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「ARIA The ANIMATION-アリアジアニメーション(TVアニメ動画)」

総合得点
88.5
感想・評価
1824
棚に入れた
9590
ランキング
110
★★★★★ 4.1 (1824)
物語
4.1
作画
3.9
声優
4.0
音楽
4.3
キャラ
4.2

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ARIA The ANIMATIONの感想・評価はどうでしたか?

ハルヒ激love35 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

カレイドスターしかり、さとじゅんサイコー!!

一人前の水先案内人を目指す女の子、水無灯里ちゃんを中心に繰り広げる話です。
監督はカレイドスター、おジャ魔女の佐藤順一さん。
この人は女の子の心理描写、成長などを描くのがすごく上手くて僕の一番好きな監督さんです。
このARIAは雰囲気はほんわかしていてすごく和みます。
その日のテンションや気分によっちゃヘタしたら寝落ちしますwww
他のキャラ、灯里ちゃんの先輩であるアリシアさん、他社の案内人の友達、藍華、アリス、そしてマスコット的存在のアリア社長など、キャラ立ちも豊富です。
アリア社長は夏目のニャンコ先生的な立ち位置ですごい和ませキャラですฅ(=・ω・=)ฅ
3期最終回付近は号泣しました。
主人公の成長を物の見事に見せてくれてとてもよかったです。
花咲くいろは、こばと、夏目友人帳がツボな方はぜひおすすめです。
恥ずかしいセリフ禁止!

投稿 : 2016/06/09
閲覧 : 196
サンキュー:

10

双真 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★★★☆☆☆

おもしろくなかった!癒し?のんびりしすぎ~!熱いゴンドラバトル希望!

投稿 : 2016/06/03
閲覧 : 189
サンキュー:

2

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通

古いからかな 絵が・・・・・・

あと好みが変わったからかななんかほのぼのはイライラする。

投稿 : 2016/05/18
閲覧 : 341
サンキュー:

3

ネタバレ

こうもり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Zzz・・・

そこいらで販売されているヒーリングミュージックCDや癒し映像DVDよりもよく眠れると思います。
寝る前に見ていたのですが、1話を眠れずに見れる確率は30%ほどでした。
この作品に関しては褒め言葉だと思います。レンタルした場合、延滞必至!

灯里「はひ」は少しあざといですね、乱発しすぎで途中から若干耳障りになりましたが、アリシアさんの「あらあらうふふ」で相殺されます。

紅茶とクッキーあたりを片手に本作を見れば、まるで自分もネオヴェネツィアの世界に居るかのような錯覚を起こす・・・事はありませんけどね・・

個人的には余韻を楽しむアニメだと思います。

最後にネタバレではないですが雰囲気を壊す事を言うと
{netabare}実際にあるイタリアの水の都ヴェネツィアの水路、めちゃくちゃ汚い水らしいです(笑{/netabare}

投稿 : 2016/05/15
閲覧 : 202
サンキュー:

6

Takito さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

大人のための絵本

僕達が当たり前に過ごす毎日は、見方を変えるだけで色んな素敵を見せてくれる-日々の豊かさは自分次第なんだっていう、つい忘れがちになってしまうことをこの物語は教えてくれます。
物語の舞台となるネオ・ヴェネチアという街は未来の火星に造られた街で、運河が縦横に走り冒険心をくすぐる路地が迷路のように入り組んでいます。1年を通じて現代から引き継いだ祭りやまったくオリジナルな風習など、四季折々に色鮮やかな表情を見せてくれます。
けれど、そんな素敵な街でウンディーネを営む灯里やアリシアさん達自身が何よりも素敵に満ち溢れていて・・・
忙しい日々に追われて疲れている人や、進むべき道を迷っている人に是非見てもらいたい作品です。

投稿 : 2016/05/13
閲覧 : 178
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ARIA。それは理想郷への小旅行 奇跡探しに出かけませんか?

この作品に出会ったのは、毎日が忙しくかった頃です。
音楽が素晴らしいという噂を聞いて視聴しました。
この作品は今を全力で走っている方には好まれないかもしれません
ちょっと一休みしたいなって
そんな気分の時に視聴されると、この癒しオーラの恩恵にあずかれます


・音楽
BGMのクォリティーは他のアニメとは比較しようがありません
TV番組でも何度も使用されています。
OP曲ED曲挿入歌、いずれもこの作品の異世界情緒にマッチしていて
曲を単体で聞いても素晴らしい名曲揃いです。
クライマックスシーンで流れる挿入歌『シンフォニー』はアニメソングの
枠組では評価できない傑作です。OP曲と同じ牧野由依さんが歌うこの曲は
作品の品質を確実に高めています。

アテナの歌唱シーンを担当された河合英里さんも素晴らしかったです。
3期後に亡くなられたことは本当に残念でしかたありません。
心よりご冥福をお祈りいたします
OPと同じ牧野由依さんが歌うその歌は、
本作の品質を確実に数段高めています。


・美術
背景画や人物画は美しい音楽との相乗効果により
画面がら優しい光が溢れ出ているように感じます。
全体に柔らかな画でふんわりとした作品世界を表現していますが
水にCGを使用することで、水の表現はとくに美しく
この物語が水に関わるストーリーだと、しっかり強調されています
海は母性の象徴ですし、水面は精神状態、川の流れは時間
水にこめられたメッセージを考えるとARIAとは
非常に哲学的なアニメな一面もあるのではないでしょうか?

