Ka-ZZ（★） さんの感想・評価

4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

キャッチコピーは、「導くは『白銀』、戦うは『意思』」

この作品はワーナーBHEが制作したオリジナルアニメだったようですね^^
事前情報は全くなく、キャラデザが好み･･･という理由で視聴を始めた作品です^^

アランダス連合王国とインゲルミア諸国統合体は長きに渡り戦争を続けてきました。
アランダス連合王国の独立第８部隊に所属する主人公のススム・トキムネは、トレイルクリーガーという人型ロボットの操縦士なのですが、とある戦闘中に民間のトレーラーを発見するのです･･･
そこで、アルジェボルンというこれまで見たことのない人型兵器と、アルジェボルンのエンジニアであるジェイミー・ハザフォードと出会い･･･物語が動いていきます^^

正直･･･戦争の内容は良く分かりませんでした^^;
軍服や使用されるトレイルクリーガーが両国とも良く似ているので、敵味方の区別がしずらいんですよね^^;

しかもどちらにも戦争派と保守派がいて、皆んな含みを持たせた話ばかりするので戦争の展開は分かりづらいと思いました^^;

それでも毎週の放送が楽しみだった作品です^^
その理由は何といってもキャラデザが私にとってストライクだったからです(//∇//)

ジェイミー･･･最初はトキムネと衝突ばかりでしたが、アルジェボルンによって随分良い方向に変わりましたよね^^
アルジェを通じてトキムネとジェイミーは一蓮托生なんですもん･･･
中盤以降のお互いを思い合う気持ちは態度は好印象でしたよ^^
彼女自身も物語の展開に合わせて可愛らしさに磨きがかかっていくようでしたよ^^
もう、ジェイミーが見たいからこの作品を見続けた･･･といっても過言ではありません(//∇//)

そして、スズシロ・サオリさん･･･
どうして、そんなに色っぽいんです(//∇//)?
サモンジ隊長の少し後ろを歩く姿･･･その他一挙手一投足が色っぽ過ぎですぞ〜
その色っぽさ･･･最早反則の域に入るのではないでしょうか(//∇//)?

こうして見ていくと、トキムネの後輩のナミエ・ポートマンや整備士3人衆も味があって良かったッスね^^;

と、キャラの話題ばかりを書いてしまいましたが、これまでのトレイルクリーガーと姿かたちが全く異なるアルジェボルン･･･
この機体に関わる物語にはしっかり感動させて貰いました^^
それに、戦闘シーンは迫力があって十分満足できるレベルだったと思います^^

オープニングテーマ
「TOUGH INTENTION」歌 - KOTOKOさん
「ZoNE-iT」歌 - KOTOKOさん

エンディングテーマ
「フェイス」歌 - 三澤紗千香さん
「Vivid Telepathy」歌 - 玉置成実さん

オープニングテーマの2曲は車で聞いています^^
エンディングの玉置さんの曲･･･とても良いのですが、背景のジェイミーが色っぽ過ぎて時折歌を聞くのを忘れてしまいました(//∇//)

2期24話の作品です。戦争や敵味方などを下調べして知識を付けて見るときっと違った評価になる作品だと思います。
個人的にキャラデザは最高でした(//∇//)

ninin さんの感想・評価

3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

白銀（しろがね）の意思とは？

全２４話＋特別編１話

空に飛べない世界、地上では２つの勢力が領土を争っていました。その独立第八部隊の新兵として所属することなったススム・トキムネが敵に襲撃をされていた民間のトレーラーで輸送中のロボット（人型機動兵器）アルジェヴォルンとその会社の技術者ジェミニーと出会い、アルジェヴォルンに搭乗し戦いの最前線と向かいます。独立第八部隊を中心に描いている戦争のお話です。

