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「結城友奈は勇者である(TVアニメ動画)」

総合得点
77.9
感想・評価
1413
棚に入れた
6927
ランキング
589
★★★★☆ 3.7 (1413)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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結城友奈は勇者であるの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これぞハッピーエンドw

第一印象>あの有名作品のオマージュ?
話的には若干こっちの方がポジティブかな?

今のところ可も無く不可も無しといった印象。
キャラは可愛いですね。

追記

園子さん登場!
ああ!やはり来たか重い展開!
ずっと視聴してて おや?この作品は重い展開無しで行くのかな?
…と半ば安堵しつつ見てたのでキツイですね。
ポジティブなんてとんでもね~っすわ。
あの有名作品よりもある意味厳しいですよ!

~ただ、話的には面白くなったのも事実!
今後の勇者部の戦いと苦悩はどうなるんだろうか?
目が離せなくなってしまった!

★増やしときます!

あと友奈が美森の事を名前じゃなく名字&さん付けで呼ぶのは何か意図があるんだろうか?親友なのに他人行儀な気がするが…。

追記2

見終わりました。
この話がハッピーエンドでよかったと思いますw
あと友奈が戻って来たのは友奈が強かったのではなく
親友の美森が弱すぎたので(色んな意味で)
悲しむ親友を放って置けなかったと自分なりに解釈してますw

あとコレを書いたのが正月なので味覚を失ったらキツイなあと
美味しそうに肉うどんを食べる友奈を見ながら思いましたw
…戻って良かったなあw

投稿 : 2015/01/02
閲覧 : 244
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

勇者部まとめ:成せば大抵なんとかなった!

2014アニメ見事に騙された大賞 受賞作品。

事前情報として得ていたのは
ゆるい雰囲気のPVと、女の子しか出ないということ。
また変な部活の日常ものだろ?と思わせる見事なミスリード。
喰霊やまどマギに負けない情報規制には脱帽です。いや、日常ものと勘違いして情報収集しなかったから規制されてたのかどうかは知りませんが。
→8話まで観た後に公式サイトを閲覧すると、やはりどう考えても情報統制されてるな。スタッフ・キャストのコメントが皆すっごくアバウト(笑)
ええ、私たち、何度だって騙されちゃう視聴者です。



結城友奈
明るく前向き、まさに勇者!
DQⅡ並みの肉体派主人公。
誕生日はバッハと同じ♪

犬吠崎風、樹
ムードメーカーな姉(旅芸人枠)と、世界一あざと可愛い変身シーンを有する妹(占い師兼シンガー)
素敵な仲良し姉妹だけど、緑色と黄色って……

東郷美森
中学生離れしたスタイルを持つ友奈の親友(けんじゃ兼スナイパー)
脚に障害はあるけど変身したときの狙撃スキル、東郷の名は伊達じゃない!それ以外の点に置いても有能度は最も高い模様。
紳士の皆さまには是非
公式サイト:用語辞典のメガロポリスを御参照いただきたい。


・スマホ アプリという現代的なテクノロジーと神樹というオカルティックな事象が組み合わさっているのは面白い。
→そんなこと思ってる場合じゃなかった

・名言
風「一緒に国防に励もう!」
キャッチーな台詞だ。ふつうなら「一緒に世界を守ろう」って言うとこだけど、そこはさすが関係者である。
→さすが関係者である、とか言ってる場合じゃなかった

・敵が12体攻めてくる
12星座モチーフの敵
これは…存在しないはずの13体目:へびつかい型が現れる可能性ありますね…
→それどころじゃなかった



*1、2話連続放送による利点。
{netabare}
1話
日常からの唐突な変化を効果的に演出。戸惑いについては視聴者も彼女たちと同じ。その戸惑いから樹、友奈がそれぞれ戦う意志を持つまでが描かれる。

そして2話
敵を倒し、世界観の補足説明。少しけんかっぽくなって下げつつ、新たな敵を前にして 東郷さんが戦う覚悟を決め、皆で協力して敵を倒す展開(ほぼワンマンショー)で締め。
{/netabare}

1話だけだと置いてけぼり感があっただろうけど、2話もつづけて観れたことで世界観が理解できた。よって
変身、協力、友情、勝利が魅せる王道的なストーリー展開を楽しんだ状態で このアニメとのファーストコンタクトを終えることができた。


そして3話では
{netabare}
プールシーン含みつつ、新キャラが登場。
その名もエリートツンデレぼっち!
…じゃなくて三好夏凜。
勇者としての訓練をこなす日々を送ってきたため人付き合いは不慣れ。
大赦からの派遣勇者である彼女が勇者部に馴染むまでが違和感なく描かれていた。あっさり封じられた5体目は少し気の毒。
これで5人そろったし、勇者戦隊の完成だろうか?
3話までで世界観の説明とキャラの全員登場を無理なくこなす。
実に ろうたけたる構成である。


4、5話
ものすごいフラグフェスティバルで不穏→敵さん怒涛の総攻撃!リアルの戦争では当たり前だけど、こういう作品ではふつう一体ずつだろ!というお約束をぶち破ります。モンゴル軍が攻めてきたとき武士はこんな気持ちだったのでせうか?

しかし勇者たちも負けじと総力戦で満開&残り7体全部撃破
…こっからどーすんの?あっ、日常ですか、もしかして日常アニメになるんですか??
GyaOで観るとアニメ→ジャンル:ドラマ・スポーツ枠にあるし、大筋はSFじゃないってこと…だよね?


6話 後遺症…そんなの聞いてないよ。声が出なくなるのが一番大変そうだな。味覚が無いのもいやだけど(遠子センパイを思い出した)
大赦「知らなかった、でも一時的なものだからたぶん大丈夫!」ってQBと違う方向でたち悪いなあ…。
夏凜ちゃんのアイデンティティ危機を友奈が救ってくれたので夏凜ファンとしては満足。
夏凜ちゃんは普通の日常を手に入れる、他の4人は日常を取り戻す。次は温泉回。もう日常アニメに転換できるね☆やったね!

…本当にそうか?


7話
勇者部と視聴者へのサービス回
夏凜ちゃんはもう完全に普通のツッコミポジの女の子だね♪
風との添い寝シーンで癒されました。
水着・温泉・百合ユリしい
三拍子揃った完璧なまでの日常回から一転して不穏なラスト。ほら、東郷さんが変なこと言うから〜…他の全星座とか出てきたらどうすんの?5人じゃ対応できんよ



8話
式神たちよ…キャラはマスコット的で可愛らしいけど 改めて見ると
友奈の2体は
牛鬼と火車って禍々しいような…?いや、それだけ強そうなやつらを扱える友奈の勇者としての素質がすごいってことだよね、きっと。

残りの敵として出てきたのはふたご座の片割れ?らしい。
あっさり倒しちゃったし、これで終わりじゃなさそうだな…
それにしても、満開システムの代償がな…
QB翻訳すると「花は咲いたら当然散るものだろう?自然の摂理だよ」…って感じか
一気に破滅するより、徐々に蝕まれていくほうが辛そう…
先代はバーテックスを倒すほどの力が無かったから、撃退戦の度に満開して身体を弱らせていったのかな…散れば散るほど戦いづらくなるだろうに


わっしーて誰やねん!司会得意そうな友達だな
東郷さんのリボンは先代勇者に貰ったんじゃないか?