しかし、人物作画は多少線に乱れがあるときもあります
デザインも最新とは言えませんが、新しくもなく、完璧でもないからこそ
作品テーマにあっているとも受け取れます。
背景画も現在の作品と比較した場合少し劣る印象をうけるかもしれませが
淡い色彩でファンタジー色も強く、雰囲気は最高です。


・ストーリー設定
舞台は惑星地球化された火星、アクア。
ネオヴェネツィアという街で水路をゴンドラで案内する
少女たちのストーリーです。文明開化から離れて自然回帰した
アクアに住む人々はすべて、やさしく温かい人ばかり
のんびりとした時間に少女は実感します。
「この街は奇跡で出来ているんだよね」
日々の小さな幸せだけを追いかける物語であったなら
ARIAはこれほどに評価されてはいません。


・ストーリーの見せ場
11話:先輩ウンディーネたちの昔話、半人前だった彼女たちは
毎日一緒に練習をし、友情を深めましたが一人前になってみると
一緒に会う時間がなかなかつくれない。
けれど彼女たちは「昔は楽しかった」ではなく『あの頃も楽しかった』
と懐かしみます。時間の流れは残酷ですが
考え方次第で楽しい時間は永続するのだと、伝えてくれます

12話:水の都としてネオヴェネツィアができる過去に
主人公がタイムスリップします
今の美しい水の都を作り上げる為に過去、どんな苦労があったのか
初めて水路に水が通り、喜ぶ人々の姿は
美しい街の現在を知るからこそ、深い感動がありました。


・キャラクター
あまり萌えに流されすぎていないのがよい。
純粋な灯里、優しく支えるアリシアさん
しっかりしつつも幼さを残すアリス。
姫屋の藍華、晃さんは作中の女性で唯一ストレートなもの言いをする
人間味があって、人間関係にスパイスを与えていました。


・さいごに
惜しむところが作画しかないという高い完成度で
観るもの全てにやさしい感動を届けてくれる名作です。
美しい景色を眺めながら、小さな幸せ探しにでかけませんか?

さあ、お手をどうぞ。

投稿 : 2016/05/03
閲覧 : 208

すぱ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素敵な人には世界は素敵に見える

この作品で一番胸に残ったセリフ。僕達がどこか余裕のない生活を送っているうちに忘れてしまう当たり前で大切なことを、この作品は気づかせてくれます。
この作品はテラフォーミングされた火星に作られたベネチアを舞台に主人公のあかりが一流のウンディーネを目指すというものです。ですが、この作品はウンディーネとしてもそうですが、主人公のあかりやその友人たちが人として成長していく物語だと思います。ぜひご視聴ください。

投稿 : 2016/05/02
閲覧 : 296
サンキュー:

15

ネタバレ

夜咲丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一期見終えてのデッカい評価です

ほのぼのしたアニメが見たくて、かなり評価の高いこの作品を視聴。

物語 ☆4.5
一話完結型なのですが、1つ1つのストーリーがとても心にしみました。
灯里が名言を言ったあとの、藍華の『恥ずかしいセリフ禁止!』は安定してよかったです。
あと、この作品のストーリーは特別感動するようには作られていないのですが、情景描写や、セリフ、登場人物の感情面などで、じわじわ心が刺激され、自然と涙を流してしまいました。
特に印象に残った名言はグランマの
『そんなモノは、より人生を楽しむための隠し味だと思えばいいじゃない。』ですかね。
非常に良かったです。

作画 ☆4.0
水の動きが美しかった。

声優 ☆4.0
もともとこの作品にでてる声優さんは斎藤千和さんしか知りませんでしたが、全員良かったです。

音楽 ☆4.5
全てがヒーリング効果のありそうな曲。
opとedと挿入歌全て良かった。このアニメにピッタリ。

キャラ ☆4.5
それぞれのキャラに口癖?みたいなものがあったりして、かなり個性的なキャラがたくさんいました。
灯里の『はひっ』、上にも書いた藍華の『恥ずかしいセリフ禁止!』、アリスの『でっかい〇〇です』、アリシアさんの『あらあら』など。こちらも癖になりますね笑

とても癒されたし、このアニメを通して道徳的なものが学べた気がします。気がするだけかもしれませんが。二期視聴中です。

投稿 : 2016/04/27
閲覧 : 218
サンキュー:

11

ネタバレ

HG anime さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

そうだ、テラフォーミングしよう。(提案)

火星をテラフォーミングしてできた、海で満ちた星アクア。アクアの都市ネオ・ヴェネツィアが物語の舞台ですね。ヴェネツィアと日本の文化がどうやら混ざっていますね。
どこまでも素直で無邪気で爽やかなあかりちゃんたち登場人物に見とれてしまう。見るだけで心がやさしくなるような作品。次回予告の最後の「素敵なひと時をご一緒しましょ♪」がいいですねー。この作品の雰囲気は無人惑星サヴァイヴでも似たものを感じるシーンがけっこうあったなぁ。サヴァイヴはシリアスなシーンもちょっとあるから系統が違うけど。

