。今書いてる最中でも思い出すと涙が・・・。この回見て「この作品見ててよかったー!」って本当に思いましたね。{/netabare}

トータルで非常に素晴らしい作品でしたが、一個だけどうしても気になる点が。
「どんどんドーナツどーんといこう!」←これは流行らねえわwww

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 372
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39

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

仕事のウラ側を見るのは楽しい

この作品がどこまでホントで
どこからが演出だったり、誇張だったりするのかは
全然関係のない分野のボクには分かりませんが、
普段見えない様な仕事のウラ側を見せてくれるのは
とってもワクワクして楽しいですね。

どういう過程を踏んで作られていくのか。とか、

どういった部分にこだわりがあるのか。とか、

どういうコトが問題になり、それをどう解決してるのか。とか。

作品ができるまでに、色んなヒトが悩んだり、
葛藤したり、生みの苦しみを乗り越えたり…。
そんな必死になって真剣に仕事に取り組んでる姿を
見せられると、感動するしかないですよね。(笑)

「1つの作品を完成させる。」というコトに対して、
何十人、何百人ものヒトが携わり、
その目標を達成しようとしてる様子は、
正に「一丸」って感じがすごく感じられて
そういう仕事ではないボクは羨望の眼差しで視ちゃいます。

それにこの作品で描かれてるアニメだったり、
マンガだったり、ゲームだったり、
エンターテイメントと呼ばれるモノって
「人を楽しませる。」だったり
「人を感動させる。」だったりが最終的な目標だと思います。
だから、多くの人が従事しているであろう
「人の生活を便利にする。」だとか
「人の生活を守る。」といった
「義務感」というモノが前面に出てくる仕事とは違って、
「情熱」というモノがとても大事なんだろうなぁ…と。

従事している人達の「情熱」が合わさった時に
イイ作品ってできあがっていくんだろうなぁ…という
コトを改めて感じさせてくれて、まだ仕事を始めたばかりの
仕事に対して「情熱」があった頃の自分を思いだして
感極まってしまいました。

いやぁ…何事も「情熱」を持って取り組んでる
ヒトには敵わないし、アテられちゃいます。

これからアニメを見る時には、ボク自身がそういう
「情熱」を感じられる様になれたらイイなぁ…と。

そして、昔持ってた「情熱」を思い出して
自分の仕事もがんばろうと思わせてくれた
ボクにはとっても胸アツな作品でした。

ずかチャンのルーシー役抜擢からの件はズルいですよね…。
あんな報われ方したら泣くしかないですよね…。
腐らず真摯にやってきて良かったね…ずかチャン…。

後はチョイチョイ挟んでくる「頭文字D」は個人的にツボでした。
挿入歌moveにしてくれたらもっと喜んだのに。

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 200

あぷり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

極上エンターテイメント!!

この作品は、アニメ制作の舞台裏や大変さだけではなく、アニメ制作を通したクリエイター達の夢や希望を描いた名作です。
小気味よく進む会話や、幅広いパロディネタにくすっときたり、アニメの完成を目指して奮闘する人達の姿を見て胸を打たれたり。
人間の暖かさはもちろん、時にはピリッとした現実を、丁度良い塩梅で伝えてくる脚本・演出の手腕には驚くばかりでした。
夢や希望を持って仕事ができるって、本当にすばらしいと思います。
アニメに興味がある人には、絶対に見て欲しい作品です。個性あふれるクリエイター達と、夢追う5人の少女を応援したくなることでしょう。

投稿 : 2021/05/19
閲覧 : 199
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16

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

綺麗なブラック企業へようこそ!

