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「グラスリップ(TVアニメ動画)」

総合得点
65.8
感想・評価
1166
棚に入れた
5338
ランキング
3178
★★★★☆ 3.2 (1166)
物語
2.6
作画
3.7
声優
3.3
音楽
3.4
キャラ
3.0

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グラスリップの感想・評価はどうでしたか?

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

家族から離れが可能性に向かって歩きだす。または友情論と自己愛。

 メチャメチャ面白かったです。あえてぼやかしているような感じがヒロイン透子と重なって、モヤモヤとか先の見えない青春の不安とかそういうものが伝わってきました。

 ユーチューブで「訳の分からないアニメ」という評価を見て、興味を持ってみましたが、私は非常に深く感動しました。文学的…というには含意がありすぎますが、一見訳の分からない話にしてぼやかすことで青春の混乱を表現していました。

 はじめのニワトリは5人を象徴していました。自分でエサもとれる、つまり一人で生きているように見えて、守らなければ危険、まだ子供ということ。一人一匹ずつ保護するという場面で説明していました。加えて5人の関心がある趣味やスポーツなどと家・家族が丁寧に描かれます。夏休みも象徴的で期限付きの自由な時間だと思います。

 彼らがいろいろがんばれるのは、支えてくれる家と家族があるからという感じでした。その中で不協和音となる駆が現れます。

 彼は多重人格の様に分裂し、未来に起こるかもしれない声が聞こえます。つまり未来…というより自分とやりたいことが定まっていない。不自然なテント生活は、居場所がわかっていない。それが居場所が決まってくることで声が聞こえなくなってゆくのかな、と思います。

 透子もそうですね。あの5人の中で居場所が実はわかっていなかった気がします。あの不自然な八方美人というかすべて口に出してしまうところは、不安定さが表れている気がします。
 美術準備室に行くと雪が見えるのは、本当に自分がその道に進みたいのかわかっていなかった。ジョナサン=透子がうまく描けなかったのはつまり自分で自分がわからないということ。

 趣味=それぞれの夢=アイデンティティの理解という意味で、山登りと読書、長距離とダンスを体験することでカップルが生まれてゆきます。駆は走っていたし、山登りもしていたしで、まだまだ何も定まっていない状態です。

 百合的なものもありますし病気の件もあるのでで幸と祐の行く末に暗雲はあります。透子のビジョンが可能性なのか事実なのかはわかりません。それもまた可能性だということです。
 怪我とか病気は不穏なものともとれますが、一方でそれを支えてくれる家族を描いたとも取れます。もし支えてくれなければ…の可能性の示唆という意味もあるでしょう。
 祐筆という職業があります。代筆屋というとちょっと違いますが「裕」の字は小説家を表している?気もします。明日のために、でしたし。

「駆=一緒にいると雪が見える」という名前と「雪=走っている方」という名前が逆転してます。これもまた可能性の示唆なのかな、と思います。結果的に雪が降っている景色で見たビジョンはそういうことではなかったですが、2人の関係において雪が不穏に描かれていました。この名前の逆転は意味があると思います。

 花火は帰ってくる場所あるいはいるべき場所の象徴、流星は願いです。

 つまり、5人の集まりは依存的で、まだ家族と家に守られるべき子供だけど、そろそろ自分のなりたい自分になるためにバラバラになってゆくという話だと思います。一緒にいるためにいるのではなく、偶然一緒になれたらまた仲良くできるよね、という話だと思います。

 ということで1回しか見ていないので、受け止めきれているかわかりませんが、深く感動しました。守られるべき子供から自分の願いのために行動することで大人になる、という話だと思います。
 ただ、2回目みて「考察」する意味があるのか、ですね。このモヤモヤ感が大事だとすればちょっと余韻を味わいたい感じです。

 類似例があるとすれば「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」ですね。同作品を楽しめた人は本作も理解できるでしょう。

 オール5かな。作品…というか脚本の質としては最高峰ではないかと思います。

 追記 そうそうカミュ=不条理と選択の物語、夏目漱石=月がきれいと夢十夜はいいとして、名人伝は一つの事を極める話です。その他の本は全部拾い切れてませんが、ちょっと興味がありますね。

 書き忘れました。ピアノを聞くと不穏になるのは、駆がいなくなる、つまり母親について行ってしまう暗示だから?ガラス=透子の象徴だと思うのですが、あれを捨てることがラストシーンでしたので2人はむすればれない、ことを示唆していた?
 となると結局5人は全員バラバラになるか、幸と裕だけは…という気もしますが、幸の心の真実を知っている裕とは結局うまくいかないのかな。雪とやなぎは家族だし。



再追記 カミュ「転生」は自己愛と他人との関係、あるいは二重性の話でした。

 やはり少し中身の理解を深めたくてカミュの「転生」を読みました。後半の「追放と王国」まで読み切れてないのですが、この「転生」は異邦人のような話とはちょっと毛色が違いました。
 この作品は自己愛と他人へのふるまいのエゴイズム的な話でした。友人も恋愛も裏では自己愛でしかないという告白の話です。また、罪を犯した人間が他人を自分の立場に引きずり落とすということでもあります。

 また、エッシャーの「昼と夜」も昼にも見えるし夜にも見える、鳥にも田んぼ(畑?)にも見えるだまし絵です。つまり、二重性です。可能性の物語かと思っていましたし、そういう要素はあると思いますが、このニ重性というのが
キーワードの感じです。
 雪と夏の対比もあります。透子がガラスをやりたいのか絵をやりたいのかで悩んでいるのかはわかりません。そこは読み解いていきたいですが。

 そして、同時に友情というのは自己愛ではないのか?という点にも注目したいです。幸の家の描写と病気、なぜ裕に本を読ませるのか、などを考えたいところです。つまり友情とは何か恋愛とは何か?の話なのかもしれません。

投稿 : 2024/05/07
閲覧 : 373
サンキュー:

11

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

P.A.Works向きではない気がします。

本作は前々から気になっていましたがようやく見終わるに至りました。
多くの方が言うように「意味が分からない」or「抽象的な表現」が多すぎる作品でした。

作品として主題が不明確なところが少しある気がします。このメンバーの転機になるのが、一人の転校生が現れたこと。そのたった一人の異分子がこの面子にどう影響を及ぼし、どう変化していくか、ということが自分の観ている中では、面白味がありました。これまで一つになっていたものから、これまで言葉や態度にできなったものが、崩れだして、それぞれが考え、成長し、新しい自分になることまで描かれていたのは、劇として中々観ないものだなと感じます。

本作の謎として君臨するのは、「未来のかけら」なるもの。これが最終的にも明快な提示がされていないのもあって、「意味が分からない」に拍車がかかっている気がします。率直に言うと私もよく分かりません。というよりその場面、場面における舞台アイテムみたいなふしがあって、メタ的要素なのでしょうか。実際見えた未来と違う未来が訪れたこともありましたし、その未来が見えたところで、そこに言及しない時もありました。ここについてはその人の感覚の許容範囲によりけりに感じます。

ただ、謎を解くヒントとして、校庭に飼っている鶏に一羽だけ異分子がいたり、やたら古典文学を好むキャラクターがいたり、意味ありげのセリフがあったりはします。ただ、爽やかな作風(PA恋愛群像劇)との融合は難しい気がするのも本音です。てかニワトリ好きですねw

投稿 : 2023/10/15
閲覧 : 723
サンキュー:

34

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まったり観れる良さはある!