4話では海を広げるための作業でかつて多くの犠牲者が出たことを1話完結の切ない話で語られている。火星をあんな美しい海の星にできたら奇跡ですね。今アクアがあることは過去に頑張った人がいるからだよね、ということでしたね。先人たちに感謝するあかりちゃんたち。現実には人類はまだ火星の土を踏んですらいないからテラフォーミングするなど夢のまた夢のそのまた夢ですけど、努力しないかぎり奇跡を掴む機会そのものすら手に入れられないですもんね。12話でも入植者たちが描かれてますね。私も一人類として、地球以外に入植できる惑星が欲しーぜ。
5話です。「素敵な人の目には世界は素敵に映ってくれるのよ。」大天使アリシアさんの名言いただきました。まさにそうでしょうね。あ゛~世界退屈だわ~、と言うことは自分はつまらない人間だと言っているようなものなんでしょうね。はい、これ私が14くらいの頃の口癖でしたw あの頃は人と出会っても世界を見渡しても嫌なところのほうが多く見えていたなー。自分も気づかないような自分のいいところを見つけてくれる人がいますよね。そういう人になりたいなー。そういう生き方が美しい人はまさにこの世の良心そのものですね。んでもってこの作品はアニメ界の良心ですわ~
9話はどうしたら立派なウンディーネになれるか、引退した伝説のウンディーネ(グランドマザー)に秘訣を聞きに行く話でしたね。夜の星空を眺めるあかりちゃんたち3人。東京に住んでるから星空なんて最近ほとんどみてないなぁ・・・。意外と知らない人がいるけど、天の川って私たちの銀河の断面を見てるんですよね。中心が明るいのは、銀河の中心のブラックホールの周りは星の密度が高いからなんです。私はただ単に地球からみてあそこに星が多く集まって見えてるだけだと思ってたので、高校の時初めて天の川の正体と我々の地球がその天の川の一部であることを知って正直ビビりましたね。その日帰宅後にウキウキで弟に言ったら、「・・・おにぃそんなん知らんかったんけ? ಠ_ಠ」と辛辣な返しをくらってしょぼーん(´・ω・`)でしたがw 周りに光源がない場所だと天の川の明るさで影ができるらしいから、そんなところに人生で一度でも行ってみたいなぁ。火星(アクア)からみた天の川には地球も入ってみえることもあるでしょうね。そんな天の川をみている3人のところにどてらを着せにきてくれたグランマ。あいかちゃんが前のめりになって良きウンディーネになる秘訣を乞うと、船を漕ぐことが楽しいならそれ以上教えることはない、とグランマ。好きこそものの上手なれ、ですね。途中で嫌なことがあったらそれはスパイス程度に考えるといいと付け加え、グランマが貫禄をみせましたね。大学教授とか聡明な人とかでもけっこうグランマみたいな返答が返ってくるんですよね。好きなことを見つけてそれに邁進せよ、と。もっと実践的なことを聞きたいんじゃ!とも思っていたこともありますが、これ以上でも以下でもない、人生成功の秘訣を説いたとてもありがたいお言葉だと今は思ってます。好きなことを仕事にできる人は幸せですね。
11話は水の三大妖精が集まって団欒、というただそれだけの話だったけど、なんともまっっったり和むひと時を一緒に過ごせた気分。水の三大妖精の過去話も面白かった。アテナさんの歌唱力すごいなぁ。なんか私の3兄弟を重ねてしまったなぁ。仲良しだけど皆大学生で正月以外ほとんど会わないんだよなぁ。男の平均寿命まで人生あと50余年あるけど、もう3人が集まって談笑する時間はきっと数字に起こすと信じられないくらい短いんだろうなぁ。昔の楽しかったひと時にとらわれずにに今を楽しむのよ^^、と水の三大妖精たち。これは水の三大妖精ですわ(確信)

音楽もいいですね。BGMもいいし、OP、ED、挿入歌もいいと思う。なにがいいかって、作風にすごくあってるのがいい。音楽がとことん演出を盛り上げてる。個人的にはItunesに入れるほど気に入った曲は『ウンディーネ』と『シンフォニー』。まぁ正直ちょっと5分は長い。どっちも3分くらいにしとけば私のItunesの一軍のプレイリストに入ったんだけどなー。4分超えたあたりでマンネリになるのが惜しい。
余談ですが、EDを歌ってるのはROUND TABLEさんですね。どこかで見たことある名前だな、聞いたことある声だなと思って自分のItuneで検索したら、無人惑星サヴァイヴの名曲ED『Sunny Side Hill』を歌ってました。

声優はいい演技してますね。☆5 特にあかりちゃんの声優さんのやわらかな声がキャラに合ってていい。Aria社長のぷぅーにゅってのも可愛かったw

作画はひかえめだけど10年前のアニメだし、綺麗な風景だから良いと思う。とにかくあかりちゃんの笑顔が大正義。作画班すばらしい!



Aria companyみたいな少人数だけど働いていて楽しいみたいなコンセプトの企業を作りたいなぁ。
水の妖精たちと素敵なひと時をご一緒できる名作。

投稿 : 2016/04/22
閲覧 : 317
サンキュー:

13

オランジーナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

日常と癒し

物語全体がゆったりとして進んでいき、1話で完結します。

bgmや雰囲気など癒されますね。

思わず眠くなってしまうほどでした(笑)

キャラだと一番好きなのはアテナですねー。

投稿 : 2016/04/11
閲覧 : 189
サンキュー:

10

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

*当時(2005年12月)の総括

失礼ながら、放送開始までは原作の存在すら知らなかったが、いざ蓋を開けてみれば今期では恐らく一番のダークホースであった。それもその筈、スタッフがかの「カレイドスター」の監督とあっては、それも納得(カレイドスターは、実は前半しか視聴してない)。

 全体を見てみると、まず目に付くのがネオ・ヴェネツィアの水の都としての美しさの描写の素晴らしさ。水面に映りこむ風景、輝く水面を行くウンディーネのゴンドラ、夕焼け空に浮かぶ浮島…と、枚挙に暇がない。

 水の表現などは、セルアニメでは到底出来ない、言わばデジタルアニメの申し子と言い切っても良いのでは?

 お話の不満は…といっても、話の内容にケチをつけるのではなく、作品の尺の問題。

 むやみに2クールの枠を取って間延びする作品にも困ったもんだが、こうして1クールの中、キツキツでやりくりしているアニメもまた困る。何故なら、突然の新キャラと親しげに話をされていても、「あれ?この人誰だっけ…俺が忘れてるだけか?」と疑問を持ってしまうから。灯里と暁の出会いとか、藍華とアルの関係とか、2クールならそこら辺をもっと掘り下げていけたのにな。そうそう、三大妖精なのにアテナさんの登場回数も見事に少なかった…お陰で、最高傑作回の第11話では、アテナさんだけ印象が薄かったかな…?