ロボットは３Ｄ描写も多くてよく動いてましたね。

それと女の子は可愛らしく描いてます。（口を少し開いた、狙った表情が多かったですがw）

２クールあったわりには、物語を描ききれていないような印象があって最後までスッキリしませんでした。

一つの区切りとして終わった感じでしたね。

ロボットもの戦争ものが好きな方には観ても良いかも知れませんが、私は２クールがかなり長く感じましたのであまりオススメできない作品です。

ＯＰ　前半後半２曲ともKOTOKOさんが歌ってます。前半の曲がノリが良くて好きでした。
ＥＤ　前半は三澤紗千香さん、後半は玉置成実さんが歌ってます。

最後に、この作品もテコ入れみたいに中盤でスタッフさんや声優さんが出てきて特別番組がありましたが、煽れば煽るほどに実際に観て期待通り面白くなったことはあまり印象にないですねw

眠夢 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

タイトルなし

なぜゼェイミーとくっつかないんだ

ちゅーぴー さんの感想・評価

2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

動きはメカメカしいけど

2つの大国､アランダスとインゲルミアは大戦後も交戦を続けていた
尚､この世界に飛行機は存在しない
過去の大戦で飛行機が使えなくなるくらいの気候変動があったらしい

主人公トキムネを含む独立第八部隊はアランダス軍
作戦行動中に民間のトラックが襲撃されてるのを見捨てる事が出来なかったトキムネは単独で助けに向ってしまう
ここでアルジェヴォルンとヒロイン､ジェイミーと出会う

この世界のロボは今までのロボアニメとは明らかに違う重々しくいかにも的なギクシャクしてる
しかしアルジェヴォルンだけは別格のキビキビ動く
偶然とはいえまだ未熟のトキムネしか動かせない､起動すのにもジェイミーが必要
独立第八部隊の苦難がここから始まる

大局的に見ればアランダスの敗戦が濃厚なのだがアルジェヴォルンの投入で戦場は変わって行く

講和を目指す軍幹部､それに反する派閥とアランダスは一枚岩ではない
そこに漬け込む軍需産業
両軍に武器を売り戦争を長引かせようと企む

他の有名なロボアニメと比べたらつまらないかもしれない
アルジェヴォルンのかっこよさだけを見ればこれはこれで見処はあると思う

難しく考えずこの世界感が楽しめればいいのだ｡

最後に物語の後半シーカーが戦友のボヤキにこう言った
「小人閑居して不善をなす」分かりゃなか辞書調べろ
分かんなかったんでググったよ（笑）

37111 さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

MameJ さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

二期あるのかね

白銀の意思とやらが消滅したとして一応の膜引きとなったけど
不穏な空気もあって劇中の世界は『未だ事変の渦中』といった
エンディング。
物語自体は“これ以上引張ってもなー”というとこで切上げた
感じもありました。

評価的には。。。うーん。微妙です。

D.D さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

不思議と何故か

ジェイミーの名前しか覚えていない？覚えられない？作品。

視聴している最中は名前が出るとどの人のことか分かるんですが、結局終わってしまってもジェイミーの名前しか思い出せない････。


と、それはさておいて、メカ好きな方でもアルジェヴォルンのデザインが好きになれない方は最後まで話しに入り込めないかもしれません。
周りの量産機が無骨なデザインなだけに個人的にアルジェヴォルンは更に残念なデザインでした。
お話的にも派手さのない地味な戦争のお話なのですがアルジェヴォルンだけが世界観にも合っていない未来的と言うか、異次元なデザイン、と言った感じです。
{netabare}
まぁ、中盤以降アルジェヴォルンベースの機体や量産機で埋もれさせ、浮いた印象を消されますが････。
{/netabare}
もっと周りの量産機に馴染む様な武骨なデザインだったならばかなり印象が変わり、評価も大きく違ったと思います。
本当に超個人的な偏見なのですが、この手のデザインの機体の出るメカアニメはほぼ「これは面白かった！」と言うアニメが無い印象ですね。


この作品も面白く無い訳ではありませんでしたが、特別面白くもありませんでしたね。
中盤辺りから面白くなりますが、最後が2期有りきな終わり方をします。
ですのでなんとも言えない気持ちになりましたね。