個人的に「田舎町×青春」って観ていてほっこりするんで結構好きなんですよね〜。男2.女3の仲良しグループの関係が1人の転校生が現れた事で動き出す。というアニメです。謎のイケメン転校生と主人公の少女が経験する不思議な経験は・・・最後までよく分からなかったw最後もなんか前向きなフィナーレ感だったけど「何で?」ってなったw
有名なクラシック音楽が多々使われていましたね。それに何気に声優さんが豪華です。
キャラデザも悪くないです。
内容は謎だったけど、まぁまったり観れたかな。

投稿 : 2023/07/10
閲覧 : 113
サンキュー:

6

りょうへい@アロエ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

解説が必要

好き嫌いが分かれる作品。
おそらくストーリーが意味わからんと感じる人が多いと思われる。
下記リンクの解説が非常にわかりやすい。
https://togetter.com/li/817759

投稿 : 2023/05/08
閲覧 : 153
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

タイトルなし

ストーリー内容が一体何をしたいのかよく分からない作品でしたね。
まあ映像とかは綺麗なんだけど、でも同時に映像が綺麗なだけのストーリーがつまらないっていういつのもPAアニメでしたが。

【評価】

20点・D級

投稿 : 2023/02/06
閲覧 : 108
サンキュー:

1

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

惜しい感じがする

福井県坂井市が舞台だったかな。
ガラスを通して不思議な感情だったり、未来予知だったりを主人公の深水透子が経験して不思議な体験をするお話だったような。

ラブストーリーな展開もあるのかなと思ったけど、もう終わり?という感想だった。もうちょっと掘り下げてほしかったかな。
早見沙織さん演じる高山やなぎは良かったンゴ。
キャラソンも

キャラクターが魅力的で主題歌もガールズアンドパンツァーや氷菓などで波の乗っていた?ChouChoと花咲くいろは絡みもあるnano.RIPEでよいし、P.A,WORKSだけあって作画もよかったのですが、物語の内容が惜しかったと感じました。2クールやれば、面白くなったかも。

OP
夏の日と君の声 ChouCho
ED透明な世界 nano.RIPE
イメージソング
ルーセントアイズ ChouCho


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ガラス工房を営む一家の娘・深水透子は、友人の家にあるカフェ「カゼミチ」を友人たちとの憩いの場所にしている。高校3年の夏休み、彼女たちの前に現れた転校生の少年・沖倉 駆は、透子に、自分には未来の声が聴こえると語りかける。もし、あらかじめ未来を知ることができるのなら、自分は何を望むのだろう? 感じたことのない動揺を覚えながらも、透子は胸の中に、放っておけない感情が生まれていることに気が付く...。

1. 花火
大勢の人で賑わう花火大会会場。深水透子と高山やなぎは、やなぎが輪投げで手に入れた不思議メガネをかけてはしゃいでいた。透子がメガネをかけると、ぼんやりとした風景とともに「やっと見つけた」という声が聴こえてくる。一瞬戸惑ったものの、親友幸へのプレゼントにぴったりなノアベルを見つけたこと、また井美雪哉と白崎祐が屋台で大量に買ってきた食べ物の前に、その出来事は忘れてしまう……。後日、学校でにわとりのジョナサンをモデルにしてクロッキーをする透子に、ひとりの男子生徒が声をかけてくる。その優しい声音はどこか聞き覚えがあった。

2. ベンチ
いつものように祐の祖父が経営するカフェ「カゼミチ」に集まった透子たち。そこに現れた沖倉 駆は「俺はあの日、君と同じものを見た」と透子に告げる。いきなり来て馴れ馴れしく話す駆を警戒する雪哉たちだったが、駆は気にせず透子に待ち合わせ場所と時間を伝え立ち去ってしまう。微妙な空気が残る中、幸は戸惑う透子を見て彼女に同行することを決める。翌日、駆は幸がいることに特別驚く様子もなく、「透子には何かきっかけがあると、幻覚のようなものが見えるんじゃない?」と、彼女たちしか知らないはずの事実を口にするのだった。

3. ポリタンク
駆と一緒にいる時、きっかけがあれば“未来の欠片”がはっきり見えること。そして、やなぎのことを好きだと思っていた雪哉からの突然の告白。今までの日常が大きく変わろうとしていることへの不安と、親友たちが離れ離れにならずにすむ方法を考えた末、透子は駆に頼み“やなぎと雪哉の未来を見る”ことを決意する。自宅に隣接する工房でガラスを吹きながら駆を待つ透子は、おぼろげな“欠片”を見はじめる。そして突如それは鮮明になり、やなぎの泣き顔が映し出される……。一方、祐もある想いを胸に秘め、明日行われる登山に備えていた。

4. 坂道
登山の帰り、幸が入院しているイメージを見た透子は、彼女からの着信に慌てて出るも、予想とは違い、やなぎがレッスン中に右足を怪我したと聞かされる。急いで病院に向かった透子だが、右足に包帯が巻き松葉杖を使うやなぎと、肩を貸す雪哉の姿を見て、微笑みながらそっとロビーを後にするのだった。一方、ケガもなく無事に帰宅した幸は、登山の時に祐と交わした会話、「俺、幸って名前……好きだな」という言葉を思い出していた。そんな時、借りた本を返しに祐が幸の家を訪れる。玄関先でいつもより緊張している祐に対して、幸は「あがる?」と声をかける。

5. 日乃出橋
怪我から復帰して初めての記録会に向かう雪哉と、それに付き添うやなぎ。雪哉は緊張はしていないつもりだったが、やなぎが持つ動画用のビデオカメラからは自然と視線を外していた。一方、カフェ「カゼミチ」をひとり訪れた透子は、祐の祖父から祐は今日デートで店にはいないと聞かされる。思わず携帯で幸の番号を呼び出そうとして思いとどまるが、その足は自然と幸の家に向かっていた。透子の訪問に慌てた祐は見つからないよう幸の部屋から脱出。だが幸は、付き合っているわけではないが、つい先ほどまで祐が部屋にいたことを透子に伝える。

6. パンチ
まだ薄暗い早朝から工房に入りガラスを吹く透子。同じく朝早くから目覚め“未来の欠片”によって透子の声を聞いてしまう駆。“未来の欠片”のせいで駆を意識してしまう透子は、駆から電話があってもろくに話さず切ってしまう。午後、祐からの電話でカフェ「カゼミチ」にいつもより早く呼び出された透子は、幸とのことを打ち明けられ、また後から来たやなぎからは、雪哉に告白したことを聞かされる。これまでの関係が徐々に変わり始めるなか、祐から幸へのサプライズ花火大会が提案される。