 ともあれ、近頃ではあまりお目にかかる事の出来ない、始終優しい雰囲気に包まれた傑作であるという結論には、誰も異議を唱える事は出来ないだろう。

投稿 : 2016/03/05
閲覧 : 224
サンキュー:

16

りくりく さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

絵本をめくっているかのような心地よさ

Aquaという人工惑星のネオ・ヴェネツィアで小舟で町を案内する一人前のウンディーネを目指すという日常系のお話。


まず最初に驚かされたのはオープニングの入り方。決まったオープニング映像があるわけではなく各話の物語の中でオープニング曲がすっと流れ、自然とアリアの世界に連れて行ってくれる、素敵な演出で、より没頭することができる。


物語としてはこれと言って特徴の無いような、どこかで聞いたことがあるようなお話なのだが、この作品の世界観に浸り、心地の良い音楽と一緒にまるで実体験しているかのような感覚は自然と涙が出ていることも少なくない。

当たり前すぎて多くの人が成長とともに忘れていってしまったものを、しっかりと守ってくれていたかのような物語の数々は、荒んだ心を隅々まで綺麗にしてくれること請け合いである。

投稿 : 2016/02/24
閲覧 : 234
サンキュー:

12

eFGrK79102 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

だてに評価はたかくなかった

評価が高いのは知っていた。
でも、少女アニメ風で、見てもいないのに嫌いでした。

暇だった時に、ふと1話だけ(多分ナチュラル)見たのが間違い(良い意味で)でさした。あれよあれよの間に全話視聴、原作読破(笑)どうしてくれる。

さて、本題です。本当に癒されます。ED OP共に。
感動回がかなりあるんですが、やはり、オリジネーション9話、もうね。涙が止まらないんです。
原作も良いけど、この作品は、アニメ化大成功の一つです。

投稿 : 2016/02/24
閲覧 : 308
サンキュー:

11

全身タイツ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

薬とかサプリメントみたいな作品

激しいバトルも無い、どたばたギャグも無い、恋愛も無ければ謎解きも無い。
描かれているのは心地良い日常とゆるい笑い。

退屈と心地良いの絶妙の狭間をのんびりと物語は進んで行きます。
1話目を見たときは毎回この調子ではしんどいと思いました。そして4話で寝落ちしましたwでも不快ではありませんでした。

きっとこの作品は薬のように調子が悪いときや、サプリメントのように1日1話観てその日の穢れを落とすような使い方がいいのかな?と思いました。

投稿 : 2016/02/11
閲覧 : 243
サンキュー:

11

ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

恥ずかしいセリフは禁止…♡ですか?

ここアクアは、たくさんの優しさとあたたかさと、そして愛に満ち溢れています…

水や空気もなかったこの星が今ここに存在しているのは、皆の想いの結晶なのです。
その結晶の数々はどれも本当に美しい奇跡でできているのです…

私がARIA The ANIMATIONに出会えたこと…
これも大きな奇跡の1つなのかもしれません…

えっ..恥ずかしいセリフは禁止ですか?
…こんな恥ずかしいセリフを言えてしまう理由は
出会って感じて欲しいのです。

観て、作品に触れてみたのならば魅力を感じられるはず…
そう、きっとあなたも…♡
{netabare}
真っ直ぐに純真な少女 灯里が、友達やあたたかい人々に支えられながら この街1番の水先案内人になる夢を追うのです…

ここは、水の都市 ネオベネツィア。美しい運河が街じゅうを流れ、水とともに生きている街といった雰囲気です。
西洋風の白い壁の建物にオレンジ色の屋根が華やかな印象を持たせています。
輝くまぶしい陽射しが溢れる日には、オレンジの屋根と青い空とのコントラストに思わずうっとりしている私がいました。
リピーターが多い観光地というのも頷けます。
こんな素敵な景色を眺めながら働けるなんて、とても贅沢なことですよね…
羨ましくなってしまいます。

少女たちは「1番のウンディーネの星」という夢を持ち、目標を掲げます。

けれど、お客様を楽しませることが出来る一人前の案内人になることは、とても大変なことです。
とにかく夢へ真っ直ぐ進みます、そして練習を通して仲間との交流も深めていきます。

このアニメの癒しの要素と言って良いでしょう、灯里には誰ともかぶらない魅力があります。
それは、日常の中で起こる小さな出来事に幸せや生きる喜びを見出し、心のままに想いを発することです。
まっさらな心の言葉は淀みなくキレイで、聞いているこちらが恥ずかしくなってしまう程…なんです。

何だかそれは・・・
純真なハート(心)のダイヤモンドみたいなんです♡…

そして、この作品はとにかく移り変わりの四季折々の変化が丁寧に繊細に描かれています。

特に冬の色に衣替えをしたネオベネツィアが印象的でした。
初雪を知らせるという白くて小さくてホワホワしている妖精のユキムシにもとても癒されました。.*:

冬なのに何だかとってもあたたかい、そんな灯里たちがいっぱいでした。
寒い冬には絶対に行きたくなってしまう温泉
皆と温泉に浸かってゆったりのんびり過ごし 身体の芯までポカポカに温まるんですよね。
ついでに美肌を手に入れられるんです♪
その後に待っているお食事時間。ぐつぐつと湯気がたつ鍋をみんなで囲む、ほっこり時間に私のココロもあたたかくなりました。

心身ともにほぐしたら、また明日から元気に頑張れちゃうんですよね♪
こんな心が満たされる休日のご褒美タイムも必要なんです。

とにかく笑顔に癒され彼女達を包む優しい時間を感じて心あたたまりました。

美しい街並みにどこか優雅で優しい音色、想いをのせた言葉…

それらすべての要素が相まった時に あなたの心を優しく癒すことでしょう♡

最後に…
この1期で気づかせてくれたことは…
ウンディーネを目指す少女たちは楽しませることが仕事。けれどお客様に楽しんでもらうことこそが、自分の幸せに繋がっているのです。