その最終回は、広げた風呂敷をどうしよう･･･みたいな感じでした。


ロボ好きで、「他に見る作品が無いんだよー！」という方は視聴されてみては？

神撃のニャンコ さんの感想・評価

2.3
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態：観終わった

どうしてこうなった？

下記↓のタイトル改め↑上記のタイトルと成り残念です
「陸戦型のミリタリーロボって好きです」
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↓2～3話観ての感想と　※印 以降は、最後迄見終えた感想です
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主人公の扱うロボは奇抜過ぎて　好みじゃないのですが
思いの外　このアニメも面白いのですよね

物語の成り行き次第では今期一緒に放送されてる
アルドノアゼロよりも好みのアニメとして順位を築くんじゃないかな～ってね

※どうしてこうなった？

特にキャラが好きになれませんでした
惚れ込む要素が無いです

どう表現すれば良いのでしょうか？
ノッペリした感じと言わせてもらいます

味が感じられない？愛せない？
何かしら　手触りみたいのを

心で感じる事ができないキャラばかり
なので　ノッペリと言わせて頂きます

極端に言っちゃうと　顔の無いキャラ
感情移入できないキャラだらけです

戦闘は凡で物語は、どうにも不完全燃焼な感があります
これでは、お世辞にも☆3も与えられないです

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

3.3
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ジェイミーちゃんを愛でるアニメ

ロボ戦争系。前半はまあまあだが後半がもはやネタ。
作画崩壊回もあり、予算不足もあったのかと。
最後は強引に締める。こちらの気持ちは不完全燃焼。

総評：
「中の下位の面白さ。ジェイミーは可愛かった」

かげきよ さんの感想・評価

2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

無いじぇヴォルン

気象変動で空を飛ぶことが出来なくなり長期にわたり戦争状態が続く世界での
一つのロボットとそのパイロットの物語。


「ブレイク ブレイド」のレビューで
あの世界観で車両がないのはおかしい！　と言った手前、
こちらの世界の方が「戦争」として現実味があるとはいえる。
ただそれは舞台としてということであって
正義感を振りかざし命令を無視する新兵：トキムネには現実味は感じない。
アムロもキラも民間人だったからすんなり物語に入れたが
軍人がコレをやっちゃうと違和感があるしげんなりしてしまう。

今後トキムネが活躍し、その正当性が増して行く事になる筈だけに
この引っかかりは大きく響きそうだ。
トキムネが軍を離れ正義の為に孤軍奮闘したり独立軍を作るなりする展開になるなら
その白銀（しろがね）の意思に十分納得いくけど、
「ま、いっか」で軍に戻るとなると収まりがつかなくなりそうだ。
せめて納得してやろうと思える落とし所になって欲しいと望む。
まだ始まったばかりだし
「戦争を背景とした魅力的な物語」になる事にまだ期待は持っている。


【総評】
コレは駄作の部類でした。

最初は軍規違反で引っかかりましたが最後までそれは続きます。
この軍規違反が違和感を大きく通り越し世界観になっているという皮肉。
描いているのは「戦争」ではなく「戦争という環境で己を貫き通す個人」。
こう書くとまだカッコ良いけど結局は「戦場での自己中」のぶつかり合いです。
なので端から無い話で共感するのがとても難しくなっています。

この世界観を甘受したとしても内容も薄く２クールが長い。
メリハリや印象的なシーンもなくダラダラとしたテンポでストーリーが進行。
キャラが物語を動かしている感じが無く自動的に流されて進行している
感じになってしまっている。
キャラが自己中なのにこの展開力の無さは逆にスゲェです。

部隊内に死人が出ず「戦場での辛い死」が全く描かれていないのも
戦争モノとしては異例というか問題で、
緊張感を失わせ虚構感を増長させています。
モブキャラは死にますが本当に何も感じないし感じさせないです。

