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「ばらかもん(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
2939
棚に入れた
14418
ランキング
61
★★★★★ 4.1 (2939)
物語
4.2
作画
4.1
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ばらかもんの感想・評価はどうでしたか?

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

日常系の一つの正解例

基本はコメディな雰囲気を崩さずキャラ達を魅せ、1クールで主人公の成長(変化)を描く。これこそが日常系にとっての正解例の一つだなと思わされました。萌え要素強めな作品や会話劇だけで成り立つ作品など、日常系のテンプレのような物は様々ありますが、個人的にはこの作品のようなコメディという体裁でありつつ成長するストーリーは特に好きです。

この作品は主人公のキャラ付けが上手でした。神経質でヘタレな性格はギャグにも成長への布石にもなっていて、個性的な島民達との噛み合いも良かったです。そして、日常の範疇内であるギャグ、これが特に光っていました。島の空気感を味わうことのできる風景、愉快であったかいキャラ達が相まって思わず笑ってしまいます。

ストーリーやキャラの魅力は勿論ですが、この作品は声優さんの演技が素晴らしいです。方言が強く出ているセリフを見事に演じきることで、島の空気感やリアリティを持ち、この作品独特の勢いや面白さになっていると思います。子供のキャラの声優に子役の方を起用しているので、それもあってか子供キャラが良い意味で生々しい、観たことのない方は一聴の価値ありです。

作品情報にハートフル日常島コメディとありましたので日常系ということで。日常コメディとしては非の打ち所がない完成度の高さです。おすすめ!

投稿 : 2024/08/20
閲覧 : 76
サンキュー:

7

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自然の美しさと温かみのある人々に癒される、心が温まるほのぼのドラマ、おすすめ度★★★★★

自分らしさって何だ?

暴力沙汰を起こしてしまい頭を冷やすために離島で暮らす羽目になった「先生」こと半田清舟が、島での日々や島民たちとの交流を経て人間的に成長するという内容。

基本的な内容はほのぼの路線で、やんちゃで天真爛漫な性格の少女なると先生の微笑ましいやり取り、島の子供たちに振り回される先生の奮闘がメインに描かれており、穏やかながらも楽しげな日常が主軸に描かれる。最初は頑固で偏屈な所のあった先生も次第に島での生活を楽しむように…という素朴な内容ながら作風や描写のおかげで温かみあるものになっている。

作画も非常に良く、自然の風景の生き生きとした描写に心を奪われる。目につきやすいような作画面でも風景描写に手を抜かないのはさすがと言ったところ。SUPER BEAVERによるオープニング曲の「らしさ」は、メロディーの力強さと明るさもあって本編のシナリオに沿っているところもあってものすごくマッチした名曲。

と、全体的なクオリティの高さと作品の物語性の良さが魅力的に感じられた作品。子役も起用しているために声優の声変わり関係もあるのだろうが、続編がやらないのが悔やまれる。

投稿 : 2024/04/19
閲覧 : 52
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良い作品

これは見た方がいい
これを見た後に半田くん見るのがいい
優しい世界〜

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 38

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『なんかって白そうめん!』

書道家の主人公が離島で少しずつ成長していくハートフルコメディ

長崎県の離島が舞台でとても良い所なのが伝わる作品でしたね

まぁ王道なお話でゎある。
ばらかもんのスピンオフ「はんだくん」ゎまた違った感じでおもしろいのでおすすめします!

どの回を見ても自然と子供とでほっこりする。
嫌な気持ちになることのない作品

投稿 : 2023/08/28
閲覧 : 89
サンキュー:

4

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

のんびり

<2023/7/16 追記>
近々、五島市福江島に旅行に行ってきます。
そう。聖地巡礼。

のんびり海と星を見てきたいと思います。

そういえば最近、「ばらかもん」の新ドラマが始まりましたね。
結構良い出来だと思うけど。
でもやはりアニメの出来が異常に良いので比べると見劣りはしてしまう。


<2019/5/1 追記>
元号変わりました。
ということで記念に更新日時が1番古かった本作について追記です(なんだそれ?)

