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「SHIROBAKO(TVアニメ動画)」

総合得点
91.4
感想・評価
3738
棚に入れた
15473
ランキング
34
★★★★★ 4.2 (3738)
物語
4.3
作画
4.2
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.2

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☆の総合評価
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SHIROBAKOの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

からあげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2クールもやるとは思わなかったなあ!

想定外の面白さです。

アニメ業界ってこんな感じかあという豆知識は増えたように思います。

エンゼル体操は必見ですね!

声優を目指す子が一度オーディションに落ちたにも関わらず、妹役で採用された時言ったセリフで葵ちゃんが感極まって泣いてしまっていましたが、
実は私も泣きました。笑

投稿 : 2015/06/19
閲覧 : 256
サンキュー:

8

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメーション業界の今が、ここにある。

話題作をやっと観られました

高校のアニメーション同好会のメンバーが卒業後に
皆でもう一度アニメを作ろうという夢に向かって悪戦苦闘する日々

まあ、細かいところは置いといて
アニメの製作について今までよく知らなかった事など
細かく知ることが出来、改めて大変さがわかりました
これまで以上に真摯な姿勢で視聴しないと

学園ものが多いアニメの世界ですが
こういう社会人ものは新鮮でいいですね
もっとさまざまな業種に関するアニメも作ってくれないかな
自分の仕事とは全く違う業種でも
観ていて色々と参考になることも多く為になります

今回の好きなキャラは絵麻ちゃんと後輩の久乃木ちゃんです
特に久乃木ちゃん小動物みたいで守ってあげたい
実際に居たら面倒なんだろうけどw

ストーリーはテンポ良く内容も良かったのですが
最終話はちょっとあっさりしすぎてたかな

作画、音楽については良かったのですが
もう一つ頑張れたのでは

なんにせよかなり楽しめた作品でした

今後の成長した姿も見てみたいものです

投稿 : 2015/06/16
閲覧 : 311
サンキュー:

32

ネタバレ

tyUHy84785 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

不満点なし

キャラもかわいいし、最後までダレることなく見られました。

投稿 : 2015/06/14
閲覧 : 345
サンキュー:

5

ネタバレ

東玲二 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生、万策尽きてからが本番

まず、この作品はアニメを制作する仕事をアニメにしたものです。
普段我々が何気なく見ているアニメがどのように作られているかを教えてくれていますし、その大変さを目の当たりにすることが出来ます。
昨今のアニメーターの薄給&長時間労働の問題をよく目や耳にするし、自分達の嫌な部分を見せようとしたことによくやろうと思ったなあと感心するばかりである。

観ているだけで胃の痛くなるようなトラブルばかり。どの仕事も仕様変更だ、納期に間に合わないだ似たようなことはあるけど、正直きっつい。でも、目の前のことに頑張って取り組む姿は清々しいし、励まされます。
よくアニメを観る方ほどこのアニメを観る事を薦めたいと思います。


ネタバレ感想
{netabare}
・一番印象に残ったキャラ
私がこの作品の中で一番感情移入したのが実は平岡大輔だったりします。
初めに出てきたときは仕事は雑だし、態度はでかいし、嫌なやつという印象しかなかったけど、その理由を知るごとにだんだんと憎めなくなってました。
もちろんどんな理由があっても、あの仕事ぶりは許されないです。
それでも、他に行くアテがなくて、心のどっかに夢が捨てられなくてという気持ちは変な同情心だけど、わかるような気がします。
みゃーもり達5人のようにひたすら夢に進める人間ばかりじゃないとわかって欲しいかな。

そんな中、私は高梨タローのことも能天気で空気読めないトラブルメーカーと思っていたけど、その能天気さと空気読めなさとやさしさに救われたことが何気に嬉しかった。

・23話のラストシーンについて
「少し夢に近づきました」
もって行き方うまいわ~。
みゃーもりの泣き顔アップとコンボで誰だってあんなの泣きますがな。
更に作中では触れられてないけど、ディーゼルさんが「一行だけ使ってもらえました。」と言ってたけど、この一行だと勝手に解釈しています。
そう思ったら、更に胸熱になるでしょ。

・ストーリーに関してちょっとう~んと思うこと
すごくよかったんだけど、三女制作の話を盛り上げるためとはいえ、出版社の編集者を一方的に悪者にするのはさすがにひどいかなと思う。
けどまあ、じゃあどうしたらいいと問われたらなんとも言えないけど。
きっとあんな編集者はいないでしょうから。(そう信じたい)

{/netabare}

最後にSHIROBAKO DVD7巻に『第三飛行少女隊』の第一話が入るらしいけど、1クール分全部観たいです。制作してくれないかな~。

投稿 : 2015/06/11
閲覧 : 394
サンキュー:

13

ネタバレ

刹那F さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

PAの最高傑作

結論から言わせてもらうと、これは神アニメだった。

1話冒頭は高校時代で始まるのだが、突然3年後に切り替わった瞬間、これは面白くなると確信したのを今でも覚えている。
3話になる頃には、現場の雰囲気など、どっぷりハマってしまった。

1クール目が最終話(12話)はこれ以上ないほどの神回で、これ以上のことがこれから先の話であるのか、と疑問にも思った。

だがしかし、SHIROBAKOはそんな自分の考えを見事に裏切ってきた。

平岡の登場で現場に波乱が起きた。
特に、20話の円と平岡の言い争いは、とても大好きなシーン。
自分は人間味溢れる平岡が結構好きなキャラの1人でもある。

2クール目でもっとも印象に残っているシーンと言えば23話のあのシーン。
心に染み入るものが自分にもあった。

全体を通して見てみると、アニメに対する見方が大きく変化したように思う。例えば、スタッフを気にしてみたりとか、簡単に批評できなくなったのが大きいかな。

このアニメは、社会人に近しい年齢の人ほど理解できる作品だと思う。
アニメ制作をテーマにしているが、社会人としての共通した感覚があるようなので社会人こそ理解できることも多いのだろうと思う。
逆に、中学生だとか、高校生だとかは、SHIROBAKOに面白さを見出せない人が少なくないかもしれない。

自分は社会人ではないが、なぜか理解できることも多かった。
(これを書いてる時点では、自分は大学1年)

投稿 : 2015/06/10
閲覧 : 248
サンキュー:

9

ネタバレ

みちかな さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素直に面白かったです

自分たちの本業を設定にすえているだけあって、基となる土台にブレや違和感がなくストーリーを楽しむことに専念できるのがすばらしいと思いました。

賛否両論わかれると思うミムジーとロロですが自分はいいと感じました。
ミムジーとロロはみゃーもりの妄想かつ心の声。日常系アニメなのに突拍子もないというとらえ方もありますが、専門的な知識の多い作中の解説役をコントを交えて進めていくなど、普通なら説明長いなーと感じる語り部分が逆に楽しく感じられてよかったように思います。
社会人が感じるような仕事に対する想いややり切れなさが描かれていて、見終わった後に考えさせられる部分があるのも好きです。

他のアニメを見ていて総集編があると、あー間に合わなかったのかなーと思うようになってしまいました(;・∀・)

投稿 : 2015/06/02
閲覧 : 359
サンキュー:

11

ネタバレ

zDCqy39614 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

テンポがいい

あっという間に1話が終わり、わくわく、そしてアニメを見る気持ちが変わる。

投稿 : 2015/05/25
閲覧 : 174
サンキュー:

3

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメがもっと好きになる作品

アニメ制作の会社を舞台になんでアニメを作るのか模索したり、夢に向かってがむしゃらに進んだり・・・

アニメができるまでのお話で、いつもなんとなく見ている映像のちょっとしたところに製作者さんたちの思いがたくさん詰まってるんだと知りました。
アニメ作るの大変ってなんとなく聞いたことあったけれど、ほんと戦場だなーと。正直、アニメって娯楽だし、なくても困らないし。だけど、アニメが好きだから、みんなに楽しんでもらいたいからってそのためにたくさんの人たちが頑張ってるんだって思いました。
私たちが面白いって評価した作品、つまんないって批評した作品、そのどれもが同じように情熱をもって作られたものなんだって考えたら、一つ一つの作品に愛着がわいてきてアニメがもっと好きになりました。

アニメ制作についていろいろ知れて面白い作品でしたが、それぞれが夢に向かってく感じもとてもよかったです。お互い違う職種でも励ましあったり、時に置いてけぼりな気分を味わったり・・・。 {netabare} 最後に5人がおんなじアニメにかかわった瞬間、ほんとに感動でした。{/netabare}

内容も面白かったし、アニメが好きな人には絶対見てほしい作品だなって思います。いろんな角度からアニメを楽しめるようになる気がします。このアニメを作りながら、製作者の人たちは何を思ったんですかね?笑 自分たちの現状をアニメにするってすごい不思議な気分だったんじゃないかな、めっちゃ感情移入しながら作ったんじゃないかな、とか考えながら楽しく見れました。

最後にアニメの制作にかかわってるたくさんの人へ「ありがとうございます。」って伝えたいですね!

投稿 : 2015/05/19
閲覧 : 346
サンキュー:

16

ネタバレ

catcher さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

働く女性シリーズ

アニメオリジナル作品かな?

