当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「ばらかもん(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
2939
棚に入れた
14431
ランキング
60
★★★★★ 4.1 (2939)
物語
4.2
作画
4.1
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.2

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

ばらかもんの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てんと さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

はんだの母の百烈拳が印象的

いきなりおじいちゃん殴るシーンやったからどんな話なんやって思ったけどほのぼの系でのんびり見れた笑
ハンダとナルのやり取りとかみててめっちゃ和んだ笑
ヒナちゃんも可愛かった笑
方言多くて声優さん凄いなって思った笑
回を増すごとにハンダの人の良さがでててよかったなー
特に最後の作品で島の人の名前で石垣くんでぴったりくっついて崩れない人間関係と掛けてていい作品やなって思った笑
はんだくんみてこの作品知ったからカワフジがタトゥーを入れた理由が知りたい笑
あとケンタの友達の少年2人の名前は最後までわからんかった...笑

投稿 : 2016/09/23
閲覧 : 207
サンキュー:

4

ネタバレ

フィーート さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

心が洗われる そんなアニメ

東京という都会に住む書道家の青年、半田青洲がある事件をきっかけに田舎の島に飛ばされ、なるとともに生活をともにし書道を書いていくお話。

ほのぼの系のアニメで幼児キャラとひねくれ物のシティボーイとネタは普通といった感じでしょう。

1、2話はのどかでああ綺麗な作画だなぁと思ったのに3話の所々で入るシュールな画w作画崩壊しすぎでどうした!?ってなりました。なるとかゴルゴ13じゃないかw

総評するとストーリーは良くも悪くも王道の日常系ほのぼの系といった印象ですね。
いくらでも感動する話に持っていけそうな設定なのにあえて重くせず、感動かと思えばぶっつり切ってみたり、ギャグに走ってみたりと。これは善し悪しなんでしょうが私としてはもう少し感動話を濃くしてくれたら評価が高かったですね。
{netabare}10話からの展開は”なんでもいうこときくけん”があの場面で発動させるための布石だと読んでましたがなにもなく・・・(^_^;){/netabare}
あと基本先生視点なのでもう少しなるや中学生高校生視点があっても良かったですね。

キャラとしてはとにかくなるが可愛いですね。”半田青洲となる”というよりは”半田青洲と島民”って感じですね。なる好きとしてはもっと先生との絡みが欲しかったなぁ。
なるの無邪気さ、島民の優しさに「あぁ田舎の人達の優しさって本当にこんな感じなんだろうな」と思わせてくれます。
あと方言が思ったよりも癒されます。

画は抜群に綺麗です。

好きなストーリーというか名言は{netabare}3話のやすばぁの言葉はなかなか良かったですね。
賞を取れなかった先生を励ます言葉になりましたね。やすばぁはそんなつもりではないと思うけど。
上ばっか見るから拾えない、下を見ないと。それでも拾えない場合はという先生からの問いに対してその時は人に譲って自分はもっと大きい物を狙う。
なんだかいいですね。{/netabare}

投稿 : 2016/09/10
閲覧 : 198
サンキュー:

6

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

都会と田舎、その差がはっきりとわかるアニメです。

田舎を漠然とでなく、具体的に描き切ったアニメです。

移動はいちいち遠いし道は悪いし自販機も少ないから大変。
風呂のボイラーは手動ですぐ壊れるし、修理もすぐにはできず結局薪窯。
そしてクソガキ共は礼儀知らずで図々しくてやたら元気を持て余している。

でも、不便なりに近所同士助け合ったり、差し入れとかもしてくれたりして、
子供達も礼儀知らずと言えど「先生」を傷つける事は望んでいないし、
何だかんだで皆暖かくて、彼等の発する訛り言葉も心地良く響きました。

このもん食べてみたいです。このもん!このもぉぉぉぉん!!!



「先生」が冒頭で殴ってしまった「館長」という人物。
この館長も、人間としての未熟さと、権威故の傲慢さ、愚鈍さを抱えている人物だと思います。
館長が発した「実につまらん」という言葉。あれは明らかに不要の余計な一言でした。

つまらんとは、相手を評価する言葉ではありません。
自らの優位を強調し、相手を侮蔑し侮辱し、攻撃する言葉です。
攻撃した事により、館長はあの一瞬、先生の「敵」となったのです。
館長は自業自得の結果として先生に殴られた事をここに強調しておきたいのです。
無論、それは社会人としては大人げない最低の行為とされるものである事は間違いありませんが。

権威に拳を振り翳す書道家。それは館長が出会った事のない人間でしょうね。
だからこそ、その立場故に、権威故に館長の感性と理性は鈍ってしまったのでしょう。
つまらん以外に無限に存在した筈の言葉を選ぶ事ができず、
安易で陳腐で醜悪で、何より傲慢な言葉を選んでしまった。
文字と言葉に携わる書道家として、これは余りにお粗末。醜態です。殴られて当然です。

先生が帰郷した際にも、館長は道徳を説教してやろうと思っていたと豪語し、
先生は俺は最低だと縮こまったまま。どうにも気持ち悪い都会の人間関係を感じました。

先生は館長に頭を下げました。自分が老人を拳で殴るという男として恥ずべき行いを為した事を自覚したのです。これは人と人との関わりを通して、先生が一つ成長した事の証明だと思います。

しかし、館長は?先生が今まで信じていたものを全否定し、つまらんと罵倒した館長は?拳で殴るよりも酷いことを、書道に関わるものとして恥ずべき行いをした館長が、道徳を説教?何の冗談ですか?

