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「結城友奈は勇者である(TVアニメ動画)」

総合得点
77.9
感想・評価
1411
棚に入れた
6916
ランキング
591
★★★★☆ 3.7 (1411)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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結城友奈は勇者であるの感想・評価はどうでしたか?

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

間違いなく勇者なのです!

2019年観了。
岸誠二、上江洲誠への圧倒的信頼が今回も報われた感。
1クールアニメとしてのまとまりの良さは流石。安心して見れた。

とにかく「勇者」という似非くさい単語にこだわった物語が素晴らしい。
最初は「?」と思っていても、最終回まで見れば納得できるはず。
ああ、結城友奈は勇者であったのだ、と。

「魔法少女まどか☆マギカ」とかが好きな人は絶対見るべき。
この辺のセンスって、ひょっとしたらあの頃のPCゲーム界では漠然と共有されてたかもしれないなぁ…「力には代償が必要」「影を描くことが、光を描くこと」みたいな。

投稿 : 2019/09/07
閲覧 : 313
サンキュー:

8

funamushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

既視感

いたいけな子供たちが過酷な運命にあらがう、というフォーマットは古今東西、使いまわされた感があります。 みんなさん、大好きなんですよね、これが。
二期も視聴しようと思います。

投稿 : 2019/08/06
閲覧 : 254
サンキュー:

2

ネタバレ

ひな花凛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪くはないが

周囲から受け取っていた前情報の通り、「えげつない」のを期待して視聴を始めた。結論としてはそこまででもなかった。

宗教要素が混じった独特な世界観はとても良い。音楽も世界観の構築に拍車を掛けており、和、荘厳な空気を醸し出すと同時に何とも言えない不安感のようなものをかき立てられる。

色々と割愛するが、ひとまず東郷さんの暴走について。個人の見方で言うと、むしろ東郷さんに完全同意だった。あれは唯一の解決策だとしか思えない。ぶっ壊してしまえ!と応援さえした。
そのためその後の展開を見て「えっそこ周囲止めちゃうんだ…」みたいな脱力感があった。次期でもその罪を引っ張られているし、マジか?状態である。なんとも悲しい。マジか…。
そんなこともありキャラクター達への感情移入もそこまですることができず、結果最終話まで来ても「うん?ハッピーエンドになるの?」「おお、良かったね…」みたいな感じになってしまった。
ただ最後、友奈と東郷さんの立ち位置が(物理的に)逆転したというのはちょっとだけ胸に来るものがあったように思う。今までの献身を思い出し、友奈って凄い奴じゃん、というエモい感情が湧き上がってきた。

悪くはないが、悪くはない。
せっかくなら2期も続けて視聴することをおすすめする。

投稿 : 2019/06/04
閲覧 : 446
サンキュー:

4

レヲン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

どうしても比べてしまう

絶賛してる人はまどマギを観た事のない人か
まどマギがキツくて脱落した人が大半なのか?

まどマギリスペクトと認めた上で贔屓目に作品の良さを探そうとしたけど
バトルの演出は凡庸だし、
日常パートも紙芝居ゲーにありがちな薄ら寒い漫才や
ほぅら可愛くて良い子達でしょうみたいな押し付けが鬱陶しい、
人物作画はまどマギよりは綺麗だが個人的には綺麗な絵が見たけりゃ
画集でも見てろと思ってるので正直どうでもいい、音楽はひとつも覚えてない。
キャラクターは全員がオタクの理想でトータルコーディネートされた記号的良い子ちゃんであり
(エロハーレム物ならそれで良いけどシリアス系統でこれは寒い)
そんな可愛い良い子ちゃん達が悲惨な目に合うんだから
優しくて無垢な人は脚本家の思惑通りコロリと同調してくれるに決まってるけど
反対にそれなりに目が肥えていたり心が汚れた人間には
「ホラホラこんなに可愛い良い子達が悲惨な目に遭っていて可哀想でしょう?この先どうなるか気になるよね?」
なんて幻聴の副作用付きだったりする。

一応商業作品としてはそれなりのレベルに達していて差別化も出来てるんだろうけど
だからと言ってそこに他を上回る独自の魅力があるとも思えず、
結局このコンテンツがどうあがいた所でまどマギとの比較は付いて回るし
比べられる以上成り損ないや下位互換の域を出る事は無い。
ただし乳尻に力の入った全裸変身シーンと恋愛絡みの男が存在しない点は
一部の層にとっては大変に好ましいポイントだと思う。

ちなみに個人的な勝手な持論でシリアス路線のアニメが
作中で視聴者向けのメタ的エロ描写や
デフォルメ顔Σ(o△o;)←(こういうの)を一度でもやってしまうという事は
それ自体が既に制作者の意識の低さの現れであって
一流になれない二流の証だと思っているのだけど
まさしくこの作品でその持論が補強される形になった。

投稿 : 2019/06/01
閲覧 : 392
サンキュー:

4

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

なんでこんな世界なのか

勇者自称だけど一般には魔法少女。21世紀の魔法少女物語にはいつも緊張感がある。必ず悲劇に変わるから。基本悲劇は好きじゃない。ヘタに感情移入するとトラウマになる。

供物になるというのは宗教くさい。朝礼の「神樹様拝」もすごく違和感がある。でも一番の違和感は子供の身体的障害がネタにされているところか。

いろんなネタがあっていいと思うけど、15歳以下の障害ネタは生理的にダメ。

あと最終回だけで全て伏線を回収しようとすると失敗することのいい例だと思う。

投稿 : 2019/05/20
閲覧 : 304
サンキュー:

4

ネタバレ

RC MBT さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

内容がチンプンカンプンだった。

1話を見て 何を戦っているのかが全くわからなかった 世界観についていけなかったのが理由です 暇があれば dアニメストアで見たい作品でもあります。

投稿 : 2019/04/20
閲覧 : 350
サンキュー:

2

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

否応なく巻き込まれる戦い

設定が徐々に明らかになっていく手法は、面白かったです。
その中で少女たちが希望と絶望を経験していく物語でした。

最後があっけなかった印象もありますが、楽しむことができました。

投稿 : 2019/04/05
閲覧 : 342
サンキュー:

12

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少女たちの過酷な運命に、強烈に引き込まれました

1話感想:
これはかなり面白い。気に入りました。
作画とか構成とか、全般的にレベルが高いですね。
ヒロインの四人は見た目が可愛い上に内面も可愛くて好感も持てます。
目的もわかりやすいし素直に応援できます。

コスチュームもエロスでイイね!
特に東郷さんの衣装が素晴らしい。変身後は足が動いちゃったら微妙、と思っていたらああいう形で移動できるようにするとは。
格好いいし美しい。ぷらぷらした動かない足にグッときました。

障害者ヒロインというのは実に素晴らしいと思いますが、障害者を~みたいな嫌な人が湧いてでたら嫌だなあ。
障害者出てきたら差別だ、みたいな短絡的な考えをする人はソッチのほうがよほど差別だと思います。
描き方もちゃんとしていますよね。

バトルは初回は面白かったけど、封印→核破壊のパターンが決まっているとワンパターンになりそうで不安。まあ12体しかいないのにもう4体終わってるなら飽きる前に最終回になりそうですが。

全話感想:
色々言いたいことはあるけれど、傑作だったと思います。
無垢な少女たちがその身を捧げながら戦う展開はあまりに酷く悲しく、実に胸に来る素晴らしいものでした。

ただその素晴らしい展開が最終回はご都合主義で万事解決とか…。良かったとは思いつつも、納得いかないものも。
まあいろいろ解釈して擁護すれば、なんとか納得できる感じですね。まだ続くようですし、続編に期待しましょう。

以下ネタバレ感想。不満点と解釈。

不満点1:東郷さんの暴走はどうかと。愛国少女だし国に身を捧げる覚悟はできてるんじゃないの?

解釈:鷲尾須美は勇者だったけど、東郷三森は恋を知って女の子になっちゃったんだよ。女の子にとって、好きな人を忘れる、忘れられることは世界が滅ぶ以上の恐怖だった。

不満点2:最後全部治ったのはご都合主義すぎるんじゃないの?

解釈:勇者を辞めることで元に戻れるように、大赦の技術者が頑張ったんでしょう。だって皆可愛くていい子だし、不幸になってほしくないじゃん。大赦の人も同じでしょう。
表面はハッピーエンドだけど、バーテックス放置で最も適正が高い勇者ですら失敗して大ピンチ。バッドエンドとも解釈できる。
友奈だけはまだ勇者で、味覚が戻っていないかもしれない。

…なんて解釈していまいたが、その後のインタビューではただのご都合主義だった様子。がっかりです。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 331
サンキュー:

4

haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

勇者は誰にも負けない!!