主人公、半田清舟(はんだせいしゅう」は若き書道家。
唯我独尊のヘタレというおもしろキャラの彼は、東京の展覧会で"あること"をやらかし、反省のため(?)父親の命で九州五島列島で一人暮らしをすることになります。

しぶしぶ受け入れた清舟は、
島でいろんな人と出会い
触れ合い
ツッコミ入れながら少しずつ自分と向き合っていったりする。

そんなお話です。


アニメとしてのクォリティは相当高く、OP、EDの映像だけでも見る価値あると思います。


もう本放送から5年近く経つんですねぇ。
なるの声当ててた子役の子も変声期突入くらいでしょうか。
そうなると2期は難しいのかな。
なるの名演あってのばらかもんでしたし。

今でもたまに見返してます。
テンション高い時、
落ち込んでる時、
嬉しい時、
疲れてる時、
普通の時、

どんな気分の時に見ても楽しい作品ってなかなかないですよね。


<2017/9/14 初投稿>
テレビアニメのなかでは三番目に好きな作品です。

なので評価5です。

清舟のヘタレぶりとこじらせ加減も
美和の竹を一刀両断したような性格も
タマの腐り加減も
ヒロの凡人っぷりも
ひなの泣き芸も
そして、なるのボケっぷりと天真爛漫さと無邪気な優しさも

郷長も教頭もヤスバァもアッキーもなるのじいちゃんも、出てくる人みんな明るく優しく楽しい。

音楽も良い。
OP「らしさ」SUPER BEAVER
ED「Innocence」NoisyCell
どちらも良い曲ですが特にEDがお気に入りでした。
ハイトーンボイスのラウドロック!
カッコ良い。

ここで自分の笑いのツボポイントをいくつか
{netabare}・なるのゴルゴ
・タマが薄い本を野茂のトルネード投法で投げつけるとこ
・モザイクのかかったナマコ
・ウ◯コに刺さった壊れかけの携帯
・このもん
{/netabare}

まだまだありますが、素直な気持ちで笑えるのです。

そして笑いだけではなく
人にやさしくなれそうな
暖かい気持ちになれる。
そんな穏やかな感動が味わえます。

みんな観た方がいいですよー( ・∇・)♪♪♪

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 671
サンキュー:

68

マサ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【100点】片田舎の島で過ごすほのぼの青春ドラマ。

漫画原作。トラブルを起こしてしまった書道家の青年半田清舟が島の人々や子供たちと過ごし堅物な人柄を変えてゆく話。

半田先生と島に暮らす人々との交流がとてもユニークで面白い。慣れない生活環境や島の子供たちに振り回されながらも島の暮らしを楽しむ姿が生き生きと描かれており、見てるこっちも和んでくる。
なるを初めとした島民の人物像が魅力的。美和やタマ、ヒロみたいな島の中学生高校生みたいな少年少女とのやり取りも面白くてこれもまた掛け合いがかなりシュール。
島の風景も綺麗に描かれており、自然の豊かさや田舎のなんとも言えないような長閑な情景が思い起こされる。

特に目立った不満点はない。なるや島の子供たちの声優の都合なのか続編が作られず、個人的に続編が来て欲しくてかなりヤキモキした。何はともあれ非常に面白いのでオススメ。

投稿 : 2023/05/22
閲覧 : 141
サンキュー:

4

hidehide さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

疲れた人が憧れる様々

この歳になり、
色んな事を我慢し、耐え、飲み込み、
そんな事にも、もはや慣れてしまって…

きっと、世の多くの人が、
そう であったり、それに近かったりすると思います。

満員電車の1両に、何人乗っているのでしょうか。
その中の、どれ程の人が、
心底望んだ職場に向かっているのでしょうか。

そういう意味では、『書』と言う打ち込める事を
『職』にできた半田は、幸せ、の部類だと思います。

心底望んではいなくても、
それなりに充実し、満足し、ぶつかる事のない道と、
打ち込める事に出会えた幸せな者でも、
大きく迂回を余儀なくされたり、ぶつかってしまったり…

結局は、どちらの道に上も下も正解も不正解も
ないのでしょうね。

そんな、どちらの道中にいても、
少し疲れてしまった人が、憧れた生活、が
この島にはありましたね。

やはり、なる、を中心とした子供達の、
悪意のない強引さ、と、優しさ、
そして、決して裏表のない島民の顔、
そんな、人 の存在が大きかったのでしょう。

自身にも、そんな機会はあったのでしょうが、
許されない環境、そして勇気、が足らなかったですね。

なる、の様な子供がいる島、
そんな島に、旅行でもいいから行ってみたい…
そう思わせてくれる作品でした。

追記
なる の、『あけ口』『マーブルチョコたぃっ』を
見るだけでも、価値があります(笑)

当初、方言は無理だと思うので、標準語で、という
話しもあったそうですが、
なるの声優さんが見事に方言を再現したとの事。
この方を起用したスタッフ?プロデューサー?
天才です!
そして、それをこなした原さん、凄いです!
これが標準語だったら、
何故か、コレ程の憧れは持てなかったかもしれません。

投稿 : 2023/05/02
閲覧 : 388
サンキュー:

8

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

習字家と子供とのハートフル・コメディ

賞がとれず, 伸び悩んでいる習字家の主人公が離島で生活する話。

村の人との出会いを通じて成長する話。

投稿 : 2023/03/22
閲覧 : 110
サンキュー:

3

ヘンリーバローズ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何回も見てしまう癒しアニメ

全てにおいて良かった
先生となるの絡みが最高です

投稿 : 2023/01/31
閲覧 : 136
サンキュー:

5

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世間離れした書道家の島ライフ

視聴完了
全12話

一言感想
元祖癒し系。私も島に行きたくなってきた。

あらすじ
現実に追われスランプに陥っていた書道家(自覚なし)が強制リフレッシュで島に行かされる話。
島の人々と過ごすうちに、いろいろと変わっていく。

感想
よかった点
シナリオが秀逸。
父に有名書道家、母は過干渉気味と型にはめられていた主人公が、とある書展での偉い人の一言『教科書のような字』と言う言葉にキレ、偉い人を殴り謹慎のような形で島に。その島で主人公が色々な枷から解き放たれ自分の字と向き合う。それまで1番を取ることに固執していた主人公だが、最後の書展では自分にとっての1番を優先する。
という、物語の下地から最後までテーマが一貫していて素晴らしい。
また、間の物語は島の日常ではあるのだが、とても楽しそうで、のんびりしていて心癒される。
かなり完成度の高い作品だった。

悪かった点
悪い点ではないのだが、たまに方言がガチでわからなかった。なんとなくニュアンスは伝わっているので問題はそんなにないのだけど。

投稿 : 2022/09/20
閲覧 : 143
サンキュー:

8

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これは何回でも見たくなる

田舎特有のくらしの日常とギャグと、、、
毎話毎話安定してみれたのは
単に日常系じゃなくて、主人公の癖のある性格と
田舎の人たちの心あたたまるお話やギャグが沢山あって楽しめて見れました
そしてオープニングはめっちゃ好き!
いやあ、久しぶりにめっちゃ好きな作品に出逢えた

投稿 : 2022/08/25
閲覧 : 172
サンキュー:

8

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分らしさって、なんだ

 全12話。原作は未読。

 自分の作品を否定されてかッとなってお偉いさんを殴ってしまった主人公・半田清舟が五島に飛ばされ、そこで地元の人たちや自然などに触れあって半田がインスピレーションを受けて自分だけの作品を作り出す物語。

 新たな環境に触れることにより、自分が今まで触れ合ってきた固定概念が崩れて自分の中の新たな価値観を発見できたり世界が広がったりするというのは良いですね。だんだん半田も心を開きだし、人に書道を教えたり、釣りしたり書道を教えたり、仕事の手伝いをしたりと五島の生活に馴染んでいくのが見てて微笑ましかったです。
 で、最後は自分なりの字を書いて大会に提出するのですが、4、5位くらいだったのは良かったです。結果を出せなくても結果にとらわれずに自分のベストを出せて良かった、みたいな反応なのも成長を感じました。

 そして声優さんはとても良かったと思います。クールなキャラを演じている印象が強い小野Dでしたが、今回は子供っぽい秀才キャラをうまく演じられていましたし、地元民の子供たち、特になるはちゃんと子供らしい声なのが良かったです。あとは絶妙にウザいキャラである神崎を演じた梶裕貴さんの声も良し。

 ただ気になったところとしては、あんまりギャグは好みには合いませんでした。僕は人が傷ついたり、人の失敗をからかったりして笑いをとるようなギャグは苦手なんですよね。。こういうギャグは受けないどころかちょっとストレスがたまりましたね。

 方言に関しては、特に問題ありませんでした。僕も長崎出身だからかな?不思議と言っていることが普通に理解できました。

 ちなみに僕も五島には行ったことあります。五島はすごく良いところでした。なんだか雰囲気が全然違うんですよね。なんかゆったりしているというか、時間の流れがいつもよりゆっくり流れている感じがして、いるだけで心が落ち着く感じでした。そこに住む人たちもいい人たちでした。良い人というのは「聖人」という意味ではなく「親しみやすい」雰囲気を醸し出しているので喋るのが苦手な僕でも話せました。海や森などの自然がキレイでしたし、落ち着きたいときは一度は行ってみることをお勧めします。

 日常系としてクオリティが高く、ドラマっぽいので、おそらく普段アニメを見ない一般層でも受けるんじゃないかと思います。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/06/22
閲覧 : 325
サンキュー:

27

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

情けない主人公ランキングぶっちぎりトップ

情けなさすぎていらいらがとまらない。
ざっと、ほかのレビューコメントみたら、好意的なのばかりでびっくりしてる。
たしかに、ストーリーはいいんよ。
でも、あまりにも主人公が情けなくて、いらいらする。

