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「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(アニメ映画)」

総合得点
78.3
感想・評価
1107
棚に入れた
6897
ランキング
563
★★★★★ 4.1 (1107)
物語
4.0
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.0
キャラ
4.0

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☆の総合評価
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパスの感想・評価はどうでしたか?

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あらかじめテレビシリーズ視聴推奨

設定としては近未来の警察もの。攻殻とはまた違った形の近未来の表現で、こちらは人間のサイボーグ化などより、どちらかというとその社会を統治するシステム自体に近未来の表現を示した感じになっていて、主役も女性であるが、攻殻の草薙とは全く正反対の普通の女の子といったテイストであります。社会は人間の犯罪誘発を数値化したシビュラというシステムによって治安が維持されており、その数値が高い者を取り締まる公安の新米刑事、常守朱が主役。アニメシリーズでは、そのシビュラシステム自体にも関わる重大な問題とタイトル通りのサイコパスな犯罪者とを絡めたサイコサスペンス的SFな感じで、毎回、次がどうなるのか楽しみなほど面白く、物語やどんでん返しなども秀逸で、攻殻以外でも、アイデア次第で、面白いSF刑事ものができるんだなーと感心しておりました。で、この劇場版。今回は、日本以外の世界が舞台で、日本の外がどんな風になってるのかが描かれ、そこはとても興味深かったです。でも、テレビシリーズとは違った軍事アクション的な側面が強調されており、個人的には、シリーズ本編の不気味な異常犯罪心理的側面が好きだったので、そういう意味では、少し物足りなかったかな。まぁ1期の主役の一人狡噛慎也が再登場し、一時的とはいえ、常守と狡噛が再びコンビを組んだ姿を観れたので、それだけでも良かったかなと。
ちなみに、映画はシリーズ本編を観ておいたほうが断然良いです。シビュラシステムの不気味さや常守との関係性、他の執行官の背景などは、この映画では全く描かれてないので、そこを知らずに観ても、単なる平凡なSFドラマにしか感じないと思います。

投稿 : 2024/09/04
閲覧 : 34
サンキュー:

7

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

再会

見る順番間違えたァァァァァァァ!
コレ、総集編の劇場版と勘違いして後回しにしてました。
何か変だと思ってました。

まっ……まっ、あ、敢えてですよ?私は順番に縛られたくないので!

(´-`).。oO(よしっ!誤魔化せた。上手く誤魔化せたよ。本気で間違えたなんてバレたら恥ずかしいもの)

さて、そろそろレビュー始めます。

ジュビランに従順な頃の霜月さん。
私が嫌いな頃ですねww
私が見る順番間違えたから……(´ρ`*)コホンコホン
敢えて間違えたから違和感Maxですw


狡噛さんが発見されます!
テロリスト疑惑が浮上してますが、常守は驚きが隠せない様でしたね。
確かに……うん、常守は1期のラストから狡噛さんに会ってませんでしたからね。

で、ジュビラに狡噛さんがテロを企てていると言われて、狡噛さんは、そんな事をしないと言いきれるのはやっぱり狡噛さんを信じているからなんでしょうね。

で、シュビラの管理する世界って常守達のいる日本も他国もクソですね……
シュビラの日本は確かに平和だけど、シュビラが存在する事で起きた事件や悲劇も多かったですが、今回常守が乗り込んだ他国のシャンバラもクソみたいな残酷さ。

常守も反発していたけど確かに、まともじゃない。
潜在犯は首輪をつけられて街を自由に歩いてはいるから常守達のいる自由を奪われ隔離されるよりはマシかと思えば首輪にも仕掛けがあります、

そうして、常守はある戦場にて狡噛と再会します。
狡噛は常守を監視官と呼び常守と狡噛は住む世界が違えど関係性は何一つ変わらずお互いに信用している反面、お互いの役割を真っ当しようとしているのが伝わるシーンで、常守と狡噛さんが居るのと安定と安心感が感じられますね。

狡噛が居ると常守が少し柔らかくなる感じましたね。
2期では常に気を貼りっぱなしでしたからね。
ただ、狡噛さんが「宜野は元気か?」と宜野座を心配した時に、狡噛さんが日本にテロリストを送り込んだんじゃないんだと改めて感じましたね。
家族や友達が居る国を戦場にしたいとは誰も思いませんからね。

今回は戦闘多めのアクション盛りだくさんでした。
まぁ、治安の悪い場所での戦争が殆どですから多めにはなりますよね。
狡噛さんはアクションで、常守は捜査ですね。
やっぱり常守は捜査が手際がいいですね。
雲のドローン使ってシステムに介入したりと調査してる感が凄いww
あの蜘蛛型ドローン可愛いですね。

私、実はお掃除ルンバとかみても丸くて可愛いと感じちゃうので蜘蛛型ドローンも可愛いなぁ〜ってww
ただ、ダンゴムシ型らしいww

最後の公安局刑事課第1課が集結する辺りは胸熱ですねww
少しでしたが宜野座と狡噛さんの組み合わせも熱いですね。
宜野座さんは借りを返したと話してましたが、友達としての選択肢だったのかな?って。

常守は全て気付いているんでしょうね。
全て解った上で宜野座に託したのでしょうね。

さて、劇場版も楽しめましたね。
やっぱり常守、狡噛の組み合わせが見れるのは嬉しいですね。
欲を言えば、もっと公安局刑事課第1課それぞれの活躍や狡噛さんとの組み合わせも見てみたかったけどファンは満足しそう

投稿 : 2024/05/31
閲覧 : 197
サンキュー:

9

ネタバレ

rokirokino さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

「ドラマ」がまるで無い、全てが肩透かし

特に目立った粗もないが驚かされたり興奮する展開も特になく、
期待を上回ることはなかった。
狡噛も結局またどっか行くし、何も進んでいない。
本当に面白い映画作るつもりあったんですかね?
もったいぶった狡噛は特に深い理由もなくゲリラに参加してました、
常守との再会もあっさりだし別れも特に何もなし。
ストーリーも特に進展しない。公安メンバーもちょろっと出ただけ。
「ドラマ」がないんですよね驚くほどに。
この映画のどこが山場なのかを教えてほしい。
シーズン2から常守の脳内狡噛がやたら実体を持ちすぎというか
これがマジで脳内だったらちょっと常守がヤバい奴やんと思ってたので、
「実は狡噛があの国にいたの含めて全部公安の作戦で、
脳内狡噛は脳内じゃなくて実は本当にコンタクト取ってました」まで予想してたのにその予想も超えないし期待も越えなかった。
シーズン1で槙島を殺した事自体そもそも否定的で、
本来は「それでも法に従うべきだ」と常守が狡噛を止めるべきだった。
なのにただ殺して終わりなのは物語的には評価できない。
ただそれでも狡噛が失踪した先に物語があれば良いと思って許容したが
結末がこれなんだったら「そもそも槙島を殺す展開にすべきじゃなかった」
という話になる。

まあキャラが動いてれば喜ぶファンは満足なのでは?というレベル。

シビュラシステムが導入されてる日本以外がどこも戦争だらけという
あまりにもディストピアすぎるのが「そんなことある?」と思った。

投稿 : 2024/04/10
閲覧 : 46
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1

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇場版はアクションを入れなきゃ病

 40点。やっちゃいましたね~!虚淵さん!(私的には楽園追放に続いて二回連続)。


 今作も明確な魅力的な悪役がいない、脇役が印象に残らない、SF展開としても弱い、二つの世界をしっかり描けていない、上がる展開が無いなど問題点がかなり多いかと。


二人の再会も、もっと劇的にやって欲しかった。やはりサイコパスは、あの街という限定された状況における黒と白の対決というようなシンプルな構成だったから小気味よい作品になっていたのではないだろうか?あとはシビュラとの対決くらいなのに決着をつけないまでも、また先送りエンドは無い。

投稿 : 2023/10/26
閲覧 : 625
サンキュー:

23

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと怖い未来の治安と警察物語!

ちょっと怖い未来の治安と警察物語!

投稿 : 2023/08/22
閲覧 : 63
サンキュー:

0

あと さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

全ての内容が薄すぎる映画(あと声優に英語喋らせるな)

サイコパス二期を経て日本を飛び出して狡噛さんに会いに行く劇場版。
まず、最初に言いたいんですけど、本当に酷いのが、声優さんの英語の発音演技。ほんっとうにひどすぎる。あまりにも下手すぎて物語の質全体どころか折角の世界観の良さを最大限に下げていて何も良いところがない。まあ、常守さんとか日本人の執行官はまだまあまあってギリギリ納得できるかってところですけど、現地の人の発音もカタカナ英語なのはホントにどうにかしてる。このアニメをもし劇場で見てたら普通に席から立ちたくなります。物語の質がどうこうの前に英語の発音が終わりすぎてて折角のPSYCHO-PASSシリーズなのに緊迫感もないしアニメに集中もできないです。劇場版の映画としてはあまりにもひどすぎます
。しかも、物語の展開自体も酷いです。日本を出たくせに話のスケールがあまりにも小さい上に劇場版としては途中で尺を使ってしまったせいかキャラクターの邂逅だったり世界観の説明に時間を撮られてキャラクターの意志も何も感じられませんでした。勢いでどうにかなるとか、そういうのをサイコパスのアニメシリーズではやってほしくなかったです。テーマもあまりにあっさりしていますし、敵の頭もふわふわしすぎです。というか登場人物全員頭がふわふわしています。何を見せられているんだ。その上に下手な英語でもう最悪です。
あくまでキャラクターとアクションだけの映画になってしまった。それで、狡噛さんは海外まで来て一体何を考えてるの??????となってしまいました。あくまで視点が常守さんが軸に動くためあれだけ啖呵きって日本でてすること、それ????となってしまいましたし、あまりにも常守さんと狡噛さんの再開もあっさりしすぎで、それでいいの???となってしまいました。
全体的に本当に内容の薄いアニメでした。評価のしようがないくらいです。良いところを上げるとすれば作画やアクションシーン。これはとっても良かったです。キャラもかっこよかったところはありました。ただ、本当にストーリーじゃなくてファン向けに作られた映画といった感じでストーリーと噛み合った良さというのは…。

投稿 : 2023/06/05
閲覧 : 335
サンキュー:

2

ネタバレ

しろくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久しぶりに観たPSYCHO-PASS懐かしい!

1期2期のアニメは観たはずだけど結構前で細かい所は覚えていない状態。

話が難しく、早回しで観たから余計に内容にはついて行ききれなかった。
日本であって日本ではないような。現実の日本では一介の警察官?が情勢のやばい他国に単独で行けてあんなに勝手な行動するなんて、ルパンの銭形警部みたいに他国で勝手に我が物顔で捜査するのも本当はあり得ないらしいし、それに近い違和感。残りの仲間も、絶体絶命の状況でめちゃくちゃかっこいい登場でおおお‼と思ったけど同時に、ヘリで登場して戦闘行為ってさすがにそうはならんやろと。独裁の軍事政権ぽいやばい所にどうやってあの人数で武器持って入国してどこでヘリ調達してどこでヘリ離陸許可出たの?とかちょっとだけ気になった。