えがったわ~

あにこれフレからオススメされて視聴しましたが流石オススメですね。とても面白かったです(*^_^*)
ホンワカした見た目の可愛らしい少女達のバトルアニメですが、原案にアカメが斬るのタカヒロさんが関わってるからか一筋縄では行きませんね。
観る方は覚悟して観てください。心が揺さぶられる作品です。

簡単に説明。結城友奈は元気な中学二年生。人助けが大好きな女の子です。中学には変わった風習があり神樹様と言う神様を祀ってあり、みんな授業の後にお礼の儀式をするようになっています。

中学では勇者部と言う部活に入っており、勇者部の活動としては保育園での人形劇をしたり、子猫の里親を探してあげたり人助け中心の何でも屋的活動をしています。
部員は部長の風、風の妹のイツキ、足が不自由な親友の東郷さんの4人で楽しい日常を送っています。

勇者部の4人は部員に配られた共通のスマホを持っています。ある時スマホから響き渡る緊急警報。
勇者部4人以外の時が止まった後カラフルな木の根状の物が拡がる異世界に飛ばされます。襲いくる魔物。部長の風から魔物が神樹様に辿り着いたら世界が破滅する事、勇者部の部員は魔物と闘う適正のある娘を集めた事をつげられます。
戸惑いながらも大切な仲間、生活を守るため友奈は闘う事を決意するのでした。

って説明が長くなってしまったw
とにかく勇者部の4人と後から加わる夏凜が可愛いですね(*^_^*)日常が楽しい。でもでも強大な力には代償が必要なんですね。その事がとても心に響きます。私は後半は眉間にシワをよせながらドッカリと疲弊しながら観てました(^_^;)

でもこの辺の設定や伏線の張り方は物語に深みを与えてて素晴らしかったです。アニメのご都合主義に慣れていた所でガツンとインパクト与えられました。

でも東郷さん中学生であのスタイルは反則やなw
あとうどんが美味そう過ぎてお腹が減ります。週末鍋焼きうどんでも作ろうかなwあ、めっちゃ脱線した。

前日譚の話もアニメ化されてるみたいなので私の動画サイトに配信されたら視聴したいと思います。

投稿 : 2019/03/29
閲覧 : 349
サンキュー:

18

ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

勇者キーック!!

熱いアニメです。
学校には『勇者部』というのがあり、主人公の結城友奈は、この勇者部に所属している。
他3名が所属(計4名)。
勇者部は何をするかと言うと、ボランティア活動。

ここまで見ると、ほのぼのアニメにしか見えませんね。
でもそれは過酷な戦いの前触れ。
世界を蝕む化け物が街にやって来る。
それを阻止する為に、主人公達は勇者に変身し、戦う事になる。

{netabare}
勇者達にはそれぞれ、敵と戦う為に専用の携帯が渡されている。
そして敵が攻めて来ると、樹海化警報が表示され、勇者以外の時間が止まり、勇者達は専用の場所で敵と戦う事を強いられる。
敵は強大で、まともに戦っても勝ち目は薄い。
そこで勇者達は満開を使用する事により、強力な攻撃を放つ事が出来るが、そんな便利なもの、ノーリスクで使えるはずも無く、使い終わると体の一部が失われる。

視力を失ったり味覚を失ったり声を失ったり、そして足が動かなくなったり…。
それでも敵は攻めて来るので戦い続けなければならない。
後半、こんな事はおかしいと思った東郷が、外の世界まで移動すると、そこは何もない世界が広がっていた。
人類に残っているわずかな土地は、自分達が今住んでいる場所だけ。
そして残った人々も、その街にいる人々だけ。

自棄になった東郷は、壁を壊し世界を滅ぼそうとするが、友奈がそれを止めそして最後の敵を倒すと同時に友奈はほとんどの機能を失う事になる。

そんな鬱展開。

ついでい、途中で新しい仲間が加わるが、戦闘慣れをしている程度で基本的には他の勇者部員と同じぐらい。
最後の方では、満開連打で奮闘します。
{/netabare}

面白い内容で、物語も良く出来ていて、感動するシーンも多々あり。
でも悲しい物語なので、それを受け入れられる人にはオススメの作品です。
個人的にはかなりお気に入りのアニメです。

一言「勇者パーンチ!!」

投稿 : 2019/02/24
閲覧 : 367
サンキュー:

10

ことみね綺麗 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「戦士」でも「英雄」でもない。「勇者」という言葉の意味

1期最終話、劇中劇の台本の中で、ヒロインらが志す「勇者」の姿か語られます。
都合のよいハッピーエンド(?)ではなく、勇者たちの勇者たる有り様に心動かされました。どの少年アニメよりも勇ましくかっこいい。私もこうありたいと思いました。
「鬱アニメ」とよく言われますが私はこの作品を観て鬱病が治りました。

音楽もとても秀逸で、OP・ED・BGM どれも完成度が高い!
有声のBGMは何を言っているのか分からない方が大半だと思いますが、実はハワイ語の歌詞があり、各場面に一致した内容になっているので興味がある方は是非調べてみてください。

投稿 : 2019/01/13
閲覧 : 261
サンキュー:

6

ネタバレ

567 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャラ目当てで観ました

キャラが良いなぁと思って観始めました
途中話がかなり急展開過ぎて戸惑ってしまいましたが
まぁ最後まとまって良かったです。。。

友奈ちゃん可愛すぎ!

投稿 : 2018/12/28
閲覧 : 346
サンキュー:

5

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

勇者少女ゆうき☆ユウナ

何の情報も仕入れずそのタイトルから異世界モノかなあと、なんとなく視聴したところ、一気に観られるほどに楽しい作品でした。

しかしながら観ていて思ったのが、私が大好きなとある人気作品に似ているというのが率直な感想で、視聴を終えてからあにこれのレビューをざっと閲覧したところ、想定以上に出るわ出るわでちょっとびっくり。2015年までのレビューを遡り『まど』のワードでページ検索をかけたところ軽く100件を超えるヒット数。

私はまったく知らなかったんですがどうやら『魔法少女まどか☆マギカ』に酷似しているということで、かなり論争を巻き起こしていたようです。そんなことがあったとは露知らずフラットな観点で視聴した私もクリソツと思ったわけで話題となったのも頷けます。

それはそれとして感想に戻りますが、作画は綺麗だったし登場するキャラクターもそれぞれに個性があり可愛らしい子ばかり。元気娘・風ちゃんも捨てがたいが、就寝シーンでの髪を結ばず下ろしていた夏凜ちゃんのギャップに心を奪われ最愛のキャラに。日常シーンでは笑いもあり和まされたのでずっと見ていたかった。また広島・尾道を彷彿とさせる街並みも丁寧に描かれていて素敵でした。(香川県観音寺市がモデルのようです)

バトルシーンは目を見張るほどのものではなかったけれど、スナイパー東郷の狙ってるとしか思えない背面ローアングルには別の意味で目を見張りました。泣きどころと思われるシーンでは涙こそこぼれなかったものの感動してしまったし、私としては存分に楽しませてもらった作品でした。

続編もあるようなので、機会があったら拝見したいと思っております。

投稿 : 2018/12/10
閲覧 : 457
サンキュー:

25

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「まどマギ」の皮を被った「ラストサムライ」ないし「神風・・・」モチーフの力作 【ネタバレ絶対回避】 

※制作情報等を追加(2018/12/4)

前半はエヴァ・まどマギといった「セカイ系」名作の二次創作的な印象が濃かった本作ですが、後半、次第に「桜」をモチーフとした独自の魅力を増していき、迎えた最終回、放送当時「まどマギ反逆」レベルの大揺れ、賛否両論噴出の末に、本作を「是」とする声が優勢に。

※重大な注意
成分タグ第1位が「予想外」となっているとおり、本作は絶対にこれ以上のネタバレ回避で視聴すべきです。
ここまで読んだ方は、速やかにこのページを閉じて視聴態勢に入った方が賢明です。

本作に描かれたテーマないし結末に関して、個々の視聴者が最終的にこれを「是」とするにせよ「非」とするにせよ、激しく困惑し心揺さぶられること必至の、《2014年最大の問題作》なのは確かだと思います。

※以下は、本作3周目以降の鑑賞時の感想です。
(初見および2周目時点での感想は、本レビュー末尾に保存)
======================================
◆3周目にあたっての能書き  - “全裸待機”と、“割り切れない想い”

彼(か)の「魔法少女まどか☆マギカ」をTV放送当時は敬遠してしまい、放送終了後の滅茶苦茶な高評価に釣られてようやく一気観した自分にとって、本作こそは、ネットスラングでいう “全裸待機” (※ちょっと品のない言葉で恐縮ですが、「身を清め正座してコトが始まるのを待ち侘びる」というほどの意味です)をリアル・タイムで経験した初めてのTVアニメとなりました。
というより、本作の放送当時、ネットに飛び交う“全裸待機”という言葉を見て、初めてその意味を知ったわけですが(笑)。

何が言いたいのかというと、本作は、第8話放送以降~最終第12話まで、それほどまでに、「次回の放送内容が気になって仕方がない」作品だった、ということです。
それは、別に私一人の感じ方ではなくて、私と全く同じ期待を繰り返し漏らしていた方々が、本作の放送当時、ネットに確かに沢山おられたのでした。

そして、そのような膨れ上がった期待を背景に、とうとう放送された最終回(第12話)、放送終了後に飛び交った困惑と怒号。
「最後の最後に大コケした」「茶番だ」「失望した」という声が大きく、また実際、私自身も本ページ末尾(初見時のレビュー)に記したとおり、残念ながらラストは期待外れの展開になってしまった、とする感想を持ちました。

しかし、そう思いながらも、尚割り切れぬ気持ちで観た2周目(正確には、それまで第1~9話までは毎週のように繰り返し視聴していたので、第10~12話だけを本作放送終了後に2回目視聴したのですが)、これも本ページ末尾(2回目視聴時のレビュー)に書いていますが、今度は、「確かに最終回の展開の都合の良さは気になるけれども、意外とこの終わり方で良かったのではないか?」という感想に変わってしまい、そうした自分の気持ちの変化に気づいて二度ビックリ。

その後は、同時期の放送でまだ見終えてない作品が幾つもあったこと、さらに新年からの放送(2015年1-3月期)に、かなり気になる作品が幾つかあったこともあり、本作について“後ろ髪を引かれる想い”で最近まで来てしまいました。
そして今回、ようやく本作をじっくり再視聴する機会を得て、改めて色々と考察し、この“想い”を整理して、感想をまとめてみました。

◆制作情報
{netabare}
原作           Project 2H
企画・原案       タカヒロ
監督           岸誠二
シリーズ構成      上江洲誠
脚本           上江洲誠、タカヒロ、村田治
キャラクターデザイン BUNBUN(原案)、酒井孝裕
音楽           岡部啓一、MONACA
アニメーション制作  Studio五組{/netabare}