9話
式神は監視役。前勇者の言葉を確かめるために十以上の自殺法を試す東郷さんが怖い、有能だけど怖い。My脇差持ってるJCて!
なんか この先暴走しそう

*人魚姫的悲劇
……くそっ
せっかくオーディション1次受かって夢への第一歩踏み出していたのに何でだよ…
そりゃ、あんな言葉聴いちゃったら風は心が張り裂けちゃうよ…
電話で連絡したお姉さん絶対戸惑ってるよ…

樹ちゃん、中の人もろとも可哀相だ。日常生活的に樹の後遺症は大変そうだなーと思ってたけど、夢が失われたって意味でも一番辛いね。そんな辛くて不安なときに姉や周りの皆のことを思いやれる彼女は中学1年12歳…なんてこった。


もうやめてよ…何で魔法少女は力の代価が必要で
苦しまないといけない流れなんだ
そういうのはまどマギだけでよかよ。他はさ、c.c.さくらみたいな感じで明るくいこうよ
女の子の涙目は可愛いけど、ガチな泣き顔や悲しんでる姿は観たくないよ…
放送前は
アニオリ言うても 変な部活の日常ものっぽいなーと斜に構えてたけど、そんな平凡な日常送れるアニメがどれほど幸せか改めて痛感させられました。ありふれた日々のー素晴らしさにー


10話
有能東郷さんといえど、さすがにハラキリは怖いよね。安心した。
とはいえ、半信半疑だったのに実行に移せたのはすごい。万が一推測が外れていても 死ぬ可能性の低い自殺法を試したんだろうな。


病室の名札、東郷さんの前の苗字が鷲尾だった!!やはりお前がわっしーだったのか…リボンはやはり乃木ちゃんからのものだったのか…!

交通事故にあって記憶を失い、脚を怪我したのかと思ってたけど

過去の満開によって記憶、脚の機能を持っていかれてた…。
だから彼女だけ精霊も3体だったと…!
なるほどね。秋アニメ忙しくて考察してる時間無かったけど、見事に情報は散りばめられていたんだな。コナン君なら余裕で気づいてただろう、深夜アニメ観てるコナン君ってのも嫌だけど。
放送前にPV観たときは
日常アニメで障害者って珍しいけど、どうなんだ…?
とか思ってたのが懐かしい。



*四国から見える綺麗な海だと思った?残念、s…いや、ほんと残念…

なんと!壁の向こうの世界は既に滅ぼされている!
これは…叛逆の物語とDQ7を思い出さずにはいられなかった。


大赦のお偉いさんしか知らない事実なんだろうか。うどんといい、謎の四国推しだなーと思ってたけど他は全て消えてたのね。洋画や洋楽がリリースされないこと、他の地域のニュースとか…色々どうしてたんだろ?隠しきれるのかな。そういう面では東郷さんが違和感抱かなかった、ということは上手くやってたんだろうけど。
四国は神樹さまの力で護られている=四国以外は滅びているというのが一般常識なのかな
押し花、お菓子作り、散歩、占い、健康オタ…5人とも趣味が古典的というか、昔からある情報&限られた地域だけでなんとかなるものだし。


気づきたくなかったが
樹の歌は確かに上手いけど、彼女がオーディション通ったのは競争率が低いのも要因にあるかもね。



*行く末は…?
RPGの勇者であれば
ここから世界の再生に向けて進んでいく場面なんだけれど、勇者の支援システムに不信感を募らせていた東郷さんは皆を苦しみから解放するために神樹をぶち壊すことに…。
♪壁は Hi Hi Hi 壊せるものさ〜

…って馬鹿!!
黒髪ロングは暴走しやすいのです(´・ω・`)




11わをみたときのぼく

さすがの友奈ちゃんも残酷な現実にこころが揺らいでる中…
夏凜ちゃんがああああああああああ
かっけええええ!ついに活躍きたよ!!→いや、待て?活…躍しちゃダメえええええ→満開ダメええええ→うわああああああああああ→………。。


戦闘シーンでの勇姿も心から楽しめないとは…全くなんて恐ろしいアニメ!
二度目を観たらもっと冷静に評価できるだろうと思ってたけど、結局この回は辛すぎて見返せなかった。。。



最終回

勇者の適性が高い友奈ちゃんが勇者らしい行動で東郷さんと世界を救ってくれることを願います(自己犠牲パターンはNO!)
と思っていたけど、まさにそのパターンに…。

東郷さんがやっちゃったようにも思えるけど
彼女のように思いやりがあって、なにより頭がよい人間だからこそ辿り着ける結論なんだよね。冷静に状況を分析できる人間だと、 客観的に物事を判断できるから
もうムリ、救われるには諦めるしかない…って選択が生まれるわけで。(マミさんが皆死ぬしかないじゃない…!って発想に至ったのもたぶん同じ)


しかし、友奈ちゃんは ど根性ガールなので
普通に考えればもうどうしようもない絶望的な状況であっても負けじと向かっていけたのだろう。
まさに結城友奈は勇者である!


友奈1人だけダメージ大きかったのは
変身が解けて生身の状態でバーテックスの核に触れてしまったからだろうな。
太陽みたいなのの爆発で近場に湧いてたバーテックスは死滅したのかな?東郷さんが開けた壁はどうなったのかな?

最終的にハッピーエンドにはなったものの、武道を嗜む友奈ちゃんらしい精神論が多いし 展開も早いしで、若干の置いてけぼり感は否めなかった。想像で補おうにも描写が少ないし…。

友奈が勇者部に復帰したときの
夏凜ちゃんの台詞「早くない!?」は視聴者の心の代弁でもあっただろう。

それでも友奈が美味しそうにうどんを食べてたり先代勇者ちゃんが五体満足な状態で映っているシーンがあったりetc.皆の身体が回復に向かっているのがわかる描写は観てて嬉しかった!
(ここだけの話、樹が「おね、えちゃん…」って言ったときは少し泣いた)
花は散れども彼女たちの想いは奇跡を実らせた、という優しい終わり方。

…でも、めでたしめでたし〜なように見えて結局 四国以外は滅びたままなんだよね。
最後にわざわざ「結城友奈の章」って書いてあったから続章があるのかな?
それこそオルゴ・デミーラから世界を取り戻すようなストーリーが。
次世代の勇者が全世界に平和を取り戻す物語(2期)も期待したいですね!
{/netabare}

投稿 : 2015/01/01
閲覧 : 538
サンキュー:

16

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

結城友奈は人間なの?

オリジナルアニメを企画する時ってどういった手順を踏むんだろ?
既存のヒットした作品を挙げて「○○みたいに~」と企画書に書くんだろうか。
このサイト(あにこれ)の成分タグのように、○○成分っての沢山並べて、それが一定量を超えると企画が通る?
とりあえず、どういった経緯でGOサインが出たのか疑問の残る出来。
既存作品の寄せ集め感が強く、しかも寄せ集めただけで息切れを起こしたのか、最後は広げた風呂敷は畳めずに終わるという有様。
成分さえ沢山並べればそれでOK、ストーリーなんてのは所詮お飾りと言わんばかり。
さすがにこれは…アカンでしょー。
メタ的な狙いもようワカラン。

その時その時の脚本の都合で動いてるだけで、キャラは誰一人として生きてはいない。
もっと単純に言ってしまうと「お前らもっと話し合えよ」と。
ウルトラ…じゃなかった、勇者五箇条にもそんな条項あっただろうに。
話し合ってその上で意見が対立するならまだしも、どいつもこいつも1人で解決を図り、その解決手段もあくまで脚本に都合の良い方向にしか向かない。
元ネタの1つであるまどマギですら、ほむらは1度説得を試みてるのに…その1回を失敗しただけで諦めるのもどうかと思うのに、それすら無し。
主人公の結城友奈に至っては、勝算があるのか無いのか分からない状態でも「何とかなる」の一点張りで、魂か無いというか洗脳されてるみたいというか…人間なのかどうかも疑わしい。