花咲くいろはに引き続き、PAworksの働く女性シリーズ第2団ってとこでしょうか。
業界の専門用語が飛び交っているので、やや取っ付きにくい印象ですね。アンチがわいているのもその辺りが原因でしょうか。

でも、無知な俺でもこのアニメは楽しめたわけです。
どんな仕事でも共通する辛さがあります。

『人間関係』

まあ、誰でも知っていることですね。
てか、これクリアできれば大概の仕事は出来るよねw
主人公、宮森あおいの制作ってお仕事が特に顕著でしてね。アニメ制作に携わる全ての人達の橋渡しをするわけだから、必然的に多くの人と関わる。周囲の都合に振り回され、自分が悪い訳でもないのに頭を下げ、その日の出来事に一喜一憂する。
その中で成長していく主人公を描きつつ、23話でのサプライズ。5人で一つのアニメ作りに携わるという夢を叶える感動要素。いやーマジで泣けたわ。必死に頑張っている人間が報われるってのはアニメの良いところだと思います。

特に文句の付け所もなく、二期もやってほしいと思える内容でした。

投稿 : 2015/05/13
閲覧 : 345
サンキュー:

10

ネタバレ

WcafJ69747 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

回が進むごとに面白さが増す

正直、1話で切りそうになったけど最後まで観て本当に良かった。
23話のずかちゃんが報われる所は涙腺崩壊しました。

投稿 : 2015/05/10
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ネタバレ

フローズン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

DVD-BOXが出たら購入を検討する

・リアルタイムでは見ていなかったのですが、ネット界隈や、リアル友人の間ですごく話題になっていて、放送終了後に視聴開始
・結果的にリアルタイムで追っかけなかった自分を責めたい!
・友人よ!あの時の俺に無理やりにでも1話を見せろ(笑)
・すごく良かったです

・最初の印象は、アニメを作るアニメということで「どうせ美少女達がゆるゆるとのんべんだらりとアニメ作ってくだけでしょ~」と舐めてました
・いやいや、違うんですね、立派にドラマしてました。主人公たち5人が全員美少女ってのは違いませんけどね
・1話のえくそだす1話放映時の集まりを見たときは、こんなにキャラ出されても覚えられないでしょっと思ってましたが後半では全員の役職と苗字を覚えられちゃってるんですからすごいです
・現実と乖離させずにキャラがみな立っていて見事といわざるを得ない

・ストーリーも濃厚で、1話で進むペースが速い。でも丁寧な追いなので全く置いてけぼりにはなりません
・とにかく1話1話の満足感が高いです。捨て回がありません
・話を追っかけるだけにならず、笑わせてくれるシーンも随所にあり、脚本のクオリティの高さも感じました

・アニメ制作の裏側ということで、個人的には色々調べていて詳しいつもりだったんですがやはり、はぁ~、こういう事情があってスケジュールが狂うのか、とか、ここはこんなに杜撰にやってしまうんだなとか
興味深い背景がとってみれてよかったです
・あとこの作品のいい所は劇中劇の作画や演技などの修正前と修正後をキチンと見せてくれる点ですよね、あるぴんの泣き顔、安原さんや杉江さんの作画、後半でみーちゃんがCGで描いたウリボーなど。あるとないとで感動の量が全くちがう

・最も好きなシーンは最終話、宮森が帰りの新幹線で自身に問いかけるシーンです。序盤からあった宮森の迷いを、彼女自身の怒涛の経験から進む道を見つけるというところ。一番感動しました。

・いいところは書いても書ききれないのでこの辺で
・少しあった不満点は、CGグラフィックのみーちゃんの掘り下げが少ないよなというところ、彼女の活躍をもっと見たかったな。あと野亀先生に会いに監督が夜鷹書房に乗り込むシーン。さんざん丁寧に現実的にやってきておいてあそこはちょっと強引だと思った。笑っちゃいましたけどね

・にしても面白かったです。DVD-BOXが出たら購入を検討するレベルですよ

投稿 : 2015/05/06
閲覧 : 463
サンキュー:

43

ネタバレ

ざみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

物語:アニメ製作会社を舞台にしたお話。普段名前は聞いたことのある仕事を解説したりとストーリーだけでなく、アニメ製作の勉強にもなる作品。

キャラクター:多くのキャラクターにスポットが当てられ、それぞれが考える将来や不安、悩みが細かく描かれていて感情移入しっぱなし。安原絵麻ちゃんは永遠の嫁。


2クールものとはいえ、毎週が楽しみだった作品。PAさんにはファンタジー要素の作品もいいけれど、本作のような現実的な舞台で繰り広げられる作品を生み出してもらいたい。次回作もおなしゃす!

投稿 : 2015/05/05
閲覧 : 198
サンキュー:

9

ネタバレ

ちゃおりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

アニメ作りというお仕事の素晴らしさに触れた気がしました。

夢を生み、育て、届ける。

アニメって良いですね。

投稿 : 2015/05/05
閲覧 : 280
サンキュー:

9

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タメがうまいアニメ

2クール24話のアニメでしたが、途中ダレることなく毎週が神回の作品でした。
1話ごとにメリハリがある内容も見事でしたが、1クール通しての表現が秀逸でした。

前半のじいさん、後半のズカちゃん

ずっと可哀想で、でもアニメだからいつか報われるんだろうなあ、あれ?まだなの?いつ報われるんだろう

という展開で、はらはら待たされましたが、待たされた分2人が活躍する話しは心にぐっと来て、泣きました。
しっかりストーリーが練られていたからこそ、できたタメだったと思います。
ほんとP.A.はアニメ業界の至宝とも言える最高の会社ですね。


今回新たな聖地は生まれませんでしたが、満足できる作品でした。
タイトルがもう少しキャッチーだったら、ブルーレイ全巻揃えてたところです。

またP.A.の次回作に期待してます!(SHIOBAKO続編でもいいですよ笑)

投稿 : 2015/05/03
閲覧 : 186
ネタバレ

ノンリニア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

胸熱好作品

なんかこう「心から熱くなりたいなぁ」って気分のときにおすすめの作品。

自分たちの作品を作りたい一心でアニメーション業界に飛び込んだ主人公達5人が、仲間と一緒に一歩ずつ夢に近づいて行く物語。

其々が悩みながらも胸の熱い想いを冷ますことなく、プロフェッショナルとしての自覚と実力を身につけて夢を実現していく姿がリアリティをもって描かれています。

社会人なら多かれ少なかれ共感が持てる展開。
自分は仕事柄どっぷりとハマってしまいました。

仕事中に作中のシーンを思い出し「万策尽きた―!!」と心の中で何度叫んだことか。

シナリオ、設定、作画、動画、声優、音楽、全てにおいて上質で、業界人達の仕事への愛情とプライドが感じられる好作品です。
劇中作の出来栄えも上々、抜かりはありません。

全ての回にブレイクスルーがあり楽しめますが、特に前半のクライマックス12話と後半の伏線が回収される23話は必見です。

12話:{netabare}杉江3日伝説のくだり、伝説の天才アニメーター杉江さんの登場と、その原画を武蔵野アニメーションの最強ツートップ(小笠原さん、井口さん)が第二原画でサポートする展開が最高に胸熱。また、冒頭で描かれる次回作候補「第三飛行少女隊」のアニメーション化権交渉がストーリーに深みを持たせています。{/netabare}

23話:{netabare}原作者の作家魂を触発する監督の情熱。勝負服を纏ったここ一番の木下監督、カッコいいです。それと何と言っても声優志望・ずかちゃんのデビュー!! 14話の声優オーディションの際に引かれた伏線を見事に回収、感激の神回です。彼女が夢に一歩近づいた瞬間のみゃーもりの表情にもらい泣き必至。{/netabare}

投稿 : 2015/05/01
閲覧 : 255
サンキュー:

29

ネタバレ

杞冬@あずさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛すべき明日一瞬と一生を

5人の少女が自分たちのアニメを作るために奮闘する物語。
5人それぞれが役割を持っている。
1クール目は5人の内2人がメインとなる。

アニメを作るアニメ。
何かあべこべになりそうですけどそれがこのアニメです。
PAで職業アニメと言えば「花咲くいろは」ですが、
あちらは青春、まっすぐなアニメでした。
こっちはかなり奥深くまで入り込むアニメです。
その分アニメに興味ない人にとっては全く面白くないでしょう。
まぁここには興味ねぇって人はいないと思いますがw

1クール目も飽きさせない展開で良かったのですが、
2クール目も変わらない面白さ。
何かが起きて、それを解決するためにみんなが動いていくそして解決するだがまた何かが起きる…
そういった展開なのですが全く飽きない。
ここまでハラハラドキドキさせられる日常アニメは珍しいんじゃないんでしょうか。

5人がメインとなりますが主にみゃーもりとえまの出番が多め。
りーちゃんとずかちゃんは2クール目からが本番ですね。
みーちゃんの出番はほかの4人と比べると少な目。
他の4人よりもスポットもあまり当たらないです。
そこはみーちゃんファンには少し残念なところかもしれませんねw
でもちゃんと自分のやりたいことができてるみたいで良かったです。

5人の中で最後に花が開くずかちゃん。
ずかちゃんを除く4人は着実に夢に近づいていくなか、
自分だけはなかなか芽を開かない。
その焦りでやさぐれそうにもなった。
そんなずかちゃんが実力で勝ち取った役ルーシー。
これまでの努力が報われる瞬間には涙なしでは見れませんでした…
みゃーもりもずかちゃんの苦労を知ってるから尚更嬉しかったんでしょう…
友達の成功を自分の事のように喜べるみゃーもりにも涙w
ずかちゃんの今とリンクしているセリフにまた涙ww
このままでは終わらないだろうと思っていたところに絶好のチャンスが回ってきてそのチャンスを見事にものにしたずかちゃん。
ようやくちゃんと実力が認められることができました。
これからはもっと躍進をしたずかちゃんを見たいですね。
頑張れ―ずかちゃん!応援してる。

14話はアニメファン必見のキャスティング会議ww
いろんなネタがありほんとに面白い回でしたww
声優のチョイスは確かに人気声優で無難にいって失敗を無くしたい気持ちもわかります。
そのキャラにぴったりならまだしも、
なんか違うなぁと視聴者に感じさせてしまったらそれはそれで失敗なのです。
声優は声を売るわけですから声で勝負してほしいですよね。
キャラソンとかを歌うなとまでは言いませんけど、
演技で勝負してほしい気持ちはあります。
見た目も確かに重要。
可愛くないよりも可愛い方が当然いいしね。
それでも見た目がいくら良くても声が良くなくちゃなぁ。
最近の声優さんは可愛い人増えてるけど昔は…ゴホンゴホン。
いつも同じ面子ではなく新鮮な面子も求めているのです、視聴者は。
そのキャラに合う声を探すのはとても大変なことです。
でもそこに妥協を入れてほしくない。
それが一アニメファンとして思いです。

りーちゃんのスーツ姿がストライク過ぎてやばい。
だらだらした格好が多いりーちゃんだったけど、
ピシッとスーツにするとピシッと可愛くなりましたw
みゃーもりのスーツ姿も中々ですがりーちゃんのスーツ姿が一番や…
みゃーもり一筋で今まで来ましたが、りーちゃんに少し浮気させてください。
スーツマニアの私のベスト3に入りますねぇ…w
ただの性癖トークになっちゃっているのでこれくらいにしておいてww

アニメが好きなら見なきゃ損損。
アニメとしての新しい可能性を感じた作品。
青春物を作らせたらPAの横の出るものはいないそう思わせてくれた作品です。
本当に素晴らしい作品を作ってくれたスタッフに多大な感謝を!!