権威を傘に着て他人との間に壁を作った批評家としての姿が板に着き、正しく美しく書かれた字を型に嵌ったつまらない字としか見られなくなり、それを公衆の面前で罵倒する傲慢で無神経な館長は一切己を省みる事も無く道徳を説教と豪語する。都会の人間関係にとかく付き纏う「権力」「権威」というものの作る壁。その厚さを思い知らされます。

投稿 : 2016/09/03
閲覧 : 255
サンキュー:

6

ネタバレ

れのん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

多くのひとにおすすめしたい、魅力的なアニメ(~ラジオ16回 小野さんの涙 / 加筆)

 原作既読

 監督 橘正紀さん  シリーズ構成&脚本 ピエール杉浦さん
 制作 キネマシトラス
 op曲「らしさ」作詞・作曲 柳沢亮太さん 編曲・歌 - SUPER BEAVER

 ふだん、アニメをあまり見ない人にも、この作品はおすすめしたい。ぜひ、多くの人にみてもらいたい。たいへんおもしろいので、30分が短く感じる。

 原作漫画の作者、ヨシノサツキさんの出身地・五島の方言がとてもいい。あまりにもみごとな方言なので、ときどき何ていってるんだか、よくわからない。でも、そこがまたいい。

 黒電話に、ぼっとん便所。

 自分は、わりと女性作者原作のアニメ(「坂道のアポロン」や「銀の匙」など)が好きだが、このアニメも、どこか共通するものがあるように感じる。

 アニメの舞台となっているのは、長崎県五島の福江島で、実在しているそうだ。福江島の方言、生活習慣、お盆などでの慣習などが、ありのままに描かれている。そのため、作品の中の離島での生活が、とてもリアルだ。
 登場するキャラたち(文字通り、老若男女、お年寄りから中高生・こどもたちまで)もたいへん個性的で生き生きしており、魅力的だ。

 このアニメは、全体として雰囲気がとても暖かくて癒やし効果抜群、毎回、いっぱい、笑ってしまう。主人公以外の登場人物では、主人公にとてもなついてる、島の自由奔放な小一の女の子、なる が、とりわけ魅力的だ。なるちゃんは、「うさぎドロップ」の りんちゃん に匹敵する(タイプはちょと違うけど)むちゃくちゃ子供らしい可愛さだ。

 主人公「先生」は、23歳の書道家・半田清舟。
 負けん気がつよく、書道は天才的だが、人間的にちょっと未熟なところがあり、書道以外はさっぱりダメ、人付き合いは苦手で他人を寄せ付けたがらないところがある。だが、彼は、意外と順応性があり、こどもぎらいのはずなのに、いつのまにか、島のこどもたち&中高生たちと本気でかかわり、島での暮らしにすっかりなじんでしまう。彼は、書道の道を極めようとして壁にぶつかり、しばしば落ち込んだり、かんしゃくを起こしたり・・・。でも、島の人々は、そんな主人公と、いつも自然体でかかわってくれる。ここらあたりの描写は、明るいギャグタッチで、しかも深みがある。
 
 同じ田舎を背景にした名作でも、「のんのんびより」とはまったく異なるタイプのアニメである(癒やしがあるのは、共通していると思うけれど)。

 ほのぼのとした五島での田舎ならではの日常や人間関係と、書道の道を極めようとする内面的な厳しさが、相反することなく、みごとに深いところでつながって描かれている。主人公は五島での日常の経験を通して、いつも無意識に、書道の道をきわめる手がかりを得ようとしている。人間として成長してゆく。

 このアニメは日常系とされる場合が多いが、自分は何が日常系か、よくわからなくなってきた。キャラの配置、主人公が書道に精進する過程で困難と対峙し、葛藤する姿を描いている点、物語に起承転結がある点からみて、この作品はストーリー性がかなりしっかりしている(田舎での日常を描く、癒やし系アニメではあるが)。


 キャスティングには、いい意味でこだわりが感じられる。
 こどもキャラの声優は、こどもがやっているところもすばらしい。とくに、なるちゃん役の原涼子さんは、この地方出身の子役さんではないのに、方言も演技も抜群にすばらしい。
 主人公の半田清舟役の小野大輔さんは、はまり役で見事。小野さんは、現場でも、こども役の声優たちの面倒をよく見てやって(漢字の読み方を教えてやったり)、いい雰囲気をつくっておられるらしい。
 元気な中二の女の子、山村美和役の古木のぞみさんは、五島列島出身で、方言監修も担当しており、方言の多いこの作品にかかせない声優さんだ。
 男性声優は、他に、内山昂輝さん、梶裕貴さん、諏訪部順一さんなど。


10/1加筆。

11話{netabare}
 半田清舟が、館長に謝るシーンはすばらしかった。
 高齢の館長がいすに座ろうとしたとき、清舟は、思わず、館長の痛めている腰に手を当てるが、そのとき彼は、「いくら頭に血が上っていたからといって、こんな人を擲ってしまうなんて、俺は最低の人間だ」と思い、自然に頭を下げるのである。彼は、島での暮らしの中で、人間として成長している。

 衝動的に、お茶で自分の大作「星」を汚してしまう清舟は、たしかにまだ未熟ではあるが、若い芸術家としては、あれでいいのかもしれないと思えた。
 館長は、「君は見違えるほど、おもしろい字を書けるようになったなあ」と彼をほめる。

 島との電話がつながって、あきが、「先生が寂しそうだから、声を聞かせてやれって川藤が・・・」と話し、次々、島のこどもたちが清舟に電話越しにわいわい話すシーンには、感動した。{/netabare}

12話(最終話)
 11話~12話にかけての展開も、さらっと自然体で描いている印象。{netabare}
 かなり、めんどくさい母親の描写。
 コメディとして大げさに描かれているのだろうけど、23歳にもなった一人前の息子の親離れを、こんなに強烈に否定してしまうのだから、困ったものだ^^
 ただ、この作品は、おもしろいことに、その困った母親を、40歳以上と推定される年齢からはありえないほど、若い外見とかわいらしさで描いている。
 清舟の父親が、若い頃島に行ったことがあるというのも、もっともな設定だ。
 この両親に育てられてきたら、清舟が、未熟でこどもっぽく衝動的で不器用で、友達できにくい大人になったのも、うなずける。
 清舟は、島の子供たちといっしょに暮らしいっしょに遊ぶことをとおして、こども時代をもう一度生き直して、人間的に成長した、ということだと感じた。

 清舟を慕う、美和たちの習字をみて、さすがの母親も、「すねてるんじゃありません、あなたが必要とされてるなら、もどるしかないでしょ」と、清舟が島に戻ることを認めざるをえない。息子から必要とされることしか考えてこなかった母親だが、いまや、息子が島のこどもたちに慕われ必要とされる存在に成長していることを知ったからである。

