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「ハイスコアガール(TVアニメ動画)」

総合得点
87.3
感想・評価
798
棚に入れた
3330
ランキング
164
★★★★☆ 4.0 (798)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.2

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ハイスコアガールの感想・評価はどうでしたか?

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

タイトルなし

シーズン1を観終わった。
共感できる要素が無いので決してハマることはなさそうだけど、程よく面白い。
実際のゲームプレイ動画やタイトル名を惜しげもなく出すところに原作への誠意を感じる。
絵柄が独特だけど、モノローグ、セリフが多くて状況が分かりやすいので流し見に丁度良かった。
ただシーズン2は機会があれば。
主人公とヒロインの関係性がもう出来上がってるので、勝手な想像だけどこれ以上進む期待が出来ないから観てもしょうがないかな…と。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 258
サンキュー:

6

ハルヒ激love35 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2期見終えたので、まとめて感想、最終回大号泣です

いや〜久々に来ましたね、大団円ENDで大号泣でした。
もう2010年代版とらドラって僕の中で決めちゃいましたwww

ゲームを通じて積み重ねてきたはるおとあきらの関係、それを見事に終盤まで持ってきてくれましたね。
あと見せ方がずるいんですよね〜、レトロゲーを用いた90年代が舞台のアニメだと思いきや、まさかのラブコメ展開なんですよ。
本サイト利用し始めて沢山のアニメを見てきましたが、こういうの待ってたーー!!って感じでしたwww
とらドラもそうだったんですが、最終回で主人公が周りに背中押されてメインヒロインに想いを伝えに行くって展開大好きです。そこで伝えるシーンでの演出も含めて、素晴らしい作品でした。

恋愛物ですが、レトロゲーを懐かしんで見るのも、本作の醍醐味としてもちろん面白いです。ゲーセンのアーケードゲームの流行りの筐体、当時のゲーム環境などがよく再現されていて、時代背景の見せ方も素晴らしいです。僕も下手くそながらストファイや鉄拳、KOF、バーチャファイター、ファイナルファイトなどを遊んだ世代なので、ゲーム好き心をくすぐられて家の据え置きで遊びたくなりました(今ではスマブラかスプラトゥーンばかりですwww)。
しいていえばキャラ絵がちょっと癖あるくらいですかね。僕は気にせず、ていうかむしろ個性的でめっちゃ見入りました。

格ゲーが好きな方などにもおすすめできますし、王道恋愛物を見たいという層にもおすすめできる、幅広く語り伝えれる神アニメだと確信できる物がありました。最高です。

投稿 : 2020/09/11
閲覧 : 305
サンキュー:

12

かんろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この処見たアニメで、私的に一番良かった作品!

このところ見たアニメの中で、私的に一番良かったアニメ。

懐かしかったし、毎話、ホロリとさせられるし、
胸キュンだし、癒されるし、
文句なく、細部まで丁寧に作られた好感の持てるアニメだった。
実は、1、2話を撮り損ねて、3話から見てしまったんだが、
初っ端から感動して泣けてしまった。
3話、神回! と思っていたら、
4話以降も毎話、グッと泣かされてしまった。

団地ともおと同じフルCGで、同じくらいの時代だし、
団地ともおを思い出したけど、
団地ともおも、ホロリとさせられて良かった。

フルCGでもセルアニメらしい表現に
丁寧に近づけてるせいか、
CGの奥行き感とセルアニメの手書きの暖かさ
両方の良い所が活かされた仕上がりに、目が離せなかった。
キャラの動きだけじゃなく、
ゲームキャラの絵柄のドット感も、よく描けていて、
作品に遜色なく馴染んでいた。

秀逸な出来栄えだと思う。

だがしかし、にも、
ちょっと似てるかな。

女の子達の飾らない不器用な恋模様が、
最後の最後まで言葉にならず、
態度や行動に出てる感じがとてもキュンキュンした。

最近の綺麗ばかりの絵ではない所が、
時代感も交えて、人間臭さがあっていい。

OPのアニメも、幼さの残る歌声も、
締めのやくしまるえつこのEDも、
作品をより良く縁取る額縁のように切なく癒された。

私のお気に入り作品に決定♪♪♪

投稿 : 2020/09/09
閲覧 : 392
サンキュー:

30

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かっこいいは正義

アニメーション制作:J.C.STAFF
監督:山川吉樹、シリーズ構成:浦畑達彦
キャラクターデザイン:桑波田満、原作:押切蓮介

90年代のゲームを巡るストーリーが魅力で、
多くの男性が懐かしさを感じることのできる作品。
ゲーマーとしてのプライドを持つ主人公の矢口春雄が
お嬢様ゲーマーの大野晶や、矢口に恋心を抱く日高小春たちと
ゲームをしながら青春を謳歌していく。

この時代を生きた男性なら多くの人が
夢想したことがあるだろうという展開。
私はストリート・ファイターⅡ以降、
それほどゲームセンターに行かなくなってしまったが、
こんなところで女子と遊ぶなど、夢のまた夢の世界だった。
昔は吉野家や立ち食いそばでさえ、
女子が一人で訪れることは、ほぼあり得なかった。
ゲーセンでカップルを見るのも、かなり稀なことだった。
そこは男の世界だったのだ。

この作品では昔のゲームやその特徴、
やり方などを懐かしむことが大きな楽しみのひとつだが、
大野や日高とのラブコメも見どころだ。
3話での大野との別離や再会した後の
河原でのシーンなどはとても良かった。
日高も矢口を追いかけてゲームが上手くなっていく。
切なくもあり、笑ってしまう場面がたくさんある。

ただ個人的にこの作品の最大の魅力は、
春雄の生き方にあると思っている。
春雄は小学生のときから、
自分のできること、できないことを割り切っている。
できないことは、ほぼ諦めている。
しかし、ゲームにおいてはプライドを持っており、
孤高の生き方を選んでいるように見える。
そして、自分のなかで何がかっこよくて、
何がかっこ悪いのかという価値観がはっきりしている。
それは、とてもかっこいいことではないだろうか。