◆各話タイトル&評価(※3周目以降)

各話タイトルは全て花言葉となっており、うち半分は{netabare}勇者部の5人と乃木さん(先輩勇者){/netabare}の変身後の紋花のものです。

※本作は【起-承-転-結】ではなく、【序-破-急】(導入-変調-加速)の3パート構成と見るとしっくりきます。

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

==================== 結城友奈は勇者である (2014年9-12月) ====================

------ 【序】(導入) {netabare}勇者部の使命が語られる{/netabare} --------------------
{netabare}
第1話  乙女の真心      [コスモス]  ★★ 勇者部4人回(とくに友奈) *OPなし,ED「ホシトハナ」
第2話  ろうたけたる思い  [菊] ★ 勇者部4人回(とくに東郷さん) *OP「ホシトハナ」,ED「Aurora Days」(勇者部4人)
第3話  風格ある振る舞い  [牡丹]  ☆  夏凜登場回 *OP「同上(※以下省略)」ED「同上(※以下省略)」(勇者部5人)
第4話  輝く心         [カタバミ] (※風先輩の花) ☆  樹ちゃん回 *ED「祈り」(樹ソロ)
第5話  困難に打ち勝つ   [サザンカ] ★★  全員回(戦闘回) *ED(勇者部5人){/netabare}

------ 【破】(変調) {netabare}勇者システムの真実が語られる{/netabare} ---------------
{netabare}
第6話  明日に期待して   [ラベンダー] ☆  全員回(病院回) *ED(勇者部5人)
第7話  牧歌的な喜び    [黄スミレ] ☆  全員回(水着・温泉回) *ED(勇者部5人)
第8話  神の祝福       [青バラ] (※乃木さんの花) ★★★ 乃木さん回 *ED(勇者部5人){/netabare}

------ 【急】(加速) {netabare}真実を知った後の勇者たちの覚悟が試される{/netabare} ----
{netabare}
第9話  心の痛みを判る人  [アマドコロ] (※樹ちゃんの花) × 風先輩回 *ED「祈り」(樹ソロ)
第10話  愛情の絆       [朝顔] (※東郷さんの花)  × 東郷さん回 *ED(東郷さんソロ-2番歌詞ア・カペラ)
第11話  情熱          [ヤマツツジ] (※夏凛の花) ★★ 夏凜回 ED(友奈ソロ)
第12話  貴方に微笑む    [ヤマザクラ] (※友奈の花) ★★ 友奈回(※注釈) *ED(勇者部5人-合唱){/netabare}
-------------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)4、★(良回)1、☆(並回)4、×(疑問回)2 個人評価 ★★ 4.7

※注釈:最終話(第12話)は、1~3周目それぞれで、受ける印象が大きく異なりました。
(作品内容の理解のレベルが上がるにつれて評価が、×(失敗回)→☆(並評価)→★★(ダブル高評価)、と大きく上昇)


◆総評
{netabare}
(1) これは初見時から変わらない感想ですが、第1話~第8話までの流れ(【序】~【破】へと至る流れ)は、ほぼ完璧だと思います。
・それほどまでに第8話で明かされる勇者システムの真実は、私には衝撃的かつ、それまでの流れから説得力の高いものでした(この回を★★★(トリプル高評価)とした理由)。
(2) これに対して、【急】の始まりを告げる第9話(風先輩の反逆未遂回)、そして大波乱の幕開けとなる第10話(東郷さんの反逆実行回)は、私個人としては、やはりどれだけ考えても、風先輩・東郷さん両名がそれぞれ大赦・神樹への反逆を決意するに至る心情推移に、余り説得力を感じられない・納得のいかない回となりました(この両回を×(疑問回)とした理由。また本作の総合評価を、今回4.4→4.7と引き上げたにも係わらず尚若干マイナスとした理由)
・ただし、この両回をそれぞれ非常に高評価する方々が沢山おられることも分かっています(そこは個人個人の感じ方の違いということなのでしょう)。
(3) 第11話(夏凜が大見得を切り連続満開する回)は、私が本作に期待したもの(※短く満開したのち潔く散る「桜」のイメージ(後述))に一番近い内容だったので、★★(ダブル高評価)としました。
(4) 一番評価が変わったのは、今回も最終第12話で、初見時は×(失敗回)評価だったものが、2回目視聴時の☆(並評価)を経て、ヒロイン友奈を始めとする勇者部の少女たちに強く感情移入してしまった今回は、★★(ダブル高評価)に二階級特進!してしまいました。
(5) 以上から、総じて本作は、過酷な運命に見舞われる勇者部の少女たちに対する感情移入の効果が非常に大きい作品、繰り返し視聴することによってそうした効果がさらに増大してしまい、彼女たちへの「共感」がストーリー展開の粗をも覆い隠すに至る作品、と評することが出来ると思います。
{/netabare}

※以上まで、本作に関する「感想」でした。
※以降は、本作の「分析」に入ります。

◆本作の2つのモチーフ(制作動機)

※これは、はっきりしていると思います。すなわち、

①「まどマギ」のモチーフ
{netabare}
 ※本作が「魔法少女まどか☆マギカ」の達成を大きな制作動機とし、その設定やストーリー展開を参照しながら、そのalternative(代替物、別ヴァージョン)としての達成を目指したことは、誰が指摘するともなく明らかでしょう。
 ※しかし、本作は他の類似企画された諸作品のような「まどマギの二番煎じ」「劣化まどマギ」には留まらない、独自の明確かつ強烈なモチーフを持っていました。それは・・・{/netabare}

②「桜」のモチーフ
{netabare}
 ※ないし「ラスト・サムライ」「神風・・・」のモチーフとでもいうべきか。
 ※本作の本当の魅力(でなければ困惑、あるいは人によっては嫌悪の種)はここにあると言ってよい、と考えます。
 ※なお、「ラスト・サムライ」というのは、トム・クルーズ&渡辺謙が主演し小雪がヒロイン役を助演した2004年上映のハリウッド映画で、“花は桜木、人は武士”と言い慣わされたように、桜のように美しく咲き誇った後、短く散り行くサムライたちの矜持(きょうじ=誇り)を描いた作品です。
 ※「神風・・・」のイメージは、「ラスト・サムライ」のイメージとも通底しますが、何といっても本作OP「ホシトハナ」の曲調と歌詞から、そして、OPの最後の4人ないし5人の少女たちの満面の笑顔の止め絵(→出撃直前の特攻隊員たちの満面の笑顔の写真を連想させる)から、どうにも否定しようもなく湧き出てくるものであり、それは第8話で明かされる“散華(「供養のために華を散らす」という意味の仏教用語から転じて「若年の兵士の戦死」の婉曲表現として戦時中に使用された)”という用語によって補強されます。
 ※この点に関しては、私個人の飛躍したイメージではないか?という意見もあるかと思いますが、以下に示すように、本作の放送当時から幾つもの掲示板やサイトで語り合われていたことであり、私としても初見時のレビューでは慎重に言及を回避していた事項なのですが、本作に対してきちんと正面から向き合おうと思うならば、やはり回避できない本質的な指摘であると考えます。
 ※以下、長文の引用になります。興味関心のある方のみ閲覧して下さい。
{netabare}
☆引用元:http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-29067.html
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名前:名無しさん 投稿日:2014年12月22日 20:53

間違いなく秋のトップ作品
こんなに化けると誰が予想しただろうか? そしてGF()がこんなに酷い事になるなんて・・・

やっぱオリジナル作品は当たりはずれが悲惨だけど、こうやって素晴らしいものがでてくるから楽しいんだよね
そして日本アニメの底力を見た、これはいくら作画力が高くなっても、中韓には作れない

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月22日 22:15

まどかは初見で、「りりかSOS」とか「ジャンヌ」とか、あるいは18禁ゲーの系譜に属する、お約束を「逆手」にとるタイプの魔法少女ものの王道だと思ったけど、ゆゆゆは、もう少し今の時代の政治的な心象を扱ってる感じがある。東郷さんの存在がそう思わせるのかもしれん。
なので、大変おもしろいが少しなまぐさい・・・・。

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月22日 22:25

ゆゆゆは、特攻隊や桜花や回天のオマージュだよな、逃れようのない運命をどう受け入れるか、がテーマなんだよ

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月22日 23:08

171、173
まさにそのへんだよなあ。
善意で身を捧げる行為の正当性を問うという意味では、まどマギもそうだけど、あれは「公」か「私」かという論議に収束していったから。

ゆゆゆは結構あからさまに「国防」がテーマで、彼女たちは「徴兵」されたすえの「傷痍軍人」で、最後は「軍神」にまつりあげられるわけだから。で真実を知って転向したニヒリスト兼アナーキスト(東郷さん)が出てくるとw。
顔の見えない国って信用おけるの? 外敵との闘いは結局システムの要請で、愛国心や正義心や守る思いを叶えるための代償は誰も補填してくれないよ、と最近のシンプルな国家主義に釘をさす一方で、「隠されていた真実」や国家の不正を知った瞬間に、全てを破壊する方向に舵を切り、自らの本末転倒に気づかないありようのバカバカしさ(まさに左翼・革命主義者の典型)をも描くという意図は、感じずにはいられないよね。

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 02:38

>>171
こんなスレで書くのも場違いだが、東郷さんの満開は空母だからな
それに載って敵を倒しに行った桜の花ときたら友奈のイメージは桜花しかない

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 02:47

>185
やっぱり社会的に攻めの姿勢がある作品は必要だな。時々滑った作品も出てくるけど

この作品はまどかの発展系としては非常にいいと思う。ゆゆゆが出てきたことで初めてまどかは時代を作った作品を名乗る資格を得たと言える。他から参照されて初めて時代を作ったと言えるようになる。(これまではパロディばかりで内容的な参照は皆無だった)

