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「アカメが斬る!(TVアニメ動画)」

総合得点
83.5
感想・評価
2074
棚に入れた
11392
ランキング
325
★★★★☆ 3.8 (2074)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

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アカメが斬る!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

SUE777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終わり方な〜

タツミ生きて終わって欲しかったな。
そして続きが気になる…
漫画読みたいw
まだ見てない方は見てはどうですか?

投稿 : 2015/01/24
閲覧 : 220
サンキュー:

8

キャン´ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人の命の尊さを再認識させる。そんな作品

まず、この作品を視聴して率直に感じたことは「正義とは何だろう」ということです。

そもそも「正義」の定義とは?
これは個人の価値観、大衆派の意見と言ってしまえば結論を出すことはとても簡単です。しかし、この物語は最後まで何が正義なのか考えさせられる作品だと思います。


日々、王国の重税に苦しむ小さな村を今日、3人の若者が出た。
彼らは各々が武芸に励み王国”帝都”での出世を夢見ていた。そして今日から自分たちも村を出て一人前の兵士になって村の皆に楽をさせてあげられる。そう思っていた…

タツミも帝都での出世を夢見て村を出た一人だ。彼はめっぽう強く”危険種”と呼ばれるモンスターも軽く撃退できるほどの腕だ。しかし、彼は雇ってもらう際に偉そうな態度をとり門前払いに遭ってしまう。

路頭に迷ったタツミの前に一人の少女が現れた。彼女は今夜泊る宿が無いのなら自分の家に泊るといいと優しい手を差し出してくれた。

彼女の家は世間で言われる所の貴族なのだが当然家も大きな屋敷あった。それ以前に彼女の屋敷は貧困な村で育ったタツミにとっては大きな城のように感じたのだろう。彼は暫し安息に包まれた。

その後タツミは目の当たりにする人間の残酷さを…



【感想】

少々飽和気味な説明でしたがネタバレを考慮した上なのでご了承下さい。
この作品は冒頭でも申した通り人の命の重さを再認識させれる。そんな作品になっています。ご機会がございましたら是非ご視聴の程を


最後に私の拙い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
よりよいアニメ視聴の参考になれたら幸いです。

投稿 : 2015/01/24
閲覧 : 165
サンキュー:

12

totehi さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは英雄の物語ではない。善悪相殺(言いたかっただけ)

友達と話していてお勧めアニメを聞いたらこれが出た。曰くまじ恋のタカヒロさんがシナリオとな。あああ、決定見ますw




感想
ひょんな事情から殺し屋稼業の仲間入りを果たす主人公。もちろんそれは腐敗しきった政治への粛清、天誅そんな気持であった。
しかしながら現実とは酷なもの。不条理だらけ、色々と背負うものあり色々と葛藤していく。
敵を殺すこと即ち見方も殺す覚悟がいる。だからこそ背負うものの大きさがある。あぁ良かったぞこのアニメ。一気に見てしまった


ただグロ描写多いけどもなんで隠すかな。リアリティーに欠けるから隠さなくても良かったのにと思った。
ダークファンタジーだと聞いたけども全然そんなことなく思えた。だって皆明るいしなんか楽しそうな感じだったしね。それも数話で終わったけど。むしろそれで一気に物語に引き込まれ確かにダークファンタジーだなと。
個人的にはユースティア崇拝しているのでそっちの方が強くどうしても比較してしまう性ですがこのアニメはそんなことなくのめり込んで見入ってしまった。
これはお気に入りアニメ確定余裕。

投稿 : 2015/01/22
閲覧 : 460
サンキュー:

18

が~お さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あにきっーーー!

バトル、グロい、殺し屋アニメといったところでしょうか。

このアニメのあらすじですが、圧政を敷く帝国に対し、革命を起こすべく立ち上がった革命軍の暗殺部隊に入ることとなった「タツミ」とすの仲間たちの壮絶なお話です。
タイトルがアカメが斬る!となっていますが、主人公はタツミという少年ですので、あしからず。

まず初めに、この作品はかなりグロいです。血が噴き出したり、首が取れたりしますので、グロいのが苦手な方はやめた方がいいかもしれません。

作品の内容ですが、完全なバトルアニメです。バトルだらけです。それでもかなり面白く、見入ってしまいました。物語がしっかりしていて、バトルが熱すぎる、壮絶すぎる(;゚д゚)ゴクリ…
超展開という程、訳の分からない感じではないのですが、出だしの方からかなり飛ばしています。しかし、途中でその速度が途切れることなく最後まで一気に駆け抜けます。もう最初から最後まで目が離せませんでした。
終わり方もこの作品にあった展開で、もやっと感のない結末でした。

作画については、初めにも書きましたが結構グロいです。ブシャーです。
キャラクターについては、どのキャラクターも熱い戦いで、もう・・・(´;ω;`)ブワッ マインっっーーーー!!

全体的に暗い内容となっていますし、緊張感が張りつめていますので重めの作品だと思います。しかし、内容が難しい訳ではありませんので、そこまでハードルは高くないと思います。
是非一度観ていただきたです。ただひたすらに、想いを感じてほしいのですよ。熱い思いを。仲間に対する思いを。もうみんなよく戦った!(´Д⊂ヽウェェェン

投稿 : 2015/01/19
閲覧 : 243
サンキュー:

5

ネタバレ

リフル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まぁまぁ

ストーリー自体はおもしろい。
最後の戦いがなぁーという感想

投稿 : 2015/01/19
閲覧 : 189
サンキュー:

1

ネタバレ

K さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オモロー

最終的に主要登場人物の9割近くが死ぬといった珍しいアニメだった!

投稿 : 2015/01/19
閲覧 : 247
サンキュー:

5

ネタバレ

あさがお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

タツミが熱い
殺し屋として、男として少しずつの成長がよくわかる

こんなにメインキャラが死んで行く作品は初めて

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 217
サンキュー:

4

aki-mitsu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アカメが斬る!