ロボアクションも面白味が少ないです。
デザインも好みでないですが新機体と旧機体の技術差がありすぎて
敵も味方も新機体無双で戦術もへったくれもなし。
バランスや動作システムからして別物じゃん！というツッコミ所があり
本題の「アルジェヴォルンをパイロットの精神で動かす革新的なシステム」に焦点が合わず
ボケてしまっていてバトルをつまらないモノにするだけでなく
シナリオにも影響してしまっています。

キャラの魅力、音楽、作画も並以下ですし八方塞がりで褒める所がないです。
いっそトキムネとジェイミーの愛情モノとして描いた方が活路が見いだせたかも知れません。
設定とかそれなりに凝っていて苦労の跡は見えますがつまらないものはつまらないです。
残念ながらオススメできない作品です。

みちかな さんの感想・評価

2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

sukepa さんの感想・評価

2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態：途中で断念した

退会済のユーザー さんの感想・評価

1.6
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

こういう主人公は好みじゃなかった

猪突猛進型というのでしょうか。感情的に行動に走るような主人公はあまり好きじゃありません。ストーリーも中々進まなく16話視聴後最後まで見るのを諦めました。今季も作品数多いですから。。。

takigawa さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態：途中で断念した

意外と期待できるかも→見事に外した

オリジナル作品だそうで

3話まで視聴

ロボットもの

ガンダムマクロス系と違い機械の動きが、
悪く言えば鈍重。良く言えばリアル感（≠リアル）がある

そのせいか全体的に落ち着いた印象
これを活かして
現場だけでなく上層部（政治）をキチンと描ければ
今季の意外なダークホースになるかも

マイナス点としては

各回タイトルや次回予告時のタイトルが安っぽいっす
予算のないOVAみたいで…

後は登場人物の一人
{netabare}
ジェイミー（助手的ポジションで未熟なのは描写されてるけど
システムの根幹についての知識が抜けてるとかちょっとあり得ない。
後で納得できる設定が説明される可能性もありそうだけど…）
{/netabare}
がどうも？？？な感じ。
ストーリーかき回し・視聴者イライラ担当キャラなんだろうけど
下手すると作品全体の雰囲気をぶち壊しそうで怖いかな

視聴継続

視聴断念

2クール目に入ったところで断念
うーん、見事に外したなぁ

なんでこんなに感情移入出来ないんだろうと思うくらい
キャラが入って来ない

政治面はこれから動きがあるみたいだけれど
続きが全く気にならない

特筆点としては音響が良かったです
スピーカーがしょぼいひとはヘッドホンで見てみると良いかも

視聴断念

もあにめ♪ さんの感想・評価

2.9
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

kakizaki さんの感想・評価

2.7
物語 : 3.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

作画に違和感ありすぎて、アニメに集中できない

作画の背景やロボの割に、人の特に女性の顔が絵のうまい同人誌作家みたいなできで正直コレ以上観ていられなくなりました。

fuyu さんの感想・評価

2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

1話切り

一話で、軍を無視して行動する主人公にまったくもって魅力を感じず、思わず即切ってしまいました。
軍の制止を振り切って飛び出していく主人公というのはよくいてますが、まさか一話からそれがあるとは…。
あれはそれまでの色々が描かれてからじゃないと受け入れにくいかと。

ここの感想を見る限り切って正解だったと思える。

トトと申しますよ さんの感想・評価

2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：今観てる

ここまで話題にならないとは…

　2013年がロボアニメにとって話題・物語・ネタの様々な方面で視聴者に香ばしい物を提供してきたのは事実明白。今後のロボアニメにおける方向性を示した年といえる。

　それだけにガルガンティア・ヴァルヴレイヴ・マジェスティックプリンスの放送はロボアニメにとってある意味重要性があったのかもしれない。
　実際、この3作はそれぞれの領域で作品をアピールし、他にはない要素で互いに競い合っていたように思える。
　

