が～お さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

処女だけど

■要素
中世ヨーロッパ、戦争、魔女、教会、処女

■簡単な作品紹介
舞台は戦争まっただ中の中世ヨーロッパ。主人公の魔女「マリア」は戦いを好まず、戦いを魔法によってやめさせていた。そんな彼女と人間、魔女、そして天上の天使とで巻き起こる様々なでき事を乗り越える、魔女「マリア」の成長を描いたお話です。
魔女とか中世ヨーロッパとか、戦争とかいう言葉が出てきていますので、少し暗い感じかと思われそうですが、雰囲気はそこまで暗くないです。かといって明るくポップな作品ではですがね。。。

■内容について
初めの方はやや同じ風なことの繰り返しですが、その流れが後半の引き金となり、一気に盛り上がってきます。尻上がりに面白さが増してくる作品です。
マリアの表面（好きかって傲慢な性格）と裏面（処女でうぶな性格）が、作品の雰囲気そのものを表しているようで、苦しい中にも明るい雰囲気があったりして非常にいいバランスです。
魔女、人間、教会、天使といった4勢力がうまい具合に表現されていますし、それぞれの心の動きや思惑がうまく描かれていると思います。
ラストも全体がうまくまる展開でスッキリ系です。

■作画・キャラクターについて
作画については、中世ヨーロッパが舞台ということもあって、ヨーロッパ風に描かれていますが、癖はないと思います。
キャラクターもこの作品にあった性格であったり、数も程よい感じでバランスがいいと思います。

■全体を通して
内容はわかりやすいですし、雰囲気も程よいので非常に観やすい作品だと思います。後半にかけて、次々と一気に観たくなる展開になりますので、絶対最後まで観てほしいです。

熊一郎 さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

下ネタのマリア

漫画原作（未読）、ファンタジー、全12話
中世のフランスを舞台に、魔女マリアと地上の協会や人間たちとの交流を描きます。

私は世界史はサッパリですが、中世ヨーロッパの雰囲気は良く出ていたと思いました。
「処女」「童貞」などの下ネタは多いですが、円盤で消しが解禁されるようなエロ系ではありません（笑）

ストーリーでは、強大な力をもって人間の争いに介入することの是非や、自分の目の届くところだけ介入して他地域の戦争は無視してていいのか？などの、マリアの「戦争を止める動機」の部分は結局最後まで、「気に入らないから！」で押し通してしまい、それではやり方がジャイアンじゃないか？と思ったのですが、最後には大天使ミカエルにも認めさせてしまい、これはもう傾奇者前田慶次の女版だなと。。。

そんな感じで、主題の部分があまり腹に落ちなかったのですが、現代～近未来風の設定が多い中で中世の設定は面白く写りましたし、作画も良く、普通以上には楽しめる作品だと思います。

ダレイオス さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

石川先生の作品はやっぱいいね

もやしもんで有名な石川雅之先生の作品である、純潔のマリア。

もやしもんのイメージとは全く違い、まじめな話でした。もやしもんに失礼ですかね(笑)


旧ヨーロッパ？の魔女がいたとされる時代の話でした。純潔の名の通り、主人公であるマリアは処女なのです。


争いが嫌いなマリアは自分の目の前で争いが起きると、魔法を使い争いを止めていました。と、あらすじを説明するのは面倒くさいので割愛します。


私的な解釈では、天上の教会の考え方はすべては為るがままに、起こりうることに手を加えてはならないという考え方なのでしょう。
なら、天上の教会の必要性とはなんなのでしょうか。マリアのような「異端」を排除すること？だがその「異端」は神の子たる人間を救っている。

自分の子供たちが殺されるのを黙ってみていて、助けるようであれば排除する？。ここまで考えましたが、これ以上考えると収集がつかなくなりそうなので、やめておきます。


この作品は強いメッセージ性を秘めており、哲学的な視点から視聴してもいいし、石川先生の作品だから、と見るのもよし。とりあえず見てもらいたい作品ですね。

のび太 さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

地味だけど真面目な良作？

中世ヨーロッパ、100年もの間続いたフランスとイングランドの戦争。
そんな時代にいた、戦いが嫌いな魔女マリアの物語です。

最近ではめずらしい、真面目なストーリーのアニメでした。
タイトルにもある、マリアの処女ネタが唯一笑える所かなｗ

戦争が日常だった時代で、戦争で生活している人間も多く
戦いを邪魔するマリアを目障りに思う人間もまた多かった。
教会からも異端視されていて、とうとう魔女裁判にかけられてしまう。