その果ては、ネオベネツィアの一番の星に繋がっていくんですよね*:.。.*:★

2期に期待することは…
・ウンディーネ界を背負って立つ逸材の成長
・3人のプリマの1人アテナさんの歌の披露回数(増。希望)
・物語の前進

その先には様々な出会いと感動が待っているはずなのです…
{/netabare}

…さあ 漕ぎ出そう光る波へ

笑顔が すぐ こぼれる

ねえ 伝えよう このときめき

風にのって あなたのもとへ♬*:.。.*:+

投稿 : 2016/02/11
閲覧 : 628
サンキュー:

87

。mine。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヒーリング アニメ.+゜

。・*゜・*。概要。・*゜・*。

原作は、天野こずえの漫画。

第1期『ARIA The ANIMATION』  全13話。
第2期『ARIA The NATURAL』   全26話。
第3期『ARIA The ORIGINATION』 全13話。

舞台は水の星「アクア」。
その観光都市ネオ・ヴェネツィアは、ゴンドラが交通手段の水路の街。
観光客向け専門のゴンドラ漕ぎは水先案内人(ウンディーネ)と呼ばれ
街のアイドル的職業となっている。

水無灯里(みずなしあかり)は「ARIAカンパニー」に下宿し
一人前のウンディーネを目指して修業に励む毎日。
優しい先輩、個性的な友達等との交流が美しい風景を舞台に描かれる
ヒーリングストーリー。



。・*゜・*。感想。・*゜・*。

透き通る水の世界、美しい建物、可愛いキャラクター
ゆったりとした音楽、ゆっくり流れる時間。

日々の疲れが溜まってる方にオススメ♪
このアニメを見ながら、まったりしてみるのも◎

話の展開もスローだけど、見終わった後は心もスッキリ。+゜
(*^^*)

投稿 : 2016/02/05
閲覧 : 261
サンキュー:

16

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

恥ずかしいセリフ、禁止っ

原作:天野こずえ 監督:佐藤順一
全13話、人気シリーズの第1期

あらすじ
地球(マンホーム)出身の水無灯里は1人前の水先案内人になる事を目指し、水の惑星AQUAのネオ・ヴェネツィアへと旅立つ。
下宿先のARIAカンパニーで先輩のアリシア、火星猫のアリア社長らと1人前のウンディーネになるために練習する生活を送ります。
灯里と周りの人達の「素敵」で、ちょっぴり不思議な生活を描かれています。

この作品と出会えた幸福を感じながら一話ずつみていきたい、ゆったりと楽しんでいくのがこの作品です。
「最上のヒーリングアニメ」であるこのシリーズが観る人を選ぶ理由は
疲れていない方には癒しが必要ないからでしょう。退屈に感じられるとしたら現実生活がとても充実されているのだと思います。

舞台は水の都ネオ・ヴェネツィア。一人前のウンディーネ(水先案内人)を目指す少女達の周りで起こるささやかな幸せ、ちいさな「素敵」を丁寧に描いております。
美しい景色と優しいBGMを背景にゆったりと流れる時間は、アニメーションの枠を超えて小旅行のような感動を与えてくれます。
ピアノとギターの温かみあるサウンドの心地よさは類の無い出来栄え。

四季の移り変わり、人との出逢いの中で主人公灯里が見つけるちいさな「素敵」を主人公たちと一緒に体験できることは幸せな時間です。

物語は特に事件や大きな出来事があるわけではなく、SF色はあるものの
基本的にはウンディーネたちの日常が描かれているだけであり、世界の美しさやノスタルジーを感じられなければ退屈してしまうでしょう。
一方、日常のささいな出来事ちいさな「素敵」を良質なストーリーを楽しめる人にとっては、本当にこの出会いにでっかい感謝すること間違いない作品です。

物語は基本的に1話完結式で、1人前のウンディーネを目指す灯里、藍華、アリスの3人とその先輩格で三大妖精と呼ばれるアリシアさん、晃さん、アテナさんの計6人のメイン登場人物を中心に展開します。この6人の登場人物はそれぞれが個性的かつ魅力的なキャラクターであり、性格付けがしっかりとされているために観ていてほほえましい。持ち味の良さが非常に丁寧に描かれています。

今作は室内にいながら異国情緒が味わえる、四季の美しさが感じられる。
そういった魅力的な作品です。
作品の楽しみのひとつとして登場人物に全員「あ」の文字が入る点があります。そんな小さな「素敵」を探しつつお楽しみ頂ければ幸いです。

投稿 : 2016/02/01
閲覧 : 175

ネコたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

疲れた時にぜひ見て欲しいアニメNO.1

脚本とBGMに癒されて寝落ちすること間違いなしですね
寝る直前にこのアニメを見ることは画期的な不眠症改善案なのではないでしょうか

あとEDは本当に神曲
Rainbowという曲なんですけど、癒しアニソンメドレーに入ってるところを全く見たことないですね
いつもEDの入りで心が浄化されます

投稿 : 2016/01/29
閲覧 : 336
サンキュー:

7

天啓 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ゆったりとした優しい時間の中で

概要
人間が住める様にした火星
そこを開拓し 水の惑星 アクアと名付けた
水の都ベネチアに似せ ネオベネチアという町を作り上げた住人達
その町で暮らす 水先案内人(見習い) 水無あかりと取り巻く人々の繋がりを描いた作品

水先案内人はウンディーネと呼ばれ カヌーの様なボートにお客さんを乗せ
街を案内する仕事

ネオベネチアには 主人公あかりが所属するアリアカンパニー 姫屋、オレンジプラネットという風に数社が参入している。

特に他社(ライバル関係にあるはずなのだが)の ウンディーネ見習いの茜ちゃんとアリスちゃんの絡みが中心に話が進みます。

感想
人々、その街との繋がりを丁寧に描いていると感じました
基本一話完結で見易いし 毎話 ちょっといい話を仕込んでくる
結構、心が温かくなるような内容
お客さんとのエピソードや 先輩ウンディーネ あらあらが口癖のアリシアさんとの話
それぞれが、みんな良い話に仕上がっています。