　ガルガンティアは話題を、ヴァルヴレイヴはネタを、マジェスティックプリンスは物語を。
　

　放送話数や時期は若干異なれど、ほぼ1年を通して我々に何かを語りかけていたように感じられる。

　しかし2013年がロボアニメにとって激動の年だったのか、今年は展開が地味である。いや、地味どころか下火とさえいえる。
　
　その一つが「アルジェヴォルン」だ。

　アルジェヴォルンは気候の変動で航空機が使用不可になった戦場で、主人公達の部隊が前線で敵と戦う物語である。戦場最中、主人公はヒロインが運搬していたアルジェヴォルンを駆動させ、そのままパイロットなって戦うのだ。
　前線で戦う兵士達を主人公として捉えたのは良い。軍人が主人公というのは面白みがある。

　……と思ったが、アルジェヴォルンは2014年ロボアニメが如何に地味であるかを語ってしまっている。
　
　まず「話題になっていない」のだ。
　
　軍人が前線で戦うという要素である以上、いくらかリアルロボットの要素を受け継ぐのだが、主人公が乗るアルジェヴォルンは見た目からにしてスーパーロボットの意匠が感じられる。実際、1話ではそれこそ「ガンダム機動す」に代表されるようなシーンが見受けられた。思えばあれが盛り上げ所だったのだろうが、既視感のある展開で盛り上がることはなかった。
　1話の視聴後は感想を伝え合うスレを見たが、それ以降盛り上がっているかは不明である。

　また物語としても微妙だという点が挙げられる。

　戦争をテーマにし、軍人を取り扱った内容である以上はやはり戦争の悲惨さや人の死といった悲しみが物語に取り込まれやすいのだが、この作品ではそれが薄い。いや薄すぎるのである。
　出てくるロボットはライフルをまとも受けても大破することはなく、砲弾を直撃されても爆発はしない。戦車に豆鉄砲を浴びせているかのようだ。
　確かに実際の戦場では航空機のガトリング砲を受けたところで、戦車が怯むことはない。だがいくら何でも破壊効果が薄いのでは携帯する武器の必要性が疑われることは免れないだろう。
　主人公達は前線で戦ってはいるが、それにしても部隊のメンバーも脇役も死ぬことはない。戦場でヒロインの傍にいた歩兵が砲弾の直撃で死んだと思われるシーンがあったが、そんなことはなく爆風で吹き飛ばされただけに終わってしまった。大抵死ぬのは敵だけでそれも僅か。血腥いシーンは皆無に等しい。
　
　確かに実際の戦場では如何に味方を失わずに戦うか重要になる時もあるが、だからといって死の描写が薄いのは戦争ものとして如何なものだろうか。リアルだとしてもリアルさがない。ましてや戦争中だというのに。
　ガンダムの死に対する病的なまでの描写もなければ、カタルシスもない。一応、主人公には姉の死がついてくるがストーリーにあまり影響はない。
　他に感想を書いた視聴者の正直な感想を交えるが、はっきり言って戦争というよりもスポーツに近い感覚である。

　ネタとしてもはっきりいって特筆することもなければ挙げられる要素もない。むしろネタ要素はアルドノア・ゼロに注目すべきである。

　それとロボットの性能に関しても記しておきたい。今作に出てくるアルジェヴォルンは確かに最新の機体であるが、機動性・運動性ばかりが挙げられるだけで特殊性能はない。戦力を傾けるような能力はないのだ。
　リアルロボットでやるつもりがアルジェヴォルンは世界観を間違えたかとでも思う程のスーパーロボットな見た目。しかし作中では既存の兵器よりも性能が高いだけであって特化した性能はない。スーパーロボットとしても微妙である。

　他にも主人公が軍人なのにやたら反抗的で命令を無視したり、民間企業でまだデータが少ないとはいえ最新鋭機を易々と前線の兵士に譲渡するなど気になる点は多い。

　まだ放送中ではあるが、スタッフはスーパーロボットなのかリアルロボットなのか、一体どちらでやりたいのかわからない。どちらかを選んだとしても微妙なのは変わらないが。というかロボでやる必要性が少ない。戦車でもいいのでは思う。寧ろ、そちらの方がまだリアルだろう。