7. 自転車
自宅前の海岸でやなぎと話す透子。雪哉と駆の勝負にやなぎが平手打ちで割って入ったこと、幸と祐の関係、そして幸の検査入院について話していると、波のきらめきをきっかけにして“未来の欠片”が見えてしまう。それは病室で横になっている幸の笑顔、そして傍らには祐の姿があった。嬉しくなった透子は思わず「やっぱり幸、大丈夫」と口にしてしまい、いぶかるやなぎに対して、慌ててごまかすのだった。一方、幸の病室を訪れた祐は、初めて幸の母親に出会う。緊張する祐だが、幸に「ボーイフレンド」と紹介され、さらに身体を強張らせるのだった。

8. 雪
夕暮れの波打ち際で見た“未来の欠片”は、透子が倒れ込むほど強烈なものだった。駆は「きっちり説明してもらうから」というやなぎの台詞を聞きながら、彼女に連れ帰られる透子を見守ることしかできなかった。後日、幸のお見舞いに訪れたやなぎは、雪哉が自分に黙って陸上部の夏合宿に行ったこと、幸と祐のこと、海での出来事と透子と駆の関係を彼女に話す。そして透子と駆の間に何か秘密があるのではないか? もし知っているなら教えてほしいと頼むが、幸は、どこか悲しそうな表情を浮かべながら「特別な関係なのかも……」と答えるのだった。

9. 月
雪……そしてキス。そんな駆との“未来の欠片”を見た透子。いつもなら聞こえてくるはずの“未来の欠片”が聞こえない駆。合宿に行った雪哉にメールを送るやなぎ。メールの送信者を見て朝練に向かう雪哉。祐に「夢十夜」というメールを送る幸。幸からのメールの内容が夏目漱石の小説だと知る祐。お互いどこかギクシャクしているものの、それぞれの未来が少しずつ動き始めていた。そんな中、透子は幸から「約束の場所に行きたい」と連絡を受ける。少しとまどいつつ待ち合わせの時間と場所を決めるのだが、その後祐にも、幸から、同じ時間と場所のメールが届く。

10. ジョナサン
麒麟館の展望台。“約束の場所”で透子と祐に告白した幸。驚く2人を見てどこか吹っ切れた様子の幸は、3人で月を見上げていることに嬉しさを感じる。その夜、自宅で妹の陽菜から、やなぎが“新しい自分になる”と言っていたと聞かされた透子は、自分も前に進むべく駆との関係をあらためて考えることに。翌日、駆の家を訪れた透子は、駆の母から、ピアニストとしての母の仕事の関係で転校を繰り返してきたこと、そのことによって感じる孤独を、駆が「唐突な当たり前の孤独」と呼んでいたことについて聞かされる。

11. ピアノ
美術準備室の壁に寄りかかり静かに座る透子と駆。以前見た未来の欠片が現実となったことに困惑しながらも嬉しく思う透子だったが、「駆君、私のこと本当に好きなのかな?」「私たち何もわかり合ってない」と心に引っ掛かっていた思いを口にする。自分の気持ちを見透かされた気がした駆は、自分が未来の欠片を見るきっかけでもあった母が弾くピアノを聴きに来てほしいと、透子に伝えるのだった。一方、幸は祐に、また山に登りたいと告げ、雪哉は初めてやなぎのレッスンを見学しに行くことを決める。それぞれがそれぞれの明日のために動き出した。

12. 花火(再び)
父がガラス工房を持つことになり、東京を離れ家族で引っ越してきた深水透子は、慣れない土地でうまくやっていけるか不安を感じていた。そんな時、駅で偶然出会った沖倉 駆。彼に連れられカフェ「カゼミチ」を訪れた透子は、井美雪哉、高山やなぎ、永宮 幸、白崎 祐たちと出会う。小学校の時からずっと一緒だという彼らに誘われて、透子は花火大会を見に行くことに。雪哉とやなぎ、祐と幸、そして駆と透子。それぞれが楽しそうに花火を見上げている風景。それはもしかしたらあり得たかもしれない、透子の未来の欠片が紡ぐ世界だった――。

13. 流星
透子が見た世界。彼女にとってその衝撃は大きく、駆の母のピアノ演奏が終わると同時に気を失ってしまう。透子が目を覚ますと、そこには心配そうに彼女を見つめる駆の姿があった。自分のせいで危険な目にあわせてしまったと感じた駆は自らを責めるのだが、透子はもう少し駆の家にいたいと言う。心配する家族を帰してひとり残った透子は、もう一度ピアノが聴きたいと駆の母に願いでる。そして曲を聴きながら透子は駆が居なくなると感じるのだった。その頃「カゼミチ」には雪哉、やなぎ、祐、幸が偶然集まっていた。長く短い夏がもうすぐ終わりを迎える。

投稿 : 2022/06/19
閲覧 : 420
サンキュー:

5

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何も起きない青春群像

ちょっと複雑な恋愛模様が話のタネではあるのだが、登場人物が全員大人なので関係性がそこまでギクシャクすることもなくさらさらと流れていく。本当に全くと言っていいほど事件は起きず、劇的なシーンはなく、想定外の展開などない。一応ファンタジー要素はあるのだが、それもあくまで青春にそえられた彩りに過ぎない。

この作品が描いているのは「人と人が見ている世界を共有すること」だ。
人と人とは分かり合えない。全く違う考えを持っているし、違う価値観、感情の流れを持っている。人はガラス越しにそれぞれの違う世界を見る。それは人がそれぞれに違う生を生きてきたから。(作品で登場するエッシャーの騙し絵は一つの世界に見方によって複数の世界の像を結ぶことを象徴する)

だからこそ、それを超えて相手の世界を理解しようとする営みは美しい。見ている世界を共有するには生を、体験を共有することだ。サチの小説趣味に付き合うヒロ、ユキのランニングコースを走りそこで見たものをメールするヤナギ、トウコの見た美術室の雪世界を自分も見たいと探すカケル、ガラスの中にカケルの孤独を味わうトウコ、「あなたの見ている世界を私も見たい」というその意思こそがこの作品で何度も繰り返されるモチーフだ。孤独とは同じものを隣で見てくれる人間のいないことだ。孤独だったカケルは自己分裂し自分の中に「同じものを隣で見てくれる人間」を作り出したのだ。
間接表現を多用している。それは視聴者にも作品内世界や各人物に主体的に寄り添うことを要求している、と言えるかもしれない。それだけでなく視聴後感をポップなエンディングとアンバランスなくらい上品にしている。
このアニメを見ていて痛感したのは、会話というのは今日より一層ダイレクトに明確にされるようになってきているということ。この作品での会話はそういう現代流とは違ってぶしつけな自分の断片のぶつけ合いであって昭和趣味を感じる。だがそういうコミュニケーションの仕方は個人的には好きだ。

大きな印象を与えるアニメではなく、期待してみるものではないかもしれないが一定程度のファンはしっかりつくだろうな、という感じのアニメ。青春アニメの範疇では大衆迎合的な媚びが少ないのでそういう雰囲気のアニメが見たいときにはおすすめ。
P.A.Worksのブランドイメージがやや邪魔をしているかもしれない。