作画も当時としては最高レベル(今のデジタル作画と比べるのは酷)
OPは牧野由衣さんが歌う『ウンディーネ』
優しい感じのスローバラードでこれもとても気に入りました。

心が洗われる様な、素敵なとても癒される お気に入りの作品となりました。

癒しを求める人にはもってこいの作品だと思います。

これから二期、三期を見るのがとても楽しみです^^

投稿 : 2016/01/26
閲覧 : 308
サンキュー:

37

こっくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心安らぐかんじ

物語は、惑星マンホーム(地球)から来た少女、水無灯里(みずなし あかり)の視点で語られる。灯里はウンディーネとなるために、人間一人、猫一匹の小さなゴンドラ観光会社「ARIAカンパニー」(アリア―)に入社する。この都市の観光会社には航海の安全を祈願するために青い瞳の猫を象徴にするという風習があり、ARIAカンパニーでは火星猫のアリアを社長にしている。アリアは作品のマスコット的存在ともなっている。経営者で先輩のアリシアは業界一の成績を持つウンディーネであり、灯里はその優しい指導の下で成長していく。
また、灯里は同じこころざしをもつ二人の少女と友人になる。一人は老舗観光会社「姫屋」の跡取り娘、藍華(あいか)。もう一人はまだ学生ながら、一流の操船技術を持つアリス。3人の所属会社は違うが合同で練習を行い、観光案内と操船の技術を磨いていく。
各話ではネオ・ヴェネツィアの風習や季節の風物などが描かれる。時折り、妖精ケットシーのような幻想的な存在が灯里の前に現れることもある。灯里の職階は見習いの「ペア」から、一定の範囲で営業が認められる半人前の「シングル」、そして、一人前のウンディーネである「プリマ」へと昇格していく。

自分は漫画から入りました!
ほのぼの系の作品が好きな自分にうってつけの作品でした!
ほのぼの系とか癒し系の好きな方ははまります
基本一話完結で見やすいのもいいですね。
作業してる時に垂れ流しとかいいかもです(笑)

投稿 : 2016/01/26
閲覧 : 202
サンキュー:

7

ネタバレ

しーさん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高!

とにかく穏やかで優しくなれそうな作品!

投稿 : 2016/01/08
閲覧 : 221
サンキュー:

4

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

過去と現在の想いを繋ぐ灯里という名のAVVENIRE

2005年10月~ テレビ東京系にて放送
全13話 原作既読

ウンディーネと呼ばれる観光案内業界で一人前を目指す少女達の成長と
スローライフなユートピア的世界で日常に溢れる小さな素敵の再発見を描く
未来形ヒーリングストーリー作品

ともすると不気味とさえ思えてくるほど社会の暗さや人々の諍いの一切を排除して
清純と愛情で全てを包み込み、出会う人みんなが誰かに対して優しくあろうとする世界。
シリーズを通してネガティブな描写が一番目立ったシーンが「陰口を言う」所ですよ!?陰口って(笑)
そんな世界を違和感なく成立させている大きな要素としてテラフォーミングされた未来の火星を舞台にしている所。
水の惑星となった火星に地球のヴェネツィアの建築や風習を再現し、日本情緒ある四季の移り変わりを加え
四季の移ろいは作品に明確な時間間隔を与え、24ヶ月とされる公転周期がその時間間隔を緩やかなものにする。
火炎之番人(サラマンダー)という気候を制御する人たちがいるおかげで悪天候で海が荒れることもなく
地重管理人(ノーム)という重力を制御する人たちがいるおかげで女性の細腕でもゴンドラを操舵しやすくしている
という明確な描写は無いのですが、そういう解釈もできる余地がちゃんとあって
水先案内人という職業を描くうえで些か都合が良すぎる環境であってもSF的設定のおかげで違和感は最小限になっている。
作中の登場人物も「こんな素敵な場所ないよね」と自覚的にこの世界のユートピアっぷりを感じていたりするんだけど
同時にフィクション作品であってもこんな理想郷を描く為には仮想舞台を設定するほか無く
現実の地球上では絶対ありえないですけど、遠い未来こんな場所も出来るかもね
という皮肉めいたロマンを感じたりもしました。


1期の主題としては素敵な世界「アクア」を人々がどのように想っているか
過去にどのような願いをこめて造っていったかを描いていて
4話と12話のアクアの成り立ちに関するオリジナルエピソードで補完しています。
特にクドいくらい徹底して描いてきたアクアの素晴らしさの源流を感じられる12話は
それまでの蓄積があるからこそ得られる感動です。


感動といえばシリーズ屈指の好演出回の11話
「その オレンジの日々を…」の題でオレンジは夕方まで合同練習をしてきた日々の色。
10話までは各回どこかしらで夕焼け空の描写があったのに、この回は暖炉の火と街頭の灯りの小さなオレンジ色が目立ちます。
灯里は先輩達もかつてあったオレンジ色の思い出の語らいから変わってしまうことへの不安を抱き、
溢れる感情を止められない灯里の描写は、冬の寂寞の夜空と挿入歌の情感も相まって凄く感動的。


正直、雰囲気が心地いい日常系アニメくらいだった作品を11、12話で傑作レベルまで押し上げてくれた。
時代的な問題で人物作画の不安定さや背景の稚拙さ、ベタ塗りな水の描写、
水着回において他作品の追随を許さない圧倒的なクソダサ水着なんてぜぇーんぜん気にならないよね。
ブレずに強固な世界観設定と普遍的で押し付けがましくないメッセージ性は
見ている者に小さくとも暖かな気付きを与えてくれます。
毎年、年の瀬には見ている作品だけど今年はBDで見られるなんて感無量でございました。

投稿 : 2015/12/31
閲覧 : 357
サンキュー:

38

ネタバレ

いがらし さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

普段アニメは見ないのですが、良い曲だなぁと感じて
調べた所、このアニメの曲。
ARIAはアニメに興味のない人間が見ても楽しめると思います。

投稿 : 2015/12/27
閲覧 : 191
サンキュー:

8

ブラックキャット77 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

穏やかな感動

1話完結型で各話ストーリーが大きく起伏することはないが、そこにに流れるゆったりとした時間はネオ・ヴェネツィアの美しい情景とも相まって何とも心地いい。
穏やかに始まるOPも素晴らしいが、EDに入る直前からのじんわりとした感動は紛れもなく絶品だ。

投稿 : 2015/12/25
閲覧 : 224
サンキュー:

12

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

限りなく完璧に近いアニメ

大概の漫画はアニメ化されて原作の魅力を超えることはありません(暴論)

日々ストレスを感じて現代社会に疲れている
そうだ・・・旅にでよう
できれば異世界に出かけたい

お困りに貴方におすすめなのがARIAです
所持しているアニメ作品の中でもっともリピート回数が多いです
どんだけ疲れてるのか;;

なおキャラのセリフが以外に哲学めいていたり深さを感じることがあります
藍華ちゃんに叱咤されたい。

投稿 : 2015/12/11
閲覧 : 231

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その素敵な奇跡を...

あらあらうふふ


内容はずばり癒しです!こんな癒されるアニメを私は他に知りません!
いや、まぁ癒しアニメは何個かあるんですけど、その中でも最上位に位置すると思うのは、ARIAの人徳なのでしょう(人ではないですが)。
ネオ・ヴェネツィアの美しい景色・・・
ゴンドラが波に揺れる音色・・・
ARIAを見ているだけで疲れが取れていくのが感じられます。
アロマテラピーならぬアリアテラピーを今ここに提唱しましょう。

舞台は近未来、テラフォーミングされ水の惑星・アクアとなった火星。
こんな宣伝文句が謳われ、一体どんなSFアニメが始まるんだと思ってましたよ。
最近公開されました「ARIA The AVVENIRE」のスタッフによる舞台挨拶に行ってきて、そこでスタッフの方が話されてたのですが、当時はSFものが流行っていて、そのような時代の流れに便乗したわけじゃないですが、関心を引こうとこういう謳い文句にしたのだとか。
制作は今は亡きハルフィルムメーカー、監督はサトジュンこと佐藤順一さんです。

まずはメイン三人から。
水無灯里役は葉月絵理乃さん、葉月さんのゆるふわな雰囲気の声といいますか、ほんとベストマッチしてます。
藍華役に斎藤千和さん、アリス役に広橋涼さん、この辺も安定してます。
続いて三人の先輩はアリシアさん役に大原さやかさん、晃さん役に皆川純子さん、アテナさん役に川上とも子さんとなっています。
アテナさんの歌声は河井英里さんが担当しています。
これら声優さんのおかげで、より一層ヒーリングアニメとして研磨されてる感じがします。

OPは牧野由依さんが歌う「ウンディーネ」、聴けばARIAの情景が思い浮かぶ名曲中の名曲です。
EDのROUND TABLE feat. Ninoの「Rainbow」も良い曲ですよねぇ。
あとこのアニメ、BGMも癒しに満ちていて、安らぎを提供してくれます。

アニメは3期まであるということで、どうせなので3篇に分けてキャラを紹介しましょう。
まずは名門・ARIAカンパニーから。
本作の主人公の水無灯里ちゃん、ちょっとドジな一面もあるんですが、何事に対しても頑張り屋で見てると応援したくなる娘です。
その実、何でも素敵に変えてしまう魔性の娘であるとも睨んでいますが、可愛いのでそんなことはどうでもいいのです。
そんな灯里の先輩はアリシア・フローレンスさん、水の3大妖精のうちの一人で、"あらあら""うふふ"が口癖の、これまた素敵の化身のような存在。
アリシアさんの弟子は一人しかいなくて、後に明かされるのですが、灯里を一本釣りしてるんです。
ちゃんと吟味して後輩を決めようと思っていたのに、結局はフィーリングに頼ってしまうあたり、決して完璧超人などではなく灯里寄りの性格なのかなと思います。
そのことは灯里の昇進試験の時も思わせる描写がありますね。
グランマやアリア社長なども良いキャラで、優しさに満ちた会社です。


癒されたい日本人に送る、素敵なアニメです。

投稿 : 2015/11/13
閲覧 : 249
サンキュー:

14

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハニョー♪

惑星マンホーム(地球)から来た少女、水無灯里(みずなし あかり)の視点で語られる。灯里はウンディーネとなるために、人間一人、猫一匹の小さなゴンドラ観光会社「ARIAカンパニー」(アリア―)に入社する。この都市の観光会社には航海の安全を祈願するために青い瞳の猫を象徴にするという風習があり、ARIAカンパニーでは火星猫のアリアを社長にしている。アリアは作品のマスコット的存在ともなっている。経営者で先輩のアリシアは業界一の成績を持つウンディーネであり、灯里はその優しい指導の下で成長していく。
また、灯里は同じこころざしをもつ二人の少女と友人になる。一人は老舗観光会社「姫屋」の跡取り娘、藍華(あいか)。もう一人はまだ学生ながら、一流の操船技術を持つアリス。3人の所属会社は違うが合同で練習を行い、観光案内と操船の技術を磨いていく。
各話ではネオ・ヴェネツィアの風習や季節の風物などが描かれる。時折り、妖精ケットシーのような幻想的な存在が灯里の前に現れることもある。灯里の職階は見習いの「ペア」から、一定の範囲で営業が認められる半人前の「シングル」、そして、一人前のウンディーネである「プリマ」へと昇格していく。

投稿 : 2015/11/02
閲覧 : 196
サンキュー:

4

ぽるもるL さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

癒し系アニメ

ストーリーも世界観もキャラも音楽も、全てがのーんびりとしています。
個人的にはちょっとのんびりとしすぎていて、見ていて退屈というか眠くなってきます。

のほほんとした癒しを求めるには良い作品です。

投稿 : 2015/10/24
閲覧 : 276
サンキュー:

5

gqtUQ89119 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

癒しアニメの最高峰といっても過言じゃない!