後に続く作品が凡作ばかりだとまどかの地位も下落する。逆に後に続く作品が優秀だと
元になったまどかの地位も高くなる。(弟子が優秀だと師匠の鼻も高くなる)

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 02:56

204
こういう事いうやつに限って まどマギとセーラームーンの類似性を指摘すると逆上するw

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:08

そもそも、まどマギは既存魔法少女モノのカウンターなのに類似性とかドヤ顔で語られてもな。

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:17

206
魔法少女ものの正統な血縁関係なんでまどかは、そりゃ、セーラームーンからも多くを引き継いでいるさ

ただし、まどかが引き継がなかった要素がなんのかも重要な点、そこが今時の時代の要請であり、まどかのオリジナリティでもある。

例えば、タキシード仮面とか(まどか本人には憧れの男の子がいない)生まれ変わりとか ちびうさとか

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:30

208
勿論、同じ部分もある
まどかが神になって魔法少女という生き方を肯定する部分とか

一方、ゆゆゆだとその自己犠牲を払って神に祭られるシステムそのものを問題にしている。
(ほむらの場合、まどかに個人として普通に生きて欲しいと言っているだけで東郷さんのようにシステムにテロを仕掛けようとしているのではない)良い発展形だと思う

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:35

207
横だけど、ゆゆゆに限っては、「まどマギ」を明快に意識してそのヴァリエーションを提示してるわけで、作り手もむしろ比較されていいと思ってるだろうから、類似性を語っても構わない気はするかも。真正面から類似ジャンルにオリジナルで敢えて挑んでるのって、「幻影ヲカケル太陽」以来だし。

もちろん「似てるからダメ」って論調はどうしようもないけどね。「似てる」って言われても、スタッフも苦笑するだろ……いわゆる「そんなこと、ロバでもわかる」てやつだからw

名前:名無しさん 投稿日:2014年12月23日 03:41

210の続きだけど、似ていても別の料理として楽しめるように、ゆゆゆは手を尽くしてるとは思うんだよね。

当初、作品の傾向を隠してたまどマギに対して、ジャンル自体を隠してみせたゆゆゆ、
洋風の動物・グッズ系モンスターに対して和風の植物・無機物系モンスター、
死と魔女化の恐怖に対して、不死性と欠損がもたらす悲劇の強調、
内的に発生する脅威を摘み取るまどマギと、外界からの脅威に立ち向かうゆゆゆ。
ループ者だけが記憶のあるまどマギに対して、ループ者だけが記憶がないゆゆゆってのもそう。
そして、そこに国家と兵士という新しい問題意識が加わってる。
--------------------------------------------------{/netabare}
{/netabare}

 ◇《まとめ》
※以上の2つのモチーフ(制作動機)から、本作は、
 {netabare}
 ①まどマギのモチーフ(=外見的・表面的モチーフ)を、巧みに偽装しながら、実際には、
 ②桜のモチーフ(=内面的・心情的モチーフ)を、強烈に視聴者に訴えかけ、彼らの心に揺さぶりをかけることを意図した、稀有の作品
{/netabare}
・・・と要約できると考えます。
  (※逆にいうと、②の点に共鳴できない方は、本作にはほとんど共鳴できないことになります)


◆本作のテーマ(主題)

※これも、はっきりしています。本作のテーマは、ズバリ、
{netabare}
「勇者の本分(本質)を問うこと」{/netabare}

※そして、その解答も明確に提示されています。即ち、
{netabare}
「結城友奈は勇者である」
(=彼女の在り方こそが真の勇者の在り方である){/netabare}

※ここで、勇者部の5人の少女たちを詳しく見ていくと、それぞれ勇者となる動機が違っていることに気づきます。
{netabare}
①風先輩=バーテックスの犠牲となった両親の仇(かたき)を討ちたい
②樹ちゃん=大好きな姉と同じ道を並んで共に歩みたい
③東郷さん=東郷家の先祖たちのように自分も国防に励みたい
④夏凜=正真正銘の勇者(完成型勇者)に成りたい
⑤友奈=人の為になることを勇んで行うこと、それが勇者の使命だから、私は勇者になる{/netabare}

※このうち、
{netabare}①風先輩は、<1>勇者システムの過酷な真実に直面し、さらに<2>最愛の妹の夢の実現が不可能であるという事実に絶望して、また
③東郷さんは、<1>に加えて、<3>世界の絶望的な状況を認識し、さらに<4>自己の記憶喪失という過去に絶望して、
それぞれ勇者システムの元締めである大赦と神樹様への反逆を決意してしまいますが、
⑤友奈(=勇者適正が最高の真の勇者)の阻止によって、辛うじて勇者の本分を取り戻します。

※なお、②樹ちゃんは、①風先輩が勇者の本分を取り戻すための重要な契機を、また、
④夏凜は、⑤友奈が勇者の本分を忘れかけた一番危なかった一瞬に彼女にそれを取り戻すための唯一の契機を、それぞれ提供しています。{/netabare}

※こうした、{netabare}⑤友奈(=真の勇者)の在り方{/netabare}自体も、本作最終話(第12話)ラストで、詳しく開示されています。すなわち、
{netabare}
 (1) 演劇シーン手前の東郷さんのナレーション

「勇者は自分が挫けないことが、皆を励ますのだと信じていました。」
「そして皆がいるから、皆を信じているから、自分は負けないのだと。」

 (2) 演劇シーンでの風(魔王役)と友奈(勇者役)の会話

魔王「ガハハハハハハァ。結局、世界は厭なことだらけだろう。辛いことだらけだろう。お前も、見て見ぬ振りをして、堕落してしまうがいい!」
勇者「厭だ。」
魔王「足掻くな!現実の冷たさに、凍えろ。」
勇者「そんなの、気持ちの持ちようだ。」
魔王「何?」
勇者「大切だと思えば友達になれる。互いを思えば、何倍でも強くなれる。無限に根性が湧いてくる。」
「世界には、嫌なことも、悲しいことも、自分だけではどうにもならないことも、沢山ある。 だけど、大好きな人がいれば挫けるわけがない。あきらめるわけがない。大好きな人がいるのだから、何度でも立ち上がる!」
「だから、勇者は絶対、負けないんだ!」

 (3) 会場から湧き起こる拍手の中での友奈の独白

「そう、何だって乗り越えられるんだ。大好きな皆と一緒なら。」
{/netabare}

※こうした、⑤ヒロイン友奈の信条・姿勢については、シニカルな批判も当然可能であり、これを現実には全く通用しないファンタステックで不快な妄念と否認する方も多いと思います。

※それは、もう個々人の価値観の問題としか言いようがないのですが、私としては、殊(こと)に初見時は別段そうでもなかったにも係わらず、3周目の視聴時に、とうとうと言うべきか、ようやくと言うべきか、こうした本作のラストシーンに、図らずしも《{netabare}まるで本作に描かれた観客席の生徒たちのように、友奈たちに拍手を贈りたい気持ちになっている自分{/netabare}》を発見して、ちょっと戸惑いながらも、嬉しい気持ちになったことを、ここに報告して、このレビューを閉めたいと思います。



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※以下は、2014年10-12月のTV放送当時(1周目および2周目)の感想・レビューです。
(上記よりもまとまりのない長文です。保存用)

{netabare}
(レビュー・タイトル)
《最終話=超微妙だが、「まどマギ」に挑んだ勇気は高評価したいセカイ系【ネタバレ絶対回避】》

エヴァ・まどマギを、直ちに連想させる紛(まご)うことなき「セカイ系」。
陳腐な恋愛要素はゼロであり、期待外れのWIXOSSよりずっと面白い。
最終話タイトル「貴方に微笑む」(花言葉=山桜)から、主人公=結城友奈=による、
悲劇的で残酷な世界から少女達を救済する「勇者」の乾坤一擲の決断を推測するが果たして?

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★第2話まで視聴時点(2014.10.18)

可愛い女子中学生が勇者ごっこする緩い話かと思いきや、いきなり緊急事態発生!

{netabare}
ああこれは使徒襲来だな。
使徒が神樹にたどり着けば世界の終わり。
使徒を倒せるのは選ばれた勇者である君たち4人だけ。

使徒の体はダメージを負っても自動修復するので、まず封印してコアを露出させ、これを破壊するしか奴等を倒す方法はない。
で、この封印がたった40秒のタイムリミット付きで、コア破壊できないと勇者の活動限界とか(笑)
{/netabare}

何か期待したいような、したくないような(笑)
頑張って欲しい作品です。

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★第5話まで視聴時点(2014.11.7)

ここでストーリーとしては一段落した感じ?(まだ7話残っているけど)。
先が読めない展開は、なかなか良いと思う。

それにしても、制作側だってわざと、まどマギやエヴァを意識させる作品作りをしているんだし、今までに明らかになった神樹様や使徒(Vertex)の設定のほかにも、勇者たちの言葉づかいなどから、まだまだ何か面白いものがこの作品には隠されているように感じるのだけれど・・・

もっとも、こうした期待感は今まで幾つかの作品で裏切られてきたので、この作品も結局は大外れのまま最終回を迎える確率がずっと高いとは思うのだが。

まあいい。
この作品については最後まで見届けることにしよう。

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★第8話まで視聴時点(2014.11.28)

とうとう鬱コースに突入してしまったね。
{netabare}魔法少女システムならぬ勇者システムか。{/netabare}
結城友奈はこの悲劇的な仕組みを打ち壊せるのだろうか?