昔、競馬騎手である武豊のドキュメンタリー番組を観た。
その頃、既に一流ジョッキーとして広く認められていたにも拘わらず、
貪欲に新しい乗り方を取り入れていたことが放映されていた。
そんな姿勢についてインタビューアーから問いかけられると、
かっこいいと思えたから、ということだった。
もちろん、騎乗スタイルには馬に負担をかけないだとか、
速く走らせるのに適しているだとか、
色々なプラス要素の理屈があるわけだが、
武豊の口から出たのは、そんな一言だったと記憶している。
さらに、かっこいいことは、だいたい正しいことが多いんですよ、
というようなことも告げたのだ。
とてもシンプルな答えで、私は衝撃を受けたものだが、
成功している人間とは、正しい理念みたいなものを
本能的に分かっているのかもしれないと思った。

私は春雄のキャラクター像に、そういう潔さや正しさを感じた。
何がかっこいいかということが決まっているから、
生き方がぶれないのだ。
それは全編を通して一貫しているように見える。
傍目にはかっこ悪いように見えていても、
「自分のかっこいい」からは外れていないと考えている。
つまり、ハードボイルドなのだ。

ハードボイルドとは、ヘミングウェイからハメット、チャンドラー、
ロスマクなどの作品につながる考え方で、
日本では60年代から80年代にかけて浸透したと私は理解している。
直訳すると固くボイルしたもの。
固ゆで卵、つまり芯の固い生き方のことを指している。
ある時期のアメリカなどの探偵小説では、
よく描かれた主人公像のひとつだ。
ジェイムズ・エルロイの作品もこの系譜に含まれる。
なぜ、春雄がこういうキャラクターなのかと考えると、
ひとつは90年代の時代背景と、頻繁に登場する
ストⅡのガイルのキャラクター像に影響されているのだろう。

このようなことを考えると、春雄が女子からはもちろん、
男子からも人気のある人物として描かれているのは
とても納得できる。私にもこういうタイプの友達がいたので、
余計にを懐かしい思いで観てしまう。
ゲームや時代背景だけでなく、
無骨な人物像という部分でも親しみを感じる。

男はタフでなければ生きていけない。
優しくなければ生きている資格がない。

今ではあまりにも時代遅れのセリフが、
この作品には合っているような気がする。
(2018年10月20日初投稿)

EXTRA STAGE ROUND13~15
(2019年10月23日追記)

{netabare}1期終了後に配信とOVA販売の
発表があったEXTRA STAGE。
当初は、最終回までまだ多くの話が残っているのに、
駆け足で終了かと不安の声も上がったが、
無事に2期制作となったのは良かった。

1期の終了時には日高からの告白と
ゲーム勝負の申し込み。
晶とは家出の件で、また遠い存在に。
それでEXTRA STAGEは、
日高と春雄が中心になるかと想像していたら、
やはり晶との話がメインだった。
13話でAOUショーを晶と行けたら楽しいのにと
想像し、15話で運命の出会いによって一緒に行くという
ストーリーでまとめられた構成となっている。

私はよく知らなかったのだが、
AOUショーというのは、1982年から開催されている
AOU(全日本アミューズメント施設営業者協会連合会)が
開催していたショーで、アーケードゲームを中心とした
展示会ということらしい。2013年からは、
ジャパンアミューズメントエキスポとして
毎年2月に開催されている。

話の中心は、春雄と晶の周囲の人たちも交えた
世界の広がりとでもいう展開。
晶の教育担当の業田や晶の姉の真、
晶の登下校時の運転手・じいや、
春雄の母・なみえ、そして同級生の日高との
関わりによって、ゲームを楽しみつつ、
少しずつ大人への道を歩いていく。

さまざまなゲームが登場するが1995年当時は、
私はほぼゲームを卒業していたので、
画面を観てもほとんど知らなかった。
ただ『RPGツクール』というソフトがあったのは、
朧気ながら覚えている。とてもじゃないが、
面白いゲームを作れるような代物ではなかったという
噂を聞いたことがある。
また、ゲームを卒業したと言いつつ、FFシリーズは別。
晶が射的でゲットした
『ファイナルファンタジーⅥ』は大好きだった。
この頃のFFシリーズはシナリオが練られていて、
とてもよくできていたと思う。
個人的にはⅦが頂点で、その後は緩やかに
下降していった印象。
さすがに最近はもうやっていない。

やはり今回も注目したのは春雄の行動や
春雄の母・なみえの信念のようなものだった。
業田に対して、なみえが主張する姿はかっこいいし、
春雄の、他人や晶に対する姿勢には好感だ。
13話のラストで晶が名残惜しそうに春雄の胸に頭をつけるが、
春雄は想いを胸の奥に秘めながらも、
背を向けて別れていく。とてもこの作品らしいと思った。
16話では、幕張の帰りの電車で春雄はついに自分の気持ちに
正直になる。相変わらず車ではねられるのはご愛敬として、
良い感じで2期につなげられたのではないだろうか。{/netabare}

投稿 : 2020/08/29
閲覧 : 1353
サンキュー:

114

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

異色のラブコメ

視聴前は、絵柄があまり好きでなかったのと、単に昔のゲーセンを題材にしたストーリーかと思っていましたが、観てみたらとてもよく出来た作品でした。

小学校から高校にかけての、ちょっと異色な青春ストーリーだと思います。
とにかく、登場人物がとても個性的で、フル3D作品でここまで感情移入できた作品は初めてです。

なにげに、オープニング曲とエンディング曲がとても好きです。

投稿 : 2020/08/19
閲覧 : 256
サンキュー:

10

べにっぽ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

甘く優しく、時に切ない

甘く優しく、時に切ないピュアなラブストーリーです。
舞台は90年代前半〜半ば。当時のゲームがたくさん出てきますが、背景知識が無くとも問題なく楽しめます(私もそうでした)。ご存知の方は当時を懐かしく感じるのでは。
携帯やPHSが普及前のあの頃は、特に異性への連絡は本当に大変でしたね。さまざまな困難を乗り越えて、お互いに相手を想う気持ちが大きくなり、愛情へと昇華していく。90年代青春ラブストーリーの王道ですね。

作画とキャラは★10個。喋らないヒロインの仕草や表情は言葉以上に伝わるものを感じました。作画も終始安定かつ挑戦的(全編3Dアニメ)で、製作陣の熱意と技術に感服しました。

投稿 : 2020/08/14
閲覧 : 246
サンキュー:

9

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

史上最高彼女

学生時代、ストⅡの乱入台に命を燃やしていた人間の一人として、この作品はあまりにもリアルガチ過ぎるので、今回の評価には相当な思い出補正が入っていることをご了承ください。
そして、今回特にインパクトがあったのがヒロイン。
まずその前提となる作画。最初は手抜きCG?と半分バカにしていたのですが、実はこれがミソでした。表情がなく、グラデーションもない顔の中にある眼。セリフもなく、このお目目が動くだけ。
観始めた頃は、よくあるトンでも系女の話かと思い、全然魅力を感じなかったのですが、観終わる頃には、これほど可憐で魅力的なお嬢様にはお目にかかったことがない、と180度印象が変わっていました。
懐かしい思い出にどっぷり浸れる世界観とこのヒロイン、そして意外とちゃんとしている恋愛話。
お母ちゃんもいい味出してる。
続編絶対観たいと思います。

投稿 : 2020/08/01
閲覧 : 252
サンキュー:

8

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そんな私はロースコアボーイ

2018.10.06記

原作未読

当初ノーマークだったが、同僚の薦めで視聴決定。
どうやら、昔懐かしのゲームを扱った回顧ものくらいの前情報で視聴スタートです。

さっそく結論。

 懐かしくて涙出るわ~

これはオモテ。並行して、

 なんじゃこのラブコメ泣けるわ~

一作で二度美味しい作品になってます。懐かしのゲーム見たろ、ぐらいでかまえて思わぬカウンターパンチを食らっちゃいました、といったところでしょうか。

主人公の矢口春雄が1979年生まれ。本作の時代設定が1991年(小学六年生)から1995年(高校一年生)までとなります。
これはリサーチの勝利と言って構わないと思いますが、誇張されることない等身大の90年代が描かれているため、おおむね1970年~1985年生まれの方は取り扱っているゲームや時代の空気感の再現具合に感嘆するんじゃないでしょうか。

{netabare}・緑の電話ボックスにピンクチラシが貼ってる
・当たり前のように灰皿が置いてあるゲーム台
・パネルでめくられる新幹線ホームの発着案内板(現在は電光掲示板)
・溝の口(川崎)駅降りたとこ南武線沿い小道の汚い飲み屋街の古本屋 ※住んでた私が保証しよう
・取り扱うアーケードゲームと家庭用ゲーム機のラインナップ
といった見た目のあるあると

・対戦でのお作法(ハメ技かけると喧嘩になる等)
・教室でソニックブームを繰り出すこの解放感
・もういいわよ。録画してた「家なき子」観るから♪
・ミスチルを聴きなさい!ミスチルを!
・取り扱うアーケードゲームと家庭用ゲーム機にその当時みんなが感じてたこと
といった空気感{/netabare}

単なるゲーム回顧録ではない、時代の空気の見事な切り取りっぷりに切なさを感じるほどです。ワクワクするつもりがきゅんきゅんしてしまうのです。

若い皆さんにとっては、このピンポイントで切り取られた時代の追体験が可能ですので、ぜひ面白がって観てほしいですね。
ついでに、だいたいアラフォーの男性が大なり小なり通ってきてる道でもありますから、雑談のネタとしてビジネスにも活用できるかもしれません。

自分はハルオよりちょい上くらいのドストライク世代にあたります。回顧トークしたくなるところですが、脱線が止まらなさそうなのでここでは泣く泣くあきらめますよ。ただ一点、同年代非オタの知人にハイスコアガールを勧めたら、ちゃっかり視聴してました。その後酒の席でのあるあるトークに華を咲かせましたよ、ということは申し添えておきます。



そして、ゲームと並行しての恋愛の世界。
ゲームで繋がる恋愛ってなんのこっちゃ? そもそもこのキャラデザインは、恋愛仕様のそれではないような。。。
{netabare}とナメてたら3話で不意打ちを食らうことになります。{/netabare}

2話からラブコメの波動が感じられ、12話終わる頃にはきゅんきゅんしてることでしょう、たぶん。

大野晶と日高小春のダブルヒロインというのは、ぱっと見で王道の配置です。

大野晶:ゲームは社会との接点を持つためのもの/純粋にゲーム好き/{netabare}ハルオが好きそう{/netabare}
日高小春:ゲームはハルオとの接点を持つためのもの/ゲーム好きは二次的なもの/{netabare}ハルオが好き{/netabare}
ハルオ:馬鹿で優しくてあったかいやつ。すがすがしいほどにゲームのことで頭の中がいっぱい。

そんなベクトルは物語の進行に合わせてゆっくりと変化していき、最終12話{netabare}(小春の告白という大きな転換点を迎えること){/netabare}で本作の恋愛の波動がピークに達します。
きゅんきゅんする理由、、、二人ともホントいい子だから(語彙力)。
そしてハルオもなんだかんだいいやつだから(もっと語彙力)。
二人ともきっかけは違えど、徐々にハルオに惹かれていく様子がもどかしくも純な感じがして擦れた大人にはまぶしく映りました。
ヒロインにとってはゲームバカが恋愛対象のため、コミュニケーションがゲームを通じてということも多いです。対戦プレイや協力プレイのシーンに潜む恋のやり取りを見過ごしてはいけません。{netabare}晶と小春ですらゲーム機を通しての会話と、わりと徹底してます。{/netabare}なんかもう「拳で語り合う」世界観ですね。