投稿 : 2015/04/29
閲覧 : 303
サンキュー:

30

ネタバレ

OZ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメの今が此処にある

P.A.WORKS×水島 努監督との事で
期待して観てみたら
文句無くお気に入りとなった
2014秋~2015冬にかけての2クール作品

■アニメの今が此処にある■
学生時代に交わした約束を夢見て
日々 アニメ業界で奮闘する女性5人を中心に描いた
アニメ業界の裏側をアニメにした『SHIROBAKO』

高校生をメインに据えた学園系アニメが多い中
社会人にスポットを当てた今作品。

制作現場の忙しさが伝わってくる内容だけれど
「アニメを作るのはこんなに大変なんだよ」と
押し付けがましい美化されたアピールはなく
エンターテインメント性溢れるドラマ仕立てとなっている。

人物が多く登場するものの
その場限りの存在感に留まっておらず
一つの作品に携わる様々な職種全員に
不安 葛藤 情熱 生き様があり
各キャラクターそれぞれが等しく
物語の主人公と言えるだろう。

一人一人キャラクターが立っているのは見事である。

特に宮森 あおいの立ち位置が良く出来ていて
形としては成長していく姿を追っていける主人公だが
制作過程において視聴者の目線も持っており
物語のナビゲーターとも言える
作品と視聴者を繋ぐバランスが絶妙なのだ。

また 音楽面も素晴らしく
中でも後期OP「宝箱-TREASURE BOX-」は
壁にぶち当たっても乗り越えていこうとする
メッセージの込められた歌詞が
メロディー共にお気に入り。

サビに入る直前
ずかちゃんに光が射すカットで
毎回目頭を熱くさせられ
何度も観てしまった飛ばせないOPの一つ。

気になった点はこれと言って見当たらないが
強いて挙げるなら資本やスポンサー等
アニメを作る上での金銭面には触れられていない事。
その点の現実味が曖昧にボカされている為
リアリティに若干欠けている印象が残るくらいだ。

とは言えシナリオとキャラクターが上手く噛み合い
夢に向かって困難な壁を乗り越えようとする姿に
勇気をもらい励まされた。

アニメ業界の今はどうなっているのか?
多くの作品が作られては淘汰されていく現在。
たかがアニメであり されどアニメだからこそ
観る側も出来るだけ作り手の情熱を感じていきたいものだ。

業界と視聴者に一石を投じる
アニメの今が詰まった作品である。

■貴重なタローの存在感■
女性キャラクターの活躍が目立つ今作品であるが
男性キャラクターの存在感も見逃せない。

『SHIROBAKO』に無くてはならない存在と感じたのは
終始 鬱陶しく無責任な印象であったけれど
作品にアニメらしさをもたらした
タローこと高梨 太郎である。

少々 足を引っ張ろうとも
メンタルの強いタローが持つコミュニケーション能力は
場の空気を明るくするだけではなく
無気力な態度で心を開かなかった平岡ですら
徐々に打ち解けるまでの関係を築いていく。

勿論 仕事をする上でスキルや責任感は大切だ。
けれど それだけが全てとは言えず
時間をかければ技術は身に付いてくるものだが
人との接し方はその人の積んできた経験によって
自然と培われてくるもの。

もしも彼がいなかったら
お堅いドキュメンタリー作品となっていたかもしれない。
そう考えるとタローの存在は
今作品に娯楽をエッセンスした
極めて貴重な人材と言えるだろう。

■今わたし 少しだけ 夢に近づきました■
名場面が数多くあった中で
もっとも印象に残ったのはどの場面か?と聞かれたならば
新人声優のずかちゃんこと
坂木 しずかが夢に一歩近づけた
第23話「続・ちゃぶだい返し」である。

いくら練習を積み重ねてきても
オーディションでは緊張から失敗してしまったり
ガヤの演技では張り切り過ぎて空回りしてしまったりと
周りの仲間達が一歩ずつ先へ踏み出しているのと比べて
唯一 くすぶっている日々を過ごす坂木 しずか。

声優業界は狭き門だとしても
若手声優がTVで活躍するのを見て
酒をあおりながら愚痴をこぼし
一人取り残されている現実に
彼女は何を思うのだろうか。

何度 壁にぶつかっても
諦めず挫けずに明るく振舞う彼女には
却って痛々しくも悲壮感が漂い
ただ 報われて欲しいと願うばかり。

『第三飛行少女隊』の収録も終わり
「このままずかちゃんは報われずに・・・」と
救いのない展開を想像していたが
最終話に急遽リテイクが入り
追加された新キャラ ルーシー役に
まさかのずかちゃんが抜擢されるのだ。

そしてルーシーの台詞
「今わたし 少しだけ 夢に近づきました」

ルーシーとずかちゃんの姿が重なり
こみ上げてくる抑えきれない感情は
みゃーもりの瞳から涙となって溢れてくる。

迷いから立ち止まっていた
『第三飛行少女隊』の主人公 ありあのみならず
宮森 あおいにも言える事で
ありあ ルーシー みゃーもり ずかちゃんの心情を共有する
非常に多くの意味を含んだ台詞として印象に残った。

直前にりーちゃんが
「台詞 一行だけ使ってもらえました」と言っており
アリアの台詞だったのか?ルーシーの台詞だったのか??
詳細は明かされていないが
おそらく最後の台詞「今わたし~」がそうなのだろう。

第1話 山形県 上山高校アニメーション同好会の一室で誓った
遠い日の約束が実現するのである。

最後までずかちゃんにスポットが当たらなかったのなら
それはそれでリアルさが増すのかもしれないけれど
ここまで彼女の苦労を観続け
頑張りが報われた姿を見ると
声を押し殺し 台本で顔を隠して涙するみゃーもりと同じく
一緒になって感極まってしまったものだ。

ようやくずかちゃんに光が射した
このエピソードが強く胸を打ち
今作品のハイライトとなったのである。

■あとがき■
終わってしまうのが寂しくなる程
期待以上に楽しめた全24話でした。

中盤以降からは
ずかちゃんに感情移入をしていたので
「少しだけ 夢に近づきました」の台詞には
素直に感動してしまって涙が止まらなかったよ。
予定調和の展開だったとはいえ
本当に報われて良かったな。

最終回ラストに
携わった全員の集合写真カットでは
勝手ながら一つの作品が
創り上げられるまでの道程を共にしてきた様で
「お疲れ様」と思うのと同時に感慨深かったです。

他に観てみたかったのは音楽制作の現場。
制作進行 作画については満足出来たけれど
どうやって作品のイメージに
主題歌やら音を想像して作り上げていくのか?
興味があった分野だけに
そこだけがちょっと心残りだったかな。
尺の都合もあるので仕方ないが
音楽制作も描かれていたら満点になっていた気もするよ。

それと おそらく多くの方も知っていると思いますが
みゃーもりのアドレスにメールすると
ストーリー紹介の返信がくるので
小ネタとしてメールしてみてるのも面白いかも。
ちなみにアドレスはmiyamori@musani.jp です。


最後になりますが
制作に携わった多くの方々
並びに武蔵野アニメーションスタッフの皆様
「アニメを好きで本当に良かったな」って
感じられる素晴らしい作品でした。

今作品と言えばやはりこの言葉で締めたいと思います。
ドンドン ドーナツ ドーンといこーう♪

満足度 ★★★★★★★★★☆ (9)

投稿 : 2015/04/27
閲覧 : 494
サンキュー:

71

ネタバレ

うらキング さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

職業紹介アニメと侮るなかれ。

これは・・・
溜めて観るモンじゃないですね。

バカにしてた~・・・

アニメ制作会社が
アニメ作るだけの話のはずなのに
観始まったら止まらなかった。

毎週ハプニングですものね。
これから!って所で話が終わって。


とても面白かった。



しかしハードな業界ですね、
一時話題になりましたもんね…
{netabare}〇-1 Pict〇rs←{/netabare}


しかし23話はやられたなぁ・・・

みゃ~もりさん。
君~から~貰~い泣~き~♪

いや、あそこはホント良かった。

{netabare}
結果、メンバー全員集合で
ご都合主義?とも思えるのですが

全員揃って良かったね。
と素直に思えるENDでした。
{/netabare}


しかしみゃーもりさん、

あのドラテクなら
ラリーストで
食って行けそうですけどね(笑)


{netabare}ごはん三世・・・気になる。{/netabare}

投稿 : 2015/04/21
閲覧 : 205
サンキュー:

9

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ制作の「裏事情」が垣間見える所が、個人的には凄く楽しめました。

P.A.WORKSの作品は、全削除前の「花咲くいろは」以来2度目の感想になります。

京アニが自滅していった為に、自分が今1番評価している制作会社がP.A.WORKSになりました。

ただ、少女漫画っぽいキャラデザと昼ドラばりのドロドロした心理描写がどうしても好きになれず、あの「凪のあすから」でさえも途中断念してしまっています。

感想は書いていませんが、true tears、Angel Beats!、Another、TARI TARIは、完走しています(汗)




アニメ業界の人が見たら大爆笑出来たのだろうと思いますが、にわかのアニメ好きくらいの、レベルの低い自分にとっては『へぇ!そうなんだぁ!』と思うくらいで、ストーリーを楽しむというよりも、「業界の裏事情を勉強する」作品になりました。

でもアニメ制作という業界の方々からしたら『禁断の内容』なんじゃないかと思うんです。
今後、自分みたいな「知ったかぶり全開」の人達がうるさくなりますよ!きっと!!

分からないからと言って流し見という訳ではなく、「マンガ家さんとアシスタントさんと」や「月刊少女野崎くん」みたいに、制作サイドの裏事情が分かるような内容の作品は、個人的に『大好き!』なんです!(笑)

その切っ掛けになっているのが、日テレやNHKがスタジオジブリ作品の制作風景を放送していたのが「興味深くて面白い」と思い、かじりついて見ていたからです。

棚には一切入れてはいませんが、アニメ好きになる前から、ジブリ作品だけは欠かさず見ており、DVD・Blu-rayも沢山持っています。
この自分が円盤にまで手を出しているのですから、自分がジブリ作品をどれだけ見返しているかは、言わなくてもお分かり頂けると思います(笑)

ジブリ作品の中で、背景・美術の最高傑作は『ハウルの動く城』です!
ここでは場違いなのですが、
まずは『ハウルの動く城』の色使いと動きの素晴らしさです。
ソフィーがお婆さんになって荒れ地に入った辺りから城に入るまでの一連の背景も、雲の動きも高度別に速度を変えて、動きや形をも変化させながら描いてあり、風にたなびく草花の描写も繊細で実に素晴らしい。
ハウルとソフィーが王様の城から逃げ出して、ソフィーが荒れ地のハウルの城を目指して飛んでいる所の、雨雲の下に延びてるラインも、その雨雲の下ダケ雨が降っているという証拠で、実際に雲を良く観察しているからこそ描ける物です。
背景・美術全体もそうですが、雲と言うならハウルの動く城は『素晴らしい雲』が沢山描かれている、本当に数少ない作品の1つです。

SHIROBAKOの13話目ほかで、背景の雲へのこだわりを指摘しているシーンが有ったので、触れてみました。

因みに、12話目で動物の動き(モーション)の付け方について触れてますが、動物の動きなら断トツで『かぐや姫の物語』です!
8話目や21話目の猫の動きにも関連しますが、かぐや姫の物語の動物の動きは本当に素晴らしいですので、興味の有る方は参考になさって下さい。

そんなジブリ作品は、自分のアニメを見る基準点となっており、だからこそ「作画が安定しない」「背景が適当」等の『手抜き』と思える作品が嫌いなのかもしれません!