時代背景とか、それなりにしっかりしてそうだったけど、
展開がマリアの「戦いが嫌い」という思いが中心になっていて
あまり奥の深い内容じゃなかったかな？

けど、１クールの中で良くまとまっていたと思います。
最近ラノベのハーレムバトルが多く食傷気味だったけど、
そんな中、地味だけど好感の持てる作品でした。

pencocco さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

原作が好きなので

原作が好きなのでアニメも見てみました。

原作が短いので物語の嵩を上げないといけなかったのでしょうね、オリジナルキャラやストーリーがずいぶん投入されてました。
どのキャラもエピソードも原作の世界観に合ってるし、良かったと思うんですが、光るものがいまひとつ足りない感じ。1話が面白かったので期待しすぎたのかもしれません。

少し辛口のコメントを書きましたが、作品は見る価値のある佳作だと思います。

まっぽぽぽん さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ツナ☆かん さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

まずはマリアが可愛い

とにかくマリアが可愛い。これに尽きます、いえ尽きません…！
(原作は未読です)

この作品には癒しキャラがたくさん出てきます。それらは個性が強すぎず上手く主人公マリアを引き立てています。

作画は、やはり大人の事情もあって不安定な部分もありますが、カットや演出がしっかりしてるので、十分かと思います。

声優陣も、マリアの芯の強い声や、落ち着いた声で演じられる役者さんが揃っているのでじっくりと鑑賞に浸れます。

谷口悟朗監督とのことで、政治、宗教色が強いのかとやや懸念がありましたが、見終わってみると決してそんなことはありませんでした。

基本的にはやさしい物語で、性的表現を除けば子供達にも見てもらいたいと思える作品です。

天啓 さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

強すぎる信仰心に対するアンチテーゼ

冬アニメの１クール物が悲惨な状況だった中にあって
まともだった思った作品の中の一つ

アニメとして
面白いかと言えば、ウーン？
人を選ぶ作品だろう

とにかく宗教色とメッセージ性が強く、とても癖のある作品

終盤まで一貫して神の意志は自然の摂理そのもの
すべての事象は神の意志である的なことを　大天使ミカエルに言わせる

{netabare}人々の起こす戦争その他の事象もすべては神の思し召しと言うミカエルに対し、主人公魔女マリアは　人々が起こす争い（戦争）を止めるべく
奔走し、その魔力であちこちで起こる戦争を止める
それが神の意志に反することと　大天使ミカエルや人間達に迫害されることになる{/netabare}


そのこともあって、終盤までアンチキリスト教の作品か？と思ってたんだけど
最後の３話くらいで少し話が変わってくる
地上の教会の神父　ベルナールが　人の生きる意味を考え出し
考えた結果として　人は神を頼らず　人間の力だけで生きるべきだと言い出す。
それも一理あるのだが、この作品では、天罰が与えられる。
これで、あ～アンチキリスト教じゃないんだと理解


信仰心の強すぎる人たちに対して
何事も神の思し召しで物事片づけるな
人は努力をするべきであり、神もその努力に報いてくれるって感じのメッセージだった様に思う

ぶひるためにアニメを見ているアニメファンにはお勧めしないが
まあ、宗教観とか勉強になるので興味ある人は見て見るといいかも

とむ。 さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態：観終わった

原作読んでます。

原作とのキャラデザの違いを容認できない点については、さておき。
原作に付け足した部分に意味を見出だせなかったというのが本音。
原作くらいシンプルにやってくれて良かったのでは？
題材が題材なだけに、付け足したキャラの問題がきっちり解決する訳でなし、却って後味悪く感じました。
原作まんまでやって、時間余るようならエキシビションのその後の話でも見たかっかたな、と。

端っこ さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

esso-neo さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

付いてねーじゃねーか！！？

中世ヨーロッパで戦争を直接辞めさせようとする魔女(処女)の御伽噺。
あの原作者がもつ独特な雰囲気をそのままに、谷口吾郎が監督。相性は完璧に見える。もやしもんの監督もやって欲しい。
事態は進んだり劇的なはずなのだが、確かにドラマな感じはない。事件がでかくても当事者たちの変化が最小に見えるのがこの作者のよくわからないところ。不思議な感覚に陥る。まあ好き嫌い別れるはず。
それでも見ちゃうのはなぜなんだろう。