投稿 : 2022/06/16
閲覧 : 249
サンキュー:

6

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うーーーーむ。

難解である。
夏なのに熱を感じない。むしろ涼しいくらい。
正直理解出来てない。
勝手な解釈をすると
8割の不安と2割の希望。なのか!?
高校3年生や地方って事を鑑みるとやはり
将来に対する漠然とした不安。仲間との別れ。
そんなとこではないだろうか。
色づく世界の方がわかりやすいかな。
夏の始まりと終わり。子供と大人の境界線。
勝手ながらそう受けとりました。
凄く一生懸命観て疲れましたが余韻は悪く有りません。
素敵な風景と音でした。

投稿 : 2022/06/15
閲覧 : 223
サンキュー:

4

ベル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かわいい

ずっと意味がわかりませんが・・・
深水姉妹は、ヤバいぐらい可愛いかった。
アホの子である深水透子と、統合失調症の沖倉駆の依存型ラブストーリー。
深水姉妹がとにかく可愛かったので、なんとか最後まで見れました。

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 259
サンキュー:

2

ネタバレ

秋川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ギャグアニメとして有名なアニメ

このアニメはつまらないです。大した展開はなく、キャラの言動や行動も支離滅裂です。ですがこのアニメは有名です。それはキャラの言動や行動が支離滅裂すぎて滑稽なためです。凪のあすからのような恋愛アニメを期待していた人にとってこのアニメは駄作かもしれません。しかし、見方を変えればこのアニメは面白いです。漫才師になったつもりで見てください。かなり楽しめました笑。自分的にはかなり期待して視聴に臨んだ挙句失望したtrue tearsやSHIROBAKOよりもグラスリップの方が好きです。

投稿 : 2021/09/15
閲覧 : 367
サンキュー:

1

tot さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

初期P.A.WORKSの隠れた名作!

初期P.A.WORKSの佳作

大作ともいえる凪のあすからの直後に発表された、P.A.WORKSの佳作といっていいと思う。全篇の細部が丁寧に丁寧に作り込まれている。主人公の透子が作り出すガラス細工のように。

思春期の少年と少女の淡く移ろう恋の感情が、舞台となる海辺の街の光景を背景に一つ一つ描き出されていく。主人公の恋の対象はtrue tearsのサブヒロインと同様に、やや人とは違った世界の見え方をしていて、いわばガラスによって光線が屈折されたような世界を持っている。

未来のカケラと呼ばれるその世界を共有してしまったことから主人公格の二人は惹かれあい、ともにその謎を解明していくことになる。その過程がプロットをなしている。恋のために生じるすれ違いも、対象がすれ違うことで生じる恋の不成立も、物語として消費されるのではなく、人物達の一人一人を魅力的に立ち上げていく。

冒頭の始まりがやや唐突に見えたり、幸が読んでいる文学作品の題名やテーマが微妙に象徴になっていたり、物語としてわかりにくさを残すために低評価のレビューが多いのだと思われるが、一つ一つ描かれていることを丹念に追っていけば、その辺りも明快で丁寧。

隠れた名作です。

投稿 : 2021/08/06
閲覧 : 338
サンキュー:

5

ネタバレ

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これが「人類には早すぎる動画」か

1話から飛ばしていらっしゃる!
なかなか斬新な演出が多いかと思います。

どうだろう、謎が謎を呼んで寝てしまっていたので、余計に訳が分からなくなりました。
でも2周してもよくわからん!!笑

割と詩的表現というか、新しい表現に挑戦してみた感じになってるかなと。

1話からいきなり、ドロドロというか、バチバチします。
鶏はかわいい。

男女グループなのに、勝手に恋愛禁止して勝手に恋愛解禁って何なのwww
高校生ってこんなんだっけ・・・

紘とやなぎがかわいそうすぎて、、、
がんばってほしいT-T


あと、ドロドロの恋愛劇にファンタジー要素がのっかってるって感じなのかな?
ドロドロ恋愛って好きじゃないんですよね、特に鈍感な子がから回ってかき乱してる系が・・・



ーーーー
追記
3周目してみたけど、、、
凪のあすからもそうだけど、めっちゃ鈍感なヒロインが謎にモテてる設定辞めて><
ヒロインに魅力を感じなさ過ぎてむしろ嫌悪感が・・・

本作は割と青春が爆発してるというか、暴走してるよね。。。

ひろとやなぎだけがまとも、、、
そのまともな人が振り回されて不幸になっていく物語はつらい・・・
せめてアニメでだけは報われてほしい・・・

投稿 : 2021/04/17
閲覧 : 2515
サンキュー:

2

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

11話の妹が健気

結構面白かったです。
見えていたのは相手の心?
3人の駆くんは寂しさや葛藤からくるある種の多重人格の様なものなのかな?
見えなくなるといいとか1人が言ってた気がするし。
テントが無くなってたって事は駆くんは行っちゃったのかな?
でも最後、キラキラってなったから残ったのかな?
個人的にどっちとも取れるラストは嫌いじゃないです。

観た人がそれぞれ色んな解釈が出来る作品です。
想像するという意味では映像作品というより書籍なイメージ。
でも画は綺麗。
はっきりしないと気持ち悪い!って人じゃなければ意外と楽しめそうな作品です。

投稿 : 2020/12/09
閲覧 : 302
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これが恋。。かな?

あらすじはあにこれのを見てね☆


OPのさいご
「これが恋かな?」って言ってるみたい
うん、たぶん恋のおはなしだよね♪

絵はきれいだなぁ。。透明できらきらしてる
主役(たぶん)の女の子が透子ってゆう名まえなのも関係あるのかな?

気になったのは「凪あす」に似てる?
海の町できらきらとか


1話目
{netabare}
沖倉駆クンが転校してきて花火を見てた深水透子に1目ぼれ?


公式HP見てきたら高山やなぎのお父さんが再婚してて
あたらしいお母さんの息子の井美雪哉クンといっしょに住んでるんだって

やなぎってゼッタイ雪哉クンのこと好きだよね^^
でも、雪哉クンは透子のこと好きそう。。


あと、白崎祐クンと永宮幸
祐クンはやなぎから「幸の受け売り?」ってつっこまれてたから
幸のこと好きなのかも?

何となく「凪あす」に似てるから
これから。。とかって気になっちゃうよねw

グラスリップ
どんなおはなしになるのかな?
{/netabare}

2話目
{netabare}
駆クンがなれなれしくってみんなのこと呼びすてするから
透子のこと呼び出したとき告白!?ってちょっと思っちゃった

でもちがった。。ってゆうかそんなのアリ?
このおはなしって
ふつうのドラマみたいだって思ってたからちょっとびっくりしちゃった!


未来が見えること透子はちょっと悩んでたみたい。。
幸はそのこと知ってたみたいだし


それから幸はうちのグループ恋愛禁止とかって言ってたけど
だれも知らなかったみたい。。ってゆうことは。。やきもちなのかな?
幸は透子のこと特別って思ってるのかも。。

それから「恋愛は解禁で!」
とうとうはじまっちゃったね。。どろどろ恋愛アニメ(あーぁ。。)


透子は雪哉クンの気もちなんか分からなくって
コクられて逃げ出しちゃった。。

知らない顔して話しかけたやなぎってどんな思いだったの?

