wkr さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
理想的なろこどる像 やはり百合は素晴らしい
あらすじ
宇佐美奈々子は地方の田舎都市・流川市に住む高校1年生。高校生活にも慣れはじめた頃、市営プールがリニューアルオープンするので、仲良しの友達たちと遊びにいく約束をする。せっかくなので、新しい水着で遊びに行きたいっ!と、母親におねだりするも、けんもほろろに断られてしまう。そんなある日、市役所に勤める叔父の太田がアルバイト話を持ち掛けてくる。簡単なイベントの手伝いという太田の言葉を信じて、これで水着を買える!と嬉々としてアルバイトを引き受ける奈々子だったのだが、その裏では奈々子が想像もつかない計画が進行していた。(https://www.tbs.co.jp/anime/locodol/story/)
流川ガールズの2人が尊すぎて、久しぶりに悶えてしまいました。
作品名通り、普通の女子高生の主人公が【ろこどる】をする事になる話。主な内容はアイドル物、と見せかけて日常系です。主人公達のユニット「流川ガールズ」がとても仲睦まじくて、とてもまったりしていて百合百合です。2人の支え支えられの共同関係が素朴で非常に尊く、特に9話は関係性の描写が更に深まるので最高でした。個人的には百合要素の描かれ方もとても好みで、縁さんは結構イチャイチャしていて少し露骨なキャラだけど、恋愛感情だったりの生々しいのはなく、あくまでも"仲良し"という関係に留めてあるという関係性が堪らないです!!!!!!作画面は動きが少なく微かに予算の少なさを感じはしますが、絵は崩れて中安心です。こういうキャラの可愛さが重要視される作品で作画の崩れがなかったのは良かったです。この作品は「流川ガールズ」側に加えて、「魚心くん」側の2軸の関係があります。その魚心くん側の2人の関係性もとても微笑ましい素晴らしい信頼関係で推せます。舞台の流川市の人達もとてもあったかくて人情味のある雰囲気で、作品像がより一層確立したものになっていて良かったです。そして、何も打ち込んでいることがなかった普通の女子高生の奈々子が、アイドル(ろこどる)へと変わっていく成長ストーリー、流川ガールズが地元で愛されるろこどるになるまでのサクセスストーリーが一貫して描かれています。また、この作品のろこどるはとても理想的なろこどるです。地元愛があり、真剣で仲が良く親近感の沸く、こちらまで応援したくなるような2人は、作中でも良いろこどるとして描かれています。内情はブラックですが、この作品はとてもコミカルな雰囲気で良い意味で所々軽いです。この部分は雰囲気に落とし込まれていつつ、主人公達もろこどる活動に意義を見出しているストーリーもあるので見てる内はあまり気になりません。アイドル物としての面白みは他と比べて薄いかもしれないですが、メインキャラ達の日常やろこどる活動の描写が積み重なるごとにキャラの味や魅力が出てきて感情移入していってしまい、12話で爆発する感じの作品です。
全く上手く語れませんが纏めると、メインの日常系とアイドル(ろこどる)物要素がよく馴染んでいる上手な構成と、回を積み重ねるごとに味が出てくるキャラ達が魅力で、是非12話まで観てほしい素晴らしい作品です。特に百合、流川ガールズの仲睦まじい関係性は尊すぎます。原作も追います
追記:原作読んでます。ストーリーの流れがだいぶ違います。原作序盤の話はアニメの方は上手に膨らませていて、アニメの方が自然だなあと思いました。後半のろこどるフェスタ関連も実質アニオリ回でした。私が特に好きな9話の過去回想は、大事な部分の内容がまるっきり異なっていました。脚本かストーリー構成の人が取捨選択上手かったんですね。原作を改変してでも1つの良い作品を作るという考えは、私は"リスペクトがある場合は賛成"派です。このアニメ作品は、キャラの描き方や違和感のない丁寧な描写にリスペクトを感じる良い作品でした。
話毎に感想
{netabare}1話
アルバイトの話を持ちかけられ、ろこどるをする事に
こんな感じかあと印象が良く伝わる導入。冒頭から伝わる田舎感。パートの時給安いのがリアルでしたw主人公の叔父さんが汚い大人、でも雰囲気でコミカルに仕立て上げてるのが上手。アイドル物要素はグダグダですね、でもコメディチックで落ち着きます。歌い出したシーンがシュールで面白かったです。
2話
地域の仕事
日常系+アイドル物ですね。二人とも良い子で可愛すぎる!先輩後輩のあったかい関係性が微笑ましいく、あっさりした百合も感じます。百合本は登場しましたが。ろこどるの概要は世知辛いですねwボランティア扱いだから縁さんはこの仕事をしてるのかな?お金持ちだからお金目当てではないはずだし。
内容は友情回?縁さんの掘り下げもされて百合百合してて良かったです。地域のあたたかさも描かれたいい回でした。
奈々子ちゃんが縁さんに引けを取らないように、と頑張るストーリーもありますね。
3話
町おこし新プロジェクト発表会
新キャラ登場、この子は良い子だと一目でわかりました。安心安心。なにゃゆか良いですね。百合要素増してました。このくらいの百合加減は好きですが、この作品の場合は2話までの仄かな百合加減の方が良かったかな
OP曲良いですね〜最初の高音弦ブリッジミュートの期待感が好きです。ED曲も結構好きです。映像は一人増えましたね。作中キャラが歌ってる曲、良いですよね。魚心くんソングも印象的でした
4話
キャラの濃いマネージャー登場
自分達の大ファンとは、最高の仕事仲間ですね。不利益なことはしないだろうという安心感。その流川ガールズも理想的な仲睦まじさで最高です。でも、制服の画像とか際どい画像を載っけるのは良くないなあ(ネットリテラシーが)そこの所がコミカルに描かれてるのはう〜ん...