HIRO さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

良かった。

☆総評
人を幸福にするはずの宗教によって人々が洗脳され、他宗教の人々が殺され不幸にになる。今世界中で起こっている殺戮や虐待を皆が見ないようにしている純然事実に正面から向き合い問題定義した社会派アニメだとおもいます。七五三をして初詣をして合格祈願や厄除けをして結婚式は教会風でやれる。日本に生まれてよかったと思います。（※海外では自分の信仰する神以外にお願いすると神から罰を受けるとして絶対してはいけない禁止事項。）

☆声優・キャラ
最初マリアの声にちょっと微妙に違和感があったのですがすぐになれてしまいました。マリアのキャラクターデザインは目がとっても印象的なキャラで最近流行の癒し系とは違いますが、強い意志を持った魔女であることがキャラデザインからも感じとれます。

☆音楽
オープニングテーマ「Philosophy of Dear World」ZAQ
エンディングテーマ「ailes（エール）」TRUE

ZAQさんが「Philosophy of Dear World」のサビの部分を熱唱していますので、私は仕事を戦闘モードにしたい時にトイレでヘッドホンを付けてボリュームいっぱいにしてききます。（笑）


☆データ
原作は、石川雅之さん『good!アフタヌーン』で掲載の漫画です。
原作は未読ですが、ＰＶではヒロインマリア（金元寿子さん）がとっても魅力的だったので録画予約入れました。
ストーリーは戦争絶えぬ中世・百年戦争中のフランスを舞台にしています。
マリアは戦争が大嫌いな魔女です。

あらすじ
中世ヨーロッパ、フランス王国とイングランド王国の戦い続く百年戦争の時代を舞台に描かれる。最強にして処女、魔女にして聖女の名を持つ少女の物語――。人知れず森に住む、外見は少女だが強大な魔力を持つ魔女マリア。恋はしたいけどその先はちょっと怖いお年頃…な彼女は目の前に溢れる戦争や争いごとが大嫌い。兵士や戦争を止めない教会を、普段はフクロウ姿のサキュバス・アルテミスを放って惑わし、時に強大な魔力をもって、戦場そのものを消滅させ戦争をかき乱す。しかし、魔力をもって人の世に介入する彼女の行動は、天界の方針に沿わないと、大天使ミカエルに目を付けられてしまい……。こうして、天使と教会と百年戦争に、魔女は真っ向ケンカを売った。

・スタッフ他
放送日：2015年1月11日～
原作：石川雅之
監督：谷口悟朗
シリーズ構成・脚本：倉田英之
キャラクターデザイン：千羽由利子
コンセプチュアルデザイン：中田栄治
チーフリサーチャー：白土晴一
美術監督：池田繁美
色彩設計：境成美
撮影監督：田中宏侍
3D監督：三上康博
編集：森田清次
音楽：甲田雅人
音楽制作：ランティス
音響監督：明田川仁
アニメーション制作：Production I.G
製作：「純潔のマリア」製作委員会
公式：　http://www.junketsu-maria.tv/

キャスト
マリア：金元寿子
アルテミス：日笠陽子
プリアポス：小松未可子
エゼキエル：花澤香菜
ジョセフ：小野賢章
アン：加隈亜衣
マーサ：一城みゆ希
ガルファ：小野友樹
ギヨーム：島田敏
ロロット：小島幸子
イーヴァン：三宅健太
ベルナール：櫻井孝宏
ジルベール：花江夏樹
ビブ：能登麻美子
ミカエル：井上喜久子

中田祥子 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

君野ユカリ さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

良作だけど地味、地味だけど良作

一言で言えば、作品テーマも作画・演出もしっかりしているのに地味な作品。
最近の視聴者を獲得するにはもう少しインパクトあった方がいいかもしれないと思う反面、そうすると作品の良さが下がる可能性もあるというジレンマが。