しかし{netabare}散華(さんげ){/netabare}って・・・
作品中に使用される言葉が幾分不謹慎な気もするのだけど。
杞憂でなければよいが。

ガッカリしてしまう結末にならないことを祈る。
(←調べたら、岸誠二監督って「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」の監督も務めた方だったんですね。ならまず大丈夫だろう。良かった。)

※追記
このアニメの考察(色んなブログや2chあたり)が結構面白い。
東郷さんが記憶を取り戻したら、えええーーーってなりそう。
しかし東郷さんに乃木さんって・・・思わせぶりな名前は止めて欲しいぜ。

====================================================
★第9話まで視聴時点(2014.12.05)

{netabare}
さすがに勇者部部員の一部に動揺が出ている。
今回は小規模な波乱で済んだが・・・次回は大波乱必至。
この第9話は、今までになく演出が乱れていたのは残念。
制作側もキツキツなのだろうか?
{/netabare}

====================================================
★第10話まで視聴時点(2014.12.13)

{netabare}
1クール12話構成の作品で、ラスト手前の第10話にキーパーソンの過去回想&舞台設定の種明かしを入れるのは定石だが、これは流石に・・・。
個人的には、物語のスケールを大きくするよりも、勇者であることの本質を掘り下げる方向に進んで欲しかったのだけど。
第9話までは相当良い感じに評価していましたが、期待値を上げ過ぎていたのか、ここで微妙な感じに思ってしまった。
それでも残り2話で綺麗にまとめてくれれば文句有りませんが。
{/netabare}

====================================================
★第11話まで視聴時点(2014.12.21)

{netabare}
この回の主役・三好夏凜の精霊ヨシテルの決まり文句「諸行無常」や悲壮なOPから、『平家物語』や『ラスト・サムライ』のような散り行く者達の矜持を高らかに謳いあげる作品になると期待していたし、確かにそういう描写もあるのだけれど、作品全体が必ずしもそうしたコンセプトで統一されているわけではないんだね。
特に東郷さんの心の動きのブレ方は説得力が余り無くて残念な感じです。

なお、最終話タイトルが「君に微笑む」から「貴方に微笑む」に変更になった模様。
いずれにせよラスト回では、真打ち勇者の雄姿を存分に描き切って欲しいです。
{/netabare}

====================================================
★第12(最終)話まで視聴時点(2014.12.27)

まさに制作側も、とうとう力尽きたような支離滅裂な畳み方で、もの凄く惜しい結末でした。

アニメーション制作会社のstudio五組さんには2012年夏の『織田信奈の野望』に続いて本作でも実に素晴らしい作画・演出技術を見せてもらったし、一人一人のキャラを例外なく好感度高く描く技量も本当に大したものだと思うのですが、作品全体のシナリオ構成にどうしてももう一工夫足りなくて「名作」にあと一歩届かなかった感じですね。

岸監督には、2013年秋の『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』に続いて今回も見応えのある作品を送り出してもらい、すっかりファンになってしまいましたが、こちらもどうしても最後の詰めが甘くて作品全体の印象が陳腐化してしまったように感じてしまいました。
「アルペジオ」は続編映画の制作が決まりましたが、こちらは余程円盤かゲームが売れない限り無理っぽい感じかな。

企画原案=タカヒロ氏の、敢えて「まどマギ」に挑んだ蛮勇は高く賞讃したいと思います。
ラストは駄目駄目だったけどね。
『幻影ヲ駆ケル太陽』に続いて「まどマギ」への果敢な挑戦者は今回も手酷い敗北を喫した感じなのですが、こういう挑戦者が出て来てこそ次の進歩があるはずで、特に今回は、富士山への登山に譬えれば七・八合目まではたどり着いて山頂が微かに見えて来たくらいのインパクトはあったと思うので、そこからのズリ落ち様がまさに全力を使い果たして不恰好なものになってしまっていても、個人的には暖かく見てあげたいと思う。

むしろ重要なのは、今回の敗北の原因とその克服方法の検討でしょう。
第1話からもう一度視聴し直して、確りした全体評価をしたい作品です。

====================================================
★各種メモ書き

【各話タイトル&評価】

各話のタイトルが、花言葉になっているようです。
最終話は桜のイメージから友奈がメインになる感じです。

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×が付いている話は脚本に疑問を感じた失敗回
?は内容が微妙で現時点で評価保留の回

{netabare}
第1話10/16  乙女の真心   コスモス  ★ 全員(とくに友奈)
第2話10/16  ろうたけたる思い   菊  ★ 全員(とくに美森)
第3話10/23  風格ある振る舞い   牡丹  ☆ (夏凜)
第4話10/30  輝く心        オキザリス ☆  (樹)
第5話11/06  困難に打ち勝つ    山茶花 ★★ 全員(とくに友奈・美森)
第6話11/13  明日に期待して    ラベンダー ☆ 全員(とくに友奈・美森)
第7話11/20  牧歌的な喜び     黄スミレ(犬吠埼風) ☆
第8話11/27  神の祝福       青バラ(乃木園子) ★★★ 
第9話12/04  心の痛みを判る人   アマドコロ(犬吠埼樹) ☆ 
第10話12/11  愛情の絆      朝顔(東郷美森)  ☆
第11話12/18  情熱        ヤマツツジ(三好夏凛) ★
第12話12/25  貴方に微笑む    ヤマザクラ(結城友奈) ×(1回目視聴時)→☆(2回目視聴時)
{/netabare}

●op「ホシトハナ」

作詞:中村彼方
作曲:岡部啓一
歌唱:讃州中学勇者部
歌詞
{netabare}
サカラバ サア(※盛らば、さあ)

<1番>
静けき森の中 いま目覚めた花たちよ
この世に何を思い 何を感じてる

ああ 真実ほど人を魅了するものはないけど
ああ 真実ほど人に残酷なものもないのだろう

咲き誇れ(咲き誇れ) 想いのままに
この瞬間(この瞬間) 全てを賭けて
無限の星すらも霞むように
勇気 心に溢れ
(いかなる)いかなる時も生きて

<2番>
花びらひとひらに 情熱宿しはじめた
瞬くその瞳 何を映してる

ああ 土に埋めた小さな種 密やかに割れて
ああ 芽を出したらやがて空と向かい合っていくのだろう

輝けよ(輝けよ) 眩いほどに
一瞬に(一瞬に) 思いを込めて
その願いが世界を導く
カラダに力満ちて
(ヒカリを)ヒカリまとって走れ

<3番>
咲き誇れ 想いのままに
この瞬間 全てを賭けて
無限の星すらも霞むように
勇気 心に溢れ

輝けよ(輝けよ) 眩いほどに
一瞬に(一瞬に) 思いを込めて
その願いが世界を導く
カラダに力満ちて
(ヒカリを)ヒカリまとって走れ

サカラバ サア
{/netabare}

※これ、物凄く悲壮な曲である。第8話を視聴した後だと特にそう思う。
今後の展開次第だけど、個人的に好きな曲になるかも知れない。


●「まどマギ」との違い

一番大きいのは、

(1)まどマギの魔法少女たちが、「最高の素質」を持つ鹿目まどかを除いて割と一般人っぽい人達だったのに対して、
(2)この作品の少女たちは、{netabare}予め「勇者」適正値が高い者達として組織によって選抜されていること{/netabare}。

つまり全員が、大なり小なり事前に{netabare}「勇者となって戦う覚悟」が出来ている=まどかタイプの少女{/netabare}であること、ではないか。
それが、どういう結末をもたらすのか。

特に、一番「勇者」適正値の高い主人公=結城友奈が、ギリギリの状況でどういう決断を下すのか、が見所になると予想します。



※12/27追記
{netabare}
上を書いた時点では、この作品は、第11話の感想にも指摘したように映画『ラスト・サムライ』(トム・クルーズや渡辺謙が出演した2004年のハリウッド映画)のような、散り行く者達の矜持(きょうじ=誇り)を描く作品、すなわち、

(1)『まどマギ』がキリスト教の《聖書》をモチーフとして理知的に魔法少女達の「救済」を描いた作品とするならば、
(2)より日本的に、勇者達の《短く咲き誇ったのち散り行く桜花》の哀しさを抒情的に謳いあげる作品

になるのでは・・・と予想していたのですが、その後のストーリーは、こうした"勇者"であることの証(あかし)をヒロイン達が確りと問い詰めていく方向には踏み込まず、逆に第10話以降やたらと話のスケールを大きくしてしまい、収拾がつかなくなってご都合主義もいいところの完結になってしまった感じです。

それが、この作品の深みが最後の数話で一気に薄くなってしまったように私が感じた原因かも知れません。{/netabare}

●最終話を2回視聴して

※上は最終話を初めて視聴した時の感想ですが、その後ラスト3話を2回目視聴した後の率直な感想として追記します。

今度はストーリーが分かっているので、安心して細かいところまで確認しながら視聴しているんですね。
それで、ちょっと自分でもビックリしたのは、初回はあれだけ違和感が強かった{netabare}唐突でご都合主義的なHAPPY END{/netabare}について、意外にこれで良かったのかも?と何気に思い始めている自分に気づいたことです。
確かに最終話のストーリーは、{netabare}いくら私でも弁護するのが困難に感じるほどに支離滅裂に見えてしまうのですが、でも、これまで頑張ってきた勇者部の5人があのまま救われないで{/netabare}エンドを迎えるのは、ファン心理としてはやはり辛いんですね。

だから、すごく甘々ですが、もしかしたらこの作品は、もうこのエンドで良かったのかも?{/netabare}

投稿 : 2018/12/04
閲覧 : 3023
サンキュー:

142

きつねりす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

関連作全部見ないとってなる奥行き

スピンオフや続編なんかも増えてきたのでこの機に乗じて見てみようと思い視聴。
キャラクターの可愛さに目を奪われがちだけど、結構難敵・強敵の連続で追い込まれていく展開は割と重めだなと思いました。
救いがなさすぎる!というか大人たちがずる過ぎる!
それでも不条理さに前を向いて進み続ける友奈ちゃん。
勇者部の中での衝突なんかもしっかり描かれていて満足。
練り込まれた世界観だけに、前後の奥行きを持たせているのが良く出来た作品だと思います。
この手のアニメに癒し要素として入れられるコメディタッチのリアクションや小話なんかもなかなか良かったです。結構にやけたり巻き戻したりして見ちゃいました。