2014秋期の1番は『四月は君の嘘』としています。
2015冬期の1番は『SHIROBAKO』に決定しています。
どちらも2クール物の作品で、じゃあ、どっちが自分好みだったか?と言えば『四月は君の嘘』と答えるでしょうが、どっちが続きが気になって面白かったか?と言えば、間違いなく『SHIROBAKO』と答えるでしょう!

自分がP.A.WORKS作品を合わないと思っていた理由は、まずは『キャラデザ』に有ったのですが、最近はもっと②少女漫画色の強い作品が増えたので少女漫画っぽく見えなくなって来た事と、正直見慣れて来てしまった事も有って、気にならなくなりました(汗)
後は、心理描写にリアリティーが有り過ぎで、昼ドラばりのドロドロ感が見てて「イライラするし鬱になる」ので避けていたのもあります。

P.A.WORKSの今作『SHIROBAKO』で1番良かった所は、【恋愛感情】が殆ど絡まない事に有ります!!
これは自分だけの感覚かもしれませんが、人の好みは十人十色で、2話目の「あるぴん派」「あやちん押し」ではないですが、視聴者個人個人が大好きになる登場キャラって居ると思うんです。
そんな1押しの登場キャラが作中でドロドロの恋愛劇を展開していたら、自分なら「ドン引き」します。
自分が大ハマリしている作品も、恋愛とは縁遠い内容が多いんです!「ガールズ&パンツァー」「咲-Saki- シリーズ」「けいおん!シリーズ」等!

それと、働く女の子シリーズでしたっけ?その「働く女の子」って所が自分には良いのかもしれません。
削除前でP.A.WORKS作品の感想を唯一書いていたいたのも「花咲くいろは」でしたしね(笑)
今回自分でもビックリしているのは、好きなジャンルなら『舞台背景が学校』で無くてもOKだったって事ですかね(笑)

決定的だったのが、OVAで実際に『えくそだすっ!』が出たことです。
OVAででも何でも、SHIROBAKOを見せられた後に、実際に『えくそだすっ!』と『第三飛行少女隊』を見せられたら、面白すぎて「かじりついて」見てしまいますよね!
こういう販売戦略なら、正統派すぎて応援したくなります!
2期制作時には、「武蔵野アニメーション制作」でOVAを先に出してから、その制作エピソードをSHIROBAKO2期として制作・放映するのも面白いですよね!

後は、「こだわりの強さ・妥協しない姿勢」が、とても高評価です。
色々な「設定の細かさ」も、本当に大絶賛です。
元ネタ関連は、皆様が詳しく書いてますので割愛しますが、正直『そこまでやるか!?』という詳細な設定の数々で、『スゲーっ!!』の一言に尽きます。
本当に本当に、『素晴らしい』の一言に尽きます!!



サブキャラが別人に見えたり誰だか分からなかったりと、作画が統一されてなく安定しなかった回も“多々”有りましたが、全体のクオリティは非常に高く、さすがはP.A.WORKSといった感じでしょう!

ただ、2クール目の「第三飛行少女隊」の飛行機の動きは、ジブリ作品「紅の豚」や「風立ちぬ」以上に違和感たっぷりでした。
特に17話目の第三飛行少女隊のPVの冒頭に出てきた5機の編隊飛行のシーン。
例えれば「釣糸やピアノ線で釣り上げ浮かせたダケの「プラモデルの飛行機」」みたいで、動きにリアリティーも臨場感も何も感じなかった事です。
旋回シーンでは、22話目で絵麻が言っていた通り「中割りの付け方」なのですが、PV冒頭のイメージが強い為にPV後半の飛行シーンも、空気や風という見えない大きな抵抗を押し退けて突き進んでいるという速度感がいまいち感じ取れなかったんですよね!
背景イメージで誤魔化してるようにしか見えなかった(汗)
安定的に飛ばすのと、無機質に置物のように飛ばすのは全く別ですから!

なるべく真っ直ぐ飛ばす、旋回シーンはアップで誤魔化すでは、全体的な物は見えてきません。
戦場の状況がある程度視聴者にも分かるくらいの「引き」のアングルでの旋回・戦闘シーンの動きが違和感なく上手く表現出来れば、個々の寄りがより生きてくると思いますし、1対1のバトルシーンの臨場感も上がると思うんです。
20話目の飛行・戦闘シーンは、良くなって来ているのですから!

CGで言えば、21話目のジェットコースターは大変だったでしょうねぇ!
力作だっただけに、素晴らしい出来栄えでした!



背景は絶賛とまではいきませんが、全体的にクオリティが高くて良かったと思います。
背景を担当しているメインの会社が『Bamboo』さんなのですが、建物を描くのが特に得意な会社なのでしょうか?
街並みや建物の背景はグレードが1段アップしますよね!
それに、背景での光と影の使い方、照りの描き方も素晴らしいです。
特に光・光沢の表現が凄く上手いです!

その中でも注目して頂きたいのが、「武蔵野アニメーション」の『社屋』の外観の背景で、あの七色に輝くピカピカしたタイルの特性を良く理解して描かれていて、時間帯や天候の表現をも、七色に輝くタイルを利用した光沢と色合いで、社屋の外観を通して上手く表現されていました。
凄く感心した手法の1つでした!

あと元ネタ云々には触れませんが、色んな作品のポスターです!
特に大爆笑してしまったのが、19話目の武蔵野動画内に貼ってあった『新造人間 ガチョーン』で、本当にあのポーズを描いてるのに気付いた瞬間、吹き出して笑ってしまいました(爆笑)

強いて言えば、草花や木々を描くのは苦手なのでしょうか?

あと雲に関してですが、同レベルの雲を描ける会社も何社か有りますが、雲に関してもレベルは非常に高いです。
実際に穏やかで無風に近い青空では、べたーっとした雲の日も多く、動きが無い分、質感を表現するのはかなり難しくなります。
今作では雲の標高・高度で異なる雲を描き分ける事で表現していますが、実際には雲の下側が水色に見える雲ってあまり無く、やはり青みがかっていても灰色がメインになるんです。
建物とかに例えると雲の灰色の部分は「影の部分」ですから、空の青と雲の白と影の灰色に光と光沢を加える事で、「Bamboo」さん独特の雲の表現も可能ではないかと思っています!
5話目後半の朝に遠藤が宮森を待っていたシーンの社屋の色合い、宮森が自転車で出勤してきた所の社屋、日の当たってピンク系の表現から一転して、遠藤が待っていた影の部分の紫系の表現。
雲も質感は違えど表現の仕方は同じですよね!!タイル1枚がミクロの水滴に変わったダケです。

第三飛行少女隊の背景として描かれた雲は、素晴らしい出来栄えでした!
夕方や日暮れ時の雲も良かったのですが、進撃の巨人にも書きましたが、「見たことの無い雲」なんですよね(汗)

あと、都会ではあんなにスッキリとした綺麗な青空って滅多に見えないのでは?見えたとしても冬場の早朝くらいではないでしょうか?
田舎者からしたら東京の風景って、STEINS;GATEでのあの風景そのものなんです!
まあ、わざわざ埃臭いガスのかかった、くすんだ空気感まで忠実に再現しなくても良いとは思いますが・・・(汗)

18話目に登場した「大倉さん」。
元ネタは「小倉工房」の『小倉 宏昌 氏』なのですが、全削除前のレビューの何処かで、自分がべた褒めした方なのです。
18話目の作中にも小倉工房制作の絵が登場していますので、ご覧になって下さい。

あと、2話目冒頭のしずかが持ってるビニール傘を通して見える向こう側の風景の描き方なんて良いじゃないですか!
更に2話目の遠藤と宮森が階段で話しているシーンの背後のガラスの表現の仕方と質感も良かったです。



2話目繋がりでもうひとつ!
2話目後半のキャラ認識の共有会議で、各キャラの年表・履歴紹介の後の全員が描かれているカット!
遠くて小さく描かれているキャラもしっかり分かるように描かれていて良かったです。
メインキャラやアップで描かれているカットはしっかり描かれていて当たり前ですが、引きのアングルでの大人数のカットって、遠くにいる人は小さく描かれるのは当然なのですが、小さく描かれる=なんとなく・適当に描かれる場合が殆どなんですよね。

視聴者からすれば、1話目の「えくそだす!」放送時の会議室に集まってるスタッフ1人1人紹介カットの絵がサブキャラの基本になって行くので、似てない・他人に見える回も多かったです。



ミムジーとロロの扱いや表現方法は良かったと思うのですが、2話目と9話目に登場した「集団催眠的表現」は流石に???でした(汗)
集中力が高まると、目を開けて他の事をしながらも、考えている映像が目の前にハッキリ浮かんできたり、聴きたい音楽を脳内再生させて聴けたりするものですが、それって誰でも出来る事だとは思わないんです!
アニメーターさんやクリエイターさんなら可能だと思うので、有りっちゃ有りなんでしょうが、それが大勢で一緒の物を共有できるとは到底思えないので、やっぱり分かりづらい演出でしたね(汗)

それで言ってしまえば、11話目の他社空想や19話目の武蔵野動画やチャッキー空想は面白かったのですが、賛否両論になりそうですね!

あと、ロロの目の大きさが話数によって違ったのが、少し残念です。



動きで言えば、19話目で髭仙人こと池谷さんが釣り堀で釣糸を上げるシーンでの「釣糸の動き」が本当に良かったんです!
これは分かって貰えないかもですね(汗)

個人的には16話目が1番好きなんです。
「エンゼル体操」と「女ゴスロリ甲子園」にやられました!(笑)

12話目の杉江さんは本当に良かったですね!
「えくそだす!」の完成と杉江さんのエピソードと1クール目のラストを飾る素晴らしい回となりました。
EDでロロのラブレターをミムジーが受け取ってくれましたしね(笑)
ただ、残念ながら馬が走るシーン!悪くは無かったのですが、思っていたほど素晴らしい出来では無かったですね(汗)
SHIROBAKOのOVAとしての「えくそだす!」は、わざとクオリティを押さえて制作されてるようですので、「えくそだす!」として見れば大成功なのでしょうが、P.A.WORKSとして考えれば、猫の描き方や動きと同じで『頑張りましょう!』ってレベルですね!!