最終回は悲しいけど、話がまとまって終わったと思います。
見方も敵も関係なくどんどん人が殺されていくので結構残酷でグロイ作品だと思います。
話の合間などで、少し笑えるシーンなどもあるので話の途中で息抜きもできると思います。
原作とちがうオリジナルになっているみたいなので原作の方も読んでいきたいです



あらすじ
帝国の圧政によって貧困に喘ぐ村の少年剣士・タツミは、幼馴染みのサヨ・イエヤスと共に村を救うため帝都へ出稼ぎに出発するも、夜盗の襲撃に遭い散り散りになってしまう。
なんとか帝都に辿り着いたタツミだったが、待ち受けていたのはある女性による詐欺だった。
有り金全部を騙し取られて途方に暮れていたタツミだったが、通りすがった貴族の少女アリアに助けられ彼女の家に招かれる。
そして彼女の両親に軍へ士官の口添えして貰えることになり、それまではアリアの護衛を引き受ける事になったタツミ。
彼女に付き添い買い物に出かけた際、帝国の腐敗の原因が大臣であること、また最近帝都の重役や富裕層の人間を狙う恐るべき殺し屋集団がいることを知らされる。
そして、夜。 殺気を感じたタツミが飛び起きると殺し屋集団ナイトレイドが闇に潜んでいた。
今、地獄と化した帝都を舞台に壮絶な戦いが始まる。
  


登場人物(声優)

タツミ - CV:斉藤壮馬
アカメ - CV:雨宮天
レオーネ - CV:浅川悠
マイン - CV:田村ゆかり
ブラート - CV:小西克幸
シェーレ - CV:能登麻美子
ラバック - CV:松岡禎丞
ナジェンダ - CV:水野理紗
スサノオ - CV:浅沼晋太郎
チェルシー - CV:名塚佳織
サヨ - CV:小松未可子
イエヤス - CV:高橋孝治
アリア - CV:佐藤奏美
エスデス - CV:明坂聡美
ウェイブ- CV:細谷佳正
セリュー・ユビキタス - CV:花澤香菜
ボルス - CV:竹本英史
ラン - CV:間島淳司
Dr.スタイリッシュ - CV:成田剣



主題歌

第1クール オープニングテーマ 『Skyreach』歌:雨宮天
第1クール エンディングテーマ 『こんな世界、知りたくなかった。』歌:沢井美空
第2クール オープニングテーマ 『Liar Mask』歌:真山りか
第2クール エンディングテーマ 『月灯り』歌:雨宮天

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 308
サンキュー:

29

ネタバレ

guru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

カジュアル(絵)バトル(残酷)ハーレム(モテモテ)。

初めは流し見な感じでしたが、次第に話がまとまっていく印象。
なんでしょう?細かいところが子供っぽいというか、チャラチャラしてて邪魔になるというか…。
カジュアルな絵ですが、残酷な描写も多いです。
「どっちかに振ればいいのに」「こんな恋愛模様いる?」
と言うでしょう。

大まかな筋だけいえば面白かったと思います。
話の肉付けや絵が違えば全く違った面白さ「ブラックラグーン」や「ヨルムンガンド」のようなものになったでしょうね。
{netabare}「我ら全員殺し屋家業」って言ってますしね。
最後主人公?が死んでしまうのも全体の流れとして必要だったと思いますし。{/netabare}

しかし、「そっちはもうあるよね」という意味では、
これはこれでいいのか。と最後に思ったり…

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 283
サンキュー:

7

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ある意味リアルなダークファンダジー(`´ゞ

腐敗した帝国とそれに反旗を翻す勢力の戦いを
描いたバトルアクション・ダークファンダジー。
全24話、2クール作品。
原作は『月刊ガンガンJOKER』で連載中の漫画。


物語の中心となるのは反帝国側の殺し屋集団。
悪政の限りを尽くす帝国要人を討つ事を
最終的な目的としたストーリー展開となります。

全24話、お話してはよく纏まっていると思います。
シリアスとコメディのバランスもよく取れており
スピード感、迫力のあるバトルシーンなど作画も
評価できる点。
ただ、キャラデザがちょっと古く感じたかな。
豪華な声優陣も間違いなく魅力の1つでした(*´∀`)♪

が、この作品を評価する大きなポイントは
個性的なキャラたちの度重なる『死』かと。
感情移入する間もなく序盤から倒れていく仲間たち。
ここをどの様に捉えるかで、作品自体の評価も
大きく変わってくると思います。

個人的には戦争・戦と死は隣り合わせと考えているので
仲間の死もリアルな展開として捉える事ができましたが…。
残忍な殺戮シーンや惨殺シーンも多くあるので
やり過ぎでは(´`:)という印象を強く持ったのも事実です。

まぁ、他にも準主人公であるタツミの成長や
ハーレム展開・ラブコメなど見所は多いんですけどねw


ちょっと長いけど視聴して損はないと思います。
物語としてはラストまでしっかりとした作品♪
ストーリー重視の方やバトル好きな方にオススメです!
反対にグロいシーンや人の死、流血が苦手な方には
オススメはできない作品だと思います(´∀`;)




《キャスト》
アカメ(CV.雨宮天)      タツミ(CV.斉藤壮馬)
マイン(CV.田村ゆかり)    レオーネ(CV.浅川悠)
ラバック(CV.松岡禎丞)    ナジェンダ(CV.水野理沙)
ブラート(CV.小西克幸)    シェーレ(CV.能登麻美子)
スサノオ(CV.浅沼晋太郎)   チェルシー(CV.名塚佳織)
エスデス(CV.明坂聡美)    クロメ(CV.大橋彩香)
ウェイブ(CV.細谷佳正)    ラン(CV.間島淳司)
セリュー・ユビキタス(CV.花澤香菜)



《主題歌》
OP
『Sjyreach』/雨宮天(第1話ー第14話)
『Liar Mask』/真山リカ(第15話ー第24話)
ED
『こんな世界、知りたくなかった。』/沢井美空(第1話ー第14話)
『月灯り』/雨宮天(第15話ー第24話)

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 882
サンキュー:

71

ネタバレ

うらキング さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アカメが斬るを斬る!

って酷評するつもりも無いですが。。。


分かりやすい話で
良かったんじゃないかな?