昨年劇場版が公開され、3月までEテレで再放送されていた作品
この作品よりこちらを買えと散々言ったので
ちゃんとこの作品もレビュー書きますよヽ(^o^)丿

物語は二部構成になっていて

メインは高校時代に「七福神」と言うアニメを作った
宮森以下5人の女の子が卒業後
社会の中で葛藤している様を描く部分

もう一方は宮森と「七福神」で
キャラクターデザインを担当した絵麻が就職した
武蔵野アニメーションを舞台にTVアニメの製作工程を見せる

24話の中で前半は「えくそだすっ!」と言うオリジナル作品
後半は「第三少女飛行隊」というラノベ原作を取り扱っているので

同じHowToでもアプローチが変わっているのもミソ

前半見ていた時点では二つ目に取り上げた楽屋落ちの部分が
頭に残り

どっちかと言うと宮森が制作進行としての苦闘
絵麻のアニメーターとしての成長が印象的

杉江さんという古参のアニメーターが往年のセルでの馬の動かし方を
説明する下りなんかは水島努監督の回顧録かなと感じた

後半は宮森が制作デスクとして部下を持ち
絵麻も一人の動画マンから後輩のクヌギちゃんの教育係を任されるなど
立場が出てきた中での葛藤が新たに描かれている

他の3人は前半ではそれぞれの行先が描かれており
CG担当のミサは就職した会社が
同じ自動車のホイールのデザインばかりで
やりたい事とのジレンマが出ている

声優を担当したしずかは青鬼プロ(多分ジュニアw)に所属し
居酒屋でバイトしながらオーディションに臨む日々

唯一大学に進学したみどりは社会に出ていないので
主にしずかのバイト先の居酒屋で他のメンバーの悩みを受けたり
脚本家になるための道がわからない苦悩を漏らす

これが後半になるとそれぞれひょんなことから
「第三少女飛行隊」に係わってくるのだが

やっぱりこの作品で宮森と共に大号泣した
23話のラストが忘れられない

どうしても華やかな部分に目が行くけど
新人声優が役を掴むのは宝くじ一等取れる確率ぐらい厳しい

宮森達以外では前半からガヤに出ている部分とか
キャラクターショーのお姉さんで出た仕事でトラブルが起こり
急遽着ぐるみに入ってショーをやったと言う話があるので
よく諦めずにここまでこれたと言う思いが強く

宮森の号泣アップと共にもらい泣きした

私はリアタイでツイッター実況に入っていた
この作品を見ていた業界人が多くいたのを覚えている

実在する人をモデルにしてるので
よく小林治さん(元アニメ誌の副編集長だった人)が
出てきたキャラを見て「ああ似てる似てる」と呟いていた

岡田斗司夫さんはガイナックスの設立メンバーで
プロデューサーも務めていたんだけど
この作品については「綺麗な作品過ぎる」と言っていたとか

まあ汚い所描くならPAもヤマカン監督にしていただろうし
エンターティンメントしては上手いバランスだったんじゃないのかな

投稿 : 2021/04/26
閲覧 : 268
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6

ネタバレ

モズカッちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一話観たら止まらなかった、、、アニメ会社がアニメを作るアニメを作ってみた話

アニメ制作の日常みたいな話。

話の作りがずるいよなぁ。
万策尽きたぁ!ってなって解決して
と思ったら万策尽きたぁ!てなって、、、その繰り返し。
そんなの止まるわけないよ。続き気になっちゃうよ!

アニメ制作の話なので話が進むにつれて
アニメの中のアニメも
完成が近づいてちゃんと盛り上がっていくわけですよ。

こっちまでワクワクしてくる。
できた時の感動はこっちまで伝わってきた。

二クール作品なんで大まかに前、後半あって
前半は杉江さんの話、後半はずかちゃんの話で号泣しました。

杉江さんと奥さんの会話が良いの!
この何も言わなくてもわかりあってる感がたまらんかった。

ずかちゃんはほんと応援したくなる。
『私、夢に近づきました!』の時のあおいちゃんの号泣が印象的だった。
私も同じくらい号泣しましたw

これ観たらアニメがさらに好きになる。
お気に入りの一つになりました。

投稿 : 2021/04/25
閲覧 : 269
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28

あきお2 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

宮森あおい、安原絵麻を道具扱い

好きなアニメです。アニメ業界の貧困を「普通の日常」と描いているのが怖い。やっぱり、日本のアニメは作画ですね。そんな作画アニメーターを支えていきたいと思わせる作品でした。作中の宮森あおいが安原絵麻を道具扱いして、友人としてのフォローが無いのが引っ掛かりました。

投稿 : 2021/04/11
閲覧 : 217
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4

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ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

業界裏話結構リアル??

いや、ギョーカイのことは知らないけれどもリアルなんだろうなぁってくらい切羽詰まってる感が面白かった!