あと、12話目のアンデスチャッキーのOPが流れて宮森が車で首を振ってるシーン!あの動きで良くOKが出ましたね(汗)

酷い繋がりで、15話目のサブキャラの作画の乱れは酷いです。
これまでも首を傾げる作画の乱れは頻発してたのですが、15話目は流石に見過ごせないレベルです。
18話目のアフレコ収録の場面も崩れてました。



2クール目のOPで雨雲の間から光が指すシーンが有ったので、しずかも必ず報われるとは思っていましたが、23話目でルーシー役で抜擢されたしずかがルーシーの台詞として『今、私、少しだけ夢に近付きました!』からの、あおいの涙!!

自分ももらい泣きしました。

まさかSHIROBAKOで泣かされるとは、思ってもいませんでした。(笑)



2クール目から登場した『久乃木 愛』さん!良いですねぇ!!
もちろんキャラも良いのですが、キャラと声が凄く合っていて、大のお気に入りになりました(笑)
『う~っ!』良いですよねーっ(笑)
調べてみたら、ガルパンの「そど子」の声優さんだったんですね!!

てか、絵麻って、久乃木さんの言いたい事、良く分かりますね(笑)



最後に、最終回にはあまり触れないでおこうと思いますが、最後の最後に詰め込み過ぎましたね(汗)

「水島 努 監督」の作品は、「大きく振りかぶって」「大きく振りかぶって ~夏の大会編~」「Another」「ガールズ&パンツァー」位しか見てませんが、水島監督って、カーテンコール風の〆方が好きなんですかねぇ?

そこをこだわって尺を使った為に、最終回が窮屈になったのではないか?と思っています!(笑)




SHIROBAKOのOVA「えくそだすっ!」見ましたか?

正直、普段なら絶対に見ない作品だと思いますが 、制作サイドの裏事情を知った後で見る事になったので、大変面白く拝見することが出来ました(笑)

ってか、地球ゴマの伏線って、気になりますよね!










動画って、安いと1枚100円。平均で1枚150円~200円。

原画は、安いと1カット2000円。平均で1カット3000円~4000円。
1カットに24枚使えば、1枚約83円~約167円。1カット10枚でも、1枚200円~400円であると教えてもらいました。

自分の言ってる事って、100円ショップで販売する商品に最高級の品質を望んでいるような物で、制作サイドの労働条件等々を解決しないと、ただの机上の空論でしかないのだと改めて実感しております。

「安かろう悪かろう」かぁ・・・。

・・・・・・・。

投稿 : 2015/04/20
閲覧 : 434
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい作品をありがとう。

本当は全話終了してからコメントと最終評価をしようと思っていましたが、
23話が素晴らし過ぎて例え最終回に不満が残っても満点で決定です。

友と仲間の素晴らしさ、プロ根性の格好よさ、夢は努力で必ず報われる
…など様々なメッセージを汲み取れる。

23話に関しては、前半のオーバーなギャグ演出は賛否分れそうですが、
私は爆笑しました。

木下監督がエレベーターから目標地点に向かうシーン、
なんだかハリウッド映画の「キックアス」での
ヒットガールの敵アジト突入シーンの状況と似ててバカ受けです。

後半は、大体こうなるとは予測してましたが、
演出が神憑ってて涙腺崩壊するほど感動するはめに…。

この作品で水島努監督が大好きになりました。
もちろんこの作品の制作チームも含めて…

シリーズ構成も脚本も最高だし文句なしの傑作だと思います。

-------------------------------------
<全話観終えて>

最終回の24話はエピローグのようなもので
やはり23話の、ずかちゃんの報われた瞬間が物語のピークでしたね。

まあ最後まで水島監督らしい遊びのギャグが炸裂してましたが。

雪道のカーチェイス。
パトカー4台で、しかも拳銃で威嚇するスピード違反取締りなんて…。
しかも音速の貴婦人として知られてるクールビューティー興津さんって何者?峰不二子かと。。。^^;

こういうの、この作品には合わないと
受け入れられないと思う方も多いと思いますが、
逆にここまでバカバカしいと清々しいですね。

この作品は、1話からずっと欠かさず観続けることにより
感動が深くなる作品です。

いきなり評判の良い23話だけ観ても
この作品の本当の良さは伝わらないと思います。

全話きっちり観ることにより、台詞なしでも表情や仕草だけで
万感の思いが伝わるようになっています。

キャラに深く感情移入できる。

丁寧に登場人物を掘り下げることに成功した、
ということではないでしょうか。

平岡も太郎に過去のトラウマを曝け出し
毒を吐き出したことでようやく会社に馴染めてきたように伝わってきました。
そして本来は有能な奴だというのもわかる描写があってとても良かったです。

類は友を呼ぶ。

ムサニにパワハラが無く、いい人材が自然と集まるのは社長が人格者だからこそ。
日頃の料理の差し入れによる思いやりも
会社の雰囲気にいい影響を与えているんでしょうね。

そして、最後の三女に携わった人たち全員の集合写真がとても印象深かったです。
皆さんの頑張りをずっと観続けてきましたから。

一人一人が魅力的で素敵に見えました。
しかもミムジー&ロロまで写ってる。

これを壁紙にしたくなりました。

愛ちゃん、背後霊みたいだったし、
現場逃走常習犯だった髭仙人が、
矢野さんの横で神妙に正座してるのが笑えました。

これで完結でもいいですが、また数年後に続編あったらうれしいです。
そのときは、平岡もうんと活躍して欲しいです。

太郎は、ムサニのなんちゃってリーサルウエポンのままでもいいかな。
遠藤さんと瀬川さんが結婚してたり、本田さんはリバウンドしてたりして。

おっといけない。遠藤さんは綺麗な奥様がおりました。
でも二人の雰囲気は恋愛フラグありありでしたね。

投稿 : 2015/04/19
閲覧 : 445
サンキュー:

39

ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

社会に出るってチビしいのね!でもうれしい事も、ちょっとはある?

あらすじは多くの方がレビュー書いてあるのでパス。

この作品、8話までは毎週観ていたのですが、レコーダーを買ったので
そこからは溜めておいて先日一気観しました。

前半はそれほどおもしろいとは思ってなかったのですが、、、
なんか尻上がりに惹きつけられていくじゃないの!

23話は確かに神回と言われるように最後は私目も涙腺大崩壊で
ございました。うえぇぇぇぇん!!w

私的には今年観た作品の中でも上位です。








おまけ

アニメの制作側を舞台にしているとはいえ、これも立派なお仕事。
様々なハプニングが起こり、なかなか思い通り進まないスケジュール。
とはいえ、お仕事ですからちゃんと結果を出さなければならない。

いわゆる会社という組織であれば他の業種にも置き換えられるんじゃ
ないかと感じました。色々思うところがあったので。

以前buonさんと飲んだ時にびっくりしたのが、「社会に出たら
みんなもっとちゃんとしていると思った。」の一言。
彼と私は1回り以上年が離れているのですが、私も今から20うん年前、
社会に出て早々に思ったことがまさにそれでした。

もちろん見習うべき人もいましたが、同じくらい「なんだこの人?」
という方がいたのも事実。

幾つかの会社を経験しましたが、とにかくどこへ行ってもそんな感じ
だったよなぁ、、、。

これをやりたい!ってことも重要ですが、それを「この会社で」と
思えるかで大きく変わるんでしょうね。

これから社会に出る方には参考になる事も多々あった作品じゃないかな
と思いました。(あたしゃもう蚊帳の外ですが、、)w

脱線失礼しました。ペコリ。

投稿 : 2015/04/17
閲覧 : 308
サンキュー:

44

ネタバレ

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

軽いなこのデブ
8年ぶりだな音速の貴婦人

投稿 : 2015/04/15
閲覧 : 172
サンキュー:

5

ネタバレ

たんぽぽの花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメを作る会社のアニメ(笑)

この作品の中身はアニメ制作会社の中の話が中心です。
アニメを書く作者の話などとはまた別の角度で面白いと思いました。
実際にこんな風にアニメが作られていると感心すると同時に
今まで、制作会社や脚本、監督の事など気にしていなかった自分に気づけました。ただ、作品中の中でのトラブルなどが、実際によくある話なら
仕事をどれだけ愛してるか度で登場人物の好感度が変動しました。
私は見る側の人でその作業自体がアニメのどの重要性に関わるかとかは
全然理解はできませんでしたが、夢を持ち続けている人達の職場の感じは好感を持てました。今はパソコン等でCGなどが活用されているが、
20年以上前の制作会社はそれ以上だったんだろうと古いアニメにも
敬意を改めて持てました。
お勧め度★3


うんちく~~~
と言いたい所ですが、事制作会社の内容は私はまったく把握しておりません
なので、知ったかぶりな発言は控えます。
ただ、一つ言える事は、どんな仕事も諦めるのは簡単でやり通す方が困難で苦しい事が多い、でもそれはその仕事場にいる人の責任で他の人のせいにする事はやはりNGだと思います。この作品でも有りましたが、前の人の仕事が遅れ、次々と後の人が仕事の時間に追われる。これは誰が悪い?
全員とは言いませんが、最初に全員がちゃんと話をまとめて置く事が大事だと思います。
建設工事などでも同じ事が言えます。最初に工事に入る前に行程表を作ります。でも、天候で遅れが出たり、苦情で仕事が進まなかったりと後に響く事も有ります。でも工事はほとんど正確に工程をこなします。それは、最初の話し合いから、すでに色々なトラブルの場合の対処等を徹底し、クレームや苦情の場合の対処、また早く仕事が終わった場合、次の仕事を早められるように、逆に遅れが出た時は人を増やしてでも時間を短縮し、時には現場監督自身作業を手伝うくらいの気持ちと姿勢で仕事をします。もちろん専門の人にはかないませんが、前向きな姿勢は他の人に影響を及ぼすのです。
仕事は一番偉い人がどれだけ優れていても、その姿、行動、発言、で良くもなり、悪くもなる。この作品でも一部無責任な行動を取る人が居ましたが、
逆に前向きな人を見て奮起した場面はどの業界でも同じ様に思えます。
そう言った意味では勉強になるアニメだったと思います。

投稿 : 2015/04/13
閲覧 : 363
サンキュー:

40

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「アニメは文化だ!」と胸を張って言える作品

何つーか、こちとら仕事で毎日忙しいわけで、それで休日にこのアニメ見てると、忙しい忙しいでこっちまでげんなりしちゃいますわwww
アニメのプロの仕事のこだわりとか、凄みとかは伝わってくるんだけど、スタッフのドタバタや酒飲んで愚痴垂れたりするのは全然面白くない。

上記が14年11月、4話までの評価です。その後、切るべきか切らぬべきか信頼できる筋に相談して、視聴を続けました。

結論は、「切らなくてよかった~~~~。これマジ名作ジャン!でした。スタッフのアニメ愛にあふれています。
最終話、第3飛行少女隊完成打ち上げでの宮森の乾杯のあいさつ「こんなにたくさんの人たちが関わっていとことにあらためて驚き、さらに過去の作品からも影響を受けて、それらにかかわった人たちも含めてさらにたくさんの人がかかわって作品はできている」というのも、本作のアフレコから音響、原作者、作画、CGスタッフなどなど、これまでのアニメ制作の描写がしっかりあったからこそ説得力がありました。まさに「文化」としてのアニメがしっかり描けていました。製作進行という立場の宮森だからこその言葉だと思います。12話までの宮森はただの製作進行、そして13話から製作進行のトップに抜擢されるところろもストーリー展開として王道。
 ラストシーン、それぞれ別の道でアニメ製作にかかわっている高校時代の同級生が集まり、もう一度みんなでアニメを作ろうと約束をするシーンは、若い世代のスタッフへの期待や未来を感じさせてくれました。
いや、いいものを観ました。

投稿 : 2015/04/12
閲覧 : 312
サンキュー:

28

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シロバコノススメ

えっ、内輪ネタとか興味ないって?…何言ってるんですか!
アニメ好きなら知ろうとするべきです。いつも私たちを楽しませてくれている人々の苦労や アニメにかける愛を!