ストーリーはともかくキャラ、キャスト、作画が素晴らしいからPSYCHO-PASSはやっぱりいいなと思えるクオリティ。懐かしい。
宜野最高。

投稿 : 2023/05/17
閲覧 : 111
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2

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪くはない

悪くはない、つまらなくはないという感想。つまり良い、面白いと言い換えてもいいんだけど、素直に言い換えるにはちょっと抵抗感あり。
元々テレビ版が画的に高いクオリティーだったため、本作も十分奇麗な画面ではあるけど「うお~、さすがサイコパスの劇場版!」と感心するほどでもないような。
テレビ版1期で売りだった肉弾戦のシャープさも、スピード感重視のせいかなんか枚数少なくない?
ストーリーは、すみません、あんまりよく分かりませんでした。シビュラシステムを輸出して、敵役がそれを悪用して、でもそれも織り込み済みで、悪を一網打尽にしたかった?日本政府が?なんのため?主人公の懸命の活躍で話が解決したわけじゃない(?)ので今いちカタルシスに欠ける感じ。悪いイケメンはあっけなく死んでしまい、傭兵の隊長がラスボスっぽいけど、それもなんだかなあ。
文句ばかり言っていますが、観ている間はそれなりに面白かったです。

投稿 : 2023/03/28
閲覧 : 149
サンキュー:

2

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シャンバラに響く銃声

ProductionI.G制作、SF×サスペンス。

人の深層心理を数値化できる世界。
犯罪係数が規定値を超えれば、
潜在犯として逮捕・隔離される。
潜在犯の摘発とメンタルケアを行う、
巨大監視ネットワーク「シビュラシステム」

2116年、舞台は世界へ。
政府はシビュラシステムの輸出を開始。
長期の内戦により疲弊した、
東南アジア「シーアン」の首都シャンバラフロートに、
シビュラシステムを実験稼働させた。
紛争国に平和と秩序を。

1期から劇場版へ。
{netabare}システムの内側で正義を遂行する常守と、
システムの外側で正義を遂行する狡噛との対比。
反政府ゲリラの指導者として浮かび上がる、
狡噛を追って常守はシャンバラへと向かう。{/netabare}

常守を動かしたもの、
自らの価値基準で運命を切り開く意志と行動力、
未来を選び取る狡噛の正義の行く末を、
彼女は見定めなければならないのでしょう。
地獄の黙示録へのオマージュもありましたが、
狡噛がカーツ大佐になる可能性もあったわけですね。
法と正義への考察、
劇場版で一区切り付いたのではと思います。

シャンバラフロートに希望の灯りを。

投稿 : 2022/09/03
閲覧 : 1094
サンキュー:

53

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大衆向けアクション映画

サイコパス要素が薄れ、サイコパスの登場人物を借りた大衆向けアクション映画と言った感じ
一期で所在を眩ませていた狡噛慎也のその後を描いた作品でもあるので
狡噛ファンは必見かもしれない

TVと比較してグロ描写がより増している
耐性全くないと無理かも?

個人的にサイコパス感がなく、そこまで評価は高くないがアクション映画としてはA級はあるかと

投稿 : 2022/06/05
閲覧 : 219
サンキュー:

4

hidehide さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

自己満と陶酔映画。そして公安9科に遠く及ばず。

2期のコメントにも記載しましたが。

2期にて。
単純明快な言葉を難しく喋らせる事で
知的キャラ、才女設定に据えられている常守。
しかし、
制作者が主席でも知的でもないであろうが為、
話す内容は非常に希薄で、時折、意味すら成していなかった…
…と、私は思っています。
事実、なるほどな…と思わせられた言葉が、
常守を含め、一言も無かったですし。

今作、哲学的思考、教養が不足なのか、
イイ感じに知的アレンジに利用できる格言が無かったのか、
声優陣に英語を多様させ、知的『風』を装うという
極めてチープな作品になっていました。

『劇場版 CVの英語力大会をサイコパスを使ってやってみた』

そんな作品ではないかと。

常守と狡噛が再会し!そして!?と、
多くのファンが期待したかと。
で?結局? …あ、その程度すか…と、
思いの外、拍子抜けではなかったでしょうか。
内容も然程練られているとも思えませんでしたし。
劇場版としては★1程度かと。

恐らくですが、極々数名の製作者の
自己満足と自己陶酔にて作られているのでは?
『ほら、俺ら頭イイからさ。解らなければ考察してよ』
みたいな。

1期の方が
余程、言葉の端や節々に『知性』を感じましたが。

余談ですが。
あくまでも、『アニメ』というジャンルの作品に、
外国語の多用性って、必要でしょうか?

昨今、
子供に映画、ドラマの吹き替えはススメませんが、
アニメに英語を多用し、だからって子供に見せれる
作品でもなく、じゃ、異世界系はどうなるのか?
魔王や妖怪的なキャラは、と、色々思う訳でして。
シーン毎ならともかく、アニメに外国語、不要では?
本作、英語、英語、英語、と…
言語でキャラの国分けをされなくとも、
観る側も、馬鹿ではないので…その辺りの設定は
把握できますし…

そして、1期〜劇場版、3期、特別版、総じて、
同じ少し先の未来の公安の…ならば、
タチコマ込みで少佐の9科の作品とは比較になりませんね。

作品★1
CVの(面倒だなぁ…)の心の声に★1

投稿 : 2022/05/30
閲覧 : 514
サンキュー:

4

ネタバレ

Lollipop さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

面白いけど、霜月さんが出てきた瞬間少し萎える。

投稿 : 2022/03/28
閲覧 : 150
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1期と2期を先に見たほうがいいかも☆