　筆者自身は「革命機ヴァルヴレイヴ」を2013年最大のショックアニメとして勝手に認定しているが、アルジェヴォルンはそれを超える様な要素が全くない。雲泥の差で敗北しているのだ。


　前半がそろそろ終わるという頃合いで書いた感想なので、後半になって面白い&話題になるとの情報があればその時は編集して再評価するが、もはや覆せない状況に陥っているのは言うまでもない。

クッジー さんの感想・評価

2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

私の嫌いな主人公の3大要素、ウザい・勝手・無駄に暑苦しいが全て当てはまる。

私の嫌いな主人公の3大要素、ウザい・勝手・無駄に暑苦しいが全て当てはまっていて視聴を断念した。ただ主人公機のアルジェヴォルンはかっこよかった。

ジョリー8 さんの感想・評価

2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

９話で断念

あまり面白くないと思いつつ、惰性で観てましたが、ストーリー、キャラクター、メカなど、私に響くモノは無く、切りました

sukasuka さんの感想・評価

1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

2クール持つのこれ？

オリジナル物で2クール24話の戦争ロボットアニメ。

キャラやメカのデザインは悪くないと思う。
どこかで拾ってきたような設定もまぁ気にしたら切りがない。
ヒロインのジェイミーさんも人気が出そうな属性だ。

でもやはり主人公の魅力が作品のほぼ全てを決めるだろう。
はたして視聴者はどう感じるだろうか。
少なくとも俺にはただの糞ガキにしか見えないのだが・・・。

今のところ途中で視聴断念しそうな予感。


■追記
いや～これ24話観るの無理っすわｗｗｗ

つー訳で8話目であえなく視聴継続を断念。
作画も既に崩れてきているような気がする。
贅肉を削ぎ落として1クールで構成していればまだ観れたかも？
とにかく展開がトロ過ぎて興味が湧く前にアクビが出る。

lovegate さんの感想・評価

3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：今観てる

曖昧である。

主人公の軍規無視は結果が良かったので 外れてないか？

その部分の蓋然性がある演出が十分に可能である。

帝国側のキャラクターの比重がない。

助演級でもないNPCと似たような感じ。

少しはがっかりしている。

うち. さんの感想・評価

2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態：途中で断念した

主人公にイライラ

主人公にイライラしますがこういう主人公も居た方が良いかもですね。
戦争もので主人公は特に強くないはずなのに味方側のキャラがほとんど死人が出ないのはおかしいとは感じました、隊長の部隊では死亡者が出ないという設定はアニメにしてもあまりにも陳腐です。

キャラは全体的に主人公に厳しいのでそこは納得しました。ヒロインがちょろくないところもある意味好感が持てます。

かしろん さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

主人公の行動と行動原理

[５話まで見てを追加]
ティエレンみたいな量産機は良いんだがなぁ・・・

１話見て
{netabare}無能なトップ共
切れ者な中間管理職
グチグチとブーたれる主人公
の割に、突然熱血しだして言うことを聞かずに命令違反する主人公
何故かそこにある最新鋭機

どこかで見聞きした設定達。ロボットアニメのお約束の上塗りの上塗り。
こういうのを見ると
「ロボットアニメの限界なのかなぁ。
コテコテのお約束や王道展開は既視感でしか無いし、奇をてらうとエヴァになるし。」
とか思えてくる。


はてさて、こういうお約束を重ねた場合、塗り重ねた向こう側に見えるオリジナルの部分やストーリーをどれだけ面白く魅せるかがカギになるのだが、それが１話時点では欠片もない。ただただ呆気にとられるだけ。