悪と称される正義の味方が
本当の悪を斬る話。


ただ・・・{netabare}死に過ぎです。


だいぶ命の大安売りです。

教科書のようなフラグの立ち方です。

プロとしてではなく人として在った時に
死んでいるような気がします。

しかし死に際は
『さすがプロ!』といった感じの死に方が
多かったような気がします。


『アカメが斬る』だから主人公はアカメ?
だとすればアカメは最後まで残ったから…
{/netabare}
ハッピーエンド?なの?どうなの?

投稿 : 2015/01/17
閲覧 : 270
サンキュー:

13

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメ版「必殺仕事人」

主人公と仲間たちナイトレイドが悪人を容赦なく殺害していくのは単純ながらも爽快。
途中からナイトレイドと、帝国側のイェーガーズの戦いがメインになりますが、どちらも魅力あるキャラクターが多かったです。
両陣営、次々にお亡くなりになり、カッコいい死に様を見せる人もいれば、ショッキングな最後を迎えるキャラもあり・・・・
最終回前にあのキャラまで戦死したのは驚きました。
2クール物だったけどテンポが良く、最後まで飽きることなく楽しめたので構成などは非常に良かったんじゃないかと思いました。
アニメ終盤、原作を追い抜いてオリジナル展開になったとのことで、いつか原作も読んでアニメとの違いを見てみたいです。
グロシーンの規制は、テラフォ―マーズと同様にこちらも酷かったです。黒丸規制とかアレがデフォになったら嫌だなぁと。

投稿 : 2015/01/15
閲覧 : 212
サンキュー:

8

熊一郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そしてだれもいなくなった

漫画原作。ダークファンタジー+異能バトル。全24話。

自分の腕を頼りに一旗揚げようと意気込んで帝都にやってきた少年タツミが、帝都の腐敗を知り、反乱軍の暗殺集団「ナイトレイド」に身を投じて帝都軍と戦うお話、、、と思いがちですが、実は主人公はアカメさんの方ですよ!

例え戦争であっても、主人公のパーティからはあまり死人が出ないのがアニメの常識でしたが、とにかく主要キャラが次から次へと死にます。なので「どうせ最後は勝つんだろ?」みたいな安心感がなく、「もしかしたら死ぬかも?」という緊張感があります。バトルは1対1のバトル中心なので、血がドバーとか黒消しとかも多めです。

終始話のテンポは良いと思いましたし、24話でちゃんとストーリーが完結している点も良かったと思いますが、のめり込めなかったのは、やはりキャラが死に過ぎて思い入れを持てないせいでしょうか。キャラを生かしておいた方が人気が出たような気がします(それではつまらないという意見もあると思いますが)。

投稿 : 2015/01/15
閲覧 : 220
サンキュー:

17

ネタバレ

白玉SP さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心が痛い

視聴終了!

結構おもしろかったです。

ですが、人が死にすぎではないでしょうか・・・

自分はキャラなどに感情移入してしまい、好きになったキャラが次々と死んでいくたびに心を痛め、つらいアニメでした。しかも、死に方がえぐい・・・

ラストも予想、覚悟はしていたものの虚無感のようなものに襲われました。

ですが、最初に書いたようにグロ的なものが苦手な人以外なら楽しめるのではないかと思います。

ぜひどうぞ。

投稿 : 2015/01/15
閲覧 : 208
サンキュー:

10

ネタバレ

migratory さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

勧悪懲善な帝国と殺し屋集団・ナイトレイドを巻き込んだTGT48 

簡単なストーリー
帝歴1024年。帝国の圧政によって苦しむ故郷を救うため、少年剣士・タツミは幼馴染みと共に帝都へ向かうが、道中離れ離れになりたった1人で帝都にたどり着いたタツミは、そこで腐敗しきった真の帝都を知ることになる。
千年栄えた帝都すら今や腐敗し生き地獄、人の形の魑魅魍魎が我が者顔で跋扈する。天が裁けぬその悪を闇の中で始末する、殺し屋稼業─ナイトレイド。その存在がタツミにまた生きる気持ちを与える。

アニメあまり見ない人にとってはグロテスクな表現(クライマックスの場面に多く)を用いることがあるので多少注意が必要かもしれません。
作風は見やすく展開も多数用意されているので見所は多いです。なお、印象的なシーンで劇画的な作画が挿入されたりしてます。
ストーリーとしては展開が早いため、1、2話と見逃すと内容が分らなくなる可能性がありますが、1話だけでも物語を楽しめる作りになっていると感じるので、内容を引っ張る構成のアニメより好感が持てます。
ちなみに、ジャンルとしてはダークファンタジー。

† † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † †
この物語で大事なところは帝具と呼ばれる特殊な武器(全部で48種類)。帝具を持つことで野蛮な殺し屋集団「ナイトレイド」とも、絶対的権力を有する帝都帝国とも渡り合える権利を獲得できる、そんな帝具絶対主義的なところがある。その武器が、どんな強力な武器でも相手に太刀打ちできる攻略的な存在でもある。
たとえば、それをスキルと言い、そのスキルを身につけて殺し屋という野蛮な世界でもやっと一人前になれるかもしれないという自分の特色を勝ち得ることのできる、絶対的必要さがそれに代わるものがないことを証明している。
それは即ち、昨今活躍する場を広げている数々のアイドルグループがいる中で、個人個人が活躍の場を獲得するには何が必要かを問い掛けているような、そんな気のさせる特色のようなキャラクターは芸能界という化け物ばかりが跋扈する世界で、どうにか生きていくためには…言うなれば、このアイドル戦国時代に突如乱立した、帝具を軸に巻き起こるTGT(帝具使い)48―の死闘すぎる物語、とも言える(かもしれない)。
強力なスキルは仲間と対等に渡り合える証であり、それが自信に繋がる強さであり、これからを生き抜く強靭さでもある。そんな危なげな集団の中でも身を寄せることができているタツミは着実に自分の特色を勝ち得ているのかもしれない。
タツミは敵対する特殊警察イェーガーズにもスカウトされるほどにセンターを張れる器を持っている人物と言えるでしょう。
† † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † † †

最終回を迎えたので振り返りがてら、個性的であるキャラたちをまとめてみました。濃いキャラクターの人物が多いですが、食卓を囲むシーンでキャラクターによっては時間に遅れていっしょに食べなかったり、食卓で会話している後ろであるキャラクターが皿洗いをしていたり、キャラクターの作りについてはディティールが細かい印象を受けました。
帝都陣営
・ボルス 元帝都焼却部隊。猿轡のようなものを口に銜えているようなマスクとか、上半身裸なのに腕だけ着衣している服装(なのか?)が奇抜すぎて、突飛すぎてそのセンスについていけない。きな臭い奴がきな臭いこと言ってるときの苺のクレープ食べてる姿が可愛い。そして、心が優しいのが彼の特徴。また、お弁当を作ってくれる奥さんと女の子の子どもがいる。
・Dr.スタイリッシュ オネェ。常に女子が小顔に見せる「頬に手を当てる」ポーズをしてる。「美しい」の価値観が正直よく分からない。
・セリュー 元帝都警備隊。可愛いペットの帝具武器・コロを変化させたりして戦う。見た目とは裏腹に、考え方がイェーガーズの中でもかなりどぎつい。
・クロメ 常に口に何かくわえてるイメージがある。アカメの妹。
・ウェイブ 栄転してやって来た海の男。主人公っぽい見た目で一番まともな価値観を持ってる。ボルスを尊敬していると見受けられる。敵同士でなかったらタツミと仲良くなれそうな人物。そして、クロメの保護者。
・ラン 元教師の男。帝都に教え子を殺された過去を持つ。内部から組織を変えようとする、本来は一番熱い人間なのかもしれない。
・シュラ あのオネスト大臣の息子。言葉使いは悪いが、タツミとエスデスの無人島バカンスをセッティングしエスデス自身の過去を語らせる機会を作った粋な人でもある。
・ブドー(cv.郷田ほづみさんの起用だけでこれまで見てきて良かったって思える。本作では元々音響監督を担当されてる) 英傑。逆立つ2本の髪のあれがシカの角っぽくもツインテールにも見えて仕方がない。
・エスデス将軍 すべてを凍らせる帝具を持つ。S気質。タツミに一目ぼれする。どうやら蹂躙が趣味らしい。

ナイトレイド(それぞれにイメージカラーがあると思われる)
・ナジェンダ ナイトレイドを統率するボス。20代半ば。(武器として攻撃できる)義手である。イメージカラーはシルバー?
・スサノオ(ボスの帝具) 通称スーさん。話せる、戦える、守ってくれる、料理もできる一家に一台は欲しい帝具。几帳面な性格なので掃除もお手の物。
・チェルシー 途中からナイトレイドに加入した新メンバー。かつての隊が全滅したという経歴やその視点から身内感が強くなって緊張感の見えにくいナイトレイドを外側から語らせることのできる存在でもある。リオーネより情報を探る能力に長けている点も含め、前線にて暗躍することが多い。情報の利は危険だということを教えられた気がする。
・シェーレ 眼鏡&どじっ子。帝都の下町という名の中華街で育つ。イメージカラーは紫?
・ブラート みんなのアニキ。インクルシオ引換券。その後、進化する鎧はタツミに引き継がれる。
・ラバック  タツミとは覗き同盟?「この戦いが終わったら告白しようと思うんだ」フラグを常に立て続ける人物。イメージカラーは緑?
・マイン 銃使い。ピンチになればなるほど力を発揮する帝具・パンプキンを持つことからかなりのMっ気。温泉で傷が治ったりする。イメージカラーはピンク?
・レオーネ 犬。ねえさん。スラム育ち。イメージカラーは黄色?
・タツミ 田舎出の少年。国家に反旗を翻している殺し屋集団のナイトレードに加入するところから物語が始まることやタツミ視点で物語が進むことなど主人公っぽい扱いが見受けられる。新入りだった頃(は特に)一緒に行動した者が死を遂げてしまうという死神的側面も見られる。
・アカメ 食欲が旺盛、品も感じられないためギャグ要員ではないかと感じる。元々感情をあらわにするキャラクターではないものの存在感は薄い。
一度、感情表現の乏しいアカメが取り乱し泣く場面があるも、殺し屋を物語る涙には思えず、まるでアイドルが流す涙のようで、死への恐怖、亡くなってきた仲間たちへの思い、タツミだから打ち明けた思い、というものを上手く垣間見ることがなかったので、個人的にドラマティックなシーンにするのには違和感を覚える。他に比べればキャラクターが弱いと感じるために補正が強すぎるかなという思い。仲間の死後も骨付き肉を前に動じない点に、何かしら訴えたいところがあるのではないかという思いを感じる。「アカメが斬る!」のタイトルの訳がやっと分かった気がするけど、今まで見てきた自分にとってはタツミにそれを受け継いで欲しかった。

まだまだいる面白いキャラ→呉服屋ノブナガ。チェルシーが化けたマーグパンサーの子ども(商品化希望!)。帝都腐敗をもたらしている随一の悪と言える陛下助言役・オネスト大臣。思考停止とも始皇帝ともかかってる?と思える伝説の帝具・シコウテイザー(キャラではないですが)。カオナシみたいなヘンター。オオザルを真似たようなエイプマン。

最初はおどろおどろしかった物語だと感じていたけれど、最終的には実直な正義を貫いた物語だったと思いました。

また、この物語の面白みはなんと言ってもパロディを上手く扱った点であると思います。斬って惨殺されてゆく展開の読めないところは面白いものが取り上げられ切り捨てられていく社会を風刺したもののように感じました。あと、わりと作者はNARUTOが好きなのかな、って思いました。
その点の一部→帝具が48種。イェーガー。マーグパンサー。クロメが肉親を殺そうとしている点や能力。犬夜叉っぽいリオーネ。ラバの糸能力。スサノオ。音の武器、などなど。

投稿 : 2015/01/14
閲覧 : 267
サンキュー:

7

K.Takamasa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感想「アカメが斬る!」

2クール目突入しましたね。
作画はんー、、、ってな感じですが気になるほどでもないかと。
内容的な感想はトントン拍子に進んでるなあといった印象ですかね。

途中はダラダラと話数を重ねていってましたが、
最終二、三話のところで結構いい展開に持っているなと感じ、
終わり方も結構好きな終わり方でした。

絶賛するような作品には思えなかったですけれど
面白く見させてもらいました。

投稿 : 2015/01/14
閲覧 : 224
サンキュー:

7

ネタバレ

わるいこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

CMで確かにネタバレあったな・・・あれは辛い

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 163
サンキュー:

3

ネタバレ

あのみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

・アカメの声優は(おそらく)わざと平坦にセリフを入れることによってアカメの性格を表現しようとしているように思う。が、個人的にはもっと感情を込めて演技してもよかったのではないかと思った。
・ギャグパートともとれるような場面に伏線が張ってあったり、二周してみると更に楽しめるかも?
・衝撃の1話と最終話

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 229
サンキュー:

7

ネタバレ

TEE-PURPLE さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

闇ならではの正義!!