これほど無口なヒロインで物語が成立するんだ、と面白がって観てたわけですが、結局セリフがゼロでしたね。大野晶役の鈴代紗弓さん、「あ」「う」「ぐふぅ」に感情を込める難役お疲れ様でした。
小春の鼻腔を抜ける呼気の音すら聴こえそうなささやき声は役に合ってたかどうかを超えて心地よかったですね。広瀬ゆうきさんですか?また別の作品でお会いしましょう。

{netabare}晶にとって、もともとは大野家とは違う世界への扉であり、さらにその世界を広げてくれたハルオへの好意。ハルオは激つよの晶を目標と捉えてました。
小春にとって、唯一自分に目を向けてくれる瞬間がゲームで対峙する時だったというハルオへの好意。ハルオはフルボッコ負けを機に小春をライバルみたいに捉え始めました。
後半は、

 “目標を降りたかった晶と目標になり替わりたかった小春”

ミスマッチがなんとも切ない物語でした。{/netabare}



ノスタルジーにあてられて不器用な恋の行方にせつなさを感じたのか、
良質なラブコメにほだされて在りし日の思い出がきれいに見えたのか、

恐らく両方。きゅんきゅん×きゅんきゅんは単に2倍ではなく、2乗と感じる稀有な経験なのでした。
続き3話はOVAで!と商売臭わかりやすいラストに賛否両論出そうですが、そこはご愛敬(;^ω^)
薦めてくれた同僚よ、ありがとう!



以下、その他の四方山話。


■作画
まずは、権利処理に奔走してくれた裏方さんには賛辞を送りたいと思います。感謝!
3DCGということでしたがかなり普通のアニメっぽい自然にみられる処理をしてました。私の目利きが甘いかもですがあまりCGっぽさを感じません。そして核となるゲーム画面の再限度が極めて高い印象です。元画像をはめ込めばよかろう、というものではけっしてなく、ブラウン管と現在のデジタル規格との突合作業、コマ数の調整、エフェクトの修正、その他視聴者からみれば『そのまんまゲーム画面』に見えた本作の絵は相当の処理を施して再現されたものだそうです。
私が普段は気にしない技術的な面にも良い意味で関心を起こさせる製作陣の仕事でした。


■華を添える愛すべきイカレキャラ達
わりと主人公たち以外は行動・言動が変なのが多いのですが、第一話で矢継ぎ早3枚のカードを切ってきて視聴者の引き込みに成功しました。
・癇癪カップル:声は松岡&日笠と無駄に豪華
・小学担任:「卑劣」と書いてお前のことだ、と主人公に容赦ないが悪意もない。
・じいや:黒塗り高級車で主人公を轢いても歯牙にもかけず。
目立たぬファインプレーだったように思えます。


■10カウントで消えるはずだった世界が色づく
OPEDともに作品に寄り添った良曲。ED「放課後ディストラクション」はお気に入りでDLしてます。
{netabare}プレステとサターンの発売により自分はアーケードから距離を置きました。当時は鉄拳派(プレステ)とヴァーチャファイター派(サターン)と棲み分けがされてた気がします。
それはさておき、10話Aパートでサターンにうつつを抜かしアーケードから遠ざかってたハルオが小春にフルボッコされたのを機にゲーセンに戻ってくる描写があります。
逡巡しているハルオのバックにはストⅡゲームオーバー時のコンティニュー画面。ガイルさん(CV安元洋貴ww)がハルオを焚きつける中無情に10カウント刻まれていってました。
アーケードゲームが家庭でできるインパクトは強く、この時期から徐々にゲーセンから足が遠のいていったのは私だけではないでしょう。対照的にコンティニューして戻っていったハルオには個人的に感動しました。(えっ!そこ?)

どれくらいのインパクトか? JUDY AND MARYの楽曲に「まるでヴァーチャファイターのゾーン2」という歌詞が出てくるくらい。男ならともかくあまりゲームをしない女の子でも家にプレステとか普通に置いてありましたよ。{/netabare}


■余談
我が家では作中登場したニューファミコンが現役です。タイトルは70本以上。スーマリ、ドラクエシリーズ(要ふっかつのじゅもん)、じゃじゃ丸くんといった有名どころから、シティコネ、影伝、燃えプロその他家族でたまにゲーム大会を開催。
スターフォースでラリオスを撃破したり、ボンバーマンでリモコン無し状態からのリカバーをしたり、グラディウスで↑↑↓↓←→←→BAを披歴したりと父親の威厳を保つのに一役買ってたりします。
この前、ウチの子供たちが伝家の宝刀『カセットに息をフー』してるの見て爆笑しました。曰く「つば飛んじゃダメなんだよ」と。
なんかしらんが、受け継がれる伝承みたいなもんでしょうか。25年前も今も楽しいものを前にした子供の気持ちってそうそう変わるものではないんです。



視聴時期:2018年7月~9月 リアタイ視聴 ※EXTRA3話は2019年3月視聴

-----
2019.04.03追記 ★EXTRA STAGE(ROUND13~15)追加視聴★


Netflixの配信にて。TV放送(ROUND1~12)の続きの3話分が解禁です。

{netabare}変わらぬOPとEDにふいにキュンとしてしまった。なんだこの破壊力。
内容には触れません。本編にも増して、ハルオ母が素敵で、晶と小春に身悶えし、ハルオはしっかり男の子してました。{/netabare}