ロボットアニメ１話で重要な主人公と主役機が出会うシーン。
・なんであんな紛争地帯を民間トレーラーが走っているのか
・主人公が乗る前に技術者が生体データを読み込ませていたが問題ないのか
・「軍人だから一応操縦できるだろう、乗れ」とかそんな適当で良いのか
・言われてワケの分からないロボにホイホイ乗っちゃう主人公はバカなのか
・他の量産型と比べてオーバー・テクノロジー過ぎるが一体何なのか
もう、ハチャメチャである。なんだこれ、である。
ガンダム１話のような、フラウ達を助けたい、機械オタクの血が騒ぐ、とかいった主人公がソレに乗る動機付けが全くもって弱すぎでヘロヘロである。
面白かったのはヒロイン格であろう技術者が主人公をグーパンで殴ったことくらいだ。


２話で主人公の懲罰。主役機の説明くらいはやってくれるんだろう。
この辺をどこまで面白く見せてくれるかどうか。{/netabare}

５話まで見て
{netabare}４～５話で主人公が軍に入った理由が明かされた。
軍に所属していた戦死した姉の死の理由を知りたい。
そのためには偉くならなければならない。
手っ取り早い方法はロボット乗りになって武勲を上げること。

はぁ？
さんざん命令無視して無謀な突っ込み方して？
全くもって、ここまでの主人公の行動と、明かされた行動原理が、意味不明の矛盾抱えまくり過ぎる。

まず、偉くならなければならない。
偉くなりたかったら、ブーたれずに、命令されたことを忠実に守った上で武勲を上げることだ。イチイチ文句をブーブー言いまくり、その挙句には味方を危険に晒すような命令無視しまくるヤツを誰がまともに取り立てるか。

次に姉の死を知りたい。
知りたいのなら、まずは自分が死なないことを選択しないと。自分が死んだら死の理由を知るもクソもない。
また、姉の死、という理由なのに自分の命に関して無頓着すぎる。姉の死、というものを心に抱えた奴があんなに死に急げる訳がない。

こんな中途半端なことするくらいなら、ただのアホ主人公、ってことのほうがマシだった。
そういう意味で、ただのアホに成り下がった５話Ｂパートは面白かった。{/netabare}

あぁ、そうか。見方が分かった。
マジェプリをロボット物では無くヒーロー物を見変えてから楽しかったように、ロボット物ではなくアホ主人公のギャグコント物として見て楽しめば良いのか。

come-on Y さんの感想・評価

2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：今観てる

北山アキ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：今観てる

視聴者が命令違反に厳し過ぎる

第５話感想
ギャグ回？
やはりこの主人公の個性を押し出すべきと確信した。

４話まで観て

コメ付き動画で観てると主人公に風当たりが強くてビビる。
アニメのキャラに社畜を求めなくてもいいのにと思う。

上官殺しだって、仲間殺しだって当たり前なのが戦場。
ベトナム戦争の米兵なんてかなりの数が味方の弾で死んでるとも言われてる。
そりゃ、恐怖に駆られてフルオートで乱射したら、より近い距離にいる味方に当たる確率のほうが高い。
麻薬でラリってたら、命令なんて理解できない。
それより、よくアニメやドラマであるような取り囲んで撃ちまくるほうが教科書的戦術ではありえない。
取り囲んだり、挟みうちして撃ちまくったら、
あるいは後列から撃ちまくったら、流れ弾が味方にあたるのにといつも思う。
そういう無自覚なアホが兵士や警官してるお話より、こういう（自覚的アホの）主人公のほうが好感が持てる。

え？このアニメ？今のところ話が面白くない。
良い点は音響効果。特に１話目が立体感があってとても良かった気がする。

Re:SMILE さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：今観てる

ぽんちぃ さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

ロボット・バトルの王道ですか。１話で視聴リタイア

ありきたりなロボットアニメがもともと好きではないのですが、たまに良作があったりするので、どうかなぁという気持ちで見始めましたが、やっぱりという感じで、１話でさえも早送りでざっと見て、今後録画もしないことにしました。

ただ、ガンダムのようなロボットバトルが好みでないだけなので、
好きな方はオモシロいかも知れません。