えっと、タカヒロプロジェクトだっけか?
個人的にまじこいは高評価なのだけど、それはキャラがそれぞれ思惑や計算などといったエゴがあって、それのぶつかり合いが面白かったからなんだけど…。
何話だか忘れたけど、主人公が危篤で駆けつけた女同士で睨み合うシーンは未だに傑作だと思ってます。
なんで今回そういった要素を省いてしまったんだろう?
…というか、まじこいのそのシーンもどこかからのパクりなんじゃないか?と考え出したり。




話は変わるけど、園芸ヲタとしてこれだけはちょっと言わずには居られない。
サブブタイトルで花言葉ネタを使ってたみたいだけど、あれは止めたほうがいい。
(というか、結局各キャラを象徴する花が何かしら物語に関わってくるでもなかったし、無くてもいいやん)
そもそも花言葉って、学名のように決まった規格や権威があるでもなく、種苗会社や流通業者が勝手に付けてるものが多い。
要は言ったモン勝ち。
そりゃあ苗や切花を売る時「この花にはこんな花言葉があるんですよ」と謡ったほうが1株でも多く売れるなら誰だってそうする、罰則無いし。
結果、業者によって意味がバラバラになる。
でもって権威(取り締まりや集大成を行う機関)が無いということは伝言ゲームのように意味が変質するものも多い。
例:Aって花の赤色と白色で別々の花言葉があっても、花色関係なく「Aの花言葉はコレ」と書いてしまう書籍が出版される。
ああ、書籍って書いたけどこれがまた厄介で…このジャンルは旧い体質が残ってまして…書籍信仰が根強い。
間違っていようがなんだろうが、書籍でそう書かれて発表されたらそれが事実になる事が多い。
(ウェブ上の情報も書籍の受け売りでしかないんだけどね、どこにも根拠や証拠となるものが無いんだから)
でもって「権威」がある訳ではないので「それは間違ってる」と誰も指摘できない。
まぁ兎に角、花言葉の世界は「とってもいい加減」。
せめて万葉集に出てくる花くらいだったら確かなものだろうと思っても、別花に意味の被る花言葉を後から充てられたりしてグチャグチャになってるのが現状。

こんなものをメッセージ性を込める道具として使うのは、ちょっとどうなんかねぇ?

投稿 : 2015/01/01
閲覧 : 284
サンキュー:

8

ネタバレ

もぐりん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絶対に忘れない

アニメオリジナル  監督:岸誠二さん  全12話
キャラデザ:酒井孝裕さん   製作:Studio五組

時代は神世紀300年、今現在とは違うが非常によく似た別の世界
が舞台でのお話。

ある高校の部活「勇者部」に集まる5人の女の子が、「大赦」と言う
機関に選ばれたことで、大赦が開発した「勇者システム」により変身し
外界からやってくる「バーテックス」と言う異形の敵と戦う。

ジャンルは、魔法少女バトルファンタジー

バーテックスはまるで、エヴァの使徒のよう、体に急所となる核が
存在するのも同じですね、 そして勇者部の女の子の変身する姿は
魔法少女そのものです、 色使いなどまど☆マギのように見えます
主人公の【結城友奈(ピンク)】の変身後の主な武具はグーパンチ
とか、これはビビッドレッドオペレーションの、ビビッドレッドが
放ったラストショットみたい(笑)

主要登場人物は、【結城友奈(ピンク)】、友奈の親友でありお隣さんの
【東郷 美森(ブルー)】、勇者部部長で3年生の【犬吠埼 風(イエロー)】
風の妹で1年生の【犬吠埼 樹(グリーン)】後発の部員で「大赦」から
特命で派遣されてきたこの中では唯一戦闘訓練を受けた【三好 夏凜(レッド)】

当初は、カワイイキャラデザとか、変身シーンの萌え度から言って(笑)
プリズマ☆イリヤのようなユルイ魔法少女ものだと思って視聴を進めて
いたんですが、 まったく違ってました(;^_^A

むしろ終盤まで救いの無い展開とかは、まど☆マギに近い設定です。

登場人物は少なめなので、変化していく仲間への不安、戦うことへの不安、
大赦への不信感など、各キャラの心理描写は繊細、秀逸で、その精神状態
からの行動は理にかなっていて理解でき、感情移入できます。

ただ、戦闘中に、勇者部の心得を叫びながらの戦いは思わず苦笑して
しまった(;^_^A 激を入れるにしたってもう少し何かあったろ?(笑)



以下激ネタバレ注意、しかも長文になってしまった(汗)
時間のある方だけどうぞ(笑)
{netabare}

偶然集まった学校の仲間と思っていたのが、実は勇者システムの適正が
高いと思われる人物を大赦側が意図して集めていたことや、

元には戻らないのに、戦って満開を使うたびに無くなっていく身体の
一部や、死のうと思っても神使の精霊に守られて死ねない事実。

1度倒したバーテックスも外界の世界で無尽蔵に作られる絶望感・・

自分達が暮している地域一帯は神樹様の結界で守られているだけで、
その他の世界はすでに滅んでいる実態。

変身後の必殺技の「満開」を1回使うごとに身体機能の一部を神樹様の
供物として捧げてしまうので機能しなくなる現実を知った東郷さんは、
自分の大切なものさえ守れないことに悲観してある行動に出てしまいますが・・・


バーデックスに神樹様を破壊させ、この世界を終わらせる


この、東郷さんが行動に出る決意を固めた原因の一つが、大赦側への不信感が
大きいでしょう、戦闘後度々風先輩は大赦側へ欠落した身体機能への質問を
していますが、返ってくる返事は全て「そのうち元に戻る」と言ったもので

リアルな状況に直面している勇者部の面々からしてみると素っ気無い回答で
信頼性は薄れていくのは当然です、それに、前任の元勇者である【乃木 園子】
との接触で疑心は核心に変わったのは事実です、彼女は戦闘時の満開の影響で
身体のほとんどを失っており、今だに元に戻らない園子に直目したことで大赦
側は嘘をついている、元に戻らないことを隠しているといった結論に達した
訳ですね。

これは状況証拠からいって、当然到達する結論のように思えますが、実際の
ラストでは友奈は少し遅れたものの勇者部全員の肉体や身体機能は回復して
供物として捧げられたものは元に戻ったように思えます。

この件は序盤に#7で風先輩自ら語っていたセリフが伏線だったのかな?