内情知ってたら面白かったとはいかないかも。。。と思えるのも面白かった!!

どんな仕事でも大変だと思うけど、毎回いっぱいいっぱいで作品制作してる皆さんを見てると、これからOPEDを飛ばせなくなっちゃうよ~^^;


お気に入りはナベPでした^^
飄々としてるのに仕事できそうでかなり好みのキャラクターv

ヒラオカくんもツンデレさんで最後の方はちょっとかわいく思えた。
タロウは最後まで”イラッ”とくるキャラでしたね~
自分に火の粉が降りかからなければあのポジティブシンキングは職場に一人は欲しいかもだけどw

劇中劇のアニメも楽しかった

アニメ同好会メンバー全員がまだ日の浅い業界で一つの作品に関わるっていうのはファンタジーだけど、良かったね!って思えるラストでした^^

投稿 : 2021/04/09
閲覧 : 221
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7

ネタバレ

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

高梨が終始バカすぎる・・・
人のことなめすぎてない??笑
人の話捻じ曲げていらんこと言って、問題こじらせて、怒られるのが嫌だから報告もしない・・・
個人で仕事してるわけじゃないのに、チームの意識がなさすぎる・・・


一所懸命夢を追いかける女の子たちと、主人公が所属するアニメ制作会社の話!
いつもアニメを見る側だけど、いろんな人の手を介して作られているんだなあと思いました。
クリエイティブな仕事は納期内に終わらせないといけないというのと、クオリティをできるだけ高めたいという板挟みになりがちだからこそ余計辛いものがあるのかなあとも思います。


追記)
高梨が後半はちょうどいい塩梅でよかった。
前半はうざかったけど、成長はしていたのかな・・・?
特に、平岡と飲みに行ったところ、平岡の話を聞いて肯定していたのがよかった。

平岡に関しては、すごく気持ちがわかる。
がんばっても報われないというか、から回ってその結果、とりあえずこなせばいいみたいな気持ちになるのはすごくわかる。
周りの人が信じ続けてくれて、本人も自分を周りや自分を信じることができて、よかったと思う。
やっぱり仕事は内容や適性も大事だけど、人間関係が重要だよなあと。。。

投稿 : 2021/04/04
閲覧 : 217
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11

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一生懸命みんな働いてる

視聴完了
やっぱり日常系アニメはP.A WORKSが作ると良いのつくる。

思ってた以上にギスギスした鬱回がなくって見易い、きらら枠の様な癒やしもあって疲れた社会人にはお勧めだしアニメが好きになった人ならアニメ制作の内側を知れて楽しめる作品でした。

成果主義で絶対評価が広がってる昨今の企業で与えられた仕事するのは当たり前、+αやいかに仕事してるかを見せるスキルも必要。
主人公や同級生がこれから自身のポジションを確率して自分しか出来ない働き甲斐見つけられるか気になりました。

投稿 : 2021/04/02
閲覧 : 215
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29

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ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こうやって総集編が放送されるのね。

感想

再放送をもっかい視聴です。

アニメ制作会社がブラック企業だというのがよく分かりました。
常に忙しく、残業は当たりまえ。
制作会社より原作者のいうことの方が絶対で、許可が出なければ作り直しとか・・・
(これ、ホントなんですかね?よく知らないから分かんないけど、ちゃぶ台返しはマジ勘弁ですね。こうやって総集編が決まるのかw)
好きだからと言う理由だけで務めるのはよっぽどの情熱がないとできない仕事だと思った。
やりがい搾取とはよく言ったものです。
これで給料が良ければまだいいけど、ネットなんか知る情報では、アニメーターの給料なんて、週1の休みで 家には帰って寝るだけであとは会社で仕事。
そんだけ働いて20万前後とか。
これじゃぁとても白箱とは言えなくて黒箱です。

作中、給料の話は一切出てきませんでしたが、事実を放送したらとてもじゃないけど、益々業界に入る人いなくなるからなんでしょうかね?
もっと実力あるアニメーターに優遇できる 会社の仕組み作って欲しいものです。