ファンの皆様におかれましては、視聴は義務と言って差し支えない出来映えです。

※視聴日:2019.03.30



-------
2019.10.23追記


2019年秋期に2期放送。先だって、EXTRA3話を地上波で放送しました。
濃厚な3話だったのでこれを放送する決断をしてくれたスタッフの皆さまには感謝です。

{netabare}さて、そのEXTRAのクライマックスといえる花火シーンは二子玉川河川敷の花火大会です。ハルオたちが乗ってる電車は田園都市線。

こたびの台風でまさに氾濫したピンポイントの場所でした。{/netabare}

春先には普通に感動しただけでしたが、あらためて半年後に再視聴して別の思いが生じます。迅速な復旧をお祈り申し上げます。



2018.10.06 初稿
2019.04.03 EXTRA視聴後追記
2019.10.23 追記
2020.07.28 修正

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 1280
サンキュー:

100

ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

懐かしいゲームと恋物語。いいね。

情報何も知らず当時の視聴リストから切るつもりでした。
どうせ色々なゲームやって強い女の子に負けて悔しーだけだと思っていました。
が、
これは「おやじが憧れる青少年恋物語」です。
懐かしいゲームから感覚を過去の世界にして「あの頃に女子とこんな思い出が出来たら良かったな」という感覚で楽しんでおります。皆そうでしょ?
ともかく女性は判りませんが、オヤジ男子のあこがれシチュエーションですよね。
大野さんが {netabare}アメリカに行くなんてショッキング引っ越しの最高峰ですよ。
私のクラスでは引っ越しパーティしておきながら、学区内ギリギリだったのでまた戻ってきた同級生がいました。みんなで大笑いしましたけどね。{/netabare}


12話まで観終わって。{netabare}
「いやーここで終わりは悔しいけど、残り3話で完結するなら直ぐ次ぎ観よう!」という気分です。いい意味であとを引く良い区切り方。
{/netabare}面白いですよ。

投稿 : 2020/07/04
閲覧 : 480
サンキュー:

63

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続きが見たいと思える作品。

子供っぽい絵柄なのに、ギャグは面白いし、ストーリーも良い。続きが気になり、気がつけば見終わっていた。最近の作品では間違いなく面白いと言える。

投稿 : 2020/07/03
閲覧 : 190

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

テレビゲーム黎明期の淡いラブストーリーなのかな・・・主人公がなんでモテるのかは今イチわからんが鈍感すぎる主人公を中心とした人間模様が結構楽しかった。見ごたえがあったし、1クールヒロインは全くしゃべらないというのもなかなかないし、楽しく見れました。2期あれば見ます。

投稿 : 2020/04/21
閲覧 : 302
サンキュー:

5

xcharonx さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見ないともったいない

変な絵だからずっと敬遠してたけど、評価高かったから見てみました。
最高でした。
見ずにスルーしてたら人生損するところでした

投稿 : 2020/03/27
閲覧 : 383
サンキュー:

9

エクスカリバー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

59点 懐かしいw

ゲーム(ゲーセン)の歴史といった感じの内容
初代スト2からプレイステーション1まで
30代のゲーマーには溜まらん作品ですな

投稿 : 2020/03/18
閲覧 : 301
サンキュー:

10

ネタバレ

ノベル【旧ルーク】 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高の恋愛

最高の恋愛ストーリーでした。
今までで、ヒロインを二人とも好きになった事はなかなかないのですが、どっちも応援してしまいました。
面白い。

投稿 : 2020/03/15
閲覧 : 347
サンキュー:

17

ぺろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これもひとつの青春ですよね!

勉強も運動も苦手だがゲームにだけは本気で取り組む主人公!
好きです!
わたしもゲーム大好き子だったので共感できる部分も多いです。


ストーリーは1990年代の前半で私がプレイしてきたゲームとは
ちがいましたが、当時の格ゲーブーム全盛期に生まれてみたかったと
思わされました。

世代が少しちがう私でも上記のように感じたので実際に当時熱狂していた
方々にはさらに共感し楽しむことができるアニメではないかと思います。

内容はゲームの楽しさだけでなく主人公と2人の女の子のラブコメも
あり青春の甘酸っぱさもある作品でした。

視聴し終えておもったことは・・・
時間や仕事のことを考えずにゲームに集中していた時にもどりてー!!!でした

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 192
サンキュー:

10

クラッチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

懐かしい。

懐かしいゲームがいっぱいで共感できた。
早く13~15話が見たい。

投稿 : 2020/03/02
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

三角関係が好きなら楽しめるのかな…〈辛口注意〉

2018年夏アニメ。TVアニメ12話+WEBアニメ3話。全15話。

13話以降はネットフリックスかDVDで視聴しなければならないということで、12話まででとりあえず断念としました。
全体的にクオリティも高くとても良い作品でしたが、ゲームもラブコメもそこまで熱心でない身としてはレンタルやネトフリ加入までは視野に入れられず…。
残念ではありますが、現在の業界の厳しい現状からすれば致し方ないところかと思います。
(2018.11.19)


ちょっと変則的ですが2期ラストまで見られたのでここに簡単に感想を。

正直、面白かったし出来も良かったです。
でも私は苦手なタイプ。
恋愛や三角関係が好きな人には良さそう。

{netabare}
三角関係そのものは嫌いとまでは言いませんが苦手で、しかも男の子がずっとはっきりしなくて、女の子たちが自己解決しちゃう一番苦手なタイプの三角関係なんだもの…。ストーリー自体は良く出来ていました。
作品に関係ないとはいえ、日高さんの薄幸ぶりを喜んでいるような感想をたまたま見かけてしまい、とても残念に感じたりもしました。
私は成人するまでゲームにはほぼ触れずにきたのでネタは面白かったけど、レトロゲームに親しんだ人向けの作品だなとは思いました。{/netabare}
(2020.2.6)

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 357
サンキュー:

16

ネタバレ

よこよこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

負けヒロインがここまで輝くとは

一期二期どちらも視聴。
二期後半は少しだらけた感はあったがそれでもノンストップで見れました。
格ゲーとかは手を付けたことがないが奥が深いのだと痛感させられました。きっとリアルタイムで1990年代のゲームをやっていた人にはかなり感慨深いアニメなのではないだろうか。
僕はDS世代なのでその楽しみ方はできませんでしたが、それでもラブコメとしてもかなり面白かったです。
サブヒロインの日高ちゃんはかなり応援したくなるような性格の子で、ほぼ負けることが分かっているのにも関わらず、あきらめが悪く、時には汚い手段に出るその決意にほれぼれしました。メインヒロインが全くしゃべらないので大抵の人は日高ちゃんに感情移入すると思います。