1)冒頭、目上の老人に暴力をふるった
2)隣人から食事をいただいている際に、感謝の気もちが感じられない
(もらえないってなったときに、単に残念がるだけ。もらえてあたりまえの感じ)
3)東京から来たファンの子が大事にしていた雑誌をびりびりに破る
4)磯場にサンダルで歩き、3連続転んで頭を打って、気絶する
(このほかにも同様のシーンあり)


まだ数話しか見ていないけど、まだでてきそう。
ストーリーや設定は面白いので、見ているけど、本当につらい。

この作品の主人公にとくに違和感ない女性の方って、
きっと尽くすタイプなんだろな・・・

投稿 : 2022/05/11
閲覧 : 259
サンキュー:

3

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

子供がなついてエロ皆無の主人公は女性受け間違いなし

書道家の主人公の書をお偉いさんが平凡だとののしり、頭に血が上った主人公が殴って島流しになるところから始まるお話。

暴力はいけないが、相手に悪意があると伝えるような物言いは良くない。
最近遭遇する「煽り運転を誘う煽り運転」のようなもので、争いや事故しか生まない。

ストーリーは一切ストレスフリーに進んでいく。
欲しい時に欲しい役回りのキャラが出てきて、最終的に悪者はいない。
あからさまに大成功で終わる訳でもないのも良い。そんなのはハリウッド映画で間に合っているわけだし。

なるのCVはジブリみたいで好きじゃないが、周りの子供たちも似たような感じだったので慣れた。

投稿 : 2022/04/15
閲覧 : 217
サンキュー:

7

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

そこには愛だって生まれる、そういうもんさ。

なるのイラスト描いてみました。
https://www.pixiv.net/artworks/96777150

何周も観てます。改めてレビューを書く気になったので書きます。

ヨシノサツキによる漫画が原作です。

書道家の主人公、半田青舟はある書展に出品し、
作品に対して辛辣な評価をしたお偉いさんを殴ってしまい、
父の勧めで長崎の五島列島の島で生活する事になります。

・琴石なる
・山村美和
・新井珠子
・木戸浩志
・久保田 陽菜

が主要キャラでしょうか。

中でも琴石なる(なる)は、青舟のことをすぐに気に入り
最初からうざいくらい絡んできます。

書道家としてはすでに世間に認められている主人公ですが
人間的、精神的にはまだ未熟な部分がたくさんあります。

島の中で、特になるとは多くの時間を共にします。
その中でかけがえのない大切な物に気づき、
人間的にも少しずつ成長していきます。

かつて、書道の事しか頭になかった主人公にとって成長に必要な事は
おそらく生活そのものを純粋に楽しむこと。
多少の失敗も、子供たちの悪意の無いエネルギーが
吹き飛ばしてくれます。


僕が何度もこの作品を観てしまう理由としてはおそらく
主人公がやっている書道とかは全然関係なくて、
この作品には人生の本質が詰まっている気がするのです。

島では子供からお年寄りまで、周りの人との距離感がとても近い。
大人はシンプルに働き、子供は純粋に楽しみを求めています。

大人も子供も、身近な存在をとても大切にします。
良い事も悪いことも一緒に経験し乗り越えていく。

この関係や暮らしはお金や地位では絶対に手に入らない。
この状態って実は、一番幸で、人生で目指すべき
状態なんじゃないかと思ってます。

投稿 : 2022/04/01
閲覧 : 984
サンキュー:

27

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スーパー癒しアニメ

 原作漫画は未読です。
 暴力事件を起こした若手書道家が離島に引篭もり再起を目指すお話です。
 ただ主人公の書道家は著名な書道家の息子で元々実力もあってパトロンもいるため、離島での生活は気分転換に近くて切迫した空気はほとんどありません。島の人々と触れ合う日常系のお話です。

 メインヒロインは6歳女児です。底抜けに明るく賢く、傷心モードの主人公(と視聴者)を癒しまくります。島での生活はリアルに描かれており、メインヒロイン以外の登場人物は「田舎の人々」っぽくてリアリティを感じます。但し田舎の人の良い部分だけが描写されていて、この作品はあくまでヒーリングアニメなんだな、と感じました。そんなわけでストーリーとキャラはひたすら和やかで刺激は冒頭の暴力シーンのみで終わります。
 声優は子役にリアル小学生たちを配置していますが、方言のせいかとても上手に聞こえます。特にメインヒロインの演技は素晴らしいと思いました。地元出身の人が聞くとそうでもないんでしょうかね。

 作画はキャラクターデザインと自然を描いた背景は良かったと思いますが、キャラクターの体のバランスがおかしく感じるシーンがけっこうありました。また街中や空港などの背景や人ゴミなどはなんかショボく感じました。音楽はOPの出来が素晴らしかったです。

 書道家の話ですが、書道や書道家の世界に関する情報は乏しいです。田舎暮らしに関する描写がメインで、汚い部分は一切描かれません。薄っぺらでも良いからただひたすら癒されたい、という人に超オススメです。
 

 

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 248
サンキュー:

5

ネタバレ

そうま先生 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すっごく好き・・・っ!!