あにこれのあらすじはっておくね☆

{netabare}世界は禁断の平和(システム)に手を伸ばす。
2116年――常守朱が厚生省公安局刑事課に配属されて約4年が過ぎた。
日本政府はついに世界へシビュラシステムとドローンの輸出を開始する。長期の内戦状態下にあったSEAUn(東南アジア連合/シーアン)のハン議長は、首都シャンバラフロートにシビュラシステムを採用。銃弾が飛び交う紛争地帯の中心部にありながらも、水上都市シャンバラフロートはつかの間の平和を手に入れることに成功した。シビュラシステムの実験は上手くいっている――ように見えた。
そのとき、日本に武装した密入国者が侵入する。彼らは日本の警備体制を知り尽くしており、シビュラシステムの監視を潜り抜けてテロ行為に及ぼうとしていた。シビュラシステム施行以後、前代未聞の密入国事件に、監視官・常守朱は公安局刑事課一係を率いて出動。その密入国者たちと対峙する。やがて、そのテロリストたちの侵入を手引きしているらしき人物が浮上する。
その人物は―― 公安局刑事課一係の執行官だった男。そして常守朱のかつての仲間。
朱は単身、シャンバラフロートへ捜査に向かう。自分が信じていた男の真意を知るために。
男の信じる正義を見定めるために。
{/netabare}

絵は劇場版だからもちろんきれい☆

海外に行くおはなしだから
英語とかほかの国の言葉とかでしゃべってるところが多かったけど
よく分らなかった。。

2時間15分くらいでおもしろかったけどおはなしはあんまりなくって
あらすじに書いてあることと
{netabare}
朱がSEAUnに行って狡噛さんと会ったりしてるうちに
シビュラが影であやつってるSEAUnのハン議長も大佐がジャマになったから
議長と大佐たちをつぶすためのきっかけにするために朱を送った。。
みたいなことが分ってくる{/netabare}だけのおはなしにバトルをいっぱい足したみたいな。。

もしかして
映画の半分以上バトルだったんじゃないかな?
もちろんにゃんはとちゅうで2回眠っちゃったから見直したけどw


久しぶりに見た狡噛さんかっこよかったけど
朱もすっごく強くなってて狡噛さんよりかっこいいかも^^

狡噛さんって頭もよくって
{netabare}テロの組織の人たちにドローンとの戦い方を教えてたみたいだけど
それだけじゃなくって「精神的な指導者」みたいに思われてて
それでにゃんは思ったけど
朱ってシビュラの「精神的な指導者」みたいかなぁってw

シビュラって
そのままだとワガママな王さまみたくなっちゃうから
朱がそばにいてふつうの人たちのこと考えて下さいって教えてあげる。。{/netabare}
そんな役で。。


1期では
朱が狡噛さんからいろんなこと教わってたけど
この映画だと
もう教わることはなくなっちゃったかなぁ。。って

だから
いっしょにいる時間もあんまりなかったみたい。。


にゃんは
もうちょっと2人がいっしょにいて
ラブストーリーみたいなおはなしもあったらよかったのに☆って思ったw

宜野座さんと狡噛さんのところは男の友情ってゆう感じでよかった☆

あと
ニコラス大佐は神谷さんがやってて期待しちゃったけど
あんまり活躍しなくってちょっとざんねん。。


それからさいごまで気になったけど
テロリストを日本に送ってたのって誰?
たぶん{netabare}シビュラ{/netabare}じゃないのかなぁって思ったけど
よく分らなかった。。


バトルが好きな人多いみたいだからしょうがないけど
にゃんはもっとバトルをへらして
気もちが伝わるおはなしだったほうがよかったかな☆

投稿 : 2022/02/28
閲覧 : 950
サンキュー:

75

ネタバレ

タッキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1期を見たあとだから分かること

1期が視聴済みであったため、シビュラの真実を知った状態での視聴。そのため、劇場版ではより鎖国中の日本という不自然さを感じながら物語に入っていけた。

本作品での名シーンといえば、狡噛と宜野座のシーン、また狡噛と朱のシーンだろう。互いへの想いや絆が伝わってくるシーンだった。

投稿 : 2022/01/30
閲覧 : 111
サンキュー:

1

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

外の世界

第一期第二期と面白かったですが、世界観としては、随分偏ったものだとも感じていました。

今作は、その外側の世界、外国が舞台となっていますが、その状況が映し出されることで、バランスが取れたように感じました。

それを交えた上で、この物語はどのような結末を迎えるのでしょうか。
非常に気になります。

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 409
サンキュー:

8

seawalker さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

クオリティが高い

劇場版だけあって作画のクオリティがかなり凄かったです

投稿 : 2021/07/26
閲覧 : 272
サンキュー:

3

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「楽園追放」と同じ感想

詳しくは「楽園追放」のレビューをご覧下さい。https://www.anikore.jp/review/1727995/

投稿 : 2021/04/26
閲覧 : 740
サンキュー:

8

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い

1期と2期の内容ほぼ忘れてますが見返すの面倒なのでいきなり観ました。
普通に面白かったです。作画のクオリティがハンパなかったです。

投稿 : 2021/02/09
閲覧 : 191
サンキュー:

1

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

英語字幕は戸田奈津子さん

1期2期視聴済


うーん・・・
犯罪係数ってとどのつまり、“手汗多い”“脈拍上がる”とアウト!みたいなもんかしら。

ストレス係数上がりそうな局面でみんな犯罪係数上がってますものね。100年後の日本人は心の平静を保つよう努めてるうちにアドレナリン上がる機会が失われていき、喜怒哀楽でいえば“怒”と“哀”の表現に乏しい。“怒”に触れなければ普段の生活で恐怖を感じることはないものです。