ゲーム寄りのシナリオなのかと思いきや結構ラブコメ要素が強い印象でした。

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 227
サンキュー:

10

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

J.C.STAFFがおくる10代の淡くせつないラブコメディ

原作は未読ですが原作者の別作品は読んだ事があります。
独創的なキャラであまり好みではなかったので、このアニメも観るつもりはありませんでした。
でも他の方のレビューを拝読して試しに視聴してみました。

いやー良かった。
まさか恋愛モノだったとは。

原作を踏襲(たぶん)しながらも絶妙な女子キャラ。
濃いけどウザすぎず憎めない主人公。
なつかしいゲーム達。
ちなみに自分はファミコン、スーファミ、セガサターン、3Do、プレステのプレイ経験はありますが、格闘やシューティングよりRPGや横アクションが好きで、ゲーセンは怖い場所でしたw
なので作中に出てくるゲーム画面で好きなのは魔界村くらいでしたが、それでも十分話は楽しめました。
あ、ときメモはプレステかPCでやった気が。

そして物語は10代にはどうしようもない事情に翻弄される恋愛ストーリー。。
これでもか!みたいな演出ではないのですが、妙に感情移入してしまいました。
{netabare}
しかし本命は晶で異論ないけど
疎遠なのに小春を断る自信は自分にはありません。。
あと自分的には山場は晶の海外転校かな。家出回もかな。
日本に戻ってきてもなかなか関係が進まないのは意外で、もどかしさもありましたが、10代であり、しかもこの二人ならではの展開といったところでハラ落ちはしてます。
とはいえ最終回でもくっつかないって。。
ああ、二期があるのねw
{/netabare}

あとEDが好き。「10カウントでおっわーる~」クセになりそうw
ただ、これほどしゃべらないヒロインもないかとw
それを演じる声優さん、口や眉や目や頬で表現するアニメータ。。
自分的には、さすがJ.C.STAFFと言いたい。

さて、二期を観るぞー!

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 247
サンキュー:

28

ネタバレ

コンキスタ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

尊い

ハイスコアガール視聴終了

『結論』
神作と言う他ない。

感情の揺らめきをアーケードゲームと織り交ぜて、アニメに落とし込んだ作品。二度とかえってこない青春の恋心を思い出させてくれる正真正銘のホンモノ。

どこまでも真っ直ぐなボーイミーツガールは見ていて心を揺さぶられます。

投稿 : 2020/02/03
閲覧 : 227
サンキュー:

11

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おっと、連載を再開してたんですねぇ・・・

原作未読。2018.12
自分はニュースでこの作品が著作権侵害等で連載中止というのだけ知ってたんですが和解してたんですね。個人的にはヒロインがしゃべらない「だがしかし」版的に感じたんですが・・・懐かしいゲームとそれにまつわるレアな情報を絡めつつ主人公達の青春時代を描く様(だがしの方は1話完結色が強いですがね)。
自分もファミコン世代ど真ん中でゲームと共に青春時代を浪費した口なのでやはり懐かしさはありますね(但し自分は格ゲー、シューティング系、アクション系は苦手なんであまりツボには嵌まらないんですが・・・)。しかしこれほど無口なヒロインでありながら何とも存在感が溢れるキャラも珍しいですね。物語もいい具合にゲームバカの朴念仁と彼に惹かれる女子の歯がゆい感情が良く出てて中々良いですね。完結編が2019年冬にあるようです。


私のツボ:はど、はど、しょ、しょ、しょうりゅ


Extra Stage1-3視聴済(2019.5)

Ⅱ視聴済(2020.1)
「俺達の闘いはこれからだーー!」的なラブコメの終わり方でしたね。でも最後は何か泣いちゃった(笑)。すっきり。

私のツボ:その後の二人がどうなったかは知りたくない。

投稿 : 2020/01/31
閲覧 : 334
サンキュー:

12

MMA原理主義者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

レトロゲームにくわしくなくても楽しめます

24話全部見ました。
1期は最高で、文句のつけようがない完成度だったんですが、OVAと2期は少し間延びした感じがしました。
特に、2期最初の「溝の口勢vs渋谷勢」の話はまったく必要ないです。
後半の話にも一切関係ないし、大胆にカットしても良かったと思います。

三角関係の恋愛は負けヒロインの振られ様(別れ様)が大事だと考えているんですが、この作品はかなり良かったと思います。
原作は、負けヒロインを主役にした番外編的マンガが連載中なので、興味のある方は読んでみてはどうでしょう?

投稿 : 2020/01/24
閲覧 : 244
サンキュー:

10

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アーケード

アーケードを知らないので、その魅力を感じない。しかし、ストーリーが行くにしたがって、小野とハルオの恋が楽しめる。
ところで、何で小野は全く喋らないか?