離島のド田舎に東京から、書道の先生が行く。
3周しかしてないけど全然中毒じゃない・・・!

子役声優的な意味で、2期が厳しそうなのが残念・・・。

このほのぼの、癒し、胸が温かくなる良作・・・。


※結論※ 観ようっ・・・!!

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 188
サンキュー:

6

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人は石垣

人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり

ご存知、武田信玄公の有難い教えであり、それが東京であろうが五島であろうが、等しく通底する真理である。

“このもん”食べたい。

これまた真理である。

投稿 : 2021/11/06
閲覧 : 301
サンキュー:

11

桃ちん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

良かった!

癒されます。

笑います。

安心して観れる佳作。

投稿 : 2021/11/03
閲覧 : 210
サンキュー:

6

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハートフルな良作。ガチガチ大人と型無し子供。

「自分らしさってなんだ」って始まるオープニングが今でも耳に残っています。
ストーリーも良く、なんとなく微笑みがでるような笑いもあります。

登場人物が使う方言が何言ってっかわかんねーってなりますが、わかんなくてもそれがいい雰囲気を出していると思います。わからなすぎて一緒に見ていた人と笑いました。

同じ作者が書いた「はんだくん」というアニメもありますが、同じ主人公をつかっているのにも関わらず、全然ジャンルが違います。私はこちらの方が好きです。

原作の漫画も完結したので読みました。結論からいえば「アニメの所がベスト」です。区切りもよいので。


【本作を観て感じた事】
何事にも基本を覚えるってことは大切な事。本作では書道(私は書道はからっきし)だが、どの道にも基本といえる型があります。確かに基本は大事です。ただし、それだけではうまくいきません。

型(基本)を一つずつ覚え、一つずつ身につけていき、その型を極めていく。しかし極めたら終わりかといえば、そうではなく、今度はその型を破ることも大事になってきます。

型を覚える。型というのは、所詮他人が作ったことですから、他人の真似でしかない。
型を極める。他人が作った型を自分自身へと染み込ませ、他人の型と自分自身を一つにしていく。
型を破る。他人が作った型の意味を理解しながら、その型に捉われず、自分らしさを表現していく。

型を破る際に、元来、型無しの子供と接するのは、ガチガチに型にはまった大人にとっては、本当に良い刺激なのかもしれません。

型を破るといっても、型無しになるわけでなく、型があるといっても、型に囚われず、型無しといえども、型に囚われないということに囚われず。
型を破るってのは自分や他人を含め、いろんなことにぶつかるからこそ、向き合うからこそ、できることなんだろうなと思います。


もうちょっと身近な話にするならば、基本を仕事でいうマニュアルと言ってもいいのかもしれません。マニュアルは確かに基本かもしれませんが、マニュアルを極めたところで全てうまくいくわけではありません。臨機応変な対応も必要になってくるわけですが、この臨機応変という所に、自分らしさってのが出てくるのかもしれません。この自分らしさってのは、マニュアルを無視した対応でもなく、縛られた対応でもないのだと思います。

以上、本作を観て感じた事でした。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 601
サンキュー:

20

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

若き書道家の五島列島での交流

主人公で書道家の半田清舟(はんだせいしゅう)が東京にいたが、とある個展でえらい人を殴ってしまい五島列島に送られてしまい、島の人との交流を通して成長していくハートフルなアニメです。島の子供が子役使っててしかもキャラにあってて良すぎ。感動するアニメです。

投稿 : 2021/10/18
閲覧 : 561
サンキュー:

36

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あぁ^~ボクもお偉いさん殴って田舎に左遷させられたいんじゃぁ^~~

これはいい癒し系。田舎の島を舞台とした、のんびりした空気感と温かい登場人物たちが『のんのんびより』と同じく視聴者の心の内にあるノスタルジーな部分を刺激してくれる。
そんな田舎で暮らすことになったのが小野大輔さん演じる半田清舟(はんだ せいしゅう)。暴力行為で現代版島流しを喰らってしまい、ふてくされていた彼だったが────