グラスリップの作風に関しては唐突で当たり前の困惑でしたが、シロバコに関しては まさに今!扱うべき題材だと思います。


現状、あまり良くないと私は思うのですよ。いろいろ問題はあるだろうけど一つ挙げると…

視聴者の横柄化。そもそも昔からそうだったでしょうがネットで発言できるようになってそれが顕著になってますよね

→傾向として
ひと季節につき全作観るなんて無理なほどのアニメが放送される。

だいたい1クール。原作が終わってなくとも次から次へと湯水のように。

しかし、人間 観れる作品数には限りがある。
どうしても絞らないといけない。
それに観る作品が多いほど、一作に注げる愛や時間は減ってしまう。


視聴数が多い場合
下手したら、普通に観続けれるレベルの作品も粗探しして早めに切る対象へ。
まるで市場価格調整のために廃棄される農作物かのように…


おや?これでは某週刊誌の早期打ち切りと変わりないではないか!


今じゃ当たり前になってしまってるけど、そもそも「切る」って変じゃないか?

みんな、昔は純粋に
わくてかしながら
アニメを観ていたはずなのに…



かくいう私も全ての作品を気に入るわけではないし、途中で断念したモノも多くある。しかしそれらは楽しもうとして観たものの、どうしても好きになれなかった悲しい結果なのだ。

好きな部分でなく、嫌いな部分を探して切り落としたわけではない。


しかし、現在はアニメを楽しむことより選別するほうに気を取られる人も出てくる始末。それでは愛は生まれづらい。

まるで己が絶対の選定者のごとく、上から目線で「つまらん、1話で切った」「糞アニメだ」「これはまあギリ許せるライン」
あゝ嘆かわしい…愛がないオタクなんて****である。アニメを見る目は肥えても、愛が足りなきゃ虚しいものよ。最悪の場合、DBのグルメ王みたいになってしまうのではなかろうか…?

そう、こんな時代だからこそ!アニメ制作の裏側を知ることで気づくこと、改めて思い出すものが
人それぞれあるのではないかなと思います。


私の場合
特に2話!{netabare}
アニメのラジオで
役づくりにおける声優さんのキャラクター理解の深さに感心することは多々ありますが
それはもちろんスタッフについても同じだったのです!
ただアニメのキャラクターとしてではなく、1人の人間として考える。この世に存在させるためにより深く内面を掘り下げる。アニオタ以上の愛を感じました。

キャラについて熱く語るあのシーンはね、なんだこれ?笑 と思いつつも胸を熱くさせるものがありました。まさに目からウロコ!
私たちが認識している時点で
彼らは
彼女たちは
奴らは
間違いなくこの世に存在しているのです!
愛した時点でここにいるのです。
この話を見て
かの有名なルイズコピペの本質を私はようやく理解できたような気がします。

「二次元は現実じゃない、存在しない人によく夢中になれるね」
なんて言ってる人に見せてやりたい話でした!(見せたらたぶん引くけどね)

また、3話を通してアルビンの表情が修正されていく過程は非常に興味深い!人の繋がりがあってこその4話完パケでしたね。
最後に上映された
夢衣さん演技に負けないアルビンの表情には監督じゃないけど泣きそうになりました。
{/netabare}

もちろんこの作品はフィクションだし、アニメ内で誇張されている部分もあるだろう。

制作側がどんなに頑張っていたとしても、そもそも趣味に合わなければ断念しても仕方ないし
マジョリティに見放される作品にはいろいろとダメな部分がある。

しかし、途中で断念して
「糞アニメ。これは観る価値なし」
みたいな糞レビュー書いちゃう前に
もう一度、それを作った人々に思いを馳せてほしい。

彼らのがんばりを一笑に付してよいのか?
それであなたは胸を張ってアニメ好きと言えるのか?

・アニメーションへの愛
・生産者に対する感謝の心、応援する気持ち

オタクとして知識量やグッズより大切にすべきものではないだろうか。





アニメを楽しんで観てる人はこの作品を観たら
アニメ製作の裏側を知ってますますアニメが好きになるだろう。
そして
すでにアニメが大好きな人がこの作品を観たら

すこし泣く…!(ソースは私)
何だろう、何だろうこの熱くなる気持ちは。

ジブリ映画の制作ドキュメンタリーを観るのが好きな自分からしたらたまんない作品です!


とは言え、上でも述べたとおり
アニメーションの裏側に迫りつつも、あくまでフィクション

だからアニメ制作の裏側を綺麗に描きすぎてる、とか批判するのは的はずれ。
そのまま現実を描いても面白くないって舞茸さんも言ってたし。

アニメーション同好会のJK5人組を主軸にしたドキュメンタリー風エンターテイメントなのです。
スタッフの
「ああ、こんな可愛い女の子が職場にいたらもっと頑張れるよなぁ…!」って夢や願望を感じます。
もちろん おじさん達も頑張ってたけど、綺麗な女性が出たほうがやっぱり絵的に映えますよね。同じく創作がテーマだったドラマ「ゴーストライター」も同じです。中谷美紀さんと氷川あさみさん演じる美しき女流作家が織り成す物語。さむらごーちやにーがきではむさ苦しくてドラマとしてはダメでしょう。


話が逸れましたが、要するに本作は
5人の女の子のサクセスストーリーなのです。
まだまだ未完成、だけどたしかに夢に向って進んでいる…ゆえに白箱というタイトルがついてるんですよね。







・さっかんの人だっけ?家でゼログラビティ見てたの。
良作だったし 気分転換にはなるだろうけど、休日に見るには全く心休まらない作品だよね。観ててハラハラしっぱなしだったし。
素晴らしい映像作品はチェックしておくのが業界人としての性なのかな。




「○○って何してるの?」そんな疑問を解決!
いちばんメディア露出の多い声優でさえ、仕事してる現場はなかなか見れるものではない。他のスタッフの仕事はなおさら。
この作品のおかげでEDテロップで最後のほうに出てくる制作の仕事がわかり、アニメ制作の全体を見通すポジションにある制作進行のみゃーもりが主人公なのも当然だと理解できた。

ぬいぐるみの会話を通して、制作側の愚痴とそれに対する励ましを聞けたのもよかった。
激務だもんなあ…それでも本当にアニメが好きだからこそやってられる仕事だよね。
皆で協力して一つの作品を世に出す、成し遂げたときの達成感はひとしおだろう。

みゃーもりを取り巻く人びとも魅力的!
おれツイで主役やれそうな矢野エリカ…良い先輩だ。デスクが隣だからよくみゃーもりのことを見てくれている。
脳みそが活動限界陥ったときに補給する糖分はまさしく元気の源ですよね。
せかいじゅのしずく、エルフの飲み薬、かいふくのくすり
などにも負けない回復力!
あの会社は作画班の先輩たちといい、素敵な人が多いですね。







総集編はいやだ!
キルラキルの総集編で感動したのを思い出しました。
視聴者だけでなく、制作側も同じ思いなんですよね。そりゃ、そうだよな「遅刻はいやだ」と同じようなものだから。
それでもどうしようもないときには総集編になる。手抜いたわけじゃない。そう知ったら総集編だからってガッカリしてられないです。それだけ画面に愛情注いできた弊害でもあるのだから。
これからは総集編が来ても、スタッフさん頑張ってー!と思いつつストーリーを大人しく復習することにします。
…ってかそもそもは途中から観る人のためにも ストーリーの流れを再確認するもの、だよね?



・円さんと監督でデスクの美しさが全然違うのが性格出てて面白い



おいちゃん姉のようにリアルな現実描写で鬱アニメ以上に精神ダメージ受けたりもするけど、最後には気持ちが上がる物語。
日常アニメの癒やしとはまた異なる、励まされて元気出る感じがいいね。なんか生きる活力が湧くというか、ああ自分も負けずに頑張ろうと思えるそういう素敵なアニメですよ。

物語の面白さに集中してて途中まで気づきにくかったけど、みゃーもり可愛い!
原画の彼がサイクリング行こうとしてるのをジト目で見てからの
夢?って言って少し首かしげるとことか最高




でもって
これまでもよかったけれど
1クール目ラストの展開:最終話制作が素晴らしすぎる!

素人でもなんとなくわかるぞ。
馬はキツイだろ、脚とか動かすの大変だよ。多くのアニメでも 馬上の人を映したりして極力 省エネでやるとこなのに、それを100頭…。うわあ…
そりゃ いくら原画売りの少女が可愛くても売れないわな。


…と思っていたら、まさかの庵野さん登場!しかし、彼は言う。これを描くとしたら最も相応しいのは


「杉江さん」


……現在活躍する有名な剣士に助太刀を依頼したら、実はその人も称賛する伝説の老兵が身近にいたパターン!
熱い!!いや〜ここら辺の展開は最高に胸熱!!!王道ストーリーのバトル漫画と同じじゃん。そう、戦闘ではなくともアニメ作りもまた闘いなのですね。

そして杉江さんの経験がついに活躍!大活躍です!!超大活躍!!!嬉しすぎるので3度言いました。
毎回ちらちら画面に映っていて、この人絶対いつか活躍するパターンだろうと思っていたけど、ええ!見事に魅せてくれました。
絵コンテ見ておおよその作業時間推測できるシーンがかっこいいいいい!みゃーもりに言ったお礼の言葉もアムロみたいでかっこいい!