[概要]
 「殺し」というテーマに沿って、表の世界が腐っているために裏(闇)世界での主人公たちの集団が腐った世の中を変えるために戦う必殺仕事人のような雰囲気の作品です。バトルがメインとなっていて、それぞれ敵・味方とも見所あると思います。所々、箸休め程度の日常編がありますがそれがいいクッションとなっていて緩急良く観ていけると思います。
 ナイトレイド(味方)、帝国側(敵)のそれぞれのメンバーにも、ストーリーがあり内容も豊富な印象です。殺しのテーマとともに命の取り合いをやるこによりシリアス感が増しています。そして、最後の方は衝撃の展開が…。
 やはりバトルやアクション、熱い展開が好きな方にはヒットされると思います。


[感想]{netabare}

 毎週楽しみな熱い展開でした。大満足です。
 敵味方どんどん死んでいくため、内容の深みには困らず常にハラハラ半分ワクワク半分で観ていました。予想していた展開とは違うものの期待は裏切らないストーリーで良作だと思います。まぁ、ラストにタツミが死んだのが一番のびっくりでした。主人公が死ぬ展開は予想できませんでした…。今までなんだかんだで生きていたので…。
 でもタイトルが「アカメが斬る!」なのでタイトルとしては回収していますがw でもナイトレイド側のみんなはカッコ良く散っていましたね。そしてイエーガーズの方は心に染みるというとおかしいかもしれませんが、心に残る散り方でそれぞれ違った想いが交差していました。

 最後に、今まで観たバトルアニメでこんなに楽しめたものはあまりなかったと思います。この作品に出会ったことが幸せです。

追記
{netabare}
どうやら、原作と展開が違うみたいですね…原作もチェックしようかな… {/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2015/01/11
閲覧 : 211
サンキュー:

21

くまくまちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

娯楽として楽しい。

新撰組が必殺仕事人に就職して、フランス革命を成功させたような感じの作品でした。バトルはスピード感があって迫力あるし、キャラが明るいので、何も考えずに観ると結構楽しめました。

投稿 : 2015/01/11
閲覧 : 220
サンキュー:

6

葵ジュニRSS さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

次に誰が死ぬか分からない緊張感があるバトルが熱い

ダークファンタジー。バトル。
原作既読。
アニメを見ていて物語の続きが気になり、原作をすべて読んだ。
ファンタジー必殺仕事人という感じで、アカメが悪を斬る。と思いきやあまり斬らない。どちらかというと主人公はタツミだろうか。
帝具とよばれる様々なタイプの強力な武装を駆使し、次に誰が死ぬか分からない緊張感があるバトルは面白い。
最近のアニメは昔と違いあまり人が死なないという特徴があるように感じる。たくさんの玉を集めたり、涙を落としたりすると復活とかしない。本当に死ぬ。しかも敵だけではなく味方も死ぬので、油断しているとお気に入りのキャラが死んだりする。
まさにダークファンタジーの世界である。原作ではさらにエグくてグロいシーンもあるが、アニメ化にあたりその辺りはうまくマイルドになっている。
原作の魅力的なキャラや物語が、しっかりとアニメ化されているし、最終話近くのアニメオリジナル展開は、原作がまだ未完の段階において、ひとつの物語の集結としてうまくまとめている。
アニメに興味を持った人はぜひ原作も楽しんでほしい。アニメとはまた違った展開を見せるであろう終盤に差し掛かった原作の続きが楽しみである。

投稿 : 2015/01/10
閲覧 : 221
サンキュー:

11

ネタバレ

アキちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2014年夏秋アニメ

原作知りません!

友達が好きな漫画だから期待して見てたけど何か盛り上がりに欠けてた……まだ面白くできたと思う。
もともと仲間が死んだり鬱展開な作品は嫌いだから自分には合わなかった見たいですm(__)m

投稿 : 2015/01/10
閲覧 : 181
サンキュー:

3

ネタバレ

キノッピーの旅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悲しい。悲しいすぎるよ…

このアニメは悲しいアニメです。


と、このレビュー読む前に、
今から俺、すごく偉そうな事を言うので、
読みたくない人は読まないでお帰りください。
後、俺はあんまり読んで欲しくないかもです。

読んで欲しいとか、そういうフリじゃないんだからね!(ツン!!!
ここからシリアス!


多くの人が死にます。
大切な人も死にます。

でも、悲しいって言葉だけで説明がついてはいけないと思います。

悲しいけどそれを言う資格が俺にあるのか?
と、見た後で考えさせられます。


人が死ぬって言う事は俺にもわかります。


だからこそ、このアニメは、オススメできません。

どんなに内容が良くても、
人が戦いで死ぬ話を他人に無責任に薦めてはいけないと思うんです。


話の中だから、と割り切れる人もいるし、
はなっからこういうアニメを見たくてみる人もいます。

でも、このアニメは軽い気持ちで見ていいような話じゃないと思います。

人が死んで、その人の大切な人が残されて、
残された人は死んだ人の気持ちを背負って生きなくてはならなくて…

でも主人公に同情してはその時点でこのアニメへの冒涜ですね。
俺も仲間が殺された時泣きそうになりました。(カッコつけてるけどほぼ泣いてた。)
でもこらえないといけないんです。
主人公たちと同じ立場で相手も戦っているのだから。
主張者の目線がこの主人公ではなく、
相手の目線での立場だったら喜んでいたかもしれないから、

だからそんな簡単に泣いてはいけないんです。

そんな、悲しいアニメです。

でもまぁ、最終回の最後の歌の時には号泣でしたけどね!(てへペロッ


でも、やっぱり人間いつか死を考えなくてはなりません。
その時の重圧に耐え切れなさそうで、
その時の重圧から少しでも逃げたい人は
このアニメを見るといいかもしれません。

俺には少し遅かったから。


とまぁ、
暗い話は置いといて。

すごくよかったですよ!
ハラハラドキドキでスリリング!
見ていて飽きない展開でしたね!