【ココが面白い:気難しい書道家と島の住人たちによるスローライフ(1)】
半田という男の厄介さは冒頭からよくわかる。書道家としてのアーティスト気質に他者の批判を許さない傲慢な性格。目上の者に手を上げてしまった精神的未熟者が、それらを全く変える気もなく長崎県は五島に越してくる。
なぜ自分がこの島に送られたのかわからない。なぜ自分の字があそこまで酷評されなければならなかったのか、わからない。
そんな苛立ちを募らせる主人公の態度が、果たして単なる田舎暮らしで軟化するのか。不穏に近い心境で物語の口火が切られる。
しかし安心してほしい。この島には優秀なセラピストがいる。それは“悪ガキ”だ。
小学1年生の少女・琴石なる(こといし - )は典型的な「田舎のパワフルガール」であり、気難しい半田の心の壁、広く取られたパーソナルスペースを一切無視して彼との交流に先陣を切っていく特攻持ちである。
「この壁乗り越えんば、なんも見えんぞ?」
半田が憎んでいた館長の酷評を、なるが同じニュアンスで復唱することで初めてスッと受け入れる様が面白い。勿論なるに半田を諌めるつもりは更々なく、都会から来た人と一緒に遊びたいだけだ。そんな幼女の突拍子もない行動が、己の書道に行き詰まる男の背中を上手い具合に押してくれる。田舎の子供は正に天然のセラピストなのだ。

【ココが面白い:気難しい書道家と島の住人たちによるスローライフ(2)】
この作品はジャンル分けするならば「日常系」と呼んで差し支えない。ただし昨今の美少女しか登場しないものとは違う、ある種“本物の日常系”とはこれなんだと説いてくるような、老若男女さまざまな特性を持った大勢のキャラクターで構成されている。そんなキャラクターたちを使った唐突なギャグには大分笑わせてもらった。
{netabare}第1話は勿論、先陣を切ったなるとの交流によるネタが中心なのだがこの作品、若い男女よりもおじさんおばさんの動きがアグレッシブでそちらの方が面白く感じる。例えば2話冒頭では半田への差し入れを渋るヒロシに対して母親が肘鉄をかまし、「先生の世話を焼くことが今の私の生きがいなんだ」と夫の目の前でくどくどと説く。落ち着いて息子をたしなめるべきだろう所をいきなりエルボーという絵面を見せられたら笑わずにはいられない。このくらいの破壊力あるギャグが作中に多く散りばめられている。{/netabare}
そして島の住人は皆、温かい。都会から来た所謂「よそ者」である半田に対して、ぶっきらぼうで訛りのキツい喋り方で“近付いて”くれる。見返りを求めず食べ物を差し入れてくれる所は正に理想の田舎の風景だ。半田も貰いっぱなしではと書道家ならではの仕事や依頼を受けたり、悪ガキたちの遊びに付き添ったりしていく。こうして主人公・半田と田舎の住人たちの繋がりが太くなっていく様は観てて感銘を受ける。
ギャグと田舎の島特有の日常をきっちりと1シーン1シーン丁寧に描いており、制作側の「面白くしよう」という意気込みをしっかり感じ取ることができる。

【ココがすごい!:侮れない子役たちの演技力】
本作の子供キャラクターに命を吹き込むのは、なんと全員子役。大胆なキャスティングである。なるを演じているのも当時9歳の原涼子ちゃんであり、この作品に欠かせない“プライドの高い主人公”に対する“無邪気な少女”という役を素晴らしい演技で演じてくれた。
長崎弁はよく知らないが方言も喋り慣れてる感じを受ける。本作の声優陣では山本美和役の古木のぞみさんが五島出身ということで方言の監修を兼ねたらしい。一声優にして八面六臂の大活躍である(笑)
子供特有の少し耳障りな甲高い声と演技なくしてこの作品の雰囲気は生まれなかっただろう。特に終盤の電話のシーンは寂しそうな子供の声を子供が演ずる、単純な無垢さでも淡々と喋っているのでもないきっちりとした9歳の子供の演技力を感じ取れる。

【キャラクター評価】
半田清舟
本作はこの書道家の青年の更生と成長の物語でもある。始めは真面目な字、型にはまった字を書き続け、「基本に忠実で何が悪い」と開き直っていた。そんなプライドの高さと相まってメンタルは弱く、すぐ落ち込むので本作の数少ないシリアス担当でもある。
そんな彼がなるたち島の住人と島の自然に触れることで改心し、冒頭の「楽」のようなアート書道に目覚めていく。その後の字の迫力は、多くが書道の素人である私たち視聴者にもハッキリと伝わってくる凄い字だ。「星」や「石垣」はこんな文章では絶対に凄みが伝わらないので是非とも観てほしい。