「たしかお供えものってぇ 時間がたてば自分で食べてしまってもいいのよね」

何気ないセリフの一つでしたが、これは、どのくらいの時間かは触れてないけど、
お供えした供物はまた自分に戻ってくるって解釈でいいよね(´▽`)

東郷さんのカン違いで、事態は悪い方へ行きそうな感じだったけど、友奈の
強い行動と、絶対に忘れない、の言葉で我に返った東郷さんと、駆けつけた
他の皆と力を合わせて状況を打破するのはある意味テンプレですが感動でき
ました・・・

ラストの戦い後、倒れたメンバーから精霊が消え、イメージカラーと同じ色の
花びらが舞い落ちてくるシーンは神樹様から返却された供物だったとすると
友奈にだけ落ちてこないのは腑に落ちません・・・・

その後、意識があるのか無いのか分からない、動けなくなってしまった友奈も
東郷さんの語りかけと悲しみの涙で、無くしたものを取り戻したように思え
ます、 しかし、オーラスのうどん屋で皆とうどんを食べるシーン、一瞬
ですが間が開いたのは、ひょっとして味覚は戻ってないのでは?? そばに
いる皆を心配させたくないために伏せているのでは?? そして、舞台での
目眩で倒れてしまうシーン・・・ 舞台のシーンに被せて見せた乃木 園子の
身体が戻ってきたように思わせるシーン等。

乃木 園子の今までの役目を考えると、その役割を担う人材が不在ってことに
なるし、皆の身体が元に戻ったとしても世界の現状は何も変わって無いことを
思うと友奈は勇者システムが見つけた勇者として最高に適正のある人材なので
今後のことを考えると神樹様や大赦側が手放すとは思えないんだよね・・

そして エンドカードの【結城友奈の章】の記載

ボクの考えだと、友奈はまだ神樹様に首根っこを掴まれてて、今後表れる
次期勇者の暴走を抑えるため、乃木 園子の役割を受け継ぐか、若しくは、
再度友奈が中心となって他の仲間達と襲来するバーテックスを迎え撃つ
勇者としてキープされている・・・ ってとこかな

そうすると、表向きはハッピーエンドだけど、ボク的には友奈だけが
取り残されてしまったバッドエンドってことになりますがどうでしょう?

{/netabare}



お話はまだ終わってないように思えますねw 2期がくるなら必ず観ます( ゚д゚ )クワッ!!


OP:「ホシトハナ」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 岡部啓一(MONACA)歌 讃州中学勇者部
ED:「Aurora Days」
作詞 - 中村彼方 / 作曲 - 光増ハジメ / 編曲 - EFFY(FirstCall)讃州中学勇者部

投稿 : 2015/01/01
閲覧 : 296
サンキュー:

28

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

だから中学生に世界を預けるなって

某魔法少女と似てるとお思いの方多いんじゃないでしょうか
私は全くの別物として見てましたけど

勇者部に一人くらい男子が居てもいいのに、この手の作品は女子の方がウケるのかな…

世界には裏が有り自分達はお役御免、酷い終わり方だ。

投稿 : 2014/12/31
閲覧 : 342
ネタバレ

アルミ缶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

東郷友奈は夫婦である。

【最終回について】

個人的にはただただハッピーエンドでよかったという思いでいっぱいです
確かに最終回の展開は色々勿体無い気がしないこともないですが、樹ちゃん、花凛ちゃん、勇者部のことを思うとこれで良かったのだと思います(^_^)

円盤もそれなりに売れているし話題性もあるので多分2期も近いうちに作られるんじゃないかと。
結城友奈の章ってのも気になりますしね。
ただそうなると次はどんなふうに話が展開していくんだろう?
勇者部は救われたけど世界(四国)の外にはまだあの地獄が広がってますし...
2期……あるよね?


【総括】

キャラクターも良し、ストーリー展開もテンポが良く、最後は多少無理やりながらもハッピーエンドを迎えてくれたので個人的には今期で一番のアニメだったと思います。
あとは最終回の評価は2期の展開次第ですかね( ̄O ̄;)

これからも友奈ちゃんと東郷さんが百合百合していくれると妄想しながら2期を待たせていただきます

投稿 : 2014/12/31
閲覧 : 178
サンキュー:

9

ネタバレ

よだれかけごはん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ストーリーが壊滅的

序盤、日常系。
中盤、ファンタジー系に変化し風呂敷を広げる。
終盤、自身の不幸と世界平和を天秤にかける
最終話、ハッピーエンド

何が伝えたい作品なのだろう。まどマギライクに見えた人も多い作品であっても、けしてキャラの苦悩や葛藤が多く表現されている訳もなく、世界観を理解出来るほど主人公キャラの親類が登場するわけもない。広げた風呂敷をしまえず、ハッピーエンド。何事もなく終了。しまえない風呂敷を開くのは誰でも出来ます。世界のために不幸を選ぶ(例えば「ぼくらの」)の方がテーマがはっきりしてる。ある種このジャンルになると誰かが不幸になる、誰かが死ぬなどする作品の方が高評価を得ている気がするのだが、それを中途半端に導入しましたッて感じかな。その他は、よくも悪くもない感じです。

とにかくシナリオレベルの低さに唖然。
2周目は見ませんね。

投稿 : 2014/12/30
閲覧 : 220
サンキュー:

10

ネタバレ

雷撃隊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

80年代の「リアル・ロボット乱造」を思い出した

なんか最近「まどか」の影響を受けて戦闘少女&鬱という展開がやたらと増えた。なんか80年代にガンダムの影響を受けたリアル・ロボットがやたらと大量生産されたのを思い出す。ガンダムはジャンルの先入観を逆手に取ったアンチ・テーゼだ。

ガンダムの悪い影響の1つに鬱エンド=リアルでアダルト路線というパターンが妙に根付いたように思える。80年代~90年代前半あたりはやたらと不幸エンドが哲学的と持て囃されていた。本作はあの再来のように思えた。

僕が「まどか」をリアルだど感じたのはQBとまどか達の関係が官僚的な経営者と一般労働者の関係のように思えたからだが、二番煎じ以後の作品には一定レベルのリアリズムというか現実の出来事に喩えられるような芯が無い。
富野由悠季や虚淵玄等鬱で知られるアニメ作家がそれなりにリアルに感じられるのは「芯」がしっかりしているからだろう。

本作の感想は「鬱にする必要あったのか?」である。序盤のノリのまま日常+戦闘でいっていれば傑作とまではいかないまでも良作だったのではなかろうか?

バックの組織である大社との確執は通過儀礼だろうけど秘匿情報の開示がやや強引だ。基礎は押さえてあるものの安易に展開が読めてしまうので衝撃度が低い。

神道をモチーフにした戦闘少女ものというコンセプトは悪くない。作画も安定していたし戦闘シーンもなかなか良かった。変身コスも悪くないしなんか惜しい。でも萌えキャラに東郷とか乃木とか名づけて軍歌歌わせたり国防とか言わせるのはいい加減ウンザリしてくる。やりすぎると白けるし硬、軟のけじめが無いものが増えすぎるのは如何なものか・・・

キャラデザはどこかで見たことあると思ったらソード・アート・オンラインの人だったんですねー。


総合評価
作画は高レベル、コンセプトは良し。しかしながら踏み込みが一歩足りない。まあ全員生還したので良しとしよう。そのうち1クール一気見してみよう。

もう一つ、パターン化の連鎖について・・・
昔、実写映画の世界では任侠ヤクザ映画のアンチ・テーゼとして「仁義なき戦い」が公開された。しかし仁義なき戦いも延々と続編が作られて「実録系ヤクザ映画」というジャンルに吸収された。アニメではやはりガンダムが「リアル・ロボット」というジャンルに吸収された。「まどか」が敷いたレールもこのままじゃパターン化するのも時間の問題だろう。いい加減アニメに限らずパターン化の悪循環はなんとかならないものだろうか・・・

投稿 : 2014/12/30
閲覧 : 346
サンキュー:

21

ネタバレ

あにもち さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名前だけ叫んでたのが多かった

物語
勇者部に入ったよ!
神樹さまを守るよ!
大変な事になっちゃったよ!!