投稿 : 2018/11/20
閲覧 : 313
サンキュー:

5

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

神様に頼らずに人生を切り拓くこと

世界観:5
ストーリー:5
リアリティ:5
キャラクター:5
情感:7
合計:27

結城友奈は朝起きて、支度して、学校へ行き、授業を受けて、部活して、友達と遊んで…。そんな普通の日常を過ごしている中学2年生。
あえて特殊な点をあげるなら、彼女の所属する部活は「勇者部」。その活動内容とは? 不思議な存在、バーテックスとは?
神世紀300年、少女たちの物語。
(公式HPより)

DTさんのlive reactionをきっかけに視聴しました。私もすぐに気付いたように、この作品はまどマギに似ています。セカイ系というジャンルですね。

{netabare}女の子たちが異空間に入り、変身してよくわからない敵と戦っていきますし、東郷さんの昔話を10話に入れてきたあたりも、ほむらエピソードを連想しました。{/netabare}

自分は元々、女の子がきゃぴきゃぴしている作品にはハードルがあることを前提として捉えて頂きたいのですが、評価は並み(もっと良質のアニメはたくさんあるので、後回しで良い)でした。

{netabare}1話でまどマギのオマージュ作品と認識した段階で、色々な伏線が綺麗に回収されていくのではないかと期待しまして、例えば、東郷さんが過去のバーテックスとの戦いで記憶と足の自由を奪われたこともすぐ気が付きましたし、全身に後遺症の残った少女とは、東郷さんが失った記憶に色々な物語があって、それは泣ける話なのだろうと見ていたのですが、特に発展していきませんでした。東郷さんが記憶をなくした後に握りしめていたという大事なリボンが回収されなかったのは期待外れというか、意外でした。

8,9話は、声を無くした樹の夢の話などで感動でき、外に本当の世界があって、神樹様が今の世界を見せているという設定は面白かったですが、7話(水着回)まで物語が停滞していて、3話までに大方を説明したまどマギと比べるとテンポが悪いように思います。

そして、最終話では勇者部の皆が頑張って、(東郷さんがわざと入れた)バーテックスを何とか倒し、後遺症からも解放されるのですが、外界の問題は解決されていません。誰かもわからない後輩にバトンタッチ、というムードでしたよね。

勇者部の5人は神樹様からはまさに赦しを受けたわけですが、全身包帯の先輩勇者はなぜこれまで赦しを受けられないのでしょうか。東郷さんがキレて自分を滅ぼそうとしたから、神樹様は供物を取ることをやめたのかもしれませんが、そう読めてしまいます。

神樹様は結局、遠い神様という存在で終わりましたが、供物が必要ないなら、最初から持っていかなければいいじゃないか(すなわち、主人公たちを困らせる技巧的な設定にすぎない)と思います。そんな自分勝手な神樹様、敬う必要あるのでしょうか。

ただ、ラスト数分。友奈が回復したのは、本当に意志の力だったように思いました。皆の体の障害を治してもらうかわりに、自己犠牲をしていたのではないかと。そこまで補完して見れば、ラストの劇に感じるものが出てきました。

神様などには頼らずに、自力(と仲間たち)で人生を切り開こうと。自分にとってはそんな作品に落ち着きました。{/netabare}

私なりのアニメファン五箇条を考えてみたので披露します。
1.期待して見ない
2.眠い時は諦めて寝る
3.他人の評価は気にしない
4.レビューはなるべく丁寧に
5.好きな作品の関係者を応援する

<2018.10.31追記>
アニメファン五箇条をタイトルから削りました。今の自分にも通用する五箇条だと思っています。

投稿 : 2018/10/31
閲覧 : 519
サンキュー:

34

ネタバレ

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アクション・世界観・デザインが良し。シナリオも概ね良いが不満はあり。

アクションのカメラワークが良質。
敵のデザインも良い。
個人的には敵のデザイン・背景デザイン・アクションカメラワーク等について
超有名某魔法少女アニメよりも良質であったと思う。

また、シナリオの面でも、
単に死んで退場してしまうのではなく、
{netabare}身体機能を毀損しながら戦わねばならない{/netabare}
描写に胸を打たれた。

ただそれだけに、
{netabare}殆ど全員の身体欠損が最終回で回復してしまった点が惜しい。
それこそ、2期の構想があったのであれば、
欠損を保ったまま1期を終えてほしかった。
近年のハッピーエンド至上主義に折れてしまったのだろうが、
そのほうが、
失った物の上に勝ち取った平和であり、
より感動できる。

ハッピーエンド → 皆が80点
バッドエンド → 人により100点か20点

といったようにバッドエンドのほうが
評価における標準偏差が大きくなると考えられるが、

本作だけでなく、
アニメ・小説・漫画・ゲームの制作陣には安全牌ではなく
ホームランを狙っていただきたい。と強く思った。
{/netabare}

投稿 : 2018/10/15
閲覧 : 347
サンキュー:

12

ネタバレ

アオイ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白いが

面白いが

最後の最後に全員復活してしまう。

何故?

復活する話でもいいのだが、そこが謎のまま終わる。

それならいっそ復活しない退廃的な話でもよかったのでは?

投稿 : 2018/10/09
閲覧 : 281
サンキュー:

3

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1期だけだと物足りないかも?

魔法少女系?って言えばいいのでしょうか?
例のああゆう感じですw

正しいことをしているはずなのに、
どうしてそういう運命になっちゃうの?

まるで、昔のおとぎ話のような・・?
1期だけだと物足りないので、
続けて2期も見るべし!w

投稿 : 2018/10/06
閲覧 : 244
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

二番煎じの限界

ヴィジュアルは某魔法少女アニメを漂わせるが、中身は別物と言ってもいい。
決定的な違いとしては、緩い日常描写と、過剰なシリアスを取り入れたことだろう。
当然、この相反する要素が上手く絡み合うことはなく、寧ろ違和感さえ覚えさせる内容になった。

本作の登場人物は女子中学生だが日常シーンは小学生みたいに、はしゃいでシリアスなシーンでは、国家に忠実な守護者として戦いに身を投じる姿を見せる。
ギャップと言えば聞こえが良いが、余りにも乖離し過ぎていて、どちらも純粋に楽しめない。

ストーリーも、駄々をこねる子供が甘っちょろい大人に要求を通してもらうような印象で、所々、御都合主義がちらつく。

某魔法少女アニメと比較されるが、その作品のファンが求めるのは哲学的世界観と考察の楽しみであって、今作にはそういった奥深さは微塵も感じないので、比較対象にはならないと個人的に思う。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 283
ネタバレ

かもかも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

勇者部をなめるなぁぁぁ!!!

私的に今作は説明不足や結末が納得できない
といった気になる点よりも感動できなかったことが残念ですね

タイトルを見て勝手に勘違いしてましたが
勇者とはどうあるべきか?
1人の人間(勇者)としての生き方描くものではなく
彼女達5人を阻む敵、バーテックスから
楽しい日常を守るために戦う友情物語がテーマだったのでしょう

簡単な話、世界を守りたいわけじゃない、仲間さえ救えればそれで良かった
なので
ストーリーの本筋(本当の敵)は
{netabare}勇者たちを脅かす障害による日常への影響{/netabare}でした

ただ
悩み、苦しむ彼女の喪失にはドラマがない
なぜそこまでして守りたいのか
友達だからという安直な答えにいまいち感情移入できません

作品上明るい感じであるべき(一人一人フォーカス出来ずシリアスを入れられない)のは理解しているんですが…感動を私は求めてしまいました

投稿 : 2018/09/15
閲覧 : 413
サンキュー:

27

ネタバレ

akame さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

結城友奈は勇者である

某動画サイトで観たアニメのOP集での「咲かないで(切実)」
というコメントに興味を惹かれて視聴しました。

コメントや変身少女物という事もありあーこれ鬱的な話かー
と想像して視聴しましたが当たらずも遠からずといった感じです。

苦戦しながらも力を合わせてバーテックス(敵)を破り
勇者と学生という二足の草鞋を履きながら葛藤しながらも支えあいながら
幸せな日々を送る勇者部面々。
不快なキャラもおらずキャラの個性もたっててすんなりとキャラクター
を受け入れる事ができ、とりわけ途中から加入する夏凛がめっちゃ
可愛くて徐々に勇者部に馴染んでいく姿にめっちゃ癒されました(#^^#)
だから自分は日常パートも何の苦も無く楽しました。

(今思えば日常パートの方が面白かったまである。)


自分はどうしても受け入れられないキャラがいると視聴を断念して
しまう傾向があるのでここは凄くポイントが高かったです。

終盤になると(予想通り)勇者に備わる満開(必殺技みたいなもの)というシステムのリスクが現れ、前半とは打って変わって不穏な雰囲気になっていきます。ありがちながらもこれからの展開にワクワクしました。

最終決戦ではリスクを承知で満開を連続で発動しボロボロになっていく
勇者一同。これ、絶対鬱展開不可避やんけ!こっからどうなるんや!
って思ってたら…


なんかよく分からないままハッピーエンドになってました(笑)
え、何で満開の後遺症なくなったの!?Σ(・□・;)
次回作もあるってことで伏線になってくるんでしょうかこれは?
リアルタイムで見てた人は消化不良感半端なかったでしょうね(笑)


ただ、最後に死力を尽くした夏凛が元気になったてことだけで
個人的には細かい事はどうでも良くなりました(笑)
終わりよければ何だっていいんだよ!(投げやり)