投稿 : 2020/01/19
閲覧 : 262
サンキュー:

5

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

格闘ゲーム世代は涙する。

インベーダー終了後、アーケードの初代マリオブラザーズぐらいから、格闘ゲー世代までの人が見ると涙するアニメ。
自身も格ゲー世代なので凄く楽しくみれた。
ゲーメスとの筐体販売記事が熱いというのは、本当に懐かしさに震えた。

ヒロインの大野さんはまったくしゃべらないがストーリーは王道で進んでいき、ハルオがとてもいい奴で後半に行くにしたがってラブコメ色が強くなっていく。ゲームを知らなくても普通に楽しめる。

とても個人的に良作なのだが最後中途半端に続くってのが少し残念。


100点中82点

投稿 : 2020/01/10
閲覧 : 245
サンキュー:

17

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

懐かしいのとヒロインの二人が可愛い。因みに私は日高派です。
もっとゲームよりの話かと思ったら恋愛寄りだった。
格闘ゲームばかりじゃなくドラクエとかFFの話もしてほしかったな。
予想とは違ってたけどこれはこれで面白かった。

投稿 : 2019/12/24
閲覧 : 286
サンキュー:

15

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

チュンリーを使っていたのを思い出しました

見終えました。

可愛く、成績優秀、さらに実家がお金持ちの大野さんが、ゲームセンターで主人公と出会い、仲良くなる物語です。

はじめは、ただ懐かしいゲームを極める作品かと思いましたが、話が進むにつれて恋愛要素も出てきてグッドでした。

主人公は大野さん、日高さんと三角関係になるのですが、私は日高さんを応援していました。
主人公を必死に追いかけアタックする行動が素敵でした。

ゲームの面では、とても懐かしかったです。
ストリートファイターⅡやバーチャファイターなどは私もやってました。

据置機ではプレステとセガサターンのどちらを買おうか私も迷った覚えがあります。
セーガターサンシロー♪というCM知っている方いらっしゃいますか?笑

このアニメを観たのをキッカケに部屋を散策したのですが、ゲームボーイカラーが出てきました!
ソフトはポケモン緑‥‥どハマリしました笑

これは二期も楽しみです。

2019/12/24 削除、修正

投稿 : 2019/12/24
閲覧 : 321
サンキュー:

25

ネタバレ

華麗なる村人様 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは、おもしろいって思った

小学生時代の話しから中学生になり、
横向きなって、どうなるのかと期待
した高校生になったら本線に戻って
やっと本当の気持ちに気づいたお話
ゲームバトルばっかりじゃなかった

投稿 : 2019/12/22
閲覧 : 200
サンキュー:

4

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夕暮れの雰囲気

<2018/10/8初投稿>
原作は回収騒ぎ直前のとこまで既読
もともとかなり好きな作品で、今期「あそびあそばせは」と並んで期待のアニメでした。

舞台は1990年代初頭から始まります。

主人公ハルオは1980年ごろ生まれのゲームバカの小学生。
勉強も運動も何もかもダメだけどゲームに対する熱い思いだけは誰にも負けないと自負してます。

当時のゲーセンというのはガラが悪く、小学校はおろか中学でも学校から「行ってはいけない場所」とされてました。
薄暗くタバコの煙のこもるゲーセンは疲れたサラリーマンやゲーム中毒の学生、ヤンキーの溜まり場。

ハルオの日常は、学校の目を盗んでゲーセンに通い詰めひたすら格ゲーを始めとするあらゆるゲームの腕を磨く毎日でした。

そんなハルオはある日ゲーセンの格ゲー対戦で大人たちをなぎ倒し無双する一人の少女と出会います。
それは同級生の大野晶(あきら)。
お金持ちで学業優秀、美人で人を寄せ付けない雰囲気の、クラスの高嶺の花。
同じクラスながらハルオはそれまで住む世界の違う晶と喋ったことなどありません。
そんな晶がなぜ・・・

というのがあらすじ。

というわけで絵柄からマニアックなゲームネタからかなり個性的な本作品ですが、まず面食らうのがヒロイン晶の無口っぷり。

無口どころかまともな日本語は全く喋らない。
どんなシチュエーションであっても。
声を出す時は「ムフー」とか「フガー」とかだけ。
モノローグもゼロ。
徹底してます。

そしてハルオはなぜかそんな晶と普通にコミュニケーション取れます。
その時々の雰囲気や仕草、表情から読み取る。
ハルオはエスパーか?

なので晶の心情は結果的にハルオが代弁していきます。

そんなエスパーなハルオは実はメンタル・イケメンですね。
ガサツで無神経そうに見えてナチュラルに優しい。

そんなハルオと謎めいた晶のちょっと笑えてちょっとせつないお話です。


作者の押切蓮介さんはいわゆるストーリーテラー系。
物語の紡ぎ方が秀逸です。
何気ないストーリーなのに深く心に沁みてくる。
夕暮れの雰囲気が常につきまとうその空気感は他の作家さんにはなかなか醸し出せない、押切先生独自のものです。

時折挟み込まれる細かい笑いも好み。
ハルオママと晶のお付きの爺は出てくるたびに小ボケ挟んできます。

ぱっと見はゲーム系ですが、本質はそこではなく。
小学生〜高校生の頃の、ちょっとした風景でも忘れられなくなるような、一生忘れられなくなるようなあの感覚を思い起こさせてくれる情緒あふれるラブストーリーです。

あの時代のゲームなんて知らんという方も、
こんな絵柄嫌だという方も
数話見るとハマってしまうかもしれません。。


ところで。
12話で完結せず、完結編の13〜15話はネット配信、OADでとのこと。

OAD買おうかな。
でもあと3話でうまく着地できるんだろうか?

ちょっと不安だ。。

<2019/10/7 追記>
13話視聴しました。

やっぱこの作品好きですねえ。
もうすぐ始まる二期も待ち遠しい。

不安感無くなったので評点UP٩( 'ω' )و

<2019/10/19 追記>
最終15話まで観ました。

最後のシーン良かったですね。

表情が素晴らしい。
深くじんわりしました。

あらためて漫画やアニメで表情って大事ですよね。
型にはまったような作り付けの表情ではなく、「生きた表情」がたまにでも出てくれるとそれだけで嬉しいもんです。

さらに。
普通、三角関係になったりするとどちらかを応援しがちなもんですが。
ドラクエVで言えば「ビアンカか?フローラか?」
マクロスFで言えば「シェリルか?ランカか?」
明治で言えば「きのこか?たけのこか?」
※私は「ビアンカ-シェリル-たけのこ」派です。

ところが本作。
ついついどちらも応援してしまう自分がいます。
そう言うところもこの作品の良いところ。

次週からはいよいよの二期が楽しみです!