作画
独特な世界観がうまく描けてたと思います。
色合いも綺麗でした。

音楽
キャラの回に合ったEDもあって良かったです。

キャラ
バーテックスの個性も細かく描かれているし
満開になった時の変身?もかっこよかったです。

感想
バーテックスから神樹さまを守るために戦って満開になると身体に障害がでるのですが
失われたものは永遠に戻ってこないと思って
大赦を守るために犠牲になる可愛い女の子たち可哀想!!と苦しかったのですが
最後であっさり?元に戻ってしまいあっけにとられました。
涙を返してほしい…とちょっと思ってしまいました。
え、いや、元に戻って嬉しいですよ?
最後、友奈が意識を取り戻すところも感動しましたし。
…まぁ、何はともあれ皆さん幸せになって良かったですね。

投稿 : 2014/12/28
閲覧 : 215
サンキュー:

6

ネタバレ

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

散らかしたものは片づけるようにしつけられた。

広げた風呂敷を全然畳み切れていない。続編があるならそれでもいいが、ひとまずこれで終わりなのであれば全くダメ。
最後に結城友奈の章ってあったから別の人の章があるんだろうと思うがそれにしてもねぇ。。。

ハッピーエンド名のはまぁいいとしよう。
しかし、なんでハッピーエンドになったのか全く分からん。11話までの絶望感がすっかりなくなっててワロタ。ワロタ。。。
ちょっと供物不要になった理由が説明不足すぎだし、途中出てきた神になったざーさんどうなったのよ?

これならいっそのこと友奈神化エンドの方がよっぽどすっきりするわ。
某まどかとかぶるから無理やり避けたんじゃね?と思うほど。

途中というか11話まですごく良かったのに。。。最終話でクズになった。

投稿 : 2014/12/28
閲覧 : 269
サンキュー:

9

ネタバレ

キノッピーの旅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日常系かと思っていたら…

あらすじ読んで面白そうだと思ったから読んだんですけど。

あらすじと1話を見た後の感じだと、
ほのぼの系で、
おっとりと、なごやかに、すこやかに、和気あいあいと、
日常を過ごしていく可愛こちゃんたちを描いてるのかと思いました。

しかし、
本当はそこそこの戦闘シーンにかなり重い悩みや感情が渦巻いている
まるでこの要素を{netabare}プリキュア{/netabare}に足した感じ?(よくわからん)

でも、戦闘シーンはかっこいいし、
キャラクターも可愛いですし、
不覚考えさせるところもあって良い作品だと思いました!


よかったら見てみてください!!

投稿 : 2014/12/28
閲覧 : 218
サンキュー:

9

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ゆゆゆ

全12話

ジャンル:バトルファンタジーの魔法少女もの



ネタバレ感想

最初、タイトル見て、ああ~中二女子の部活日常系かな?って思ってたら
全然違ったw

誰もが思っただろう、エヴァの使徒集来設定と
まどマギのような魔法少女の鬱展開。
あと、主人公の変身後の武装が拳なんだけど、
これ、戦姫絶唱シンフォギアの主人公 立花 響とかぶってる♪ 
いろんな作品の良いとこどりしてる感も無きにしも非ず。^^;

序盤は、皆、のりのりで長い変身シーンがあったけど、
満開して戦うと、あとで体の一部の機能を失う事が分かってからは
もう、変身シーンはカットされ、一瞬で変身。
そりゃあの鬱展開じゃぁ、のりのりで変身なんかできないよね。

妹の樹が声を失われ、歌手になる夢を奪われた事に、絶望と後悔に苛まれた
姉の風の涙は、観てるこっちも号泣だった。。。
声優さんの演技も良かったです。


終盤は、なんとか最後は逆転サヨナラハッピーエンドを期待してましたが。。。
結果
ハッピーEDはハッピーEDだったけど・・・腑に落ちない点が一つ。

体の機能が治った説明がないとか そりゃないでしょ!
なんで?
どうして?
まさか根性で治ったの?
視聴者のご想像におまかせします的なのってないよ!
ちゃんとした説明くらい欲しかった。
ちょっとご都合主義なんじゃないだろうか?
神樹さま いろんな意味で酷い!
東郷さんじゃなくても そう思っちゃうレベル!

ここがしっかりした説明があれば、もっと評価高かったかな~。

でも、結構感情移入して泣いちゃったし、面白かったですよw 
(@´ω`@) 

投稿 : 2014/12/28
閲覧 : 405
サンキュー:

58

ネタバレ

animeneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

いろいろと混じっている。。

(総評)
最終話にまでかけて、これから不幸になるぞ、不幸になるぞという設定をみせられ続けて最後のお話で、手のひらを返されたような展開でドッしらけという内容だった。
敵との戦闘で必殺技を使うと体の機能を失い身体障害を負うが治療はできないはずのものが最終話で簡単に治ってて、あの不幸なストーリーはなんだったのか?とあっけにとられた。

思えば、このアニメ、不幸フラグを立てまくって視聴者を不安に陥れて惹きつけて、手のひら返しの展開が多かったな。

おそらくは意外な結末とか、奇想天外な展開とか、大ドンデン返し、予想を外すストーリー展開にしたかったんだろうな。しかし、それをやるには物語を作る力がなさすぎた。不幸なフラグを建てるのに忙しくてドラマを作ったり人物描写している余裕がなかった。

同じ原作者の「アカメガ斬る!」でも同じように、死亡フラグと建てるのに忙しく人物描写がおそろかになっていたなあ。あれの場合、死亡フラグと立てまくって、誰が死ぬのかを予想できないようにしていると原作者が言っていたが、余計な煙幕だよなあ。ドラマ作りが優先だろうに。

このアニメも日常回は不幸を引きたてるための道具に過ぎず、不幸フラグ立てすぎでキャラの個性が描かれていないよな。不幸フラグの煙幕張りすぎ。

いや、結末の大ドンデン返しでも、ドラマがうまく作れていればおもしろいよ。でもこのアニメではなんら説明も解説もなしに、前後の脈絡もなく結末にいたるから、そこまで作っていたお話のドラマがすべてご破算に近いことになったな。

わざわざマドマギっぽくして、ラストをハッピーエンドという展開なら煙幕としてみごとにマドマギを使ったのかな?マドマギはバッド・エンド?ぽいから、観客をミスリードさせるには良かったが、たいした手法とは思えん。

マドマギをはじめ過去の作品のパロディ、もとい、参考にしながらに作品作りをしたにしては超えられていないのは残念な作品だった。

作画はスタジオ5組の初オリジナルということで、力が入っていた。キャラもカワイク作画され、動画もよかった。作画が良かったのにもったいない。

(以下過去感想)
みんな思っただろうが、これってマドマギみたいだよね?
最初の立ち上がりは、みんなで部活をやろうというのかな?女の子の日常を描く日常系なのかな?と思ったら第一話Bパートから突然、異世界バトル物になったw

異世界がマドマギのイヌカレー空間
巴マミみたいな金髪先輩
魔法少女達が戦う戦隊もの?
戦隊の変身後の衣装はと顔の表情はSAOからもらったような
敵は、エヴァの使徒からもらったのか。
脚本とか演出のノリの奇妙な熱さは、トリガーの「キルラキル」みたいな。あ、アニメ制作はスタジオ5組だね。
東郷さんは、スナイパーでゴルゴ?でもSAOのシノン?いやマドマギのほのかか?

さほど苦悩もなく一瞬で、魔法少女となって変身して戦うのは、登場人物だちは変だと思わないのかな?何にも悩まないで戦うし、「国防に励もう」とか、自衛隊みたいだw
もう少し、突然生死がかかっている?はずの戦いに叩きこまれた戦士の苦悩とか描いたほうがいいよwこれじゃ他のアニメとかゲームのコピーのツギハギだろう。

これバトル物にするより普通の部活ものとして描いた方がおもしろいと思ったなあ。オジリナルアニメらしいがオリジナル感がないw悲しいな。
ゲーム化も同時進行らしいから商業化優先のアニメなのか。

絵柄はキレイだし、キャラはカワイイけどストーリー的にこれ女の子がバトルするだけなのかな?