ちょっと話それちゃったけど、物語自体はよくできていて面白かったです。

良かったところは、声優目指してるずかちゃんが、なかなか仕事もらえず、アルバイトしながら苦労してて、終盤 おいちゃんの会社の監督が、以前のオーディションでいい演技したけど、無名の新人ってだけで採用されなかったのを思い出し、それで呼ばれて作品に出演できた時の、おいちゃんの涙に、こっちまで号泣で涙が止まりませんでした。
あれはズルいです。
絶対泣くよ。
ずかちゃんには報われて欲しいですね。
今じゃ声優目指す人は年々増えて、20年で370人→1500人超と4倍にまで増えたそうです。
これじゃ声優だけで食べてくのって一握りの人だけじゃんね。

同じ高校の仲間で、このアニメ業界で、みんなで同じ作品に携わるって凄い奇跡。
出来過ぎな感もあるけど、アニメだから良いんです。
とても感動できて良かったです。

アニメに興味ある人なら、一度は観た方がためになる作品ですね。

投稿 : 2021/03/23
閲覧 : 223
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37

セシウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメを作るアニメで泣かされた

 女子高時代のアニメ好き仲良し5人組がそれぞれ夢を追いかけて上京し壁にぶつかりながらも前向きに頑張る姿を描いた作品ですね。主人公が駆け出しの制作進行としてアニメ制作に携わる一方、関係する各セクションの人たちの仕事ぶりをかなり詳細に描いています。この作品を見ると名作や駄作が生まれる要因はなんなのかをかなり具体的にイメージすることができるようになると思います。
 もちろん制作の過程で色々なトラブルに見舞われたり、個人の事情でチームから離れることになったり、一筋縄ではいかないのですが、メイン5人が前向きに頑張る姿は一切ブレないので最後まで気分良く見ることが出来ました。
 
 5人組はキャラの濃淡は多少ありますが、いずれもリアルに描写されていてかなり感情移入しやすくなっています。その他の登場人物も非常にたくさん出てきますが、大抵キチンとキャラ描写されていて、それぞれを演じた声優さんたちも完璧だったと思います。

 作画は良い方だったと思います。室内のシーンが多いのですが制作している作品は屋外のシーンが多かったのでそちらの作画に惹かれました。登場人物の表情の動きなどが緻密で感情が読み取りやすかったです。

 音楽は目立った点はありませんでしたが雰囲気にマッチしたものだったと思います。2クール目のエンディングは毎回かなり描写が違っていて楽しめました。

 最近のアニメをある程度見た人にはオススメです。社会に出て少し疲れてきた人にも良いと思います。

 余談ですが、山形の女子高生は東京に就職するのが普通なのでしょうか。大学に進学した1人はともかく就職した4人が全員普通に東京で働いていて頻繁に顔を合わせているのが個人的には少々驚きでした。
 

投稿 : 2021/02/12
閲覧 : 274
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10

はやしたかと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

働くって素晴らしい!

モノづくりの魅力が詰まった作品。

登場人物が多くて心配だったけど,作中でそれぞれの登場人物の歴史やアニメ制作に対する想いに触れていくと,みんなのことがどんどん好きになっていった。

仕事って楽しい事ばかりじゃなく,むしろ苦しい事ばかりだと思うけど,この作品の登場人物達みたいに目の前のことに必死に取り組み続けることで,いつの日かベテランと呼ばれるような年齢になっても自分の仕事を誇りに思えるように頑張ろうと思わせてくれた。

仕事や勉強で壁にぶつかるたびに見返したいと思えるそんな素敵な作品だった。

「どんどんドーナツどーんと行こう!」

投稿 : 2021/02/08
閲覧 : 171
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7

takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルの意味がわかりやすければもっと早く見てた!