筋肉の動きの描写など、やはり熟練したスキルがあってこそなんですねー。
「動きがあってこそのアニメーション」
絵麻ちゃんが言ってたけど、本当にそうだと思います!
原作の面白さやキャラデザ、声優や音響など音の良さ….いろいろ大事ですが、アニメーションとして欠かせないのはやはり動きですよね!
消音にして観ても動きだけで楽しめる、そういうアニメこそがアニメーションなのかもしれません。


また、最終話ということで手が空いてるスタッフも一丸となって
良いものを作ろうという姿勢が本当に素敵です!
より良い結果を目指して皆が集い協力する。協働こそ仕事の本質だと思います。

その努力の結晶
馬が爆走するシーンが流れたとき
私の頬には涙が流れていました。
感動とは本当に様々な顔を持っているものです。




2クール目!
{netabare}

デスクに昇格したみゃーもりや
設定制作に就任した後輩ちゃんと違って
新制作の白髪はどこか冷めた感じ

りぃちゃんは知的好奇心が強いのがいいね。物語を創るうえではいつどんな知識が役に立つかわからないから知識の収集を楽しんで続けられるのは強みになるだろう。


人気声優 →知名度
歌手 → 歌唱力
グラドル →おっp…容姿

って人選はやっぱりあるんだろうか。さすがにあそこまでひどいゴリ押しは無いと思いたいけど…

そんな中あくまで冷静にズバッと指摘した
音監の岩浪さんがかっこよかった

ずかちゃんは惜しかったなあ
もう一歩だったのに

今のところ、ずかちゃんは

容姿◎ 可愛い
声質○ 少し幼め、なかなか綺麗
演技○ 応用力あり
性格◎頑張り屋 ポジティブ
経験× ガヤくらい
歌唱力?不明

…いける!(確信)



15話
新人さんが入って視聴者の私たちも一緒に新人研修を受けてるような気持ちで観れた回でした。
えくそだすっ!は途中からだったけど、第三少女飛行隊は初めから作られているのでアニメ制作を一から見ることができますね。
更にロロとミムジーの会話があったから わかりやすかった
ねんどろいど興味なかったけど、あの二人のが出たら欲しいかも!




…変な話、あの夜鷹書房の編集さん大丈夫かなーと思ってたんですよ。
変な話 タローと似た雰囲気がしてたし。そしたらやっぱりですよ!
最後はお話にも出てたとおり
天候が心情を描写してるようなどしゃ降りで…せっかく順調だったのに どうなってしまうんだろう?


16話
原作者は仕方ない
変な話、編集が無能すぎるよ。

とはいえ
話もしっかりしつつネタが多い神回。
エンゼル体操、ゴスロリ、小笠原さんの投球フォーム、こっそり様子を覗いてる姿…絵馬ちゃんが可愛い

小笠原さんも昔はか弱かったんだなあ…今何歳なんだr禁則事項です☆

…あっ、もしかして岸田メルも武装してたのか…!?

井口さんも華麗に変身。
細分化されているけど作画と監督たちの連携って大事だよね


続いてはみゃーもり先輩に惚れる回
矢野さんという良き先輩が居たからみゃーもりも後輩に良く接することができるわけですよ。善の連鎖

新人声優の頑張りを見て思わず涙ぐんでしまうみゃーもりがたまらなく愛おしい。

しかし、問題はどんどん発生していって…
手いっぱいの状況で万策尽きそうなときに
颯爽と舞い戻る矢野さん!
熱い!
やはり王道少年漫画的な展開である。

羊羹とともにプレゼントされた優しいアドバイスとおみやげのアロマキャンドル。これは異性だったら確実に惚れてるところだね。
恋愛感情が描写されなくても不自然にならないように有能キャラが女性に偏っているのかもしれない。


武蔵野動画の思い出話のシーン
皆で夜食を食べるシーンはジブリの製作ドキュメンタリーを思い出した。
いやぁ、あの制作シーンは本当にいいね。全話を通してもBest3に入る名シーンだと思う。
何だか言葉に表せないたまらない気持ちになった。
「そのオレンジの日々を…」を観たときと似た気持ち。
要するに泣いた。
何だろう、ほんとに。胸がいっぱいになる感じ。昔は良かった、じゃなくて昔も良かった。だから負けないように今もがんばる!

悲しい別れ、とかじゃなくて
強い情熱に感動させられる。そういう作品だよね。
夢が無ければ夢は描けないんだなぁ
時を超えても持ち続ける情熱…素敵ですよ。

最後の美術背景を見たときといい、この回は感情も表情もみゃーもりとシンクロしてたかも。



ラストに向けて

アリアが再び立ち上がるには
戦う目的
戦いが終わった後にやりたいことが必要→そこから
話の軸はそれぞれのアニメを作る理由に

ここでまた矢野さんのコメントが良いですね。150センチ金髪ツインテの仕事ができる女性にクズって言われるとか
脱走するも尽く動きを読まれて待ち伏せされるとか
羨ましくて演出家になりてえと思ってしまうのも無理ない話ですよ、ええ。

ぜひ矢野さんには
白箱をネットに違法upしてる奴に向かって「ゴミクズ野郎」と蔑んで罵倒してもらいたいところです…ですが、それはご褒美にもなりうるのでやっぱダメです(笑)ってか本当に信じられない、特にこの作品を違法アップロードする神経は…
人として軸がぶれているどころか軸が折れて無くなってるんじゃないかと。



その愛しい新人声優は…

みゃーもりが監督たちに紹介しようとしたとき、それを
そっと制した ずかちゃん。健気で愛しいんだけど
コネも重要であろう業界だし
ああいう場面でぐいと前に出る貪欲さはあってしかるべきかもしれない。
監督もキャスティングのとき一度気に留めてたし、名前を印象づけるチャンスだったよね。
でもそれをしなかった。実力で夢を実現させてみせる、そんな心意気がかっこいい。




「実話をそのまま描いても面白くないだろ」「でもこれ実話っぽいですね」「そこで面白くするために興津さんTUEEEEシーンですよ!」

ケンカといい平岡関係はリアルね、特に過去の回想シーン。
夢と希望に溢れてたぶん、現実とのギャップにやられてしまってやさぐれて…。最初からムサニのような会社へ入社できていればよかったんだけど。

あれは シロバコを見て声優志望→制作に流れるであろう若者たちに予め釘を刺しておく良いシーンかもね。実際は矢野さんやみゃーもりみたいな可愛い先輩は居なくて良い人も少なくて平岡みたいに夢を無くした小汚いおっさんばかりだったり、そんなこともあるんでしょう。それでも好きを諦めないで 情熱を持ち続けてがんばる、それが一番大事
そうすれば矢野さんも惚れてくれる!!
ただ
超絶激務やら糞みたいな人間のせいで精神病んで自殺なんてことは起こらないでほしいものですが…。


・なんだかんだで良いコンビ
最強コンビとかなにいってんだよって現場の人たちに思われそう(笑)
タローはしょうがない奴だけどあの性格で助かることもあるんだな。平岡は認められたいっていうか自分の熱意や頑張りを貶されるんじゃなくて、ちゃんと褒めてほしかったんだね。
なんか良いな。最強かどうかは置いといて、わりといいコンビなのは間違いないでしょう。


それに比べてなんだよあの編集、タロー寄りのお調子者な無能ヤローだと思ったらガチでDQNじゃあないか!
おい、なんだよあの編集なんだよまじでなんだよふざけんなよおいおいおいおいおいおい!!!
ほんと何なんだよ、バクマンで描かれてた編集さんたちと大違いじゃん。
エンタメ上の必要悪だよね?本当にこんな人がいるとは思いたくない。けど、矢野さんが大人は皆ちゃんと働く者だと思っていたって言ってたし。事実は小説よりも奇なりだし。

居酒屋で楽しんでた監督に聞かせるの辛いなコレ…
(居酒屋で監督の横に座ってた女の子可愛い→その名は藤明日香 音響の人 ポニテ的な結び方の髪が可愛い)

監督は
戦友が死に、主人公は飛べなくなるエンドを想定してみるが、、、
うわっ、後味悪…

ATG映画は芸術性を求めた非商業主義の映画のことらしい。

たしかにそんなエンドは娯楽として後味悪すぎる
結城友奈が目覚めないエンドだったらこんな感じかな。
結末として望むのは
納得できるハッピーエンド>>>>>無理矢理ハッピーエンド>>仕方ないバッドエンド>>>>>>>>>>納得いかないバッドエンド
だなあ


三女の原作者さんが以前、俗に言う原作レ○プをされていたのならアニメと原作の違いに過敏に反応しても仕方ない、のか…
しかし、忙しいとはいえ、原作者さんがもう少し早くチェックしてくれれば…


→夜鷹書房に赴くシーン
あんな格好でいいのかよと少し苦笑い気味だったけど、波動腹のくだりで笑った。
・原作者とのやり取り→和解
・茶沢がしっかり制裁される(最終回のシナリオもあいつのせいでチェックが遅れたのかも…)

で気分はスッキリ!最終話に向けて一気に加速飛行だね!!



そしてなんと言っても

ずかちゃん!!!!!

ず か ち ゃ ん !!!!!!

…おめでとうおめでとうおめでとうおめでとうおめでとうっ!!!!
ルーシー役をキャスティングしないとね、ってなった時点でハッとして、電話かかってもうもう鳥肌ですよ!
いやぁ、よかった…よかった本当によかったね。
もうみゃーもり並みに感動しちゃって、宮森さんが声出せないぶんかわりに嗚咽漏らして泣いちゃったよ、ボロ泣き。自分でも驚くくらい涙でてんの。なにこれ

みゃーもりは新人声優のアフレコ現場見て
ずかちゃんを照らし合わせてたんだろうなぁ「いつかこんな風に一緒に仕事できたら」って…。
皆夢に向かって着実に進んで行く中で一人だけなかなか成果が出なくて、けど気丈に振舞って
寂しい夜はヤケ酒しちゃったり
それでもずかちゃんがいつも前向きに頑張ってるのも知ってたし、友達だからコネ作ったりもできたのにあえて名乗り出なかったりそういう場面もしっかり描かれたうえでの
ルーシー役、あの台詞
「今わたし 少しだけ夢に近づきました!」
…みんな泣くしかないじゃない!
視聴者はもちろんのこと
たぶん新人声優が観たら100パー泣く、いや…ってかもう涙腺を有する動物が観たらみんな泣きますよ、こんなの!