とつぜん「透子のことが好きだ!」とか言われちゃって
どうしていいのか分からない!

駆クンに電話して
「わたし 未来が見たいの!」
言っちゃったね。。

とつぜん恋愛アニメ。。だけじゃなくって予知アニメになっちゃて
これからどうなるのかな?
{/netabare}

3話目
{netabare}
駆クンがまだ外にいるのにもう未来が見えちゃってたね

やなぎが泣いてた。。

それが見えたって
どうして泣いてるか分からなかったらおんなじだよね
もしかして玉ネギ切ってたのかもしれないし^^

透子は雪哉クンのことただの友だちとしてしか見てないんじゃないかな?
それに親友の片思いの相手だしつき合うなんてありえないよね。。

祐クンは幸にコクれなかったね
もう少しだったかも。。

幸が祐クンのお姉さんと帰るとき
病院のベッドにすわってる幸が見えた。。
気になるよね☆

陽菜ちゃんって妹なのにたよりになりそう☆

透子は雪哉クンより
駆クンのほうが似合ってるみたい☆
{/netabare}

4話目
{netabare}
駆クンのお母さんどうしたんだろう?
死んじゃったのかなぁ?

やなぎと透子
駆クンのことでちょっと盛り上がってたけど
ちょっとビミョーな感じカナ


ゆきクンのこと駆クンとまちがえた。。

それって待ってたってゆうこと?
好きってゆうこと?


透子は外で駆クンとやなぎがいっしょにいるの見て思わず逃げちゃった。。
でも、そのあとあんまり気にしてなかったみたいだから
そんなに気になってないのかなぁ?


祐クンは幸と2人だけで映画。。

好きな人と2人っきりだったら
どんな面白くない映画だってドキドキして眠れないんじゃないかな?
そんなに気になってないのかなぁ?
{/netabare}

5話目
{netabare}
今週もちょっとしたことがいろいろあったね^^


やなが駆クンに「雪に告白するって透子に伝えてくれ」って
わけは。。なんだったのかな?
透子と駆クンをくっつけようってしてるのかなぁ。。

祐クンって幸のへやにいつも行ってるのかな?
祐クンはそのことみんなに知られたくないのかな?

でも、幸は祐クンのこと友だちってしか思ってないから
透子にかくしたりしないみたい☆


透子は相談があって駆クンのうちに行ったけど。。
駆クンの話しでびっくりしちゃって自分の用事忘れちゃったw


その帰り
駆クンは透子のこと林に連れてったケド
君を連れてきたい。。って
それってほかの誰かじゃなくって透子を。。だよね

こもれ日の下で2人で寝そべって
いつの間にか手が近づいてる^^
透子が赤くなってた。。やっぱり駆クンのこと気になってるよネ☆

ヤナは雪にコクったけどふられるの分かってたから
見てるの苦しかった。。

家に帰ってふつうにするのって大変そう。。


だんだん見てるの苦しくなってきたカナ☆
{/netabare}

6話目
{netabare}
わぁっ!駆クンと透子
好きって言わなかったけどおたがいに気になってるって伝わったね^^

いろいろあって見ながらドキドキしちゃった☆


いつも強気な感じの駆クンだけどなみだ流してた。。
「オレ見つけたのか?」って。。

でも、駆クンと透子が両思いだっって分かったら
このままおはなしが終わっちゃいそう?


雪の思い
やなの思い
どうなっちゃうんだろう?

あと祐クンって幸のこと思ってるけど幸は入院しちゃうんだよね。。
2人がどうなるのかも気になる
{/netabare}

7話目
{netabare}
今週もいろいろあったね


駆クンと透子が2人で海に行くことにした。。

駆クンって未来だけじゃなくってもう2人の自分も見えるの?

「今までだって好きな女の子いただろ?」
「フシギな感触。。以上な感じがしなくって。。」って
何となくだけど。。
駆クンってほんとに透子のこと好きなのかな?

「私と駆クンって何?」って聞かれたとき
「ヘンな力を持ったもの同士以上の関係になれたのかな?」
って聞き返した。。

ふつうだったら「俺とつき合ってくれ」とか言うんじゃないのかな?


幸はお母さんに祐クンのこと「ボーイフレンド」って紹介したね。。
祐クンはそれでよろこんでたけど。。

祐クンだって駆クンのことあんまりよく思ってないよね

だけど幸が自分のことだまして
2人のジャマさせようってしたこと知って
ちょっとおこっちゃったかがっかりしたみたい。。

もし幸がはじめから祐クンに相談してたらちがったかも?
せっかくボーイフレンドって言ってもらえたのに
こんどは祐クンが幸からはなれたみたい。。


それからこんどは透子の妹。。陽菜ちゃんがまざってきた。。

凪あすだとあんまり関係ないって思ってた
{netabare}ミウナ{/netabare}が主役になったけど
陽菜はどうなるのかな?


さいごにやなぎに黒いカラスが!?

駆クンの落ちるところとかも見えたし透子の見るものってほんとに未来なの?
{/netabare}

8話目
{netabare}
なんだか暗いおはなしになってきたみたい


雪はとつぜん合宿に行っちゃって前向きなのかなって。。

でも、みんなについて行けてないみたい


祐クンは幸のお見まいに来ないしメールも返ってこない

かわりに祐クンは1人で歩きに行った。。
幸のこと真剣に考えてるのかなぁ?

透子は駆クンといっしょにいてへんなものを見ちゃったから
駆クンのすぐそばがこわくなった?

でも、1人のときもお店のガラスがくだけたところを見たし
それってほんとに未来のかけらなの?


美術準備室に何かひみつがあるの?
はげしく動揺したのは駆クンのこと聞かれたからじゃないのかな?


いっしょに行った部屋で駆クンからキスされる未来のかけらが見えた
校庭に出たら雪みたいなのがふってるのも見えた
それってほんとに未来のかけらなの?

それとも透子はちょっとおかしくなってきてるのかな?
{/netabare}

9話目
{netabare}
駆クンってどうしてそんなに美術準備室にこだわるんだろう
未来のかけらとかそんなに大事なの?


あと、駆クンは未来のかけらが聞こえなくなった。。ってどうゆうことなの?

それから透子の見た雪の景色とか鳥におそわれたりとか何だったんだろう?
気になるなぁ。。


やなぎは毎日
合宿中の雪に日の出浜の天気とかメール。。
I love youなんて書かないけど思いは雪に届いてそうだった。。


陽菜はお姉ちゃんの透子のこと
やなぎと雪のこと
いろいろ心配してるみたいだったけど。。

さいごに月がきれい。。って告白なの!?


祐クンのこと見てたら
どう見ても
幸が透子にコクってるみたいだったけど。。
{/netabare}

10話目
{netabare}
幸の告白
月がきれいって「恋愛の好き」じゃないのかな?