<2019/12/21 追記>
そういえば杉田智和、中村悠一のコンビが小中の先生役で出てましたね。
東京エンカウントとのつながりを疑わずにはいられない 笑

投稿 : 2019/12/21
閲覧 : 531
サンキュー:

67

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プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何と、恋愛ものだったっ!!

ずっと気になっていた作品を、ようやく視聴。

【キャラ】
・矢口 春雄:主人公。ゲーム大好き
・大野 晶:メインヒロイン。お嬢様、ゲーム大好き
・日高 小春:もう一人のヒロイン。乙女

【あらすじ】
物語は1991年、格ゲーが流行るところから始まる。
主人公の春雄&晶は、小学6年生でクラスメイト。
しかし晶はお嬢様で、クラスでも高嶺の花という存在だが、春雄はゲーセンで晶と会う。

という流れから、中学生、そして高校生とかなり早い段階で時代が進んで行く中、春雄を中心として晶&小春の想いが交差する恋愛物語。

【内容】
{netabare}
春雄と晶が仲良くなってきたぐらいの頃、晶がアメリカへ行ってしまう。
これには驚いたねっ!!
いきなりメインヒロイン不在になっちゃったっ!!
そして時は過ぎ、中学生になり、そこで第二のヒロイン小春登場。
ゲームの事はさっぱりだけど、なぜかゲームに熱中する春雄に魅かれ、いつしか春雄の事ばかり考えるようになる。
がしかし、春雄は常に晶の事ばかり考えており、小春は自分の事を見て貰おうとゲームの腕を磨く。

そんな中、中学3年の頃、晶が日本に戻って来て再会という名の対戦をしたがる春雄に対し、晶は避けている様子を見せる。
晶ともっと一緒に居たいと思う春雄は、晶と同じ高校を目指そうと、勉強に励み、その間ゲーセンにもいかず、ゲームもやらず。

そして高校生になり、春雄、晶、小春はそれぞれ別々の高校へと進学。
学校は違えど、引っ越した訳でもない為、ゲーセンで会ったりもする。
そんな中、小春はいつまで経っても春雄が自分に振り向いてくれない事や、晶の存在に気付き、春雄に格ゲーで勝負を申し込む。
{/netabare}

【感想】
この作品を見終わってから考えたのが、なぜ1991年からなのかな?という事。
でもこれは、今のゲーセンやゲーム事情を考えれば直ぐに解決。
今ってゲーセン流行ってないし、ゲームと言ったらネトゲやスマホ。
はっきりいって、ネットを通じての関わりはあるけど、物理的な距離で一緒にゲームをするという感覚は無いからだと思いました。
(だからといってゲーセンで恋愛に発展するかどうかは別として)。

ただこの作品、作中に出て来るゲームを知っているかどうかで、評価が大きく変わりそうだなと思いました。
名前だけ知ってても、実際やったことのないゲームばかりだと、

「一体何がどう凄いのかさっぱり分からない」

こうですっ!!
あと、作者の趣旨なのか、ストⅡシリーズ推しが強すぎる感じがしました。
そして色んな場面で、ゲームキャラが出て来るんですが、流石にドットのため、モザイクが掛かったように見えてしまうのがネック。

【評価】
・物語:早い展開とテンポの良さ、そして分かりやすい三角関係は良いが、それ以外特に無いので普通。
・作画:今まで見たことのないタイプの絵だけど、慣れれば以外と愛着が。
目と口で表情を上手く表しているけど、ところどころゲームキャラをそのまま使っているところがややマイナス。
・声優:メインヒロインが超無口。春雄、小春は良くしゃべるし、他キャラも良い感じなんだけど、特に凄いというのも無く普通。
・音楽:普通。
・キャラ:主役の3人はみんな魅力的な上、その他のキャラもいい味を出しているが、1回限りのモブキャラが評価を落としているので4.5。

【総評】
ゲームを知らなくても十分楽しめる作品ではある。
無口なヒロイン晶も、実際感情豊かで見ていて微笑ましいし、一方春雄にアタックしまくっている小春は応援してしまいたくなる。
何もしていないで、ただ主人公だから無駄にモテるという作品と違い、きちんと恋愛になるまでの過程があったり、ゲームが好きだから恋愛に疎い春雄の気持ちも良く分かる。
という事から感情移入しやすいため、魅力度の高い作品。
がしかし、心に残るポイントが少ないのがやや残念。


【こんな人にオススメ】
・格ゲー好きな人
・1990年代にゲーセンに通っていた人
・初々しい恋物語を見たい人
・「俺(私)がストⅡだ」という人


配信しているサイトが少ないのが悔やまれる。

投稿 : 2019/12/08
閲覧 : 251
サンキュー:

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ハイスコアガールのストーリー・あらすじ

「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。
主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!(TVアニメ動画『ハイスコアガール』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
J.C.STAFF
主題歌
≪OP≫sora tob sakana『New Stranger』≪ED≫やくしまるえつこ『放課後ディストラクション』

声優・キャラクター

天﨑滉平、広瀬ゆうき、興津和幸、山下大輝、御堂ダリア、新井里美、伊藤静、チョー、赤﨑千夏、杉田智和、植田佳奈、武虎、大塚芳忠

スタッフ

原作:押切蓮介(掲載 月刊「ビッグガンガン」スクウェア・エニックス刊)、監督:山川吉樹、シリーズ構成:浦畑達彦、キャラクターデザイン:桑波田満、CGディレクター:鈴木勇介、キャラクターモデルディレクター:関戸惠理、美術監督:鈴木朗、色彩設計:木村美保、撮影監督:福世晋吾、編集:坪根健太郎、音響監督:明田川仁、音楽:下村陽子、音響制作:マジックカプセル、CGIプロデューサー:榊原智康、CGI:SMDE、アニメーション制作統括:松倉友二、ゲーム収録:高田馬場ゲームセンター ミカド、ゲーム考証・監修:石黒憲一

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