たおやかににこにこしながら生きていれば色相をクリアに保てるけれども、ストレス耐性がないためふとしたことで“犯罪係数”急上昇。ガラスの橋を渡るかのような緊張感は内在していて、たがが外れれば2期の酒々井監視官みたいなのも容易に出てきそうです。やっぱり嫌な社会ですね。


TVで好評を博し1期2期の放送経ての劇場版オリジナルアニメ。アクションだけ楽しむなら一見さん可。ただしあまりそのような方はいないでしょう。TV版視聴が前提となります。

すでにシビュラ導入されて久しい日本と違って今度の『PSYCHO-PASS』は海外が舞台です。
日本以外は戦乱のさなかとTV版で説明がありました。その具体的なお話。
戦火の中で生き抜くには色相が曇りまくってないと無理だと思いますね。
そんな私の心配を知ってか知らずか!?日本政府が輸出したシビュラシステムを内戦状態のSEAUn(東南アジア連合)が実験的に導入する、というところから始まる物語でした。


 シンプルなバトルムービー
 娯楽大作 


といった感じでしょうか。
頭使ったTV版と違ってそのまま画面の中で繰り広げられるアクションに身を委ねてしまえば良さそうな劇場版らしい劇場版です。

実は日本人には現代戦を描けないだろうと高をくくってたところがありました。でも違いましたね。一歩も二歩も先取りしてる未来の話だとはいえ、現在実用段階にある無人機戦闘の描写が素晴らしい。
迫力あるよねーと劇場で観るべき作品だったでしょう。もちろん今となっては自宅で鑑賞せねばならんというのが非常に残念です。

{netabare}また戦闘地域がアンコールっぽい寺院(ワット)近辺というのも個人的にはツボです。実写映画では戦争ものをけっこう好んで鑑賞してました。ベトナム戦争ものしかり。ちょっと懐かしく感じるくらいに良く出来た戦闘描写でした。{/netabare}


バトルやアクションだけでも観る価値あり!・・・と思います。
そのくせ『PSYCHO-PASS』らしいシビュラと常守朱との対峙についてこの劇場版でも用意されてますのでしっかり深みというかとろみは出ております。


{netabare}「法が人を守るんじゃない、人が法を守るんです。」(1期)
「社会が人の未来を選ぶんじゃない。人が社会の未来を選ぶの。」(2期){/netabare}


判断はあくまで人間が下す。このブレなさが彼女のカッコよさ。主人公たる所以ではないでしょうか。

{netabare}ハン議長言われたとおりに辞任したのもなかなか朱の無双ぶりが際立ってました。{/netabare}



さらに今回の劇場版での隠し味。シビュラを

 “恣意的に運用できちゃうこと”

これですよこれ!
時間をかけ合意形成を重ねシステムを導入しただろう日本と違って、外枠だけを導入しようとすればこういうことが起こらないわけありません。
人間は過ちを犯すもの。それでも判断と決定権を人間の手に収めることについての重みをしかと受け止めた我々視聴者一同です。
物語上新たな視点を吹き込んでくれたことに感謝ですね。


 『PSYCHO-PASS』らしからぬわかりやすいストーリー
 『PSYCHO-PASS』らしいシビュラへの受容と否認を描いたストーリー


総監督に本広克行氏。脚本に虚淵玄氏。1期のメンバーが出戻ったのか2期よりも深くコミットしてきた影響もあるのでしょう。
地味にすごいのが英語シーンの字幕を戸田奈津子さん。・・・ちょっとやり過ぎではないかしら。

劇場版アニメとしては至極満足のいくレベルの作品でした。良作です。




※余談

■日本強くね?

国防どうしてるんだろう?がちょっとひっかかってました。戦乱に明け暮れる周辺諸国の侵攻をいかに防ぐのか心配です。

{netabare}杞憂。

高性能な戦闘ドローンって日本製だったんですね。これまで高度な衛星持ってるから成立するような技術はTV版でもあったのも思い出して、ミサイル飛んでこようが戦闘機こようが、速攻で探知して無力化できそうな技術力を有しております。
制空権取れなきゃ地上侵攻の難度も上がるうえに、きたところでドミネーターやドローンで瞬殺でしょう。じゃあスパイ忍ばせて内部攪乱と思っても、サイマティックスキャンの網でけっこう引っかけられそうです。

パワーバランスが歪なくらいに日本無双状態なので攻める気にもならないだろうことはわかりました。国防・外交面では憂いがなさそうです。{/netabare}


■タイ語?マレー語?

日本人CVさんらの下手っぴ英語にちょっと痒くなりましたが、そこに隠れてたまに東南アジア圏の言語混じってませんでした?
それと東南アジア訛りの英語もです。こういったこだわりは大歓迎。リアリティを感じる演出でした。

{netabare}アンコールのアジトのシーンで映されてた小道具の中に『Angkor』ビールを発見。缶のデザインも実物のまんま。これ飲みやすくて美味いです。現地だと1本100円しないくらい。

私がカンボジア行ったのは20年くらい前でして、ポル・ポト派の残党がそこそこ鎮圧され、ちょうど陸路でのタイ~カンボジア国境通過が可能になった直後くらいの時でした。
せっかくだから陸路で横断しようと思い、ベトナムのホーチミンシティを起点にカンボジアのプノンペン入り。湖を北上してシェムリアップ(アンコール)に長居し、それから西方のタイ国境を抜けるルートを辿りました。北部は行ってません。理由は死ぬから。
警察がいちゃもんつけて賄賂を請求してくるくらいはかわいいもんで、乗り合いトラックの同乗者がズボンのポケットに銃を無造作に入れてるわ、警備の人間が重火器で武装してるわ、挙句にはラリッてるやつのポッケにも銃が見えたり。とかく人の命が軽そうなことをいやでも見せつけられます。