でも、何となくちがうみたい?
だって2人にいっぺんになんて。。


新しいやなぎと雪クン
うまく行きそうだけどなぁ。。

メールの黒1白2ってにゃんこのことだったんだ!
こうゆうメールってあとで分かるとおもしろいかも♪

駆クンと透子
とうとうキス。。しちゃったね☆

でも
雪がふってることとか駆クンが未来のかけらが聞こえなくなったこととか
フシギなことがいろいろあって何だかあんまりドキドキしなかったかな?

もしかして
2回も未来を見てたせい?
{/netabare}

11話目
{netabare}
唐突な当たり前の孤独。。

転校ばっかりしてた駆クンが
転校したところで友だちができて

でも、お祭りがはじまると
みんな駆クンのことを忘れちゃう。。

駆クンはそれがこわくって透子のことも好き!ってはっきりいえないのかな?

幸は祐クンにきちんとあやまれた☆
そして幸をおぶって山道をあるく祐クン
かっこいいね^^

雪クンもやなぎがいなくなること心配してたよね?
透子ともう1度話さないと。。ってやなぎが好きになったってゆう告白?


みんなのところにも雪がふってきた。。
誰も気がついてなかったからきっとまぼろし?
あの雪って何なの?


ひと晩いっしょにいたらちょっと気もちが通じたって思うよね

でも、あんなこと言われたら心配になっちゃうかも?
見てたらヂクヂクしてきちゃった。。

それで、手をにぎりしめたけどこれで2人は家族公認になれた?


あと、陽菜ちゃんってすごいね☆
やればできる子ってほんとは陽菜ちゃんのことかも^^

来週は何がおきるのかな?
{/netabare}

12話目
{netabare}
はじめは「えっ!?」って思ったけど
透子が見てた未来のかけら(過去?)だったんだ。。

前にシュタゲ見てたから何となく分かったケド
世界線をこえてあっちの世界に行っちゃった。。みたいな感じかな?

あっちの世界では透子が転校生で
みんなと知り合って花火見る約束したけど
いつの間にかまたちがう世界に行っちゃって
そこは誰も透子のこと知らない世界だった。。

それで透子は駆クンの「唐突な当たり前の孤独」に共感しちゃったのかな。。
とってもさびしい。。って


あと、花火がすごかった!
{/netabare}

13話目 最終回
{netabare}
駆クンって最後、この町に残ったんだよね?


透子と駆クン
幸と祐クン
やなぎと雪クン

性格とかちがう6人がいて
いろいろあったけどちゃんと3組のカップルができたみたい♡


みんなの恋のきっかけ。。のおはなしだったのかな?たぶん。。

ただ分からなくなっちゃったのは
駆クンと透子がちょっと変わった力みたいなのを持ってたこと。。

にゃんもほかの感想とかでも書いたけど
いない人が見えたり
ゼッタイ自分の家に何か置いておいたのに
いつの間にか学校にあったりとかフシギなことがたまにある

みんなに話すとカン違いって言われちゃうけど
にゃんもそうかも?。。って思うけどフシギ???

にゃんもこんなフシギなことがまわりで起きる男子とかいたら
恋しちゃったりするのかなぁ。。?
{/netabare}

見終わって


2期を作ろうっていろいろおはなし考えてたのに
1期の人気がなくって打ち切りが決まったから
さいごのほうムリヤリまとめちゃった。。みたいなおはなしで
分からないこといっぱいで終わっちゃった。。

{netabare}
駆クンってテントに住んでたり3人の分身がいたり
きらきらで未来が見えたり
唐突な当たり前の孤独になったりってフシギなことがいっぱいあった。。

透子も駆クンに会ってから未来の出来事。。
友だちに悪いことが起きそうだったり。。雪がふったり。。とかって
フシギな幻みたいなのが見えたりした

だからにゃんはそうゆうフシギの原因とか分かるようになるのかなぁ?って
思って見てたからなんとなくがっかりしちゃった。。かなぁ

それと透子と友だち4人のいいところとかは分かって
好きになる気もちが分かったケド
駆クンはイケメンなだけで何だかはっきりしなくって
どうして透子が好きになったのかあんまり伝わってこなかったみたい。。

透子は駆クンのどこが好きになったの?

かっこいいって思ったとかたよりないから守ってあげたいとか
フシギな人だから気になったとかなのかなぁ?
よく分からなかった。。


フシギなおはなしがもっと少なかって

駆クンってほんとは楽しい人。。とか
自分も悩んでるけど
ほんとはみんなのこと考えてあげてた。。とか

そうゆうおはなしがもっとあったら気もちが伝わってきたのかも?
{/netabare}
町とか花火とか人の絵とかはP.A.ワークスだからとってもきれい☆

おはなしは恋愛だけど
フシギなおはなしが入ってるからそれが気になっちゃうかも?

恋のおはなしは{netabare}ちょっとどろどろになったけど
きれいに終わっ{/netabare}たみたい。。

でも{netabare}フシギなおはなしはやっぱりフシギなままだから{/netabare}
あんまり気にしないで見てたほうがよかったかも☆

投稿 : 2020/12/06
閲覧 : 1791
サンキュー:

165

Don Diablo さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

芸術作品っぽいアニメ

他のアニメと比べて話がだいぶ凝っている
人によったら理解されないアニメだと思うけど、たまたま自分は共感できる部分があり楽しめました。

投稿 : 2020/11/02
閲覧 : 292
サンキュー:

3

ネタバレ

キャンキャン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

主人公が…

ストーリー的な部分てよりは
主人公がホントつまらなすきだ。
今まで見た中で一番てくらいに。
主人公にもう少し表情つけるだけで
だいぶ変わったのかな?と。
ヒロインは可愛かっただけに
ホント残念に感じました。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 255
サンキュー:

2

ネタバレ

ペンギン丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

精神力が試される

ストーリーにたいした起伏もなく恋愛もファンタジーも中途半端。何が言いたいのかわからない。何がしたかったのかわからない。頭の中が??で埋め尽くされる。
最後には何か起きるだろうと思って頑張って見続けたけど何もないまま終わってしまった。
作り手の自分に酔ったポエムを延々と聞かされてる感覚。苦行。

投稿 : 2020/09/12
閲覧 : 249
サンキュー:

2

ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏に観れば良かったなぁ♪

6年も前のアニメ。
これ,多分好きなヤツだろうなともったいなくて手をつけていなかったんですが,ついに観終わりました★
総合的にはけっこう好きです,このアニメ。
高校3年生の夏のお話で,青春モノでありながらもファンタジーでもあり,ラブストーリーでもあります。