【総評】
日常コメディであり、主人公の成長物語でもある本作。田舎という舞台を最大限に活かし、未熟者であった主人公・半田の成長を少しずつ描いて書道家としても人格者としても完成形に近づけていっている。そんな半田の回りに集う、田舎特有の鬱陶しさと温かさ、そしてギャグセンスが混在したキャラクターたちには魅力が溢れており、そんなキャラクターたちと接するからこそ半田の心情描写が強調されてより魅力的に映る。小野大輔さんの演技と原作の良さがマッチした愛すべき主人公に仕上がった。
半田の成長という形で日常系である本作は徐々に「ストーリー」が進んでいく。日常系は変わらない日常に尊さを見出だすものだが、それとは別に少しずつ変換していく日常もまた趣があることをこの作品で知ることができるだろう。
{netabare}そんなストーリー展開がある本作の終盤。半田は殴ってしまった館長に謝罪するために東京へ帰る。未熟者だった彼が館長という“老人”を見て気遣うシーンが最も彼の成長を感じ取ることができる。そして再び五島に赴くかどうか迷っていた時の五島からの電話のシーン……感動するしかない!! 半田は五島の日常を再び選び、島に“帰ってくる”ことで本作は終幕となる。{/netabare}
完結してるとはいえない、だが2期が無くても問題のないストーリーの締め方は1つの作品として素晴らしい点睛といえるだろう。最終話の最後の1シーンまで頬が綻ぶ。そんな作品である。
これを「男が主人公だから」と敬遠するのは非常によろしくない(かつての私だ笑)。老若男女様々なキャラクターが彩る日常は美少女だらけの日常とはまた違った尊さがあるし、なんなら半田も可愛いところがある(笑)そして半田のように何かに行き詰まりを感じる人ほどその共感力が凄まじいものになる筈だ。そして行き詰まって誰かに先を越されそうになった時、このアニメを観てれば心に余裕をもって相手にこう言うことができるようになる。
「お先にどうぞ」

投稿 : 2021/10/17
閲覧 : 366
サンキュー:

12

くま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この島でひとりに....なれない。

当時、リアルタイムで観て凄く面白かったけど記憶が曖昧になったので、再度1話から一気見!

島に暮らす住民たちが本当に暖かく、面白く。
観てる方も心が浄化されるような気持ちになる。
(子供達の声が子役達ってのが大きなポイント)

主人公の半田の成長物語なのは勿論、島の魅力がたっぷりで凄く行きたくなる!
自分も九州育ちだから方言聞いてて懐かしい気持ちになった...。

何か所も笑うシーンあったけど、たまのシーンは特に面白かったなぁ。

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 235
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自分らしさとは

書道家の半田清舟は、ある受賞パーティーで自作を酷評した書道展示館の館長を感情に任せて殴りつけてしまう。見かねた父親は半田に「(自分の)人間として欠けている部分」を見つけさせるため、彼を自然豊かな五島へと送り込む。

というのがあらすじ。

自分がこの作品に出会ったのはつい最近ですが、10周以上はしている程、好きな作品です。

自分らしさとは何なのか、自分に欠けていたものとは何なのか、自分の書道の字には一体何が足りないのか、そういったことを見つける為に島へいきました。

そして、島の人達と出会い、触れ合うことで、半田清舟は、本当に大切なものとは何なのかに気がつきます。

本当に素晴らしい作品なので、まだ見ていない方は一度見て欲しい作品です。

投稿 : 2021/07/27
閲覧 : 403

R さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自分らしさってなんだ。

このアニメは本当に大好き。
super beaverのopは、苦難を乗り越えてきた彼らだからこそ作れた曲だと思う。
疲れた時は、ばらかもんを見て心を穏やかにしてみても良いかもしれない。
いろんな可能性がある。
いつか五島に行きたい。

投稿 : 2021/06/10
閲覧 : 270
サンキュー:

6

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

オーソドックスな成長物語・・・。

あにこれの総合評価の高い順に色々と観てきた中で、視聴し残していた部類の作品。
遅ればせながら視聴してみた。

なるほど、書道をテーマにした作品と言うのは珍しい。
ただ、テーマにしたというよりも、主人公の特徴の一つとして書道家とと言うエッセンスを盛り込んだという使い方かな。
「書道」と言うものを突き詰めたり、ここを主題として進捗していくという物語ではないという意味でだけど。
もちろん主人公の内面や心情とリンクしたアイテムとしては機能していると思う。

物語自体は、特段目新しい形式のものではないように思った。

都会でトラブル+作家としての迷い
   ↓
田舎へ
   ↓
田舎の風景、人々とのふれあいにて人間として、作家として自分を見つめなおし成長
   ↓
新しい自分を発見(成長)
   ↓
作家として一皮むける
   ↓
再び田舎へ戻っていく

つまらない書き方をしてしまえば、使い古されたプロットと言えなくもない。
私個人としては、それほど斬新にも新鮮にも思えなかったかなぁ。

ただ、これらの事が作品として悪いとか、つまらなかったという訳ではないという事は言っておかなければならないと思う。
ワンクールでストーリを完結させ、形としてはしっかりとした作品になっており、腹にも落ちやすい。
シンプルなストーリーとして、高評価を得ている点については納得もできるし、作品としてはおススメできる。