何度も表紙がお勧めに出てきていたが、タイトルの意味がわからないのと、ぱっと見でハーレム物かな?とスルーしていた。

実際に見て見ると、頑張り屋さんの主人公が、苦悩や苦労しながら成長をしていく話だった。仕事の内容は具体的でイメージしやすいし、アニメ制作の苦労なんかがわかって面白かった。他のキャラも実際にこんな人いるよなぁ・・って人が多く、主人公の苦労がイメージしやすかった。

可愛いキャラが多いが、恋愛関係は殆ど出てこないトコも良かったと思う。

また、仲間と一緒に成長して行くのも青春っぽくて良かった。

ありそうで他にないアニメだと思います。見て良かったです。

投稿 : 2021/01/16
閲覧 : 356
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7

ネタバレ

珊瑚 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白いのは分かってた。今更見た感想

アニメを300個見ておいて白箱を未視聴で取っておいたのは順序を間違ったと思う。万人にお勧めできて、人によって刺さり方が違うと聞いていた。いやもしかして万人向けってそういうことだったのか。定義に近いのか。なるほどな。多分。

いい話で無駄なキャラとセリフと話数がない。求めてた丁寧さ。
アニメ制作の話じゃなくても面白かったはず。
全員見ましょう。

あざとく回収される監督の坂木しずか起用の伏線。こういうのでいいんだよ。

親近感を持ったのは、三女原作者の野亀、絵麻、大倉さん。
内向的で穏やかじゃない。

憧れたのはゴスロリ様、瀬川さん、遠藤さん、杉江さん。
強キャラっていいよね。

ディーゼルさんは、大学でドストにはまったところだけ親近感。
ラスコリーニコフ推しらしい。私はスヴィドリガイロフが好きでした。ドスト作品にいつも出る中盤で尖った思想を披露してみんなをビビらせて下巻で自殺するキャラ枠。

部分的に共感できたのはオラついてるメガネ。
必要なキャラしかいないっていいよね。優しいアニメ。

こうはなれないと思ったのは宮森、太郎、矢野さん達のいる制作進行組。

おじさんが全員かわいい。おばさんはあんまりいなかったな。

投稿 : 2021/01/11
閲覧 : 407
サンキュー:

14

コンソメ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

は?最高かよ

これはダメですね。完全に泣かせに来てる悪魔的アニメです。
声優志望の子がメインのシーンが後半あるんですが、直前のシーンからすでに涙があふれるぐらいには神回です。
まさに友情だと思います。
こんなにアニメ業界ホワイトなわけないだろっ!という意見もごもっともだと思います。でも、いいじゃないですか。これはアニメ業界を紹介するアニメっていうよりも、夢を追いかける少女たちの成長を見届けるものだと思います。それに大人になると今を生きることが精いっぱいすぎて夢を忘れてしまいかけます。そんな私には夢を追いかける人の姿ってとっても胸に来るんですよね。それで私も頑張ろう!って元気を貰えます。

気持悪いレビューになってますが、要するに神アニメだってことが伝えたいんです。

投稿 : 2021/01/07
閲覧 : 285
サンキュー:

10

uhwhz11961 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良かった。

良かった。アニメ制作の話。各話のストーリーも面白い。

投稿 : 2021/01/06
閲覧 : 238
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

アニメよりTVドラマっぽい作品だなと言うのが見終わってのまず第一の感想。
自分自身アニメが好きなので、こういった制作過程をアニメを通して見れることは目新しく素晴らしいと思った。しかし、自分は純粋にアニメを楽しみたいタイプなので、こういった作品はあまり求めてない。
最初からつまらないと思った人はずっと同じテンポで話が進むので、切る人は切った方が無難。

投稿 : 2020/12/20
閲覧 : 196
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SHIROBAKOのストーリー・あらすじ

水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。

5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。(TVアニメ動画『SHIROBAKO』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫石田燿子『COLORFUL BOX』、奥井雅美『宝箱-TREASURE BOX-』≪ED≫宮森あおい&安原絵麻&坂木しずか(CV:木村珠莉&佳村はるか&千菅春香)『Animetic Love Letter』、どーなつ◎くいんてっと『プラチナジェット』

声優・キャラクター

木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、髙野麻美、大和田仁美、西地修哉、松岡禎丞、山岡ゆり、吉野裕行、茅野愛衣、松風雅也、中原麻衣

スタッフ

原作:武蔵野アニメーション、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:水島努、シリーズ構成:横手美智子、アニメーションキャラクターデザイン:関口可奈味、美術監督:竹田悠介/垣堺司、色彩設計:井上佳津枝、3D監督:菅生和也、撮影監督:梶原幸代、特殊効果:加藤千恵、編集:高橋歩、音楽:浜口史郎、音楽制作:イマジン、プロデュース:インフィニット

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