まあ、1話のみで判断してほしくない作品ではある。

ゲリオ さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態：観終わった

地味だけど良作

久々にこんな真面目なアニメ見ちゃったかな？なんて。
作画も話も安定してた・・・・それだけに感想は特に書くことがなかったり…ｗ
中世ヨーロッパの世界観は上手く描けていたと思う。
戦争や人殺しが普通だった世の中で、争いを嫌うマリアがどう立ち回るのか見物だった。
まぁ、ただ、如何せん地味だった。キャラクターも話も。
こういうアニメもたまには有りかな、程度の評価が妥当。
「処女処女」連呼してたけど、若干そこは不快でした。
二次元に処女じゃない美少女がいるかよ。
ちょっと適当な感想になってしまったけど、普通に完成度は高いアニメでした。うん。

スマートなトーマス さんの感想・評価

3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

背景に凝ってたのかな？

なんか背景が凄いと思いました。

ねいばー さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

いい話

・物語について
とことんいい人だなぁっていう話。1つのシンプルな目標があるだけだけど、それに向かって必至にがんばる主人公を応援したくなる。穏やかな気持で、安心して、リラックスして毎回みることのできるいい作品。

・声優について
かなり豪華だと思う。金元寿子が演じるマリアもこれまたかなりいい。8話とか特にいい。

・キャラについて
マリアがほんとにいい子。それに尽きる。ジョセフもほんとにいい子。地上の協会の人たちも、わりと後半いろいろあっておもしろい。

・作画について
作品の世界が綺麗に描かれていたと思う。OPとかセンスあった。

・音楽について
ZAQの曲が最高。

アニメ最近始めました さんの感想・評価

3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

麦茶 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

評価と一言コメント

[ 熱中度：B ] [ 好み：A ] [ 楽しさ：A+ ] [ 面白さ：B+ ]
[ 作画：A ] [ 演出･絵コンテ：A ] [ キャラ：B+ ] [ 音楽：B+ ]

<< 総合評価：A >>

堅実なファンタジー枠でした。
最終話は少し荒いたたみ方でしたが、見終わった後の満足感はひとしお。

あぷり さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

良質の一言に尽きる（原作未読組）

神、覇権とは言えませんが…。

ストーリーも雰囲気もブレること無く、首尾一貫したアニメでした。
確かに、処女だのヤるだの、下品な言葉はポンポン出てきますが、それでもひび割れない世界観の堅さは「良質」の一言。
ゆえに、安定した面白さをキープしつつ、最後まで楽しめました。１、２話あたりがピークで、どんどん面白味がなくなっていくアニメが多い中、なかなか貴重なアニメだったと思います。

……とまぁ、タイトル通り、原作未読組の私からの感想を述べましたが、原作とはかなり展開が違っていたり、オリジナルキャラクターが登場していたりしたようで、原作ファンからすれば納得いかない部分が多々あったのではないかと思います。
違和感は全く感じなかったんですけどね～。どうやら最終話で評価が割れたようです。

リュラ さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

フクロウ達は

うーん。なんか最後の方無理にきれいにまとめようとした感じ。
最初の方が面白かっただけに残念だった。

ひこうき さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

流石は谷口監督、抜群の安定感。

綺麗に纏まっていて好感が持てる。コードギアスで魅了されて以来谷口ファンだった自分としては、非常に満足できる素晴らしい出来だった。
とっつきにくい、また地味と言われても仕方のない作風だが、近年のアニメでは軽視されがちな視聴後のカタルシスを十分に得られる。食わず嫌いはせず、アニメファンならば是非一度ご賞味あれ。観終わった暁にはきっと気持ちのいい余韻に浸れるはず。

ahirunoko さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

12話でうまくまとめてる。中世ヨーロッパの感じがイイね。

原作漫画。未読。

まず背景のキレイなこと！
見たことはないけど中世ヨーロッパってこんな感じだったのかな？と。
こういう背景とても好き！その世界にいるような錯覚になる。

リアリティある時代設定ものめり込める理由になるかな。
ストーリーも良く練られていてとても面白かった！

ただ、魔法使いの女子達だけ「顔に萌え要素入れました的アニメ顔」なのが気になった。
他のキャラはどちらかといえば「リアル描写的顔」なのに。
個人的には「まおゆう魔王勇者」みたいな感じにしたら良かったのかなと。

ＺＡＱのOP曲結構好き(＾＾)　今、彼女勢いあるねぇ！

最終話も綺麗にまとめてハッピーエンド(＾＾)
ナカナカのおススメかな。

37111 さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ごはんちゃん さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