音楽も作画もキャラも高水準だったので結論を言えば
見て良かったと思える作品でした(^^♪

投稿 : 2018/09/15
閲覧 : 221
サンキュー:

5

Crisis さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現実世界の方で非常に練られたアニメ

現実世界とはいま君たちがいる世界の事death☆

ゆゆゆは
①原作(小説)でa(鷲)パートをやる→
(原作aパート進行中)②アニメでb(結)パートをやる→
③アニメでaパートをやる→
④アニメでc(勇)パートをやる

という感じに小説との連携(?)みたいな感じで
「原作勢とアニメ勢がそれぞれの進み方で物語を知り、そして未開の勇者の章を何も知らずに観る」
という非常に良くできたシステムからなっているんだなこれが(間違ってたらごめんよぉ~)




で、肝心のこいつ自体が繋ぎとして面白いかと言うとかなり面白い。
どんな感じからネタバレになるから避けるが「勇者の章でどんな風に解決されるんだろ」と期待が膨ら
む素晴らしいストーリーだった。

投稿 : 2018/08/31
閲覧 : 309
サンキュー:

4

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラの表情が良い

ベタな展開でベタな演技という印象を受けましたが、悪くなかったと思います。

作画かなり綺麗です。キャラたちもとても好みでした。

投稿 : 2018/08/19
閲覧 : 255
サンキュー:

5

leon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まどマギに挑戦し儚く散った勇者

随所でまどマギを超えてやろうという意気込みは感じますが(あくまで個人的に)、超えるどころか足元にも及ばなかった。

キャラとか設定はよかったけど、過剰な泣かせ演出と脚本が全てを台無しにしてしまったといった感じ。
なんか惜しい作品。

投稿 : 2018/07/29
閲覧 : 284
サンキュー:

4

0013 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

後半からやばいっしょ

簡潔にひとことふたこと。前半は軽く流して後半をしっかり見るんだ。特に9話からがパネエ。最初に馬鹿にしていたオレを殴ってやりたいわ

投稿 : 2018/06/30
閲覧 : 354
サンキュー:

5

ネタバレ

ざすたす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

コンセプトを見失った最終話(1期視聴時点)

総合的なコンセプトはまどマギの影響下であることは制作側も意図していることなのでしょう。似てますし、おそらく確信的に意図された作りです。
序盤は日常系を主軸に魔法バトルものの展開。
中盤に雲行きが怪しくなり、鬱展開。
終盤に畳み掛けて、いざ最終話!
すると、なんか何事も無かったかのように幸せになる…みたいな感じです。
音楽はニーアシリーズやシノアリス等の方で、しっとりと儚い印象。音楽そのものは好きですが、サウンドに対して作画・世界観がそこまでダークであったり、荒廃・退廃的、もしくは叙情的ではないのでいまいちマッチ感は無かったです。
日常会話もテンポよく、描写も色気がありしっかり楽しめる作品ではありますが、12話で"「結城友奈」内の全ての出来事"に必要性を感じなくなった。
これは何故この道を選んでしまったのか。

他作品(他レビューで挙げられるエヴァやまどマギ)等と比べるとあまりアンニュイな描写やショッキングな描写は見受けられず。
あくまでストーリー展開が鬱展開なだけで、作画ニュアンスや台詞回しは比較的カジュアルな印象です。

{netabare}
「5話で全てのバーテックスを倒しちゃいました、さぁこの後物語をどうする?」といった辺りの前傾的な構成は「これから何か起こるのではないか」という示唆を感じ非常にのめり込めました。
この手の作品は「いかにミスリードさせるか」だとか「いかに世界観を急ハンドルに回転させるか」といったところも醍醐味だと思います。
そういった面では「勇者システム」の件や「神樹様を倒す」という逆転的展開にワクワクしました。

そして11話かりんちゃんまでも視力聴力を失う…のですがこの辺りから脚本の焦りや失速を感じました。なんというか、あそこはもっと引っ張ってかりん目線を描写したり(無音、暗転画面に文字だけを浮かばせて「あれ…何も聞こえない。何も見えない…」的な)他にも回想フラッシュバックを流したり…だとかしていただかないと、彼女の感じている苦痛や犠牲になってでも守りたかった想いだとかが此方に届かない。サクッと済まされてしまった感。

そしておい12話、何故みんな治ったのか!!
なんで!?理由は!?今まである程度 ”供物”であったり"散華"であったりと納得のできる概念が存在して、それがブラフとして機能していたのに
急になんか治っちゃったみたいな感じにされても!!
だって治せるんならそもそも供物や散華って要らなかったんでしょう?
「神樹様が供物を求めなくなった」とありますが、なんで?!供物要るんでしょ!?え、要らないの!?じゃあ最初から求めんなよ!!今までの何だったんだ!!
ていうかすぐ治るんなら終盤でわざわざかりんちゃんあんなにボロボロになる必要あった?(ストーリー構成的な意味で。)
しかもなぜか友奈ちゃんだけ治らないで植物人間状態に…いやなんで!?他の子は治ったのに!?じゃあ他メンバーも治るなよ!!もしくは友奈ちゃんが神樹に自分を捧げたことで他メンバーを治した的な感じに結びつけてよ!!
…と見せ掛けて、やっぱり友奈ちゃんも治りましたーという展開何やねん!!これ何ENDやねん!!
百歩譲って、このENDでやるんならかりんちゃんと友奈ちゃんの散華の件はもっと前倒しにして、他3人に治す方法を探させて、「さぁ、ようやく見つかったその方法が果して通じるのかどうか…頼む、間に合ってくれ…!!」的な展開にしてくれなきゃ、所謂"ハッピーエンドの感動"って発生しないです!
というかそもそもこういう作品を求めて視聴してる層はこんな底抜けに明るいハッピーエンドは欲しがってないです!!多分。

こんな大雑破に、断片的に、喜怒哀楽をバラバラに詰め込まれても感情移入できません!!
せっかくイントロからサビまですごく良かったのに!!大サビで!!大サビでずっこけ!!
{/netabare}

というような、コンセプトを見失った最終話だと感じました。
1〜11話の途中まではしっかり作品の中に入り込みました。2期を見たらきっとこのレビューを訂正したくなるような、凄まじいフラグ回収があると聞いているので、引き続き2期の視聴に行きたいと思います。長々と失礼致しました。

投稿 : 2018/05/13
閲覧 : 290
サンキュー:

5

ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

プリキュアとまどマギ足して2で割った感じの勇者はいかがですか?(●´ω`●)

日常系かと思いきや変身系魔法ファンタジーでしたヽ( ̄▽ ̄)ノ
イメージだとプリキュアとまどマギを足して2で割ったような作品ですね♪
戦闘シーンの展開の早さ、BGM、話の密度どれをとってもいい作品だなと思いました☆ミ

カボチャ的に今期ではなかなかの上位作品だと思いました(・∀・)ワクワク

1話{netabare}
友奈、美森、風、樹は勇者部という部活に所属していて日々人のために活動をしているみたいですね♪

美森みたいな車椅子に乗ったヒロインって今まであんまし見たことなかったので
新鮮に感じた反面重いと思いました(^ω^)
急に世界が止まるからカボチャもテレビの前で止まってしまいましたよw
学校生活を送っていたら急に樹海化?して世界が和紙みたいな色彩の世界になっちゃいました!まさか、ファンタジー系だとは思っていなかったのですごく裏切られて良かったです(((o(*゚▽゚*)o)))

風は事情を知っていたみたい…
友奈たちが選ばれたのはどうやら偶然みたいだけど、適正?みたいなものがあったみたいですね!美森さんとか車椅子だけど戦えるのかな?(´・ω・`)

バーテックス乙女型とかいう天使?みたいなモニュメントのお化けがきたーキタ━(゚∀゚)━!
なんかタネばくだんみたいなの飛ばしてきて爆発したー!!!
対抗するために風と樹が変身したよー!!!
変身シーンたっぷりめで( ・∀・) イイネ!
風は大剣使い、樹はリストスピア?使い…二人とも戦闘こなしてるけどそんな簡単に戦えるあたりすごいなぁって思いました(●´ω`●)

友奈は勇ましいですね…風と違って事情なんか知らないのに友達を守るために
化物に挑むのですから(●´ω`●)…なんか友奈強いんだけど…本当にJC?

友奈の変身シーンが今回はなかったので見てみたいです
みんな精霊みたいなかわいいキャラがサポしてくれるみたいですね☆ミ
戦闘シーンの早さとBGMいいですね( ・∀・) イイネ!