旅行気分も味わえるし本当にいいアニメです。

投稿 : 2015/10/21
閲覧 : 188
サンキュー:

6

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観た感じ

■概要{netabare}
 原作:天野こずえ

 監督:佐藤順一
 シリーズ構成:佐藤順一
 キャラクタデザイン:
 制作:ハルフィルムメーカー
 話数:1クール全13話

 OP:「ウンディーネ」
    by 牧野由依

 ED:「Rainbow」
    by ROUND TABLE feat. Nino
{/netabare}
■感想
 原作漫画は未読でDVDを視聴。水上を徘徊する女神の話。

 アクアに移住した水無灯里の水先案内人(ウンディーネ)修行と、友人や知人たちとの交流が中心に描かれる。

 アニメ視聴時は原作未読であったが、2期放送中からコミックスと前身のAQUA全2巻を買い始め、最終的に1期~3期までのアニメ公式ガイドブックまで揃えることになるくらい好きになった。当時何かの番組でコミックスの売り上げランキングをやっていて、出演者が「別格」「お化け」と発言するほど原作は売れていた模様。今回AVVENIREがリリースされると言うことで、おざなりだったレビューを更新しておく。

 この作品は基本的に原作準拠だが、アイの立ち位置や新年の挨拶など幾つかの原作とは違うアニメオリジナルが含まれている。AVVENIREと言う単語が登場した12話がオリジナルなのかどうかは、最近コミックスを読んでいないのでハッキリしない。

 主人公の水無灯里は15歳で単身アクアに移住し、主要な産業の一つであるウンディーネ(水先案内人、観光案内人と呼び方は幾つかあるが要は観光ガイド)のプリマ(一人前)を目指して、他社の同世代の面々と共に日々修行に励んでいる。その他細かい設定はその都度説明してくれるので観て覚えるのが早い。

 またこの作品に登場する名前を持つ主要なキャラのファーストネームは「あ」から始まる。だが例外としてウッディというキャラはファーストネームではなく、日本人の苗字に当たる部分が「綾小路」という。もしかすると「綾小路宇土」までが名前なのかもしれない。そして名前にあたるかどうかは怪しいが、ケットシーは「あ」から始まらない唯一のキャラかもしれない。まあ守り神ですから。

 そしてウンディーネの面々にはキャラ付けとなる口癖が用意されている。灯里なら「はひっ」「あひー」、アリシアは「あらあら」「うふふ」、藍華は「恥かしい台詞禁止」、晃は「すわっ」、アリスは「でっかい」、アテナは・・・口癖ではなくドジッ娘というキャラが与えられていた。これも観て覚えるのが早い。

 アニメでは兎に角癒される結末になることが多いが、原作には掴み所の無い不思議な話も存在する。これは3期のレビューネタにするが、手紙の話など物悲しいけど差出人の心の温かさが伝わる良い話だと思う。件の12話も灯里の友人に似たキャラも多数登場して非常に和む。一連の展開を観ていて気がつくことがある。それは、そうでなければ物語が成立しない非常に重要で大切なことなのだが、これも2期以降のレビューネタとしておく。

 アクアの1年は24ヶ月とマンホームの2倍あり、時間の経過や結末が非常に緩やかである。時間に追われる現代社会に疲れている方々には、リラクゼーション効果さえあると感じさせられる本作品をお奨めしたい。

□以前書いた感想
 {netabare}水の都で観光案内を目指す娘の話。不思議な雰囲気の中、心温まる物語が続く。初めて見たときは、そのゆるやかさとほんわかした雰囲気にびっくりしたが、忙しい仕事をしていただけに直ぐにハマってしまった。癒しとしてみていた人も多かったのではと思う。
 キャラとしては晃さんがいい。我武者羅に努力を重ね、一人前を勝ち取った辺りとか、その努力している姿を客の前では微塵も見せない所とか、後輩指導のときも厳しく接するが練習後に見せるやさしさとか、凛とした振る舞いがかっこいい。{/netabare}

■蛇足{netabare}
 「おざなり」の意味を知らない私は、

 「なおざり」の意味も知らなかった。
{/netabare}

投稿 : 2015/10/09
閲覧 : 388
サンキュー:

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ARIA The ANIMATIONのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ARIA The ANIMATIONのストーリー・あらすじ

ARIAシリーズ第1期のアニメ作品。地球(マンホーム)出身の水無灯里(みずなしあかり)は、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になることを目指し、AQUA(アクア)へやってきた。現在は先輩のアリシアと猫のアリア社長のいる ARIAカンパニーで、半人前としてゴンドラ漕ぎと観光案内の練習をする日々を送っている。
ネオ・ヴェネツィアの優しい風景の中、成長していく灯里とその周りの人々の四季折々の生活を描く。(TVアニメ動画『ARIA The ANIMATION』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2005年秋アニメ
制作会社
ハルフィルムメーカー
公式サイト
www.ariacompany.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/ARIA
主題歌
≪OP≫牧野由依『ウンディーネ』≪ED≫ROUND TABLE feat. Nino『Rainbow』
挿入歌
河井英里『バルカローレ』、牧野由依『シンフォニー』、ROUND TABLE feat. Nino『Just For You』

声優・キャラクター

葉月絵理乃、斎藤千和、広橋涼、大原さやか、西村ちなみ、皆川純子、川上とも子、水橋かおり

スタッフ

原作:天野こずえ『ARIA』(月刊コミックブレイド連載/マッグガーデン刊)、 監督:佐藤順一、助監督:竹下健一、シリーズ構成:佐藤順一、総作画監督:音地正行、キャラクターデザイン:古賀誠、脚本:吉田玲子/藤咲あゆな/浦畑達彦、美術監督:田尻健一、プロデューサー:内田哲夫

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