まず,舞台が素敵です。
「あぁ,こんな町いいなぁ」って思いながら観てました。
作画も綺麗です。
作画でいうと,キャラクターデザインがちょっと惜しいというか…。
自分の好みというのもあるとは思いますが,若干癖があるかなぁ。
ただ,それを加味しても駆くんはイケメンでしたね。
雪哉も十分イケメンだと思うんですよ。
だって陽菜の水泳部の女子たちから“五時半の君”とか呼ばれちゃってるし…。
ただ,後から真性のイケメンが現れたらそりゃ焦るよなぁ。
P.A.WORKSは前作の「凪のあすから」の前科があるので(完全にわたしの希望でしたが),これまた後半に入って透子と駆くんがくっつかないパターンあるかもと冷や冷やしながら観てました(^▽^;)
物語もアニメ自体の雰囲気も好きだったんですが,やっぱ問題は何が何だか分からないまま終わってしまったことが1番残念だったなぁ。
あたしはおバカさんなんで,メタファーとか「視聴者の捉え方にお任せします」的なのがあんまり好きじゃなくて。。
メタファーもいいんですよ。
ただ,それだけで完結させられるとやっぱ「え?どういうこと!?」ってすっきりしなくて,色んな人の感想を読んでみるんですが,それでもやっぱそれって人それぞれの捉え方があって正解ではないから,やっぱもやもやが残ったままなんですよね。
{netabare}なので,個人的にはもっときちんと透子と駆くんをくっつけてほしかったな。
ほんと,駆くんてどうなったんだろう??{/netabare}
あと素朴なところでいうと,高校3年生なのに受験勉強しなくていいのか!?なんて思いました(笑)。
みんな進学しない組なのかな。高3のわりに呑気にしてるのでちょっと気になりました(^-^;

投稿 : 2020/05/25
閲覧 : 324
サンキュー:

8

SK-046(しろ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

難しめなアニメ

P.A.WORKSさんが大好きで観ました

青春ものかなと思ったのですが、それ以前に難解でした

結局内容理解と整理が進まないまま完走

もう少しわかりやすく観やすくして欲しかったのが本音

時間に余裕出来たらもう一度観て理解に努めたいところ


作画に関してはさすがの一言、芸術的に綺麗です!

透子ちゃん可愛かったので推しです!

いつか聖地巡礼もしたいなって思います^^

投稿 : 2020/05/24
閲覧 : 518
サンキュー:

13

石ころ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

見た目に騙されるな

正直true tearsのような切ないながらも主人公とヒロインが最後はしっかりと結ばれる展開を期待してリアタイで視聴していました。しかしながら何をコンセプトにして描いているのか全く理解できず、青春群像劇でも、ラブコメでもないP.A.WARKSでこれまで扱ってこなかった実験作と思ってます。
おそらくアニメーションで思春期の恋路を、文学的に表現しようと努めたのが本作であると思われますが、何度か観ないとわかない作品であるのは間違いありません。
気になった方は、観て考察してみてください。

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 392
サンキュー:

4

ネタバレ

球磨川 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

何がしたいのかを教えてほしいw

次に沖倉駆(おきくら かける)。通称ダビデ。「謎多き転校生」という、風の又三郎以来の古典的な設定が、まだ現代においても絶滅していなかったことに驚かされます。

もっとも「不思議な少年」というよりは、単に深刻なコミュニケーション障害を患っているがゆえに世間に適応できないボッチといった印象です。

もちろんそんなだから人と会話がまったく噛み合いません。7話でも「今度、海行こう?」と誘う透子に対し、 「俺、波の音がくすぐったい」と突然電波なポエムで答える始末。さすがの透子もしばしば困惑させられるほどの重篤なコミュ障を患っています。

駆本人には悪気があるわけではないのですが、なにしろ会話のキャッチボールがまったく成立しないため、アホの子である透子以外のほぼすべての登場人物たちをイラつかせます。嫌われ者です。

駆本人も自らに人として致命的な欠損、欠落があることまでは自覚しているようで、「駆(かける)」という自らの名前は欠けるという欠損の意味合いも含んでいるのではないか、と自嘲めいた告白を透子にしています。

もちろん、透子と同じように幻視や幻覚、幻聴も日常茶飯事で、それに「未来の欠片」とかいう中二臭い名前をつけています。未来の破片って、アジカンかよ!というツッコミはともかく、その欠片こそが不完全な自分の欠損を補ってくれるピースなのではないか?という幻想にすがって生きてきたのかと思うとただただ哀れですらあります。

父は建築家、母はピアニストという設定もいかにもすぎて笑えます。悪い人たちではないのでしょうが、息子(駆)に女の子(透子)から電話がかかってくると、なぜか視聴者に向けて(?)ウインクをしたりするウザくて気持ち悪い父親と、そんなうざキモい父親から「変な奴になってしまった」とまったくその通りの話をふられて、「あら?チャーミングな男の子だと思うけど?」と答える完全に駆の母親であるという認識のなさそうな世間離れした芸術家の母親。

父親に「とても母親の言葉とは思えないな」とこれまたまったくその通りのツッコミをされていましたが、このあたりに駆の人間としての不全感、欠損感の根っこがあることはもはや疑いようもありません。

ある意味で透子はこの母親の代わりなのかもしれません。グラスアートとピアノ、2人とも芸術家肌な代わりにどこか世間ずれしています。駆自身透子に「マザコンかな?」と言っていますが、実際マザコン以外の何物でもない上にそれを母に似た透子で補おうとしているのかもしれません。

ちなみにいかにもお金持ちといったハイソな感じの立派な自宅がありますが、自身は庭にテントを張ってそこで生活しています。本当にいろいろな意味で可哀想な男の子です。

7話ではついに多重影分身の術を駆使するにいたり、駆の自我の分裂と統合の失調感が文字通り可視化されていました。もはや笑っていいのかどうかすらわからず、本当に制作スタッフがどういうつもりでこのアニメを作っているのか問いただして確認したくなります。大丈夫なんでしょうか?

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 361
サンキュー:

4

ネタバレ

スカーレット さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

色々言いたいことはあるけど

ぶっちゃけ田舎のガキなんて交尾くらいしかやることないだろ。
あんなキラキラした青春送ってる、みたいなのは幻想持ち過ぎ。
現実にあれくらい田舎だったらあの登場キャラの女全員貫通済みでおかしくないし、何ならあいつら全員兄弟姉妹になっててもおかしくない。
にも関わらず主人公の女はキス(しかも幻の中で)ごときで狼狽えるとか笑わせてくれる。
意味不明なシャワーシーンからの、全裸で家の中を闊歩するヒロインの一人も視聴率意識の結果なのかな。
あと脚本が三流なのか、ごく一部の登場人物除いてキチかメンヘラしかいない。
結果物語がごちゃごちゃになって、何がしたかったのか、って作品になっちゃってる。

投稿 : 2020/03/08
閲覧 : 344
サンキュー:

3

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後らへんは分かりにくい展開だった

シリーズ構成:
シリーズ構成は特に悪いところはないです。
まあ、P.A.WORKSさんにしてはちょっと青春系というよりは、
ファンタジーとよりになっているのが難しい面だったのかな

脚本:
中盤が一番良かった印象ですね。
でも、ラスト近くでなんであんな風にしたんだろ
12話はいろんな意味で?マークになりました
(私がストーリー展開をちゃんと理解していないからかもしれないです)

作画:
全く問題はないので、P.A.WORKSさんの美術背景はやはりどんなときでも
美しい感じがします

投稿 : 2019/10/15
閲覧 : 371
サンキュー:

9

BLEU62 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんか、釈然としない。作画がいいのにもったいない!