りーちゃんもセリフ一つ採用されて皆少しずつ夢に近づいているし…!ん?
んん??
採用された一言って!その一言ってもしかしてぇーー!!?
あっ、もうだめ涙腺枯れる…

みゃーもりの泣き顔見て更にボロ泣な私とは対照的に
決してつられて泣かずに最後まで堂々とした振る舞いを見せたずかちゃんはプロですよ立派ですよ!

もうね、会話でなく表情で魅せてくれましたよね。
みゃーもりの泣き顔を見て怪訝そうな顔→ハッとした表情→女神さまのような微笑み
「おいちゃん知ってたんじゃないの?→そっか、おいちゃんは関わってないんだ何か言ったわけじゃないんだ。私、選ばれたんだ…!→おいちゃん、ずっと心配してくれてたんだよね…ありがとう」
そんな感じでしょうか?
…ああもう素晴らしい。素晴らしい素晴らしい!

杉江さん回や19話を超えてシロバコで最も感涙したシーンとなりました。最終回前にしてクライマックスです。

→最終回観て
こんな良い作品が終わってしまうのか…最終回観たいけど観たくないなあ、って複雑さがあった。でも、観てよかった本当によかったそう思える最終回・全24話の作品でした。

遠すぎた納品、ってタイトルがもしかしたらまた何かあるんじゃないか?って最後までワクワクさせてくれてね。

・牧場見学に行ったメンバー好きだ!
・絵麻ちゃんが涙ぐみながら原画描いててまた涙。
・えくそだすのときに続いて 総力戦で皆で作り上げた最終回、ワイルドカード興津さんがクールでワイルドすぎる!

…と、まあ
もう最終話は全て見どころ、見どころしかないけど
その中でも特に良かったのが
みゃーもりが自分のしたいことを見直したうえで話したスピーチ

「アニメが好きでアニメを作るのが好きでアニメを作っている人が好きで…だから私はアニメを作る!」
そう、結論って本当にシンプルなんですよね。他者が聞いたら
ああ、まあそうですよね。と思うような当たり前な理由。でも、いろいろ悩んで悩んで悩みつつ日々を過ごして辿り着いた答えだから
一般的な結論でも自分だけの大切な答えになる。結果より過程が大事なんです。


「多くの人、いろんな時間が積み重なって少しずつ紡がれてきた大切な灯火」
というのも言い得て妙!

作画部門だけで見ても
久乃木ちゃんを指導する絵麻ちゃんを指導する井口さんを指導した小笠原さんが教えを求める杉江さんだってさまざまな人に鍛えられてきたんだろうし。

みゃーもりのスピーチで
作曲家すぎやまこういちさんがDQのテーマ曲を作ったときの話を思い出しました。
「メロディは5分でできた。けどそれは今までの人生があったから。今までの人生と5分であのテーマ曲は作られたんだ」
…これも
それまですぎやまさんの過ごされてきた時間だけでなく、すぎやまさんに影響を与えた音楽を作曲した人や、すぎやまさんを導いた人の人生、そういったものも含んでの話なんだよなぁと改めて思わされました。


なんかもう最後の集合写真が愛しくてたまらないんですが なにこの感情!?
あの写真も何十年後かには思い出として語られ、そのときには新人制作さんに「うわっ、写ってるのすごい人ばかりじゃないですか!」って言われたりするんだろうなあ…♪


どれだけ時代がうねり、世相が変わっても
意志は受け継がれてゆく、人の夢は終わらねぇわけですよ!ああ、もうたまんねえな ちくしょう…!

いつか七福神が空を飛ぶ姿が見られるように、5人にはこれからも
どんどんどーなつどーんと行ってほしい。
(舟にタイヤが付いてたのには笑った)


そして私は
これからも小さく素敵な灯りに照らされていきたいと思いました。
Viva ANIME,Viva SHIROBAKO!!!
{/netabare}

♪OPED♪
改めて前期の楽曲を振り返ると…良い。

前期OP「COLORFUL BOX」は歌詞が本当に素晴らしい!まっすぐなおもいをつたえてくれてる。作詞した分島さんグッジョブですよ。

http://www.kasi-time.com/item-73970.html

いやほんと最終話まで観た後だとほんと歌詞だけで泣ける…!
特に良い部分が↓
「真っ白な想いに 夢のかけらを描いて 動き出す未来」
「叶えたい胸の中のたくさんの希望のかけらを 描いて走り出す世界」
アニメーションをここまで素敵に表現されるなんて…!!



ED「Animetic Love Letter」もいいね
アニメはアニメスタッフからの週に一度のラブレターだったのか…!毎週ありがたく受け取ってますよ、本当に楽しませてもらってます。ありがとう。お疲れさまです。
おかげでアニメ大好き→アニメ愛しいになりそうなそんな感じ。
画面に注がれている愛に負けないようにアニメを愛していきたいと思います。

白箱の制作デスク山本さんをはじめ制作進行の方々本当にお疲れさまでした。この作品に制作で関われたのは幸せだろうなあ
もちろん他のスタッフの方々も!
特別エンドロールでまた胸が熱くなりました。

投稿 : 2015/04/11
閲覧 : 346
サンキュー:

30

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ホムンクルス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメファンに見てもらいたい作品

アニメ好きなら気になるアニメ制作の舞台がどのようなものか伝わってくる作品でした。
セリフ一つ一つにも「こんな会話本当にしてるのかも」みたいな現実味があり視聴者が入り込みやすい世界観で楽しめました!

同時に舞台裏を描いたドキュメントではなく主人公たちが成長してく様もしっかり描かれた物語でした。

作品を通してアニメってコンテンツの作品一つ一つがたくさんの人に支えられて作られて、その恩恵を忘れず関わった人たち感謝してるのが伝わってきてすごく感動的しました!

投稿 : 2015/04/11
閲覧 : 231
サンキュー:

9

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あのみ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

後で文章化する予定の箇条書き

これぞ覇権アニメ

・とりあえずここまでの一区切りまでの出来は誇張じゃなく今までみたアニメの中で一番面白かった
・アニメ制作の裏側が舞台ということでこれからアニメを見る目が少し変わるかも
・1話のAパートは全くと言っていいほどストーリーに関係ないし面白くない。ただここで切るのだけはもったいなすぎるので10分だけ我慢して見てください。最悪早送りしてBパートから見てください
・アニメーション同好会の後輩ふたりはどっちがどっちかわからなくなることが多々。このふたりだけちょっとキャラが弱かったかも
・武蔵野アニメーション主要キャラはみんな個性が立っていた
・女の子がみんなかわいい おっさんがみんなかっこいい 太郎がうざい
・第一部ラストでの今まで出た人全員でのラッシュはバトルアニメのような熱さ
・最近のアニメだと聞いていて違和感のある芝居をする声優1人2人いるのが普通だと思っていたがみんなうまい
・バトルアニメじゃないのに全員で一致団結し作品を仕上げていく暑さ
・還暦で17歳役ってどうなの?あっ・・・
・3Dモデリングっていう部門も取り扱ってることもあってバッティングフォームが完璧
・ジェットコースター絵馬ちゃんかわいい
・今季は何がきますかねー軍これですかねー(死にました)
・万策尽きたー!の人
・太郎うざさ(人懐っこすぎるところ)が、平岡との呑み
・原作者と監督が歩み寄る、それを物理的にも表現する
・変な話ではなあああああああああい
・ずかちゃんが演技してるときの宮守の表情
・みやもりのかっとう

投稿 : 2015/04/11
閲覧 : 314
サンキュー:

13

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yu-ki!! さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

万策尽きたー!ww

これはアニメ好きなら必ず見るべき作品だと思います!
アニメがどーやって作られているのか、作画さんの苦労などが描からている作品です!キャラの個性もいいし、面白かったです!オススメ!w

投稿 : 2015/04/09
閲覧 : 264
サンキュー:

8

ネタバレ

Ndznv90046 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

あれ~評価高いなぁ

アニメ業界の制作現場からのお仕事アニメって感じでしょうか。
見るものがなかったので見始めましたが10話見ても、特に続きが気になるほどのめりこめず・・・断念。

でも評価高いですね?自分は仕事アニメって分野がだめなのかなぁ。

そういう感じの仕事なんだって感じるだけど、誰にでもあり得ることで
単なる仕事を描いてるだけって感じだったので、ドキドキもなかったなぁ。

自分には、響くものがありませんでした。

投稿 : 2015/04/09
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ネタバレ

神崎凛 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

変な話、素晴らしいアニメでした。

上山高校アニメーション同好会のあおい、絵麻、しずか、美沙、みどりは、いつか共に商業アニメーションを作ろうとドーナツに誓った。そして、二年半後。かつて夢を掲げた手には無骨なハンドルが握られている。

素晴らしいアニメでした!!!!
アニメ制作の裏側というだけで興味があるのに更にこんなに釘付けになるアニメにしてくれてとても楽しめました。
SHIROBAKOを観てしまったらもう、アニメの作画がどうとか言えないですねw

アニメ業界の人たちもこの作品に注目して色んなアニメーターさんたちが観てたのも面白かったです。(某呟くサイトで結構フォローしてるのでw)

ちょっと美化してあるあたりあるのは分かってるけどそれでも大変さが凄く伝わってきた。

最終回、まだこれから先がありそうな終わり方だった。ぜひぜひ続編を作ってほしいです!!!!次は劇場版を作る話とかあったら興奮する。

投稿 : 2015/04/08
閲覧 : 275
サンキュー:

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SHIROBAKOのストーリー・あらすじ

水島努とP.A.WORKSによる新作オリジナルTVアニメ。

5人の夢を追う女の子を中心に白箱(関係者に配られる完成したアニメ作品が収録されたVHSやDVD)の完成を目指し奮闘するアニメ業界の物語になる。(TVアニメ動画『SHIROBAKO』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫石田燿子『COLORFUL BOX』、奥井雅美『宝箱-TREASURE BOX-』≪ED≫宮森あおい&安原絵麻&坂木しずか(CV:木村珠莉&佳村はるか&千菅春香)『Animetic Love Letter』、どーなつ◎くいんてっと『プラチナジェット』

声優・キャラクター

木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、髙野麻美、大和田仁美、西地修哉、松岡禎丞、山岡ゆり、吉野裕行、茅野愛衣、松風雅也、中原麻衣

スタッフ

原作:武蔵野アニメーション、キャラクター原案:ぽんかん⑧、 監督:水島努、シリーズ構成:横手美智子、アニメーションキャラクターデザイン:関口可奈味、美術監督:竹田悠介/垣堺司、色彩設計:井上佳津枝、3D監督:菅生和也、撮影監督:梶原幸代、特殊効果:加藤千恵、編集:高橋歩、音楽:浜口史郎、音楽制作:イマジン、プロデュース:インフィニット

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