うち. さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

安定感があるアニメ

世界史の成績はさっぱりだったので人物面を重点的に観ました。
魔女マリアが良かれと思って実行した「戦争根絶」は教会とか傭兵にしてみれば商売上がったりの迷惑行為でしかなくマリアは時代の圧力に飲み込まれていきました。
様々な人の出会いやアドバイスを受けて、やはり自分の考えは曲げず柔軟な方法を模索するという結論に至るまでの過程が良かったと思います。

ゆう。 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

戦いの嫌いな魔女と人の心理を描いた話。

戦争絶えぬ中世・百年戦争中のフランス[注 1]。戦を嫌う処女で聖母の名をもつ魔女・マリアが夜な夜な戦場にサキュバスを遣わし、戦争をかき乱す。

戦争が嫌いなマリアが繰り広げるファンタジー物。

1話感想
{netabare}
魔女達は可愛く描かれているのだがその魔女が戦争で人が死ぬ中笑っているのが気になる、見た目がエグイ魔女ならわかるのだが見た目が見た目だけに変な気分。

宗教のことについて触れすぎていて海外での反応などは大丈夫か？

見た目とは裏腹に魔法の使い方は意外とリアルな感じかな（まぁ魔法がどんなのかわからないけど個人的に）と思った。
{/netabare}

2話感想
{netabare}
2話目でだいぶ面白くなってきた気がする、1話目で下ネタが多いなと感じたが話しの内容などを理解してくるとなるほどと思う部分もある。

途中人間のいざこざに割って入ってあまりにも目立ちすぎたマリア達を止めに入った大天使ミカエルだが正直どちらが天使かわからない、しかし筋が通ってるのはミカエルなのかな。

2話目でこれだけ面白くなってくるとこれからも楽しみです。
{/netabare}

3話感想
{netabare}
マリアは、ミカエルに制裁として処女を失ったと時に、魔女としての能力を失い人間になるという罰をうける。

見張りに天使エゼキエルを付けられるがマリアはミカエルにずっと見張られていないと言うことを知ると普通に魔法をつかっちゃってましたね、監視を付けられているが意味あるのかな？

修道士側の話もこれで終わりと言う雰囲気ではないし気になりますね。
{/netabare}

4話感想
{netabare}
マリアが戦争を止めることにより傭兵達の収入はなくなり近くの村から強奪を行うことや、黒死病で村人が死んでいくなどの話だったがこんな状態になっても神は何故何もしないのか？普通の人なら疑問に思う話です。

黒死病の時もマリアは村を救おうとしていましたが村は魔女を恐れマリアを受け入れようとしていませんでした。

何故己の命を捨てるような真似をしてまで神を信じようとするのか、本当の正義とはどちらなのか考えさせられる話です。
{/netabare}

5話感想
{netabare}
今回はマリアの出番は少なめだったけどやはりあの修道士は策士でしたね。
マリアのことを利用するだけして捨て駒にするというもの。

修道士にとって神も実に都合のいいものに思えます。

ガルファの決闘の時は止めに入るのかと思っていたけど「止めちゃいけない戦いはあるのか？」と考えていた。

決闘はガルファの勝利で終わったがマリアに何か心境の変化などがあったのかな？
{/netabare}

6話感想
{netabare}
ジョセフが今度の戦いだけは止めないでほしいとマリアにお願いしてきたがその理由は今度の戦いさえ無事終われば当分戦は無くなるとの事だった。

マリアは悩みながらも戦いを止めないでいたが目の前の戦と今後の戦を天秤にかけて考えるのはマリアも難しそうでしたね。

エゼキエルがアンからのお願いをマリアに伝えたことにより結局戦を止めに行ったがエゼキエルがいつもとは違う何かを言おうとしていました、多分ミカエルに何か言われたんでしょう。

人間界でマリア達と生活していくうちにエゼキエルの心境も少しずつ変わっていってるようでマリアの事を少し理解し始めて今回は本気で心配しているのかな？
{/netabare}

7話感想
{netabare}
ミカエルの槍であったエゼキエルはどうしてもマリアを貫くことは出来なかったようです、やはり一緒に暮らしていくうちに感情の変化があったのでしょう。