5話
目標は全国!(10秒で達成)
けいおん!味を感じます。速攻目標達成するのは笑いました。
魚心くんの設定は意外と深いw舞台はフィクションですけど、意外と細かな設定がしっかりしてますね
でも、今回後半(川のシーン辺りから)は少し退屈だったかな。ほぼ設定の説明でキャラがあんまり必要ない内容だったので
6話
ゆるキャラ大運動会
たまホッシーくん大人気なさすぎるw叔父さんも良い人でしたね。マネージャーはゆい先輩はネットにアップしてないよね?流石に
7話
大運動会、テレビ放送&新キャラ登場
水着回ですね(3回目くらいの)。新キャラは魚心くんの増員。リアルですねw流川ガールズも安定の可愛さで段々と成長していってるのが嬉しく思えます。あと6話あるのはありがたいけど、終わった時悲しくなるパターンかな...
一貫してコミカルな雰囲気で、日常系要素とアイドル要素(ろこどる要素)のバランスが良く、特にろこどる要素がテンポよくしっかりしてるのは良いですね。今回、ED映像に一人増えました
8話
仲良くなる回
魚心くんソング多すぎ問題w今回2回流れました
魚心くん側にキャラが増えたので、ろこどる側と魚心くん側のニ軸になりました。仕事をする上でそれぞれ大切にする価値観が描かれていて、話に深みが出てきました。魚心くん側の二人は信頼関係がしっかり築かれていたのでテンポが良くて微笑ましかったです。宙返り禁止の所は安全周りがしっかりしていて良いですね。
キービジュアルしか知らなかった時は縁さんしか気にならなかったですが、回を重ねていく毎に奈々ちゃんや他キャラが可愛く思えてきます。最初はアニオリ作品かな?と思ったけど調べてみたら原作あるっぽいので、見終わった寂しくなったら原作読みます。
9話
あぁ^〜運命!!!!!
ろこどる関係者が全員同じ学校の生徒→裏で関わってるって発想はなかったw
奈々ちゃん→叔父さん(責任者)の姪だから+その他諸々、縁さん→元市長(縁さんのお爺さん)の推薦 らしい。
奈々ちゃんは卑屈に捉えてるけど、要するに信用されてるってことですね。
いい回!地味に伏線回収。縁さんは奈々ちゃんがろこどる活動のきっかけだったんだなあ。お互いに支え支えられな良い関係性で素晴らしい百合回ですなあ^〜もう最高。このご都合主義は良いご都合主義です。この百合具合も慣れてきて、今回は特に堪りませんね。次回予告にまで百合が詰まっている...!
10話
ろこどるフェスタに向けて曲作り
wktkなんて用語、普通の女子高生は知らん!新曲発表焦らすなあ、でもこの曲は最終回とかにお披露目してほしいな
奈々ちゃんはろこどるメンバーの中では足手まといかもだけど、側からみれば真っ当なろこどるなんだなあ。成長を感じる
11話
フェスタ前夜祭
ろこどるを良いイメージ像で描いているのは最低限ですかね。イメ損はいけないから。
12話
ろこどるフェスタ
こっちまで緊張してきた...
あああああああああ!!!!!!!!!!、、!!堪らん
ライブシーン何故か涙でました。ろこどるは地元人気が大事というのがよく描かれてますね。最初はぐだぐだで認知されてなかったけど、次第に周囲に認められて今ではろこどるとしてしっかり定着してる、良いサクセスストーリーです
13話(円盤収録回)
夏休み最終日
2人が理想的なろこどる像過ぎますね。真剣で地元愛があって地元でも他でも愛される素晴らしいろこどる。地元で愛されるまでのサクセスストーリーが描かれていました。AWA2GIRLS側の視点が良い味出してますね。
終わってしまった...寂しい(日常系はいつもこんな反応してる気がしてきた)
OVAのクリスマス回
飛んだなあ。原作読みたくなる。
{/netabare}
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