あえて・・・、あえて個人的な見解として言わせてもらうとすると、
もう少し「深み」と「華」が欲しかったとは思う。
ほんと、あいまいな表現で申し訳ないし、1クールでの制約もあったと思うので大変なんだと思うけれど。

キャラクターも田舎の空気感も人感もちゃんとあったんだけど、やっぱり地味と言うか、淡々としている点はあったと思うんだよねぇ。
主人公の変化成長が主軸にあると思うので、日常系のようにふわふわな流していくわけにもいかないし、中途半端な点はあったかも。


私的には良作ではあるものの、
もう少し頑張ってほしいと思った作品でした。
いや~悪いわけではないんですよ、好みの問題かもしれません。

投稿 : 2021/06/06
閲覧 : 416
サンキュー:

15

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うーん、思ってた以上に好き

雰囲気的にはふらいんぐうぃっちとヒナまつりの間くらい。
基本的に無邪気な幼女はあまり好きじゃないけど、なぜかなるのことは最初から好きだった。

先生は感情がわかりやすい人なのに、字は教科書的と言われていて、ギャップだなあと思った。
知らんけど、なんとなく感情表現のうまい人って芸術の表現も華やかというか、感情が表現されがちなんだと思ってたから。
でも、話が進むにつれ、失敗を怖がったり、こうあるべきという思いが強いのが明らかになってきた。
まじめで慎重な一面もありながらも、感情豊かな人間なんだなあと思ったり。

島に来た当初は島民と距離を取ろうとしていたけど、島民と触れ合いにつれ、喜怒哀楽の表現を取り戻していった
→書にも表れるようになった、ってな感じなのかな??

投稿 : 2021/06/03
閲覧 : 299
サンキュー:

13

めろん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待しすぎた

主題歌が好きで見てみたけど…
思ってたより、ストーリー浅かった。
あたしは、九州人だから方言わかるけど
一緒に見た東京人の友達は
セリフなんて言ってるか
全然わからないって言ってた笑

投稿 : 2021/06/01
閲覧 : 305
サンキュー:

5

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この島じゃ、1人になれない

すごくいいお話でした。自分の好みにもドンピシャでしたね。
ストーリーとしては書道の先生を殴ってしまったことで島に流された主人公が島に住む個性的な人たちとの触れ合いを経て成長して行くという話です。
日常系アニメって感じのテイストながらテンポが非常によくギャグも冴えていて見ていて飽きることがありませんでした。
個人的には半田に彼女が居るかという話で美和とたまこが盛り上がっている中、なるがソワソワしてるのがツボでした(笑)
それと、OP曲の「らしさ」の歌詞が本作のテーマとも重なっていてとても良かったです。
私の一番好きな漫画で「よつばと!」という漫画があるのですがそれと似たような匂いを感じる作品でした。また見返したいです!

91/100点

投稿 : 2021/05/04
閲覧 : 250
サンキュー:

11

かとー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

イマイチ

評価は高いし、安定の小野Dだけど、自分はあまり刺さらなかった。微妙でした。キャラも魅力を感じなかった。

投稿 : 2021/04/23
閲覧 : 247
サンキュー:

4

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ばらかもんのストーリー・あらすじ

書道家の半田清舟は、ある受賞パーティーで書道展示館の館長を殴ってしまう。見かねた父親は半田に「自分の人間として欠けている部分」を見つけさせるため、彼を自然豊かな五島へ送り込む。

そこで彼は天真爛漫少女・琴石なるをはじめとする個性的な島民達と出会い、親交を深めていく。田舎独特の人間関係に戸惑いながらも、半田は新しい何かを見つけ始めていた。(TVアニメ動画『ばらかもん』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年夏アニメ
制作会社
キネマシトラス
主題歌
≪OP≫SUPER BEAVER『らしさ』≪ED≫NoisyCell『Innocence』

声優・キャラクター

小野大輔、原涼子、古木のぞみ、大久保瑠美、内山昂輝、遠藤璃菜、木村聖哉、潘めぐみ、徳永悦子、立木文彦、諏訪部順一、梶裕貴

スタッフ

原作:ヨシノサツキ(掲載『ガンガンONLINE』スクウェア・エニックス刊)、 監督:橘正紀、シリーズ構成・脚本:ピエール杉浦、キャラクターデザイン:まじろ、美術監督:加藤浩、撮影監督:若林優、色彩設計:宮脇裕美、音楽:川井憲次、音響監督:若林和弘、音響効果:森川永子、書:原雲涯

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