第三話{netabare}
最初にちょっとだけバトルしたけど、あとは日常回だった。
新キャラ夏凜ちゃん、登場!イメージカラーはレッド。これで戦隊物っぽくなったね。
夏凜ちゃん、何やら偉そうなツンデレキャラだしドジっ子だw。
みんなに誕生日をお祝いしてもらって嬉しかったらしい。

夏凜ちゃんの部屋で神棚とか飾ってあるってなんか、神道系の戦隊物なのかなwこの非常時にとか、国防がどうとか、そこはかとない右翼臭がただようアニメだなw

もうここまできたら、パロディ展開とかしてくれないかなあ?
たとえば、カオルくんみたいな男の子を出して、その男の子は実は敵で、でも殺し合いするんじゃなくてみんななかよくなっちゃうとか?マドマギで傷ついたみんなの心を癒やしちゃうような展開だったらいいなあ {/netabare}

第四話{netabare}
バトルから一転して3話、4話は日常生活を描いているね。
しかし、いまいち何か少しズレた感覚はある日常だけど。
大社様から「最悪を想定しろ」のメールが犬吠埼姉に、
そしてタロットカードの死のカードの表示、
そして、姉は自分が死んた時のためのメールを作る、、て死ぬ準備をしまくりwいわゆる死亡フラグの立てまくりだけど、どうなるのか。
日常回がキャラが死ぬときの感動を高めるためのものではないことを祈るばかりだな。犬吠埼姉妹の両親も敵との戦闘で死んだんだろうねえ。

それにしても東郷さんは、軍歌が好きなのかw東郷って東郷平八郎の方?
東郷さん、自衛隊とか軍隊とか好きなのかな? {/netabare}

第五話{netabare}
バトル回。
死ぬぞ死ぬぞと見せかけて誰も死ななかったwひっかけですか!
12体の敵全部倒したから、もうバトルは終わりかな?あっさりしてるなw

東郷さん、妙に強いキャラだが、あの国防意識の強さは、親が軍人か自衛隊で本人もミリタリー好きな国防オタクなんだろうな。
カリンもサプリオタクっぽいが、「サプリ決めとく?」のセリフはあれだな、戦争映画で兵士が戦闘の前に恐怖心を和らげるために薬物を摂取するときのセリフをパロっているわけだなw
ラストの二人で抱き合って大気圏突入のエピソードはサイボーグ009か?

つまりこのアニメはいろいろなアニメやマンガのパロディと考えると楽しめるな。ちょっとセンスがダサいとか右翼っぽいとかあるけど、作画がいいしキャラもかわいいからまあまあ、かな {/netabare}

第六話{netabare}
平和になるかなと思ったら、勇者部のめんめんは、満開すると体のどこかが障害を負うことになるらしい?
片目が見えない子、声が出せない子、味覚がない子、片耳が聞こえない子。
満開しなかったカリンは無事だったようだ。
これエグい展開になるの?満開するたびに障害が増えていくとか?
あの妖精がいなくなって携帯を回収されたのも伏線だろうなあ。
するといままでのパロディ展開は先を読まれないようにするための煙幕だったわけか?戦争映画みたいに手足が欠損していったりとか?
マドマギのパロディと見せかけて、それ以上のグロいエグい展開をしたらすごいけど、それはいいのか?予想させないのはいいが、それがおもしろいともいえないような {/netabare}

第7,8話{netabare}
ついに明らかにされた、勇者システムの真実。
満開になると勇者の体のどこかが欠損していく。
前回の勇者の生き残りの子が手足やあちこち欠損状態で解説。
なんか、これってヒドイというかエグいな。
似ているというマドマギより苦しい所は、徐々に体が欠損してジワジワと苦しんでいく部分か。
自分を犠牲にしながら、仲間や国を守っていくドラマを強引に設定で作っているのな。 {/netabare}

第九話
{netabare}
まずは、風先輩にだけ話したユウナとトウゴウ。風は、大赦にメールで問い合わせるが何も答えない大赦。もうバレてるのわかってて説明しないヒドイ対応だな。
トウゴウは、自害を10回試して、精霊に妨害される。精霊の意味について疑問を持つトウゴウ。精霊は勇者を守るためではなく、監視して働かせるためのものではないのか?しかし、なんで自害のところをスルーするんだよ、風もユウナも。少しは慰めてやったらとは思うがもう、いっぱいいっぱいか。
樹がオーディションに受かった連絡で、夢がダメになったことを知り、切れちゃう風先輩。でもまあ、まだ生きてるし、これ以上ヒドイことにはならないと慰められる。。これ以上はヒドイことにならない??なるだろうなwお話の流れ的に、みんな体が欠損してくだろうな。。

このアニメ、ゲームも作るらしいが、ゲームでも同じように体が欠損していくのだろうか?本当に、そういう風になったら外道のゲームだろうな。。

風先輩がしかしなぜ、体が欠損して障害確定したからって怒ったのかよくわからない。もともと、バーテックスとの戦いって命がかかっているのはかってて戦ってたよね?敵との戦いで手足がぶった切っれるかもしれない、ぐらいの覚悟して戦ってたはずだよね?もしかしたら勇者部の人形劇の延長レベルのお遊ぶ程度の認識でやってたのあれ?妹が障害を負うとか死んじゃうとかいう可能性は覚悟の上でやっていたんじゃなかったの?論理的におかしい流れなんだよね。論理はともかく、いままでの感情が理解できない。
{/netabare}

第十話
{netabare} いよいよこの世界の秘密が曝露された回。
前半はトウゴウの思い出。二年前にはトウゴウはソノコと一緒に勇者として戦っていたのだった!しかし満開の後遺症で足と記憶を失ったのだった。そしてソノコは満開を20回も繰り返して、精霊が21匹も付いているので超強いらしい。
ソノコの仕事は他の勇者の暴走を止めることだ。
親たちは勇者のシステムを知りながら彼らには秘密にしていた。
そして、勇者部の設立。て、最初はボランティア部だったのか。部長は何も知らずに騙されてこの部を作ったのだろうか?
トウゴウは、切腹しようとして精霊に止められた。これもし成功したらどうするんだ?
トウゴウは結界の外の景色は神樹が作った幻であることを知った。外に出たら世界は破滅して地獄と化していた。そこでは倒したはずの敵が再生されていた。敵はまたやってきて勇者は戦わなければならない。
絶望にうちひしがれるトウゴウ。皆を救う方法はないのか?ひとつだけ思いついた。壁を破壊して、敵を結界にたくさん入れる。神樹を破壊して世界を終わらせる。これでみんな苦しまずにすむ。

これは勇者の暴走だから、ソノコが出てきて満開して止めるんじゃなかろうか?ソノコがさらに満開したら体が全部無くなりそうだな。

少女達が体に障害を負ってかわいそうだーというお涙頂戴の流れはちょっとなあ。あまりにもあざといというか計算しすぎ。
第二次大戦の特攻隊みたいな犠牲者意識的な美学でこのアニメを語っていいものかどうか。
五体不満足の乙武さんだって、一方的に障害者をかわいそうがるのはおかしいといってたぞ。障害を持つ=かわいそう、はマスコミの作ったステレオタイプ的な思い込みなんだよな。

設定も無理があちこちにあるよなあ。あんな絶望的状況なら、勇者システムどころの話じゃないし、秘密でやっていくようなレベルじゃないだろう。おおやけにして全国民動員しないといけないよ。さもなくば世界、といっても四国だけか?が滅ぶんだから。世界を救うために少女たちを犠牲にするというのなら、理由つけとしては通用するかもしれないが本人達に必要なことを知らせないというのはあまりに理不尽な対応で、これまたおバカなどこかの政府を描いているようでいただけない。
{/netabare}

第十一話
{netabare} カリンが満開四回で、侵入してきたバーテックス多数を倒すも、体があちこち機能停止、右腕、右足、両目、両耳?でも戦闘中は妖精みたいのが体を巻いているから、まだ戦えるのかな?視力と聴力ぐらいは妖精が代わりをして戦わされるんだろうか?
トウゴウも妖精が?足の代わりをやってくれているから、聴力ぐらいならまだまだ戦えそうだが?