いろんな伏線が最数回で解消という感じでもなく、まわりはハッピーエンドになっているのに、主人公はどうなってんの?
なんとも消化不良なアニメでした。

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 339
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今でも答えを探し続ける意欲作

M・Ⅽエッシャーのトロンプ・ルイユや、幸の読む小説に伏線を張るなど、非常
に文学的に考えられ作られた作品だと思います。

例によって優れた作画と、ショパンやリストの名曲を挿入するなど、非常に美し
く仕上がっている。ただ、あまりにも不親切で難解に映るシーンによって、好み
が分かれてしまっているのがとても残念なところです。仮に意図的にそれをした
とするならば、やはり万人受けしなかったことは残念だったと思います。

この物語をシンプルに捉えるとすれば、「カモメのジョナサン」である駆の転入
を切っ掛けに仲の良い4人の関係が壊れかける。そして様々な経験を経て、この
街から新たに生まれ変わり、成長し旅立っていく。孤独に生きる駆もまた求める
物を透子と共に見つけ出し、彼女を思い見知らぬ場所へ旅立って行く。
それぞれが自分の居場所を見つけ出して行く作品。そんな印象を受けました。

思い描くことを好きな人とだけ共有出来るって、とても素敵に思います。
美しいガラス細工によってそれを写し出す映像は、とても神秘的に見えました。

投稿 : 2019/08/08
閲覧 : 314

DB さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

最後まで見て、自分にはまったく理解できなかったんだなということを理解しましたwww。全ての謎がまったく理解できないままに終了してしまい愕然としております。雰囲気だけは味わった気になってますが、だいぶハードルが高かったです・・・

投稿 : 2019/07/15
閲覧 : 317
サンキュー:

1

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちょっと難しいかも

nano.RIPEが歌う「透明な世界」を聞いて見てみた作品。

PAワークスの描く日本は綺麗。ちょっと調べてみたら、やはり、実在する構造物が一杯。とにかく見事。

ストーリーは少々難解。漠然とした不安感や淡い期待感が映像化するのは、多感な思春期にはよくある話なのかな?

全体的にテンポは悪い。

投稿 : 2019/06/16
閲覧 : 317
サンキュー:

2

大重 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

第一の感想は「わけがわからない」。第二の感想は「つまらない」。

1話感想:
まず絵はいつも通り綺麗ですね。恋愛関係の入り乱れ方もまあ期待は持てます。
しかし田舎の雰囲気を出したいからかちょっと展開がスローモーでテンポが悪い気がします。
あと男女3-3で簡単に落ち着きそうに見えてしまうのも。
見続けますけど今のところあまり期待は高くありません。

全話感想:
わけがわからない、それが第一の感想ですかね。第二はつまらん、ですが。
とりあえず組み合わせが見えちゃって先が見えるかな、と思ったのだけは訂正します。そういう内容ではなかった。じゃあどういう内容なのかは最後までわかりませんでしたが。
止め絵も演出というよりは何でこんなところで止めるのか意味不明でしたが、全編ストーリーも構成もキャラの気持ちも意味不明な中では些細なことかもしれません。

こんなアニメを途中で切らずに最後まで見てしまったのは反省が必要ですね。
つまらなくなってきたけど、途中まで見ちゃったしなんとなく最後までみるかなーって感じでしたが、やっぱり途中でも切るべきだった。
ただ、「つまらなくて、先の展開も丸わかり」と「つまらない上に何がなんだかわからない」だと、後者の方が興味は引かれてしまいますね。最後まで見れば何かわかるかな? と。
結果は裏切られることになりましたが。

PAWorksだから信用していた、ということは無いつもりですが、ブランドイメージは大いに下げましたね。次からはまたグラスリップが来ないか警戒することにします。

一体どういう企画意図で始まったんだろう、どの辺の層にどういう点で受けると思ったんだろう、誰が責任者なんだろう、とか非常に気になります。
「演出と称して止め絵を多用することで動画枚数が抑えられ予算が浮く」以外の利点が思い浮かばないのですが、誰だこんな企画にOKだした奴は。

止め絵の意味不明さをさておけば、作画は問題無いです。
きちんと仕事をした作画スタッフは、出来上がったのがこんなので本当に可哀想です。

投稿 : 2019/04/27
閲覧 : 444
サンキュー:

2

djkazma さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しい音楽と絵、美しい物語。

登場人物が自分自身と向き合って、自分を見つけていくお話。
高校生らしい未熟さを全員がもっている。

評判は散々で特に何も起こらない作品だとか、意味不明と言われているけれど、
確実に登場人物は自分と向き合っているし、成長している。
その成長の幅は明確ではないけれど、自分自身のアイデンティティが確立していくってこういう感じだと思う。

異性との出会いを通したアイデンティティの確立というテーマは王道なはずだけど、比喩として登場した様々な要素に視聴者を引っ張ってしまい、難解になったのかも。

でも、普通に美しい作品だと僕は思いました。
true tearsの時も、主人公より乃絵の変化が印象的でしたが、
今作品も主人公より、駆くんに着目して観ると良い作品なんじゃないかなって思います。

高校生の時に見たかったかもな。

投稿 : 2019/04/13
閲覧 : 420
サンキュー:

7

ネタバレ

ウェブペンギン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

万人受けしないだろうけど名作

思春期症候群的なファンタジー要素を柱にした青春群像ドラマ?
謎解きや解決を求めると訳が分からんとい感想になるかもしれない
思わせぶりの演出も暗い方へ展開しないで良かった
甘く切ない青春ストーリーで、子供向けではない
一気に最後まで見てしまった
ラストは切ないかったねー、とにかく絵もきれい
さすがのP.A.WORKS、キラキラしてた

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 432
サンキュー:

2

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グラスリップのストーリー・あらすじ

ガラス工房を営む一家の娘・深水透子は、友人の家にあるカフェ「カゼミチ」を友人たちとの憩いの場所にしている。高校3年の夏休み、彼女たちの前に現れた転校生の少年・沖倉 駆は、透子に、自分には未来の声が聴こえると語りかける。もし、あらかじめ未来を知ることができるのなら、自分は何を望むのだろう? 感じたことのない動揺を覚えながらも、透子は胸の中に、放っておけない感情が生まれていることに気が付く...。(TVアニメ動画『グラスリップ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年夏アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫ChouCho『夏の日と君の声』≪ED≫nano.RIPE『透明な世界』

声優・キャラクター

深川芹亜、早見沙織、種田梨沙、逢坂良太、島﨑信長、山下大輝、東山奈央、茅野愛衣

スタッフ

原作:カゼミチ、 監督:西村純二、副監督:安斎剛文、シリーズ構成:佐藤梨香/西村ジュンジ、キャラクターデザイン・総作画監督:竹下美紀、美術監督:本田敏恵、撮影監督:並木智、3D監督:春田幸祐、色彩設計:中野尚美、編集:高橋歩、音響監督:辻谷耕史、音楽:松田彬人、音楽制作:ランティス、プロデュース:インフィニット

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