 島のこどもたちもまた、清舟から影響を受けるのは当然で、美和が習字で銀賞をとって落ち込む様子は、先生が大会で2位になって落ち込む様子の生き写しになってしまっていて、思い切り笑えた^^ 先生を家で迎えようとしているときのセリフでも、美和は真剣に、「2位の悔しさばナメちゃいけん!」ていってる^^

 清舟のセリフにあるとおり、「いま、おれがいちばんたいせつにしてる」ものは、島の人々、とりわけこどもたちとの深い繋がりである。この繋がりを、このアニメは、生き生きと、自然体で人間味あふれるものとして描いてきた。
 「何も考えずに楽しんでるおまえ等をみると、こっちまで感化されるよ」と、清舟はいう。

 清舟が大会に出した作品「石垣」(島の人たちの名前で石垣を形作っている)を見たとき、自分はさすがに、「うわ、、こらいかん・・」とつぶやいてしまった^^ でもまあ、たぶん、「星」の方が評価は高かっただろうけど、これでいいのだ。

 大会の結果は、必ずしも思わしくないものだったのに、清舟は、さほど落ち込む様子がない。「まぁ、いい結果だった」と、こどもたちには淡々と話すのみ。
 これもまた、彼の大きな人間的成長を示す、大切な描写だった。。

 清舟が、ここで1位になっても、この物語の最終話としては、ほとんど意味がないと思う。それよりはるかに大切なのは、清舟が、いまや自分のスタイルを自信を持って確立しつつあるということなのである。それこそ、彼の成長であり、この物語が描いてきた彼と島の人々との深い交流が生み出した貴重な宝なのである。{/netabare}

 今更気がついたが、絵コンテは、「のんのんびより」監督の川面真也さんだったようだ。

 最終回への流れは、感動させる演出や泣かせる演出は、あまりめだたなかった。
 海も、「普通がいちばん」。状態
 もちろん、島のこどもたちは、先生を大歓迎している。ただ、島のこどもたちも大人たちも、先生が帰ってくるのを迎えるのに、まったく自然体なのだ。
 しかし考えてみれば、先生が帰ってくる直前に掃除したりしてるこどもたちが、「先生のために、先生のために、、」と言っているのを、視聴者がごく自然なことと受け取れるのは、すごいことなのかもしれない。

 最後に、たいへん印象に残ってうれしかったことがある。

 最終回、ed のあと、エンドカードで、小野大輔さん(主人公・清舟役)が音頭をとって、こどもたちが「ありがとうございました!」といったところ。
 あれは、小野さんも、キャラの声じゃなくて地声だったし、アフレコ現場の雰囲気そのものだなーと思った。小野さんが、アフレコ現場で、こどもたちをかわいがってる様子も、すごく伝わってくる。

 視聴者に感謝を告げたのは、ここでは、キャラというよりは、すてきなキャストたちだったな^^
 こういうの、すごくいいと思った。


 ほんとに、珠玉の名作でした。

 すばらしい作品を届けてくださった、スタッフの皆様と、キャストの方々、こどもたちに、心からありがとうといいたい気持ちです。


10/27加筆 最終回アフレコ終了後のエピソード 小野大輔さんの涙

 「ばらかもん」の放送はおわりましたが、ウェブラジオ「らじかもん」は、まだ隔週で、小野大輔さん(半田先生役)&ピエール杉浦さん(シリーズ構成&脚本)をパーソナリティとして、続いています。
 「ばらかもん」ファンの私は、このラジオも聴いていますが、小野さんたちの思い入れが強いせいか、30分のはずが毎回、40~50分以上、ラジオやってますね^^
 これまでも、なる役の原涼子ちゃんや、美和役の古木のぞみさんがゲストで来られて、現場のとても暖かな雰囲気を知ることができました。小野さんの言うには、「この現場って、逐一感動するんですよ」。

 アフレコ現場は、こどもの方がときには半分以上、という、「ばらかもん」独特の楽しい雰囲気だったようで、小野さんはこども好きで優しい方だから、こどもたちにすごくなつかれるんですね。
 こどもたちは、現場でも、小野さんのことを「せんせい」とよんでいるし、小野さんもこどもたちと話すときはいつも、「先生は、こう思うよー」という感じで、まるで、小学校の先生です。
 
 先日の、ラジオ「らじかもん」16回が、感動的でした^^
 最終回のアフレコ終了後の現場のエピソードを話しておられたのですが、慣例通り、お花の贈呈などがあって、そのあとは、小野さんの言葉では、「慣例なんかでは収まりのつかない特別の時間」。
 原作者やスタッフ、声優さんたちの間でのプレゼントの交換、とりわけ、こどもたちがみんな、小野さんに心を込めて、プレゼントを贈ったんですね。
 で、そのとき、なる 役の原涼子ちゃんが、こどもらしいお手紙を読んだのですが、胸がいっぱいになって、涼子ちゃん、号泣、号泣で、ひともじひともじ、ふりしぼるように読んでたそうです。それを聞いてる小野さんも号泣してしまって、「もう、アフレコ現場みんな、泣いてたよ」。


 原涼子ちゃんの、小野さんへのお手紙{netabare}

 半田先生へ。
 12日間、いっしょにやってくれてありがとう。
 なるは、最初、先生と会うとき、ちょっと緊張してたよ。
 でも、先生がなるにはなしかけてくれて、あー、いいなーっておもった。
 それで、知らないことも、漢字も教えてもらって知ったし、いっしょに遊んだりもして、たくさん楽しかったです。
 なるは、ほんとうは、先生とは、お別れしたくないです。
 きょうが、ほんとうはおわってほしくないです。
 でも、おわっちゃうけど、なるはなるのままだよ。
 先生は先生のままだよ。
 いつかまた、およーっていって、またきばろうね。
 なるは、せんせいのこと、ずーーーと、だいだいだいだい、だいすきだよ。
 また会おうね。
 こといしなるより。{/netabare}