映画の中でのカンボジアを拠点とする反政府ゲリラの連中を見ながら、そんなカンボジアで実際出会った面々や往時の治安状況を思い出しました。

そして、戦火が絶えない地において、治安維持装置シビュラシステム導入による有用性について考えさせられましたね。

 {netabare}それでもシビュラはいれちゃあかんよ!{/netabare}{/netabare}


地域に対する思い入れ補正が働いてる気もしますがご容赦願いたく。
作品の舞台が未踏のツンドラ地帯とかならどうだったかは知る由もなし。



それと常守監視官。短期間で殺傷能力高そうなコンバット技術を身につけておりました。
そっち方面の素質ありますよ。



視聴時期:2019年10月  

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2019.11.02 初稿
2020.02.14 タイトル修正
2020.07.31 修正

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 683
サンキュー:

43

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

迷走するサイコパス

大きな外枠としての「シビュラを輸出する」というコンセプトには
新たな視点ができて面白いなと感じます。


2期はこれをベースにシビュラの成り立ちなんかを紐解いていけば、
1期の二番煎じにはならなかったのでは、、、。



物語があまりにこじんまりとしてます。
独裁者のいる小国家の設定ですが、
国防軍対反抗軍レジスタンスという争いなのですが、

結局軍の大規模戦闘というよりは傭兵のぽっと出、人外な強さのオッさんと
狡噛の格闘戦が描写されていて、これもうーんですね。

前のシリーズでやったことをなんの工夫もなく再度やるのは何でですかね?


シビュラシステムが物語の根幹なのに、肝心要の狡噛がシビュラとの戦いではなく
よくわからない革命ごっこをしていて、傭兵のおっさんとバトルする、、
これサイコパスである必要はないですよね。

しかもライバルのおっさんは別段に魅力的でも、
敵勢力の重要な人物でもないという、、。



その他ツッコミどころ満載で物語に集中することができませんでした。



そして、誰もが気になったと思われる英語。
このレベルを世界に配信できるなんて、鳥肌がたちます。

それなりに英語圏での生活経験がありますが、
発音とイントネーション、文の区切りが酷すぎて、
何を話しているのか全くわかりません。

しかも内容と言い回しがが中学生の教科書みたいなので
違和感がありまくります。


もちろん、声優さんに問題があるのではなく、
これをよしとした音響監督、脚本、監督に問題があります。

発音を聞いていれば、誰一人英語が身近にある人がいないことがすぐに分かるほどひどいです。


そして数センテンス話したら日本語に変わる、、
だったらなぜ、物語の根幹に必要のない英語をこんなに入れるのでしょうか?



このシリーズのレビューでは散々書いていますが、
製作陣の価値観がほんとイケてないですね。

クレバーさを演出するため偉人の文言を引用しまくる
タバコを吸えばハードボイルド感
この映画では英語を使えば国際感や意識が高く思われる


うわべだけを攫っていく浅い演出なので
カッコつけている箇所がことごとく野暮で恥ずかしいですね。



唯一の救いは時雨、EGOISTの楽曲が素晴らしかったことですね。
あ、あとギノはよかったです。



ゲバラ狡噛をどうしたいんですかね。



追記:
あとめちゃくちゃ気になったのが、セリフとSEの音のボリュームおかしくないですか?

邦画ってほんとなぜか暗い画面でボソボソ喋ってて、
爆発音とかがいきなりすごい音量で耳が痛くなるんですよね。

アニメ映画なのに邦画の意味不明な音演出を真似しなくてもと感じます。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 204
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2

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

物語そのものは時間の関係もありTVシリーズよりもだいぶ単純なものでしたが、結構ニヤニヤしながら見ておりましたw
何が終わったわけでもないので、次回作あるんですかね?期待しておきます。

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 234
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2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私は戦う…システムが正義を支配する世界で…

この作品は、「サイコパス 2」から1年半後が物語の舞台となっています。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

2019年11月現在、テレビでは「サイコパス 3」が放送されていますが、放送に先立ち、特別番組「#0」が放送されました。
その特別番組では3期だけじゃなく、過去の作品についても触れていて、そこで劇場版以降の作品が未視聴だったことに気付きました。

3期では登場人物が変わるようですが、私にとってのサイコパスは、香菜ちゃん演じる常守朱が主人公というのがすっかり定着しているので、期待値MAXで視聴に臨みました。


鹿矛囲事件から1年半後となる2116年。
シビュラシステムはついに海外に輸出され、
初の試験導入先となったSEAUnの首都・シャンバラフロートは束の間の平和を得る。
一方、日本では東京湾から武装テロ集団が密入国を果たしていた。
情報屋から一報を受けた常守朱監視官は、一係と現場へ急行。
激しい銃撃戦の末、テロリストを制圧する。

中略

異例の操作で得られた映像には、SEAUnの反政府ゲリラと行動を共にする
狡噛慎也の姿があった。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

劇場版で尺が限られているからでしょう。
序盤で既にトップスピード…いきなり目の離せなくなるような展開から物語が始まります。
私が2期を視聴したのは約5年前…記憶も相当曖昧になっていると思っていましたが、序盤で記憶の引き出しが一気に開放されて蘇った感じを受けました。
そうなったら、あとはひたすら作品に没頭するだけですよね^^

2期までは全く気にしていませんでしたが、公式HPのINTRODUCTIONにも記載されている通り、シビュラシステムがあるのは日本だけなんだそうです。
全てがシステムに管理され、決定されることを良しとする世界…
もちろん、一長一短はありますが治安が極めて良い状況で維持されるのは好ましい事だと思います。
それならテレビで連日報道されている凄惨な事件はほぼ皆無になるのでしょうから…