とてもグッジョブでした!!!(デレ!!!


このレビュー読んでも見たいって人は
どうぞ必見あれ!! です!!

投稿 : 2015/01/10
閲覧 : 208
サンキュー:

13

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とてもとてもおもしろい。

最高傑作アニメ
革命戦士たちの物語。
世はかりそめの皇帝を操る大臣たちに支配された腐敗した世界。
民衆の幸せを願うために結成したナイトレイドたちの戦いの日々。
戦いの中、特殊能力を帯びた帝具を使用し、敵味方違わず全力を出し切っていく。
散りゆく仲間たち、葬られる敵達。
様々な思いを抱いて散っていく。

必ずみなさんも観てください。

投稿 : 2015/01/08
閲覧 : 257
ネタバレ

生来必殺 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一斬必殺OVER斬るで、屠る!

殺し屋稼業に染まった者たちのカルマ深き物語。
彼等は帝具と呼ばれる特殊な武器、超兵器を操り、
命の取り合いに活路を見出そうとする・・・
「Born To Kill」という言葉を想起させる者たちだ。

物語はもう一人の主人公(実質的主人公?)少年剣士タツミの旅立ちから始まる。
経済的に疲弊した村を救うべく合わせて三匹の早熟の剣士が、いざ帝都を目指す。
{netabare}三人は帝都で立身出世して村を豊かにすべしと誓いを立てた。

早熟の剣士たちの最大の武器は曇りなき純粋な心。
だから旅先の道中でいかなる試練が待ち構えていても
彼等の誓いは決して揺るがないだろう・・・。{/netabare}

いきなりの試練か?帝都に着く前にタツミは他の二人とはぐれ・・・
単身帝都に意気揚々と乗り込むも{netabare}手厳しい洗礼を受け、窮地に追い込まれる。
捨てる神あれば拾う神あり、行き倒れになるところだったタツミは
とある貴族の迎賓館に招かれ経済的ピンチから辛くもまぬがれる。。。のだが。{/netabare}
何の因果か、宿命か、一斬必殺のアカメ率いる殺し屋集団「ナイトレイド」と
相まみえることになるのだった・・・

ある意味異能バトル系だが、
驚きと意外性のあるストーリー展開が魅力で1話から見所満載。
ダークな方向性に耐性ある人には特に1話だけでもお奨めしたい。

エルフェンリートというよりも極黒のブリュンヒルデの路線に近いかも。
ゆるくてぬるいパートと非ゆるぬるパートのバランス構成は多分上手い。

{netabare}「ゆるぬる」から「非ゆるぬる」への下り最速、スピード感と惹き付ける感は秀逸。
しかし逆の上り方向の展開にリセットボタン感覚があって少しついていけないところもあるが
視聴者を飽きさせないという意味では必要なことだったのかもしれない。{/netabare}

個人的には決戦そのものよりも、決戦前夜の高まっていく感に好感が持てた。
思いという重荷を背負った殺し屋稼業の者どもの覚悟とはいかなるものか?
刮目されたし。

以下はネタバレ感想etc.閲覧注意!
{netabare}
苦手なゆるぬる展開にもめげず最後まで辿りつけたのは
やはり匙加減が上手いからなのだろうけど、個人的にはもっとシリアスパート多目がよかったかも。

殺し屋稼業は殺し屋稼業としてのカルマを背負うから
惨い死が訪れるのは必然で、既に覚悟ができてるから
offタイムや窮地に追い込まれる直前まではお気楽モードなのも一理ありなのかも。

殺し業務と革命だけ、暴力と流血だけで帝国の悪政を修正できると純粋に思い込んでる
人しか革命軍にいなかったのならば本作のオチはかなり酷いことになっていたところだが
生き残った人たち(特にボス)が聡明だったので割と巧く着地できたと思う。

帝政の腐敗は都中、国中に蔓延し、強者が弱者をいたぶり搾取し喰らうのが日常茶飯事となる。
癌は鋭いメスで切除されねばならないが、村人や弱き民が救われなければ革命の意味がない。

殺し屋稼業に足を突っ込みながらも、村を救うという誓いを最後まで忘れなかったもう一人の主人公
殺し業務よりも弱き者を救うことに命を燃やし、生還するという約束を破るが
それも彼のカルマにもとづく結末だったのかも。。。

幸か不幸か生き残ってしまった殺し屋稼業の者は
死んでいった者どもの重荷を背負っていくのが宿命。
それが彼女の覚悟というやつだろう。
そして今日も、斬る、斬る、生きる。
{/netabare}

更に蛇足感満載の追記なので閲覧は要注意で!!!
{netabare}
そもそも通常の社会正義で裁けない悪行、魑魅魍魎が帝都に蔓延っているという大前提あるから
殺し屋稼業に出番があるということが基本中の基本。

帝具とかいかにも子供騙しのヒーローもの的アイテムとか殺し屋稼業の連中には不釣合いで
正義の味方とは対極にいるような彼等には無い方がいいのだろうけど
社会正義や普通の人間を超越した人の形をした魑魅魍魎を屠るための儀式
として帝具はもしかしたら必須アイテムだと言えるかもしれない。
(主人公のアカメの決め台詞は「葬る」だが、魑魅魍魎を裁く儀式の一環としては
「屠る」という表現がより適切ではないかというのが個人的見解)

人間を超越した魑魅魍魎を屠るためには、それと同等かそれ以上の力を得なけらばならない。
その力を得た者はどうなるか?どう考えても無事でいられるわけがないし。
人間やめたような殺し屋稼業の者どもにハッピーエンドなんてあるわけないのが自然の道理。