  これ、ラジオで、視聴者に読みながら、小野さん、また、泣いてるし。。

 自分は、そんなにたくさんアニメを見てきたわけではないし、アニメのことがそれほどわかるわけではないですが、やはり、スタッフさんや声優さんたちが、ほんとに作品を愛して、だいじにつくっておられるようすを知ると、アニメはほんとにすばらしいと思うし、感動します。 

投稿 : 2016/08/28
閲覧 : 703
サンキュー:

69

ネタバレ

しゃけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ん~、マンダム

ここ最近で見たアニメで久しぶりに面白いものでした。
といっても原作を見てしまっている方からしたら普通かもしれません。
アクションやロボが好きですがこういう動きのない作品もいいですね。
OPは作品とすごくあっていてよかったです。
原作がたまっておらずまだ先だと思いますが続編が見たいです。(2016年現在)
外伝?のはんだくんは荒れそうです。

投稿 : 2016/07/29
閲覧 : 219
サンキュー:

4

ネタバレ

kira1231 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

じわじわ

主人公が常識人?ぽいけどどこか抜けていて人間的に小さいというかなんというか…

それに対してヒロイン?のなるのたまに見せるギャグセンスと子供ゆえに核心を突いた純粋さが主人公に成長を持たしていくこのじわじわのんびりした感じが面白かったです。

投稿 : 2016/06/24
閲覧 : 200
サンキュー:

5

ネタバレ

yosiyuki2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

テーマが好きな日常アニメ

テーマは自分らしさだと思います。
テーマも話も分かりやすくて、元気がでて、笑える良い作品でした。

惜しむらくは、1話~2話をソシャゲやりながら見てしまった事。
全話視聴し終わった後、集中してみれば良かったと後悔しました。
なんと言うか声だけでも演技というか声質というのか、
それだけでも充分に楽しめる作品だったと思います。
opedもお洒落で、かっこいいです。アニソンって感じがしない曲でした。

キャラも良いんですよね。
はんだ先生、なる、たま、みわ、ひな、川藤、半田ママ(笑)
みんな良いキャラしてます。みんな違ってみんな良い!
自分は何を言っているのかww
とにかく、どのキャラもいきいきしていて、見ていて気持ちが良かったです。

日常系アニメの中で一番好きなアニメになりました。
これは万人がたのしめる系アニメではないでしょうか?

投稿 : 2016/06/20
閲覧 : 233
サンキュー:

20

ネタバレ

↙→↘↓↙←↘+BC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごく方言が上手い

ストーリー、キャラクター全部良かった
好きだった
子供の声優達の方言の上手さに感心した

書いた作品の良さが私は全く理解できなかった

投稿 : 2016/05/31
閲覧 : 201
サンキュー:

3

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハートフル日常島コメディ

書道界の重鎮を殴った罰として、日本西端の島で一人暮らしをはじめることになった若きイケメン書道家・ハンダセイシュウの物語デス。
------------------------------------------------------------------

絵は見やすいデス。
キャラはみんな魅力的デス。
ストーリーも温かくて、ほのぼのしてます。
ナルちゃんはカワイイし、見てて元気になれます。
主人公が色々挫折を繰り返しながらも、島の人達の温かさを知って心が成長していく姿がイイと思います。

投稿 : 2016/05/23
閲覧 : 226
サンキュー:

4

ネタバレ

コロコロすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい!

島のみんな面白いし、先生もそこに馴染んでいってさらに良い 神op!!
第2期を望む‼︎

投稿 : 2016/05/03
閲覧 : 490
サンキュー:

5

ネタバレ

タッキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

田舎ぐらし

都会育ちの書道家が、とある事件があって島流し?その島で出会う人たちの温かさに触れ、人間として成長していく話。
ほのぼのしたり、時にはウルっとしたり、とにかく良いアニメだと思います。
このアニメを見て長崎の福江島に行ってみたくなりました。何も無いだろうけど、島でゆっくりした時間を過ごしてみたいです。

投稿 : 2016/04/14
閲覧 : 197
サンキュー:

5

ネタバレ

happyend さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

田舎の日常系

 アニメで田舎を背景としたやつがでてきてうれしかったです。

 漫画では一巻の途中ぐらいでやめましたが、アニメだとすげー面白いってことはなかったですが、これはこれでというかんじで楽しめました。

投稿 : 2016/04/01
閲覧 : 190
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

某金八先生がいいました。

「人という字は、人と人が支え合っているのじゃ!」
っていう言葉を体現した本作。
人付き合いって煩わしいとか鬱陶しいとか感じる事があります。
一人の方が気楽だし、好きなように出来る。
けれども、自分を支えてくれるのはやっぱり「人」なんだと感じられるアニメでした。
辛い時や悲しい時、凹んだ時に誰かが側にいてくれる安心感。
視野を広げれば世界は変わる。
そんな当たり前の事を思い出させてくれました。
笑いあり、涙あり、ホッコリできる良い作品。

個人的に、何話か忘れちゃったけど、皆で海水浴行くお話しが好き。
危ない事はするなって言われてるのに、好奇心旺盛な子たちが言う事なんて聞くわけない。
なる達が高いところからジャンピングダイブを決めた後、怒る先生。
そして、その後の心配しすぎて泣く場面。
正直、グッと来た。
他人の為に涙を流せる先生。それだけの繋がりを得たんだなと。
こんな大人が居たら、子どもは信頼するだろうなと感じちゃいましたね。



最後に、「人という字は、人と人が支え合っている」と金八先生が言いました。って書きました。
が、「人と言う字は支え合っていません」って武田鉄矢完全否定したみたいですね。

色々と 台 無 し だ よ

投稿 : 2016/04/01
閲覧 : 167
ネタバレ

ゆーや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い感じでしたw

初めはなんか固いやつなのこと思っていました!
でもぜんぜんちがくて、ニヤニヤしながら見ていました。
心がきれいになった気がしましたw

投稿 : 2016/01/28
閲覧 : 188
サンキュー:

4

ネタバレ

パーシー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

結構笑えました

個人的にはおすすめです。芸人のコントを見ている感じでした。
多くは語りません。先ずは1話見てほしいです。

投稿 : 2016/01/01
閲覧 : 187
サンキュー:

2

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分らしさってなんだろう?