そしてこのシステムが今回初めて海外に輸出された訳ですが、この劇場版を視聴して知ったのは、シビュラシステムには相当根深い謎が隠されていることです。
中には耳を疑う様な台詞だってありましたから…

シビュラシステムは完璧なシステムなのかもしれません。
でもそのシステムは、完璧では無い人間が管理するべきモノです。
でも時折違和感を感じるんですよね…
「シビュラシステムを活用してどの様に管理するか」という視点ではなく、「どうしたらシビュラシステムで上手く管理するのか」という視点が織り交ざっているのです。
言葉尻は似ていますが、主となる存在が大きく異なっています。
前者は主が人間ですが、後者の主はシステムなんです。

考えてみると、シビュラシステムに様々な決定権が一極集中しているんですね。
だって、人殺しの判断までシステムに委ねられている…というより、既に人間にはその決定権は失われているのですから…

もしかすると、この劇場版の展開への流れは単純なステップ論なのかもしれません。
日本におけるシビュラシステムはある程度ボトムアップで成熟させてきました。
次に、このシステムを未開の地に根付かせたら、人間はどの様な反応を示すのか…
ごく自然な発想だと思います。
こう考えると、物語の展開の在り様が繋がってくる気もしますし…

何故、狡噛慎也は反政府ゲリラと行動を共にしていたのか…
シャンバラフロートで常守朱がどの様に立ち回るのか…
シビュラシステムを輸出した意図とは…
もう見どころが盛り沢山な作品に仕上がっています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、凛として時雨さんの「Who What Who What」
エンディングテーマは、EGOISTの「名前のない怪物」
エンディングが流れた時、全身に震えが走りました。
まさか、1期のエンディングが使われるとは思いもよりませんでしたから…
最近ご無沙汰でしたが、EGOISTはやっぱり超格好良い!

上映時間2時間弱の作品でした。
3期視聴前に押さえておきたい作品だと思いました。
引き続き劇場版3部作を視聴したいと思います。

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 367
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20

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さらにパワーアップした常守朱

1期、2期はとても面白かったです。
その際に感じた「日本は鎖国状態なの?}を逆手に取った設定のお話でした。

1期序盤では頼りなかった常守朱が、ほぼ完璧な超人に成長しています。
また、特に1期でのキャラたちが登場してサービス満点(?)でした。

劇場版パトレイバー2を思い起こさせる設定でした。

投稿 : 2019/09/30
閲覧 : 296
サンキュー:

7

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっぱり劇場版は…。

またもや言っておきます!
「サイコパス大好きです」が、劇場版はちょっと…。

お話しはやはり面白いのですが、物足りない感が否めませんでした…。
やっぱり1期が偉大過ぎたんですよ!
アレを超えるには更なるカリスマが必要なのかと思います!?

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 312
サンキュー:

4

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

実戦投入されるキラーロボット「自律型致死兵器システム(LAWS)」

「PSYCHO-PASS サイコパス」と「PSYCHO-PASS サイコパス2」は視聴済。

「PSYCHO-PASS サイコパス2」後の話で、東南アジア連合という架空の国家(地図ではフィリピン辺りに見えた)に主人公が乗り込んで、大暴れする話。

近未来SFの戦争アクション映画で、大迫力の戦闘シーンが見どころ。ドローンや無人戦闘車輛が大暴れで、戦闘の描写が凄くいい。
ストーリーも特に難解な所は無く、TV版で設定が頭に入っていたためか、すんなり物語に入れた。
戦闘シーン良し、ストーリー良しの見応えのある、いいアニメ映画だった。


【兵器について】
{netabare}TV版を見てた時から、日本の国防がどうなっているのか疑問だった。
シビュラシステムが作る箱庭のユートピア。しかし外部の脅威から箱庭を守る力が無ければ意味がない。

この劇場版で暴れ回っていた兵器群を見る限り、シビュラ統治下の日本は強力な兵器を開発・生産する軍事大国になっているみたい。
作品中では出てこなかったけど、他国を寄せ付けない強大な航空・海上戦力も保持しているのだろう。
平和は与えられるものではなく、自らの力で勝ち取るもの。シビュラの作るユートピアの平和が、強大な軍事力で維持されていたのは納得の内容だ。

今回東南アジア連合政府は手ひどい目に遭ったが、国防システムを他国に丸投げするような事をしたので、当然の結果だろう。


兵器では核兵器に次ぐ兵器革命と言われる非人道殺戮兵器、「自律型致死兵器」が実用化されていた。
まあ、「将来犯罪を犯す可能性がある」というあいまいな理由で、人を逮捕するだけでは飽き足らず処刑まで実行するいかれた世界。
倫理観ゼロの非人道兵器が実用化されていても、何の不思議も無い。 {/netabare}


【人物について】
{netabare}人物では二人の監視官、常守朱と霜月美佳が印象的だった。

シビュラの命令に対して、
・倫理的問題など無視して盲目的に命令を実行する霜月美佳
・納得できない事には説明を求め、間違っていると判断したら拒否する常守朱

重用されるのは、シビュラと異なる角度での思考・判断が出来る常守朱。
対して霜月美佳は、幾らでも代えの利く使い捨て人材。
自分で物事を考えない、盲目的な追従の末路は悲惨だ。 {/netabare}

投稿 : 2019/05/14
閲覧 : 304
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5

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お前はチェ・ゲバラかクゼ・ヒデオか・・・

リアリティ重視なので、めっちゃ英語で会話します。
日本語で話す(翻訳機の力だったり、終盤は英語を話してる"てい"になります)まで
デスモンド・ルタガンダの担当声優が石塚運昇さんだと気が付きませんでした。