ミカエルは槍であるお前に感情は必要ないみたいなことを言っていたけれど言うこと言うことが大天使とは思えない。

エゼキエルと一命を取り留めたマリアが対面した時マリアは何事もなかったのように話エゼキエルを許しました。
正直どちらが天使なのかわからない。

マリアが戦を止めたことによりアンの父親が帰ることが出来たがおばあさんはどうしたのか？
{/netabare}

8話感想
{netabare}
ガルファは教会からマリアを襲う（レイプ）ように言われたのか？

アンのおばあさんは病気になっていたようだがベルナールは全てをマリアのせいに、マリアがおばあさんに渡していた薬も毒だと言って村人を混乱させていた。

一時期はマリアを利用しようとしていたが無理だとわかれば捨てる様な行為、どこが神につかえる者なのか？

マリアは異端の存在、混乱を招くと言われしばらく家でおとなしくしてるように言われたが果たしてこのままじっとしていられるのだろうか？今度は向こうから仕掛けてきそうな気もしますね。
{/netabare}

9話感想
{netabare}
ガルファがマリアから処女を奪い魔法を使えなくしようとしたがそこまでする必要もなくなぜかマリアは魔法が使えなくなった。

マリアが魔法を使えなくなったことをいいことに教会はマリアを捕まえやりたい放題、マリアを完全に悪者扱い、正直人は信用ならないと思わせる回でした。
やはり純粋なのは子供のうちなんだなと。

ビブがマリアを助けに行こうとした時にミカエルが邪魔をするがビブが言ってたように神の操り人形状態だね。

マリアに色々言われたベルナールが何かに気づいたような感じだったけど狂ってるようにも見えるからどうなるのやら。
{/netabare}

10話感想
{netabare}
神は愛を知らない、愛を作ったのは人だから・・・

印象的なセリフでした。

確かにミカエルの表情など愛以前に感情自体が色々欠けているような感じがします。

おばあさんはやはり友達を裏切ってしまったと悔やんでいましたね、周りからの圧力もあってのあの決断だったのでしょう。

マリアはジルベールの独断で火炙りの刑に、ベルナールは明らかに様子がおかしい何があったのか？

引きこもりだったエドウィナが助けに入ったことでマリアは助かりましたが何も知らないジョセフが危険な目に、次回何が怒るのか。
{/netabare}

11話感想
{netabare}
今まで以上にジョセフとマリアが性別反対に見えてしまう回だった。

ジョセフ女々しすぎ、いくら魔女でも仮にも魔力を失った女性であるマリアが男性のジョセフを助けに来てジョセフは主人の命令ばかりきいてる状態って。

マリアの方が男らしいよね。

口論してる中どこかでマリアをまだ魔女として見ていたことに気づいていた。

そしてその口論でマリアは自然とプロポーズをしちゃってた。

二人は婚約することになりマリアは魔力を戻し盛大に魔法を使って戦いを止めるがミカエルに呼ばれることに、マリアは嬉しそうにジョセフを彼氏と紹介してたけどどうなるのかな？

今回もベルナールが出てきましたが、ベルナールの言葉を聴いてると一番怖いのは人間だなと思ってしまう。
{/netabare}

12話感想
{netabare}
前回の続き。

ミカエルがマリアに罰を与えようとするが魔女が集結しミカエルを止めようと立ち向かう。

それを見たミカエルは人のマリアに対する反応を聞き裁定を下すことに。

結果マリアは許してもらえることに。

エゼキエルはミカエルに反抗したことにより天に仕えることはできなくなったが人の子として生きよと言われる、そして選んだ母親がマリア。

マリアは人と一緒に生きていくことを選び村人にも無事受け入れてもらったようです。

最後は昔話のような形で終わりました。

ミカエルが笑うシーンがありましたが自分で何か思うことがあったのかな？

色々考えさせられることも多く見ていて面白い内容の作品でした。
{/netabare}

tacoss さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

みけねこ＋ さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

中世ヨーロッパの雰囲気がよくでていた。

時代は中世ヨーロッパ、イングランドはフランスとの
１００年戦争の真っ最中。
そこに戦争嫌いな魔女マリアがいて、無理やり戦争を止めてしまって、
天の教会・地上の教会双方に睨まれ不遇な立場となるーそれでも
「戦争は嫌い」と芯が通ったところを見せるマリアー彼女の運命は？

というお話


中世ヨーロッパの雰囲気がよくでていたし、
宗教の問題などを交えながらマリアがいかに
皆と調和していくかが、面白く描かれていました。

２０１５年冬１クール物に限れば私の中ではかなり上の方に
来る作品です。結構面白かったです。おススメです。

欲を言えば最後ポッポちゃん見たかったな。