人生で誰もが一度は考える「自分らしさってなんだろう?」という問いに、縁もゆかりもない田舎の島での人々との交流の中で、主人公・半田は書でその答えを模索し、表現するという物語。

自分らしさとは自分一人の世界に閉じこもって考えるだけでは決して見つからないものなのではないか。そもそも見つけるものではなく、既に持っている自分らしさに自分が気づけるかが大切なのかなと感じました。(OPの歌詞にもありましたが)

そのために必要なのは他者との交流や触れ合いであり、半田の場合、島の子供たちやお年寄りとの何気ない日常の中で、そのことに気付き成長する姿を描いています。

まだまだ半田は発展途上でひと癖もふた癖もありますが、「自分らしさってなんだろう?」という答えのない問いにこれから長い時間をかけて、彼なりの答えを書で表現してくれることを楽しみにしています。

声優さんやキャラクター、作画もしっかりしていて全編通して安心して見ることができました。

投稿 : 2015/12/08
閲覧 : 207
サンキュー:

7

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

太陽の下の海村の癒やし。

アニメーション制作:キネマシトラス
2014年7月 - 9月に放映されたTVアニメ。

都会から島流しにあったような心境の青年と、
自然あふれる五島列島の島民のふれあいが描かれた作品。

地図で見るとわかるのですが、長崎県本土から海を隔てた100キロ西。
原作者が地元出身で、今も五島で漫画を描いて生活をしているみたいですね。

この作品は、あにこれでは高評価レビューが多いものの、
実は私は、サムネを見る限りつまんなさそうに思い込んで放置していました。
サムネで青年の首に腕をひっかけてる子供(なる)を男の子だと思っていましたしw

ある日、実はあれは女の子だと知ってからOPだけを観たのですが、
主人公の青年の家の扉を身体全体を使って開ける少女(なる)の動き。
元気に駆けずり回る姿が小動物みたい!
墨だらけになって両手を差し出す時の屈託のない笑顔!
あれ?可愛いじゃないの?
OPアニメの出来の良さに視聴決定に心が動きました。

このお話のプロローグ。
高名な家元の子息で書道界の新鋭・プリンスとしてチヤホヤされていた青年書道家・半田清舟は、
書道展示館の館長から自分の作品を酷評され天狗の鼻を折られた衝動から、
館長を殴ってしまい、父親から命じられて謹慎・反省・自分を見つめなおすために、
東京から五島に引越して一人暮らしをすることに。
(思わず手が出たのも、清舟の心が弱い上に指摘が図星過ぎていたからですが)

この半田清舟という青年、実に書道バカと言える人種。
才能あるイケメンなのですが、世間知らずでちょっとイタイ性格。

都会育ちでお坊ちゃま気質の清舟には、島での生活は何もかもが初めての経験であり、
実にポンコツぶりを見せつけてくれて、笑わせてくれます。
そんな清舟も、もう一人の主人公で明るく元気いっぱいな小一の少女・琴石なるから懐かれたのを始め、
のんびりとした村の温かい人々との触れ合いで、少しずつ変わっていきます。

さて…このアニメを観た感想です。

『お兄ちゃ~ん!(ふりふり)』な媚びた幼女が、一昔前のアニメには結構存在していた気がしますが、

馴れ馴れしくも大人にタメ口、大人にはないバイタリティ、おバカだけど好奇心旺盛な探究心。
自然体に近い感じでして、この作品の子供の描き方は満点と言えるでしょう。
ジブリではよく使われる子供の声には子役を充てがうという手法が実にハマっています。

なかでも、琴石なる役の原涼子さんの声が抜群ですよね。
大人がどんなに上手に演じようとも演じるというのは作りものであり、
大人には出せない純朴さが本物の子供の声にはあります。
ていうか、実写で観た原涼子さんの喋りが、なるの声でしたしw

例えるなら、なるは晴れた日に干したお布団みたいなあったかい子?
中二のボーイッシュで元気者な美和と漫画家になりたい眼鏡っ娘の珠子。
高三で金髪に染めてみたもの中身は気さくなお兄さんの浩志。
小一でなるの親友で泣き虫な陽菜。
清舟と絡むことの多い未成年達はみんな個性的で面白くて、
観ていて全く飽きませんでした。
おじさんやらおばさまやら爺様婆様やら村の大人たちも勿論良いですけどね。
この作品は、お年寄りをすっごく大事にしてて観ていて和みます。
あと、方言をこれだけプラスにした作品を他には観たこと無いかも?

このアニメ全12話は、村の人々との生活を通じて、
清舟の心の角が取れていい字が書けるようになった。
ただそれだけの物語なのですが、
人の心には出会いや環境は重要ですよね。

なんでもない平和でのんびりした暮らしを過ごすにも、
ちゃんと世の中に出て人と触れ合うことによって、
心が磨かれて丸くなっていく。
これって人生を気持ちよく生きるための理想像。
アニメの中の五島は最適な環境であり半田先生が羨ましくなったりして、
そういう場所を現実で見つけられた人は幸せだなと思ったりと、
考えさせられるとこがありました。

もし続編が出来ましたら、絶対に観たいと思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2015/12/05
閲覧 : 461
サンキュー:

81

ネタバレ

ベキオの姉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主題歌からもう吸い込まれてしまった・・w

ぶっちゃっけ、何も期待せずに見始めて、、
吸い込まれてしまったねw

個人的に、ネタがうざくなくあっさりで、
登場人物たちも個性的でとてもかわいく、
田舎の雰囲気をしんみりと感じられた作品だと思いました。

私も違う環境に小旅行とかして、
新しい文化や風習に出会い、
新しい発見、自分の新しい部分の発見とか
してみたいなと思いました><

新しいことを見つけることで新しく見えるものもあるけれど、
新しいことを見つけたからこそ今までの自分のことがもっとわかる、、
そんなようなwwことを、見てて感じました

主題歌の歌詞のように、
「自分らしさ」とは何かから探すものではなく
もともとあるものを自分で気が付けるかが大事なのでは?という感じ

以上!w

投稿 : 2015/11/15
閲覧 : 294
サンキュー:

13

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

りとうぐらし!