無事乙女型を倒す?封印した?みたいですが…
封印には時間制限があって40秒でやるしかないみたい…それを超えると
戦えなくなっちゃうみたい…
なるほど…バーテックスって奴らを倒したら世界が元に戻るのね…
{/netabare}

結城 友奈(ゆうき ゆうな)。
毎日賑やかな中学校生活を送る本作の主人公。脳天気だが、いかなる時も前向きで、イザという時に頼れるので、皆から一目置かれている。特技は親から教えてもらった武術。牛鬼。

2話{netabare}
無事ハーデックスを倒して現実世界に戻ってきましたが…
全然事情はつかめてないですよね…

なんとなく設定がわかってきたぞ(●´ω`●)
どうやら友奈たち以外にも、勇者候補がいてたまたま友奈たちが勇者に選ばれたみたい…運がいいのか悪いのかわからないものですね…
樹海化した世界での損害は現実世界に何らかの悪影響を与えてしまうみたい…
気をつけて戦わなくちゃね…
ハーデックスは全部で12体いるらしい

風は実の妹にも事情を黙っていた…
友奈と樹はなんとなくですが受け入れましたが美森は…
風と美森は険悪なムードに…

友奈が美森を追いかけてきた…こういうとき友奈の明るさは( ・∀・) イイネ!
美森のネガティブさ…なんていうか将来が楽しみ(笑)
友奈の一発ギャグ…牛鬼を使った巨乳…乳首が片方に2個あるよー!!!!(笑)

風と樹も仲直りするためにタロットカードしたり謝罪の練習していたが…
敵は待ってくれない…ハーデックスが一気に3体出現…

友奈の変身シーン☆ミ見れて満足(●´ω`●)
敵のハーデックスのコンビネーション凄まじいな…
1体が遠隔攻撃型、1体がその攻撃を反射して攻撃する型、1体は中距離型、
勇者部絶体絶命やね…

友奈が目の前でやられたのを見て…ずっと戦うことを恐れていた美森が覚醒…
ついに美森も変身…美森中学生なのにおっぱいでかいなっていうが印象強かったですw
友奈は武術の心得があるモンクタイプ
美森は立てないから補助棘みたいなのが美森の足がわりになってるみたい
美森自身は銃器使い…美森1人の参戦で戦況がガラリと変化
カボチャ美森のファンになりました(*゚▽゚*)クールでかっこいいです☆ミ

風より美森の指示の方が返事いいのは役得w
反射型、中距離型を友奈、風、樹で仕留めました(*゚▽゚*)
遠距離型は美森がとどめを刺しました(*゚▽゚*)

戦いの中で風と美森も仲直りをしてまた現実世界に帰ってこれました…
彼女たちの戦いは続く…
{/netabare}

東郷 美森(とうごう みもり)。
友奈の同級生で親友。良き理解者。家も隣同士で、よく一緒に行動している。上品でおっとりしているが、パソコンやお菓子作り、その他諸々と多才で、濃ゆい一面を見せることもある。

3話{netabare} 本物の勇者が転校してきました~
なんていうかとっつきにくそう(笑)
最強の勇者?
として送られてきたのが夏凛なわけね
友奈って…なかなか強引だよな(笑)

牛鬼めっちゃかじる(笑)
夏凛って自分の能力とか褒められると嬉しそうだよねw
東郷ちゃんはエリートそうだよねw
残念っ子の素質あるよね夏凛
バーテックスな

この作品見るとうどん食いたくなる(笑)
夏凛の武闘かっこいいな
ストイックなんだな…

東郷ちゃん泳げるのな
夏凛の運動神経の実力はすごいな
友奈と話してるとちょうどいい感じだな
煮干し食ってる(笑)

バーテックスの出現は混戦になる模様
勇者は戦えば強くなる仕組み
満開を繰り返すことでより強力になる
基礎戦闘力も努力次第ってわけね
この緩い感じがいいと思う
たいていなんとかなる!

勇者部はちゃんと活動してるんだよな
入ってしまったからには活動しないとねw
夏凛って根はいい子なんだろうな(笑)
なんだかんだ言ってカレンダーには印付けてるんだよな(笑)

集合場所違うんじゃねw
現地集合だったパターンなw
アドリブに弱いな(笑)
考えすぎてしまう性格なんだよな
まぁ人との接し方に慣れてないだけなんだろうな

こういうの慣れてない夏凛にはΣ(゚Д゚)
勇者部ってこういう流れで巻き込まれていくのね
ちょっと嬉しそうだなw

あのSNSみたいなチャットオシャレよね
EDに夏凛増えた?
{/netabare}

三好 夏凛(みよし かりん)
茶色の髪をしている。勇者部では友奈たちと共に雑用を担当。日常的に煮干しをオヤツのように食すため、1期で風から「にぼっしー」というあだ名を付けらている。
友奈たちとは異なり、大赦によって正式な手順を経て選ばれた勇者であり戦闘訓練を送る日々を過ごしていたため、同じ年代の子と接したことがない。その影響で人づき合いが少々下手で、自身や身の周りのことも無頓着な傾向がある。

4話{netabare} 人前で歌うとか無理ポ
絶対緊張するわw樹ちゃん緊張しちゃうタイプ

勇者部HPも運営してるのな
夏凛煮干しを貪るwにぼっしー公認
画力のなさ(笑)
樹ちゃんすぐタロット占いするよな(笑)
こんなに連続で死神の4カード(笑)

樹を歌のテストで合格させようw
まねきねこや!!アイス食い放題や!
風、夏凛の扱い方わかってきてるw
カラオケも最初は緊張したな~
樹の気持ちすごくわかる

東郷ちゃん東郷にふさわしい歌やw
敬礼は忘れずにw
普段おちゃらけてるけど風はやる時はやる子だよね
アルファ波(笑)

健康食品とかサプリとか好きそうだよね夏凛
健康食品の女王にぼっしー
無理とか言われるとあれな子…オリーブオイルは飲み干したらだめだろw
はるかす~いろはす~
樹は風のことが大好きなんだな

樹の寝顔かわいいw
あいつらドッグフード食うんかw
お姉ちゃんはお母さんだな(´ω`*)

樹が勇者部にいる理由か…
夏凛って本当に弱み見せないよね(笑)
四国ってこういう風景なのかね

風は気にしてたのね…樹を勇者にしてしまってことに…
急に上手になった感w緊張しなければ実力あるんだから☆彡
樹…歌手を目指すかもねw
その容姿と歌声なら人気もとれそう

ついに物語は動き出す
バーテックス再出現
  {/netabare}

犬吠崎 樹(いぬぼうさき いつき)。
風の実の妹で、お姉ちゃん大好きっ子。小動物のような挙動が多く、姉の影に隠れがちだが勇者部唯一の1年生として日々頑張っている。占いが趣味で、特にタロットは結構当たると評判。木霊。

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 489
サンキュー:

14

ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

警告!二期 鷲尾須美の章との同時並行視聴を強く推す

「2期もやってることだし、先に1期を観るかー」と思っている人へ

1期を先に観ない方がいい、断言できる

私のおすすめ視聴順は

鷲尾1話2話3話4話⇒結城1話2話3話⇒鷲尾5話⇒結城4話5話6話7話⇒鷲尾6話⇒結城8話以降⇒勇者の章

というのも鷲尾須美の章の原作にあたる「鷲尾須美は勇者である」と「結城友奈は勇者である」はクロスオーバー作品である
互いの世界観を比較検証し自分なりに考察することで、この作品の真の面白さが発揮される
世界観考察が醍醐味のこのアニメを正直に1期から視聴したら絶対に損する!!!

私は1期を先に観ていなかったので同時並行視聴でめちゃくちゃたのしめた!!!!!!
伏線回収されたときの衝撃をぜひ体感してもらいたい!!!!!

1期から見た人は放送当時は?????の状態で観ていたはず
期間を跨いで鷲尾須美の章で1期の伏線を確認できる物語構成は面白いのではないでしょうか
鷲尾須美の章と合わせて評価すればこんな低評価の作品なはずない!

{netabare}
ほんとハッピーエンドでよかった
それが当面の幸せだと分かってはいるが、それでもよかった
そのままバッドエンドやったら完全にしばらく鬱になってますよ先輩
{/netabare}

大事なことなのでもう1回

1期を先に観ない方がいい!!!!!!!!!

2期の勇者の章が楽しみ(*'ω'*)

あと、色々とメモしながら視聴するのが「ゆゆゆ」の楽しみ方(完全に私見)
下記は同時視聴中の私のメモの一部
乱文乱筆の極みなので興味のある方だけどうぞw
{netabare}
鎮火?鎮魂?の儀に時間制限がないぞー

バーテックスが共通してるということは殲滅不可?
前は追い返すのでやっとだったという説明
ゆゆゆ2話で鷲尾4話のバーテックス3体が出てきた
鷲尾ではあんなに手間取ったのに・・・、装備(防具)の進化を表現か
鷲尾5話でゆゆゆ1話のバーテックスが出てきた
やっぱりバーテックスは何回も何回も再生できるのね

東郷が鷲尾須美?(ほぼ確)
中学に入る前に足が動かない&記憶が飛んでいる
ゆゆゆ4話のカラオケで東郷さんの愛国心が
顔完全に一緒やもんね

ゆゆゆの世界では勇者はみんなに讃えられてないというか知られていない設定なんかな

乃木園子でてきた!!!!!!
ほぼしんじゅさまって
大赦は満開システムの後遺症を把握してるはず{/netabare}

投稿 : 2018/04/16
閲覧 : 493
サンキュー:

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結城友奈は勇者であるのストーリー・あらすじ

神世紀300年───
始まる”勇者部”活動!?
結城友奈は中学2年生。毎日学校へと通い、たくさんの友達に囲まれながら授業を受けたり、部活動をしたり、遊んだりと、平穏に過ごしている。その生活スケジュールは、どこにでもいるごくふつうの女の子。
だがたった1つ、他の子たちとは決定的に違う部分があった。

それは彼女の所属している部活が”勇者部”だということ。部長・犬吠埼風を中心にした活動の内容は謎に包まれておりバーテックスという不思議な存在が関係しているという。神世紀300年。西暦とは年号の異なった世界で、友奈たち”勇者部”の活動が始まる!(TVアニメ動画『結城友奈は勇者である』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
Studio五組
主題歌
≪OP≫讃州中学勇者部(照井春佳・三森すずこ・内山夕実・黒沢ともよ)『ホシトハナ』≪ED≫讃州中学勇者部(照井春佳・三森すずこ・内山夕実・黒沢ともよ)『Aurora Days』

声優・キャラクター

照井春佳、内山夕実、黒沢ともよ、三森すずこ

スタッフ

原作:Project 2H、企画原案:タカヒロ、キャラクターデザイン原案:BUNBUN、 監督:岸誠二、シリーズ構成:上江洲誠、アニメーションキャラクターデザイン&総作画監督:酒井孝裕、コンセプトアート:D.K&JWWORKS、音楽:岡部啓一

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