ヘラチオ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
さようなら全てのエヴァンゲリオン
期間が開きすぎて前作がどうだったかも覚えていない。正直、前作もよく分かっていない。
兎に角、これで長きにわたるエヴァの呪縛?からファンが解き放たれたわけだ。劇場版に終止符を打った。
ファンだけでなく、エヴァンゲリオンに長いこと囚われた庵野監督も解放されたわけだ。
彼のドキュメンタリーを見ると完結編政策に至るまでの多くの苦悩があったようで。鬱になるなど。
テレビ放送版伝説の最終回とか。放送後の苦悩は凄かったようだ。
どうでもいいけど、宮崎駿になんだかイラッときた。ほんとどうでもいいし、好きな人には申し訳ないですけど。
導入はいつも通りのエヴァぽい戦闘シーンから。
と思ったら牧歌的な生活を謳歌する。相変わらずシンジは不貞腐れているというか抜け殻みたいな生活。アスカはイライラ。レイは淡々と馴染んでいく。
最後のほうは宇宙戦艦ヤマトを彷彿とさせるというか勝手にしているだけだが、そんな風にも見ることができた。
{netabare}ラストは主要キャラが成長かつ世界線が変わったかつ実写で宇部に。この成長した状態でサルベージされたことは解放を意味するとかしないとか。{/netabare}
なんというか壮大な親子喧嘩だったのかな。正直、どんな結末だったとしても僕は満足していた気がする。これはこれで十分。
作品に何かしらの意味を見出してもいいし、何も感じなくてもいいという庵野監督からのメッセージだったのかなあと愚考しております。
さようなら。全てのエヴァンゲリオン。
庵野監督お疲れ様です。
新たな劇場版シリーズの第4部であり、完結編。ミサトの率いる反ネルフ組織ヴィレは、コア化で赤く染まったパリ旧市街にいた。旗艦AAAヴンダーから選抜隊が降下し、残された封印柱に取りつく。復元オペの作業可能時間はわずか720秒。決死の作戦遂行中、ネルフのEVAが大群で接近し、マリの改8号機が迎撃を開始した。一方、シンジ、アスカ、アヤナミレイ(仮称)の3人は日本の大地をさまよい歩いていた……。というあらすじ。