 原作は未読。
 作品を特徴付けるモチーフが「書道」に「島暮らし」と「また面白いものを
持ってきたな」というのが序盤の印象で、「作品の個性化のためのネタはいくらでもあるな」と
思った次第。

 主人公である半田 清舟の五島で暮らす日々がメインだが、島での楽しい日々にはかなり
癒されるものがあり、この辺は「のんのんびより」に通じるものがあるかも。
 この五島での交流は琴石 なるという少女がメイン。当初は大人と子供の関係から
「うさぎドロップ」的なものを想像していたが、いかんせん半田があまりにも精神的に
子供ゆえに全然そうならない。
 しかし、この半田の精神的未熟さが、なるを始めとする島の子供達には、大人と子供といった
壁を取り払ってくれたようで、逆に効を奏していたみたい。
 この二人のやり取りがこれまた楽しい。
 
 精神的に幼かった半田の人間的成長も見どころの一つといった感じで、暴力事件の反省から、
父に五島に送られた半田だが、そこには書道家として一皮剝けるための措置としての意味合いも
あったみたい。
 そんな半田が島での暮らしの中で色々な気付きがあり、書道家として変化を見せていくが、
書道に限らず、ある道を進む時に関係ないところに、道を進むためのヒントを見つけることは
よくあること。一見遠回りだと思われる行為が、実は一番の近道だったりする。
 おそらく半田の未熟さは、これまでの人生において書道しかやってこなかったのが要因の
一つだと思われ、そんな半田にとっての島暮らしは幾つもの宝物を見つけたようなもの
なのかな。

 終盤は一度東京へ帰った半田が再び島に戻ってくることで幕が閉じるが、ここでは感動の
再会といった感じの怒濤の盛り上げがなく、比較的淡々としたもの。
 島に戻った半田が再び穏やかな日常に戻っていくことを示唆しているようで、個人的には
この穏やかな演出が結構好きでした。

 コメディとしては都会人である半田と島の人々の文化の違いからくる笑いの部分が見所で、
ちょっとした異文化交流ものの趣きを感じる。
 単に笑いだけでなく、五島独特の風俗もなかなか興味深いものがあった。
 この五島らしさを感じさせる要素の一つとして、方言を前面に押し出したのもいい感じ。
 割と最近の作品だと「いなり、こんこん、恋いろは。」、「坂道のアポロン」辺りも土地の
人間には方言を話させていたと記憶しているが、やはりこういう演出はその土地らしさを
感じさせてくれる。
 逆に地方を舞台にしながら、全キャラ標準語の作品もあるが、標準語ゆえに文意を全国的に
伝えやすいというメリットがあるわけで、実際のところ、この作品も方言がきつすぎて、何を
言っているのか判らないこともしばしば。こういうのは一長一短なんでしょうね。

 キャラも非常に魅力的で、特になるを始めとする島の子供達が印象的。この子供の中には
山村 美和と新井 珠子の中学生コンビも含む。
 この子供達のキャスティングに本当の子供が声を当てていたのが印象的。
 正直なところ子供ゆえに声優としての技量は低いが、本当の子供の演技は子供の声色を使った
大人の声優では出せない自然さがあった。特になるはキャラ自体が自然体な存在のため、見事に
はまった感が強い。
 実際、子供声優の起用は作品によってはそこだけ浮いてしまうこともあるが、この作品に
関してはかなり良かったように思える。

 全体的にはギャグものの面白さと、ハートフルストーリーのバランスが取れた良作といった
印象。

投稿 : 2015/11/14
閲覧 : 272
サンキュー:

15

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

田舎(長崎県五島)の魅力と成長ドラマ。コメディーとしても楽しさ満点な名作

才気溢れるが問題児な若き書道家が、長崎県の五島で天真爛漫な少女ナルや島民たちとの関わり、成長していくヒューマンドラマです。
田舎(五島)の魅力全開な舞台で繰り広げられる騒がしくも温かい日々が、コメディータッチで楽しく描かれていて全12話ノンストップな面白さです!
なる役の原涼子さん(当時9歳)他、子役の方言演技の素晴らしさも括目。

田舎に癒される度は「のんのんびより」に匹敵する!
奥深いヒューマンドラマと楽しさを高水準で両立しており、万人にオススメできる名作アニメです!

{netabare}『物語』
新進気鋭の若き書道家・半田清舟(生意気だが繊細な都会っ子)が、五島の人々(奔放で温かい田舎)に翻弄されまくり、その過程で半田(先生)が自分に欠けていた、人間として大切な物事に気付いたり、悩みや葛藤を乗り越えて成長していく…。
本作の魅力は田舎(五島)特有の雰囲気のドタバタコメディーの楽しさと、非常に深いヒューマンドラマ両立している事で、終始、純粋に楽しく観られます。

先生はかなり面倒くさい若者かつ抱えている悩みも深刻…なハズなのですが。
ナルはじめ奔放で遠慮なく踏み込んでくる島の子供たちと過ごす日々のドタバタで、悩みが小さく見えてくる。
幼いナルが度々、鋭く核心突くようなセリフあり、ハッとさせられます。
「自分らしさってなんだ?」
若者の悩み葛藤…
それを些かの説教くささも感じさせずに、掛け値なしの楽しい日々の中で、そっと気付かせてくれる。

先生は大人(23歳)だけど非常に未熟で子供っぽく、都会っ子なので田舎は不慣れなのも相まって、逆にナルたち子供の方が引っ張っていく構図が本作特有の面白さかも。
「大人と子供」という壁は、どうでも良い。先生だって人生初体験なんだ!
先生が島での初めての経験を通して大切な事を見つけていく…
ヒューマンドラマとして抜群の面白さ、かつ「テーマが分かり易い」のが素晴らしい。

