殺せんせい,は人格者で,教育者としても
最高の自分物であるにもかかわらず,
1年後には,地球を破壊するという
ことを宣言しています。
3-Eの生徒たちのことを,
誰よりも,大切にする殺せんせい
は,せっかく育てた生徒たちを
1年後には,人類ともども葬り去る
ことになってしまう。
この矛盾こそが,「暗殺教室」の
面白い所の真髄でしょう。
殺せんせいを見てると,金八先生を
思い出してしまいます。
いい意味でも悪い意味でも。
授業をしているという意味では
殺せんせいの方が,そういう
シーンが多いですね。
金八先生はいつ授業を
しているんだろうと
いう感じかありましたから。
イベントやアクシデントという意味では
さすがに,アニメの「暗殺教室」の
方が面白いです。
次々に現れる刺客,
100億円めあてに復讐を
企てる自衛省官僚などなど。
本当の教師の仕事は
半分は事務仕事
もう半分は肉体労働だと
聞いたことがあります。
授業以外にも,宮沢賢治風に
東に病気の子どもがあれば
保健室につれていってやり
西に,勉強の分からない子が
いれば,補修をしてやり
南にガラスの割れる音がすれば
言ってけがはないかといいつつ
後始末をし。
北に,けんかやいじめがあれば
つまらないからやめろといい
ついでに,不登校の子があれば
朝駆け,夜討ちで会いに行き
雨にも負けず・・・欲はなく
決して怒らず,いつも静かに笑っている
というのが,本当の教師像で
殺せんせいは,これに近いですね。
ところでいくらですかと
聞かれてもわかりませんが
地球の値段が100億円というのは
安すぎると思いました。