ソノコが出てきて防ぐのかな?と思ったら出てこなかった。

世界の秘密を知った勇者部のメンバーそれでもトウゴウを止めようとする。トウゴウは巨大バーテックスを連れて神樹を破壊しようとするが、ユウナが防ぐ。
これって、もうみんな満開して、体の機能を失って終わるか、世界が終わるかぐらいしか行き着くハテがないよなあ。

トウゴウ側も、ユウナの側もどちらに正義があるとかじゃないし、世界の運命とはあんまり関係ないところで戦ってしまっていて戦闘に意味がなさそう。

このアニメのストーリー、メンバーの自己犠牲で泣かせる話にしたかったら、もっと秘密設定の暴露を前に持ってきて、いろいろと逡巡するさまを描かないと、視聴者は泣く暇もないだろう。その意味ではこのアニメの構成はよく考えているようで失敗している。あまりに終盤に来て急ぎすぎるストーリーかな。

このアニメ、何が描きたかったのだろう?メンバーの勇気や自己犠牲?運命の哀しみや残酷さ?女の子をイタブッて喜ぶのかな?決して日常系といわれるような生活の愉しみではない。あまりにストーリーが迷走している感が強い。狙いすぎってやつですね
{/netabare}

第十二話(最終話)
{netabare} トウゴウはユウナのパンチ一発で改心、みんなで力を合わせてバーテックスを撃破。なぜか、みんなの体の障害は回復する。そしてユウナも意識不明から回復。トウゴウは歩けるようになった。
そして、彼らは勇者の仕事から解放されて終わった?
え、ハッピーエンド?

え?なにこれ?都合良すぎないか?ちょっと考えても何も解決してないことがたくさん。。
あの結界の大穴は塞がったの?
世界が山火事だけですんだならたいしたことではなかったのか。
散華で身体障害になるって設定、簡単に変えすぎ。
ソノコの役目は勇者の暴走を抑えるはずなのに登場せず。
トウゴウ、記憶戻ったのか?戻ったならなぜソノコに会わない?
結局、世界が破滅に瀕している状況変わってないのなら何も解決してないだろう。
バーテックスや神樹の正体も明かされず、精霊の役目やら身体障害との関連も語られず。

もともと、身体障害が出て少女たちがかわいそう、不幸だ、で引っ張ってたのに、簡単に解決しちゃったから、なんだったんだ、みたいなラストやな。
単純に、少女たちを不幸にしてそれで注目を集めたかっただけみたいな展開だな
{/netabare}

投稿 : 2014/12/27
閲覧 : 411
サンキュー:

16

ネタバレ

くかす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

日常系と見せかけたシリアス

アニオリでどんどん明かしていく真相
日常系と思わせといて急にシリアスになる
まどマギみたいなアニメです

個人的にまどマギが好きすぎるので
パクリかってひねくれた見方をしてしまうので
評価が難しいです

しかし5話のみんなで満開して敵を倒すというのは
熱くて良かったです

投稿 : 2014/12/27
閲覧 : 213
サンキュー:

13

ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「まどマギ」の皮を被り、「エヴァ」を目指した意欲作

異世界で「勇者」として世界を守ることになった少女たちの物語

5人の少女たちが変身して異世界で謎の化け物と戦うという設定や変身後の姿からは、否応なく「魔法少女まどか☆マギカ」を思い起こさせられる
また少女たちが所属する「勇者部」という最近のアニメでよくある謎のお助け部活動など、
制作側が意図的に、これでもかとありがちな要素を盛り込んできた
設定的な珍しさといえば、車椅子生活で愛国心が(非常に)強い東郷のキャラくらいか

それでも作者はエロゲライターのタカヒロ
どう捻じ曲がった物語にしてくれるのかと思ったら、7話までは不気味なくらいに話がトントン拍子に進む
「不気味なくらい」というのは冗談じゃなく、途中であからさまに死亡フラグを提示しまくったのに何事もなく敵に打ち勝つ回を挟むくらいだから、制作側も意図的にそういう雰囲気を演出していたのだろう

7話までは日常描写中心で視聴者にキャラに愛着を持たせ、バトルは申し訳程度
しかし不穏な空気は溜まりに溜まっていく

そうして積み上げてきた平和な日常と不穏な空気が、8話で爆発する
9話の風と樹の姉妹回の話はある程度予想されたものではあったが、
8話の園子の状態、10話の園子の部屋と世界の惨状、11話での夏凛の勇姿と、視覚的にも衝撃的なショッキングさを演出してくれて、一気に引き込ませてくれた

そして迎えた最終回
今度は一気に、不自然なほどに、物語はハッピーエンドへと収束していく
世界の滅亡や謎といった要素を全部投げっぱなして

このエンディングは賛否両論を巻き起こして当然だろう
この終わり方は、8話以降で世界の惨状や理不尽さで絶望を演出していた物語の終わり方として、無責任にすぎる
しかし一方で「どんな困難にも立ち向かう」少女たちの物語としては、これ以上にない終わり方でもあるのだ
だからこのエンディングは、この作品に対し世界のストーリーを見ていたか、キャラのストーリーを見ていたかで感じ方が変わってくる
結果的にこのエンディングは、後者のキャラのストーリーとして100%振り切った終わり方だった
だからわざわざ7話もかけて、キャラクターを視聴者に印象つけたのだし、ラストに「結城友奈の章 終わり」と、主人公の物語であったことを念押ししたのだ
だが、8話以降の世界観のインパクトが、あまりに強すぎて、多くの人はそっちに目を向けてしまった
その結果、なあなあに投げっぱなされた世界の謎に対し不満が出てしまっている

----
※この辺は「大赦」「神樹」といった「世界側」の描き方が肝だった
「世界側」を曖昧な存在として描くことでキャラ描写中心の構成にすることができたし、また安易に描かないことで世界側の「神性」を演出することもできた
しかし最終的にはその曖昧さ故に、最後に種明かし、ネタばらし的な描写を挟むことも困難になってしまった
「世界側」にキャラの1人でもいれば、そいつに説明させればいいだけだが、それもできなかったのだ
----

しかし、恐らくはそうした賛否両論まで含め、製作陣の狙いだったのだろう
実のところ、残された世界の謎について考察・推察するための要素はかなり提示されていたように思う
そして希望を未来の世代に託すラストといい、戦術の「結城友奈の章 終わり」といい、最終回はキャラの面からは綺麗に締めつつも、幾らでも続編を作れそうな作りとなっている
膨大に残された謎とそれを考察しうる要素、キャラの心は満たされたが救いようのない世界が残された賛否両論のエンディング、そして続編への余地…

そう、これはエヴァンゲリオンを目指し作られた物語だったのではないかと私は思う

この作品の評価は、このエンディングにどれだけ熱心なファンがついて来てくれて、どれだけ続編が作られるかにかかってくるのではないだろうか
…それにしては、少し篩にかけすぎたのではないかとも思うけどね

個人的にはエンディングには不安も残ったが、オリジナル作品としての挑戦を評価したい

投稿 : 2014/12/27
閲覧 : 292
サンキュー:

10

ネタバレ

nzOMB45433 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣いた

いいアニメ!
てか最終回みて泣いたわwww
いやーいいアニメだったなー

投稿 : 2014/12/27
閲覧 : 205
サンキュー:

4

ネタバレ

ちゃんもり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ポストまどマギ・・・?