更に本作が良いのは純粋にコメディーとしても楽しい事、どんな高尚な作品も楽しくなきゃ視聴し辛いですから♪
その意味で本作のコメディーは、都会っ子な先生と五島の文化ギャップで、異文化交流物めいた面白さあり。
方言演技の素晴らしさも相まって、五島らしさ、つまりは「ばらかもん」らしさ存分に活かされていて毎回目が離せず。

五島特有の文化風俗を絡めたドラマも素晴らしい。
ナルのお墓参りの話は、温かい気持ちになりました。

終盤は先生が島を離れる…これは寂しい展開か!?と思いきや。
全然そんな事は無かった!あんまり暗くならずにひたすら明るい。
でもいつの間にか先生にとっての帰りたい場所が五島になっている…
書道家としても人間としても大きく成長した姿と、やっぱり変わらず悩みつつも島に馴染んでいる先生の姿が、初期との対比で、感無量になります。

分かり易いテーマ、奥深いドラマ、田舎らしいハートフル、徹頭徹尾の楽しさ面白さ。
全12話、完璧です。


『作画』
五島の美しい情景が見事に表現されていました。
あざとく綺麗…というより、等身大の田舎…な感じのさりげない表現が良い。
ナルの幼い子供らしい天真爛漫な表情かわいい。
中学生組も割と好みです。
ガラスの仮面っぽいギャグ顔も面白いw
書道の迫力も伝わりました。

『声優』
子供たちの役にリアル子役を起用しており、これが完璧なはまり役。
琴石なる役の原涼子さんは当時9歳!
演技の巧拙なんぞどうでも良く思えるくらい、完璧になるちゃんでした。
難しく、原作者をして「共通語で良いですよ」と放棄していた方言演技を完璧にやってのけた。
て、天才か…!
唯一無二。アニメ版「ばらかもん」を名作たらしめたのは原涼子さん他子役たちの名演のお陰。
…いつか本作レビューする際、声優項目は5点以外あり得ないと常々思ってました。

古木のぞみさんは五島出身、方言指導も担当されたようです。
大久保瑠美さんのタマも暴走時熱演w

小野大輔さんの安定感あるテンパり演技も流石でした。
糸博さんなどのベテランも深みあり。
先生の母の鷹森淑乃さんの熱演も見所。ナディアの鷹森さんが美人ママさんとは…。


『音楽』
OP「らしさ」愚直なまでにストレートに本作のテーマを綴った、非常に分かり易い主題歌で好感が持てます。
ED「Innocence」も良い余韻残る。
作中の五島らしい雰囲気もバッチリ。
…4.5か迷う。欲を言えば「ばらかもん」専用とまでは言えないので。


『キャラ』
都会っ子もやしっ子な半田先生の人間的未熟さが、全面的に良い方向に作用していて面白い。
メンタル弱い!でもそれは書に、そして自分に真面目に向き合っているから。
子供っぽさが、ナルの純粋さ島民の人生経験を受け入れる素直さに繋がっている。
これは館長や父から期待されますわー。
成長ドラマの主人公としても、イジられ系のコメディ要員としても、萌えキャラとしても最適な主人公でした。

7歳の幼女・琴石なるちゃん可愛いです。
天真爛漫!子供ならではの発想や行動が終始目が離せないくらいの楽しさと可愛さ満点。
時折、悩める先生に核心突くようなセリフでドキっとさせてくれました。

ボーイッシュな中学2年生・美和ちゃんも可愛いです。
中学生にしては胸大きい…露骨では無い健康的な感じよいですな♪
ガンガン引っ張る、良い感じにトラブルメーカー…に見せて、気遣いの出来る良い子。
先生よりも精神的に大人というか、先生が子供過ぎるという逆転現象。

珠子ちゃん(通称タマ)は眼鏡美少女…黙っていれば可愛いのですが。
く、腐ってやがる…!いや、本人は必死に暗黒面に堕ちまいとしている!
珍しいタイプでした。本作を面白くしている強力なギャグ要員であった。

高校三年生の浩志(ひろし)君は、半田先生に次ぐもう一人の主人公であった。
先生との関わりで互いに学び影響され、自分のありかたを模索していく。
先生一人だけではない、もう一人の若者の存在も大事でした。
そして、半田先生の島での正妻ポジでもあった。
…タマ視点では…い、いかん!

半田先生の親友にして良き理解者な川藤も素晴らしき友であった。
ビジネスパートナーとしての冷静な側面が、むしろ客観的に先生の成長を評価する説得力あり。
若く生意気な後輩書道家・神崎康介も島で成長した先生…の影響で成長しつつ、天然な黒さが可愛いです。
人格者な館長と父も存在感あり。
…先生のお母さんが強烈なインパクトありました。若い!過保護!かわいいw

他の子供たち(ヒナちゃんかわいい)も存在感抜群。
島民もそれぞれ人生の先達にして楽しい人々でした。{/netabare}

投稿 : 2015/11/13
閲覧 : 422
サンキュー:

75

ネタバレ

ぽよお さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

某動画サイトで期間限定配信していましたので気になっていた作品、ついに見れました。
1話だけしか見れなかったのでリアルタイムで見れなかったことを悔やむばかりですw

感想としては、とってもとってもあたたかい作品でした(*^_^*)
自分というのはある意味単純なものかもしれないけれど、見つけ出すのは中々に難しいものだと思います。
今を生きてる中で自分を見つけようとする気さえ空っぽになりがちな人や、やっと見つけても現実を前に見て見ぬ振りをしてしまう人はたくさんいると思います。


と、ポエム的なものを書いてしまいましたがw
ちょっとでも納得したならこの作品を一度は薦めたくなる、そんな作品でした。

作品によっては飛ばしがちだったOP、EDもこの作品に限ってはOPもEDもセットでばらかもんだなぁと思いました。
そのくらいアニメと曲がマッチしています!

子役の子が声をあてているのもポイントです!!
どの方の声もキャラクターにすっと自然に入ってきて気分がルンルンになりますw

原作もとても気になるので読んでみたいです(>_<)(にわかゆえ・・・)

投稿 : 2015/11/12
閲覧 : 163
サンキュー:

4

ネタバレ

UmIBg33801 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

トルネード!!