身構えた割には、ストーリーは非常にシンプルでした。展開も結構読めました。

鬼のような作画・しっかり動く口、飛び散る内臓・・・菅野祐悟さんの音楽でテンションは最高潮に。



なんだか忘れかけていた"「PSYCHO-PASS サイコパス」熱"が再び沸きあがってきました。
新しい劇場版も見てみようかな・・・と思ったら、とっくの昔に公開終わってた(笑)

Blu-ray買わねば。

投稿 : 2019/05/10
閲覧 : 419
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6

ねも さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テレビシリーズの延長戦

作りはとても丁寧です。
舞台が海外に移るので、作中の世界の中の日本という国の立ち位置の描き方も興味深い。
テレビシリーズを踏まえた上でのストーリーは驚きこそ少ないですが、狡噛の動向含めポイントをしっかりと押さえてくれていてなかなか熱いです。
劇中の失われた時を求めては集英社文庫版13巻のようですが、長編の完訳版の最終巻。テレビシリーズではコンラッドの闇の奥を読んでいたりと博識な設定がぐいぐいきます(笑 次はぜひフィネガンズウェイクでも読んでほしいもの。
惜しむらくはキャラクターに英語を喋らせるという演出。
声優さんには英語監修の方がついていたのかかなり頑張っていましたが、簡単に翻訳できるガジェットがある近未来ですし、無理にやり通す必要があったのかは少し疑問です。
総じて楽しめました。
新シリーズも楽しみです。

投稿 : 2019/03/18
閲覧 : 326
サンキュー:

4

是正 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

尺故か物足りない部分を感じる

前提としてそこそこ面白かったし、見て損したとは思わなかった。
その上でいくつか物足りない点も多い。
サイコパスは主人公が存在しつつも、群像劇的な要素もあり、公安の人間が悩んだり、事件に直面しながらどう考え動くかという部分に魅力があるが、今回はほぼ1期2期の主人公達のオンステージで、ほとんどは新キャラ。またその新キャラも登場人物はそこそこ多いし、魅力を感じさせるキャラクターではあったものの、尺故か掘り下げの不足感が強い。

結論としては本編見て好きなら見て損はないけど期待しすぎるとちょっと物足りない作品。

投稿 : 2019/03/10
閲覧 : 358
サンキュー:

1

ザカマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

1>>2>劇場版

銃撃戦が多く、全体的に絵が暗い
舞台は近未来の日本の方が現実的でよい

おすすめ度 2.5

投稿 : 2018/08/14
閲覧 : 433
サンキュー:

3

ネタバレ

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

近未来バトルアニメ

サスペンス要素が消えてジャンル自体が変わってしまった劇場版。

未来の世界が、かなり古いアニメによくみられる未来の世界の設定でワロタ。
確かにこんな世界なら日本のディストピアに説得力が出てくる。

英語でしゃべるシーンが多いのに字幕が無い。
これ、日本のアニメだよね?
なんでそういうウザいことするんだ。
何もカッコよくねぇし、リアルな世界観を感じるわけでもねぇから、
意味不明なことすんな。
何言ってるか分からなくても、物語が分からなくなることはないので、
重要なことは言っていないみたいだが、力を入れて見る気が消え失せた。
虚淵も糞みたいなことすることもあるんだな。

{netabare}シビュラシステムが社会の幸福を拡大解釈して紛争国家を狙いだしたぞ。
逸脱し過ぎ。やっぱりポンコツシステムだった。{/netabare}

TV版とは別ジャンル。
近未来バトルアニメと思えばそこそこ面白い。
コウガミが1期の後、どうなったか気になる人にお勧め。

投稿 : 2018/06/23
閲覧 : 445
サンキュー:

2

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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパスのストーリー・あらすじ

世界は禁断の平和(システム)に手を伸ばす。
2116年――常守朱が厚生省公安局刑事課に配属されて約4年が過ぎた。
日本政府はついに世界へシビュラシステムとドローンの輸出を開始する。長期の内戦状態下にあったSEAUn(東南アジア連合/シーアン)のハン議長は、首都シャンバラフロートにシビュラシステムを採用。銃弾が飛び交う紛争地帯の中心部にありながらも、水上都市シャンバラフロートはつかの間の平和を手に入れることに成功した。シビュラシステムの実験は上手くいっている――ように見えた。
そのとき、日本に武装した密入国者が侵入する。彼らは日本の警備体制を知り尽くしており、シビュラシステムの監視を潜り抜けてテロ行為に及ぼうとしていた。シビュラシステム施行以後、前代未聞の密入国事件に、監視官・常守朱は公安局刑事課一係を率いて出動。その密入国者たちと対峙する。やがて、そのテロリストたちの侵入を手引きしているらしき人物が浮上する。
その人物は―― 公安局刑事課一係の執行官だった男。そして常守朱のかつての仲間。
朱は単身、シャンバラフロートへ捜査に向かう。自分が信じていた男の真意を知るために。
男の信じる正義を見定めるために。(アニメ映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2015年1月9日
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
≪主題歌≫凛として時雨『Who What Who What』≪ED≫EGOIST『名前のない怪物』

声優・キャラクター

花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、伊藤静、櫻井孝宏、沢城みゆき、東地宏樹、山路和弘、日髙のり子、神谷浩史、石塚運昇、関智一

スタッフ

ストーリー原案:虚淵玄、キャラクター原案:天野明、 総監督:本広克行、監督:塩谷直義、脚本:虚淵玄/深見真、キャラクターデザイン:恩田尚之/浅野恭司/青木康浩、総作画監督:恩田尚之、色彩設計:上野詠美子、美術監督:草森秀一、3D監督:三村厚史、撮影監督:荒井栄児、編集:村上義典、音楽:菅野祐悟、音響監督:岩浪美和

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