死亡フラグとはいかなるものか厳密な意味は知らないが、全滅級の死亡フラグは
第1話で既に出ていたと言えるかもしれない。

第1話で帝都には人の皮を被った魑魅魍魎がいて、帝都では騙される方が悪いとかいう教訓めいたエピソード
ありということは、善人の皮を被った悪逆非道の輩がいるのは必然で、
案の定一番怪しい容疑者がはぐれた二人との再会を示唆してるなら
偽善者の本性は悪人と容易に予想は出来たが、タツミとはぐれた二人が
まさかあの仕打ちとは、予測不能だった。

全滅か、生き残るとしてもタツミ一人くらいかと当初は思っていたのだが
予想に反して禍魂顕現を使い果たしたボスと妹殺しの大罪を犯したアカメが
生き残るのは予想外だった。(しかし後でよく考えてみたら納得)

殺し屋稼業に染まった者が愛だの恋だの人並みの幸せ得ようとかぬるい!
ぬるすぎる!と最初は思ったが、マインもエスデスもチェルシーも
殺し屋としては負け組みでも、人を愛する喜びを知り死んでいったのだから
人としては勝ち組で、殺し屋として生き地獄を味わい続けるよりもマシな
人生を全うしたといえるのかもしれない。

殺し屋稼業とは血塗られ呪われた道を行く定め。
だからこそ救いは必要で弱き者の救世主タツミの役割が重要になる。
だがしかし、本来救われる権利のない殺し屋稼業の者どもを救うとしたら
その代償はかなり高くついてしまうのも当然の成り行きで。
救世主の役割を果たすべき彼が、予想に反して散ってしまったのも道理なのかもしれない。

最強の戦士エスデスは恋をした。それは人としては強さと言えるのかもしれないが
殺し屋稼業の者、戦士としては弱さの現われ。
最愛の妹までを自らの手で殺し、罪深い殺し屋稼業の道を一人で歩み続けるアカメ
殺し屋として重い宿命、大罪を背負い続けることを覚悟した彼女に
エスデスが弱肉強食の原理による殺し合いの勝負で負けたのもある意味必然。

殺し尽くした後に後悔しても手遅れで、その罪は自らの死を以ても贖えない。
だから背負い続け、生きることを続けるしか道がないのだろう。
{/netabare}

投稿 : 2015/01/07
閲覧 : 296
サンキュー:

17

ネタバレ

airi_b9 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なかなかいい!

最初は唯のよくあるバトルアニメかと思ったらよくあるバトルアニメでしたwww



でも不思議と引き込まれるモノがあって、私的にこれは良作ではないか、と。



まあ驚いたのは結構主要人物がざくざくと死んでいくことですね



結構この人死んじゃうの!?え、殺しちゃうの!?まじか('ロ' )て思いながら見てました


なのでそういう意味でも次回が気になるアニメ。



でもまさかタツミまで死ぬとは思わなかったわー…ほんと生き残ったのアカメとナジェンダだけだもんなー


いやあその制作スタッフの潔さに脱帽です。



物語的にもテンポ良く進んでいくので、それでいてそこまで複雑なストーリーでもないので是非気になった人は見てみてほしいです!!( ` ・ ω ・ ´ )

投稿 : 2015/01/07
閲覧 : 171
サンキュー:

7

ネタバレ

catcher さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

徹底的に主人公をいじめ抜く作品

原作未読

まず、主人公が誰なのか?という件について。
私の考えでは主人公はタツミです。というか20話以上タツミ視点で進めておいて、主人公はアカメですっていうのは存外おかしい。アニメ版はアカメが主人公だよって意見も少なからず見受けられますが、本当に1話から全て視聴した上での意見なのか甚だ疑問です。


内容について。
タツミ死神説なんて単語が公式に出てきちゃうくらい、周りの人間が死にますね。しかもピンポイントでタツミを追い込んでいきます。
1話で親友2人死ぬ→暫く落ち込む→シェーレに慰めてもらう→シェーレ死ぬ→ショックで取り乱す→ブラートに殴られ励まされ→自分の無力さも相まって目の前でブラート死ぬ。
序盤だけで見事なまでの死神構成です。
少年の成長を描きたかったのか過酷な内戦模様を描きたかったのか……
少し残念だったのは仲間の死を乗り越えていく描写が薄かったかなと思います。

まあ多分それは描きたかったテーマでは無いんでしょうね。
この作品を通して伝わってきたのは因果応報という言葉。
ナイトレイドのメンバーで幸せになれた人間はいなかったわけで。
主要キャラはほぼ戦死。生き残ったナジェンダさんは余生短く、アカメは修羅の道。
大きな事を成し遂げてはいるが、結局彼らの人生とは何だったのか。
最終的にタツミを生き残らせないなら、作中で彼をいじめ抜いた意味は何だったのか??
やはり因果応報です。
大臣を中心に見事な悪国を描いているため気づきにくいですが、ナイトレイドや革命軍は所謂テロリストです。
どんなにつらい条件の中で直向きに頑張っていたとしても所詮は殺し屋という描き方をしていました。


キャラに重きを置いてしまう私としては少し寂しいと感じましたが、描きたいものがはっきりとしていた点は評価出来ると思います。
また、アニメオリジナルという改変を行ってでも2クールでしっかりと完結させていることも、私にとっては好印象でした。

原作読んでみよう!と思わせるに十分な作品でした。

投稿 : 2015/01/07
閲覧 : 278
サンキュー:

9

ネタバレ

dolcetto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人だけど心は化け物、醜い人間を斬る!ファンタジーな必殺仕事人!