ほのぼの田舎ライフアニメだね、ゆるーい感じが良かったなー対馬行ってみたくなった。
主人公が20代とうのもなかなかないから新鮮だったし、OPの曲もアニメの内容と合っていて最初から最後まで楽しめるアニメ。
このアニメで気に入ったのは新井珠子(あらいたまこ)何話だったか忘れたが親戚のおねいちゃんから貰った漫画のなかにあった、特殊な趣味を持った方々が楽しむための漫画(BL)を見た時の反応が面白かった(笑)
かの偉大なる大投手を彷彿とさせるトルネード!体のひねり・足の高さともに素晴らしかった!腕の位置が若干低かった気がするが・・・・
いやーこういうキャラいいね!おもしろいわ!見たことない人は見てみるといいんじゃないかな!おススメです!

投稿 : 2015/09/17
閲覧 : 299
サンキュー:

4

ネタバレ

星空☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい!

おもしろい!

投稿 : 2015/08/29
閲覧 : 285
サンキュー:

4

ネタバレ

おちたく!! さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ばらか!!

【個人評価項目】

・作画 ★★★★☆
・物語 ★★★★★
・展開 ★★★☆☆
・キャラ ★★★★★
・オススメ度 ★★★★★

【特別評価項目】

・人情 ★★★★★

【個人総合評価】
100点満点中・・・・100点!

【一言】
素晴らしいアニメ!なんか素晴らしいアニメ!
是非、見て!

投稿 : 2015/08/28
閲覧 : 242
サンキュー:

5

ネタバレ

夢見る先生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほんわか

この作品は1回挫折しましたが、
もう一度見返したらとてもいい作品でした!
心が和むし最終回も個人的に大好きです!
ぞくへんが気になります!

投稿 : 2015/08/18
閲覧 : 431
サンキュー:

22

ネタバレ

オシリスク正志 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

理由がわからないが、面白いと思った

ギャグ有り、情熱有りで飽きさせない感じで胸糞悪い展開もなく観やすいアニメ

投稿 : 2015/08/16
閲覧 : 202
サンキュー:

3

ネタバレ

エメ氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

為になるアニメ

自由で奔放な島人によって変えられてゆく、決まった道を歩いていた書道家の主人公の話です。
アニメとしてみるのは勿論、自分にも当てはめてみてじっくり考えながら見るのも良いアニメです。
自分らしさを見つけていく、楽しいアニメです。

投稿 : 2015/08/12
閲覧 : 228
サンキュー:

5

ネタバレ

あのみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

子供役に

子役を使うというのはあまり好きではなかったがこの作品に関してはそんなことない。方言まであるのによくここまでの仕上がりになったものだとただ感服しました。

系統としては純粋に子供の可愛さにブヒるうさぎドロップに近いものがあるか。
初めは主人公の見た目と声優起用から腐女子に媚びた作品かと思ったのだが腐女子に媚びつつもそれに興味のない人が不快ではなくちゃんと笑えるような内容になっているのが素晴らしい。

投稿 : 2015/08/08
閲覧 : 353
サンキュー:

5

ネタバレ

SwsFc80957 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

極めて良質な日常系アニメ

日常系アニメといえば、キャラが可愛くキャフフする作品が多いと思います。 例に挙げれば、のんのんびよりやご注文はうさぎですか などが
あります。 したがって、ほとんどの作品はキャラの可愛さ、いわゆる萌えを意識したつくりばかりです。 

ですが、この作品は、そんな数多ある日常を描いた作品のなかで群を抜くほど、極めて良質な作品である。
田舎が舞台ということで、同じ題材を扱った、のんのんびよりがありますが、その程度ではけっしてありません。 

単にキャラが可愛いいだけでなく、話があります。田舎の人たちの交流がしっかりと描かれ、それを通じての主人公の成長がとてもよく描かれています。 方言をつかうキャラが多くとても驚かされました。

そのうえ、ギャグのキレが凄まじく、何回も爆笑しました。

また、なる とかいうかわいいキャラクターがでてきますが、萌えという可愛いさではない、別のかわいさがあり、あなたの心を癒してくれます。

したがって、このアニメは数ある日常系の作品で比べ物にならないくらい、
良質で誰にでも、お勧めできるアニメです。

投稿 : 2015/08/02
閲覧 : 263
サンキュー:

6

ネタバレ

ミナティー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

先生やなるなどの1人1人の個性豊かなもいいですが、
長崎県から離れた島の五島列島を題材とし
その島の特徴なども伝えてきているアニメだと感じます。
自分は見てて笑えて、楽しめたのでよかったです。
OSTの方も聴いててアニメの場面を思い出したりも
するんでいいとおもいますよ

投稿 : 2015/07/12
閲覧 : 141
サンキュー:

4

次の30件を表示

ばらかもんのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ばらかもんのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ばらかもんのストーリー・あらすじ

書道家の半田清舟は、ある受賞パーティーで書道展示館の館長を殴ってしまう。見かねた父親は半田に「自分の人間として欠けている部分」を見つけさせるため、彼を自然豊かな五島へ送り込む。

そこで彼は天真爛漫少女・琴石なるをはじめとする個性的な島民達と出会い、親交を深めていく。田舎独特の人間関係に戸惑いながらも、半田は新しい何かを見つけ始めていた。(TVアニメ動画『ばらかもん』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年夏アニメ
制作会社
キネマシトラス
主題歌
≪OP≫SUPER BEAVER『らしさ』≪ED≫NoisyCell『Innocence』

声優・キャラクター

小野大輔、原涼子、古木のぞみ、大久保瑠美、内山昂輝、遠藤璃菜、木村聖哉、潘めぐみ、徳永悦子、立木文彦、諏訪部順一、梶裕貴

スタッフ

原作:ヨシノサツキ(掲載『ガンガンONLINE』スクウェア・エニックス刊)、 監督:橘正紀、シリーズ構成・脚本:ピエール杉浦、キャラクターデザイン:まじろ、美術監督:加藤浩、撮影監督:若林優、色彩設計:宮脇裕美、音楽:川井憲次、音響監督:若林和弘、音響効果:森川永子、書:原雲涯

このアニメの類似作品

この頃(2014年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