讃州中学2年、結城友奈と勇者部の仲間たちが
部活を楽しんでいたらいつの間にかガチ勇者になります。

ええ、まだ観ていない方はこれ以上あらすじ探っちゃ
いけませんよ?事前情報を一切入れないで観る方が
断然楽しめます。
所謂1クール特有のジェットコースター展開。
OP、キャラ設定、何気ない日常の1コマなど
伏線の張り方も非常に上手く、回収のタイミングも
また秀逸でした。視聴者心理を上手く揺さぶってくれたと
思います。

特に樹ちゃんのあのボイスメッセージはアカンでしょ・・・
あんなん泣くわ(ノД`)・゜・。

バトルシーンも美しく、作画の乱れもなく
本当に11話までは文句なしの出来。
これで最終話、ちゃんと風呂敷を畳めていれば
間違いなく大傑作と呼べたでしょう。

さて、このレビューのタイトルでも触れていますが、
例の伝説的魔法少女アニメとどうしても
比較してしまいがちになりますよね。
まぁ作中でも意識してるような描写ありましたし、
勇者といいつつ実質魔女っ娘モノである点、
魔女っ娘モノと思いきや鬱展開な点など
共通点も多い作品です。

私なりに、少し両作品を比較してみたいと思います。

実際、まどマギが超名作たり得たのは、広げに広げまくった
大風呂敷を文句なしに畳み切ったからです。
全ての伏線が、畳みかけた展開が最終話で見事に収斂し、
その圧倒的カタルシスの中にキャラの想いが重なり、
大きな感動を生んでくれました。

本作は・・・というと、結局最後は特に納得のいく
説明もないままのご都合ハッピーエンドと言わざるを
得ません(*´Д`)=3
{netabare}
彼女たちは「友達を、姉妹を守りたい」が故に間接的に
世界を救う勇者になったわけですね。
しかし「自分の身体機能」と「世界」を秤に
かけなければいけない絶望的状況なわけです。
自分を守ったら世界が終ってバッドエンド。
世界守ったら身体機能もってかれてバッドエンド。
この状況を覆すことができないならば、ハッキリ言って
そこまでの布石なり展開なりは意味がないです。
「神樹様が許してくれました」は絶対に無理ですよ。
超キーパーソンの乃木園子を放置してしまってる時点で
ロジック壊れてます。
私個人的には、
「そもそも元凶の悪い神様ボコりに行こうぜ!
 神樹様、とりあえずあたしに全部の力ちょうだい!」
でズドーンとバーテックスの親玉んとこまで行って
ゴリ押しでぶっ倒すくらいの方がまだ納得できたかも。
{/netabare}
かなり厳しいコメントをしてしまいましたが、
終わり良ければすべて良し。
あと一歩(その一歩は果てしなく大きな一歩ですが)、
まどマギには及びませんでした。

とまぁ、私としては不満の残る終わり方でしたが、
途中経過は十分に楽しめますし、見ごたえのある
作品ではあります。

最初に言いましたが伏線アニメなので
観る方は前情報なしでどうぞ(*`・з・)ノ))

投稿 : 2014/12/26
閲覧 : 269
サンキュー:

6

ネタバレ

鷹魔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ストーリーが神

さすが、みなとそふとのタカヒロさんストーリーがとても感動します。
まだ途中なので、最後までワクワクして見たいと思います。

投稿 : 2014/12/05
閲覧 : 278
サンキュー:

4

ネタバレ

ナッキー0804 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

PVも見ないで予告も知らずに見たら騙された!(いい意味で)

タイトル通りですが、、
基本、その時期ごとにあるアニメは、大体PVか予告を見るんですよ。
いちいち全部調べてすべての公式ホームページに行き、作画を見て、声優をちょこっとだけチラ見し、予告PVあるやつは見て、面白そう!面白くなさそう…に区別して、あにこれ のアニメ棚に追加するという方式です。
あにこれ のランキングを見て、追加するアニメもあるけど、、

このアニメに関して知っていたのは、勇者部と結城友奈というキャラが出ることだけ。
あにこれ の棚に表示されるアニメの画像を見ても、どんなストーリーかなんて想像するのは至難の業。
実際見てみたけど、、
騙されました!!いい意味で!!
まさか戦うとは・・・。
私が考えていたのは、勇者部という部活があって、地域の人たちからの依頼を受けてちょっと手がかかりそうなことも、部員と一緒に解決していく青春コメディー的な?
まさか。。まさか戦闘シーンがあるとは・・・。
しかも、、これ!という女子キャラではない・・。
設定は面白いですよ。樹海化。
後遺症?とかもあるみたい。。
引き続き視聴!!5人が可愛くなるといいなぁ。(急には無理か)

投稿 : 2014/11/29
閲覧 : 256
サンキュー:

13

ネタバレ

キャン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

これは・・・

まどマギですね・・・。

キャラデザは可愛いんだけど、『ベースがまどマギでイジれるところはイジってみました』みたいな感想。
ちょっとこれは頂けないな、という訳で見切ってしまいました。

投稿 : 2014/10/20
閲覧 : 215
サンキュー:

3

ネタバレ

NaVii さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

b

・ほのぼの日常部活アニメ…かとおーもーいーきーやー!?
・本当に勇者のPTでした

投稿 : 2014/10/18
閲覧 : 232
サンキュー:

3

すいかめろんしいたけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2025/02/25
閲覧 : 0

※サンキュー返し不要 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/02/23
閲覧 : 1

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2025/01/12
閲覧 : 4

momo4989 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/30
閲覧 : 0

刺激ックス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/10
閲覧 : 1

はるまき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/15
閲覧 : 2

kuroneko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観たい

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 2

ひろはる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/01
閲覧 : 3

ゆゆゆ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 2
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結城友奈は勇者であるのストーリー・あらすじ

神世紀300年───
始まる”勇者部”活動!?
結城友奈は中学2年生。毎日学校へと通い、たくさんの友達に囲まれながら授業を受けたり、部活動をしたり、遊んだりと、平穏に過ごしている。その生活スケジュールは、どこにでもいるごくふつうの女の子。
だがたった1つ、他の子たちとは決定的に違う部分があった。

それは彼女の所属している部活が”勇者部”だということ。部長・犬吠埼風を中心にした活動の内容は謎に包まれておりバーテックスという不思議な存在が関係しているという。神世紀300年。西暦とは年号の異なった世界で、友奈たち”勇者部”の活動が始まる!(TVアニメ動画『結城友奈は勇者である』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年秋アニメ
制作会社
Studio五組
主題歌
≪OP≫讃州中学勇者部(照井春佳・三森すずこ・内山夕実・黒沢ともよ)『ホシトハナ』≪ED≫讃州中学勇者部(照井春佳・三森すずこ・内山夕実・黒沢ともよ)『Aurora Days』

声優・キャラクター

照井春佳、内山夕実、黒沢ともよ、三森すずこ

スタッフ

原作:Project 2H、企画原案:タカヒロ、キャラクターデザイン原案:BUNBUN、 監督:岸誠二、シリーズ構成:上江洲誠、アニメーションキャラクターデザイン&総作画監督:酒井孝裕、コンセプトアート:D.K&JWWORKS、音楽:岡部啓一

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