ファンタジーな必殺仕事人

主人公は村を救う為、帝都で一旗あげようと出稼ぎに来た少年タツミ。兵舎へ行くが仕事が見つからず、通りかかった女性に手っ取り早く仕官する方法を教えて貰おうとするが、{netabare}お金を持ち逃げされると言う間抜けっぷり。{/netabare}

第01話 「闇を斬る」
{netabare}仕事を見つけるどころか、お金さえなくしてしまった主人公は野宿をするはめになるが、通りかかった金持ちのお嬢様に拾われることとなる。そこで殺し屋集団の「ナイトレイド」と出会う事になるのですが、序盤からとてもエグイ展開です。良い人だと思っている金持ちのお嬢様を守ろうとするが、実は全くの逆で…豹変っぷりもすごく怖いです。{/netabare}

終盤はアニメオリジナル展開となってます

投稿 : 2015/01/06
閲覧 : 273
サンキュー:

8

ネタバレ

マーダー@中二病 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

グランシャリオォォォォォォ!!!?まちがえた

一番印象に?のこっているのはやはり、
最終話の
某S●Oのシーンのところで
アニキがでで来るところですね
まぁ 「叫べタツミ.....」的なことをいったときに
インクルシオではなく、素でグランシャリオと思ってしまったこと
には自分でも驚きました
作画も最後には挽回できていたのかなと思います。

投稿 : 2015/01/06
閲覧 : 279
サンキュー:

11

ネタバレ

arca さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

後半の盛り上がりがよい

原作未読です。
原作のほうがよいという意見をよく見かけますが、
アニメも十分おもしろかったです。

特に後半の盛り上がりがよく、
毎話毎話楽しむことができました。

最終話もうまくまとまってるなと思いました。


逆に言えば、
前半はすごく退屈でした。

-----------------------------------------------------

【23話】
{netabare}
あつい展開。

帝国に勝ったけど、タツミがしんだ…
{/netabare}

【22話】
{netabare}
アカメvsクロメはアカメの勝利。
{/netabare}

【21話】
{netabare}
マインとすーさんが(´・ω・`)

マインちゃん好きだったよ・・
{/netabare}

【20話】
{netabare}
ラバックが死に、タツミが捕まる。

タツミのために、エスデス、ナイトレイドはどう動くのか?

クロメの体調も気になるところ。
{/netabare}

【19話】
{netabare}
ナイトレイドがセリューと皇拳寺羅刹四鬼の1人を倒し、
教団のボスも倒しました。

マイン、告白フラグはあかんやつや・・
{/netabare}

【18話】
{netabare}
皇拳寺羅刹四鬼の3人をナイトレイドが倒す。
ラバック強いじゃん!!
{/netabare}

【17話】
{netabare}
ボルスとチェルシーが死亡。
二人とも大好きだったのになぁ・・

とりあえず戦いは終了かな。
クロメは薬のせいで、
もはや人間じゃないレベルの強度なのね・・
{/netabare}

【16話】
{netabare}
クロメのほうは
4人vsクロメと護衛

ボルスのほうは
ボルスが自爆し、レオーネとアカメが・・
{/netabare}

【15話】
{netabare}
ナイトレイドの標的:教団

作戦の途中で、
ナイトレイド6人とクロメ、ボルスが戦闘。
{/netabare}

【14話】
{netabare}
エスデスと二人で巨大危険種を討伐。
{/netabare}

【13話】
{netabare}
エスデスとタツミ再会
{/netabare}

【10~12話】
{netabare}
エスデスの部下にいたのはアカメの妹でしたね。
タツミは無事エスデスから逃げることができました。

エスデス軍のドクターが死んで、ナイトレイドには
新入り二人が入りました。

エスデスの側近はどこの人だろ?
裏がありそうだけど・・

最後に新しい人でてきましたね・・
{/netabare}

【9話】
{netabare}
ブラートが死にました・・
ブラートの帝具を着けたタツミつええ

最後にでてきたのは、マインの妹かな?
{/netabare}

【8話】
{netabare}
兄貴つえええ
三銃士の一人を倒しました。
そのうちの銀髪のおっさんと兄貴は知り合いなのかな?
{/netabare}

【6&7話】
{netabare}
エスデスが帝都に帰ってきたらしい。

セリューvsマイン&シェーレ
シェーレが死にました・・

エスデスの部下の3人がでてきました。
{/netabare}

【5話】
{netabare}
正義の味方を名乗る子セリューが登場。
{/netabare}

【3話】
{netabare}
マインかわいいな

最後に帝具使いの敵がでてきたよ。
{/netabare}

【2話】
{netabare}
タツミが初任務遂行。
アカメに認めてもらえたと思ったら、
次はマインの下につくことに。
{/netabare}

【1話】
{netabare}
タツミがナイトレイドに入ることに。

巨乳ねぇさんのレオーネいいぞ~^^
{/netabare}

投稿 : 2015/01/06
閲覧 : 283
サンキュー:

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アカメが斬る!のストーリー・あらすじ

帝都の悪を斬る非情の殺し屋集団ナイトレイド。
その一員である黒髪赤目の少女アカメ。彼らと出会った少年タツミは、ナイトレイドの一員として、帝都の悪に立ち向かうことを決意する……。 「つよきす」「真剣で私に恋しなさい!」などの大ヒットゲームクリエイター・タカヒロによるダークアクションファンタジー!! (TVアニメ動画『アカメが斬る!』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年夏アニメ
制作会社
WHITE FOX
主題歌
≪OP≫雨宮天『Skyreach』、真山りか『LIAR MASK』≪ED≫沢井美空『こんな世界、知りたくなかった。』、雨宮天『月灯り』

声優・キャラクター

雨宮天、斉藤壮馬、田村ゆかり、浅川悠、能登麻美子、松岡禎丞、小西克幸、水野理紗、明坂聡美、花澤香菜、細谷佳正、大橋彩香、成田剣、竹本英史、間島淳司、中田譲治、生天目仁美、勝杏里、名塚佳織、浅沼晋太郎、木村良平

スタッフ

原作:タカヒロ/作画:田代哲也(掲載月刊『ガンガンJOKER』スクウェア・エニックス刊)、 監督:小林智樹、シリーズ構成:上江洲誠、シナリオ監修:タカヒロ、キャラクターデザイン・総作画監督:中村和久、帝具・プロップデザイン:森木靖泰/鈴木典孝/岩畑剛一、美術監督:高峯義人、美術設定:李炫定/野村正信、色彩設計:佐藤美由紀、特殊効果:荒畑歩美、3Dディレクター:相馬洋、撮影監督:中村圭介、編集:後藤正浩、音響監督:郷田ほづみ、音響効果:川田清貴、音楽:岩崎琢

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